どよんとした空の下,東京へ向かう。出発時にグズグズしたせいで10時5分掛川発のこだまに乗ることになってしまった。グズグズの理由は,炊いてあった飯の始末。ちょうど買い置きの海苔を切らしており,海苔なし・梅干しembeddedな白い飯玉を作って昼飯用に持って行くことになった。その決断に手間取り(海苔なしの飯玉をおにぎりと称するのは日本人としていかがなものか,そもそも海苔なしで神聖な飯を握って良いものかどうか,等),予定より2時間遅れで出発したのであった。
車中,伊丹映画の駄作について思いの丈を書いてみたら,随分長くなってしまった。これぐらいでいいか,と気がついたらもう東京駅である。人生は短い。
まずは翻訳本の営業のため,某大・某教室へ向かう。以前の建物は内装工事のため,某(某ばっかりや)大手電機メーカの元本社ビルに移転していた。エレベーターが10機もあって壮観。移転前の建物はあれだけの学生が出入りしているにも関わらず,一機のエレベータでやりくりしていたことを思えば隔世の感がある。ま,いずれは元の一機ビルに戻ってしまうのだが。
お留守だったので,翻訳盆の宣伝メモのみ残して去る。後でメールを頂き,すれ違いだったことが判明。2巻お揃いで常備しておくとよろしいですぜダンナ!(女性だけど),とお返事を宿で書く。ま,ワシがプッシュしなくても一揃いは買ってくれるとは思うが。
営業の後,御茶ノ水及び東京丸の内の丸善で本を漁る。久々の大量買い。相変わらず,フリースタイルの「このマンガを読め!2008」と遭遇出来ずに泣く。