[ Amazon ] ISBN 978-4-09-182550-6, \743
もも,かばぃ~いぃ~ん(by 唐沢なをき)。ああもう可愛いったら可愛いっ! 愛らしい愛らしい~(と,本書を抱えて床を三回転)~なんて可愛いんでしょう~。
・・・で終わっちゃうとまずいか。でもあんまし語ることないよな。マンガ論的分析とか冬目景の画力の源泉とかは,その手の議論が好きな方にお任せして,本書で描かれていることだけ,短くまとめておこう。
家族愛に囲まれた奥手な主人公「もも」が,「恋愛」にステップするまでの一年間を,静謐な絵で淡々と描いているのが本書である。近頃は少女コミックスでもアケスケなSEX描写が普通になっているが,その手の色気は本書には一切描かれない。男性向け「サービスカット」も皆無だ。ひたすら,「描写」のみ。しかしももの愛らしさは筆舌に尽くしがたく,か~わ~え~ぇ~・・・はっ,元の調子に戻ってしまったわい。
あーもーこの辺で生真面目で野暮な解説は止めヤメ。
もも,かわいいっ!
↑これを連呼するだけで,ワシ的にはもう十分なのである。