4/4(土) 駿府・晴

 天気晴朗,そよ風が吹く,穏やかな春の土曜日であるが,コロナウイルス騒動で,全世界的にメメントモリ状況に陥っていて心穏やかならず。爆発的な感染が広がった中国,イタリア,アメリカではロックダウンを行うにも理解が得られ易かろうが,日本では個々人の行動が抑制されているせいか,まだその状況には至っていないという認識が一般的で,故に政府も非常事態宣言が出せずにいるらしい。起こってからでは遅いが,早ければ後々そんな必要はなかったと批難される可能性が高いし,大打撃を受けている飲食業・旅行業・その他もろもろの企業や個人への補償策がまとまらないうちは宣言もできないだろう。さりとてワクチンもない現状では感染者が減ることは当面考えられないので,早い話が「さっさとやれ」に尽きる。

 職場の方は,当然,例年通りの全学的入学式は挙行できないので,感染防止策をしっかり取った上で,学科別に分散して新入生ガイダンスを行った。学長以下,ワシも額縁ょ〜として付き従って水戸黄門御一行の如く,各教室を回っては祝意を述べて回る事になる。ワシはいいけど,毎度しっかり挨拶をしなきゃならん学長は大変である。来年もこの状況だと,卒業式のように,挨拶は動画コンテンツを流し,顔見世程度でいいような気がする。・・・そんなことにならなきゃいいけど,早くワクチンできないかなぁ。 Bill Gatesの試みが成功することを祈るのみ。自分もせいぜい感染しない,させない努力をしないとなぁ。今年は東京行きも控えることにする。アキバと神保町の散策,できないとなると無性に行きたくなるのは人間のサガだな。

 WordPress 5.4にUpdate。何が変わったかよく分からんけど,Pluginに広告が表示されるようになってきたのは正直ウザい。かすみ食って生きていける訳じゃないけど,Adwareの適切な管理はしっかりやってほしい。

 Python数値計算入門,第2章見直し終了。演習問題は10進ベースなので,decimalパッケージを使った回答例を作った。第3章はさらっと見ておき,Matplotlibの説明は全体的にグラフを作ってから,必要最低限の説明をしておく程度にしておくことにして,今のところ後回しにしておく予定。

 次週は,自分の担当分のオンラインコンテンツを作っておかないとなぁ。PowerPoint資料に動画と音声を流し込んで,Microsoft Streamでアップしておくのが一番楽かな。小テストはMS Formsで。Office356に頼りっぱなしだが,今こそCloudの力を発揮して持ち堪えて頂きたい。

 今日は溜まった漫画と新書の消化に充てます。

4/2(木) 袋井・?

 一日中,あれこれ忙殺されていたので天気が不明のままである。雨は降っていなかったと思われる。老眼鏡のネジが外れて使いづらいのなんの。今週末まで時間が取れないから,バックアップ用の奴で凌ぐしかない。

 ぼちぼち「Python数値計算」の完成が見えてきたので,進行メモがてら,個々の更新をマメにするついでにどこまで進んだかを書きつけておくことにする。但し内容は薄くなるけど。

 本日は第1章の手直し,大体終わった。次は第2章の手直し。

 コロナ,収束しそうにないので,感染防止しながら日々を過ごすしかない。こういう時に限って科研費が当たったりしても,折角確保した旅費の使い道がない! まぁ,プログラミングを頑張るしかないなぁ。20年以上申請書書き続けてきたけど,今後3年間は報告書だけでいいので,気楽・・・じゃないな,業績重ねないと次がないのでかえってプレッシャーが増えるのだ。額縁ょ~は頑張るしかないのだ。

 明日も頑張ります。

3/16(月) 袋井・晴

 寒の戻りとかで,2月中旬並みの気温,東京では雪まじりのみぞれが降ったらしい。こちら静岡も天気は良いが手袋・マフラー・ニット帽の完全防備体制でもチト寒いぐらい。まぁすぐに治るようなので,基準木が開花するのを楽しみに待つことにするのである。

開花するにはもうひと推し必要な基準木@駿府城公園

 先週土曜日は本来本学の卒業式だったのだが,コロナウイルス騒動の煽りで中止,市内で感染者が出たこともあり,小規模の手交式も中止となったのを憂いた若手教員の方々が「オンライン卒業式」を開催して頂き,ワシも額縁ょ〜として挨拶を執り行った。状況が状況だけに,タイムリーなローカルニュースネタとなり,いろいろな方々に「観たよ〜」というご連絡を頂いた次第。お声がけいただいた方々,ご準備頂いた情報学部の先生方に感謝すると共に,先週木曜日に散髪を済ませておいて良かったと神さん共々安堵したのでありました。詳細は本学blog記事をご覧頂きたい。動画はNHKとかに上がってたらしいので適当に探して下さいまし。

 今日はその代休日なんだけど,静かでいいかと思ってきてみれば,計画停電後で学内LANのSwitchが全然起動してないでやんの。外部はおろか,内部の別の階のマシンにも繋がらない(午後3時ごろから復活しました。休日出勤ありがとうございます)。つ〜ことでこれは自分のギガ消費しながらテザリングで書いてますのでこの辺で。少しはPythonコード書かなきゃなぁ。

3/8(日) 駿府・雨

 山松ゆうきちの漫画のような「さかざんざんざん」という土砂降りの日。冬らしくないが,春を感じさせるような暖かいものでもない氷雨。今年はソメイヨシノの開花が次週にも迫っているようだが,そう簡単にいくかどうか。次週末は駿府城公園を探索してみよう。標準木,どうなっているかなぁ。

 静岡市内の警察署に出頭してきた。免許更新なのだが,ワシは優良ドライバーなので,圏内のどこの警察署でも30分のビデオを見るだけで更新できるのである。うっかりして床屋に行きそびれてしまい,髪も髭も伸び放題,ボサボサ状態の写真で写ることになった。ま,5年間の辛抱である。

 本学紀要原稿を書き上げ,それを流用してPython数値計算入門(仮)の多倍長精度計算の章を全面的に書き直した。今のところPythonにはQDのようなマルチコンポーネント型多倍長精度演算の高速なライブラリがないようなので,紀要原稿ではワシのCライブラリベースのモノを使ってのベンチマークテストを行い,Python数値計算の方はmpmathとgmpy2の比較を詳細に行った。ちと手間であったが,還暦まではせめて紀要原稿の一本ぐらいはコンスタントに書いていきたいものである。
 コロナウイルスが蔓延ってあらゆる出張やイベント予定がパーになっている今月をチャンスとし,Python本の方は偏微分方程式の章の書き足しと,補間計算の解説全面改稿,疎行列とソルバーの記述追記を目指したい。これができれば,あとはグラフィックスの方をどこまで追記できるかだなぁ。頑張りましょう。

カリオストロ伯爵配下の街の居酒屋で出てきそうなミートボールパスタ@静岡

 神さんとコロナ騒ぎで閑散とした街中を散策するも,ラーメン屋には客が入っているし,人通りは少ないが,人々の外出意欲が全くなくなったということではなさそう。マスクもあるところにはあるモンで,まだ我が家には備蓄はあるが,少し買い足しておいた。どこに売っていたかは書いてあげないのである。ワシらは老舗の洋食屋さんで昭和チックなランチセットを食して満足した。

 そーいや,ボチボチ額縁ょ〜就任一年になるんだなぁ。と言っても慣らし運転もいいところで,未だにあれこれ迷うこと多かれど,色々な情報が集まってくると学習するところも多かった。今後の大仕事は教員評価だが,大筋,自分が見知っているところと違う点は少ないことも分かった。まぁ査読論文・査読付き国際研究集会・著作等々,第三者の目が通ってパブリッシュされたものがどんだけあるかで仕事ぶりは分かる訳で,どんだけ言い訳しようともそれが全て。「論文書いて」と言えば済む,簡単なお仕事です額縁ょ〜は。任期はあと一年なので,せいぜい小うるさく嫌がられながら頑張りましょう。

 次週はPython仕事しながら今月末に締め切りのある国際研究集会用の仕事せにゃ。コロナ騒ぎのグローバル化でどこの集会の開催も危ういけど,人にハッパかけるなら自分もある程度はやらんとねぇ。声のでかい役立たずの評論家モドキにはなるまいぞなるまいぞ。

 風呂入って寝ます。

2/29(土) 駿府・曇時々雨

 今年は暖冬で春はすぐそこにあると思っていたら,冬将軍が最後のひと頑張りをしてくれたおかげで今週はいつもの寒さに戻っている。早咲きの桜や梅は終わりかけであるが,本命の染井吉野が開くのはまだ先のようである。

静岡マラソンもコロナウイルス禍で中止の憂き目にあう

 にしてもコロナウィルスの奴,なかなか生命力溢れるご活躍で,学会シーズンのはずの3月の予定が軒並み潰れまくっている。日本応用数理学会とかHPC研究会とか,ろくすっぽ人の集まらならないマイナーなところから,情報処理学会のように大所帯のところまで中止中止中止である。ワシが行く予定だった出張講義も先方の方からお断りされる始末。おかけで「原稿執筆にはぴったりの状況になりましたね」などと編集者の方から言われるし,実際,今日は神さんが軽い風邪で寝込んでしまったせいで,滞っていた紀要原稿も,それを流用して書く予定だったPython数値計算本の第4章もあらかた出来上がってしまった。この調子ではPython本は今月中に偏微分方程式のところもできてしまいそうだし,余勢で情報数学基礎本の新章まで書いてしまいそうである。ま,原稿執筆とプログラミングには最適な状況であることは間違い無いので,せいぜい有意義に過ごすことにしたい。

 同年輩の方の訃報は気になるもので,筒井康隆のご長男逝去のニュースには驚いた。ツツイストなら皆知っている方であるが,食道癌,気がついたときにはステージが進んでいたとのこと。ワシも喉に違和感があって医者に行き,内視鏡で調べてもらったら逆流性胃腸炎と言われたので,癌かどうかの判断は自分では難しいモンなんだろう。ワシの手元には御子息が挿画を手がけた「聖痕」の単行本があるので,これを眺めながら合掌することにしたい。・・・そうそう,この小説の主人公,造形のモデルはこの御子息だったんじゃないのかなぁと,読み終えてから思ったんだっけ。

蜜蝋という手法によるものだとのこと

 神さんの風邪,軽いものだったようで,アイスとうどんとカスタードケーキ食ってベッドでiPhone見ながらゴロゴロしている。食欲は旺盛だし,咳も全く出ないので,コロナでは無い模様。こう急激に寒くなっては,コロナ以外のインフルエンザや風邪やノロが蔓延る訳で,日本政府のお節介で2週間の遠出ができなくなったのを幸い,せいぜい家と職場でやるべきことに傾注しないとなぁ。いつ死ぬかわからんし。

 つーことで,なるべくここの更新もマメにやりたいものである。