4/1(日) 掛川・晴時々曇

 暖かくなったなー。桜も満開。これでもうちょっと雲が少なくて,風がなければゆっくり散歩したいところなのだが・・・。ま,これから午後に少しブラブラしようかと思ってはいる。
 なにせ,論文完成が本日の日付を跨いでずれ込んでしまったモンだから,先週後半からずーっとディスプレイとにらめっこ状態だったのである。ワシの仕事は,同じ理系の学者先生から見ても相当異様に見えるらしく,ワシの兄弟子の仕事をよく知っている前の職場のボス曰く,「数字だらけのディスプレイを睨みながら,数字だらけのプリントアウトをてんこ盛りにしている」そうな。ま,近頃ではデータ量が半端でなく,今回出力したデータをテキストファイルにして圧縮しても60MBを越えてしまったぐらいであるから,プリントアウトなぞ不可能であるし,ディスプレイでチェックするにしても,2000桁×1024行×2列の数表なんぞ人間業では把握できねーから,出力データを加工するためのプログラムも書く羽目になったりしたのである。
 でも久々に本格的な誤差の解析(つーても,先人の研究の後追いですがね)が出来て楽しかったなー。もっとも,文章の方はまだメタメタなので,これから4月下旬まで,一度頭から書き直した上で,5~6回は推敲する必要がある。今週は頭を冷却させて,来週以降に取りかかる予定。何とか投稿はできるでしょう,きっと。acceptされるかどーかは神ならぬ査読者次第ですがね。

 と,自分の研究でドタバタしている最中,先日クソミソに意見をつけまくった論文の再査読依頼が来た。ざっと見ると,ほぼ完璧にワシの意見を採り入れており(つーか,そんなレベルの突っ込みを入れさせるなよ),問題なくacceptされる感じに仕上がっている。最初っからもう少し推敲してくれれば,査読者の意見も割れることなく通ったろうに。
 でも,直し具合を見る限りは,やっぱりさすが天下の○大・○研究室の院生だけのことはあるよな,と感心する。偏差値ってやっぱり正しいなぁ,と思うと同時に,研究者を育てたいなら査読論文を書かせるしかないのだなぁ,と改めて思いました。はい。
 ま,明日以降,時間を取ってじっくり読んだ後,レポートを書きます。しばしお待ちを>編集委員&投稿者

 以前ここにも書いたが,ワシが今使っている電気釜は,大学に入学する時に,はるばる札幌から運ばれてきたものである。従って,えーと・・・もう20年近く使っていることになる。最近,さすがにガタが来たようで,飯を炊くと内釜の底にうっすらとお焦げができるようになってしまった。まあちょっと茶色くなる程度だし,飯が硬くなる程ではないのだが,もう寿命はそれほど長くなさそうな感じ。こうしてジワジワと電化製品と年を取っていくというのも,まあ,悪くはないかな。・・・はっ,仕事が一段落したせいか,「萌えるひとりもの」モードに入りかけてしまった。

 毎年4/1恒例のImOpress うぉっちスルー力ねぇ,ワシはまんまとスルーできずに引っかかっちゃったone of バカどもであるが,これって,渡辺淳一提唱の「鈍感力」より発想は早かったんだよねぇ? ほーんと,一流どころのソフト屋さんの発想センスって素敵。ワシみたいな川藤集合の要素人間とは考えるポイントが違うんだろう,きっと。
 あ,今気が付いたのだが,スルー力って,嘘つきパラドックスに似ているよな。この発想の最源流は老人力なんだろうけど,半分ジョークになっている,というところは同じである。

 今日も一日頑張ります。