5/4(祝・木) 駿府・晴

 本日も,前日に引き続き晴天なり。薫風に映える鯉のぼりは清々しいものである。

 さて,投稿していた査読論文の一本目がとりあえずacceptとなった。「内容はいいが表現に不味いところがあるのでしっかり修正しろ」との仰せ。3人の査読者が同じことを指摘してきたので誠に説得力があるのである。修正期限は5/12(金)までとのこと。へいしっかりやりまする。In-personの講演会場はギリシア・アテネだが,そんなところに出かけている余裕はないのでバーチャル参加予定。日本から直行便が飛んでいるところなら良かったんだけどなぁ。見どころいっぱいの所なんで,もうちっと年取ってきたら一度は行ってみたいのであるが。

 本日は神さんの親孝行にお付き合いした後,自宅にてまったり過ごす。ガシガシドキュメントを更新といきたいところだが中々・・・誰だこんなにたくさんマクロだの関数だの書きやがったのは・・・ほかならぬ自分であるからして,自業自得因果応報を身に染みて実感しながらコツコツやっていきまする。

 にしても,3月下旬に自宅デスクを父親のお古である片袖机から,ニトリの多段タイプに取り替えて以来,ようやくこのGWにじっくり使うことができて,誠に快適である。

父親のお古である片袖机
ニトリの多段タイプ

 実は,机の前にメッシュタイプの椅子に取り替えていたのだが,それが片袖机にハマらず,この機会とばかりに机も取り替えてしまったという次第。泥縄もいいところだが,ワシの人生,大概勢いでやっつけて辻褄を合わせようと四苦八苦した結果出来上がったものなので,コレでいいのである。結果としてiPad+HomePod miniがオーディオ替わりの理想的な仕事環境が出来上がったのだからね。以前も書いた通り,自宅からはデスクトップマシンは一掃したので,ASUS Vivobookがメインマシンとなっているが,ちょっとキーボードの感触が気に食わない以外は不満はなく,有機ELディスプレイの鮮やかさにタッチタイプのノリも良くなろうというものである。次買い替えるとすれば,これが故障した時か,Windows 12が出る頃かなぁ。それもハードウェアの更新が不要となれば,まだまだ使い続けるよーな気がする。持ち歩きしやすい1kg未満の私物モバイルマシンは欲しいんだけど,急いで入手する必要は薄いしね。

 さて明日は久々の東京遊びなり。コロナ持ち帰ってこないようマスクは手放さないようにするが,3日後の発熱が心配である。とゆーことで久々のぷちめれを明日の日記代わりに仕込んでおくことにする。英語やって寝ます。

5/3(水・祝) 駿府・晴

 薫風が心地よいGW真っ只中,寒暖差は相変わらずながら気温の底上げは順調に進んでいて,もう朝晩の上着は薄めのものでよいかという頃,皆様いかがお過ごしでしょうか。

 もうちっと頻繁に更新したいと思っていたが,思いのほか,1月以降の連続投稿はさすがにキツくって,ここに書いた通り,査読論文原稿3本(+査読2本+責任エディタ1本),講演予稿1本,国際会議アブストラクト1本(+アブスト査読3本),紀要原稿1本を2月から4月いっぱいまで書いては投稿,書いては投稿,合間に出張・講演とやっていたらまーこれがまたシンドイシンドイ。今週の日曜に最後の査読論文原稿やっつけてやっと人心地ついて,お詫びしたBNCmatmulのドキュメント書きに取り掛かることができたという次第。αバージョンはGW明けになりますスイマセン。蕎麦屋の出前じゃないけど「今やってます」状態。
 まぁしかし,五十路超えて自分の限界にチャレンジするというのは良い経験ではあった。これは修了した院生さんにも言ったんだけど,学術的な流行り廃りは当然あって,自分の守備範囲が広ければ,「流行り」に乗ることはさほど難しくないが,ワシみたいに一穴主義で深く掘ることを専らとする輩はそうそう自分が乗りこなせられる「流行り」がそう沢山来るわけではない。今回はたまたまそこに乗れるbig waveが来たモンで,ここぞとばかりにガシガシ書きまくった,つーか,波乗りしながら書きまくることができたということなのである。あれだ,筒井康隆が書き下ろし長編「虚構船団」書き終えた直後にテンションハイとなって,短編書きまくった状態に似ているといえば似ている。その中の一辺が「旅のラゴス」最初の一編「集団転移」になったんだから,やっぱり乗りまくっているときには乗らないと。「踊る阿呆にみる阿呆,同じ阿保なら踊らにゃソンソン」なのである。
 とはいえ,外部公開を伴う原稿・プレゼン準備というものはそれなりに体力が必要で,老骨に鞭打ってできうる限り頑張ってはみたものの,前述の成果がワシの限界ということも思い知った訳である。はーしんどかった・・・が,ある意味,ここ四半世紀やってきたことの集大成が出来上がった感があって,思い残すことはないことはない・・・ことは全くなくて,むしろやりたいことがますます増えてきた今日この頃なのである。

 こちらの学術的活動と並行して,研究室・実験室の大掃除・リニューアルも,学生さんの手が必要な大がかりなものは大体終わった。本学設置時から使ってきた,背もたれがひしゃげた椅子は全部廃棄して最新のメッシュタイプ椅子に交換,PCも院生さんの助力を得て組み立てマシンとしてWin11に入れ替えて実習用は全部交換,おかげで白くて日に焼けた筐体が一掃され,黒くてガタイのデカいマシンに一新された。プロジェクタは65インチ液晶TVに交換,ワシが就職時(30年前!)に東京で買ったスチール机も廃棄したし,まぁ随分広かったのねぇこの部屋はと驚いた次第。額縁ょ~時代に積層された書類の類はまだシュレッダーにかけてないけど,急ぐものではないから,整理しながらボチボチ片付けていきまする。あと定年まで10数年,できうる範囲で人生の片づけを行っていきましょうぞ。

 つーことで,時間と余裕と金があれば,久々のぷちめれを書きたいと思いまする。老眼鏡3つ作って書類書き用(長短焦点)・読書用(短焦点)・PC用(中焦点)と使い分け体制がようやく整い,40代まで普通に行っていた読書活動が普通にできるようになってきたので。

 さて,ヤマザキマリ先生と山下達郎の,どっちがMCだかゲストだか分からんNHKラジオ番組を聞きながら,ドキュメント書きに戻りまする。

BNCmatmul Ver.0.21リリース延期

 すいません,3月中をめどにリリースしたかったのですが,ドキュメント整備が全然できておりませんで,4月GW前後ぐらいになりそうです。
 待ちかねている人がいるとは思えませんが,「3月中には何とかしたい」と公言した手前,ここで一応はお断りしておきます。

Delay of releasing BNCmatmul Ver.0.21

We had planned to release the BNCmatmul library (Optimized MPBLAS) at the end of March, but since the documentation is not ready at all, it will be around the end of April.
I don’t think there are many people who are waiting for it, but since I have publicly stated that I would like to open it by the end of March, I would like to say tentative release plan of it here.

1/1(日・祝)駿府・晴

 新年、明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い致します。

 新年早々、ヤリ損ねの仕事が一つ残っていたのを忘れていた。催促もないのですっかり放置状態。正月休みのうちに半日潰してどっかでやらんといかんなぁ。

 とゆーことで、五日までの正月休みを有意義に過ごしたいと思います。それ以降はコロナ騒ぎが終わることを願いつつ、額縁ょ〜からガッ鵞鳥への職務移行を果たしつつ、自分のプログラミング仕事に邁進するのみ。自己主張だけ激しい傍迷惑な老害化を避けるべく、自己充足する活動を中心にあと10年はアクセク頑張りたいものである。あと、折角サーバ移転して快適なWordPress環境になったここの更新も頻繁にせねば。

 さて、年始の親類ご挨拶と一々御苦労さんな初詣の準備に取り掛かりまする。

12/31(土) 駿府・晴

 西高東低冬型の気圧配置が年明けに来るようだが,この年末はその手前,そこそこ寒いが完璧な青空とはいかず,富士山にも雲がかかっていて明日のご来光も少し遮られる可能性がある。朝晩の寒さは例年並みで,日中は日向でも少し肌寒い。

 コロナウイルス対応ワクチンも4回目を打ってしまい,それでも完全な予防効果は見込めずに職場でも教職員・学生問わず罹患者が続出する状況ではあるが,慌てる人はもはや誰もおらず,完全にインフルエンザ並みの対応と反応に成り下がっている。ワシの場合,11月初旬に4回目を打ったので2月以降に5回目を打つことになりそうだが,正直だんだん馬鹿馬鹿しくなってきている。もちろん感染せずに済めばそれに越したことはないが,ここまでオミクロン亜種が蔓延ってしまうと一回ぐらいかかっておいた方が予防効果が上がってむしろ良いのではないと言いたくなる。中国は国内からの反発に慄いてゼロコロナ政策を放棄し,「どーせオミクロンは軽症だからいっそ感染しまくって集団免疫を目指せ!」と真反対の方向に走り出した。荒療治もいい所だが,春節後のピークアウトが済めばむしろいつまでもマスクや定期接種やめられない国を嘲笑うに違いないのである。日本でもようやく次年度からコロナウイルス感染症を5類へ変更する検討に入ったし,この第8波が終わればその宣言を行うに違いないのである。来年早々,さっさとやってしまって頂きたいものである。

 とゆーことで,ウクライナ戦争とコロナウイルスに明け暮れた一年であったが,今の所,戦争に巻き込まれず,物価高に伴う金利上昇にようやく日本経済が乗り始めたのは幸いであった。2023年はせいぜい足手纏いにならないよう,あと10年は頑張ってプログラミングと論文書きに明け暮れたいものである。そのためにも楽しんで情報収集とアプリ作成に勤しみたい。

 新年の準備(旨煮とカレンダーのセッティング)も終わり,紅白歌合戦で知らん歌を楽しみながら,いつもの年越しを楽しんでいる。ここんとこ年が明ける前に眠気に負けていたが,今日は除夜の鐘を聴けるかしらん?

 本年も大変お世話になりました。
 来年もよろしくお願い致します。