卒業研究佳境。ワシんところは発表練習を残すのみだが,この期に及んでミスが発覚し,計算をやり直してもらったりする(I君,スマン)。しかしこのネタ,当たり前のことをやっているだけとも言えるんだけど,思ったよか面白そうである。一週間ぐらいあれば他のclusterでも検証できそうだし,いっちょまとめてみるか。
毎年,卒業研究発表会が近づくと大量の用紙が廃棄される。その多くが,片面のみ印刷されたものであるため,ケチ臭いワシはそれを裏紙として再利用している。セキュリティを考えるとこれは好ましいことではないようであるが,この時期大量に溜まった裏紙を使い続けると,ほぼ一年間は用紙に不自由しないという,パタリロなら狂喜しそうな節約になるのである。そのため,自分しか使わない書類に限って裏紙を使い続けているのだ。
反面,ヨレた裏紙を使うことで,プリンタの紙送り機能がダメージを受けてしまうようである。研究室で情報しているのはCanonのLBP-850なのだが,数年前からピン用紙でも一枚ずつの紙送りが出来なくなってしまった。そのため,こいつは裏紙印刷と少数印刷に限って使用されている。この反省から,自宅のプリンタでは裏紙は一切使用しないと決めている。
十年ぐらい前のプリンタであれば,多少のヨレ用紙でも問題なく使用し続けられたと記憶する。しかし最近の著しいコストダウン圧力の結果,メーカーからすれば「無駄な機構」が削除され,製品から耐久力が落ちているのではないかと思われるのである。コンシューマ向けのIT製品から「丈夫さ」が消えるというのは,何か「日本の落日」を思わせるものがあり,寂しいことこの上ないのである。
The Internetがはびこって以来,雑誌というメディアがダメになりつつある。特にIT技術なんてものは,ググってみればあっちこっちから拾えるから,わざわざ金を払って紙のメディアから情報を読み取る必要がなくなる。
で,とうとう愛読していたUNIX Magazine(ASCII)が季刊誌に移行してしまうという情報が飛び込んできた(/.J)。おお,とうとうお前まで。廃刊ではないものの,まあ遠からず滅びるに違いない。だいたい,CUIには全然変化のないOSの雑誌がここまで持ったこと自体,敢闘賞ものであろう。
この先,IT技術はますます枯れていくに違いない。あって当たり前,でも技術的な目新しさのない製品が増えていくってのは,車やバイクとおんなじであり,雑誌の中身もそうなっていくんだろうな。そのうち,大手メーカの新製品PCには,何の意味もない水着のチャンネーとかがまとわり付いてくるのであろう。・・・それはそれで「別の意味で」嬉しかったりして(笑)。
年度末恒例の,学会費支払い及び所得税・自動車税納付に伴う素寒貧状態に早くも陥る。日本数学会1.8万円,日本応用数理学会1.1万円,情報処理学会2.3万円,所得税追加分3.0万円(予想),自動車税3.4万円,しめて11.6万円の支払いが必要となる。もちろん納付期限は3月下旬~5月にかけてなので,まだ余裕があるっちゃあるんだが,何せワシみたいな月給取りにとっては大金なので,この時期から準備を開始しないと,資金繰りに行き詰ってしまうのである。
それにしても,税金は仕方がないとして,学会費ってのはデカイよなぁ。特に日本数学会の会費は,役に立っていないわりに高すぎる。そんなに金のかかる活動はないように思えるのだが,何に使っているのだろうか?
情報処理学会の情報処理教育委員会がまとめた提言についての筧先生へのインタビュー(毎日新聞)。そっかー,そんなに「プログラミング」に対しては風当たりが強いんだ。まさしく「数学」「物理」並みの抵抗といえよう。でもさぁ,確かにセンスのある奴とそうでない輩との差が付いちゃうんだけど,地道に付き合っていけばソコソコのレベルになるのはそう難しくないと思うんだけどねぇ。
3/17-21にかけて,管理しているMLの以降作業を行うことを公言してしまう。もともと昨年内にやっつけちゃう予定だったのが遅れに遅れたわけだ。殆ど反応もないようだし,ま,気楽にやるか。
ちょっと仕事してから風呂入って寝ます。