春らしい陽気になってきた。あとは桜が咲くだけである。我が家の灯油が使い果たせるかどうか,微妙なところである。
ほほう,M$が同志社大学(正確には三木研究室と,か)とWindows HPCコンソシアムを作るそうな(Enterprise Watch, Microsoftのプレスリリース)。ふーん,MPICH2がいち早くWindows対応になったのは,そーゆー訳か,と納得。ユーザとしては,統合環境をパッケージングにしてくれた方がうれしい。MSDNユーザならクライアント数制限なしで使用可ならもっと言うことなし。CCSで遊んでみたいけど,今それどころじゃないんだよねぇ・・・。暫くはFC4とそろそろ出そうなFC5だけで手一杯。一応,昔やった代物はこちらにあるんで,ご参考までに。
官僚答弁というものがある。よく言われるのは「前向き」「善処」「さまざまなご意見を伺う」という言葉はちりばめてあるものの,具体的に何をどうするといったことは何も見えてこない,当たり障りのない応答のことである。
ワシも一応は税金で飯を食わせてもらっていた身であるから,本物の官僚答弁を少しは読みかじったことがある。実際の答弁はそんなに抽象的でもなく,割とできることできないことをハッキリ述べているものが多く,巷間伝えられるほどヒドイものではない。むしろ,官僚ではない方々の方が,中身のない空疎な,それでいて相手をうまく持ち上げ,自分は低姿勢を保つ,という言葉のレトリックを使う機会が多いのではないか。
先ほど,某MLで流れた文章はまさしくそれであった。いろいろ言っているが,煎じ詰めれば
・まだ予定の段階であり,具体的なことはこれから詰める
・要望があったので一応の応対はしたが,何をどうするかはこれから詰める
・全ては事後に公表する(つまり,事前には何も知らせるつもりはない)
ということである。文章の最後は「皆様方のおかげで云々,当方は非力で云々」と締め括って持ち上げるところなんぞは,実に心憎い。こうやって,世の中うまく渡っていくんだなぁ,この人は,と感心,とゆーか,呆れさせて頂いた。
春は異動の季節である。ほほう,あの人も,あの人もこの人も動くのか,と,静岡に根が生えちゃった中年はのんびり眺めるのみ。昔と違って,業績があって雑用もこなせて将来性のありそうな人がキチンと出世していくシステムが出来上がっているから,「あ,やっぱし」と思うこと多し(ね?>このページを見ている該当する先生方)。良いことである。・・・という漠然とした話しかできないところが,この話題の難点である。漠然といえば・・・ああ,近頃,「ヲトナの話」が増えてきちゃってねぇ。おっほっほ(何を言いたい)。
次年度は4年生の就職担当なので,さまざまな情報が集まってくる。へぇ~,ほぉ~,と言うようなことも多いのだが,それ以上はヲトナの話になるのであることもまた多い。しかしこれは言ってよかろう。「てめぇら,もっと動け」。
しこしこと某論文の原稿の下書きの下書きを藁半紙に書き付ける。暫く真面目なアルゴリズムの話を書いてなかったから,勘がなかなか戻らない。来週,ワシの大師匠の所に持参せねばらならない奴なので,今日明日中に下書きを完成させて,土日には形にする予定。う~,全然春休みじゃないよ~。しかしこれ,重要な論文なので,rejectされました,では撤退,とは行かないんだよねぇ。とゆーことで,保険をかけておかねばならないから,仕事量が2倍になる予定。ああ,計算しているのは楽しいのに,まとめる作業はどーしてこーシンドイのであろうか。それはね,ワシにプレゼン能力が欠けているから。納得。
風呂入ってちょっとやっつけて寝ます。