ここんとこ久しぶりに冬らしい気温が続いている。暖冬だったので,肌を刺す冷気という奴とは無縁だった皮膚が敏感に反応してくる。それでもまだ遠州名物空っ風は殆ど吹いていないので,平年よりは気温が高めであることは間違いない。このまま冬を体感せずに春を迎えそうな気がする今日この頃な訳です。
昨日は静大非常勤。今年度はやたらにメンドクサイ課題を出しまくったせいもあってか,履修者大幅減となった。で,講義となると更に人が減る。前回の課題を提出したらそのままフケる奴が結構いるようである。・・・ま,ワシにも覚えはありますがね。
そういう時には講義時間内に課題提出を義務化し,これをチェックすることで前回分も含めて出欠を2回分取ってしまうのである。つまり,前回分が提出されていても,今回分が提出されていなければ2回欠席ということになる訳である。
ほほほ,ざまぁ見やがれと嘲笑しながら課題の採点をするときの醍醐味といったらない。ああ,教師になって良かったと思う今日この頃な訳です。
そーか,今日は節分か。外地育ちのワシにとっては単にでかい声を張り上げながら虚空に豆をまいて自分で拾って食うだけの日なのだが,西日本では何でも長い太巻きを切らずにそのまま食うという,訳のワカラン儀式を執り行う日であるらしい。最近はコンビニでもこの太巻きを予約注文できるようになったらしく,ワシの行きつけの所でもこの広告をよく目にする。
この儀式が存在する合理的理由が,ワシにはとんと理解できなかったのだが,先ほど判明したので,ここでそれをご紹介したい。
これは,西日本における「姥捨て」の儀式だったのである。
ここんとこ,正月になると老人が餅をのどに詰まらせて病院に担ぎ込まれるというニュースが必ず流れるが,「恵方巻き」を食って死んだという情報はさっぱり伝わってこない。これは不思議なことである。あの柔らかい餅を雑煮の汁と一緒にすすっていても事故が絶えないのに,あんなでかくて太いものを年寄りに食わせておいて,事故らない筈がないではないか。それとも,年寄りはあの儀式を免除されているとでも言うのか? そんなはずはないではないか。老人こそ,縁起を担ぎたいものなのである。やっていないはずがなく,それで事故報告が上がってこないというのは,これは「姥捨て」という儀式に他ならず,そのため,たとえその結果として不幸なことになったとしても,親類家族はそれを一切報告しないだけなのである。
ああ,西日本恐るべし。・・・という下らないことでも考えていないとやっていられない,今日この頃な訳です。
あー,こんなこと書いている暇はないのであった。今日もいそいそと出勤の準備をする今日この頃な訳です。
1/31(水) 掛川・?
ふひー・・・,昨日は午後ずーっと予稿をカシカシと書き,夜中の1時過ぎに第一次稿up。布団に倒れ込んで,朝7時に起床,朝飯も食わずに最終チェックの上,一応完成とし,食パンと魚肉ソーセージをくわえ込んで郵便局に駆け込んで速達で予稿と諸々の書類を送付する。・・・今時,カメラレディ原稿を送らなきゃならんとは一体何処の学会だ?とお疑いの方はこちらを見られたい。・・・どーゆー訳か,それとは別に予稿のPDFファイルとアブストラクトのテキストファイルをメールで送信しなきゃならんのである。経費節減のためなのかなぁ,とも思うが真相は不明。
これで何とか一息つけたものの,来週いっぱいに論文の直し作業も片づけなきゃならん。それが終わるまではぷちめれも○○○○○購入記もお預けである。2月いっぱいは無理だな,こりゃ。「ネオアズマニア」1・2・3や「逃亡日記」や文庫版「新編 軟弱者の言い分」「すばらしき愚民社会」の感想をネッチリ書けるようになるのはいつの日か。嗚呼。
大爆笑な記事。ワシみたいなおっちょこちょいが強盗をしでかしたら,さしずめこんなもんだろうな。
ダラダラしながら寝ます。
1/28(日) 東京->掛川・曇
昨日は定例の同級生との飲み会・・・だったのだが,行きつけの日本酒専門店が店じまいして以来,焼き肉屋でダラダラとビール片手に中年親父の情報(愚痴と同義)交換会と化している。
今回,千葉県地方公務員の尽力により,その行きつけだった店のなれの果てが発見されたので行ってみた。
ボケているので分かりづらいが,肉料理(焼き肉だけでなく,鳥鍋などもあるようだ)を提供する店になっていた。駄法螺コキ癖のあるマスターの自己申告によれば,狭い店ながらそれなりに繁昌しているという。このマスターは,以前,イタリアンの店に突然改装したぐらいの人なので,どんな店になっていても驚かないが,こんなに改装を繰り返していて店の運転資金はどこからひねり出しているのか,池袋の七不思議の一つである。・・・とゆー訳で約束は果たしたので,写真はここから持っていくように>某ML参加者
本日は浅草散策。
浅草寺はまだ松の内の気分が幾分残っているところに,節分の飾り付けが加わって賑やかな上に,凄い人混みであった。
ハゲかかったつむじに煙を当てるという無駄な努力をした後,今年最初のおみくじを引く。「吉」だそうで,まあほどほどっつーことなんだろう,と勝手に納得。
寺のすぐ横にある神社もついでにお参りをと向かったら,猿回しの太郎・次郎が大道芸をしていたので見物。疲れていたのか,イマイチ口上の切れがよくなかったが,本物を間近にみれたのはラッキー。ついでに前座さんの芸も見せて貰った。
並木藪蕎麦に入ろうとするも場所が特定できず(ここだったのね),高田屋で軽く済ませた後,浅草演芸ホールの昼席を途中から見る。トリの圓菊師匠,ますます語尾がはっきりせず,それ故に客側は話の筋を聞き取ろうと懸命になり,つい前のめりになってしまうのであった。夜席の歌武蔵とロケット団を聞いてから浅草を離れて新幹線に乗り,帰宅したという次第。浅草演芸ホールは初体験であったが,新宿末広亭と鈴本を足して2で割ったような規模とボロさであった。
ドタバタと東京を駆け回っている間に,予稿の前書きをざっと書いてしまう。本日はこのぐらいで店じまいして,明日は一日頑張りまーす。
1/27(土) 掛川->東京・晴
ピーカン晴れの暖かい日。暖房費は助かるが,暖冬が冷夏に繋がるようなら願い下げである。
某購入手続き開始。そろそろ後が引けなくなってきたなー,という感じがひしひしと。しかし,よりによって,以前から噂のあった(つーか,告発されてたけどな)金沢の某成金デベロッパーが建てたホテルだのマンションだのが耐震偽装されていた疑い濃厚というニュースが流れきたりして,んっとにこれから買おうという奴のやる気をそぐようなことをやらんでもらいたいもんである。
近頃予定がぱっつんぱっつん。えーと,次週早々に締め切りの某(ばっかりやら)研究会の予稿も手つかずだし,成績報告もせにゃならんし,今回はこねーだろーと思っていた査読依頼がまた来たし(よっぽど嫌がられているんじゃないですかね,S先生),何よりワシ自身の論文の修正が全然手つかずな上に,テキストの執筆も,締め切りまで一月を切ったというのに全然出来ていない。そんな時にこれから東京で飲み会だの浅草散策だのがあり,その移動時間内に何とか仕事をやっつけようという計画,うまくいくんでしょーかね。はやくエッセイとかぷちめれを書く時間が取れないモンかと思うが,それは3月下旬にならんとむずかしそーな予感。
とゆーことで,怒濤の東京行きが始まりますのでこの辺で。では行ってきます。
1/21(日) 掛川・曇
どんよりした冬らしくない生ぬるい日。午前中に雑用をこなし,午後は途中散髪に出かけた他は特に何もせず,まったりと過ごす。
録画予約もしてあったが,NHKスペシャル「Google革命の衝撃」をリアルタイムで視聴する。さすがにここまでInternetが普及し,「ググる」という造語も定着した今の状況を考えると,単純礼賛なものになるとは思えず,それなりにバランスをとった内容になるとは思っていたが,なかなか「底意地の悪い」(褒め言葉です)ドキュメントであり,二重丸。細かい点であれこれ注文は出てくるだろうが,かなりbestに近い出来であることは間違いない。教材として使いたいが,果たして賞味期限はどの程度になるやら。Googleを脅かすライバルがどの程度力をつけてくれるか,それによって情報の一極集中状況は変わってくるだろうし,そうなれば,このNHKスペシャルが伝えていた「不安」は雲散霧消する可能性も出てくる。日本代表も頑張って欲しいが・・・次期「京速コンピュータ」とやらのレベルもどーなのかなー,ということもあるし,日本のIT技術の先行きは相当不安であるから,あまり過度の期待をしてはいかんよな。つーか,しないで下さい。
へー,宮崎知事選でそのまんま東が当選・・・か。大阪の教訓は全く生かせていないな。地元建設業界に配慮する姿勢といい,タレント時代の不祥事といい,全く政治基盤のないところにコイツが知事かよ・・・と思ってしまう。まあもちろん折角知事になったんだから,田中康夫並のことはやって欲しいという希望はあるが・・・任期途中で不信任か不祥事をしでかして(or 掘り起こされて)退任,となる確率の方が高そうである。
・・・などと宮崎県の将来を憂うより,自分の目先の講演予稿と論文原稿修正をなんとかしなきゃな。
とゆーことで寝ます。