さぶぅ~。一気に寒が戻ってしまった。次週は札幌入りなのだが,このまま寒い地方に行くのはいやだ,もっと暖が欲しいと願う心寒いひとりものなのである。
本日卒研判定会議の後,打ち上げ。会議が長引いてしまったので,途中参加となるもバンバン飲んで(アルコールはビール一杯のみ,その後はソフトドリンク,どっかの財務大臣みたいなったらみっともないじゃん)楽しく(少なくともワシは)散会。卒研生の皆様ご苦労様でした。3年生の皆様,明日以降頑張っていきましょう。
Amazonに掲載された水村美苗「日本語が亡びるとき」の書評が消されたという話(朝日新聞)。公正かどうかという以前に,何でAmazonがそんなことをしたのかがさっぱり分からん。大体,日本語が滅びちゃった方が,出版業界が再編されて巨大メディア企業ばっかりになった英語圏の本を売りやすくなるし,好意的な書評なら売り上げに貢献する筈なのにねぇ。そんなにAmazonが気に食わない内容の本なのか?・・・となれば読んでみたいな。内田先生が誉めてたので気にはなっていたのであるが。・・・はっ,これって手の込んだAmazonの広報戦略なのか?
派遣切り対策の結果まとめ記事が出ていたのでメモ。「自治体の臨時職員募集、都市部で空振り...地方は殺到も」(読売新聞)。都市部はまだ仕事があるってことなのかしらん? 気になったのは最後のこれ。
富山県黒部市では、市民病院の看護助手に採用された3人のうち、19歳の女性が勤務2日目で「思ったよりきつい」と辞めた。兵庫県豊岡市は6人を作業員として採用したが、1人が初日から無断欠勤し、連絡が取れなくなったという。
全員とは言わないが,派遣という立場のまま固定化されてしまう原因の一つが本人の資質にあるというのは確かだろう。適度に上昇の意欲を持たせつつ,過度の贅沢をさせない相互扶助のシステムを作る・・・というのが理想なのは確かだが,妙案浮かばず。湯浅誠がやっているような,生死の境を彷徨っている人間を救うという活動が「底辺救い」とすると,そこから「公的直接扶助なしの社会生活を送る」というレベルまでの間に,肉体的精神的年齢的に耐えられる人々を「底上げ」かつ「転落防止」する,統計的に妥当で持続可能な社会保障システム。理想論とはいえ,そこを目指していかないといかんのではあるが・・・むつかしおすなぁ,ホント。
とりあえず明日もあるので,「アル中」についてぷちっとめれしたら今日は寝ます。