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11/15(月) 駿府・晴

 晴天だが雲が多めの日。富士山が見えず,さっぱりとした秋空とはいかず,明日からは天気が崩れるとの予報。本格的な冬に入る前段階のようで,寒さはまだ本格日しそうにもない。その割にはコロナウイルスは,GoToなんちゃらの影響で緩みまくったワシら日本人に容赦なく襲いかかっており,感染者数は過去最高を更新しそうな勢い。冬になる前に第三波がやってきた訳で,ボチボチ東京をぶらぶらしたいなぁと思っていても,今年いっぱいは無理っぽい。ワクチンがくるのを待つしかないなぁ。

Intel Mac用としては最後のmacOSかしらん?

 自宅用メインマシンのMacBook Airを Big_Surにアップデートした。どうやら今度出たApple Silicon M1マシン用のOSとして出てきたらしいが,将来のないIntel Macとしては最後のメジャーバージョンアップかしらんと不安になってくる。Arm用とx86_64用の両バイナリをサポートするアプリがこれから出てくるようだが,後のないマシンオーナーとしては余計なモンをくっつけてくるんじゃないと言いたくなる。
 ちょうどSIMDに凝っているので,ArmのScalable Vector Extensionsを勉強するのアリかなとつらつらマニュアルなどを見ているのだが,肝心の使い勝手の良いGCCは来年以降にならないとHomebrewからは出てこないらしい。

 つーことで,M1マシンの購入は様子見。まぁソフトウェアの厚みについてはx86系の優位はそう簡単に崩せないし,AMDのRyzen快進撃もあって,ワシの科研費が終わるまではAVX2だけ相手にしていれば十分であろう。AVX-512? あんなクソ命令,高速化に寄与できないんだったらAMD見習ってコア数増やせ!・・・という代物である。

 どうやらAVX2によるDD,TD,QD線形計算の高速化は達成できそうでほっと胸を撫で下ろしている。懸案の3倍精度もQD演算を流用することでしっかり高速化できることはしっかり確認できた。後はベンチマークをやりつつ,来年2月投稿予定の論文の下書きを書くことになる。問題は同時期に締め切りが来る本学紀要論文で,書くと明言しちゃった以上,何か書くしかない。昨年に書いたPython多倍長精度計算の続きみたいなモンを書くしかないなぁ。DLL化してODEの計算にも有用とか言ってみたいものである。・・・頑張らねば。

 コロナ禍でも,というか,だからこそシコシコ論文書くにはもってこいの環境であるにもかかわらず論文生産性が上がらないというのはサボり以外の何者でもない。せいぜい引き篭ってシコシコやることにしよう。今月末からはまたPython本の最終ゴールに向けてラストスパートをかけないといかんしなぁ。

 来週も頑張ります。

T.Kouya

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T.Kouya

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