12/22(土) 掛川->東京・曇時々雨

 どよんとした空の下,東京へ向かう。出発時にグズグズしたせいで10時5分掛川発のこだまに乗ることになってしまった。グズグズの理由は,炊いてあった飯の始末。ちょうど買い置きの海苔を切らしており,海苔なし・梅干しembeddedな白い飯玉を作って昼飯用に持って行くことになった。その決断に手間取り(海苔なしの飯玉をおにぎりと称するのは日本人としていかがなものか,そもそも海苔なしで神聖な飯を握って良いものかどうか,等),予定より2時間遅れで出発したのであった。
 
 車中,伊丹映画の駄作について思いの丈を書いてみたら,随分長くなってしまった。これぐらいでいいか,と気がついたらもう東京駅である。人生は短い。
 まずは翻訳本の営業のため,某大・某教室へ向かう。以前の建物は内装工事のため,某(某ばっかりや)大手電機メーカの元本社ビルに移転していた。エレベーターが10機もあって壮観。移転前の建物はあれだけの学生が出入りしているにも関わらず,一機のエレベータでやりくりしていたことを思えば隔世の感がある。ま,いずれは元の一機ビルに戻ってしまうのだが。
 お留守だったので,翻訳盆の宣伝メモのみ残して去る。後でメールを頂き,すれ違いだったことが判明。2巻お揃いで常備しておくとよろしいですぜダンナ!(女性だけど),とお返事を宿で書く。ま,ワシがプッシュしなくても一揃いは買ってくれるとは思うが。
 営業の後,御茶ノ水及び東京丸の内の丸善で本を漁る。久々の大量買い。相変わらず,フリースタイルの「このマンガを読め!2008」と遭遇出来ずに泣く。

もっと増刷して平積みを目指さんかい,吉田保のバカぁ〜

 リベンジは明日,神保町にて果たすことにする。・・・高岡書店に置いてなかったら,下北沢まで殴り込んでやろうかしらん。
 とりあえず,本日購入分のご紹介をしておこう。
 ・福満しげゆき「僕の小規模な生活」1巻,講談社(青林工藝舎刊行のものの続き)
 ・大槻ケンジ×西炯子「女王様ナナカ」徳間書店
 ・木村紺「巨娘」1巻,講談社
 ・内田麻里香「恋する天才科学者」講談社(一部はほぼ日で読める)
 ・鹿島茂「神田村通信」清流出版
 ハズレなし,というラインナップ。講談社に思いっきり貢いでいるような気がするが,まあ刊行物の割合からいって仕方がないか。このうち鹿島茂を除けば全部エロ特集に組み込めそうな・・・こじつけだけど。つーことでぷちめれは後ほど。
 本漁りの後は大師匠の所へ。星新一とか夏目房之介とかを愛読している身としては,このあたりに近しいものを感じてしまう。
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 そーいや,この文字書いたのって・・・
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やっぱ,あのお方,だよね? ・・・ところでMSって,松尾スズキか?
 この通りの先に,星新一の自宅があったんだよなあ(今はない)。
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 翻訳本をお渡しした後は,例によって大師匠と世間話。ま,殆どはワシの愚痴なのだが。どうもお邪魔致しました。
 宿に帰って温泉に浸かって,人心地着いたのでこれを書いている。さて,これを書いたらもう寝ます。明日は東京駅コインロッカー争奪戦に参戦しなければならないのだから。