昨日・本日は神保町と秋葉原で久々に物欲が爆発し,一万円の図書カードと樋口一葉女史一名が行方知れずとなる。あんまりにも買い込みすぎたので,宅配便サービスを利用する。
12時に浅草へ行き,久々にブラック師匠の独演会を堪能しようとするも,例の立候補に関して注目が集まったせいか,あのタダでさえ狭い小ホールに120名近くがすし詰め状態となる。ワシは運良く最後列の椅子に腰掛けられたが,中程の座椅子に座った方々は四方八方身動きが取れない状態になる。ま,ブラック師匠も気を使って2時間40分の熱演,古典3席(あの「桃太郎」を古典と言うべきかどうかは微妙だが)とこれから選挙活動に向けて封印するというネタを披露してくれたのでよしとしよう。・・・げ,もう今日の高座の音声がupされてる。安達先生,仕事早いな~。
16時過ぎに大師匠の所へ顔を出し,最近の仕事を報告。今年は大師匠の精神を少しは受け継ぐ研究を進める予定なので,その承諾も得させて頂く。
さて,22時過ぎに掛川に帰ってメールをチェックしてみると,
・青春の残滓33箱を売り飛ばした古本屋から,到着の連絡メール
・青春の残滓の残りカス7箱を寄贈した所から,到着の連絡メール
・SciCADE07へのsubmit,あっさり通ってしまった。「だからサッサとregistしろよ」とだめ押しされる内容のメール
が届いていた。ふー,これで明日からは仕事に邁進せねばならぬな。ここ5年が勝負だと思っているので,気合いを入れて頑張ろう。とりあえず,3月中に論文一本仕上げて投稿せねば。
うーん,鴨志田穣さん死去。最近,アル中治療が終わってサイバラ家に戻って幸せに暮らしていると思っていたら・・・。ご冥福をお祈り致します。今日のコラムの花道で勝谷さんが追悼していた。
寝ます。
3/20(火) 掛川->東京(予定)・晴
予定通り,青春の残滓の残りカスである段ボール7箱を先方へ発送する。先方にはいつ送ったらよいのか,お伺いを立てていたのだが返事がないので問答無用で送りつけることに。まあ良いわ,これで青春の残滓の残りカスの絞り汁までなくなったワイ。とはいえ,青春の(中略)の気配ぐらいは残してあるけどな。
それにしても,さすが段ボール40箱を越える分量のものがなくなると,すっきりするモンである。昔,高橋留美子のエッセイマンガで,腐海と化した仕事場を掃除した後,「おおっ,まっすぐ歩ける!」と感動しているシーンがあったが,ワシも今,同じ感動を味わっているのであった。
その後,アパートの部屋に掃除機をかけたりあれこれ買い物したり銀行へ行ったり灯油を買ってきたりしてドタバタしながら,先日,当研究室のお二人に取ってきて貰った小生御大の映像をDVDへ落としていたりする。これが終わったら新幹線に乗り込むのだ。
・・・が,今日といい昨日といい,運動不足と中性脂肪だだ漏れの中年親父には疲れる作業や行事が満載だったので,もう疲労のピーク。このままホテルにチェックインしてシャワー浴びたら2時間ばかり昼寝する予定。だめだ~,疲れた~,でも行く。
では行ってまいります。
3/19(月) 掛川・?
昨日から作業を開始し,本日午前中に,全ての青春の残滓をクロネコヤマトに託すことができた。しめて段ボール33箱。ゆっくり別れを和む,などという詩的な時間を持つ余裕などなく,ひたすらクソ重い段ボールを,屈強なクロネコ3人に託すだけである。送り先(神保町の某書店)にメールを出して,この件は落着。
が,勢いというものは急には止まらないもんで,この機会にと一気に青春の残滓の残りカスを束ねて括って古紙再生業者の所に持っていった。これで後は寄贈する某雑誌(創刊号から10年分)を明日7箱出せば,きれいさっぱり,ワシの青春は霧消するはずである。・・・単に古雑誌・古本を整理しただけなんだけどな。
午後は,移設したPentium III clusterのcablingをキレイにやり直し,戻ってきた英文校閲の膨大な,文字通りの赤字を眺めつつ,某国際研究集会用のabstractをボチボチ修正。いい加減いやんなった頃,先方へメールしてsubmit処理完了。screeningされるので,落っこちたら行かないだけで済むが,受かっちゃうと補助金申請やら出張届けやら休講・補講の処理やら面倒なことが多数待ち受けているのだなぁ。ま,来週には結果が判明するじゃろ。
夕方からは,関西の大学へ移られる先生の送別会に出席。卒業生も乱入してとても賑やかになる。中締めと共にサヨナラして,ワシはひとり帰宅したのであった。
明日は東京・・・へ行く前にあれこれ処理しなきゃな。重いものを持つやら立ちっぱなしで40本ものtwisted pair cableと格闘するやらで腰がだるい。明日遠出した途端に腰骨が崩壊・・・なんてことにならなきゃいいが。
腰を休ませるために寝ます。
3/16(金) 掛川・?
ふー,書類書きに研究がサンドイッチされてきた一週間がやっと終わった。本日ようやく学内研究費の報告書を上げて,某国際研究会に投稿するabstractの下書きを書き上げたのである。菱沼さん(@動物のお医者さん)のように「えいご~,やだ~」とかいいながら,助動詞と副詞と仮定法を使いこなせない中学生並の英文をA4用紙1ページ分も書いたのである。3時間ぐらいだったけどな。後は校閲が帰ってくるのを待つばかり,と。月曜日に届いたら即座に投稿である。ところで”screen”ってどのぐらいのレベルの査読なんだろ? ちらっと見るだけ?
そーいや,SIAM reviewに面白い記事があった。日本語だと「ドミノ倒しの波」って感じかな? エネルギー保存則と数列,微積分だけで数学モデルを作ってあるから,エリート高校の理数系生徒なら理解できるんじゃないかしらん。
日本の応用数理も,エライ方々の思い出話とか自分の研究の自慢話ばっかりじゃなくって,こういう記事をどしどし載せればいいのにな。折角,岩波から発行して貰っているってのに,仲間内の同人誌みたいな記事ばっかりではなぁ。情報処理を見習って,リニューアルしないのかしらん? 数理科学と数学セミナーよりコンピュータ&工学寄りの記事を増やせば,それなりに会員以外の読者も付くと思うんだが。数学文化だってもう7号も続いているんだからね。
風呂沸いたら,入ってから寝ます。
3/14(水) 掛川・?
桜開花予想は間違いでした,という記事。気象庁の発表によれば
「さくらの開花予想の計算に用いるプログラムに一部不具合があったため、7日に発表した第1回さくらの開花予想を下記のとおり訂正します。
これらの4地点では、用いた気温データに一部誤りがあり、予想日が正しく計算できませんでした。」
ということだが,気温データの不具合が原因なのか,プログラムの不具合が原因なのか,前者の不具合を後者の不具合と言い換えているのか,訳がワカラン。「初期誤差が間違っていると,以降の計算結果も狂ってくる」という実例として教材に使おうかと思っていたのだが,うーん,この発表文だけではそーゆーミスなのかどうか判断しかねる。よってpending。気象庁に電話で聞けばいいんだろうが,そこまでする必要もないし,そんな下らない桜桃・・・じゃない応答で貴重な頭脳資源を無駄にさせてもいかんしな。
・・・と続報。NHKニュースによれば,
「気象庁によりますと、システムに気温のデータを自動で取り込む際、トラブルが起きて誤ったデータが書き込まれたということですが、エラーの表示が出る仕組みはありませんでした。」
ということで,入力データを読み取るプログラムが何らかの理由で誤作動し,一部の地域における昨年12月下旬の気温が正確なものではなくなってしまったことによるものらしい。だから,
・入力データを読み取れなかったも関わらずエラーを出さない
・読み取れなかったデータを自動的にいい加減なものに差し替えてしまう
という「プログラムの不具合」によって,データが狂ってしまった,ということなんだな。納得。
そんな予想より,この寒さ,いつまで続くんじゃい。春の直前で,冬将軍が残業をしているという感じ。マッタ・カムイがルプシゥル・カムイ(詳細はこれを読みたまい)をさぞやこき使っているのであろう。早く仕事を終わらせて欲しいモンである。
「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」が設置されたとのこと。さて,冷静な議論がここでもちゃんとなされるかどうか,チェックすべきだな。委員のメンツを見ても,三田以外の立場がよーわからん。議事録が出ればおおよそ分かるんだろうが。
延長への立場 | 氏名(役職) |
---|---|
? | 上野達弘(立教大学・助教授) |
? | 大渕哲也(東京大学・教授) |
賛成? | 久保田裕(コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)・専務理事) |
賛成? | 里中満智子(漫画家) |
? | 津田大介(IT・音楽ジャーナリスト) |
? | 佐々木隆一(ネットワーク音楽著作権連絡協議会・代表世話人) |
? | 都倉俊一(作曲家) |
賛成 | 三田誠広(作家) |
この表は次第が明らかになった時にupdateしたい。
書類書きに戻ります。