GNU MPFR 4.0.2が公開されたのに合わせて,Try MPFRの更新とともにマニュアルの日本語訳も公開した・・・つか,1日前からRC2版に基づいたものを公開済みであったりする。公開後真っ先に正式版をDLし,RC2とのdiffを取ってバージョン番号以外の更新がないこと確認したので,まごうことなき本家4.0.2マニュアルに基づく日本語訳になっている。
本家ではDVIファイルも公開しているけど,まだ要るのあれ? まぁ欲しかったらTexinfoソースをPlain TeXでコンパイルして自分で作って下さい。ワシはやらん。
以前の2.0.2から比べると,3.xをスキップしちゃった関係上,大幅な変更がなされており,結局,翻訳は頭からやり直した。GNU MP(GMP)に比べれば分量は少ないし,面倒なアルゴリズムの解説は別にあるので,楽と言えば楽なのであるが,今時,日本語に翻訳するメリットは,少なくとも翻訳者的には皆無なので,feasible rounding等のJIS規格には登場していない(多分)用語はかなり無理やり当て嵌めざるを得なかった。気に入らなかったら誰かやり直してつかぁさい。・・・ってことはGithub公開の方が良かったのかなぁ。まぁもう公開しちゃったし,今更変更するのも面倒なんでここはひとつご勘弁を。
んで,今度はこれに基づいた関数一覧表を作らんといかんのだな・・・「多倍長数値計算入門(仮)」完成への道はまだ半ば。