昨日から東京に来ている。用事は
である。明治大学・リバティタワーの15・16階が会場となっているので,なかなか眺めが良い。初めて入ってみたが,さすが外側だけじゃなくて中身も豪華。懇親会会場は
こんなドーム付きの会場。国立大の人が「こりゃ,学生も集まるわ」と感心してたけど,ホントだよなぁ。
講演会は1日目と3日~4日目に割り当てられていて,本日はポスターセッションの後,JSIAM発足20周年記念講演会がメイン。折角の市民講演会で最後にねちっこい質問した馬鹿がいて,雰囲気をぶち壊しにしたようだが,質問した本人は「モヤモヤしてたものを聞けて良かった」と至って満足気だったらしい。汚点である。
明日はワシにとってのメイン行事,Scilab Toolbox Contest。朝9時からなので,遅刻しないように出かけないと。久々に東京のラッシュに巻き込まれるのも趣があってよし。
寝坊しないように,今日はもう寝ます。
8/30(月) 掛川・晴
いやぁ~,残暑とはいえ,アッツイあっつい。この暑さでも,ワシの職場では建物のペンキ塗りとか,分析センター建設とかで,働いている人が多数いる。まだエアコンの効く屋内にいられるだけ贅沢であることを再認識。贅沢極まりない。再試がめんどくさいとか言っていてはいけませんね~。
さて,忘れないうちに昨日の怒涛の如き一日を書いておかねばならなない。Comitiaと米沢記念図書館のイベントを掛け持ちしてきたのだが,どっちも収穫大で,思い出深いのであった。
まず,朝6時過ぎに掛川ICから東名→保土ヶ谷バイパス→湾岸と通過して,午前9時過ぎにあっさり臨海副都心ICを抜けて東京ビッグサイトに到着,西の屋外駐車場にマガリ太郎を停めておく。料金1500円(午前7時~午後11時)なり。
Comitaにはまだ早過ぎるので,丸の内オアゾに移動して買い物。
東京駅で,”Imperial Palace(皇居)はどこか?”と聞いてきた外国人ご一行(ロシア人?)に取っ捕まるも,どういうわけか”帝国ホテル”と聞き間違えて,嘘を教えてしまう。すまん,暑くてボケていたのである。国際問題に発展しないことを祈りつつ,丸善で買い物。西炯子の新刊2冊を購入。大戸屋で早めの昼飯をかっこんで,12時30分ごろビッグサイトに戻ってComitiaに突入・・・するも,人が少なくて拍子抜け。カタログもあっさり買えた。拡大開催じゃなかったので,雰囲気がのんびりしててよろしい。これからは5月と11月は避けて,8月と2月に行くようにしようかな。駐車場もスカスカで,これなら電車より車のほうが快適というぐらいであった。
福澤さん二名ほど行方知れずになる程度の買い物を刊行,中年オヤジの図々しさを最大限発揮して「漫画批評」を押し付けたり,どこまで買ったが分からない同人誌を探索させてもらったり。どーもご迷惑をおかけしました。結局1時間30分ほど滞在して腹一杯になりました。あ,ジュンク堂の出張販売で,菅野彰の新刊エッセイも一冊買いました。しかし,BL作家の菅野,だんだん,体力的に無理を強いられるお笑い芸人化してないか? 松村邦洋みたいなことにならないことを祈る。死ぬなよ,菅野~!
午後3時頃にはりんかい線で脱出,明治大学の米沢記念図書館のイベントに向かう。勝手知ったるお茶の水界隈なのだが,この男坂ってのは始めて通過した。
転げ落ちそうな坂を越えて左に曲がるとそこは米沢記念図書館。通りがかったカップルの女性が「このヨネザワって誰~?」と言っていたが,外に米沢嘉博の説明看板ぐらい立ててもいいんじゃないかと思った。
初めて来たけど,ちっちゃいな~・・・というのが正直な印象。1階が受付と展示室,2階が開架式書架のあるところで,イベントは2階で開催された。作画グループの主宰・ばばよしあきさんを招いてのトークイベント。みなもと太郎先生がばばさんを引っ張り出して開催することになった由。ワシもその昔,札幌の高校生だった頃に,当時まだ狸小路にあった旭屋書店で作画グループの機関誌「GROUP」は立ち読みしていたのだ(買わなかったのだ・・・ゴメンなさい)。ばばさんのお名前は,みなもと作品を通じて知っていたので,ご尊顔を配するこの機会を逃すまじと,やって来たのである。
予定では午後4時から90分ということだったが,1960年代の草創期,ぐら・こん関西支部長になった経緯から始まって,「ホモホモ7」や作画グループの合作が少年マガジンに掲載されたことなど,汲めども尽きぬお話が続いて,質疑応答が終わったのが午後6時頃。分厚い肉筆回覧誌を直に見られたり,「GROUP」の前に平仮名タイトルの「ぐる~ぷ」ってのが発行されてたってのを現物と共に見せていただいたりと,いやぁ,楽しかったです~。イベントを企画されたスタッフの方,黙々とカメラ係に徹してた森川嘉一郎さん,みなもと先生,そしてばばよしあきさん,どうもお疲れ様でした~。
で,ワシが一番知りたかった,創刊初期の「Wings」と,作画グループの中心作家陣との共通性がありすぎた件,ばばさんに質問したら,「ああ,あれは新書館の編集にアドバイスしてたから」と,あっさり謎が解けてしまった(笑)。大体,新書館なんて漫画に関しては全く素人の出版社が,なんで突然,SF色&少女漫画色の強い,マニアックな「Wings」なんてものを出してきたのか,しかも「GROUP」と載っている作品の作者がかなり共通(神坂智子,速水翼,あずみ椋・・・)だったので,高校生のワシには類似性が不思議だったのだ。・・・そっか,あれはばばさんの差金・・・っつーか,それだけ作画グループって注目されてたってことなんだな~。
イベント終了後も,ばばさんに話しかけていただいて恐縮。時間があったらもっとお話を伺いたかったのだが,あんまり遅くなるとまた東名の渋滞に巻き込まれるので,御礼を申し上げてお先に失礼してきたのであった。
しかし,いい世の中になったな~。ワシが引退して年寄りになった頃には,趣味のサークルみたいな連中が集まって,こういう大学とか役所とかで,昔の作家さんを呼んで漫画やアニメについて語り合うことになるのかしらん? その時にはもう少し,米沢記念図書館も広いところに移してね~。多分,現状では米沢代表の個人コレクション全部は絶対収納できてないだろうし。
つーことで,Comitiaの戦利品とイベントの余韻を抱えて,夜7時過ぎにビッグサイトを出発。案の定,富士~清水間で自然渋滞に捕まりつつ,夜11時前に,掛川に戻ってきたのであった。これで途中事故っていたら,どんな報道をされたのやら。
まだ余韻が残っているので,今日はもう寝ます。
8/26(木) 掛川・晴時々曇
まだ日差しは強いし,日柱は30度を超える気温になるが,風には爽やかさが混じり,真夏のジメジメした感じはあまりない。昨日はトンボの群れと初遭遇。確実に季節は秋になりつつある。気温は糖分高めに推移するようだが,猛暑猛暑と油断していると,あっという間に衣替えの季節になるぜ。
自宅のメインマシン(Athlon64 X2 3800+),とうとう二つめのGbEが繋がらなくなる症状が出るし,Blue Screenになるしで,もう寿命臭い。もともと,Chipset Fanが逝かれてからは騙し騙し使ってきたのだが,もう寿命だろう。多分,Chipset回路が焼き付き始めているのだ。もう一台のマシンの方はとっくにダメになっていて,起動して暫くすると固まるわ暴走するわで処置なし状態。で,まぁ,Mother Boardを取っかえてPhenom II X6に入れ替えたという次第。新しいメインマシンはこいつにしようと思っていたが,もうその時期になったってことらしい。
新旧のマシンはどっちもWindows 7 x64の環境なので,移行作業は楽チンである。
(1) \User\username\Documents, 同\Pictures・・・以下を新マシンにコピー。
(2) Thunderbirdなどのアプリをインストール
(2) \User\username\AppData以下を新マシンにコピー(キャッシュのたぐいは不要)
(3) 動作確認(メール,ブラウザなど)
以前と違って,bookmarkはGoogleに任せてあるし,基本的にはGmailが使えればメール環境はいつでも使用可能だし,必要最低限のアプリさえいれておけば,その他のサービスは全部Web上に あるものを使うだけなので,作業自体は1時間程度で終わる。全てをローカルPC上に構築しなければならなかった昔とはエライ違い。これでOfficeがSaaSに移行しちゃえば,もうWebクライアントとして動作すれば何でもできちゃうなぁ。う~ん,10年後が怖い。
で,移行自体は何てことなかったのだが,On boardのグラフィックスよかマシかと思って,Radeon HD5460のファンレスカードを突っ込んだのだが,全然Experience Indexが上がらない・・・どころか下がってしまった。
On boardの奴だと4.4になるのだ。
3D性能は多少良くなるけど,Aeroの性能が落ちるようでは普段の使用に差し支える・・・って程じゃないけど,気持ちが悪いではないか。で結局カードは外してOn boardのものを使用することに。このカード,どうしようかなぁ?
昨日は久々にこってりした晩飯(うな重)を食ってしまったので,その分のカロリーを消費しようと頑張って蒟蒻畑と運動で少し挽回できた。明日にはまた67kg台に戻したいなぁ。そうすりゃ,標準体重になって,晴れて健康体とお国が認定してくれるのだが。
寝ます。
8/24(火) 掛川・曇
あちゃ~,とうとう自宅のWindows 7メインマシン(Athlon64 X2 3800+)がブルースクリーンを出すようになってしまった。以前から引っかかるような動きがあって怪しげだったのだが,とうとう同じスペックのCentOSマシン同様の運命を辿ることになるのだなぁ・・・ま,5年使ったから十分元は取ったかなぁ,と。チップセットファンが逝かれてからダマシダマシ使ってきたから,まぁやむを得まい。
リブートすればまだ起動はするけど,ネットワークには繋がらず。仕方ないので,次期メインマシン候補のPhenom II X6マシンを引っ張り出してこれを書いている。今の仕事が終わったら,こいつにメインマシンの環境を移行させないといかんよなぁ。
あ,体重がとうとう68kgを切りました!
多分これが当面のmimimum。理想的には標準体重以下で抑えたいけど,まぁ年相応の贅肉はあってもいいかなぁ,と。内臓脂肪がしっかり残っていて腹はポッコリなのに,あばら骨が浮き出てきたのはちょっとやり過ぎの観もある。内臓脂肪が取れるまではまだまだ時間がかかるだろうから,しばらくはこの体重を維持しつつ,運動を欠かさないようにしなければ。
仕事の方,休み前の締め切りのものを順次片づけ中。一つは何とかなりそうだが,もう一つが難航中。もう一つの方は今週末までに片付けて,最後の大仕事を何とかせねば。
では行ってきます。
8/21(土) 掛川 -> 東京 -> 掛川・曇後晴
今までの酷暑に比べればまだマシ,と言う程度ではあるが,割と過ごしやすい真夏日。朝一で掃除洗濯を済ませてにぎりめしをかっ込んで6:58掛川発のN700系こだまで東京へ出発。自由席回数券が使用可能になる当日だったが,何故か自動券売機ではメニューに現れず,慌てて緑の窓口に駆け込んで購入。何故券売機で買えないのか質問したが,よく分からないらしい。ワシの見間違いかと思ったが,帰りにもう一度掛川駅で確認したが,やっぱりメニューにはない。どっかに隠れたのかな?
朝9時ぐらいには渋谷に到着,待ち人の少ないハチ公前の景色が新鮮だったのでパチリ。
ブリューゲル展の開始時間までBunkamura前のスタバで時間つぶし。
で,じっくり見物したのだが・・・正直言って,銅版画ってワシの趣味ではないことがよく分かった。広告ではボッシュの影響を受けた奇妙な造形の悪魔とか怪物などあ強調されていて,それは確かに面白いが,白黒の地味な銅版画で,しかもサイズが皆小さいので,ワシも含めた年寄りは皆顔を近づけてじっくり見なければならない。油彩画ではタッチの確認程度で済ませるが,はがき大の細密な作品だと,虫眼鏡が欲しくなるぐらい。ワシはやっぱりチマチマした農民が生き生きと描かれている油彩画の方がいいや。
それでも1時間半ぐらいは滞留して料金分は楽しませて貰った。時間も早かったせいか,ゆったり見られたので良しとする。
気になったのは,9/2開店予告のこれ。
丸善とジュンク堂がジョイント?・・・と,以前なら不可解と首をかしげたものだが,いまやどちらも大日本印刷が資本を抑えているので,まぁ当然か,と。もっとも,堅いイメージのある丸善と,デカイということは喧伝されているけど一般書店のジュンク堂の両方のブランドを並べる価値はある,と現時点では判断しているんだろうな。渋谷ってのはあまりうろつく機会のない街だが,これが出来たら一度ぐらいは眺めてみるとするか。
半蔵門線で神保町を散策すべく,九段下で下車して,首都高高架下の日本橋川から,暑い暑い靖国通りをてくてく歩く。
この下を神保町方面にくぐったら,通りの向こう側に戦前からあると見受けられる建物がある。
網が掛かっているってのは,ボチボチ取り壊しだろうか? ワシの大師匠のお話によると,戦争で神保町は焼け野原になったと聞いたが,これはその生き残りか? なくなっちゃうのは寂しいが,じゃぁ,おまえがあそこに住めと言われたら躊躇するよな。
神保町へ向かって歩き出すと,結構,九段下方面にも古本屋があって楽しい。昔一度ちらと読んで興味を引いた,伏見康治が寺田寅彦の研究を批判的に述べていた文章を収めた著作集(絶版くさいな)があって,525円で購入できたのが一番の収穫。
昼は千葉の公務員様と御茶ノ水駅の行きつけの中華料理屋で半チャンラーメンセットを食い,喫茶穂高で今週の夏期実験講座の打ち合わせ。e-mobileが役立ちますた。
15:56東京発のこだまで東京駅から掛川へ戻り,スポーツクラブで軽く汗を流した後,一週間ぶりの職場に立ち寄ってメール返信し,帰宅。
さて,明日から仕事モードだ,頑張ろうっと。
頑張るためにもう寝ます。