2/29(月) 駿府・晴れ後雷後曇り

 本日は指定休日につき,ゆっくりのんびり作業しようと思ってたら,サーバ類が全て死んでた。どうやら丑三つ時過ぎに職場全体が停電したらしい。慌てて私設サーバルームに駆けつけて電源復帰させたのだが,代々受講生のWebサイトを格納したCentOS7マシンがリセットしまくって起動できず焦る。一度バックアップ用のUSB HDDを外してみたら無事起動,再度繋げて事なきを得る。はーしんど。

 予定通り,山下達郎のコンサートで英気を養い

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「LAPACK/BLAS入門(仮)」の原稿を上げる。全体的な手直しをしつつ,懸案だったWindows環境下でのサンプルプログラムのコンパイル方法の解説も準備。MAGMAのコンパイル,Windows化で滅茶苦茶時間がかかるということだったのでGPU用のプログラムは断念し,Intel Parallel Studio XE 2016 Composer Editionのお試し版を突っ込んでこの環境下でのコンパイルだけはできるようにした。結果はこちらの記事に書いた通り。一応これで良しとして,Intelコンパイラなんて入手できないよーという人のための環境づくりはオイオイ追加していきましょう。まぁでもこれにてとりあえず一件落着。

 さーて,来年度からは面倒なお仕事が増えそうで気が重いのだが,まぁプログラミングで気を紛らわせつつ人生の後半生を頑張って生きましょう。ちょうど定年までの折り返し地点なので,3月中には研究室の掃除,絶対やるぞ! やるぞったやらるぞ!

 寝ます。

How to compile a LAPACKE program on Windows 8.1 x64

 Windows 8.1 x64環境下でのIntel Parallel Studio XE 2016 + Visual Studio 2016を使ったLAPACKEプログラムのコンパイル方法のメモ。

1. 必要な環境変数一切合切を用意してくれるCUIショートカット「コンパイラ―16.0 Update 2インテル(R) 64 VS2015環境」を起動

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2. LAPACKEソースプログラム”lapack_dgesv_mkl.cを置いた”c:\lapack”へ移動

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3. シリアル実行の時はicl (C/C++コンパイラ) を使って,例えば

c:\lapack>icl lapack_dgesv_mkl.c /link mkl_intel_lp64.lib mkl_core.lib mkl_sequential.lib

とする。

4. Intel Threadを使ってパラレル実行の時はiclコマンドを使って,例えば

c:\lapack>icl lapack_dgesv_mkl.c /link libiomp5md.lib mkl_intel_lp64.lib mkl_core.lib mkl_intel_thread.lib

でコンパイル。
Core i5-2500 (4 cores)で実行すると下記のようになる。

2/21(日) 駿府・晴れ

 ふに~,ここの更新,だいぶ日が開いてしまったが,それだけ真面目に日々の業務に勤しんでいると思ってくれるとありがたいがそんなわけないのでまぁ適当にやっておるわけであります。

 とは言いながら,一応は今週末の締切に向けて「LAPACK/BLAS入門(仮)」をブラッシュアップしておるのでございますよ。一巡したところでもう一回磨き上げているところ。いろいろ不満があるけど,それつぎ込んでたら終わりそうもないし,ウソ書いちゃいそうになるので抑制しているのだ。ってすでに大嘘混入してたりして。その節はサポートページ経由でお知らせいただけると幸いでございます。

 とゆーことで,サポートページを多少でも見栄え良くしようと,トップページ以下にBootstrapを仕込む。一時はMovableTypeWordPressで再構築しようと思ったのだが,あまりメリットがなさそうなので手動のままのマイナーバージョンアップで済ませることにした。トップ以下もメンテナンスが必要な部分は書き換えている。スケジュールページはだいぶマシになったかも。

 そういえば,ここの記事更新さぼっている合間にも,研究室の公式ページはチマチマメモを書き込んでいたりする。完全WordPressで構築したのでかなり楽させてもらってますが,抑制気味に書かざるを得ないのでつまらんところがありますな。ま,あちらは定年まで持てばいいから,Webプログラミングの勉強がてらチマチマやり続ける予定。

 つーことで,今週は山下達郎コンサート行って英気を養いつつ,原稿最終チェックに勤しむのであります。がんばんべー。

QDライブラリ文書の日本語訳

 QDライブラリの文書を日本語訳したので公開。Bailey先生にお伺い立てたら迅速なる対応を取って頂いてサクッと公開の許可が下りた。

 [PDF] http://na-inet.jp/na/qd_ja.pdf
 [TeX] http://na-inet.jp/na/qd_ja.zip

 どーも頭が固いもんで,一度日本語しないと頭に入った気がしないという年寄りの悪い癖。問題ありましたらお知らせ下さいませ。>QDに詳しい人

 以下はソースに同梱した文書(readme_ja.txt)。

%—————————————%
% qd_ja.tex tranlated by T.Kouya
% How to compile: platex qd_ja (in qd-2.3.x/docs directory)
% Translation Permission: 2016-02-02 (Tue)
% Translation Version: 0.1 2016-02-02 by T.Kouya
%—————————————%
1. 初めに
 本文書は,QDライブラリ (qd-2.3.17.tar.gz)のdocs/qa.texを日本語訳したものです。現著作権はQDライブラリに付属します。日本語訳は幸谷智紀(tkouya@cs.sist.ac.jp)が行いました。

2. 文書のコンパイル
 qd-2.3.17を解凍してできるdocsディレクトリにこのqd_ja.texを置いてplatexでコンパイルして下さい。図版は全てオリジナルのものを使っていますので,本文書の配布物には含まれていません。

3. 訳語について
 「double-double」については「倍々(倍倍)精度」という訳語が使われているケースが多いようですが,そうすると「quad-double」を「4倍々精度」とせねばならず,4倍精度と間違いやすい上に,「倍々」という語感が好きではないので(bye-byeに聞こえて仕方ない),本文書では「double-double」を「DD」に,「quad-double」を「QD」と簡略形を使って表記しています。

4. 謝辞
 本文書の公開に当たって関係各位に根回しして頂き,迅速なご許可を取りつけて頂いたDavid Bailey教授に感謝致します。