6/26(月) 掛川・雨後曇

 朝方は土砂降りの中,出勤。九州方面に梅雨前線の強いところが停滞しているらしく,土砂崩れの被害も出ているらしい。こちらに豪雨被害が出るのは7月に入ってからか。
 本サイトのトップページカウンタが14000を突破。
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 移転一周年には余裕で15000は越えているな。ご愛顧感謝,感謝。
 今週は営業活動に勤しみつつ,SWoPPの予稿を上げる予定。ワシに取り付いている鬱はどーもしつこいようで,またぞろ復活しつつあり,予定はドンドン先延ばしになっている。どーなることやら。
 鬱のおかげと,西方行き出張ばっかり重なっているせいで,4月に買った新幹線の東京行き回数券が余ってしまいそう。今週末に一枚消費できるが,もう一枚は半端に残ってしまう。7/18までだから,三連休(7/15~17)に何か予定を作って遊びに行くしかないな。
 あ,いつの間にかVMware ServerがRC2になっている。正式版は第2四半期に出荷とあるんだが,もう終りかけである。第3四半期へずれ込みかな。何にせよ,早くExpirationなんぞはなくなって欲しいものである。まあワシが使うだけならVMware Playerだけで十分だし,何より高速だからいいんだけど,実習環境となれば,Serverの方が何かと楽なんだよねぇ。
 ボチボチやって寝ます。

6/22(木) 掛川・曇

 どんよりした空だが,雨粒は降ってこない。気温は高からず,低からず。典型的な梅雨の朝。
 あ,いつの間にか応用数理学会の年会受付が始まっていたぞ。今年は講演はパス。おんなじ話を繰り返すのも嫌味だし,それよか次のネタに集中したいし。
 懇親会と込みで参加申し込みのみ行う。一万円なり。HPC関係のよか安上がりなのは良いことである。高い会場を使うからなぁ>SACSIS and HPCS。
 で,はたとdomain名がjsiam.orgになっていることに気が付く。SSLがオレオレ認証なのはまあ銭のない学会なのでしょうがないけど,いよいよ本格的に独自ドメインで運用するのかしらん? ちらっと調べてみると・・・ほほうDNSはあそこが,Webサーバはここか・・・ということが判明。商売抜きのボランティア活動に近いよーな。ご苦労様です>関係者様一同
 Movable Type 3.3は6/27リリースとのこと。うーん,試してみたいが時間がないぞ。あのテキストとこのテキストの書き換えが完了してからだから,順調にいって8月下旬あたりかなぁ。
 では行って来ます。

金森修「病魔という悪の物語 チフスのメアリー」ちくまプリマー新書

[ BK1 | Amazon ] ISBN 4-480-68729-7, \700

病魔という悪の物語
金森 修著
筑摩書房 (2006.3)
通常24時間以内に発送します。

 お目当ての新刊をgetすべく書店に入ったものの見つからず,さりとて読書欲ははちきれんばかりに膨れ上がっており,このまま手ぶらで帰るわけにはいかなかったのである。本書はそんな時にふと目に入ったもので,もちろん金森の名前は知ってはいたものの著作を読んだことはなく,題名の,それも副題である「チフスのメアリー」に惹かれて買ってしまったのである。夕飯代わりのマクドナルドのフィレオフィッシュセットをパクつきながらほぼ一コマ,90分で一気に読了した後に残ったものは,ひたすら苦く,それ故に脳細胞が活性化される「問題の種」であった。
 いや,これを中学生に読ませるのかい,金森先生よ。ワシとしてはその度胸を大いに買うと共に,「いいのかよ,ぉい」という一抹の不安を持たざるを得ないのである。ちょっとでもヒューマンな心を持ち,サイエンスの心得がある者であれば,それ故に,本書が提示している問題の大きさに慄然とせざるを得ないはずなのだ。道徳の教材に使える? そーね,使えるけど,教室が水を打ったようにシーンとしても知らねーぜ,オラ。
 チフスのメアリーという言葉をどこで聞いたかは覚えていない。しかし,確かにどこかでチラとその意味と言葉を知って以来,脳の奥底に引っかかっていたのは間違いない。そこには不可視の病原菌への恐怖と,基本的人権を完全に否定された者への憐憫がオマケとして付加されている。
 本書はその,18世紀末から19世紀初めにかけて,アメリカ合衆国に実在した「チフスのメアリー」こと,Mary Mallonの生涯を辿り,そこから現代にも未来にも通じる公衆衛生的大問題を突きつけている。
 本書では触れられていないが,隔離を伴う法定伝染病として最も著名なのはハンセン病だろう。つい最近,日本政府が過去の隔離政策の行き過ぎを謝罪したことも大きく報道された。この問題に関しては,武田徹の「隔離という病」に詳しい。
 感染力の強い(と思われる)伝染病が発生した時の対策として,一般社会から離れた場所に「隔離」する,ということは,まあ字面だけ見ていれば当たり前のことと思える。しかし,それによって生じる問題を考え出すとキリがない。隔離に際して発揮される強制力はどこから来るのか? また,隔離することによって確保される公衆衛生の規模はどの程度のものなのか? 隔離される患者の人権が侵されることによって得られる社会の対価は,本当に釣り合うものなのか?・・・といった難しい,そして結論が出るまでに時間が必要な問題が山ほど噴出してくるのである。普段,我々が「善意」と呼んでいるものが,スライドしてそのまま患者にぶつかり,取り返しのつかない被害をもたらしてしまうのだ。
 伝染病は怖い,怖いから公権力に取り締まって欲しいと願う,その後押しを受けて隔離に乗り出した結果,医学的に正確な感染力の把握もなしに患者への差別が社会に蔓延してしまう・・・という構造を非難するのはたやすい。たやすいが,その構造こそが我々の社会を保つ源泉でもある訳で・・・あーもー,考え出すとキリがないっ・・・ということになってしまうのである。
 実在したメアリーは,腸チフスの保菌者であることが断定され,ごく一時期を除き,人生の大部分を隔離された島で送ることになってしまった人物である。確かに著者の言う通り,そんなに長期間閉じ込めておく必要があったのかは疑わしく,不幸なレアケースであることは間違いない。しかしそれでも,メアリーが腸チフスを他人に感染させたことは否定できない。そんな人物を我々,いやワシやアンタは受け入れることが出来るのだろうか?
 できる,と著者は言い,その実例を,Plavska一家とメアリーとの交流に求めている。家族ぐるみでメアリーを歓待しながらも,メアリーとの食事後は「お皿をごしごし洗ったり,熱湯で煮沸したりした」。しかし,続けて「それほどの懸念を押してでも,メアリーと時間を共に過ごしたいと思ったということの方が大切」(P.113)だ,と。
 自分の身を守りつつも,かけがえのない友人との交流を保ち続けるという,この態度が一般常識になることが望ましいのは言うまでもないが,果たしてそれが自分に出来るかどうか。この辺が,道徳教材としては一番難しく,そして核心部であると思われる。
 文章は軽快でありながら,読み進むにつれて,ドンドン自分の思考が捩れ,キリキリと音を上げだす。そんな辛くて楽しい読書は久しぶりだった。二重丸。

6/20(火) 掛川・?

 久々に天気を忘れるぐらい仕事に没頭・・・ならいいのだが,全然別の,しかも学内政治とか研究とか教育という話ではなく,もっと低レベルの下らない面倒を招きよせてしまって一日中くさくささせられる。早い話がgovernanceの欠如に巻き込まれた,ということである。気候的にも気分的にも鬱を昂進させる時期にいるんだから,下らないことで当方のやる気を殺がないでいただきたいものである。ただでさえしたくない仕事なのに。
 くさくさしながらPentium D clusterのFC5をyum updateする。デモ用OpenGLアプリが正しく動くかなぁと試してみると,訳の分からんエラーを吐いて動かない。症状としてはこちらの方と似ている。で,調べまくったらFAQであることが判明。GeForce 6600GT を使っているので,nVidiaドライバをきちんと入れておかねばいけないらしい。
 で,この通りインストールしてセットしてみたらちゃんと動いた。但し,自作Pentium Dマシンだけは,たまに画面表示が乱れてしまう。うーん,しっかりしてくれ>マシン& nVidia
 へぇ~,沖縄は梅雨明けかぁ。これから南の方から本格的な夏がやってくるんだなぁ。暑くなる前に鬱の元を断たなきゃなぁ。
 季刊に移行して初めてのUNIX magazineを買う・・・な,何これ。ワシは今更IPv6の話だけを知りたいんじゃないぞ。以前から続いているのはJUS newsとかワシにとってはどーでもいいものばかり。残念だが,以後買う価値のない雑誌に成り下がってしまったようだ。即座に購読を止めることにした。
 これでついにワシが定期購読しているPC関係の雑誌はゼロとなった。月々の雑誌代は激減し,福沢さん一人で樋口さんが戻ってくるまでに。雑誌というメディアが銭の取れない媒体に成り下がりつつあること,IT関係の基盤技術は毎月定期的に紙メディアで追いかけるほど変化しなくなったこと,知りたい情報,特にIT関係のものはWeb媒体に移行してているものが大部分になってしまったこと,この三つの相乗効果によってIT雑誌は淘汰されていくのであろう。
 ということで,ワシが読む雑誌は「東京人」「ラジオ英会話」「フリースタイル」と漫画月刊誌4つだけとなり,趣味関係のものだけが残ったのであった。
 くさくさしているので運動もせず,さっさと寝ます。

6/17(土) 掛川->浜松(予定)->掛川・曇

 梅雨本番のどんよりした空の下,夏の空気が運ばれて来たようで,朝から蒸し暑い。まぁ,クーラーを回していれば湿気はなくなるので暑苦しいと言うほどではないけど,一年間のうちで最も嫌な季節になるのか,と気が重くなる。
 自宅のAthlon64 X2マシンにVMware Server Betaをインストールしてみる。正式版が出てからと思っていたのだが,一向に出ないので仕方がなくBetaで我慢したのである。
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 Windows 2000で試してみると,なーるほど,これは快適。スカスカ動作するし,何より起動の待ち時間が短縮されているのが嬉しい。十分実用になるどころか,メイン環境にしてもいいぐらいである。システムをまるごとバックアップするのもお手のものだし,万が一の時の備えもしやすい。何が嬉しいって,GNOME(KDEでもいいけど)の使いづらいDesktop環境をスルーできるということ。実はこの記事,yum updateの待ち時間中の暇つぶしにFedora Core4から書いているのだが,どーもイマイチ使いづらいのである。まあ,商用のDistributionを突っ込んでATOKでも使えばだいぶんマシになることは間違いないのだが,それをするぐらいならWindowsかMacOSを使うぞワシは。
 完全フリーの無料distributionにそこまで期待する事自体,もう無理なのかなぁという気がするが,はて今後どこまでゲイツ引退後のM$ Windowsに肉薄できるやら。サーバ分野を完全に抑えただけで満足されては困るのよん>Linux
 ふーん、産経新聞がblogサイトを運営か。リンクに対してやたらと偏狭な態度を取ってきたのはこの布石だったのかしらん? まあ,訳のわからんリンク方針を取るサイトが増えているみたいだから,こーゆーサイトが増えるのはありがたい。
 では暑気赦いのため,テポドンが飛んでくる前に,浜松まで買い物に行ってきます。