大雪は収まったものの,冬の日本海側を象徴するような曇天曇天。気温もマイナスからプラスを行ったり来たりという程度にしか変化せず,季節外れの積雪が解ける気配は全然なし。明日以降は期待できそうだが,さて。
午前中に銀行に言ったりポストに投函したりと,残ってた事務処理を終え,本日から本格的にGPU computing。結局,静岡に要る間に分かったことは,単純な線型計算に止まるならいざ知らず,非線型の複雑なアルゴリズムに対してはcublasやmagmaを使うだけではスピードが上がらないということであった。
で,結局のところ,ちゃんとcuソースから起こしてスクラッチから必要な基本線型計算を揃えたのち,用途ごとにcuソースとcソースを使い分けるようなライブラリ構成が一番良さげだという結論に達した。cublasはソースがないし,magmaの複雑怪奇な機構を操れるほどワシはLAPACKに明るくないのである。
という方針は決まったものの,構造体を引き渡して計算させるkernel関数の書き方がよく分からず。nvccに既存のCPU向けポインタ演算機構を期待してはダメ,という教訓を得て,なんとかcuとcの共存を図る機構が見えてきて重畳重畳。これが先ほどのこと。やっぱりワシの能力では物事を理解するのは一日は必要だということがよく分かった。
つーことで,明日中にベンチマークに必要な最低限の関数を揃え,明後日にはデータを揃えてベンチマークに勤しみたいものである。
願望を抱えて寝ます。