9/17(土) 掛川・晴

 ボチボチやらねばならぬことにようやく手がつくようになった。本日のお仕事はそこまで。あとは二日でどこまで突き進めるか,である。
 頼まれていた研究発表会は御同類がいっぱいいて午後のスケジュールが満杯につき断念することになった。代わりに10月下旬に地元の中学生さん相手にサーチエンジンの話をすることになった。で,その資料用にと,ふざけた書き出しから真面目な中身へとバリバリと書いている。最初の意気込みはともかく,どこまで書けるかな? バカでも何でもやりとおしているといつのまにやらどーにか書けてしまうもんであるから,ともかく書くしかない(何を言いたいんだ>をれ) ということで,こんなことも書いてしまうのであった。
「人間社会は,人間同士の信頼関係を相互に張り巡らせた『Inter-人間』ネットワークです。これによって社会が成立しているため,如何に多くの人から信頼してもらうか,そのことによって経済的社会的な豊かさを手に入れることが出来るようになっています。従って,悪意を持って人をだまくらかすことで他人より一歩抜きん出ようという小悪党の大部分は(ということは多少の例外はあるということでもあります),信頼関係のネットの枠からハズれてしまい,逆に自分が落ちていってしまいます。 WebやメールといったInternet上のアプリケーション世界においても,コミュニケーションしている主体は人間ですから,この原則は変わりません。地道な信頼関係抜きにむやみやたらに自分のWebページからリンクを貼ったりメールを出したりしても,そのWebページの評価が上がることはありませんよね? 真っ当な人(Web)である,と既に認知されているところから信頼してもらい,その結果として真っ当なWebページからリンクして「もらう」ことによってしか,評価を上げる道はありません。この「信頼できるWebページからのリンクは信用しても良い」という原則を最初に大規模に実現し,我々に見せてくれたのがGoogleだったのです。」
 うわー,説教くせー。年よりくせー。ま,年寄りだからいいや。でも「信頼の連鎖」ってのをきちんと理解しないと,真っ当な努力なしに「GoogleのPageRank(TM)を挙げる方法はないか?」という間抜けな質問をする輩になっちゃうんだよなぁ。原理原則をコッテリ書く,という文書になる予定。しかしこんな調子でホントに書きあがるのか?
 寝ます。