12/12(日) 姫路->掛川・曇時々雨

 ふひ~,研究会無事終了。幹事さんが急な発熱で寝込むというトラブルもあったが,今朝は復活されていた。今年の風邪はたちが悪い。これで暫くこの研究会ともお別れ。来年はもっと腰を据えて仕事をしようっと。
 帰りに,姫路駅にてなつかしの0系と最新の700系との遭遇を目撃する。
shinkansen_at_himeji.JPG
 うーむ,JR西日本ならではの光景。JR東海のエリアでは300, 500, 700系しか,もはや走っていないもんな。
 帰りの新幹線車中で学生さんたちへのお土産を作成する。さて,仕事モードだ。あともう2週間,今年も最後,ラストスパートである。

12/10(金) 掛川->浜松->掛川・晴

 非常勤の講義,本来なら今日でおしまいだが,補講が入るので来週もう一度こなくてはならない。学生諸君のボヤキが聞こえてきそうだが,まあお正月も退屈せずに済むようなお土産もお渡ししますので,ま,ご勘弁下さい。ああワシってなんていい教師なんだろう。
 愛用のプロアトラスDVDの製造元,アルプス社が民事再生法適用を申請したという記事(日経新聞)。ありゃりゃ,しかし廃業するわけではないので,どっかの企業の傘下でまた頑張って頂きたい。しかし,それほどまでにカーナビって普及しているのね。
 さて,今日は早寝して,明日は姫路。土日がまた潰れるぅ~。
 寝ます。

12/7(火) 掛川・晴

 うろこ雲と筋雲が美しい秋の終わりの冬の始まり。もうちっとびしっと寒い方が師走の雰囲気にjust fitしてよろしかろうとは思うのだが,灯油は高くなっているし,卵の価格も高騰しまくっているので(何の関係があるのか),財布は助かる。
 PISAの結果が出て(日経新聞),日本の学力,特に読解力ががた落ちという結果が出て,新聞各紙が騒いでいる。ちなみに,OECDのPress Releaseはこちら。Excelファイルで順位一覧表も見ることが出来て便利。
 まあ,結局,今まで散々言われていたこと,特に独自に信頼できる統計データを取って実証的に学力低下傾向を指摘していたごく少数の論者の意見の正しさが,国際比較という形で明確になっただけのことである。そーゆー少数の信頼できる論客の尻馬に乗って騒いでいるだけのその他大勢が,この結果に勢いを得てさらに騒ぐことになるんだろうな。
 国会図書館が,JPドメインのWebページを収集するらしい(日経新聞)。今までは許諾が取れたSiteだけ集めていたが(WARP),この実績を踏まえてより広範に収集することになったのかな。しかし,日本って,何だかんだ言っても必要で大事なことは官がやっちまうんだな。
 これから10月に喋った内容を無理やり文章に起こして,終わったら寝ます。

12/4(土) 掛川->東京->掛川・曇

 季節はずれの台風27号は,沖縄沖で温帯低気圧になるらしい。もう冬なのね。
 岩波アクティブ文庫が今月で終刊となるようだ(朝日新聞)。出た時から知識人から総スカンを食っていた新書だったし,そんな批判は覚悟の上で始めたことなんだから,けっこう粘って頑張るのではと思っていたが,敗北は早かったな。ワシは一冊も買わなかったが,坂崎幸之助が書いた(喋った?)奴はちょっと食指が動いたこともある。まだ在庫がある今の内に買っておくかな。
 今日はこれからLA研究会,アキバで買い物,余裕があれば鈴本,という予定。東京もこれから雨になるそうなので,あんましアキバでうろうろ出来ないかな。
 では行ってきます。
 ただいま。結局,帰りの新幹線にて雨と遭遇する。アキバでも神楽坂(今日のLAセミナーは理科大)でも傘は必要なかった。
 アキバでは,建設中のヨドバシカメラビルの横を通過する。随分出来上がっていた。来年の秋にはすっかり様変わりした駅前が出現することになるんだなあ。
 書泉ブックタワーで,予告どおり,廃刊予定の岩波アクティブ新書の在庫から,「坂崎幸之助のJ-POPスクール」と,最後の新刊となる「怪奇俳優の演技手帖(ノート)」(佐野史郎)をゲットし,ついでにマンガ四冊,筒井康隆の「笑犬樓の逆襲」も買い込む。TwotopではIODATAのDVD-RWドライブも購入。P4マシン用である。現在,こいつを取り付けてWin2Kをインストール中。
 無事動いているようなので,ボチボチ寝ます。

12/2(木) 掛川・晴

 うーむ,朝方はストーブが必要なぐらい冷えるが,日中はクーラーをかけたくなるぐらいまぶしい日光が差し込んでくる。こう寒暖の差が激しいようでは,風邪も流行るわな。ちなみにワシが罹患した悪性風邪は大分小康状態となってきた。呼吸器系統にしつこく居座っていたこいつともそろそろお別れである。もう来るな。
 今月中旬に某ワークショップがあるが,参加するのは今回で最後にさせて頂こうかと考えている。自分の活動範囲が広がっているため,あれもこれもとやることが増え,ボチボチ自分の身を運ぶ機会をリストラする必要が出てきたからである。
 自分が参加している研究会や学会を書き出すと次のようになる。()で囲んだのは参加したりしなかったりするものである。

  1. 1月・・・HPCS
  2. 2月・・・JeLA学術講演会(来年はあるのか?)
  3. 3月・・・HOKKE, (IPJS春期大会)
  4. 5月・・・NAS
  5. 8月・・・SWoPP
  6. 9月・・・(FIT), JSIAM年会
  7. 10月・・・(日大学術講演会)
  8. 11月・・・情報教育研究集会, RIMS研究会

ざっと書き出しただけでも8回,()印まで含めると11回である。参加するからにはなるべく自分も講演したい,となればもうこれに合わせて準備をするだけでも,自分としては精一杯である。旅費だってそれ程ある訳ではないので,節約しなくてはならない。これに加えてLA研究会が年2~4回程ポンポンと入る・・・という次第である。すいませんが,ご了承願います>某ワークショップ幹事役の方々
 昨日は京都から帰った後,原稿を一本推敲して午後6時頃,Web経由で投稿する。手続きを終えて二分後にプログラム担当委員からソッコーで正式受理メールが来たのには驚く。あんた,Webの前で張っていたのかいな,というぐらいの早業である。締め切りまで10日も前だから出来たことなんだろうが。これで採録されればもっと嬉しいが,さてどうなることやら。クリスマスイブまでには査読作業を終わらせるということであったから,まあこれで2週間はココロ安らかに過ごせる訳だ。通るか通らないかは査読者のみが知る訳だが,兎も角,11月の半分を消費した問題に一区切りが付いて,ほっとする。
 全く,近頃の教養数学ってのはものの役に立っていない。もちろん,専門科目を担当する教員から,昔流の定理→証明→定理→証明→・・・は止めてくれという圧力が加わって,学生さんの方にもこらえ性が無くなってきているから(個人的見解だが,学力低下はり気力低下現象に起因するところが大きいように思われる),計算だけ出来ればいっかー,っとあっさり理論を手放してしまっているせいであろう。一応,教養数学も担当した経験があるから,気持ちは分かるし,学生さんのレベルを考えればやむを得ないケースもあろうが,少なくとも国立大工学部程度のレベルで,そうあっさり理論を手放していいモンではないだろう。理論の権化みたいな教員が,「あ,もうこの程度でいいわ」などと,計算問題だけを定期試験に出している様は,みっともないという他ない。そんなにやる気がないのなら,さっさと辞めればいいものを,ただ金のために今の身分にしがみついているのは醜悪である。
 個人的な好みで言えば,理論2,計算5, 他分野への応用等3ぐらいの配分ができればbetterなのであるが,この辺のバランスは教師の趣味と,受講する学生さん達のレベル及び学科によって変化するだろう。自分としては何とかこの配分を目標に努力したいものだと思っている。