3/28(火) 掛川・晴後雨

 桜満開。春である。卒業式も終わり,入学式まではまだ間のあるこの時期に咲かなくても,と言いたくなる。誰も見ないうちに散ってしまいそう。

 姉歯元建築士の妻が自殺(日経新聞)。やりきれないし,耐震偽装マンションの購入被害者にとっても後味が悪い事件であろう。ワシは一人だからよくわからんが,今の世の中,家族で罪を背負って生きるということが出来ないもんなんだろうか。
 生の価値が軽くなるってのは平和期の特徴なんだそうだが,それにしても,「神様がもういいよというまで生きる」(by サイバラ)というメッセージはもっと声高に叫ばれるべきだと思う今日この頃。

 土日に久々の偏頭痛を起こして使い物にならず,月曜日は会合をスッポかしてしまう。この上,4月に研究会なんて出席できるはずがないのである。今週という緩衝期間があって助かった。とゆーわけで,ボチボチ卒研だの研究のための資料読みだのに励んでます。
 某講究録に載る筈(rejectされることもあるのかな?)の原稿を先方に送る。ご丁寧に到着のお知らせを頂くついでに,国際研究会のお誘い(宣伝?)も頂く。うーむ,2004年の第一回研究会の時は,開催されることは知っていたものの,よもや自分がそこに関係する研究をすることになるとは考えもしなかったものだが。未来というものは分からんもんである。とゆーわけで,喋るかどうかは兎も角,多分出席はするな。近いし。
 ところで講究録って論文扱いなの? 初めて掲載される(かもしれない)ので,どーもその辺がよー分からん。だれかおせーて。

 GSL MLで,LAPACKに纏わるちょっとした論争が起こっている(1, 2, 3, 4)。いろんな価値が垣間見えてなかなか面白い。面白いといえば,Trefethenの数値解析エッセイ以前書いたものとほぼ同じ論旨だが,historical perspectiveが展開されていて,勉強になる。後で要約(翻訳はどーせ誰かがやるだろ)をここに掲載する予定。そんくらいはいーだろ(多分)。

 ボチボチ寝ます。