弥生三月桜も間近,梅は散りそでスギ花粉舞う今日この頃,皆様いかがお過ごしでしょうか?
ワシは近頃名うての「クレーマー」として知られるようになっているのである。最近では天下のマイクロソフトにイチャモンをつけまくって,MSDN AAから衣替えしたDreamSparkのダウンロードシステムを元に戻させた(もちろんワシの研究室分だけだが)のである。専用ツールを使うように仕様変更されたのはいいのだが,これがProxy非対応。「どーすんじゃワレ,うちの職場のネットワーク環境だと使えんじゃないか。いちいち教師がISOイメージをポータルから落として学生に配布せにゃいかんのか何のための認証システムじゃボケ。不正利用をさせないように使用者が全員認証させるようにしとるんじゃろがアホ。それをわざわざ不正コピーの真似事させて教育的にも最悪じゃアンポンタン。このまんまじゃ次年度の契約更新だってできんわ職場になんて言い訳すりゃいいんじゃこのトウヘンボクっ!」・・・と言ったら元のブラウザ経由のダウンロード方式に戻してくれたという次第。
まぁProxy経由のアクセスしか許可していない環境はこの日の元には多そうなので,他にも同様のクレームは多数寄せされていたのだろうなぁと想像。でないとこんなに早く対応できないだろうしね。
おかげで次年度もMSDN AAならぬDreamSparkの契約を続行しなくてはならなくなった訳なのである。
小生御大からReject前提の論文査読依頼が来る。案の定,Elsevierの雑誌。ボイコット運動が盛んなようだが,ワシは編集担当にはならないよ,という程度の微温的なお付き合いをしているのみなので,査読だけなら宣言には反しない。おほほほほ。つーか,問題はElsevierを利用して論文誌のステータスを上げようとしたりする学者の振る舞いにもありそうな気がしているのである。
しかしこの論文,よくもまぁ受付を通過したなという体裁。フォントは不統一だし,既存の教科書レベルの解法を一生懸命使って解きました,という学生レポート並みの代物。こんだけ”something new”がないのも珍しいな~。エジプトの研究者から投稿されたものだが,「コンピュータ環境が貧弱」という泣き言が入っているところは同情を誘おうという魂胆か? 実際,国内情勢も大変そうだし。 しかしそれと論文の質は関係ない。御大からは「コテンパンにコメントでやっつけてくれ」というご注文なので,せいぜい拙いえーごで欠点を書きつけることにしよう。
さて,いろいろなことが動きそうな感じ。ドラスティックな情勢変化に対応すべく,寝ます。