暑い。雲が多いので,太陽の照りつけはそれほどではなし,東京と違ってこちらはヒートアイランド現象とは無縁だ。よって,暑いといっても大気まではゆで上がっておらず,そよ風が心地よいと感じる程度である。田舎暮らしをしていてありがたいと思うのはこーゆー時ぐらいであるな。
しかしワシは家事仕事が義務なので,毎日一リットル消費する麦茶を補給したり(水出しなんぞは邪道である),カレーを温めたり(レトルトにあらず),布団を干したりシーツやタオルケットを洗濯したりトイレを磨いたり・・・と,室内でバタバタするだけで汗をごっそりかいてしまうのであった。こんな暑さで相方が濡れ落ち葉野郎では,家庭から吐き出されるのも当然と言えよう。
まったり過ごします(昨日の決心はどうした・・・)。
8/10(金) 掛川・快晴
雲一つないピーカン晴れ。
暑い,暑いわっ!
取りあえず,OY数理学会年会予稿は送ったので(確認メールぐらいよこせ,と言いたい),避暑のため,掛川中央図書館へ逃避することにする。
ではまた。
ただいま。今日は帰省ラッシュ初日だそうだが,図書館には居場所がない老若男女&ガキばっかりである。結構混んでいたが,座るところがない,という程ではない。最近はどこの図書館でも受験勉強をする輩を排斥する張り紙があるせいか,高校生が殆どいないなーという感じ。城の隣は有名な進学校なのだが,今の高校の図書館にはクーラーがあるのかしらん?
ぱらぱらと新刊を眺める。へー横溝正史の自薦作品集が今でも出ているのか,とめくってみたらこんな文句があった(P.332)。
「いったい,私は物をかんがえるためには,歩きまわらねば駄目なのである。家の周囲からはじめて,しだいにその散歩回路をひろげていって,やがて気ちがいみたいに歩きまわっているうちに,混沌としていた思考の靄が,ようやく,ひとつの形に凝固してくるのである。
ところがこの暑さでは,一番大事な散歩が出来ない。炎天下の散歩は,私の健康にとっては何よりも危険なのである。つまり,いまの私は,脳細胞に刺激をあたえるための,唯一の手段を封じられているのも同じことである。」(「探偵小説の構想」宝石 昭和26年10月号より)
やっぱり暑いのが苦手な人は,昔からいたのね。逆に,暑ければ暑いほどいい,という人もいるけど。
酒井順子の「女子と鉄道」もあったので,「女子って年か?」というお約束のつっこみを入れつつ,ぱらぱらとめくってみる。ふーん,のと鉄道も乗ってたんだ。確かに,あの地元民(ジジババと高校生)乗客に鉄っちゃんが一人混じると違和感ありまくりだったモンなぁ。田舎でくすぶっていたワシはそやつらに「死ねよ馬鹿光線」を浴びせかけていたのだが,今頃そやつらの一人でも死んでくれていたら嬉しいなぁ。
酒井はぬるーい鉄道好きなので,折角遠方に出かけても寝こけたりして,甚だ意気の上がらない旅をしているようだ。そこが持ち味であるけれど,読んでいるこちらも眠くなってきたので,さっさと書棚に戻しておくことにする。やっぱエッセイは相性って奴が大きいね。
CoCo壱番館のカレー値上げとのこと(PDF)。材料費の高騰が原因ということだが,こうしてボチボチと消費者物価が上がっていくのかなぁ。デフレよりインフレが期待されている昨今なので,常連のワシとしてはちと痛いが,日本経済にとっては歓迎すべきことなんだろうな。
うう,本日もまったりと過ごしてしまった。投稿しようとしている論文はまだ仕上がっていないし,サーチエンジン本はあるし,blog講座の資料も,××の資料も作らなきゃ。一週間しかないんだもんなぁ。頑張ろうっと。
頑張るのは明日にして(こういうのが一番あてにならない),今日は寝ます。
8/9(木) 掛川・曇時々晴
この日記はなるべく天候のことをタイトルと本文の最初に書くようにしているのだが,一番迷うのが「晴時々曇」と「曇時々晴」の区別。所詮はあまり根拠のない印象に基づいて書くしかないのだが。ここんとこの天候は「曇」の合間に時々晴れ間が出る,という感じであり,夏らしく気温は高めに推移しているものの,昨年と違って熱帯夜というものが少な・・・あ,今セミがワシの住むアパートの壁に激突した模様。「コン」という鈍い音がした・・・合掌。でも死んじゃったかどうかはワカランが。
昨日は三島にて営業活動に励み,

ちょっと職場によってから予定通り浜松のJUSCOへ。晩飯代わりにたこ焼きとアイスコーヒーという珍妙な組み合わせを食う。

書店を覗いたら,「毎日かあさん・出戻り編」が売り上げTop1に輝いていた。アル中ダンナの最期を見取ったサイバラは大作家への道を着々と歩んでいくのであるなぁ。
本日はまったりと過ごす・・・訳にもいかないが,いつも通りの現実逃避中。どーなることやら。
Office 2000しかない我が家にExcel 2007のファイル(xlsxファイル)が届く。確か互換性保持のためのパッケージがあったよなーと捜してみたら,やっぱりあった。Office 2000~2003まで対応可能な優れもの。早速インストールして,2007形式のファイルが読めることを確認。しかしやっぱり2007形式での書き込みはできないのであった。つまりは買えってことな訳ね。
Vistaの大規模update。こんなにあるならSP1とでも名乗ればいいものを。あ,ワシが引っかかっていたトラブルも直っているようである。
PCを休止状態から復帰させると、PCがデフォルトゲートウェイのアドレスを忘れる
どーりでDHCPで接続していたVistaが復帰後に繋がらなくなっちゃう訳だ。試してみよっと。
・・・と逃避のためのネタには事欠かない夏の一日でありました。
Movabletype 4入門・・・概要
思いついたときにボツボツと,私家版「Movabletype 4入門」の内容を書いていく予定である。blogのことはやっぱりblogに書くべきだよねぇ。とゆーことで,久しく使っていなかった”About blog”カテゴリを活用することにする。
まあ90分の内容だけならそんなに盛りだくさんにはならないが,それなりにまとまった資料を作ろうと思うと結構な量になりそうである。どこまで出来るかは不明だが,ま,できるところまで書いていきたい。
で内容だが,こんな感じかな。
0.Webとは?
・Webの歴史と概要(WebサーバとWebクライアント=ブラウザ)
・HTMLとCSSの機能分担
・”ホームページ”(Webページ)を作るには?
・CGIとは?
・HTML+CSS+CGI = blog(CMS)
1.Movabletypeの機能概要
・ユーザ管理
・blog管理
・記事の作成・更新・削除
・コメント機能
・トラックバック
2.使ってみよう!(1/2)
・ログイン・ログアウト
・blogの新規作成
・記事の作成1・・・文字のみ
・記事の作成2・・・文字+リンク・引用・文字拡大等
・記事の更新・・・文字+画像upload
・動画の埋め込み・・・YouTube動画(ニコニコ動画は刺激が強いか?)の埋め込み
・記事の保存・・・Export
・練習問題・・・リンク・引用・文字修飾・画像の入った記事を1, 2本書く課題(お手本通りにやるものと自由課題)
3.使ってみよう(2/2)
・コメントとトラックバック
・コメントを書いてみる
・コメントを非公開・削除する
・トラックバックを飛ばしてみる
・トラックバックを管理する
・練習問題・・・コメント(リンク付き)とトラックバックを使った課題
4.blogのカスタマイズ
・Movabletypeのデザインの要はCSS
・blogのCSSを変更してみる
・blog記事の周囲を変更してみる
・MP3ファイルの自動更新(iTunesとの連携)
・練習問題・・・CSSの変更,blogデザイン全体のカスタマイズ,iTunesと動画(MP4, QuickTime)の連携
5.Movabletypeのインストールと管理
・用意するもの・・・TCP/IP,OS, Webサーバ(Apache),Perl,DBMS(MySQL)
・UNIX環境へのインストール
・Windows環境へのインストール
・・・絶対無理だな。1,2,3の一部を教材として使うぐらいが関の山か。ま,構想は構想。理想だけは高く持っておこうっと。
8/7(火) 掛川・晴
あじあじあじ。7月の疲れが出たのが,いつまでも寝床でウダウダして起きられないのである。ダラダラと本日も生活をするのみ。
といっても休み明けの準備(「ブログ体験」がワシの担当,既に定員は埋まったそうな)もせねばならないので,MovabletypeのVersion 4 betaをインストールしてみる。ほぼこれが正式出荷版になりそうだ。
しかしまー,インストールはすんなりいったが,ある程度UNIXの素養がないとかえって難しくなったような気がする。
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mt-config.cgiぐらい自分で書かせろよ,と言いたくなるな。
インストール後のinterfaceもがらっと様変わり。それなりにシコシコ動いているところはさすが・・・だが,所詮はlocalhostで試運転しているだけだからなぁ。
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休みに入ったら,現実逃避がてら,ボチボチ資料作りに励むとするか。
へー,夏目房之介さんが学習院大学の先生になるのか。学問になり得るマンガ評論を作り上げた開祖だから,当然と言えば当然。今までOfferは山ほどあったろうけど,一番条件の良いところを選んだということなのかしらん。
明日は三島へ出張。午後は早々に帰還して職場に顔を出してから,いつもの通り,浜松へ買い出しに行こーっと。