6/3(土) 曇時々晴

 どわーっ,Postfixの設定をミスり,localhostからの転送までrejectしてしまったぁ~。慌てて修正し,mailmanのpassword reminderを送信しなおし一息つく。「あれ?reminderが来ていない?」と思われた方,そーゆー訳です。すいません。次回からはまともに届くはずです。そうそう,到着時刻は真夜中に変更しておきました。

 それにしても,GreylistingのおかげでmaillogにErrorの嵐が残るようになってしまってイラつく。まーしょーがねーよな,とは思うが,しかしメールは結局再送されて届くとはいえ,遅延が発生するってのは,サーバの負荷を考えると有難くない話ではある。必要経費,という言い方もできるだろうがしかし・・・釈然としない。
 で,ログチェックの際に気がついたのだが,某中部地方の旧帝国大学(匿名の意味がないがな)のSMTPサーバ群は,必ずしもGreylisting対策が施されたHub hostを通過させなくても良いらしく,一部の学科ではダイレクトに当方のメールも受け取っていた。まー,大組織故に,なかなか統一行動が取れないのだろうけど,これって管理人にとってはイラつきの元だよなぁ。ワシは,ネットワークの責任者たるもの,説明責任さえ全うすれば強権発動も辞さず,ぐらいの対応を取るべきだと思う立場なので,某旧帝大のネットワークセンターにちょっと同情してしまう。
 あのな,おまいわ先方のGreylistingにイラつきつつ,Greylisting対策を施さないサーバがあることにチクリを入れて,一体どっちの味方なんじゃい,このコウモリ男! と思われる方もおられようが,そーゆーどっちづかずのイライラを抱えつつ運用しなきゃならないのがThe Internetの宿命なのであって,WIDEさんのよーに技術原理主義に凝り固まるのも,世界は自由,何やってもいいじゃん的なアナーキストになってしまうのも,ガッチガチの管理一辺倒になってもイカンのである。ある程度の諦め感を漂わせつつ,パッチが出ればすぐに修正し,面白い技術が出ればそれを試し,西にGreylistingが怪しからんという人があれば,じゃあspamがこれ以上蔓延ってもいいのかと説得し,東にspam対策が生ぬるいと言う人があれば,じゃあメール配送に数十分以上の遅延が出ても構わないのかと問い詰める,そーゆーどっちつかずのコティさんに,ワシはなりたい。

 今日も頑張ります。