猛暑の夏の名残が11月まで続いていたが,ようやっと12月が近づくと西高東低・冬型の気圧配置が何度か訪れるようになり,日本海側に雪やら雨やら雷を引き受けてもらう代わりに太平洋側はピーカン晴れを満喫できるようになってきた。ということで本日も室内では暑いぐらいの直射日光を浴びつつこれを書いている,贅沢なことこの上なし。
11月は東京行き一件。R大学RK学部S学科のO研究室同窓会にゲスト参加してきた。会場の鶏料理主体の居酒屋,なかなか美味でございました。白湯鍋は自宅でもやってみたいっすな。
昭和の遺物みたいなおんぼろビルながら,居酒屋の内装は真新しく,よくぞこういう店を見つけてきたなと幹事K君に感謝。O先生,古希+5年ぐらいながら,お元気でございました。相変わらず頭の回転早いっすな。愚鈍なワシは完全に別方向の職人芸を極めることになったけど,ま,自分の属性と持ち味を今の環境にどう生かすか,人生の最適化はそこに尽きるなと達観するに至った次第。また来年もやるそーなので,その時まで元気で過ごすことにしよう。
ここんとこ週一で自宅からほど近い静岡駅前キャンパスでお仕事している。何もないところはコーディングに集中するか,疲れたらネットサーフィン(古いなこの表現も)するしかないので割と気に入っている。真新しい広々としたスペースもいいし,駅前の眺めもいい。
堪能するなら今のうちである。来年からは北摂の山の中と総持寺の住宅街+イオンとの日々になるしなぁ。
先週は名古屋大学にて数理・データサイエンス・AI教育強化拠点,第2回東海ブロック会議にポスターセッション参加。不愛想な面で自作ポスターの前でたたずみつつ,参加者用にサーブされたコーヒーやら紅茶やらケーキやらのを貪り食う。
次年もこういうところに参加して英気を養いたいところだが,近畿ブロックには参加していないらしい。働きかけぐらいはしてみようかな。
昨日は七間町寄席(ななよせ)にて圓菊一門の重鎮・菊之丞と若手筆頭。文菊の落語4席を堪能する。年末恒例「芝浜」,あまり好きな話ではないんだが,菊之丞師匠の軽やかなアレンジが心地よかった。この方,出てきた時から口調が若手っぽくなく,枯山水みたいな落ち着いた芸風だったのが,五十路に入ってからは板についてきた感じで,これからますます良くなるだろうと期待大。ななよせ復活第1回の7年前に来られたそうで,そうなると次は還暦+3年後か。ワシも定年間近で気楽に聞けるかと思うと楽しみである。
さて,今週は大師匠の年末恒例墓参り,次週は沖縄で研究発表,その次は山口から大阪と目まぐるしく移動するスケジュール。まさに「師走」である。金と時間と体力があるうちに駆けずり回ってカウントダウンに入った現役生活最後の彩りを作らないとなぁ。
そうそう,いしいひさいち大先生の週めくりカレンダー,次年から使うべく購入。結構分厚いので驚いた。
多分古希を超えているはずで,最近は奥様がコミティアに出られたり同人誌作ったりしつつ,小説新潮でも連来を再開したりしてご活躍著しい。4コマ漫画にストーリー性を与えたり,現実の人物をキャラ化したりしただけに飽き足らず,「ROCA」のようなストーリー漫画をものにしたりして話題になったり,さすがというほかない。真似したいとは思わないが,やれることをやらんと人生もったいないなと,重鎮から教わること多しである。
つーことで年末まで走りまする。