朝の5時頃,寒くて目が覚めてしまった。毛布を一枚引っ張り出してかぶるとちょうど良い。再び浅い眠りに落ちるも,8時頃に自分のイビキで目が覚めてしまう。うう,睡眠時無呼吸症候群一歩手前か。ここんとこ,肥満気味だからなぁ。折角スポーツクラブに会費払っているんだから,寝る前に一運動するぐらいのことはすべきだろうなぁ。今週はちょっと頑張ってみるか。
なんか職場の上の方から,うちのWebページの充実を図る方策を考えてくれという,非公式打診があった模様。そんなもん,うかうかと提言なぞしようもんなら,「じゃあ言い出しっぺがやってくれ」ということになるに決まってんじゃん。しかし,言いたいことは山のようにあり,それを黙っていられない性格でもあるので,ここでそれを吐き出し現実社会では黙秘を通すことにする。
大体,Webページの保守管理なんてのは従の仕事であって,一生懸命やったところで自分の実になるものではないし,業績評価が上がるわけではない。そこがエライ人は分かっていないのではないか。
更に言うなら,Webページも含めたIT活用術は既にMS Officeの扱いに長けるだけという段階を過ぎ,熟練(センスも重要だが)を要するものになっているという事実をまだ認識していないのではないか,と思えて仕方がないのである。
今,個人のページが曲がりなりにも充実している連中はワシも含めて1990年代後半のInternetブーム(その時は「ホームページブーム」と呼ぶべきものであったが)に便乗して,シコシコとHTMLを手打ちしたり,機能の足りないAuthoring toolを苦労しながら操って自分のWebページを立ち上げた,いわば「Webページのベテラン」揃いなのである。やれデザインが悪いだの,やれ掲示板が貧弱だのと言われつつ,あーでもないこーでもないとコンテンツデザインをチマチマと修正しつつ,「自分の個性とは何か」を自問自答して今日の個人ページがあるのだ。
つまり,充実した個人ページとは,年期を経た盆栽のような存在なのである。素人目にはAuthoring toolやCMSのテンプレートにはめ込んだだけの代物も,枯淡の味わいを醸し出している盆栽個人ページも同じに見えるかもしれない,いや後者の方がビンボー臭く見えるだろうが,前者はどこにでもあるデザインなので,あっという間に見飽きられてしまうのだ。もちろん,更新が全くされていない盆栽とは非なる「枯れ木Webページ」では仕方ないが,下手は下手なりに手を加え続けて十年も経てばそこには否応なく「個性」が醸し出されているのであり,それは他人が真似しようにもそう簡単には出来ない代物になっているのである。
そんな「個性的」なWebページが,誰にでもすぐさま出来上がるものだと思っている人は,モノを知らない若造か,IT革命ともてはやされた数年前の感覚を未だ引きずっている年寄りだけであろう。少しは「ほぼ日刊イトイ新聞の本」や「ほぼ日刊イトイ新聞の謎。」でも読んで,その苦闘ぶりを骨の髄まで叩き込んで,反省しなさいっ!(「謎」本はまだ読んでないけど労作みたいだ,楽しみ。)
そーいや,Mさんに教えてもらったVine Linux 4.0のリリース,トラブルで延期状態なんですな。楽しみにしてたのにー。今年度末までにVMwareでMPI clusterを作るマニュアルを仕上げたいのだが,間に合うのかしらん?
おおもったいないぞ,CPU Tree! マザーボードに取り付けて電源を通せば,並列分散処理が出来る画期的なTreeになったところなのに。って何万W必要になるんだか。Celeron, Pentium 4, Pentium D等の混在環境だからちみっとHeteroになるけどね。穴あけて飾ってあるって事は,不良品だったのかなぁとは思うが,どうなんでしょうな。
あー,完全な冬型気圧配置らしく,雲一つない空の下では乾いた寒風が吹きすさんでいる。これからゆっくり布団シーツ干しをして,買い物をして,出張連チャン地獄(自分で選んだんだけどさ)を乗り切るための英気を養います。