10/22(水) 掛川->浜松->掛川・?

 何か,10月も半ば過ぎだというのに日中はあっついなぁ。ホントに秋か? 今年の春,お掃除の神にムリヤリ買わされた羽毛布団をひっかぶって寝ようとすると,まだちっと暑くて,朝方の冷え込んだ頃にはすっかり蹴飛ばしてしまっていて,寝冷え状態で目が覚めてしまう。んっとに面倒な気温だこと。今年は台風も来ないようだし,その割には世界中で金融がダメになるし,せめて町山さんご推薦の「W」でも見て(日本公開はいつかな?),全ての元凶のお勉強でもして溜飲を下げるほか無いなぁ。
 以前から,静岡大学での非常勤講義ってのはロクな目に遭わないのだが,今年はホントに酷い。今やっている講義は,ちょうど大規模改装工事中をやっている境目の教室,しかも滅茶苦茶狭い所を割り当てられて最悪である。今日なぞは,板書しているそのすぐ裏でバリバリでかい音立てられる始末。頭に来たので,工事現場のドアをけっ飛ばして「責任者出せぇ,おらぁ!」と文句を言ってやった・・・というのはちょっと誇張があるな。「マルサの女2」で,きたろう扮する地上げ屋のチンピラが,マンションの一般家庭のドアをドカドカぶん殴ってムリヤリ開けさせるやいなや,静かなドスのきいた声で「すいませんけど,お醤油貸してくれませんか?」と言う,あのシチュエーションを思い出して頂けるとピッタリである。で,人の良さそうな工事現場のアンちゃんにお願いして,少しはマシになった。
 しかしまぁ,こういう教室を割り振られるってことはとっとと辞めてくれってことなんだよな。ワシはともかく,受講生にはいい迷惑だ。これでも必修科目だってぇから,国立大学が聞いて呆れる。何とかしてくれと事務局にねじ込んでも埒があかないし。
 まあ次年度から当分は依頼もないだろうけど,暫くは駆け込みだろうがナンダロウが,絶対静大からの非常勤は引き受けないつもり。関係各位にはよろしくお願いしておく。
 さて,風呂が沸いたのでゆっくり浸かって今日はもう寝ます。

10/17(金) 掛川・?

 あー・・・しんどかった一週間も何とか終わった。本日先程よーやっと情報教育研究集会の講演予稿を仕上げて(でっち上げて?)送付。PDFファイルをWeb経由でうpするのだが,昨年度はやたらめったらフォント埋め込みチェックが厳しくて,dvipdfmxでダイレクトに作ったPDFファイルが散々蹴られて焦りまくったモンだが,今年はあっさりおっけ。大分システムが改善された模様。広大情報メディア教育研究センターの皆様方のご尽力のタマモノか。
 それにしても,書き慣れない内容を締め切り日当日に書こうとするものではないな。次年度はもう少し余裕を持って書きたいモノである。
 世界同時金融恐慌の事態は避けられたようだが,アイスランドはロシアに助けてコールを出すハメになっちゃったらしい。アイスランドの経済なんてどーなっていたのかさっぱりわからんかったからな。これで少しは理解が進んだ・・・かな?
 反面,日本は既に金融危機を経験しているせいか,銀行の再編は進んでいたし,危ない商品に手を出すこともしていなかったので,比較的ノンビリしていたようだ。オマケにぶっつぶれたりつぶれかけのアメリカの金融関係会社を買い取っちゃったりして,漁夫の利をかっさらう側に立てた訳だが,浮かれるのはちと違うぞ,という記事があった。

日本の財政幹部はもっと率直にこう認めた。「賢明だったというよりは、運が良かったのだ」と。

 まあそーゆーこっちゃね。でも運が悪いよりは良いに決まっているわけで。塞翁が馬,でしょうかね。
 ちょろっと計算して寝ます。

10/15(水) 掛川->浜松->掛川・?

 地獄の4連荘の日。忘れそうなのでメモのみ。

msnbot-*.search.msn.com – – [15/Oct/2008:06:18:43 +0900] “GET /weblog/archives/001105.html HTTP/1.1” 200 5432 “-” “msnbot/1.1 (+http://search.msn.com/msnbot.htm)”
msnbot-*.search.msn.com – – [15/Oct/2008:06:19:54 +0900] “GET /weblog/archives/001105.html HTTP/1.0” 200 5432 “http://search.live.com/results.aspx?q=weblog” “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.2; SV1; .NET CLR 1.1.4322)”
msnbot-*.search.msn.com – – [15/Oct/2008:06:19:55 +0900] “GET /weblog/styles-site.css HTTP/1.0” 200 5615 “http://na-inet.jp/weblog/archives/001105.html” “Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.2; SV1; .NET CLR 1.1.4322)”

 自分自身の持つデータに対して検索をかけてアクセスを行っているように見えるのだが,何のためにやっているんだろうなぁ? カテゴリ分けのためかな? しかし,これは結構いいアイディアかもしれないな。
 ただいま。まずは風呂入りました。タクシー使ってパーキングも使ってタダでさえ赤字の我が家財政は真っ赤っかになりました。電気代引き落としされていて只今マイナスになってます。株価は戻しているそうですが,ワシには関係ありません。寝ます。ぐー・・・。

10/13(月・祝) 掛川・?

 この3連休は掛川大祭。マンションのある商店街では賑やかに御輿が練り歩いている。寒くもなく,暑くもなく,太陽が照りつけるでもなく,雨粒が振ってくる訳でもない絶妙の天候が続いて重畳重畳,である。
 三味線太鼓の音を聞きつつ,先日から本格的にStewartの本に基づくDouble QR法のルーチンデバッグ。どーも収束しない収束しないなー,どっか間違っているのか?,と思っていたら,メイン対象としていた例題が全然bulge(っていい日本語無いの?)が取れない問題であることが判明。訳がワカランから他の例題でもとMatrix Market形式のファイルを読み出せるようにしてあれこれ比較してみて判明したという次第。他の例題ではあっさり収束するのであった。うーむ,Stewart,大枠では間違ってなかった,エライ。LAPACKのルーチンではMulti-shiftを活用しているらしいので,次はこれか。それと平行して固有値問題と代数方程式の誤差解析の資料も集めなきゃ。どーも「代数方程式は固有値解法に帰着させて解けばよい」というのは一部の問題に限られそうだという心証を得たので,その論証を固めなきゃイカンと思っているのである。次年度は何とかODEの方に応用できればいいなと思っている(思うだけだったりして)。
 あんましディスプレイとにらめっこばっかしていると気鬱になってイカンので,昨日はなけなしの5千円をはたいて静岡市へ。紺屋町・呉服町ストリートでは静岡おでんの出店が並ぶ中,谷島屋と戸田書店を流して買い物。ユリイカ別冊「杉浦日向子」,坂口安吾「堕落論・日本文化私観 他22編」(岩波文庫),「つげ義春コレクション ねじ式/夜が掴む」(ちくま文庫),近藤洋逸「新幾何学思想史」(ちくま学芸文庫)を購入。
 以下ざっと紹介しておく。
 杉浦日向子はまだ特集されてなかったっけ?と意外に思ったので買ってしまった。表紙は本人の写真よりイラストの方が良かったな。筑摩書房がまとめた漫画全集は今でもワシの宝物である。畑中純の版画がいいね。こーゆー流麗な線も描けるんだ,と感心。
 坂口のは以前,角川文庫のものを読んで感銘を受けたことがある。今回は未読のエッセイもたっぷり収録されて岩波文庫に初めてまとめられたのを記念に購入。ワシはまだ「岩波文庫」というものに権威を感じる世代なのだが,最近はどーなんだろうなー。サヨクが力を失って久しいからなぁ,ついでに岩波の株も落ちちゃっているのかしらん?
 つげ義春は,ワシが今更何か言う必要もないぐらいのビッグネーム。これから毎月文庫でコレクションが出るらしい。確か新潮文庫でも何冊かまとまっているはずだが(これとこれとこれのようだ),ワシは買いそびれていた。この機会に全部買って読んでしまう予定。この巻に収録された作品では,最後の4作品(「夏の思い出」から「日の戯れ」まで)の夫婦者が良かった。そっかー,つげ義春はこーゆー楽しげな普通の夫婦もちゃんと描けたんだと目から鱗。巻頭の「ねじ式」は,数多のパロディ作品があるので,そっちを思い出してしまう。ワシの場合は江口寿史が描くところの,わたせせいぞうの世界にねじ式の主人公が紛れ込んでしまった秀逸な作品が脳裏に浮かんで,原典を読んでいても,つい吹き出してしまうのであった。
 ちくま学芸文庫の数学物理シリーズはつい買ってしまうものの一つ。既に読んだモノも多いが,資料として活用できそうなので。しかし,定評のあるものが多いせいか,物故者や物故しかかっている学者の作品ばっかやねぇ。数学史って,そーいや最近は若手の書き手が見あたらないんだけど,学問としてはどうなっちゃっているんでしょう? 京大数理解析研では小松彦三郎主催の研究集会が毎年開催されているようだけど,ワシは参加したこと無いので若手がいるかどーか,よー知りません。結局,今でも数学史は年寄りのための研究対象に過ぎないのかなぁ。第二の森毅が登場することは当分なさそーですね。
 それにしても,ワシは筑摩書房に貢ぎすぎではないか。つーか,松田哲夫に入れ込みすぎっつーことか。
 さて,連休最終日なれど,仕事は山積み。サッサと寝てエネルギーを蓄えます。水曜日は4コマ連続講義という地獄を見るのだしね。

10/9(木) 掛川・?

 何か暑いんだか寒いんだか判断に迷う気温の日が続くな。朝晩はジャンパーを着るほど寒くはなく,さりとて日中は講義したりすると汗をいっぱいかいてしまう。うーん,ハッキリしないのは気持ちが悪い。早く寒くなってくれんかなぁ。
 そーいや,昨日の静大講義の終了後,先方から「次年度は結構です」というご通知を頂いた。何でもワシが忙しいからというのが理由だそうだが,んなこと言った覚えはないけどね。まーしかしJABEE対応の必修科目を非常勤講師が担当するってぇのもおかしな話だし,落ち着くところに落ち着いたと言うことだな。5年ばかし続けた講義で,優秀な学生さん相手に楽しかったが,それも今年まで。次年度からは腰据えてこのWebのコンテンツを増やしていこう。容量もアップするしね。「Numerical Analysis is dead」などと言われっぱなしではイカンからな。まだまだやることはいっぱいあるのだし。
 http://ktlabo.cm.kyushu-u.ac.jp/j/theme/complex/Masconpet2_miura.pdf
 たまたま見つけた面白いシミュレーション。いやー,フローチャートだけでも身に応えますね。一応当方の卒研ネタとしては使えそうなのでスクラップしておくけど,正視できない人とか怒り出しそうな人が出そうだなぁ(くすくす)。不満と言えば,科研費獲得のフローがないことかな。あと,他の人とつるんで業績だけかっさらう小ずるいエージェントがいないことか。
 日本人のノーベル賞受賞者が一気に3人も出たことで,新聞紙上はにぎわっているようだが,その中で気になった記事があったのでご紹介。
小林・益川両氏も論文発表、伝統の学術誌が赤字で廃刊危機(読売新聞)
 学術雑誌の台所が苦しいのはどこも一緒だが,理論屋さんのところは特にそうだろう。論文出版はWebに限定して印刷物全廃というのも手だが,サーバだって電気を食うし,時には故障するし,何よりwiredじゃなきゃ意味がないから回線費用だって掛かる。バックアップ体制を考えるともっと必要経費は膨らむぞ。そうなれば本当に紙より安いかどうかは微妙じゃないかな。安く見えるとすれば,大学なり研究機関なり会社なり個人なりが持ち出している費用に乗っかっているからだろう。
 じゃあ直ちに公費援助・・・とはいかないよな。納税者からすれば,ノーベル物理学賞取らせるために税金払っているんじゃないよ,それより医療福祉に予算を回せという主張の方が理を感じるかも。
 学術雑誌も固いこと言わずに,Webや雑誌広告を引き受けるなりして,自前で予算を獲得するという手段を考えるべきなんじゃないかな。いや,ノーベル賞が道路より価値があるから公共投資はこちらへ,というのも分からんではないけど,税金を当てにするよりはもちっと学問の存在は守りやすくなるんじゃないのかなぁ。理想論と言えばそれまでだけどさ。
 ボチボチやって寝ます。