11/2(金) 駿府・?

 10月下旬からいきなり寒くなり,11月に入ると途端に冬の装いが必要となる程に。自宅にはガスストーブを導入したので,居間はいいのだが,ワシの引きこもり部屋はエアコンしかないので足元がスースーしていけない。慌ててファンヒーターを引っ張り出して何とか落ち着いた。

 どうも,ここ最近は空きが極端に短くなり,夏が9月いっぱい,11月になると急に冬に移行するということになっているらしい。秋の装いをする暇もなくコートを着こまなければならないというのだから,そりゃ風邪ひきさんも増えるわな。まぁうちの○○はそもそも○○○○ってところもあるけど。いやもちろん○○も○○○んだが。

 10月第一週まで論文書きに追われてヘトヘトになっているところに,非常勤2コマ+特別プログラム6コマが追加され,あまつさえ3年生向けのゼミを1コマ増やしたところに,元々の担当講義4コマが追加されて,卒研も含めると一週間25コマ中,15コマ拘束される仕儀となった。その合間に未内定者向けの面談などが入って更にすごいことに。そーゆー疾風怒濤のような日々にもようやく体が慣れてきて,大学祭も終わり,何とかblog更新する心の余裕が出てきたのである。はーしんど。今月下旬には投稿した論文の査読結果が返ってきて,ドーンと落ち込んでいるかもしれず,まだ結果の分からぬ今のうちにやることやっておかないとなぁ。来年9月にはスペインに行きたいし~。英語も勉強しておかないとなぁ。

 そーいや,昨日で頼まれていた査読結果を返信。結構面白い内容の論文だったけど,理論的なバックグラウンドが分からないので,その辺をちゃんと書いてくれ~という条件付き採録(minor revision)とゆーことで返信したけど,さてワシの英語でどこまで真意が伝わるやら。エディターの小生御大がいいように直してくれることを期待期待。しかし締切二日過ぎても何の音沙汰もないってのは,寛容なのか,見捨てられているのか。

 かと思うと,締切一週間過ぎた某News Letterの査読は「あんたの査読も~いらない」というメールが来てお仕舞というアッサリさ。もちろん一度は催促が来たけど。「いや~どーしよーかなこれー,難しいなぁ」と頭を抱えていたら期限切れになってしまったのであった。その後の経緯を聞くと,やっぱり速攻でrejectにされたよーで,真面目にきっちりやっているのは分かるんだが「あと一歩がないと難しい」という判断なんだろうな。まぁ人によっては評価の高いものになるやもしれず,この辺が専門論文の価値判断の難しいところである。勿論,誰が見ても素晴らしい!,という内容のものもあるが,大方は,ほめる人もあり貶す人もあり,なのである。その辺をうまく掻い潜って,業績を積み重ねていく世間知も学者先生には必要なのであるな。ワシは全くその辺には疎いので,まぁお若い人は世話好きで人付き合いのいい指導教官を見つけるべし。ワシも大師匠の甲斐甲斐しいアドバイスのおかげで生きてこられたよーなもんだし。

 そーいや,投稿した論文には大師匠と副査の先生への謝辞を書いたんだったな。あれが通れば一応は「御礼」が出来るわけだがはてさてどーなりますやら。

 朝飯ができたそーなのでこの辺で。