5/14(木) 掛川・?

 ふひぃ~,何でワシはこんなに論文を書かねばならんのか。論文書き・銭くれ書類書き奴隷になるのは国公立大の教官だけで十分なのではないか。あの方々(と一定の配慮をする奴)は殆ど税金で飯を食っているようなモンだから,国民の小間使いになるのは当然なのである。
 翻って,うちみたいな学生さん達の学費で食っている私大は,学生さんのお世話を焼くのにひぃこら言わされるのは当然なのであるが,それ以上の責務はないはずだ・・・なのにワシは何でこんなペースで論文を書いているのだろう。ここんとこ毎月一本,予稿だの論文だのを書きまくってるぜ。あーもー,ワシがやりたいのは純然たる計算とプログラム書きだけだからして,結果が出ればそれで十分なのである。
 それなのにぃ~,今日は共著英語論文下書きに足りないところをざっとつけたしてお抱えインド人にproofreadingをお願いした。来週の木曜には仕上がってくるはずだから,それをTeXに起こしてチェックしてもらってから再来週にはさっさと投稿しちまおう。それが終わったら自分の論文のreviseだぁ~。頑張ろう,1査読論文/年のペース維持のためにぃ~(って目標が小せぇなぁ)。
 へぇ~,NECと日立が京速コンピュータから手を引くとな(PC Watch)。そしてFしか残らなかった,というオチかい。これからどうなるんだろうなぁ。予算は付いちまっているし,建物はできちまっている上に,肝心のハードウェアの最終組み立てはこれからなんだよねぇ。まあワシの知ったこっちゃないのだが,関係者はさぞかし大変であろう。しかし,HPCも随分高齢化が進展しちゃっているから,もう日本の老骨アーキテクチャ屋さんごと丸めてゴミ箱にポイでもいいのかもしれん。ワシ? ええ,数勘定にも入ってない一匹狼計算屋なので,世の潮流とは関係なく生きていきます。こーゆー時には純然たる単著で論文書きが出来ているってのはかえっていいのかもしれん。寂しさを~,小脇に抱えて~,生きていきますぅ~っとくらぁ。
 冗談抜きで,100 coreがすぐそこまで来ている(PC Watch)って時代なんだから,ユーザーからしてみれば,ふつーのPCで十分以上の性能がやってくるのだ。当然使い切れないほどのリソースが載っているのだからして,それを使い倒さないでおく法があるものか。維持費だけで億単位の銭がかかるスパコンよか,身近なPCをどーにかして利用価値を高めるよう国民にノウハウを還元する方がよっぽど喜ばれるってモンでしょう。
 それに,一昔前なら,私企業でも必要なスパコンは買ってくれたモンなのに,いまじゃGoogleやYahoo!やM$はPC clusterのお化けみたいなモンで自社のデータセンターを運営している。で,目下の問題はCPU性能よかI/Oのボトルネック解消とくれば,スパコンも流行らなくなるわけさ。
 明日はもう一頑張りして,次週土曜日の講習に備えます。へっ,給料泥棒は屁ぇでもこいて安穏と朽ち果てやがれってんだ。

5/13(水) 掛川・?

 ふ~,やっと疲労が取れてきた~。日中は段々と夏に近づいてきたな~と思わせる気温に。とはいえ,冷房を回すほどでなしという微妙なところ。
 臨時で入った高校生向け実験の準備のため,MPFR/GMPをC++から使えるようにあれこれいじっている。今のところ,GMPのC++(gmpxx.h)と,それをMPFR用に拡張したgmpfrxx.hがベストなようなのだが,complexテンプレートと組み合わせて計算プログラムを書くと,あれこれ不具合が発生する。こっちで手動パッチを当てておかないと不安かも~。所々で倍精度計算になっちゃっているところがあるようなのだが,これは多分complexテンプレートの不具合なんだろうなぁ。そもそもg++の数値計算機能って不安だらけなところがあって,complexテンプレートもVisual C++のに比べると実装に相当問題がありそう。うーん,C++って作られてから相当年数が経っているはずなんだが,STLは全然増えていかないわ,ユーザはそれほど増えてないわ(Cのままか,他のスクリプト言語に流れている?),HPCには使えないわ(結局シコシコ手動チューニング),ちゅーと半端で困る。結局ワシは自作のアセンブラの如きBNCpackを手放せないまま。ソフト屋さんってばさ,もうちっと実用的なところに注力して欲しいものである。
 「大日本印刷と出版大手3社、ブックオフに計3割出資 」(日経新聞)。へー,読売にも続報が。丸善に続いて今度は新古書店か。出版業界は流通部門も含めて再編成の大波が来るのかなぁ。最近は絶版になっていた文庫とかマンガも,あっという間に再版されて新本として並んじゃうし,これでBook Offを巻き込めばさらに商品の展開が早くなる上に,ますます発行部数の最適化が進みそう。Book Offの後塵を拝するような商売をしているところは厳しくなりそうですな。
 本日一番痛ましいニュース(読売新聞)。ご遺族はさぞや無念だろうと察する。道義的には指導学生の精神的動揺を見抜けなかった責任は当然,教員側にある。
 しかし・・・事情が分らないので一般論をぶつしかないのだが,この手の話は昔から腐るほどあったりする。この准教授の先生がどんな人かは知らねど

准教授は、08年1月に科学誌から大学院生の論文が掲載を拒否され、書き直しが必要になった際も、適切な指導を行わなかった。

というあたり,ひょっとしたら「行『え』なかった」のかもしれない。ちゃんとした学会誌に査読論文を載っけるにはそれなりの知識と経験が必要なので,准教授以上といえども「査読論文ゼロ」な人がいたりするのよ,たまに,だけど。それでなくても,ちょっと方向性が違うと全く指導が出来なくなる不器用な学者(ワシもだけど)は多いものだ。
 この事件,確かにDr.取りの悲劇の一つと言える。しかし,こちらには分らない事情があるのやもしれないが,reject食らった論文の書き直しに丁寧な手助けが必要な院生ってのは旧帝大として能力的にどうなのか,という疑問もある。自分でテーマも設定できず,人の敷いたレールに載っかって査読論文のためのデータ整理と清書をするだけの忠実マシン院生の方がDr.を取りやすいというのは非情な現実ではあるが,それが必ずしも悪かというとそうとも言えないところがある。学問てぇのは難しいモンだなぁとつくづく感じる。
 まあ年寄りからは,これからDr.取りをしようという若い人に,「指導教員を選ぶ目を持つことも重要」というアドバイスを献上するほかない。間違ってもワシみたいな奴のところには来ちゃいけないよ。
 続報(産経新聞)。担当准教授は辞職済み,と。
 勉強して風呂入って肩こり直してから寝ます。

5/12(火) 掛川・?

うう,また日をまたいでしまった。しかし何とか終わったぞ->HPC-120-7 使い回し原稿の手直しで終わるかと思ってたら,ちゃんとそれなりの結果が出たのはびっくり。出てしまえば当然のことなんだけど,ワシのやってることって,それなりに合理的だったんだなぁ。だんだん今までやってきたことが有機的に繋がってきた感じ。何でもやってみるもんですねぇ。
で,ほっと一息という間もなく,一年以上ほったらかしていた論文を投稿しようじゃないかといきなりなお申し出。諦めたと思ってたのにぃ~,また英語かよ~。まあしょうがねぇけどさ,やるよやりますよやりゃぁいいんだろっ! ・・・はー,これで今年2本目の論文投稿。その前に,お抱えインド人に校正原稿を投げておかねば。あーめんどくさ。でも今週中には何とかしなきゃ。
しかし俺って,俺って・・・我ながら×××な論文書きすぎ。もー少し程度の高いところ,狙わないとね・・・ってJ○IAMとか○CSが低いなんて言ってませんっ,言ってないったら言ってないっ!
不干斎ハビアンみたいに女と出奔して全部投げ捨てた人生というものよろしかろうが,あいにく女がオランので,仕事するほかないのである。はー,元々今週中の懸案だったC++プログラム,明日中にはなんとかせにゃあ。
でもまあ,3月からこっちの原稿ラッシュは一段落したので,ボチボチ平常モードに復帰します。ぷちめってないと,本が溜まるんだよなぁ。逃避行動ばっか取ってたから,案外読んでるんですよ,これでも。
疲れ果てたので,もう寝ます。
ただいま~。5月もまだ半ばだというのあっつくてあっつくて,死にそうになりながら講義をして人心地付いていたら,ポシャったと思ってた翻訳プロジェクトが本決まりになりそうだわ,投稿していた論文の査読結果が返ってくるわでてんやわんや師匠っ大好きでした~・・・というぐらいにドトウの坂口組的展開に。おまけにあーた,査読結果に対して

修正期限:2009年5月12日

とか書いてあって,「うっそぉ~,お願いだから嘘と言って~」と先方に打ち返したら,「間違えました,一月後です」というお返事が来て力が抜ける。大丈夫か?>JSIA○
しかし思ってたより査読者の皆様,お優しいお返事。こちとらてっきり「ばっきゃろ~,顔洗って出直してこぉ~い!」と言われるモンだとびくびくモンでしたから。お一人,厳しい評価の方がいらっしゃったのだが,内容を読むと一番深いところを理解している感じで,「お説ごもっとも」なご意見。かといって,それに対して十全の直しを入れちゃうと,論文そのものの土台がひっくり返っちゃうやもしれず,「そんなに直すんだったら再投稿せいやぁ」ということにもなりかねず,どうお答えしようか悩んでしまう。まあ,悩めるだけ幸せだと思うことにしよう。しばしお待ちを>査読者様
この結果を大師匠に報告したら,「あんたうまくなったわね」というドスの効いたお言葉を頂く。うちの大師匠は,チマチマした結果をいちいち論文にするんじゃないっ!,というお立場なので,ワシみたいにガツガツ喋って喋って書いてカイてという奴に対しては,批判的なスタンスなのである。だからこの言葉を真に受けて褒められたと思ってはいけないのだ。いや,これもまた,お説ごもっともでございましてヘドモド・・・ああ,多分ワシは一生頭が上がらないなぁ。
本日はもうヘドモドしたので早く寝ます。
本日の英語学習成果: succer×→soccer○ (こんな奴が翻訳していいのか?)

5/8(金) 掛川・?

 あれもやってみようこれもやってみようと思案してたらもう締め切り目前。あーもー何にもできとらんぞ。仕方ないのであれこれできたところをつなぎ合わせてでっち上げるしかない。
 ・・・っつーことで,月曜日終日テンパる予定。しかもやり残しがゴマンと発生するので,7月上旬までは火焔山の如き状況に。こんな時に限って,5/23(土)にまた休日出勤する羽目に。資料作りで来週もテンパり続けるという・・・ホント,給料泥棒は楽でイイよな。罰当たって死んでしまうが良いぞ>該当者
 あ,Windows 7へのアップグレードが可能かどうかのチェックツールが出てたんだ。早速家のメインマシンに突っ込んでみると
windows7_upgrade_adviser_beta.png
という判定結果。問題はない,と。Windows Mailと親のための監視ツールはWindows 7には入っていないので別に入れなきゃいかんらしい。チャンスだぜ!>under 18
 つーても,Vista 64bitで特段困ったことは起こってないんだがな。強いて言えば,も少し新しいマシンにしたいところぐらいか。2005年12月に組み立てて使い始めているから,かれこれもう3年半になるのか。ワシにしてはモンのすごく長持ちしているマシンである。Phenom II X4とDDR3メモリにきちんと対応したマザーボードが出揃ったら買い換えてみようかな・・・という気はあるんだが,イマイチ食指が動かず。まるっきり金がないって訳でもないんだが,物欲がなくなってきたのか,そもそもマシンを買いすぎて食傷気味ということなのか。単に年のせい?
 教はもう疲れ果てたので,風呂沸いたらザブンと浸かってさっさと寝ます。早くGWの獲物についてゴタゴタぷちめれたいよぉ。

5/5(火・祝) 両国->渋谷->ビッグサイト->掛川・曇後雨

 「ああ,日本語でも良かったんですよ~」と先方から言われて衝撃を受け,放心状態で数日を過ごしてしまったわけではないが,どーにもやる気が出なかったので,週末恒例の家事デイもさぼってしまっていたところ,「やっぱり出かけねばらなぬ,英気を養うために!」っつーことで,予定通り,昨日から東京に遊びに来ている。
 午前中はサボっていた家事をこなし(これやっとかないと気持ち悪い家に帰らねばならぬしな),12時過ぎの新幹線で東京へ向かう。高速道路の祝日割引が始まったせいか,東名はとんでもない混みようだそうだが,新幹線はガラガラ。いやぁ助かる。いい気持ちだから正直に言ってしまおう。

貧乏人は高速を使え!

池田隼人の気持ちが少し理解できたな。
 昨日の目的は,根津~千駄木地区で開催されている一箱古本市を覗くことにある。坂あり谷ありの広範囲に会場が散らばっているので,車生活に慣れた運動不足の田舎モンには結構しんどい運動になる。結局,つつじ祭りが開催されていた根津神社を素通りして,根津教会→往来堂書店→何とかコミュニティセンター(名前忘れた)をぶらついて終了。で戦利品はこの2冊。
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 団子坂下の通りを主に歩いたのだが,うーん,下町っつー割にはマンションだらけで,狭い通りの下にいると圧迫感を覚える。
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 住む方からしてみると,防犯とか耐震性とかコスト面を勘案してマンションがいいに決まっているのだが,地域全体のバランスというものを考えると,建設反対運動が起きるのも分るよな。うーん,難しいものである。
 さて,本日は東京駅コインロッカー争奪戦を制した後,バラハクを流してからComitiaに突入する予定。今日も一日がんばりましょー。
 ただいま~。バラハクは体力が尽きて行けなかったが,Comitiaは堪能できた。
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 さすがに人間40を超えるとズーズーしさに磨きがかかるようで,「新刊出ました~」と聞いて著者ご本人に無用な言い訳を強要するわ,「その着物涼しそうでイイですねぇ~」といかがわしい親父みたいな(親父なんだが)やらしい修辞を述べるわ(いや,ホント涼しそうだったんだよな,男性用の着物姿だったんだけどさ),「一年半ぶりなんですけど~?」とヌケヌケとボケかまして先方に店頭に置いてない在庫分も取り出させるわ,やりたい放題やって参りました。おかげで福澤さん一名以上が行方知れずとなったけど。昨日の丸善オアゾ巡りでも一名お隠れになったし。まあでも想定の範囲内。これで暫く貧窮シフトでも大量の戦利品に囲まれて当分健やかに過ごせることでありましょう。
 ふ~,疲れたけど楽しかったワシのGWもこれでおしまい。明日からは通常出勤モードで来週月曜日締め切りのHPC予稿原稿を上げねば~。もう一ガンバりぃでございます。この調子で,8月下旬までに一本まとまった論文が上がれば,本年度前半の仕事は大体予定通り終了である。あと3ヶ月,がんばりまっしょい!