6/16(金) 掛川・雨後曇

 朝方は土砂降りで,東海道新幹線や東名の通行に支障が出るほどだったが,昼からはぱったりと止んだ。蝦夷地を除いた日本全国が梅雨入りしたことを実感する。
 ほぼ日掲載記事にミスがあったが,早々に訂正された。さすがインテリが多く読んでいるほぼ日だけあって,指摘メールが山ほど来たに違いない。人の失敗ほど痛快なものはないので,自分がミスった時の慰め用記事としてここに記録しておく次第なのである。
 元の記事は
> 日本と南極大陸を思い浮かべ、
> その大きさを比べてみましょう。
> とても大雑把ですが、
> 日本の面積を38万km、
> 人口を1億2000万人で考えると人口密度は315人/km。
> 一人当たりの面積は3.17平方km、だいたい一坪ですね。
>
> 一方南極大陸は面積1400万km、
> 人口1,000人ですから人口密度は0.0071人/km。
> 一人当たりの面積は14,000km。
> 約420万坪、といってもピンとこないですね。
と書いてあった。最初は「平方」が抜けているだけの校正ミスか,と思ったが,よく読んでみるとすげー違和感がある。数値のorderがメチャメチャなのである。
 その後すぐにこの箇所は削除され,代わりに次の文章が掲載された。
> ※本日(6/12)11時更新時点で
>  南極の広さについての記載がありましたが
>  計算の整合があわない点がございましたので
>  ただいま確認をしております。
>  確認しだい、あらためて掲載させていただきます。
>  (6月12日13時追記)
 あ,やっぱしね,と思って暫くしたら,文面がキチンと訂正された。
> 日本と南極大陸を思い浮かべ、
> その大きさを比べてみましょう。
> とても大雑把ですが、
> 日本の面積を38万平方km、
> 人口を1億2000万人で考えると
> 人口密度は315人/平方km。
>
> 1平方キロメートルは
> 1,000,000平方メートルとなります。
> つまり、ひとりあたりの面積は
> 3,174平方メートル、
> 一人当たりの面積は3.16平方メートル、
> だいたい960坪となります。
>
> 一方南極大陸は面積1,400万平方km、
> 人口1,000人ですから人口密度は0.000071人/平方km。
> 一人当たりの面積は14,000平方km。
> 約42億坪、といってもピンとこないですね。
 おそらく校正段階以前,著者の元原稿からおかしかったのあろう。連絡を受けた著者が慌てて計算を全面的にやり直したようで,元の文章にはなかった面積単位換算データや,計算途中の数値が追加されている。
 いやまあ,ワシも計算ミス(に限らないけど)はいっぱいやらかすので,人事ではなかったりするのである。どーせミスがゼロになることはないのだから,訂正だけはしっかりとやりたいもんです。こんな風にね。
 論文作成計画を発動して手をつけたので,本日は寝ます。

6/15(木) 大阪->掛川・雨

 某シンポジウムの最終日だが,午前5時過ぎにまだ開いていない宿の自動ドアを無理やり開けて頂いて(すいません),早々に新大阪から掛川に戻る。どーもお世話になりました>幹事団の方々
 宿は松下電器健保組合が運営している所だったので,ロビーの片隅にこのよーなコーナー↓があるのであった。
kounosuke_matsusita.jpg
 そこに掲げられていた翁の直筆。
sunao.jpg
 ワシも素直にならねばと心を入れ替え・・・るわきゃないのであった。
 とんぼ返りで職場に戻ると,毎週3コマの(教員にとっても学生にとっても)地獄の実験講座があるのであった。困ったことに,今年は全ての課題を終了させられる力量のある学生が少ないのであった。もう2回目の内容で,昨年度と全く同じプログラムを同じマシンで実行しているので,これは完全に○○の側に問題があるのであった。「あった」が続くのは「刑務所の中」の影響が残っているからなのであった。どーも寝苦しい夜の多かった今回のシンポジウムの疲れが残っているせいでもあるらしかったのであった。
 実験終了後は,各先生方からまとめた書類の整理を行い,〆切を全く守らないこと職場随一の先生の居室のドアにアイフル社員よろしく「はよ書類出せやワレ,出してないのはアンタだけや」と朱書きした書置きを貼り付けておく。やってみるとこれが,うーむ,むっちゃ気持ちがいい行為なのである。100%非のある相手に正義の刃を向けてガナリたてるということは,ワシのような腹黒い人間にはジャストフィットしているらしい。クビになったらアイフルに雇ってもらおうかしらん。
 もう飽きたので,寝るのであった。

6/8(木) 掛川・曇時々雨。

 東海地方まで,ようやっと梅雨入り宣言が出された。 天候だけなら5月下旬の方が梅雨らしかったな。6月は営業活動だの営業活動だので忙しいから,天候が悪い方がむしろ望ましい。今年の6月は湿度は高いものの,気温が低くて助かる。農作物には悪影響が出るだろうがね。
 Google SpreadsheetsのInvitationが届いたので,計算待ち時間のうちに試してみる。まずは簡単にEuler法から。
google_spreadsheets.jpg
 表計算の基本機能はExcel(つーか,Lotus以降の表計算ソフト全般)と同じようである。なーるほど,これが噂のAjaxなんだな。ソースを見ると,確かにJavascriptである。
 それでもネイティブアプリ並みの操作感,ってのはちょっと言い過ぎではないか。なるほど,我慢すれば十分実用になるパフォーマンスではあるが,ちょっと面倒な”-log10(abs(A1-B1)/abs(C1))”なんて計算をさせると途端に待ちが発生するし,何よりセルのコピー処理が面倒なことこの上ない。いまどき,CutやPasteなんてボタンを介さなければ出来ないなんてイラ付きのもとでしかない。Excelファイルとしてダウンロードしてみたら,相対誤差の桁数計算が全てエラーになってしまうし。ブラウザ依存になるのは致し方ないけれど,User interfaceの使い勝手が追いつくにはまだ時間がかかるのではないだろうか,というのが正直な感想である。まだβであるし,何よりあのGoogleが本腰を入れてくるのであるから,暫くは注視しておくべきではあろう。
 計算終了まで時間がありそうなので,まずは寝て待ちます。

6/7(木) 掛川・?

 久々に日をまたいでお仕事。パッツンパッツン状況なのでメモのみ記す。
 Google Spreadsheets,間もなく登場らしい。一応申し込んでおくか。しかし,Floating-pointやIntegerの長さはどーなっているのか。サーバCPU依存なのか,clientにもある程度配慮するのか。x86_64 CPUのPCでWindows XP x64からアクセスするとlong intは8byteになるのかしらん?
 ほぼ日8周年。ワシのWebページもURIは変化しつつもそんなところである。そのうち「Webページは10年やって一人前」とか吉本隆明が言いそうなことを言う奴が増えてくるのかな。
 しかし,HTMLをシコシコ書いてFTPでファイルを転送,なんてことはこの先減ってくるんだろうな。うーん,この先Webはどこまで行くのやら。
 ThinkPadではない,Lenovoのお安いCore Duo Note PCが登場。うーんこれなら買えそう・・・いやイカンイカン。でもなぁ・・・と心はチヂに乱れるのであった。
 落語協会提供のInternet落語会,Impress TVへ移動。以前もImpressから落語を流していたが,協会のWebがリニューアルしてからは独自にやっていたのであった。元の鞘に戻ったということか。喬太郎,いつもの気を消してさらっと道灌を演じているのが珍しい。
 村上ファンドの総帥が逮捕。記者会見を見て,ワシはこの人に好感を持っていたことを再確認する。買収される側からすればたまったものではないだろうが,完全な部外者としては,もうちっと無茶無茶やらかしてくれても良かったかな,とも思う。小泉時代が黄昏つつあるこの頃を象徴する,いや,象徴させるべくこの時期に仕組まれた逮捕劇という気がする。それにしてもあっさり認めたなぁ。もっとゴネるかと思ったが,ホリエモンの轍は踏まない,ということか。
 弥(ホントは旧字体じゃなかったっけ?)永昌吉死去。100歳という年齢もすごいが,死ぬ直前まで現役数学者だったってところが常人の域をはるかに超えている。合掌。
 寝ます。

6/3(土) 曇時々晴

 どわーっ,Postfixの設定をミスり,localhostからの転送までrejectしてしまったぁ~。慌てて修正し,mailmanのpassword reminderを送信しなおし一息つく。「あれ?reminderが来ていない?」と思われた方,そーゆー訳です。すいません。次回からはまともに届くはずです。そうそう,到着時刻は真夜中に変更しておきました。
 それにしても,GreylistingのおかげでmaillogにErrorの嵐が残るようになってしまってイラつく。まーしょーがねーよな,とは思うが,しかしメールは結局再送されて届くとはいえ,遅延が発生するってのは,サーバの負荷を考えると有難くない話ではある。必要経費,という言い方もできるだろうがしかし・・・釈然としない。
 で,ログチェックの際に気がついたのだが,某中部地方の旧帝国大学(匿名の意味がないがな)のSMTPサーバ群は,必ずしもGreylisting対策が施されたHub hostを通過させなくても良いらしく,一部の学科ではダイレクトに当方のメールも受け取っていた。まー,大組織故に,なかなか統一行動が取れないのだろうけど,これって管理人にとってはイラつきの元だよなぁ。ワシは,ネットワークの責任者たるもの,説明責任さえ全うすれば強権発動も辞さず,ぐらいの対応を取るべきだと思う立場なので,某旧帝大のネットワークセンターにちょっと同情してしまう。
 あのな,おまいわ先方のGreylistingにイラつきつつ,Greylisting対策を施さないサーバがあることにチクリを入れて,一体どっちの味方なんじゃい,このコウモリ男! と思われる方もおられようが,そーゆーどっちづかずのイライラを抱えつつ運用しなきゃならないのがThe Internetの宿命なのであって,WIDEさんのよーに技術原理主義に凝り固まるのも,世界は自由,何やってもいいじゃん的なアナーキストになってしまうのも,ガッチガチの管理一辺倒になってもイカンのである。ある程度の諦め感を漂わせつつ,パッチが出ればすぐに修正し,面白い技術が出ればそれを試し,西にGreylistingが怪しからんという人があれば,じゃあspamがこれ以上蔓延ってもいいのかと説得し,東にspam対策が生ぬるいと言う人があれば,じゃあメール配送に数十分以上の遅延が出ても構わないのかと問い詰める,そーゆーどっちつかずのコティさんに,ワシはなりたい。
 今日も頑張ります。