昨日は時折雲が出るものの,雨粒とは無縁。気温も上がって,神さんが外に干した洗濯物も無事乾いた。根っからのジモティである神さんは,なるべく日光で乾かしたいという欲望が強いのである。
昨日,神さんが留守の間にサボっていたサーバ移転作業を終えて,現在試運転中。MovableType(Open Source版)を4.23から5.14に上げて記事更新を試しているが,まぁ今のところ支障なし。サイト構築がオマケに付いてくるのが玉に瑕か。マルチ言語対応pluginが出ているようなので,それがうまくいくようなら本格運用したいところだが,さて試している時間が取れるやら。公私ともに色々あるからのう。
しばらくblog更新をサボっていたせいで,あれこれ書く事が貯まってしまった。覚えている分だけさらっと書いておこう。
6/21(木)~22(金)は秋田県立大学にて特別講義。昨年はみゃー先生が本格的なアカデミックスピーチをしていったそうなので,ワシはおちゃらけ要員として年寄りの思い出話と悪口に終始。稲庭うどんが旨かったのと,三平バスを拝めたのが良かった。
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来年2月からまたお世話になる予定である。それまでにあらかた成果出して論文に纏めておかないとなぁ。
6/27(水)は法人内高校で進路説明会に参加。
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午後の2コマ(45分×2),二年生にWebプログラミングのお話。ん~,デモンストレーションはもうちっと分かりやすいものにしないとダメかな,と反省点はありつつも,まぁ何とか終了。富士宮焼きそば食って帰りました。あの豚の脂身のカリカリ揚げってのが入っていれば公式に認められる・・・のかな。カロリー高っ!
つーことで,MTOS-5.14を試しつつ書いてみたが,動作が遅くなったような感じ。もちっとさくさく動いて欲しいが,Perlスクリプトの限界かしらん?
んでは。
6/30(土) 駿府・曇り
ぼつぼつ,サボっていたサーバ移転作業を開始する事にする。WebArena SuitePro V2からV3への移行である。
手順は大体次の通り。
- 旧サーバを稼働させつつ,新サーバを準備。ネットワークに接続しておく。
- /home/user以下をコピー。
- /etc/httpdをコピーし,Apacheの環境を移行。
- MySQLを起動し,rootアカウントを透谷してデータベースを移行。
- MovableTypeを移行。MT4からMT5はデータベースのアップデートを自動でやってくれるので便利。
- Primary DNSの移行。dnscheck.jpで動作を確認したら,Primary DNSを変更要求。変更後,大体1日ぐらいで移行できる。
- Postfix, dovecotの移行。
- mailmanの移行。/etc/mailman以下,/var/lib/mailman以下をコピーすればいい。
- 新サーバを再起動してDaemon類の自動起動を確認する。
前回と違って,今回はCentOS4からScientific Linux 6への移行だったので,環境設定はほぼそのまま使えるので楽。後はDNS移行後,不具合の手直しをチマチマしていけばいい。
つーことで,サーバも移転作業を済ませたし,後は論文をシャカシャカ書くのみ。頑張るぞ~っと。
6/20(水) 駿府・台風一過
季節外れの台風4号,東海地方に昨晩上陸して本日未明には東北の太平洋側に抜けたようである。ワシは東海道新幹線が動いている時に帰ってこれたので良かったが,その後すぐに掛川以西からはストップしていたらしい。今日もまだその影響が残って,午前中は新幹線に遅れが発生する見込み。全く自然という奴はメンドクサイものである。
先週の土曜日に結婚式本番。
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実際,当事者になってみると全く余裕もなく,流されるままにその場にいたら終わっていた,という感じ。人生でこういうイベントはそうそうないものだが,じっくり味わっている暇なぞないものなのである。
つーことで,我が家には売れ残った(?)ブーケが残されたのであった。
木曜日から秋田に出張,今日はその準備に勤しまねばの娘。ボチボチ風呂掃除せなイカンのでこの辺で。
6/11(月) 駿府・曇
東海地方は先週梅雨入り。今日も曇天で絶好の梅雨日和(そんな言葉あるのか?)。節電ばやりの昨今,暑いよりはいいけどジメジメ気候が続くのもやりきれん。適度に晴れて欲しいが,空梅雨も困る。最適化というのはかくも難しい。
先週は数値解析シンポジウムに出かけていたわけだが,年寄りの参加が減って,相対的に若い人,特に筑波大・東大・早大・埼玉大・名大の院生さん達が多かったな。良き事である。次世代を育てるべき所で集中的に有用な人材が育っているってのが最近の傾向。まぁ酒飲んで愚痴るだけの年寄りは有害なだけなので,これからは年寄りも二分化していくのかしらん。ワシは酒は飲まんが,あんまし育てる方は自信がないので,自分の趣味を追求して行くのみである。
さて,今週は結婚式前の最終準備期間。つーても殆どは神さんが担当しているので,ワシはサポートのみ。論文通っていれば髭なしの予定だったんだけどなー,と今更言っても仕方ないが,まぁこれはこれでいいか。
朝ご飯が出来たよーなのでこの辺で。色々停滞しているが,何今週が過ぎれば進んで行くに違いない(楽観的予測)。
卯月妙子「人間仮免中」イースト・プレス
[ Amazon ] ISBN 978-4-7816-0741-2, \1300
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卯月妙子,という名前を初めて知ったのは,西原理恵子の「人生一年生2号」に掲載された座談会の記事からである。ウンコを食うAV女優,という触れ込みだったが,ずいぶん不幸そうな顔の女性であったという印象が強い。AV女優を営みつつ漫画家もやっているらしい,ということもその記事から知ったが,読もうという気にはならなかった。従って,本書で触れられている卯月の前著については全く知らない。画力がどの程度向上・・・いや,低下したのか,ということも全く分からない。
本書の漫画の絵はひどいの一言に尽きる。褒めるところを見つけるのも大変なくらい下手糞だ。はっきり言って,今どきの小学生の方がよっぽどうまい絵を描くだろう。
しかし本書の魅力は絵ではない。現実と妄想の境をさまよう主人公・卯月妙子の精神のありようをドライブする物語の力強さであり,還暦過ぎのやり手サラリーマン・ボビーさんとの愛の営みであり,そしてエキセントリックな生き方をせざるを得ない人間の魂の咆哮なのである。それらをこの下手糞な絵から読み取れるかどうか? それができない人には本書はお勧めしない。これからワシは本書をワシの神さんに読んでもらう予定だが,果たして結果は・・・? ワシはドキドキしているのである。
それにしても,知識人と称される者たちの「聖なる売春婦」妄想ってどうにかならないものなのかな,とつくづく思う。小谷野敦が常々それを批判するのは当然だし,第三世界の現実を鴨志田譲と見て回ってきた西原理恵子も,売春というのは「最後の手段」であることを述べている。ろくすっぽ関係性を結んでいない男に肉体を売り渡して弄ばれ,一回こっきりでポイ捨てされて平気な女性はそれほど多くない,ということは,もっと広く伝えられるべきだと思っている。そして男優以外には直接肉体を弄ばれるわけでもないAV業界に集う女性たちも,基本的には思慮が足りないか,エキセントリックな精神状態を持て余した結果そうなっているのであって,基本的人権が配慮されるのは当然としても,それ以上に聖なるものとして「もてはやす」のは明らかにおかしい。以前,売春を肯定する書物を読んだことがあるが,それは自身の体験を語りつつ,感情のほとばしりが論旨をゆがめている,痛々しい代物だった。その時ワシは,売春なんてやるもんじゃないな,という確信を得たのである。
本書を読む限り,卯月もその種の人間であるらしい。のっけから歩道橋を飛び下りるシーンから始まる,その痛々しい人生は,まともに語るとお涙ちょうだいの物語に成り下がる可能性もある。しかし,下手糞な絵とテンポの良いコマ運びが妙に明るいものをワシに授けてくれるのだ。それは多分,エキセントリックに生きざるを得ない卯月のカラッとした開き直りと,その精神を支える野太いエネルギーの発露がもたらす「生きる糧」なのであろう。ボビーさんという男気のある年寄りとの出会いと,そこから生まれた愛欲生活は,その結果として生まれた副産物のようにも思えてくる。これからの人生,そんなに長くないかもしれないが,ワシとしては折角助かった命に幸多かれと祈るばかりである。
10年ぶりの単行本という本書,読む人を選ぶことは間違いないが,「選ばれた人」には卯月妙子の「生きる糧」が授けられること,間違いないのである。