ふー,書類書きに研究がサンドイッチされてきた一週間がやっと終わった。本日ようやく学内研究費の報告書を上げて,某国際研究会に投稿するabstractの下書きを書き上げたのである。菱沼さん(@動物のお医者さん)のように「えいご~,やだ~」とかいいながら,助動詞と副詞と仮定法を使いこなせない中学生並の英文をA4用紙1ページ分も書いたのである。3時間ぐらいだったけどな。後は校閲が帰ってくるのを待つばかり,と。月曜日に届いたら即座に投稿である。ところで"screen"ってどのぐらいのレベルの査読なんだろ? ちらっと見るだけ?
そーいや,SIAM reviewに面白い記事があった。日本語だと「ドミノ倒しの波」って感じかな? エネルギー保存則と数列,微積分だけで数学モデルを作ってあるから,エリート高校の理数系生徒なら理解できるんじゃないかしらん。
日本の応用数理も,エライ方々の思い出話とか自分の研究の自慢話ばっかりじゃなくって,こういう記事をどしどし載せればいいのにな。折角,岩波から発行して貰っているってのに,仲間内の同人誌みたいな記事ばっかりではなぁ。情報処理を見習って,リニューアルしないのかしらん? 数理科学と数学セミナーよりコンピュータ&工学寄りの記事を増やせば,それなりに会員以外の読者も付くと思うんだが。数学文化だってもう7号も続いているんだからね。
風呂沸いたら,入ってから寝ます。