冬なのに夏日になったりとめまぐるしく気温が変化してきたが,今週はようやく寒気が定着したようで,朝晩はコートの裏地がないと辛くなってきた。クリスマスや正月は普通の寒さになりそうである。年のせいか,変化に弱い体質になってきたので,冬は普通に寒くなって欲しいものである。
・・・というように,日本人の日記は必ず天気の記述から入るのだが,これは俳諧に繋がる発想なんだということを,古本屋で入手した紀田順一郎「日記の虚実」で理解した。俳人ぶるつもりはないけれど,自然の一部として生きているという実感を得るのは良いことだし,これからもワシはまず天気の感想から入ることにしよう。
つーことで,「多倍長数値計算入門(仮)」は最初から書き直しのフェーズに入って+20ページ。最後の最後で第8章の論文コピペ部分がどーにもおサマランので全面的に書き直すことになり,書き直すとなると記述の裏付けとなるプログラムを書かなきゃいけなくなるので,昨日はMPFRのマニュアルにあるNewton法のサンプルとを一般化するプログラムを書きつつ,C++で型変換ルーチンを整備した。混合制度反復改良法をきちんと書こうとすると道具立てが必要になって面倒くさいことこの上ない。まぁ「MAPACK使え」「exflib使え」「BNCpack使え」で済ませればいいのかも知らんけど,ベース部分のMPFR/GMP, QDの上物についてはコンパイラ言語じゃなくてJuliaやPythonやMATLABでいいじゃね?っつー雰囲気もあるしで,ここは,既存ライブラリや動的言語みたいな飛び道具使わずに地に足のついた記述を心がけたいものである。
つーことで今週末には脱稿してFさんに原稿送付,今年の仕事に人区切るつけることにする。少ない脳細胞しかない頭をフルにつかって仕事できるのも3月までだろうしなぁ。しかも1月からは新規のプログラミングのお仕事が入るかもだし,頑張って書き書きしましょう。
今日は鋭気つけて明日からまた頑張ります。