8/21(木) 掛川・晴

 久々に太陽が雲の間から覗いており,薄日が差している。今日は30度を超えそうだという予報が出ている。

 今日と明日,二日間に渡って高校生向け実験講座を担当する。その準備として,OpenOffice Writeを使い倒してみた。数式作成機能(OpenOffice Math)を多用した資料を作成したのである。
 確かに細かい使い勝手はWordに比べてひどく落ちる。デフォルトのフォントの指定は欧文中心で,Windows 2000環境では文字が化けまくるし,日本語の文字間隔が狭すぎたり,作業中はかなりイライラさせられた。また,Windows版は,multiuser環境の対応がうまくいっていないようで,結局,ユーザ毎にインストールをしまくって強引に解決してしまった。
 しかし,さすが天下のSUNが作ったというだけあって,30ページを越える文書を作っている間に,プログラムが落ちてしまうとかファイルがまともにセーブできないと言った致命的なことは起きず,大枠の作りはしっかりしているとも感じた。数式作成機能はTeXっぽくコマンドを打ち込んでいく形式であるが,これも慣れれば感覚的には分かりやすい。
 Word互換機能が強調されるあまり,「Wordファイルが読めるというだけで,仕事では使えないやい」という人も多いだろうが,ワープロとしては比較的にまともな方だと感じた。次の1.1とlocalize版に期待・・・するだけのタコユーザでございます。はい。

 さーて今日もお仕事頑張りましょう。