9/14(月) 掛川・晴

 朝晩はすっかり秋の気候。日中の気温はまだ20度代後半まで上がるが,湿気が取れている分過ごしやすい。本日は時期遅れのミンミンゼミが一匹だけ鳴いていた。こうなると寂しいものである。ましてや,伴侶を見つけることが出来ないことが分っているだけ,その健気さには同情を禁じ得ないというものである。おーいおいおい(号泣)。

 は~,ふんづまりになっていて全く手が着かなかった計算,本日やっと少し進んだ。やってみると前に作った分も間違っているような・・・げげっ,明日にでも全部やり直さないと。今週中に蹴りをつけねば。ついでに,25日締め切りの原稿も取りかからねば~。・・・って,Web関係と数値計算関係を同時に進めるのはちとしんどい。いいよな,計算ばっかりやってリンク切れになっていることも気がついてないようなWeb作ってほったらかしていられる人はさ。けっ。
 計算の糞詰まりが何とかなりそうになったせいか,ホントの糞詰まりも少し改善。ここんとこきっつい便秘で腹がきつかったのよねぇ~。寄る年波を感じる四十路の秋~。

 溜まっていた書類作り,一気にやってしまう。我ながら出張の多さにびっくり。次年度からは半分に減らそうっと。大体,論文書きに精出して,講演回数は減らす予定だったんだからさ。もう一年9講演のペースを維持するのは無理。次年度はせいぜいシコシコ文章書きをする程度にして,純然たる遊びの遠出を増やすことにしよう。折角マガリ太郎も買ったことだし,民主党さんが高速道路をもっと安くしてくれるかもしれないんだし~。

 法科大学院の合格率前年割れ,という記事(産経新聞)。apjさんがこの件に関して,朝日の社説の八方美人さに疑義を呈しているし,マイスターさんは地方の法曹人口を増やそうという目論見に反して首都圏に合格者が集中していることを指摘している。うーん,なるほど。
 お二人の意見とは別に,合格率を上げようとすれば,毎日新聞の社説にあるように単位認定が甘いことと,J-CASTの記事中で「国家的詐欺」などと抜かすレベルのロースクール学生いるってこと,この2点を改善するしかないのかなぁと思う。
 前者についてはなかなか難しいのかなぁと思う。単位認定を厳しくして履修率が下がると経営側・学生側両方から文句言われる訳で,日本人的従順さを持つ教員なら唯々諾々と従ってしまうものなのだろう。
 後者については,国を相手取って戦うはずのスペシャリストが「国家的詐欺」を見抜けないでどうすると言うほかない。どの程度ハードな勉強をさせられているのか知らねど,課題をこなしたら余った時間で資格対策を独自に仲間とやるって訳にはいかんのか? ひょっとして,講義だけこなしていれば合格できるってのが新司法試験なのか? 全体としては旧司法試験の時より合格者の数は増えているようなので,目的値より低いとは言え法曹人口は増えているのだから,日本国としては「詐欺」と言われる覚えはないぞと反論してくるんじゃないのかなぁ。「合格できないのはてめぇの努力が足りないからだ」と,少なくとも法律家になろうというインテリゲンちゃんには冷たく言い放っても罰はあたらんだろうて。

 ありゃま,唐沢なをき先生も大変だなぁ。これについては後ほど,臨時ぷちめれにて言及することにする。何せ本日のアクセス,ほとんどこれがらみと思われるものばっかりだったもんでねぇ。

 さて,風呂入ったら臨時ぷちめれ書いて寝ます。