4/7(日) 駿府・曇時々晴

 コロナ禍明け初の静岡まつり二日目。毎年,大御所と称して芸能人が練り歩くが,松潤を期待していたワシとしては残念なメンツのようである。まぁ賑やかしだから誰でもいいっちゃいいいんだろうけど,にしても大御所演じた役者が駿府に来ないのは市民感情として解せん。
 ソメイヨシノはちょうど満開。ここのところ,温暖化の影響か静岡まつり当日は葉桜めいていることが多かったが,今年は開花直前に寒気が押し寄せて蕾を固くさせたせいか,タイミングがピッタリとなった。良きかな。

 いよいよ本年度の講義開始が明日となった。毎年のことではあるけど,今回は特に感慨深いモンがある。私的Python入門書のデビューだが,さて受講生が増えるやらどうやら。例年,専門の選択科目は受講生が減っており,昨年度末まで使っていた数値計算本は取りやめ,一応はプログラミングと理工系の素養があることを前提とした入門書に切り替えたのである。さてどーなることやら。

 受講生が減るのはひとえに教師の力不足で,そこんとこ何とかするのが令和の教師力とゆーモンであるが,いかんせんこちらの趣向と本学学生の趣向が合わん以上は,大人が譲るところは譲らんといかんわな。とゆーことで書いてはみたもののまだ完成に至らず。昨年度のコンピュータネットワーク同様,やりながら完成を目指していくことになる。頑張りましょう。

 とまれ,これで新年度向けに書くべきものは全部書いた55歳の春。四捨五入して還暦に突入した以上はまごう事なきアラカンである。5年経てば赤いちゃんちゃんこが待っているのだ。厚生年金満額支給年齢まで10年である。一人仕事がマトモにできるのもあと5〜6年というところ。反面教師連中は放置プレイ,やれることやって最終講義(あるのかしら?)を迎えたいモンである。

 激動の年度の初め,さて気合い入れて頑張らねば。風呂入って寝ます。