8/9(水) 掛川->東京->掛川・曇後晴

 台風7号が浜松から御前崎あたりでウロウロしている最中に新幹線で東京へ。途中雨がぱらついた程度で遅延もなく東京着。大師匠の話では,午後には房総半島沖へ抜けたとのこと。人騒がせな台風である。

 いつものように丸善丸の内本店をざっと流し,アキバヨドバシを上下に散策,その後,書泉ブックタワーへ移動し,IT書籍とマンガの新刊を物色する。一松信先生の新刊が出ていてびっくり。引退してからのご活躍はものすごいものがある。研究費で買おうっと(ひどい奴)。

 購入したのは,月刊アスキー30周年号(休刊・リニューアル宣言)と,コロナ社の「C++プログラミング入門」。他にも買ったが,まあそれは後でレビューします(いつになるやら)。
 前者は保存資料用として買ったのだが,ちょっとそれにしては内容が薄いのが残念。まあ付録DVDがあるから許してやろう。
 後者は,次年度の情報セミナーIの教科書候補として購入。C++の入門書は腐るほど出版されているが
 ・版形が小さく,厚みは1cm程度
 ・それなりにリファレンスとして使用可能な資料付き
 ・Cの説明とC++(Object)の説明が半々ぐらいの割合になっている
 ・サンプルプログラムが短い
 ・やさしめの演習問題が豊富で,解答はなくてもいい(ヒントどまりがbetter)
という条件を満足するものは少数である。版形のでかい分厚い奴は,懇切丁寧すぎる「読み物」になっていて,基本的には自学自習書,ワークブックである。ワシが欲しいのは,自分で手を動かしてサンプルプログラムを動作させることが楽にでき,なおかつそれをちょこっと改良するだけで解ける演習問題がいっぱいあり,しかも解説が懇切丁寧すぎず生身の教師の出番が必要になる,そんな「教科書」なのである。
 買ってから気が付いたのだが,このテキストのシリーズって,日大(理工・電気)関係者が多いような気がするなぁ。つーことは○○○○○がワシとおんなじぐらい,どーりで分かりやすい(ヒドイ)訳だ。

 テキストで思い出したが,今年まで3年間使い続けた統計のテキストがあったな。お礼の意味も込めてレビューしておかねば。明日にでも早速(アテにしないように)。

 大師匠からは,ワシの原稿に対していっぱいの赤を頂く。ありがたや,と同時に,このまま出していたら間違いなくrejectだったな,と肝を冷やす。添字の統一が取れずにバタバタと改変したせいである。明日の職場閉鎖前にこの修正を行わねば。今週末には最終稿を叩き出して,休み明けに今度こそ投稿である。溜まっている査読はその後ね(ヒドイ)。

 東急目黒線は,武蔵小杉から目黒間の地下化・高架工事が終盤に入っており,線路が既に切り替わっていた。うーむ,昔の目蒲線を知っている者としては感慨を覚えずにはいられないぞ。

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 風呂入って寝ます。