九州北部から東海地方を飛び越して,いきなり関東甲信(越は入ってない?)が梅雨明け。まぁ,天気図を見る限り,前線を引き連れた低気圧が過ぎ去った後に,残った地方は梅雨明けとなるのであろう。それにしても暑くなってきた。電気代が気になる季節である。
夏目房之介さんのblogにいきなりこんな記事が載ってびっくりしてたら,ことの顛末がJ-CASTにまとめられていた。Wikipediaには騒動の中心人物の記事まであってそのスピードに驚く。新宿区は早速「財団とは無関係」である旨,告知するし,何だか当分はこの騒動,収まりそうもない。
個人的心情としては房之介さんに全面的に賛成である。財団の方はページを見る限り,
事業概要:
1 夏目漱石に関する人格権、肖像権、商標権、意匠権その他無体財産権の管理
2 夏目漱石賞の選考及び授与に関する事業
3 文化、文明及び文芸に関するフォーラムの開催事業
4 夏目漱石記念館(仮称)の設立、維持、運営、管理に関する事業
5 夏目漱石の愛用品をはじめ、夏目漱石ゆかりの品の管理に関する事業
6 その他この法人の目的を達成するために必要な事業
を行うことが目的らしい。1さえなければ有志の会なんだろうと現状でも大して問題にもならんかったと思うんだが,死後これだけ年数が経っていて,親族間の合意も取れておらず,財団の構成員も不明(Webサイトには記述がない)となると,うーん・・・なんかちょっと変,という気がする。第三者からすれば,もっと根回しをきっちりやって賛同者を増やしてから立ち上げれば良かったのに,と感じる。長谷川町子美術館のように故人の知的財産権の管理もやっている所はあるわけだから,それ自体が目的でも親族の合意が取れていればこんな騒動になることもなかったろう。
そーいや,松本清張に関しては,記念館とは別に,有志の会みたいのがあって,小倉の旧居の保存を巡って遺族ともめているようだ(産経新聞)。有名人の死後にはいろんな人がいろんな活動をするモンだと,そういうものとは縁のない一市民としては感心するほかない。
計算,進んでません・・・うう。頑張ります~。ああ,今週末にJSIAMの締め切りだ・・・どうしよう。