8/21(土) 掛川 -> 東京 -> 掛川・曇後晴

 今までの酷暑に比べればまだマシ,と言う程度ではあるが,割と過ごしやすい真夏日。朝一で掃除洗濯を済ませてにぎりめしをかっ込んで6:58掛川発のN700系こだまで東京へ出発。自由席回数券が使用可能になる当日だったが,何故か自動券売機ではメニューに現れず,慌てて緑の窓口に駆け込んで購入。何故券売機で買えないのか質問したが,よく分からないらしい。ワシの見間違いかと思ったが,帰りにもう一度掛川駅で確認したが,やっぱりメニューにはない。どっかに隠れたのかな?

 朝9時ぐらいには渋谷に到着,待ち人の少ないハチ公前の景色が新鮮だったのでパチリ。

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 ブリューゲル展の開始時間までBunkamura前のスタバで時間つぶし。

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 で,じっくり見物したのだが・・・正直言って,銅版画ってワシの趣味ではないことがよく分かった。広告ではボッシュの影響を受けた奇妙な造形の悪魔とか怪物などあ強調されていて,それは確かに面白いが,白黒の地味な銅版画で,しかもサイズが皆小さいので,ワシも含めた年寄りは皆顔を近づけてじっくり見なければならない。油彩画ではタッチの確認程度で済ませるが,はがき大の細密な作品だと,虫眼鏡が欲しくなるぐらい。ワシはやっぱりチマチマした農民が生き生きと描かれている油彩画の方がいいや。
 それでも1時間半ぐらいは滞留して料金分は楽しませて貰った。時間も早かったせいか,ゆったり見られたので良しとする。

 気になったのは,9/2開店予告のこれ。

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 丸善とジュンク堂がジョイント?・・・と,以前なら不可解と首をかしげたものだが,いまやどちらも大日本印刷が資本を抑えているので,まぁ当然か,と。もっとも,堅いイメージのある丸善と,デカイということは喧伝されているけど一般書店のジュンク堂の両方のブランドを並べる価値はある,と現時点では判断しているんだろうな。渋谷ってのはあまりうろつく機会のない街だが,これが出来たら一度ぐらいは眺めてみるとするか。

 半蔵門線で神保町を散策すべく,九段下で下車して,首都高高架下の日本橋川から,暑い暑い靖国通りをてくてく歩く。

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 この下を神保町方面にくぐったら,通りの向こう側に戦前からあると見受けられる建物がある。

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 網が掛かっているってのは,ボチボチ取り壊しだろうか? ワシの大師匠のお話によると,戦争で神保町は焼け野原になったと聞いたが,これはその生き残りか? なくなっちゃうのは寂しいが,じゃぁ,おまえがあそこに住めと言われたら躊躇するよな。

 神保町へ向かって歩き出すと,結構,九段下方面にも古本屋があって楽しい。昔一度ちらと読んで興味を引いた,伏見康治が寺田寅彦の研究を批判的に述べていた文章を収めた著作集(絶版くさいな)があって,525円で購入できたのが一番の収穫。

 昼は千葉の公務員様と御茶ノ水駅の行きつけの中華料理屋で半チャンラーメンセットを食い,喫茶穂高で今週の夏期実験講座の打ち合わせ。e-mobileが役立ちますた。

 15:56東京発のこだまで東京駅から掛川へ戻り,スポーツクラブで軽く汗を流した後,一週間ぶりの職場に立ち寄ってメール返信し,帰宅。

 さて,明日から仕事モードだ,頑張ろうっと。

 頑張るためにもう寝ます。