九州から関東,東北にかけて,太平洋側は押しなべて雪景色となる。静岡のこのあたりだけが例外のようである。こちらは午後まで単なる氷雨が降るばかり。つくづく温暖なんだなぁと感じる。
予定通り,順調に教科書執筆作業は遅れております。気張って書きすぎたせいか,2章まだ終わらず。これからIEEE754と桁落ちの解説を書かねばならない。しかしすでに年越しそばを2杯も食って腹いっぱい。もうだめであろう。また仕事は越年越しである。
何はともあれ,大過なく今年も過ごすことができた。来年もこの調子で過ごせますようにと祈念しつつ,毎年恒例の挨拶でこのWeblogを締めさせて頂くことにする。
来年も一つよろしくお願い致します。
[ BK1 | Amazon ] ISBN 4-7580-5108-9, \552
今年の最後を飾る本は何にしようかな~,やっぱりゆとり教育批判への嫌味かなぁ,それとも好きなマンガで締めるか・・・と10秒ほど考えて後者にしたのであった。やっぱり楽しいのがいいよね。
イマドキ,全集が出る漫画家というのはかなり限られる。手塚治虫並のネームバリューがあって,なおかつコンテンポラリーな作家はもはや24年組ぐらいじゃないのか。人気作家が難しいとすれば,コアなマニアを捕まえている作家しかいないが,それなりにマスを持たないといくらなんでもペイするだけの販売部数すら稼げないだろう。夢路行はそのあたりのボーダーラインに乗っている数少ない作家(何せ「初版絶版作家」を続けて20年である)であり,しかもかなりのベテランでちゃんとコンテンポラリー・・・というより,今の方がかえってメジャーではないかといういうぐらいの大器晩成なお方である。この機会を逃して全集を出す機会はない・・・と弱小出版社たる一賽舎の社長が思ったかどうかは知らないが,とにかく全25巻を目指して現在出版中である。2ヶ月に一度,3冊づつ発売されるのだが,出す度に取り扱い書店が少なくなっているような気がするのはファンの心配しすぎであろうか? 何はともあれ,やっと半分出たところである。全集完結まで潰れるな,一賽舎!
という訳で本書である。12冊もある全集の中から何故これをとりあげるかとゆーと,現在秋田書店の雑誌にて連載中の「あの山越えて」の設定とよく似ているからである。まず主人公は学校の先生(「あの山越えて」では小学校の,本書は中学校の)であり,ド田舎(山奥と離島)が舞台での恋愛もの(夫婦でも恋愛しているよーにしか見えない>「あの山越えて」)というところも共通している。しかしやっぱり本書の方がストーリーとしては短い分まとまりが良く,主人公の境遇に著者の体験が生かされていると見えて人物に厚みがあると思えるのである。「あの山・・・」を人から薦められて「ちょっとたりー」と感じた人にはぜひ本書の方をお勧めする。著者が五島列島育ちということもあって,やっぱり海の自然の描写,特に海岸の小さな穴掘り温泉のリアリティは,そんじょそこらのイマドキの都会育ちの作家には描けないだろう。
この主人公については,全集を続けて読んでいると「あ,あの入鹿さん・・・」と気がつく(著者もセルフパロディと言っているが)という楽しみもある。最近,夢路行を知った方は是非とも本書を読んで,気に入ったら最寄の書店で全集を全部予約して頂きたい。そうすることで取り扱い書店が増えることが期待される。営業力が皆無なんではないかと思われる一賽舎が全集完結まで潰れないためには,それしか方法はないと思いつめる,今日この頃なのである。
昨日は魚介類の水炊きなどという,オスの負け犬にあるまじき贅沢をしたせいか,午後からはいつもの偏頭痛が起こり,そのため今日の午後までずーっと寝床でうーうーうなる羽目となった。おかげで予告していたぷちめれどころか日記すら書けない状態であった。もちろん仕事は一行も進まず。
これはいかんと午後からはまだ少し痛む頭を抱えて大晦日に備えた買い物へ出かける。鶏肉・ごぼう・乾燥シイタケ・三つ葉・刻みねぎ(一本では多すぎるので)・かまぼこ・ちくわ・料理酒とそばを買い込んで,明日の年越しそばと正月以降の雑煮用汁を作るのである。さすがに大晦日一日前のスーパーはそれほど人ごみもなく,明日の大騒乱に備えてか,新入りバイトのレジ打ち研修がのんびりと行われていた。
帰りがけにガススタンドへ寄ってガソリンと灯油を買い込んで帰宅。さすがに腹が減ったので作りおきのご飯と味噌汁をがーっとかきこむ。それでも足りないため,数時間後には最後の稲庭うどんをゆでて年越しイブうどんを作ってすする。美味なり。
昨日のブランクを埋めるべくぷちめれ2本をあげ,教科書の続きを執筆するも,2章の途中でダウンする。うーん,コンピュータの説明に来ると面倒である。今日はここまでとし,明日がんばることにしよう。どうせ紅白も見ないしな。
昨年は何をしていたのかなぁと,見てみると,WindowsにGMPを移植していたようだ。進歩してないなあ。来年早々にはわしのMPIBNCpackのWindows移植版についてポスターセッションをすることになっている。一年経ってこの程度かよ・・・という気がしないでもない。ま,ゆるゆるやりましょう。・・・あ,トップページのカウンタが20000を超えている。
では寝ます。明日こそはバリバリ書くぞ~。年内に半分は終わらせてやる~。
[ BK1 | Amazon ] ISBN 4-8401-0842-0, \980
あー・・・やっと今日も2コマ連続講義が終わったぁ~。んっとに3時間もぶっ通しで喋ると疲れるよなぁ,さーて,あとは家に帰って飯食って寝るだけ・・・あ,帰りの電車で読む本がねーなぁ。谷島屋で何かかるーく読めるやっすい本でも買っておくか・・・(新刊書の棚をウロウロしつつ)・・・うーん,いいのがないなぁ,こんな時に難しそうな新書読んでも車中で寝ちまって静岡まで行っちゃいそうだしな,イラストエッセイ的なもんでも・・・こーゆー時に限って内田春菊も西原理恵子も既に読んじゃっているんだよな・・・うーん,これは(たかぎなおこの「150cmライフ」を手に取りつつ)気にはなっているんだが,高校生が書き飛ばしたのか?つー絵だよな,まあ時間つぶしが出来ればいいのだし,まずは著者のことがよく分かるこっち(「ひとりぐらしも5年目」と交換する)にしてみるか。じゃ,これ下さい。
(静岡行き普通電車車中にて)・・・んっとにこの区間の東海道線って本数が少なくてやーねー。今日は何とか座れたからいいけどさ。さってと,読んでみるか。全くあっさりした絵だよなぁ。さくらももこに似ているけど,あそこまで捻くれてないところが180°違うな。そーいや,清水のちびまるこちゃんワールド,全然人が入ってなかったなぁ。可愛げがないんだよな,さくらももこの絵には。あれでユーモアセンスがなかったら単なる嫌味なおばさんエッセイだぜ。ワシはそっちの方が好きなんだが。
しかしこれは・・・ストレートっつーか,すっきりしすぎとゆーか,(P.84を読みつつ)・・・う・・・いくら実家が近くなればいいとはいえ,「どこでもドアが欲しい」「ノーベル賞の田中さんお願いします」だぁ?ぶぶっ。ホントにこの人三十路かぁ? ある意味,すげぇ,かも。
(「女一人の丼飯屋」を読みつつ)・・・うーむ確かに吉野家の味噌汁はインスタントっぽいよなぁ。松屋は割りと好みなんだが,この人はあんまし好きじゃないのだな・・・てんやは上品ではあるが,あんまし脂っこいのはどーも・・・しかしこの人,何だかんだ言ってもよく一人で飯屋に入るなぁ。東京暮らしの特権かな。
(「いつものスーパーでお買い物」を読みつつ)・・・そうそう,一人暮らしも慣れてくると,コンビ二よかスーパーの方が便利なんだよな。特に自炊が板についてくると,新鮮な材料が安く手に入らないと困るんだよね。でもあんまし惣菜類は買わないかぁ。飯と味噌汁は常時作り置きしてあるし・・・おっ,このトマトスープはヒットかも。ぜひ作ってみねば。
(電車,掛川に到着)・・・おっ,ちょうど「夢見る引越し 理想の間取り」を見ている所で・・・(てくてく改札口を通りながら)・・・絵は簡素だが,このストレートな表現は太田垣晴子の方に似ているな。そのうち雑誌を作ったりしたりして。読後感も良いし,丼飯屋に対する率直な感想もナイス。へろへろな絵なのに一本筋が通っていると見た。
よーし,「150cmライフ」も挑戦してみるかな。(自宅に帰ってWebをサーチして)なにっ,もう続編が出ているのか。さすが負け犬パワーはすごいのぉ。応援しようではないか。うん。
[ Bk1 | Amazon ] ISBN 4-87233-851-0, \1500
国の財政事情がこれだけ借金漬けとなり,地方自治体も殆どが火の車,将来の少子高齢化社会に備え,いくら福祉や教育に力を注ごうにも金がなければ話にならぬ。それもこれも全ては要らぬ公共事業に金を注ぎ過ぎ,土建屋だけが儲けるようになってしまったからである。これ以上,インフラ整備のための公共事業は不要である。静岡空港しかり,第二東名自動車道しかり,神戸空港しかり,である。能登空港?・・・な,何事も例外はあるっ。
(気を取り直して)しかるにっ,本書は国土交通省関東地方整備局,同東京国道工事事務所,同大宮国道工事事務所,同高崎工事事務所,同長野国道工事事務所,同多治見工事事務所,同岐阜国道工事事務所,同飯田国道工事事務所が主催もしくは後援に付いたシンポジウムのための「調査事業」として実施された中山道の路上観察を元に執筆されたもので,これこそっ,税金の無駄遣いの確たる証拠であるっ。なぜ全国の行政オンブズマンたちが本書を焚書にせぬばかりか,本書に多数掲載されている道路調査には全く役に立っていない写真とコメントと俳句を見てへらへら笑っているだけなのか,ワシには全く解せないのである。
人の顔に似ているとはいえ単なる鉄板のへっこみ(P.54)が,「不要」とだけ書かれた安っぽい玄関チャイム(P.34)が,干からびて立てかけられた箱庭(P.121)が,一体何の調査結果だというのか,国土交通省はきちんとアカウンタビリティを果たすべきであろう。確かに横川で発見されたという横顔に見える家(P.67)には爆笑させられたが,一体全体どうして道路事務所の後援を得て,このようなものを見つけるような輩に由緒正しき中山道を徘徊させて俳諧させる意味があったというのであろうか。わしにはさっぱり分からない。分かったのは誰もこのような暴挙を責めたりせず,タダ笑っているだけだということだ。しかも呆れたことに,「奥の細道 俳句でてくてく」という類書が2,200円で既に出版されているということである。このような税金の無駄遣いを,ブンカだのゲージュツだのセンスだのという一言で許していいのであろうかっ! 日本の財政状況を悪化させている原因の一つとして,本書をここに提示する次第である。笑いながら怒る初期竹中直人を演じられて一石二鳥である。
仕事納めの日。すっかり冬型の気圧配置が定着したようで,太平洋側のこちらは真っ青な青空が広がるよい天気である。しかし,あまりにも暖かいためか,まだ年の瀬だというのに温州みかんの季節は過ぎ去ろうとしており,スーパーでは八朔のスペースが増えつつある。ああ,今年も十分ミカン星人になりきれずに,あのかぐわしいプチオレンジともお別れとなるのであるなぁ。
午前中に「ボスは風邪引いて寝込んだそうです。僕のせいじゃありません」といういいわけメールを小生御大に送り,約束どおり中途半端な成果を某FTPサーバにアップして,今年のお仕事は終了である。cs-pccluster2の火を落とし,仕事用マシンのバックアップを2重に取って職場を後にする。さらばいい加減な仕事に明け暮れた2004年よ,来年はもっといい加減な仕事を数多くこなすことであろう。標語は
昨日書きそびれたことを書いておこう。来年度担当する某科目の中身のについてアドバイスを受けようととある先輩の所へ行き,「情報系学科における数学とはいかなるものであるべきか」という深遠かつacademicな話題に一くさり突いた後,「ところでKouyaさんはいつ結婚するの?」というワイドショー的かつ極めてprivateなほっといてくれ的話題を向けられて往生したのであった。先輩曰く,「今はいいが,50過ぎて一人はさびしいぞ~」とのこと。もうミミタコな文句であるが,できないものは仕方がない。
しかしまあそんなことを言われてしまうと,今年も寂しく(には程遠く仕事を抱えているが)正月を過ごすことになるのであるなぁと改めて思い知らされる。ここは一つ,西炯子の「ひとりで生きるモン!」に登場するOL連に習って
さて,今日はどこまで書けるかなっ,と。
ふー,とりあえず第一章の導入部(まずは全章の導入部だけあげる予定なのだ)は終了。あまり気張って書きすぎると後になってくじけるので,加減が難しいが,A4レポート用紙6枚分で収まってやれやれである。講義でがーっとしゃべるより文章にまとめるのは難しいものである。精進しようっと。
明日からは一日一冊ぷちめれを書きます。たまっちゃったからなぁ>読了済みで誉めたい or 貶したい本
寝ます。温泉入ったので気持ちよく寝られそうである。よきかな。
必死こいて翻訳の最終チェックを完成させてボスのお出ましを待つ体勢でいたが,待てども待てども来ない。代わりにチマチマと来客があったりして,「待ち人来ず,待たぬ人来る」状態になる。午後になっても来ないので自宅に連絡しても誰も出ない。PM6時ごろやっと電話が繋がって,「何しとんじゃあ,おらぁあ」と叫ぼうとしたら奥様が出られて,ボスは風邪で寝込んでいるとのこと。怒髪天を突く勢いだったのが一気に萎み,「お大事にとお伝え下さい」とまっとうな社会人が使うオトナ語で電話を切る。確かこれで今年2回目の風邪の筈であるが,全く肝心な時にねぇ。仕方がないので,小生御大にメールでお伝えしたとおり,自分の分だけでも明日upしておくことにする。
しかし風邪でノウノウと寝込んでいられるというご身分は正直うらやましい。わしも今年は2度ほど風邪に見舞われたが,累計2日ほど動けなくなっていただけで(それも日曜日だけだ),ロクに休む間もなく働きづめである。別に自慢するわけではなく,最近の大学のセンセーたるものこれが普通なのである。昨日も日曜日でありながら某東京の情報の大学(匿名じゃねーなこれ)の先生にメールしたら即座にお返事が返ってきた。今日も年末どん詰まりながら,秋田の某先生にProceedingsの原稿を送ったら即座に「ありがとうございました」メールが返信されてきた。返ってこないのはHPCSポスターセッションの原稿送付先ぐらいなものである(返している暇すらないという状況かも)。よく家庭崩壊しないものである。
さーて,これで心機一転,別の仕事に取り掛かれるぞ。今年こそ仕事三昧の正月を送って進ぜよう。というわけで数値計算テキストの下書きをシコシコやっているところでございます。
・・・ふと「そーいや,sin xのMaclaurin級数の計算で,xに度(°)を使っている奴がいたなぁ」と気が付いて,「なぜ弧度法(radian)を使うのか?」というコラムを書いてしまう。そもそもxを度にしておいて(sin x)' = cos xとやってしまうこと自体,radianのメリットをわかっていないという証拠であり,書いてしまってから馬鹿馬鹿しくなったが,案外盲点かもしれないなぁ。ゆとり教育批判をする暇があるなら,その時間を使ってしっかり教育して欲しいものである>教養数学の先生方
ということで寝ます。
Research Papersに情報教育研究集会予稿とHPCSアブストラクト・ポスターを追加。
ふひー,翻訳最終チェック,予定より遅れてようやっと2/3が終了。明日には何とか全部終わらせないと,年内に送付予定のProceeding原稿に着手できない~。うが~っ,あの本もこの本も読んだのに全然日記に書けない~,コミケにも行けない~,もう鬱憤がたまる。くそーっ,この敵は正月にとってやるぅ~。
というわけで明日があるので寝ます。あ,少ーしだけWebコンテンツを増やしました↑。
頭痛から復活し,順調に翻訳最終チェックをこなす。明日で半分程度は終了予定。ここまで来たら,一気に上げてしまうに限る。
学外サーバ設置計画順調に進む。本日,届いたばかりのP4マシンを2台,梱包から解き,動作チェックする。うち一台の電源の電圧切り替えスイッチが115Vになっていなかったため動作せず焦る。が,どちらも無事動作することは確認できた。これでRAIDの設定が出来てVine 3.1のインストールがさくっとできれば問題ないんだが,まだ悩む必要がありそうである。apt-getで楽が出来るのはいいが,それでインストールできるものと出来ないモンがあるのが悩ましい。個人的には全ての標準ソフトが一括して入っているFedoraあたりを使いたいところなのだが,UTF-8がデフォルトの環境では面倒なことが増えそうな気がして踏み切れない。といって,この先のサポートが期待できそうもない,ふるーいdistributionを使う訳にも行かず,痛し痒しである。仕事始めからはVineマニアにならねば。しかしそれまでに,自宅マシンのセットアップ→HOKKEの準備→HPCSのためのデバッグ→数値計算テキストの下書き・・・とやることは満載。今年はコミケにも行けず(行かず),仕事仕事で年越しか~。死にそう~。せめて年越しそばと雑煮ぐらいはちゃんと作ろうっと。
あー,今日はゼミの忘年会だったのだが,ビール一杯では全く酔えなかった。強くなったのか,それとも鈍くなったのか。ま,友人連中との新年会がすぐそこに控えているから,たっぷり飲むのはそっちでやることにする。
パトレーバーも無事録画できたようなので(個人的には明日の方が好きだが)ボチボチ寝ます。
げーっ,査読結果をドキドキしながら待っていたら,いつの間にやらポスター発表の案内が出ているぅ~。しかもワシの発表もやることになっているぅ~。まさか,これから査読結果が出て,rejectする可能性があるなんてことは言わないよな。
デモ用のごついデカイNotePCを買わなきゃ~,ポスター原稿作らなきゃ~,index用のPowerPointファイルを作らなきゃ~,それよりなにより,まだメモリリークするWINMPIBNCpackのdebugをしなきゃぁ~,正月はソースプログラムを身ながら年越しだぁ~。
またぞろ貯金が減るのがショックなので寝ます。
現実逃避がてら,MMX, SSE, SSE2, SSE3についてちょっと調べる。Intelのサイトには参考文献が充実している。そーか,みんなここからネタを仕入れていたのか(今更)。
寝ます。
ちょっと生ぬるい日。明日は冷えるようだが。暖冬が続くせいで,ワシのPC Cluster roomは12月だというのに冷房が必要なほとである。
今年の漢字は「災」に決定(読売新聞)。ほっほっほ,当たった当たった・・・って大して嬉しくもないな。人間,嫌なことが続くと考えることは一緒だということであろう。
アルプス社はYahoo! Japanの支援を得て再建(PC Watch)。また孫コンツェルンが強大になるのか。まあ,アトラスの販売は継続されるらしいので一安心。切り売りされなきゃいいが。
HOKKE2005の参加申し込みをしたら,あらら,一番乗りだった。もっとも,講演者が殺到する研究会だから,必ずしも喋れるとは限らない。ま,様子見だな。
ちょうどJAL, ANAのバーゲン型チケットの対象期間になっていて,うまくすれば東京・札幌往復が二万円弱で済んでしまう。しかし,昔に比べると随分買いづらくなったものである。やっぱりAirDoがANAの傘下に入ってしまった影響はでかいのだなあ。個人的には,再生の暁には是非ともSkymark Airlinesに買収されて欲しいのだが,おいそれとANAが手放すとも思えないしなぁ。世の中,思い通りにならないものである。
寝ます。
ふひ~,研究会無事終了。幹事さんが急な発熱で寝込むというトラブルもあったが,今朝は復活されていた。今年の風邪はたちが悪い。これで暫くこの研究会ともお別れ。来年はもっと腰を据えて仕事をしようっと。
帰りに,姫路駅にてなつかしの0系と最新の700系との遭遇を目撃する。
うーむ,JR西日本ならではの光景。JR東海のエリアでは300, 500, 700系しか,もはや走っていないもんな。
帰りの新幹線車中で学生さんたちへのお土産を作成する。さて,仕事モードだ。あともう2週間,今年も最後,ラストスパートである。
非常勤の講義,本来なら今日でおしまいだが,補講が入るので来週もう一度こなくてはならない。学生諸君のボヤキが聞こえてきそうだが,まあお正月も退屈せずに済むようなお土産もお渡ししますので,ま,ご勘弁下さい。ああワシってなんていい教師なんだろう。
愛用のプロアトラスDVDの製造元,アルプス社が民事再生法適用を申請したという記事(日経新聞)。ありゃりゃ,しかし廃業するわけではないので,どっかの企業の傘下でまた頑張って頂きたい。しかし,それほどまでにカーナビって普及しているのね。
さて,今日は早寝して,明日は姫路。土日がまた潰れるぅ~。
寝ます。
うろこ雲と筋雲が美しい秋の終わりの冬の始まり。もうちっとびしっと寒い方が師走の雰囲気にjust fitしてよろしかろうとは思うのだが,灯油は高くなっているし,卵の価格も高騰しまくっているので(何の関係があるのか),財布は助かる。
PISAの結果が出て(日経新聞),日本の学力,特に読解力ががた落ちという結果が出て,新聞各紙が騒いでいる。ちなみに,OECDのPress Releaseはこちら。Excelファイルで順位一覧表も見ることが出来て便利。
まあ,結局,今まで散々言われていたこと,特に独自に信頼できる統計データを取って実証的に学力低下傾向を指摘していたごく少数の論者の意見の正しさが,国際比較という形で明確になっただけのことである。そーゆー少数の信頼できる論客の尻馬に乗って騒いでいるだけのその他大勢が,この結果に勢いを得てさらに騒ぐことになるんだろうな。
国会図書館が,JPドメインのWebページを収集するらしい(日経新聞)。今までは許諾が取れたSiteだけ集めていたが(WARP),この実績を踏まえてより広範に収集することになったのかな。しかし,日本って,何だかんだ言っても必要で大事なことは官がやっちまうんだな。
これから10月に喋った内容を無理やり文章に起こして,終わったら寝ます。
季節はずれの台風27号は,沖縄沖で温帯低気圧になるらしい。もう冬なのね。
岩波アクティブ文庫が今月で終刊となるようだ(朝日新聞)。出た時から知識人から総スカンを食っていた新書だったし,そんな批判は覚悟の上で始めたことなんだから,けっこう粘って頑張るのではと思っていたが,敗北は早かったな。ワシは一冊も買わなかったが,坂崎幸之助が書いた(喋った?)奴はちょっと食指が動いたこともある。まだ在庫がある今の内に買っておくかな。
今日はこれからLA研究会,アキバで買い物,余裕があれば鈴本,という予定。東京もこれから雨になるそうなので,あんましアキバでうろうろ出来ないかな。
では行ってきます。
ただいま。結局,帰りの新幹線にて雨と遭遇する。アキバでも神楽坂(今日のLAセミナーは理科大)でも傘は必要なかった。
アキバでは,建設中のヨドバシカメラビルの横を通過する。随分出来上がっていた。来年の秋にはすっかり様変わりした駅前が出現することになるんだなあ。
書泉ブックタワーで,予告どおり,廃刊予定の岩波アクティブ新書の在庫から,「坂崎幸之助のJ-POPスクール」と,最後の新刊となる「怪奇俳優の演技手帖(ノート)」(佐野史郎)をゲットし,ついでにマンガ四冊,筒井康隆の「笑犬樓の逆襲」も買い込む。TwotopではIODATAのDVD-RWドライブも購入。P4マシン用である。現在,こいつを取り付けてWin2Kをインストール中。
無事動いているようなので,ボチボチ寝ます。
うーむ,朝方はストーブが必要なぐらい冷えるが,日中はクーラーをかけたくなるぐらいまぶしい日光が差し込んでくる。こう寒暖の差が激しいようでは,風邪も流行るわな。ちなみにワシが罹患した悪性風邪は大分小康状態となってきた。呼吸器系統にしつこく居座っていたこいつともそろそろお別れである。もう来るな。
今月中旬に某ワークショップがあるが,参加するのは今回で最後にさせて頂こうかと考えている。自分の活動範囲が広がっているため,あれもこれもとやることが増え,ボチボチ自分の身を運ぶ機会をリストラする必要が出てきたからである。
自分が参加している研究会や学会を書き出すと次のようになる。()で囲んだのは参加したりしなかったりするものである。
ざっと書き出しただけでも8回,()印まで含めると11回である。参加するからにはなるべく自分も講演したい,となればもうこれに合わせて準備をするだけでも,自分としては精一杯である。旅費だってそれ程ある訳ではないので,節約しなくてはならない。これに加えてLA研究会が年2~4回程ポンポンと入る・・・という次第である。すいませんが,ご了承願います>某ワークショップ幹事役の方々
昨日は京都から帰った後,原稿を一本推敲して午後6時頃,Web経由で投稿する。手続きを終えて二分後にプログラム担当委員からソッコーで正式受理メールが来たのには驚く。あんた,Webの前で張っていたのかいな,というぐらいの早業である。締め切りまで10日も前だから出来たことなんだろうが。これで採録されればもっと嬉しいが,さてどうなることやら。クリスマスイブまでには査読作業を終わらせるということであったから,まあこれで2週間はココロ安らかに過ごせる訳だ。通るか通らないかは査読者のみが知る訳だが,兎も角,11月の半分を消費した問題に一区切りが付いて,ほっとする。
全く,近頃の教養数学ってのはものの役に立っていない。もちろん,専門科目を担当する教員から,昔流の定理→証明→定理→証明→・・・は止めてくれという圧力が加わって,学生さんの方にもこらえ性が無くなってきているから(個人的見解だが,学力低下はり気力低下現象に起因するところが大きいように思われる),計算だけ出来ればいっかー,っとあっさり理論を手放してしまっているせいであろう。一応,教養数学も担当した経験があるから,気持ちは分かるし,学生さんのレベルを考えればやむを得ないケースもあろうが,少なくとも国立大工学部程度のレベルで,そうあっさり理論を手放していいモンではないだろう。理論の権化みたいな教員が,「あ,もうこの程度でいいわ」などと,計算問題だけを定期試験に出している様は,みっともないという他ない。そんなにやる気がないのなら,さっさと辞めればいいものを,ただ金のために今の身分にしがみついているのは醜悪である。
個人的な好みで言えば,理論2,計算5, 他分野への応用等3ぐらいの配分ができればbetterなのであるが,この辺のバランスは教師の趣味と,受講する学生さん達のレベル及び学科によって変化するだろう。自分としては何とかこの配分を目標に努力したいものだと思っている。