一日中,涼風がそよ吹く日であった。やっと秋を実感できる気温である。このあたりで長袖をはおり,寝る時には毛布を一枚増やすという措置を取らないと,あっという間に風邪を引いてしまう。気をつけねば。
夕方からは遠方よりI先生をお呼びして講演会を開催する。余りにもきらびやかな経歴なので,突っかかりながらご紹介する羽目になる。うーむ練習しておくべきだったか。期待していた通りの熱弁を振るっていただき大変ありがたいお話を聞くことが出来た。ワシがこういうと嫌味と取る人もいようが,そうではない。聴衆に対する真摯な態度は確実に伝わったことであろう。
終了後は短い懇親会にお付き合い頂き,ワシのボロ車でホテルまでお送りして本日のお仕事は終了した。準備して頂いたT先生や事務局のKさん他の皆様方,どうもありがとうございました。
今日の講演はI先生の許可を貰って全てワシのEverioで撮影した。使い方が良く分かっていないので,マイクの指向を被写体に向けることが出来ず,音声がイマイチ。うーむ,もっと習熟すべきだな。あと,長時間撮ると勝手に動画をぶつ切りにしてしまうのはどんなもんか。後で繋げればいいんだけど,数GB単位のファイルを扱うのは手間である。これもどっか弄れば直るのか? 誰か「できるEverio」を作ってくれよん。スタパ斎藤さん,いかが?(ところでHDD内臓Everio,ホントに買ったのかな?)
・・・とEverioから自宅のPCへデータ転送をしながらこれを書いている。うーん,転送まで2時間も掛かるのか。こりゃこのまま寝るしかないな。
・・・と,ワシのPrivate New ServerへのSSHアタックを掛けてきた某大マシンの管理者への注意喚起メールに対して返事が届いた。
> この度は大変なご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。
> 調査しましたところ、当方のサーバーへの不正侵入者による仕業で
> あることが判明しました。踏み台にされたかたちです。
> これも、当方の不十分なサーバー管理と不十分な利用者の教育が
> 原因であります。
> 今後はこのようなことの無いよう、サーバー管理の見直しと利用者教育の
> 徹底を行う所存です。
うーむ素早い。侵入されたことは責められるべきだが,対処が早いことはさすがである。この態度は見習いたいものだ。・・・などと悠長なことを言っていられるのはこちらに実害がなかったから。SSHもPrivate Keyでの認証にでもしないと,全然secureにならないのだな。こっちも乗っ取られないように,乗っ取られてもすぐに復旧できるように準備しておかなくちゃ。
ということで寝ます。
どんよりした朝。昨日はかなり暑かったので,そのまま熱帯夜となり,寝苦しいのと仕事が立て込んできたこともあって寝つきが悪いのが重なってあまり眠れず。こういう時はジタバタしても仕方が無いので,寝床で読書して過ごす。なだいなだと橋爪大三郎を読了。時間があればぷちめれを書きたいのだが,はてどうなるか。
以前ここで取り上げた名大COEに参加している研究者の虚偽業績問題,自主的に大学側が補助金の一部を返還することで決着するようだ(読売,朝日)。朝日の記事を読むと,一部しか返還しないのはけしからんという感じも受けるが,読売の記事では,業績表に関しては勇み足があったものの,研究者としてはCOE推進に欠かせない人物であったし実績も挙げている,ということも書いてあるので,まあこの程度で収めるのが妥当か,という気分になる。記事の書き方一つでこうも受け取り方が違うんだから,客観的な報道ってのは難しいよね。
うー,10月に研究発表を頼まれちまったが,あいにく非常勤の講義と重なる。既に2回休講の可能性があるので,これ以上休むわけにも行かない。なので,講義終了後に会場まで飛んでいって間に合う時間にしてくれるのならO.K.という返事を書く。まあしかしこの程度のバッティングは,COE参加研究者のプレッシャーに比べれば屁みたいなもんなんだろうな。研究者に一番必要なのは体力,なんだよなぁ。
では行ってきます。
ただいま。
すげーっ,GSL1.6の翻訳をした人がいるんだ。完成目前,凄いな~。ということで,こっちのページもちょこっとupdate。ま,これ以上追加することもねーな。
お,MPFR-2.2.0のRelease Candidateが出ている。問題がなければ間もなくリリースされる筈。こっちの翻訳も修正しなきゃならないな。
寝ます。
選挙に最適な曇り空。ちょっと蒸し暑いところが玉に瑕。さて,投票率はどうなるかな? そんなに高いと言うわけではなさそうだが。
選挙特番を見ながらこれを書いている。うーん,小泉旋風どころか台風だねこりゃ。300議席なんて,あーた,公明党を加えると憲法改正も可能な数なんじゃないか。すごいね。こんなに勝っちゃうと,郵政公社なんてズタズタにされちゃうんじゃないのか。政治に頼る者は政治に負けるということか。諸行無常。
ホリエモンが各局に出まくっているが,当選するんだろうか? 結果が分かるまで付き合うつもりもないので,適当に寝ます。しかし,出口調査のおかげで全体の結果が出るのは速くて,面白くないねぇ。
数値計算テキストの最終校正を午前中に仕上げて先方へ届ける。あーもー暫く自分の書いたものを見る気が起きない。しかしこれで全ては終わった。1400円程度で販売されるということである。うーむ,次年度は書けるだけ書いてしまってから,200ページ以内に収まるよう調整した方がいいかな。早速Webの方もupdate。あと十年も試行錯誤して弄っていけば,それなりのものにはなるのではないかな。校正しながら,自分の馬鹿さ加減を思い知ると共に,「おっ,結構いいこと言ってんじゃないの,こいつ」というところもあって,まんざらでもなし。ま,自己満足だが。後できびしそーな先生方の所に送って反応を見てみよう(どーせ読まれないんだけどさ)。
職場の自分の机の周りがえらいことになっているので,スティック糊を使おうにもどこに埋もれているのかさっぱり分からない。発掘のついでに片付け。発見された糊は既に末端まで使用済みであった。片付けの続きはまた明日にしよう。
帰宅途中でホームセンターにてスティック糊とセロテープを買い,ついでに期日前投票をするため市役所へ。換算としているかと思いきや,ワシの前に数人の待ち人がいたし,ワシの後からも人が来る,という具合で,受付の人は結構忙しそうであった。
小選挙区の方は負けそうな候補へ,比例代表は大勝ちしそうな党へ投票する。最高裁判事の国民審査は特に異論もないので×なし。さて結果はどうなるかな。日曜日の夜が楽しみである。
まだ次の仕事へのエンジンが掛からないので,なだいなだを読みながら寝ます。
台風一過で青空が広がる。おかげで夏が再び戻ったかという程の暑さ。今日は熱帯夜かな?
数値計算テキスト,最終校正作業中。山のようなTypoをちくちくと修正していると,「あー何だこの文章,訳分かんねー」とか「何だこの言葉,全然説明して無いじゃん」など,不満爆発である。が,それをやっていると終わらないので,我慢我慢,最小限の修正に留める。それでも付箋が生い茂っているのだが・・・あー,俺って本当にバカ。くそぅ,この悔しさは次年度にぶつけてやるぅ~(今年でクビになったりして)。
自分がイヤんなったので寝ます。
早明浦ダムの貯水率は一気に100%越へ。5日までは確かに0%だったのだ。台風の力は物凄いものがある。
台風14号が日本海側に抜け,東海から関東までが強風域に入った日にFIT2005へ参加。蒸し暑ぅーい空気の中を掻き分けるようにして水道橋駅から東京ドームの横を通り抜けて中央大学へ。
久々のFITであったが,やっぱり院生さんの発表会になっちゃってるのね。ワシの講演はセッションの最後であったが,おっさんが訳のわからぬ話をして済まん。オマケにProjectorにPCの画面が写らないトラブルまで初体験。rebootしたら難なく写ったが,バッテリー駆動と言う条件も重なったせいなのかなぁ。
講演では一つのウケも取れず敗北。だって司会者も含めてみんなスーツで固めた生真面目さんばっかりなんですもん~。とにかく一段落したので,東京駅の回転寿司にて2200円分堪能する。腹が小さくなったわね。
八重洲ブックセンターにて「アズマニア1, 2, 3」を入手し,ついでに新書「サウジアラビア」も買って,帰りの新幹線車中にて読み込む。適当にチェンジしながら読んでいたら,アブドラ皇太子(現国王)と阿素湖素子と不気味くんとワッハーブ派とオイルダラーがまぜこぜになって,ハラヒレになって帰宅する。読書は楽しい。
新レンタルサーバの設定をちょっと弄ってWebalizerを起動してみる。うーん,まだドメイン移転も解説の告知もしていないのに,Proxy代わりにアクセスする奴やありもしないディレクトリをほじくる奴まで色々来訪していることが判明。そろそろ他業務と兼業していてマメにチェックできない管理人には,きつい世界になってきたわね。油断もすきもありゃしない。
後はMovable Typeの最新版をインストールして,このWeblogのデータを移行するテストをし,それがうまく言ったことを確認の上,na-inet.jpドメインの移転申請・・・という流れになりそう。ま,10月までは本格的な作業はお預けである。それよりなにより・・・をやんなきゃぁ~。
風呂入って寝ます。
また台風が来るらしい。今度は奄美諸島から九州~四国・中国を横断して日本海に抜けるコースを取ると予想されており,早明浦ダムにとっては朗報だろう。ワシは7日に東京日帰り予定なのだが,さて影響があるかどうか? 11日の総選挙の頃には台風一過のすっきりした秋晴れとなることが期待される。投票率が上がって新聞各社の予想が外れると面白いのだが。
投票日まで残り一週間となり,得票議席の予想が,日経,読売,朝日,毎日から発表された。一律で自民大勝を予想している。うーむ,さて結果は如何に?
あ,日が変わってしまった。がーっと一気に雑用をこなしていたら晩飯も食い損ねてしまったのであった。帰宅後,素麺と冷奴で空腹をゴマカす。
予定通り,WebArena SuiteProの仮想サーバを申し込む。おお,一発じゃん。ではまず指示どおり,yum updateと・・・で,延々と続いて,何にも出来ないじゃんかよ。せめて今のサーバからのバックアップぐらい出来てもよさそうなもんだが。FC3からFC4に成るのかと言うぐらい,長い処理である。
終わりそうも無いので,もう寝ます。目が覚めたら終わっていて欲しいぞ。んっとに安くない金を払うんだからさぁ>みかかPC
起きました。早速このサイトのファイルを全部転送しておく。こういう大量のファイル・ディレクトリの転送をしようとすると,FreewareのFTPクライアントでは全然ダメ。安定性に欠け,すぐに訳の分からんSocketエラーで落ちてしまう。で,SharewareのWS_FTP Proにて作業を続ける。うーむさすが金を取るだけのことはあって,どっしり構えてしっかり作業を完了してくれる。とりあえず今日の作業は終了。
今後は(1)自宅サーバの内容転送とドメイン移転手続き,(2)DNSサーバ設定,(3)Movable Typeのインストールとこのblogの移転,(4)na-inet.jpドメイン移転,(5)postfix, pop3(この機会にimapにしようかなぁ),mailman等・一連のメール設定,(6)最終確認が控えている。予定では休日にチマチマと作業をこなしつつ,来月には移転作業を完了したいのだが,さてどうなるか?
サイバラさんの体調不良の原因が判明(トップページから声明文が読めます)。うーん,誰しも自分の子供が絡むと冷静な判断が出来なるもんらしい。サイバラさんは少なくとも描かれる人物のプライバシーには極力配慮していると思うんだがなぁ。
ふーん,物理演算ボードか(PC Watch)。回路シミュレータもそうだが,応用分野の方々はアグレッシブに実装してくもんなんだなぁ。ハードを弄れる人が時代を切り開いていくのかしらん。ソフト屋としても気になる動きである。実際に製品が出たら試してみたいな。
さて今日も元気に仕事をしますか。
薄曇の一日。選挙だというのに全然選挙カーを見かけない。まあ,茶畑のど真ん中の職場なので,演説ぶったところで効果はあるまいが。
ここ静岡三区から3回ほど野党から出馬していた候補が,別の党の裏日本地域の比例代表名簿に載っていて驚く。そこまでして議員になりたいか。しかし名簿順からして完全に木っ端泡沫候補扱い。当選しなきゃただの人,なんだなぁ,この世界は。厳しいねぇ。
面倒になったので,テキスト原稿は金を払って宅急便屋さんに配送をお願いすることにした。おかげでその分,こちらはゆっくりとすっ飛んだマシンの復旧に努めることが出来た。SP2なのにWindows Update(今はMicrosoft Updateか)を書けたら28個の更新がありやんの。SP3とは言わないが,SP2.1とかSP2.5とか,パッチ10個単位でまとめてくれないもんか。結局,すべてを見届けられずに帰宅。いくらなんでも明日には終わっているだろう。明日はまた別のClusterを直さねば。
明日から9月。ボチボチ雑用が入り始める。また秋が来てぇ~,冬が来てぇ~,年度末が来てぇ~・・・なんだな。ともかく,気温が低くなるのはありがたい。
風呂入って寝ます。
一日中日があたらず,日中一番暑くなる時間帯にスコールのような雨が降って,涼しい日となった,衆議院選挙公示日。
日がな一日ずーっと研究室に篭ってテキスト校正作業。やってもやっても終わらないので,気になる部分だけざーっと見直して,キリのいいところで帰宅。自宅のプリンタで片面印刷して脱稿。いぇーい。明日,午前中にS大へ届けに行く予定。宅配便で送るよか早いし安いので。
もうHDD Recorderには録画した番組が山のようにあるのであった。講義開始までに全部は見切れないよなぁ。
どっと疲れたので,シャワー浴びて寝ます。
日中はまだ30℃近いが,朝晩はかなり涼しくなってきた。秋はまず風からやってくる。
数値計算テキスト,索引を作ろうという無謀なことを始めたら,これがえらく面倒な作業であった。校正作業と同時にこなして一通りチェックは完了。ちなみに酷いミスもたーくさん見つかったので修正修正また修正。加筆分と削除分があるので,+10ページぐらいか。後半部分は全然ウスいまんまなので,ここをきっちり書くと,まだ50ページは増えるな。明日には何とか終わらせにゃあ。
これが終わったらTutorialも何とかせにゃ。いやその前に数値微分も・・・あああ,この夏遊んだツケがぁ。三十路半ば過ぎても学生時代の自堕落な習慣が抜けず。ワシには過労死する人を全然理解できないのであった。一体どうやったら倒れる前に死ねるんだろう?
疲れたので寝ます。
台風一過。静岡県に上陸すると言われていた台風11号は,またもや東にずれまくって千葉の方へ去っていた。今年はどうやら北の高気圧の勢力が強いために北上できず,偏西風に乗って太平洋へ去ってしまうというパターンが続くようである。
テキスト執筆一段落つく。これから全部プリントアウトして校正作業に入る。ああこれで日曜日に遊ぶことができる。勿論,プリント用紙を抱えて新幹線車中でテレテレ校正しながら,である。第三者的に眺めようとすると,このような遊びの合間のナガラ校正が最適なのである。ボチボチやんべ。
さて実験講座,本日は最終日。気合を入れていきましょうかね。では行ってきます。
数値計算テキスト改定作業,半分は何とか終了。しかし,書けば書くほど書きたいことが増えて収拾がつかなくなる。直接法の説明のまーくどいことくどいこと。われながら笑える。
同時に,明日・明後日に担当する高大一環夏季実験講座の準備も行う。職場の閉鎖前にWindows Updateを済ませておいたので,作業はかなり楽。途中,ドメインサーバにログインできなくなるトラブルに見舞われたが,Windows 2003 SP1導入時にFirewall機能を有効にしたためと判明。何のためのFirewallじゃ。
つくばExp開業(PC Watch)。小泉首相も乗車したらしい。つくばに用事があれば乗ってみたいが,いつごろになるのかなぁ。
今週はとにかくテキスト執筆に全力を尽くすことになる。あともうちょっと・・・の筈。
待ち人来たらず・・・到着の電話があるまで待って,その後寝ます。
どんより蒸しっ,という日。明日は日本列島と同程度に湾曲している前線がかぶさってくるらしく,更に蒸すということであるらしい。
土曜日はヨドバシで予定通りEverioを購入し,夕方からは大学時代の同級生と池袋にてお盆恒例飲み会。既に「高齢」飲み会と化しており,ワシも含めてまーみなさん腹回りが悲惨なことになっている。四方山話を2時間ほど。自宅の電気容量の話題が出て,ワシ一人が20Aでしのいでいることが判明する。楽しくウーロン茶(ワシだけだが)で会話して,お先に帰らせて頂いた。さて年末はどーなるかな。
閉鎖されていた職場に復帰し,cs-pcclusterを起動したら・・・あらま,NIS/NFSサーバのHDDが「かっこんかっこん」という典型的なコリャダメだ音を発するようになってしまった。まあ,過酷な環境の我が家で2年以上も頑張ってきたHDDなので止むをえんか。余ったHDDで仮復帰させておくか。しかし,この時期で助かった。バックアップは完璧に取ってあったし,8月一杯はこいつが活躍することもない。9月になったら一番安くて容量の少ないHDDをぶっこんで,rsyncで自動バックアップ体勢を取るようにしておこう。
大事な会議があったのに,そこで使う資料を作るのをすっかり失念していて大慌て。七転八倒して間に合わせで作ったら,会議終了後に大馬鹿なミスをしでかしていたのに気づいて,いそいそと修正。rest of todayはこれで終わってしまったのさ。明日はメンバーに平謝りして回る予定。自業自得なり。
テキストの残り作業をやってから寝ます。
でれでれしながらも,数値計算テキスト改定作業をすすめる。何とかあと二日で一通りの仕上げをしなければならないのだが,意図していたところまでは進みそうも無い。まあでも昨年度に学生さんからイチャモンがついたところは改定できるだろう。問題は全部で200ページを越えそうな分量になるってところだな・・・。
今年の夏は過ごしやすくてよい。これが「平年並みの夏」という奴なんだな。朝方と夕方は気温がぐっと下がって,冷房はoffにしていても,扇風機をかけっぱなしにしておくと結構涼しい。良いことである。
選挙報道が喧しい。まあ選挙が面白くなるのは良いことである。ホリエモンまで出馬か(朝日新聞)。なーんか顔ぶれが派手だな>自民党 人材の無駄遣いという声もあるようだが,折角面白い候補者を集めたのだから,せいぜい当選させてやって欲しいものである。
どーんより過ごしている間に,HDDレコーダに溜まった番組のDVDへのダビングと整理を済ませてしまった。保存した映画は「幕末太陽伝」「Blues Brothers」「Blues Brothers 2000」「ベルリン天使の詩」。なーんか,ふつーのハリウッド映画を鑑賞できない人間になっちまったって感じ。まあ年より臭くてそれもよし。
ふーん,Dual core Xeon前倒しか(PC Web)。IntelはNetBurstと共にHyper-Threadingを捨てるようだし(PC Watch),Core数でCPU能力を量るようになっちまうんですかねぇ。だったら早いとこ,せめて同一Node内だけでもOpenMPだのMPIだの使わなくても自動データ転送ぐらい,Compilerで面倒見て欲しいものである。
風呂入って寝ます。
どんよりムシムシ,という日。本日から次週日曜日まで職場は完全閉鎖である。仕事は順調に停滞中(ぉい)。
完全閉鎖の直前,ごみ捨てなどに勤しんでいると,最後のDual Core PC2台が到着する。くっそー,この忙しいのに~,といいつつ,全てに優先する割り込みが入ってしまっていそいそとセットアップする。いやぁ,ごっついごっつい。
ケーブルもごしゃごしゃ。まあ卒研終了時まではこのまま行くしかないな。メモリテストも問題なくクリア。わーいラッキー。・・・当たり前のことなんだが,メモリがらみのトラブルに今年は2回もぶち当たっているので,神経質になっているのだな。
しかし,電源が500Wとは・・・。4台で2KW。cs-pccluster2を全部こいつに入れ替えると,12台で6KW。100Vだと60A・・・ご家庭で気楽に使えるという代物ではない。そろそろ実験室の制限容量も越えそうである。今のうちに調べてもらわないといかんなぁ。
さて,ちょーどいい具合にWindows Vistaのbeta 1も入手できたので,テストがてら64bit版をインストールしてみよう。ちなみに32bit版は,160GB HDDを1 partitionとして認識できずにインストール断念。ま,使わないからいいけどね。
さて,DVDから起動して・・・
おおっ。なんて地味なモノクロ画面だ。さて,セットアップは・・・
へー,マシン名とインストール先のpartitionだけ指定すればいいのか。らくちんだなぁ。
さて,使い勝手は・・・
むー,XP SP2と全く変わらんぞ。画面デザインはともかく。まあ,beta1にして安心して使えるレベルになっているってのは,現時点ではその程度のminor updateってことなんだろうけど。UPnP機器(うちの場合はWireless LAN Switch)もスカッと見つけてくれるし,DHCPなら全く設定いらず。楽なもんですわ,ホント。
個人的に気になっていたMeiryoフォントだが,これは地味な改良だが大したもので,すっごく時が小さくて読みづらかった教祖様のblogがすっきり読めたりするのである。・・・気のせいかな?
さって,頑張って仕事しましょーかねぇ。
昨日は,はだびずでぐしょぐしょ,だみごえごさごさで我がcs-pccluster2の説明を午前に4回,午後に3回こなしてOpen Campusを乗り切った。本日も状況変わらず,多少軽くなったものの,朝起きたら頭痛に悩まされ,職場に着いてからバファリン様2錠にすがってようやく仕事に復帰できたのであった。うう夏風邪ってしんどいもんですなぁ。
喫緊の課題が過ぎ去ったので,S先生を二ヶ月以上お待たせした課題をシャカシャかとこなして「できましたぜ,後は先生の責任で何とかしてね」という無責任なメールを送り,溜まっていた書類仕事をてきぱきとこなし,いよいよ自分の論文書きモードに突入するのであった。SWoPPの際に,やはり予想してた突込みをされてしまったので,そちらの論文はとりあえず後回しにして,乗りかかった船になった論文の方から片付けることに方針転換。グローバルスタンダードな例題を片っ端からDLして纏め上げて本日の職場におけるお仕事は終了である。
その間,衆議院は解散されてしまったようである。公示が8/30,投票が9/11だそーな(読売新聞)。やれやれ,こちらが実験講座に汗をかいている間に選挙カーがうるさく駆けずり回る事態は避けられそうである。さて,小泉さんの命運や如何に? 某政治やほいの大家はさぞかし萌えていることでありましょう。あー,無事仕事が上がったら,久々にComitiaでも行ってこようかな。コミケ? あーた,そんな暇,今年は全くございません。
ということで,自宅に戻って,今度こそ「ソフトウェアとしての数値計算」リニューアル原稿の総仕上げである。今週中に下書き完成,来週一杯で打ち込み完了,再来週に最終チェックして8月末に入稿予定である。暇なんかないっ。絶対にないっ。
従って,今年の夏は仕事仕事で終わる予定。・・・といっても出来たためしは無かったのであるが。さて,今年はどんなんかなー(誰の持ちネタだったけ?)。
ということで小泉さんの記者会見を見たら寝ます。
はー,疲れた。ただいま帰還しました。いやぁ,4日間閉め切った部屋の暑いこと暑いこと。でも掃除しておいて良かった。これでどうしようもないぐらいモノが散乱していたら日記をつける気力もなくして早々に寝たであろう。
SWoPPはいつもながら盛況。但し,人気があるのはお金が一杯あって面白いマシンを組み立てる財力のある方々の講演で,アルゴリズムとか数値計算とか,ジミーなセッションは聴衆もまばら。まあ,当然のことである。実際,前者の方が勢いがあって魅力的だもんねぇ。
会場の会館はちょっと古いが,空調はきっちり効いていたし(効きすぎて寒いぐらいだった),懇親会は会場内の食堂の方々が準備していたが,なかなか美味しかった。今回は宿の手配を旅行業者に頼むなどの手配を一切行わず,ほぼ実行委員(九大の人が多そうだったが)で仕切っていたようだったが,成功裏に終わったようで何よりである。こんくらい質素な方が落ち着いていてワシは好きである。
宿で空調をつけっぱなしで寝たために夏風邪を引いてしまった。帰りのバスの中で水っ洟が止まらず難儀してしまったので,もうさっさと寝ることにします。
せっかく買ったばっかりのEAM-ULW2と携帯の充電用ACアダプタとLet's Note R3のACアダプタとUSBメモリごと,東京で紛失してしまってショックを受けそのまま寝込んでしまったため,日記の更新が止まってしまったのであった。あ~あ。
で,今日は中部国際空港で優雅に一泊・・・どころではなくて,先ほどようやくプレゼン資料を作ったところである。NoteのACアダプタはサンワサプライのACA-P10を買ってきて使っている。純正品より使い勝手がいいかも。
しかし,宿泊しているホテル,Cabin Attendantさんご用達の所らしく,女性だらけである。こーゆー所に電車男風情のワシが泊まっているのは何だか落ち着かない。
今日は羽田空港の管制塔の電源が落っこちたらしいが,明日は大丈夫だろうね。ということで明日に備えて寝ます。
本日は,午前中に営業回りして,宿に荷物を置き,そのまま某大に立ち寄って調べ物をさせてもらった後に千葉の奥地でまた営業,という予定。いよいよ連続更新記録も途絶えるか? 乞御期待(何を期待するのか)。
では行ってまいります。
アツーい,暑い,あっちぃ土用の丑の日。うーん,うなぎが食いたい。なんかうまいモン食いたーい。明日は東京なので,鬱憤晴らしに何か食ってくることにしよう。
昨日の名古屋におけるSciCADE05LOCの打ち上げは楽しかったっす。食いモンも結構結構。面白い話も一杯聞け,Webに気軽に書ける話じゃないところがまたよろしい。ともかく,赤にならずに済みそうだってのは良いことです。日本人は金持ちだ(違うって)。
うーん,今年は車検が切れるので,いよいよ11年乗った愛車を手放す良い時期なのだが,金がない(何度目だよ)。
実は,このblogも含めてワシのWebサイトを置いているWebArena Suite2のディスク容量と使い勝手に不満が出来てきたので,今年春に始まったWebArena Suite Proに移行しようかと思案中なのである。そのついでに,全然使ってなかったGlobal IPアドレスも全部解約してしまって,総額5000円/月+サーバの電気代を節約しようとしているのである。更に更に,自宅にDual Coreマシンを2台導入し,自宅に居ながらにして並列計算をしようとしているのである(節約になってないじゃないかという突っ込みは聞かなかったことにする)。つまりそれだけ老後の不安がある訳なのだが,さてそうなると,車代に回す金がなくなってしまうのだ。
ま,それも9月から年末にかけての話になるので,しばらくはWebサイトの移行がてら,ボチボチ考えていけばいいか。しかしまぁ,ワシのWebサイトも,「前の職場のWebサーバ→incl→@nifty(当時はNIfty-Serve)→WebArena Suite2・・・と随分転々としてきたものである。いつの間にやら三つもドメイン名を持つようになったし。パソコン通信から始めてここまで来たのかぁ。嗚呼年寄気分。
WebArena Suite Proは仮想サーバってのが売りだが,どうやって仮想化しているのかなぁと調べていたら,どうやら最近はUML(User Mode Linux)やVirtual PC/VMwareよりもXenが良い,ということになっているらしく,WebArenaがFC3(何でRedhat Enterpriseじゃないんだろう?)であることから考えて,どうやらこれに近いものを使って運用しているのではないか,という勝手な結論に到達した(違ったらごめん)。なるほど,ベンチマークの結果を見ると,/.Jでもコメントがされていた通り,I/O周りはかなり高速である。サーバ構築実習,なんてのもXenの上で出来るようなら,実習準備の手間が省けて随分楽である。来年の卒研テーマかなぁ。
明日は営業回りしながら東京出張なので,早めに寝ます。
台風一過の青い空。吹き返しの風が強い。予想では,房総方半島を掠めて太平洋に抜け,そのまま道東方面へと向かうらしい。しかし大分弱くなったみたいなので,もう大した影響はないだろうな。
うるせー,セミがうるせー。夏らしい夏でなかったから,ここぞとばかりにセミが鳴きやがる。うるせー。
昨日,F通関連の企業からe-SocietyRobotなるものが当方のWebコンテンツをごっそり持っていった。10秒間隔でアクセスしているお行儀の良いロボットである。
帰宅後は酔っ払って寝込んじゃうだろうから,本日はここまで。んでは。
完全に空振り。当初は紀伊半島に上陸すると思われていた台風7号は,どういうわけかドンドン東にずれていき,先ほどようやく房総半島鴨川へ上陸したそうな。首都圏の雨は激しいらしいが,静岡は新幹線どころか在来線も平常通りで,特急富士川が念のために運休した程度。一日休業日となった本日は人もおらず,誠にdownloadに最適な日となったのである。しかし,355個のファイルを落とし,700ものpackageをupdateしなきゃならんとは,FC4ってのは本当に厄介なdistributionである。所詮はRedhatの試験台ってことかしらん。
結局,Kernelを2.6.12-1にupdateしてもMarvell 88E8001のdeadlock症状変わらず,32bitでも64bitでも症状同じ。Kernel.orgに垂れこまなきゃダメかしらね。FC5は来年2月正式リリース予定だそうだから,それまで待っていればいい・・・のかなぁ。
さて,結局逃避行動止まらず,本日はFC4にLAMが入っているのをいいことに,MPI性能をチェック。姫野ベンチのMサイズ問題を解いてみる。
Pentium D 820では1PEで,575.7MFlops(32bit)→691.9MFlops(64bit)と改善。2PEでは905.7MFlops(32bit)→1469.0MFlops(64bit)となり,32bit, 64bitともDual Coreの威力は結構なものであることが確認できた。64bitで1.4GFlopsってのは,ワシのマシンながら凄いやねぇ。同じ周波数のPenium 4では479.3MFlops(1CPU)→889.1MFlops(2CPUs/MPICH2)であるから,32bit環境として使用してもちょっとは改善されていることになる。Xeon DualのSMP環境だと,507.5MFlops(1PE)→644.1MFlops(2PEs)と全然ダメである。何で? ちなみに1306.7MFlops(4PEs)→2494.3MFlops(8PEs)となるので,1PEから2PEsへの上昇率が特に低いということになる。うーむ,SMPの謎である。
ともあれ,64bit OSなら単体でもGFlopsマシンとなる可能性が開けたことになるな。Linpackベンチでそこまで行けば大したもんだけどね。
明日は夜から名古屋。日帰り予定。Webの連続交信記録も途絶えるかな? んでは。
台風7号が近づいている。大型だがそんなに強い勢力を持っているわけではなさそうである。明日にも和歌山県~静岡県に上陸しそうだとのこと。おかげで明日の定期試験は全て中止となり,土曜日に振り替え。判断が早いのはいいことなんだろうが,肩透かしを食う可能性もある。さて明日どうなるか?
逃避がてら,KernelをupdateしてNetPIPEの再チャレンジ。あー,やっぱりDeadlockを起こしていたのはMarvell 88E8001の方かぁ~。
Win64の方がちょっと劣るが,これは32bitバイナリを使っているせいかしらん? 何はともあれ,「GbEの性能をフルに出したければ,Dual Core CPUにIntelのEthernet Chipが必須」ということがよー分かったわい。
しかしっ,これでっ,少なくともっ,GbEの性能ではXeon Dualに追いついたっ! ばんざーい! FC4 x86_64だと,トータル性能も何とか抜けそうである。相撲で言うところの「恩を返す」ことができるのは大変嬉しい。
ああっ,Dual Coreと戯れていたら,杉浦日向子さんの訃報が(日経新聞)。おーいおいおい(号泣),うちには「杉浦日向子全集」があるんだよぉ~。それぐらい好きだったのに~。あの精緻な浮世絵漫画,もう読めないと思うと無性に愛おしい。合掌。
ああっ,偉大な漫画家の死を悲しんでいたら,猪瀬直樹にいぢめられていた方が逮捕(讀賣新聞)というニュースが。猪瀬さんはさぞかし忙しくなることであろう。
ああっ(しつこい),地球シミュレータの後続マシンの計画が正式発表というニュースが(中日新聞)。うーむ,Dual Coreごときで喜んでいてはいかんのか。いいのさワシは小さい幸せに浸って生きるのさ~(泣)。
それもこれも全て台風のなせる業か。もうちょっと計算してから風呂入って寝ます。
歓迎会は久々に飲んだビール一杯にやられて最後はダウン。学生さんに心配されながらタクシーで帰宅。情けな~。普通逆だろ。全く面目ございません。
さっき目が覚めたら自分が異常にニンニク臭い。料理はうまかったんだけど,この匂いがなぁ。店には若い人ばっかりだったが,既に中年の加齢臭を気にする年齢の人間にはなかなか足を踏み入れる勇気は湧くまい。
も一回寝ます。
ただいま。本日のOpen Campusは盛況の上,涼しくて過ごしやすく,大変充実していた。こちらも張り切って「いらんことを一杯喋っ」(某T君談)てしまったようである。ま,この調子で2回目のOpen Campusも乗り切ろうぞ。
Open Campusの待ち時間の間,FC4-32bitでもNetPIPEベンチ・・・ん,ん,ん,64bitと同じ,Dead lockらしき遅延がチマチマと入る。むー,使い物になるんかい,これ・・・。yum updateしてもいっかいやってみっか。
明日は床屋に行って,論文資料のためのベンチマーク作り。休んでいる暇は無いぞ,と(でも疲れたら休んじゃうんだけど)。
おっ,東京地方で震度5の地震あり。こちらは・・・揺れたらしいが気が付かなかったぞ。
飯食って寝ます。
どーも,昨年の猛暑が酷すぎたせいか,今年の夏の暑さは軽く感じてしまう。これでも平年並みなんだろうけど。ま,またぞろ職場のブレーカーが落っこちる事態にならなければよいのである。ことに明日は。
ということで,明日のOpen Campusの準備を行う。昨年より少しは愛想がよくなったかな,という程度の飾り付けをして,デモ用のアカウントを作ってすべて終了。難点は部屋が狭いことだが,凝縮感は感じてもらえるかしらん?
2台のDual Coreマシン,FC4, WinXP共,64bit, 32bit版をそれぞれboot可能なように設定,これで一段落である。頼んでいたDELLのSwitchも届いたので早速GbEのNetPIPEベンチ・・・んんん,FC4-64bitは酷い,つーか,まともに使えるレベルなのか疑問である。FC4-64bitでしか試していないのだが,さて32bit環境では如何に? Windowsは相変わらず良い成績を出している。つってもP4とあまり変わらないレベルなんだけどね。
しかしこれで,少なくとも通信速度においては"Xeon Dualの敵をDual Coreで討つ"ことが出来なくなってしまったことが判明した。但し,トータル性能ではそれなりに対抗できるとは思う。総合的なベンチマークをしてみないと,結論は出ないな。あとは残りの2台が届いて,全ての論文が投稿できた9月以降のお仕事としておこうか。・・・勿論,現実逃避したくなったら触ってしまうだろうが。
計算機環境はどこまで進化するのかなぁ。ここしばらくはそれほどClockは上がらないだろうが,Intelは本気でMany Coreを出すのかしらん? プログラミングが楽になるのは嬉しいが,普及するのかなぁ。ま,頭と体が続く限り,付き合ってみましょうかね。
おっと,これから3年生のゼミ生配属歓迎会なので,そろそろ失礼します。
うーむ,イマイチ盛り上がりに欠ける夏である。西日本では昨年並みの猛暑だそうだが,東海から東に気圧の谷が居座っていて,太陽が遮られているせいだろう。
最後の学生実験終了。学生さんにも手伝ってもらって実験室の掃除を行い,プロジェクタを移動して明後日のOpen Campusに備える。Dual Coreマシンを見せびらかせようかとも考えたが,場所が無いのと,見かけでは何とも判断しようがないので諦め,Teapotぐーるぐるってな奴をUDPで連動させたデモをお見せすることに。もうちっと見栄えがして感心して貰えるデモを用意しておかなくちゃなぁ。
インプレス主催,XP x64 editionソフトウェアコンテストなるものがあるそうだ。多倍長計算なんてもってこいなんだから,Super πの64bitバージョンなんて応募は一杯あるんだろうな。完成度の高いGUI付きベンチプログラム,時間があれば取り組んでみたいが,ま,しばらくは無理だな。まあ応募期間は来年2月20日までだから,卒研終了後に時間があれば,ね。
ああ,これで全ての担当講義が終了したかと思うとどっと気が抜け,何か疲れが一気に襲ってきた感じ。さっさと寝て,明日に備えます。
昨日同様,ハッキリしない空,ハッキリしない気温である。涼しいのは,ワシ個人としてはありがたいが,日本経済としてはどうなのかな。
ショップに送り返していたDual Coreマシンが戻ってくる。DIMMの一本がおかしくなっていたとのこと。あちらでちゃんとトラブルが確認できたことは喜ばしい。早速Win64の再インストール・・・が面倒なので,フォーマットをかけたところで帰宅した。(1)Win64(2)Win32(3)FC4-64(4)FC4-32という順にインストールするのがbetterかなという気がしている。試したいが,SWoPPが終わらないとやっている暇が無い。2台のDual Coreマシンが揃ったので,基本的なベンチマークは可能なのだが。
H大のS先生から,2ヶ月前に渡した翻訳ファイル,いつになったらpLaTeXファイルになるんじゃボケが,という催促メールが届く。すすすいませんただ今全然余裕がありません8月8日までまってちょ,という平身低頭メールを書く羽目になる。だってなぁ,今やったって,大元締めの小生御大が動かないんだもんなぁ,どうなっているのやら。
11月の情報教育研究集会,ちょうど推薦入試と重なっていてとても出席できそうに無い,と泣いていたら,そのすぐ後にJeLAの学術講演会があるそーな。そっちは出られるぞ。新設の神戸情報大学院大学とやらも見てみたいし,いっちょ原稿をでっち上げるとするか。・・・まだ仕事を増やしてしまった。下手すると,11月は2回講演の可能性がある。するってぇと,今年の講演回数は8回・・・どこまで続くぬかるみぞ。
うーむ,明日は最後の学生実験,明後日は卒研の中間発表と3年生の歓迎会,その次はOpen Campusである。あああ,全然SWoPPの準備が出来てない。気合を入れなければ。
寝ます。
梅雨明け宣言が出た割にはハッキリしない天候。ヨワヨワな温帯低気圧が通過した影響らしい。太平洋高気圧が張り出した鯨の尾形に近い気圧配置なので,明日以降は晴れるかな。
社会人として,財布に一枚の紙幣も無く,小銭入れに10円一枚しか入っていないというのはいかがなものかと思う。給料日まであと一日。明日は自炊&弁当生活かなぁ。
Dual Coreマシン,FC4 32bit版,Windows XP 64bit ed.,32bit版XPをインストール。これで4種類のOSがインストールできたわけだが,MBRのGrubを潰してしまったので,LinuxはRescue CDからしかブートできない状態になる。必要なベンチマークは取ったので,ま,いいけどさ。
Win64は,Shopに送り返したマシンにインストールしたのと同じProduct IDを使ってしまったので,Activation出来なくなる。そこで初めて電話での登録作業となったのだが,面倒なことこの上ない。それでもコールセンターの人が親切に30分以上も付き合ってくれたおかげで無事Activation完了となる。大変だわ,この仕事。Product IDの確認時には,アルファベットを"DirectのD", "CenterのC","ReturnのR"などと復唱されるのが面白かった。これ,米国本社のマニュアルそのままなんだろうな。
Mother BoardはASUSのP5WD2 Premiumを使ったのだが,これに添付のドライバCDはちゃんとWin64にも対応した優れもの。あたりまえっちゃ当たり前なんだけど,nVidiaの添付CDのドライバは32bit版だけ。Win64には標準で6600GTのドライバが入っていたので不自由は無いけど,何か変。あー,早くLinuxもそうならないかな・・・めんどくさ。
風呂入って寝ます。
ワシの予想大ハズレ。中国,近畿,東海,関東甲信地方で梅雨明け宣言(日経新聞)。うーん,いい天気である。今日の日中は出勤せず,寝室の掃除と万年床の布団乾し。二日がかりの自宅清掃作業終了。ああ,これでしばらくは綿ホコリから無縁でいられる。うれしや。
さて,来週の金・土は久々の東京出張である。いよいよEverio GZ-MC200を購入・・・と思っていたら,HDD内蔵型の新型が8月上旬に発売になるらしい。うーん,困った。ワシの用途だと,4~6GB程度のマイクロドライブでも十分な容量なのだが,どーせUSB2.0で繋がったスロットから転送することを考えると,内臓タイプでも転送時間は一緒。むしろ,容量に余裕があったほうが何度でもリテイクできるし,e-LearningやOpen Campusのデモに使うにはその方が良い。そんなに持ち歩いたりすることもないだろうし,内臓HDDが飛ぶ危険も少ないだろう。最低容量のGZ-MG40が狙い目だな・・・などと考え始めると踏ん切りがつかなくなってしまう。デジカメWatchの記事によれば,店頭予想価格は11万円前後,GZ-MG40のヨドバシ価格は9.98万,GZ-MC200が9.5万だから,大差ない。くわーっ,どうしよう,悩むなぁ。・・・まあ,まだ時間があるので,結論は先送りしよう。でも郵政民営化法案が参院で通過 or 否決されるまでには決着をつけるぞ。
何かハッキリしない天候である。暑いといえば暑いのだが,カーっと日光がさんさんと降り注ぐナツっ,という程ではない。個人的予測としては,今や加熱する経済を抱える中国大陸沿岸部に突っ込もうかという台風五号が弱まって普通の温帯性低気圧となり,青息吐息の梅雨前線に最後の檄を飛ばして日本列島に殴りこんで消え去った後,梅雨明け宣言となる,と思っているのだが,それまではこうしたハッキリしない天気が続くのであろう。まあ,過ごしやすくてよい。
昨日の続き,今日はいよいよDual Coreの本領発揮,POSIX Threadによる行列積の並列計算ベンチを行ってみる。・・・一日がこれで潰れてしまった。プログラムは以前から作ってあったのだが,手直しをしていたら結構面倒,思いの他時間が掛かってしまったのである。
こんな感じ↓で,三種類のマシンを同時並行でぶん回しながら計算する。
赤線で囲ったところはsizeof(データ型)で「アンタの基本データ型のサイズ(bytes)を教えてちょ」と,その値を表示している部分である。さて,どーれがPentium Dでしょーか。
しかし,今までは「32bit時代になってintもlongも同じ長さになってしまった」と教えていたのに,これからは「64bit 対応OSを入れたらsizeof(long) = 2*sizeof(int),そうでなければ同じサイズ」と教えねばならぬ。これが128bit時代(いつになるやら)になったら,どーなるんだ。long long型ができるのか,はたまたsize(long) = 4*sizeof(int)になるのか。
で,結果↓。上段がIEEE754 double,下段がMPFR 10進50桁相当。左が同じマシンにおける,Pthreadの性能向上率,右がXeonマシンに対する性能向上率である。
HyperThreadingは,こーゆー数値計算のようなCPU資源を競合しまくる処理には全く向いていないことがバレバレ。Dual Coreは予想通り性能を発揮しているが,性能向上率ではSMPマシンに追いついていない。それでも64bit化の寄与があって,Xeon Dualマシンに比べて1.4倍~2倍近い性能をたたき出している。
とゆーことで我がDual Coreマシンは,ワシがアカウントを持っているマシンの中ではめでたく最速の計算機ということが証明されました。拍手拍手~。
つーことで,某国立N大学M研究室の皆様,次期Clusterは是非,Dual Core + 64bit Opteron 4Way Node * 8 = 64ヘイレツっ!マシンを買ってくださいませ(ォイ)。
しかし,この最速マシンは現在,お亡くなりになってしまったのです。何故なら,それは,前日のお約束通り(って誰に向かっての約束だってば),nVidiaのおニュードライバを無理やり突っ込んでしまったからですっ(絶叫)。
で,改めてReadmeを読んでみたら・・・
Q. Why does X crash when starting on Fedora Core 4?
A. There are interaction problems with SELinux (enabled by default on Fedora Core 4) and the NVIDIA graphics driver. NVIDIA is investigating this, but it is recommended that you append the kernel boot option "selinux=0" to the kernel boot line in your grub.conf file. You must reinstall the NVIDIA driver after adding this option.
だって・・・何だそれ・・・そーゆーことは早く言ってくれ・・・ってちゃんと読まないワシが悪いのであった。
寝ます。
昨日は予定通り,Dual Coreマシンと戯れた後,職場近くの公衆温泉で湯船に浸かって帰宅。
Fedora Core 4のx86-64版をインストールしてみたが,どーもGeForce6600GTが入っていると,インストール時にCore dumpしてしまうらしい。で,こちらのアドバイス通り,boot:プロンプトに無効な文字列を一度入力してエラーを出し,再度"linux text"とすると,あっさりインストール画面が表示される。がびーん,何だそれ。
しかし,Xは写らないのであった。一応nvidiaドライバはこのカードを認識しているらしいのだが,まともに対応できていないみたい。まあ,ワシの用途ではXなんていらないのだが,何のために大枚はたいて高いカードを買ったのかわからんのぅ。
で早速ベンチ。FC4にはgcc 4.0.0が入っており,gFortranのコンパイルにはmpfr(+gmp)が必須らしい(でもf95プログラム中で多倍長計算ができるかどうか不明)。チェックしてみたら,gmp 4.1.4とmpfr 2.1.0 or 1が入っているようだ。BNCpackのインストールの手間が省けてラッキ。
手製のbasebenchの結果は以下の通り。
以前Athlon64でベンチした結果と大差なさそう。Ratioの計算が違うので比較しづらいが。直しておこっと。
んじゃ,他の64bitマシンとの比べてどうか。MPFRのサイトにあったOpteron 2.0GHzで,mpfr-timings.cによる結果と比較してみる。
・・・うーん,Opteronマシン,いいなぁ。
こちらの記事をパラパラみるに,Xは最新のドライバ(IA32, AMD64/EM64T)で再度試してみる価値はあるみたい。しかし,昨年にはちゃんと対応していたはずなんだがなぁ。
まもなく梅雨明け宣言が出そうなピーカン晴れ。夏本番といったところである。
約束どおり(誰に対しての?),洗濯して掃除機をかけ台所のガスレンジ周りを清掃し(おっとガスホースを繋ぎなおすのを忘れていた・・・いそいそ・・・これでよし)汗だくになったのでシャワーを浴びて一服。これを書いている。あーなんか久々に締め切りのプレッシャーから逃れていい気分だ。これでクーラーがもっと強力に効いてくれれば,室内温度がデンコちゃん(ってまだ使われているのか?)に蹴りをくらいそうなぐらいに低く出来たのに。夏真っ盛りとなると,30℃以下にするのがやっとなのである。体に,いや,PCによろしくない環境だ。
締め切りの合間の逃避として小谷野敦先生の新刊を楽しく読んだが,つくづくワシも小谷野先生も「賢くないな」と感じる。この「賢くない」著名人としては他にも,小林よしりん,佐藤愛子,宗男ちゃん(つるんでいる千春も)らが挙げられる。一言で言うと,頭より感情優先,本能が行動を引っ張っていくタイプ,ということである。ことがSEXに関するものなら,ほぼ100%の男性は本能優先に決まっているのだが,実生活や経済活動に関するところまで本能が出張ってしまうと,「うざい」というレッテルを貼られてしまう。ちょっとおだてられればのぼせ上がり,貶されると猛然と反撃し,へりくだるべき相手には露骨に低姿勢となる。うざったいに決まっている。この季節となればなおさらだ。
ではそーゆー人間はどうなってしまうかというと,「成り上がる」のである。いや,「成り上がろうとする」,というべきかな。実際に社会的・経済的ステータスが上がるかどうかはともかく,もがくのである。じたばたするのである。自分の能力の限界は分かっているので,それを乗り越えるべく,手段を選ばず行動するのである。すると,主観的には「あ,これもありなんだな」という一種の悟りに達する。こうなれば,強い。いーんだよ,うざったくてよ,悔しかったらてめぇもうざったく生きてみれば?などと,うざったさ(>>1)のn乗で畳み掛けるようになってしまう。多分,中年オヤジ・オバサンのかなりの割合で,さように開き直っちゃった人種が混じっていると思われる。でなけりゃぁ,当選しなかったとは言え,あんなに宗男ちゃんに票が集まったりしないだろう。あれをすべて利権誘導期待票と言ってのけるインテリは,賢くない人間の怨念を理解できていない。
ということで賢くないワシも,これからもジタバタし続けるであろう。・・・あ,そろそろ洗濯物が乾いたかな?・・・いそいそ・・・まだだったな。お茶が沸いたら冷蔵庫に突っ込んで,新たに組み立てたDual Coreマシンと共に出勤しようっと。
九州地方は梅雨明けだそうである。東海地方ももうすぐだな。セミの声を今日初めて聞いたような気がする。今年の夏はどうなるだろう。
えーっと,今日はJSIAMの講演予稿を3回updateして投稿し,卒研生にあれこれ指示しつつ,Dual Coreマシンを送り返し,SISTサロンの講演コメントを書いて講演者にチェックをお願いし,今月下旬の出張予定を決定して大師匠への訪問予定を決定し,友人に資料を添付してメールを送り,あれとこれとそれを投稿しちまおうという無謀な計画を立てて実行に移し,ホームセンターから注文していた組み立て棚が届きましたと連絡を受け,日本一の接客を目指して何年経つんだ何時達成するんだ的PCショップからも注文していた部品が届きましたと連絡を受け,帰りにそれを受け取り,自宅で茶漬けとトウモロコシを齧っていたら,あら不思議,もう一台のDual Coreマシンが出来てしまったとさ。
あーしんど。明日は汚れまくった自宅を片付けて,今度こそDual Coreマシンと戯れて,温泉浸かって寝る予定。では。
朝方はとても7月とは思えない肌寒いぐらいの気温,日中になって太陽が出ていきなり気温が上昇,一転して蒸し暑い日となる。暑いなら暑い,寒いなら寒いではっきりして欲しいぞ。
いやったー,終わったー,JSIAMの講演予稿が上がったぁ~。正確には明日の朝に小修正して再提出しなきゃならんのだが,まあ終わったも同然。ちゃんと収束性の証も出せたし,まあ現時点ではこんなもんでしょう。
投稿するPDFファイルはフォントも全部埋め込めという指示があったので,dvipdfmxでやってみる。が,MS明朝とゴシックを埋め込んでみると・・・なんかちなーう。ちなうぞ。何だこの違和感。そうか,いつもPDFファイルはAcrobatで見ているからな・・・あ,なるほど,Acrobatは独自の小塚明朝・ゴシックなんだな。やっぱりいつも見ているこっちのフォントの方がぴったりする。ということで,相手には小塚明朝・ゴシックを埋め込んだファイルを転送する。3MBを越えるなという指示があったが,140KBちょっとで済んだ。余裕だな。
よーしこれでいよいよ投稿論文執筆モードに突入である。昨年度のリベンジ分も含めて2本分。頑張って書かなきゃぁ。
そういや,今やっている計算と関係が深いってんで,こっちも申し込んじゃったんだよなぁ。何だかんだいっても講演が好きなんだな。場違いってんでボロカスに言われる可能性もあるが,ま,それも人生。
Dual Core マシン,やっぱり変。Fedora Core 4のインストールはinitrcを読み込んだ時点でリセットが掛かる。明日ショップに返送することに。がっかり。
安心したので風呂入って寝ます。
うひ~,収束判定の部分が間違ってた~(号泣)。道理で並列化した時としない時で数値が全然違う訳だ~。気がつけよ>ヲレ
で,やり直したけど,予稿に書いた数値の訂正は必要ないことがわかってホッ。この指数部だと絶対ゼロだよな~ってところが,案の定ゼロになっただけで,最大値は変化なし。一番肝心な対角成分については全く問題なし。
よーし,これで世界初,多倍長任意次数並列Jacobi行列計算ルーチンが出来たぞ・・・ってそんなバカみたいなルーチン作る奴,他にいないって。
ホッとしたので,もいっかい寝なおします。
まだ梅雨が続いてるようで,ハッキリしない気温(天候は忘れた)が続く。暑いと言えば暑いが,25℃~28℃の間を行ったり来たりしているだけなので,夏というにはちょっと物足りない。まあ,昨年の猛暑を基準としてしまうと,平年並みの気温は「ぬるい」もんである。
うらうらうらーっと,計算が続く。こうしてBlogを書いている間も,我が80万円Clusterはブン回っているのである。つーかさ,あんた,80万円の癖に働きすぎだよ,と言いたくなるぐらい,大活躍中である。全く,当時これを組み立てくれた卒業生には頭が上がらない。ご協力感謝します。あんた方の作ったマシンは元気に活躍中ですよ,多分,この先5年ぐらいはこのまま働きつづけるんじゃないのかな~。
バリバリ計算するついでに,BNCpackとMPIBNCpackをそれぞれVersion 0.1aづつupしてしまう。気になっていた並列ODEの通信最適化(テスト段階だけど)とファイルI/O関数群をドカドカと追加したからなぁ。今公開している奴から数えると・・・0.3a上がっているのか。おもーえーばとぉーくーにきたーもーんだー・・・。
私情協から講習会のお知らせ。・・・っ,くっだらねぇー・・・等と言ってはいかんのか。しかし,nvuなんてフリーのツールの解説も含めて4万近い講習料ってのはどうなんだろうね。
あー,Webプログラミング,余裕があったらnvuを使って全面的に書き直したいなー。来年の卒研で誰かにやってもらえないかなぁ。
昨日,Dual Coreマシンを発注したショップに対して,「何時来るんだ~」と書いたら今日それが届いた。早速,梱包を解き,Memtest86 3.2を動作させて問題が無いことを確認・・・げげっ,画面がまっかっか。ええーっ,Dual Coreに対応してないせいか? じゃあMemtest86+ 1.6でやったら・・・ダメだこれもまっかっか。急ぎ,発注したショップに電話し,なめとんのかワリャ不良品つかましやがってこちとら少ない予算でやり繰りしてようやっと買ったんじゃどないしてけつかんねん,と迫ったら,そんなフリーのツールの結果では不良品とは断定できない,WindowsかLinuxか,実際にインストールして不具合が出たことを確認したらDIMMを交換する,という。こここっこのクソ店員,Memtest86+が信用でけんというのんかいっ,ふざけんなこのタコっ,と罵りつつ電話を切り,こうなりゃ意地でも不良DIMMを見つけてやる,クソ店員のぐうの音も出ないような完璧な不良品報告レポートを送り付けてやるっ,と4本刺さったDIMM(1GB module)を一つ一つMemtest86+で確認すると・・・あれ? Errorが出ない。Test #4までやっても問題nothingとはこれいかに・・・? まとめて刺しなおしてもう一度チェック・・・うう~ん,問題nothingよ~。ってことは単なる接触不良? ぐはーっ(藤田香織風に)。
で,もう一度Memtest86+を動かしっぱなしにして帰宅したという次第である。これでやっぱり問題nothingだったら謝んなきゃ・・・ってErrorが出ることを期待してどうする>ヲレ
Errorなしであることを念願して寝ます。
ただいまようやく並列Jacobi行列計算ルーチンが出来上がったので,風呂に入って休憩中。JSIAMの原稿,未だ上がらず。また締切日ギリギリになるのかぁ~。
しかし苦労した割には速くなってないよなぁ。論文として仕上がるのはまだまだ先のようである。8月の仕事かな,こりゃ。
6月に発注したDual Coreマシン,未だ届かず。いや,今届いても何にも触れないんだけど,それにしても遅すぎ。これから追加で2台注文しなきゃならないんだが,はて,このショップに発注してよいものやら・・・。
いい加減,今週末にはインストールチェックをしなきゃ,ベンチどころじゃないじゃん。ということでパーツ単位で購入してしまうことにする。しかし,そろそろ自作は面倒な時代になってきたなあ。発注したマシンの電源は500W,600Wなんて電源も当たり前のように売っていたりする。計算するコタツを作っているようなものだ。改造バカ一台のネタも現実味を帯びてきたな。
まだ先は長そうなので,ボチボチ寝ます。
西日本から東海地方にかけての水不足は,ここ数日の大雨でほぼ解消されたようだ。昨年はボチボチ台風の便りが聞こえてきたようだが,今年はまだ日本に上陸するまでには至っていない。よろしいことである。
FITの原稿をでっち上げて一心地つく。明日からは心機一転,JSIAM向けの計算をせねば。
今度のSISTサロンに講演をお願いした先生からのお返事が一週間経っても頂けないので,その弟子筋の先生を突っついてみる。すると速攻でお返事が頂けた。ご協力ありがとうございます>M先生(リンク貼ったら匿名にならんがな)。
持つべきものは勤勉な弟子,である。ちなみに,SISTサロンは9/16(金)を予定。多分M先生付き(笑)。
おっと,こんなことを書いている間に,サミットが開催され,オリンピックが誘致できたばかりのロンドンが大変なことに・・・。テロの世紀,か。
ボチボチ寝ます。
うがーっ,遅れに遅れて締め切りギリギリで講演予稿が上がった~。しかしこれでまだ安心は出来ないのであって,明日明後日までにFIT用の予稿を,来週金曜日までにJSIAMの予稿を仕上げなければならない。うーん,前者はともかく,後者は無理なようなら講演キャンセルだな。止むを得ない。
滞っているテキスト執筆も必死こいて今月中に仕上げなければならないし,あーもーやること山積み。どーもギリギリにならないとやる気が出ないんだな~。良くない癖であるが,三十路になってもこれであるから,たぶん一生付きまとうんだろうな。ちぇ。
もう風呂に入って寝て,明日朝に郵便局に速達を出しに行き,そのままFITの原稿書きモードに突入である。順調に行けばよいが,果てさてどーなることやら。
どんよりするばかりで一向に水が滴ってこない空の下,国立某N大のClusterマシンは一生懸命ワシの計算を行ってくれている。メモリリークはいい加減な関数呼び出しのせいで起こっていたらしく,きちんと型宣言してみたら全く問題なく1800次元のJacobi行列を計算している。よーし,本日中には何とか下書きはできるな。
以前,ワシを競り落とした方が,金額を吊り上げて再び落としてくれたようだ。
> この度、あなた様を女性会員にセリをさせて頂きました。
> その結果、聡美さんが142万円であなた様を落札致しましたが、
> あなた様の意思確認がとれていません。明日中にお返事が頂けなければ
> 無効となりますので最終通知致します。
うーむ,6万円から142万円か。リアリティが無さ過ぎるなぁ。もう少し「公正にセリってます」というニュアンスを出すべく,常識的(人身売買の常識ってあるのか?)な金額を,じわじわと上乗せしていって欲しいものである。
ともかく,今はSWoPPの原稿を上げるのに忙しいので,お返事を差し上げる暇は無い。あしからず。
この三日間,午前中は研究会,午後は職場でお仕事,夜は研究会,というハードな日程をこなした(禄に仕事してなかったくせに,という文句を言えるのはS大Y研の諸氏と,ドタキャンしなかった実行委員の方々のみである)。 本日も午前中で失礼しつつ,午後は実験を3コマ分こなした。
SWoPP用のコードのデバッグ(どーやら派手なメモリリークがあるみたい)をする気力が尽きたので寝ます。
テンパっているのに,玄箱を買ってしまう。250GBのHDDを取り付けて早速動作させてみると・・・
Kuroutoshikou KURO-BOX/HG (IESHIGE) Linux/ppc 2.4.17_mvl21KURO-BOX login: root
Password:
Linux (none) 2.4.17_mvl21 #24 2004年 10月 19日 火曜日 17:17:03 JST ppc unknown
root@KURO-BOX:~# date
Thu Jun 23 21:15:33 JST 2005
root@KURO-BOX:~# ls /etc
atalk group linkstation_release motd profile
(略)
ftpusers limits modules.conf printcap shells.conf
某N大の数百万円Clusterをいそいそと弄くる(勿論,パンピーが出来うる範囲内で)。と,また一台止まっている。使う度にどれか一台おかしくなっているように思えるのだが気のせいだろうか。やっぱりあの小さい筐体に8台構成ってのは熱設計的に無理があるのかしらん。まあ,高価なマシンのことは,ワシみたいなモンにはよ―分かりません(川藤風に)。
寝ます。
梅雨に対して「根性なし」などと悪口を叩いたためか,本日は一転して土砂降り。天竜川水系の水不足が懸念されていたが,これで一息つくか?
某研究会のお仕事,一段落つく。トップページの書き換えを他人にお願いしなければならない(途中からそれもサボられた),CGIの運営もMLの配送(完全なspamツール)もやって頂けないので急遽当方のサーバで実施することになるなど,自分ではどーにもならない体制でやらなければならないことがストレスとなって,気持ちのいい仕事ではなかったが,それが終わってホッとしている。つくづく,自分で思い通りにならない仕事が嫌いなのであるなぁ。あとは自分の仕事を・・・なんだが,さーて,Blogに逃避しているようでは先が危ぶまれる。
Gladmanさんの差分ファイルからVC.net用のGMP/MPFRバイナリを新しく作ってみた。うまくすればI君の卒研に使うことになるのだが,当人はそのテーマに関しては難色を示している。さてどーなる?
へっ,Vine 3.1ではapt-getでLAMがインストールできるんだぁ。うーむ,でもメンドクサイので使わないな,しばらくは。MPICH2に乗り換えちゃったし,Windowsでも試したいしなぁ。そーいや,MPICH2-G2ってのはないのね。不思議。
では行ってきます。
ただいま。土砂降りは朝だけだった。やっぱり根性なしである。日中は太陽も出て,降った雨が一斉に水蒸気となり,不快指数を急上昇させる。最悪のシナリオである。そーゆー時に限って講義日だったりする。カビが生えそう。
Pentium Dのベンチとしては一番早い。ま,想定通りといったところか。早く自分のライブラリでベンチしたいなー。今の予定だと,7月後半の暑い最中にCluster三昧ということになりそうである。
UNIXの教材作成,最後の締めはWebプログラミング,CGIである。今時,UNIX使おうと思ったら大概サーバがらみなんだが,そうそうrootでなければ出来ない作業を教えることも出来ないから,まあPerlでCGIてのが無難な選択となる。PHPじゃぁ,UNIXでのプログラミングとは言えないしね。
折角だから,CGI.pmもcgi-lib.plも使わず,生の$ENV{'QUERY_STRING'}を堪能してもらうことにする。日本語さえ使わないのなら,手動でsplitすればそこそこのものはすぐに作れる。これを最後の課題としよう。
風呂入って寝ます。
給料日一日前にして,まだ財布に700円も残っている。奇跡である。
SWoPPもFITも講演日時が決まっているのにまだ一文字も予稿が書けていない。今週中に材料だけでも仕上がらなければ,講演キャンセルも考えねばならぬ。どうしよう・・・という状況になると,無性にBlogが書きたくなるのは困ったものである。でも書いちゃえ。
前の職場の同僚であったC先生から,遅ればせの転任のお知らせが来る。岡山から江津へ移られたそうな。穴水→岡山→江津と,太平洋側に縁の無い転勤生活を送っておられる御仁である。裏日本転勤ルートなるものでも出来たのであろうか。若い奥さんをもらってしやわせなご家庭をお持ちのC先生であるから,全く同情する必要が無いのが救いである。しかしよくもまぁ,辺鄙なところばかりに短大を作るよなぁ。五所川原と穴水が二大ド田舎短大と言われていたが,江津はそれよりはまし・・・なのかしらん。
萩国際大学,民事再生法申請(読売新聞)。ゴルフ場を買ったりして,景気がいいのかと思っていたら,逆だったのね。これからますます増えるんだろうなぁ。うちはぼちぼちボーナスの時期だが,貰えるだけでもありがたいことである。
ということで,今年は何を買おうかな,と思案中。外国に喋りに行く予定も無いし,ちまちまとした買い物をすることにしよう。一番の大物はあれだが,ちょっと高いんだよなぁ。でも小物のこれとこれは決定。これについてはこっちもいいかな,と思案中。まあヨドバシにあるそうだから,現品を見て決めることにしようっと。でも7月までは買い物に行けそうもないのが悲しい。
寝ます。
今年の梅雨は根性が無いようで,雨が続かない。今日は真夏の陽気。
毎日いろんなspamを受け取るが,これは傑作だったので紹介しておく。
「この度、 あなた様を女性会員にセリをさせて頂き ました 。」
人を勝手に築地市場に出すんじゃないっ!
「その結果 、 XX美沙子さんが6万円であなた様を落札致しましたので
ご連絡する運びとなりました。」
うーむ,高いのか安いのか良く分からん。
「あなた様はVIP会員(無料にて近隣女性にプロフ紹介)とさせて頂き 、
無料ポイント進呈致します。会員画面にてご確認下さ い。」
VIPにさせて頂き,恐縮の至りであります。
「【 XX美沙子さん(22)よりメッセージ 】
オモチャ使ったセックスや、 乱交 、野外 など アブノーマルセックスにとても 興味があります。色々経験のある私ですが、こんな私じゃだめですか?」
ダメです。ワシは三十路以上の定職持ちの女性しか相手にしないことにしています。体力も精力も無いので,室内でノーマルなセックスしかできません。あしからず。
・・・ということで,アクセス数激減のため,「てこ入れ」(になるのか?)させて頂きました。ご期待に添えなくてすいません>その手のキーワードでサーチしてきた方々
あ,トウキビ(って方言だっけ?)が茹で上がったようなので,失礼します。
一昨日は,冷蔵庫に入れっぱなしになっていた漬物と味噌汁の影響でちょっと下痢っ腹となる。こんな軟弱な胃腸では吾妻ひでおにはなれそうもない。将来に備えて精進せねば(何を?)。
Pentium D 820マシンを発注。まずは一台のみ,学内研究費とは別予算で購入し,出たばっかりのFC4とWin XPでインストールとPthread性能をチェックしてみる予定。どーもベンチマーク結果を見る限り,並列性能ではAthlon 64 X2には負ける感じ。さてどーなりますことやら。
SWoPPとFITの原稿が上がって,それなりに環境整備とベンチが出来て問題ないようなら(あったって後戻りは出来ないんだけどさ),残りのマシンも7月中には発注してしまおう。
ついでにいい機会なので,Intel C++ Compiler 9.0も発注する。ドンくらいGCCよりマシになるものなのか,試してみよう。・・・ああ,またベンチマーク項目を増やしてどうする>ヲレ。
[メモ] Pen D Clusterでやらねばならぬこと
1. Partitionを4つに分割して
FC4 for i386
FC4 for x86_64
WinXP
WinXP64
を起動できる環境を作る。それぞれでMPI cluster環境を整備。
2. (@1 node)それぞれの環境で次のベンチマークを行って比較
GMP/MPFR basebench
BNCpack Linear bench
Linpack bench(時間があれば)
3. (@1 node)自作行列積ベンチでPthread性能を比較
4. 1 node内,2 node間(with GbE)のMemcpy(前者のみ), TCP, MPI通信性能をNetPIPEでベンチ。MPIは, 1 proc/nodeでセッティングした場合と, 2 procs/nodeでセッティングした場合でもベンチを取る。Xeon Dual マシンとの比較も行う
5. 1 proc/node, 2 procs/nodeでのMPIBNCpackのベンチを取り,Pentium 4 Clusterとの性能向上比を計測
6. (@1 node)Pthreaded BNCpackのベンチ
7. 1 proc/nodeでのみ,Pthreaded BNCpack + MPIBNCpackのベンチを取り, 5と比較
・・・あ,めまいがしてきた。有言不実行になりそうなので寝ます。
多分,学生さんたちからの風邪を頂いてここ二日間は寝込んでいた。熱があるわけじゃないが,なんかすっきりしない。どよどよ。オマケに蒸し暑いし。梅雨入りしたんだから,ちょっとは雨を降らせろよ>天
某研究会参加締め切り。昨年よりやや参加者数低調。ワシのCGIセッティングのせいではないと固く信じているが,へーへーどーせどーせ,富士山測候所が無人化されたのも黒潮が蛇行しているのもみんなワシのせいさ。
先月の一週間ぶっ続けの某国際研究会の余波で,休講を重ねられない上に,重要な会議を多数抱えている××な方々が欠席されているのが一因のようである。それ未満の方々は軒並み出席されているというのがアレである。まあ,偉くなるっつ―のはそーゆーことだわな。
学内研究費,当たったようなので早速書類を提出。ほほほ,これでDual Core Clusterが組めますことよ。Pentium D 820でってのがちと悲しいが,高々HTごときに数万円も追加投資するぐらいなら,その分,メモリや光ドライブやHDDやGraphics Cardに回した方が得策ってものよ。
で,申請書にはこんなことが書いてあったりする。
「・・・(中略)・・・更に,前述したように,我々の研究は常にコスト意識を持ち,その制約の中で最高の性能を引き出すソフトウェア技術を探求するという姿勢を一貫して保っており,その点でも他の研究とは一線を画するものと言える。大規模並列計算のための技術開発は,最高級のハードウェア・ソフトウェアを札束で買う,という傾向が今でもあるが,大学のような教育と研究の両立を目指す機関においては教育用途に転用できない特殊な情報機器を購入することはあまり好ましいことではないからである。」
・・・自分で書いた文ながら,ルサンチマンを感じるなぁ。
後藤英一先生,死去(朝日新聞)。合掌。
寝ます。
ただいま午前2時34分。中途半端な時間に寝てしまったら,夜中に蚊に刺されて目が覚めてしまい,そのままダラダラと起きている。うーむ,こうやって段々と眠れぬ夜が増えてきて,ラジオ深夜便のお世話になるのであるなぁ。
こーゆー時は,日ごろつらつら考えていることをそこはかとなく書き綴れば,あやしうこそものぐるほしけれ。
S先生の陰謀により,某シンポジウムで座長をさせられそうになっている(まだ確定はしていないと,少なくともワシは思っている)。今回は講演もしないし,左団扇でのんびり過ごそうと思っていたのに(泣)。今から座長のドタキャンを計画中。
科研費の若手研究に応募し続けて6年になるが,一度としてあたったことはない。みっともない話だが,事実なんだからしょーがない。次回からは「若手」としては応募できなくなるので,更に長い書類を必要とする基礎研究に出さねばらなないのが面倒である。科研費Macro,ありがたく使わせて頂いております。
さて,この科研費であるが,希望すれば,自分の研究の評価について,かなり荒っぽいものだが一応の評価値を教えてくれる。ワシはこれを欠かさず申し込んでいる。今年は(というより,今年も)評価はB判定(A, B, Cの3段階)であった。競争率は約3倍なので,採択されるためにはA判定の上位クラスに食い込まないと無理であるから,まあ,採択には程遠いという結果である。昨年は「どーせ受かんないしてきとーでいーや」と提出したらさすがにC判定だったので,今年は少し真面目に書いたのが,「少しは」効いたようである。不採択には変わりはないんだけど,ね。
唐沢俊一というひとは,最近は随分とお稼ぎのようであるが,書いたものを読むと,結構苦労してきた人のようである。世間に揉まれてきたためであろう,第三者的評価に基づく自己分析の重要性を日記に書いているのを読んで,そーだよなー,と感心したことがある。
曲がりなりにも大学なんて所にいると,下手すると自分の実力ってのが分からなくなってしまうのである。前の職場は体力と根性があれば乗り切っていける所だったので,がむしゃらにやっていれば良かったが,大学はそーではない(少なくともうちの大学は)。
一研究者として個人として「うまくやっていく」ためには,体力と根性はあるに越したことはないが,それよりも効率性,コスト意識を持ってスケジュールを管理することが一番重要である,らしい。「うまくやっていく」という意味は様々であるが,本を執筆するとか,翻訳書を出すとか(あの翻訳プロジェクト,いつになったら完成するんでせうね(^^;)),査読論文をガンガン書くとか・・・という,第三者の目に晒されるところに自分の仕事の成果を置いておくことがメインとなる。それが厳しいreviewの結果,高い評価(これもいろんな意味があるけど)を得ると,「実力」が上がるということになる。もちろん逆のこともありうるけど,それはそれで「実力」の一評価であるから,「悪いのはあんた(自分)だよ」(by サイバラ)と納得する他ない。が,問題なのはこの「自分の成果を晒す」のは,自力でやる他なく,黙っていようと思えばいつまでも黙っていられる,ということである。つまりは,自意識過剰の引きこもり「自称」研究者,って存在もあり得ることになり,こーなってしまうともうどうしようもない。
それを避ける意味でも,この科研費申請ってのはありがたい制度(いや,批判が一杯あるのは知ってますけどね)である。何せ,研究の「偏差値」が分かるのだから,こりゃ出さない手はないだろう,と思うのである。・・・ま,採択されなきゃダメなんですけどね,精進します。
まあ,特に年配の方々からは色々と昨今の情勢について批判が聞こえてくるのであるが,世間的にはまだまだ特権がある立場なのであるから,評価評価で締め上げられると愚痴を言っても「何を今更」と突き放されるのがオチである。構造不況業種なので,将来はかなり不安ではあるけど,クビになっても同情される立場にはない。それなら最低でも「やるだけはやった」と思えるぐらいのことは,したいよねぇ。
何か梅雨らしくないなぁ,と思っていた今日この頃。今日は少し雲が増えてきたかな。嫌な季節はさっさと終わって欲しい。
日曜日は布団から起き上がれず,月曜日は最もドタバタと忙しい日で,気がついたら復活していた。ここんとこ,そーゆーパターンが多いなぁ。軽度の鬱病か?
Apple,来年からIntelプロセッサへの移行を表明(PC Watch)。ふーん,こりゃ驚き。てっきりCellプロセッサを乗っけるのかと思ってたのに。でも確かNeXTってi386版も出てたから,今のMac OS Xならそれ程移植は難しくは無いんだろうな。個人的にはGMPのチューンがそのまんま使えるのが魅力か。考えてみようかなぁ。
さて,今日はあれやってこれやって,と。では行ってきます。
ただいま。やっぱり思いつきのアイディアはダメだなぁ。地道に計算するとするか。
MacがIntelへ全面移行するという計画についてはこっちの記事の方が詳しい。元麻布さんのみならず,大枚払わされているWindowsユーザなら皆願うことだろうが,同じPCというハードウェア上でぶつかり合ってくれるかどうかはこの記事だけでは良く分からない。まあ来年までにはIntel CPU搭載Mac一号機が出るそうだから,その時にはハッキリするだろうて。できればDual Coreマシンであることを願うぞ。うーむ,Intel Mac Clusterを狙ってみるか・・・。
風呂入って寝ます。
うーむ快調快調。やっと自宅マシンのキーボードをFILCOの最上位モノに変えることが出来,さすが高いだけのことはあって,もー,キータッチがすこすこっってなもんである。この調子ですこすこっっと仕事が進めばいいのだが。
職場のメインマシンが,シビアなシステムファイルがすっとんでしまったと喚いた後,起動しなくなってしまったのである。以前からビミョーに挙動が変なマシンではあったのだ。VPN Clientでサーバに繋がらなかったり,画面の一部が欠けたり,ネットワークに繋がったり繋がらなかったり・・・と,イラつくが再インストールするほどではないな,という状態ではあったのである。それが先週とうとう逝っておしまいになり,今日の午後はマシンの復旧に費やされることになったであった。
前触れはあったので,仕事用データのバックアップはしっかり取ってあり,Windows XPとアプリケーションの再インストールで復活させるだけ。まあちょろいもんさ・・・と取り掛かったら,XPのシステムファイルコピーの段階でもエラーが出る,ブルースクリーンになる。こりゃ酷い,メモリかマザーボードか・・・と試しにMemtest86を掛けてみたら,出るわ出るはメモリエラーが。4枚刺さっているDIMMのうち,一枚にエラーがあり,それが全ての原因だったようだ。残り3枚で動作させたら見違えるように安定し,再インストール作業も順調に終了。Norton先生にハードディスクの総ざらえをお任せして帰宅したのであった。まあ,分かりやすいトラブルでよかったワイ。
明日こそはちょっとは計算を進めないとな。ということで早々に寝ます。
おおお,やっとレポート書きが終わった。できたー,と思ったら次から次へとミスか見つかり,修正しているうちに新幹線の時間がきてしまったという次第。これから某大に顔を出して,アキバに寄り,最後に大師匠のところに行って,日帰り予定。6月は地獄なので,今日ぐらい楽しんでこようっと。
では行ってきます。
ただいま。金が無い(何度目だ)。
大師匠に例のレポートを見せると開口一番「書き出しがいかめしいわね」と,こちらの「おりゃーこちとら学者だぜぃ」的意味なしジャーゴンを咎められる。うーむ,さすがである。ま,内容については「いいんじゃない」と軽く肯定していただいたので,よしとする。指摘された書き出し部分と二三のミスを修正して月曜日には相手に送付することにしよう。
ふと気が付いてみると,自分の生きる糧は「劣等感」にあったのである。うーむ,このウジウジとワシを悩ませる感情が,人生の土台になっていたとは。禅の公案になりそうだな。「人より劣る己は生きるべきか死ぬべきか」「人より劣るが故に生きよ」。・・・ま,単なる中年の開き直りなんだろうけどさぁ。
郵便受けを見ると,某新聞社からの封筒が入っていた。開けると千円分の図書カードが。・・・あ,あの短文書評か。あれが掲載されたらしい。でチェックすると・・・うわーっ,はずかしー。でもまあ本日の本代がちょっと取り返せて嬉しい。
レポートの微修正が終わったので寝ます。
くわーっ,某筋(ヤぁさんではない為念)から依頼されたレポートを書いているのだが,書いても書いても終わらない。ううう,ワシって,そつなくまとめる能力に欠けているよなぁ,ホント。
でも,明日までに下書きは終わらせておかないと,金曜日に大師匠に見ていただけないので,今晩中に何とか目処はつけなきゃ・・・。
今日はまだ寝られません。しくしく・・・。
頭痛。打ち合わせと委員会を済ませて早々に帰宅し,せんべい布団に包まって一眠り。5時間ほど熟睡して少しマシになった。
Athlon64 X2正式リリース(PC Watch)。Pentium Dに比べるとちょっと高い。リテール版販売記念イベントが6月後半にあるそうだから,量販店に並ぶのはもうちょっと先かな。
もう一回ちゃんと寝ます。
7月のOpen Campusで使用するデモアプリをさらさらと作る。まずは手っ取り早く,NFSで共有しているファイルを介して同じ動作をするよう,OpenGLのプログラムをちょっと改変してみる。
大体期待する動作はできるようになったが,どーもファイルの読み書きに時間が掛かるようで,リアルタイムにしゃきしゃきと動くまでには至らない。やっぱりパケットを直接やり取りしなきゃだめかなぁ。ま,時間が取れれば7月下旬までにちょっと弄ってみるか。
Scilab 3.1 正式リリース。こういう高性能かつ商用ソフト互換のフリーウェアってのは,商用ソフト側から見ればテロに匹敵する脅威かもしれない。
しかし,知的財産権の保持だけで十数年に渡ってノウノウと飯を食おうとするのも,あんまし誉められた態度とは言えないよなぁ。
36歳にもなれば少しは人生の見通しが良くなるかと思ったのだが,なってみると全然先行き不透明で,さっぱり分からない。グローバリズムの浸透や少子高齢化の進展ってのもその原因の一つだが,例え今が高度成長期の真っ最中で,終身雇用制が微動だにしない状況であったとしても,自分や家族の健康や仕事へのポテンシャルを維持できるかどうかは全く別の問題であり,予測不可能なことである。
ワシらの世代は65歳にならないと満額の年金が貰えないので,まだ30年近く働く必要がある訳だが,さて今後30年,どういうことが起こるのか。自分の仕事に不可欠のコンピュータだって,どう変化するのか見当もつかない(UNIXのコマンドライン環境は変わりようもなさそうだが)。とにかく分からないことだらけである。
あと少なくとも20年は破綻しない範囲でやるだけやれればゴールが見えるのかなぁ,とは思うが,しかしそれでも人生まだまだ長いわな。定年前にぽっくり逝ってしまえば,それもまたよし(by コイソモレ先生),なんだが,そっちの方が難しそうなんだよなぁ。
ま,走るしかないのであるな。・・・と以前も同じことを書いたよ―な気がするが,自己確認はマメにやっておくにこしたことはないのである。
床屋にも行ったし,ボチボチ寝ます。
国際研究会のお手伝いをしたせいか,ようやっとエンジンが掛かり,懸案のMPICH2への対応は何とか終了した。Windowsでの動作が確認できれば,MPIBNCpackとBNCpackをくっつけて公開したいのだが,さていつになるかな。
Dual-core CPUを買う前に,Xeon Dualマシンとの比較をしてみる(前に書いたっけか?)。
BNCpackのルーチンとPthreadを使って1thread,2threadでそれぞれ512x512の行列同士の積を計算した結果はこんな感じ。
Computational Time of Matrix Multiplication(512 x 512)
Double | P4 | Xeon
----------------+--------+--------
1 thread | 10.9s | 16.4s
2 threads | 8.2s | 6.1s
MPFR(50d.dig.) | P4 | Xeon
----------------+--------+--------
1 thread | 160.6s | 166.5s
2 threads | 166.0s | 85.0s
P4 ... Intel Pentium4 2.8c GHz, Vine Linux 3.1(Kernel 2.4.27), gcc 3.4.3
Xeon ... Intel Xeon 3.0GHz Dual, Redhat 8 (Kernel 2.4.20-18.8), gcc 3.2
MPFR ... MPFR 2.1.1/GMP 4.1.4
1threadならワシのP4マシンの方が速い。2threadならさすがにXeon Dualマシンの方が高速。Dual-coreでも同様の結果になるんだろうけど,この結果と比べてどう違うかが楽しみ。
寝ます。
鴨ちゃん仕込みの気合英語で何とか講演終了。打ち上げをするという先生方より先に帰宅。だってくたびれたんだもーん。O先生からは「白髪が増えたね」というお言葉を頂く。帰りの新幹線車中で確認すると,確かにやたらに白くなっている。胡麻塩頭もまもなくか。
Penitum D,945chipset,正式発表(PC Watch)。早くAthlon X2も出ないかなー。
風呂入って寝ます。
ああああ,結局講演の準備が不完全のままになってしまった。もしこのBlogの更新が無ければ,どっかの橋の下で元気に暮らしていると思って下さい>関係者
おおっ,もうPentium Dマシンの価格がTwo Topに掲載されている。ふーむ,Dual GbEの955Xボードの奴が,メモリを4Gにしても18万程度であるか。これならなんとか個人でも買える。しばらく様子をみて(できれば人柱さんの報告も参考にして),そのうち登場するAthlon X2マシンと比較して天秤にかけることになろうが,これ以上価格がupすることは絶対にない訳だから,予算の大体の見積もりは取れたことになる。どうしよっかなー,自腹で一台追加して,最大4PC-8並列のClusterにしよっかなー・・・。まあ9月ぐらいまではあれこれ想像して楽しむことにしよう。
おおっ,出たかPentium D。
などと逃避してても時間は刻々と過ぎてゆくー。あああ頭から黒い蛇が,に,逃げようっっと。
で逃避先↓
盛況であった。
昨日の昼に名古屋入り。先ほど一旦帰宅。また木曜日に出かけて,金曜日に講演予定。慌しいことである。
現地では特段仕事もないだろう,気楽なもんさ,はっはっは気分で出かけていったら,ごみ拾いしなきゃならないわ,看板の撤収はさせられるわ,PCのセッティングと撤去は命ぜられるは,セッションに張り付いていなきゃならないわ,あまつさえ本日は最後の会議室・LOC事務局の施錠までしたのであった。何故だ~(安受けあいするからだ>ヲレ)。
まだ自分の講演準備を全然やってないので,早めに風呂入って寝て,英気を養います。
わったしのエーゴは鴨ちゃんじっこみっ♪
知ってる単語を気合で使う~♪(ヤケ)
最近ウツ状態である。来週発表の準備が全然進んでいない。テキスト原稿も書けなかった。もう駄目だ・・・と一昔なら随分悩んで胃に穴を開けたであろうが,いい加減すれっからしの中年になっているので,普段通りに三食食い,買い物にも行く。生きて行くってのはそーゆーことさ。
江口寿史は白いワニを口実に逃避し,原稿を落としまくるようになったが,元気に生活しているようで何よりである。吾妻ひでおは連載を途中で放棄して自殺未遂,その後,2度の「取材旅行」に出た後で,アルコールと共に3回目の「取材旅行」に出て,現在はウツ状態ながら「失踪日記」を上梓するまでに回復した。
現在は不況と財政再建のあおりで,企業でも官庁でも業績評価とコスト削減のプレッシャーがきつくなっている。小林よしりんはこれを小泉政権(と竹中大臣)の責任に帰して批判している。プレッシャーにあえぐ一労働者としてはありがたい批判であるが,少子高齢化と財政赤字に悩む日本社会の将来を思うと,小泉政権の政策はまだまだ締め付けが緩いとも感じる。たとえ小林ヒトラーが政権を取ったとしても,ワシも含めた一般国民の生活が改善するとも思えないのである。糸井重里は「一流は食いはぐれない」という名言を吐いているが,裏を返せばそれ以外の二流・三流人間は食いはぐれる可能性がある,ということでもあり,しかし,一流を目指して上昇する努力を怠らなければ何とかなる,とも言えそうである。
ということで,一流どころにはない大多数の日本国民は,健康である限りにおいて,やっぱり自分の技量や経験を積み増す努力をしなくてはなるまい。但し,健康を損ねそうになったら,江口や吾妻のように一時的に逃避するべきであろう。その際には「ダメ人間」のレッテルを張られることを気にしてはならない。原稿を描けない漫画家は,どうつくろっても「ダメ」である。しかし「ダメ」とは「死ね」ということではないし,最低限の健康を維持するための「ダメ状態」を許容できないほど,日本人は狭量ではない筈である。首をくくったり,車内に練炭を引き込む前に,まず「ダメ人間」として生きるという選択はできないものだろうか,と,ウツになっちゃったワシは真剣に思うのである。
名大COEの申請書類に問題あり,という記事が毎日新聞と中日新聞に掲載された。前者では「男性教授」となっているが後者には名前が載っている。ワシはこの先生を知らないし,どーゆージャンルの学者なのかも記事だけでは判断できないが,ワシの知る限り,業績リストに「掲載予定」と書いたらそれはaccept決定済みの論文のことを言うのであって,掲載雑誌の発行頻度にもよるだろうが,最低でも一年以内に掲載されなきゃ変である。疑われても仕方がない。
ただCOEの申請は複数の教官が共同で出しているのであろうし,問題視されている教官だって業績ゼロではないだろうから,直ちにCOE指定が取り消し,なんてことにはならんだろう・・・と思うが,さて,文科省の裁定やいかに?
寝ます。
学生実験は第二グループが終了。マンネリ化の始まりである。一年ごとに何か新機軸を取り入れたいなぁ。
exflib,ベンチマーク結果を見る限り,ほぼGMP/MPFR並みの演算速度にまで達したようである(ソースコードがないんで詳細は不明だけど)。今時C onlyのコードなんて書きたくない,すっきりしたC++コードを書きたいと言う方にはそちらをお勧めしておく。一応GMPもMPFRもclass化されてますけど,欧米ではCLNの方が有名かなぁ。初等関数はMPFRより速いみたいだし。
ワシのBNCpack/MPIBNCpackはものごっついold styleであるが,しばらくはMPIとPthread(はこれからだが)でがちがちに書くつもりでいる。すっきりしたObject-oriented並列コードが書けるようになったら考えたいのだが。何かいい方法ないですかね?
いよいよCだけではきつい,超大規模な計算コードを書くことになったら,muti-thread化したBNCpackをRubyあたりに組み込んじゃって楽しようかな。
Athlon64 X2のベンチマークテスト(PC Watch)。こりゃ,少なくとも自宅用マシンはこれで決まりかなぁ。Intelはハイパフォーマンス重視のあまり,ユーザの懐を過大評価しすぎなんじゃないかという気がする。ゲーム業界はこぞってPowerPCだし,この先,IntelがBig3みたいなことにならなきゃいいが。
寝ます。
うーむ,金が無い。明日と明後日を二千円で乗り切らねばならない。まあ何とかなるだろう~♪
某国際研究会(今さら某なんつってもね)に貸し出すProjectorを梱包する。先方からは領収書は不要,なぜなら金が無いから,などというワシみたいなことを言ってくる始末である。うーん,Excursionなしでもこんなに経費が掛かるモンなのか。当事者じゃなくて良かったとつくづく思う。
で,自分の講演準備はさっぱり進んでいないのである。人様のことをどーこー言う前になんとかせねば。
Pentium XE 840が選択可能なDellのマシンがWebに掲載される(PC Watch)。しかし実際に見積もりを取ってみると,CPUにこれを選択しただけで価格が20万円も釣り上がる。下手すりゃ,現行のXeon Dualマシンが買えてしまう価格である。こりゃ,買うのは9月以降にしなけりゃならんかな。夏休みにDual Coreと戯れるという計画は早くも挫折しそうである。残念。
今日はもう寝ます。
新テーマの学生実験も何とか軌道に乗ってきた。でもやっぱりまだまだ試行錯誤が必要だなぁ。
来年はこのテーマを続けて実施,再来年は別のテーマに挑戦したいな。もちろん学生さんの嫌がるプログラミング関係で。ふっふっふ。
実験終了後は学内研究費のヒアリング。例によって「PCを並べた奴」(某教授談)関係の研究を紹介する。10分であれもこれも喋ろうとして挫折する。うーむ,プレゼン技術は難しい。さて,結果はどーなるかな? ダメだったら黙っているので察するよーに。
さて明日のうちに数値解析テキストの書き直し作業を前倒しで進めねば。一応順調なんだけど,もっとスピードアップしないとな。
寝ます。
うだうだと逃避しながら過ごしているうちに,mpich2が動作してしまった。mpdbootなんてコマンドに頼っていたのがいかんらしい。各ホストごとに起動し,その際にMPIで使用するインターフェースを指定すれば難なくGbE側でシャカシャカと計算が出来るのである。
で,早速NetPIPEでベンチマーク。
おおっ,TCP並みのスピードが出ているじゃないのv(^^)。Jumbo Frameなしのmpich-1.2.6に比べると200Mbpsも高速だぜ。・・・でもXeon SMPマシンの性能には遠く及ばない。くそーっ,この敵はDual-Coreで取ってやる~(返り討ちにあったりして)。
某国際学会の準備に駆り出される人もいるらしいが,ワシにはお便りなし。ありがたし。どーせ来週いっぱいは自分の発表準備でテンヤワンヤなのである。ああ,エーゴ,久々のエーゴである。も,なるようになれ,だ。
寝ます。
昨日の夜から土砂降り。午前中になって少し勢いが緩んできたようである。もう露か? しかし,5月だと言うのにちょっと肌寒いのは勘弁して欲しい。暑いのも嫌だが,寒いのも,だらだらと心地よいのも嫌だ(どないせーっちゅーねん)。
山形浩生さんがこんな文書を翻訳して公開されている。昔わしが高校生の頃,社会科の先生が「石油が枯渇するなんてのはデマだ。新たな油田がどんどん見つかっている」と力説されていたのを思い出す。
ワシは,本当とも嘘とも判断できない情報は一旦頭の中にホールドしておくのを常としている。殆どはそのうち忘れてしまうのだが,執念深く居残ってしまうものもあり,「石油は枯渇しない」というのもその一つである。その頃は毎日TVニュースや漫画を読み漁る日々であったが,「石油は十数年後には枯渇する」という論調しか目にしたことは無かった。もちろん寡聞のせいでもあるが,キャッチ―で危機をあおるような情報は広まりやすい,という証でもある。
山形さんの訳した文章は,枯渇しない理由を丹念に説明しており,油田開発のための技術革新が枯渇時期先送りの要因であることも指摘している。科学技術ってのは際限が無いなーすごいなー,と思うと共に,そーゆー革新を止むことなく突き進める経済・社会システムって奴もすげーよな,と呆れるばかりである。
ついでに,この社会科の先生についても一言書いておこう。教師ってのは母性的であるのが望ましいんだが,この先生は珍しく父性的な,突き放すタイプであった。
ある生徒が学校内で物を盗まれたとこの先生に報告した所,「盗まれるようなところに置いたお前も悪い」と「浜の真砂は尽きるとも,世に悪党の尽きまじ」と先人(ってオリジナルは誰なんでしょうね?)の言葉を引いて説教したそうな。
・・・なーんか,自分の原点がこのセンセーにあるような気がしてきたぞ。
Jacobi行列の並列計算はあっさり終了。あとはNewton-Krylov法の並列化。5月いっぱいにはLanczos法の並列化も終わらせなきゃ。GWは毎年の如く,かなりサボったがそれでも割と仕事が出来た方である。まあ骨粗しょう症かつ肝機能障害気味の中年としてはこんなもんか。
Pentium D, Pentium XE共々デモが始まったようだ(Akiba PC Hotline)。Gigabyteからはi955chipsetに引き続いて945chipset搭載のボードが出るようだし,6月までにはDual-Core製品が出揃いそうだな。しばらく目が離せないぞ,と。
ボチボチ寝たいのだが,晩飯を菓子パン二つで簡単に済ませた呪いが降りかかってきて,腹が減って仕方が無い。やむを得ず,せんべいをかじりながらこれを書いている。寝る前に物を食うのは控えるべきなんだが,あいにく近年は胃腸の調子が良く,たまにはこうしてだまくらかさねば他のところに支障が出る。腹が多少出っ張ってくるのは健康な証拠と割り切らねばならない。
暦通り,本日は出勤する。今年度は前後期とも月曜日に講義が集中しているので,そうそう休むわけにはいかない。与えられた任務を着実にこなす。本日休暇を取った日本国民全員にワシの祟りを降りかけてやりたい気分である。
ある日突然思い立って,このところ毎日,家ではお茶を沸かしては冷やしている。使用済みのペットボトルにこれを小分けにして職場で飲み干しているのである。飲み物代節約という利点もあるが,容器代が安い上にどこに捨てても問題ない,というメリットの方が大きい。容器が古くなったら取り替えも楽である。そこいらへんの自販機から適当な銘柄のペットボトル飲料を買ってくればいい。
というわけで,「生茶」のペットボトルからこげ茶色のほうじ茶を飲んでいる怪しげな教員を見かけても無視して頂きたい。
せんべいを2枚食ったのでボチボチ寝ます。この三日間でどこまで出来るかが勝負っ!
一昨日の夕方から昨日まで偏頭痛に悩まされ,布団でうーうーうなっていたら,貴重な連休初日が潰れてしまった。
本日は,cs-pccluster2の構成PCのうち一台を復旧ついでに,Windows 2003にService Pack 1をあて,残りのマシンにWindows Updateを施していたら終わってしまったのであった。あーしんど。ま,これでしばらくは安心して使えるな。OSのInstallよりupdateに時間が掛かるようになったのは面倒だが,セキュリティに対する意識向上には役立っている。人間,切羽詰らないと何もやらないってことなんだろうな。
頭痛による遅れを取り戻すべく,風呂入って寝ます。
この日記を更新しようとした刹那,天気を度忘れしてしまう奇病に掛かってから結構経つ。最近更に悪化しつつあるようだ。人と交わるのが嫌いな内向的人間はボケるのも早いと言うが,三十路半ば過ぎにして脳細胞が枯渇しかかっているのであろうか。剣呑剣呑。
某顧客第一主義を貫こうとして早数年のPCショップに出向き,職場で購入する物品の注文をする。ついでに自宅のマウスを光学式のM$製Intelli Mouse Explorerに変更すべく購入し,ために夕食は自宅で袋入りインスタントラーメンをすする羽目になる。給料日からたった一週間ほどで貧窮状態に陥るのは,給料が安いからではなく,こうした浪費が原因なのであった。
ワシはホイールマウスのクリックにはExplorerを割り当てているので,何よりホイールの感触が気になるのである。以前の純粋ホイールonlyマウスは「カリカリ」であったが,こいつは「ネリネリ」という感じ。ギヤの感触がまるで無く,ちょっと気色悪い。まあすぐ慣れるだろうけど。
それよか,キーボードの交換をしなきゃいけないんだった。Filcoの最上位ものを希望しているのだが,案外置いていないものなのである。無理してでも先週アキバに出かけたついでに探してくるべきだったのだが,新学期になって精力減退傾向に拍車が掛かって早々に帰ってきてしまったのである。こりゃ,SciCADE05のついでに名古屋で探した方が早いかも。それまでは職場からちょろまかしてきた6年物の奴で我慢するほかないな。
明日を乗り切ればGWである。が,暦通りに出勤することになるので,あんましまとまった時間が取れないのであった。どーなることやら。
寝ます。
寒いんだか暑いんだか,微妙な日が続く。ドンよりしたまま梅雨に突入するのだろうか。昨年の反動で今年は冷夏になると嬉しいのだが,そうすっと景気に影響するし,なかなか世の中ままならない。
昨日は繋がらなかったJR西日本のWebページ復旧。何か事故があると,アクセス集中のためか,大概繋がらなくなってしまう。JRのような資本力のある大企業なら,緊急時のためのLoad-balancingぐらい導入して欲しいものである。
今週もあとちょっと。木曜日が終わった時点で一区切りつくので,土日でSciCADE05の準備をしなければ。SWoPP2005の原稿もGW中に何とかしなきゃぁ。滞っているテキスト執筆も復活しなければ。・・・などと色々と計画を立てつつ,全部片付いたためしがないのであるが。
風強し。雲にさえぎられて太陽が出ていないこともあって,ちょっと肌寒い。
昨日購入した電源タップが三叉になっていなかったので,帰りがけにアキバに寄って返品。普通のテーブルタップを代わりに購入する。アースつき三叉OAタップは案外売っていないものなので,こうして何かのついでにアキバで買っている。
戻ってきたら,Trendmicroのウィルスバスターで大騒ぎ(朝日, 読売, 日経)。ウィルスではなく対策ソフトウェアの不具合とは,皮肉なことである。我が家でもPCリプレース前はウィルスバスターを使っていたが,バージョンアップする毎に重くなっていったので,Norton AntiVirusとMcAfee ScanVirusに変更してある。おかげで難を逃れた訳か。ワシが使っている製品でも同様の不具合が生じないとは限らないが,Trendmicroの信用はこれで大分落ちることだろう。
じゃあ,ウィルスの土壌を提供しまくってきたM$はどーなるんだということになるが,こいつは代替が利かないものであるし(Linux+GNOME, KDEじゃぁ,まだまだ,である),何せ資本力があるからCD-ROMを配りまくったり,矢継ぎ早にパッチを連発したり,広告を出しまくったりできる分,フォローのチカラが凄い。まー,暫くはTrendmicroの商売も大変だろうな。気の毒だが,これが世の中というものであろう。
人間ドックの初体験日。といっても半日で終わる日帰りコースなので,普通の健康診断に心電図と胃カメラが加わった程度。終了後に血液検査結果だけだが,すぐに教えてくれるのがありがたい。
で,今回はGTPとコレステロール2種の値が引っかかる。すぐに再検査とか診療が必要になるレベルではないそうなので一安心である。久々の胃カメラはちょっと苦しかった。また来年もここでやってもらおうっと。
終了後は,出来上がったばかりのクロスフィールドを見学しつつ,アキバを流してジャンク品を見てまわる。ついでに本屋であれやこれやを購入して宿へ。
宿に着いてメールチェック。仕事メールがいくつか届いているのでチョチョッと返信したりして片付ける。・・・日常と仕事の切り分けが出来ない駄目人間に成り下がったことを痛感する。
うーむ,今回のDual-Core CPU騒動はAMDの余裕勝ちってところでしょうか。既存Mother BoardがBIOSのupdateをするだけでそのまま流用できるってあたり,こりゃ少なくとも自宅用マシンはAthlon64 X2に決定だな。Windows XP 64bit版も今夜発売開始するらしいし。ってことは,昨年末に導入した自宅のP4マシンは半年の命となる可能性大。
で,出たばっかりのgcc-4.0.0をcygwin環境でコンパイルしつつ,この日記を書いているのであった。へー,gmpやmpfrまで使っているんだ。gfortranで多倍長計算できるってことなのかな? ・・・あ,こけた。再度makeしたら続行できているけど,まだちょっと厳しいかな? ・・・あ,また。こりゃ駄目だ。マイナーバージョンアップ後にまた試してみようっと。
はふぅ~。新学期最初の学生実験・一週目が終わって,ようやく一段落着いたところである。
ここが更新できない間,某シンポジウムや某国際学会の雑用が割り込み,OpenGLと戯れ,マクドナルドのドライブスルーで金がないことに気が付いてバックするという醜態を演じ,「銀河鉄道の夜」「千年女優」「老人Z」を立て続けに,しかも途中から見た。特に銀鉄のサントラは細野晴臣の最高傑作だなぁと悦に入っていたら,もう明日は人間ドック初体験である。そうそう,おかげで忙しい最中に2回も検便を取らされたのだった。
PC WatchにはPentium XE 840の詳細なレポート(前編・中編・後編)が掲載されるわ,その発表に至るドタバタは後藤さんに暴露されるわ,対するAMDはヨユーぶっこいてDual-Core OpteronとAthlon64 X2を発表するわと,何かと賑やかであった。こりゃ,Pentium DとAthlon64 X2の比較ベンチマークテストが出ないことにははっきりした性能は分からないな。ボーナスシーズンまで人柱報告を待つことにしよう。7月はDual Coreで遊ぶだよ。
明日は久々に新幹線の始発で出かけるので,そろそろ寝ます。
新学期が始まったが意気上がらず。沈滞しつつも,締め切りが過ぎてしまったお仕事から片付けていく。
Dual Core CPU,Pentium XE 840のレポートがPC Watchに掲載された。Intel純正 955X chipsetのMother Boardもアキバのショップには展示されているらしい。個人的には,chipsetが同じなら何もIntel純正である必要はなく,ClientクラスならRAIDもいらない,PCI Expressも一つで十分・・・と機能を殺ぎ落としてコストダウンが計られた台湾メーカの製品で良いと思う。自分の研究テーマも,低コストな普及型PC(その辺のパーツショップで常時手に入るもの)でいかにハイパフォーマンス,かつ汎用性を両立させるか,という技法に興味があるので, 当方の環境はすっかりGigabyteに取り囲まれてしまっている。数年後にはすっかりDual-core,いや,Multi-core CPUが当たり前になっていて,マシンは10台だが20~40 threadsが並列に動作可能なんてことになっているんだろうなぁ。そーなるとMPI+OpenMP,MPI+Pthreadといったハイブリッドなやり方が並列手法のメインになるのだろう。今年から準備しておかなきゃ,全然間に合わないのであった。ま,先見性のある人たちはとうにやっちゃってるんですけどね。まさかワシみたいなビンボー人まで巻き込まれるとは,ねぇ。大変だけど嬉しいことである。
2,3年生ガイダンス。良い天気なれど,気温少し低め。桜はかなり散ってしまった。
CG教材,順調に推移。後はどう組み合わせていくか,というところ。土日で何とかなるだろう。
某国際学会と,某シンポジウムのメールやり取りが頻繁。特に前者は何だか凄いことになっている。うーん,お世話役は大変である。
某査読,締め切りすぎて催促メールが届く。すいませーん,明日には何とか・・・。
うーん,本が溜まってしまった・・・。こりゃ,連休中にまとめて消化かな?
お,SmithField搭載初製品はDellから(PC Watch)。しかし,About $3Kか,高いなぁ。
出荷は数週間後,というから,今月末か来月初めにはCPU単体でも発売開始になるんだろうな。しかし,出始めは高そうだし,Chipsetのbugも心配だし,そろそろATXのケースを買うのも避けたいし,当分は様子を見た方がよさそうだな。講義終了まで時間も取れそうも無いし,人柱さんたちの報告を待つとしますか。
新学期開始までカウントダウン。英気を絶やさぬように,早めに寝ます。
CGに勤しむ予定が,やった仕事と言えば「今年はCGをやります」と休日出勤中のN先生にメールを送った程度。完全に休養日になってしまった。ま,いいや。
午前中は余った回数券を使うため浜松へ出向き,増えすぎたサーバに取り付けるためのHappy Hacking Keyboardを買うべくCompuMartへ。が,肝心の物は無く,程よいキータッチの省スペースタイプはUSBキーボードだけ。結局,自宅で使う光学式マウス用のパッドを買い,谷島屋で夢路行全集16~18を仕入れて昼飯を食って戻ってきた。
後は食料品の買い込みをして,惰眠を貪るのみ。あーいーな,こーゆー日も。その分,明日はてんてこ舞いだが。
寝ます。
良い天気。気温もかなり上昇し,数年ぶりに徒歩で出勤したら汗でぐしょぐしょ。桜もほぼ満開。講義が始まる次週には散り始めそうである。
誤って24000を自分で踏んでしまった。
Webページ移動後2年でこの数字は,まあ多い方ではないな。ボチボチやっていきましょうぞ。
予定通り,数値計算のテキスト執筆。本日第3章完了。予定通り行けば,6月半ばには下書きを終えて,7月中には完成するものと思われる。・・・でも予定通り言ったためしがないからなぁ。どーなることやら。
cs-pccluster,cs-pccluster2共々,無事動いている模様。このまま7月まで過ぎてほしいなぁ。
明日はCG教材作りの予定。
寝ます。
本格的に暖かくなってきた。おかげでcs-pccluster2ルームは早くも冷房モード。今年は昨年度のような酷暑にならなければ良いが。
職場に着いてから「今日は何をやるんだっけ?」と健忘症に罹患する。で,このblogを見て「ああそうだった」と納得する。うーん,Webってのは広大な私的メモの博覧会場(しかも検索機能つき)なんだな,と感じる。
Mesa3Dはapt-get install Mesa-devel; apt-get install glut-develであっさりインストール完了。3D CGも難なく動作する。さて,後は教材作り・・・と。元ネタ本は「OpenGLによる3次元CGプログラミング」(コロナ社)なんだが,ちーっとネタが地味である。といってこちとらCG初体験者なので,そうそうすっばらしいモンを作れるわけがない。まあ今年は慣らし運転がてら,ボチボチやる予定。
cs-pcclusterの方はすっきりケーブル配線をして,NIS, NFSの設定終了。MPICHの設定は時間が出来てからだな。Quotaの設定をやりかけたところで帰宅。まあまあ予定通り。
と,順調に通常業務をこなしつつあるのだが,名前だけ事務局員として連ねている国際研究会の方は何やら切羽詰っているらしい。とは言え,個人で何か出来るレベルの話ではないので,きちんと割増料金(割引の間違いに非ず)でRegistして,Projectorを貸し出す手続きを取るぐらいのことしか出来ない。大変なんだろうな~,と洞ヶ峠を決め込む春雨の日なのであった。まああと一月ちょっとの辛抱だし。
明日は数値計算テキスト執筆の後,会議に出席して帰宅予定。土日はCG三昧かなぁ。
寝ます。
入学式。前も後もずーっとcs-pccluster2の再構築。HDDの換装用安物Removable Caseの接触が悪いのと,余計なジャンパをHDDに付けていたのが重なって,サーバのセットアップを2回もやり直す羽目になった。これで動作が安定してくれれば,今年一年は何とかなるだろう。
結局,mpich-1.2.6をインストールして環境構築したところまでは出来た。これで今月後半は自分の研究が出来そうである。しかし,mpich2はmpdの起動がトラぶって動作できず。rsh経由で呼び出しているのが悪いのかなぁ。5台までは無事起動するんだが,それ以上になるとお釈迦になる。まあ,mpich2にしたところで劇的な速度改善があるわけでもないんだろうけど,ちょっと悔しいぞ。時間が出来たら再チャレンジしてみよう。
明日は学生実験の準備と,cs-pcclusterのセットアップ。土日で学生実験の資料作りを終わらせて,いよいよ新年度のお仕事が始まるのであった。
ふーん,SUSEは1.2万円か(PC Watch)。Vine 3.1で不満があるとすれば,日本語フォントの漢字だけなんだが,そのために万単位でお金を払うのもなぁ。それに一旦買ってしまうと,一年に一度の再インストールなんてもったいないこと出来ないもんなぁ。
Adobe Acrobat 7.0 Elementsは5千円台(PC Watch)。いきなりPDF対策なんだろうな。競争がないと消費者は搾取される一方。家で使う分にはこれで十分である。安くなるのはめでたい。
明日のために寝ます。
いい天気だったらしいが,こちとらはcs-pccluster2(P4, 12台+予備1台)とcs-pccluster(P3, 10台)の再セットアプで終日Vine Linuxをにらめっこしていた。とりあえず,FTPとTelnetを使えるようにしたところで帰宅してこれを書いている。忘れないよう,メモを取りながら作業をしているので,まとまったらここにupする予定。
GW期間中の海外旅行者数,過去最大(朝日新聞)。疲れて寝ているか,翻訳の最終チェック(っていつになったら終わるんだか)に勤しんでいるか,SciCADE05で喋るネタをシコシコとプログラミングしているか・・・優雅とは程遠いGWになりそうである。まあでも仕事が出来るだけ幸せか。今のうちに頑張り抹消。
計算して寝ます。やっと数値微分(今時そんなことをするのは大師匠門下の奴らだけだと兄弟子は仰ったがその通りだ)の補外計算が停止しない理由がわかったぞい・・・。
桜が咲き始めたようだ。来週には満開となるや。とはいえ,今日は肌寒い一日であった。
やんなきゃいけないことが目白押しで,ちょっと虚脱状態。研究の打ち合わせをした後は,出たばっかりの新年度予算であれこれと足りないものを購入しまくって,それで一日が終わってしまった感じである。GWまで無事過ごせれば,7月までは何とかなるであろう。しかし,新年度の準備がまだ全然終わってない。大丈夫か>ヲレ
春休み企画どころでなくなってしまった>"About Blog" 書評の二つも書き上げたらそれで〆かな。読んでいる暇があるかどうかが問題である。
何か気合が入らないので,寝ます。
April Fool。イソプレスの記事は毎年楽しみなのだが,段々とウソの信憑性(という言い方も変だが)が落ちてきているように感じる。すぐにウソと分かってしまうような記事はいただけない。どうせなら,このぐらいの信憑性は欲しかった。・・・え,ホントなの?
某科研費Projectの準備終了。結局,cs-pccluster2にWindows Updateをかけただけで終わってしまった。Windows 2003でドメイン管理しているんだから,もっと楽に出来る方法はあるらしいのだが,あの分厚いResource Kitを読む気にならず,一台一台手動でupdateしている。O'ReillyにはWindows Hacksじゃなくって,Windows Tipsを出していただきたいものである(もうあるかな?)。
新しくした学内Webサーバとex-csにWikiでも入れようかと試してみたが,どーも性善説に立ったシステムには馴染めない。そりゃ荒らしが入ればrestoreりゃいいんだろうが,ワシみたいな熱しやすく冷めやすいズボラ人間にとっては気になってしゃーない。
条件としては
・static HTMLを生成する
・commentもtrack backも受け付けないように出来る
・バックアップが簡単
なんだが,そうすっと結局Movable Typeぐらいしかないんだよなー。tDiaryのPerl版があると助かるんだけど。XOOPSなんて大仰なものを使うはバックアップが大変そうだし・・・しばらくは手動でチマチマと作ることにするか。
昨日の超並列研究会は,DELLの営業トークも含めて,なかなか面白かった。GUI Web Browser発祥の地,NCSAのDELL Clusterの話,Switchの実物を拝めたInfiniBandの話を聞けて,ホホウなるほどと感心して帰ってきた。しかし,ここでも挨拶を交わすような人が来られているとは思わなんだ。
・・・で,36歳の誕生日は過ぎてゆくのであった。ついでに人間ドックの予約もしておく。今年度はとうとう受診できなかったしなぁ。
本日は学内Webサーバをex-csと同じ構成(Apache2+MySQL+Tomcat)にして,replaceした。あーめんどくさ。しかし,前回作ったメモがあったので,作業そのものはさくさくと進む。MySQLで作ったデータベースのバックアップを取るのを忘れていたというオマケはついたが。
本日で職場を去る人もあり,明日来る人もあり。人生色々である。
明日はあれやってこれやって,SciCADE参加振込み手続き開始,研究室のメインPC Dual 19inch化,cs-pccluster2の復活作業とLCD追加をやったあと,某科研費(2006年度からは共同研究者になってしまったので)Projectに本腰を入れることになる。しばらくそっちのプログラムは組んでこなかったからなぁ,思い出すだけで一日終わっちゃうかも。土日が勝負かな。
来週は,cs-pcclusterの復活,学生実験準備をやってようやく並列計算に取り掛かれる,つーか,取り掛かねばSciCADEにもSWoPPにもFITにも間に合わないのであった。あー,もう春休み気分を捨てて仕事モードに突入せねば。
寝ます。
お,終わった。未読大王からgetしたファイルをマージして,目立ったミスを修正して3年越しの翻訳作業に一区切ついた・・・。でも細かいところのすり合わせとか,誤訳もまだ残っていそうだし,うーん,何回見直しても直った気がしない。気分は前野良沢(そんな大層なもんかいっ)。「あれここれもまだ足りないよ―な気がしますが一応完成っつーことでひとつ」と小生御大にメールして今日の作業は終了である。
明日はDELLのHPC戦略とやらを伺いに川崎へ。明後日は学内サーバの移設作業で,月曜日までに某Projectのプログラムを仕上げて・・・うーん,死にそうである。のんびり温泉に浸かっていたバチがあたったか。でも休養は良かったなあ。来年もやろっと(懲りてない)。
今日はもう風呂入って寝ます。
結局,翻訳最終チェックはなーんにも進まず。休養ボケが続いているらしい。とはいえ,心機一転,今週こそ終わらせねばいけないので,明日からは気合を入れなおして頑張るしかない。メールの返信が滞っているのはそのせいです。明日には返信します>S先生 ついでに,SciCADE05の申し込み,遅くなりましてすいませんでした>Local Secretariatの方々(ワシもなのであるが実質的に何もやってないのであった)
風呂入って寝ます。
毎日,朝と晩に温泉に浸かる生活を送っている。いいだろー。これは,朝風呂の後,飯を食おうとしたら食堂が一杯で席がなく,空いたら連絡するのでしばらく部屋で待っていてくれ,と宿の人に言われたため,その待ち時間を利用して書いている。まだかー,腹減った~。
昨日は友人と待ち合わせの上,N山S寺を見学し,ついでにうなぎを食してこようという計画だったが,友人の携帯にいくら電話しても繋がらなかったため,一人で観光して,著名なK豊・・・の隣の店で一人でうなぎを食って帰って来た。
宿に帰ってメールを読むと「いつ来るんだ?」と友人から問い合わせ。「何言ってんだボケェ,何十回電話かけたと思ってるんじゃワレェ」と返事をしたらようやく先方から電話が入り,携帯の使えないエリアにいるということであった。K東のC県でもそんな地域があるのか? まあ,ともかく改めて飯でも食おうということで,本日夕方にF橋で落ち合うことになった。ヤレヤレ,である。
あ,呼ばれたので,朝飯食ってきます。
食ってきました。
とはいえ,仕事も持ってきているので,そちらもきちんをやらねばならない。さて,未読大王(面倒なので「メール」は略)の分は,遅れたが品質は・・・ダメダメである。どうやったらexploitationが「外挿」になるんだ? そもそもイマドキは「補外」だろうっ! あー,何言っているんだかわからん直訳調っ!・・・ちょっと前半を見ただけで真っ赤になってしまった。何が三日で仕上がる完成度だっ! 本来なら最終校正は年長者の役割だろっ! ・・・とめげていても仕方がないので,バリバリ直しを入れていくのであった。
予定通り,骨休めのつもりが骨休めにならない仕事付きの休暇を送るために某温泉に来ている。ネットが使い放題なのはありがたいと言うべきか,もう慢性の連続ネット猿状態に陥ってしまっていると言うべきなのか。旅の友Let's Note R3はともかく,外付け光ドライブまで担いできたのはやりすぎではないのか。何のための休暇なのか(以下加算無限個の愚痴略)。
これから学部時代の恩師の退官記念パーティーに参加する。その後2次会の予定。門限がある宿なので,果たして帰りつけるかどうか不明。○○公園あたりで野宿する羽目になるかも。
では行ってきます。
昨日は雨だった。途中,暖かい空気が流れてきたようで,冷気を溜め込んでいた我が職場の廊下は水浸しとなっていた。冷たい飲み物の入ったガラスのコップに水がつくのと同じ理屈である。しかし滑って転んで死んでしまっては元も子もないので,慎重に歩かねばならないのが面倒である。
どーにか学外設置サーバが動作する。iptablesは細かい指定が出来るのが売りだが,どーもうまく指定できていないようである。今のところはえいやっとセキュリティ的には甘くしてあるのだが,さて休暇明けにはどうなっていることやら。トップページが書き換わっていたりして。
さて本日は名古屋で某御大の退官記念講演会,明日はワシの学部時代の恩師の退官記念パーティである。その後はのんびり休暇を楽しむ予定が,サーバの構築に時間が掛かって,肝心の翻訳最終チェック作業がぜんぜん捗っていない。従って,仕事道具一式をかついでホテルに向かわねばならない。嗚呼。それもこれもメール未読大王が(以下略)。
ということで,行ってきまーす。
ただいま。定年退官記念講演会というのは,話には聞いていたが出席するのは,実は初めて。なかなかいい雰囲気で行われていた。その後,八事のホテルに移動してパーティ。2次会が開かれたので1時間ほどお付き合いして帰宅した。
明日も退官記念パーティ。その前にあれこれ雑務を片付けねば。仕事も持っていかねば。それもこれも(以下略)。
寝ます。
晴れてたような気もするが,2つの会議の合間にVine 3.1でサーバのセッティングを行っていたので,忘れてしまった。
あーめんどくさ。久々のセッティングなので,すっかり忘れてやんの。apt-getコマンドは便利だが,それに頼れないPHPだのJakarta-TomcatだのJDKだのとあれこれ突っ込んだのである。一通り動くところまで漕ぎ着けたので,一安心である。後はiptablesでガッチガチに防御してセッティングである。postfixの設定は結局後回し。やっぱりSMTP-AUTHを使いたいので,再来週にテストを重ねてから使ってみることにしたい。でもやっぱ,sendmailに比べると楽だわ。
さて,明日も早いので,さっさと寝ます。もう少しで休暇だ休暇だ。
寒いぞ。一時的に寒気が戻ってきたらしい。灯油の備蓄がなくなるのが早いか,それとも本格的な春が来るのが早いか。あと三日が勝負である。
某シンポジウムの登録受け付けCGIを設置した職場の外部Webサーバが,停電復旧後,早々にダウンしたらしい。復旧はいつになるやら。結構高いマシン(確かUltra Sparcを積んだ奴)を買ったのに。
前の職場でも,Compaq(現HP)のNetware Serverを導入したが,ワシが出て行ってから早々にダメになったみたいである。高いマシンを導入するのは故障が怖いからなんだが,いざ壊れてしまうと誰でもすぐに治せるというモンでないだけに,復旧に時間が掛かる。それを考えると,そんじょそこらにあるPCにLinuxでも突っ込んで,技量の範囲内で世話できるサーバを立てて置いた方がよっぽどマシな場合もある。メンテナンスの手間とコストを良く考えて,しかも実績のある業者に頼まないといかんのだが,さりとてこちらが余りにメンテ料金を値切ってしまうと,「安い客」扱いされて,ろくすっぽ勉強していない新人なんかを回されたりする。うーん,難しい。
別件で,久々に外部サーバのセッティングをしなきゃならない羽目になり,Vine Linuxを弄くり倒す。apt-getは便利なコマンドだが,結局/usr/localに突っ込まなきゃならないものもあり,updateは全て自動で,とはいかないところが悩ましい。今日はまとめてupdateかけて,iptablesやOpenSSH,apacheのセッティングは明日に回す。さて,出来るかな?
総務省の人口動向調査が発表される。ジワジワと人口ピラミッドがやせ細っていく様子が良く分かる。全国の都道府県で,人口が増えたのは関東・中部・関西地区を除けば,福岡県と静岡県だけ。周囲の地域からこの地域へ人口が移動しているだけなんだろうな。老後は東京で,という人も多いようだし,過疎=老齢化とは単純に結びつかない時代になってきたようだ。50過ぎたら,ワシも老人ホームを捜さねばいかんのう。
今日は炊きそこなったメッコ飯を食いすぎたので腹具合がよろしくない。さっさと寝て,明日に備えます。
雲が大目の空の隙間から太陽がちらちらと見える。もう朝方でもそれほど寒くない。春の様相。花粉も絶好調のようである。
お,Gladmanさんのソースキットがupdateされたか。後でチェックせねば。
昨日は,メール未読大王から完成原稿を奪取する予定であったが果たせず。本人曰く,作業用の不安定なPCから原稿ファイルを移動したNote PCもおかしくなり,現在打ち直し中につき,明日(つまり本日)午前11時に改めて渡したい,ということである。大事な原稿のバックアップぐらい取って置けよ,んっとに。
で,今日の午前中が勝負というわけである。さてどうやることやら。
こんなに立て続けにPCがおかしくなるのは,まあ運が悪いとしか言いようがないが,バックアップを取っていなかったことがまず致命的な間違いであり,猛省をお願いしたいところである。更に,いろいろ聞くと,Windows 2000を使っていながらロクにWindows Updateもしていないようで,もうなんというか,トラブルの原因は自分の行いにあるとしか言いようがない。
しかし,これって,PC利用者の大半に当てはまりそうな怠惰である。ワシも自宅マシン(今これを書いている奴)はWindows 2000 Proであるが,このインストールには一日を費やしている。インストール作業そのものは2時間ほどで終わるが(Pentium IV 2.8GHzマシンだし),その後のWindows Updateで膨大なパッチを導入せねばならず,そっちの方に大部分の時間を取られるのである。SP4を入れてもなおそんな有様であるから,まあWindows Updateの存在は知っていてもついサボってしまいたくなる気持ちはわからんではない。
また,バックアップについても,順調にPCが動いている限りはついサボりがちになる。・・・ま,痛い目に遭えば人が代わったように十重二十重とバックアップをとりまくるのであるが(ワシのことだ)。ワシの場合は,普段は職場で別ハードディスクと外部のftpサーバにバックアップを取り,重要かつ持ち出しても問題のないものは自宅でもftpサーバを介して保存しておく,という三重体勢である。更に,年度末に一度,CD-R, DVD-Rに一括してその年度に作成したファイルを必ず2枚バックアップを取っている。従って,過去のワシのデータは五重,もしくは最低でも二重に保存してある。これだけあっても,東海地震が起きればどうなるか分からない。某プログラマさんは,ソースコードをCD-Rに焼いて銀行の貸し金庫に入れて置くそうである。完全を期したいなら,そこまでやる必要があるのだ。
そーゆー,普段の利用方法についての講義や実習も取り入れないと,これからのコンピュータリテラシ教育は単なるアプリケーション実習に堕してしまうんだろうな。
本日は卒業式につき,ボチボチ出勤します。続きはまた後で。
ただいま。原稿はもらえた。完成度はイマイチだが,日本語は完璧・・・でもない。こりゃぁ,直しが大変だぞ。シャカリキで頑張らねば。
紀要のClucster論文,2分割しろという査読者からの指示があったので,さっさと取り下げる。またぞろ論文を仕立て上げる時間もないし,あえて分割する必要もないと感じたので,論争するよりは取り下げた方が無難と判断したのである。大体,既に一本acceptしてもらっているものがある上に,また2本も掲載して合計3本,こちとらそんなに業績に飢えているわけではないのに,そんなに書いてどーするんじゃ。とはいえ,折角書いたのを埋もれさせてももったいないので,こっちに置いておくことにする。
あとはぷちめれ書いて,翻訳チェックして寝ます。
札幌は雪だったのに,掛川に戻ってきたら暖かいでやんの。気温の変化の激しさについていけるかしらん?
自分の発表を終え,昼過ぎに新千歳空港へ移動。ラーメンを食した後は,飛行機が飛び立つ時間までのんびり本を読む。あー久々だ,こんなにゆっくり読書できたのは。紹介すべき本が溜まってしまってどうしようもないので,明日以降,暇を見て書いていきますが,どーなることやら。
今日は「隔離という病」(武田徹)を読みながら寝ます。うーん,いつもながら武田さんの仕事は凄いな・・・。
花粉症に悩む人々がボチボチ出現しだしたと思ったら,一転冬に逆戻り。明日は関東地方でも積雪があるらしい。飛行機が飛ぶのか?いやそれより新幹線は動くのか? 明日は早めに出かけた方がよさそうである。
Smithfield初お目見え(PC Watch)。うーむ,確かに安易な実装である・・・ま,性能が出ればいいんだし,AMDのDual Coreより早く登場させるにはこれしかなかったということなんだろう。さて,性能が出るのかどうか? 早く試したいなー。
しかし,CPUブランドから"4"が取れるとややこしいな。ワシの実験室ではまだPentium MMX 200MHzという骨董品(しかもAT電源!)が稼動中なのである。同じ"Pentium"ブランドでも内部周波数が15倍違うんだからなー。しかもFSBに比較しても半分・・・。全く,元麻布さんではないが,どこまで早くなるのやら。
結局,Newton-Krylov法の並列化は着手できず,えいやっと中間報告を行うことになりそう。3月もスケジュール目一杯だし,最終週に手がけるしかないなー。SciCADE05はこれで喋るしかないか。
ということで日記はしばらくお休みします。再開は早くても来週9日以降。んでは。
職場の会議の後,メール未読大王に「忘れんなよ!(意訳)」と一言伝える。やっているという返事を頂くが,はて結果に出るかどうか。
査読報告書,本来の締切日を間違えていて,二日遅れでupする。と,その後7時間で「条件付採録」の決定が下される。どうやら遅れていたのはワシだけだったらしい。すんません>担当編集委員様。
同時平行で,一本目の紀要原稿の査読結果が戻ってくる。すげ―早い。書式のミスや修正を求める内容だったので,さっさと直して共著者へチェックをお願いする。と,「もっと直したい」というワガママを共著者様が仰られるので,IT秘書としては泣く泣く従うことに。うーむ,札幌行きまでに上がるのか?
ボチボチと地道な論文読みを始める。明日は確定申告書を出しに行かなくっちゃぁ。
風呂入って寝ます。
朝ホテルで起床後,外を見たら一面の雪景色。うっすらと白く化粧をした街はなかなか良い景色なのだが,寒いったら寒い。もうすっかり暖かい遠州になじんでしまっている自分の体が「早く帰ろう」を連発するので,AM7時台の新幹線で東京へ。MAXの2階建て車両は,上の階にいる限りにおいては快適。行きの新幹線もMAXだったのだが,下の階だったので,新潟に着くまでずーっと圧迫感を覚えていた。
AM9時から開店している丸善丸の内本店で,「Comic 新現実Vol.3」を購入。帰りの東海道新幹線車中で吾妻ひでお作品(新作・旧作)と,大塚英志が森山嘉一郎を叱責しまくる対談(?)を読みながら帰宅する。と,偶然,今日のNHK教育TVでは森山が監修したベネチア・ビエンナーレ日本館の特集をやっていた。大塚がブチ切れて卒倒していなければいいが。小林よしりんと並んで日本には必要な人材なのだから。
帰宅後,2時間ほど昼寝して散髪。実家に帰る前の恒例行事である。
夕飯後,まったりとして時間を過ごす。査読結果をちゃんとまとめなきゃいかんのだが,やる気せず。だって,突っ込むところはもう決まっちゃってるからねぇ。すんなり採録O.K.の返事をしようと思っていたら,結論部にうーんという所があって,それについての著者の見解を聞きたくなってしまったのである。ま,無難な回答が来るとは思うが。
ということで,ボチボチ寝ます。
Washington大の院生さんはどうにかコンパイルできて,自分のプログラムも動作したらしい。「シアトルに来たらビールおごります」とのことである。ああ,久々に若さあふれる言動に触れて感動するワシはもう完全に中年。しかし,こりゃ,MPICHみたいに懇切丁寧なリンク方法解説ページが必要だね。時間があったらちょちょっと作っちゃおうっと。
cs-pccluster再構築作業,W君の渾身の働きによって10台(2台増えた)全てにVine Linux 3.1がDual Ethernet Card込みでインストールされた。結線作業とNIS/NFSのセッティングは月曜日に行い,これで一区切りである。あとはわしの方で,apt-get update; apt-get dist-upgrade; 他,サーバ類のセッティングとクラスタ用ソフトウェアのセッティングをしなければならない。が,まあ繋がってしまえばリモートでも出来る作業である。へへっ,一丁上がりだぜ。
明日は新潟。帰宅は明後日。んでは久々に楽しんできまーすってなもんで寝ます。
よーっしと気合を入れなおして紀要原稿最終校正に向き合う。今ようやっと終わったところである。ちょうどA4,2段組10ページ。最大ページ数ぎりぎりいっぱいに収めたが,ページ数制限がなかったら更に4~5ページは伸びただろう。これでようやくHOKKEの準備に取り掛かれる。並列Newton-Krylov法の実装が出来るかどうかがカギ。
Zimmermannさんから,「Applet作るから,あんたのTry MPFRのソースをくれ」とメールが昨日届く。早速送ったら,「ちょっとmodifiyしといたよ」と修正したソース付きで返事がきた。仕事の早い人だなぁ,誰かさんとは大違いである。
と,今度はWashington大の院生(修士かな?)から「あんたのWingmpバイナリでリンクがうまくいかない」という泣きのメールが届く。「じゃあソース見せてよ」と言ってもライブラリの問題だと言って,エラーメッセージしか見せないでやんの。確かにgmpの関数が見つかっていないようだが,ソースを見ないことにはなんとも言えないぞ。とりあえず,こちらで確認の取れたテストプログラムとstaticライブラリ,includeファイルをセットにして「これはちゃんとコンパイルできました動きましたテストしてね」とメールしておく。さて,どうやるやら。
先週日曜日には地元の方からPC clusterについてのお問い合わせを頂いたので返事を書いておいたら,今日お礼のメールが届いた。何だか今週は見知らぬ第三者からの問い合わせが集中するなぁ。まあ,自分がやったことに対する反応があるのは良いことである。
cs-pcclusterの再セットアップ,今2台目。NIC三枚挿しのマシンにあたっちゃったのでちょっと手間取る。Windowsセットアップの利口さを思い知ったかな?>W君
ふーっと,一息つくまもなく,やること満載。明日もあれとこれとそれも片付けなきゃならない。考えると気が遠くなるのでさっさと寝ます。
春一番が吹いたようで,日中は強風ながらもぽかぽか。
メール未読大王からようやっと翻訳ファイルをgetする。月曜日に今日の約束を忘れないように釘をさし,火曜日には出勤しなかったようで捕まえ損ね,本日の朝には48ポイント太ゴシックで「ファイル忘れんな!(一応敬語)」と大書してメールボックスに放り込み,午後5時半過ぎに廊下で見かけて大声で呼び止め,その後30分ほど研究室に缶詰にした挙句にやっと・・・なのである。同情して頂きたい。まるで失踪直前の吾妻ひでおか江口寿史の担当編集者である。
やれやれと思ったら,まだ三日ほど推敲に時間が掛かると言われて脱力。ふざけんなこのタコいつ完成すんだよっ(意訳),と迫ったら3月11日(金)の午後には渡してもらうという約束を取り付けることが出来た。本人には色々言い訳があるようだが,この期に及んで聞き飽きた。もう他人のせいに出来る段階ではないのである。ともあれ,もう一頑張りであるが,その後で自分の分も含めて最終チェックをしなければならないと思うと死にそうになる・・・うーん・・・。
ということで,ワシは自分の紀要原稿の最終チェックにいそしむ。来週月曜日に提出予定。新潟行きの前には何とかなりそうである。くそーっ,もうひとがんばりじゃーっ・・・あーっ,査読があるの忘れてた~,わ~ん,メール未読大王の馬鹿~。新潟往復の時に読もうっと・・・しくりん。
あ,cs-pccluster,NIS/NFSサーバは無事インストール終了。明日は残り8台のインストール,明後日には最終セッティングの予定。今週中には大体終わりそうで何より。って,学生さんにやってもらっているのだが。やっぱ,人にやってもらうと楽だわ。ありがとう>W君。明日もよろしくね。
我ながらあっちこっちで煩がられているなぁとあきれ果てる。ま,こんだけ失敗やらかしてキーガー喚いていれば,そのうち雑用は回ってこなくなるだろう。後は自分のしたい仕事に邁進するだけである。
邁進するために風呂入って寝ます。
遠州名物空っ風吹きすさぶ日。しかし,この冬は案外この名物との遭遇が少なかったような。結局,暖冬だったのかな?
> 猫も杓子もblogばっかしになると、そんなことを考えてしまいますが、
> やっている人のご意見をぜひ。
というご質問を承ったので,以下,ワシの返事を載せる。
「猫はやっているかもしれませんが,杓子にblogは無理だと思います。
まあ,いろんな人がblog(最初はWeblogと呼んでたのにねぇ)についてblogで語ってますが,要は自己満足が基本です。他人がそれを読んで面白がったり怒ったりするのは全て余禄です。ワシは言いたいことを我慢できない性格で,blogでマスターベーションしないと精神の安定が保てないので,AVみたいなもんですかねぇ。最近は見なくなっちゃったけど。
システム的には,デザイン感覚のないワシみたいな奴でも,読みやすい版組みにしてくれる所が一番の売りでしょう。HTMLを書かなくて済むのも楽ですしね。」
コメント機能とかトラックバック機能とかもあるけど,ワシのWeblog(この言い方もしなくなったよなぁ)では使ってないのでパス。
紀要原稿一丁上がり。もう一本はボチボチ仕上げる。明日はcs-pcclusterのインストール・・・って昨日も同じことを言ったよな。ボケてますかそうですか。
今日は水木しげる御大の「神秘家列伝 其ノ参」を読みながら寝ます。
冬のピーカン晴れ,なので強風の上,寒い。
うひーとか言いながら,雑事(研究以外の仕事の意)をこなす。何とか終わった模様。
某研究会の参加・講演受付を開始する。・・・と,メールを流して数時間後には数人単位で参加も講演も申し込みがあるのは驚き。神様レベルの御大も早々に参加登録を済ましておられる。うーむ,凄い。で,肝心のワシはと言えば,まだ模様眺めである。参加はともかく,講演はどうしよっかなぁ~,なんか喋りづらいんだよねぇ。申し込み数が講演予定数に達しなさそう,という段階になったら考えようっと。
さて,明日は本格的にcs-pcclusterを再構築せねば。しかし,インストールのやり方をすっかり忘れてしまったので,自分の文書を見直す始末。げげっ,これって高々一年前のことだったのね。もう駄目だ,痴呆症が始まっているのかもしれない。
英気を養うために寝ます。
雲は多いが,空の面積の4割程度。ちみっと朝焼けっポイから,この先の天候はあまりよろしくなさそう。春も近いかな。
ぐわーっ,一晩かかって出したベンチマークテスト結果を一瞬で消してしまったー。またやりなしだ―。午前中には何とか終えたいのだが,間に合うかなぁ。
かーっ,怒涛のベンチマークやり直しをしながら一気に紀要原稿を書き上げてしまう。途中から躁状態になってあれもこれもとぶち込んで,結果9ページ分。ページ数制限まであと1ページを残すのみとなったところで,とりあえず全部の節に文章が入った。
最初はバラバラの研究報告を放り込めばいいやと気楽に考えていたが,書いているうちにあっちもこっちも繋がり始めて,「前述の」「後述する」が至る所に挿入される始末である。あーこりゃ今週末の新潟行きの往復できっちり構成しないと支離滅裂だぜ(いつもだが)。
さて,これから職場で元自宅マシンのバックアップを取って,某研究集会のWebページを更新して買い物して風呂入って寝ます。
どんよりどよどよの日。職場にVisual Studio .NETを取りに行き,ついでに前の自宅マシン(Celeron 1GHz)を運び込む。明日はバックアップを取った後,このマシンにVineを突っ込んでみる予定。
自宅マシンにVisual Studio .NETをインストールする。あ,言っとくけどうちは研究室単位でMSDN academicに入っているから,これはライセンス違反ではない為念。
で,BNCpackをコンパイルしてベンチマークを取ってみると面白いことが分かった。同じPentium 4 2.8cGHzのマシンでも,Windows 2000 Pro SP4(Win2k)とWindows XP Pro SP2(WinXP)とではパフォーマンスがぜんぜん違うのである。もちろん後者が良い。
Windows XPにてVisual Studio .NETを使ってWindows版 GMP/MPFR(mpn_p4.lib使用)をコンパイルしたものにBNCpackをリンクして作ったbasebenchプログラムを使ってみた。で,WinXPでの計算時間をWin2kの計算時間で割ったものをグラフにすると次のようになる。
うーむ,乗算は1.4~1.7倍,除算は0.9~1.4弱倍,Win2kの方が計算時間を余計に喰っていることになる。Win2kからXPってマイナーバージョンアップのイメージしかなかったのだが,このように同じGMP/MPFRのバイナリを使ってこれだけの違いが出るってことは,呼び出している関数やメモリ処理がそれなりに高速化されていると見ていいだろう。M$もやることはきっちりやっているのね。あ,ちなみにこのデータは紀要原稿に使用予定である。
GMPのML,spam攻撃を避けて,TMDAを使ってfilteringすることにしたらしい。ふーん,sendmailやqmail等,代表的なMTAでの設定方法がきちんと書いてあるな。試してみる価値ありそう。
ここんとこ超朝型である。近頃太ってきたこともあって,どうも睡眠時無呼吸症候群っぽいようある(違うかもしれんが)。夜中の変な時間に目が覚めてしまうことが多いのであるが,午前3時~4時ぐらいだと,二度寝するには中途半端なのでそのまま起き出し,ダラダラとWeb猿状態で朝を迎える,ということになる。で,超朝型という次第。小学生の如く,夜の九時には寝てしまうようになってしまったので,その影響も大きいのだろうけど。
で,お猿さんになってLCDの方でFirefoxを弄っていたら,GCC 4.0が最終段階(Stage 3)に入ったという記事を見かける。ふーん,正式リリースは4月15日予定か。C/C++は,ワシのBNCpack/MPIBNCpackのコンパイルに支障がなければどーでもいいが,Fortran9xは気になるな。何せ,ユーザが減ったせいもあろうが,Fortran9xは商業ソフトウェアばっかりになってしまって,しかもワシみたいな貧乏人にはド高い値段なので買えず,疎遠になっていたのである。ちみっと弄るのもいいかなぁ・・・とは思うが,今更Fortran用のinterfaceを書いても誰が使うんじゃい(イヤ,一名,ご希望は伺ってますがね・・・)。
秋葉原クロスフィールドに入る大学・企業が決まったようだ(PC Watch)。そのちょっと前にはつくばエクスプレスの運賃も発表されている(PDFファイル)。既存のバスより安い,というのはかなり思い切った設定である。
元々,つくば人種は秋葉原と恐ろしく相関関係が高いと思われ,しかもダイビルには前述のような拠点も集積されることになる訳で,開業早々,つくばエクスプレスは技術(とそれ以外も含む)オタク列車と化すことは疑いない。オタクはreasonable feeに極めてsensitiveだし。
朝飯も食い終わったので,そろそろ出勤します。
ただいま。原稿は進まないわ,被害妄想気味になってあっちこっちにメールを送りつけるわ電話はかけるわ,ちょっとノイローゼ気味かも。3月の骨休めまで無事に過ごせるか不安。それもこれもメール未読大王が(以下1Mbyte削除)とにかく今日はもう横になって休みます。
天気なんか気にしていられるか,というぐらいめまぐるしい日。といってもワシだけが忙しいわけではなく,同じ職場の方,全員がドタバタと走り回っていた。
合間にメールを今日も一杯書く。おまけに,自分の首を絞めるような提案まで行う。ワシって馬鹿?馬鹿です。そうですかすいません。
明日こそ紀要原稿を上げねば。ということで英気を養うために寝ます。
ちょびちょびと雨が降るはっきりしない天候。春も近い? となれば,花粉も近いんだろうな。今までは無縁だったが,ワシはホコリアレルギーが少しある。今年の高濃度の花粉に反応しやしないかとビクビクしているところである。
本日は卒研発表会の後で打ち上げ。明日は実験室のカギ引渡しと模擬面接,卒研テーマ決定。次週からは軽く卒研環境を整える作業に入る。大掃除・机移動・cs-pcclusterの再セットアップとやることは一杯ある。その前に外置きするサーバのセットアップと,NIS/NFSサーバの立ち上げもある。これは土日に片付ける必要がある。もう一本の紀要原稿も仕上げなければならないが,まだ「初めに」を書き終わったところで頓挫している。死にそう~。
Solaris10ファーストインプレッション(PC Watch)。へぇ~,色々盛りだくさんなのね。時間があったら試してみたいが,残念ながらそれどころではない。
ボチボチ集合の時間なので,これで。
ただいま。明日もせわしいので,早く寝ます。
今週に入ってメールばっかり書いている。来週には少しは減るかしらん? 減ってほしいなぁ・・・急増する可能性もあるが。
今日は一日ブリブリ怒りっぱなしである。メール未読大王が来られたので,早速,懸案の翻訳について問いただす。
「XXの件なんだけど・・・」
「翻訳は?」
「XX日にどうだろう?」
「ですから翻訳は?」
「XX日は忙しい?」
「翻訳を頂ければお付き合いします」
「・・・XX日には何とかします・・・」
なんだか,借金の返済を迫る高利貸しのようである。しかしまぁ,こっちも小生御大にせっつかれて死にそうになるのはイヤなので,仕方がないのである。半分楽しんじゃっているところが我ながら怖いが。
あー,なんだかS大の諸君が大挙して成績を見に来られているようである。返信は明日以降にしますんで,しばらくお待ちください>メールをくれた人
ボチボチぷちめれを再開しないと,本が溜まって仕方がない。とはいえ,再来週はHOKKEのために札幌入りするし,来週は3年生の卒研準備やら翻訳作業(メール未読大王次第だが)やらやることが目白押しで書いている暇がない。あーん,みうらじゅんの世紀の大傑作も紹介できないよー。誰のせいだ~,くそぅ~。あ~ん。
怒るのも疲れたので寝ます。
連休初日なれど,出勤する。某公務員から押し頂いた原稿ファイルをいそいそとTeXに変換し,パコパコと図を張り込み,最後はきれいなTTFで出力したPDFをuploadして「チェックよろしく~」と公務員様にメールして終了である。何だかかんだ言っても4,5時間かかった作業だが,自分で文章を考えなくていいので非常に楽。ワシの役割はIT秘書みたいなもんである。そっかー,複数著者の論文ってこうして楽してんのね~,と納得する。
いそいそとIT秘書業務にいそしんでいたら,つい先日80歳の誕生日を迎えたばかりのG.Dahlquistが亡くなられたという報告が,小生御大からなされる。ご冥福をお祈りする・・・が,ワシはちょっとびっくりしているのである。亡くなられたことではなくて,「まだ」80歳でご存命だったことに対して,である。とっくに歴史上の人物になっていたと思っていたのになぁ。まあ,J.C.Butcherもまだ70歳ぐらいだし,数値解析って若い学問分野なんだな。
IT秘書業務を終えたところで一安心してしまい,今日の仕事を終えた気分になって帰宅。学部時代の指導教官の退官記念パーティ出席の葉書を出す。これ,名古屋の某御大の退官記念講演会の翌日なんだよな~。続くよな~,全く。そーゆーお年頃(ワシもワシの先生も)なんだから仕方がないのだが,いっそがしいことこの上ない。毎月一本は講演予稿を書くペースになってしまっている状況で更にこの手の浮世のお付き合いがあるのである。この先,ワシが定年(つーか引退)するまで単調増加で用事が増えるのであろうか。あーめんどくさっ。
めんどくさくなったのでさっさと寝ます。
非常勤講義終了。採点が待っている・・・う~,もう一がんばり。
久々にブッチ切れて,捨て台詞を残して去る,という醜態を演じる。うーん,久々である。二十歳代ではしょっちゅう切れていたが,三十路過ぎてからは大人になったせいか,めったにそーゆーことはなかった。
しかし,ここんとこ4ヶ月もメールが使えないと公言する馬鹿○○やら,何だかワケワカの○○○○やらに振り回されてイライラしていたところに,立て続けに三連発の大ミスを相手がかましてくれたもんだから,堪忍袋の緒が切れてしまったのである。んっとに,これが天下の○○○○かぁ?と言いたいぐらいの馬鹿ミスだったし,ワシひとりが迷惑を蒙ることならともかく,ひょっとすると何の落ち度もない第三者が多大な被害を受ける可能性もあったことなので,これは一発言っておかなくてはならないと意見を言いに行ってドカン,という次第なのである。ふー,ちょっとヤナ気分は残っているが,言いたいことは言ったので,まあすっきりしたかな。捨て台詞を食らった人は気の毒だが,自分のミスなんだからちゃんと引き受けて頂きたいものである。・・・と大ミスをやらかした自分に対しての戒めもこめて書いておこう。
ふーん,あの人もGMPを使っているのか。と,ちょっと感心する。伊達に偏差値の高い大学にいるわけじゃないのだなぁ。
自宅のNATルータを無線LAN対応のものに交換する。今まではNATルータの下に無線LANルータがぶら下がり,一家に(って一人しかいないのだが)二つのSubnetがあるという無駄な構成になっていたのを修正したのである。前のNATルータを通すとFTPのuploadがうまくいかず,MTUを小さくしてようやく通過させていたのが,今度はちゃんとデフォルトのMTU(1500 octet)でもuploadが可能になった。一体,どこが悪かったのかなぁ?
三連休だがやること山積み。シコシコと片付けるしかない。ということで寝ます。
暖かくもないが,寒くもない一日。そろそろ年度末も近いので,残予算(殆どないけど)を使いきり,確定申告書を作成する。
管理しているサーバが繋がっているHubがおかしくなる。突然,ブチブチと通信が途切れるので,あれこれいじってみても駄目。結局,Hubを交換したらあっさり繋がった。
故障したHubはワシが今の職場に着任した時に買ったものである。ボチボチそういう時期なんだなぁと感慨深く思う。
明日は非常勤ラストなので,それに備えて寝ます。
夕方には霧が出ていた。寒くなってきたのかな?
今日はCell processor(PC Watch, /.J)の話題で持ちきりである。一般紙(朝日,日経)にも記事が掲載されている。「スーパーコン並」という表現がよく出てくるが,どーもなぁ,よくわからん。後藤さんの記事には単精度(32bit)での計算が高速に並列実行できると書いてあるが,今時単精度?という気がしないではない。プロセッサの内部バスがそんなに高速なら64bit(倍精度)でも楽勝のような気がするが,ひょっとしてSSE相当のSIMD命令しかないのかな? PCにも使える汎用プロセッサを目指すなら,SSE2以上の命令は欲しい。
これを使ったPlayStation3はまもなく登場するのだろうが,さて,Appleは次のごついデスクトップマシンにこれを搭載するのであろうか? もし出てくれば,浮気しようかな・・・なんてったって,Many-Coreだもんなぁ。
さて,IntelのSmithfieldも予定通り,第二四半期には登場するらしく,もう生産開始だそうな(PC Watch)。順番としては,まずP945chipsetを搭載したMother Boardが出て,その直後にSmithfield登場ということになるんだろうな。4月以降はAkiba PC Hotlineから目が離せないなあ。もう予算も確保してあるし(さほど高くないのが嬉しいね),さて国立某N大学のXeon Dualマシンと競争してどうなるかな? 今からワクワクしているのである。
ワクワクしたところで寝ます。
本日は友人の結婚式。スピーチをやらされる。
「えー,本日は本当にお日柄も良く,真におめでとうございます。私と新郎は大学時代の同級生でありまして,確か,入学した最初に声をかけたのが,たまたま前の席に腰掛けていた新郎であった,と記憶しております。というわけで,新郎と知り合ったのは偶然でありますが,その後,下宿まで同じところに住まうことになってしまいました。という訳で,新郎とは学部時代の数年間,ずーっと同じ屋根の下で過ごすことになりました。しかし,いやぁ,こんなに大変なオタクであるとは,最初は夢にも思いませんでした。ただ,オタクオタクといいましても,いろんなタイプがあるものでして,一般にはクラーく一人下宿に篭って「花とゆめ」でも読んでいる奴も居れば,全く逆に人付き合いがものすごく好きな奴もおります。新郎は後者のタイプでありまして,仲間と一緒にボードゲームに講じたり,コンパを主催したりするのが大変に好きな,社会性に富んだオタクでございます。後で聞いたのですが,新婦の方とのなれ初めもその辺に起因するものであると聞き及んでおります。さて,最後になりますが,我々同級生は,毎年2回,盆と年末年始に集まって飲んでおります。勿論いつも新郎が呼びかけ人となって開催される訳ですが,昨年の8月でしたか,集まったオスの負け犬2匹と新郎が池袋で飲んだ時にこのたびの結婚についての話が出ました。その際に新郎は「子供も欲しいが趣味も続けたい」という大変に都合のいいことを抜かしておりましたので,我々は二人ががりでその野望をあきらめさせるべく,「趣味は控えるべきである」と説得をいたしました。にも関わらず,なんだか新郎は小遣いを確保したとか,つい先日会ったときには勝ち誇って言うのであります。そういう次第でありますから,新婦の方に置かれましては,新郎の小遣い=子供の養育費と考えていただいて一向に構いませんので,お子様が出来ました際には容赦なく新郎の専用回線をぶっちぎって頂けますよう,心得て頂ければよろしいかと存じます。はなはだ簡単ではございますが(どこがじゃ),これで挨拶と代えさせていただきます。本日は真におめでとうございました。」
こうして文字に起こしてみると,我ながら感動的な挨拶である。が,実際の挨拶とは大分違うところがある。それについてはノーコメント。
行きの新幹線で取った富士山。雪模様がまだらになっているのは溶けたってことかな?
2次会を終わって,秋田県公務員がラーメン博物館に行きたいと主張するので,千葉県公務員と四国銀行員らと一緒に向かい,博多ラーメンだけ食する。うーむ,何だかんだ言ってもうまい。ちょっと青臭いねぎが,癖のあるとんこつスープの中では清涼感漂うビタミン剤となっているあたりがすばらしい。しかし,豚の脂は確実に中年太りを助長することであろう。久しぶりに穿いた礼服のズボンがきついこときついこと。腹回りを何とかしなければ。
あわただしい週末が終わり,明日からまた仕事。ということで寝ます。
非常勤講義最終日。来週木曜日に定期試験をやっておしまいである。最後の最後まで計算間違いしまくる教師というのはいかがなものであろうか。反省するも,したところで間違いがなくなるわけではない,というところが難しい。
HOKKEの原稿をでっち上げる。安定性解析は出来たものの,よくよく見たら馬鹿みたいに簡単な問題であった。・・・数値計算的な面白みが激減し,とってつけたような内容となる(いつものことだが)。明日午後にチェックしてそのまま投函予定。3月の発表までに少し解析ツールの充実を図るとするか。
某先生より,「年度末で予算が余ったので10万程で買えるNote PCはないか?」というお問い合わせを頂く。で,その返事↓
『私が使っているのはPanasonic Let's Note R3(2004年夏モデル)ですが,20万以上します(必需品なので自腹購入です)。頑丈で軽く,バッテリーも長く持つのでお勧めなのですが,高いのが難点でしょうか。
10万前後のものですと,どうしてもサイズが大き目のものに限定されますが,通常の使用では問題ないかと思います。私が検討して「いいな」と思ったものとしては
Sony VAIO Type B
EPSON Direct Endeavor NT340
IBM ThinkPad R50e
あたりでしょうか。 ご参考になれば幸いです。』
コンパクトなマシンをご希望のようであったが,一昔前に比べて1 spindle typeはバリエーションが減ったように思われる。そこそこのスペックで小型となると20万以上してしまうのが普通のようで,ご希望に反してごっついマシンをご紹介することになってしまった。それでも一頃に比べれば安くなったのだが。
あー,調べていたらまた買いたくなってきたぞ・・・いやいや,今年はSmithfieldがあるのだし,Yonahはまだまだ先である。自腹マシン総Dual Core化計画は慎重に事を運ばねばならないのである。
寝ます。
バンザーイ
バンザーイ
バンザーーイ
数値微分 + Newton + Lanczos + DKAでODEの安定性解析をやっていたが,ようやっと結果が出た。ううう,うれしい~,かなりきれいなパーペキ漸近安定と出た!(占いみたいだね)。感激もひとしお。ああ,やっとこれでHOKKEの原稿に取り掛かれるぞ~,明日は原稿書きだっ!
安心したので寝ます。
天気晴朗なれども風強し。典型的な冬型で,これから2月3日ぐらいまでは冷え込みがきつくなるらしい。うーむ,まあこっちはいいけど,日本海側は大変である。
某研究会MLで流された数値解析シンポジウムの案内,相変わらず間違えたままである。今度はきちんとチェックしておこうと,実行委員からの返事を待っていたら痺れを切らした先方がさっさと流してしまったという次第。重大なミスではないが,ちょっと気持ちが悪い。次回流してもらうときにはちゃんと直さなきゃぁ。
IPSJから査読依頼が来る。ひーん(泣),自分の論文が落っことされてるのに,人様の査読やっている場合かよ,とは思うが,前に査読した縁がある人のものらしいので引き受けることにする。こうして自分の仕事は後へ後へと流されていくのであった。
卒研,ボチボチ終了気味。約一名,まだ概要が上がっていない。君のことだよ>Kクン。来週早々に発表練習第一回目。もう一息かな。
Movable Typeに脆弱性が見つかった(Internet Watch),という記事をあちこちで見かける。どーせコメント機能は使っていないし,突っつかれる恐れはないのだが,一応対応パッチをインストールしておく(詳細はこちら)。ちなみに役に立たない検索機能は外して,Googleさんにお任せする修正も行う。
うーん,やっぱり先方はワシの修正ではお気に召さないらしい -> Try MPFR!。きちんと修正するには,parser部分からきちんと書き直さないと駄目なので,もう少し時間をくれと返事を出す予定。とりあえず,MPFR開発者当人の言うことにはしばらく付き合ってみたいしね。
Win64 RC1の日本語版リリース(PC Watch)・・・IntelもEM64T enable CPUを出したんだから,せめてRC2ぐらい出して欲しいものである。それとも一気に正式リリース,か?
寝ます。
げげっ,Smithfieldが第2四半期に前倒し出荷(PC Watch)。しかも安いぞ・・・うーむ,これは楽しみである。あ,やっぱり後藤さんもWin64は正式リリースを故意に遅らせている可能性があると思っているのか・・・まあここへ来てIntelがEM64Tの大攻勢だもんなぁ,なんか繋がりはあるだろうと誰でも考えるだろうて。
折角,自宅のPCをP4(Northwood)にしたばっかりなのに,また夏には取り替えたくなっちゃう・・・が,Win64次第かなぁ。
Web学科人気(朝日新聞)。いや,そもそもLivedoorと楽天って,HTML書けるとか,デザインがカッコいいとか,CGIやDBが扱えるからできるってもんじゃないと思うが。大体,経営者の二人って,技術方面というよりはマネージメント面で優れている人ではないかと思うのですが。
そのあたりは記者も分かっていると見えて,コメントを「希望格差社会」の山田先生に取っている。なんか,ちょっと朝日のエリート臭も感じるのは考えすぎだろうか。
切羽詰ってきたぞ。うーむ。
EM64T対応P4単体販売開始(PC Watch)。Windowsの64bit版,正式リリースはいつになるのであろうか。Intelの準備は整ったから間近いとは思うのだが。
突っ込みが入っていた"Try MPFR!",微修正。ものすごーく安易な解決策を取る。突っ込みの張本人にはreplyしておいたが,easy Japと思われたであろうか。だけど区間解析しろって言われてもねぇ。いいじゃん,簡単な方が。
寝ます。
バファリン様のお力にすがって,すこし鈍痛が取れたところである。昨日の昼寝が原因であることははっきりしている。うーっ,HPCSが終わって気が抜けたせいであろう。散髪へ行ったあとイチゴ大福をほおばってもしゃもしゃやっていたら眠くなりつい・・・という次第である。
自宅のログチェックをしていたら,どうやらMPFRの本家からリンクされたらしいことを知る。んっとに,MPFRの中心人物であるPaul Zimmermannという人,この分野では有名な研究者らしいが,MPFRの評判にもセンシティブなお方であるらしい。お知らせしておこうかなぁ,どうしようかなぁと逡巡しているうちにリンクされてしまった。・・・と本人には読めない文字で書いてもしゃーないから,へたくそ訳をつけておこう。
When I was cheking logs on my website, I found the linking to my traslation of MPFR manual from MPFR developers website. Oh, Paul Zimmermann, the centeral key person of developping MPFR, would be sensitive to information about his MPFR. Probably, he would often use google to search that about MPFR.
・・・最後がちょっと(か?)違うが,まあいいだろう。
とか気楽に書いていたらご本人からメール届いた~(驚愕)。って翻訳のことではなくて,例のStegun & Abramowitzの件に絡む話・・・いいじゃんかよ,10進二桁ぐらい違っていてもよ・・・ということが許せないらしい。つまり"Correctly Rounded"な結果を返すようにワシの"Try MPFR!"を修正しろということである。彼が例に挙げているのはprec=64bitで,6 * PI - 7 * exp(1)を計算した場合,あんた(つまりワシの"Try MPFR!"は)のプログラムは-1.784168776745572171e-1を返しているが,10進19桁で出力するなら
-0.178416877674557216が正しいという。つまり末尾2桁が違っているので直せっつーことらしい。
うーん,この切羽詰った時期に―,あんたって人はもー,極東の木っ端研究者が暇に明かせて作ったCGIぐらい大目に見てくれてもいいじゃんかよー・・・などという言い訳は通じそうもないので,2月上旬をめどに何とか直すことにしたい。しかし・・・鬼だね,ホントに。
少し頭の中の霧が晴れてきたようなので,ボチボチやりますか,計算。
非常勤の講義も残り2回である。ボチボチ○○の準備もせねば。
LCDが届く。うーむ,明るい・・・が,クリアすぎるせいか,線が細くなりすぎるような気がする。
おかげで今月は早くも金欠である。節制せねば。
MPFRに参考文献として載っていた"Elementary Functions --- Algorithms and Implementation"が届いたので,浜松への往復中につらつら読む。うーむ,MPFR Teamが参照するだけあって,これはさすがの名著である。この分野でまとまった著作のうち,最近のものは「近似式のプログラミング」(1995年)や"Software Manual for the Elementary Functions"(1980年)があるが,これらは著者の長年に渡る研究成果をまとめたものであるのに対し,本書は入門的なところからやさしく(といっても一通り微分積分や数値計算の知識は必要だが)説き起こし,古い文献から新しい文献まできちんと網羅している。何より英語が端正であり,ワシみたいに英語力のない人間でも文意が取りやすい。これはめっけもんの本であった。"Exact Rounding"の意味もよー分かった。うん。
おやま,Stegun & Abramowitzの数表にもイマイチ精度が足りないところがあるのであったか。しかし,あの時代(1965年・・・って40年前か)にこれだけの精度を得ているってのはすごいよな,と先人の労作に改めて感動する。
寝ます。
げんなり。今日はワシの事務処理に関する無能さを日本中の研究者に露呈した記念すべき日となったのであった。つまり,予定通り,某シンポジウムのFirst Announcementを発送したのであるが,大失敗を2連発やらかしてしまったのである。
まず,日時を間違えた。これは当然ご指摘を受けた(A県のO先生と,学会ML担当のF先生から)。
そして,昨年度の書式をそのまんま使ったことが思いっきりばれてしまうようなミスもやらかしている。傑作なのは,これらのミスについてワシも含めて実行委員の誰一人として気がつかなかったことである。うーん,大丈夫か,このメンバーで。
まあ利点としては,今後,ワシに事務処理を任せようという人物が現れることはないであろうということが挙げられる。も,金輪際やらん,やっても責任は取れん,と明言しておくことにする。
地元のPC小売店から,頼んでいたLCDが届いたという連絡が入っていた。明日早速取りに行くことにする。職場では19inch Dual(LCDとCRT)Displayの環境だが,翻訳をやりだしてからは自宅でもその環境を欲するようになっていたのである。TexinfoやTeXソースの翻訳作業が殆どであるから,訳した端からコンパイルしてプレビューし・・・といった作業を繰り返すことになる。こうなるといちいち全部プリントアウトして・・・などとはやっていられない。原文,翻訳文を見比べつつ,バリバリと訳していかないと作業がぜんぜんはかどらないのである。
というわけで買ったのは三菱のLCDである。テカテカ画面は性に合わないのでこれになった。4.5万円という値段,一昔前を考えれば安くなったものである。
どっと気疲れしたので,ボチボチ寝ます。
ふー,一番暇なポスター(原版はこちら)になるであろうと予想したポスターセッションでも,結構来客があって喋りまくり,懇親会は30分ほどでさっさと切り上げて宿に戻り,風呂に入って昨日は終了した。これで今年最初のお仕事はおしまいである。今日はボーっと人の話を聞いていればよい。
第34回数値解析シンポジウムのWebページもH先生にuploadして頂いた。ありあとやんした。明日中にFirst Announcementを発送してしまう予定。これで2月下旬までは仕事がない。CGIのチェックは毎日必要だが,その程度である。formmail spammerの来襲がちと怖いが,どうなりますやら。
さて,朝飯食って出発しよーっと。
ただいま。久々にうまいもん食ってきたので今夜はぐっすり眠れそうである。という訳で寝ます。
昨日から今朝にかけて,CGIやら何やらでドタバタしっぱなし。卒論指導をしながら午後に突入し,3年生のゼミを終えて,卒研で作ってもらったCluster操作用CGIをsudoコマンドを利用して動作するようにする。はーっ,疲れた。
Cluster用CGIは今のところこんな感じである↓。
ID, passwordを入力してloginすると,Edit Frameが現れてTextareaにソースコードが書き込める。この画面では隠れているが,あらかじめユーザ側で作ってあったソースコードファイルをuploadすることもできるようになっている。
使ってみるとこれが便利なのである。わざわざ実習用のIDをUNIX accountとして発行する必要がないので,実習準備がかなり楽。排他処理にイマイチ難点はあるが,ボチボチ直していけばいいか。
卒研はなるべく学生さんの自由意志に任せようと思ってきたが,そろそろ考え直すべき時期にきているようだ。ということで,次期卒研生には限定的なテーマを与えておくことにした。
Webのアクセスログを見ると。ndl-japan-research-robot-1.1などという輩が日記からWeblogからすべて掻っ攫っている。国会図書館が計画しているデジタルアーカイブの準備作業のために動作しているRobotだということである。詳細は「デジタルアーカイブのための日本のウェブサイトの実態調査」をご覧頂きたい。
ま,収集はいいとして,公開はどういう手順を取るのかなぁ。まあ公開しているコンテンツであるから,それほど文句は出ないにしても,古い情報をいつまでもcacheされても困る人もいるだろう。結果が楽しみである。
さて,HPCSの資料を作って風呂入って寝ますか。明日は早いし。
関東の方では雪が降ったそうだが,静岡では雨で済んだようだ。暖かい土地に住んでいて良かった。
ながーい監督業務が終わってから某CGIを設置する。よく出来ているので設定はあっさり済んでしまう。メール発送元は全部幹事の名義にしておくという邪悪な設定する。このぐらいのことは引き受けてもらわないとイケナイ。とりあえずひと段落してホッとする。あんがとやんした>H先生
さて,明日は頑張って今度こそ計算しなきゃ~。
ここんとこ久しぶりに寒い日が続いている。静岡に来てからはたるんだ冬が多く,「しばれる」ことは殆どない。不幸にして,明日は雪が降るらしい。どーなることやら。JRが止まらないことを祈るばかりである。明日・明後日はは全国の大学の教師がピリピリするイベントがある。ワシの担当も明日。しんどいなーっ。
巨大な陰謀がワシを包囲しつつあるようである。んっとに,ワシは性的じゃない静的コンテンツを作れば終わるはずだった某シンポジウムの仕事が,何故かCGIやらMail発送やら郵送までやらされる羽目になりそうである。CGIは幸い某(ばっかりやな)H先生からご提供頂いたのでそれを使うことになるのだが,こっち側のサーバに仕込まねばならないのが面倒である。明日か明後日にはやっちまわないと。くわーっ,大体その手の仕事は幹事の先生のお知り合いの会社にやらせるんじゃなかったんかいっ!メール発送やFirst Announcementの文面とかはS大(うちもS大だがうちよりも格段に○○な所)メンバーでこなすんじゃなかったんかいっ。話が違うっ。泣き言をメールしても,その話題だけは全員申し合わせたように沈黙しやがるし。絶対これは陰謀だ。CIAかKGB(まだあるのか?)かMI6か内閣情報調査室がよってたかってワシを落としいれようとしているのである。うーっ,HOKKEの準備が~,これはHPCS2005の最中にシコシコプログラミングしなければならないではないかっ。
そーいや,杉田かおるが結婚するってんで,さんざんTVのワイドショーで「負け犬」という言葉が飛び交っている。しかしなーんか,杉田かおるに「負け犬」って言葉を使うのは違うよーな気がするんだけどなー。酒井順子の定義だと「バリバリに仕事している未婚キャリアウーマン」なんだが,ワイドショーの使い方では「過去にいろいろ合って落ちぶれたが今はそれなりに順調な生活を送っている訳あり未婚女」というニュアンスである。「負け犬」が「玉の輿」に乗ったという言葉遣いだと,そーゆー意味に取れてしまうのである。キャリアウーマンが玉の輿に乗る,ってのはあんまし言わないだろーしな。
っと,明日早いので寝ます。長いんだよな~,監督業務ぅ~。
さて,懸案の翻訳ができたので,次の翻訳に取り掛かることにする(ちょっと手をつけたところだ)。前に一度挫折しているので,以降ここに報告が上がらなければ,また放り投げたと思いねぇ。MPFRの翻訳が実質2週間程度で上がったので,今度の翻訳の完成は順調に行って2ヶ月はかかる。これからあれこれと用事が入るので,そう時間は取れないだろうから,おそらく完成は早くても5月下旬と予想される。ま,そんなもんでしょ。真面目に取り組めば修論レベルかなぁとは思うが,はて,出来上がりはどんなモンやら。誰か他にやっている人がいないのかと思ったが,Googleってワシの原稿が最初に出るようでは話にならない。使っている連中はゴマンといるはずだが,ね。ほーんと,Freeっていいように搾取されてるよなーっ。Opensourceって叫び声の大きい連中の,一体どれほどcontributeしているのやら。
しかし,エーゴってほんとに使ってないとさび付くわい。ちまちまとでもいいから,毎日少しずつ作業しなきゃいかんわねぇ。
さて,HOKKEの準備もしなくちゃ。
こんなにメールを書いたのは初めてというゴタついた日。というわけで順調には行きませんで,半分しか最終修正作業ができてないでやんの。翻訳uploadは明日を予定。では。
半日うだうだした後,MPFR(おっ,ロゴがカッコよくなっている)のマニュアルの下訳を完成させる。2/3をチェックし終わったところでいやんなってこの日記を書いている。
しかし,せいぜいA4用紙30ページの文書なのに,翻訳するとなるとなかなかに面倒である。面倒の理由の多くは英語力がないせいなのだが,texinfo文書に日本語を挿入してコンパイルするのも詰まらんところで引っかかったりして厄介である。だが,一番厄介なのは,IEEE754互換にするための仕組みの解説で,そのほとんどがNaNと+Inf/-Inf, +0/-0をどう扱うか,という説明なのである。実際に数値計算する上ではこんなもんどーでもいいことなのだが,規格として整合性を持たせるにはこういう特殊数の扱いをびしっと決めておかねばならんのである。ああもぉ,勉強にはなったけど,あんまし研究の役には立たないよぉ~・・・訳したあとでわめいてもしゃーないのだが。
順調に行けば,明日の夜にはupすることができるでありましょう。upしてなかったら順調でないと思いねぇ。
ではボチボチ寝ます。
うむうむ,ボチボチこのWeblogのPageRankも微妙に上がったようで,「数学力をどうつけるか」,「夢路行」,「評論家入門」などで検索すると大体トップのページか,2ページ目には登場するようになっている。さすがにメジャーどころは厳しいけど。継続すりゃ,そこそこの所までは行く,という見本であろう。
さて,そろそろ始発の新幹線が出るので,出発します。帰宅は明日の終電を予定。んでは。
仕事始め早々,正月休みにこなせなかった仕事に苦しめられている>ヲレ。早速HOKKE2005の準備を始める。確かもう締め切ったはずだが,今回は何人ぐらい参加するのかなぁ。
Dual Opteronマザー搭載のCubeタイプベアボーンキット(Akiba PC Hotline)。うーん,そんだけのCPUパワーがありながら100BASEどまりってのは解せないぞ。ギガニぐらい乗せたらどうだ? いいんだ,ワシにはSmithfieldがあるもん(予定通り出るんだろうなぁ>Intel)。
では行って来ます。
ああ,正月休みも終わってしまった。今日は会議があり,明日はセミナーがある。明後日からは東京である。
今回の年の瀬から正月を振り返ってみると,テキスト執筆は前半ちみっとやっただけでストップ,最後の最後にGladmanさんに連絡を取ったぐらいで,ろくな仕事はしていない。それでも例年に比べれば体調も悪くならず,TVもロクに見ず(録画分は良く見たが),この日記もぷちめれも一杯書けた,特に後者は約束通り一日も欠かさず7冊紹介できた。よって,1勝1敗,まあまあといったところであろうか。
これから先も,間が空いたり,と思ったら毎日書き込んだりと,不定期にボチボチこのWeblog(すっかりBlogという言い方が定着しているが)を続けていく予定である。今年も宜しくお願いいたします。
ではそろそろ職場に行きますか。
普通なら今日は仕事始めなのだが,うちの職場は明日からである。ちょうどいい機会なので,今日は銀行やら買い物やら雑事を済ませておくことにする。今週末には忘年会転じて新年会が東京であり(オスの負け犬脱却予定者1名とオスの負け犬2名しか集まらんが),HPCS2005(HPC研究会のトップページ,いつになったら直るのか),HOKKE2005,FIT2005・・・と,これから年度末にかけてのドタバタを乗り越える前哨戦として,まずは資金(学会年会費+自動車税)と当座の食料を確保しておこうという作戦である。
燃えるゴミの初回収日なので,年末から正月にかけて溜まった生ゴミ二袋を抱えて徒歩10秒のゴミ集積所へオスの負け犬は歩いていたと思いねぇ。折悪しく,「クリーン推進委員」なる蛍光色の帽子をかぶったおじさんが自転車で到着し,わしに話しかけてきたのである。「(地響きのような低周波で)むーん,まーったく困った奴があるもんだ・・・(集積所の外に放り出してあったゴミ袋を指して)時間前に出す奴がある・・・」と恨めしそうに言うのであった。この台詞,ワシには次のように聞こえたのである。「大体,こういう礼儀知らずはあんたのアパートに住んでいる奴に決まっているんだ。いい加減,何とかしてもらいたいが,出入りの激しい所だし,住民同士の連携なんて全く期待できないから,あんたに言っても詮無いけどね・・・何とかならんかね・・・」。
どーもすいません,その通りでございます・・・と内心ヘコヘコしつつ,クリーン推進員のおじさんから解放してもらってこれを書いているという次第である。
うーん,(NHK朝のニュースを見ながら)吉永小百合も還暦かぁ・・・どう見ても40代にしか見えんがなぁ・・・壇ふみ言うところの「化け物」の見本みたいな人である。
Gladmanさんからすぐさま返事が来る。おーし,オーケーが出たぞ。さて明日にはWebページにアップするか。
正月休みの最後は,ゆとり教育批判への嫌味で締めることにする。
がーん,訳のわからないメモリリーク問題があっさり解決する。馬鹿^\infinity おでのばがぁ~~(Echo)。あんなに悩んだのにぃ~,mpfrのソースを見たらあっさり解決してしまったぁ~。
でもまあ,これでデモの準備も出来たからいいやね。デモ用のでかい液晶NotePCは先立つものの関係上,用意できなかったから,Let's Note Rで我慢するしかないけど。
さて,GladmanさんにWingmpのバイナリ公開をお願いしよっかなぁ。
気が抜けたので寝ます。
天気晴朗なれども風強し。典型的な冬型の気圧配置で,こっちは雲ひとつないピーカン晴れ。
見逃していたが,JR東海が3月ダイヤ改正の概要を発表していた(PDFファイル)。ふーん,のぞみが12本増発か。こだまは運行していない季節ダイヤがなくなっただけで,ひかりと共に現状維持。これ以上弄くりようがないよな。21:40東京発の浜松行きこだま,もうちっと遅くなってくれるとありがたいんだがなぁ。
餅三つを突っ込んだ雑煮をすすって年賀状の返事を書く。今年は10枚。家族の写真付の年賀状が多いのは良いことである。勝ち犬が「勝ち!」を堂々と宣言するのはこの機会を逃して他にはないからである。我々負け犬はこれを見て年明け早々に反省させられることになり,勝ちを目指すようになる・・・かもしれない。
Wordでこれを張り込んでぺぺっとファイルを作って印刷。今時モノクロプリンタを使っているのはワシぐらいのものであろう。来年までにカラープリンタも一台ぐらいそろえておこうかなぁ。安くなったし,Canonの奴はなかなかスタイリッシュである。
さて,これから書いた返事をポストに放り込むとするか。
ただいま。掛川郵便局はワシと同じく年賀状を投函する人でごった返しておった。ずぼらなのはワシだけではないようである。デニーズやマクドナルドも人でいっぱい。何だよ,みんな正月は自宅でのんびり・・・ではないのか? 元旦営業が増えるのもわかる気がする。
先立つものがないので(またかよ),Acrobatの代わりにPrimoPDFをインストールしてみる。で,Copyrightを見ると,ん?,Aladin?,でインストールフォルダを見ると・・・なんだこりゃ,高性能なRMon+GS8.13じゃぁないか。
こういうビジネスもありなんだろうか。ちょっと解せない気がするが。
スケジュールを更新。こうしてみると,2月から3月中旬までのスケジュールはかなりタイトである。やんなきゃいけないプロジェクトが二つも走っていて,大丈夫なんだろうか? かなり不安。こりゃまたスポーツクラブ通いをしなくちゃ駄目かしらん?
・・・とよしなしごとを考えつつ,元旦の夜は更けていくのであった。
九州から関東,東北にかけて,太平洋側は押しなべて雪景色となる。静岡のこのあたりだけが例外のようである。こちらは午後まで単なる氷雨が降るばかり。つくづく温暖なんだなぁと感じる。
予定通り,順調に教科書執筆作業は遅れております。気張って書きすぎたせいか,2章まだ終わらず。これからIEEE754と桁落ちの解説を書かねばならない。しかしすでに年越しそばを2杯も食って腹いっぱい。もうだめであろう。また仕事は越年越しである。
何はともあれ,大過なく今年も過ごすことができた。来年もこの調子で過ごせますようにと祈念しつつ,毎年恒例の挨拶でこのWeblogを締めさせて頂くことにする。
来年も一つよろしくお願い致します。
昨日は魚介類の水炊きなどという,オスの負け犬にあるまじき贅沢をしたせいか,午後からはいつもの偏頭痛が起こり,そのため今日の午後までずーっと寝床でうーうーうなる羽目となった。おかげで予告していたぷちめれどころか日記すら書けない状態であった。もちろん仕事は一行も進まず。
これはいかんと午後からはまだ少し痛む頭を抱えて大晦日に備えた買い物へ出かける。鶏肉・ごぼう・乾燥シイタケ・三つ葉・刻みねぎ(一本では多すぎるので)・かまぼこ・ちくわ・料理酒とそばを買い込んで,明日の年越しそばと正月以降の雑煮用汁を作るのである。さすがに大晦日一日前のスーパーはそれほど人ごみもなく,明日の大騒乱に備えてか,新入りバイトのレジ打ち研修がのんびりと行われていた。
帰りがけにガススタンドへ寄ってガソリンと灯油を買い込んで帰宅。さすがに腹が減ったので作りおきのご飯と味噌汁をがーっとかきこむ。それでも足りないため,数時間後には最後の稲庭うどんをゆでて年越しイブうどんを作ってすする。美味なり。
昨日のブランクを埋めるべくぷちめれ2本をあげ,教科書の続きを執筆するも,2章の途中でダウンする。うーん,コンピュータの説明に来ると面倒である。今日はここまでとし,明日がんばることにしよう。どうせ紅白も見ないしな。
昨年は何をしていたのかなぁと,見てみると,WindowsにGMPを移植していたようだ。進歩してないなあ。来年早々にはわしのMPIBNCpackのWindows移植版についてポスターセッションをすることになっている。一年経ってこの程度かよ・・・という気がしないでもない。ま,ゆるゆるやりましょう。・・・あ,トップページのカウンタが20000を超えている。
では寝ます。明日こそはバリバリ書くぞ~。年内に半分は終わらせてやる~。
仕事納めの日。すっかり冬型の気圧配置が定着したようで,太平洋側のこちらは真っ青な青空が広がるよい天気である。しかし,あまりにも暖かいためか,まだ年の瀬だというのに温州みかんの季節は過ぎ去ろうとしており,スーパーでは八朔のスペースが増えつつある。ああ,今年も十分ミカン星人になりきれずに,あのかぐわしいプチオレンジともお別れとなるのであるなぁ。
午前中に「ボスは風邪引いて寝込んだそうです。僕のせいじゃありません」といういいわけメールを小生御大に送り,約束どおり中途半端な成果を某FTPサーバにアップして,今年のお仕事は終了である。cs-pccluster2の火を落とし,仕事用マシンのバックアップを2重に取って職場を後にする。さらばいい加減な仕事に明け暮れた2004年よ,来年はもっといい加減な仕事を数多くこなすことであろう。標語は
昨日書きそびれたことを書いておこう。来年度担当する某科目の中身のについてアドバイスを受けようととある先輩の所へ行き,「情報系学科における数学とはいかなるものであるべきか」という深遠かつacademicな話題に一くさり突いた後,「ところでKouyaさんはいつ結婚するの?」というワイドショー的かつ極めてprivateなほっといてくれ的話題を向けられて往生したのであった。先輩曰く,「今はいいが,50過ぎて一人はさびしいぞ~」とのこと。もうミミタコな文句であるが,できないものは仕方がない。
しかしまあそんなことを言われてしまうと,今年も寂しく(には程遠く仕事を抱えているが)正月を過ごすことになるのであるなぁと改めて思い知らされる。ここは一つ,西炯子の「ひとりで生きるモン!」に登場するOL連に習って
さて,今日はどこまで書けるかなっ,と。
ふー,とりあえず第一章の導入部(まずは全章の導入部だけあげる予定なのだ)は終了。あまり気張って書きすぎると後になってくじけるので,加減が難しいが,A4レポート用紙6枚分で収まってやれやれである。講義でがーっとしゃべるより文章にまとめるのは難しいものである。精進しようっと。
明日からは一日一冊ぷちめれを書きます。たまっちゃったからなぁ>読了済みで誉めたい or 貶したい本
寝ます。温泉入ったので気持ちよく寝られそうである。よきかな。
必死こいて翻訳の最終チェックを完成させてボスのお出ましを待つ体勢でいたが,待てども待てども来ない。代わりにチマチマと来客があったりして,「待ち人来ず,待たぬ人来る」状態になる。午後になっても来ないので自宅に連絡しても誰も出ない。PM6時ごろやっと電話が繋がって,「何しとんじゃあ,おらぁあ」と叫ぼうとしたら奥様が出られて,ボスは風邪で寝込んでいるとのこと。怒髪天を突く勢いだったのが一気に萎み,「お大事にとお伝え下さい」とまっとうな社会人が使うオトナ語で電話を切る。確かこれで今年2回目の風邪の筈であるが,全く肝心な時にねぇ。仕方がないので,小生御大にメールでお伝えしたとおり,自分の分だけでも明日upしておくことにする。
しかし風邪でノウノウと寝込んでいられるというご身分は正直うらやましい。わしも今年は2度ほど風邪に見舞われたが,累計2日ほど動けなくなっていただけで(それも日曜日だけだ),ロクに休む間もなく働きづめである。別に自慢するわけではなく,最近の大学のセンセーたるものこれが普通なのである。昨日も日曜日でありながら某東京の情報の大学(匿名じゃねーなこれ)の先生にメールしたら即座にお返事が返ってきた。今日も年末どん詰まりながら,秋田の某先生にProceedingsの原稿を送ったら即座に「ありがとうございました」メールが返信されてきた。返ってこないのはHPCSポスターセッションの原稿送付先ぐらいなものである(返している暇すらないという状況かも)。よく家庭崩壊しないものである。
さーて,これで心機一転,別の仕事に取り掛かれるぞ。今年こそ仕事三昧の正月を送って進ぜよう。というわけで数値計算テキストの下書きをシコシコやっているところでございます。
・・・ふと「そーいや,sin xのMaclaurin級数の計算で,xに度(°)を使っている奴がいたなぁ」と気が付いて,「なぜ弧度法(radian)を使うのか?」というコラムを書いてしまう。そもそもxを度にしておいて(sin x)' = cos xとやってしまうこと自体,radianのメリットをわかっていないという証拠であり,書いてしまってから馬鹿馬鹿しくなったが,案外盲点かもしれないなぁ。ゆとり教育批判をする暇があるなら,その時間を使ってしっかり教育して欲しいものである>教養数学の先生方
ということで寝ます。
ふひー,翻訳最終チェック,予定より遅れてようやっと2/3が終了。明日には何とか全部終わらせないと,年内に送付予定のProceeding原稿に着手できない~。うが~っ,あの本もこの本も読んだのに全然日記に書けない~,コミケにも行けない~,もう鬱憤がたまる。くそーっ,この敵は正月にとってやるぅ~。
というわけで明日があるので寝ます。あ,少ーしだけWebコンテンツを増やしました↑。
頭痛から復活し,順調に翻訳最終チェックをこなす。明日で半分程度は終了予定。ここまで来たら,一気に上げてしまうに限る。
学外サーバ設置計画順調に進む。本日,届いたばかりのP4マシンを2台,梱包から解き,動作チェックする。うち一台の電源の電圧切り替えスイッチが115Vになっていなかったため動作せず焦る。が,どちらも無事動作することは確認できた。これでRAIDの設定が出来てVine 3.1のインストールがさくっとできれば問題ないんだが,まだ悩む必要がありそうである。apt-getで楽が出来るのはいいが,それでインストールできるものと出来ないモンがあるのが悩ましい。個人的には全ての標準ソフトが一括して入っているFedoraあたりを使いたいところなのだが,UTF-8がデフォルトの環境では面倒なことが増えそうな気がして踏み切れない。といって,この先のサポートが期待できそうもない,ふるーいdistributionを使う訳にも行かず,痛し痒しである。仕事始めからはVineマニアにならねば。しかしそれまでに,自宅マシンのセットアップ→HOKKEの準備→HPCSのためのデバッグ→数値計算テキストの下書き・・・とやることは満載。今年はコミケにも行けず(行かず),仕事仕事で年越しか~。死にそう~。せめて年越しそばと雑煮ぐらいはちゃんと作ろうっと。
あー,今日はゼミの忘年会だったのだが,ビール一杯では全く酔えなかった。強くなったのか,それとも鈍くなったのか。ま,友人連中との新年会がすぐそこに控えているから,たっぷり飲むのはそっちでやることにする。
パトレーバーも無事録画できたようなので(個人的には明日の方が好きだが)ボチボチ寝ます。
げーっ,査読結果をドキドキしながら待っていたら,いつの間にやらポスター発表の案内が出ているぅ~。しかもワシの発表もやることになっているぅ~。まさか,これから査読結果が出て,rejectする可能性があるなんてことは言わないよな。
デモ用のごついデカイNotePCを買わなきゃ~,ポスター原稿作らなきゃ~,index用のPowerPointファイルを作らなきゃ~,それよりなにより,まだメモリリークするWINMPIBNCpackのdebugをしなきゃぁ~,正月はソースプログラムを身ながら年越しだぁ~。
またぞろ貯金が減るのがショックなので寝ます。
現実逃避がてら,MMX, SSE, SSE2, SSE3についてちょっと調べる。Intelのサイトには参考文献が充実している。そーか,みんなここからネタを仕入れていたのか(今更)。
寝ます。
ちょっと生ぬるい日。明日は冷えるようだが。暖冬が続くせいで,ワシのPC Cluster roomは12月だというのに冷房が必要なほとである。
今年の漢字は「災」に決定(読売新聞)。ほっほっほ,当たった当たった・・・って大して嬉しくもないな。人間,嫌なことが続くと考えることは一緒だということであろう。
アルプス社はYahoo! Japanの支援を得て再建(PC Watch)。また孫コンツェルンが強大になるのか。まあ,アトラスの販売は継続されるらしいので一安心。切り売りされなきゃいいが。
HOKKE2005の参加申し込みをしたら,あらら,一番乗りだった。もっとも,講演者が殺到する研究会だから,必ずしも喋れるとは限らない。ま,様子見だな。
ちょうどJAL, ANAのバーゲン型チケットの対象期間になっていて,うまくすれば東京・札幌往復が二万円弱で済んでしまう。しかし,昔に比べると随分買いづらくなったものである。やっぱりAirDoがANAの傘下に入ってしまった影響はでかいのだなあ。個人的には,再生の暁には是非ともSkymark Airlinesに買収されて欲しいのだが,おいそれとANAが手放すとも思えないしなぁ。世の中,思い通りにならないものである。
寝ます。
ふひ~,研究会無事終了。幹事さんが急な発熱で寝込むというトラブルもあったが,今朝は復活されていた。今年の風邪はたちが悪い。これで暫くこの研究会ともお別れ。来年はもっと腰を据えて仕事をしようっと。
帰りに,姫路駅にてなつかしの0系と最新の700系との遭遇を目撃する。
うーむ,JR西日本ならではの光景。JR東海のエリアでは300, 500, 700系しか,もはや走っていないもんな。
帰りの新幹線車中で学生さんたちへのお土産を作成する。さて,仕事モードだ。あともう2週間,今年も最後,ラストスパートである。
非常勤の講義,本来なら今日でおしまいだが,補講が入るので来週もう一度こなくてはならない。学生諸君のボヤキが聞こえてきそうだが,まあお正月も退屈せずに済むようなお土産もお渡ししますので,ま,ご勘弁下さい。ああワシってなんていい教師なんだろう。
愛用のプロアトラスDVDの製造元,アルプス社が民事再生法適用を申請したという記事(日経新聞)。ありゃりゃ,しかし廃業するわけではないので,どっかの企業の傘下でまた頑張って頂きたい。しかし,それほどまでにカーナビって普及しているのね。
さて,今日は早寝して,明日は姫路。土日がまた潰れるぅ~。
寝ます。
うろこ雲と筋雲が美しい秋の終わりの冬の始まり。もうちっとびしっと寒い方が師走の雰囲気にjust fitしてよろしかろうとは思うのだが,灯油は高くなっているし,卵の価格も高騰しまくっているので(何の関係があるのか),財布は助かる。
PISAの結果が出て(日経新聞),日本の学力,特に読解力ががた落ちという結果が出て,新聞各紙が騒いでいる。ちなみに,OECDのPress Releaseはこちら。Excelファイルで順位一覧表も見ることが出来て便利。
まあ,結局,今まで散々言われていたこと,特に独自に信頼できる統計データを取って実証的に学力低下傾向を指摘していたごく少数の論者の意見の正しさが,国際比較という形で明確になっただけのことである。そーゆー少数の信頼できる論客の尻馬に乗って騒いでいるだけのその他大勢が,この結果に勢いを得てさらに騒ぐことになるんだろうな。
国会図書館が,JPドメインのWebページを収集するらしい(日経新聞)。今までは許諾が取れたSiteだけ集めていたが(WARP),この実績を踏まえてより広範に収集することになったのかな。しかし,日本って,何だかんだ言っても必要で大事なことは官がやっちまうんだな。
これから10月に喋った内容を無理やり文章に起こして,終わったら寝ます。
季節はずれの台風27号は,沖縄沖で温帯低気圧になるらしい。もう冬なのね。
岩波アクティブ文庫が今月で終刊となるようだ(朝日新聞)。出た時から知識人から総スカンを食っていた新書だったし,そんな批判は覚悟の上で始めたことなんだから,けっこう粘って頑張るのではと思っていたが,敗北は早かったな。ワシは一冊も買わなかったが,坂崎幸之助が書いた(喋った?)奴はちょっと食指が動いたこともある。まだ在庫がある今の内に買っておくかな。
今日はこれからLA研究会,アキバで買い物,余裕があれば鈴本,という予定。東京もこれから雨になるそうなので,あんましアキバでうろうろ出来ないかな。
では行ってきます。
ただいま。結局,帰りの新幹線にて雨と遭遇する。アキバでも神楽坂(今日のLAセミナーは理科大)でも傘は必要なかった。
アキバでは,建設中のヨドバシカメラビルの横を通過する。随分出来上がっていた。来年の秋にはすっかり様変わりした駅前が出現することになるんだなあ。
書泉ブックタワーで,予告どおり,廃刊予定の岩波アクティブ新書の在庫から,「坂崎幸之助のJ-POPスクール」と,最後の新刊となる「怪奇俳優の演技手帖(ノート)」(佐野史郎)をゲットし,ついでにマンガ四冊,筒井康隆の「笑犬樓の逆襲」も買い込む。TwotopではIODATAのDVD-RWドライブも購入。P4マシン用である。現在,こいつを取り付けてWin2Kをインストール中。
無事動いているようなので,ボチボチ寝ます。
うーむ,朝方はストーブが必要なぐらい冷えるが,日中はクーラーをかけたくなるぐらいまぶしい日光が差し込んでくる。こう寒暖の差が激しいようでは,風邪も流行るわな。ちなみにワシが罹患した悪性風邪は大分小康状態となってきた。呼吸器系統にしつこく居座っていたこいつともそろそろお別れである。もう来るな。
今月中旬に某ワークショップがあるが,参加するのは今回で最後にさせて頂こうかと考えている。自分の活動範囲が広がっているため,あれもこれもとやることが増え,ボチボチ自分の身を運ぶ機会をリストラする必要が出てきたからである。
自分が参加している研究会や学会を書き出すと次のようになる。()で囲んだのは参加したりしなかったりするものである。
ざっと書き出しただけでも8回,()印まで含めると11回である。参加するからにはなるべく自分も講演したい,となればもうこれに合わせて準備をするだけでも,自分としては精一杯である。旅費だってそれ程ある訳ではないので,節約しなくてはならない。これに加えてLA研究会が年2~4回程ポンポンと入る・・・という次第である。すいませんが,ご了承願います>某ワークショップ幹事役の方々
昨日は京都から帰った後,原稿を一本推敲して午後6時頃,Web経由で投稿する。手続きを終えて二分後にプログラム担当委員からソッコーで正式受理メールが来たのには驚く。あんた,Webの前で張っていたのかいな,というぐらいの早業である。締め切りまで10日も前だから出来たことなんだろうが。これで採録されればもっと嬉しいが,さてどうなることやら。クリスマスイブまでには査読作業を終わらせるということであったから,まあこれで2週間はココロ安らかに過ごせる訳だ。通るか通らないかは査読者のみが知る訳だが,兎も角,11月の半分を消費した問題に一区切りが付いて,ほっとする。
全く,近頃の教養数学ってのはものの役に立っていない。もちろん,専門科目を担当する教員から,昔流の定理→証明→定理→証明→・・・は止めてくれという圧力が加わって,学生さんの方にもこらえ性が無くなってきているから(個人的見解だが,学力低下はり気力低下現象に起因するところが大きいように思われる),計算だけ出来ればいっかー,っとあっさり理論を手放してしまっているせいであろう。一応,教養数学も担当した経験があるから,気持ちは分かるし,学生さんのレベルを考えればやむを得ないケースもあろうが,少なくとも国立大工学部程度のレベルで,そうあっさり理論を手放していいモンではないだろう。理論の権化みたいな教員が,「あ,もうこの程度でいいわ」などと,計算問題だけを定期試験に出している様は,みっともないという他ない。そんなにやる気がないのなら,さっさと辞めればいいものを,ただ金のために今の身分にしがみついているのは醜悪である。
個人的な好みで言えば,理論2,計算5, 他分野への応用等3ぐらいの配分ができればbetterなのであるが,この辺のバランスは教師の趣味と,受講する学生さん達のレベル及び学科によって変化するだろう。自分としては何とかこの配分を目標に努力したいものだと思っている。
昨日は名古屋で漫談を一発かました後,MさんとNさんとM先生と飯を食いながら歓談する。オフレコの話が多かったなぁ~,ってことでその話はこの辺で。
今日は,予定通りベンチマークをこなし,何とかデータは揃った。下書きに張り込んで一段落。今週の火・水は京都なので,暇を見てボチボチ文章書きをすることになる。もうヒト頑張りである。
名古屋ついでにもう一つ話題を。帰りの新幹線の特急券を自販機で購入したら,野口英世と初対面と相成った。
しかも連番である。
恐らく,おにゅうの札束がダイレクトにJR東海へと渡り,束のまま自販機へと放り込まれたものであろう。ピン札だったが,使う当てもないので,本日,掛川にてコンビニとmister donutにて消費されることとなった。
今日はもう寝ます。
ううゴホゴホ。すっかり風邪が復活してしまった。夜中に目が覚めた時にはじっとり汗をかいていたから,微熱もあるらしい。まだちょっと体が火照っているかな。頭痛はないし,咳が止まらないので体力は消耗しているが,気分は爽快なので,仕事には支障がない。なまじ元気なもので,職場にウィルスをばら撒いていることになるが,まあ世の中そんなモンである。勘弁していただきたい。
ベンチマーク三昧の日,続く。今日は数値積分で比較する。まあ大差ない結果が出ている。問題も小さいし,桁数もそれほど多くない,というせいもあるだろうが。
とりあえず一丁あがり。グラフの下のほうが空いているから,別の傾向を示している例題の結果でも載せておくかな。明日だな。
昨日の書き込みで忘れていたが,トラブルといえばもう一つ,ClusterにしているPCのHDDがすっ飛んでしまった,というものがあった。余りにもありふれているので,つい忘れていたわい。ずーっとソースコードとにらめっこしている間に,再インストールも終わっちゃったしな。
書き忘れついでにもう一つ追加。トラブル解決の後,手元に残ったのは,グリスがゴッテリ乗っかった新品のCeleron 2GHz(Northwood),動作の怪しいP4/Celeron Mother Board(AOpen)だけである。元のP4 2.8GHzは初期不良交換品のMother Boardに収まって我が家のPC replace待ちである。さて,Mother Boardは捨てっちまうとして,このCeleron,どうしようかしらん?
Internet Explorerのシェアが90%を切った,という記事(Hot Wired)を見て,遅ればせながらFirefox 1.0をインストールしてみる。嗚呼,快適也。わしのトップページのCSSをちゃんと読み取ってくれて,これぞNetscapeの正統なる子孫である証である。Tab機能も大好きだ。という訳で,この日記も入れたばかりのFirefoxで書いてます。
あー,数値解析Iのレポート採点しなきゃならんのだった。今日は疲れたので明日に回そうかしらん。今日は養生して,早く寝よう。来年度には教科書も大幅書き換えが必要なんだよな・・・あー,仕事は楽しいが,やってもやっても減らないぞ,と。
ではお休みなさい。
あー,本日一日潰してようやっと大体の問題を片付けることが出来た。もー,ここんとこ2週間はどーなることかとひやひやモンだっただけに,感激もひとしお・・・というよりは脱力感のほうが大きいか。訳のわからんメモリリーク問題は一部残っているものの,ベンチマークは何とか出来そうである。やれやれ,である。
しかしトラブルというのは重なるものである。前々から調子のおかしかったWindows 2003マシンのMother Boardを交換しようとおにゅうのものを買ってきたらこれが動かない。メモリが悪いのかCPUが逝かれたのかわからず,交換用のP4 3GHzと512MB RAM×2も買い,それでも動かないので電源を交換しても駄目。意地になってもう一枚Mother BoardとCeleron 2GHzも奮発して購入し,これらの組み合わせを試した結果,最初に買ってきたMother Boardが駄目だったことがようやっと判明し,初期不良品として交換してもらって所期の目的を達成することが出来たのである。つぎ込んだ金額,しめて10万円ほど。意地を通すと財布が痛い。
こんなトラブルを間に挟んで,出たばっかりのMPICH2にVersion Upして,本日の成果を得ることができたのである。こーゆーことは全て「業者任せ」に出来るセンセー方はいいよなぁ~,と思いつつ,瑣末なトラブルを一つ一つ解決することで得られる経験は無駄にはならないよな,とビンボー人は自分を慰めるのであった。
以後,順調にベンチが出来れば,この日記の更新も徐々に元に戻ります。また次の更新まで間が空くようであれば,またトラぶったな,と思ってくださいまし。
寝ます。あーゴホゴホ,また咳がぶり返してきたぞ。こじらしちゃったかしら?
ここんとこ日記の行進が止まっているが,それは研究環境がトラぶったりtDiaryに浮気したりバイパスで無体なトラックとカーチェイスをしたりしているからであって,とどのつまり,余裕がないのである。
という訳で,これから更に余裕をなくすべく東京へ。これから年を越すまで出張三昧の日々になる。日記じゃなくって,月記になる可能性も無きにしも非ず。「ハナコ月記」並みの名作ならそれもよいが,大して内容のない日々を送っている凡人の日記はチマチマと更新し続けなくてはならない。そうでなければ名作どころか凡作にすらならない。それは分かっているものの,中々世の中世知辛くってねぇ(単にスケジュール管理能力がないだけとも言うが)。
ではまた。
入試業務たけなわの秋。
とりあえず,基本的なベンチマークは取れたので,火・水で全データをまとめてしまう予定。木曜日には下書きが出来上がる見通しがついてきた。やれやれ。
ベンチマークネタに,H先生のこれを参考に,さらに精度を上げた結果を出す。やっぱり桁数さえ無尽蔵に増やせば,みな単調に収束するってことなのかしらん?
さて,今日はこれまで。明日は雑用一切合財を一気に片付けるぞっと。
寝ます。
掛川も名古屋も雨。一日中,しとしとと秋の雨とお付き合いしていた。
・・・あー,食わず嫌い選手権の泉谷しげるがサイコーすぎて,ついキーボードを打つ手が止まってしまった。
今日は,みかかから御接待をうけて,名古屋くんだりまで出かけたのである。みかかグループの総力を挙げた展示会で,広い体育館を貸切り,すべて自社ブースで埋め尽くしていた。これを名古屋と広島で開催するらしい。うーむ・・・。
会場ではわしの職場担当の営業さんが付きっ切りで案内してくれる。どうもご苦労様でした。おなじグループとはいえ,バラエティに富んだ展示内容はなかなか楽しめた。
帰りに,名古屋駅構内にあるSofmapでHappy Hacking Keyboardを購入する。職場のCluster Roomで使っている某社の省スペースキーボードが余りに使いづらいので,その代替として使おうと思ったのである。
職場に戻って,Krylov部分空間法の並列化作業を行う。一時間ほど下らないミスに付き合った後,あっさり動作する。速い速いぞ。和田英一御大のご加護のおかげか。さすがHHKのタイピング感覚は素晴らしい。これでDelキーがBSキーを共有していなけりゃ最高なんだがな。
ついでに,次年度学生実験のためにMesa 6.2をインストールして,OpenGLのデモを動かしてみる。あっさり動作する。あとはどういう資料を作るか,暇をみてちまちま試してみよう。Windows環境でもソース互換がちゃんと取れていることを確認するために,GLUT for Win32も試さないといかんしな。・・・って,あれ? MesaってWindowsでも使えるのね。そっちを先に試さないかんな。
Windows Clusterのうち,一台のHDDがすっ飛んでしまったので,またぞろHDDを購入しなくてはならない。もう金もないので,ベンチマークを取るまではこのままでいこうかなぁと放置プレイを決め込む。
咳は大分収まってきたが,たまーに,喘息かと思うぐらい集中してがほごほごほぜーほごほごほ,出る。昔から,一度風邪を引いてしまうと,咳だけが中々取れなかった。今回も長引きそうだなあ。
はー,風呂に入ったので,ボチボチ寝ます。
一日中プログラムとにらめっこしていた気分。午前中は某プロジェクトの通信プログラムを途中まで実装し,夕方から別研究室の学生さんとロボットアームを組み合わせて動作させてみる。全く,実機が相手のプログラムは試行錯誤が多くて大変である。
それだけに,思い通り動作すると面白いもんである。これであとは届いた制御コードのチェック(今のところcheck sum程度でとどめておく予定)をする部分を加えることで一通り完成となる。これは11/23あたりに一日かけて片付けることにしよう。
いろんなお仕事が平行で進んでいるので,しみじみと落ち込んでいる暇がない。明日は名古屋で展示会見学。金曜日から日曜日にかけて,一気にKrylov部分空間法の並列コードを書き上げてベンチマークだ!
・・・と文面だけだと随分元気に見えるかもしれないが,ううがほげこごほ,咳は相変わらず止まらないし,今は偏頭痛も抱えており,バファリン様のご加護を願っているところである。
ボチボチ寝ま,がほげほぜーはぜーはごほごほごほ,す。ごほごほ。
げーん,投稿してた論文がRejectと相成った。まあ,ある程度は予想していたことではあったが,一番腹が立ったのは,(削除)の反応である。投稿前に「どうでしょう」と相談したときには,大丈夫でしょと太鼓判を押しておいて,今回Rejectされたことを告げたら即座に「当然でしょ」ときた。一応編集委員の意見では,アイディアは悪くないので再投稿するように言っていますと言うと,それは単なる社交辞令で,まともに取らないほうがいいとも言っていただいた。ダメ押しに,そんな学生実験みたいな書き方ではね,というお言葉も頂く。
論文の書き方自体が功を焦って舌足らずだったのは確かだし,査読者の意見についても正しい判断かなとある程度は首肯するが,以前相談した時とは打って変わって手のひら返すが如くの反応で,これはちょっとびっくりした。ふーん,そっか,やっぱりこの人はこちらのやっていることはそういう風に見ていたんだと,腹は立ったが,納得した。まあ普段の言動からしてそうだろうとは思っていたけど,ね。あんまし真面目に意見を聞いてはいかんかったな。失礼しました。以後気をつけます。
さて,腹を立ててばかりいても仕方がないので,冷静になって査読者二名の意見を読むと,どちらも大体同じことを指摘しているものの,片方は完全にreject,もう片方は,まあ直してくれば何とかなるのでは,というようなニュアンスである。確かに,論文の基本的なアイディアについては評価してくれているようなので,直せるだけ直して別の所へ再投稿することにする。ワシの大師匠も,あきれつつ賛意を示してくれたので(さすがに直情径行的なワシの扱いを心得ているだけある),早速手直しできるところを直して下書きを作成する。今月中に大修正をして,以前,MPIBNCpackの原稿を掲載してくれたところへ投稿する予定。うーむ,これでは以前の予定通り,HPCS2005も落っことされる可能性が出てきたな。一度あることは二度あるしな。しかしまあ,頑張るしかないぞ。
げ,Fedora Core 3がもう出たのか・・・SELinuxもいづれは試さないといかんのだが,これを使わざるを得ないのかなあ。日本語の扱いは相変わらずUTF-8なんだろうし,ワシん所の実習用マシンにぶち込むにはちょっと危険すぎる。 CDは4枚組で,ダウンロードも一苦労である。
さて,しばらく忙しかったので,今日はさっさと寝ることにする。頭も冷やさねばならんしな。寝る前にFC3をダウンロードする準備はしておこうっと。
ピーカン晴れ。朝は寒し。うー,風邪はずるずると進行中。
さて,ボチボチ出勤するか・・・というところで,MPFR 2.1.0が正式にリリースされた。ががーん。でもまぁ,今の作業はそのまま続けて,頃合いを見て再チェックすればいいか。2.1.1にはVisual C++向けのパッチも同梱されるらしいし,それを待ってからでも遅くはない。
では行ってきます。
ただいま。咽喉の痛みは小康状態だが,咳と鼻水が出てぐずぐず状態。久々のティッシュ大量消費である。鼻の下がこすれてひりひり。
それでも1CPU版のCGS, BiCGSTAB, GPBiCGの実装は終了。桁さえ増やせばどれもちゃんと同じように収束しまっせというごく当たり前の結論を確認したところで帰宅する。
明日は別の通信プログラムを修正せねば。時間があれば,並列化を終わらせたいが,どーなることやら。この分では水曜日夜に全てを片付けねばならないことになるな。まあそれもまた人生。
ああ何書いているんだか分からなくなってきた。風邪薬も効いてきたようなので,この辺で寝ます。
作業は順調に遅れ中。本日ようやっと1CPU用BiCGの実装を完了した。明日中には何とか・・・。
今年秋の風邪は咽喉にくるようである。気道の入り口あたりがちくちく痛い。朝方はちょっと微熱もあったようなのだが,へろへろになりつつも二コマ講義をこなしたら何とか復活した。ダラダラ寝ているのが一番よろしくないようである。
へろへろついでに,Vine 3.1CRを予約してしまう。殆ど高品質な日本語フォントに金を払っているようなものだが,まあ一度試してみようぞ。いままで散々タダで使ってきたことでもあるしね。
あ,玄箱のGbEバージョンが出たんだ。ほじぃなぁ・・・いかんいかん。ボーナスまで待つのである。
うー,明日も頑張ろう・・・寝ます。
昨日までに,van der Vorstの本を斜め読みしながらBi-CG, CGS, BiCGSTAB, GPBiCGをScilabで実装する。細かいミスが散見される本だが,さすがに第一人者が書いているだけあって,重大なミスはなく,すんなり実装できた。残りはGMRES(m)だが,これが面倒。やっぱりちゃんとGivens回転を実装してから取りかかった方がいいかなぁ。・・・は,何書いているんだか分からない? 文句はそーゆー命名をしている線型屋さんに言って下さい。
たまに見ていた高木さんの日記がストップ中であることを奥村先生のWikiで知る。。見た瞬間に大爆笑したのだが・・・あれ?,これってひょっとしてマジ? 熱い人だとは思っていたが,セキュリティ問題に注力している内に,道徳的にも熱い人になってしまったのかしら?
しかし,この高木さんの日記は日本の文化に貢献している貴重なモンなんだから,早く再開して欲しい。大体,はてなに虚偽登録(しかも郵便番号と生年月日だけ)したぐらいで落ち込むぐらいなら,8月下旬に23km/h overの速度違反で捕まって1.5万円の罰金食らって執行猶予中(白バイの方に「3ヶ月はおとなしくしていて下さいねー」とも言われた)のワシなんぞは首吊って死なねばならない。ピューリタン的な生き方もいいが,行き過ぎちゃってロベスピエールになってもらっては困るのである。
さて,今日は出来た部分だけでも多倍長化して並列化まで持っていきたい。食料を買い込んでプログラミング三昧である。がんばんべー。
一昨日・昨日と学園祭だったのだが,生憎の雨。今日も朝方まで散発的に土砂降り。ちょっと蒸し暑い。自宅ではまだ蚊が飛んでいて,3箇所も刺される。あーかゆし。
今日は書類仕事を片付けて,紀要向けのスタイルファイルをちょこっと直す・・・つもりが,ついつい没頭して半日潰れてしまった。
何せ,B5->A4, One column->Two columnsという大規模な変更がある上,\normalfontsizeも10ptから9ptへと小さくせねばならない。\maketitleコマンドも書き換えて,fontsizeも全て変更して・・・などとやっていたのである。
まあ一応の完成は見たので,サンプルファイルも含めてupしておく。他に誰が使うんじゃいとは思うが,まあ自分用のメモですな。
大学時代の同級生が結婚の報告をしてくる。あらめでたやな。結婚式は来年の2月初旬,新横浜のホテルとのこと。日帰りだな。
ぼちぼち寝ます。
うーっ,寒い。明日は放射冷却現象が起こって更に冷え込むらしい。もうすぐ11月だもんなぁ。
秋田から戻って気が抜けたのか,月曜日は風邪のためか頭痛がひどく,午後になって徐々に復活してきたのだが,以来,どうも日記を書く気分にならなかった。やらなきゃならないことは目白押しで,11月は出かける用事は少ないものの,篭って地道にプログラミングとベンチマークに勤しまねばならない。という訳で,日記更新の頻度は更に落ちる模様。死んだわけではないので,ご勘弁願いたい(誰に言っているのか)。
・・・なーんて言った舌の根も乾かぬうちに,何かムカつくことがあって長文を書き込んじゃったりする可能性もある。注意されたし(だから誰に向かって言っているのだ>漏れ)。
そういやHOKKEの申し込みがそろそろだったよな,と思い,HPCのページやSWoPP MLを見ても,まだアナウンスはない。昨年はどうだったかなと,自分のWeblogをチェックしたら,どうやら12月中旬(?)ぐらいで締め切ったらしく,講演申し込みができなかったと愚痴っている。今年はちゃんとチェックしなきゃぁ。
ガンバローガンバロー。
日が変わってしまったので,昨日のことを書く。
台風は過ぎ去ったというのに本荘は土砂降りだったが,羽田空港に降り立ったら,雲ひとつないピーカン晴れ。
今回の研究会は,2年前ごとに開かれているもので,前回は徳島で開催された(2002.11/19の日記参照)。参加者が多くて中々盛況。有意義な情報交換も出来た。
会場は秋田県立大本荘キャンパス。リゾートかと見まがうでかい建物で構成されているきれいな大学であった。
O先生,H先生ならびに研究室の方々にはお世話になりました。帰りは秋田空港までわざわざ送って頂いて恐縮です。Proceeding原稿締め切りは年末とのこと。後もういっちょ頑張らねば。
帰宅してからも興奮冷めやらず,弊店直前に散髪屋に駆け込んで二ヶ月ぶりに短髪にしてもらい,そのまま職場へ直行。必要な資料をコピーして,今度こそ自宅でゆっくりこれを書いているという次第。
ボチボチ寝ます。
起きました。あーぐっすりぐっすり。
ほぉ,Smithfieldは2005年7月~9月に登場か(PC Wath)。現行のPen4も近々EM64Tが使えるようになるらしい。するってぇと,今年中にはAMD64 vs EM64Tのベンチが,来年末にはDual Coreのベンチが出来るわけね。予算を確保しておかなくちゃぁ。
後藤さんの記事では,フルでDual Coreを使うことは少ないので消費電力が抑えられるとしているけど,ワシみたいにClusterで使う人間にとってはほぼフルで使い続けることになるから,かなり電気を食ってしまうことになる訳だ。価格次第だが,2006年にはDual Core Clusterが射程圏内に入ってくるので,それまでに単なる計算速度のベンチだけではなく,消費電力の比較検討もしないといけないのかなぁ。どうやるんだろ?
で,「電力計」で検索をかけてみたら,こういうものがあるらしいことを知る。早速資料を送ってもらう。しかし値段が分からないなぁ・・・。
今年のを象徴する漢字(昨年までの結果はこちら)は間違いなく「風」だと思っていたが,今日の新潟地震で,「災」になるかも。まあ,規模の割には死者が少なくてよかった。
新幹線動くかなぁ・・・,あと一時間程で始発の時間。それまでに書けるだけかいておかなきゃ(Weblogではなくて,発表資料の方ね)。
昨日,クローズアップ現代を見ていたら,全国の信金の格付けを発表しているWebページがあると知り,アクセスするも果たせず。みんな考えることは同じようで,アクセスが集中していたのであろう。先ほど(AM 5時頃)見てみたら,あっさりと繋がった->こちら
ワシが虎の子の(と言う程の額かよ)預金を預けている信金は幸いなことに三つ星(最高ランク)であった。やれやれ。
では行ってきます。
ぐぅおおおおおお,またまた・・・また台風かよぉ。しかも夏のワークショップと同じく,旅先で台風が過ぎ行くのを待つパターン。でも今回は羽田から飛行機を使わねばならないところが深刻である。
果たして明日の飛行機は飛ぶのか。いや,それよりも東海道新幹線は平常どおりに運行してくれるのか。いやいやそれよりも・・・計算結果だけ何とかひりだして,全然出来上がっていない発表用資料はどうなるのだぁ~(自業自得)。
何はともあれ,明日は始発の新幹線に乗るので,風呂に入って寝ます。後は何とかなるだろう~。明日は明日の台風が吹くぅ~。
何とか今週水曜日からの研究集会でしゃべるネタは仕込めそう。先ほど,MPIバージョンが動作するようになったので,ベンチマークの結果は明日にまとめてしまいたい。さてどうなることやら。
SciCADE05のWeb siteはどうやら完成らしい。嫁いびりが趣味の舅が,障子の縁を人差し指でこすり,それをしげしげと見つめつつ,「あ~ら,M子さん,まだ埃が残っていますことよ,おほほほほほほ」と言うがごとくの細かい突込みを以前したのだが,それも殆ど治っていたのは感心。
それにしても,昨今の研究集会は,国内であろうと国際であろうと,業務の殆どをWebで行うようになってしまった。従って,お世話役はHTMLを書くだけではなく,CGIやPHPスクリプトも書かなくてはならない。IT化のおかげで省力化ができる面もあるが,かえって仕事量が増えてしまったってのは皮肉である。
金がない。残金300円程か。資金繰りが短期的にショートしてしまった上,貯金を下ろす時間が取れなかったためである。明日以降は解消する見込みだが,こんなに金がないのは大学学部生以来である。あの頃は一袋30円のパンの耳をモシャモシャやってしのぐことが出来たが,イマドキ,そんな良心的な店は存在しない。ましてや掛川のような中途半端な田舎ではなおさらである。
ただ,米も味噌も備蓄があるので,食うには当分困らない。自炊生活に切り替えておいて助かった。とりあえず,味噌汁の具と納豆を216円で購入し,水曜日までは食いつなぐことにしよう。
今日はもう風呂に入って寝ることにしようっと。あ,その前に,あの本をやっつけておかないと・・・。
天気を忘れてしまうほど,あれこれと目まぐるしく用事に振り回された日であった。
N大の学術講演会の締め切りに間に合わず,参加は断念。その代わり,某研究集会のポスターセッションへ発作的に申し込む。一応査読があるそうなので,通るかどうかは不明であるが,まあ一回ぐらいはやっておきたいテーマである。デモンストレーションも可能なので,ちゃんと動作するところをお披露目しておきたいし。11月中にデータをまとめて締め切り(12/10だそうな)前にupしてしまう予定。さてどうなることやら。年末はもう一つ投稿中の論文共々rejectされてしまって,べそをかくことになりそうな予感。ま,それも人生である。
今年の三年生向けのゼミは「Spidering Hacks」(翻訳版の方)を読んでいる。まだプレゼンというものがどーゆーものかが全然分かっていない学生さんを相手にしているので手間はかかるが,2回目になってようやっと少し形になってきた。一通り発表すると大分マシになるかなぁ。
ITリテラシの普及とともに,ソフトウェアやハードウェアがのように動いているのかという内部への関心は薄れ,ネットワークの設定だのプログラミングだのとなると途端に能力差が画然と現れてくる。また,社会全般の傾向もそうなのだが,ガミガミと口うるさく学生さんを叱ったり,講義で締め付けたりといったことをあまりしなくなってきていることも影響しているようだ。「柔らかに突き放す社会」が定着した感がある。教師は楽だし,学生さんも楽なんだろうが,ちょっとまずいよなぁ。嫌な嫌なイヤーな教師は絶滅しつつあるんじゃなかろうか。後から振り返ってみると,そーゆーヤな教師から得るものの方が,反面教師という側面に限らず多かったように思えるのだ。
厚いんだか寒いんだか,寒暖の差が激しく動く気候に,どういう格好をしていいのやら迷うこと多し。このまま暖冬に突入するのかしらん?
Scilab3.0を使って懸案の大規模(っても50次元足らずだが)を解いてみる。便利ではあるが,パラメータを弄くるのが面倒で隔靴痛痒の感があるな。
数値計算の機能に限ると,Matlabに比べてどうなのかなぁ。あんなド高いソフトを買う余裕なんぞないから,当分はこれで我慢しよう。あんまし不満もないしな。Octaveよか,よっぽど使いやすいし,Win32環境でもインストールがめっちゃ楽だし。
寝ます。
もうTシャツ一枚で寝るのは止めにしようと決意した朝。また台風が来襲しそうだというニュースが。もうどうでもいい。
再来週の本荘出張と,11月下旬の京都出張のために,「旅の窓口」を使って宿の確保を行う。楽天に買収されて以来,いつこのブランドが無くなるかなと思っていたら,最近,ダイレクトに個人ページにアクセスできなくなった。アクセスしようとすると,「楽天トラベル」に移行してくれよというお誘いページが表示される。面倒なのでずーっと「旅の窓口」のIDを入力して使っていたが,この度は三木谷社長の熱意に押されて移行措置を行った。で,やっとcookieを使って個人ページへの直接アクセスが出来るようになったという次第である。使い勝手が全く変わってないのは幸いであった。これからもよろしく。
あ,昨日のWeblogに訂正があります。講演数をチェックしていたら10に届くか,せいぜい9止まりであることが判明致しました。「10を越える」というのは査読論文も加えてのことであります。それでもワシにとっては空前絶後の数であることは間違いない。
「多倍長数値計算」についてのまとまった本ってないよなあ・・・とぼんやり思案中。これについて論じようと思えば,
↑・・・というようなことを以前にも書いたよーな気がするぞ。同じ事を考えつつ,時に堂々巡りしながら,時にちょっと摂動が入ったりして,最終的には何らかの形になっていくのであろう。そういや,Tutorialはこれを目指そうとして挫折した結果できたものであった。まだ未完なんだけどさ。ま,商業出版をしようというのではないから,自分が楽しめるものを,西川きよし師匠のように「小さなことからコツコツ」積み上げて行くしかなかんべよぉ。
お掃除の神がご帰宅なされるので,それを見送ってあとは終日自宅に籠もる予定。んでは。
ちょっと肌寒い土砂降りの日。明日は晴れて気温も29℃になるようだ。もう10月である。太平洋高気圧にはもういい加減引っ込んでもらいたい。タダでさえ,うちの若いモンが風邪を引きやすくなる時期なのに。
Gladmanさんのお仕事を利用して,gmp-4.1.4を使ったMPIBNCpackがようやっとWindows MPI Clusterで動作するようになる。今日はP3 1GHz(cs-pccluster)にて動作することを確認できた。しかし,どーも,アセンブラルーチンの挙動に不審な点が見受けられる。卒研でこの辺りのベンチマークをきっちりやる予定で,そこそこperformanceが上がっていることを確認の上,まとめるつもりである。
さーて,この先どうやってこのWindows用ソフトウェア群を公開しようかな。ぼちぼちBNCpack関係のソフトウェア群が増えてきたので,いっそのことAnonymous FTPにまとめてしまうかとも思案中。
連携して,Scilab3.0のODEパッケージを試してみる。500次元を越えた辺りで,stack overflowが出てしまい,数値解の計算が出来なくなることを確認。さて,あとはあれとこれを解いて・・・と,木曜日で半分終われば三連休で何とか。最後のスパート,えいえいおー。
11月のスケジュールを確認していたらエラいことになる可能性が。毎週研究会に出席することになるかも。今年度だけで10を越える講演数・・・我ながらこのバカさ加減は素敵である。来年はもっと落ち着いて査読論文を書かねば。
さすがにタオルケット一枚では寒くなり,寝ぼけ眼で毛布を引っ張り出してまた寝直した。風邪引きそう。これから先は急激に寒くなるんだろうか。
昨日は静大非常勤のため,久々に浜松へ出かける。独立行政法人化して何か変わったのかなぁと思っていたら,敷地の角に「国立大学法人 静岡大学」という無意味な看板が立っていた。なかなかナイスな税金の使い方である。あとはそれ程変わらず(外面的には)。ま,そんなもんでしょ。
帰りに谷島屋書店に寄って,「Comic 新現実 Vol.1」とあとり硅子「ばらいろすみいろ」を購入する。感想は後ほど。
うわー,姫神さんの訃報が(読売新聞)。享年58歳かぁ。まだ若いぞ。昔さんざん聞きまくったことを思い出した。何はともあれ合掌。死んで欲しくない人ばっかり死んじゃって,生きていてもそれ程益のないワシみたいな人間が生き残っているってのは,どーなんでしょうね。やっぱり神様に好かれる人は長生きできないモンなんでしょうか。
今日はLA研究会なのでこれから東京。あちこち寄り道して日帰り予定。んでは。
あーもー台風21号が直撃である。明日の朝には富山を通って仙台沖へ抜けるらしい。従って,明日には大雨の峠を超えているはずであるが,問題は鉄道だよな。止まってなきゃいいが。
あ,ようやくSciCADE05のregistrationが始まりましたぜ。日本人向けの注意がいくつかあるので,よく読んで申し込みませう。
MPIBNCpackのWindows版は問題なく動作するようになった。快適である。後は
IDE HDDを自分で組み込めるNASが出たようだ(Akiba PC Hotline!)。製品のページを見るとかなりよさげ。バックアップ用として一台欲しいぞ。これでremovable caseが使えれば更に良かったんだけどな。
さて,風呂入って寝ますか。
あ,Tomcatのインストールを頼まれていたんだった。一応ちょっと試してみたのだが,バイナリではなく,ソースからちゃんとコンパイルして入れようとすると
今度こそ寝ます。
中途半端な天候・気温が続く。そろそろ夏物は片付けたいのだが,まだ日中は暑いのである。はよ寒くなれ~。
Let's Note R3を購入して以来,自宅での仕事はTVの前のテーブルの上にこれを広げてやっつけてしまうことが多い。デスクトップPCはCeleron 1GHマシンだが,それよか快適に動作しているので,最近はWeblogもNoteから書き込むことが多い。
欠点といえば,左右端のキー配置が詰まっているので,しょっちゅう書きかけの記事を消してしまうことである。「半角・全角・漢字」キーが「ESC」キーの隣にあるので,かな漢字変換をON/OFFにするつもりが,全部消去してしまうこともある。実はこの記事も2回目の執筆である。今度は消え去らないことを祈るのみである。
次年度の某シンポジウム(何が某だ)用Webページを臨時にupしてあるURIに不審なアクセスがある。まだ幹事グループの数人にしか知らせていないURIなのに・・・と,アクセス元を調べて,ははーんと納得した。
このWebページは気合を入れて,手書きでしこしこHTMLもCSSも打ち込んだものである。なぜかといえば,W3CのValidatorと某国産文法チェッカ(って一つしかないだろう)の双方から満点をもらうためである。従って,作成の過程でどちらもバリバリに使っていた。
で,不審なアクセスはこの某国産文法チェッカの作者の方が在籍されている会社からであった。恐らくは,めったに出ない満点(減点されないWarningは残っているけど)をたたき出したページに目が留まったのであろう。ご覧になってどう思われたのかは不明であるが,ちょっと嬉しいね。いや,「そんなに利用したんなら甘いモンでも寄越せや」と舌打ちされているかしらん?
固有値テンプレートの翻訳が近々公開されるらしい。うーむ,楽しみ。
寝ます。
たまたま「噂の東京マガジン」を見ていたら,磐田市の町内会の入会金が10万円という話題が取り上げられていた。しかし,弁護するわけではないが,一般常識からすれば高額と思われる入会金をせびっているのは磐田だけではなく,浜松近辺の市町村ではよく聞く話である。ワシの聞いたところではもっと高いケースもあるようだ。
というわけで,静岡県西部は100万人が居住するド田舎であるという人もいる。まあ,あの浜松祭りで見せられる町内の団結力を見れば納得するかな。
ちなみにワシの居住するアパートではそーゆーものを請求された人はいないようだ。もしそーゆーことになったら徹底的に争うしかないだろうなあ。
CLAMPのインタビュー記事が掲載されているというので,こっぱずかしながら「FRaU」を購入する。特に新しい知見があるとか,マニア心をくすぐる事実が判明するとかということはないのだが,初めて公開された四人のポートレート(しかも撮影者は蜷川実花!)は必見だろう。
個人的には角川書店時代の女性向け雑誌に連載された作品が好みで,最近の講談社とタッグを組んでの大活躍ぶりは大したものだと思うが,作品自体には興味がなくなっていたのである。インタビューによれば,これからは個人活動も行っていくそうなので,ちょっと楽しみ。
夏目房之介さんのWeblogがすっとんでしまったそうで,新しいディレクトリで再出発していた。ワシのWeblogもすでに一年以上経過しており,そろそろバックアップも兼ねて移行措置をとらにゃぁいかんかなぁ。年末あたりに考えてみるか。どーせ紅白も見ないしな。
雨が降ったり雷が鳴ったり,目まぐるしく天候の変わる日であった。
とりあえず,Windows MPI ClusterでMPIBNCpackが一応動作するようになった。
Gladmanさんのstatic MPFR Libraryの設定にミスがあって,それを見つけ出して修正するのに時間がかかり,今日やっとMPIBNCpackまで到達したという次第。まだ動作が安定していないようなので,もう一日費やす必要があるかな。
お,gmp-4.1.4の正式版がリリースされてた。ふーん,11月に4.2, 5.xは来年かぁ。
寝ます。
ふぅ~,どうにか教育がらみの研究発表用原稿が出来上がった。明日一番に再度チェックして,そのまま提出してしまおう。
GPUであれもしようこれもしようという記事(/.J)。慶応の学生さんのレポートがナカナカ面白い。細かい点では突込みが入るだろうが,まだ学部の三年生でこんだけやっていればまあかなりものである(日本では)。しかし,GPUに飛びつくにはまだ早いかな。CPUとGPUを同時に使ってSMPもどきにすれば少しはまし・・・かしらん?
Gladmanさん,またぞろ更新したらしい。GMPは4.1.4のRelease Candidateが出ている。4.2も近そうだなあ。
あー,明日には今度こそちゃんとWin32環境をつくらないとな。いよいよでかい次元のODEも解いてみないと。
ボチボチ寝ます。
昨日は職場の用事を済ませて早々に東京へ戻る。いつものように懇親会で飯だけ平らげてさっさと帰宅。今日の講演資料をチェックしていると,プロ野球がストライキに突入することが伝えられた。ことここに至っては,employeeとしては心情的応援をするしかないな。記事(読売新聞)を読む限り,妥結まではもう一歩だったようだが。せいぜい頑張って頂きたい。
エイベックス,今後は選択的CCCD導入になりそうとのこと(朝日新聞)。ユーザとしては喜ばしいが,CCCDの息の根が完全に止まったわけではないし,仮に全廃されたとしてもCDの売り上げが回復するとも思えない。抜本的にCDの価格体系を見直すべき時期に来ているのではないか。ハリウッドの超大作映画DVDより高価な音楽のみのCDに客がつくアーティストがどれほどいるのか,冷静に考えてみれば分かりそうなものだ。
あ,来年のJSIAM年会は9/23-25,東北大で開催なんだそーで。一昨日購入したばかりの来年のスケジュール帳を繰ってみると・・・ありゃりゃ秋分の日に続いて土日という三連休が完全につぶれる日程である。まあ,今年みたいに中日に仕事が入るということはないけどさ。
潰れた学会事務センターの代替はまだ探している最中らしい。学会のエライさん達は大変そうである。
さて,飯を食ってラッシュにもまれて出かけるとするか。
ただいま。今日は土曜日なので(しかも三連休初日),ラッシュはなかった。JR水道橋で下車して中央大学理工学部へ徒歩で向かったのだが,プロ野球ストライキのため,東京ドームの周囲は閑散としていた。
年会の方もしかりで,予稿集は分厚いのだが,各セッションはなんだか人が少ない感があった。自分に関連のある講演がある,もしくは自分が講演する時間だけ出席し,すぐに退散してしまうという習慣が定着したせいだろう。皆さん忙しくなったことは確かであるので,まあ仕方がないことではあるが,寂しいねぇ。
ボチボチ寝ます。明日は頭を切り替えて教育関係の原稿を書かねば。
ひゃー,涼しい~。秋が深まっているのをいやでも実感させられる。
明日はJSIAM年会,次の日に戻ってきて用事を済まし,またJSIAM年会会場へ向かって夕方の懇親会にのみ参加し,一泊して最終日にまた年会参加。突如用事が入ってしまって中日にいったん戻らねばならない。はーしんど。
WindowsのGDI+のJPEG処理に脆弱性発見される(Microsoft)。といっても,ワシの周りの環境は全てSP2になってしまったので,せいぜいこの脆弱性をチェックするツールが入る程度である。SP2にしておいて良かった。用心深くSP2の導入に慎重な方々はせいぜい気をつけて頂きたい。
職場のメインマシンがとうとうブルースクリーンを吐いてしまう。どうやら100BaseのPCI NICがお亡くなりになったようで,別のGbE NICに変更して復旧させる。それでもまだなーんか変。しばらく様子を見るしかないな。
・・・以上,小山で起こった幼児殺人事件被害者の父親の記者会見を見ながら書いている。痛ましい事件だが,そこに至るまでの経緯については疑問符だらけである。
ボチボチ寝ますか。
ふひー,くだらないミスが続出して,きちんと動作するようになるまで丸一日つぶれてしまった。
ま,それでもデモはできるから,議論のたたき台にはなるかな。疲れたので仕様書は明日に回すことにしようっと。
近頃,自宅で使っている無線LANのアクセスポイントの調子がおかしい。今日は全く繋がらない。仕方がないのでリセットをかけて設定をやり直し,復旧させた。Crackでもされたのかなあ? ま,しばらく様子を見ることにする。
寝ます。
昨夜はうっかり窓を閉めたままで眠ってしまったが,ぐっすり眠れた。随分涼しくなったものである。ユーラシア大陸からは秋の高気圧がやってきたらしい。それでも静岡の予想最高気温は28℃。まだ暑いや。
最近頻繁に使われる言葉に「ある意味」というのがある。これが非常に気になる。ちょっと含みを持たせたい,あるいは,そのものずばりではなくて少し外れているかもしれませんが,という意図がある時に使うべき言葉なんだろうが,最近は何でもかんでも「ある意味」を付加しているケースが目立つ。しかもちゃんとした雑誌や新聞記事でよく見かけるから余計に気になる。ズバリと言え,ズバリと!と一人でプリプリ腹を立ててしまう今日この頃である。ある意味(こら)。
ワシのアパート内にシブトイ朝顔が繁茂している箇所がある。こんな感じである。
安アパートであるから,駐車場も兼ねている敷地内は砂利を敷き詰めていある。パンパンに固まった地面のどこに根を張る余地があるのか不思議だが,四方八方にじわじわと広がっていく様は,愛玩植物になる前の野生状態を髣髴とさせる。
しかし,図太いだけあって青紫の花は美しい。秋にすっかり枯れきったところで種を奪取し,来年はワシの部屋のベランダにワラワラと這わせようぞ,と計画しているところである。楽しみ。
唐沢俊一さんにからかわれていたので少し気の毒になり,池内了「ヤバンな科学」(晶文社)を買ってきてパラパラと読んでいる。
うーん,確かにと学会流の視野を広くした上での突っ込みはあまりない。というか,世間で言う所の「科学技術の危険性」をそのまま肯定している文が多くて,うーんそうかなあと思わないではない。
人間の好奇心が向かう方向ってのは,そんなに簡単に制御できるものなのだろうか? 社会的に,経済的に締め付けが厳しても,実現できるものは実現してしまうんじゃないか? 大体,技術だの知識だのってのは複合的なものなんだから,組み合わせ次第でどんなものに変貌するのか,そう簡単に予測できるものなんだろうか? ・・・等等,擁護するつもりが,かえって疑問が噴出してきてしまった。
反面,この世間のコンセンサスに乗っかった言説をものにしているからこそ,講演を依頼しやすいのだろうな,とは感じる。地域の集いなんかで,危険なことを滔々と述べられても困るもんなあ。
さて,頼まれていたプログラムを作らないと。
ただいま。とりあえずプログラムは動作するようになった。明日は複数で強調動作するかどうかをチェックする。仕様書も書かないと。間に合うかしらん?
何だかやることは多いのにダラダラと過ごしてしまう日々が続いている。いかんなあ。
Win32化計画をちょろっと試す。GladmanさんのGMP portingはずいぶんと気合が入ったものになっていて,どうやら今日も弄くったらしい。コンパイルも簡単になったし,完成されたライブラリ構成はナカナカ見事。CLAPACKもBLASも3.0用のものがそのまま使える。あとはGSLのみであるな。もう一歩である。
そろそろ寝ます。
昨日は,一山を仕上げてupし,学内のWebサーバにPHP4.3.8を仕込み,そのためにApacheも2.0.50へupdateし,ちょろっと○○○○のチェックをして早々に帰宅。途中,書店で「川原泉スペシャル」を買おうとしたら売ってなかったのにショックを受ける。ちっ,また東京で買わなきゃいかんのか。これだから田舎の書店は・・・ブツブツ。
JSIAMのトップページに,SciCADE05のWebサイト(Webページの改良云々以前に,相変わらずtitleタグがないのはどーにかならんのかしかし。あれではBookmarkした時に困ってしまう。・・・等と言うと自分の仕事が増えそうなので黙っている腹黒いワシ)へのリンクが張られる。K先生からF先生へお願いしたらすぐに対応してもらえたということだが,実際に作業しているのは別のF先生なんだよな。礼を言う相手を間違えていないか? ・・・なんてことは怖いので言えない小心者なので,黙っていようっと。
今日はライブラリのWin32化計画を中心に行う予定。頑張りまっしょう。
出勤しようとしたら,3回目の地震。台風情報を出すのに忙しい気象庁はてんやわんやだろう。ご苦労様です。
朝晩はTシャツ・パンツいっちょの格好では薄ら寒く感じ,日中の暑さも大したものではない今日この頃である。この日記も,鈴虫とコオロギのデュエットをバックに,購入したばかりのHDD・DVD Recorder "DVR-515H"でPet Shop Boysの"Pop Art"(DVDの方ね)を聞きながら書いている。しかし,music clipで見るPSBはやっぱりホモ臭い。そーゆーイメージがあるもんだから余計にホモ臭さを強調しているんだろうけどさ。
何で59800円のHDD・DVD Recorderを買ったかといえば,自宅で使っていたVHS Videoがぶっ壊れたからである。カートリッジを入れてもmountできず,すぐにベーと吐き出してしまうようになったのである。ま,しゃーねーな,三菱(電機だけど)だしな,と製造年を見れば1993年製である。11年もよくもまあ持ったものである。流山->穴水->掛川という長い旅路をお付き合いしてくれた伴侶でもあった。こいつの仲間はもう炊飯器だけになってしまったなあ。
今まではPS2でDVDを再生していたのだが,今度からはこのおにゅぅのPioneer DVR-515Hが,録画も再生も全て引き受けてくれるわけだ。・・・とここまで書く間に,20曲目になったのだが,PS2に比べて音が格段に明瞭になっているのは感動する。まあ,DVDの再生もできるゲームマシンに過大な期待をする方が間違っているんだろうけどさ。
二山のうち一山は消えてなくなり,もう一山も下書きが終わって校正をするだけとなった。明日には公開できるかなぁ?
ボチボチ寝ます。
二山のうち,ひとつは8合目まで上りきり,あとは清書するのみ。もう一山は3合目というところか。今週末にはけりをつけたいぞ。
このblogが地味になったとT先生よりご感想を頂く。PC Clusterを本格的に始めたせいで研究活動が忙しくなってしまい,おまけに訳のわからん用事も増えて,あんましネタも時間も取れないのよね。ということで,blogがウスいのは真面目に仕事している証拠なのであるな。
バリバリやんべ。
もう9月である。台風のおかげで終始冷や冷やものだった研究会も,何事もなく終了し,昨日夕方,中津川I.C.から中央道->東名と経由して掛川に到着した。往復600Km。元々運転は余り好きではないが,近頃はますます長距離旅行を避ける傾向にある。久々の長旅で精神的に疲れたようで,職場の雑用を片づけて自宅にたどり着き,布団でちょっと横になったら朝になってしまった。
おかげで気分は爽快。持ち越したままの二山を今度こそ片づけるべく,いそいそと仕事・・・できればいいな(願望かよ)。
うーん,やっぱり台風が心配である。研究会の参加者が下呂にたどり着くまで,JRも道路も不通にならないことを祈るだけである。
途中下呂に寄って会場を見せていただき,その足で高山までたどり着く。折角なので有名な高山陣屋だけは見学する。
うーん,元代官屋敷と聞いて舐めていたのだが,案外デカイ。じっくり見て歩いたら一時間以上はかかるだろう。生「お白州」を二つもあり,それぞれ民事と刑事を扱っていたと知ってちょっと感激する。うーん,江戸時代って合理的。
さて,明日はどうなることやら。それよりまず持参した二山を片付けなきゃな。
台風がまたやってきて,あろうことか来週の月・火には日本海を縦断するらしい。ワ,ワシが幹事の時に限って,なんたるちーや。無事戻ってこれるのか,いや,研究会は開催できるのか,神のみぞ知る。
怒濤の一週間が終わろうとしているが,まだフタ山残っている。ただいまは,その一山を越えるべく,ウダウダしているのである。研究会終了後にはもう一山を越えねばならぬ。どーなることやら。
GSL 1.5をWindowsでコンパイルする方法が投稿された。来週には取りかからねばなるまいぞ。
んでは。
台風(またかよ)の影響か,昨日より湿度の高い日が続く。今日は日本代表とアルゼンチンとの親善試合がエコパで開催されたようで,職場からの帰りはラッシュに巻き込まれる。
WindowsによるMPI PC Clusterの構築,とりあえず一段落。来週の実験講座の準備も同時に行っていたので余計に時間がかかったが,プリンタのセッティングまで完了したのであとはOpenOfficeのDomain User用設定を残すだけとなった。
動いて当たり前だけど,やっぱり11 PEを同時に動かせた時には感動したな。うん。
cs-room443-02だけが大文字になっちゃったのは,Domainへの登録時にズボラをしたせいである。直したいけど面倒だから放っておくことにする。
で,懸案のGbE性能評価である。これをしたいがためにNetPIPEを移植したのである。で,その結果。計測条件の詳細については面倒なので省略。今度のワークショップまでにはまとめる予定。
うーん,Bill Gates偉い。というか,Intel純正のドライバの勝利というべきか。生TCP接続で,ウン百万のDual Xeonマシンにあと100Mbpsまで肉薄したのは偉い。Vineの結果が芳しくないのはまあ仕方がないか。イヤならPMやGMを搭載したCluster専用Linux Distributionを使うべきなんだろうしな。
ということで,ラストスパートっ。今週中には雑用一切合切済ませて怒濤の次週を乗り切るのだ。
一週間ぶりに出勤し,Windows Cluster(MPI onlyだが)を作り出す・・・つもりだったが,一日の大半はSP2のInstallに費やされることとなった。ちなみにこのSP2はMSDNからダウンロードしたもの。一般公開はもうちっと先らしい。まあ,ちゃんとVirus対策をしている人なら焦って入れる必要のない代物である。
それでも何とかDomain networkに2台のClientを参加させて,netpipeでベンチマークする所までたどり着いた。
結論として,WindowsにしただけでGbE性能は650Mbps(Vine, Jumbo frame(4075 octet), TCP使用時)から100Mbps程度向上することが確認できた。うーん,ダテに銭を取ってないな>M$
あとはソフトウェア環境を整えてMPIのベンチマークをすれば一段落。HPC ed.が出るより先に自分の環境を作ってしまおうという作戦である。明日中には何とか目処を付けたいなあ。
VC7のProjectをVC6用にdowngradeするツールがあるそうな。これとNSISを使えば,Windows用のNApackageインストーラが作れそうである。・・・ワシはやんないからね,言っておくけど。
寝ます。
今日で連続真夏日記録が途絶えると,昨日の天気予報では伝えていたが,今朝は蒸し暑さで目が覚めた。太陽が雲でさえぎられているから気温の上昇は抑えられそうだが,蒸し暑さは相変わらず。ほんとに今日は涼しくなるのか?
気がついたらこのWeblogを立ち上げて一年経ってしまった。早いなあ~。これからもぼちぼちマイペースで続けていくことにしようっと。
いつの間にやらSCore 5.8.0がリリースされていた。GSLも1.5へ。ワシのBNCpackも何とかせにゃあ。
今日は日帰りで東京へ出る予定。帰省ラッシュ・Uターンラッシュの真っ最中だが,早朝出発で最終のこだまで帰宅予定だから,それとは殆ど無縁でいられるだろう。ま,人のいない都内でのんびりしてきます。
お盆休みだというのに,某MLではあれこれと国際研究会の準備打ち合わせが進んでいる。この人達はいつ休んでいるんだろうと感心する。
そーいや,ワシの前の職場は近年非難されることの多い特殊法人だったので,間接的にその上部の省の官僚さん達の噂を聞くことが多かった。本部の方では人事交流もあり,直接キャリアさんと接する機会もあったらしい。ワシは末端の組織にいたので,殆ど関係がなかったが。唯一,理事長(元事務次官)が視察に来て,職員の志気を著しく下げる脳天気バカ挨拶をしたのを聞いたぐらいである。
で,聞くところによれば,キャリアの仕事量は半端ではなく,ロクに家にも帰れない,帰っても夜討ち朝駆けだから,家庭を維持することが難しいらしく,離婚率が高いということであった。
そーいう意味では,キャリア官僚に限らず,いわゆるエリートさん達の離婚率って結構高いような気がする。若いうちは仕事第一になりがちで,元々使命感(もしくは出世欲)の強い人達だから,無理もないことではある。少子化対策をするのは結構だが,まず対策を立て実行する方達の職場環境から整えてはいかが?
ここんとこ夜中に目が覚めるようになってしまったので,ついでにOlympicの開会式をぼーっと眺める・・・が,いつまで経っても選手の入場行進が始まらないのでさっさともう一眠りすることにする。ワシにとっては無縁のゲージツ的なセレモニーも睡眠薬代わりにはなるようだ。
んでは。
ただいま。
有本卓「数学は工学の期待に応えられるのか」(岩波書店)を買う。ナカナカ刺激的なタイトルにつられて金もないのに買ってしまった。最も「刺激的」だったのはワシが数学科出身現住所情報工学崩れの出来損ないだというのが大きい。是非とも本書の続編「数学は工学(に限らなくてもいいけど)の期待に応えている!」」という本を誰かに書いて貰いたいものである。本書の構成は第一部が深谷賢治(数学)との対談,第二部が有本が「工学の期待に応えた」数学について述べている。第一部をざっと眺めた印象では「よい本」であると感じた。第二部についてはちゃんと読んで講義のネタに使わせて貰おうっと。
近頃はトンと足腰が弱くなって,都内の大規模書店をウロウロしているとすぐに休みたくなる。そこで喫茶店に入る。喫茶店といっても「談話室」のような,コーヒー一杯やケーキセットやトマトジュース一杯が一律千円という単価の高級な所ではない。そんな金はないし,あったら新書の一冊でも買った方が有意義である。そーゆーケチな中年が入る喫茶店である。ホットコーヒーが500円未満という程度の庶民的な店である。そんな所は客に長居をされては困る。客の回転率を上げなければ売り上げにかかわる。で,長居する客はあの手この手で追そうとする。無理もないのである。
しかしワシはそんな喫茶店で長居をする方法を会得した。本日ここにその術をご披露する(そんな大層なことか)。
来店すると必ずお冷が出される。暑い日などはこれを一気に飲み干してしまいたくなるが,絶対にそんなことをしてはイケナイ。職務に忠実なるウェイター・ウェイトレス諸氏は客のテーブルをチェックすること怠りない。もし空いたコップがあればすかさず「お注ぎしましょうか」という,京都風の言い回しを使えば「ぶぶ漬けでも如何どすえ?」と同義文を発し,近寄ってくるのである。
これでは長居は難しい。婉曲なる追い出し文句を何度も食らって長いできるほどの強靭なる(図々しいとも言うね)精神の持ち主ならいざ知らず,「遠慮」という常識人の感性を持ち合わせるワシのような人間は,「お申し出は謙虚に断る」習慣を持っているため,つい反射的に「いやいや結構です」などと言って席を立ってしまうのである。
そこで,長居をしたいのならば,お冷は絶対に飲み干してはいけないのである。この応用として,注文した飲み物もできうる限り残しておくことが望ましい。たとえホットコーヒーやアイスコーヒーの形容詞が消え去ろうとも,半分ほど空けて,つまり斜め上から横目でチラと見ても明らかに「残っている」状態が判別できる状態にしておくべきなのである。こうすれば,残ったお冷とのダブル効果でウェイター・ウェイトレスを遠ざけておくことが可能となるのである。
もっとも喫茶店はプロである。某ロートレックではないフランス人画家の名前のついたチェーン店では,着席してから一定時間が経過するとお茶のサービスを持ってくるという高度な技を編み出した。「ごゆっくり」というその言葉の裏に「てめぇが何時間居座ろうともワシらはオメーさんを定期的にチェックしてっからな,あ?」というドスの利いた脅しを感じるのはワシだけではあるまい。
こういう「Stop 長っ尻!」に執念を燃やす喫茶店では上記の技は当然使えない。図太い神経のない御仁は早々に立ち去るしかないのである。
というわけで,以上の文章は,東京駅八重洲口にある,この地名を冠するブックセンター本店の「良心的な」喫茶店にて執筆された。即ちこの内容を実践した証でもある。Let's Note R3をバッグから出したり入れたりしながらズルズルと100minも長居した客を,勤勉なる店員さんたちはどのような心持で眺めていたのか,ワシには想像もつかないが(ウソつけ),寛容に許してくれた彼らに感謝する。ありがとうございました。
・・・などというダラダラした東京日帰り旅行であった。こんなダラけた日々もあと一日。早いわぁ~。
ダラダラ・・・も飽きてきた今日この頃。そーいや,職場が夏休みに入ってからは誰とも喋ってないなあ。来週まで一言も日本語を話さずに済むかと思うと大変ありがたい。それまでは静かに過ごすことにする。
夏の高校野球がいつの間にやら始まり,もう2回戦に突入するらしい。オリンピックも直前だそうだが,スポーツ全般に興味がないので,どこの高校が勝とうが負けようが,日本のメダル数が幾つだとかはもうどーでも良い。ワシはと言えば,TVも付けずに買い込んできた本をぼそぼそと読むだけである。
と,今度のワークショップのプログラムが出張届の際に必要とのメールを某先生より頂いたので,さっと仕上げて関係者全員に送付する。やっつけためぼしい仕事と言えば,これぐらいか。
次に何をしようか・・・と考えつつ,三度の飯を作る以外は,ダラダラ・・・の日々。まだ続く。
昨日は銀行と買い物に出かけた他は,一日中寝て過ごす。疲れがたまるほど働いた覚えはないんだけどなあ。「論文受け付けました」というメールを受け取って気が抜けたのかしらん?
世間はまだ夏休みに入っていない人達がまだ多いようで,SciCADE05のMLでも事務処理に関するやりとりがなされている。ワシがタッチできるような内容ではないので模様眺めで済んでいるが,国際学会を主催するって大変だよなあ。ご苦労様です。
そーいや,JSIAMの事務処理を委託している学会事務センターが破産(読売新聞)だそうで。対応の素早いところは預かり金の不正流用が明らかになった先月の時点で告知文を出したりしている(日本音楽学会)ようだが,JSIAMはどうなっているのやら。ワシらの年会費は無事なんだろうか? ま,来月には年会があるから,何らかのお知らせはあるだろうけど,「会費は全部差し押さえられてしまったので,もう一度払い込んで下さい」とかいうのだけは勘弁して欲しいものである。
今日もダラダラ・・・・の続きの予定。
これを書いているのはまだ午前中。立秋過ぎてからの暑さは「残暑」と呼ぶらしいが,今年の残暑はそれ程ヒドイものではない。つまり,残暑前の暑さがきつかったので,それ程感じていないのであろう。暑さ寒さは多分に相対的なものなのであるな。
例年,職場が閉鎖されて一斉休業になる前は,「あれもしようこれもしよう」と思うのだが,出来たことが一度もない。ちょろっとツバを付けた程度でもかなりいい方で,大部分の時間は寝て過ごすことになる。そんな経験を繰り返すこと数年,本質的には怠け者であることを自覚させられてしまったので,今年も無理せず焦らずダラダラと過ごすことにする。
というわけで
ダラ
ダラダラ
ダラダラダラ
ダラダラダラダラ
・・・
(ダラ)^n
なのであった。
東京も掛川もハッキリしない空で,暑いとはいえ,酷暑という程ではない。適度にそよ風もあって,割と過ごしやすい日である。
昨日は友人の人生相談のような,互いの○○遍歴(と言う程でもないか)を暴露し合う飲み会と成り果てた。腹回りのだぶついた中年と成り果てた男どもに相応しい雰囲気であった。いつも使っていた日本酒が豊富なお店がイタリア料理店に衣替えしていたのは驚いたが。変わり身が早いというか,節操がないというか。
圓朝祭りに出かける。あまり広くない全生庵の境内に中高年以上の方々がわんさと押し寄せて凄い人混みであった。
割と早めに到着できたので,ちょうど法要が終わって幹部の方々が出てくることを撮影することが出来た。
うーむ,ベストショット。この後,ゲストで来られていた歌丸師匠の挨拶があり,「木久蔵ラーメンは食べてはイケナイ」というありがたいお言葉を頂く。
・・・と,雰囲気はよろしいのだが,人混みに圧倒されて早々に引き上げてきた。来年来られるようなら,ちゃんと奉納落語会のチケットを取るべきであると思い知らされる。しかし中高年の皆さん方はお元気ですなあ。
午後3時には掛川到着。さっさと風呂に入ってシャワーを浴びつつ,汗くさいシャツやパンツを突っ込んだ二層式洗濯機を回す。ちょうど今,脱水機をセットして回しているところである。
これからは更に買い込んできた本を読み倒す予定。のんびりさせて頂きまっす。
査読と投稿を同時にこなして何とか一区切り付けた。ほっとする。
と,間もなく,大ショックなことが。
毎週楽しみにしている松尾オバサンの漫画書評,今回はあとり硅子さんの「四谷入谷渋谷雑司ヶ谷!! 2」であった(第一巻はこちら)。「ほほう,さすが松尾オバサン,良いところに注目しているなあ」と感心したのもつかの間,あとり硅子さんの訃報も同時に知ることとなる。ちなみに新書館の告知文はこれである。
ええええええええっ!
大ショック~!
先日の中島らもの訃報に接した時は,ショックであると同時に,普段の行いが行いだったから「ああやっぱり」と思うところがあったが,今回は全然ココロの準備が出来ていないのと,寡作な作家がようやっと新刊を出した直後なだけに衝撃は大きい。
ともかく,今はご冥福をお祈りするだけである。合掌。
台風の来訪によってどーなるかと思われた本学のOpen Campusだが,出勤直前に雨は上がり,ちょっと蒸し暑い程度のフツーの夏日となって,来客数にも大した影響はなかったようだ。何よりである。
しかーし,仕事はまだ終わっていないのである。論文投稿と論文査読。人様の力作にちくちくと文句を垂れながら,rejectかなacceptされるといーなとうじうじしながら煩悶しているのである。ああ,これこそ真のambivalent condition・・・などと言うとる場合か。ガリガリやってしまわねば。
こうしているうちに買い込んだ本が消化されない内にどんどん積まれてしまうのである。「野中広務 差別と権力」「夢路行全集4」「夢路行全集5」「夢路行全集6」「風雲児たち幕末編5」「銭 2」「まんがサイエンスIX」「トニーたけざきのガンダム漫画」(このうち2冊は誘惑に抗しきれず読んでしまった)。ああっ,小谷野敦大先生の新刊も出ていたぁ~。明後日,東京に出たら買わねば~。
・・・と,久々に怒濤の如く本を買いまくるのであった。読みたい~,でも査読と投稿,きちんとやらなきゃ~。
頑張ります。もうちょっとだ!
静岡に戻ってみると,案外暑くない。またまた台風が四国に近づいている影響か,雨がさらっと降ったらしい。
明日はオープンキャンパス2回目。怒濤のようなスケジュールも最後である。明後日は核戦争後の世界((c)岡田斗司夫)なので,気が抜けていることであろう。
風呂入って寝ます。
青森に来てから体調がよい。自宅にいるよりも規則正しい生活をしているせいだろう。普段だらけた生活をしている独り者ならではのことである。
土日を跨いで研究会を開催することが多くなってきた。余裕がないからだという意見もあるが,研究者とはいえ組織に属する人間なんだから,平日は極力,その組織で遂行される日常業務に励むべきである,というのは抗弁しづらい正論である。平日は怠りがちな家族サービスに勤めたい家族持ちには,休日の研究会においそれとは出席できないだろうが,その分,出るべき研究会を絞る必要がある。夏季休暇とか春期休暇に開催される研究会が大規模化しているのは,そーゆー事情も絡んでいるのだろうか。
そう考えると,世の中,そんなに悪い方向には進んでいないような気もしてくる。ものの見方を柔軟にすると,精神状態は安定化するのであるなあ。おっ,相対主義も悪くないじゃない?
帰宅は8/4(水)の予定です。台風が来なきゃいいけど・・・。
青森に来ている。トーホグに来れば少しは涼しいかと思ったらとんでもない,昨日より真夏日が続いている。今日も35℃を超えるという予報を聞き,早くもメゲる。
ねぶた祭りの準備が進んでいるようで,歩道のあちこちに足場が組んである。こちとらは前夜祭の直前に遁走する予定であるが,祭り当日はさぞかし暑い夏になるんだろうなあ。
というわけで,講演終了。内容が大多数の方々と違うのでずいぶん浮いていたが,まあこういう存在もあっていいでしょ。こちらの勉強も兼ねて,当分の間は参加させて頂くことにしよう。
それにしても暑かった。ここはほんとにトーホグか?札幌に移動できれば少しはマシになるのかなあ・・・いやなって欲しいぞ,全く。
いろいろあった一日だったが,「中島らも逝去」(日経新聞)のニュースが飛び込んできて,全ての出来事が吹き飛んでしまった。享年52歳。
合掌。
それなりに暑かったが,雲が太陽を隠している時間が長かったせいか,猛暑という程ではなかったな。第一回目のOpen Campusにいらした方々は,お疲れ様でした。今回は情報システム学科だけで15研究室が公開されていたから,全部お見せすることなぞ出来ず,ワシの所も10分程度の解説を3回行っただけで一日が終わってしまった。ちょっと物足りないので,解説用資料とビデオ画像をProducerでまとめてe-Learning教材まで作ってしまった。来年にはもっと見栄えするデモを作らねばいかんなあ。
Open Campus終了後,細胞シミュレーションの資料を読み,数式をまとめる作業を行う。大まかな計算は8月一杯には終了させておかねば,10月のODE研究集会に間に合わぬので,下準備に着手したのである。
一通りまとめ終わったところで,ふと,「数理モデルとのつき合い方」というタイトルを思いつく。ここでも取り上げた「やぶにらみ科学論」に,地球温暖化への疑問が呈せられていたこと,「力学系入門」にLotka-Volterraモデルの考察を行った章の最後に環境破壊への警告めいた文があるのを見つけたこと,有明海の生態系シミュレーションが応用数理に掲載されていたこと,そして近頃ワシのWeblogを通じて「沈黙の春」へのアクセスが急増したこと,これら全てが「ねばり強い懐疑的相対主義」によって関連付けられそうだというヒラメキがあったのである。ちょっと調べてササッとまとめてみるとする。出来なかったらすいません。
酷暑の名古屋と東京に挟まれた地ゆえ,静岡もアッツイのであろうと思われているが,日中はともかく,朝晩はかなり涼しく過ごしやすい。浜松や静岡のような大都市ではないからね。夜,うかつにクーラーを付けっぱなしにして寝てしまうと,ものごっつ冷えてしまうこともある。
ぱっつんぱっつんの日々が続く。今日は午前午後とも予定あり。明日は試験監督。明後日はOpen Campus。次週は試験と採点と監督とSWoPP。それが終われば一段落つくハズである。2回目のOpen Campusが終われば学内閉鎖となるので,市立図書館通いでもする予定。うろうろしていないと調子が悪くなるからね。
では行って参ります。
ただいま。何か今日は一日中,人様のソースを眺めていたような気がする。ま,義理は果たしたので,明日からは自分の仕事に邁進しよう。
○大にて資料を入手させて頂いた後,神保町で新刊本を物色。新宿西口駅の前~♪にてイマドキ200万画素デジカメ(Nikon CoolPix2200)を¥19800にて購入。いーんだこれで。ちなみにSDカードなしでも14Mのメモリが内蔵されているので実用上は純粋に本体と単三電池二本だけでバッチリ使える。
帰宅後,早速試写する。↓こんな感じ。
ワシには200万画素で十分である。満足。
昨日はゼミコンパ。一人欠席したので教師含めて総勢18名の大所帯。4年生のテンションが高かったように思えるが,何が原因かは考えないことにしよう。
来月下旬に開催予定のワークショップに参加できるかどうか,その近辺のスケジュールを問い合わせた結果がまとまった。もう皆さん二週間に渡って均等に忙しいようで,一番参加者が多くなる日程を選択できない。エアポケットか桁落ちのように参加者が激減する一日があるだけ。仕方がないので,幹事の都合と天の声に従って,宿の予約が取れた8/30, 31の両日に決定する。最近,痴呆が進みつつあるのか,予約電話を切った後で予約日をド忘れし(自分で指定したクセに),再度電話をかけて「いつ予約しましたっけ?」と先方に尋ねる始末。今度は会議室・・・というより和様の集会室しかない宿なので,座布団に座って講演を拝聴することになる。スクリーンもプロジェクタもOHPもないから,持っていけるものはこちらから担いで搬入しなければならない。今時,スクリーンぐらいおいてあるモンなんだけどなあ。有名温泉地の廉価公共宿だから仕方がないか。
今日で長かった学生実験もおしまい。次年度は何しようかなあ・・・と目前に迫った数々の締め切りを逃避すべく,あれこれ思案する。flexibilityに富んだ環境を持つのも考え物である。あれもできるこれもできるで返って収拾がつかない。
明日は静岡市。明後日は東京。うがーっ。
九州・四国・中国地方では梅雨明け宣言が出たようだが,東海地方はまだまだはっきりしない天候が続く模様。今日はどんよりしているが,暑さは一段落した。
とりあえずNetPIPE(NPtcp) for Win32を公開する。へたくそ極まりない英語やソースであるが,オリジナルがGPLなんだから公開しないと寝覚めが悪いのよね。もっとsophisticateされたものを誰かが作ってくれることを希望する。ま,たたき台っつーことでひとつお目こぼしを。
どーせ,近いうちにWin32のUDPプログラムをつくらにゃならん(らしい)のだから,Winsockプログラムの練習もできたし,ま,いいか。
来月下旬開催予定のWorkshop参加者のスケジュール調整をする。大体お返事は頂けたが,一番近しい兄弟子とボスからの返事がまだ届かないので,兄弟子には直接電話する。あとはボスのみ。
今週金曜日には進学説明会とやら。来週の土曜日はOpen Campusの第一回目。その次の週はSWoPP2004である。うー,夏休み目前にして怒涛のようなスケジュール。何とか乗り切らねば~。
NetPIPEついでに,MP_Liteなるものを発見する。うーん,ワシみたいにごく限られたMPI関数しか使っていない輩にとっては,単なるMPI Wrapperとしても使えて通信性能も上がるのであれば言うことなしである。試してみる価値はありそう,だが,今は時間がない。メモだけここに書いておいて,来年早々には取り組んでみるとするか(有言不実行の可能性大だが)。
朝から暑い暑い。昨夜は久々に日が変わるまでプログラムに没頭していたので,帰宅後急いで用意した炊飯器のスイッチを入れ忘れてメッコメシにしてしまうわ,目覚ましの電池は切れているのに気が付かないわ,もうさんざん(という程のことか)。
何を作っていたかというと,NetPIPEのWin32版。一応anonymous FTPサイトへのリンクがあって,そこにNT版があるようなのだがアクセス出来なくなっている。仕方がないのでVC++6でコンパイルしようと,パッチパッチまたパッチとツギハギしまくっていたら,何とか動くところまでこぎ着けた。MPIch付属のものと比較するためになんとしてもNPtcpを動かしたかったのである。で,日が変わってしまったという次第。公開するにはあまりにも無惨なソースなので,こっそりうちの卒研だけで使うことにする。
今年の一月末に査読した論文の再査読依頼が今頃になって届く。本文よりも分厚い解答書に仰け反る。こんなに気合いが入っていては,そりゃ遅れるよな。しかも二人の査読者の判定意見が真っ向から対立して,査読委員からの紹介事項も追加されてたようで,そりゃ分厚くなるわな。
しかしよく読んでみると,判定意見は分かれたものの,応用性に関しては疑問符が付くが,基礎研究としては評価できるとしている点は全く一緒なのであった。・・・ああ,ワシも齢30半ばにして学者的ステレオタイプなものの見方が出来るようになったと感動する。
再査読期限は来月上旬まで。ま,ワシの意見を変える必要はなさそうなので,折角追試した結果も添付して,札幌に帰省しているうちに送ってしまおう。
突然,えらい人から来週金曜日のお仕事の依頼が来る。折しも別のお仕事も来て,てんやわんや。こうして,常日頃から「ワシより給料の高い奴が働かんでどーするよ,うらぁ」とうそぶく生意気な若手(この世界では)の鼻息が更に荒くなるのであった。あーめんどくさ。
大阪と東京で開催される予定のMCA無償セミナーとやらの案内が届く。ちょうど日取りが空いていたので早速申し込み。やけに細かいチェックをするM$の担当者と3回メールのやりとりを行って申し込み終了。・・・なんだか今年はM$づいているなあ。来年度からはワシゃ単なるエセ数学教師になる予定なのにぃ。しかし,先行き不安のある身の上としては,スキルアップが図れるのであればそれにこしたことはない。体力のある内にあれこれ挑戦しておこうっと。
などと書いていたら,本日の学生実験中,突然クーラーが故障する。せいぜい30平米しかない空間にP4マシンが15台も押し込んであるのに,学生さんと教師を含めて9名がひしめいている上,今年一番の暑さが追い打ちをかけて,物凄いことになる。幸い曇りがちの天候であったことと,風が強かったおかげで,窓とドアを全開にしてなんとかしのげた。修理が早く終わることを祈るのみ。罰が当たったか?
うー,むしむしどよどよ。シャツもべとべと。やーねー全く。
いしかわじゅんさんのページで,「編集会議」の花田編集長が退任するというニュースを読む。で,最新号を本日読んでみたら退任の挨拶が。早速,定期購読を取り消すことにする。2001年4月号から4年目,よく頑張ったと言うべきか。お疲れさまです。
Information誌に論文掲載。つっても,目次しか分かりませんがな。査読が(以下検閲削除)。投稿論文数が増えたせいか,今年からは隔月誌になったようだ。よきかな。
卒研生がNetPIPEを使ってベンチマークを行った結果を持ってきたので,比較対照用にとcs-pccluster2にてGbEと100BASEのベンチマークをそれぞれ試してみる。・・・うーむ,100BASEはTCPもMPIもさしたるoverheadなしで約90Mbpsは出るのに,GbEと来たら,TCPが400Mbps, MPIが250Mbpsぐらいまでしか出ない。確かにMPIのoverheadはヒドイという話は前からあって,例えばこのレポート(PDF)によれば,折角Jumbo Frame化しても,MPIではoverheadのせいでMTUdefault値の時と殆ど変わらない性能になってしまうという。それならそれで,「MPIはやめて生のsocketを使いましょうぞ」というtcplibなんてのもある。にしてもね,Jumbo frame未対応のGbE SWを使っているせいもあろうが,ちょっとMPIが酷すぎる。もちっとベンチをとってみんべか。
ちなみに,卒研生さんが頑張ってくれたおかげで,Realtek, Broadcom, Intel のGbEチップの性能評価もキチンと出た。結果は予想通りというか,値段の通りというか・・・こうまでハッキリと出るとはねぇ。高いモンは良くできているぞよ。
SIAMに注文していたMolerの"Numerical computing with MATLAB"の新版が届く(PDFはこちらにある)。PageRankの説明なんかもあって,新しい話題を取り入れることも怠っていない一方,アルゴリズムの解説もしっかりあって,バランスの取れた良いテキストである。これでMATLABが安価であれば言うことなしなのだが。
寝ます(久々だな)。
朝方に強い雨があったが,その後はどんより。このまま明日になってしまうのかと思っていたら,夜半になって土砂降り。またぞろ東海道線を止めなければよいが。今週,来週とも東京行きなので,人事ではないのである。
GSLは6月末に1.5へVer.up。CERNで配布しているWindowsバイナリ(VC6, VC71)もupdateされるのかしらん?
ちまちまと投稿予定の論文草稿を弄くる。うーん,どうしようかなあ・・・。
静岡市から東側で局所的に集中豪雨となったようである。掛川も出勤する直前には突然の土砂降りがあったが,すぐに上がった。梅雨も終わりに近づくと熱帯性のスコールのような状態になるのだなと軽く考えていたら,静岡市では冠水したところもあったようで,新幹線・在来線とも午前中はストップ。午後になってようやっと動き出すという有様で,我がゼミ生のO君までその巻き添えで登校できなかった。うーむ,こういう事もあるのね。静岡新聞によると,昨年にも同じような局所豪雨があったようで,前線ができやすい地形であるらしい。石狩湾低気圧みたいなモンか(ローカルな話題にはローカルな比喩で答えようぞ)。
本日で6月もしまい。次回Workshopのスケジュールのお伺いメールをT御大に送る。すぐさま返事が来るところが凄いなあ。「8月下旬は何も予定はありません」というあたり,貫禄というか何というか・・・。夏休みは集中講義だのオープンキャンパスだのとドタバタ忙しく使われる下っ端とは,やっぱり違うんだなあ。早くそういうトシになりたいものである。・・・30年早いな。
EM64T搭載Xeon出荷(PC Watch)。IntelもついにAMDの後追いをするようになったのであるなぁ。Dual New Xeonマシンは魅力だが,OSが出揃って人柱さん達からの報告が出てくるまで待っても遅くはない(金もないし)。来年半ばにはAMD64/EM64Tの花盛りとなっていることを期待したい。
日が変わってしまったので,月曜日の日付で書くことにする。
午後からはいつも通り頭痛と鬱を抱えて寝込み,夜になってようやっと収まった。すぐさまSWoPPの原稿を最終チェックし,「ま,こんなもんか」レベルのものを6ページにまとめて印刷。ただし,投稿への道のりはまだ遠い。7月一杯はデータ取りに勤しむことになるであろう。・・・こんなめんどくさい研究,するんじゃなかったと後悔しつつも,ここでワシがまとめておかねば誰がやるという使命感にも目覚める(そんな大層なことか)。頑張りましょう。
登場したばかりのi915/i925X Chipsetが回収されたそうな(Akiba PC Hotline)。まあ,リコール対象になるはずの自社製品を隠し続けたどっかの自動車会社に比べれば,誤りを認めただけでも物凄く誠実に見える。是非とも,過去の不祥事を抱えた会社はこの際全てを認めて謝罪すべきであろう。某ダイヤマークのよりましという評価を得ること間違いなし。お得である。実はワシも(以下略)
「こと,コンピュータに関する未来予測は完全に外れた」と言ったSF作家は誰だったかなあ。全く,これだけパーソナルなコンピュータが普及し,瞬く間にThe Internetに接続され,学校現場に取り入れられて浸透するとは,予想もしなかった事態である。おかげで,あれだけ情報情報と騒いでプロパー情報科学者を増やそうと躍起になって大学教育カリキュラムをまとめたIPSJが,あっという間に長期低落傾向を辿るようになってしまった。元々,何かの目的があって道具を使いこなすというのが本道だとワシは思っているから,コンピュータを使いこなす教育ってのは,対象となる分野の,情報科学とは取り立てて縁のない専門家が行うのがいいのである。それもあっという間にそうなってしまっている。これから先は,それぞれの分野で独自のソフトウェアやシステムが作られ,発展して行くことであろう。たまーに各分野で横断的に使える理論やらソフトが登場して話題を振りまくのであろうが,そこにプロパー情報科学者がどれ程commitできるのか,ちょっと疑問である。
・・・ということをつらつらと考える一貫として,以前にも話題にした100ドル100桁懸賞問題が本にまとまったとのことなので,早速注文する。正解のソースコードも公開されていて,卒研用にはピッタリかな。とりあえずはBNCpackでの正解ルーチンも作って公開しようかな。
一泊二日でJeLA主催(なのか?)の国際シンポジウムを見学する。"Pan-Pacific"と銘打っている割に,参加者は韓国と日本からのみ。将来には発展させるぞという意気込みが表れた命名なのか,それとも単なるコケおどしか。何にせよ,バラエティに富んだ発表に触れられて面白かったっす。最新号のJeLA論文誌も配布されていて,そこに掲載された自分のバカ面も確認できた。ワシは一体誰にガン付けているのであろうか。やっぱり昔の証明写真を使い回したので罰が当たったか。
午後のセッションは全て蹴飛ばしてすぐさま帰宅。そのまま職場へ直行し,SWoPP向け原稿を仕上げてしまう。ふぅ~,ここんとこしばらくマジメな数値計算の論文を書いていなかったので,勘を取り戻すのには時間がかかった。兄弟子に原稿を送付して一段落。少し寝かせて月曜日に発送予定。
購入したLet's Noteのバッテリだが,さすがにフルパワーでは9時間も持たず,大体6~7時間程度と見ておけばいいようだ。それでも日中の勤務時間には十分な容量であり,おかげであれこれと仕事が出来る。ありがたい(ワーイ)。しかし金がない(ショボン)。おりしも,静岡に来て以来6年間,ずーっと活躍していたオリンパスのデジカメ(100mpixel!)がお亡くなりになってしまい,折角買ったLet's Noteの写真を撮ってここに貼り付けて自慢できないではないか。あああ,今年のSWoPPは青森だというのにこのままでは行ったという証拠も残せない。仕方がないので,7月の給料でやっすぅいデジカメを購入することにする。しくり。
ここんとこ休日は自宅で死んだようになっていたが,どうやら少しずつ復活の兆しが現れてきた。鬱期だったのかしらん? 火曜日には高校生相手の実験講座もあるし,来月にはJSIAM2004の原稿も上げなくてはならない。そして8月にはいよいよ論文投稿である。掲載されるかどうかはともかく,これでどーにか一年に一論文体制が整う・・・ハズである。作ったばかりのcs-pccluster2が元気なうちにガンガン仕事しなければ。
Amazonによれば,ここんとこ,沈黙の春(新潮文庫)のアクセスが急増している。つっても,単にAmazonへのリンクをクリックする人(or crawler)が多いというだけのことだが,何があったのか。以前,BSマンガ夜話で自虐の詩(上・下)が取り上げられたときも同じようなことが起きた。うーん,世間の事情に疎くなっているなあ。何があったか,知っている人は教えて下さい。
6月には珍しく大型の台風が来襲するらしい。四国から神戸,福井へと抜けるコースをこれから辿るようで,名古屋以東は直撃を免れそう。
NA Digestで,C++の並列計算ライブラリTrilinos(トリリノス?)が紹介されていた。しかし,所詮は分散メモリ環境でのプログラミング,概念理解がないと使いこなしは難しそうである。MPiが登場してから既に十年,一行に易しくならないところが普及の難しさを物語っていると言える。ドキュメントが充実しているのは結構なこと。それにしても多倍長計算をサポートしたライブラリって,一向に現れませんなぁ。登場すれば真っ先に使いたいんだけど,当分は自作ライブラリを手放せそうもない。
そーいや,MPIプログラミング講習会がまた理研で開催されるようである。テキストはコチラ。座学だけでMPIを全部講義するってのは凄い。上級者向けって事かな?
では行ってきます。
昨日買ってきたLet's Note R3の設定をしてWindows Updateをかけながらこれを書いていたら,もう日が変わってしまった。うーむ,毎度のことながら,面倒なことだわい。自宅のBB routerがしょぼくって,内部のマシンはMTUを1500 - αにしておかないとまともにuploadができないので,買ってきて早速Registoryを弄らなくてはいけない。
購入は予定通りヨドバシ新宿西口駅の前~♪。もらったばかりのポイントを最大限活用してOffice 2003 Proも買ってしまう。ワシの用途だとOffice 97で十分なのだが,まあこの機会に最新のものを揃えておくことにしたのである。
しかし,高々40平米のアパートの一室なのに,無線LAN(IEEE802.10g)の接続がちょくちょく切れてしまうのはいかがなものか。もっと安定しないもんなのかなあ。
あ,Windows Updateが終わったらしいのでRebootを要求している。ということで今日はこの辺で。
梅雨は中休み状態。気持ちのいい気温と天気が続く。
先週,昨年に続いて二度目となる,双方向でない遠隔講義を行った。前回は11名の受講者がいたが,今回は6名のみ。内容も,昨年度のものを使い回しつつ,ぐっと易しくし,適宜チャットを使いながら実習の進行状況を確認した。
本日受講生のアンケートが届き,まあまあ好評だったことが判明。ほっと胸をなで下ろす。
ボチボチSWoPP2004の原稿の第一締め切り。佳境につき,この辺で。
台風が近づいているらしい。そのせいか,ちょっと気温が高め。・・・などと書いていたら,日が変わってしまった。
情報処理学会の数値解析研究会がHPC研究会に衣替えしてからもう何年になるんだっけか? 応用分野の方々のツールとしての諸々の数値計算を統合的に扱うガクモンとしての「数値解析」は,元々,下請的な色彩の強いものだったが,HPCに衣替えしてからはますますその色合いが強まった感がある。「下請」という言葉に敏感な方は怒り心頭かもしれない。しかし,冷静に考えてみれば,画期的なアルゴリズムがあって生まれた応用分野ってのあったっけか? 他の分野の要請があって,抽象化した問題設定を行い,それについてのアルゴリズムや数理的側面からの考察をする,とあくまで受動的なガクモン,それが数値解析の本流という気がしてならない。下請という言葉が嫌なら,「基盤的」と言い換えても大意は変わらない。抽象度の上がった問題の解決を求める向きには,最後のよりどころでもある。
線型計算やそれを土台とした非線型計算も,主要な部分は固まってきて数理的な工夫の余地が無くなりつつあり,その先は,アルゴリズムを実行する計算機システムを改良・改善することでより生産性を高める方が得策であるという判断の元に,「数値解析」研究会は「HPC」研究会へと移行した。結果,数値計算を伴う「計算科学」という広めのコアの元に,コンピュータ屋さんが多数参加する今の状況を生むに至った。今では遺伝子・流体・重力多体・・・とより大規模な計算を対象としたプロジェクト研究が盛んになっている。そしてまた,そこで利用されるソフトウェアも整備されつつあり,磨き上げられて改良の余地が無くなり,今度は情報工学的な工夫の余地が無くなって,応用分野側での問題設定をあれこれ弄くることになるのだろうな。歴史は繰り返す。
数学も情報も,そういう意味では下請的な性格のガクモンで,どちらも理論がコアになっており,他分野から問題が持ち込まれて初めて体系が生き生きとし出すという点もよく似ている。ワシは理論にじっくり取り組む根気も能力もなく,さして広くも深くもない知識を組み合わせて日々暮らしているダメ学者であるので,理論に深く通じた偉い学者先生をいつも羨望の目で見つめている。多分,中途半端にHPCだけに通じているワシみたいなのは,そのうち淘汰されてしまって,後に残るのは優れた理論屋さんと,応用の方々なんだろうな。もっとも定年までは淘汰されては困るので,今はせっせとさして多くもない知識の深化を計りつつ,応用指向のことに手を出そうとしているのだけれど。
してみれば,例えば数学系の学科がリストラされたり,情報系の専門学科・学部が衣替えしつつあるのも,まあ時代の要請という意味ではやむを得ないことなのだろう。・・・と簡単に諦められては困る,もっと運動を,という向きもいなければ困るので,それはそれで頑張って頂きたいとは思うが。
そーゆー,数理系に不利な時代状況があるよなぁ・・・と感じていたところで,例の「学力低下論争」が持ち上がったのである。最初に火を付けたのは,数学者だった・・・という辺りも,そーゆー風潮に対する異議申し立ての気分がなかった,とは思われないのだ。ゲスの勘ぐりであってほしいが,どーも,その辺に政治的意図があるように思われて,その論争が生臭く感じられてしまったのである。ワシが「学力低下現象」を疑ってしまう理由の一つがここにあるのだ。
近畿・東海・関東甲信越地方にも梅雨入り宣言が出された。今朝はそれに相応しい土砂降りで目が覚めた。昼過ぎにはドンヨリムシムシしつつも,雨粒が降ることは無くなった。威勢の悪い梅雨である。
6月から7月までの資金繰りをあれこれシミュレートしてみる。カツカツだが,何とかSWoPP2004+帰省の費用は捻出できそうである。そんなに豪勢に貯金している訳でもないのに,なんか生活がつましいなぁとは思うが,ぱーっと派手に使っちゃう程欲望がある訳でもないので,それ程不満がある訳ではない。むしろ,外食が減って自炊が増えた分,あれこれと総菜を作ったりみそ汁の具のローテーションを考えたりする楽しみが出てきた。ちょっと胃腸の調子が悪いせいで,あまり量を必要としなくなったのも幸いしている。これで運動不足が解消できれば言うことなしなのだが・・・やっぱり今年の年末に,スポーツクラブに復帰しようかなぁ。金払って運動するのもアホらしいが,そうでもなければ動かないのだから,全く意志が弱いというか,だらしないというか。
FIT2004は結局申し込みしなかった。ここんとこ体力が切れたのか,ネタまで切れてしまったためである。ということで,今年はWorkshop3回の他は4回講演となる予定。それでも昨年までのペースから考えれば驚異的な回数なのだ。
SWoPP2004の暫定プログラムが届く(というかWebにupされた)。HPC研究会分は昨年度に引き続いて講演数が多く,幹事の根回しが効きやすい講演者には10分時間を短縮願って何とか期間内に全講演を押し込んだ,という感じのプログラム構成である。ワシは無論,そーゆーツテはないので,予定通り30分講演。何故か二日目の朝一(またかよ)なので,一日目はゆっくり出来そうである。むーん,ちゃんと30分の中身にしなければいかんのぅ。原稿は今月末まで。今週中に暫定版を上げてしまおう。
JSIAM2004の講演申し込みをしようとするも,もう少し内容を詰めてからと思いとどまる。SWoPPの方が一息ついたらちゃんと考えませう。
北陸・東北地方も梅雨入りとのこと。これで蝦夷地を除く日本全国が梅雨になった。今年は雨が多くなりそうとのこと。マメにシャワーを浴びるようにしよう。
爽やかに晴れ上がった。気温も高くなく,5月初旬の気候。
職場のメール遅延は,GWにbombが殺到したためらしい。本日午後には復旧したとのこと。うちみたいな無名かつ小規模な所まで来るんだから,有名かつ大規模な所の管理者は日々大変な努力を強いられているんだろうなあ。空気のようにいつもネットワークが使えている,という状態を維持することがどれだけしんどいことか,経験のない人にとっては想像できないだろうな。
Athlon64マシンに,Fedora Core 2 for x86_64とi386版をインストールし,dual bootableな構成にした。もちろん,どちらも英語環境である。すると,あらら,あれほど使い物にならなかったx86_64バージョンのGNOMEもさくさく動くじゃぁあーりませんか。もちろん,Terminalは正常に動作し,Mozillaも日本語のencodeは正常に行われ,ちゃんとこのWeblogも読むことが出来た。
で,早速両環境でMPFRbenchを行う。・・・うーん,やっぱり64bit環境は偉大である。ベースライブラリのMPNはC generic codesでコンパイルされており,tuned assembler codesは一切使っていないにもかかわらず,である。
こりゃ,自宅のPCも職場のClusterも,安定したx86_64 OSが出揃うまで更新しない方が良さそうですな。あと2年ぐらいは存分に活躍してもらいましょうぞ。・・・ってことは,自宅のPCのバヤイ,RAID化したのが一昨年の8月だから,今年の8月で丸2年,その後2年使い続けると,4年もお付き合いすることになるのね。毎年のようにマシンを買い続けた昔が嘘のよう。それだけPCは能力の限界(つーか,熱問題解決能力の限界と言うべきか)に達しつつあるんだなあ。Celeron 1GHzのWin2K Proマシンでも全然不満が湧かないのであるから,OSも良くなったってことかしらね。
取り急ぎ業務連絡のみ。
本日(6/3),tkouya(here is atmark)cs.sist.ac.jp宛にメールを送った方へ。どうも全てのメールが不着になってしまっているようです。送信者にエラーも返らないようなので,気が付くのが遅れました。すいませんが,私宛に連絡を取りたい方はtkouya(here is atmark)na-net.ornl.govまでメールを再送して下さい。よろしくお願い致します。
・・・どーりで今日の午後は静かだなあと思ってたんだよな。いい機会なので,届いているメールでも不着になったことにして,バックれることにする。ほっほっほ。
ボチボチ,不着だったメールが届きだした。ヘッダを見る限り,学内・学外を跨ぐFWで糞詰まり状態だったようで,数時間の遅延が発生している。届く順番も滅茶苦茶だし,最終的には届かないものも出そうである。
ということで,大事な用事がある方は,上記アドレスまで再送お願い致します。
昨日で,cs-pccluster2のケーブル整理作業が終了した。
パケットが伝送される状態を観察できるようにするという目的は果たしたものの,さすがに二十数本分のTwisted-pairケーブルを束ねるとかなりの太さとなり,それらがまとめてSwitchに突き刺さっている様は,さながら人体解剖図のようで生々しい。Bladeサーバを使っているブルジョアさん達が普段は触れられない,隠蔽されている光景がここにはある。まあ,無線LANが高速化されれば,少なくともこの半分のケーブルは消滅するのであるが。
お手伝いをお願いしていた学生さんが到着する頃にはあらかた作業は終わってしまっていたので,お掃除のみお願いし,これで全ての作業が完了した。これで先日インタビューを受けた方に,このclusterの写真を撮ってお送りすることが出来る。と言う訳で一番見栄えのする(といっても単なるPC室にしか見えない)部分を切り取って先方へお送りする。
余勢を駆って,懸案だったWin32環境で使えるgmpとmpfrを,Visual Studio .NETでコンパイルする。C onlyのgenericコードを使ったものはワシも作ったし,他にもあるが,CPU毎にtuneされたassemblerコード,しかもWin32で使用できるものはGladmanさんのものしか知らない。しかし,こいつは.NET環境専用になっちゃっているので,「いつか見ておれワシだって」とばかりに,機会をうかがっていたのである。MSDNを手に入れた今日,ワシに障害はないのである。ちらっとVineにて,generic onlyのgmpとtuned asmsを使ったものでベンチマークをやってみたが,10倍の差が出てしまった。やっぱり速さは命,gmpにはasmコードが必須であるのだなあ,と改めて感じる。
オリジナルはP4向けのasmをリンクしていたので,それをそのまま使ったものと,P3向けのasmを使ったものの2種類のDLL/Export lib, Static libを作る。作業としては大したものではなかったが,統合環境の中で「あっちのasmを無効にしてこっちのgeneric Cを有効にして・・・」などと,マウスでちくちく変更する作業は不毛なものであった。こっ,こんなものー,Makefileをしっかり書いておけば一発じゃんっ。VC++.NETにはちゃんとnmakeが入っているのだから,その気になれば可能なのであるが,.NET使いは統合環境しか眼中にないのか? まあ,無事にlibが出来たので,ついでにBNCpackもコンパイルして多倍長計算が動くことは確認できたところで疲れて帰宅。これでMPIBNCpackが使えるようになれば完璧。夏休み前には何とかなるかしらん?
ふーん,Note PCのバッテリリフレッシュサービスなんてのがあるんだ。覚えておこう。
Cluster部屋の模様替え作業中につき,肩が凝る。今日で終わるかしら?
Windows HPC Edition(/.J)ねぇ。まあ考えそうなことではあるけど,C#の押しつけはやめて欲しいな。それに,MPI以外の選択肢がないのは,商用Clusterとしてはいかがなものか。OpenMPぐらい使えるようにしてくれてもバチはあたらんだろう。
しかし,よくこんな記事がたれ込まれたな~と思っていたら,・・・あ,投稿した人を見て納得。
良い天気だったような気がするが,はてどうだったか? 随分涼しい。ここんと寒暖の差が激しすぎて,体調を崩す人が増えたようだ。ゴホゴホと咳をする人に対しては「お大事に」と口先だけの言葉をかけつつ,「ワシに写したら承知せいへんでぇ」と内心では脅しをかけるのであった。
やっとAthlon64 3200+(2GHz)のマシンにFedora Core 2 for x86_64をインストールできたので,早速MPFRでベンチマークテストをしてみる。使用したプログラムはこちら。
それぞれの演算,関数の時間(ms)を計測し,Athlon64の時間を1として,Pentium IV 2.8GHz, Xeon 3.06GHzマシンでの時間の比をグラフにしてみた。10進100桁計算の結果と,10000桁計算の結果をそれぞれ示す。
いやぁ,GMPのx86_64向けtuneの成果か,はたまた64bit環境のおかげか,周波数では最も劣るAthlon64が,P4の1.x倍, Xeonの2倍~3倍高速なのはちょっと驚き。まあ,32bit環境と64bit環境とでは,そもそも桁の取り方が異なっているので,比較としては公平ではないのだが,それでもこれだけ違うとちょっと考えさせられる。うーん,Athlon64 Clusterを目指すか?
とまあ,計算自体はよろしいのだが,Fedora Core 2 for x86_64のGUI環境は,ハッキリ言ってメタメタであり,使い物になるレベルではない。日本語環境にすると,Terminalの起動でエラーが発生して何にも出来ない。暫くはファイルサーバとして使用するしか,仕方がない代物である。・・・と文句ばっかり言って,何の手助けもできない一ユーザだから,暫くは様子を見るしかないのであった。
どんよりどよどよ。梅雨入り宣言も近いか。
この日記,自宅に戻ってMy PCにて
CCCDではない
本家UKからの輸入盤"Pop Art" by PSBを聞きながら書いている(CCCDについてはこのFAQsがよくまとまっている)。くどいようだが
CCCDではない
ので,MP3化して自分のMy PCのMedia Playerにて何の支障もなく聞くことが出来る。ありがたい。購入前に,PSBの公式サイトで
CCCDの"Pop Art"は
日本版だけ
ということは知っていたので,Amazonにて輸入盤を買ったのである。
ワシの知る限り,現在のCCCDのあり方に疑義を呈しているのは萩原健太さんぐらいじゃないかと思う。幸い,山下達郎も,品質劣化の可能性のあるCCCDではアルバムを出さないと明言しており,ワシの愛聴しているアーティストに関しては
CCCDを買わなくて済む
のである。
げつよーびに講義3コマこなしぃ
かよーびに1コマと会議をこなしぃ
すいよーびに熱海で研究発表をしぃ
もくよーびにWindows XPを10台分いんすとーるしたぁ
とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃぁ
とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃぁ~
きんよーびに東京へでかけぇ~・・・(fade out)
「Linuxの父はLinuxではない?」(/.J) April foolネタかと思った。
雨が降ったり止んだり,ハッキリしない天気。今すぐに梅雨宣言が出されてもおかしくないな。
明日のシンポジウムの用意もそこそこに,あれこれと雑用をこなす。MSDNを買って以来,卒研生達が我も我もとBurned CD-Rsをねだるのはいかがなものか。全く,一人が使っているのを見ると,自分も使ってみたくなるものらしい。この節操の無さは,指導教官と類友であることを良く表現しておる,うむ。
一応,M$からは「CD-Rに焼いて使ってね」とは言われているけど,日頃,不正コピーはいかんいかんと注意している身からすると,こりゃちょっと変じゃないかという気がする。コピーする行為自体は,不正だろうが合法だろうが全く同じソフトを起動して全く同じ操作をするだけなのである。「大人なんだから不法か合法かは判断できるでしょ」という理屈は,頭では理解するが,身をもって体感できているかと言われれば,甚だ心許ない。M$ロゴの入った合法CDのみ利用可ってのが一番いいのだが,開発環境に使うことを考えると,それも管理が面倒なのよねぇ。・・・といい考えが浮かばないので,シコシコと必要な分だけCD-Rを焼くのであった。
あ,断っておくが,ワシのMSDN関連CDが使えるのはワシの研究室,3, 4年生以上のメンバーだけである。他の研究室の輩(教官も含む)が欲しがって来ても,怒鳴り倒されて門前払いされるだけであるので,来ないように。
GUIのMD5を突っ込んでみる。うむ,便利。
GSLのWindows版はCERNで配布するようになったのか。うーむ,バイナリパッケージは本家のNetwork Theory社からCD-ROMを買うしかないのかなぁと思っていたのである。ま,手間が省けてありがたいっちゃありがたい。
寝ます。
朝から午後にかけて土砂降りとなるものの,夕方には止む。梅雨も近いか?
DDEのお勉強,山は越えた。DDE自体の安定性の議論は終わり,後は一般解法についての議論となる。ここから先は,解法の安定性の議論を除いては大体把握しているので楽ちん,と同時に一番ちゃんと読みたいところ。夏休みまでボチボチやんぺ。
あああ,もうシンポジウムが目前である。プレゼン資料を作らないと~。・・・明日にはでっち上げて,明後日には完成予定(遅いって)。ふ~,もう一がんばり~。
天気はよいが,風が強く,カラッとした過ごしやすい日である。
スタパ斎藤さんが,Let's Note R3のレビュー記事を書いている。まあいつも通りっちゃーいつも通りなんだが,コチラの購入意欲もちょっとは影響されている。光学ドライブを標準搭載したLoox TシリーズやVaio TRなんぞもよさげなのだが,もうトシなので,軽くて長持ちするマシンの方が魅力的なのである。でもまあ,この3点を見比べながら,先立つものが支給されるまで迷うことにしよう(またかよ)。
JR東海,夏の臨時列車増発計画発表。前年比約2.7倍の大盤振る舞い。品川駅効果って大きいんだなぁ。つっても,増発されるのは主として「のぞみ」「ひかり」であって,ワシが愛用する(したくてしているのではないが)「こだま」についての記載はなし(当たり前)。まあ7月下旬のSWoPPと8月下旬のWorkshop以外に遠出する予定はないから,いいっちゃいいんですけどね。いいのさ,ワシにはおにゅぅのノート(予定)があるぅ~。
Movable Type Ver.3.0の計画発表(Internet Watch)。一旦使っちゃうと,Ver.Upって面倒なのよねぇ~。一応はデータ移行機能なんかもあるんだろうけど,その作業自体が面倒なのである。どうせ一人でチマチマ書いているサイトなんだから,このまま続けることにしようっと。
前日引き続きピーカン晴れ。昨日程蒸し暑くはない。
自分の研究を紹介する記事を書いて頂くためのインタビューを受ける。いやぁっぱり難しいや。やっていること自体が散漫なせいでもあるんだけど,根本的にプレゼン技術が欠けているんだよな。どうもお手数おかけしました。
思うところあって,自宅PCのFDDをUSB+Smart Media+Compact Flash+・・・えーとなんだっけ,ともかくその他諸々のメモリメディアを扱うことの出来る奴(TEAC FD-CR7)に差し替える。
以前使っていたメルコのSmart Mediaドライブは,ドライバがおかしいのか,使った後でExplorerがまともに動作しなくなる症状に見舞われた。今回は標準的なドライバが使われているらしく,スコスコと快調に動作しているようだ。
差し替えついでに,本体に貯まっていた誇りやゴミを掃除機で吸い出す。心なしか,動作音が静かになったような。
共著者の方々に多大なご迷惑をおかけして,某学会向け論文最終原稿がup。問題なければ明日の夕方に送信予定。・・・Wordで論文を書くのはこれっきりにしたいな。面倒くさいったらありゃしない。
昨日とはうって変わって五月晴れ。講義中はクーラーが必要なほど。内地に来て数年はなかなかこの暑さには慣れなかったが,今ではかなりへっちゃら。ってもクーラーがあるおかげなんだけど。幸い空調が必須のマシンを使う商売なので,助かっている。しかし,この調子で行くと,定年後にろくすっぽ年金が貰えず,電気代にすら事欠く生活になると,すぐ死ぬな。完全に空調依存症候群。
Winny開発者逮捕後,きちんとした論説記事はこれ(朝日新聞)が初めてかな? 相当優秀なプログラマだったようだ。日本のためには惜しいね。
個人的には,かなりグレーゾーンの事件だと思うので,いきなり逮捕という前に,開発者に警告を発して欲しかった(したのかもしれないけど)。見せしめ的な意味合いが強い逮捕劇という感があるので,それならそれで「この線を踏み越えたらタイホする」という線引きを明確にしてもらいたい。その辺りがちと不満なので,できうることなら裁判できちんと決着を付けて欲しいな。開発者は素直に罪を認めているらしいので,ちょっと無理かしらん?
という事件があったすぐ後で,某先生からP2P的なソフトウェア開発の依頼が来る。うーん,タイホされたくないが(そんなヤバイものではない・・・ハズだ),面白そうなので真面目に仕様を考えてみる。大体出来たので,これからは各agentの状態遷移図とプロトコルの詳細を詰めることにする。夏休みの大仕事になるかなぁ。
と,ついでに別件で某先生の論文にあった生物モデル(つーか細胞モデルか)の使用を許可して頂く。弄ればすぐにDDEになるそうだが,実験結果ってのがないので,作った方程式がどこ程度現実と合うのかどうか判断できないのが難点である。ともあれ,次元数がデカイので(つーか,デカくすることもできる),計算するのが楽しみである。・・・大変そうだが。
ボチボチ寝ます。・・・久々だな,日が変わってから日記付けるの。
翻訳はまだまだ日本語がダメダメだということで完成は当分先延ばし。ふぅ~。
大規模Web site構築ツールとして,My SQLとPHPを使っxoopsなるものが良いらしいとのこと(日本語サイトもある)。むー,Semantic Webへの道はこうして開かれていくのであるなぁ。
来年の国際研究会向けに勉強を開始。大体分かっている内容なんだけど,きっちり押さえておかないとね。陽的解法が生きる分野ってのはそうそうないからなぁ。GBSアルゴリズムで押しまくろうとすると,この方面のお勉強が必要になるのである。
それとは別方面のお勉強も開始。Windows Clusterなるサイトをちらちらと読む。まあMPIだけなら大してUNIXと違いはない。.NETを使いこなせればWeb clusterはすぐにでも出来そうなことが書いてあるけど,どの程度使い物になるのかなぁ?
Virtual PCを早速使ってみるものの,ファイルアクセスが滅茶苦茶遅い。Vineをインストールしたら一時間ぐらいかかっていた。うーん,面倒くさい。
ただいま。
論文一本accept。それはいいのだが,写真付き著者略歴を添付しないとイケナイ。明日にでも共著者の先生の所へデジカメ持って押しかけねばならんか? ふー。ま,これで今年は2本掲載。静岡に来てからの「失われた5年」を埋めるためにはあと2本は欲しい。とりあえず,あそこには6月,あそこには9月までに投稿したい。自分としてはかなりの仕事量だが,同年配でバリバリやっている人を見ると,ワシなんぞの数倍は仕事をしている。まだまだ甘いのである。頑張らねば。
K6-2 300MHz(いつのマシンだ?)以来,久々のAMD CPUを購入する。ろっくじゅうよんびっとぉ~。WindowsとFedora入れて遊んでみるのが目的だが,GMPとMPFRのベンチマークが一番の目的だったりする。ちょっとは早くなっているのかなあ・・・と興味津々。ダメでもSATA RAIDがあるから,ファイルサーバとしてはかなり使える・・・ハズ。あ,HDD買ってくるの忘れた・・・。
結局,なーんにも出来なかったGW。この先のっぴきならないことになりそうなので,日記の空白があっても気にしないように(誰に言ってるのか?)
どんよりどよどよ。雨になるかな? 弁当を作って,これから出勤。
GMP 4.1.3が正式リリースされたものの,まだ本家ftp.gnu.orgにはコピーされていない様子。FFT乗算のserious bugがfixされているので,πの世界記録を目指す向きは必須でしょう。そうでない向きはTorbjornさんのこの記事を読んでご安心されたい。わたしゃ10進10000桁程度の計算しかしたことがないが,20000桁以上の線型計算をやらかしたらこのbugが発現したのかなぁ? Pentiumのbug騒動に似ているよね。
では行ってきます。
朝から職場でシコシコ。実験室のWindowsマシンのセッティングがやっと終わる。ついでにVirtual PCも突っ込んで,Windows 2000とVine Linuxが動作することを確認する。ふーむ,これならネットワーク構築かPC clusterセッティングの実習に使えそうだなあ。
現在使っているNote PC(東芝のDynabook SS)は3年目に突入し,ボチボチバッテリがヘタり始めている。目一杯使おうとすると,東京 - 掛川(105分程度)の新幹線車中で粗大ゴミと化す。以前は何とか持ったのだが,まあ仕方がない。本体はまだまだしっかりしているので,こいつは学内使用に限定することとし,もう一台,私費でNote PCを買うことにする。といっても先立つものがないので,6月下旬までお預けであるが。
CPUのスペックだけなら,どこぞのShop brandが優れているのだが,いかんせん,長距離の持ち歩きに耐え,2年~3年保証があり,標準バッテリで5時間以上は余裕で使えるCentrino PCとなると,国産メーカに限られてしまう。デザイン的にはThinkPadが一番好みなのだが,今回は実用性を取って,PanasonicのLet's Note R3かT2になりそうである。光学ドライブを持ち歩く必要がないので(プレゼン資料のバックアップならUSB Keyで十分である),まあこの辺りが妥当な線である。
実際に購入するのは恐らくヨドバシになるのだろうが(ポイントが魅力),おゼゼが貯まるまで,もう少し浮気してみるかな。
JSIAM年会のスケジュール確定,今年は中央大学の後楽園キャンパスで開催される。東京のど真ん中じゃな。
これも含めて,7月から9月まで,SWoPP, NA Soft, FIT, JSIAMと大小合わせて4つの研究会を渡り歩くことになる。しかも,全部講演するのである。ぐわーっ,死にそう。でも喋る題材がある内に喋っておかないと,ね。頑張ろうっと。
昨日から東京に来ている。この日記は宿泊先のロビーに設置された、えらく古いWindow98マシンで書いている。むー、でも結構快適に使えている辺り、次から次へとマシンを買い換えているワシとしては反省するところが多いな。
研究相談のついでに、大師匠のWindows95マシンを復旧してきた。以前からろくにアプリが動作しない状態になっていたので、仮復旧はしておいたのだが、この度は必要なファイル(大師匠はAccessユーザなのである)をバックアップしたとの事で、心機一転、スッキリサッパリしようとリカバリCDからクリーンインストールを敢行してあっさりと元の状態に戻したのである。Office97も入れなおしてきれいに直ったマシンはなかなか快適に動作しておった。HDDは2G(20Gの間違いにあらず)、メモリも64Mしかないオンボロ(失礼)でも、十分実用になっているのである。ああ、MS-DOS 3.1とEMS TeX(知っている?)とMS FortranとDJGPPで数値計算コプロセッサでシコシコやっていた清貧なあの頃から比べると、今はマルチスレッドでMPIで多倍長で、GSにdvipdfmx・・・・薄汚れちまったぜ。全く。
今回あれこれ古いマシンをいじってみて再認識したのは、コマンドライン時代からXPに至るまで、ずうぅうっとインストール作業ばっかりしてきた経験が随分と生きるもんだな、ということである。うーん、これはいいことなのか悪いことなのか。
ただいま。そのまま歯医者へ。先日抜いた親知らずの消毒。虫歯になっていた親知らずの隣りの歯は無事であったものの,全体的に歯石がこびりついているので再来週にほじくるとのこと。これで最後になってくれればよいが。
そのまま職場へ。翻訳分担分を受け取りに行くものの,約束のものが入っていない。仕方がないので,連休中は自分の分だけしっかりやってuploadしておくこととし,「もし遅れるようなら小生御大に連絡をして下さい」という突き放したメールを分担者に送っておく。ワシとて我が身がかわいいのである。
ついでにインストールしたままほったらかしになっていたマシンのセッティングを終わらせ,Windows XPにパッチをあててそのまま帰宅。明日には終わるだろう。・・・なんか,ずーっとセットアップ作業ばっかりしておるな,ワシは。
帰宅する途中にスーパーに寄って連休中に消化する食料品を買い込む。台湾産の蒲焼きが\380だったので買ってきてしまう。明日の弁当になる予定。しかし,ここは浜名湖に近いのにウナギすら価格競争に負けてしまうのか。哀しいのぅ。
夕食は冷凍うどんにマイタケの卵とじをぶっかけてすすり込む。ごちそうさま。
ボチボチ寝ます。
土砂降りの日。夕方には止んでいたが,ちょっと蒸し暑かった。
今年度から,Vine Linux 2.6r4(まだr3も混じっている)を学生実験に使用している。10台のP4マシンにインストールし,Dual Ethernet(GbE/FastEther)のCluster環境も兼ねている。構築方法の詳細はこちら。
Cluster環境としてはまあまあ使えているのだが,いかんせんGUI(GNOME)環境がまだ安定していないと感じる。訳の分からんところで操作不能になるし,アプリ連携機能に至ってはCut&Pasteさえ満足に出来ないことも多い。KDEだとまだましなのかなぁ?
わしのメイン作業環境はWindows XPである。Windowsとは3.1->95->98->NT 3.5/4.0->2000->XPと長い付き合いになるが,不満はあれど,Ver.Upする度に頑健性が増してきて,それなりに安心感を持って使うことが出来るようになった。この点,さすが天下のM$,伊達に独占禁止法に抵触していないね,と嫌味の一つも言いたくなるが,OS開発にこれだけ性根を入れて取り組んできたことについては,やっぱり感服するほかないのである。・・・なんかこの辺,U.S.A.に対する日本人のアンビバレンツな感情に似ているよな~。
GUI以外のLinux環境には特段不満はなく,安価で便利な開発環境を提供してくれていることには感謝したい。しかし,GUI環境に関してはWindowsにまだ遠く及んでいないと言わざるを得ない。やぁっぱり,この先当分の間は,値段の高さにぶーぶー不満を言いつつWindowsを使い,GUIがダメダメだといいながらLinuxとも付き合っていくしかないのであろう。Mac? あんなブルジョア環境(以下1024文字の悪口雑言削除)。
・・・ということをダラダラ書いていたら,加入手続きをしたMSDN AAの発送が完了したとのメールがM$から届く。明日か,さもなくば金曜日に受け取ることになるだろう。が,どんくらいのCDの量になるのか,ちょっと怖い。
前日に引き続いて肌寒い一日。風も強い。
GMP 4.1.3 RC1がテストリリース。但し,MPFRのbugfixはユーザが自分でMPFR 2.0.3をインストールして直すしかないようである。ま,つなぎリリースなんだろう。
昨日までの夏日が嘘のように薄ら寒い。暑くなったり寒くなったり,忙しいことよ。
WebArena2のシステムトラブルで,朝方にはここがアクセスできなくなっていた。その証拠その一。
証拠その2。
aaa.aaa.aaa.aaa - - [24/Apr/2004:04:38:09 +0900] "GET /research/arima2000.pdf HTTP/1.1" 206 35664 "-" "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)"
xx.xxx.xxx.xxx - - [24/Apr/2004:09:43:39 +0900] "GET / HTTP/1.1" 200 6266 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja-JP; rv:1.4) Gecko/20030624 Netscape/7.1 (ax)"
ちょうど5時間程空白の時間がある。ちなみに2番目のアクセスはワシである。おかげで朝方に日記を書こうとして果たせず,書き付けようとしていた内容を全て忘れてしまった。・・・ま,忘れるぐらいだから大したことではないのだろう。
シンポジウム原稿,予定より早くuploadして投稿する。何か久々に余裕を持って投稿できたな。いつもこうありたいものである。次年度は静岡の某先生が幹事をされるということであったが,ワシはお役ご免となる予定であり気楽だ。その代わりに別の静岡の某若手先生がいつもながら走り回ることになりそうであり悲惨だ。・・・でもご当人は天真爛漫だからいいのかしらねぇ。過労死しなければいいけど。
ボチボチ秋の学会シーズンの予定を決めたいのだが,JSIAMの日程がまだupされていない。まあ小規模手弁当学会だから仕方がないとはいえ,早く教えて頂きたいものである。久々に数学会に出よーかな,とも考えているのであるから,かち合っては困るんだよね。
9.11から先日の日本人人質事件まで,あれこれ騒がしい。が,こーゆー時勢だからこそ,声を大にして宣言しておく必要がある。「紅旗征伐我が事に非ず」(定家),と。
ここんとこ,やたらに変な時間に目が覚める。今日も朝4時起き。いいのかね?
シンポジウムの原稿,とりあえず完成。でも,少し日をおかないとミスのチェックができないので,締め切りまで寝かせることにする。formatは昨年度の原稿を参考にせよって書いてあったけど,ページ番号を付けている人と付けていない人がいて迷う。とりあえず,現状ではページ番号付きで送る予定。・・・そーいや,一泊だけのワシって,参加費はいくらになるんだろう?
今やっている補外計算の方はめどが付いてきたので,ぼちぼち次の展開が必要である。勉強せねばなるまい。来年はSciCADE05もあるし,今度はそれに相応しい内容が喋れるようにならんといかんなぁ。夏休みぐらいからはバリバリやらんと。それよりも先にSWoPPがあるので,その準備も兼ねて,出来るところまで進めておこうっと。
「Linux kernelに著作権侵害なし」(Internet Watch)。そりゃそうだとは思うけど,裁判ってのはどう転ぶかワカラン所があるからねぇ。とにかく早く結審して欲しいぞ。
夜中に起き出してゴソゴソとこれを書いている。何やってんだか。
M$, Visual C++コンパイラと標準ライブラリを無料配布(/.J)。早速DLしてインストール。コンソールベースのプログラム開発には十分な内容である。王者の余裕って奴っすかね。
暑いんだか寒いんだか,微妙な天気である。午後からは雨がぱらつき出し,夜になって大降りとなる。
昨年の5月に投稿した論文がacceptされたというメールが来る。ありがたい,ありがたいのだが・・・内容は既にLC2003で喋ったもののsubsetなんだよね。ちょっと掲載までに時間がかかりすぎだよぅ~。と贅沢を言ってはいけないな。これで今年はまず一本,と。あと2本ぐらい投稿できればいいなあ。頑張ろうっと。
昨日の夜から頭痛。目覚めても続いていたので,バファリン1錠を冷たい麦茶で流し込む。1時間程経って,ようやっと鈍痛が取れてきたのでこのWeblogを書いている。どうも風邪の初期症状のようで,少し喉もいがらっぽい。亡くなる間際の鷺沢も風邪気味であったようだが,ワシの場合は,まずこのような頭痛が来るので,体を動かすのがおっくうになり,布団でうつらうつらするだけとなる。とてものこと,首をくくる意欲は湧かない。多分,そのまま心臓発作とか,メシも食えずに餓死するとか,そういうビンボ臭い死に方になるんだろうな。
ガシガシとシンポジウム原稿に使う数値例のデータ取りに励む。高速性が売りの,某ミステリー作家がご在籍になられる某国立大学N大学(どこが某なんだか)のクラスタマシンをビシバシこき使う。しかし,いつwhoしても使っている形跡がないな,これ。なんかワシ一人で全CPUに多倍長計算の負荷をかけて,誠に申し訳ない。まあ税金の有効利用ということで。もう大分取り返しましたです,はい。
某学会に投稿した原稿の査読結果が帰ってくる。あれもこれもこーんなところもreviseしないと掲載しませんよ,という内容であった。5/7締め切りとのこと。あーめんどくさ。はいはい,言われた通り修正致しまっせ。・・・昔ならもっとかしこまって低姿勢でガシガシとなおしたものだが,もう中年であるからして,スケジュールを眺めつつ,少しずつ手直しすることになるでありましょう。でも,こういうコミュニケーションって,いいよね。学者の端くれになれて一番嬉しいと思うのは,この査読論文のやりとりなのである。ムカ付く時もあるけどさぁ。
うわー,朝起きたら霧のロンドンエアポート(うーむ,趣味がバレバレ)。ま,霧の出た日は天気が良い証拠なのであるが。
どわーっ,酒井順子と負け犬会話をした鷺沢萠がぁ~(読売新聞)。ナンシー関は原因がハッキリしていたのでまだ納得できる部分があったが,特段どこも悪そうな所のない人に急死されてしまうと,かなりショックだ。しかも享年がワシと同じ。合掌。
こーゆー才気溢れる人が夭折してしまうと,ワシみたいな小物はムダに長生きするよーな気がする。まー,ばったり行くまで頑張るしかないっすな。
では行ってきます。
ただいま。久々の学生実験。しかも数値計算。やっている教師は楽しいけれど,学生さんにとってはどうなのかな? プログラミング以外の所で苦労していたようだが。
結局,自殺だったのね。何はともあれ,合掌。
しとしとと雨のそぼ降る日。
補外計算をボチボチやる。思ったより多倍長計算の効果が出ているようで,ちょっと嬉しい。しかし,反応が怖いなあ・・・。
あり? MPFRのベンチマーク結果を見ると,ARPRECが随分と酷いことになっている。わしの所の結果と随分違うなあ・・・。暇があったらP4マシンでも確認してみるか。
日が変わらないうちに寝ます。
冬物パジャマにタオルケットと毛布・布団のセットでは,ちっと蒸し暑いかなぁ,という陽気になってきた。昨日は夏日になったところもあるらしい。こちとらのcs-pccluster2ルームもクーラーを使わないと辛くなってきている。実験講座の修了する7月まで持ちこたえて欲しいな。8月下旬にもフル稼働するんだし。
今日は就職ガイダンス。明日から平常講義。もう6年目になるんだなぁ。月日の経つのは早いものよ。つっても定年まではまだまだ長いのであった。
シンポジウム原稿の下書きを書く。ああ,あれもこれも必要なことに驚き,暇を見つけて計算せねばならぬ。ズレにずれ込んで,木曜日に一応upすればいいところか。土日はこの修正作業で終わりそうだなあ。もー,ドタバタと忙しいことである。
すっかり桜は散ってしまい,もう初夏の気温。新学期の準備でワタワタ。昔なら,こーゆーニュースにすぐに反応してうだうだ述べていたものだが,んな暇も興味もない。人より自分,と。
などと言いながら,ネットにおける自分の評判を確認しようと(我ながら小心者だね)検索をかけたら,こういうページが。ふぅむ,多倍長のerf関数なら,MPFR 2.0.2からサポートしてますよん。一応わしも取り込んだんだけど,使ってないのよねぇ。今やっているシンポジウムの原稿が上がったらちょっと弄らないとな。
この期に及んで未だにANSI Cでガリガリ多倍長やっている単純バカ兄さんとして,がんばりまーす。
昨日は新入生の合宿研修から戻り,学生実験のPPT資料をあらかた完成させ,帰宅してメシを食ったら途端に睡魔が襲ってきてそのまま爆睡。夜の8時に就寝して起床したら朝の7時である。小学生か,ワシは。
本日中で何とか学生実験資料が完成するでありましょう。今更ながら,多倍長計算についての文献が驚く程少ない,というより皆無に近い状況に驚く。πの計算するだけの代物ではなく,もっと役に立つんだよ~,という主張を盛り込んだ始めての日本語資料ではないかな。こんだけマシンリソースが有り余っている状況で,せいぜいFFをするだけではもったいないではないか。まあ,数値計算に通じている人にとっては「何を当たり前のことを」という内容になるけど,文字に起こしてまとまった文書にすることでまた見えてくるものがある・・・ハズである。頑張りましょう。
明日にはNAS2004の原稿をあらかた完成させねば。新規講義の準備もせねば。やることが山積みである・・・すいません,U先生,査読報告書はもう少しお待ち下さいませ(こればっかりや)。
内田樹先生のページが移転された。blogになってより見やすい形式になっている。愛読者としてはありがたい。
ふーん,Vine 3.0は夏までにリリース,XはX.orgを利用か(/.)。全くライセンスだの政治的な動きだの,一介のユーザには複雑怪奇な世界だわい。もっとも,すっきりしゃっきりしていない世界というのは民主的とも言える訳で,あんまし苛ついてテロに走ってもいいことはない。事実を見据えて出来うる限り,相対主義で行きたいものである。
ピーカン晴れ。そろそろ新茶の季節である。
今日は入学式。もー,全然新年度の準備は出来ていないし,2週間後にはNAS2004の原稿も書かねばならないのにまだ構想段階。翻訳のチェックも全然だし,やること満載。趣味に時間が割ける状況ではなく,本も読めない・・・つーか,読もうという気分にはならない。このWeblogを書くポテンシャルも落ちているので,大分間隔が空くかも。すいません。
批判の多かった「ゆとり教育」導入の経緯(朝日新聞)。この記事は,今の「ゆとり教育批判」の風潮に乗っかっているのでやっぱり批判的な論調である。しかし,前にもわしは日記に書いた通り,あの当時(より前でも)は「ゆとり教育万歳」「受験戦争からの解放」を絶対善とす雰囲気だったのだから,その当時の文部省のお役人や審議会のメンバーは世論に配慮していたのだとも言える。犯人探しをするのなら,当時の責任者達に行動を起こさせた,真の原因を検証して欲しいなあ。・・・ま,今はリバウンド期にあって,針がちょっと振れすぎているキライがあるが,どうせまた「ゆとり教育批判」批判も起こってくるだろうて。
朝っぱらからドンヨリ。もうジャンパーの類は必要ないだろうと思いつつ,夜は肌寒いだろうと,一枚だけ羽織って出かけることにする。
今回のWorkshopは掛川-新幹線->品川-京急->羽田-ANA->能登-高速バス->金沢-JR->今庄-自家用車->敦賀-JR特急->米原-新幹線->掛川というルートを辿った小旅行であった。一度,ド田舎の空港を体験してみたかったのである。
能登空港は,170名乗りのジェット機で一日二往復,羽田と結ばれているだけの小さな地方空港である。それでも搭乗率は80%を維持しており,今のところ順調のようだ。
全く,これがわしの居る内に出来ていれば,転職なんぞしなかったろうになぁ(ウソ)。
ただいま。
奥村先生は三重大学へ転出。Webサイトもそちらへ移転。うーむ,日本の税金の使い方としては最上級の部類に入るな。日本のTeXサイト本家が,たとえ一時期とはいえアクセス出来なくなるのは辛いモンがある。一安心。
明後日には入学式,その次の日からは合宿研修。いよいよ新学期である。今年度こそ,○○は絶対に○○○して,○○に○○してやろう。努力したところで,どーも○○の才能に欠けるらしく,大した○○もないようだしな。前半は○○○もないし,カリキュラムも新旧の統合が進んだし,○○も○○そうである。がんばんべー。
My own memo about Numerical Computation of Matrix Exponential
Workshopから帰還。うーむ,有意義ではあったが疲れた。何故だが次回Workshopの幹事に指名されたので,また7月からスケジュールと場所の選定をせねばならぬ。
これからシンポジウムの原稿を書かねば。忙しいなぁ。新規科目の準備もいるし,あーしんど。
今日はしんどいので寝ます。
久々に日が変わってしまった。あーもー,workshopの資料が書いても書いても終わらない。ただいまPPTファイル40ページ。
先週末から少しずつ疼いていた右上の奥歯(親知らず)が等々我慢の限界を超えて痛み出し,その周囲の歯茎まで腫れだした。で,早速歯医者に駆け込んで治療してもらう。応急措置の後,抗生物質と痛み止めをもらって帰る。・・・でもまだ歯茎の腫れは収まらない。はーイタイ。本日朝一でもう一度治療してもらうことになっている。でもちゃんとした詰め物の型を取っておしまいなんだろうな。
・・・と,疲れたのでこの辺で寝ます。
起きました。・・・と,もう人間ドックの年になったのだなあ。人生の半分を負け犬として過ごしていると,もう染みついてしまっている。ま,それも良きかな。では歯医者に行って,そのまま東京へ行きませう。
ただいま。大師匠の所で久々に研究の相談に乗ってもらい,あれとこれをまとめなさいということになる。うーむ,まずは一度喋って反応を見てから決めることにしよう。
ついでに,わしが大学院の時に数値計算を講義して頂いた川上一郎先生のWebページを教えて頂く。あのテキストは名著だと思っていたが,その後はちゃんとTeXに変換されたようで,現在はきれいな組版のPDFファイルを見ることができる。固有値問題の解説,特にQR法については実装上の工夫がかなり詳しく書いてあるので,参考になるぞい。・・・ちなみに,わしが先生のページをリンクしたことは内緒だ。よいな。
朝方はまだちょっと肌寒いが,日中は上着要らず。春である。
数値解析シンポジウム,初日だけの参加&講演をお願いして,O.K.の返事を頂く。どうもすいません>I先生。木曜日は学生実験なので抜けられそうもないのである。もう講義期間内の平日ぶっ通しの研究会参加は難しくなっている。ま,しゃーないのだが。
さて,これから原稿書きをせねば。その前に某学会に原稿を投稿せねば。ああ忙しい・・・って,この年で暇だったらどーしよーもないけどな。
・・・と,ボチボチメシの蒸らしも終わったようだし,ご飯にしようっと。カレーを作る時には,野菜をあらかじめ電子レンジで下ごしらえしておくと,野菜臭さが取れることを発見し,面白がってニンジン一杯のカレーを作ってしまった。豚肉もたっぷり入れたから,まあまあの出来。ではいただきます。
のと鉄道能登線(穴水~蛸島),来年には廃止方針とのこと。ま~,時間の問題ではあったな。輪島線(穴水~輪島)が廃止されたのはもっと以前だが,これは輪島~金沢の特急バスとの競争に負けたという要因が大きかったようだ。今回も似たようなモンかな。
ちなみに,わしゃ6年も穴水に居たけど,穴水以北の鉄道には一度も乗る機会がなかった。クマすら通らないような立派な農道を自家用車でかっ飛ばした方がずっと速く到着できたからである。道路も鉄道もってのは,過疎に悩む地域には贅沢すぎる望みである。悲願の空港が出来たんだから,よしとせねば。
だからという訳ではないが,今度のワークショップに参加する際には能登空港経由で金沢へ出る予定。穴水駅まで行って鉄道を使おうと思ったのだが,この時間はタクシー以外の手段がないようだ。うーむ仕方がない,金沢までの特急バスで穴水は素通りかなぁ。・・・こんなんだから,廃止にもなろうというものである。
ヒンヤリする金曜日。昨日は八重洲ブックセンターと書泉ブックタワーを流した後,六本木ヒルズでGGF報告会に参加。終了後は予定通り鈴本にて落語を堪能し帰宅する。で,今日はのんびり。
んが,本日になって,昨日通ったばかりの六本木ヒルズの回転ドアで事故発生。イワエモンはお亡くなりになってしまわれるし,全くいろんなことが起こるわい。
本日は,肉じゃがを作って,ホッケの開きと共に食する。毎日ヒッキー生活なのだが,何せ負け犬であるから,全部自分で作らねばならない。3食まともに作っていると,それだけで結構時間が食われるんだよなぁ。主婦は偉大なり。
肌寒い日が続く。桜も戸惑っていることであろう。
午前中,トチ狂った犬の鳴き声が聞こえてくる。しかし,耳を澄ませて良く聞いてみると・・・怒鳴り散らして喉が枯れきった男の声なのである。日本語なのだろうが(うちのアパートにはFilipinaやBrazilianもいる),何を言っているのか判らない。恐る恐る台所の窓を開けて除いてみると,わしの棟の斜め向かいの棟の一階で,若い男とおぼしき輩が玄関ドアをドカドカぶん殴っていた。うーむ,生サイバラを目撃できるとは。時々,甲高い女の声が響くところもナイスであった。安アパートならではの風情である。
灯油の最後の備蓄分を消費しまくったところで,寒い日が続く。っつっても,東京の方は雪もちらつく程だというから,こっちはまだまし。何だかんだ言っても遠州は暖かい。
完全休養日。長さん死去の衝撃から覚め,ぼけらーっとして過ごす。食料品は買い込んであるので,自炊生活を楽しむ。先ほど,アサリのみそ汁に水菜のサラダ,ホッケの干物を食したところ。久々のまともな日本人的夕食である。明日の便通が楽しみである。どーも,肉食は胃腸に良くないようで,ステーキやハンバーグを食った翌日は必ず便秘気味となる。それでなるたけ自宅では一汁一菜メニューを作っているのである。わしの自堕落な学生時代を知っている友人どもは「お前が自炊?信じられん!」とほざきよるが,こちとらもうええ年の負け犬である。メシぐらい作るわい。
とはいえ,折角なので完全復活した鈴本にも行きたい。ちょうど良い具合に,Grid Forumの報告会があるそうなので,木曜日に日帰りで出かけることにする。六本木ヒルズ内にあるアカデミックヒルズが会場なので,ちょっと楽しみ。帰りに鈴本に寄って帰る予定。ふふふのふ。
えー,予定通り,翻訳,終わりませんでした(泣)。II.2は清書が,II.6/7は18頁ほど未訳のままです。すいません>小生御大
しっかし,翻訳完成部分の99%をチェックする方が先決事項だったりする。つーか,このまま残り部分を無理矢理日本語に起こしてもワケワカになりそうである。ならし作業をしつつ,完璧なものに練り上げた方が得策と判断致しました。・・・いや,何を言っても言い訳にしかなりませんな。完成していないんだからさ。前にNHK教育TVの番組で,山本一力さんが「自分に対してなら,なんっっとでも言い訳できる」と言っていた台詞が身に染みる・・・すいません~。
こりゃぁ,今週いっぱいかかるワサ。しかし自分の研究も4月からの実験準備もしなきゃならない。もう翻訳ばかりやっていられないので,あれこれ時間調整をしつつ,3/31までには,今度こそ完成予定のつもりで頑張ります~。
ああ,やっぱり日記を書くと,フラストレーションがすっとんで気持ちがいい。こちらも気晴らしてがら,再開しまーす。
今夜には何とか一通り完成予定。しかし・・・日本語になってないぞ~。これを直す方が大変・・・。
うまくいけば月曜日から日記完全復活(予定←これが外せないところに意志の弱さが・・・)。
昨日は小生御大の還暦祝いに出席。主賓はまだ若く見えるので違和感がある。還暦祝いには主賓より年上の先輩は呼ばないのがしきたりなんだそうな。勉強になる。2次会に出席して栄のホテルに帰宅。
起床したら,そんなに飲んだ訳でもないのに偏頭痛。新幹線に乗り込んだら下痢っ腹になり,掛川到着直前まで2号車の洋式トイレでうーうー唸っていた。どうにか下車して帰宅。何故か頭痛の方はすっとんでしまい,いまは腹も頭もすっきりして,こうして日記を書いているという次第。メールチェックをするも,職場のサーバは停電につきストップしているので殆ど新着なし。静かな日曜日である。
帰りの新幹線車中で,阿刀田高のエッセイ集「陽気なイエスタデイ」(文春文庫)を読了。ケレン味のないすっきりした文章は,いつもながら見事。バランスの取れた大人の知性って奴に欠けるワシとしては,こういうエッセイは理想でありながらも見果てぬ夢という気がする。
春の陽気。毛布が不要になった。
NTT西日本エリアな人間なので,Bio@homeのモニターとして登録申請する。自宅のマシンはCeleron 1G Hzな上,ADSL 1.5Mbpsと非力なので,まずはCPUのみ,ポイント要らずで申請してみることにする。どうなるかな?
某所のXeon SMPマシンを試す。どうやら,同じNode内でMPI同期通信してはいけないようで,もの凄く遅くなる。
[user01@hogehoge01 mpibnc]$ mpirun -nolocal -np 2 ./test
Process 1 of 2 on hogehoge02.localdomain
Process 0 of 2 on hogehoge02.localdomain
Prec: 512 bits(154.127358 decimal digits)
----- Ping Test Start -----
Total Time: 160.032978, (0.001600 Sec/SendRecv)
----- Ping Test End -----
[user01@hogehoge01 mpibnc]$ mpirun -np 2 ./test
Process 0 of 2 on hogehoge01.localdomain
Prec: 512 bits(154.127358 decimal digits)
----- Ping Test Start -----
Total Time: 159.989746, (0.001600 Sec/SendRecv)
----- Ping Test End -----
Process 1 of 2 on hogehoge01.localdomain
[user01@hogehoge01 mpibnc]$
この速度はP3 100BASEのクラスタ並みである。ただ,4PE使って同じNode内での通信速度を測ると,今度はもの凄く速くなって計測不能なぐらいになってしまう。
[user01@hogehoge01 mpibnc]$ mpirun -np 4 ./test4
Process 0 of 4 on hogehoge01.localdomain
Prec: 512 bits(154.127358 decimal digits)
----- Ping Test Start -----
Total Time: 0.000133, (0.000000 Sec/SendRecv)
----- Ping Test End -----
Process 3 of 4 on hogehoge02.localdomain
Process 2 of 4 on hogehoge02.localdomain
Process 1 of 4 on hogehoge01.localdomain
[user01@hogehoge01 mpibnc]$
どうなっているのかなぁ?
寒さは一段落した模様。
さんざん相手を手こずらせてようやっと某所のClusterマシンにSSH経由でログインできた。うーむ,うれしさもひとしお。どうもお世話になりました>Nさん
ちなみに,SSHクライアントはPuttyを使いました。日本語の解説は,例えばこちらとかがあります。
で,迷惑も顧みず,GMPだのMPFRだのBNCpackだのMPIBNCpackだのをぶち込んで(勿論,homeディレクトリに),あれこれ試す。さすがRedhatでIA-32だけあって,そのまんま動作する。
HTなんてまがいモンではない,ホントのSMPマシン初体験なので,MPIでプロセスをプリントすると
[user01@hogehoge01 mpibnc]$ mpirun -np 16 ./print_process
Process 0 of 16 on hogehoge01.localdomain
Process 11 of 16 on hogehoge06.localdomain
Process 3 of 16 on hogehoge02.localdomain
Process 5 of 16 on hogehoge03.localdomain
Process 8 of 16 on hogehoge05.localdomain
Process 7 of 16 on hogehoge04.localdomain
Process 6 of 16 on hogehoge04.localdomain
Process 4 of 16 on hogehoge03.localdomain
Process 12 of 16 on hogehoge07.localdomain
Process 13 of 16 on hogehoge07.localdomain
Process 14 of 16 on hogehoge08.localdomain
Process 15 of 16 on hogehoge08.localdomain
Process 9 of 16 on hogehoge05.localdomain
Process 1 of 16 on hogehoge01.localdomain
Process 10 of 16 on hogehoge06.localdomain
Process 2 of 16 on hogehoge02.localdomain
[user01@hogehoge01 mpibnc]$
ってな感じになる。ふーむ,きれいに2processes / 1node で動作するのね。ちょっと行列積を試してみると,さすがに我がcs-pccluster2より速いようだ(当たり前だ)。対コスト比では負けないんだがなぁ。
今月はクラスタ三昧になりそうな予感。
さっっぶー。桜の開花も目前にしてこれだもんなぁ。もう灯油を補充する必要はないと思っていた矢先だったので,ストーブのタンクも空。慌てて昨日買い出しに。
翻訳週間再開(予定)。どーなる?
どーにもならない(泣)。
確定申告に行く。国税庁のWebページから書類を作って持っていき,念のためチェックを受ける。白黒プリンタによる出力でも構わないとの事だった。なーんだ,拍子抜け。来年からはばっちり作って郵送して済ませてしまおう。
mpfrが2.0.3に。ちまちまとbug fixした模様。そろそろこちらもupdateしなきゃな。MuPADも3.0になったようだが,さーて。
等圧線は冬型を維持しているらしいが,遠州名物の空っ風は止んでいる。ピーカン晴れ。メシを作って洗濯して仕事する予定。
そろそろ確定申告せねば。税務署のWebページから計算した書類はあるが,白黒印刷なのでちと不安。郵送してきた書類に転記して持っていく事にする。
仕事中,珍走団かとおぼしき輩がやたらにエンジンをふかしていた。うるせいなぁと怒鳴ってやろうかと思うも,逆恨みされてはたまらないので思いとどまる。全く,小林よしりんから空手チョップを食らいそうな態度だが,こっちも自分の身がかわいい(ぉい)。
ベンチマーク,大体終了。あとは月末に向けて文案を練る予定。明日から翻訳再開。ガンバらねーば。
NASAの探索機が火星に着陸して,調査結果を送ってきているようだ。そーいや,Apollo計画がガセだと叫んでいる人がいるようだが,今回のこの火星探査もインチキだと主張している人がそろそろ出現しても良さそうなモンである。どこかにいらっしゃるのかな? ・・・いえ,別にお友達になりたい訳ではないので,連絡は結構ですぜ。
突風吹き荒れる春の土曜日。もうすぐ桜の開花宣言もあろうかという時期なんだが,冬将軍が最後の悪あがきをしているって感じ。
補外法の原稿,ボチボチ周りの人に相談しているが,まあ大体バカにされているな。まあしかし自分としては面白いと思うネタなんだから,いっちょまとめてみるか,ということで大体のストーリーは頭の中で出来上がっている。後は数値実験をきちんとやって,第一稿を書き上げるだけ。えいやっと投稿するのではなく,少し慎重に練り上げていく予定。
某学会に投稿予定の原稿を手直しして共著者に転送。今月下旬には投稿予定。さて採択されるかどうか?
お仕事一杯。もうちっと人手のある所だと,パラレルに幾つもの仕事が流れているのだろうが,余裕のない個人商店ではそうもいかない。出来る範囲で頑張ろうっと。
これから買い物して出勤。家でぼーっとしている時間がもったいない,今日この頃。正しい負け犬生活を送っている。
ただいま。とりあえず,数値積分の並列化が終了。あとはベンチマークと,原稿の下書き。明日でけりを付けないと翻訳がぁ~。
マンションに関する文句(朝日新聞)。最後の「電気の容量が不足していて、キッチンの電化製品を同時に使うとブレーカーが落ちることがある」ってのは設計者の責任者じゃないような。
ということで寝ます。
昨年8月のWebページ移転以来,ずっと単調増加してきたアクセス数にもかげりが見えてきた。ま,この辺が臨界点でございましょう。そろそろ初心者向けの文書を書く必要もなくなってきたし(そのうちまたやるかも知れないけど),きちんと自分の専門と向き合う時期かな,と思う。頑張りまっしょう。
ただいま帰宅。午後2:30千歳発羽田行きのANA便に乗ったのだが,離陸直前は吹雪で,どーなることかと冷や冷やした。着陸の時は羽田空港が過密状態で,茨城県上空で10分間,ぐるぐる回される始末。何はともあれたどり着いたから一安心。
Hokke2004はずーっと聴講しているだけだったので気が楽。その上,ちゃんと自分の仕事も出来た。一人30分の持ち時間があるので,introduction部分から説明がなされた講演が多く,為になる。今年は頑張らないと,と新たな決意。まずは某学会に投稿だな。明日は修正稿を書いて共著者に回さねば。あー,息つく暇もない。
往復の機中では大塚英志「「おたく」の精神史」(講談社現代新書)と三井・小藤・齊藤「微分方程式による計算科学入門」(共立出版)を読む。前者は懐かしいと思うと同時に,著者の実直な人柄が伝わってきてナイス。後者はもう手放しの絶賛,快挙である。どちらも買うべし。
おや,負け犬さんが新連載を始めたようである。さすが負け犬だけあって,「意地悪」とはイイ着眼点である。底意地の悪い負け犬仲間として,大いに応援させて頂く。
お,石田ゆり子も「負け犬の遠吠え」を読んだか・・・ふーむ,そーゆー切り抜け方もあるか。さすが女優だ(どういう意味だ?)。でも,妹さんの言う「皮肉っている」ってのは違うと思うな。事実をありのまま言っているだけである。
むぅ,朝一で出かけなければならない日はきちんと目が覚めるようになってきたな。責任感が出てきたという事なのか,単なる老化現象か。
TVゲーム離れ?(朝日新聞)。あーんなに技術とセンスと金をぶち込んで作り上げたモノなのに,イイモンとして語られた事がなかったな>TVゲーム。画面よりも人間に向かえという時代の圧力かしらん?
ではボチボチ行ってきまーす。
ただいま。滑舌の悪いorganizerで失礼致しました。さて,風呂に入って寝ます。明日も早いし。
あ,Kernelをupdateしなきゃ。と言う訳で,ここを参照してrpm -Fvhする。showさんが言う通り,Linuxもすっかりmajor OSに成り上がってWindows化しているのかも。
ふーん,Clustermaticなんてのがあるんだ。SCoreのお仲間ね。これを使ったDisklessのClusterのお値段が・・・げげげ。ちなみにワシのcs-pccluster2はトータルで80万円なり。・・・商売しようっかなぁ~(笑)。
いい加減,寝ます。
何だかやるべきことが次から次へと思い浮かんで,一日中浮かれっぱなしであった。ついでに,○○○○○○がムクムクとわき上がってきて,金輪際○○には○○しまい,○○は○○に○○○○,ことに○○の○○に対しては,と決意する。2度目のような気がするが,ま,いいか。
リリースする文書多し。恥をばらまいているような気がするが,もう中年だからいいのである。
ここんとこずーっとMPiBNCpackを弄っているが,さすがにC onlyではプログラムがごちゃごちゃ,見づらいったらありゃしない。とはいえ,今更Fortran77で書く気にもならないし,Fotran90なんてコンパイラがバカ高いので敬遠したい(Omniは別)。g95は道半ばのようだし・・・。C++という手は今更だしなあ。折角やるんならスクリプト言語とかませたい・・・ということでRubyをチラチラと眺める。
明日はJeLA2004である。どーなることやら。
紀要原稿,無事(?)入稿する。はぁ~,これでまた目前の締め切りがすっきりさっぱり。あとは翻訳・・・が,頑張りマース。
何だかんだで今年の仕事が見つかりつつあるのが嬉しい。さて,気合いを入れ直して頑張りますか。
毎年恒例の異動の季節となった。うちでも二人が退職され,一人が新年度から着任される。そーいや,奥村先生も異動されるようで,あれだけ賑わっていた「日本のTeX情報」や「TeX Q&A」はどうなっちゃうのかな?
日中は19度まで気温が上昇したそうだが,ドタバタしていたので全く気が付かなかったな。
若い力の助力を得て,cs-pccluster2のお部屋をすっきりさっぱりさせる。あー,これでようやっと隙間が出来た。しかし,一見すると,普通のPCルームにしか見えない。夏休みのOpen Campusまでに,clusterにもなるんですよーという分かりやすい記号が必要だな,どうすべぇか。
紀要原稿鋭意執筆中。今日中に打ち込まねば。明日には校正せねば。明後日には提出だぁ~。
非対称実行列向け並列Lanczosってのはどうかと思いつく。・・・気が多いからまとまらんのだよな。しかし,SWoPP向けにはいいネタかも。今年は論文の種になりそうな口頭発表を3~4回はこなせそうである。さぁ~,頑張るぞ~。
このサイトのアクセスログを見ると,段々favicon.icoの登場回数が増えてきた。嬉しいが,T大とかT大とかK大とかK大とかからfavicon.icoをアクセスされるとビクビクものである。全く,これでは自分の業績を誇る事は力一杯やるのだが,他人の業績をきちんと評価する事には無頓着な老大家の悪口なぞ,書きたくても書けそうにないではないか。困った事だ。
アクセスは順調に単調増加している。でもRobotが増えたから,大して嬉しくもない。Rankingが上がらなければ,サーチ結果のトップページから遠く離れた所にしか登場せず,忘れ去られるだけだしね。・・・ま,それもまたよし。
紀要原稿鋭意執筆中。scalabilityを持たせる事の出来る大規模線型ODEを試すところまで行き,どーにか並列分散任意精度solverについて述べる事が出来そうである。しかしつくづく,IVPってparallelizability(んな英語あるのか?)に欠けるよなぁ。
「負け犬の遠吠え」,既に今月のクリック数ランキングトップ10入りを果たす。むぅ,だめ押しする必要があるな・・・そしてもっと日本に「負け犬」が増えてくれれば幸い(わしにとっては)。
PC Clusterを本格的に初めてから一年になるが,段々とやる事が増えてきて,土日が一番働ける日とばかり,ずーっと仕事をしている。今日もMPIで並列補外法のプログラムを書いてしまった。研究者としては正しいあり方だが,世間一般からは外れているような気がする。
昨日は,帰りの新幹線車中で「負け犬の遠吠え」を吹き出しつつ読了する。「オスの負け犬」で,典型的な「ダレ夫」(オタ夫もブス夫も混じっているな)であるわしは,土日も休まずパチパチとキーボードを叩いている間にも,ますます負け犬度を増し,長谷川町子路線(んなにかっこいいモンにはそうそうなれないが,目標としては,ね)をまっしぐらに突き進んでいるのである。このまま朽ち果てるところまで走ってみるとするか。
ピーカン。それ程寒くはない。日も長くなってきた。
「Intel以外はみんなハッピー」(PC Watch)ねぇ。IA-64とかもてはやしていたのに,これでは次のコンシューマー向けPCの主流はIA-32e/AMD64路線で決まったようなモンである。量産によるコスト削減が見込まれることを勘案すれば,わしんところのcs-pccluster3はこれで決定かなあという気がする。この記事によれば,IntelがAMD64互換(という言葉は屈辱的かしらん)路線に踏み切ったのは,M$の働きかけが大きいということである。
なんか,強大な軍事力を持つUS(M$)が「悪の枢軸」(Intel)に圧力をかけて問題解決を図るってパターンに似ているような。サヨクが嫌悪する図式だが,結果を見れば「圧力もまた良し」と思わせる面もある。わしみたいな小市民ウヨクはそこに期待しちゃう所もあるんだよなあ。世の中複雑である。
卒研発表会終了。同時に,査読をサボっていた論文を,著者が取り下げたという連絡が来る。ふへぇ~,これで当分,締め切りがある仕事は紀要原稿だけとなる。さーって,心機一転,自分の仕事に邁進しようっと。
でもぷちめれはまだお預け。ああ,もう,本が貯まって崩れそうである。早く再開したい~。
昨日っつーか,今日の朝方までGrapherLibraryを扱っていた。作った本人が読めない事を書くのは気が引けるので,以下は下手くそ英語で書く。Because I'm reluctant to write Japanese comments that the author can't understand, English comments follows.
This library creates a Postscript file and a TeX file attached to it. Both files are used to be embedded in a TeX document. Although it is similar to PGPLOT, GrapherLibrary is a more primitive tool to draw very precise mathematical 2D graphics.
The current GrapherLibrary is written in old C++ coding style, and cannot be compiled by g++ 3.x. If you will compile it by using newer g++, you would see many warning messages. It is easy to delete these warnings by using std namespace. This is my first modification for it.
Secondly, "GPATH" environment variable is made unused. Lastly, I made "libggg++.a" from compilled GrapherLibrary.
Whole modifications are very easy. But modified GrapherLibrary is just fitted in my current Linux environment. This will not be opened, of course.
通じるかしらん? ま,一応義理は果たしたってことで。
春一番が吹いたそうな。
Valentineだが,もう縁がなくなって随分になる。昨日,静大の学食で一口チョコレートをサービスしていたので思い出したぐらいである。今日はGoogle Toolbarが祝ってくれた。
もはや空しいとも思わない。枯れたってことかしらん?
久しぶりに「平滑化」を使ってみる。まーねー,A stable解法が定着してからは,あんまし御利益はないんだけど,ま,やっておくかってことで。
今日の格言: 「ギャグ漫画家と果物は腐る(or 白いワニを見る, 失踪する, 海外に逃亡する)直前が一番おいしい」
暖かい日。日中は薄手のジャンパー一枚で十分。
浜松にて非常勤講義の定期試験を実施する。ちょっと甘すぎたかなあ,と反省。学生さんはもっとヒーヒー言わされるべきなのである。
一枚だけ残ったJRの回数券の有効期限が今日までであったので,久しぶりにJRとバスを乗り継いで出かけた。あー,やっぱり乗り物の運転は人にやって貰うに限る。つくづく自分には運転の才能がないなあと思う。自家用車の必要がない生活に憧れる今日この頃。
天気健忘症がすっかり定着した今日この頃である。
日本が出来た日らしいが,こういう,週の途中に入った休日を本当に休んでしまうと調子が狂うので出勤する。DKA, 補外,JeLA原稿に明け暮れる。
最後の牛丼を眺める(朝日新聞,WMPファイル)。結局,「280円の」牛丼が愛されていたのか,280円の「牛丼」が愛されていたのか,どっちだったのだろうか? ちなみにわしは前者7割,後者3割である。
ぐわーっ,Vine 2.6r3のインストールが終わったと思ったら,2.6r4が出てしまったぁ~。といっても,kernelは2.4.24に上げてあるので,そのままでもまあ大丈夫だろうけど。
こういうことがあるんで,OSのメンテってのは大変だよなあ,とつくづく感じる。同じLinux Kernelを使っているとはいえ,Distributionごとにユーザ数が異なるから,どうしても世界規模で共通に使われているものが勢力を伸ばす事になる。M$の一社独占やら,商売が汚いとか商売が汚いとか商売が汚いとか(前にも言ったかな?)ってことはよく言われるけど,ここまでシェアを伸ばしたのはそれなりに理由のあることなのである。Win2Kが発売されるまでは随分待たされたが,悪戦苦闘ぶりはチラチラと聞こえてきていた。全く,インフラ整備は誰がやっても手間暇のかかることよ。
新聞社も大変だなあ(毎日新聞)。
晴れていたよーな,曇っていたよーな。
あれほど意気軒昂だった安部英被告は,もう心神喪失状態だそうである(Yahoo News)。きちんと決着を付けて欲しかったが,これでこの裁判も終わりかしらん。
目前に控えたやるべきことを逃避しつつ,別の仕事を進めてしまうという方法は,極めて非効率ながら,わしみたいなひ弱なズボラ人間にジャストフィットしている。ということで,JeLAのプレゼン資料を作らねばならないのに,Romberg/harmonic sequanceを使ったODE用補外ルーチンを作ってしまう。計算してみると,これが面白い結果をもたらしてくれた。今年の仕事のメインはこれになりそうな予感。
日中,ちょろっと雪がちらつく。
頭痛。バファリンを1錠だけ飲んで昼寝。夕方,復活。
復活ついでに,B.ROOT-SERVERS.NETの変更手続きをする。しかし,旧アドレスでもreplyを返すってのはありがたいが,renumberingの意味があるのか?
のわはははは。某論文の著者が主張してたことを崩す計算が終了した。ふっふっふ。P4 with HT Clusterの勝利である。査読中なのでまだ公開できないが,論文掲載が決まったら早速公開しようっと。
いい天気。
MACからMACへ転身・・・同ネタ多数だな。/.Jには二桁台のタレコミがあるに違いない。あ,やっぱり記事になった。
では最後の非常勤講義に行ってきます。
ただいま。大分Typoや間違いがあったので修正。ちみっと加筆したところも。これで次年度後期まで休眠状態かな。
帰宅途中に見た,まだ少し青みがかった天空に浮かぶ満月は見事であった。冬の乾燥した空気は限りなく透明で,目の前に灰色のブチが入ったボールが浮いているように見えた。文人なら気の利いた俳句でも短歌でもひねり出すところだろう。
卒研,一段落。あとは頑張って発表練習をしてくれたまい>ゼミ生
しかし,論文のリテイクを出しまくるのって,体力がいるよなあ。もっとも,変に弄くりすぎて,自分のミニチュアみたいなものばかり量産させるのもいかがなモノかとは思う。人間相手の商売はこの辺りの加減が難しい。
Knuthの本が新訳されて出版されるようである(BK1)。元が変わった訳ではなし,新訳する事にどの程度の意義があるのかしらん? でもちょっと楽しみではある。
微分方程式だけの数値計算法の本って,案外ないもんなんだよなあ。ことに,多倍長計算や,MPIベースのモノって,あまり見た事がない。今年はこれを目標に,いっちょ頑張ってみようかしらん。
晴れていたよーな気がするが,自信がない。
小生御大の還暦祝いが3月にあるので,会費を振り込む。わしは参加するだけなので気楽なモンだが,お世話役は大変である。何人ぐらい来るのかなあ。
何にしろ,お年寄りのお祝い事は楽しくて良い。これから団塊の世代の先生方が続々と赤いチャンチャンコを着せられる事になるから,こういうパーティーも増えるんだろうなあ。
FIT2004に投稿しようかと思っていた並列DKAだが,Originalityはほぼゼロだから,多分また落っこちるに違いない。Technical Reportと同時投稿にしておこうっと。3月中にまとめる予定。頑張り末世(古い)。
さて,そろそろ紀要原稿向けの,並列分散多倍長補外ルーチンに着手せねば。まずは仕様をまとめてしまおう。これをやっておけば,秋口にあると思われるODE研究集会にネタが提供できるしねぇ。
去年の12月から1月にかけて,このWeblogに記事書いて登録しようとすると,エラーが表示されて更新できないという事態が頻繁に起こった。特にアクセスが増加する午後8時以降に書き込むとてきめんにおかしくなった。
それが,今月に入って急に収まった。更新にかかる時間も短くなったし,画像をuploadすると,サムネイルも登録できるようになっている。どうやらサーバを弄ってパフォーマンスを良くするついでに,Perl moduleも追加したようである。よきかな。
灯油の備蓄をMAXにした途端,不要になるという法則は,昔マーフィーという人が唱えていなかったか?
今回のだら日記,1/30の記述を読んで,「春琴抄」を読んでいた時と同じく自分の目を押さえてしまった。うひー,ぐわーっ。・・・とり・みきによるイタイ話の中でも目に関するものは特段ダメだったな>ヲレ
わしは一生コンタクトなんて付けないと決意を新たにする。
期限を大幅に超過し,催促の葉書まで頂戴した論文の査読報告書を書き上げ,メールする。問題なければ即通しなのだが,見過ごせないごまかしがあったので条件付き採択に格下げとなる。あとは著者からの回答待ち。ま,よほどの事がない限り大丈夫でしょうけど。
一日で並列DKAの再計算が終了する。ああっ,もうこのP4HT Clusterから離れられないぞ。
末永く頑張って欲しい。うん。間もなくPrescottが登場するようだが,もうIA-32には興味がないので,わしには関係ない。あと5年はこのClusterと共に研究しまくるぞ~。
3/1~3/4のHOKKE2004に参加すべく(講演はしない),航空券を予約する。28100円なり~。
急に寒くなったと思ったら,ここんとこ数日は暖かい。このまま春になるのかな。
並列DKA法は,P4HT Clusterにて,P3/Celeron Clusterより10倍速く終了した。正確に言うと,8CPUのP3/Celeronでの計算時間は,4CPUのP4HTでの計算時間の5倍かかっている。即ち,単純計算で,同じ8CPU使うと10倍違う事になる。ぐはーっ。プログラムは全く同一のものを使っているから,これは所謂「札ビラで問題解決を図る」典型例なのだが,それがこれほどとは。金持ち喧嘩せず,なのが理解できるような気がする(何を言いたい)。
ちまちまとベンチマークを積み重ねてみると,いろいろな事が見えてくる。例えば,正方行列の積をIEEE doubleで計算する場合,Cacheミスによる速度遅延はP3/Celeconマシンの方がヒドイ。最高性能と比較して1/15になる。それに対してP4HTマシンではせいぜい1/4程度である。逆に,最高性能だけを比較するとどちらもそれ程変わらない。つまり,P4HTマシンではメインのRAMとCPUとの転送速度が劇的に改善されていることになる。・・・そりゃぁそうだよな,FSB 133MHz対400MHz(×2)だもん。単純計算で約3倍高速になってるのだから,この結果はほぼ説明が付く。逆に,L2 Cacheとの転送性能やIEEE754 double演算そのものの改善は,CPU clock数の比に対して殆ど見られないと言える。ここ数年のCPU Clock数の向上も打ち止めになりつつあるようだし,限界なのかしらねぇ。これからはCache consciousなアルゴリズムとそうでないバカアルゴリズムとの差が縮まっていくことになるのかも。
出勤途中にはとあるゴルフ場の入り口がある。その少し先に見事な蓮池がある・・・というより,あった,というべきだな。
今も池はある。しかし水がないのである。以前は水面にびっしり蓮の葉が茂っていて,誰が放流したのが,ルアーロッドを操ってバス釣りに興じる人がちらほら見られた。確かにブラックバスの生育条件としては申し分ない場所であったろう。
それが災いしたのか,ある日突然,池から水が無くなった。勿論,釣り人も消えたが,同時に,春には満開の美しい花を開いていた蓮も大部分が枯れてしまった。今では,たまに雨水が貯まるごくわずかの部分で,枯れ果てた茎の間から若い蓮の緑がチラホラする程度になってしまった。
池から水を抜いたのは,どういう理由なのか,正確な事は知らない。無責任な野次馬であるわしは,自分の所有物である池で他人がバス釣りをタダで楽しむのが許せなかったのだろうと,邪推している。以下は,この邪推の基づく勝手な感想である。
ゴルフ場の経営者が頭に来て水を抜き,蓮を枯らしたのは,果たして賢明な判断だったのか? ゴルフに来る親父ども(とオバハンども)には,入り口に咲く蓮の花には興味のない連中が多いのかもしれない。しかし,無惨に枯れ果てた茶色い蓮の池は,以前にも増して目立っている。あったモノがなくなってしまったことに気が付く客は少なくないと思われる。サービス業として,入り口に枯れた植物をほったらかしにしているのはいかがなもんだろうか? とても「来客歓迎」の意をを表現しているとは思えない。せめて,池を埋めて別のものを作るとか,植えるとかすればいいのに。
カッとなって辺りのものに極端な八つ当たり行為をぶつけてしまう事は,わしにもよくある。さすがに三十路を越えると,行動をとる前にそれがどの程度の後遺症をもたらすのかを計算することができるようになる。それでも後になって公開する事は続いており,それを反省するたびに,あのゴルフ場横の枯れた蓮池を連想するようになってしまった。
こと,他人に情報を公開するという面ばかり強調されるWebだが,無視されている,と感じさせてくれることも多い。自分の書いた事に対する反応がない,ということは,普通に暮らしている市井の人間にとってはごく当たり前の事だが,それ故に「無視されるメディア」としてのWebの性質は見過ごされがちなことである。
大人数が集まる匿名掲示板に罵詈雑言が多いのも,Webサイトに掲示板が設置される事が多いのも,Replyを貰いやすいWeblogが増えてきたのも,無視されたくないという心理の裏返しと言えるのではないかな。
ぷちめれは翻訳終了まで封印する。早くても再開は3月以降になる。紹介したい本は山になっているが,まあ仕方がない。
久しぶりに天気を覚えていた(笑)。そのうちメシを食った事も忘れるのだろうな。
いやぁ,二日はかかるかと思っていた計算が半日で終了していたのはびっくり。大規模計算だとGbE+P4HTの効果が出やすいのかしらん? 1CPUでの計測では,P3 1GHzの3倍程度の演算性能だったけど・・・。ま,明日になれば比較検討が出来るだろう。
今日は全マシンのセットアップを完了させて,並列DKA法を走らせてみた。うーむ,壮観ではあるが・・・暑いったら暑い。日中は冷房が必要なぐらいである。暖房要らずなのはありがたいが,夏が心配だなあ・・・。
これにてPC Clusterのセットアップは一段落。あとは滞ってしまった翻訳にけりを付けること,査読をすること(明日には書き上げないと~),JeLAの発表資料を完成させること,並列NIM及びharmonic法を実装しベンチマークを取って紀要原稿を作る事,FIT2004用の研究に取りかかる事・・・気が遠くなってきた~。
おおっ,P4がまた値下げか。年度内にもう一度あるとは意外であった。もっともわしが買った2.8C GHzの値下げ幅は小さいものだが。
200億円ねぇ・・・研究者にとっては朗報かな。結果にはそれに相応しい対価を支払うべき。問題は「対価」の算出方法であるが,しばらくは裁判沙汰にして判例を積み重ねるしかないのかねぇ。ま,わしには関係のない話ではある。
源泉徴収票が揃ったので,確定申告の書類を書く。・・・毎度のことながら,税金額が決定すると怒りがこみ上げてくる。今年も公務員をいぢめる活動に邁進する事を決意する。
出勤時には晴れていたような気がする。
いい加減,日が変わる前に寝たいなあ,と思いつつ,今日はメールとPC Clusterにかかり切りとなってしまい,またこの有様である。ま,きちんと睡眠は取っているので,特段健康に支障を来している訳ではない。
文書を書きながらcs-pccluster2を構築する。ついでに,当面使う予定のないOmniコンパイラまでインストールしてしまう。
すんなり行くかと思いきや,途中,in.rshdがなかったのには驚かされた。大元のNetkitからnetkit-rsh-0.17を拾って来てコンパイル&インストールして何とかなったが。やっぱり時代はSSHなのかしらん? encode/decodeに計算リソースを費やされるのはイヤなんだがなあ・・・mpdを使え?いや,ごもっとも。
mpichのサンプルプログラムが動作するところまでこぎ着けて一段落である。この時点で,既に文書は27ページにもなっている。これからLAPACK/ScaLAPACKインストール編だというのに,どこまで増えるのやら。ノウハウが蓄積していくのは嬉しいが,こちとらそれをoutputして学生さんに伝えねばならない立場なのである。こう錯綜した情報が多いと,どこから伝授して良いモノやら,正直困る。とてもじゃないが,「最初から手取り足取りお願いします」という方に,PC Cluster構築&活用は無理である。PCの組み立てや,OSのインストール,TCP/IPの環境設定ぐらいは自力で出来る必要がある。私自身はそれ程高いハードルとは思わないのだが,PCいじりが苦痛であるような人にはちんぷんかんぷんなのであろう。・・・ま,それで自分なりにまとめた文書を作っておいて,少しでも手助けできればと願っているのだが・・・でもねぇ・・・(以下略)。
等と堂々巡りの思考に浸っていたら,6日間ブン回していたプログラムがようやっと止まった。いやったぁ~,これで記録に並んだ~。プログラムが間違っていない事は確認できたものの,やっぱり初期値は目分量じゃいかんなぁ,と痛感する。しかしこれも,cs-pccluster2で実行すれば,3日以内で結果が得られる筈なのだ。全く,技術の進歩は怖い怖い・・・。
あー,今日は非常勤だった。早く寝ようっと。
起きました。今思い出したが,理研でMPIの無料講座があるのね。わしも受講したいが,時間がない。MPIに触れてみたい人はi行ってみてはどうか。
非常勤終了後,ATLAS/BLAS/LAPACKをインストールし,cs-pccluster2のテストを開始する。まずは4CPUを使って,DKA法に挑戦である。予定では月曜日には終了しているはず。文書は32ページに達した。最終的には50ページ近くになりそうな予感。
ああ,また日が変わってしまった。私に平穏な日々が訪れるのはいつになるのだろう。今日もJJIAMから査読依頼が舞い込む。・・・インボーだ,アルカイーダの仕業だ。
P4マシンでNew PC Clusterを作り始める。多分,2月下旬にはこの文書のVer.Up版をリリースできるだろう。今度はGbEとFastEtherの2重構成で,HTを使って疑似SMP環境にもできるから,あれこれやり始めると収拾がつかなくなりそう。適当なところで打ち切ってリリースしようっと。
ね,ねむぅ・・・寝ます。
翻訳,まだ終わらない。今週中になんとかしなきゃ・・・と言っているうちに,JSIAMから再査読論文が送付される。うがーっ。
自宅で雑用をしているうちに,みそ汁用の鍋を焦がす。・・・弱り目に祟り目。マジメに仕事しようっと。
風邪,大して悪化もせずに定着した模様。明日は非常勤の後,東京へ。そのまま一泊予定。
小牧基地からIraqへ向けて,航空自衛隊員が派遣されたようだ。ニュースでは基地の外で労組が反戦デモを行っている様子が報道されていた。前の職場では村八分を恐れてやむを得ず労組に加入していたが,今も転職してなければあそこで警官を揉み合っていたろうなあと思う。知人がすぐ近くに転勤になっているが,あの中にいたのかなあ。
今はfreeな立場でモノが言えるので言っておくが,全く,派遣される方も,デモに駆り出される方もイイ迷惑である。いいよなー,お偉方はよー。けっ。
翻訳,ボチボチ再開。今日できりのいいところまで進めたい,ぞ,と。あと8日で,残り4節分を上げてしまわねば。ぷちめれ本格再開はその後,2月からの予定です。しばらくお待ち下さい(誰が待っているというのか)。紹介したいDVDやら漫画やらが貯まっているので,まずは目の前の仕事を切り上げるべく,ガンバリまっす。
尻に火が付いてきた。頑張りマース。
本日,NHK BS開通。ものごっつきれいに映像が映る。テンパっているにもかかわらず,Hitchcockのドキュメントに見入ってしまった。ああ,やっぱりGlobal standardな番組はいい。静岡の郷土力士の取組紹介なんぞは不要である。ということで調子に乗って,衛星カラー契約の申し込みもしてしまう。
働かねば。
何故こんなにちゃんと天気を覚えているかというと,今日は職場で場外見回りを担当したからである。靴底に敷くカイロと,衣服に貼り付けるカイロを纏い,重装備で一日中外をうろうろしていたのである。あー寒かった。
HPCS2004で,Iperfなるツールがあることを知り,早速使ってみた。するってぇと,GbEは930Mbps, Fast Etherは94Mbpsなる最高速度に達していることが判明した。うーむ,pingとftpでは最高性能の計測は難しいのだなぁ,と痛感する。ま,これで一安心。あとはVLAN機能の付いたGbE SWを購入すれば完璧なのだが,それは予算が付いてからにしよう。
明日は頑張って査読を完成して(まだだったのだ),何とか翻訳に戻らねば。
始発の新幹線が出る前に,職場に忘れてきたHPCS参加費支払証明書を取りに行く。しかし,IPSJってば,支払うたびにFAXを送って支払いの期日を知らせにゃいかんシステムになっているのは何とかしてくれんものか。情報処理を扱う専門家集団の筈なのに,一番データベース管理がダメダメだと言われているのは困ったモノである。
んではボチボチ行ってきマース。
多分晴れていたと思う・・・まったく,ずーっとあれやこれやで職場を走り回っていると,夜に天気を思い出そうとしても難しい・・・退化しているなあ。
「LinuxサーバHACKS」のHACK#22を見ながら/sbin/hdparmを試してみる。Vineを入れたPCのHDD転送速度が遅い原因は,DMAモードがonになってない為らしい。しからばと/sbin/hdparm -d1としても
/dev/hdc:
setting using_dma to 1 (on)
HDIO_SET_DMA failed: Operation not permitted
using_dma = 0 (off)
となってはじかれてしまう。理由分からず。このぐらいにしといてやらぁ(吉本風)。
ついでに,Web Clusterを作るべく,FreeのLoad Balancerがないかと探していたら,PLB(Pure Load Balancer)なるものがあるのを発見。早速インストールして動かしてみる。一カ所,下らないミスがあったのでパッチをあてて無事動作するようになる。3つのWebサーバを転々としている様子が見れてなかなか楽しい。Proxyがちっと賢くなったぐらいにしか見えないけど,試す価値はあるかも。
これで何とか当初の予定通り,PC Cluster兼Web Cluster兼学生実験用マシン群は完成できそうである。やれやれ。
JeLA2004原稿提出。毎度ギリギリですいません>担当の先生様
うー,翻訳のためのstyle fileサポートに忙殺される。あーもー皆さん,なぜ最新のpLaTeX2eを使ってくれないんだぁ~(because 面倒)。
夜になって,冷え込みがきつくなってきた。やっと本格的な冬か・・・とはいえ,こちらの冬は,せいぜい10℃を切るかどうかという程度の甘っちょろいものでしかない。
出口の見えない議論をさんざんやったので,口直しに解決しやすい問題に取りかかる。ということで,翻訳は一息ついて,cs-pccsluter2のためのVine2.6r3いじりをチマチマと行う。アチラと立てればコチラが立たず。一昔前ならば「動けばいいや」と気楽に済ましていたところが,一年近くもPC clusterにかかり切りになってしまって経験値を積んだ分,素通りできなくなってしまった。ということで,現在までに経験した問題を列挙する。
つーことで,Cluster構築の直接の支障になりそうな事柄は以上で出尽くした感がある。あとはアプリとWeb Clusterの問題があるが,ま,なんとかなるっしょ。しかし,こうやってあれこれ苦労してみると(大したモンではないが),SCoreって偉大だよなあ。VineでもSCoreできるみたいだが,今回は面倒なのでなし。OpenPBS入れて一応マルチユーザ化はしたいのだが,所詮バッチだからな・・・大型計算機時代に逆戻りした感がある。
ではお休みなさい。
もう天気何ぞを気にしていられない。翻訳作業,1/2を過ぎたが2/3はなかなか見えない。明日にはけりを付けて,是非とも2/3の線をクリアしたい。
新大河ドラマ「新撰組!(タイトルは新「選」組なんだよな)」」を見ていたら,はた迷惑なベルがなる。いつもなら居留守を使うところが,つい翻訳作業が順調な余り,気分よく返事をしてしまったのが運のつきであった。ドアを開ければ実直そうなNHKの集配員様が・・・ああっ,これにて,一人暮らしを開始してから約17年間の受信料未払い記録が途切れることにぃ~。
これを恐れて今までBSアンテナは設置していなかったのだが,良い機会なので導入することにする。地上波デジタルまでのつなぎだが,完全切り替えは2011年からだそうなので,ま,いいや。CSは気が向いたら加入しようっと。DVD & HDD レコーダはどうしよっかなあ・・・いや,翻訳翻訳,と。
ちと填ってしまって,自宅に戻ったのは今朝の5時。一眠りして,昼頃に出勤,cs-pccluster2構築のため,GbEとFast Etherとの速度比較を行う。さすがに安物Hubを使っているとはいえ,GbEは早い。但し,ヘタレな自作ケーブル何ぞを使っているとトラブルが頻発する。・・・またちょっと填る。まとまったらまたここで公開する予定。GbEを使ったPC Clusterって今時珍しくも何ともないが,比較参照できるまとまった資料はそんなにないのである。研究会で発表する程のものではないから,当然であるが。
Linux distは何にしようかと迷ったのだが,学生実験用に日本語環境を整える必要があって,結局Vine2.6r3になる。Fedoraも悪くはないのだが,defaultがUTF-8では支障ありすぎ。変更も可能なようであるが,そーゆーつまらんことに労力を費やしたくない。某企業から借りている(んだよなぁ)マシンにはFedoraを突っ込んだが,これは研究用だからいいのである。
でも翻訳は佳境に入った。明日明後日でわし担当の分2/3は終了予定。追い込みだー頑張るぞー。同時並行でJeLAの原稿なんぞまで書いちまって,わしって勤勉(今までサボっていただけだ)。最も,内容に関してはあまり褒められたモノではないが。
synchronize_start, synchronize_endなる機能を思いつく。お披露目はFIT2004かなぁ。SACSISには間に合いそうもないし,間に合わせようと思うと翻訳が間に合わなくなり,査読(1/15まで)も間に合わなくなる。・・・ああ,もうドンだけのスケジュールがparallelに走っているのやら,考えるだに恐ろしい。その原因が全て自分の怠惰にあるというのが,もっと恐ろしい(ぉい)。
昨日は講義とゼミで疲れ果て,BNCpackをちみっと弄った他には何もせず。今日は翻訳頑張りマース。
サイバラさんの「できるかなV3」を読み返していて(あっ,もう逃避しているっ),何かデジャヴ感が漂うなあ,と思っていたら,先ほど原因が判明した。このホステス編,めぞん一刻の後半で五代君がバイトしていたキャバレーの託児所を思い出させるのである。あの当時は「へー,水商売は福利厚生がしっかりしているんだ」ぐらいにしか思っていなかったのだが,今回サイバラさんの,対象に寄って寄って寄り切った体験漫画によってそれが裏付けられたことになる。全く,この世で一番強いのは,子供を産んで育てているオカンだよなあ。
逃避ついでにもう一つ。PC Watchの元麻布さんの記事中,PCI Expressについて触れたところで,新商品出始めの時期に遭遇しやすい不具合について,「こうしたトラブルを体験するというのも,第1世代の製品を購入するユーザーの特権(?)」と書いている。これは思い当たるところが多い指摘である。わしは徹底して安定性重視なので,PCパーツについてはそーゆー体験をしたことはないが,新しいモノに飛びつく方ではある。おかげで1990年代後半にはTCP/IPとThe Internetに填った訳だが,あの当時は面白かった。北陸のSINET Hubが設置されていた金沢大学の集合ルータ室にも入れたし(TAを設置したのである),日本国内のサイトに接続するにもRouting経路がUSAまで往復していたなんてこともあった。DNSのSecondaryを同じ組織内で立ち上げるという馬鹿なこともしたし,Sendmailの設定をあれこれ弄くることもやった(これは今でも続く)。今から考えれば,トラブルの宝庫であったのだが,当時はもうドタバタと追いまくられていて,自分の思慮の浅さが原因で仕事を増やしているということに思い至らなかった。日本のThe Internetバブル直前の時代ならではの「初期不良」にまつわるトラブルも経験させて貰った。
そーゆー身につまされる経験を経て現在に至るのであるが,自分の為になったことが多い反面,経験からしか「学習」できない自分のバカさ加減も大いに自覚させられた。利口な人とは理屈から先の見通しをきちんと立てられるレベル以上の能力を持っている人のことである。よって,経験を経ずとも未熟さから来るトラブルをそこそこ回避できる。バカとはこれができず,失敗からしか学ぶことができない。しかし,バカはバカなりの楽しさというのも確かにあって,利口な人が踏み出せない一歩を,体力に任せて踏み抜き転げ落ちる経験を経ることによって,「転落の痛み」を事前に予測できるようになるのである。致命傷にならない程度の転落であると判断できれば,その失敗をすることによって得る「成果」との最適化を図り,得になる失敗かどうかの予測はできるようになる。・・・と,このレベルまでたどり着き,なおかつ失敗をスマートに処理することが出来る技術が身に付けば,もうバカは卒業である。わたしゃまだまだ,もっと小失敗を重ねてバカの技術を磨かねばならない。
しかし,考えてみれば,世の中バカの方がずっと数が多い訳で,それ故に叱り役兼道案内役である教師なる人間がいるところの学校で物事を習う習慣が廃れないでいる。教師だって人間であるからバカが多い訳だが,そうすると「バカがバカを教えてバカがさらにバカになる」という批判が出そうだが,前述の通り,バカはバカなりの経験を積んでいるはずなので(逆にいうと,バカは経験を積まなくてはいけないのである),それを教えることが出来る。これはこれで,立派ではないかもしれないが,「教育」にはなり得ているのである。大失敗しかねないバカを,小失敗程度に留めることが出来るバカにすることは,バカでもなんとかなる,筈である(ちょっと自信なし)。
こんだけ長く言って,何を言いたいのかと問われれば,わし程度のバカでもそれなりに存在価値があるのだという,単なる自己弁護なのである。お粗末様でした。
翻訳,わりかし進む。今日も頑張るべー。
wingmp,ちょっと更新。C90じゃなくって,C99でしたな。失礼しました。
マジメに翻訳を進める。シコシコ。
見逃していたが,MPFRが2.0.2になって,C90準拠の特殊関数を取り揃えるに至っていた。後でコンパイルしてみようっと。
けーっきょく,予定通りの仕事はぜーんぜんおわらんかった。翻訳は今までのサボり量が多すぎて殆ど進まず,一月一杯かけてやっつけるしかない。もうあれも中断,これも中断ってなもんである。現実逃避てがら弄くっていたwingmpが唯一の成果か。ちぇっ・・・。
という有様のまま,今日から仕事始め。だらけた体勢を立て直して頑張るしかないなあ。あーあ。
やけくそでJeLA2004用の原稿下書きをやっつけて共著者へメールする。はふぅ,これで一つおしまい。これから翻訳と査読と二つ目の紀要原稿をやっつけねばならぬ。ああ~,死ぬぅ~(悦楽)。
本日までに届いた年賀状は全部で21枚。わしは返事以外の年賀状は絶対に出さない主義なので,この年にしてはかなり少ない方だろう。このうち返事を書いたのは15枚である。折角なのでもう少し分類してみよう。
21枚中,15枚はインクジェット紙のもので,5枚は単なる再生紙はがき。この20枚は50円もので,絵入りの53円はがきは一枚のみである。3円分をケチらねばいけない程,皆さんは年賀はがきを出しまくっているようである。
返事を出した15枚のうち,わし個人向けのメッセージが何もない上に,住所書きまでプリンタで打ち出している「てめぇなんぞはお義理で出しているんだぜ」的メッセージがありありと分かるものが9枚ある。こーゆーのはメールで十分事足りるものである。ちなみにわしは嫌みっぽく53円のはがきで返事を書いている。「はっ,君たちビンボー人には53円はがきは使えまい?」という意味も込めてね。・・・ああ,わしってなんて人がいいんだろう。全くほれぼれしてしまう。
これでまた年賀状が減るかな? ま,それはそれで結構なことである。どーせこの先さらに増えに決まっているのであるから,均衡が取れてちょうどよい。
↑という反応は,家族の写真付き年賀状に対するジェラ心が顕現したものである。あー全く羨ましいったら羨ましい。
さすがにテンパって来たので,翻訳をちみっと進めて寝ることにする。
Wingmp(実はWinbncも出来ている)にかまけていて,紅白はトリのSMAPだけ見る。あとはほぼ日の除夜の鐘を聞きながら年越し。
とりあえず,寝ます。
本年は,Webサーバ移転,Weblog開設を行いドタバタしたが,どうやら認知されたよーで,トップページだけでも7500アクセスを稼ぐまでになった。来年もこの調子でウダウダと続くよう,ホドホドに頑張りたい。
ピーカン。年内最後のゴミ収集日につき,燃えるゴミを一括して放り込む。
さて,本日の翻訳は正念場である。気合いを入れて一気にやんべぇ。
・・・と,ナガーイ一休み中。大丈夫か>漏れ
逃避中につき,あれこれうだうだってみよう。
以前にも書いたが,お休み中のお供はもっぱらLAUNCH。無料の"Awesome 80's"を流しっぱなしにしている。あ,Chicagoが終わってしまった。
日本でも同様のサービスを期待したいのだが,音楽関係団体がon the Internetにはまだ消極的なようで,曲ごとにいちいち許諾を取らねばいけないらしい。CCCD(我が家には出入り禁止だ)なんぞで自分のクビ絞めるぐらいなら,さっさと許可してライセンス販売に勤しめばいいのに。
敬愛する(何人目だよ)武田徹さんが,科学ジャーナリズムについて書いているのを読む。イチイチ頷く。
一応,そっち方面の内部に身を置く者としては,も少し「政治家を見るように」科学者も見て欲しいって所は確かにある。文系理系というカテゴライズの仕方は乱暴なところもあるが,学問的な相違点が多いのは確かで,日本的文化背景をorしてやると「理工系学科・学部・大学の教授会は概して静か」という所まで行き着いてしまう点など,も少し「予断を持って」「色眼鏡で」科学技術報道をしてもいいのではないか。
あまりにもトンデモな言説を振り回す理系学者の様を見て,安野光雅が知人の科学者に嘆くと,その人曰く,「科学者がみんな科学的とは限らないよ」。これは正しい。っていうか,自分も顧みて,結構「だまされる」ことが多いんですよ。経験を積めば「声の大きいだけの言説」に振り回されることは少なくなるが,割と「流行に流される」ことの多い業界だけに,道を誤ることはしょっちゅうである。んが,流行もある程度はWatchしていないと不安になるし,やっていることが全く時代から乖離してしまう危険性もあり,いやいやなかなか「ギョーカイの雰囲気」との距離の取り方は難しいのである。
そーゆー「雰囲気」を体感しつつ,部外者の観点ならではの無責任性を最大限に生かして報道して頂ければ,ありがたいよなあ・・・我ながら勝手なことを言うとるのぅ。
情報関係だと,オープンソース運動ってのが一大ムーブメントになり(なりかけた?),経産省も法的問題についての検討を行った(これは以前引用したな)が,果てさて実際問題,商売となるとなかなか難しい面がある。
大体,人間の善意に大半を依存したシステムって,長続きしないケースが多いんじゃないの? わしみたいな陰険ジジイだからハッキリ言うが,「ソースコードをオープンに」と声高に叫ぶ連中の胸の内は,「タダで使えるシステムが欲しい~」ってのが本音じゃないのかね? 「苦労してコード書きたくない」からだろ?GNUだって,Stallmanの「やせ我慢」があるからこそ続いているのであって,彼が死んじゃったら胡散霧消しかねない危うさがある。
その点,商売するならWindowsの方が,「バイナリパッケージを売る」という慣習が定着している分,やりやすい面がある。M$の商売のやり口が汚いとか汚いとか汚いとかって話は良く聞くしその通りと思うが,じゃあLinux他のUNiX & UNiX Compatible OSがその代替となりうるかというと,現状では甚だ怪しいと言わざるを得ない。個々のアプリは随分良くなったし,Kernelの安定性については昔から折り紙付きである。しかし,主要アプリケーションの「厚み」という点と,アプリ間の「連係機能」については,正直,GNOME or KDEではまだ辛いと感じる(逆にサーバ機能については,「Windowsなんて使ってられっかよ」なんだけどねぇ)。
FreewareだろうがSharewareだろうがPackageだろうがOpen Sourceだろうが,最終的には市場において機能と価格の最適化が行われて,選択と淘汰が行われるのである。技術を磨くための肥沃な土壌としてOpen sourceが機能した中で,Proprietary softwareがバンバン生まれ,そこで稼いだゼニが一部のcomponentと共にopen Sourceに返る,という循環型共生システムってのが自分としての理想なんだけど,甘いかしらね? Open Source softwareは「イイとこ取り」されてしまう危険が高いので,商品としての魅力には欠けるが,「うちはこんなもんも作れまっせー」という広報活動の手段としてはかなり使える。Open にして広報パンフレット代わりにしつつ,日々の糧を得るためにProprietary softを作ったり,Serviceを売ったりする,と。CathedralとBazaarってのは元々共生関係(上下関係はあるんだろうけど)にあるんだし,どっちが欠けてもまずいだろうから,お互いに競争しつつも,相互メリットを生かす手段をもっと増やすべきだろう。
・・・何書いているんだか。さて,翻訳に戻ります。
昨日よりは寒さが和らいだ一日である。帰りの新幹線はこだまとはいえ,さすがに混雑していた。
結局,昨日,本日併せて,今までで最高に翻訳が進んだ。どーなっているのか。これから更に本格化させる。頑張るべ。
これから出かける所。帰宅は明日。今年の帰省ラッシュは分散されているので,それ程ではないということだが,果たしてどんなもんか?
んでは。
朝から調子が悪く,鼻水が止まらず。いつも通りのご飯とみそ汁だけの貧相な朝食を取った後は軽い頭痛も出てくる。バファリンを一錠だけ飲んで3時間程午睡を取ったらちょっと軽くなったのでこれを書いているという次第。
GPUスパコン,ねぇ・・・。まーったく次から次へといろんなことを考えつくわい。ドンガラガッシャン様辺りがまたぞろGPU対応ATLASとか出すんじゃないかと。既にあのグループとの接触を図っているかもしれないな。モノが出るまではわしみたいなパンピーは模様眺めだが,出たら試してみたいぞ。
昨日は企業の方が来られて,開発用PCキット一式をぽーんと置いていかれる。・・・お金って,あるところにはあるのねぇ・・・。「コンソール用です」とか言って15inchとはいえ液晶ディスプレイまで付けて頂くとは・・・いやぁ,誠にありがたや。しかしこれで後には引けなくなりそうである。あれこれ役に立ちそうな提案はしているが,はて,どーなることやら。
小生御大からは,昨日の翻訳サボりを叱責するが如く,某国際研究会 Local Comittee発足のお知らせがダイレクトに届く。冷や汗たらたらよ。予定通り行けば,翻訳完成と研究会と中部国際空港と花と緑の万博とが一気に来襲することになる。・・・はふぅ・・・胸一杯(って,末端使いっ走りに過ぎないクセに)。
明日から東京だが,ボチボチコミケともお別れかなぁ。年末に仕事が立て込むようになって,正直,体がきつい。見学に行くだけなら冬のみにして,夏はお休みさせて頂こう。
ちぇっ,Hokke-2004の申し込みは既に終わっておりました。Webの案内ばっかり見ていて,MLの案内を見逃していたのが敗因。今回はおとなしく見学だけしていようっと。
「お正月を潰そう計画」、ここまであっさりたどり着く。むー、詰まらん。
調子に乗ってここまでたどり着く。まあ今年はこんなもんかい。自分としてはこの辺で十分なのだが、アプリを作ろうとすると,もちっとやっておく必要があるよな。
明日からの東京行きに備えて翻訳をプリンタに打ち出し,そのあまりの道の遠さに途方に暮れつつ,ちみっとだけ進める。ああ,もうぼんやりしている暇はないぞ~。
冬晴れ(という言葉はあるのか?)。ちょっと気管支の先っちょがいがらっぽい。空気が乾燥してウィルスやら細菌やらが感染しやすい状況になっているのだろう。ここで一気に高熱を発して寝込めばいい骨休みになるのだが、あいにくと栄養状態も精神状態も問題ないようで、こうして朝から日記を書いているという次第。しかし昨日の日記は見るに耐えませんな。ま、面白いから残しておこうっと。
昨年の日記を読むと、今と同じく忙しがっている様子が伺える。でもねぇ、自分で言うのもなんですが、全く覚えがないのよ。昨年末は研究も煮詰まっていたし、何をそんなに気張っていたのかなぁ。もう昨年の自分は信用ならない。この嘘つき>昨年のヲレ
眼鏡新調の身代わりになったおにゅぅ P4 2.8CGHzのマシンを自宅に持ち帰って調整中。んでそのマシンからこの日記を書いている。MTUの値をちょこっと直した以外は順調。でもねぇ、さすがに865Gのグラフィックは正直、よろしくない。画面更新のタイミング次第でチラツキが出てしまうのである。RAMに確保したバッファからの転送が追いついていないのかなぁ。こいつはいずれMedia Streaming専用マシンとなる予定なので、3月までにコツコツと部品を追加していくことになる。グラフィックカードも必要だな。
今起きたのではない。今帰ってきたのである。これで形式上はまた一日,日記の間があいてしまったが,こちとらちゃんと仕事していたんだ~。おかげで懸案の一本目の紀要原稿下書きが上がる。共著者に渡しておしまい。
でもまだいっぱいやることがある~。・・・でも先に寝かせて下さい。もう眠い。明日・・・じゃない,今日はAM9時には車をディーラーに持っていかないと・・・あ,翻訳はちょっこっとやりました・・・zZZ。
モタモタしている内に,またまた日が変わってしまった。ボチボチ寝ます。・・・おっ,今日はEveだったのぅ。
ではお休みなさい。
起きました。ピーカン。ああもぉ,冬の表日本はいい。もう裏日本には住めない。雪も積もらず,毎日太陽が拝める。風は冷たいが日中は結構暖かい。太平洋ベルト地帯万歳。だから,高速道路ぐらい,裏日本にくれてやってもいいよね。
仕事の話ばかりで,正直カツカツなのだが,Webまでそれにつき合うこたぁない。わしの好きなWeb(Cat:「息抜き」)を紹介する。
んじゃ,行ってきマース。
ただいま。さて,続きを致しましょうぞ(何の?)。
小倉千加子の本を敬愛する(段々増えてきたな)高橋源一郎が書評をしている。源チャンのお勧めの仕方は大変上手なので,気を付ける必要がある。源チャンクラスが面白いっつったって,わしみたいな凡人が同じように面白がれるかどーか,甚だ怪しい。でも,「一億三千万人のための小説教室」で紹介されていたケストナーは面白そうだったなあ。映画とのメディアミックス(という言い方は今でも有効かしらん?)作戦で「飛ぶ教室」の文庫本が再版されており,前書きをJR東京駅にて立ち読みしたのだが,のっけから引き込まれてしまった。「飛ぶ教室」を執筆させんがため,ケストナー先生が母親から叩き出される場面から始まる児童文学って,新鮮だよなあ。・・・といかんいかん,小倉千加子だったよな。
敬愛する小谷野敦先生がちょくちょく名前を出していたので,気になる人ではあった。んで,書泉ブックタワーでちらっと立ち読みした。・・・うーん,スピード感と切れのある論説と文章はいいのだが,最近のわしはちっとwetになっており,システムとしての結婚しか論じていない本書はどーにも肌合いが合いそうになく,購入を控えることにしたのだった。この方,愛知県の私大を定年前に退職してしまったよーだが,さすがに文章と行動が一致していて見事である(でも,雇用保険に入ってないのは国公立大の教官だけだと思うぞ)。しかし見事すぎて,市井の人にありがちの,「寂しいから結婚する」という部分がすっぽり抜け落ちているような気がする。一部しか読んでいないので,あくまで推測だけどね。
翻訳,相変わらずミジンコの二人三脚並の速度で進展中。その一方,「お正月を潰そう」計画に填ってしまい,何だかんだとコンパイルまでこぎ着ける。手抜きのために実行には至らなかったが,まあまあといったところ。あとは○○○を作って,○○用のcodeを書いてサンプルプログラムを作り,○○○○○で実行できるところへ辿り着けさえすれば,もう完璧である。・・・翻訳ガンバリまっす。
うげげ,PhaseサーバからTutorialへのリンクが・・・。相変わらずyが抜けているけど,まいだりっ。
あーん,あれこれと済ませてやっと自宅に戻ってきたら,もう日が変わってしまっていた。天気も全く覚えていない。晴れていたよーな気がする。
Kahanerのテスト問題21問を片っ端から解いてみる。積分区間の始点に特異点(極)を含む問題が混じっているため,普段は使わないisnan関数や,isinf関数を使いまくる。とりあえずエラーなしで近似値は得られるようになったが,精度を出すにはそれなりに工夫が必要なようである。ま,ぼちぼちやるか。
卒研生にRomberg積分のベンチマークテストをやってもらっているのだが,ちょうど10^(-1) sec程度の計算で,実行する度に計算時間が滅茶苦茶異なってしまう現象が見られる。台形則の計算は,面倒なのでallreduceを使っているのだが,それが足を引っ張っているのかしらん? Ethernetの経路が一つしかない手抜きPC Clusterなので,NIS/NFSのパケットの影響を受けていると見た。ま,しゃーないな。現在進行中のcs-pccluster2はGbEと100BASEの2重構成になる予定なので,出来上がったら比べてみよっと。
翻訳,ナメクジの短距離走程度の進展を見る。今週も忙しいよのう。今年はこのまま仕事におぼれて年越しになる予定。年明けには何とか形をつけなきゃぁ。
寝ます。
天気晴朗なれども風強し。冬の遠州はこうでなくっちゃ,なのだが寒いものは寒い。
昨日は帰宅後に懸案の部分を翻訳して就寝。本日は私用PC(買わないつもりだったのに買ってしまったのである。嗚呼・・・)を組み立ててWindows XP Pro SP1aのセットアップ。P4 2.8C GHzを突っ込んで,WindowsでもCPUが二つに見えることを確認して「弥栄,弥栄」と喜ぶ。ついでにPthreads for Win32とcygwinをぶっこんで・・・などとやっている内に時間切れ。散髪してさっぱりし,Romberg積分のプログラムを弄って,翻訳をちょこっと進めて寝る。
・・・つまらん日記だなあ。しかしマジメに仕事をしているサラリーマンの日常ってのはこんなもんである。ちなみに,私用PCにぶっこんだメモリ(PC3200 CL3 512M×2)は,昨日TwoTopで購入してきた約\7000の格安メモリである。恐る恐る店員に聞いてみたが,初期不良は2週間まで受け付けるということだったので,試しにと購入した次第。あっさりDualで認識し,弥栄弥栄したのであった。
結局,今年の正月は,端緒についたばかりのDKA法もRomberg積分もまとめるに至らず,某計画を発動して頑張ることになりそうである(そのための私用PC増強計画だったのである)。出来る見込みはあるのだが,さーてどんなもんでしょーかね・・・。研究としては三流もいいところなんだけど,そーゆーものが好きなんだからしゃーないな。出来たら正月明けにでも公開致しましょうぞ。出来なかったら黙っているので察するよーに。
天気予報通り,さぶい朝。東海道新幹線も一部区間(掛川-京都)で徐行運転を余儀なくされているようだ。少し咳も出る。一週遅れの感冒か?
昨日アップした高大一貫講義の資料,早速5人に見て頂いたようである。みんなめざといなあ。しかし面白い内容じゃぁないと思うがなあ。先方さんには不評だったみたいだし。
そーいや,Linux kernel 2.6.0が出たんですね。わしみたいな零細PC Cluster遊び人にはあまり関係がないかなぁ。
Fedora Core 1本も2冊程登場していましたな。正式リリースのタイミングを狙っていたとおぼしいが,さて売れますかな? Score 5.6.1のインストール手順でも書いてくれているんなら買うんだがなぁ。
ではぼちぼち行って参ります。8:22発のこだまに乗る予定だったが,どーせ遅れるんだったら一本早い7:43発を使った方がいいな。ということでそろそろ身支度をせねばならぬ。今日は車中で翻訳作業予定。どこまで進められるかなあ,と人事のように言ってみたりするテスト(年がばれる言い回し。漏れもヲヤジが入ってきたなあ)。
一旦帰宅。掛川駅の新幹線ホーム下では遅れている7:43発のこだまを待つ人で混雑していた。20分遅れだそうで,一旦戻ってきた次第。しかし,この有様では列車もかなり混雑していそうなので,やっぱり予定通り次の8:22発こだまで出発することにする。これなら5分遅れで到着予定なんだそーな。名古屋~関ヶ原の雪が溶ければ平常ダイヤに戻るだろう。・・・久々に「うだうだ」書いてますな。雪のおかげ。・・・まだ時間があるな。ではまだうだうだしよう。
考えてみれば来週も東京なんだよなあ。毎年年末,というか12月は当でする機会が多い。交通費だけでボーナスの残りカスが全て消えてしまうのである。やるせない。
では今度こそ行ってきまーす。
朝方はちっと寒いかなあという程度だったのに,浜松からの帰宅時はものごっつぅ風が強い上に寒気がきっつぅ,という状態に。北極直輸入の寒気団が南下したようで,明日は日本海側は大荒れの模様。太平洋側は天気は良いものの,風の強い寒い一日となるようである。
帰宅して風呂に入ったら途端に眠気が襲ってくる。本日のノルマ,定義1.2を訳して寝ることにする。明日は東京。お休みなさい。
昨日に引き続いて忘年会。さすがに本日はnon alcoholにて勘弁して頂く。おかげでちょこっと飲み代が浮いた。
カラープリンタを購入する。年賀状印刷たけなわの時期だけに,販売店も力が入っていて,おまけに年賀状印刷ソフトだの印刷用紙だの予備のインクカートリッジだのを付けてもらう。早速,高大一貫の資料を印刷してみる。うげげ,高速だわ,にじみは少ないわ(それでも品質はLaserに劣る),何よりカラーが滅茶苦茶きれい。Magenta, Cyan, Yellow, Blackの4色しか使ってないのにねぇ。これでますます銀塩カメラから縁遠くなるな。
Iraqで元独裁者が捕まったというニュースの際,Baghdadの市民が歓喜のあまり銃を撃ちまくっている映像が流れた。あれは空砲じゃないよなあ,危ないなあ,と思っていたら,案の定,被害者が出てたのね。全く,この世は悲劇も喜劇もごた混ぜだぁ。
翻訳,定義1.1のみ終了。昨日よりは,カタツムリのしゃっくり程度の進歩が見られる。早く人間になりたーい(わしは再放送を見ていた世代)。
ゼミの忘年会帰りで酔っぱらい状態。んで,これを書いているので,天気はうろ覚え。とりあえず寒かったことだけは確か。〆の鶏雑炊はうまかったです。
どういう訳か,当ゼミにはヲタクが多いという噂が立っているようである。教師にはその気が皆無であるにもかかわらず,不思議なこともあるものである。思うに,先人のゼミ生にヲが混じっており,それが伝染して今日に至っているのであろう。これがヲ濁という奴であるな。
忘年会の前に,三年生諸君にはPCを組み立てて貰った。いやぁ,若い力は素晴らしい。これで大枚2枚を叩いて済むんだから,安い出費である。全員で組み立てているのを見ていると,昔のマ○ポーシ○を思い出してしまった。確か今でもPC関連の会社が存続しているんだよな。
久々にGSLの本家,Network Theory社のサイトを覗くと,ありゃまあ,まるでGNU book centerの様相を呈している。以前はWebページがDLできたGSLのWindows版も,今じゃCD-ROMを購入せねば入手できなくなっている。やっぱり数値計算ライブラリだけじゃあ商売にはならないのだろう。昔,F博士が某ライブラリを商品として販売するための有限会社を作ったことがあったが,私が知る限り,売れたのは1件だけだった。そのうちF博士が病気になって自然消滅してしまったが,洋の東西を問わず,商売というのは難しいモンですな。
翻訳,酔っぱらいつつ3行。毎日でも続けることに意義がある(とでも思わないとやっていられない)。
毎度のことながら,予算だのカリキュラムだのの話し合いは面倒なことこの上ない。結局,次年度以降はネットワーク関連の講義からは全面撤退となる。旧カリキュラムの一講義が残るが,これも次回限りである。実験講座も数値計算がらみのものに再編成し,きれいさっぱり。
それはいいのだけれど,具体的に何をするかは全くの未定である。いくら何でもゴリゴリの数値計算は無理なので,グラフィックスやらPthreadやらと関連づけた応用指向の内容になるだろうな。またテキストを書き下ろさないと・・・面倒だが楽しみでもある。定番のMandelbrotやらJuliaやらを描いて,なるべくならOpenGLともからめて・・・なんて,考えるだけなら簡単なんだがなぁ。ま,これからは業績にもならない仕事は引き受けないことにしよっと。
つらつらと,M$のHPC Toolkitなるものを眺めてみると,えらい豪華バージョンなのは驚く。最もEvaluationが殆どで,短期間しか使用できそうもないところがみみっちい。送料だけで入手が出来るとのことなので,早速注文する。正月明けには届くかな?
前々から気になっていたので,ARPRECとMPFRの四則演算速度を比較してみた。この2者は実装方針がまるで違っていて,前者の多倍長浮動小数点はIEEE754浮動小数点をつなぎ合わせて実装しているのに対し,後者は整数演算をベースに下から積み上げて実装されている。どーも,浮動小数点数に限っては,前者の方が高速ではないかと感じていたので,ちみっと簡単なベンチマークプログラムをでっち上げてみた。環境は次の通り。
コンパイル条件:GCC, G++ 3.2.2, オプション: -O3 -funroll-all-loops
ハードウェア: Intel Pentium III 800MHz,OS: RedHat9
ショボくてすまん。んで,結果は次の通り。
1024 bits(308 decimal digits)の場合(単位はMFLOPS)
ADD 3.333333e-01(ARPREC), 1.58025e+00(MPFR)
MUL 2.222222e-01(ARPREC), 1.04235e-01(MPFR)
DIV 7.207207e-02(ARPREC), 6.99597e-02(MPFR)
2048 bits(616 decimal digits)の場合(単位はMFLOPS)
ADD 3.478261e-01(ARPREC), 1.03226e+00(MPFR)
MUL 2.222222e-01(ARPREC), 3.40426e-02(MPFR)
DIV 4.266667e-02(ARPREC), 2.25989e-02(MPFR)
4096 bits(1233 decimal digits)の場合(単位はMFLOPS)
ADD 3.478261e-01(ARPREC), 7.03297e-01(MPFR)
MUL 2.162162e-01(ARPREC), 1.11732e-02(MPFR)
DIV 2.308802e-02(ARPREC), 6.86695e-03(MPFR)
8192 bits(2466 decimal digits)の場合(単位はMFLOPS)
ADD 1.403509e-01(ARPREC), 4.26667e-01(MPFR)
MUL 1.066667e-01(ARPREC), 3.70199e-03(MPFR)
DIV 1.218583e-02(ARPREC), 2.11640e-03(MPFR)
うーん,確かに桁数が増えると,ARPRECの方が,特にMUL,DIVで高速になっている。しかし,1024bits(308 dec.digits)では危惧していたほど差は出ていなかった。8192bits(2466 dec.digits)が「実用的」な桁数かどうかは議論の分かれるところだろうが,おおむね,「んなに計算してどないすんねん」レベルと見ていいだろう。つーことで,Piやeの世界記録を狙いたいという向きはARPRECを使えばよろしい。関数機能も豊富なのでお勧めする。
で,わしはと言えば,今のところGMP+MPFRから乗り換えるつもりはない。もちっと原因を調べてからでも遅くはないと考えている。64bit addressingになってしまえば改善するものなのかどーか,cacheのhit率を上げることで改善できるものなのか,HTやSMP環境でPthread並列化すればどーか,等,調べることはいっぱいあるし。ARPREC使うなら,Template使ってBNCpack++を作った方がよろしかろうて。
それよりも,ARPRECは1024bits以下の桁数にしてもこれ以上の速度改良がみられないのが問題なのである。この場合,MPFRの方がずっと高速になる。これ以上は研究上のし・み・つ(という程,大層なものではないけど)。
ベンチマークにうつつを抜かして,翻訳は2行のみ。早くも暗雲立ちこめる状況に突入。大丈夫か,大丈夫か>ヲレ
うう~,寒いぃ~。12月も半ばを越えようとして,冬将軍が空っ風と共にやってきたようである。灯油の消費量が増えるなぁ。
これから翻訳作業が一段落するまで,このWeblogを毎日更新することにする。もうのっぴきならないのである。今週末には下書きをでっち上げねばらならない論文が2本もあるが,それと平行して作業を進めねば正月明けの脱稿には到底間に合わない。・・・などといいつつ,本日は気力がなくて6行のみ。先が思いやられる。
トップページのカウンタが7000を越えていた。歳末にはアクセスがガタ減りするだろうから,あと500ぐらいアップすればめっけもんかなぁ。しかし,何が面白くって人のページを覗くのであろう。ちっと不思議。
昨日は移動中に雨がぱらついていたが,午前中はよい天気であった。東海北陸自動車道の川島PAでは白猫がちんまりとひなたぼっこをしていた。
本日もそれに引き続いて良い天気である。わしの講演は時間切れにて次回(?)回しと相成った。それまでに完璧にしておけというプレッシャーとも言える。ついでに,またぞろ査読を依頼されて引き受けてしまう。全く,人の論文ばっかり批評して,自分ではロクに書けていないというのは,まるでいしかわじゅんのようで大変によろしくない状況である。これから年末にかけて,じっくりたまった仕事を向き合わねば。
フセイン元大統領拘束とのニュースが飛び込む。農場の物置小屋に掘られた地下室に籠もっていたそうだが,まるで某教団の教祖様である。$750Kを抱えていたってところも同様。独裁者の末路はゼニと道連れ引きこもりってのが定番の絵になるのであろうか。
翻訳,II-0を終了。これから年明けまでにII-9まで,なんとしても終了せねばならぬ。毎日一行ずつでも進めることにする。
天気なんぞこの際どうでもイイ。やっと今日からのワークショップ用資料をでっち上げることが出来た。結局新しいことは何も出来ず,出来損ないのsurvey止まりである。うがーっとなってPPTファイルを作っているところへ,第2回目の査読依頼メールが届く。ああもぉ,マーフィーはどこまでついて回るのか。解答書と修正論文のみをプリントアウトして帰宅。今日は遅くとも8時過ぎには出発しないといけないので,さっさとかえって寝るのである。でもしばらく更新が途絶えていたので,こうやってわずかの時間を惜しみつつ,日記を書いているという次第。
今度こそ寝ます。
忙しさ絶好調。書類の催促が来るわ,講義で計算を間違えるわ(いつものことだが),研究室のブレーカーは落ちるわ,説明会の案内は来るわ,会議があるわ,金はないわ(ボーナス支給日を勘違いしていた),もてないわ,研究会の準備は全く出来てないわ,こーゆー時に限って別の作業をしたくなるわ,DVでビデオ取りしていたら録画できていないわ,卒研生は寝坊するわ,つられてわしは早寝になるわ,事前申し込みしていたPC Cluster シンポジウムには出席できそうにないわ,翻訳作業は全く進んでいないわ,未処理伝票は一向に減らないわという大騒ぎの最中に,発注していたcs-pccluster2の部材が一挙に届いてもう大笑いさ。
全ての準備が整ったので,次週には若い力を結集して,P4マシンを組んで頂くことにする。ホントは全部自分一人でやりたいところだが,こう忙しくてはどうしようもない。今週がピーク。次週は少し落ち着くだろう。
しとしとと氷雨の降る師走の土曜日。今日もシコシコプログラムを作る。
Pthreadを使って,Fedora Core 1を突っ込んだP4 2.8C GHzのマシンでベンチマークテストをする。多倍長でやってみると,どうも倍精度よか性能向上がいいようである。うーむ,これはすげぇ。多倍長だと内積計算でもmulti-thread化の効果期待できそうである。MPIBNCpackが一段落ついたと思ったら,大本のBNCpackを改良しなきゃならんのかぁ。全く高速化技法って尽きることがないよのう。
で,気がついたのだが,このマシンで2threadsを使ったプログラムを走らせて,timeコマンドを使って時間計測をすると
real 1m28.966s
user 2m55.700s
sys 0m0.200s
などという結果になる。最初見た時は,松田優作ではないが,「なんじゃこりゃー」と叫んでしまった。どうやら2thread走らせると,それぞれのthreadのuser timeを合計した値が出てくるらしい。実際にはrealの時間で処理が終わっている。
で,times関数をmanしてみると,案の定であった。しかもLinuxの場合,こちとらThreadを使った気になっていても,KernelではProcessとして認識しているようである。実装がそうなっているからなんだそーだが,これって手抜きなの?
ためしに,メイン処理からtimes関数を呼び出してみると,開始時点では
User Time : 109
System Time: 14
CUser Time : 1029
CSystem Time: 1
となっているのに対して,終了時には
User Time : 113
System Time: 14
CUser Time : 17457
CSystem Time: 4
という有様である。この時走った2threadのそれぞれで同じくtimes関数を呼び出してみると,thread 0では
Thread 0 開始時
User Time : 0
System Time: 0
CUser Time : 0
CSystem Time: 0
Thread 0 終了時
User Time : 8206
System Time: 1
CUser Time : 0
CSystem Time: 0
となり,thread 1では
Thread 1 開始時
User Time : 0
System Time: 0
CUser Time : 0
CSystem Time: 0
Thread 1 終了時
User Time : 8222
System Time: 2
CUser Time : 0
CSystem Time: 0
となっている。つまり,メイン処理部ではtms構造体のうちcutimeが,それぞれのThreadに費やされたutimeの合計値を保持するようになっている。これでは1 CPUで行ってきた時間計測手法が全く通用しない。
結局,実時間をgettimeofday関数を呼び出して計測することにしたが,おかげでBNCpackの時間計測関数がまた増えてしまった。今までは1CPUマシンでしか動かしたことがなかったので,times関数を使うget_sec関数という奴しか実装してなかったのである。今回,新たにgettimeofday関数を使う,get_real_sec関数なるものを実装したのである。ああめんどくさ。
しかし時間計測はやっかいである。今回生じたMT環境での事柄もそうだが,大体,ベンチマークなんぞ,実行するたんびに微妙に食い違うのはざら,というより当たり前のことである。バックで様々なプロセスが蠢いているためでもあろうし,割り込みが入るタイミングも違うであろうし,何よりPCのハードウェアタイマなんてどこまで当てになるのやら。信頼性があるようなら,NTPなんて無くなっていいはずである。で,NTPなんぞマジメにインストールしようモンなら,そこで修正される時間も問題になろうし,ニュースにもならない「うるう秒」も入り込むかも知れないし,大体,今こうやってプログラムを動作させている3D空間中の「時間」とやらが完全に一体化しているのかどうかも怪しい。ああもぉキリがないのである。故に時間計測なんぞにうつつを抜かしてはいけない,という結論を得る。
今日で一仕事終える予定だったのに,またぞろやることが増えてしまった。ストレスを新たに抱え,明日に備えて「わしズム Vol.9」を読みながら寝ることにする。
本格的な冬に突入しつつあるようだ。それでも平年より気温は高めに推移しており,ただでさえ暖かいここ遠州の地では,日中は上着が不要である。
昨日はPthreadをP4 2.8CGHzマシンで初めて使ってみた。2 thread生成して実正方行列の積を計算する単純なプログラムなのだが,やってみると案外面倒である。それでもshared memoryなので,MPIで並列行列積をcodingするよりも楽に完成した。しかしみんなよくもまあ,こんなシチ面倒な手続きをするもんだ。やれやれとベンチマークを取ってみると,おおっーと感動する結果になっている。特に
,cacheコントロールなんぞを全く考慮していないBNCpackを使っていると,行列を分割しヒット率を上げる効果も加わって,計算時間が激減する。昨夜はこれを知って,深夜の実験室にてFedora Core 1に思わずほおずりをしてしまった。いやぁ,SMT万歳である。どーせしばらくはSMPマシンなんぞとは縁遠いままだろうが,このお安い(何せ\10万未満)P4 with HTでSMPを疑似体験して楽しむことにする。・・・しかし,プログラミングが面倒になるなあ・・・。
何か参考になる資料はないかとGoogle様を漁っていたら,こーゆーPDFファイルがあった。プログラミングの詳細は不明だが,行列積のサンプルがある。
で,忘れない内に書いておくが,pthreads for Win32ってのがあるのね。これもまたRedhatのご助力を得ているprojectのようである。イチイチWindows環境用にMT部分を書き直すのも面倒なことこの上ないので,うまく行けばソースレベルの互換性は保てる・・・かしらん?
昨日は産学官連携フォーラムに出席。今年が初めてだったのだが,昨年よりも盛況だったようである。場所を移したのが吉と出たか。とある企業の方は,研究内容を紹介するパネルの数が少ないと言っていた。うーん,まあ,確かに。
わしのパネルはモノクロレーザープリンタで打ち出したものだったが,周囲は全員カラー印刷。こうなったら暫くはカラーと縁遠いままでいようと開き直る。
ぼーっとしている間に,企業との共同研究の話が出ている。果てさて,どうなりますことやら。そーゆーおゼゼの絡む仕事とは無縁で生きてきたからなあ。あまり期待しないで待っていましょうか。
12月に入って,このWebへのアクセスは平均130人/day程度で推移している。まあまあというところか。次年度は非常勤の仕事もなくなりそうで,一番アクセス数の多い数値計算テキストを何とかせにゃいかんかなぁ,とぼんやり考える。大師匠に見せるためのサンプルとして,ちょこっと書き出しているが,やってみると難しい。何せ,テキストのフォーマットを根本から変えようとしているからなあ。大師匠のリクエストだし,何とか答えるべく努力はしてみよう。
昨年の日記と比べてみると,ずいぶんと真面目になっている(笑)。落ち着いたっつーか,いいたいことをストレートに書かなくなったっつーか,つまりは順調に長いものに巻かれているのである。よきかな。昨年購入した自宅プリンタも活躍しているし,前に書いた通り,今年はPC関係の買い物の予定はない。Iraqでは外交官がテロの標的になったが,国内で引きこもっているわしの日常は,平和に過ぎて行きそうである。そんな師走。
あーもー師走だー。教師でなくても社会人なら走り回る最後の月。頑張りましょう。しかし,その出鼻をくじく,ドンヨリ日より。気温も一向に安定しないし,調子が狂ってしまいそう。
アリアドネMLから,「日本社会心理学会第44回大会ワークショップ 電子コミュニティの歴史的変遷と社会心理学-日本型blogは匿名掲示板?それともWeb日記?-」(長いなぁ)の資料が公開されているという情報が寄せられる。年表が結構役立ちそう。2chの議論が盛り上がるシステムの分析などもある。資料よか,直接講演を聴きたかったな。
今日から地上波デジタル放送開始。まだ大阪・名古屋・東京の3大都市圏のみだが,いずれは全国に波及するようである。そうなると,視聴率の意味合いも変わってくるのかしらねぇ。
cs-pccluster2の部材発注はボチボチ完了しつつある。CPU, MotherBoard, SATA HDD, DVD-ROM Driveの一括注文となるので,相見積もりが必要な価格になる。A, B, Cという三つのPCパーツショップに見積もりを依頼して比較,ものすごーく差が付いたので,あっさりA社に発注することが決定する。法人掛け売りだと値引きをしてくれたり(わずかだが),ショップに並んでいる価格をそのまま提示するところもある。しかし,どこも営業の対応があまり丁寧でないのは一緒であった。まあ事前に「相見積もりなので,実際に発注するかどうかは不明」と言ってあったのが悪かったのかもしれないが,それよりも先方の人手が全く足りないように見受けられる。発注が決まったA社は,返信FAXを送るのを忘れ,ほぼ一週間待たされることになった。高々数十万の買い物だから,舐められたのかしらん?
CPUをP4 3C Gから2.8C Gへスペックダウンしたら,予算がちょっと浮いた。部材が届けば組み立て作業に掛かる訳だが,ブチ壊れる可能性もあるので,余裕があるのは精神的に重要である。
毎年,ボーナス時期には自宅のPCを更新していたが,今年はなし。P4にしたところで,アプリの動作が劇的に良くなる訳でなし,何よりセットアップ作業が面倒で仕方がない。現状のCeleron 1G+RAID 1マシンで十分である。小金があるのでNote PCも考えたが,喫緊に必要な訳ではない。メガネと車検に消えることになりそうである。
もう11月もおしまい。DKA法は本格的になりつつある。Aberthの原論文も送って頂いたので(N大Bさん,どーもですぅ),あとは計算するだけである(これが大変なのだが)。SACSISの締め切りも間近だし,ガンガン行きましょー。つーことでまた日記の更新がまばらになることをあらかじめ宣言しておく。煮詰まったら,逆に長文が増えるかも。
朝から雨降り。11月下旬としてはかなり暖かいが,明日にはぐっと冷え込む模様。寒暖の差が激しくて,風邪も流行っているようである。しかし,食事が規則正しく,きちんと自炊もしているせいか,今年のわしは全く風邪を引く気配がない。ちゃんとインフルエンザに罹患したお方とも接触しているというのに,何故だ。これでは「バカは風邪を引かない」を身をもって立証しているようなものではないか。
毎年おなじみとなりつつある,小柳先生のSC2003リポート。マメである。おかげで国内にいながらにして雰囲気がわかるのでありがたい。
O'ReillyのPthread Programming(和訳)が届き,第一章のみ読む。うーむ判りやすい。判りやすいが,やっぱり欧米人の書いた本は「くどい」。これはつまり「出来うる限り判り易く書いているんだから,それで理解できないようなら読者が悪い」という言い訳のためではないか。
今,様々な理由から,日本の大学教員のプレゼンテーション技術はどんどんレベルアップしており(一部取り残されている人もいるけど),平均的に見て,わしが学生の頃よりも格段に分かりやすい講義を行っている。これはつまり欧米流に「くどく」なっている訳で,当然,それと平行して「これで判らなければ学生が悪い」という判定を下す動きも進んでいるのである。世の中,複雑よのう。
SCoreが5.6.1になっていた。Fedora Core 1で動かしたいのだが,ソースからコンパイルし直しかぁ。Kernelもrecompileしなくちゃならないし,面倒よのう(贅沢)。ISO Image中にはomniの新しいコンパイラが入っているのかしらん?まだ単体ではリリースされてないようだけど。
ぼそぼそと昨今の景気のように雨が降る一日。ちょっと暖かい。
今日は一気呵成に雑用を片づける日となった。まず査読。昨日の内にupしなければいけなかったのだが,ちょっとパジャマに着替えて布団で横になったらあっという間に朝になってしまったのである。いやぁ,おかしいなぁぁぁ? で,慌てて査読報告書を二通もアップ。ACS論文誌とHPCSとの同時投稿なので,こういうことになるのである。しかし論文は一本だ。馬鹿馬鹿しいが,同じ論文にちょっとだけ異なる査読報告をアップすることになる。何とかならんか,この官僚体質。学会も図体がでかくなると小回りが効かなくなるようである。んっとにもう・・・と自身の怠惰をシステムに八つ当たり。
査読が上がれば気が楽。来年度のシラバスやら関連書類を一気に書き上げて提出する。今の職場に五年目もいれば,今までに書き上げたWord/Excelファイルを引っ張り出せば大抵の用事は事足りる。しかしファイルが増えすぎて,収拾がつかなくなっているのも事実。ちゃんと階層フォルダに整理しているから何とか見つかるものの,あと数年もすれば絶対にワケワカになる。Drag&Drop一発でファイルをDB化してくれるシステムはないものか。Plain Textファイルばかりならgrep allという技も使えようが,わしはもうM$の呪縛に填ってしまっており,今更抜け出すことは出来ないのである。
・・・えーっと,大事なことを書き忘れたような気がするが・・・あっ,思い出した。近頃,こーゆーことが多くて困る。あと5年もすれば惚けているやも知れぬ。
このサイトのアクセスログを見ると,一番参照されているのが「ソフトウェアとしての数値計算」として公開している一連のPDFファイルである。んが,大部分はGoogle様からのお導きによって,たまたまキーワードが引っかかったから訪れたという人ばかりで,その後にちょくちょく参照するといった,Potal的な使われ方はしていないようである。恐らくは,一瞥して「けっ,なんじゃこれば」とすぐに立ち去ってしまう人が殆どと思われる。
それだけが理由ではないけれど,次年度に向けて,このテキストを改訂することを考えている。・・・あまり期待されては困るが,Sボスのご助言によれば,教科書たるもの,何度も改訂して改訂して,各章が均等な分量になるように,しかもミスは極力減らすようにしなければならないそうである。むろん,わしがそんな助言を真に受けるはずもなく,受けたとしても実行できる訳もない。でも,さすがに講義を重ねてくると,自分としてもこれを土台にしても喋りづらい部分が出てくる。そこだけでも手直しして,自分の講義ノートとして使えるようにしたい。
つっても,これから年度末に向けてやるべきことが山積していて,果たしてんなことが出来るのかどーか,甚だ怪しい。ま,現段階では気分が向いたら取りかかる,とゆーことにしておこうっと。
そーいや,A Tutorial of BNCpack & MPIBNCpackもそれなりに眺めて頂けているようである。むしろこっちの方に力を向けた方がいいかなあ,とも思案中。どーせなら,今構築中のCS-PCCLUSTER2の話題も入れたいよなあ。P4のHT機能とPthreadの相性も調べたいし(誰か既にやっているとは思うが)。ああもうやりたいことが多くて困るよな。しかもロクに業績にならないものばっかり。困ったモンである。
あそうそう,今度「産学連携フォーラム」に出席しますので,よろしく。パネルの前でぼーっとしている筈なので,話し相手募集中です。
今日は,もうすぐcs-pccluster2となる予定のPCの部材を購入して運び入れる作業をして疲れ果てる。さすがにセダンの車体にATXのPC Case8台は無茶であった。それでもトランクにまで詰め込んで無理矢理運んでやった。ざまあみろ(誰に言っている)。
メーカー名は伏せるが,さすが5800円の廉価ケースだけあって軽い軽い。内部の金属板の薄いこと薄いこと。ベコベコ,ではなく,ペコペコ,なのである。マザーボードを取り付けるための板も取り外しが出来ず,側板を除いて,全ての板がリベットで強引に固定されてしまっている。これは工作がしづらいなあ,と嘆息。
とはいえ,次年度はPCをばらしてNICを取り付けるなどという乱暴な実験はやらない(させない)ので,これでもいいのである。電源も350Wとまあまあの容量だし,本体ファンも付いており,ケース前部にはUSBポートも出ている。P4マシンに仕立てることを考えれば,ペコペコケースは冷却には向いていると言える。「計算はケースで実行するんじゃない。CPUとGbEで勝負だ!」ってなもんである。
ぼちぼち価格.comと睨めっこするのも飽きたので,CPU以下の部材一式の相見積もりを取らねば。CPUはMHz単価で最適化して決めることにしようっと。
そーいや,SciCADE05のWebサイト用サーバが届いたって報告が小生御大から来ていたなあ。Xeon DualのDellのPowerEdgeだそーで,やっぱりお金持ち(違うという声が聞こえてきそうだが無視する)は豪儀である。もっとも,高いメーカマシンはユーザが勝手に手を入れられないという欠点があって,致命的な故障が起きるとどうしようもない。前の職場で今は亡きCompaqのNetwareサーバを大枚はたいて導入したが,ものの数年でおかしくなっちゃったモンな。今なら安いRAID突っ込んで組み立てたマシンの方がよっぽど使い勝手がよい(自分で全てをやるなら,の話)。
マジメな話,白崎さんがどっかで発言していたけど,サーバにあるファイルのバックアップだけなら,RAIDだけでなく,ネット経由でもミラーすべきであろう。具体的にはrsyncにsshかませて自動ミラーをしておけば,「そこそこsecure」にはなる訳である。ロクにメンテ費用も出せないのに,一発買い取りの高いハードに頼るってのは・・・ねぇ。
現実逃避てがら,つらつらと多倍長計算環境について考えてみる。前の応用数理の年会でT大学のH先生が講演者に「多倍長の初等関数の精度は大丈夫か?」と噛みついていたのと聞いて,やっぱ,まだまだその基盤は危ういよなあと思いを新たにしたのだった。
で,cygwinに入っているmath.hを見ると,既に
extern double gamma _PARAMS((double));
extern double gamma_r _PARAMS((double, int *));
extern double lgamma _PARAMS((double));
extern double lgamma_r _PARAMS((double, int *));
extern double erf _PARAMS((double));
extern double erfc _PARAMS((double));
extern double y0 _PARAMS((double));
extern double y1 _PARAMS((double));
extern double yn _PARAMS((int, double));
extern double j0 _PARAMS((double));
extern double j1 _PARAMS((double));
extern double jn _PARAMS((int, double));
なんて関数が使えるようになっている。gccは3.2。確か,ANSI C90(だっけか?)で取り入れられたんだっけ。更に
#define M_E 2.7182818284590452354
#define M_LOG2E 1.4426950408889634074
#define M_LOG10E 0.43429448190325182765
#define M_LN2 0.69314718055994530942
#define M_LN10 2.30258509299404568402
#define M_PI 3.14159265358979323846
#define M_TWOPI (M_PI * 2.0)
#define M_PI_2 1.57079632679489661923
#define M_PI_4 0.78539816339744830962
#define M_3PI_4 2.3561944901923448370E0
#define M_SQRTPI 1.77245385090551602792981
#define M_1_PI 0.31830988618379067154
#define M_2_PI 0.63661977236758134308
#define M_2_SQRTPI 1.12837916709551257390
#define M_SQRT2 1.41421356237309504880
#define M_SQRT1_2 0.70710678118654752440
#define M_LN2LO 1.9082149292705877000E-10
#define M_LN2HI 6.9314718036912381649E-1
#define M_SQRT3 1.73205080756887719000
#define M_IVLN10 0.43429448190325182765
/* 1 / log(10) */
#define M_LOG2_E 0.693147180559945309417
#define M_INVLN2 1.4426950408889633870E0
/* 1 / log(2) */
なんて定数も必須だよな。精度が可変になると,Machine epsilonも違ってくるし,NANの範囲も変わってくる。その辺り,きっちり出来ている多倍長ライブラリってそんなにないよな。一応,MPFRはその辺りを少しは意識して作ってあるので,BNCpack/MPIBNCpackはそちらを採用したのだが,まだ足りない。
もっと現実的なことでは,多倍長の初等(に限らないけど)関数はやたらに遅い。遅いのは無限級数に頼っているせいで,多分,MPPACKでも採用しているように,精度毎に最良近似多項式を導出して使った方がよっぽどマシなのではないか,と思える。わしの大師匠の経験によれば,sin/cos, expあたりは,Maclaurinでもかなり収束が早いので,多倍長ではあまり差が付かないのでは?という意見であったが,桁が増えるとやっぱり最良近似の方がマシになるよーな気がする・・・のだが?
と,math.hにはこんな所もあった。
#ifdef __FAST_MATH__
#include <machine/fastmath.h>
#endif
へぇー,と数値計算トリビア。探すとちゃんとmachine/fastmath.hってのがあって,
#define sin(x) fast_sin(x)
#define cos(x) fast_cos(x)
#define tan(x) fast_tan(x)
#define asin(x) fast_asin(x)
なんてのが並んでいる。ここでは特定の(_sysvnecv70_target)マシンだけの設定のようだが,これ,そのまんま多倍長で使えそうじゃん。通常のsinは無限級数に基づくルーチンにしておいて,速い関数が欲しければfast_sinを使う,とかね。ちょっと勉強になりました。
ということで,寝ます(久々のフレーズ)。
朝からずーっと仕事でアセアセしていたせいで,天気全く判らず。出勤時にはちゃんと見ているはずなのだが,今こうして日記を書き出してみると全く覚えていない。マジメに仕事してますってな証拠にはなるが,ちと情けない。
Producer 2003を使って遠隔講義バックアップ用のストリーミング教材を作ってみた。これがやたらに簡単で,嘘みたい。うーん,さすが天下のM$,伊達に金使って買収しまくっているだけのことはある。
文章じゃなくてこっちを公開しちゃおうかなあ,とも考えたが,自分の間抜け面を晒すのは公害であると判断し,思いとどまる。そういう意味では情報処理学会論文誌に掲載される著者紹介写真もヒドイものである。大体,学者・研究者ってのは総じてヲタクなんだから,顔なんて見たって仕方がない。沢山のヲタクを見るのは秋葉原とコミケだけで十分である。
/.を見て気が付いたのだが,今はSC2003の真っ最中なのね。日本からの参加者が帰ってきたら,omni compilerとかがVer.up.されるのかしらん? 楽しみ。
朝方は秋らしく肌寒かったのだが,夜半になるとなま暖かくなってきた。ちと不気味。気温が一定しないせいか風邪も流行っているようである。わしも風邪引いて寝込みたいぞ。いい加減。
なんだかこのWebサイトを訪れる人が増えているようだ。といっても急激なもんではなく,微増といったところ。でもまあいいことである。今のところ掲示板を設けるつもりはないし,このWeblogのコメント機能も使う予定はない。あくまでわし個人がやりたい放題するのが目的だからな,ここは。それがたまさか他人のお役に立つこともあるなら嬉しいが,あくまでオマケにすぎない。見知らぬ他人とのコミュニケーションは面白いこともあるが,そこに精力を費やすつもりもない。
つーことでこれからもちまちまとコンテンツは増えていくだろうから,それに比例してアクセス数も増えていくのだろうなあ。どうなることやら。
高校生向けのDKA法解説文書をしこしこ執筆中。ExcelでDKA法を計算させようという企画なのだが,うまくいくかどーか。コンピュータリテラシが上がったとはいえ,表計算はからきしなんだよなあ。慣れと概念理解が必須のソフトウェアであるから習得に時間がかかるのは止むを得ないが,いったん物にしてしまえばこれほど便利なものはない。書店の理工学書コーナーに「Excelによるなんちゃら」本が氾濫するのも無理からぬことである。うちの大師匠も晩年の森口繁一もはまった口であるが,そーゆーコンピュータに不自由な世代の方々の方が目の色を変えて夢中になるってのは面白い現象である。
文書が完成しておめもじできるようなったら,これも公開しちゃう予定。大した内容ではないが,枯れ木も山の賑わいになろうて。
忙中閑ありなので,今年の業績を書き出しておく。むー,ここ数年の落ち込みようから一気に元のペースに戻ってきた。よしよしってなもんであるが,働き盛りとしてはまだまだ物足りない。大体Refereed paperが少なすぎるってばさ。もっとガンガン攻めていかねば。
すっきりしない天気なれど,まあ晩秋はこんなもんかいなというところ。寒くなってきたので,この秋初めて灯油を買いにスタンドへ走る。我が家のエアコンであっためようとすると,ブレーカーが落ちてしまうのである。20Aの契約で,Desktop PC2台と炊飯器とエアコンを同時使用は無茶であった。
先日出かけて喋ってきたLinux Conference 2003の抄録集が発行された。抄録ちゅうても10ページなんだが。何はともあれ,雑誌コードも取ってくれたので,これで晴れてProceeding並に業績登録が出来る。ありがたや。これでまずは論文一本,と。
ちょっと気になる物件があったので,出かけてみる。親切に応対して貰うものの,先立つものがないので詳細は後日ということになる。なかなか藤田香織さんのように思い切り良くはいかんもんだなあ。こちとら何せ○○がヘタレなモンで,いつ××して△△するやも知れず,という境遇なのである。頑張った分だけ□□に反映される○○ではないところが辛いところ。うーん,どうすべぇ・・・。
などと悩んでいる暇があったらさっさと査読を済ますべきである>自分 ということで現実逃避はこの辺で。
やっと秋らしくなってきた今日この頃,皆様いかがお過ごしでしょうか? などと,Wordの定型挨拶文から始めてみたりする。
Fedora Coreは日本でもMirrorされているようで,KDD LABやWIDEから落とせるようになっている(A君,情報どうも)。ただいまMirror募集中だそうで,どっかやってくれないものか。
日本ではRingサーバが有名だが,あまりにも多数の大規模ISPを巻き込んでいる分,個別にチマチマとしたサイトのMirrorをすることに余り熱心でないように見える。面倒な業務であることは間違いないが,好き者が「うちはここのMirrorもやってまっせ!」と宣伝すればそれなりに集客効果が見込めるのではと思うのだが・・・集客しすぎて自分の回線が混雑してはたまらんということなんだろうか。
月曜日にJeLAのNPO法人設立記念なんちゃらという会合に出たら,どーゆーワケか,来年2/29の講演会で座長をさせられるハメになる。ついでに,もう出ないと決めていた数値解析シンポジウムのお手伝いもしなければならないそうな。ああ,奴隷は辛いよどこまでも(つーか,いろいろ顔を出しすぎているのがいけないのだが)。
ゼミでGoogle Hacksを読んでいる。今日はNetscapeとMozillaで使えるGooglebarに触れる。早速自宅のNetscape 7.1にインストール。便利便利。
そーいや,PhaseサーバにわしのBNCpackのディレクトリが掘られていたが,何か意味があるのだろうか? ついでにいうと,Libraryの"y"が抜けてます。
明日は資料集めのために東京へ。行き帰りの新幹線車中で査読もせねばならず,あーもー非勤勉な奴には無茶なハードワークでやんす。日記でも書いてないとやってられんわい。
今日は何やら落ち着かない。先日までの,とても秋とは思えないような気温が一段落して落ち着いたということもあろうが,何よりも総選挙である。選挙速報があるのだ。もう早く投票所が閉じて,どこが勝ったのかを知りたい。で,そわそわしているのであろう。
Fedora Core 1リリース。結局,日本のサイトでミラーしてくれている所は現時点ではないようなので(ミラー一覧),どこぞの.eduサイトからCDイメージをダウンロードして,そのうちcs-pccluster2の一部となる予定のP4マシンに突っ込んでみる。順調。しかもグラフィックスが格好良い。但し,日本語環境はUTF-8がデフォルトになっているようで,pTeXを動かすと何かと支障が出そうだとのこと(TeX Q&Aより)。うーん,これからようやっとUNICODEの時代になるのか。いいのか悪いのか。あれだけプチ・ナショナリスト(別称・ウヨク)を騒がしたあの論争はどうなっちゃったのか。
ふと,Vine Linuxのサイトを覗いてみたら,2.6r3が今月末にはリリースされそうな様子。うーむ,どうしようかな・・・。
来年一月に両親が大相撲を観戦しに東京へ来るとのこと。父母とも,既に年金暮らしに突入しているのだが,このご時世では羨ましい身分である。わしが年金を貰う頃には果たしてどうなっているのやら。ということで関心はどうしても選挙に行ってしまう今日一日なのであった。どこが勝ってもイイから,わしの老後を保障してくれぇいっ。
お掃除の神,来訪につき,用件のみ(何の用件だ)記す。
Fedora Core 1 がリリースされる。ミラーに配送されるまでしばらく待つことにしよう。でも,KDDLABOのミラーっていつも混んでるよな(待ってないやん)。Yarrowって植物の名前なのね。
「だら日+だらまん」発見報告をだらしな村に提出したところ,またまたご本人からreplyが返ってくる。まめじゃなぁ。ご本人には無断で引用する。すんまそん。
ありがごうございます!
お買い求め頂いたのも嬉しいのですが、ブックストア談が文教堂グループだということも初めて知りました(笑)。そうなんだー!
「やっぱだら(その略し方はどうなんだ>自分)」はまだ検索システムに入ってな
かった、という可能性もありますね。BK1がリンクしている図書館流通センターのシステムも11月6日にならないとシステムに入らない、といわれてしまいました。
ま、そんなもんだ、ということで(笑)。
これからも地道に頑張りたいと思います。
うーむ,ご返事どもでした。やっぱりDBの更新って遅いのね。これからは,「ほぼ日」に習って「だら日」と略すことに致しましょう>読者一同
JeLA(Japan e-Learning Association)の講演会に申し込みをする。近頃話題のいかがわしさ満載,NPO法人としての登記を祝っての会になるとのこと。公式Webページはまだ完成していないようだが,大丈夫かいな? こちらの印象では,静岡の某氏とそのお仲間+JeLA事務局(一人っきりのようだが)で全ての業務を賄っているという印象がある。まあ丈夫な方々だから,無事乗り切ることでありましょう。・・・と人ごとにしておかないと,ね。
Texpoint 1.54を使ってみる。むー,これは良い。ということで,Computer ModernとTxfontsの例をここに置いておく。
ただ,Knuthの思想であるところの,Font sizeによって上付,下付の組み方が変化するという性質は完全に無視されてしまう。よって,数式を拡大しちゃうと違和感が残る。ま,しゃーないか。
では掃除に戻る。今週は静大の非常勤もお休みで,のんびりTutorialに取りかかれる。ラストスパートっ!
ちっ,今日が平日で残念,というぐらいの布団干し日より。木曜日に晴れることを祈るのみである。
Fedora Coreのリリースはちとずれ込んで,11/5になりそうとのこと。ミラーに配布されるには,丸一日を見込む必要があるので,今週末には日本からも取得できるかな。
MPIBNCpackのTutorialは,ソースコードと説明のための図を挿入した段階で100ページを突破した。むー,書いても書いても終わらないわけだ。
とりあえず,基本線型計算の例を記述したところで締めとする。これから解説を挿入して,第一次推敲作業にかかる予定。今週末には,今度こそお目もじ出来るかしらん?
晴れたら昨日干しそびれた毛布を出そうと思っていたのに,秋の雨が朝からしとしと。今週は半ばには一年ぶりのお掃除の神が来訪される予定なので,布団類ぐらいは片づけておこうとしてたのに~。ま,天気に文句を言っても仕方がない。
衆議院選挙も半ばを過ぎて,各新聞社から情勢報告がされるようになってきた。ふーむ,大体予想通りだな。民主党にはもうちっと頑張って欲しいのだが。
昨日は自家用車で買い物に出かけた際に,ここ静岡三区から出馬している某前代議士の選挙カーとすれ違った。候補者本人が乗っていたようなので,手を振ったらちゃんと「ありがとうございます」と返事が返ってきた。でも彼には一票を入れることはないだろう。すまん。
確か彼は東大から大蔵省(現・財務省)の官僚になり,しばらく勤めてから立候補したんだったよな。嫌み抜きで思うが,全くエリートは大変だ。どうも世間の人は誤解しているようだが,イイ大学を出るってのは,「「機会」を与えられることが多くなる(かもしれない)」権利を貰えるだけであって,「無条件でイイ会社やイイ役所に勤められる」権利が与えられる訳ではないのである。
「どうせコネで引き上げて貰えるんだろう」って? ま,そういうことも多いだろう。んでもさ,エリートの「コネ」って,情状酌量onlyの甘いモンじゃなさそうよ。相手の能力や人間関係を鋭く斟酌しつつ,「こいつは面倒を見る甲斐がある」と判断されて初めて「コネが効く」のであって,一種の面接試験になっているのである。ペーパーテストよりきっついことじゃないの?これって。
ましてや議員だ。いくら二世が多いとはいえ,担ぐに足るだけの最低限の能力は見られる訳で,時間を守れなかったり,支援団体に頭を下げられなかったりという,まるっきりの馬鹿では支持者がそっぽを向いてしまう。選挙期間内は一日中選挙カーから怒声を発して支援を求めるだけの体力も必要だ。有力政党から公認をすんなり取り付けるためには政治力もなければならない。少なくともそーゆーレベルはクリアして初めて議員になれるのである。誰にでもなれるというモンではない。
それでもスキャンダルがあれば,あっという間に「ただの人」になってしまう職業。あんまりなりたいとも,お近づきになりたいとも思いませんなあ。わたしゃせいぜいWebでうだうだっている方が似合ってます。ええ。
Fedoraはまだ正式リリースにはなっていない模様。ま,リリースされたとしてもMirrorに伝わるにはまだまだ時間が必要だろうし,のんびり待つとしますか。GbEとHTの実験も初めにゃいかんし,忙しくなってくるなあ。
ふーん,ジブリが堀田善衛の作品とDVDを刊行ねぇ。「路上の人」って,確か「キリストは笑ったか」を探求する旅を続ける修道士と従者の話だったよな。なんか,淡々としているクセにみょーに考えさせるところの多い小説だった。「ちくま」に長期連載していた巻頭コラム集「天上大風」も楽しみに読んでいたな。堀田が亡くなってその後をなだ・いなだが襲った訳だが,泰然自若としていた堀田に比べると,「老人党」なんて立ち上げたりして,老けてからは随分とアクティブである。対極的な老人を持ってくるのが得意なのかしらん?>筑摩書房
既読の作品はともかく,NHK教育講座のDVDは興味がある。まだ価格未定だが,手が出せるようなら買ってしまいそうである。
まるで真夏のような気候。ただいま午後3時だが,Tシャツにトランクスという格好でちょうど良い気温である。天気図は昨日より「クジラの尾」型に太平洋高気圧が張り出したまま。さすがに秋なのでそれほど長続きはしないようだが,全く季節感覚が狂ってしまう。
谷根千の新刊が出たようである。そろそろ定期購読しても良いかな。来週は2回も東京行きなので,その時に買ってこよう。
だら日記+だらまんを読み続ける。うーん,前作と比べても「だらしな」からは遠ざかりつつあるなあ,と感じる。かくいう自分も自炊率が上がっており,同時にエンゲル係数も下がってしまって,生活は安定してきた。やはり,社会に出てあれこれもまれてストレスにさらされる二十台を越えて,ぼちぼち腹回りの脂肪だの自分の能力の限界だのと正面から向き合わざるを得なくなる三十路過ぎの人間は,生活の規律を取り戻すようになるのであるな,と実感する。
さて,干しておいた布団と毛布を取り込まなきゃ。そしたら職場に行って一仕事である。
Linux Conference 2003の会場からこれを書いている。まだまだ仕事の山は片づかず,おまけに査読まで舞い込む始末でどうしようもないが,鬱憤がたまる分は吐き出していかないと身が持たないので再開する。講演はどうだったかって? ま,それなりに(以下略)。
GigabyteのGA-8IPE1000Pro2を購入し,Redhat9をインストールしてみる。なるほど,HTが効いてSMPマシンとして認識されているのは確認できた。しかし,予想通り肝心のCSA直結GbEは認識せず。再チャレンジすることになる。
Googleでサーチしてみたら,同じ悩みを見つける。おお,タワリーシチ!と思うも,何の解決策にもならない。このあたりが,Linuxの弱点でもあり,ビジネス展開の強みでもある。「メーカーサポートがないと使い物になりませんよー」という売り文句に使えるからだ。で,銭のない庶民は自力で頑張って何とかするしかない。がんばんべー。
ということで,Redhat10になるはずだったFedora Coreを試してみると,あっさりGbEを認識する。ちゃんとドライバも新しくなっていたようである。注文していたTurboLinuxでもばっちりでした。
と,ばたばたやっているうちにIntelがCPUを値下げ(PC Watch)。おおっ,これを,これを待っていたのである。もっと下がらないかなあ,るん。
産業界への貢献度で大学格付け(朝日新聞)。ネタ元は三菱総研のこれかな?
こーゆーものが出るとまず真っ先に感情的な反論が出てくるが,それを通り越して冷静に見てみると,良いことが書いてある。評価基準に対する疑義も隠さず述べている点は素直に偉い!と認めざるを得ない。
今回は対象分野と大学を絞っているので,あくまで試行段階ってことらしいが,いずれは全大学全学部に対して行われるのだろう。これは経産省の価値基準だが,文科省の基準とは当然ベクトルが違っている部分がある筈で,そのうちバトルでも勃発しないか(もうしているか?)という期待もある。
まあしかし,この手の評価ってのは研究者個人の生き方の問題とはあまり関係がない。業績ゼロでは困るが,ある程度以上の仕事ができるように自分の嗜好や流行と折り合って生きていかねばならないのだから,一時的な評価で一喜一憂するよりも,自分の人生を豊かにするための方向を常に見定めて行けばよいのではないかな。ありきたりの結論だが,ま,そーゆーもんです。
何かに対して,深く静かに絶望しているってことは,オトナになるとよくある。しかし,腹黒くなっているから,それを口に出して言ったりはしない。ましてそれが日常的につき合いのある人間に対してだったらなおさらである。適度にあしらいつつ,やり過ごすのが正しいあり方。最もそれは自分に対してもそうされている可能性だってあるわけだ。
問題はそれを感じ取るセンサーがあるかどうか。感じ取ったからといって具体的に改善が出来るかどうかは不明だが,少なくとも精神的に,その事実に傷ついたり開き直ったりすることは出来る。それがなければお互い永遠にすれ違うだけである。離反するのも人生かな。
何か,今日の日記はオヤジ臭いを通り越して老人臭が漂ってきそうな内容。自分に対して言っているので,他の人は気にしないように。
うーむ,Producer 2003かあ。サンプルも見られる。こうやってビデオとPowerPoint資料をくっつける訳ね。納得。来年度,DVCを買ったら,BNCpack/MPIBNCpackの宣伝用に試してみよっと。
祝,だらしな日記2発売。だらしな村もリニューアル。めでたい。これから新大阪に向かうので,通りすがりに見かけたら買って帰ろう。んでは,とりあえずこのへんで。
で,帰って参りました。「やっぱりだらしな日記+だらしなマンション購入記」は,新大阪駅構内のブックストア談(検索して初めて文教堂グループであることが判ってびっくり)にて無事購入。しかしさー,書店内に在庫検索端末があって「だらしな」を検索しても出てこなかったぜ? なんで? ま,買えたのでよしとしよう。帰りの新幹線でずーっと読みふけっていました。んが,あの分厚さで上下2段組だから,「だらマン」部分しか読めませんでした。全部読んだらいずれレビューします。
論文だのTutorialだの書類だのLC2003の資料だの父母懇談会だのと,これから10日間はとんでもないことになりそうなので,一息つくまでここの更新を休みます。ふぅ。しんど。
はったらっくおっじさん,はったらくおっじさん・・・。
○○行列の論文,大師匠と電話会談を行い,まずは周囲の意見を聞いてから投稿することにする。こと「論文を量産する(という量ではないが)」ということに関しては,大師匠とわしとではπ(radian)意見が異なる。以前にも書いた通り,大師匠はPublish or Perishを卑下する流れを受けており,わしも内心はそうなのだが,長いものには巻かれたい欲望もあって,こういう時には対立することになっている。ま,以前ちと悶着のあった内容であるだけに,大師匠も慎重になるのは致し方ない。わたしゃ「載ればラッキー」と考えているので,このお気楽な態度がまた気にくわないのであろう。
おやまあ,昨日Threadの話題を扱ったら,後藤さんの記事(PC Watch)が。そうかあ,CPUメーカは一斉にSMT化するのか。またアルファベットのabbreviationが増加するのであるなあ。
わしが使っているGMPは,ここに挙がった例外を除けばThread safeではある。わしのBNCpackも,大概は引数の精度を貰ってmpf_init2しているから,そのままThread safeを言っていいだろう。となれば,あとは実行効率が問題となる。・・・むむむ,これは実験せねばなるまいぞ。
早速,日本一の接客態度を目指しながら未だ発展途上の店に行って,CSA直結Intel GbEをサポートしているGA-8IPE1000Pro2の値段を調べる。うーむ,これなら何とかなるな・・・。早速,週明けにでも一台でっち上げて調べてみようっと。
学生さんから下らない質問が来る。
------------------------------
ところで質問なのですが、
C:\DOS
C:\RUN
RUN:\DOS:\RUN
とは何を意味するのでしょうか
------------------------------
以下回答。
------------------------------
あまりにもくだらなそうなネタなので調べてみました。Tシャツもあるんですな。
ザ・シンプソンズにもこれを着用した人物が登場したみたい。
解説はここを参照。そーゆー歌がアチラさんにはあるんでしょうね。
------------------------------
この日記を書くのはもう3回目である。たまにはIEも使ってみようと始めたのがいけなかった。わしは日本語変換にATOKを使っているのだが,それ故にESCを押す機会が多い。が,IEでそれをやると,今まで書いたForm全部内容が消えてしまうのである。ということで,全部書き直す気にもならないので,簡単に要約する。
ダブルヘッダー構成の静大非常勤後,コンプマートに寄って,「Rによる統計解析の基礎」(ピアソン)を購入。Octaveのようなヘタレ本かと思っていたら,どうしてどうして役に立ちそうな実用的な解析例が載っている上に,統計の基礎事項の解説もしっかりしている。理工学書は著者の力量によって雲泥の差が出る。同じシリーズなのにねぇ。
自宅に帰宅後,ボチボチおニューのPC Cluster構成に思いを巡らせつつ,POSIX Thread関係の資料をgoogleで漁る。台数はまだ未確定だが,P4 HT対応マシンになることは確実なので,Pthread化しておけばちったぁSMPマシンもどきのことはできるのかと,虫の良いことを考えているのである。
ということで,Pthread Programmingの素敵なサイトを見つける。MPIとの連携例まで載っていて,勉強になる。わしにピッタリの内容だなあ,と感心してたら,当たり前であった。HPCでは有名なローレンス・リバモア研究所のサイトであった。
今日はこれからHPC研究会。たまたま講義のない日に当たったので出席するのである。ヘタレ研究者であるわしは,常に他人から刺激を受けていないと仕事をしないのであるからして,スケジュールにちょっとでも空きがあればいそいそと出かけることにしている。逆に,平日のみ数日間の泊まり込み研究会なんてのは,よほどのことがない限り出席しなくなってしまった。多分,来年以降も数値解析シンポジウムには出席しない。・・・他にも原因はあるけど,ね。
藤田香織さんの新刊は,早くても今月末の出版だそーで,ちょっとがっかり。でも,買っちゃったらその日一日は仕事にならないだろうから,ちょーどテンパってるこの時期に出なくて幸いかもしれない。
その代わりというわけでもないだろうが,山田ズーニーさんの新刊が筑摩書房から出版されるようだ。毎回,自分の感情の動きを偽ることなく表現し続けてきた人だから,ほぼ日のコラムも大概読むようにしている。どーも自分が感情多寡の人間なので,「わし」の出てこない論理一辺倒の文は好きになれないのだ。その点,ズーニーさんのはちゃんと自我が出ていて,それでいて合理的な結論を導いている,その思考の過程が素晴らしいと毎回感心しているのである。
今回の新刊の装丁は,ちくまではおなじみの南伸坊さん。江口寿史は湯村輝彦から「センス」というものを学んだと言っていたが,わしの場合は伸坊さんからそれを教わった。確か日下潤一だったかが「南さんの装丁は,何もしていないような印象を与える」と言っていたが,全くその通りである。それでいて,「あ,これは伸坊かな?」とすぐにピンとくるデザインになっているのが「センス」なんだよね。このレベルになると,真似しようという気には全くならず,脱帽する他ない。
おお,うだうだ書いているうちに新幹線の始発の時間が近づいているぞ。ではこの辺で。
朝からピーカン晴れ。でも日中はせいぜい20℃程度しか気温が上がらないとのこと。秋深し。
ふーん,BOINC(ボインク?)ってのがあるんだ。これは使えそうな・・・。某が来れば,真面目に考えてみよう。
○○行列の論文,下書きをなんとかでっちあげる。明日,大師匠と相談。
寝ます。
あー,日が変わってしまった。仕方がないので,火曜日の日記として書くことにする。
BNCpack & MPIBNCpack Tutorialは70ページを越えたところで小休止。かなり荒っぽいけど,first approximationなんだから,まずは書くだけ書かないと。一日潰した甲斐があり,何はともあれ完成が見えてきた。来月初旬にはupする予定。ふぅ,予定外の仕事だが,今は手持ちのタマを増やして何でも出来るように自分の能力を貯金しておかないといけない。これが終わったら,ScoreとOpenMPの勉強が必要になるのである。頑張らnight(誰の真似だ)。
Tutorial執筆のためにMPI Forumの文書を眺めていたが,来年にはMPI 1.0リリースから10周年なのねん。何かお祝いでもやらないのかしらん?
バファリンPlus様のおかげで,昨日より居座っていたヒドイ偏頭痛がようやっと治まる。わしの母親も頭痛持ちなんだが,こーゆー体質ってのは遺伝するのかしらん? 昨日は講義があったので何とか持ったが,休日ともなると,無理して動く必要がないためにかえって体調が良くない。体を動かす用事があれば,そのうち頭痛は去ってしまうのだが。ズボラ人間は,強制力が常時働いていないと生活が営めないのである。
フラフラしながらバファリンを買いに薬局へ出かける道すがら,賑やかな御輿とすれ違う。今日は掛川大祭だった。オトナを先導に,子供達が御輿を左右に振りながらゆっくりと進んでいく。それをじーっと眺めている,無精ヒゲを伸ばしたひとり者の中年オヤジの図。そのうち逮捕されるかも知れぬ。
薬局帰りに,道ばたの野菜売りをしている小さな無人スタンドがあり,枝豆一房を40円で購入する。所々虫が食っている所がよさげで,自宅に戻ってから湯がいて昼飯代わりにむさぼり食う。うまかったっす。
バファリンPlusのご加護によって復活した後,メンドくせぇ査読リポートをでっち上げ,買い物に行くついでに掛川郵便局に投函。夕食にスパケッチをゆでてむさぼり食い,その勢いで"BNCpack & MPIBNCpack Tutorial"(日本語だけどな)をバリバリと書き始める。プログラムリストを突っ込んだだけなのに40ページを越える。まーったく,プログラムネタで分厚い本を書くってのは,チョロい仕事だよな(誰に言っているんだか)。来月,大学院の講義が終了するまでに仕上げてしまおう。100ページ突破なるか?
なかなか秋晴れと対面できない,と書いたら,本日はピーカン晴れ。でも放射冷却のせいか,かえって寒い。ちょっと暖房を入れる。
昨日はMPIの教材となる,ごく短いプログラムを完成させる。Send/Resv, Bcast/Gather/Scatter/Reduce/Allgather/Allreduce/Alltoallを使った,IEEE倍精度と多倍長の例である。全部で16本。
んで思ったんだけど,こーゆー短い例題を使って解説している本ってのは,全然ないのね。個別に教材として先生はいるんだろうけど,本になったものはないんじゃないのかな。欧米にもなさそうである。
確かに,MPIってのは大規模な計算をするために使われるのが普通なので,小さな例題なんぞ,あっても大して役に立たない。また,プログラミングスキルが高い人しか使わない(使えない,かも)ので,短い例題よりは,いきなり並列Jacobi反復法のプログラムを提示して貰った方が即戦力として使える。・・・でもねぇ,一向に普及しないのはやっぱり適切なTutorialが少ないから,というのも大きいんじゃないでしょうか。敷居が高い,とか,アセンブラのように複雑,ってのは認めるけれど,こうまで一般化してないってのは,まずいんじゃないでしょうか。
ちょっと検索をかけてみると,例えばこんなのがあって,かなり良くできている。んでも,もっと軽めの,説明もきっちりとした印刷物としての本が出版されていてもいいでしょ。
しかも多倍長と来たら・・・壊滅状態だもんなあ。日本ではT大学のI先生のグループが先陣切って頑張っていたけれど,科研費の報告書はあれど,ついぞその成果を分かりやすく述べた本が出たという話を聞いたことがない。・・・ああ,いかんいかん,やることやらねば。・・・でも,なんか・・・ムラムラとやりたくなってきたぞい。うーむ・・・どうなることやら。
爽やかな秋晴れとはなかなか対面できないまま,朝の寒さに震えつつ,これを書いている。ここんとこ毎日日記が更新されているのは,朝一コマ目の講義が増えたためである。大部分の人間は強制力が働かなければ勤勉になれない,というイイ見本がわしなのである。
GPU並列化の動きあり?(PC Watch) うーむ,確かに発熱とダイサイズの増加がコストに跳ね返ってくるようでは,それも一案であるな。ついでにCPUも,もっとじゃんじゃんSMP化して安く提供してくれればありがたいのにねぇ。
ただし,そうなってくると,MPIよかOpenMPってことになるのかなあ。ライブラリを使うだけユーザはともかく,プログラム開発となると,楽に組める方が良いもんね。全くこの分野はコンピュータのアーキテクチャに左右されることが多くて,一向に安定しませんなあ。そこがいいんだけれどね。
寒いですー。もう気温が単調減少,このまま一気に冬かしらん?
本年度は何故か(笑)大学院の講義を担当することになり,せっせと資料を作っている。困ったことに,PowerPointで印刷すると,特にTimes Roman部分がすっぽ抜けてしまう。何で?
それはともかく,今年はMPIプログラミングをやろうと,作ったばっかりのわしのMPIBNCpackを題材に使っている。これが便利なんだ,自分で言うのも何だけど。既に実装されたものがあると,その内部構造を説明して,関数を呼び出して使って貰うだけで済む。しかもIEEE754倍精度,多倍長とどっちもオッケー。ああ,世界中でこんな講義が出来るのはわしだけさ,等と有頂天になってしまう。
順番としては,先に1CPU用のBNCpackの例題をこなしてもらってから,ということになるが,使う関数はそれを土台にしているし,関数名もMPI版,1CPU版と殆ど共通しているから,提示した1CPU用のBNCpackプログラムをMPIBNCpackプログラムになおしてもらうのはかなり簡単(但し,私見)。ああ,楽チン。
・・・とはいえ,資料はかなりごっつい量になってしまっており,わしの担当分は前半7回だけだが,それとても終わった暁にはちょっとした本が書けるぐらいにはなっている筈。ん~,またぞろ本が書きたくなってきたぞ~。って,今日は一コマ目から講義なので,その現実逃避にラチもないことに意欲を燃やしているだけなのだが。
来年度以降は,担当講義もネットワーク系から外れるし,卒研は全部,並列分散数値計算関係にしちゃおっかなぁ。もうTCP/IPがらみは技術が固定化されちゃって,興味が無くなってしまったのである。
そーいや,藤田香織さんの新刊がようやっと発行されるようですな。来週に上京するので,その時にでも購入できればいいなあ。楽しみ。
むー,PSXが年末に(PC Watch),ねぇ。ほ,ほしい。いい加減,HDD Recorderにもしたかったし,DVDに落としたいことも増えてきた。良い機会である。買う,買うぞ。あ・・・車検通さなきゃいけないんだった・・・。
ん~,暑かったり寒かったりの繰り返しも,もうそろそろおしまいのようである。今朝はどんより。日中もせいぜい20℃ぐらいまでしか上がらないという予報が出ている。灯油でも買っておきますかねぇ。
"Mathematics by Experiments"のダイジェスト版に目を通す。日本語だと「実験数学」ってなもんか。数値計算・数式処理が華やかな頃には随分と唱えられた言葉であって,今となってはあまり目新しいものではない。しかし,内容を見ると,所々に面白い知見があって,"materials that have not yet published"という前書きの通りの部分がある。
しかし,数値計算全般としては内容が偏りすぎて,どーも不満。級数や積分,数列といった,かつての多倍長屋さんにありがちの分野に偏っていて,「もっと他にもやることがあるだろう」と言いたくなる。・・・お前やれ?ごもっとも。ウダウダ言ってないで,自分なりのmaterialsを盛り込んだ文書を作らねばイケマセン。
秋晴れの良い天気。清々しい。しかし,朝晩と日中の気温の差が激しくなって,服装の調整がめんどくさい。寒いなら寒い,暑いなら暑いと一貫してくれた方がありがたい。一番良いのは常春の島マリネラの如く,涼しいまんま,なんだが,「涼しい」という状態は,暑いと寒いがあってこそ存在する概念であって,変化に伴う一時的な状態に過ぎない。そこがかえって愛おしいと思わせる一番の原因なのだろう。嗚呼全く世の中ままならない。
OpenOffice 1.1.0が正式にリリースされた。どうやらRC5がそのまま1.1.0へ格上げされたものらしい。暫く様子を見て,日本語localizedが完了したものを貰ってくることにしよう。
DKA法のベンチマークテスト,本格的にあれこれやりだすも,BNCpack, MPIBNCpackの機能追加も合わせてやるハメになる。まあこうやって段々と便利になるんだが,逆に言えば,もう後戻りできないぐらいの機能が積み込まれてしまっているのである。今時なら,多倍長計算を楽にプログラムしたいのであれば,OpenMPのomniF77とか,先日も書いたIntelのFortran90コンパイラを使ってFMLIBを使う方が楽である。苦労してSend/RecvやらCollective Communication関数と格闘する必要はないだろう。やりたきゃ止めないけど。
んでも苦労してMPI対応したわしのライブラリは,折角ですからちゃんと生かしたいな。Globus対応とかね。あ,いや,言ってみただけです。今それどころじゃないので。
で,肝心のDKA法は,どーも収束が悪い。初期値もかなりギリギリ根に近いところに配置したにもかかわらず,だ。で,絵を描いてみたら,ありゃりゃ,初期値がおかしい部分がちらほら。全部異常というわけではないので,見逃していたのである。この辺がどーやら影響しているようだ。
もう128次だの256次だのという代数方程式を300桁以上の桁数で相手にしていると,数値データを目視するだけではどうにもなりませんなぁ。初期値の異常もExcelでプロットしてみて判明したのである。大規模シミュレーションでは数値そのものと直接触れる機会が無くなり,Visualizationだけを見ることになる。超低速並列分散CPUであるところの脳には大量の数値データを処理する能力がなく,直感的に把握できる図形に頼らざるを得ないのであるなあ,と実感。
ともあれ,もっと低次のものからちゃんと解くようにしないといかんな。ということで,案外長期戦になりそうな予感が・・・いかんいかん,今年中には投稿しなきゃいかんのだ。これから手がける○○行列の原稿が上がったらすぐに取りかからなきゃ。論文書くぞ。今年中にあと2本じゃ! ファイトッ,オー(古いかけ声だこと)。
爽やかな秋空が続く今日この頃である。その分,仕事にも身が入って・・・のはずなのだが,どーも,LC2003の原稿を無理して上げたのがたたってか,調子が戻らない。我ながら軟弱者であることよ。
今日は静大非常勤の講義開始日。東京に通わなくなったー,と昨年度は肩の荷を下ろした矢先にこの仕事が舞い込んだのである。世の中ままならない。まあおかげで冊子も出来たし,人間万事塞翁が馬・・・年寄り臭いな,もう。
最近はメールチェックもいい加減になった。spamだらけなんだもん。わしみたいなマイナー学者のでも,一度悪徳業者のアドレス帳に登録されてしまうと,わんさと来る。多分,リターン率なんて全く考慮せずに,送付先アドレスの数だけで金とってんだろうな。帯域のムダムダ,と思うが,逆に言えば,そんだけのメールを送っても,the Internet全体では大した影響がないということでもある。時代の移り変わりを感じる今日この頃。
勢いづいて,Linux Conferenceの原稿を上げてしまい,今メールで送信し終わったところである。もう寝る。今度こそ寝る。しかし横山光輝があんなにボロクソに言われているとは意外だった(んなもん見てるからこんな時間になったんじゃ!)。
月曜日の日記を書こうとしたら,もう日が変わっていた。ちぇっ。
Linux Conference 2003のプログラムが公開された。むぅ,11/1(土)は最終日で,しかも基調講演なしかあ。こりゃ人が少なそうである。とりあえず,Closing Sessionまでお付き合いしてみることにしよう。あああ,原稿がまだ出来てない~。
寝ます(久々だな,このフレーズ)。
起きました(これは初めてではないか?)。
出勤前に,Intel Fortran Compiler for Linuxをインストールしてみる。サポートなしでNonprofit use onlyであるが,期限なしで使えるのはありがたい。もっともAcademic価格なら大した額にはならないのだが。
おお,これは簡単。install scriptはよくできている。自宅のPIII 800 MHZ + RedHat Linux 9.0にすんなりインストールできた。では,懸案のFMLIBをコンパイルして試してみようぞ・・・と始めたら,FM.f90のコンパイルが30分以上経っても終わらない。さすがFortran界の多倍長の雄であるわい。・・・などと感心している暇もなく出勤時間となり,そのまま自宅を出る。
cat /proc/meminfoしてみると,
[user@homemachine user]$ cat /proc/meminfo
total: used: free: shared: buffers: cached:
Mem: 260354048 256819200 3534848 0 1527808 201031680
Swap: 534634496 267313152 267321344
MemTotal: 254252 kB
MemFree: 3452 kB
MemShared: 0 kB
Buffers: 1492 kB
Cached: 14860 kB
SwapCached: 181460 kB
Active: 204448 kB
ActiveAnon: 191552 kB
ActiveCache: 12896 kB
Inact_dirty: 12208 kB
Inact_laundry: 8048 kB
Inact_clean: 4520 kB
Inact_target: 45844 kB
HighTotal: 0 kB
HighFree: 0 kB
LowTotal: 254252 kB
LowFree: 3452 kB
SwapTotal: 522104 kB
SwapFree: 261056 kB
となって,どうやら256MBのメインメモリでは足りないらしく,Swapを引き起こしているのが分かる。どーりでHDDがやかましい訳だ。
教訓: 性能の良いコンパイラを使う時には,ハードウェアにもそれなりの投資をしましょう。
んが,悪いことに,glibcとの不整合があって,コンパイルしようとすると
[user@home user]$ ifc test.f
main program
7 Lines Compiled
/opt/intel/compiler70/ia32/lib/libIEPCF90.a(f90fioerr.o)
(.text+0x4d3): In function `f_f77ioerr':
: undefined reference to `__ctype_b'
となって,Executable fileが生成されない。どうやらFAQのようである。ちょうど,linux-users MLでも話題になっていた。
glibcをダウングレードするか,ダウングレードしたものをstatic linkして使う他ないのかなあ・・・とIntelのSupport Forumを読んでいたら,ctype.cなるソースを作って下さった奇特な方がおられたので,試したらおっけーでした。うーむ感謝感謝。
久々に,Fortran90と戯れてみるかなぁ。むっかし書いたソースがまだ残っているから,あれこれ弄ってみるもの一興か。
まだ夜中なので,天気不明。天候が安定しない典型的な秋の気候が続く。台風シーズンは終わりのようだが,でかい地震が今年は頻発している。釧路地方で震度6とのこと。義弟(なんだよなあ,実感湧かないけど)の実家は大丈夫かしらん?
Google Toolbar Version 2をインストールする。PageRankの数字が明確に表示できて,わかりやすさに磨きがかかった。んで,わしのWebページのPageRankはというと5/10とのこと。証拠はこれ。わしの職場のメインページと同じランクやんけ。どうやらわしのページ内リンクがそのままカウントされてしまっているようである。まあ,トップ以下のページでも独自にリンクされているところ(BNCpackとか)があるからなんだろうけど,客観的に見てどうなのかしらね?
今学期から,数学関連科目を多数引き受けることになった。それはいいのだけれど,さーて何をやろうか,となるとかなり迷う。わし自身は応用系の人間であるから,理論屋さんから見ればヘタレ人種である。しかし,世の中,立派な人間よりもヘタレの方がずっと多いのであるから,大衆迎合的に考えれば,わしみたいなのが教えるというのはそれなりに価値のあることなのである。
藤原正彦の「遥かなるケンブリッジ」には,著者があるカレッジのチューター(個人教授)となる経験が描かれている。数名の学生に対して家庭教師のように濃密なゼミを持つのであるが,そこでスポーツマンタイプの学生が,親しくなった藤原にこんなことを漏らす。カレッジの教授陣は,理論系より応用数学系の方向へ学生を導きたがっている。応用なら理論を適用するだけなので良い成績をとりやすいから・・・と。これは一面の真実を突いている。「良い成績」が「良い学問」に繋がるかどうかは首をかしげるけど,ね。
純粋数学の専門書は,ものすごく密度が高いので,読みこなそうとすると時間がかかる。しかも,馬車馬のように高度な次元へと一直線に誘うものだから,んなもんいらないこの程度でいい,と感じるヘタレにとっては敷居が高すぎて,目標意識を持つことが難しい。その点,応用系だと,解決すべき具体的な問題が提示されているから,こういう問題の前提に対してはこの理論を使えばいい,この手法を適用すればいい,という道筋がとりやすい。特にコンピュータの馬力に任せた試行錯誤的シミュレーションができれば,考えるための材料も得やすい。
わしが悩むのは,最初っから応用系を目指す人たちに必要な理論をどのように学習してもらうのか,ということである。理論系を目指して「挫折」しちゃった人たちは,そこに至るまでの理論的蓄積が期待できるから,まだいい。それが全くない場合は,目標意識を保つことができる程度に演習を行い,そこで使う理論を最低限提示し,しかも完璧な証明まで至らないまでも,その理論が正しいことを納得してもらうぐらいの「説明」を行う,という形を取ることになる。このバランスをどうするか,で悩むのである。
ま,悩んだところで,結果として「いい授業」が可能かどうかは怪しいのであるが,こーゆーことに少ない灰色の脳細胞を使うのは嫌いではないので,今日も,うじうじと結論の出るような出ないような思考に時間を費やしているのである。
風が強い上に,昼からは雨までぱらついてくる,いやんな天気。明日はちっとはマシになるようである。
12月まで研究集会もなし,などと書いたら,本日,Linux Conference 2003採用通知が届く。11月1日(土)講演とのこと。前日から泊まり込んで,大阪でもぶらついてきますかねぇ。
つーことで,10月3日までに原稿を出せとのこと。あーもーまた仕事が増えた~・・・と自分から申し込んでおいて,贅沢なことをぬかす私。
e-Learning学会に入会すべく,書類を書く。これでえーと・・・日本応用数理学会,日本数学会,情報処理学会,SIAM,日本Linux協会,e-learning学会・・・6学会か。銭ばっかりかかるわい。仕事上の投資みたいなモンだから,いいんだけどさ。
ふと気が付けば,夜の草むらからはコオロギ(かな?)の声が聞こえてくる。先週までの残暑が嘘のような肌寒い,風の強い一日であった。
2週間に渡る学会ラッシュが終了してみれば,12月まで東京に出る用事も,研究集会に出席する予定もなく,ひたすら仕事に邁進する(ホントか?)秋となりそうである。全く,昨年までは毎週非常勤で横浜に出かけていたことを思えば,随分と時間に余裕が出てきたものだ。それを埋め合わせるように,あれこれとまとめたいネタが湧いてきたのだろうな。学者冥利に尽きるわい。ふっふっふ。
しかし,こうデカイ本屋に出かけられない日々が続くと禁断症状が出そうである。いわゆる,「Amazon症候群」という奴で,ちょっと時間が出来るとブラウザを起動し,新刊をチェックしたりするのである。今ちょうど岩波書店から,応用数理シリーズをまとめなおした単行本がワサっと刊行されているから,来月あたりに耐えきれなくなって全巻購入しかねない。今日もSIAMの新刊を購入してしまったが,これはきっと禁断症状の前触れであろう。なまじっか小金があるのも考えものである。
一昔前ならきっとPC用パーツをチマチマと購入していたであろうが,もうPCには大して興味がなくなっており,特に欲しいソフトウェアもないため,研究用のPC Clusterの価格チェックをする以外は通販ページを見ることもなくなってしまった。次年度は一年ぶりに海外に出かけることになりそうだし,旅費にふりむけることにしようっと。
GMPのVisual C++.net ネイティブ環境対応バージョン。他にも,MinGWで作ったものがある(但し,import libraryは自分で作る必要がある)。Assemblerルーチンも対応させたのはこれが始めてではないか? リタイアした技術者の方が作られたようで,敬服する。
C++のクラスライブラリを使って,Visual Basic環境で気軽に多倍長計算が可能になると嬉しいのだが,誰かやらないかな? ・・・わしはやらんぞ。当分。
某学会で一度リジェクトした論文が復活して採録されたようだ。Editorとすったもんだしたのでこちらも気分が悪かったが,ま,一安心。どんな内容になっているか,楽しみである。最も,新規性については今でも疑問なのだけれど。
JSIAMから回ってきた査読論文,滅茶苦茶めんどくさい。原書の補題のミスを指摘した論文が以前掲載され,その論文における間違いを指摘する論文なのだ。つまり間違いがRecursiveになっている。その上,翻訳の方では修正がなされていることになっているが,今回の論文の指摘を見る限り,それは修正になっていないようなのである。この時点で頭がクラクラしてくる。で,更にややこしいことに,一見したところでは以前の論文のどこが間違っているのか,さっぱりわからないのである。
つまり,これを査読しようとすると,以前の論文,今回の論文,原書,翻訳書と4つの文献を相互参照しながら,もつれた論旨を紐解くところから始めねばならないのだ。うがーっ,引き受けるんじゃなかったっ。
さわやかな風がそよ吹く秋の空。おお俳句になった。気持ちの良い一日。が,朝晩はぐっと寒くなってしまったので,慌てて長袖のパジャマを引っ張り出した。
先日オープンしたばかりの掛川花鳥園の招待券が郵便ボックスに投函されていた。しかも2枚。入場料が\1050だそうで,地元民がrepeaterになる率は低そうである。11月に家族が押しかけてくる予定なので,その時まで取っておくことにする。
明後日から講義開始。ああ短い夏休みだった。充実していたか,と言えば・・・難しいところである。あんだけ論文論文と騒いでいて,まだ出来上がっていないのである。ただ,ここに来てネタが一本増えたので,ちっと嬉しい。掲載されるかどうかは不明だが,投稿できる準備が整ったことはめでたい。
静岡に来てから早5年目。ようやく研究と教育のサイクルがかみ合ってきたようだ。この勢いで○○できるよう,もっと精進しよう。
あ,19Inchの液晶ディスプレイ,しかもTV Tuner付き(PC Watch)。職場ではNANAOの19inch CRTを使っているのだが,これがでかくて邪魔になっている。6万円台になったら購入しようかしらん。
そろそろタオルケット一枚では風邪を引きそうな朝になってきた。昨日は疲れてバタンキュー。出張帰りに仕事なぞするものではない。
うーん,ATXの次はBTXかあ(PC Watch)。合理的なデザインであることは確かだが,むー,従来のケースが全く使えなくなっちゃうのは痛い。ま,暫くはIA-32アーキテクチャと格闘することになるのだから,関係ないけど。
あっつぅい~京都から,じめっとした掛川へ帰宅。今回のJSIAM年会では講演しなかったのだが,何か充実していた。高々数セッションがpallalelに催されているだけの小規模な学会なのに,顔見知りがやたらに多くて挨拶ばっかりしていた感がある。むー,FIT2003とはえらい違い。次年度も,FIT(同志社大)とJSIAM(中央大)に参加することになるのかなぁ。
宿が東寺の方向にあったため,京都駅からバスでえっちらおっちら三日間会場へ通い詰めることになった。おかげで通の名前が覚えられて,京都中心部の地理が把握できた。また12月に研究会があるのだが,これは出席できそうもない。その分,頑張って論文を書かねば。
職場に戻ったら,「ソフトウェアとしての数値計算」の冊子が届いていた。結構立派で,印刷もきれい。KnuthとTeX日本語化に尽力された方々に感謝せねば。その割には内容が薄っぺらいのは情けないが。
前日は毎度の偏頭痛のため,買い物に出かけた以外は一日中引きこもり状態。ここんとこ頭痛の回数が増えたようだ。そろそろバファリンを常備薬とすべきか。こんな時間(丑三つ時)に書いているのは早く寝過ぎたせい。
今日は静大で定期試験の後,○○という時間の無駄としか思えない行事がある。明日からは京都で応用数理年会。金曜日に帰宅予定。隙があれば日記を書くが,多分ないでしょうな。少しは後期の準備もしなきゃ。論文の準備もしなきゃ。頑張りまっしょう・・・と書いて,頑張ったことがあったのか>わし。自省する。
SIAMの会員更新を行う。応用数理学会から回ってきた査読論文に関する資料集めをする。京都にいる間に仕上げたいプログラムをNote PCにコピーしておく,等々の雑用を行って帰宅。ボチボチいこか。
実家から帰ってきた・・・という表現は正しいのだろうか? いつも迷う。実家に「帰っていた」のか,実家から今の住居へ「帰ってきた」のか,全くこの「帰ってきた」という表現は,軸となる「家」は一つしかない,という前提に依っているためにわしみたいなひとり者には使用が厄介である。
久々にAmazonのレポートをチェックしたら,先月から引き続き「Javaによるアルゴリズム事典」が好調で,クリック数では今のところトップである(といっても一桁台)。何があったのかなあ。ま,ジワジワと評価が上がってきた,ということにしておこう。良書が売れるのは嬉しいものである。
ということで報告まで。
FIT2003に来ており、開放された計算機室でこれを書いている。
札幌に来るまでの道中、経済産業省が公開した「オープンソースソフトウエアの利用状況調査/導入検討ガイドライン」をつらつらと眺めていた。んで気がついたのは、大学や研究機関がオープンソースを担うという観点がまったく欠けているのである。もちろん、この文書はビジネスとしてのオープンソースの活用を目指す企業に向けたものであるから、意図的に無視しているのであろうが、それならそれで一言ぐらいの言及があってしかるべきでは、とは思う。
昔以上に、研究者ってのは自らの研究を広報する必要に迫られていて、分野を問わず、自分のWebページを作って公開している人は多い。そーゆー広報の一環として、成果としてのソフトウェアをオープンソースにするってのは一番理にかなっている行動である。その結果、新たなビジネスに繋がる可能性も広がるわけだ。
そーゆー意味で、本文書は研究者にも広く読まれるべき文書である。後半のGPLの厳密な法的解釈は読んでいて頭が痛くなったが、具体的な事例を眺めるだけでも十分参考になる。
つーことを書いておかないと忘れそうなので、記しておく。続きは帰ってから、と。
ねばり腰で頑張っていた残暑も峠は越えたようで,すっかり涼しくなってきた。朝晩は長袖が必須。明日からは札幌に出張だが,あちらは上着も必要な気温であるようだ。つーことで,9日以降は更新を休む予定。
うーむ,ここで不満を書いたのが功を奏したのか,Phaseのリンクページから,わしのBNCpackの分類が変更され,無事多倍長計算パッケージの仲間入りをしている。それはいい。それはいいのだが・・・うーむ,ますます人の悪口が書きづらくなるではないか。なんたるちーや,さんたーるちーや(古い,しかもCMネタ)。
この日記を気候の話から始める癖がついて,もうどのぐらい経つのだろうか。そのまま哲学的な話題に繋がれば,まるで文藝春秋の巻頭エッセイのような「しみじみエッセイ」(from 小谷野敦)になるのだが,まだ枯淡の心境とは無縁であるため,「独特の臭気」(from Weblog入門)が漂う俗っぽい内容になってしまう。あと25年も続いて赤いちゃんちゃんこを着る頃になれば,少しは好々爺になって「枯れた」内容になるかもしれない。しかし,そうなればもう新規に内容を追加するよりも,バックログを読む方が楽しめるだろう。つーか,その頃にはWeb自体が残っているかどうか怪しいものであるが。
しみじみエッセイと言えば,Y博士(Y元教授の方がいいのかな?)が某コンピュータメーカに在籍していた際に,自分で発行していた社内ジャーナルに連載していた記事をまとめた冊子がわしの手元に残っている。面白い代物かと言えば,うーんと即答しかねるのだが,「しみじみ」であることは間違いない。推敲を重ねたと自分で書いているだけあって,文章はさすがにしっかりしている。
この手のシロウトが書いたエッセイってのは,99%がまとめられることもなく消えていくものであるが,Y博士の場合はそれを恐れたのか,ドットインパクトプリンタで印刷・製本して知人に配っていた。で,その一つがわしんとこにある訳だ。
しかし,それとて経年劣化が激しく,もうかなり文字が掠れてしまっている。Y博士を知る人も少ないだろうし,内容も前述の通りであるから,これも99%の一部と成り果てるのだろう。諸行無常。
今日も暑くなりそうである。日本列島は,関東を境に南と北でまるっきり気候が違ってきている。北は低気圧と前線が通過して肌寒いぐらいだが,南は月遅れの残暑がきつい。米の作柄もがらっと違ってくるんじゃないのか。
Weblogのスタイルシートを修正する。と言っても静的に生成する方ではなくて,わしが使っている編集画面に適用されるものである。これがまた小さい字で見づらいったらありゃしない。少なくとも文章を打ち込むTextareaだけは見やすくしようと,fontsizeを11px->14pxへ変更する。おかげで大分見通しがつくようになった。HTMLもCSSも勉強しておくとこーゆー時には役に立つわい。
出張時に愛用している旅の窓口が楽天に買収される(Internet Watch)。本体の日立造船の不振から,売り払われてしまったようだ。利用者としては,妙な仕掛けを導入したりしないで,現状のままの使い勝手を維持して貰えればありがたいのだが,さてどうなりますやら。
Yahoo! BBしかり,楽天しかり,のし上がってきたベンチャーの雄の営業本位体質ってのは,個人的にはどーも肌に合わない。言葉は悪いが,「成金根性」的卑しさが感じられるのである。競争に勝ち抜くためには仕方のないことではあろうが,それを全面的に肯定する気分にはなれない。そーゆー成金さん達が頑張ってくれているおかげで,一消費者たる自分が恩恵を授かっているにもかかわらず,である。・・・疲れてるのかな?
MPIBNCpackのドキュメントをでっち上げてTVを付けると,おや,養老剛司先生の特集番組が放映されているじゃありませんか。思わず見入ってしまう。学問ってのは思考の自由を与えてくれるものだってことを改めて感じる内容であった。
@niftyの契約を10/1付けで解除することにした。あーさっぱりさっぱり。
残暑に襲われっぱなしであった週の最後になってようやっと寝苦しくない夜を過ごすことが出来た。目覚めすっきり。
職場と自宅のWindows 2000/XPマシンは全てupdateを終えたが,Officeの方はほったらかしだったので,試しにと自宅マシンの方にOffice Updateをかけてみる。しかしこれがめんどくさい。インストール時にイチイチCD-ROMを要求してくるんだもんなあ。わしはOffice 2000をクリーンインストールしているからいいようなものの,Office 95->97->2000と上書きしてきたズボラユーザは大変なんじゃないのかな。
M$のユーザ不信ここに極まれり,と憤るものの,大勢に従う向きには帰って好都合なんだよな。「M$がやっているんだからうちも」と,易々とvalidate必須にできるから。最も,validateするサポート体制を維持できる体力があればの話だが。
昨日の"Revolution OS"の中で,StallmanがGNU Hurdのリリースが遅れた原因として,Microkernelにおける非同期通信の難しさを挙げていた。Linuxはmonolithic(字幕では「一枚岩」となっていた)だから短期間でリリースできたと。
んで,スケールが小さい話で恐縮だが,わしのMPIBNC(「早くリリースせいよ!」「すいません,ドキュメントがまだ・・・」)には非同期通信API(isend, irecv)は使っていない・・・つーか,使い方がよーわからんので使っていない。今のところ,小規模PC clusterでの数値計算しか考えていないので,相手がいつ送受信おっけ状態になるのかワカラン,ということはないのである。これがGAだのAgent-orientedだのということになれば,逆に非同期通信でなければやってられんという世界になるのだろう。ましてやGridなんてことになれば・・・ねぇ。
つーことはだ,Netで繋がったPC同士を全体として使うことがMicrokernel的なものであり,そこであれもやろうこれもやろうという構想が立ち上がって実験を開始している現状は,PC単体ではmonolithicで十分間に合っており,超大規模な,マシンリソースが膨大に存在する環境でこそMicrokernel的発想が有効であることを示しているということなんだろうか? つまりは早すぎた発想ということなのかな。Machなんてどんなもんなんだろう。もうシロウトにはこの辺が議論の限界であるな。
「などと妄想を書き付けている暇があったら少しはドキュメントを書いたらどうだ!」
「すいません」
ということで,少しはドキュメントを書くも完成には至らず。職場ではPC Clusterが相変わらず汗顔計算を進めている。まったくこの暑いのに頑張っているよのう(誰のせいじゃ)。
青木雄二死去(毎日新聞)。まだ50代である。
査読の仕事が舞い込み,3ヶ月ほったらかしの査読があるにもかかわらず引き受けてしまう。あっ,Mさん,あなたの論文じゃありません。
しかし面倒なことに,むかーしの文献を漁らねばいけないらしい。来週,札幌へ向かう時に,大師匠にもお越し願って,○大で資料を漁ることにする。全く,こーゆー時に首都圏の大大学は頼りになる。感謝感謝。
8月の怒濤の仕事ラッシュが終わってようやっと散髪に行く余裕が出,仕事帰りに立ち寄ってさっぱりさっぱり。残暑もばっちり乗り切れる,と思ったのもつかの間,夕方以降は涼しくなりました。ちぇっ。
おおっ,Phaseサーバのリンクページが更新されている・・・うげ,いつの間にわしのBNCpackは線型計算に分類されていたんだろう・・・まあ贅沢を言ってはイケマセン。
夕食を壱番館のカレーで手早く済ませて帰宅したら睡魔が襲ってきて,そのままバタンキュー。目が覚めたらまだ日が変わる前であった。仕方がないのでこうして日記を付けているという次第。
それにしても昨日は暑かった。関東以西は秋雨前線を押し上げた蒸し暑い暖気の影響で残暑がきつく,静岡でも30度を優に超えた。
そんな日に,実験講座で使用するために一旦ばらしたCS-PCCLUSTERを再度組み立てようと,PCの移動を敢行したものだから,暑いの何のって。黒い無地Tシャツを着ていたので,作業終了後にクーラーに当たって涼んでいたら汗が乾いて白い塩がふき出てきてしまった。
と言う訳で,CS-PCCLUSTERのBefore/After。
やっぱりPC Clusterはラックに収まっているべきものであるな。
ちなみに,Test runの後,最初に繋いだ8port Repeater Hubは16portのSwitching Hubに変更された。並列DKA法でガンガン回していたら,数十分後に必ず一台のNIS/NFS接続が切れてしまうのである。MPIとNIS/NFSとを同じIP net上で使うというズボラなことをやっていた報いであろうか。で,取り替えて様子を見ているという次第である。
PC Watchのソニー副社長のロングインタビュー。GridとCell computingの話が出てくる。まだ実験段階であるだけに抽象的な言い回しが多くなっているが,ビジネスとしてそーゆー話が出てくる時代になったのだな,と感慨深い。
思えば,CPUが登場し,hippieが大型計算機のantiとしてのPersonal Computerを作り出し,downsizingが進み,アーキテクチャがPC/AT compatibleへと収斂していきつつ,Webをkiller applicationとしてThe Internetが全世界に普及して,IT革命を謳歌した途端にITバブルが弾けて今に至る訳だが,この間,高々30年足らずである。修士時代,混雑するS-810をちょろっと触っていた程度のわしが,並列分散処理を手かげることになるとは夢にも思わなかったが,それもこのような時代の変遷の影響を受けてのことである。
以前,東大を定年退官されたI先生が講演の中で「一体いつになったら計算機の環境はfixするのか」と半ば呆れて慨嘆されていたが,わしはそれを聞いて,あの元気なI先生に「老い」の影を見ると共に,「変化する環境と共にあるのが『応用』的学問じゃないのか」と,少し反発する気持ちを持ったのである。
何だか蒸し暑くて目が覚めてしまった。9月に入ったというのに,残暑は根強く残っているようである。
今日は防災の日。駿河湾で大地震が発生,という想定で防災訓練が行われるようだ。全く当事者としては胃に良くない設定である。緊急時連絡カードなるものも常時携帯するように配布されており,わしがどっかで何かの下敷きになったりしていなければ,いざその時には職場に駆けつけ,カードに書いてある連絡先に電話をし,生存が確認できるようにしておかねばいけないらしい。自身はもういつきてもおかしくない状況だそうだが,具体的な日時の予測は難しいから,全く待たされる方はもどかしい。早く来ないかな(違う?)。
今日は雑用に追われる一日であった。午後からは企業の方が来訪されて,研究話。SCOの訴訟があってから,Linuxがらみのビジネスからは一端手を引いたということであった。それなりに効果はある訳ね。ヤクザのミカジメ料みたいなもんを請求しているらしいが,はてさて判決はいかばかりか。
注文していた"Revolution OS"が届いたので,作業をしながら流してみる。音楽のセンスがイイし,インタビューしている人選もナイスである。詳細はちゃんと見てからここに書くことにしよう。
で,それを見つつ思いついたのだ。Open Sourceのビジネスってのは技術的には高いレベルを要求されるのだなあってね。
結城浩さんが書かれた固有IDのシンプルシナリオ流に単純化して,例を示してみる。
(1) 企業Aはプログラマaにあるシステムを発注する。
(2) プログラマaは,Open Sourceのパッケージαにコードを付け加えて改良し,パッケージα'として完成させて,企業Aに納品する。
(3) プログラマaはパッケージα'をOpen Source Communityにて公開する。
(4) Open Source Communityから別のプログラマbがパッケージα'を入手する。
(5) プログラマbは「私はプログラマbより安い費用でパッケージα'をメンテナンスできる」と,企業Aに自らを売り込む。
まあ実際には人が作ったものをその人以上に理解して改良できるかと言えば難しいことが多いだろうし,そんなズーズーしいことを平気で実行できる厚顔無恥な輩は少ないだろうから,(5)のようなことはあまりないと言える。んでも
(5)' パッケージα'をサポートしてくれるプログラマを捜している企業Bが,ツテを辿ってプログラマbに依頼する。
もしくは
(5)'’ プログラマBが,パッケージα'をサポートできる旨,それを求めていた企業Bに自らを売り込む。
ことは枚挙に暇がないし,そーゆー繋がりを通じて,Open Sourceが広がったという側面は見逃せない。
ソースが公開されているってことは,それをサポートする上で,言い逃れが出来ないってことにもなる。勿論土台となるパッケージの出来が悪ければ改良にも限界はあるが,そうでなければ,不具合が直せないのはソースを読み解く力がないか,サボっているためにそれを回避する手段を見いだしていない,ということになる。しかも,ユーザ数は多いから,モタモタしていては自分以外の人間がさらなる改良を施してしまう可能性が高い。Proprietaryであれば,バイナリだけをユーザに渡し,自分の能力の及ぶ限りにおいて,差分パッチをリリースしていけばいい。勿論,あまりにヒドイ不具合があればそのうちライバルが出現して来る可能性は出てくるけど。
してみれば,Open Sourceのビジネスモデルでは,技術スキルが不可欠要素となり,言い訳の効かない世界であると言える。うーん・・・。
疲れが出たのか,一日中,自宅でぼーっとして過ごす。「凡宰伝」を読んだ以外は,知的活動を全く行わず,洗濯したり自炊したりと生活臭漂う行動で時間を潰す。ちぇーっ,今日で一気に紀要原稿を上げる予定だったのに。ま,時間を取ってボチボチ仕上げましょう。
さーって,今週はFIT2003用の資料作りと,査読論文のデータ作成に邁進するぞー。暫く論文書いてなかったからなあ,ここで一気に二本目が掲載されれば,昨年,本年と二年分の空白を埋めることが出来る。昔,「年に一本はコンスタントに査読論文が出来ないとねぇ」とY博士に言われたことがずーっと頭の隅に引っかかっていて,それが自分の仕事量の目標になっているのである。で,この目標が達成できていないと,どーにも気持ちが悪いのである。その状態がここ二年ほど続いていたから,鬱積するものがあって今一気に解消しようとしているのである。・・・ま,掲載されるかどーかはワカランけどね,まずは書かないと話にならない。頑張りまっしょう。
本日で8月も終わり。今年の夏はどこへ行ってしまったのか。外からは鈴虫の声が聞こえてくる。
朝方は寒くて目が覚めた。扇風機を付けっぱなしにしていたためである。もう秋の風が吹いているのを忘れて油断してしまった。
いつも通り,八重洲ブックセンター本店と書泉ブックタワーを回って福澤さんが一名行方知れずとなり,捜索むなしく諦めて泣きながら大師匠を訪ね,慰めてもらう。
用事が済んで,大師匠と一緒に喫茶店に入ったら,一つテーブルを置いて座っていた老夫婦が口げんかをしているところであった。ダンナの方は90歳を越えているようで,こちらも80は優に超えていると思われるツマが,自分の留守中に勝手に銀座に出かけたことを口汚く非難していた。ダンナを「ボケジジイ」呼ばわりするツマも大したものだが,それを黙って聞いていないダンナの反論も素晴らしく,最後はツマからハンドバックでぶったたかれていた。こういう商店街の喫茶店という公の場でぶつかり合う夫婦はDVとは無縁である。
DVとは,加害者が精神的もしくは肉体的にものすごく優位にあることが原因で被害者が一方的に痛めつけられる現象を指す。加害者の外面が完璧で,被害者も自らの醜態を人前に晒すことを厭うようなら,それが表沙汰にならないことも多いだろう。全く陰険極まりないことであるが,バブル期に朝シャンなるオシャレ信仰が蔓延して以来,「見栄えの良さ」を至上命題とする風潮が一般的になったことで,必要以上に家庭内のみっともなさを隠すようになってしまったことも影響しているのではないか。
公務員も教師も建前上,誰よりも身綺麗であることが世間的に要求される商売であるが,それ故に自らのみっともなさをさらけ出せなくなっているように見える。そこを,クビにならない程度にうまく小出しにすることは,自分の精神を正常に保つ上でも,公にサービスする上でも必要なことであり,とんでもない不祥事を起こしたりするのはそこがうまくいっていないのが原因ではないか。
この夫婦がどうなるのかと観察していたら,ツマが5分ほどダンナを置いて買い物に出かけた。で,戻ってきたツマがダンナのために買ってきたものを見せた途端に仲の良い夫婦になってしまい,ダンナは妻の手を握らんばかりにしてありがとうを連発していた。その感情の起伏の激しさに,わたしゃ,やけに乳臭いカフェオレをすすりつつ,内心拍手を送っていたのであります。
帰りの新幹線では小谷野敦大先生の単行本を貪り読んでいた。いつもながらのコヤノ節は,やっぱり新書の薄さでは発揮しづらいのかしらん?
ワークショップ二日目になって,少しは晩夏らしくなってきた。マジメに勉強し,帰りは岩村城趾を見学して帰宅。
帰宅途中に職場によって,runさせていた結果を見る。よしよし。ちゃんと出ている。安心安心・・・と思っていたら,clusterのうち一台が止まっていた。電源がダメになってしまったようなので,切り離して,もっとでかい次数の問題をrunして帰宅。ガンバりゃなんとかなりそうね。
疲れたので今日はこのぐらい。明日は東京なんだよぉ~。
今日から明日まで一泊二日のワークショップ参加である。ここんとこ,夏休みというのは純粋に学生さん達のためにのみ存在しており,教師の方はやれOpen Campusだの実験講座だの集中実習だの研究だの(これが一番後回しになるのが情けない)と,講義と違って変則的なスケジュールでありながら忙しい期間になっている。つーか,逆にこの時期に暇こいているってのは問題教師と言われても仕方ない。
んで,昨日はどーでもいい用件と突発的なDLP Projector故障の対処に追われて,ワークショップの準備が終了したのは午後11時過ぎ。しかも,楽勝かと思われたDKA法のベンチマークテストが,予想以上に手強い問題であることが判明し,中途半端に終わってしまった。某先生の論文にある,多倍長計算が不可欠な高次代数方程式なのだが,初期値を解の近傍ギリギリに設定しておかないと,反復回数が滅茶苦茶増えてしまうのである。収束はするようなので,時間さえかければ何とかなるようだが,さすがに一日では無理であった。で,256次まででtime up。512次は帰り際に走らせてきたので,明日には終了している筈。来週中には記録更新を目指して4096次を越えねば。
では行ってきます。
余り早い時間に寝ると,このように丑三つ時に目が覚めてしまうのであった。時間がもったいないと,こーゆーものを書いてしまうのは正に貧乏性なのであるな。
国公立大学の入試は全科目を網羅的に課すものになりそうだという記事(朝日新聞)。良いことではあるが,「学力低下論争」を受けての右習え的対応ってのは日本的だなあとは感じる。
昨日の高校生向け実験講座を担当して,つくづく,小中高でのComputer literacy教育の成果を思い知らされた。勿論,家庭でも普通にPCを使い,普段も携帯で連絡を取り合っている,という状況も手伝ってはいるだろうが,Windows likeのGUIの基本操作とワープロ程度のアプリ,BrowserやMUAはもう当たり前に使いこなしてくれる。ご高齢の方の入門講座を担当した経験からすれば,もう楽チンで仕方がない。若いって素晴らしいよな。数年前(今もか?)に,「インターネット時代のなんちゃら」ってタイトルの学術系入門書が流行ったが,もうすっかり日本の若年層にはThe Internetは定着しているのであった。どの程度意識しているかは不明であるけれど。
学力低下が事実であることは既に立証済みであるが,この論争において明らかになったことの一つに,問題としている「学力」があくまで従来型のものである,ということが挙げられる。この議論が数学者グループの問題提起から始まったこともあって,特に数学における計算力低下が著しいことが指摘されているが,んなもん,わしなんぞとっくにダメになっている。大学生になってまで九九の暗唱をさせるような馬鹿な問題設定はさすがになくなったと思うが,MathematicaもMuPADもあるんだし,今や電卓機能を持っていない携帯なぞ皆無だ。筆算能力が高いことは望ましいが,大学生になってまで,それにこだわるのもどんなもんか。
それよか,如何に便利な数学ソフトを使いこなしてより高度な問題にチャレンジできるか,そっちをもっと重要視すべきではないか。そこを教えるノウハウが十分備わっておらず,唯々諾々と従来型の手計算ベースの講義を続ける「言い訳」として「学力低下」論者となっている者が,少なからずいるのではないか? どーも,そーゆーふーにやぶにらみしたくなるんだよなあ。
「学力低下」に疑義を呈する人の代表的な意見として,ユビキタスにコンピュータが存在している状況下において必要は「学力」とは何か?それが変化しているが故の「学力低下」なのではないか,というものがある。手計算能力や漢字の書き取り能力ってのはその最たるものである。んなものは低下しても構わないから,今,手元にあるコンピュータでもThe Internetでも何でもイイから全部使いこなした上で,何をどう使いこなして何が出来るのか,それを見極められるのがこれから本当に必要な「学力」である。
そしてそれを教えることは極めて難しい。・・・と,なーんだ,まだまだ教師のやることっていっぱいあるじゃない。頑張んなきゃ。
で,関連で思い出したのだが,Mathematica 5が出たんですな。しかし,”Newly Released Mathematica 5 Outperforms Dedicated Numerical Systems"・・・ねぇ。数値計算屋としてはとっても食指をそそられない文句ですな。LAPACKやATLASなら,ネイティブに呼び出した方がよっぽどマシ。MathematicaのUIはさすがに金がかかっているだけあって大したものだが,本質的なアルゴリズムの改良に繋がっていないソフトに,貴重なおゼゼを払う気にはなれませんなぁ。
それに,教育機関への値引率の高いことには驚く。それだけ,単体では売れていないのかなあ・・・とやぶにらみ。
うーふふふふふふふ。あー終わったー,やー終わったー,もー終わったー。夏休みの高校生向け実験講座2連チャン,終了でございます。出来? 聞かないでくれ。
疲れたので今日は寝ます。明日はワークショップの準備ぃ~,ドキュメントかかなきゃー,MPIBNCのuploadが出来るか?
寝ます。
お盆明けになってようやっと夏らしさが少々戻ってきた。しかしこれは「残暑」という奴で,秋に入る準備も同時に始まってしまっている。外から聞こえてくる蝉の声が染みいるヒグラシのものに変わってきたのもその現れである。そうなると,夏本番の出番を待っていたアブラゼミは,雌に存在を誇示する機会もなくむなしく短い一生を終えるしかない。数年先はセミの少ない静かな夏を迎えることになるのかしらん?
実験講座で使用するサーバの設定を行う。それはあっさり終わったのだが,○○な○○○へ,いちいち○○○する必要があって憂鬱。まあしゃーない。ここは一つオトナの対応をすることにする。丸くなった私。
今週末には小規模ワークショップがあり,それの発表準備をしなければならないのだが,実験講座修了後一日でなんとかでっち上げる必要がある。どこまで出来るかなあと思案中。・・・思案している暇があったらちったぁ進めろや>をれ
OpenOffice 1.1RC3をインストールしてみる。おおっ,PDFファイルがちゃんと出来るのには感心。日本語フォント周りもまともになっている。正式版が出たら,わしのデフォルトOffice環境として採用することにしよう。SUNには頭が上がらないが,わざわざ開発費のかかっているソフトをOpenかつFreeにしてくれたのは,Miscroftという巨人あってのこと。PCの普及と性能向上もWintelがあってのことである。今のこの環境を提供してくれたProprietary softwareを作り続けている会社も含めて,みなさんに感謝感謝。嫌み抜きでそう思う。
しかし,GoogleのCache更新の頻繁さはいかばかりか。このWeblogもあっという間に更新されていてちと面はゆいぞ。
曇天。予報によれば今日は久々に晴れ,真夏日となるはずだったのだが,大はずれか? まあ,実習講座があるから涼しいに越したことはないのだが。
と思ったら,日中はカラリと晴れ上がり,久々の真夏日。
昨日,日記をupdateしようとしたら入れず。どうやらWebArena Suite2のサーバがダウンしたようである。ここんとこ,立て続けにソフトウェア異常によるダウンが発生しているようで,ユーザとしては心配。まだ安定していないのかなあ。どーゆー機械を使っているのかしらん?
BNCpackを整理して,MPI版(倍精度と多倍長のみサポート)を別パッケージにまとめ直す。ファイル名の変更やらHeaderファイルの記述やらと細々したことをきちんとしておかないと,後々整合性が取れなくなるので慎重に行う。まだコメントだらけの汚いソースだが,まあ動いているからイイか。FIT2003前にドキュメントを書かなきゃいけないなあ。作ったのは今年の4月頃だが,もう何をやっているのか忘れかけている。ドキュメントは自分のために必要なのである。
さーて,実験講座,がんばりましょー。
講座終了しました。受講生の方々,引率の先生方,お手伝い頂いたK先生,O君,どうもご苦労様でした。でも一番頑張ったのは私(ぉい)。
MuPAD LightとOpenOfficeの悪評判を広げただけに終わったかも知れないが,それは私のせいではない。教材はそのうちuploadする予定。乞うご期待(誰がするのか)。
さーて,次週火曜日にもう一件,高校生向け実験講座があるのでもうひと頑張りしなきゃ。今度はLANの設定とWeblogサイトを構築するお勉強を6時間でやる予定。無事終わるのか? いやそれよりも,その実験環境を準備できるのか? 明日明後日が勝負である。
このサーバがダウンするまでえらく頻繁にTop pageへのアクセスがあったが,今日は殆どなし。やっぱりBlasterだったのかな?
と言う訳で,今日は早めに寝ます。
久々に太陽が雲の間から覗いており,薄日が差している。今日は30度を超えそうだという予報が出ている。
今日と明日,二日間に渡って高校生向け実験講座を担当する。その準備として,OpenOffice Writeを使い倒してみた。数式作成機能(OpenOffice Math)を多用した資料を作成したのである。
確かに細かい使い勝手はWordに比べてひどく落ちる。デフォルトのフォントの指定は欧文中心で,Windows 2000環境では文字が化けまくるし,日本語の文字間隔が狭すぎたり,作業中はかなりイライラさせられた。また,Windows版は,multiuser環境の対応がうまくいっていないようで,結局,ユーザ毎にインストールをしまくって強引に解決してしまった。
しかし,さすが天下のSUNが作ったというだけあって,30ページを越える文書を作っている間に,プログラムが落ちてしまうとかファイルがまともにセーブできないと言った致命的なことは起きず,大枠の作りはしっかりしているとも感じた。数式作成機能はTeXっぽくコマンドを打ち込んでいく形式であるが,これも慣れれば感覚的には分かりやすい。
Word互換機能が強調されるあまり,「Wordファイルが読めるというだけで,仕事では使えないやい」という人も多いだろうが,ワープロとしては比較的にまともな方だと感じた。次の1.1とlocalize版に期待・・・するだけのタコユーザでございます。はい。
さーて今日もお仕事頑張りましょう。
曇天だがちょっと蒸す。6月下旬の天候である。蝉がうるさい。さー仕事だ仕事だ。さっさと飯食って出勤しようっと。
今日はまず職場のPC静音化計画を発動し,メインマシンをP4に変更,今までのP3マシンは予備として電源は切っておくことにする。電源ファンはどーゆーワケか,350WのP4用の方が,P3用の250W電源よりも静かなのであった。
学生さんに質問を受け,ほったらかしになっていたWindows NT4マシンのupdateを行う。IE5までしか入っていない,すっぴんのNTであったため,Windows Updateが出来ず,高度暗号化パッケージをインストールしてあるために,標準のSP6aも実行が出来ない。
さんざんうろうろしたあげく,Microsoftのサイトにあった,最古のSPであるSP3を当ててみると,無事インストールでき,高度暗号化も無効になる。これでよーやくSP6aがインストールできた。しかしこの後,更にWindows Updateも実行しておかねばならない。さてその先はどーやるやら,あとは知らない。
高校生向け実験講座の教材に着手する。OpenOfficeとMuPADの連携プレーを行う予定だが,うまくいくかなあ。心配。
本日だけでトップページのカウンタが200近くも上がる。お盆休みが終わったことを実感すると同時に,普通の人は自宅に帰ってからWebを漁ったりしないことを思い知る。
Googleに式パーサ機能が追加される。例えばsin(pi * 0.99999)なんていう芸当が出来るわけだ。・・・何に使うんだろうか? しかも結果はIEEE754倍精度臭いし,わしの"Try MPFR"の方が精度がいいもん(威張るほどのものか?)。物理定数や単位コンバージョン機能はないけどな。
寝ます。
あまりにも早くに寝過ぎたために,丑三つ時に目が覚め,これを書いている。天気はまだ不明。
今日で長かった休みもおしまいであるが,結局仕事らしい仕事は何もしなかった。が,のんべんだらりと過ごした訳でもなく,そこそこ体の調子は維持できているし,本もそれなりに読めた。40点(100点満点)ということころか。
この日記,明日からはいつも通り,「書ける時に書き,書けない時には書かない」といういつもの調子に戻る。これから暫くは忙しい日々が続くが,その分,日記はもっと長くなったりして(笑)。
起きました。久々に蝉の声が響く。ラストチャンスかもしれないからねぇ。涼しい曇天であるが,せめてバックグラウンドミュージックぐらいは夏らしくありたい。
どわーっ,このWeblogにloginするためのPasswordを不用意に変更してしまったぁ~。・・・いや,Reminder機能を確認しようと実行したのだ。んが,Movable Typeは,その際,強制的に以前のpasswordは変更してしまうのである。それを知らずに実行したからさあ大変。しかも,それはメールで知らせてくれることになっているが,その設定も全くしていなかったのだ。つまり,Passwordは変更され,それを知る手段はない,という状態になったのである。
どーしよーかな,またデータベースを作り直せばいいのかなあ,と思案したが,結局,たかがPerlのCGIであるから,ソースに手を入れて(省略)することで難なく変更後のPasswordをgetできたのであった。Open Source万歳! で,これを書いている訳である。
改めてソースを見たが,見事にObject Orientedな構成になっていた。良くできているなあ,と感心する。また,ついでに各種データベースもbinary editorで覗いてみたが,一応passwordやIDは暗号化されているようであった。これにも感心(当たり前か)。良くできたシステムですな。PerlでCGIするなら,このソースを読んで勉強するといいよね。自分ではやる気になりませんが。何せ,C only野郎ですので。
あ,山下達郎の番組が始まった。・・・終わりました。来週は納涼夫婦放談かあ。この気候では納涼の必要はないな。
大学生になって一人暮らしを始める際に,親に買ってもらった炊飯ジャーをいまだに使い続けている。壊れるもんじゃないし,そもそもそんなに使っていないからだろう。
その内蓋の写真↓。単にファイルアップロード機能の確認なんだけど。
カナダと合衆国東海岸で起こった広域停電について,TBSの「報道特集」が報じていた。電中研の人がコメンテータとして出演していたが,彼によれば,発電所の出力に余裕がない状態で運転しているところに,mesh構造の複雑な電力網内で発電所が相互に補う体制になっていることが複合的に重なって起きたものだという。
そうしてみると,The Internetなんてかなりワケワカで,全世界規模の恐ろしく面倒なmeshである。それでも何とかうまくやっているのは,TCPの輻輳制御機能のおかげだろう。末端のHost同士で,途中回線の輻輳に応じた流量調整を行っているおかげで,衛星回線からTerabit級の回線を含む広大なmeshが維持できている。まあこれはHostがコンピュータという高性能な制御機械だから出来る芸当なんだけど。
Gridがらみで,このTCPの輻輳制御を改良して,一定以上の帯域を維持できるようにしたいという研究が幾つか見られる。んが,これってQoSの仕事じゃないのかなあとも思うのだが,どーなんでしょうね。多数が共有する幹線部分で野放図に帯域を取りまくられても,迷惑するユーザが増えるだけだ。「帯域ほしけりゃ金払え」というのが一番シンプルで分かりやすい解決策。回線容量がだぶつき気味の今なら兎も角,キチキチに使われ出すようになれば,最終的には札ビラ切る以外の解決策はなくなる。というか,そうしてもらわないと,一般ユーザが迷惑を被ることになりかねない。
さーて,明日から仕事である。頑張るぞー。
土砂降り続く。東海道線は箱根を越える辺りで運転を見合わせているようだし,新幹線も徐行運転を余儀なくされているようだ。さーて,これから東京なんだけど,大丈夫かなあ・・・折角弁当も作ったし,まずは駅まで行って,大丈夫そうならそのまま出かけてしまおう。
んでは。
で,帰ってきました。日帰り旅行。帰りのひかり165号は,Uターンラッシュにも関わらずガラガラで,わざわざ指定席を買う必要もなかったぐらい。
静岡で下車して後続のこだまに乗り換えて掛川には無事着いたが,先を行く列車に故障が発生したとかで,掛川にて足止めとなってた。東海道本線はあっちこっちで大雨のために運転見合わせ区間が発生し,駅の発車時刻案内板は「整備中」の3文字のみをむなしく照らし出すばかり。家族連れの方々がごった返す乗り換え口を横目にすんなり自宅にたどり着いちゃってすいません。
神保町三省堂本店にて購入した「<癒し>のナショナリズム」を貪り読みつつある。これは面白い本である。武田徹さんが褒めていたので気にはなっていたが,きっと難しげな内容なんだろうなという先入観があって,注文してまで読もうという気分にはならなかったのだ。今回も,「戦争論3」のすぐ横に平積みになっていなければ見逃していたに違いない。店員さんの術中にまんまと填った間抜けな私。今日中に読んじゃおうかな。
外はまだまだ止みそうもない雨が続いている。どーなることやら。
おお,GoogleのCache更新。メディアレビューとこのWeblogも更新されていた。何があったGoogle。こんなに素早く更新しちゃって,さすがにYahooやらGooやらから「てめぇんとこのデータ更新がとろすぎらぁ,なんとかせぇやすっとこどっこい」と言われたのが応えたのか。兎も角,改善されたのは結構である。願わくばこの素早さが今後とも維持されますように。
今は,丑三つ時を過ぎた朝の4時である。激しい雨音に目が覚める。夕べは久しぶりに掛け布団を引っ張り出してかぶっていたが,さすがに暑かったと見えて,完全にけっ飛ばし,タオルケット(和製英語)一枚になっていた。幸い風邪はひいていないが,着衣に気を付けていないとダメだな。明日は東京だというのに。
で,まだ寝たりないので二度寝する。
起きました。ただいま午前8時。土砂降りはまだ続いており,日中だというのに室内では電灯の明かりが必要なほど暗い。涼しいのは良いけど,明日には止んで欲しい。
Blaster wormについての報道が増えた。Microsoftも特集ページを作ったようだし,OCNからもお知らせが来るし,IPAも情報ページをupした。
しかしこのwormは,報道を聞いている限り,かなりタチがよい。RPCを通じて相手にとりつくという感染力はイヤらしいが,とりついたマシンをshutdownさせるなんていう極めて分かりやすい行動を起こしてくれる。まるで節電を呼びかけるデン子ちゃんである。WormやVirusは便利なツールではないか,という発言が昔あったが,それを思い出してしまった。
ちょうど日本ではお盆休みに入ったところなので,企業での対処は来週月曜日以降に本格化すると思われる。Windows Updateサイトがパンクしなければいいが。
カナダと合衆国の東海岸で大停電とのニュース(読売新聞)。変電所に雷が落ちたとも,送電線に過負荷がかかったせいだとも報道されているが,詳しい原因追及はこれからだろう。ワイドショーあたりでは「電気に依存した現代社会の弱点が露呈した」というありきたりのコメントが聞こえてきそうである。よいタイミングでBlaster wormは流行った・・・と言いたいところであるが,PCが通電されていなければ感染する可能性もゼロである。
久々にAll the Webを訪問したら,日本語検索がまともになっていたので使ってみる。1 siteにまとまっているWebページをそれぞれ一項目として表示するため,Googleに比べてやたらに項目数が多くなるのが欠点。これではPageRank(と呼んでいるのかどうか不明)トップの情報ばかりが検索結果を埋め尽くしてしまい,網羅的に探そうという目的には向かない。
しかし,Googleと比較が出来るのはありがたいので,これからも頑張って欲しいなあ。
土砂降り止まず。高校野球も中止かな。・・・と思っていたら,関西地方の雨は上がったようで,午前11時から3試合が行われるようである。
今日も一日クーラーいらず。さてぼちぼち運動しに行くか。
どわーっ,O'Reillyからもう「Google Hacks」の翻訳が出ちゃうんだぁ。後期のゼミのネタ本にしようかと思っていたのに,これでは台無し。どうしようかなあ,代わりもないし,英文読解は諦めて,文字通り,GoogleのHack実習とするか。ちえっ。
もう書き飽きるぐらいの曇天。涼し過ぎて,昨日はあれほどうるさかった蝉の声も全く聞こえない。全滅したか? このシチュエーション,まるで「沈黙の春」である。
本日の日記は,まずMovable Typeを使ってWeblogにしてから,従来のページにCopy & Paste してアップする,という形態を取っている。昨夜,集中してCSSとindex.htmlを修正しまくったので,可読性は上がったと思う。
が,編集画面が良くないんだこれが。何せ,単なるTextareaであるから,編集機能はお世辞にも良いとは言えない。また,編集画面用のCSSのせいだろうけど,Fontがやたらに小さい。そりゃあさぁ,Alphabetの簡単な字形しか使わない文化圏ならこれで事足りるんだろうけど,こちとら漢字満載の中国文化圏だぜぇ。ほら,「圏」の文字が正しいかどうか,もう判断できなくなっちまった。「園」と区別がつかないっつーの! そろそろ老眼入り始めの年寄りには辛いぞこれは。また修正箇所が増えちまうなあ。
というわけで修正しました。font-sizeを11px->13pxへ。まだ小さいよな。14pxにして・・・お,これならおっけ。
ついでに,Google APIも使えるようにする。試しに,数値計算関係の言葉で検索をかけた結果を左に示しておく。なかなか便利である。
もう昼飯の時間だというのに,クーラーいらずの気温。さーていっちょ腹ごなしの運動をしてくるかぁ。
exCampus.orgというサイトを知る。そーいや本が出ていたような。良くできたシステムのようで,中核部分はフリーなもので固めている。うーん,しかしこれをちゃんと運用させようとすると,教材を蓄積させるまでが一苦労だ。少なくとも一度は全講義を通しで行い,それをStreaming Serverに貯めておかなければ,コンテンツとしては中途半端なものになる。
カリキュラムが数年単位で変更されるご時世であるから,現在は開講していないものをreferenceとして貯めておくだけでも役に立ちそうである。むー,時間があれば取り組んでみたいなあ。
丑三つ時に起き出してこれを書いている。天気は・・・まだ分からず。
朝7時,再度起床。やけくそのように蝉が鳴いているが,曇天。
Intelは予定通りPrescott core CPUを本年度10月以降に投入してくるようである,という後藤さんの記事(PC Watch)。うーん,Celeron系列がFSB 533MHzに底上げされるとなると,恐らくはNew P4投入時に投げ売り状態になるであろう現FSB533 P4を購入するという手もありになるな。現に,今年使ってきたPC ClusterはP3 + CeleronというHeteroっぽい構成であるが,最初に購入したP3に,後から安売りしていたCeleronマシンを追加して出来上がったものである。Clock数は同じにしてあるから,まあ旧世代P3をCeleronとして購入したってことになる。これと同じ芸当が,どうやら来年ぐらいまでは可能になるようだ。
しかし,Desktop CPUのloadmapを見ると,同時にPrescott coreのCeleronも登場してくるようだから,長く使う(5年程度)ことを考えれば,最低でもNorthwood core + HTのP4は必要だよなあ。PCI Expressなんてどーでもいいんだし。
どのみち,Prescott 初登場となる10月が一つのTurning pointとなる。CPU価格調査をまめにチェックせねば。
高知工科大学(ここまで来たらもう名前を明かしてもいいやね)からのワケワカアクセス,日付が変わってからぱったりと止む。むー,何だったんだろう。・・・と思ったら大学のWebサーバ自体が反応しなくなっている。止まった原因はこれか?
そーいや,Hairer & WannerがHenrici Prizeを受賞というニュースがあったな(NA Digest)。今まで貰ってなかったのが不思議。これでSpringerが「Henrici賞受賞!」と見出しを出して彼等の翻訳本をバンバン宣伝してくれればと願いたいが,Henriciの日本での知名度が低すぎてダメかしらね?
ボチボチ仕事環境はNote PCに一本化しようかと思案中。前の職場ではThink PAD 535(B5 Subnote)を愛用していたが,バッテリがショボイのと,Desktopに比べてCPU ClockやHDD容量が少ないので,静岡に来てからは職場と自宅でそれぞれDesktopマシンを使うようになっていた。
しかし,昨年,学生用マシンだった東芝のDynabookを購入して使ってみると,そのどちらも改善されているばかりか,液晶も格段に見やすくなっている。Desktopマシンのファンの音が気になりだしたこともあり,メインで使うマシンはNote PCでいいか,その方が机もすっきりするし,仕事用のファイルを入れたまんま持ち運びも出来るし,と思い始めたのである。今のDesktop環境はそのままにして,ファイルサーバとして壊れるまで利用すれば良いのである。
とはいえ,最近はやりのテカテカガラスを使ったものは好きになれないし,久々にStick pointに戻りたいこともあるし,何よりHotspotを利用したいと思い始めた上に,今回出かけたSWoPP2003では無線LAN環境が整えられていて,有線でしか利用できないDynabookで悔しい思いをしたのである。小金(大金でないところがミジメ)もあるし,いっちょ,あの輪島塗を彷彿とさせる黒い筐体に戻ってみるかなあ,と現実逃避がてら,IBMのショッピングページを漁る。
うーむ,GbEは時代の趨勢だから外す訳にはいかないし,Centrinoマークは自慢するために不可欠,メモリは当然1GB以上で,時代はもうXP Proだよなあ,A4サイズなんてどでかいマシンは持ち歩きには不便・・・等と,望みのスペックを並べていくと,そこに到達するには最低でも25万以上かかるようだ。どうしようかなあ・・・と悩んでいる時間が一番楽しいからこれでいいのだ。次のボーナス時までこの楽しさを味わうことにしよう。・・・しまった,今年は車検だった(泣)。
毎年恒例,お盆の帰省ラッシュが始まったようだが,わしは無関係。一人パコパコdisplayに向かうのみ。オトナの日常ってのはこんなもんさ。
Weblogを導入してみた。まだお仕着せのCSSを使っており,しかも欧米系のものだからイマイチ。しかし,これは楽チンですな。書き直しも楽だし。
月末までそのまま使ってみて,大丈夫なようならそのまま公開しようっと。
今日はは随分と涼しい。夕方になってからは,居間のクーラーを止めてしまった。過ごしやすくて良いが,雨までぱらついてくるこたぁないじゃないか。