May 04, 2007

5/4(金・祝) 掛川・晴

 昨日のエントリーは,書いてしまってから冷や汗が出てきた代物なので,さっさと流すに限る。ワシみたいな下人にとっては殿上人みたいな存在なので,まあ本人が目にすることもあるまいよ,と高をくくって気楽に書いてしまったが,やっぱり今後も研究会などでご当人とニアミスする可能性が高いってのは厄介である。ワシは知らんぷりをするので,皆さんも「御注進」なぞなさらぬようにお願いしたい。
 次は野崎先生の本を予定しているのだが,こっちのほうが当人と顔を合わせる心配はない分,そんな気遣いをしなくて済むはず。つーても読了するのは当分先。数学の本は,読み流すだけでも時間がかかるよな。

 今朝の「とくダネ!」を見ていたら,今年からGWを構成する祝日に変更があり,

 4/29・・・昭和の日*
 5/3・・・憲法記念日
 5/4・・・みどりの日*
 5/5・・・こどもの日

となったとのこと(*が変更)。ふーん,まあどうでも良いが,祝日の間に挟まれた「国民の休日」という奴が2009年まで登場することがないそうで,そっちの方が寂しい。一年に一度ぐらい,特に何に対してお祝いを強制されることのない祝日という奴があってもよろしかろう。

 先日のGW期間中の平日に旅行代理店と7月上旬のおフランス行きの件で打ち合わせ,大体の日程が決まる。こんな感じ。

 7/6(金) 成田→ANA→CDG/CDG近くのホテル泊(多分Ibisのどれか)
 7/7(土) CDG→TGV→Renne→St.Malo/Eden泊
 7/8(日)~7/12(木) St.Malo滞在
 7/13(金) St.Malo→Renne→TGV→Paris/Monparnasse近くのホテル
 7/14(土) CDG→ANA/飛行機泊
 7/15(日) ANA→成田

 St.Maloで一日潰す必要が出来たので,初めて楽天トラベルから予約したのがEden。さーてトラブラずに無事宿泊できるのか?
 帰りの14日は夜八時発の飛行機なので,少しParis見学の予定。前回は通過しただけだったモンなぁ。余裕がないのでLouvre見学は無理だが,どっかちっちゃい美術館の一つぐらい入ってみたいな。
 あ,忘れていたが,先日投稿した論文がacceptされたら,Eiffel Towerの前でシェーのポーズで記念写真を撮ると決めていたのだった。そうなったら是非行かねばなるまい。最近はシェーのポーズを知らない日本人が増えたので,「ほほう,久しぶりにポンニチがあのポーズをとっておる」と懐かしがってくれるオジサンも一人ぐらいはいるであろう。ま,通ったら,の話である。

 例によって,体が「休日なので休もうぜ」モードに入ってしまって,ちっとも仕事がはかどらない。悪いことに,近頃料理に目覚めてしまって,煮物だのパスタだのと,ヒッキーモードで何やら作ってばかりいる。ほーんと,外食しなくなったよなぁ,近頃は。

 ボチボチやって今日も一日過ごします。

Posted by tkouya at 12:04 PM

May 02, 2007

5/2(水) 掛川・晴

 ほんとは一日有休の筈が,午後はずっとお仕事となる。まーしゃーねーけどさ。

 Movable Typeを3.35にupdateしようとしてハマる。テンプレートの初期化をすると,何故が文字化けが発生し,初期化後はテンプレートにアクセスできなくなる。どうやら日本語の一部がShift-JIS(サイト設定はUTF-8)になっているようだが,原因がつかめず。面倒なので元のVersionに戻してしまった。試行錯誤している最中にここを覗いた人はさぞかし面食らったことであろう。どーもお騒がせしました。
 やっぱりupdateするなら,dbディレクトリの中身をすっぱり消して,クリーンインストールすべきだと思いました。

 松尾スズキが体調不良のため舞台を降板とのこと。本人のblogもしばらく更新が止まるらしい。才能はあるんだろうが,あんまり体は丈夫じゃないのかなぁ。初めて見た時から何か腺病質な感じがしたが。何はともあれ,首をくくったりせずに無事復帰して欲しいものである。

 今日はこのぐらいにして寝ます。

Posted by tkouya at 11:54 PM

April 30, 2007

4/30(月・祝) 掛川・晴

 関東では日中かなりの暑さになったようだが,こちらではそれほど感じず。それにしても朝昼の寒暖の差が全然縮まらないのは困ったものだ。その割には風邪もインフルエンザにもならず,どうしたことやら。せわしなく動いていると病気になる隙もない,ということかしらん? いや,単にバカ度が増しているだけとか。

 GW真っ最中の連休の筈であるが,ワシの職場は出勤日。おかげでGWという気が全くしない。ワサワサと講義してゼミをして仕事をする。

 VistaでApache + PHP5の環境を作ろうとしてドハマリ。そもそもApacheのMonitorがまともに動作しない辺り,かなり怪しい。一度は動いたPHP5も弄くっていたらApacheごとダメになってしまった。ログを見るとphp_mbstring.dllがcore dumpしているようで,完全にお手上げ。かといってセキュリティ機能をOffにしたVistaなんてXPより存在価値がないしなぁ。ああメンドクサ。やっぱりうちのゼミではLinux onlyにした方が幸せであるな。

 明日からは気分を切り替えて,週明けに控えている某シンポジウムの講演予稿upに励もうっと。どこも出かけられそうもないのが悲しいが,まあ仕方がないか。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 09:33 PM

April 28, 2007

4/28(土) 掛川・曇

 えーと・・・今日は何にも用事がない・・・んだよな。どーも4月入ってからドタバタ慌ただしく用事が入ったり入ってきたり入れてしまったりしていたので,本当の休日っちゅー奴が突然入ると戸惑ってしまいますな。

 昨日のストリームPodcastingでは,トヨザキ社長の渡辺淳一ネタ,例の「鈍感力」への愛情あふれる語りに魅了されたが,それでちょっと思い出したことがあるので書いておこう。
 某北国の旧帝国大学で開催された某学会年会で,同大学の女性俊英研究者が招待講演をしたのだが,その研究者を紹介するその旧帝国大学教授の口上の中に,「美しい○○さんが数学を考えている姿はさらに美しい」旨の発言があった。まあ確かに美人だったが,あんた,研究業績の紹介をするのに容姿の美醜に触れるっつーことをセクハラの一種と考えない訳? とムカついた覚えがある。さすがセクハラ教授と毎日同じ職場で過ごしているだけのことはあって,その女性研究者は淡々と講演をこなしていていた。大人だなぁ~と感心させられたものだ。
 ああ,鈍感力って,この旧帝国大学教授に備わっている力なんだなぁ,と思い出してしまいました。老人力は欲しいけど(欲しがらなくても勝手に付くけどさ),鈍感力はまだいらねーな。

 卒研でApache+MySQL+PHP+Perlの環境をWindowsに導入する必要があり,Y君がどうしてもApacheがまともに動作しないと言ってきたので,ちょいと試してみたら,確かに2.2.4は全く動作せず,2.0.59は最初動いたものの,再起動したらPHP環境がダメになってしまった。多分,導入したばかりのウィルスバスターがガンなのではないかと思うのだが確証が持てないので,我が家のVMwareでそれを検証する予定。
 ついでにとVistaでもやってみたら,ものの見事にダメ。こちらのページによれば,管理者モードでコマンドプロンプトを起動し,msiexecコマンドを使う必要があるらしい。確かにこれでApache, MySQLは無事起動した。ただPerlは普通にmsiファイルをダブルクリックしてインストールしても正常に動作する。多分,前者がWindowsのService(UNIXのDaemonに相当)として動作する必要があるので,それの登録がセキュリティ機能によって妨げられているせいだろう。あーめんどくせ。かといってこの機能をoffにしてしまうとそれもまたマズイしな。
 TAをお願いしているT君曰く,「サーバアプリをWindowsで動かすもんじゃない」ってのが正論なんだろうなぁ。OSのインストールもせず,Officeは最初からプリインストールされている奴を使うだけ,ファイルを適切なアプリケーションで開くという頭はなく,全てダブルクリックすりゃいい,というバカユーザモードじゃないとWindowsとは平和に付き合えない,とゆーことか。まあLinuxも同じ道を辿りつつあるから,これも世の流れか・・・ああジジ臭ぇ愚痴をかましちまったい。

 久々にまったり過ごします。

Posted by tkouya at 09:43 AM

April 25, 2007

4/25(水) 掛川・?

 ふひー,何とか実験用の教材は一通り作り終わった~。ギリギリセーフっちゅー奴でんな。んが,これで一安心ではなく,これから
 ・Windows環境での実習マニュアル
 ・簡易サーチエンジン構築マニュアル
を作らないといけない。夏休み前,7月上旬には何とかしたいな。でないとオープンキャンパスでのお披露目に間に合わないからね。TAをお願いしているT君,技術チェックよろしゅーに。

 最近,家に仕事持ち帰ってしまうことが増えたなー。もともと,趣味が仕事になっちまったよーなもんだから,公私の区別なんてあってなきが如しなんだが,さすがに平日の職場でiTunesガンガン鳴らしながら,カレー部例会のテキスト中継を見つつ,金くれ書類を書くというのも気が引けるしねぇ。
 ネット・PC環境では自宅の方がずっといい,っていうのも困りものつーか,時代っつー奴ですかね。これで光ファイバなんか引いた日にゃ,あーた,出勤しなくなっちまうつーの。GmailでFromアドレスを職場の奴にしておけば,気がつかれないことも多いんじゃないのかしらん。

 あー,しかしカレー,うまそうだなぁ。あーうらやまし。

 うらやましいので風呂入って書類書いて寝ます。

Posted by tkouya at 07:22 PM

April 23, 2007

4/23(月) 掛川・曇

 ちょっと肌寒い朝。スキッと晴れた日が少ないな~,今年は。もう梅雨突入か?

 朝,いきなりここのサーバのPOP3が応答せず。何事かと思ったら,Dovecotが何故だか停止していた。
 
 [root@host user01]# /sbin/service dovecot status
  dovecot は停止していますがサブシテムがロックされています

再起動して元通り。

 [root@host user01]# /sbin/service dovecot restart
 Dovecot Imap を停止中: [失敗]
 Dovecot Imap を起動中: [ OK ]

なーんで止まってたんだろうなぁ。ま,直ったからいいや。では行ってきます。

 ただいま。

 へー,Core2シリーズ価格急落とな。IntelもAthlon64X2が値下げされたのに対抗する腹なんだろう。放っておいてもAMDには負けないさ,とは考えていないところが,Intelをこれだけ長くPC界に君臨させてきた原動力なんだろうな。
 ワシとしてはQuad-coreのQ6600が4万円近く安くなったことに注目したい。これで最悪でも7万円台前半で買えることが確定したので,Core2Duo CPUマシン2台よりはずっと安上がりにQuad-coreマシン1台が買えることになる。ボチボチ純粋Pentium(MMX 200MHz!!!マシンだぜ)マシンのリプレースをしなければいけない状況だったので,コイツは渡りに船。一気に10倍以上の周波数にして,4倍のCPU core数にして,64bit環境にステップアップ・・・できるかしらん?

 あー,休日がないと肩が凝る~。今日はこれからゆっくり風呂に浸かって書類書きに勤しもうっと。

Posted by tkouya at 07:00 PM

April 22, 2007

4/22(日) 掛川・温

 昨日から急に生ぬるい気温になってきた。このまま夏に直結するのか,それとも低空飛行のままなのか,予断を許さないな。日本経済の浮沈がこの夏の気温と福井総裁の金利政策への決断にかかっている。

 Flashの講座,大失敗。うーん,やっぱり付け焼き刃はハゲチャビン(古)であることを痛感。某先生が作った資料をちゃんとかみ砕かずにやろうとして,肝心の作業を忘れていたようだ。確かにややこしい代物だったのだが,そこをきちんと押さえられなかったのはワシの責任に尽きる。ごめんなさい>本日受講された5名の人
 講座修了後にやり直したらあっさり動いた。あー,やっぱりFlashって難しいのね。おまけに重いし。次回はちゃんと出来るように修練しようっと。

 講座修了後,例の論文,最後の手直ししてupload。金曜日に人間ドックの後,大師匠のチェックを受け,まあこんなもんか,という線に落ち着いたので,ここらでえいやっという次第。ボケミスもあったりして,ひやひやもんだったが,もうあと一月はこの論文のテーマともお別れ。大師匠は,大変面倒な計算なのに,あっさり書きすぎているので苦労が分かってもらえないのでは,と心配されていたが,うーん,大変かどうかは微妙な線なのである。代数方程式としては悪条件だが,固有値問題としては良条件だし,1024次元の3重対角行列ぐらいどってことない,と言われそうである。まあもちろん2000桁計算まできっちりやっているのだが,どのぐらい評価されるかは・・・うーん,よーわからん。
 それもあって,uploadした論文には共著者にも謝辞にも大師匠の名前はない。通りそうなら謝辞には絶対入れなければ人間として恥ずかしいが,あっさりrejectくらうならないほうがいいかな,という判断。いやぁ,今回の論文はほんと,どう評価されるか,全く見通しが立たないのだ。まあ人事は尽くしたから天命・・・かなと思えるよう,努力します,はい。

 ともかく,これで一山越えたのは確か。残るは今週の学生実験のみ。これは火・水にしっかりつくって手直ししておけば何とかなるだろう。それが済んだらいよいよ次のテーマに取り組む・・・つーても,今回投稿した論文と同じよーなもんなのだが。
 GWの前半にボチボチできれば,一日ぐらいはどっかに出かけたいモンである。さーてどうしようかしらん・・・。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 07:07 PM

April 19, 2007

4/19(木) 掛川・?

 寒いな~。この寒さは朝方だけなのだが,3月より春が遠のいた感じ。暖冬の後は冷夏という説があるようだが,今年はそれを実証する年となるのかしらん?

 学生実験第一週目終了。一台だけ,Vine Linuxのインストール途中でX画面がおかしくなったが,再開したら何ともなかった。資料に多数のミスやら何なら包含していたものの,何とか終了。この調子で次週も無事終了すると嬉しいのだが。

 ぐおぉお,小生御大から翻訳プロジェクト最後のだめ押しメールが。今年中に出版するので,5月いっぱいに何とかしろだとぉ。タダでさえ広報活動で忙殺されそうなのに,自分の論文もあるってのに,輪をかけて大変な事になりそう。もーワシが前期期間中に過労死したら誰が責任取ってくれるんじゃい。くそぉ,マンションと光ファイバを引くまでは絶対に生きていてやる(それが人生の目的かい)。

 明日は人間ドックの後,大師匠のところで論文最終打ち合わせ。ここまで関わって頂くとなると,共著扱いが妥当な感じ。もー,いつまでも不肖の弟子ですいません。
 ま,予定通り,次週には投稿できそうで何より。ここまで人事を尽くしちゃうと,天命を待つ心境になるかと思ったが全く逆で,落っことされたら「大いなる助走」「巨船ベラス・レトラス」理系バージョンをやりかねないな。もっとも,ワシの場合,殺される側でもある訳なんだが(笑)。最近は査読ごときで名前が出ちゃうぐらいなので,まー虐殺しやすい or されやすい状況ではありますなぁ。全国に散らばっているから,よっぽど計画的にやらないと難しいとは思うが。・・・冗談ですからね。

 明日に備えて風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 07:02 PM

April 16, 2007

4/16(月) 掛川・?

 てんてこ舞い。自分の失言がアダになり,今週日曜に出勤することになってしまった。しかも全く経験のないプログラミング。一応資料は貰ったのだが,さーてどうなるやら。今週末の金曜日の東京行き(人間ドック)の往復と土曜日缶詰になって詰め込む予定。あー,軽口は慎もう。絶対慎もうっと。

 大師匠のご意見を参考に論文修正を完了する。とりあえずこれを見て貰って,諦めて頂いたら(納得して貰ったら,ではない)えいやっと投稿してしまおう。今週末か来週には何とかケリを付けよーっと。大体,昨年の12月から引きずってきたネタだからなぁ。もうしばらく見たくない,というのが正直なところ。散々見直してきたから,何処が良いのか悪いのか,よーわからん状態になっているしな。ま,ここらで査読者のご意見拝聴,ということで。

 とゆーことで,先週以来ずーっと全然精神的なよゆーはないのだが,blog書いていないとかえってストレスが溜まるので,忙中閑を狙ってチマチマ更新していきます。どかっと溜まったぷちめれを書きたいところだが,こりゃGW明けかなぁ。某シンポジウムの原稿もあるし(返信が来ないけど大丈夫か?),SciCADE07へ行く前にはもう一本査読(つーていいのやら悪いのやら)論文を上げたいしね。そうすりゃフランスでもなんとか喋れるレベルにはなるだろうしな。ああ,新学期早々でなんだが,早く夏休みにならないか・・・って,8月下旬には高大一貫実験講座があるんだった。今年は半日3時間だけだが,なーにしようかしらん? C県のKセンセ,ネタ出し頼んだよ。

 ほほう,正蔵が脱税,とな。言い訳がふるっている。「(襲名披露時は)少数のスタッフのためてんてこ舞いとなり、祝儀袋を自宅地下に置き忘れていた。芸人は大まかでいいという古いしきたりがあり、私自身いくらもらったか把握していなかった。今後きちんと申告したい」(読売新聞)と釈明したらしい。・・・いい根性しているな。まあ他の噺家の枕としては格好のネタになるだろうが。

 備忘録。SSHのKey登録と20PE稼働の証拠。

[user01@cs-room443-d01 ~]$ ssh-keygen -t dsa
Generating public/private dsa key pair.
Enter file in which to save the key (/home/user01/.ssh/id_dsa):
/home/user01/.ssh/id_dsa already exists.
Overwrite (y/n)? y
Enter passphrase (empty for no passphrase):←説明通り,パスフレーズなしにする
Enter same passphrase again:←同上
Your identification has been saved in /home/user01/.ssh/id_dsa.
Your public key has been saved in /home/user01/.ssh/id_dsa.pub.
The key fingerprint is:
32:81:5d:c8:86:d5:ab:51:6a:59:61:91:da:34:76:0d user01@cs-room443-d01
[user01@cs-room443-d01 ~]$ cd .ssh
cd .ssh
[user01@cs-room443-d01 .ssh]$ cat id_dsa.pub > authorized_keys
[user01@cs-room443-d01 .ssh]$ cat id_dsa.pub > authorized_keys2 (どっちが必要か忘れた(^^;))
[user01@cs-room443-d01 .ssh]$ cd ..
[user01@cs-room443-d01 ~]$ lamboot -v

LAM 7.0.6/MPI 2 C++/ROMIO - Indiana University

n-1<11349> ssi:boot:base:linear: booting n0 (cs-room443-d01)
n-1<11349> ssi:boot:base:linear: booting n1 (cs-room443-d02)
n-1<11349> ssi:boot:base:linear: booting n2 (cs-room443-d03)
n-1<11349> ssi:boot:base:linear: booting n3 (cs-room443-d04)
n-1<11349> ssi:boot:base:linear: booting n4 (cs-room443-d05)
n-1<11349> ssi:boot:base:linear: booting n5 (cs-room443-d06)
n-1<11349> ssi:boot:base:linear: booting n6 (cs-room443-d07)
n-1<11349> ssi:boot:base:linear: booting n7 (cs-room443-d08)
n-1<11349> ssi:boot:base:linear: booting n8 (cs-room443-d09)
n-1<11349> ssi:boot:base:linear: booting n9 (cs-room443-d10)
n-1<11349> ssi:boot:base:linear: finished ←パスワードなしで10node分,自動起動
[user01@cs-room443-d01 ~]$ cd /na/bnc-0.6b/mpi
[user01@cs-room443-d01 mpi]$ mpirun -np 20 ./test_mpikrylov
Process 0 of 20 on cs-room443-d01
-------------------------------------------------------------------------------
BNC Default Precision : 2048 bits(616.5 decimal digits)
BNC Default Rounding Mode: Round to Nearest
-------------------------------------------------------------------------------
LAM_MPI, MPI Version 1.2
-------------------------------------------------------------------------------
Process 12 of 20 on cs-room443-d07
Process 13 of 20 on cs-room443-d07
Process 1 of 20 on cs-room443-d01
Process 6 of 20 on cs-room443-d04
Process 7 of 20 on cs-room443-d04
Process 8 of 20 on cs-room443-d05
Process 16 of 20 on cs-room443-d09
Process 14 of 20 on cs-room443-d08
Process 15 of 20 on cs-room443-d08
Process 2 of 20 on cs-room443-d02
Process 3 of 20 on cs-room443-d02
Process 17 of 20 on cs-room443-d09
Process 10 of 20 on cs-room443-d06
Process 11 of 20 on cs-room443-d06
Process 9 of 20 on cs-room443-d05
Process 4 of 20 on cs-room443-d03
Process 5 of 20 on cs-room443-d03
Process 18 of 20 on cs-room443-d10
Process 19 of 20 on cs-room443-d10
(略)
Iterative Times
double(MPI) : 0(0.000000)
double : 0(0.000000)
mpf_t(MPI, 2048) : 249(108.466293)

 ふっ,無敵だぜ(自己満足)。

 満足したので寝ます。

Posted by tkouya at 09:37 PM

April 14, 2007

4/14(土) 掛川・?

 ふひー,何とかPerl, PHP + MySQLの教材完成の見通しがついてきた。しかし,apt-getコマンドなしでVine Linuxにこの環境を作らせようということ自体,ちょっと無茶かも。まあrpmコマンドを大量に発行すれば良いだけなんだが。
 やっぱりWindows上でやるべきだったかなぁ。あまりにも進みが悪いようなら,ちょっと考えてみるか。

 話題が溜まりすぎたので,以下箇条書き。

・おおっ,「だらしな日記」が帰ってきた!
N700系営業車両デビュー。今年中には「現・700系こだま」に乗れるかしらん?
獣医師問題漏洩。「動物のお医者さん」を思い出した。問題提出者と受験者が近すぎるとこういうこともあるんだろうな。そーいや,日本数学会がPeer reviewの重要性を説いていたが,説けば説くほど世間の疑念が深まるという自覚があったのかどうか非常に疑問。
・大師匠に論文を送ったら,非常に丁寧な添削を施して頂いて恐縮。ううん,査読者よりひょっとして数倍手強いかも(泣)。チマチマ手直ししているが,うーん・・・一日潰してガンバらなきゃ。
・CentOS4無事インストール完了。LAMもFedoraと同じやり方でさくっとインストールできたし,メンドくさかったlambootもsshのkeyをshareさせたらあっさり解決。わーい,20PE x86_64 clusterだぁ~い。速い~。もう当分(最低5~6年)はこのclusterを慈しもうと決意(すぐ決壊しそうだが)。
・と思ったら,もうCentOS5が出てしまった(号泣)。一台だけ,インストール時の不具合のため,5 Betaを突っ込んであるのだが,Clusterを構成している他のマシン(NIS/NFSサーバ含む)は全部4ベース。もういいっ!メンドクサイからこのまま行くっ!
Athlonシリーズ値下げ。CPUの性能は気に入っているし,何よりIntelをx86_64&Multi-core&Low-voltage路線へ引き込んだ功績は大いに買いたい・・・が,ChipsetとDriver周りがイマイチ信用できないので,今のところ追加購入の予定なし。Intelより安く早くQuad-coreを出していれば考えたのだが。FX? んなもん買うぐらいならXeon Quad買うわい。
・職場のおニューマシン,minipc購入手続きがメンドクサイので頓挫中。とりあえずは実験にも転用しやすいDellのCore 2 Noteへ切り替え予定。グラフィックス性能がショボイ分,RAMを2GBにしても20万を切る価格なのはありがたい。来月早々発注予定。
大阪府職員,大量学歴詐称。最も大卒を高卒と偽った(?)ので処分は軽いらしい。まーそれだけ大卒の肩書きは下落している,つーことであるな。もちろん出た大学によるんだろうけどさ。
昨晩は大嵐だったようだ。・・・が,夜中の2時頃ってぇと,ワシは熟睡していたな。ワシが住んでいるところは目が覚めるほどの被害はなかったようだ。
・映画みたい~,DVD眺めたい~,本読みたい~,でも時間がない~。はっ,計算しなきゃ~。

Posted by tkouya at 09:55 PM

April 09, 2007

4/9(月) 掛川・?

 ふひー,何とか一台を除いて実験用マシンのセットアップが終わった。だけどなぁ,どーもCentOS,調子が悪いなぁ。何とかこれで実験が無事終了すると良いのだが。次はいよいよ実験の教材作り~。まだ何にも出来てない~。どうしよう~(書いている暇があったらやらんかい!)。

 取り急ぎ備忘録メモ。

 ・GSL 1.9 Windows版
 ・MPFRのacademic paper掲載決定(おめでたう!)

 今週はなかなか更新できないと思うので,とりあえずこんだけ。教材ができたらまた復活します~。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:11 PM

April 06, 2007

4/5(木) 掛川・寒

 うー寒い。桜はとっくに散り始めているというのに,この寒さは何事だ。

 ワシの3月を全て奪っていった論文の投稿がやっとできるようになった。喜び勇んでsubmit(論文本体はまだこれから)したら一番乗り。バカじゃん。
 ま,結果は遅くても6月初旬には分かるので,ダメでも次の展開が図りやすい,というのがメリットだな。落っことされる理由としては「新規性がない」「何を今更」「問題が小さい」(とは思わないのだがいつもそう言われるのだ)ぐらいしか思いつかないが,それ以外の理由があるようなら,ちゃんと知っておきたいから,絶対投稿はしてやろう。文章はしばらく寝かせておいてあるから,論文本体の登録は今月下旬だな。つーか,それまでに再査読のレポートも書かなくちゃ。この論文がacceptされたら,今まで査読させられた分お返ししたいものである。

 実習室の環境をT君お勧めのCentOS(当然x86_64)に改装しようとしてドツボにはまる。同じRPM系列ではあるが,Fedoraに比べて更新頻度が低いせいか,最新ハードへの対応が遅れているようで,インストールすら出来ない(CDの読み込みが出来なくなる)状態に陥ったりする。パッケージをなまじカスタマイズしようとするとおかしくなるのは,まあどのRPM distributionも同じか。これだけ導入時の敷居が高いと,もうWindowsには永遠に追いつけないのではと思ってしまう。ま,i386はまともだとは思うが。
 インストールがこけたマシンへはCentOS 5 betaで試してみる予定。Fedora 6はちゃんとインストールできるようなので,これも多分大丈夫・・・だと思いたい。しかしDVD版はBitTorrentでダウンロードしなきゃならんのが面倒である。職場では当然Firewallを通過しないので,自宅のとろくさい1.5Mbps回線でちまちま落とさねばならない。あー早く光ファイバの環境に移行したいっ! 秋まで待てないっ!

 明日は入学式。午後からまた作業を続けて何とか土日で環境と実習概要は固めたいな。

 疲れたので寝ます。

Posted by tkouya at 12:18 AM

April 04, 2007

4/4(水) 掛川・?

 昨日までとはうってかわって寒い朝。夜も結構冷え込む。ここぞとばかりに残存灯油をストーブで燃やすことにする。この秋にはオール電化の場所に引っ越すことになりそうだから,このストーブとは最後のお付き合いになるのだな,と思うと感慨深い。

 以前,F先生から「うちのNew cluster使ってよ」と言われていたのをすっかり忘れていたら,昨日その案内が来た。へー,Dual Core XeonのSMPマシンと,Power5のスパコンか。64bit環境ではあるから,ワシのライブラリはすぐ動くはず。メモリも潤沢に使えそうだし,いっちょあの記録を狙ってみますか。本格稼働は6月以降という事なので,それまでにちゃんとあれをVersion upしておかなきゃなぁ。
 しかし,旧帝大のセンターにもIntel CPUのclusterが導入されるなんてことは,ボチボチ一研究室レベルでは性能を突き詰めたclusterが維持できなくなっているってことでもあるよなぁ。まー,commodityではGbEが精一杯だし,10GbEなんていつ普及するんだか,という状況だもんなぁ。今のHPC研究会は通信やさんに占領されている,っていう話も聞いたけど,それは通信の高速化が喫緊の課題だからでもあるんだよな。通信を大量に行う線型計算ベースの大規模シミュレーションという枠組みそのものを考え直す時期なのかもね。

 職場でうだうだ雑用をこなしていたら,はっと気が付いた。どわーっ,Pthread化する部分を間違えていたーっ,ということで慌ててプログラムをシャカシャカ変更してベンチマークしなおし。家のAthlon64X2マシンで計測し直したら,やっぱり並列性能が格段に上がった。オマケに余計な判定部分を削除したら全体のスピードも2倍に。ふぅ,気が付いて良かった。直しも一段落して,これを書いているという次第である。あー,冷や冷やモンだった。

 3月中と予告していたGSLの私家版Tutorial,前書きだけちょこっと書く。・・・いいのかな,こんな文章書いちゃって,という代物が出来上がる。この調子で全部上がるのは・・・夏休み前ぐらいかな。思ったより論文書きに没頭してしまったので,これに取りかかるのが随分遅れてしまったから,まあしゃーないな。あとはボチボチ現実逃避したくなるごとに,これを書きためておくことにする。しかし,公開したら後悔するかもなぁ。

 新年度になったので,早速足りないパーツやらソフトやらを買いに行く。今日はAdobe Creative Suite 2とHDD2個など。早速インストールして見るも,結構面倒。Activationはしゃーないとしても,追加で入れなければならないものが結構いっぱいある。大体,こんなにプロデザイナー向けのソフトがてんこ盛りの代物,ワシみたいなデザイン音痴に使いこなせるのかしらん? ま,ぼちぼちやろう。

 明日はいよいよ学生実験用のマシン群を再構築にかかる。まずはサーバマシンからインストールし直し。どうなることやら。

 ぼちぼちやって寝ます。

Posted by tkouya at 10:28 PM

April 01, 2007

4/1(日) 掛川・晴時々曇

 暖かくなったなー。桜も満開。これでもうちょっと雲が少なくて,風がなければゆっくり散歩したいところなのだが・・・。ま,これから午後に少しブラブラしようかと思ってはいる。
 なにせ,論文完成が本日の日付を跨いでずれ込んでしまったモンだから,先週後半からずーっとディスプレイとにらめっこ状態だったのである。ワシの仕事は,同じ理系の学者先生から見ても相当異様に見えるらしく,ワシの兄弟子の仕事をよく知っている前の職場のボス曰く,「数字だらけのディスプレイを睨みながら,数字だらけのプリントアウトをてんこ盛りにしている」そうな。ま,近頃ではデータ量が半端でなく,今回出力したデータをテキストファイルにして圧縮しても60MBを越えてしまったぐらいであるから,プリントアウトなぞ不可能であるし,ディスプレイでチェックするにしても,2000桁×1024行×2列の数表なんぞ人間業では把握できねーから,出力データを加工するためのプログラムも書く羽目になったりしたのである。
 でも久々に本格的な誤差の解析(つーても,先人の研究の後追いですがね)が出来て楽しかったなー。もっとも,文章の方はまだメタメタなので,これから4月下旬まで,一度頭から書き直した上で,5~6回は推敲する必要がある。今週は頭を冷却させて,来週以降に取りかかる予定。何とか投稿はできるでしょう,きっと。acceptされるかどーかは神ならぬ査読者次第ですがね。

 と,自分の研究でドタバタしている最中,先日クソミソに意見をつけまくった論文の再査読依頼が来た。ざっと見ると,ほぼ完璧にワシの意見を採り入れており(つーか,そんなレベルの突っ込みを入れさせるなよ),問題なくacceptされる感じに仕上がっている。最初っからもう少し推敲してくれれば,査読者の意見も割れることなく通ったろうに。
 でも,直し具合を見る限りは,やっぱりさすが天下の○大・○研究室の院生だけのことはあるよな,と感心する。偏差値ってやっぱり正しいなぁ,と思うと同時に,研究者を育てたいなら査読論文を書かせるしかないのだなぁ,と改めて思いました。はい。
 ま,明日以降,時間を取ってじっくり読んだ後,レポートを書きます。しばしお待ちを>編集委員&投稿者

 以前ここにも書いたが,ワシが今使っている電気釜は,大学に入学する時に,はるばる札幌から運ばれてきたものである。従って,えーと・・・もう20年近く使っていることになる。最近,さすがにガタが来たようで,飯を炊くと内釜の底にうっすらとお焦げができるようになってしまった。まあちょっと茶色くなる程度だし,飯が硬くなる程ではないのだが,もう寿命はそれほど長くなさそうな感じ。こうしてジワジワと電化製品と年を取っていくというのも,まあ,悪くはないかな。・・・はっ,仕事が一段落したせいか,「萌えるひとりもの」モードに入りかけてしまった。

 毎年4/1恒例のImOpress うぉっちスルー力ねぇ,ワシはまんまとスルーできずに引っかかっちゃったone of バカどもであるが,これって,渡辺淳一提唱の「鈍感力」より発想は早かったんだよねぇ? ほーんと,一流どころのソフト屋さんの発想センスって素敵。ワシみたいな川藤集合の要素人間とは考えるポイントが違うんだろう,きっと。
 あ,今気が付いたのだが,スルー力って,嘘つきパラドックスに似ているよな。この発想の最源流は老人力なんだろうけど,半分ジョークになっている,というところは同じである。

 今日も一日頑張ります。

Posted by tkouya at 11:10 AM

March 29, 2007

3/29(木) 掛川・?

 わーん,Hermite多項式のバカーっ。こんなクソめんどくせぇ性質,どこにも出てねーじゃねーかよ。って,1024次のゼロ点計算しようなんて酔狂な奴,今までは居なかったんだろうなぁ。あ,でもH松先生ならご存じかしらん? ・・・さーて,どうやってまとめよーかな。

 ということで,明日はもう文章書きに入ります。

Posted by tkouya at 10:10 PM

March 25, 2007

3/25(日) 掛川・雨後曇

 昨日は諸々の所用を済ませて散髪し,雨がポツポツ降り出したところで帰宅。シーツとタオルケットを干したまま出かけてしまったので,乾くどころか雨をすって重くなってしまった。面倒なのでそのままにしておいたら,夜中から朝方にかけて土砂降りにあい,さらに酷い有様に。午後には晴れてきたものの,乾くにはまだ時間がかかりそうなので,まだほったらかし。明日には取り込めるか?

 先週半ばにドタバタした疲労が出たのか,今日は一日中偏頭痛で動けず。買い込んだ本を,すっかり煎餅になった布団に横になりながら読むのみ・・・だったのだが,午前中,いきなり地震が。すわ東海地震か?と思ったら,能登沖地震とのこと。ワシが住んでいた穴水町もかなり被害が出たようだ。震度6だもんなぁ。高齢化と過疎化の進展著しい地域だけに,どうも映像を見る限りはそーゆー方々が住んでいた古い木造家屋が多いようだ。休日の午前9時過ぎという発生時刻のせいか,死者が少なかったのは不幸中の幸いである。
 しかし,地震なんぞ少ない地域でこういうことがあるかと思えば,巨大地震が来る来ると騒がれている地域は平穏無事・・・そのうちしっぺがえしが来るのかしらん?

 頭痛に加えて,青春の残滓の後始末以来腰は痛いし,尻のアナから出血はするし(座りっぱなしだからなぁ,ここんとこ),いよいよディスプレイが霞んで見えてくるし,すっかり中年の仲間入りである。来月は人間ドック入りなので,少しは中性脂肪を削るべく,それまで卵と牛乳断ちを敢行せねば。

 明日から頑張ります。

Posted by tkouya at 10:48 PM

March 23, 2007

3/23(金) 掛川・?

 日本人一番乗りらしい・・・が,First nameとFamily Nameが逆だって指摘すべきかしらん?

 年度末恒例のデータバックアップ作業,やっと終了する。動画データなぞはいちいち保存できないので,全て削除。それでもDVD 3枚,約12GBとなる。もう数年来使い続けているデータが増えて,蓄積されてきたためであろう。ボチボチ,これはもうしばらく使わないな・・・というものはカットしていかねばなぁ。それと,DVD DL導入をそろそろ検討しなきゃな。やっぱりPC取っ替えしかないか。メインマシンはそうそう交換できないし,Vistaにしたくても職場の環境がそれをまだ許してくれないようなので,XPマシンにしなきゃならないのが悲しいのだが。

 タミフル製造薬品会社から寄付を受けた研究者を除外,とのこと。これって,この研究者がいるから有害性が主張できなかったのか,そもそも統計的に有意なレベルになっていないだけだったのか,どっちなのかしらん?
 どちらにしろ,政策決定には民意(つーか,マスコミの影響を強く受けた声高な人たちの意見)が反映される時代なんですな。

 サイバー大学って評判はどうなのかな? と思っていたら,結構人目を引いているらしい。さすが有名教員をかき集めて,Yahoo! Japanも動員しての広告を派手に展開しているだけあるなぁ。この調子でガンガン社会人履修生が増えていけば,生涯教育の成功例としてもてはやされるに違いない。東京サテライト校を作った稚内北星学園大学苦戦しているようだし,完全通信制の八洲学園大学なかなか・・・,サイバー大学はさて何年好調でいられるのか。しばらく注目しておく必要があるな。

 今準備中の計算の下調べのため,W.GautschiのWebページをあれこれ散策。ああ,なるほど,柳原先生が留学していたのか。
 で,自分の業績を解説した文を眺めていたらこんな箇所が。

2.2 An early survey of numerical methods for ODEs: [4]
This is the first systematic review of the theory of one-step and multistep methods known at the time. It has largely been overshadowed by Henrici’s book on discrete variable methods, which appeared in the same year.

 ま,誰しもそーゆーことはある訳でして・・・でも相手がHenriciなんだからたいしたモンである。Basel生まれってことは,2人は同郷なんだな。ふーん。

 明日も研究頑張ります。

Posted by tkouya at 10:36 PM

March 21, 2007

3/21(水・祝) 東京->掛川・晴

 昨日・本日は神保町と秋葉原で久々に物欲が爆発し,一万円の図書カードと樋口一葉女史一名が行方知れずとなる。あんまりにも買い込みすぎたので,宅配便サービスを利用する。

 12時に浅草へ行き,久々にブラック師匠の独演会を堪能しようとするも,例の立候補に関して注目が集まったせいか,あのタダでさえ狭い小ホールに120名近くがすし詰め状態となる。ワシは運良く最後列の椅子に腰掛けられたが,中程の座椅子に座った方々は四方八方身動きが取れない状態になる。ま,ブラック師匠も気を使って2時間40分の熱演,古典3席(あの「桃太郎」を古典と言うべきかどうかは微妙だが)とこれから選挙活動に向けて封印するというネタを披露してくれたのでよしとしよう。・・・げ,もう今日の高座の音声がupされてる安達先生,仕事早いな~。

 16時過ぎに大師匠の所へ顔を出し,最近の仕事を報告。今年は大師匠の精神を少しは受け継ぐ研究を進める予定なので,その承諾も得させて頂く。

 さて,22時過ぎに掛川に帰ってメールをチェックしてみると,

 ・青春の残滓33箱を売り飛ばした古本屋から,到着の連絡メール
 ・青春の残滓の残りカス7箱を寄贈した所から,到着の連絡メール
 ・SciCADE07へのsubmit,あっさり通ってしまった。「だからサッサとregistしろよ」とだめ押しされる内容のメール
 
が届いていた。ふー,これで明日からは仕事に邁進せねばならぬな。ここ5年が勝負だと思っているので,気合いを入れて頑張ろう。とりあえず,3月中に論文一本仕上げて投稿せねば。

 うーん,鴨志田穣さん死去。最近,アル中治療が終わってサイバラ家に戻って幸せに暮らしていると思っていたら・・・。ご冥福をお祈り致します。今日のコラムの花道で勝谷さんが追悼していた。

 寝ます。

Posted by tkouya at 11:28 PM

March 20, 2007

3/20(火) 掛川->東京(予定)・晴

 予定通り,青春の残滓の残りカスである段ボール7箱を先方へ発送する。先方にはいつ送ったらよいのか,お伺いを立てていたのだが返事がないので問答無用で送りつけることに。まあ良いわ,これで青春の残滓の残りカスの絞り汁までなくなったワイ。とはいえ,青春の(中略)の気配ぐらいは残してあるけどな。

 それにしても,さすが段ボール40箱を越える分量のものがなくなると,すっきりするモンである。昔,高橋留美子のエッセイマンガで,腐海と化した仕事場を掃除した後,「おおっ,まっすぐ歩ける!」と感動しているシーンがあったが,ワシも今,同じ感動を味わっているのであった。

 その後,アパートの部屋に掃除機をかけたりあれこれ買い物したり銀行へ行ったり灯油を買ってきたりしてドタバタしながら,先日,当研究室のお二人に取ってきて貰った小生御大の映像をDVDへ落としていたりする。これが終わったら新幹線に乗り込むのだ。

 ・・・が,今日といい昨日といい,運動不足と中性脂肪だだ漏れの中年親父には疲れる作業や行事が満載だったので,もう疲労のピーク。このままホテルにチェックインしてシャワー浴びたら2時間ばかり昼寝する予定。だめだ~,疲れた~,でも行く。

 では行ってまいります。

Posted by tkouya at 11:37 AM

March 19, 2007

3/19(月) 掛川・?

 昨日から作業を開始し,本日午前中に,全ての青春の残滓をクロネコヤマトに託すことができた。しめて段ボール33箱。ゆっくり別れを和む,などという詩的な時間を持つ余裕などなく,ひたすらクソ重い段ボールを,屈強なクロネコ3人に託すだけである。送り先(神保町の某書店)にメールを出して,この件は落着。
 が,勢いというものは急には止まらないもんで,この機会にと一気に青春の残滓の残りカスを束ねて括って古紙再生業者の所に持っていった。これで後は寄贈する某雑誌(創刊号から10年分)を明日7箱出せば,きれいさっぱり,ワシの青春は霧消するはずである。・・・単に古雑誌・古本を整理しただけなんだけどな。

 午後は,移設したPentium III clusterのcablingをキレイにやり直し,戻ってきた英文校閲の膨大な,文字通りの赤字を眺めつつ,某国際研究集会用のabstractをボチボチ修正。いい加減いやんなった頃,先方へメールしてsubmit処理完了。screeningされるので,落っこちたら行かないだけで済むが,受かっちゃうと補助金申請やら出張届けやら休講・補講の処理やら面倒なことが多数待ち受けているのだなぁ。ま,来週には結果が判明するじゃろ。

 夕方からは,関西の大学へ移られる先生の送別会に出席。卒業生も乱入してとても賑やかになる。中締めと共にサヨナラして,ワシはひとり帰宅したのであった。

 明日は東京・・・へ行く前にあれこれ処理しなきゃな。重いものを持つやら立ちっぱなしで40本ものtwisted pair cableと格闘するやらで腰がだるい。明日遠出した途端に腰骨が崩壊・・・なんてことにならなきゃいいが。

 腰を休ませるために寝ます。

Posted by tkouya at 09:29 PM

March 16, 2007

3/16(金) 掛川・?

 ふー,書類書きに研究がサンドイッチされてきた一週間がやっと終わった。本日ようやく学内研究費の報告書を上げて,某国際研究会に投稿するabstractの下書きを書き上げたのである。菱沼さん(@動物のお医者さん)のように「えいご~,やだ~」とかいいながら,助動詞と副詞と仮定法を使いこなせない中学生並の英文をA4用紙1ページ分も書いたのである。3時間ぐらいだったけどな。後は校閲が帰ってくるのを待つばかり,と。月曜日に届いたら即座に投稿である。ところで"screen"ってどのぐらいのレベルの査読なんだろ? ちらっと見るだけ?

 そーいや,SIAM review面白い記事があった。日本語だと「ドミノ倒しの波」って感じかな? エネルギー保存則と数列,微積分だけで数学モデルを作ってあるから,エリート高校の理数系生徒なら理解できるんじゃないかしらん。

 日本の応用数理も,エライ方々の思い出話とか自分の研究の自慢話ばっかりじゃなくって,こういう記事をどしどし載せればいいのにな。折角,岩波から発行して貰っているってのに,仲間内の同人誌みたいな記事ばっかりではなぁ。情報処理を見習って,リニューアルしないのかしらん? 数理科学数学セミナーよりコンピュータ&工学寄りの記事を増やせば,それなりに会員以外の読者も付くと思うんだが。数学文化だってもう7号も続いているんだからね。

 風呂沸いたら,入ってから寝ます。

Posted by tkouya at 07:39 PM

March 14, 2007

3/14(水) 掛川・?

 書類書きの合間に研究,いや,研究の合間に書類書き・・・どっちなんだかわからん。いーよなー,何にもしていない人は何も書く必要がなくってさー,とイヤミの一つも言いたくなるってモンである。だって全部,自分の研究がらみの書類なんだもん・・・研究してなきゃなーとは思うが,したくてやってるんだから仕方がないよな。←何言っているんだこの文章。それだけ愚痴が溜まっているという証拠であるからして,御寛恕を乞う次第である。

 桜開花予想は間違いでした,という記事。気象庁の発表によれば

「さくらの開花予想の計算に用いるプログラムに一部不具合があったため、7日に発表した第1回さくらの開花予想を下記のとおり訂正します。
これらの4地点では、用いた気温データに一部誤りがあり、予想日が正しく計算できませんでした。」

ということだが,気温データの不具合が原因なのか,プログラムの不具合が原因なのか,前者の不具合を後者の不具合と言い換えているのか,訳がワカラン。「初期誤差が間違っていると,以降の計算結果も狂ってくる」という実例として教材に使おうかと思っていたのだが,うーん,この発表文だけではそーゆーミスなのかどうか判断しかねる。よってpending。気象庁に電話で聞けばいいんだろうが,そこまでする必要もないし,そんな下らない桜桃・・・じゃない応答で貴重な頭脳資源を無駄にさせてもいかんしな。
 ・・・と続報。NHKニュースによれば,

「気象庁によりますと、システムに気温のデータを自動で取り込む際、トラブルが起きて誤ったデータが書き込まれたということですが、エラーの表示が出る仕組みはありませんでした。」

ということで,入力データを読み取るプログラムが何らかの理由で誤作動し,一部の地域における昨年12月下旬の気温が正確なものではなくなってしまったことによるものらしい。だから,
 ・入力データを読み取れなかったも関わらずエラーを出さない
 ・読み取れなかったデータを自動的にいい加減なものに差し替えてしまう
という「プログラムの不具合」によって,データが狂ってしまった,ということなんだな。納得。

 そんな予想より,この寒さ,いつまで続くんじゃい。春の直前で,冬将軍が残業をしているという感じ。マッタ・カムイがルプシゥル・カムイ(詳細はこれを読みたまい)をさぞやこき使っているのであろう。早く仕事を終わらせて欲しいモンである。

 「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」が設置されたとのこと。さて,冷静な議論がここでもちゃんとなされるかどうか,チェックすべきだな。委員のメンツを見ても,三田以外の立場がよーわからん。議事録が出ればおおよそ分かるんだろうが。

延長への立場氏名(役職)
上野達弘(立教大学・助教授)
大渕哲也(東京大学・教授)
賛成?久保田裕(コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)・専務理事)
賛成?里中満智子(漫画家)
津田大介(IT・音楽ジャーナリスト)
佐々木隆一(ネットワーク音楽著作権連絡協議会・代表世話人)
都倉俊一(作曲家)
賛成三田誠広(作家)
 この表は次第が明らかになった時にupdateしたい。

 書類書きに戻ります。

Posted by tkouya at 08:51 PM

March 13, 2007

3/13(火) 掛川・?

 ふー,本日は会議day。まーもっとも学科会議だけだから,役職者の方々に比べると楽ですけどね。後10年は下っ端のままでいたいな。

 げ,今年のSWoPPは旭川か。なつかしーな,中学2年から高校2年まで居たところだから,えーと,20年ぶりぐらいになるのか。何とか行きたいものだが,暇があるのかなぁ。

 小生御大から,GLADE 2008なるConference兼Workshopへのリンクを依頼される。来年のものだし,これからは一年に一回ぐらいは海外に行きたいからとIndication of Interest(興味はあるよん,という表明ぐらいの意味かな)したら,ご丁寧な返事が来て,早速リストに追加される。うーむ,ワシ程度の中学生並みの英語力の奴がのこのこ出かけていいものかどうか。でもAucklandはいいところだったから,もう一度行きたいな~,とは思う。さーて,どーしよーかな。今やってる仕事が一段落して,まともなネタになりそうなら真剣に考えようっと。って,その前にSciCADE07のネタをちゃんと作らなきゃぁ。

 さて,そろそろ次年度の予算の使い道を考える時期である。もうPCは売るほどあるので,古いマシンのreplace以外はソフトウェアの購入に充てたい。VistaはMSDNがあるのでもう十分,となると,まずはOffice 2007か。あの奇天烈なメニューに早く慣れないとな。他には,ポスターセッションに出る機会が増えてきたので,Adobe Creative Suiteか。これ買っときゃ,大概の用事は足りるよな。問題はIllustratorやらPhotoshopやらを使いこなせるかどうかだが・・・勉強しなきゃ。

 数少ないreplace用マシン候補として,以前はQuad-coreマシンを希望していたのだが,今の時点ではまだCPUが高いので,しばらく待つ必要がありそう。後藤さんの記事によれば,Core 2 Quadは今の半分ぐらいの値段まで落ちる可能性が高いようだし。
 年度初め最初に買わなきゃならんのは,仕事用のメインマシンだが,これはCore 2 Duoで我慢しよう(贅沢になったワシ)。小さい筐体がいいので,以前GF800にしようと言っていたが,SO-DIMMは1GBのものしかないみたいで,動画編集もVMwareもバリバリこなしたいワシにとっては物足りない。32bit OSとはいえ2GBは欲しいので,LS800あたりに落ち着くか。・・・って,これ夢にまで見た(大げさ)IntelのGbE chip搭載じゃん! 2台揃えてCore 2 Duo Clusterを(これ以上買ってどないすんじゃ)。

 夢見るために寝ます。

Posted by tkouya at 08:03 PM

March 09, 2007

3/9(金) 掛川・晴

 昨日・本日とも企業セミナーが職場で開催され,80社以上の人事担当者の方々をお迎えすると同時に,企業の方が鎮座するテーブルへと奥ゆかしい3年生を引っ張り込んだりしていた。うーしんど。しかし,すっかり企業慣れしたOBとも挨拶を交わしていると,何だか嬉しくなってくるものであるな。・・・と同時に,老けたな(ワシが)とも感じるのだが。

 昨日は銀行のことだけ書いて終わってしまったが,その前に警察へ1時間の講習を受けに行ったのであった。竹刀を構えた体育会系デカが仁王立ちして「前科者のテメェら,これからみっちり制裁を食らわせてやるから覚悟しやがれ」と脅かされるのかと思っていたら,初老の背広紳士がゆっくりした口調で「ゴールド免許一歩手前の皆様方におかれましては,是非とも安全運転をお願いします」という非常にご丁寧な挨拶をされ拍子抜けする。武田広さんのナレーター付ビデオを30分ほど見せられた後,背広紳士が慣れた口調でここ数年間に行われた道路交通法改正のポイントを20分ほど解説してくれた。話術が結構うまくて感心する。聴衆はワシも含めて20人ほどだったが,皆真面目に聞いていたようである。
 終了後はブルーになってしまった免許を貰って,例の銀行へ出かけたわけである(以下,昨日のblog記事に続く)。

 疲れたので寝ます。

Posted by tkouya at 07:59 PM

March 08, 2007

3/8(木) 掛川・晴

 急に寒くなる。もう灯油は要らないな,と備蓄ゼロになってからこの有様。今燃やしているストーブに入っているタンクの分がなくなったら,凍え死ぬしかない(大げさ)。

 今日はS銀行K支店で久々に怒鳴り声を上げてしまった。先ほど,その騒動が収まったところである。冷静になった頭で,なんでそんなことになったかをまとめてみよう。
 事の起こりは2月にさかのぼる。住宅ローンを借りる事前相談をした際に,借りるための条件を二つが提示されたのである。
 (1) S銀クレジットカード(兼キャッシュカード)に入会すること
 (2) 給与振替口座をS銀行にすること(当時はSR銀行だった)
 で,(2)の条件はクリアしたので,(1)の条件を満たすべく,窓口で申し込んだら,「ステートメント型口座にしませんか?」というお誘いがあったのだ。めんどくせぇ,これ以上書類を書かせるなよ,と断ったら(実際,そーゆーヤクザまがいの言葉遣いであった。ワシは利害関係のない相手には大変居丈高な態度を平気で取る野郎なのである),「クレジットカードの利用代金支払い口座をステートメント型口座に設定してもらえれば,2年目以降もクレジットカードの年会費がタダになります」というではないか。更に「ステートメント型口座は毎月210円の口座管理手数料が必要ですが,あと15万円口座に入れてくれれば,それもタダになる」というのである。ほほう,それなら渡りに船,早速それも申しませて頂きましょう,とその翌日に,現普通口座をステートメント型に切り替え,定期預金も15万円分作ったのである。これが2月の話。
 ところで「ステートメント型口座」とは何かというと,通帳が不要になるタイプのもので,取引の一覧表が毎月一回郵送されてくるのみで,口座残額のチェックや振り込みはATMや電話,Web経由で行うことになるシステムである。と,ここがくせ者で,通帳がないから,銀行のATMでは出来ないことがあるのだ。それが定期預金の作成なのである。・・・と,ここまで予備知識を確認してもらった上で,今日の話題に入る。
 さて,今週になって,S銀行の必要でないクレジットカードが送られてきた。それに同封されていたパンフレットを見て仰天したのである。なんと,ステートメント型口座は口座管理手数料なるものが必要で,毎月210円取られるというのである。・・・いやいや待て待て,これは15万円の定期預金でチャラになる筈なんだよな・・・とドキドキする(ワシは毎月数百円の手数料程度で動揺する小心者なのである)心を抑えて更に説明文を読み進めた。そこには小さい注意書きで「ステートメント型口座の預金残額が30万円以上ある場合」はタダになる,と書いてある。何だとこのガキャ,15万円でいいっつったのはありゃウソかい騙されたぁ,と怒る頭で届いたばかりの2月分の明細を見たら,あの時点では普通口座に15万円入っていて,これに定期の15万を加えると確かに30万円以上になるから,あの窓口の若いあんちゃんの説明はウソではなかったことになる。・・・うーむ仕方がない,これはちゃんと確認しなかったワシも悪い。
 しかし,普通口座の残額は既に数万円になっている。この口座のお金は生活用資金であるから,毎月確実に15万円残しておくことは,ワシの生活態度からいって不可能である。ここはメンドクサイが,更に15万5千円を定期預金にして,毎月確実に合計30万5千円の残高になるようにしておこうと,本日,S銀行K支店に出向いた訳なのである。・・・あー長かった。ここから本題である。こころして聞かれよ。
 さて,ATMで定期預金口座を作って・・・としたはいいが,「通帳を入れろ」という要求がある。あそっか,ステートメント型にしたんだから,ATMでは定期は作れないのだな,と気がつき,窓口で定期預金を作ってくれるように用紙を書いて渡したところ,
ここでは出来ないと言うではないか。
 「だってここはS銀行K支店でしょ? ワシの口座はS銀行K支店にあるんだが」
 「ステートメント型口座の場合は,テレフォンバンキングでのみ定期口座が作れる仕組みになっておりまして・・・」
 さらに追い打ちをかけるように,こんなことを言うのである。
 「ステートメント型口座の残高は10万円で結構です」
 「何だと,クレジットカードに同封されていたパンフレットには30万円って書いてあるぜ?」
 「いやそれは変更になったのです」
 冗談じゃない,じゃあ何のためにワシは今日ここに来たんだ? と思いながらも,いい機会だから定期預金口座は作っておくかと思い直し,それをお願いしたのである。で,この辺から怒りが湧いてきているので,冷静な思考ができなくなりつつあった。
 「でさ,テレフォンバンキング? どうやってやるの? そんな説明受けてないよ」
 「ダイレクトバンキング用のこういうカードが届いているはずですが・・・」
 「んなもん知らん。クレジットカードならこうして届いているけど」
 「既にお送りしたとなっておりますが・・・」
 「知らんもんは知らん。どうすりゃいいわけ? 定期は作れないの?」
 「では現金で頂ければお作りできますので・・・」
 だったら最初からそうしろよ! とぶりぶり怒りながらATMで15万5千円おろして差し出すと,窓口の女性はこうのたまうのである。
 「ダイレクトバンキングカードの再送付の手続きを致しますので,これを記入して頂きます。そのためにはテレフォンバンキング用のパスワードを教えて頂きませんと・・・」
 ここでとうとう我慢していた怒りが爆発したのである。
 「だからぁ,届いていないものをどうやって書けというわけ? あ? めんどくせぇ,こんなめんどくせぇ思いをするためにステートメント型口座にしたんじゃねぇぞ! 解約だ,解約してくれ! 解約用紙を出せ! 解約だ! 解約! 解約させろ!」
 ・・・いやー,銀行中の視線の痛かったこと。ただ,こういう経験は初めてではないので(酷い奴だ),視線にたじろいで怒りを収めると自分が惨めになるだけであるから,カッカしながら解約用紙をむしり取って銀行を出たのであった。
 さて,帰宅してから冷静になってみると,ワシは昨年からインターネットバンキングはやっていたのである。もしはあのときの封筒に?・・・と引き出しを捜したら出てきましたよ。ダイレクトバンキングのカードが。ああ,あのオバサンが送ったと言っていたのは,一年前に契約していたこのカードのことだったのか,とやっと合点がいったのである。
 で,無駄に死蔵してあった定期預金を解約すべく,初テレフォンバンキングサービスを使ってオペレータの方と直接話すことが出来たのである。そこで上記のいきさつを話し,もつれにもつれた糸をほぐすべく,最初の疑問への解答を迫った。
 「まずですな,頂いたパンフレットには残高が30万円以上あれば口座管理手数料が不要となっていますが,これは10万円になったのですか?」
 「そうです,2月末に変更になりました」
 「それはどこで周知されているのですか? このパンフレットは今週届いたものですが,30万円のままになっています」
 聞くと全く周知されていないと言う。今確認したら,Webページの方は10万円になっていた。つまりワシは変更直前に変更前の説明を受け,変更直後に変更前の説明のままになっているパンフレットを読んでいた,ということになるわけだ。しっかり周知してくれよとぶりぶり文句をたれて,最初のハテナは解消した。
 次の疑問を解消すべく,更にオペレータの方を問いつめる。
 「ダイレクトバンキングのカードとは,これに繋ぐために使ったこのカードのことですよね?」
 「そうです」
 「ステートメント型口座切り替え時に,「改めて」ダイレクトバンキングのカードが届くというわけではないのですね?」
 「そうです」
 つまり,切り替え前にダイレクトバンキング(テレフォンバンキング+インターネットバンキング)サービスの契約をしていた場合は,それが継続して使える,というだけの話だった訳だ。ワシは完全に誤解をしていて,「ステートメントに切り替えたのにそんなカードは来てないぞ」と喚いたことになる。ワシが冷静であれば「既にあるこのダイレクトバンキングカードのことか?」と確認できたであろうし,窓口のオバサンも「昨年届いているはずです」と「昨年」を強調してくれれば,ワシも気がついたであろう。どうも不幸なすれ違い(とワシは思いこみたいのである)らしい。そーゆーことなら,既存のダイレクトバンキングの契約はステートメントに切り替えても有効です,とか,ステートメント切り替え時に,定期預金はテレフォンバンキングのみで作成・解約するようになります,と説明するとかして欲しいと念押しして,全ての疑問は解消,定期預金も解約され,ワシの怒りも消えたのである。
 とゆー訳で,本日はS銀行のK支店の窓口のオバサンと,テレフォンバンキングのオペレータの方のお二人に怒鳴り,疑問をねちっこく問いつめた一日であった。あー疲れた・・・が,ワシの悩みはこれで消えたので満足している。

 満足したので寝ます。

Posted by tkouya at 06:33 PM

March 05, 2007

3/5(月) 掛川・曇後雨

 改装なら自分ちでやれぇい!

 昨日から雨がポツポツ降っていたが,今日の昼過ぎから生ぬるい南風と共に土砂降りとなる。我が家にあった2本のビニール傘は先日強風にあおられて裏返ってしまい,燃えないゴミと成り果てた。残るは穴のあいている粗末なビニール傘一本のみ。そろそろコンパクトな折りたたみ傘でも買っておかにゃいかんな。

 おおっ,我が研究室presentsのYouTube動画(Quick Sort by Cards)が初Rating! しかし日本語字幕しかないのに,一体全体誰が見ているのやら。同時にupしたハノイの塔は全然ダメなのにな。不思議なこともあるもんである。そろそろネタ切れなので,何か見つけないとなー。

 今日は朝一で警察へ行き,免許の書き換え申請をする。ゴールド免許だったのに,前科者には厳しくなったのか,今回はブルーの5年有効免許になる。交通安全協会という警察の利権団体の会費も含めて5000円ほど。待ち時間も30分ぐらいだったのですぐに終わる。視力が引っかからないかと冷や冷やしたが,裏技(視力検査の前にメガネを外して裸眼を鍛えておく)を活用して難なくクリアできたのは幸いであった。
 一時間講習は8日のAM9時からだそうな。うーん,メンドクサ・・・等と思ってはいかんのであるな。いやしくも教育に携わる者として,「講習なんぞ何の役にも立たん」なぞと口が裂けても言うべきではない(思うだけ)。

 CD-Rを大量に焼くため,Pentium D clusterをセットアップする。30枚近くも連続焼きしてドライブが持つのかどうか,甚だ不安だが,壊れたら学科経費で請求してやろう。つーか,この程度の馬力のマシンを揃えられない(以下検閲削除)。
 ついでなので,LAMもセットアップしてみる。うーん,さすが腐ってもDual-core。18プロセスも何のその,平気でこなしてくれる。ただ,性能がイマイチのような・・・。明日,連続焼き作業が終わったら,ちょろっとベンチマークしてみるか。

 次の論文に向けて一仕事してから寝ます。

Posted by tkouya at 07:47 PM

March 04, 2007

3/4(日) 札幌->掛川・晴

 2月28日に,予定通り,
hamamatsu_station20070228.jpeg
消防士コスプレした小便小僧に見送られ,
haneda_airport20070228.jpg
羽田空港から
boys_be_ambitious.jpg
クラーク先生に挨拶しに行ったのであった。あ,そうそう,アロワナとも会ってきたよ(何しに行ったのやら)。

 録画してあったサイエンスZERO(3/3放映分)を見る。前回の地球シミュレータの特集が2003年2月だったから,4年ぶりか。皆さん老けましたね~。貫禄がついたと言うべきかしらん?

 寝ます。

Posted by tkouya at 08:47 PM

February 26, 2007

2/26(月) 掛川・?

 今日は来客がひきもきらず,さまざまな締め切りも重なり,ただでさえ少ない脳のstackがoverflowしてしまったので,なにをしたのかさっぱりおぼえていませーんでしたーん。ぶーん(幼児退行現象)。

 ともかく,これで残るは今週の金曜の自分の講演の発表の資料を作るだけである。明日前半で何とか形をつけることが出来れば,午後の会議と夕方の談志独演会(浜松)を心安らかに迎えることが出来るはずである。そしてその次の日は札幌行き。とゆーことで,来週月曜までのここの更新は羽田・千歳・札幌の無線アクセスポイントに繋ぐことが出来た時にのみ行われます。

 今日はもう寝ます。

Posted by tkouya at 11:52 PM

February 23, 2007

2/23(金) 掛川・雨後晴

 労咳,じゃなかった,老害に悩まされる。以後,給料泥棒と呼んで差し上げる予定。

 ふー,論文査読,何とか終了。
 ざっと眺めた時にはあっさり条件付き採録かな,と思っていたが,じっくり読み始めてみると・・・なんだこりゃ,ベンチマークの条件がさっぱりワカラン,日本語が変(人のこたぁ言えないが),と疑問続出。見栄えに厳しい人なら,「顔洗って出直してこい」と言いそうである。結論は有用そうだったので,あれこれ条件を付けまくった報告書をまとめたが,うーん,どこまで信用していいんだかワカランなぁ。名前を言えば,この業界では知らぬ人のない先生のところの院生さんらしき人のものだが,あの先生はきちんと論文指導しているのかねぇ。まあ,懇切丁寧に指導すりゃいいってもんでもないけどさぁ,ものには限度ってモンがあるぞ。これなら,rejectしちゃったけど,前の論文の方がまだ内容は理解しやすかったな。
 ま,書くものは書いたので,後は編集委員さんにお任せしました。

 ベアボーンキットで,Dual displayが出来るものが見あたらないなー,と思っていたら,やっと登場したようだ。今職場でメインに使っているP4マシンはボチボチ動作が怪しいので交換したいと思っていたのだが,19inch LCDを2連装している環境はそのままにしておきたい上に,排気音もガタイも小さな筐体にして,こじんまりとまとめたいという希望にかなうマシンがなかなか見つからなかったのである。価格も手ごろだし,次年度予算で早速買いましょうぞ。

 この記事にある"Google OS"ってのは,与太話にしてはリアリティありすぎ。MacOSになるのかLinuxになるのかは不明なれど,アプリケーションで商売するようになるみたいだから,OSに手を出したとしても不思議ではない。日本でも技術者を募集しているし,この先どんなことをしでかしてくれるのやら。

 さて,明日は朝からドタバタと用事があるので,さっさと寝ます。

Posted by tkouya at 11:09 PM

February 21, 2007

2/21(水) 掛川・?

 模擬面接終了。就職活動前に,面接の指導をしようという趣旨で始めたものだが,うーん・・・ま,頑張ってくれたまえ>3年生諸君

 あ,GSL 1.9がリリースされた。機能追加は,
 ・非対称行列の固有値ソルバ
 ・B-Spline
 ・Mathieu関数(定義はこちら)
か。あとは殆どbug fixらしい。
 マニュアルの日本語版は出来たけど,ワシの大して中身のないページググると一番上に来るのはどーゆーわけなんだか。そのせいか,ワシのWebページの中でもかなりのヒット数がある。
 個人的には,もうちっとTutorial的なもんが欲しいという気がするので,3月以降にちょっと手がけてみるつもりである。ま,期待しないで待っていて頂きたい(どういう日本語なんだか)。
 ところで,どなたかこの方のご質問に答えてはくれないのだろうか?
 大方, CDを買ってくれい,ということなんだろうけど,ちと高いよな。

 さて,せっぱ詰まったあれこれを何とかしなければ・・・と,うだうだしているうちに,風呂を沸かしていたのをすっかり忘れ,沸騰させてしまったりするのである。

 冷やして入れるようになったら風呂に入って寝ます。

Posted by tkouya at 09:48 PM

February 17, 2007

2/17(土) 掛川・曇

 昨日は実験室の大掃除とPC clusterの移設作業を,3年生・4年生にやってもらった。12台のマシンが入っている手作りラックごと,5階から4階へ移設するというかなりしんどい作業ではあったが,何とか終了。夜は慰労会。これで4年生主体の行事は全て終了。3年生は次週の模擬面接が残っている。頑張りましょうね。

 本日は溜まっていた用事をあれこれ済ませる。まず,ニッセイのオバチャンUさんから血液検査を受けるように頼まれていたので(生命保険の切り替え時の書類審査に引っかかったのだ),朝8時30分に近所のE外科胃腸科医院へ。無愛想な初老の医者であったが,ワシの人間ドックの数値をじっくり見た後,脂肪肝がGPT値を押し上げているだけで病気ではないが,節制しなければいい数値にはならないぞ,と的確なアドバイスをくれる。まあ病気というレベルではないらしく一安心。ただ,昨日の慰労会で飲んだ酒の影響を考慮して,次週一週間は節制し(卵ダメ,乳製品ダメ,洋菓子ダメ,精進料理並の食事をせよとのこと),運動もしてから出直すことになった。
 ニッセイのオバチャン来週もまた苦渋の休日出勤となったが,よろしくお願い致します。

 次はプライベートな事柄の郵便物を出し,「じてんしゃ日記」に触発されて(三日坊主の可能性高し)一番安い折りたたみ自転車を購入,ちょろっと近所を乗り回して,大学卒業以来ご無沙汰だった感覚を取り戻そうと無駄な努力をする。いやー,おっかないの何のって。こりゃ当分フラフラ運転が続きそうである。
 で,先週からの懸案だった,トイレの止水弁の取り替え作業を今やって貰っているところである。かなり古い(20年前?)ものなので部品がなく,様々なパーツをとっかえひっかえしながら修理する必要があるそうで,まだ20分ほどかかるという。風呂釜も点火させるだけでも一苦労するし,トイレも含めて水回りを総取っ替えしてもらいたいもんだが,まー無理だろうな。
 あ,終わったそうである。おお,驚異的にしっかり水が止まるようになったぞ。修理代は不動産屋が持つそうなので一安心。ありあとやんした。

 さて次は口座引き落としになっている種々の料金をS銀行へ移動させる手続きである。まずはauから。ではサービスショップへ行ってきます。

Posted by tkouya at 01:09 PM

February 14, 2007

2/14(水) 掛川・春一番

 生ぬるい空気だなぁ~,まさかもう春一番じゃねぇだろうな,と思っていたら,案の定,春一番だそうな。まだうちには備蓄灯油が36リットルもあるのだが・・・早く使い切らなきゃな。

 いじめ調査非協力を呼びかけた北教組を問題視した自民党が聞き取り調査に乗り出すとのこと。またバカ左翼がヘタうったな,と思うだけだが,これが訳のワカラン方向に転がっていかないことを祈るのみ。
 大体,国旗国歌法案だって,広島県で組合の圧力に耐えかねた校長が自殺したニュースを小渕総理が見て決断した結果,成立したものである(「凡宰伝」参照)。自分らが守ろうとしたものを,団交の席で,日の丸も君が代もダメだ,などと相手につけいって下さいとばかりに喚き散らすモンだから,「じゃあ,正式に日本国として認めればいいんだな?」となってしまったのである。戦い方を知らないバカ左翼,と言われても仕方がなかろう。
 大体,左翼教師の側が一番守らなきゃいけないのは「教え子を戦場に送らない」ことなのに,それよりずーっと離れたところにある別次元のことを,しかも右翼でも左翼でもない一般民衆がそれとなく支持している事項を持ち出して反対反対と喚き立てるなんて,知恵が足りないとしか言いようがない。少しは戦い方って奴を勉強して貰いたいものである。「政治術」に右も左もあるモンか。左右の均衡にこそ,日本の民主主義が育っていくっていうのに。そんなんだからは,「バカ左翼にはつきあってらんねーや」とばかりに,ワシみたいな「何となくウヨク」が増えていくばかりなのである。

 げ,すぎ恵美子さんが47歳で死去,とのこと。最近の作品は全く読んでいないが,思春期の頃は随分勉強させて頂いたものである。小学館少女漫画の「初体験ドキドキもの」→「女性だって性欲はあるのよ,SEXしましょ(言い過ぎかな)」路線に道をつけた元祖の中の一人だと思っているのだが,どなたか,小学館に詳しい人,教えて下さい。
 書店の店頭で,色気のある女性が活躍してそうな作品を見かける度に,あ,今も精力的に描いているのだな,と思っていた矢先の訃報。さぞかし無念であったろう。ご冥福をお祈りしたい。

 明日は卒研発表会,明後日は実験室の大掃除と慰労会,明後日は何だか知らんが血液検査をせねばならなくなってしまった。体力を温存するために,もう寝ます。

Posted by tkouya at 07:21 PM

February 13, 2007

2/13(火) 掛川・?

 お,終わった~。先ほど,論文の修正稿を投函したところである。掛川郵便局のゆうゆう窓口に19時過ぎに駆け込んだら,書留速達の配送は明日になります,とのこと。まあ締め切り日(2/15)には届くということだし,書留の証明書もあるから万が一の事故があっても何とかなるであろうけれど・・・腑に落ちないなぁ~。ま,終わったからいいか。 これでダメでも万策を尽くした,ということで一件落着。

 一難去ってまた一難,まだ今月中に完成せねばらならない仕事が残っているのである。こんなに用事を詰め込んだのは誰だ>ワシだ。今月末までに報告書を書かなきゃいけない論文査読を引き受けたのは誰だ>ワシです。・・・自業自得だから誰を責めるわけにもいかないのである。嗚呼。

 忙中閑ありって事で,今日はムリヤリ閑を作って休みます。ではお休みなさい。

Posted by tkouya at 07:42 PM

February 10, 2007

2/10(土) 掛川・晴

 うう,論文修正作業進まず,余計なことばっかりやっている。今日こそ何とかしないとまずい・・・のだが気が進まず。逃避行動を取ってしまう(つまりここの更新)。

 昨日は非常勤講義の定期試験。96人受験して,及第点に達しなかったのが5人。合格率が95%で,及第者の多くに100点続出というのは試験問題としてはいかがなものか,と思うが,真面目に講義を受講して課題をこなした人が報われる成績をつける,という目的にはかなっているようだから,まあよしとするか。クソうるせぇイヤミな教員にキチンとついてきた方は無事合格,まずはおめでとうございます。
 ところで今回から新たに設けられた秀(S)って奴の基準はどう設定したらいいものやら。説明文書ぐらい入れておいても罰はあたらんと思う。んっとに学生さんはまともだが,事務システムに関してはとことんいい加減なんだから困ったものだ>S岡大学。こういうノホホンさがワシらみたいな哀れな民間人のジェラ心に火をつけ,公務員(じゃないけど似たようなモンだ)バッシングが更に広がっていくのである。

 なんだとぉ~。てめぇの「やっちまったよ一戸建て!!」を読んで,自宅購入(マンションだけど)に踏み切ろうとしている独身中年男のウブな決心を裏切って,賃貸に引越だとぉう! ふざけるなぁ。・・・ま,伊藤理佐らしくていいけどさ,当分は「やっちまったよ!一戸建て Part 2」が出そうもないのが残念である。その代わり,はやく「いろいろあって」の部分をたっぷり作品で語って頂きたいものである。

 今住んでいるアパートの水洗トイレに水漏れが発生し,現在,不動産屋を通じて水道屋を待っているところである。どーせ8月には出ちまうところだから,少々の不具合は放置プレイしたいところだが,水道料金に跳ね返ってくるとなっては捨てておけぬ。・・・しかし来ねぇな。あ,呼び鈴が。はーい,いま行きまーす。
 結局,止水栓(?)の部品交換が必要になるので,一週間後の土曜日に改めて修理に来るそうである。あー面倒臭ぇ。また来週も自宅待機かよ。

 では論文に戻ります(希望的観測)。

Posted by tkouya at 10:54 AM

February 05, 2007

2/5(月) 掛川->浜松->掛川・?

 非常勤講義。今週末に定期試験で一コマお付き合いしたら今年度はもう完全に終了する。次年度からは週一コマに圧縮されるので,二コマ連チャンという形態ではこれが本当に最後である。うーむ感慨深いな。
 それはともかく,次年度もお付き合いしそうな受講生もちらほら・・・そうならんよう,しっかり定期試験で点数取ってくれよな。

 S.J.Farlowの"Partial Differential Equations for Scientists and Engineers"をAmazonから取り寄せる。結構定評のある偏微分方程式のテキストであるらしい。へー,こりゃなかなかいいや,しかも安い($15.95)・・・と感心していたら,とっくに翻訳されていた。ワシの入手した奴は第2版に相当するようで,初版の訂正(きっとI先生がsuggestしたに違いない)と幾つかの節の追加がなされているようだ。
 しばらく翻訳作業という奴から離れていたので,ボチボチ次のネタを見つけようと本書を取り寄せたのだが,さすがに相手が悪すぎる。つーことでまた別のネタを探さなければと思っているのだが,何がいいかなぁ・・・。やっぱりMullerのあれかしらん?

 さて,明日からは本格的に論文の手直しじゃ。頑張ろうっと。今年は何本か投稿しようと思っているので,それの景気づけにはちょうど良い。新学期が始まるまでには幾つか手をつけて,夏休みまでにはもう一本ぐらい投稿まで漕ぎつけたいものである。何せ,8月~9月にかけては引越作業が待っているのだからな。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:04 PM

February 03, 2007

2/3(土) 掛川・晴

 ここんとこ久しぶりに冬らしい気温が続いている。暖冬だったので,肌を刺す冷気という奴とは無縁だった皮膚が敏感に反応してくる。それでもまだ遠州名物空っ風は殆ど吹いていないので,平年よりは気温が高めであることは間違いない。このまま冬を体感せずに春を迎えそうな気がする今日この頃な訳です。

 昨日は静大非常勤。今年度はやたらにメンドクサイ課題を出しまくったせいもあってか,履修者大幅減となった。で,講義となると更に人が減る。前回の課題を提出したらそのままフケる奴が結構いるようである。・・・ま,ワシにも覚えはありますがね。
 そういう時には講義時間内に課題提出を義務化し,これをチェックすることで前回分も含めて出欠を2回分取ってしまうのである。つまり,前回分が提出されていても,今回分が提出されていなければ2回欠席ということになる訳である。
 ほほほ,ざまぁ見やがれと嘲笑しながら課題の採点をするときの醍醐味といったらない。ああ,教師になって良かったと思う今日この頃な訳です。

 そーか,今日は節分か。外地育ちのワシにとっては単にでかい声を張り上げながら虚空に豆をまいて自分で拾って食うだけの日なのだが,西日本では何でも長い太巻きを切らずにそのまま食うという,訳のワカラン儀式を執り行う日であるらしい。最近はコンビニでもこの太巻きを予約注文できるようになったらしく,ワシの行きつけの所でもこの広告をよく目にする。
 この儀式が存在する合理的理由が,ワシにはとんと理解できなかったのだが,先ほど判明したので,ここでそれをご紹介したい。
 これは,西日本における「姥捨て」の儀式だったのである。
 ここんとこ,正月になると老人が餅をのどに詰まらせて病院に担ぎ込まれるというニュースが必ず流れるが,「恵方巻き」を食って死んだという情報はさっぱり伝わってこない。これは不思議なことである。あの柔らかい餅を雑煮の汁と一緒にすすっていても事故が絶えないのに,あんなでかくて太いものを年寄りに食わせておいて,事故らない筈がないではないか。それとも,年寄りはあの儀式を免除されているとでも言うのか? そんなはずはないではないか。老人こそ,縁起を担ぎたいものなのである。やっていないはずがなく,それで事故報告が上がってこないというのは,これは「姥捨て」という儀式に他ならず,そのため,たとえその結果として不幸なことになったとしても,親類家族はそれを一切報告しないだけなのである。
 ああ,西日本恐るべし。・・・という下らないことでも考えていないとやっていられない,今日この頃な訳です。

 あー,こんなこと書いている暇はないのであった。今日もいそいそと出勤の準備をする今日この頃な訳です。

Posted by tkouya at 07:55 AM

January 31, 2007

1/31(水) 掛川・?

 ふひー・・・,昨日は午後ずーっと予稿をカシカシと書き,夜中の1時過ぎに第一次稿up。布団に倒れ込んで,朝7時に起床,朝飯も食わずに最終チェックの上,一応完成とし,食パンと魚肉ソーセージをくわえ込んで郵便局に駆け込んで速達で予稿と諸々の書類を送付する。・・・今時,カメラレディ原稿を送らなきゃならんとは一体何処の学会だ?とお疑いの方はこちらを見られたい。・・・どーゆー訳か,それとは別に予稿のPDFファイルとアブストラクトのテキストファイルをメールで送信しなきゃならんのである。経費節減のためなのかなぁ,とも思うが真相は不明。

 これで何とか一息つけたものの,来週いっぱいに論文の直し作業も片づけなきゃならん。それが終わるまではぷちめれも○○○○○購入記もお預けである。2月いっぱいは無理だな,こりゃ。「ネオアズマニア」1や「逃亡日記」や文庫版「新編 軟弱者の言い分」「すばらしき愚民社会」の感想をネッチリ書けるようになるのはいつの日か。嗚呼。

 大爆笑な記事。ワシみたいなおっちょこちょいが強盗をしでかしたら,さしずめこんなもんだろうな。

 ダラダラしながら寝ます。

Posted by tkouya at 06:28 PM

January 28, 2007

1/28(日) 東京->掛川・曇

 昨日は定例の同級生との飲み会・・・だったのだが,行きつけの日本酒専門店が店じまいして以来,焼き肉屋でダラダラとビール片手に中年親父の情報(愚痴と同義)交換会と化している。
 今回,千葉県地方公務員の尽力により,その行きつけだった店のなれの果てが発見されたので行ってみた。

tonerian2007-01-27.jpg

 ボケているので分かりづらいが,肉料理(焼き肉だけでなく,鳥鍋などもあるようだ)を提供する店になっていた。駄法螺コキ癖のあるマスターの自己申告によれば,狭い店ながらそれなりに繁昌しているという。このマスターは,以前,イタリアンの店に突然改装したぐらいの人なので,どんな店になっていても驚かないが,こんなに改装を繰り返していて店の運転資金はどこからひねり出しているのか,池袋の七不思議の一つである。・・・とゆー訳で約束は果たしたので,写真はここから持っていくように>某ML参加者

 本日は浅草散策。

kaminarimon.jpg

 浅草寺はまだ松の内の気分が幾分残っているところに,節分の飾り付けが加わって賑やかな上に,凄い人混みであった。

nakamise.jpg

ハゲかかったつむじに煙を当てるという無駄な努力をした後,今年最初のおみくじを引く。「吉」だそうで,まあほどほどっつーことなんだろう,と勝手に納得。
 寺のすぐ横にある神社もついでにお参りをと向かったら,猿回しの太郎・次郎が大道芸をしていたので見物。疲れていたのか,イマイチ口上の切れがよくなかったが,本物を間近にみれたのはラッキー。ついでに前座さんの芸も見せて貰った。

zenza_of_taro_and_jiro.jpg

並木藪蕎麦に入ろうとするも場所が特定できず(ここだったのね),高田屋で軽く済ませた後,浅草演芸ホールの昼席を途中から見る。トリの圓菊師匠,ますます語尾がはっきりせず,それ故に客側は話の筋を聞き取ろうと懸命になり,つい前のめりになってしまうのであった。夜席の歌武蔵とロケット団を聞いてから浅草を離れて新幹線に乗り,帰宅したという次第。浅草演芸ホールは初体験であったが,新宿末広亭と鈴本を足して2で割ったような規模とボロさであった。

 ドタバタと東京を駆け回っている間に,予稿の前書きをざっと書いてしまう。本日はこのぐらいで店じまいして,明日は一日頑張りまーす。

Posted by tkouya at 10:16 PM

January 27, 2007

1/27(土) 掛川->東京・晴

 ピーカン晴れの暖かい日。暖房費は助かるが,暖冬が冷夏に繋がるようなら願い下げである。

 某購入手続き開始。そろそろ後が引けなくなってきたなー,という感じがひしひしと。しかし,よりによって,以前から噂のあった(つーか,告発されてたけどな)金沢の某成金デベロッパーが建てたホテルだのマンションだのが耐震偽装されていた疑い濃厚というニュースが流れきたりして,んっとにこれから買おうという奴のやる気をそぐようなことをやらんでもらいたいもんである。

 近頃予定がぱっつんぱっつん。えーと,次週早々に締め切りの某(ばっかりやら)研究会の予稿も手つかずだし,成績報告もせにゃならんし,今回はこねーだろーと思っていた査読依頼がまた来たし(よっぽど嫌がられているんじゃないですかね,S先生),何よりワシ自身の論文の修正が全然手つかずな上に,テキストの執筆も,締め切りまで一月を切ったというのに全然出来ていない。そんな時にこれから東京で飲み会だの浅草散策だのがあり,その移動時間内に何とか仕事をやっつけようという計画,うまくいくんでしょーかね。はやくエッセイとかぷちめれを書く時間が取れないモンかと思うが,それは3月下旬にならんとむずかしそーな予感。

 とゆーことで,怒濤の東京行きが始まりますのでこの辺で。では行ってきます。

Posted by tkouya at 01:10 PM

January 21, 2007

1/21(日) 掛川・曇

 どんよりした冬らしくない生ぬるい日。午前中に雑用をこなし,午後は途中散髪に出かけた他は特に何もせず,まったりと過ごす。

 録画予約もしてあったが,NHKスペシャル「Google革命の衝撃」をリアルタイムで視聴する。さすがにここまでInternetが普及し,「ググる」という造語も定着した今の状況を考えると,単純礼賛なものになるとは思えず,それなりにバランスをとった内容になるとは思っていたが,なかなか「底意地の悪い」(褒め言葉です)ドキュメントであり,二重丸。細かい点であれこれ注文は出てくるだろうが,かなりbestに近い出来であることは間違いない。教材として使いたいが,果たして賞味期限はどの程度になるやら。Googleを脅かすライバルがどの程度力をつけてくれるか,それによって情報の一極集中状況は変わってくるだろうし,そうなれば,このNHKスペシャルが伝えていた「不安」は雲散霧消する可能性も出てくる。日本代表も頑張って欲しいが・・・次期「京速コンピュータ」とやらのレベルもどーなのかなー,ということもあるし,日本のIT技術の先行きは相当不安であるから,あまり過度の期待をしてはいかんよな。つーか,しないで下さい。

 へー,宮崎知事選でそのまんま東が当選・・・か。大阪の教訓は全く生かせていないな。地元建設業界に配慮する姿勢といい,タレント時代の不祥事といい,全く政治基盤のないところにコイツが知事かよ・・・と思ってしまう。まあもちろん折角知事になったんだから,田中康夫並のことはやって欲しいという希望はあるが・・・任期途中で不信任か不祥事をしでかして(or 掘り起こされて)退任,となる確率の方が高そうである。
 ・・・などと宮崎県の将来を憂うより,自分の目先の講演予稿と論文原稿修正をなんとかしなきゃな。

 とゆーことで寝ます。

Posted by tkouya at 10:08 PM

January 20, 2007

1/20(土) 掛川・晴後曇

 本日と明日は,日本中の大学教員が,学歴・博士号取得状況・業績如何に関わらず,全員が大学入試センターの従順な奴隷と化す期間である。ワシの奴隷期間はもう終了したので一安心である。詳しく書くと面倒なことになりそうなので,このぐらいにしておこう。ICプレーヤーは貰ってきたけどな。

 ふーん,CellMLなんてのがあるんだ。サイトまでしっかり作り込んでいる辺り,さすが生物系は研究費が違うね,と僻み根性に基づいた文句の一つも言いたくなってくる。MathMLなんて,W3Cのサイトから独立できずにいるってのに,たいしたモンである。

 「あの論文,どうなったでせうね」とつぶやいていたら,査読結果が届いた。一応,微修正で何とかなりそうである。今月中はもう時間も取れないので,2月に入ったら即座に取りかかって上げなければならない。頑張ろうっと。
 わーいと単純に喜んでいたら,「日本ローカルな論文一本でくだらない」と某教授(三島親父ではない)からお小言を食らう。ま,確かに。しかしよく考えたら,ワシの完全な単著の論文って,これが初めてじゃないのかな。独り立ちするまでえれぇ時間がかってしまった。まあご助言頂いた大師匠に連絡したら喜んでくれたので,よしとしようではないか。「論文より嫁さんは?」と言われなければもっとよかったのであるが。先生,それは言ってはいけない一言です。

 地域コミュニティ雑誌の代表格である「谷根千」が,2009年で幕を閉じるとのこと。ワシは森まゆみを知ってから谷根千を知った口であるが,さすがに記事書き・編集・配送まで少人数でこなすのは難しくなってきたということらしい。無理もない,つーか,今までよくぞやってきた,と感心すべきなのだろうな。
 まああと2年もあるのだから,ゆっくり名残を惜しむのがよろしかろう。

 神経を休めるために寝ます。

Posted by tkouya at 08:54 PM

January 17, 2007

1/17(水) 掛川->つくば(予定)・雨?

 朝4時30分過ぎに,新聞配達員の足音で目が覚める。昨日はちょっと無理して午後10時30分頃に寝たので,そのせいかもしれない。そーいや,始発の新幹線で出かけるのは久しぶり。すっかり朝に弱くなった。といって,夜に強くなったわけでもなく,つまりは体力がなくなっただけのことである。人はこれを老化と呼ぶ。

 つらつらと見るともなしにTVをつけていたら,本日は阪神・淡路大震災から12年目とのこと。午前5時46分,TV中継につきあって黙祷する。ここで何度も書いているけど,12年前は能登半島のど真ん中にワシはいて,地中から突き上げるような縦揺れを感じて目を覚ましたのであった。慌ててTVをつけ,そのまま出勤時間まで中継を見ていた記憶がある。
 あれ以来,大地震が起きたら人間なすすべがない,ということを体の随まで叩き込まれたようで,だからこそ,この静岡の,駿河湾からそう遠くないど真ん中で「マンション買おうか」などという無謀なことを決心できたのだろうな(w。

 あ,午前6時過ぎだ。では行ってまいります。

Posted by tkouya at 05:54 AM

January 14, 2007

1/14(日) 掛川・晴

 ピーカン晴れの,典型的な太平洋側における冬の天気。これで遠州名物の空っ風が吹けば文句なしなのだが。過ごしやすいのは結構だが,暖冬のあとに冷夏,では農作物に影響が及んでいやんなことになる。そうならないことを願うばかり。

 昨日のマンション購入希望の件。予備知識は藤田香織内田春菊や伊藤理佐(文庫版1, 2)の本で仕入れていたが,実体験は初体験なので(変な日本語だ),親切そうな販売会社の人相手にいろいろと質問しまくったのであった。
 その足で,銀行のローンセンターへ行き,果たしてどんくらいの借金をワシは背負うのか,毎月の支払額はどんくらいになるのかを聞きに行く。融資希望額を言うと,「全く問題ありません」と鼻で笑われてしまった。悪かったな,無借金人生を手堅く歩みたかったワシにとってはこんな額でも相当の決心が要るのだよ。
 結果,管理費込みで,この辺で少しマシなアパートを借りるよりプラス1~2万ぐらいっかなー,ということになったので,一気に購入が現実味を帯びてきた。しかし,競争が発生してしまうと,「この話はなかったことに」ということも十分あり得る。ま,待つしかないわな。

 職場に顔を出して,卒論に精を出していたH君に声をかけて帰宅し,ちょろっとOpenGLでお絵かきしてみることにする。

shot_wave_gl_20070114.png

 これをキチンと動作させ,デモに使えるようになれば御の字なのだが。

 本日も頑張ります。
 ただいま。

 GMPの整数関数を使って,RSA暗号プログラムを書いてみた。まあ世界中で探せばいろんな人が実装しているけど,日本人は最低でもJIS X 201には対応しないと話にならないので,そこだけは気をつけて作ってみた,というぐらいの特徴はある。

$ ./a.out
Input a string: !"#$%&'()=~|QWERTYUIOP`{ASDFGHJKL+*}
ZXCVBNM<>?__qwertyuiop@[asdfgh
jkl;:]zxcvbnm,./\1234567890000000-^\

string(102) -> 1576730462947408527
09022093559278712064838218691895
52242415745264542643084480974398
07351339589816136896322939633066
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273

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32951251703407909819090012343507
20735313582239271508225766363467
96155779679270985142232355589633
14675681664961742215411915435466
1787860612608597985675718989
Public_key_e : 11 (ワザと短くしているのよ,これ)
Private_key_d: 14811606386346016554
35853859819497275458927283453616
69503440480135449616319135404549
35959652600597365330540163041547
39753700438507661524168446777719
40202909467484319708105349934020
59463369963871208633601380660826
79790195112634350604184902835909
87076617018256132020217945534339
83660050447714932530247766875559
85921278463999840437347754429984
84629664358394962634355548082408
23000826947890992199362276495046
62334303237382134175911209554918
78731618551785901894723194639827
461969237661850816769424951

Encryption : 84582317506138963310
22162431356775680912231730901404
18197868721221792321206244253173
75126049502442638126868221361702
02906463660554638840303523189226
73134435495330844636657151620005
41799836305520465167540868844381
37413626347880882410428331633210
81052809747751725978321440039968
84334222767674677174326335614015
77497285396185049078405259619601
58397434620215653841442581831799
98792048487709690748039875878756
79351215592373759720324834728198
89798471838891068624721734504411
199117552815856583000948873
Decode : 157673046294740852709
02209355927871206483821869189552
24241574526454264308448097439807
35133958981613689632293963306619
32525113582703201944515236111860
59021321632579025745129639623633
30232856407634790195258791625320
338508905676169918609841799242273

(略)
-> !"#$%&'()=~|QWERTYUIOP`{ASDFGHJKL+*}
ZXCVBNM<>?__qwertyuiop@[asdfgh
jkl;:]zxcvbnm,./\1234567890000000-^\(102)

・・・とまあ,キーボード上の全ての文字もきちんとencrypt & decodeできる,と。これを任意の文字コードでオッケーにした上で,環境ごとに自動チューニングして高速化を図る,というところまで行けば,卒研としてはまあまあかな。

 しかし,mpz関数群って,暗号化のためにできたよーなもんだよな。一番面倒なのは文字列のencode部分で,暗号化&復号化の部分なんて

/* Encrypt */
void encrypt(mpz_t enc_str_int, mpz_t str_int, mpz_t public_key_n, mpz_t public_key_e)
{
/* enc_str_int = str_int^public_key_e mod public_key_n */
mpz_powm(enc_str_int, str_int, public_key_e, public_key_n);
}

/* Decode */
void decode(mpz_t str_int, mpz_t enc_str_int, mpz_t private_key, mpz_t public_key_n)
{
/* str_int = enc_str_int^private_key mod public_key_n */
mpz_powm(str_int, enc_str_int, private_key, public_key_n);
}

・・・って,関数一つ呼び出しておしまいだもんな。ほーんと,楽チンだわ。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:18 PM

January 13, 2007

1/13(土) 掛川・晴

 マンションを買いに行く。・・・ごめん,一度言ってみたかったのだ。

 正確には,「マンションを買いたいなーという要望を,販売会社に伝えに行った」だけである。実際にワシが購入できるかどうか,判明するのはまだ先になる。抽選,という可能性もあるそうだし。

 詳細は後ほど。では仕事に行ってきます。

Posted by tkouya at 01:33 PM

January 12, 2007

1/12(金) 掛川->浜松->掛川・?

 研究の方は,じっくり熟成させる方向に転換。思いの外,いろいろ出来そうなので(本人の主観による),今月残りはこのネタを弄くり倒してみる予定。

 久々に2コマの連チャンは体力が続かない。前半少しよれてしまった。これからあと4回も講義があるんだから,もうちっと腹に付いてしまった内臓脂肪を減らす努力をすべきだな。
 生協でELSAのThink Clientをデモっていた。CPUもメモリもないから,I/Oボックスのネットワーク版という感じ。ヨドバシでは2.5万ぐらいなので,お試しで買ってみるといいかもしんない。1000BASE対応にしてくれればもっと良かったと思うのだが。

 何だか,バラバラ事件が続くなー。こういうのは大概,ビビットな事件だけを選択して報道するマスコミの癖によるもんなんだが。渋谷の歯医者で起こった事件は,犯人が若いだけに,まあ少しは同情する余地もあるんだが,同じ渋谷のリッチな証券マンの妻が起こした事件については,「バカなんじゃねぇ?」としか思えない。ダンナに殴られて「殺意を抱いた」ってのは人間として当然の感情だが,三十路を越えたオバハンがストレートに殺人に至った,というところはほんとバカとしか言いようがない。慰謝料をたんまり分捕ってさっさと別な男を引っかけるという頭はなかったんだろうか。金持ち男を捕まえるぐらいの計算高さがあるんだったら,当然の判断だと思うんだが。・・・あれ? 別の男は既に捕まえていたのか。すると,ますます殺人しちゃった理由がワカランなぁ。

 そーいや,NHKのクローズアップ現代で,東大の論文ねつ造問題を取り上げていた。いやー,当事者2人にカメラが向いていたってあたり,凄いドキュメントである。海外で起こった捏造事件のドキュメントも見たが,ねつ造した当事者は結局姿を現さなかったモンな。ま,それが普通だが。
 しかしまー,実験データの取得は助手任せ,ってのはエライさんには思い当たるところが多いんじゃないのかなぁ。誰とは言わないけれど,下についていた若手が移ったあとはとんと音沙汰がない,って人もいるしねぇ。ワシもそー言われないようにしようっと。

 帰りに浜松駅の本屋で,ずっと買いそびれていたユリイカのサイバラ特集号をgetする。みうらじゅんと大月隆寛との対談を笑いをこらえながら帰りの列車内で読む。しかし一番笑えたのは,伊藤理佐の1ページマンガであった。そうか,手塚治虫文化賞ではそんな女の戦いがあったのだな。しかし,2人ともいい根性しているよな。ワシも大いに見習いたい。
 ざっと通して読んでみると,サイバラに関しては
 ・ハードな家庭環境で育ったにもかかわらず,言動はかなりまっとう(常識的)
 ・画力はかなり高い(漫画的に「きれいな絵」という範疇に入らないだけ)
 ・目指す方向は林芙美子
というのが共通の認識のようである。ちなみにサイバラ本人の自己申告として,自分のマンガは
 ・あおい海
 ・あおい空
 ・みどりの山
そして
 ・銭
で構成されているそうな。銭道に関しては,「腹の据わったオバチャンぶり」という成分も多く含まれているように思える。
 何にせよ,自己認識がここまでキッチリしている人は珍しいな。大月が「あんたは絶対食いっぱぐれはないと思うから,安心しな」というのはこの透徹した精神を受けての言葉でもあるんだろーなー。

 対談の中でサイバラはさくらももこに対する(作品じゃなくて,社会におけるステータス)ジェラ心を散々吐露しているが,さくらももこも,薄まったとはいえ,結構悪意のある作品を初期の頃は描いていたような。りぼんに掲載されたデビュー作は,確か中高校時代のエッセイマンガだったと思うが,昔からワシは人の悪意に(というか悪意のみに)過剰に反応する質だったので,結構笑える作品になっていたと記憶する。岡田あーみんとタッグを組んでのお笑い企画などもあって,あの乙女チック路線まっしぐらの「りぼん」におけるどす黒い(そして面白い)キャラクターを売り出していた頃もあったのである。
 従って,サイバラも精進次第で彼女の位置には到達できるんじゃないのかなー。ただ,「薄まった」サイバラってのが今のところ想像できないんだが。さくらが静岡・清水の関東風コジャレ風味がベースになっているのに対し,南国・土佐の西日本土着ドロリ精神のサイバラとでは,うすめ方も変えないとうまくいかないのだろう。前者は水溶性の無害飲料,後者はベンジンとシンナーが必要な油性ペンキって感じかな。薄めても,善良な市民にとっては「たべたらきけん」なものであることに変わりなし,なんだなきっと。

 明日も用事があるのでさっさと寝ます。

Posted by tkouya at 08:41 PM

January 10, 2007

1/10(水) 掛川・?

 久々の夜更かし。でも何とか,Stewart様のお力添え(あー買っといてよかった)で,固有値は出たみたい。次はWilkinson Shiftを計算する関数を作らなきゃな。うーん,間に合うかしらん? Dead lineは今週末。

 ふーん,「ブラックジャックによろしく」がモーニングからスピリッツへ移籍か。出版社を跨いだ移籍ってのは,赤塚不二夫以来の出来事かしらん。

 あ,いつの間にやらTest Set for IVP solversのサイトがupdateされていた。知らぬはワシばかりなり。on-lineで実行できるなんて便利な世の中になったものだ。

 眠くなったので寝ます。

 

Posted by tkouya at 01:23 AM

January 06, 2007

1/6(土) 掛川・雨

 冬らしくない,暖かい雨の日。典型的な暖冬という長期予報はバッチリ的中したようだ。

 計算の合間に,知能テストを受けてみた。結果は以下の通り。

result_of_IQtest.png

 問題の英文を読むのに時間がかかったってぇところが何とも情けない。計算屋さんなら平均レベルかなぁと思うんだがどうなんでげしょ。昔,学校で受けさせられた知能テストよりずっと簡単な問題が多いように思う。ま,暇つぶしにはいいやね。

 運動(campaign, not exercise)は嫌いだが,他ならぬ青空文庫の活動に支障を来すのは困るので,side barにリンクを張っておいた。国会審議がどうなるかは不明だが,必要がなくなるまで掲載しておきます。

 では計算に戻ります。

Posted by tkouya at 01:19 PM

January 04, 2007

1/4(木) 掛川・?

 結局,この年末・正月は寝て過ごしたようなモンであって,なーんにも仕事は進展しませんでした。まあそんなことだろうとは思っていたけどな。明日からは仕事モードに切り変えにゃならん。

 ありゃま,SCore 6がリリースされていたのか。x86_64版がないのが残念だが,ちょっと試してみようっと。スピードの出ないGbEがちっとでもマシになればしめたもんだしな。Kernelパッチが不要ってのがいいよな。ドライバ全部moduleにしたってことかしらん?

 また東京でバラバラ殺人事件があったようだ。妹に詰られたぐらいで殺していたら,ワシなんか細切れのみじん切りにせにゃならん。

 まだおみくじを引いていなかったので,手っ取り早く,モナー神社へ参拝してから引いてみる。

【吉】 (No.50062) モナー神社
願事 : 焦るべからず 人に任すべし
待人 : 来れど遅し
失物 : 出るが手間どる
旅立 : 遠方に行き利益有り
商売 : 大なる損なし
学問 : 困難 勉学せよ
争事 : 控え目にして吉
転居 : 早期に決断してよし
病気 : 長引く 大切に養生すれば快癒すべし
縁談 : 多くて戸惑う恐れあり 静かに心を定めよ

・・・なんだそーな。まあいつも通りの年ということなんだろうな。

 寝ます。

Posted by tkouya at 11:26 PM

January 01, 2007

1/1(月・祝) 掛川・晴

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

 年末の大掃除もカレンダーの付け替えも中途半端のまま,新年を迎えてしまった。昨夜はPM9時過ぎには寝てしまったし,今朝も雑煮を食ったあと眠くなって惰眠をむさぼってしまった。ダラダラ過ごす,日本の元旦。ほーんと,TVは見なくなったし,代わりに計算ばっかしてるわね。我が家のメイン計算マシンは昨日以来,8192次の代数方程式を解きまくっておるぞ。そーいや,自分の日記を見直してみたら,blog開設以来,正月も何かしらの計算やプログラミングをやっているわな。ま,そーでもしていないと孤独に耐えられんという事情もあるんだろうが。その辺りのことは,いずれまとめて「萌えるひとりもの」さんが何か書いてくれるだろう。

 もう少し暖かくなったら,地元の小さな神社に初詣しようかなぁ。2週間後にはつくば行きなので,ついでに神田明神にでも行くつもり。明治神宮は参道が長すぎて足腰の弱った時間のない中年にはちとキツイしな。

Posted by tkouya at 09:55 AM

December 31, 2006

12/31(日) 掛川・晴

 ふひー。もう大晦日だよ。昨年ここに2006年の抱負を書いたばっかりなのに,もう一年経っちまったのか。こうしてますます年を取るスピードが速まっていくのであるなぁ。

 ぷちめれ祭り,何とか終了。一応9記事書いたが,本の数としてはもっと増えるよな。これは2冊分だし,これなんか3冊分である。しかしこうして眺めると,段々くそまじめな本が増えてきているような。もっとエロとバイオレンス(not abuse)に満ち溢れたエンターテインメントを紹介すべきなのであろうが,段々年と共にそーゆーものに淡泊になってきているようで,全然食指が動かないのである。まあワシなんか自分が好きなものについてだけ好き勝手にパーパー言ってりゃいいんだから気楽なモンであるが,プロ書評家の人たちって,先方の要望に応える必要があるわけで,自分の興味の埒外のジャンルにも手を出さざるをえないことも多いんだろうな。ホント,大変な仕事をしているんだなぁと思います。

 フセイン元大統領の死刑執行。口封じ以外の何者でもないな。USAさんも,力を行使するんだったら,同時に知恵も最大限発揮しないとうまくいかないのにねぇ。折角Occupied Japanのような(USAにとっては)優れた実例があるってのに,ぜーんぜん勉強してなかったのだな。フセインも困った人間だったが,USAの悪印象も更に高まれり。

 今日は大晦日だが,コミケは壮絶な三日目なんだよね。参加者は年越しの行事もパーですな。ワシはもう引退モードなので,自分の家の中のことだけして,てれてれ過ごします。

 とゆーことで

来年もよろしくお願い致します。

Posted by tkouya at 08:31 AM

December 28, 2006

12/28(木) 掛川・曇

 なーんかすっきりしない薄曇りの年末。今年は典型的な暖冬なんだそうで,内地のスキー場は雪が積もらず大変らしい。って,ここ十数年来,ウィンタースポーツとは縁のない生活を送っているので,ワシにとってはすっかり他人事であるが。実家に1.8mのスキー板と28cmの靴がホコリの中に埋もれているはずなので,やる気になればすぐに出来るのだが,もうそんな気分になることはなさそうである。大体,そんな長い板,流行遅れもいいところだもんな。

 昨日は東京。富士山がとてもきれい。この時期は空気も澄んで,一年で一番キレイに青空に映えている。

mt_fuji_20061227.jpg

 大師匠の所へ暮れのご挨拶に行くついでに,丸の内丸善で樋口一葉と数人の野口英世が行方知れずとなる。これで年内に欲しかった新刊は全て買い揃えた。問題はいつ読むかなのだが・・・ま,おいおいに。
 クリスマスが済むとあっという間に正月準備が進むようで,OAZOの入り口にはもう門松が飾ってあった。

pine_branch_for_new_year_on_gates.jpg

 そーいや,一人暮らし初めて以来,松飾りなんてしたことないよなぁ。伝統的日本人から遠のくばかりである。

 本日はもらい損ねた宅配便の到着を待って,年越しのための買い出しに出かける予定。もう浜松に行く気力もないので,掛川市内の行きつけのスーパーで済ませることになりそう。あ,インクジェットプリンタのインクも尽き果てていたな。買っておこう。それが終わったら,残り二日分のぷちめれを書かなきゃ。どーれにしようっかなぁ。

 ボチボチ過ごします。

Posted by tkouya at 09:32 AM

December 26, 2006

12/26(火) 掛川・雨

 台風並みに発達した低気圧が太平洋沿いを進んでいるようで,生ぬるい風と土砂降りが続く。明日は東京行きなのだが,新幹線の運行に支障が出るかしらん?

 仕事納めだが,午前中会議,午後卒論チェック。卒論進まず,正月に勝負を賭けることになりそうな感じ。頑張りましょう>卒研生の皆様

 帰宅途中に地元の温泉に寄って骨休めをし,スーパーでカレーの材料とルーを買って帰宅,夕食に久々の自家製カレーを作って食う。うまかったので,お代わりしたら腹一杯になり,うつらうつら状態で仕事にならず。何とかでかい次数の計算を流すことはできたが,細かい作業はとても出来そうにない。続きは明後日以降となりそうだ。何とか論文にまとめたいんだけどなぁ。無理かなぁ。

 眠いので寝ます。

Posted by tkouya at 07:32 PM

December 25, 2006

12/25(月) 掛川・?

 そーいや昨日はクリスマスイブ,今日はクリスマスだったのだな。毎年恒例のWinbiffのPostmanさん変化で気が付いた。

merry_xmas_winbiff2006.png

 本日が本年最後の講義日で,ゼミの最終日でもある。卒論にダメ出しをしながらゼミにお付き合いし,その後は忘年会へなだれ込む。チェーンの居酒屋が会場だったが,新人店員が多かったせいか,やたらに待たされたな。
 ま,無事終了して何よりである。

 今日はこれにて。明日は仕事納めだが,卒論のダメ出しも,保険の変更の手続きもあったりする。結構ドタバタになりそうな予感。浜松まで買い出しに行きたいのだが,そんな暇があるのかどうか。

 奥村先生のblogで,我が掛川市のシステムについての講評がなされていた。何でわざわざド田舎のシステムを見学に来たのかワカランのだが,まあかなり疑問を持たれたようである。WebもIE専用に作ってあったりして,批判されるのは無理ないのだが,掛川程度の職員数と財政規模で,小うるさいIT専門家の批評に耐えられるシステムを構築できるのかどうか疑問である。もちろん,予算の範囲内で,セキュリティもアクセシビリティも万全のものを作るべきであるというのは正論なのだが,それだけのものを作る技術レベルを持った企業を選択するとなると,簡単な仕事ではない。外部から批判するのはたやすいが,どのようにすれば建設的なITシステムの監査が可能になるのかを提言できる人間は非常に少ない。

 寝ます。

Posted by tkouya at 08:43 PM

December 24, 2006

12/24(日) 福井->名古屋->掛川・晴

 福井行きから帰宅。HO先生,HA先生,久々の出席なのにきっちりお世話頂いてありがとうございました。さーて,喋った中途半端な内容はこれから正月で一気に結果を出してしまおうっと。

 福井行きは名古屋から高速バスを使った。

highway_bus.jpg

 行きは3割程しか席が埋まっていなかったが,帰りは8割近く埋まっていた。結構人気あるんだなぁ。金沢・富山までと言われるとちょっと乗車時間が長いので辛いが,福井ぐらいまでなら特急とそれほど変わらないので十分競争力があるのだな。往復5000円は安くてありがたい。

 会場ではかような↓スローガンが張られていた。

slogan.jpg

 良い味を出している。

 帰りは名古屋駅内の三省堂書店で久々の単行本一気買い。福沢さん一名行方知れずとなる。うーむ,既読の漫画単行本が多いのだが,良いものがあるので今年中にぷちめれましょう。

 へー,ロケット団芸術祭賞受賞とのこと。あんまし有名ではない若手漫才師であるが,寄席の老人客も巻き込んで笑わせていたのはたいしたモンであると感心した覚えがある。
 賞取りレースなどと揶揄されることも多いだろうが,それなりに実力がないと受賞は出来ないシステムになっているのは事実であるから,これを機会に,更に頑張って東京漫才を盛り上げて言って頂きたい。

 明日に備えて寝ます。

Posted by tkouya at 09:06 PM

December 22, 2006

12/22(金) 掛川・曇(多分)

 あああ,明日から福井行きなのに全然資料が準備できていない。ああああ,どうしようどうしよう。また新幹線(名古屋まで)と高速バス(福井まで)の中で書くしかないなあ。しかしやっとのこと

495 5.057506924496106828235990083033642891451052625435595e-2
496 4.751229661771325242856866292635765421451574630561078e-2
497 4.444907722303721596925139232723602171028066553716208e-2
498 4.138543986498471936329773150775679700191626863054994e-2
499 3.832141335153771453760521609399249465785954116248354e-2
500 3.525702649433745779204981122277696752089478804095882e-2
501 3.219230810841358829530092362356753576222333742190051e-2
502 2.912728701191317471900884068954198027717546895234723e-2
503 2.606199202582973255819214892854141613128847031091042e-2
504 2.299645197373221468592832758679750584808280616491175e-2
505 1.993069568149397769070239632734476484767787883030747e-2
506 1.686475197702172654499621625399092305259734598936110e-2
507 1.379864968998444015390479915940123775482097402853221e-2
508 1.073241765154228033274576872629296822315251803686331e-2
509 7.666084694075486762783937833344468242902288165353201e-3
510 4.599679650913260474324816646989853083344117021993918e-3
511 1.533231356062638406538745576978832626033716825525018e-3
512 -1.533231356062638406538745576978832626033716825525018e-3
513 -4.599679650913260474324816646989853083344117021993918e-3
514 -7.666084694075486762783937833344468242902288165353201e-3
515 -1.073241765154228033274576872629296822315251803686331e-2
516 -1.379864968998444015390479915940123775482097402853221e-2
517 -1.686475197702172654499621625399092305259734598936110e-2
518 -1.993069568149397769070239632734476484767787883030747e-2
519 -2.299645197373221468592832758679750584808280616491175e-2
520 -2.606199202582973255819214892854141613128847031091042e-2
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522 -3.219230810841358829530092362356753576222333742190051e-2
523 -3.525702649433745779204981122277696752089478804095882e-2
524 -3.832141335153771453760521609399249465785954116248354e-2
525 -4.138543986498471936329773150775679700191626863054994e-2
526 -4.444907722303721596925139232723602171028066553716208e-2
527 -4.751229661771325242856866292635765421451574630561078e-2
528 -5.057506924496106828235990083033642891451052625435595e-2

というビタ一桁狂っていない(多分)数値を出せたので,頑張って途中経過だけでも報告してきます。

 あ,そうそう。明日からぷちめれ祭りです。12/27まではストックがあるので自動更新されます。・・・ってそんなことしているから時間がなくなるのである。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 09:48 PM

December 20, 2006

12/20(水) 掛川・?

 あ,VMwareのコンテンツがGoogleで復活した。新規にBotが見つけたURIが一時消えてしまうってのは,PageRank計算手続きの問題なのかしらん? よーわからん。

 プログラムをシコシコ作るのみ。
 こんな計算↓をしている。

9.752e-01 2.05e-15 1.02e-10621 3.27e-10622 9.21e-6863 -GOOD!-
9.745e-01 3.03e-15 7.11e-10622 3.39e-10622 7.89e-6782 -GOOD!-
9.738e-01 2.87e-15 3.99e-10622 7.09e-10623 2.00e-6800 -GOOD!-
9.731e-01 2.74e-15 3.14e-10622 4.35e-10623 2.22e-6816 -GOOD!-
9.724e-01 2.31e-15 2.03e-10622 5.34e-10623 1.55e-6860 -GOOD!-
9.717e-01 3.62e-15 6.10e-10623 8.20e-10624 4.11e-6767 -GOOD!-
9.710e-01 3.46e-15 6.23e-10623 4.42e-10624 5.44e-6783 -GOOD!-
9.702e-01 2.40e-15 2.12e-10623 1.01e-10623 1.24e-6869 -GOOD!-
9.695e-01 1.55e-15 1.04e-10623 8.16e-10624 5.22e-6973 -GOOD!-
9.687e-01 1.75e-15 1.30e-10623 3.74e-10624 3.17e-6951 -GOOD!-
9.680e-01 3.64e-15 3.62e-10624 3.04e-10625 3.55e-6794 -GOOD!-
9.672e-01 2.55e-15 2.30e-10624 1.38e-10624 2.43e-6879 -GOOD!-
9.664e-01 1.97e-15 1.86e-10624 9.03e-10625 3.94e-6942 -GOOD!-

 指数部は間違いにあらず。うーむ,楽しい。

 もうちょっと楽しんでから寝ます。

Posted by tkouya at 09:49 PM

December 18, 2006

12/18(月) 掛川・寒

 さぶっ。つーか,これが平常の12月の気温なのだな。

 ドタバタしながら講義二コマを行い,ゼミと卒論にお付き合い。そろそろ卒研テーマ決めの季節であるので,ちょっとネタを仕込んでおくことに。
 3時間ほど,ソースを弄くっていたら,とりあえず絵が出るところまではたどり着いた。

ex3.png

 懐かしーなぁ,と思いながら,もう少し最大反復回数を増やして実行してみる。

ex3-2.png

 あ,これこれ。もう少しグラデーションを付けてキレイに表示したいが,それは課題として取っておくことにしよう。

 ちなみにこの2枚はOpenGL+BNCpackで描いたモノ。OpenGLだとWindowsでも実行可能になるので,速度的には?なのだが,環境に依存しないのはありがたい。

 あれ? ググってこいつが出なくなっちゃったな。新着URIは一度消えてまた復活するというケースが多いようだが,どういうアルゴリズムになっているんだか。

 本日のAmazon売上表↓

amazon-20061218.png

 注文主の精神構造を知りたくなるね。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:29 PM

December 15, 2006

12/15(金) 掛川->浜松->掛川・?

 非常勤講義,年内最後の日である。とゆーわけで,少し早いが,クリスマスプレゼントを学生さんたちに贈る。今回は随分と軽め。つーか,前回のレポートは死ぬほどメンドくさかった(採点が)ので,こちらの負担を考慮した結果,そうなったのである。頑張ってくれたまへ。

 査読した某論文,rejectと決まったとのこと。案の定,二人の査読者で意見が分かれ(片方は条件付き採録,ワシがreject),採決の結果,今回は見送り,ということになった。しかしアイディアを非難している人は誰もおらず,逆にみんなで褒めちぎっているあたり,次回に期待するところ大,ってことですな。ちょっと羨ましい(落としておいて何を言うか)。

 で,自分の研究だが・・・すげー小粒にまとまりそうである。うーん・・・希有壮大な所を狙っていたのだが,今ひとつ盛り上がりに欠けるなぁ。ぐちゃぐちゃとHPCでは嫌がられる誤差解析の話をしまくるのも手だが,HPな話に繋がらない・・・とりあえず,明日文章に起こしてみて,それから考えることにしよう。つーか,フランスに持っていく話をするはずが,楽なテーマに切り替えちゃったのが全ての敗因なのだな。

 げ,VMware + MPIでググったら,先日アップしたばっかりのヤツがトップに(日本localだろうけど)。下手なエーゴで書き直すべきかしらん? うーむ,Googleさん,見つけるのが早すぎる・・・つーか,速度が上がるわけでもないのに,仮想PCでcluster組む奴なんかいねぇってことなんだろうな。シミュレータとしては良い環境だと思うんだけどねぇ。
 ま,次年度の教育ネタはこれで行きますか。

 さて,年末のぷちめれ祭(今,命名した)の書き貯めをしてから風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 08:20 PM

December 12, 2006

12/12(火) 掛川・雨後曇

 この時期には珍しく,しとしととそぼ降る雨。気温,午後に入ってからぐっと下がる。かなり寂しい冬の一日。

 A君の卒研に付き合うこと数ヶ月,本日,UNIXのe-Learning教材が一応の完成を見る。前期にも一度作成したのだが,次年度から講義が一回分増えて14回(+定期試験)になるので,この機会にと,VMware Playerを使ってのVine Linuxのインストール編も追加したのである。結構な量であるが,まあ何とか,UNIXのコマンドライン実習onlyというつまらん講義を脱することが出来たようである。うまくいくようなら,更にレベルアップを目指した中身にしていく必要があるな。
 これをベースに,テキストを書く必要があるのだが,さて正月中に仕上がるかどうか。遅くても2月いっぱいには出来上がらないと,印刷に間に合わないからかなり切迫しているぞ。頑張らねば。

 さて,今年もおしまいに近づいたので,業績表をまとめなければならない。ボチボチとキーボードを叩いて,今年も喋り倒したな(6講演 + 2一般講演)ということが判明。なーんかもう一本論文があったよーな気がしたのだが,あれは夢幻であったのだな,と諦めている。何やらその投稿先の某e-なんちゃら学会から会費請求があったようだが,こりゃ,新手の詐欺みたいなモンである。誰が払うか,払ってほしけりゃ活動しろよ,と言っておく。
 次年度からA先生よりエラいことを頼まれたよーな気がするので(今度の福井行きで確認しなきゃぁ),その前に以前reject食らった論文を再投稿しなきゃならんのだ。某x-Learning学会なんぞに係り煩っていられるかってんだ。

 「転んでベソかいている暇があったら,さっさと起きて走り続けろ,ボケが」

 HPCS2007のポスターセッション参加のお許しが出たよーであるので,VMwareでベンチした結果をまとめておく必要が出た。年内にやっている暇はなさそーなので,年明け1月上旬にあれこれ弄くる必要があるな。貧乏暇なし,ITシステムに停滞なし,なのだな。

 あああ,HOKKE2007の申し込みももうすぐだ。タイトルと中身を早急に決めなきゃ。一応文章の下書きぐらいしておかないと。あああ,今年こそ論文量産体制にかからなきゃぁ。このご時世では,いつまでこの幸せな研究生活が送れるかワカランしなぁ。

 「LaTeX & Postscript スーパーテクニック」を職場の売店で買う。良い本だな・・・と思ったのだが,さてキチンと文章を追っていくと・・・うーむ,これは読者を選ぶ本だな,という印象に変わる。詳細は全部目を通してから,ぷちめれましょうぞ。でもワシにとっては役に立ちそうである。著者名を見たときには同姓同名の別人かと思ったのだが,皆さん,いろんな事やってんだなぁ,と感心させられる。ワシも精進しなくちゃ。

 あ,そうそう,先日ここで報告した研究生の件は,事務局matterとなりました。今後のお問い合わせは大学公式メールアドレスまでお願いします。・・・とお役所的対応。

 あああ,本年のぷちめれまとめ書きもしておかなきゃぁ。とゆーことで,書いたら(カイたら×)寝ます。

Posted by tkouya at 10:40 PM

December 10, 2006

12/10(日) 掛川・晴

 ふー,何とか一定の結論は出そうなところまで,予備的な計算はできたようである。これで今週中に文章の下書きを仕上げるまでに材料を揃えたいな。・・・しかし40年前の論文を引っ張り出してゴソゴソやりだすって辺り,いかにワシがパラダイム無視の研究活動をしているかってことを如実に示しているよな。

 Vincentさん(ふーん,Mullerの弟子だったんだ,この業界は狭いな)から,Try MPFR!で使っているMPFRには脆弱性があるのでNew versionを使うように,と注意喚起のメールが届く。いい機会なので,GMPもついでにVersion upするも,Vineに入っているGMPがちと古いのでそっちをPythonごと削除(PythonのRPMでGMPを使っているらしい)。

 # apt-get remove gmp
 $ wget http://ring.ocn.ad.jp/pub/GNU/gmp/gmp-4.2.1.tar.gz
 $ tar zxvf gmp-4.2.1.tar.gz
 $ cd gmp-4.2.1; ./configure --prefix=/usr/local --enable-shared --enable-static --enable-cxx; make
 # make install
 $ cd ..; wget http://www.mpfr.org/mpfr-current/mpfr-2.2.1.tar.gz
 $ tar zxvf mpfr-2.2.1.tar.gz
 $ cd mpfr-2.2.1; ./configure --prefix=/usr/local --with-gmp=/usr/local; make
 # make install
 # vi /etc/ld.so.conf ← /usr/local/libを追加
 # ldconfig ← /etc/ld.so.cacheを更新

 Shared libをCGIで使うってのはどうかという気もするが,他のアプリを突っ込むときにはこうしておいた方が便利かなとゆーことでこのようにした。もちろん,悪意を持ったshared libに置き換えられたらエラいことになるのだが,そうなったら,そもそもそんなことをされるようなシステムを置いておくこと自体が問題なのだから,OSをclean installする必要が出てくるわけだな。

 つーことで,今日もお仕事がんばります(休日だけど)。

 ただいま。うーむ,ついNHKスペシャルの「ワーキング・プアII」を見てしまって,ずーんと落ち込む。なかなか深刻である。日本の豊かさがこぼれ落ちている,ということを淡々と語る番組であった。

 さて寝ようかな・・・というところにこんなメールが。
-------------------------------------------------
静岡理工科大学大学院システム工学専攻
幸谷 智紀 先生

研究生として先生のご指導を頂くにはどうしたらよいですか。

前略
初めてお手紙を出させていただきます。
 私は現在、xxxxxxxxで日本語を勉強していますバングラディッシュ人のxxxxxxxxxxと申します。私の日本語の勉強は、来年2007年の3月に修了する見込みです。
母国で、すでにコンピューターサイエンス専攻で大学(Independent Univ.Bangladesh 4年)を修了いたしました。(就学年数合計16年)日本語学習が修了した私は、研究生としてコンピューターネットワーキングの勉強を先生の研修室に入ってご指導をいただきたいと希望しています。
 お忙しいところ申し訳ございませんが、研究生になるためにどのような準備をしたらよいか、先生と一度お会いしてお話をお伺いできれば幸いです。
また、ご連絡いたします。お手数をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(以下略)
-------------------------------------------------
・・・さーて困ったな。こーゆーのは初めてである。とりあえず事務局と相談の上で判断するしかないか。検索してみると,IUBってのは私立大学であるらしい。確かにCS専攻ってのは存在しているな。しかしよりによって,うちの大学のワシんとこに来なくても。静岡県内にはまだ産大も静大も県立大もあるんだし。黒川あずさのエッセイ漫画をぷちめれったせい?(w

 ま,全ては明日である。寝ます。

Posted by tkouya at 10:40 AM

December 07, 2006

12/7(木) 掛川・?

 卒研,ボチボチ佳境で,残るはAS君のPerl scriptのみ。これが結構難題で,次週までに解決できないようなら,こっちも本腰入れてチェックしなければならない。やっぱり実装は難しいなぁ。A君の卒論テーマに関係するワシのビデオ撮りは本日無事終了した。よって,AS君以外のメンバーは卒論書きへ突入である。頑張れよ~。おまえも頑張れよ・・・ってのは既に古いか。

 奥村LaTeX本の第四版が出るそうなので,Amazonで早速予約。ワシは初版から持っているので,これで・・・何冊目だ? 暇があったら全部並べて証拠写真を取ってお見せしたいものである。

 MSDNに入っている特権を利用して,DVDに焼いたVista Businessをインストールしてみる。いきなり実機にぶち込むにはちと不安なので,VMware上にインストールする。

vista_on_vmware_server.png

 ああやっぱりDVDは偉大だなぁ。もうCDをとっかえひっかえインストールするのイヤである。ま,どのみちDVD2枚組,3枚組・・・と増えていくんだろうけどね。CD-ROMが一般化したときにはしばらくこれで楽になるな,と思ったものだが・・・歴史は永久に繰り返すのである。

running_vista_business.png

 とゆーことで,無事動いておりまする・・・しかし画面構成が変わると面倒だなぁ。少し慣れなきゃ。

 @niftyのcocologが二日間以上の大規模メンテナンスに突入。ワシはユーザじゃないのでどーでもいい話だが,楽しみにしているPodcast番組の行進が止まってしまうのだけはちょっと悲しい。パフォーマンス向上はまだ道半ばのようだが。
 まさかPerlでシステムを組んであるんじゃあるまいな。DBMSの問題なのか,Interfaceの問題なのか。結局は自社開発したシステムを使っていないツケが来たということなんだろうな。Googleを見習うべきであろう。

 Tukaがサービスを終了し,auへの一本化を図るようだ。ワシは早々に移行しちゃったし,ま,時間の問題だったな。しかし吸収合併されてユーザも社員も普段通りにしていられるってのは幸せなことである。ちとうらやましいぞ。

 ふーん,Golubって,HPに在籍していたことがあるんだ(今から40年前)。こういう発見ってのは学者ならではだな。ちょっと嬉しい。

 寝ます。

Posted by tkouya at 08:11 PM

December 06, 2006

12/6(水) 掛川・?

> ということでしばらく更新がおろそかになります。頻繁に更新するようなら,
> 現実逃避と思って頂いて間違いないぞ。

と書いた舌の根も乾かぬ内に更新している奴は何処のドイツだ,もとい,どこのどいつだ。つーか,「更新しないぞ」と書くということは,blogの更新を気にかけているという証なのであり,本当に更新する暇がなければ,blogの存在そのものを忘れてしまうのである。従って,「更新しないぞ」と書くと,忙中閑ありの閑においてつい筆を,いや,キーボードをたたいてしまうのであった。

 昨日は浜松にてパネル展示と講演聴講。まあワシなんぞはいてもいなくてもいいようなモンであったが,ホテルの飯はうまかったっす。
 JRを使って往復したので,暇つぶしに本を2冊持っていったのだが,それがたまたま(ホントなんだよ),「シュミじゃないんだ」と「朽ちていった命」・・・ワシはとんでもない罰当たりなんじゃないだろうか。
 帰りの列車内で新たに購入したいしいひさいちの新刊を読んでいたら,同じく帰りがけのS先生に「漫画なんか読んでるー」とからかわれる。うーん,今のいしいひさいち作品は「漫画」といっていいのやら悪いモノやら。だんだんピカソの晩年の作品のような,「石井被災地(おお,この名前は誤変換から生まれたのか!)作品」としかカテゴライズできそうもない領域に,少なくとも絵のレベルでは確実に突入したというしかない。4845の作品に至っては,5分ばかり意味を考えてしまったが,かようなハイブロウさのレベルも常人には真似できない高さである。それ故に,いしいひさいちのパチモン漫画家(やくみつる等)がポピュラリティを得ているとも言えるのである。

 あ,そうそう。溜まりに溜まった読了済みの本のぷちめれは年末にまとめて書く予定。乞う御期待(している奴がいるのだろうか?)

 ちょっと用あって40年前のY博士執筆の論文(つーか,プログラム)を眺めている。ふーん,この当時には既に任意桁計算可能なALGOLコンパイラがあったのか。ちょっと感心するぞ。話には聞いていたが,この数表の桁数はさすがである。
 あとはこの零点を計算して・・・明日中には計算はしたいな。さてどうなるやら。締め切りは来週いっぱいだ!

 とゆーことで寝ます。更新は・・・ま,そん時の気分次第ということで。

Posted by tkouya at 12:08 AM

December 04, 2006

12/4(月) 掛川・晴

 西高東低冬型の気圧配置。北陸でも初雪がようやく降ったようだ。まあ原油が高騰しているから,灯油をあまり消費せずに済むのはありがたかったのだが,さすがに師走に入ると一気に平年並みの寒さになるのだな。今年の年末も一人アパートに籠もることになるのだが,さて灯油缶とミカンをどんくらい使い/食い尽くすのかなぁ。

 VMwareでPC clusterを作る実習,全然進まず,TCP/IPネットワークの変更だけで大騒ぎになり,結局,VMをもう一台増やすだけで終わってしまった。次週でケリを付けたいな。

 MSDNからダウンロードしていたVistaがやっと全部落ちた。ボチボチ暇を見てインストールしたいのだが,さて,職場の少しガタが来だしたマシンのリプレース用PCをそろそろ入手しなきゃなぁ。それよか講義用のゴツイNote PCを入手するのが先か。予算10万未満でCore 2 Duoマシンも入手できるようになってきたし,デスクトップが先かなぁ。もう少し悩むことにしよう。

 夜に電話あり,ちょっとプライベートなことでお世話して貰っている人にご迷惑なことになってしまったことを相談する。元はといえば,当方の煮え切らない態度が全ての原因である。いい年なんだからちゃんと自分でケリを付けなきゃなぁ。

 さてもう本格的に次の研究テーマに邁進しなきゃぁ。ということでしばらく更新がおろそかになります。頻繁に更新するようなら,現実逃避と思って頂いて間違いないぞ。

 んでは。

Posted by tkouya at 08:35 PM

November 29, 2006

11/29(水) 京都->掛川・晴

 生ぬるい空気の中,京都で大御所の講演を聴き,帰宅。色々と写真やらビデオやらを撮ったのだが,公開すると出演料を取るとか言うA先生のような方がいらっしゃるので止めておく(ウソです)。

 京都行きの間に

mpicluster_vine32_vmware.png

などというWeb資料を作る。こういう懇切丁寧な資料を作ってマニュアル的に教育するってのはどうかと思うんだが,近頃の○○○○は○○なのでこの手のモノは案外喜んでくれる。しかしそれって結局○○の○を○○○いるだけなんだがな。それをヌケヌケとやってしまうワシもワシだが(以下略)。
 次週からこれを使ってMPI clusterをVMware上に作ってもらう予定。一通り済んだら公開します。

 上記資料を作るのにあたって,いい機会だからとW3Cが提供しているAmayaのWindows版をインストールして使ってみたが,訳の分からんところで落ちるわ,カーソルの移動がまごつくわで,商用のAuthoringツールと比べると相当使い勝手は落ちると言う印象を持った。
 仕方ないので,久々に秀丸エディタを使ってHTMLを手打ちする。定型的な箇条書き分ばっかりの内容なので,結果的にはこの方が早くできた(様な気がする)。

 あ,MPFRが2.2.1にマイナーVer.up。ワシの翻訳もそのままリンクが残っている。"not much differnce"だそうな。それよか,まともなC++ classを出せよな。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:26 PM

November 25, 2006

11/25(土) 広島->西条->掛川・?

 ふひー,何とか講演とポスターセッションを終えて無事帰宅しました。

PIC_0007.JPG

 ああシンドぉ~。これで次週の京都行きを終えれば死のロードも終了である。もーこれであと2週間はどっこも行かないぞ。自宅と職場と浜松の往復だけで平穏無事に過ごすのだ。

 今回の情報教育研究集会の会場は広島大学東広島キャンパス。広島市から近いのかと思ったら,最寄り駅は西条。広島駅から普通電車で30分以上もかかる。その上,西条駅からバスで20分ほど走ったところにある山の中なのである。

PIC_0011.JPG

 金沢大学もそうだったが,老朽化した建物群を修繕するのではなく,キャンパス丸ごと郊外へ移転というパターンのようだ。旧帝大のように歴史としがらみがあって,図体がでかいと,そうそう引っ越しはできないが,そうでない国立大学は政治の都合でホイホイと移転させられちゃうんだろうなぁ。建物が新しいのは結構だが,こう遠いと・・・ねぇ。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 09:44 PM

November 24, 2006

11/24(金) 掛川->浜松->広島・?

 広島の小ぎれいなビジネスホテルでこれを書いている。できて間もない新築らしく,フロントから部屋の中に至るまで全てピカピカ。最近のはやりなのか,大浴場(人工カルシウム温泉だそうな)があったので,ざぶんと浸かり,ヒトゴゴチついてこれを書いている。
 最近はどこのホテルにも無線・有線LANが整備されているが,OCNがやたらに多いような。このホテルもOCNだし,先日の函館で泊まったホテルもOCNだった。まあワシもOCN会員だから帰ってありがたいぐらいだが,インターネット勃興期にはあれほど乱立していたISPも,大手の寡占化が進んじゃったのだなぁ,と時代の流れをつくづく感じてしまう。

 何とかポスターを印刷し,PPT資料を名古屋から広島まで乗ったのぞみ車中でっち上げた。しかしPPT資料はスカスカのいい加減なもの。明日の講演までに少しはブラッシュアップしなきゃなぁ。

 広島までの往復乗車券を買ったら,広島エリアは特定都区市内エリアの設定がされていることに気がつく。山陽本線岡山方面では瀬野駅がその一番端にあたるようだ。会場は西条からバスなので,帰りの切符は瀬の駅まで買えばいいわけね(ケチくさ)。

 お,イグノーベル賞候補研究。是非とも日本の科学技術研究に足りないギャグ成分を若人に培っていただきたいものである。

 さっさと寝て英気を養います。

Posted by tkouya at 10:26 PM

November 22, 2006

11/22(水) 掛川・?

 わーっ,査読締め切り忘れてた~・・・訳ではなくって,ずーっとここ一週間ほど間欠的に悩んでいたのである。だーかーらー,ワシにボーダーライン上の論文査読させるんじゃないっ。決断力がないんだからさー,グズグズと時間だけが過ぎていくんだってばさ。
 ボーダーラインってのは2種類あって
 A) 面白い提案だが,論拠が不十分
 B) 面白くも何ともない提案だが,論文の書き方はバッチリ
のケースに限られる。大部分の論文はBにカテゴライズされ(ワシのものも含むがね),まーよっぽど人の剽窃っぽいものじゃなければ,rejectする理由がないので,グダグダ難癖は付けつつも,大概オッケー(条件付き採録)となる。
 問題はAのケース。今回のはそれだった。面白さの基準ってのは美術評論とかSEXの相性みたいなモンなので,個人差が非常にでかい。だから,査読者によっては評価がまっぷたつに分かれることも珍しくない。「面白くない」と評価されればボーダー外で即rejectだが,「面白い」となれば,後は論拠の不十分さがどの程度かで判断することになる。全面書き直しが必要だなぁ,となれば惜しいけどreject,部分的な追加や修正で何とかなりそうなら条件付き採録となる。
 とゆー訳で,今回のワシの判断は「全面書き直しが必要」ってことで,残念ながらreject。数値計算法としては難点がいっぱいありそうだけど,提案そのものは弄くりがいがありそうなので,もったいないとは思うものの,まだ数値例での検証が不十分で,解法が正しいかどうか判断しかねる,この次を期待します,ってことですね。
 しかし判断は分かれそうだなぁ。理論屋さんは条件付き採録と判断するかもしれないし,最終判断がどうなるかはメタレビューアのS先生次第だなぁ。ま,やることはやったので(締め切り過ぎたけど),後はよろしくお願いします。

 ぐわー,今日の午後はポスターセッション用のポスターの印刷だった。まだポスターの影も形もデータもないぞ。ってことで早速出勤して頑張ります。

Posted by tkouya at 06:26 AM

November 20, 2006

11/20(月) 掛川・?

 ぱっつんぱっつん状態未だ去らず。あああ,明日にはe-Learning教材のビデオ撮りして会議出てデータ取りして25日のプレゼン資料とポスター作って22日には印刷して・・・ダメだ,もうワシはダメだ。

 へー,三菱東京UFJ銀行がコンビニATM手数料を無料化ねぇ。地方銀行は以前からやっておったが。都市銀行もやっと重い腰を上げたか。

 PC Watch 10th Anniversaryだそうな。月日が流れるのは早いなぁ~。早朝の秋葉でWindows 95を購入してからもう10年以上にもなるのか。そのわりにゃぁ,何か革新的な事が出来るようになったとも思えないのだが。湯水の如く,マシンパワーをつぎ込んだ計算をするようになったぐらいかのう。すっかり老人気分。

 へー,慶応が共立薬科大を吸収ねぇ。ガタイが違いすぎて合併とは言えないよな。慶応クラスなら単独でも薬学部ぐらい作れそうなもんだが,文科省が大学定員をガッチリ押さえ込んでるからねぇ。吸収するのが手っ取り早いか。
 大学もそのうち銀行のように,「日東駒専大学」とか「大東亜帝国大学」(弱者連合かよ)になってしまうんだろうかねぇ。まあワシとしては研究と教育と給料さえ貰えれば名前なんかどーでもいいけどね。

 ダメなので寝ます。

Posted by tkouya at 10:10 PM

November 15, 2006

11/15(水) 掛川・?

 用事が立て込んでパッツンパッツンになりつつあるので簡潔に。

 LAPACK 3.1がリリースされる。0.1のマイナーアップデートにも関わらず6年ぶりっつーことは,線型計算のベース部分はほぼ出来上がったと言うことか。線型な方々から総スカンを食いそうな発言だが事実は認めて欲しいものである。

 Quad-core が正式にリリースPC Watchのベンチマークは・・・何だか効果が出るとも思えないことを無理矢理やっている(比較対照のために必要なんだろうが)感があって気の毒である。つーか,アプリケーションのMulti-thread化が全然進まない理由の方が気になるな。
 1.金にならない
 2.速くならない
 3.Multi-threadって何?
まさか3ではあるまいと信じたい。

 情報処理学会から「情報」未履修問題に対する意見が出る。まーしかし,数学や理科の時間を削って情報をやれという意見は少数派なんだよな。言っても効果はなかろうが,言っておかないと存在が問われるから出したという感じである。本気さが感じされないのはその辺が原因か。

 明日は東京で研究会聴講。次週は広島行き,その次は京都・・・死のロードは佳境である。死なないように頑張ります。

Posted by tkouya at 08:54 PM

November 12, 2006

11/12(日) 掛川・快晴

 朝の5時頃,寒くて目が覚めてしまった。毛布を一枚引っ張り出してかぶるとちょうど良い。再び浅い眠りに落ちるも,8時頃に自分のイビキで目が覚めてしまう。うう,睡眠時無呼吸症候群一歩手前か。ここんとこ,肥満気味だからなぁ。折角スポーツクラブに会費払っているんだから,寝る前に一運動するぐらいのことはすべきだろうなぁ。今週はちょっと頑張ってみるか。

 なんか職場の上の方から,うちのWebページの充実を図る方策を考えてくれという,非公式打診があった模様。そんなもん,うかうかと提言なぞしようもんなら,「じゃあ言い出しっぺがやってくれ」ということになるに決まってんじゃん。しかし,言いたいことは山のようにあり,それを黙っていられない性格でもあるので,ここでそれを吐き出し現実社会では黙秘を通すことにする。

 大体,Webページの保守管理なんてのは従の仕事であって,一生懸命やったところで自分の実になるものではないし,業績評価が上がるわけではない。そこがエライ人は分かっていないのではないか。
 更に言うなら,Webページも含めたIT活用術は既にMS Officeの扱いに長けるだけという段階を過ぎ,熟練(センスも重要だが)を要するものになっているという事実をまだ認識していないのではないか,と思えて仕方がないのである。

 今,個人のページが曲がりなりにも充実している連中はワシも含めて1990年代後半のInternetブーム(その時は「ホームページブーム」と呼ぶべきものであったが)に便乗して,シコシコとHTMLを手打ちしたり,機能の足りないAuthoring toolを苦労しながら操って自分のWebページを立ち上げた,いわば「Webページのベテラン」揃いなのである。やれデザインが悪いだの,やれ掲示板が貧弱だのと言われつつ,あーでもないこーでもないとコンテンツデザインをチマチマと修正しつつ,「自分の個性とは何か」を自問自答して今日の個人ページがあるのだ。
 つまり,充実した個人ページとは,年期を経た盆栽のような存在なのである。素人目にはAuthoring toolやCMSのテンプレートにはめ込んだだけの代物も,枯淡の味わいを醸し出している盆栽個人ページも同じに見えるかもしれない,いや後者の方がビンボー臭く見えるだろうが,前者はどこにでもあるデザインなので,あっという間に見飽きられてしまうのだ。もちろん,更新が全くされていない盆栽とは非なる「枯れ木Webページ」では仕方ないが,下手は下手なりに手を加え続けて十年も経てばそこには否応なく「個性」が醸し出されているのであり,それは他人が真似しようにもそう簡単には出来ない代物になっているのである。

 そんな「個性的」なWebページが,誰にでもすぐさま出来上がるものだと思っている人は,モノを知らない若造か,IT革命ともてはやされた数年前の感覚を未だ引きずっている年寄りだけであろう。少しは「ほぼ日刊イトイ新聞の本」や「ほぼ日刊イトイ新聞の謎。」でも読んで,その苦闘ぶりを骨の髄まで叩き込んで,反省しなさいっ!(「謎」本はまだ読んでないけど労作みたいだ,楽しみ。)

 そーいや,Mさんに教えてもらったVine Linux 4.0のリリース,トラブルで延期状態なんですな。楽しみにしてたのにー。今年度末までにVMwareでMPI clusterを作るマニュアルを仕上げたいのだが,間に合うのかしらん?

 おおもったいないぞ,CPU Tree! マザーボードに取り付けて電源を通せば,並列分散処理が出来る画期的なTreeになったところなのに。って何万W必要になるんだか。Celeron, Pentium 4, Pentium D等の混在環境だからちみっとHeteroになるけどね。穴あけて飾ってあるって事は,不良品だったのかなぁとは思うが,どうなんでしょうな。

 あー,完全な冬型気圧配置らしく,雲一つない空の下では乾いた寒風が吹きすさんでいる。これからゆっくり布団シーツ干しをして,買い物をして,出張連チャン地獄(自分で選んだんだけどさ)を乗り切るための英気を養います。

Posted by tkouya at 09:53 AM

November 10, 2006

11/10(金) 函館->掛川・曇

 只今最終の新幹線で帰宅。いやー,今回の研究会は有意義だった。主催のS先生の努力で参加者数は過去最高(多分)だったし,将来の方向性も少し見えてきたようである。無理していい加減な講演をしなくて良かったとつくづく思う。おかげで自分の考えをまとめる時間も情報交換(つーか一方通行だな)できたし。帰りの新幹線車中でこれに出すネタも出来たし(数値実験が必要だが)。6月に喋るのがいいのだが,その前にイッチョ揉んでもらった方がいいだろうし(無視される可能性大だが,まあ一人か二人は相手してくれるだろう)。

 ホテルで寝冷えしちゃったので,ちょっと熱っぽい。早々に寝ます。

Posted by tkouya at 11:38 PM

November 07, 2006

11/7(火) 札幌・雨

 実家にInternet環境がないので,大通地下街ポールタウンのPRONTOでこれを書いている。先ほど翻訳作業ファイルをupしてほっと一息ついたところである。
 それにしても,PRONTのFlet's Spotはちょっと電波が弱いぞこれ。札幌駅地下の店では,席が奥の方しか空いていなかったので(平日の午後はオバちゃんばっかりなのだな,新鮮)そこでごそごそメールを書いていたのだが,まーこれがプッチンプッチンよく切れること切れること。こりゃダメだ(いかりや長介風に)と店を出るときにふと天井を見ると,入り口付近にちんまりしたアンテナが立っていた。皆さん,札幌駅地下のPRONTOでFlet'sを使うときにはなるべく入り口付近に座りましょう。

 札幌に来たときには必ず立ち寄ることにしている,なにわ書房グランドホテル前店が今月20日で閉店するそうである。うーん知らんかった。ここの2階のコミックコーナーは品揃えが独特で,買うかどうかはともかく必ず覗くことにしていたのである。そーいや,失踪日記を買ったのもここじゃなかったかしらん? 道産子作家ということもあって,落ち目になってからも吾妻ひでおの新刊は必ず置いてあったように思う。閉店直前に立ち寄れたのも何かの縁であろう。長い間,お世話になりました。これからは大通のリーブルなにわを贔屓にします。ってこれから寄るんだけどさ。

 しかし,何か,世間話に花を咲かせる女性客でいっぱいの喫茶店でむさい中年がしこしこノートパソコンに向かっているのって,なんつーかこー,はずかしっつーか,浮いているっつーか,ちょっとドキドキものですな。

 では明日,函館に向かいます。続きは帰ってからかしらん?

Posted by tkouya at 03:39 PM

November 06, 2006

11/6(月) 掛川・晴

 うう,三島親父パートの直しがたくさんあって,とても翻訳チェックは終わりそうもない。こりゃ,仕事持って函館行きとなりそうである。

 奥村先生のblog記事。ふーん,「町のパソコン教室以下」という表現は,そんなに間違っているとは思えないけどなぁ。いくら講師がMS認定資格持ちのOfficeのプロだとしても,中高年以上の初心者相手に基礎の基礎から教えていることが多いようだし,キーボードやマウスに慣れた今の高校生にその程度の授業ではまずい,という主張は正しいと思う。それよか,自学自習が必至となるプログラミング教育の導入を目指している「コンピュータと教育研究会」の目標を達成するためには,まず入り口の情報教育自体を整える必要がある訳だが,実態はそれにほど遠く,ましてやプログラミング教育なんて・・・という事の方が深刻である。入試科目に「情報」が登場するにはまだ時間がかかりそうだし,こりゃぁ長期戦略が必要だねぇ。

 おお,いよいよQuad-coreが登場か。ま,ワシが手を出すのは来年の廉価版が出てからだな。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 07:19 AM

November 01, 2006

11/1(水) 掛川・?

 とてものこと,人前で話せるほどの中身は期待できそうにもないので,次週の函館での研究会発表は取りやめることになった。お詫びのメールを主催者の先生にお送りして一人がっくりする。十年以上ボチボチ発表をしてきた訳だが,直前にキャンセルというのは初めてである。別段健康を害した訳でもなく,突発的な事件があった訳でもない。単に自分の怠惰のせいである。ああがっくり。2年に1回しかない貴重な研究会だってのに。次年度の国際会議の前哨戦と位置づけていた発表だったのに。はぁ~・・・とますます鬱になる。仕方がないので,翻訳プロジェクトの第2稿のupに全力を注ぐことにする。三島親父の野郎が全然音沙汰なしの無視状態の無責任極まりない態度なので,ワシのチェックと直しの作業は倍に増えてしまっているのだ。ワシの団塊世代嫌いはこの三島親父のせいである。くそぉ,上がったら糞味噌に文句つけてやらぁ。

 自宅のメインマシンのnForce4チップセットに取り付けてあるファンの軸がおかしくなったらしく,ものすごい異音を立てている。組み立てて半年過ぎた辺りから音が気になりだしたのだが,最初はゴミが溜まっているだけなのかと,時たま掃除機で吸い取るだけで収まっていたのだが,とうとう軸が逝かれたようである。あまりにウルサイので試しにとファンの電源を引っこ抜いてあるのだが,熱暴走しやしないかと冷や冷やもの。だいぶん涼しくなってきたので,これから春までは大丈夫だろうが,夏ならいっぺんにお釈迦になってしまいそう。早めに取り替えるに越したことなし。函館帰りに秋葉によってパーツを漁ってこようっと。

 調子が悪いときは現実逃避をするため,ちまちまと余計なことを調べまくることになる。気になっていた,実験室の電源設備を調べてみたのである。
 よく工場とか床に電源コードをはわせることのできない環境では,天井に電気が通っている金属レールを取り付けて,そこから電源タップをつり下げてある光景が見られるが,あれと同じものが実験室にも2本取り付けられているのである。設置当初から4つコンセントが取れるようになっていたのだが,さすがに10台のDual-core PCを設置するようになってしまうと全然足りない。そこで増設用タップを注文しようとしたのだが,その名称が全然分からなかったのである。
 さんざんググって,ようやっと正体が分かった。ワシの実験室にある電源レールは「ファクト20」(松下電工)という製品で,ラックマウントシステムにも使用されている代物であった。正式名称は「ダクトレール(duct rail)」と呼ぶようで,照明器具を扱っている所にも置いてあるようだ。で,ぶら下がっている電源タップは「リーラーコンセント(reeler outlet plug)」というものらしい。実験室にあるのはDH2675という製品で,Yahoo!オークションにも出品されていた。勉強になりました。早速,愛三電機に寄ったら買ってこよっと。

 Fedora Core 6がダウンロードできたので,DVDに焼いてインストールしてみる・・・うげげ,映んないでやんの。三菱のRDT194LMに繋いで作業していると,Xが起動したところで全く表示しなくなってしまう。試しに古いCRTにつなぎ直すとすんなり写る・・・が,なんだこの720x420って解像度は。これじゃ近頃のLCDでは表示できんわな。まあしゃーない,ともかくインストール作業はCRTに繋いで終わらせて,正式運用時にLCDへ・・・と,解像度をXGAに落としてみても全く表示されず。
 インストール時には,確かにnVidia GeForce 6600GTと認識していたんだがなぁ,やっぱり標準のX.orgドライバじゃなダメなのか,ということでダウンロードしてインストールしてみる。

 # sh ./NVIDIA-Linux-x86_64-1.0-8776-pkg2.run -x

と,"-x"オプションをつけて解凍だけしたら,NVIDIA-Linux-x86_64-1.0-8776-pkg2/usr/src/nv/nv-linux.hの

> //#include

をコメントに(そんなファイルは存在しないのでエラーになる)して,無理矢理インストールを完了させると,何とか表示できた。あーめんどくさ。2回に一回は起動に失敗するらしいが,まあいいか(良くないって)。誰かきちんとFedora core 6 x86_64で動作させることができたら教えて下さいませ。
 しかし,こんな一世代前のアクセラレータすらまともに対応できていないdistributionって,何だかなぁ,だよなぁ。ぼちぼちT君お勧めのCentOSに乗り換えるべきかしらん? この方を見習って

 折角,GCC 4.1.1がインストールされている環境ができたので,早速OpenMPを試してみる。サンプルコードはこちらのコードを使用させて頂いた。

fc6_x8664_openmp-1.png

 あらま,簡単ね。ま,卒研ネタが一つ増えてありがたい。

 ガックリきたので寝ます。

Posted by tkouya at 08:55 PM

October 30, 2006

10/30(月) 掛川・?

 うひょー,様々な予定がみっしり詰まってきて,もう身動きがとれなくなってきたぞぅ。とゆーわけでblog更新は函館帰りまで無理かも。

 何だか,世間が高校の必修逃れだの,中学生の自殺だので騒がしいが,今度はとうとう真面目な役職者にまで犠牲者が出た。
 ワシはイジメの体験者(中学生時代)であるし,現在一応教職に携わる者であるから,それなりにニュースはウオッチしていたが,どーも,教師や教育委員会に対しての世間の風当たりはかなり強く厳しいな,と感じる。まあ,教師なんて輩は元来そんなに沢山は不要な職業なのだから,少子化の昨今,大規模なリストラがない方が不思議なぐらいである。ワシ自身が遠からぬ将来,路頭に迷うことになったとしてもやむを得ないと思う。
 しかしそれにしても,もうちっと冷静な議論が第三者から提起されても良さそうなものだが,あんまし聞かない。そんな頭に血が上った昨今,今朝の「森本毅郎・スタンバイ!」のニューススタンバイ・渡辺恒雄(ナベツネじゃない別人)の意見は貴重なものであった。
 世間で事件が起き,怒りががわっと広がる,という事は必要なことだとは思うが,しかしその怒りの矛先は大概,本来向かうべき所とは違う所を突いてしまうものらしい。今度の校長の自殺はその典型例だと思う。
 岐阜の中学生の自殺も,報道を見る限りはどのぐらい「いじめ」とやらが深刻だったのがよく分からず,sensitiveな時期の衝動的な行動だった可能性が拭えない。学校の対応が二転三転していることに批判が集中しているようだが,今のところはやむを得ない事情があるように思える。遺族が激高するのは当然であるが,当事者以外の人間はしばらく事態を静かに見守るべきだ。それとも担任や校長が首を吊るまで,電話やメールやFAXを送りつけるのが正義だ,とでも言うのか? 教師がリストラされたり責任を取らされることはあるだろうが,生きる権利ぐらいはあるだろうよ。

 Michael Mooreの有名なドキュメンタリー映画,"Bowling for Columbine"は傑作だと思う。Mooreの思想についてはあれこれ批判はあるだろうし,ワシとも相容れないところが多いが,しかし映画の語り口はうまいし,いい所を突いていると感じている。
 この映画はColumbine高校の銃乱射事件を扱った作品だが,その中でかの悪名高い(褒め言葉)"South Park"の制作者がインタビューに答えている。学校なんぞは教師が生徒を優等生の枠にはめようとするだけのつまらんところだ,数年我慢して世間に出れば自由になれたのに,と。
 現役教師としては失格だろうが,この言葉は,今,いじめられている人全てに贈りたいと思う。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:55 PM

October 25, 2006

10/25(水) 掛川->金谷->掛川・晴

 ピーカン晴れの中,高校への出張講義へ行く。入試広報課のKさんの運転に同乗。今日は他にも二つ出張講義の要望があったそうで,ワシ以外にも同じ学科のK先生と,別学科の先生も県内の別の高校へお出かけらしい。
 近頃はどこの高校も大学からの営業活動に悩まされているようで,あの内田先生すらけんもほろろの対応をされているようである。ましてやワシのような木っ端教師は人間扱いされなくて当然である。そんなご時世であるから,先方からおいで下さいという要望は是が非でも引き受けねばならないのである。
 で,引き受けたのは結局みんな講師以下の若手(三十路以下は若手と呼ばれてしまう世界なのである)だったりする。それもあって,車中は××の悪口をKさん相手にぶちまけて鬱憤を晴らすことになった。あーすっきり。ちなみに××とは「クソオヤジ」とルビを振ることになっておりまする。

 講演の方は,予定していた話題を喋りきれず,最後はドタバタで終わってしまって失敗。しかしまあアルゴリズムの話を実演とビデオを交えて紹介できたから,よしとしよう(と言い訳)。教師芸人論を最初に唱えたのは森毅であったが,ワシはまだまだ芸人になりきれていない。精進あるのみである。生徒諸君には真面目に聞いてくれていたが,果たして満足して頂いたかどうかは不明。どーもお邪魔致しました。
 使用したビデオについては,只今A君が鋭意完成版を制作中であるので,それができ次第,いつも通りYouTubeに登録予定。しばしお待ち下さい・・・って,そんなに面白い代物ではないのだが。
 とゆーわけで,情報系の話題でよろしければいつでもお呼び下さいませ>高校の皆様方。

 あ,Firefox 2.0がリリースされたか。早速インストールして使ってみる・・・大差ないな。

 お,Fedora Core 6もリリースされたか。早速インストール・・・できるわけないやん。BitTorrentでダウンロードしようとしてもエライ時間がかかりそうだ。まあ今晩ずっと動かしてみるけどさ。
 明日,新たに一台マシンを組み立てるので,間に合うようならFC6を入れてみるけどぉ,多分無理だろうな。
 興味があったので,MPI関係はどうなったかな,と収録RPM(例えばここのmirrorとか)をざっと見てみると,おおっ,今度はOpenMPIのパッケージ(openmpi-1.1-7.fc6.xxxx.rpmなど)も入ってんじゃん。LAMも引き続き収録されているから,多分FC5とほとんど同じ手順でインストールはできる筈だな。Open MPIはどうなってるのかなぁ。また勉強しなくちゃ。

 寝ます。

Posted by tkouya at 08:16 PM

October 24, 2006

10/24(火) 掛川・曇時々雨

 ちょっと冷えてきたかなぁ,という気候。2週間後には函館行きなのだが,さてどこまで寒くなっているやら。コートを引っ張り出しておかなきゃ。カビ生えてなきゃいいが。

 ふーん,Lenovo(まだIBMと言いそうになる自分)のThinkPadにCore 2 Duoモデルが出たか。今年初めにはまだ出始めだったCore Duoモデルが欲しかったのだが,結局買えずじまい。うーんどうしようかなぁ,MSDNの更新なんて実のないものにつぎ込むのは止めて,そろそろ動作が怪しくなり出したLet's Note R3の代替わりを,ちょっと背伸びしてでも入手しておいた方が有益だよなぁ・・・としばし悩む。まあ金が出来るのは年度末だから,それまでしばらく悩むとしよう。

 お,SciCADE07First Announcementが出たか。これ,前回の参加者だけに送られてきているのかなぁ。しかし,200人以上を一つのホテルで丸ごと宿泊されられるっていうのが凄いなぁ。ホテルの確保で大わらわだった(と聞いている)前回とはエライ違い。予算とかバックアップシステムが根本的に違うんだろうな,きっと。

 あらら,大阪の天神天満繁昌亭の席亭さんが心労のため辞任とのこと。
 繁昌亭ついては,既に小朝の本で「これがですね,正直な話,前途多難だと思います」(P.74)と紹介されている通り,どうも上方の噺家の足並みが揃っていないような空気があるということであった。今回のニュースはそれを裏付ける事になってしまった訳だ。
 実際,寄席の出演料だけではとても食っていけない訳で,ましてや前座・二つ目・真打という階級が全く存在しない実力社会の上方では,寄席というシステムが定着するまでには時間がかかるということなんだろうな。何にせよ,ワシが見に行くまでは存続して欲しいものである。

 小朝の本と言えば,先日の「きくお・木久蔵同時襲名」のニュースも,既に予言されていたりする。
 「実はこの間,木久蔵師匠とお話ししててね,木久蔵師匠とそれから息子のきくお君のね,ダブル襲名ができたら面白そうだって話になったんですよ。きくお君が木久蔵を襲名して,木久蔵師匠が別の名前を襲名するわけ。
 たとえば,名前だって全国公募なんていう手もあるでしょう。「笑点」を通じて,木久蔵師匠が新しい名前になるのでそれにふさわしい名前はありませんかって。」(P.207-208)
 ・・・まるっきりこの通りになった訳である。記者会見の時には小朝師も同席していたが,つまり張本人だったのだ。
 予言書?イヤ違う,今,最もプロデュース力のある本人が書いた(インタビューをまとめた形式ではあるが)本ということになるんだろうな。

 ・・・とぷちめれっている暇があったら,函館行きの準備を~。とゆーわけで寝ます(準備は?)。

Posted by tkouya at 09:41 PM

October 20, 2006

10/20(金) 掛川->浜松->掛川・?

 久々に天気を忘れるほど仕事に熱中した日(ウソつけ)。ワシも人間ドック補助が出る年になって,老人力が付いてきたのであろう。やでうでしや。

 某論文の執筆がほぼ完成したとのことで,メイン作業を担当されているO先生よりメールが続々。こちらも負けじとチェックしてここ直せあそこ直せというエラソーな評論家メールを打ち返す。
 共著の論文はいくつか書いてきたが,純粋にsecond authorとして気楽に構えていられるのは久しぶりである。First authorはプログラムといろいろ雑用をこなし,Third authorのO先生がせっせと論文本体と投稿の際に必要になる書類を書いておられる。何かちょっと変だが,何,acceptされればこの世界は何でもオッケーである。ちなみに,元になるアンチョコ原稿はワシが以前書いてrejectされた奴であるので,ワシも全く仕事をしていないわけではない(いい訳)。今回は推薦あっての論文投稿なので,まず大丈夫だろうが,ここんとこreject癖が付いている疫病神としては不安がないわけではない。まあなるようになれ,だ。
 最終稿は来週月曜に投稿予定。締め切り二日前である。こんなに遅れたのは,Introductionのsurveyをさぼりまくって一週間も遅れたワシのせいである。何だ,結局ワシが足ひっぱってんじゃん。てへ(何がだ)。

 久々に査読原稿がないなぁ,ぼかぁ幸せだなぁ,と嘯いていたら,またぞろ依頼が来る。T大のSさんか,同年輩なんだが,なんつーかこー,文面が丁寧な分,凄みがあるとゆーか,恫喝っぽいっつーか,「断るなんて冷たいこと言わないよぁ,ワレェ」的なものを感じるぞ。多分,D大のあの人にも,N大のあの先生にも断られた挙句の苦し紛れの依頼なんだろうなぁ。
 ま,引き受けますよ。しかしこれ,〆切がキツてイヤなんだけどなぁ。無事〆切に間に合ったらなんか下さい>S先生
 ところで,ワシが夏休みに投稿したあの論文,どうなんたのでせうね。って,自分が査読した論文は一月も〆切破ったくせに,自分がされる側に回るとこれだ。人間そんなモン(で済ませるのかよ)。

 あ,小谷野先生のblogが復活していた。やでうでしや。これ読んでいると,文系の学問ってのは,「人間を対象とした,人間による,人間同士の論争」なんじゃないかと思えて仕方ないよな。理工系でも,政治家タイプのセンセーはそれなりにいるけどさ,論争するよか自分の世界に没頭ってタイプの方が多数派と言う気がする。いい悪いの問題じゃなくって,学問の本質が違うんだろうな,と思えて仕方ない。

 今日は給料日。この月は,ATMに行く直前にも財布に千円札が一枚残っていたという珍しいぐらいの黒字であったが,それはとりもなおさず東京に出かけなかったし,×××もしなかったから。全く×は金がかかる。金を貯めたいなら,××なんぞしないに越したことはないのである(×が続くと卑猥だが,まんざら当たってなくもない)。もっとも,貯めるだけ貯め込んで老後の入院費の心配をしなくて済むだけの余生を過ごすのか,今を享楽的に生きて早死にを目指すのか,どっちがいい人生なのかはその人次第なんだろうけど。
 ワシ? さー,どーでしょーね。多分,どっちにもならず,中途半端な人生を送るのでしょう(詰まらん)。

 ほほう,また野矢先生が論理学入門書を出したようである。参考にしよっと。

 ボチボチやって寝ます。

Posted by tkouya at 08:28 PM

October 18, 2006

10/18(水) 掛川・?

 ほほほほほ。一週間が過ぎるのが早いや。もう水曜日。秋の訪れがあんまし体感できないうちに空っ風吹きすさぶ遠州の冬になるのであるなぁ。

 本日はカメラマンA君に次週に予定している高校生向け出張講義用のビデオ撮りをしてもらう。今回はワシのまずい顔を出さなくても済む内容なので気楽。効果的に使えればよいのだが・・・それはワシの喋り方次第,か。
 解説文の挿入とか若干の効果付加はA君にお任せ。後はよろしく(鬼)。

 職場のサーバ&ネットワーク環境の入れ替えに伴い,待望のSSL VPNが導入された。で,ワシは早速遊んでみているという次第。

sslvpn_connect.bmp

とゆー状態で繋いでおくと,職場内のマシンにするするアクセスできるのである。

ssl_vpn_test.png

 これでどこにいてもワシの部屋のPentium D clusterに接続できる。嬉しいな.。

 ただ,困ったことに我が家のメインマシンのWindows XP x64ではアプリケーションエラーが出て接続できないのである。

juniper_net_error1033.jpg

 どうやらVPNドライバが64bit対応になっていないようだ。こんな調子でVistaなんか使いモンになるのか。くれぐれもドライバや周辺機器の対応に難のある64bit版を買ってはいけない。
 仕方がないので,我が家ではLet's NoteかWindows 2000 on Fedora Core 5 x86_64で使うしかない。しくしく。

 ところでWindows Vistaだが,こんな話が出ている。うげーっ,めんどくせー。Vista入れたらハードの入れ替えができねーじゃんよ。いちいちM$に電話してActivationのお伺いするだけでも面倒だったのに,今度はハードが2回逝かれたらライセンス自体がパーになるのか? 冗談じゃねーぞ。
 まあ,今年のセミナーからはLinuxに切り替えているし,他の実験でもWindowsを使うようなことはないから教育上は大した影響はないのだが,VMwareで使うにも面倒なことになりかねないなら,そろそろMSDNを買い続けるのはやめた方がいいかもしれんな。
 大体,ハードとOSを一体で買う必要があるなら,Macと変わんではないか。とうとうM$もMac化した,というべきなんだろうな。

 ぼちぼちやって寝ます。

Posted by tkouya at 06:56 PM

October 16, 2006

10/16(月) 掛川・晴

 うわー,もう10月も半分経っちゃったのかぁ。早いなぁ。残り3週間,ガッチリ研究しましょう~。って今月はどこに出かける用事も作らず,いつもより真面目にやっているはずなんだが,ついつい休憩を取ってしまうのは三十路後半の悲しさである。

 AD(Automatic Differentiation)をちょこっと調べる。なるほど,Forwardモードなら簡単に実装できる訳ね。今ではParserにかけるタイプと,演算・初等関数ごとに導関数を計算するようOverloadして作るタイプと,二つある,なるほど。もっとも前者の代表格のADICとかCosyとかって,必ずRegistしなきゃダウンロードできんのね。産学共同とか研究費取得の圧力って,USじゃJapanの非じゃないモンなぁ。うかうか銭の種をFreeでばらまき放題されちゃかなわんということなのだろう。
 著作権がらみの紛争は随分増えたが,そろそろholder側のガリガリ亡者的権利主張を抑えにかからんと,将来に相当の禍根を残すことになるんだろうな。あまり聞かないけど,格差社会の一員はこの制度の,著しいビジネス化にも要因が求められる訳だし。「持つ者と持たざる者」の主語は金に限らない「財産」であるが,著作権のような無形の「知的財産」も含まれていて,乱用されすぎると文化っつー奴に深刻なボディブローを食らわせることになるんだよなぁ。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 07:10 AM

October 14, 2006

10/14(土) 掛川・?

 昨日は非常勤の日。合併ででかくはなったけど,実質的には50万都市とはいえ,週一で都会に出るのは気分がよい。ここんとこ毎週のように郵便局に用事があるので,今回も朝一で立ち寄り,封書と振り込みを行う。
 AM9時前であったため,ATMでの振り込みは出来るが用紙が見あたらず,窓口で2枚もらう(一枚は失敗した)。これで在庫切れとのこと。使って欲しくないならATMで受け付けるなよ,と思うが,朝っぱらから腹を立てても仕方がないので,とっとと振り込んでしまおう・・・とATMを見ると,始業前の定期点検に入っていて待たされる。イライラしながら待っていたら,点検していた郵便局員に振り込み票をチェックされる。研究集会用への振り込みだったので,住所欄には職場の郵便番号(特定場所専用の奴)と職場名のみ書いてあったのだが,その局員曰く,「ここはねぇ,住所を書く所なんですよ」とグジャグジャ言い始めやがった。
 「うるせーこの小役人野郎この郵便番号はうちの職場専用の奴なんだからこれで十分だっつーの大体ロクに書くこともない通信欄がバカみたいにでかいくせに必須項目の住所氏名欄が何でこんなに小さいだっつーの狭くて書き切れねーじゃんよ用紙だってこれしかないってところが客を客とも思っていないサービス精神ゼロ根性の表明以外の何者でもないのだ何が郵政民営化だ親切面して手前ぇの都合しか考えない客無視己重視のバカ公務員根性丸出ししやがって余計なお世話だほっとけこのクソ郵政公社野郎があー小泉に一票入れて良かった」・・・と言いたいところを1/10ぐらいにして反論したら黙って引き下がりやがった。あーもー朝から気分悪ぅ~。

 講義は無事終了(とワシは思っている)。計算間違いは教育上の配慮からわざとやったのだよ諸君(ウソつけ)。
 先週と今週の課題のチェックをしてみると,これが面白い。簡単な積分なのにわざわざ面倒な広義積分に直して計算して収束を遅くしている答案続出。来週の回答でみっちり説教をたれることにする。
 昨年までほぼ完璧だった文章題を読み違える答案も思ったより多くて,ちと不安なところもあるが,できはおおむね昨年並み・・・いやちょっと落ちるかなぁ。まあ課題量は昨年の倍だからやむを得ないかな(鬼)。

 家に戻って,テキスト執筆再開。もう出来なんぞ無視してジャンジャンバリバリ書いてしまう。やっと終わった~,と思ったらもう日を跨いでしまった。明日チェックして,「暫定版」としてともかくupしちまおう。でないといつまで経っても終わりゃしない。

 あー,そーいやGCC 4.1からOpenMP対応したんだったなぁ~。これ見る限り,Intel Compilerって要らないんじゃないかとも思えるけど,どーなのかしらん?時代はMulti-coreなんだから,勉強しておく必要はあるよなぁ。MPIよか簡単だし,Quad-core専用ならOpenMPでもよかんべ。下手な本を買うよか,この文書のサンプルを動かしながら理解した方がよさげである。

 ひとっ風呂浴びてさっぱりしたので寝ます。

Posted by tkouya at 12:28 AM

October 12, 2006

10/12(木) 掛川・?

 ふー,何とかテキストの埋め込むプログラムは全部完成した。これで本文もあがれば完璧だったのだが,進むにつれて容易に出来るモンではないことが判明し,本日はこれにて作業終了とする。土曜日にどこまで出来るかが勝負だが,さーてどーなることやら。半端なところで我慢しておくしかないかなぁ。まじめにやり出すと,200ページは優に超えるぞ,これ。

 MSDNは12月からDVD-ROMで配布するとのこと。枚数が1/4ぐらいになる程度で,劇的な改善にはならないが,やんないよりマシか。そーいや,昨年以来,更新時には研究費が底をついていて,自腹で更新していたんだった(ボーナスの残りカスがこれでパーになるのだ)。もう少し文句を言う権利はあるな。

 11月の研究会のネタが全然進んでいない。うーむ,今週でボチボチ他の仕事はけりを付けて,次週からはこっちに取りかからないと悲惨なことになってしまうな。三連休をきっちり休んでしまったのが敗因か。頑張らないと~。

 あや~,もう金曜日,非常勤の日である。まじめに仕事していると,時間の過ぎるのがホントに早い。うかうかしているうちに40歳になってしまいそうである。

 明日のためにもう寝ます。

Posted by tkouya at 09:09 PM

October 11, 2006

10/11(水) 掛川・雨後曇

 久々にぷちめれを書いていたら,いつの間にやら日を越してしまった。ので,簡単に。北の方では何かあったようだが,まあどうでもいいニュースである。つーか,一個人が心配してもどーにかなる問題ではないしな。

 11月上旬に出張のため大学院の講義を休む必要があり,その補講を今日行ったため,3,4コマと連続で初歩のUNIXプログラミングからMPIの同期通信まで一気に実習を行う。MPIを使い始めて数年,講義実験のためのノウハウも溜まってきたのであっさり終わる。あまり順調では詰まらないので,次以降は難しい課題を増やす予定。院生諸君と話していると,自分の技術レベルが再確認できて楽しい。

 同時進行で,先週休んだI君の補習ゼミを行うものの,VMwareのbridged networkがうまく動かず,ネットワーク校正に悩む羽目になる。原因は,Host OSの設定がeth0ではなく,eth1から外に出るようになっていたことと判明。当然と言えば当然であるが,VMnetはeth0に直結するものなのであった。つーことで,eth0を外側に,eth1を内部用として設定し直して,予定通りvmnet0から外側へ出ることが出来るようになった。これで一安心。またちょっと賢くなった。

 終わった後は学科会議。よせばいいのに,またぞろ今月末のK高校への出張講義を引き受けてしまう。だってさー,引き受け手がいないから断るとか言っているんだぜぇ~。昨今,大学からの営業にはホトホトウンザリしている高校側から来てくれと言っているんだから,断る手はないでしょ。慣れない純粋営業で神経をすり減らすぐらいなら,得意の講義(どこがだ)で営業をかける方がずっと楽である。引き受けるついでに,いかにワシが純粋営業を嫌っているかを力説しておくことも忘れない。機会を逃さず,パーパー言いたいことを言っておかないと,後々禍根を残すことになるからな。

 お約束通りぷちめれも書いたので寝ます。あ,著者からクレームが付いたらこのぷちめれはすぐ消しますから,読みたい方は今のうち読んでおくよーに。

 いよいよせっぱ詰まって,延び延びになっていたテキスト執筆に着手,頭の三章分をupする。明日中にはプログラムの総チェックをして完成一歩手前までたどり着きたいものである。

 管理しているMLが糞詰まりになる。以前投稿されたmailにMIME encode指定がおかしな物があったらしく,一ヶ月ばかりエラーが出まくっていたのをほったらかしにした報いが来たらしい。unshuntディレクトリにゴマンとメールが溜まりまくっていた。unshuntコマンドを使うもダメで,仕方がないのでまとめ読みモードを使用不可にし,エラーを完全に消去する。すると出るわ出るわ,エラーが帰ってきていた不通アドレスはあっという間に自動で配送不可になり,昨日投稿されていた小生御大のメールも無事配送された。どーせ一月に一つか二つしかメールが届かないMLなんだから,さっさとまとめ読みモードなんぞ捨てるべきだったな。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:37 PM

October 05, 2006

10/5(木) 掛川・雨後曇

 雨が降ったり止んだりの,どっちかにせい的な天気。今年の秋の長雨は長続きせず,曇天ばかりである。このまま冬に突入かしらん?

 今日は予定していた待ち人に逃げられる日らしい。まあおかげでテキスト執筆が少しは進んだけどさ。風邪引いたと診断書を直接持ってきて,そのままゼミを受講せずに帰宅する学生さんは初めてである。あきれて何も言わなかったけど。

 で思い出したのが,みなもと太郎さんのエッセイ漫画。デビューしたての頃に手塚治虫と初めてパーティ会場で会い,みなもとの作品について語り合おうと手塚から言い出したのに,その直後別の二人の客に手塚が捕まり,河岸を移した先でも延々その客と手塚との話し合いのみを見物させられた,というエピソードだった。別段,手塚を非難するわけではなく,「そーゆーこともあった」という程度の思い出話なのだが,確かに,人付き合いの悪いワシなんかからすれば,別次元に住んでいるんだなぁ,というタイプの人たちの行動は,腹が立つという段階を越えて,面白い見せ物になってしまうのである。ま,学生さんの場合はまた別の対応を取らねばならないのだが。
教訓: 世の中には,自分には全く理解が及ばない人が大勢存在する。

 明日は非常勤で半年ぶりの静大なのだが,あの態度のでかい警備員は更に増長しているのであろうか。またバトルしなけりゃならんのかなぁ,と思うと気が重い。今後のことを考えると静大さんとは付き合っておいた方が明らかに得策なのだが,こう面倒が増えるようでは考え直した方がいいのかもしれんなぁ。

 気が重いので寝ます。

Posted by tkouya at 10:40 PM

October 04, 2006

10/4(水) 掛川・?

 気が抜けたせいか,先方から向かってくる仕事のみ片づけるモード。それでも,朝っぱらから偉い様がお尋ね下さったため,某進行中の○○に巻き込まれることになった。まあありがたい話ではある。未来の計画にcommitできるとあれば,××になる危険性は減るわけだしな。

 現実逃避がてら,MPICH2-1.0.4p1Vine Linux clusterとFedora Core clusterにインストールしてみる。前者にはconfigureの途中でエラーになってコンパイルできず。場当たりパッチを当てれば動きそうではあるが,試しにMPICH-1.2.7p1NetPIPEベンチをやってみたら現状より通信性能が良いことが判明。それではと,旧来のch_p4(rshベース)に戻してしまう。
 Fecora Core clusterにはあっさりインストールできたので,早速NetPIPEベンチ(ワンパターン)。やっぱりLAMとほとんど差がない。通信自体は安定してそうな感じであるが,わざわざLAMを押しのけてまで使う価値はなさそうである。とゆーわけで,インストールだけして放置プレイ。

 ぼちぼちやって寝ます。

Posted by tkouya at 08:07 PM

October 02, 2006

10/2(月) 掛川・曇後雨

 南から湿った空気が秋雨前線に流れ込んで,夜は驟雨になる。じっとりした空気が服にまとわりついてベトベトである。しかし,これからカラッとした寒風吹きすさぶ季節になることを思えば,貴重な湿度であるとも言える。ベトベトもまたいとおし。

 後期講義開始。今年もぼちぼちやるしかないのである。で,ぼちぼちやって,二コマをこなす。この調子で連続12回講義がクリスマスまで続くのである。あのHappy Monday法案とかいうバブリーな語感の奴が通過してしまったために,やたらめったら月曜日が休みになってしまうので,講義日が確保しづらくなっているのである。従って,年末仕事納めギリギリまで講義が続いてしまうのであるな。講義期間中の祝祭日はすべて無視して講義を行い,長期休みにまとめてしまったらどうか,という意見も合理性を持ちつつあるが,さて実現となるとどうなるやら。

 今年の3年生向けゼミが始まる。今年から並列数値計算一本にテーマを絞ったので,まずはVMwareを使ってのVine Linuxのインストールから。Fedora CoreをHost OSにしているせいか,インストール途中でX windowの設定時にフルスクリーンにすると戻ってこないことがあり,閉口する。それでもなんとか全員インストールができ,無事ネットワークもつながった。次回以降,残りの環境設定を済ませて,プログラミングという運びになる。今度こそテキストを完成させねば。

 ゼミ終了後に広島の研究集会向けの予稿を完成させる。最近は大体どこでもPDF入稿なのだが,これがかなりのくせ者で,特殊なFontが足りなかったり,標準のWindowsフォントで代用するとレイアウトが崩れてしまったりと,トラブル満載だったりする。それに懲りたのか,先方はずいぶんと厳格なPDF/PSファイルチェッカーを導入したようで,いつものようにAdobeの小塚明朝・ゴシックとTeXの欧文フォント(一部)のみを埋め込んだPDFを投稿するとエラーが出てはじかれてしまう。MS標準フォントに変えても駄目。先方で取り込めないfontがあるらしい。
 仕方がないので,dvipdfmx -f kozembedwin.map -f dlbase14.map でフォントを埋め込んで生成したPDFを更にAcrobat PDFプリンタドライバにかませてPDFファイルを作ってみる。おお,これならおっけ。あっさり通過したぜ。やっぱり日本語フォントは小塚フォントだな。MSフォントなんぞ,ショボクていかん。
 とゆーわけで,今週末まで引きずるかと思われた仕事は一つ完了。それよか,来月初旬の研究集会のネタに重大な欠陥を発見しつつあり,そっちの解決の方に力を注ぐ必要があり,一安心,という心境にはない。うう,どうじよう。早まってアブストラクト提出するんじゃなかったなぁ。ま,できるところまで頑張ろうっと。

 そーいや,Acrobat 8がアナウンスされてたんだっけ。それはいいけど,Windows XP x64対応はいつになるんじゃい。Vista対応とか言うんだったら,x64版にもきちんと対応して欲しいものだが,このあたりの詳細がよーわからん。誰がレビューしてくれんかのう。

 久しくご無沙汰だが,コミケ代表の米澤嘉博氏死去。享年53歳ってのは早いよなぁ。イワエモンさんの時もびっくりしたが,コミケ混雑対策・システム管理の開祖が身罷られたと思ったら,代表まで。直接の面識はないのだが,ご冥福をお祈り致します。
 人望が厚い人格者ってのは早死にするモンなんすかね。その伝でいけば,ワシは間違いなく長生きするな(ふっ)。

 あ,トップページが,久々のPageRank 6をマークしたぞ。

na-inetjp_pagerank_20061002.JPG

 だからと言って,何か変わる訳じゃないんだがな。やることやるまでさぁ~。

 うだうだやってから寝ます。

Posted by tkouya at 08:36 PM

September 28, 2006

9/28(木) 掛川・?

 半日頑張って,何とか次週金曜日締め切りの講演予稿の第一稿を上げる。予稿とはいえ4ページあるから,結構いろいろ書けるよな。これで後は次週まで何度か推敲して,水曜か木曜には投稿しちまおう。何はともあれ,一安心。

 そーいや,Core 2 ExtremeやらCore 2 Quadやら,Quad-coreが今年から来年にかけて出荷されるんだな。この調子で,ドンドンCore数が増えていくのかしらん? 研究用途はいえ,80 Coreなんて作るんだもんなぁ。8だの16だのはもうとっくに視野に入っているんだろうな。
 対するAMDは特定用途専用 Core(Chip)を追加していく戦略のようだが,自社開発でない部分を増やしていって,ドライバも含めたソフトウェアの整備が追いつくのかどうか,ちと疑問である。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:48 PM

September 27, 2006

9/27(水) 掛川・雨後曇

 朝出勤する時ちょっと肌寒かったので,この秋初めての上着を着用する。・・・ってもう9月終わりじゃん,来週は10月じゃん,非常勤も始まるじゃん。早いなぁ。もう3ヶ月で今年も終わりなんだよなぁ。お父さん,あの論文どうなったでせうね,ってのが2本もあるぞ。全く。来年こそはもっとガンガン査読論文を量産してやるぅ~。・・・って,その前に書くべき原稿が2本もあって,翻訳も三島親父が(以下略)。

 今日まで気が付かなかったが,ほぼ日ブックスなるものが創刊させるそうな。一度,弱小出版社と組んで派手に売り出したが,あんまし成功しなかったようでその後は音沙汰なし。「オトナ語の謎」と「いいまつがい」を自社から出して何とか成功し,どちらも文庫(これこれ)に収めたところで次のステップに進むようである。
 11月1日に発売されるもののうち,ワシが読みたいと思うのは「ほぼ日刊イトイ新聞の謎」と「三位一体モデル」の2冊。値段的には手頃だし,どちらも資料として役に立ちそうである。
 三位一体モデルの著者は中沢新一であるが,著名であるためもあってかあれこれ批判もあるようだが,門外漢がとりあえずの入門編として読む分には分かりやすく,他からの引用についてもきちんと言及してくれるので,そう悪いモンではないと思っている。少なくとも,引用文献リストなんて権威付け以外の何者でもない,とうそぶき続けて一生を終えようとしているなだいなだよかずっと常識的である。
 なだいなだといえば,近頃トンデモエッセイがやけに面白いのだが,それについてはまた時間があるときに取り上げたい。こんだけつっこみどころのあるジジイは今時貴重である。トキ並に大事にすべきだ。

 安倍内閣が発足して驚いたのが,農林水産大臣のM。こんだけ黒い噂が絶えない人をよく大臣にしたモンだと思っていたら,やぱり勝谷誠彦さんが噛みついていた。まあやることやってくれれば国民としてはいいんだが,マスコミはネタの宝庫とばかりに取材活動に勤しんで,いろいろとほじくり出そうとするんだろうな。楽しみである。

 今日はA君と一緒にVMwareでベンチマークテスト。やっぱりPentiumDは優秀で,Single Threadの数値計算プログラムと重たいmovie encodingとをしっかり共存させていた。うーんこれは使い物になるな。
 しかし,自作したマシンのCPU温度が軒並み60℃~70℃になって警告がやたらウルサイ。とはいえ不安である。CPUファンはしっかりくっつているように見えるのだが,隙間があるのかなぁ。グリスを入手してから,もう一度しっかり確認する必要があるなぁ。
 Movie encodingにはLet's EDIT 2 for Schoolを使っているのだが,新しいPentium Dマシンにインストールしてクリップファイルを再生させてみたら縞模様が出まくって使い物にならず。Canopusのサポート電話に泣きついたら,「オーバーレイをドラフトモードで表示」にチェックせよ,という啓示を頂いて事なきを得る。Graphics card(トラぶったマシンにはGeForce 6600GTがぶっこんである)によってはこれが必要になるらしい。ちなみにもっと古いカードではこのチェックが入っても入らなくても影響はなかった。不思議。

 やっとComic リュウの創刊号を入手。伊藤伸平のエッセイ漫画に,コミック新現実の後継雑誌が潰れた経緯らしき記述を発見。今年の春に角川から出るはずだったあの幻の漫画雑誌を待望していた萌えるひとりものとしては,この徳間から出た新雑誌がやたら幻の雑誌っぽい雰囲気だったので不思議だったのだが,この世界,いろいろあるようだ。ともあれ,楽しめそうな雑誌なので,じっくり読むことにする。

 ああ,サラリーマンNEOが終わってしまった。残念。

 寝ます。

Posted by tkouya at 08:40 PM

September 25, 2006

9/25(月) 掛川・晴

 涼風が心地よい秋半ば。明日から後期が始まるが,なんだかあれこれ優先度の高い割り込みがいっぱいごっそり挿入されつつあり,10月はどこにも遊びに行けない,どころか,自分の研究を進めつつ,共著の論文の直しのための下調べをし,ボールを返されてしまって久しい翻訳Projectの推敲をし,更にもう一つ,原稿をがりがりと進めなければならないのである。ふー,死にそう。三流学者には荷が重いですぅ~。ああっ,そーいえば科研費申請書も書かなきゃならないんだったー。もうだめー,きゅぅ~。

 何か,Firefox 1.5.0.7になって,以下のような訳のわからんアクセスがたまーにくるようになった。


xxx.xxx.xxx.xxx - - [25/Sep/2006:20:13:50 +0900] "GET /robots.txt HTTP/1.1" 404 284 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.0.7) Gecko/20060909 Firefox/1.5.0.7"
xxx.xxx.xxx.xxx - - [25/Sep/2006:20:13:50 +0900] "GET /robots.txt HTTP/1.1" 404 284 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.0.7) Gecko/20060909 Firefox/1.5.0.7"
xxx.xxx.xxx.xxx - - [25/Sep/2006:20:13:50 +0900] "GET /robots.txt HTTP/1.1" 404 284 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.0.7) Gecko/20060909 Firefox/1.5.0.7"
xxx.xxx.xxx.xxx - - [25/Sep/2006:20:13:51 +0900] "GET /robots.txt HTTP/1.1" 404 284 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.0.7) Gecko/20060909 Firefox/1.5.0.7"
xxx.xxx.xxx.xxx - - [25/Sep/2006:20:13:51 +0900] "GET /robots.txt HTTP/1.1" 404 284 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.0.7) Gecko/20060909 Firefox/1.5.0.7"
xxx.xxx.xxx.xxx - - [25/Sep/2006:20:13:51 +0900] "GET /robots.txt HTTP/1.1" 404 284 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.0.7) Gecko/20060909 Firefox/1.5.0.7"
xxx.xxx.xxx.xxx - - [25/Sep/2006:20:13:51 +0900] "GET /robots.txt HTTP/1.1" 404 284 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.0.7) Gecko/20060909 Firefox/1.5.0.7"
xxx.xxx.xxx.xxx - - [25/Sep/2006:20:13:51 +0900] "GET /robots.txt HTTP/1.1" 404 284 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.0.7) Gecko/20060909 Firefox/1.5.0.7"
xxx.xxx.xxx.xxx - - [25/Sep/2006:20:13:52 +0900] "GET /robots.txt HTTP/1.1" 404 284 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.0.7) Gecko/20060909 Firefox/1.5.0.7"
xxx.xxx.xxx.xxx - - [25/Sep/2006:20:13:52 +0900] "GET /robots.txt HTTP/1.1" 404 284 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.0.7) Gecko/20060909 Firefox/1.5.0.7"

 robots.txtが存在していないと意地になってアクセスしているように見えるのだが,bugかしらん?

 死にそうなので寝ます。

Posted by tkouya at 08:49 PM

September 24, 2006

9/24(日) 掛川・?

 あー,結局,予期した通り,テキスト執筆は全然進まなかった。今夜,少しは進めたいな,とは思っているけど,まーなかなか。すっかり油が切れたらしい。今週中にもう一本,データ取りをしなければならないモンがあると思うと気は焦るのだが,体が「休め」と命令を受けているようで,すっかり言うことを聞かないのである。まーしゃーない,これが三流学者の体力の限界という奴かな,という諦めの気分蔓延の休日なのでありました。

 忘れないうちに書いておこう。BNCpackなんぞというものを書いて公開していると,C++/Fortranでもっと簡単に多倍長できませんか,というお問い合わせをたまーに受ける。A県立大のH先生からもそーゆー話があって,多倍長の初等関数や特殊関数の多様さやIEEE754-1685との親和性を考えるとMPFRを使いたいのだが,Cからしか使えないのでシチメンドクサイ,何とかできないかということであった。
 しかしまー,困ったことに,MPFR開発陣やワシはすっかりAssembler likeなプログラミングスタイルに慣れてしまっており,余計なInstructionがごそごそ入り込むC++なんぞ不要だ,と言わんばかりの冷たい態度なのである。だってさー,このスタイルで何千行のコード書いたと思ってんの? そりゃ,長い計算式もあっという間に「必要なtempolary variableはいくつ用意して,mpfr_add, mpfr_mul, mpfr_div, mpfr_sub, ....をこの順序で組み合わせればオッケーだな」的な判断が瞬時にできるようになるわさ。洗脳って怖いね。
 とはいえ,単なる一般人にそれを強要するのは難しいし,きちんとObject-orientedにしておけばユーザだって増えるはず,Fortran90対応も見えてくる(期待するなよ)。従ってワシだって考えていない訳じゃないのだ。ちなみに現状のMPFRのC++化はいーかげんな奴しか存在していないので使い物になるレベルではないとワシは判断している。
 で,ワシの考えでは,切り離されてしまったとはいえ,GMP同梱のC++ライブラリ(以下,GMP++と呼ぶ)はTemplateにも対応した優れものなので,それを使わない手はない。大体,多倍長正数・有理数・浮動小数点数がすべて使用可能になるのがベストなんだから,今のGMP++をそのまま拡張して,mpf_sin, mpf_cosのように,mpf prefixを付けた初等関数・特殊関数を呼び出せるようにパッチを当て,MPFRに同梱されているmpf2mpfr.hにもそれに対応したパッチを当てて,GMP++とmpf2mpfr.hを一緒に使うことで解決する,というのが現実的な解決策と言える。
 ・・・という腹案をH先生にお話ししたわけである。C++のプログラミングに達者な方の助力を得れば一月もかからずにできそうな案であるが,ワシ自身が手がけても論文の足しになりそうもない(イマドキこの程度のことで論文なんか書けるかよ)ので,あくまで机上のプランニングにとどまっている。誰もやらないんだったら,来年あたりボチボチ,とは思ってますがねー,ほんと,業績になりそうもない仕事なんだよなー。こちとら論文書くのが仕事なんでねー,業績の足しになりそうもないことに精力を注ぎたくない,というのが偽らざる本音なのである。我ながらすれっからしの中年になったなー。

 なーんにも仕事しなかった疚しさに負けて愚痴ってみました。近頃,弱音を吐くのがトレンドのようなのでそれに乗ってみたかった,ってのもあるけど。

 今日は諦めて寝ます。

Posted by tkouya at 07:47 PM

September 21, 2006

9/21(木) 本荘->東京・快晴

 ピーカン晴れの空の下,某A県立大のO/H研究室の純真なる卒研生さんをあっけにとらせる講演(カラオケに近いかも)を済ませ,お昼ご飯をごちそうになって羽後本荘駅まで送っていただく。O先生,H先生,どうもお世話になりました~。稲庭うどんも購入できて,好き勝手なこと喋って,ワシは非常に満足しております。どうもお世話になりました。

 で,秋田空港経由で東京羽田に着いてからはすぐに掛川に戻らず,東京蒲田の定宿にてこれを書いているという次第なのである。

 回線使い放題の宿なので,早速溜まったメールやら精液やらをはき出していたのだが,一つ,某先生からのメールが気になったので,良い機会とばかりに思いの丈をぶちまけた返信を書き,さて送信・・・と思ったら通信エラーになる。果ておかしいな,家ではこれで繋がっていたが・・・と何度か再送しても症状変わらず。telnet smtpサーバ 25とやってみると,これが繋がっていないことが判明。何故~,POP3もIMAP4もWebもSSHも全部オッケーなのに,何でSMTPだけが駄目なの~と喚いていたら,はたと気がついた。定宿が契約しているISPはぷららなので,早速検索してみると・・・あ,あった,これこれ。ほほう,これが噂のOutbound port 25 blockingという奴かい。なーるほど。と,感心していても始まらない。我がOCNは対策を取っているよな・・・と調べたらちゃんとやっていた。早速なおして無事送信。一安心してこれを書いているのである。

 テキストは結局全然進まず。明日の午前中にちみっと進めて,ぼちぼち帰ろう。土日に頑張れば何とかなるよね・・・とやっぱり予定通り,ずるずると遅れるのであった。

 反省して寝ます。

Posted by tkouya at 10:56 PM

September 18, 2006

9/18(月・祝) 掛川・曇

 台風13号は九州北部から日本海に抜けたが,蒸し暑い南国の空気がここ静岡にも吹きすさんで季節がちょっと逆戻りした感じ。ま,昨日の東京往復の際にはこういう雲が出ていたから,秋の気分は満喫できていた。

cirrocumulus20060918.jpg

 そーいや,次年度の応用数理年会は北大だそうな。それはいいのだが,また今年同様,敬老の日を含む三連休ってのは・・・。まだ紅葉の始まっていない秋口だからいい季節だけどね。休みばっかり潰れるのはどんなもんか。家族持ちだと一緒に来札して,観光がてら連休を満喫できるだろうけどねー(萌えるひとりもののひがみ)。

 本日は秋田行きのための講演資料を手直しして先方に送付し,テキスト執筆のための準備作業のみ行う。もうそろそろ油が切れかかっていて,体が休養を要求しているので無理はせず,早々に引き上げて自宅でうだうだと過ごす。
 えーっと,テキストの最終締め切りは次週月曜日だから,土曜日までにシコシコと書くだけ書いて,日曜日は手直し,という感じかなー。当初の予定からずれ込んできているが,それも予想通り。つまり,ワシ的には順調,と言えるのである(強弁)。

 テキストが終わっても,もう一つ,情報教育研究集会向けの原稿作成作業もあるんだよなー。9/30には一通り書き終えて,最終締め切りの10/6までに手直ししなきゃ。後期の講義も本格的に始まるしー,あああ,ワシの夏は完全に仕事に埋め尽くされて終わってしまったんだよなー。しくりん。でも仕事できる環境にあるうちはバリバリやろうっと。

 ああああ,いつになったら山のように溜まった本の紹介ができるのやら。いまの調子では,11月上旬の函館行きから戻らないと無理くさいなー。って,年内にはもう一本論文書かなきゃいけないしー,暇があってもすぐ潰れちゃったりして。
 なーんて言っているが,実は単にぷちめれしたいという欲求を抱かせるだけの情熱をもたらしてくれる面白い本にぶち当たってないだけなんだがな。書きたいと思えば書いちゃうのがワシの性格なんだから。

 あー,そー言えば,このWebsiteのサーバ移転1周年だったな。カウンタは18301。ボチボチとカウントアップされる,世界中無数に存在する凡百のWebの一つだが,すっかりワシの重要な活動拠点の一つになってしまった。約10年前には想像もしていなかった世界だが,すっかりblogやWebページの更新が日常になってしまったなぁ。
 「人間,何にでも慣れちまうもんさ」(by 篠原遊馬) ・・・そーだよなー,順応するの,みんな早いよなー。感心するよ,ホント,人間て奴にはさ。

toppage-20060918.jpg

 ボチボチやって寝ます。

Posted by tkouya at 08:41 PM

September 16, 2006

9/16(土) 掛川・?

 ふひー,何とか予定通り講演資料は完成した。昨日流していたプログラムは,M$の謀略によりすべて胡散霧消していたので(Windows Updateしてrebootしやがったので),データ取りは最初からやり直しとなったが,かえって資料作成には集中できたので,じっくり内容を見直すこともできた。

how_fast_can_linear_systems_of_equations_be_solved_with_commodity_pc_clusters.PNG

 結局,47枚で終了。6枚/ページで印刷すればちょうど4ページで収まる。両面印刷なら2枚で済む。これで納めておかねば。
 何はともあれ,これで明日は予定より一日早くテキストに取りかかることができるぞ。

 明日は朝一でつくばへ。鉄道ができて早く着くようになったとはいえ,東京からはやっぱり一時間はみなければならない。ま,初のつくばエクスプレス全線踏破なので,ちょっと楽しみ。日帰りというのがちと辛いが,身から出た錆,まあ仕方がない。

 刑務所が満員だそうな。ワシの入る場所はなさそうだ。

 明日に備えて寝ます。

Posted by tkouya at 10:36 PM

September 15, 2006

9/15(金) 掛川・?

 朝晩は涼しいが,日中はまだ少し暑い。夏の盛りに羽化し損ねた数少ないセミたちが,もっと少ない交尾の相手を求めて鳴いている。うーん,ワシは彼らにシンパシーを感じてしまったのである(理由は聞かないように)。

 出勤してから帰るまで,ジャンジャンバリバリ出張講義用のPowerPoint資料をばんばん作っていく。現在42枚だが,半分ぐらいは何とか目処がついた程度。これから後半の本論のためのデータをまとめて書き付けねばならない。明日中には下書きをすべて終わらせ,明後日は応用数理学会年会出席がてら手直しをちまちまと行って一応の完成とさせねばならない。月曜と火曜にはそれを土台に今度こそテキスト手直しに着手し,秋田への往復期間中にバリバリと書き付けて土日に完成。月曜日は印刷できる状態にすべく,最終校正をしなければならない。
 もー,スケジュール,みっちみち。今年前半,鬱に陥っていなければこんなにみちみちな状態には陥っていなかったはず・・・いや,鬱で何も手が着かなかったからこそのスパート状態なのかも。

 さすがに一息入れたいので,今日はちょこっと運動して寝ます。

Posted by tkouya at 07:21 PM

September 13, 2006

9/13(水) 掛川・?

 連日データ収集に追われている。明日中には終わらせて講演資料作成にかからなきゃぁ。

 コラムの花道を聞いていたら,勝谷誠彦さんが取り上げた「困ったときの法律相談所 飲酒運転防止の行きすぎ」という自治労のホームページ記事が削除されたそうな。しかし慌てて作業をしたらしく,ページのタイトルが「2006春闘 人事院総裁最終回答」になっている。問題ないというのであれば,そのまま載せておけばいいものを,こういうことをするから余計,火に油を注ぐようなことになるのだ。
 自治労側の言い分としては,公務員に認められている権利はすべての民間労働者にも認められるべきものであるから,いわば社会の模範,目標だ,ということなんだろう。しかしバブル崩壊以降の失われた十年の間に民間労働者の待遇はドンドン悪化して,特権どころか基本的人権すら危うい状況になってしまったため,相対的に公務員の持つ権利が突出して目立つようになってしまったのだ。
 こうなってしまったら,政治の側からぶったたかれる前に,少しは自治労も考えを変えるべきである。民主党が小泉内閣以降,弱体化傾向に歯止めがかからない一番の原因は自治労にあるんだし。

 ふーん,logp_mpiなんてもんがあるんだ。もっと早くこのあたりの論文を漁っておくんだったなぁ・・・と嘆いても後の祭り。じっくりゆっくり読み解くとしよう。これ作った人は日本に来てたんだねぇ。
 とゆーわけで,9月前半をすべて潰して行った研究はボツとなり,話の種へ格下げとなりました。ま,こーゆーこともあらぁね。さっさと次のネタへ移ることにしようっと。

 へー,KPLねぇ。子供向けの言語としてはSqueakとかLogoとかが有名だが,KPLは簡易版Visual Basicだ。デモンストレーションとか中高生向けの短時間実験講座には使えそうである。VBより覚えることは少なくて済むのはいいが,英語がまるで駄目とかいう人間にはやっぱり敷居は高いよね。

 どうも疲れているらしい↓。欲求不満?

too_tired_to_keep_normal.png

 人を襲う前に寝ます。

Posted by tkouya at 10:54 PM

September 10, 2006

9/10(日) 掛川->東京->掛川・晴

 いやぁ,暑い暑い。湿気はさほどでもないが,セミがうるさい。

 やんなきゃいけないデータ整理をほったらかして東京行き。午前中は東京駅南口の八重洲ブックセンターと北口の丸善をハシゴしたのだが,人が少ないこと。休日にわざわざ丸の内界隈をブラブラする人間はかなり少ないらしい。樋口一葉さんが2名ばかり行方しれずとなったが,まあしゃあないな。本の他,売り出したばかりの2007年リフィルも購入。次年の予定をあれこれ考える。

 正午過ぎに目的地の有楽町マリオンへ徒歩で移動。目的はこちらのイベントである。
tezuka_prize_10th_aniversary.jpg

 第一部が荒俣宏×いしかわじゅんの手塚治虫文化賞受賞作及び落選作についての講評(と言えるのかどうか),第二部がしりあがり寿×この方↓の画力対決であった。しりあがりさんは手塚治虫ばりのベレー帽を着用,西原さんはいつもの割烹着にワンレンという福々しいお姿であった。

saibara_name_plate.jpg

 第三部が,夏目房之介×浦沢直樹×萩尾望都による手塚漫画話(としか言いようがないような)であった・・・が,この途中でワシの隣の席になんと○妻ひでおご夫妻がご着席にあらせられ,そっちに気を取られすぎて肝心のステージ上の話はうろ覚えとなってしまったのであった。うーん,サインをねだろうかなと思ったけど,うつうつひでお日記の読者としては,リハビリ中の氏にそーゆーことをするのもどーかと躊躇している間に楽しかったイベントは終了してしまったのであった。そっかー,あーゆー朗らかなご夫人だからあーゆー事態にも対処できたのかなぁ。

 今日はささやかな幸せに浸りながら寝ます。

Posted by tkouya at 10:00 PM

September 08, 2006

9/8(金) 掛川・?

 ふひー,あっついあっつい。日中の暑さは土中のセミを掘り起こしてしまったようで,ジージーうるせーうるせーっての。まあしばらくは暑いのと寒いのとが交互にやってくrのであるな。ここが我慢のしどころ。

 長年使い込んでも一向に賢くならないMS IMEを捨てて,古いATOKを掘り起こしてインストールする。ふひー,これでようやっとましになったワイ。でも一太郎はいらないからね>JUST System 花子は・・・Visioよか使い勝手がよくなったのかしらん? だったら使ってやってもいい。

 お婆さんハッカーって・・・,一瞬,ワシの大師匠かと思っちまったぜ。男女同権とか言われていても,まだ計算機業界は男社会なんですかね。進歩がねーな。

 某高専で起こった殺人事件の被疑者が自殺,とのこと。それはともかく,タイミング的には,未成年被疑者の顔写真と指名をモザイクなしで掲載して部数を伸ばそうとしたクソ週刊誌の思惑が外れたこと,それだけは痛快である。

 本日もメールサーバがらみの問い合わせあり。当方のミスばっかり。うう,すいません>csドメインの方々。 みんなワシが悪うござんす。
 手直しのついでにあれこれ細かいところを手直し。NTPは・・・ほほう,xntpdを動かせばよい,と。DNSは・・・ほほう,これか。試しに・・・(以降秘密)。
 合間に,Firewall-1のマニュアルを眺める。うーん,本当にUser Authenticationはrlogin/telnet/ftp/httpだけしか対応していないのか。まあ今時はVPNばやりだから,まともにサポートするよりは,抱き合わせで販売した方が儲かるという判断なんだろうな。ま,おかげでFirewall-1の設定が少し理解できた。しかしこれって,iptablesと大差ないんだな。高い金払って,フリーのLinuxよかすてきな機能を提供できないようでは市場から撤退か。それとも,無知なユーザをだまくらかして,詐欺師のように生き残っていくのか。ソフトウェアで食っていくのは大変だ,ということを痛感する。

 某研究,下書き途中で「やっぱしこれも・・・」というところが見つかり,大体の骨組みができたところで中断する。まーだ申し込みもしていないので,投稿するかどうかは予断を許さないが,大体オッケーというところまではたどり着いたので何とか今月中には結論を出したいぞ。次,その次と,書くべきことはいっぱいあるのだからな。

 ああ,やっぱしATOKは偉大だ。賢いぞ>変換 この調子でワシの滅茶苦茶なblog語をいっぱい覚えて,ワシ以外の人間のところでは役立たずのFEPになりたまい。

 もう一頑張りしてから寝ます。

Posted by tkouya at 07:18 PM

September 05, 2006

9/5(火) 掛川・晴

 昨日今日と残暑が厳しい。本日も30℃を越える気温になるようである。それでも朝晩の涼しさはすっかり秋。蝉の声はほとんど聞こえなくなり,代わりにコオロギやら鈴虫やら松虫やらが台頭してきた。太平洋側から近づいてきた台風も日本からは逸れて北に抜けてしまうようだが,これこそ夏の太平洋高気圧の衰えを象徴する現象である。日中の暑さをのぞいてもうすっかり秋,なのである。

 職場にメールが届かなくなって二日目である。いやー静かだな。全く。メールが来ないというのはまことに心地がよいものである。とはいえ,このまま一生メールが来ないようでは仕事にならない。明日には復旧しそうだということであるが,さてどうなるか。

 昨日は溜まった査読報告書を一気に書き上げて送付。片方はreject,片方は基本的にはaccept。もー,頼むからワシにrejectの報告書を書かせないで頂きたい。ろくに理由も書かずにrejectする大御所がいるが,さすがに最近ではその手の輩には査読が回らないようになっている・・・といいのだがなぁ。駄目なら駄目で理由ぐらいちゃんと書いて欲しいものである・・・と落っことされた側は思っているのだしな。
 さて,査読も終わったし,懸案の仕事に邁進しなければ。

 金のない9月を節約しながら過ごします。

 ただいま。

 SIAM reviewが届いたのでぱらぱら眺めていたら,岩波の数学辞典についてこんな感想が載っていた。曰く,"too big to use easily and with less information about topics than a row of subject books"。まあねぇ,項目多くしてページ数が少ないというのは同意するけど,コンパクトさも大事だからねぇ。難しいところである。それとも,英語版はもっとみっちり詰まっているとか?

 昨日の学内LANでSwitch交換が行われていたのだが,その形跡が我がPC clusterのMRTGに残っていた。こんな感じ。

localhost_4-day.png

 世にWindowsがある限り,Broadcastの種は尽きまじ,ってか。黙っていても,こんだけパケットが流れているんだもんなぁ。Switchの効果ないじゃん。

 あ,山名先生のところのRobotが来た。

    xxx.xxx.xxx.xxx - - [05/Sep/2006:19:39:24 +0900] "GET /research/mupad/koen19991208/tsld025.htm HTTP/1.1" 200 731 "-" "e-SocietyRobot(http://www.yama.info.waseda.ac.jp/~yamana/es/)"
    xxx.xxx.xxx.xxx - - [05/Sep/2006:19:39:34 +0900] "GET /research/mupad/koen19991208/tsld026.htm HTTP/1.1" 200 730 "-" "e-SocietyRobot(http://www.yama.info.waseda.ac.jp/~yamana/es/)"
    xxx.xxx.xxx.xxx - - [05/Sep/2006:19:39:44 +0900] "GET /research/mupad/koen19991208/tsld027.htm HTTP/1.1" 200 776 "-" "e-SocietyRobot(http://www.yama.info.waseda.ac.jp/~yamana/es/)"
    xxx.xxx.xxx.xxx - - [05/Sep/2006:19:39:54 +0900] "GET /research/mupad/koen19991208/tsld028.htm HTTP/1.1" 200 788 "-" "e-SocietyRobot(http://www.yama.info.waseda.ac.jp/~yamana/es/)"
    xxx.xxx.xxx.xxx - - [05/Sep/2006:19:40:04 +0900] "GET /research/mupad/koen19991208/tsld029.htm HTTP/1.1" 200 840 "-" "e-SocietyRobot(http://www.yama.info.waseda.ac.jp/~yamana/es/)"

 10秒間隔か。まあお行儀のいい方である。打倒Googleとまでは難しかろうが,頑張って頂きたいものである。

 さて,今日で結論を出すぞ~。もう一頑張りしてから寝ます。

Posted by tkouya at 07:50 PM

September 03, 2006

9/3(日) 掛川・晴

 ここ二日間,久々のヒッキー生活。先ほどまで,これも久々の偏頭痛でダウンしいたところである。どうも少し夏風邪っぽい症状だったようだ。まあ明日には何とか復活できそうである。

 うひー,まだなーんにも手がけてないのに,研究会の講演,申し込んじゃったよー。9月は今やらかしている講演ネタ仕込みとテキスト加筆,それが終わったら10月いっぱいはこの講演ネタを仕込むつもりなのだが,予定通りいくのやら。それでなくてもUNIXテキストやもう一つ本の仕込みをしなくちゃならんのにぃ。ま,なるようになるさぁ(こればっか)。

 それにしても金がない。8月は接待やら東京行きやらで金を使いすぎた上,来週以降,給料日前に2回も東京行きの予定がある。やっぱり,昨年とは違って,家賃負担が倍以上増えたからなぁ,ちょっとシンドイよなぁ。とはいえ,まだ持ち家を買うほどの収入も貯金もないので,年間を通じでなんとか遣り繰りをするほかないのである。ああそれにつけても金の欲しさよ(守銭奴みたいね)。

 明日から三日間ほど,職場のサーバ・Internet環境の入れ替えのため,メールが滞る可能性がある。大事な用件は本Webページにあるアドレスまでお寄せ頂きたい。
 しかし,こういう事態になって,MLをこのサーバに移しておいてよかったなぁ,とつくづく思う。民間企業なら三日間も停止していたらその企業は潰れたのかと言われかねないところである。そーいや,某国立大学では例のWindowsに取り付くウィルス騒動の際,外部回線を遮断したことがあったそうな。まあそこまで強硬措置を取らなきゃ,学内の対策が進まないという判断だったようだが,こういうことができるのはやっぱし学校だから,なんだよなぁ。

 さて,明日はno troubleで事が済むよう願うのみである。

Posted by tkouya at 08:55 PM

August 31, 2006

8/31(木) 掛川・晴

 ピーカン晴れ。しかし,もう季節は秋になりつつある。朝起きてもセミの声がか細くなっているし,日中の暑さもかすかに冷気を帯びた乾いたもので,むしっとした熱帯のそれではないものに変わっている。気がついてみればもう今日で8月も終わりなんだもんなぁ。今年の夏はいっぱい仕事をして充実していた。これから10年ぐらいは死ぬほど仕事をして過ごしたいものである。

 メールサーバの移行措置,今日で一応ケリがつき,アカウントの登録作業を行って,しつこいぐらい注意喚起の一斉メールを送り,簡単なユーザマニュアルを作る。
 うまいか下手かはさておき,人に伝えるための文章書きが嫌いな人間にはネットワークの管理者にはなってほしくないよな。人様に使ってもらってナンボのシステムなんだから,「使ってくださいよー」というメッセージを伝えられないようでは存在している価値すらないと思う。
 明日,再チェックの上,全員に配布予定。無事済めばよいが,まー,一つや二つや三つや・・・いっぱいある可能性もあるな。ま,なるようになるさぁ~(沖縄弁)。

 いい加減,研究もせねばならじと,簡単なプログラムを作成する。これで基礎データが取れるから,後は計算を重ねるだけだな。月曜日以降はトラブル処理に忙殺される可能性もあるので,土日はこれに没頭して一応の結論を得るところまでは持って行きたいぞ。論文としてはちょっとなぁ,というネタだが,講演ネタとしては使えると思っているんだけどね,さてどうなるかなぁ。

 帰る途中で本屋に寄ってうろうろ。めぼしい新刊なし。「いけちゃんとぼく」はまだ置いていなかった。無料配布していた本の旅人だけ貰って,マックで簡単な夕食をパクつきながら眺める。一番のお目当ては大島弓子のエッセイ漫画だが,群ようこさんのエッセイが連載されていたのでそれも読む。うーむ,群さんは最近ますます「近頃の世の中」に怒り狂うようになってきたな。佐藤愛子の2代目を相続する日も近そうである。怒りの愛子ならぬ怒りのようこさんの今後の活躍に期待する次第である。

 明日も頑張ります。

Posted by tkouya at 10:01 PM

August 30, 2006

8/30(水) 掛川・?

 うー,一日中,おニューな学科内メールサーバとなるSPARC/Solaris9マシンと格闘していた。途中,弄くりすぎてリモートからアクセスできなくなったりと,みっともない真似をしてしまったが,何とか既存の環境を再構築できた。・・・で,疲れたので,Maildir形式にするとか,IMAPサーバを導入しようとかいう計画は頓挫した。

 とりあえず,Telnetとgccはインストールしてもらっていたのだが,そこから先が長かったのである。やったことは

 1. sshの設定(もうこの先Telnetとは縁を切りたい)
 2. Bashの諸設定(PATHぐらいかな)
 3. DNSを参照しないsendmailの再インストール

ぐらいなのだが,3については更に

 3-1. Berkley DBのインストール(cd /build_unix; ../dist/configure --prefix=/usr/lib; make; su; make install)
 3-2. ld.confを設定して/usr/local/lib:/usr/lib:/libにLD_LIBRARY_PATHを通す
 3-3. sendmai-8.13.8の再インストール(devtools/OS/SunOS.5.9を触る必要あり)

が必要なのであった。こう書くと大した作業量ではないのだが,この結論を得るまでに,あーでもないこーでもないと試行錯誤を繰り返す有様だったのである。あーもー,いかにWindows Updateやapt-getやyumの偉大であるか,とくと認識させられた。Berkley DBからインストールせねばならない環境なんて数年ぶり。こちとらすっかりお気楽なLinux distributionに慣れてしまっていたので,anonymous ftpすら久しぶりだもんなぁ。作業しながら,このクソSUNが,SUN of a Bitch,SUN of a Bitch,と毒づく始末である。そーいや,OpenOfficeも元はと言えばStarOfficeだったな。あんましバカなユーザに優しくない会社であることは昔から変わらないのである>SUN 

 さて,明日中にはマニュアルを整えて移行措置の連絡と,ユーザ登録作業もやっつけてしまおう。来週すんなり移行できれば有難いのだが,

Posted by tkouya at 09:57 PM

August 29, 2006

8/29(火) 掛川・晴

 涼しい日が続いており,助かっている。昨日は下らない,打ち合わせと全く違う余計な作業を散々させられてバカを見たが,それでも何とかテキストの最終校正を仕上げることができた。日が変わっちゃったけどな。
 最終なので,一通り最初から最後まで原稿に目を通すわけだが・・・
 うー,長ぇ。誰だよ本文だけで230ページを越えるような文章書きやがった奴は→ワシだ
 うー,最終だというのにまだ間違いが見つかりやがる,誰のせいだ→ワシのせいだ
 ・・・と自分に毒づきながら地道に赤を入れていくのであった。これから出勤途中に宅急便で先方に原稿を送って一段階終了。次は校正刷りのチェックのみ。今回はもうちょっとミスっていてもそのまま通しちゃうかも。疲れたし。

 今日も○○○い用事が入っているけど,いい加減,査読をやっつけなきゃなぁ。今週中には2件ともケリをつけてやるぅ。

 頑張ります。

Posted by tkouya at 07:03 AM

August 26, 2006

8/26(土) 掛川->東京->掛川・曇

 東海から関東の太平洋側は雲がかかるため,日中の気温は30℃を下回るという予報が出ている。昨日の午前・午後ぶっ通しの実験の疲れが取りきれていない身としてはありがたい。もっとも,4日間ぶっ通しで実験を受講させられた高校生の方が疲れているのだろうが。まずはご苦労様でした>受講生の皆さん

 結局,VMware Serverはno troubleで実験を終了することができた。エライ。後はbackgroundで並列計算をさせて,高負荷実験をするのみである。しかし思ったよりメモリは食っているように見えるのだが,マシンごとにばらばらだからなぁ,よーわからん。Net-SNMPも信用でけんしな。

 伊藤清が第一回目のGauss賞を受賞したものの,病気のため渡来できず,娘さんが代理で授賞式に望んだらしい。とはいえ,やっぱりIMUとしては本人に直接伝達したいということで,こういう行事を数理解析研で行うらしい。美談である。ワシは見物できないのだけれど(んな暇あるかい),誰か動画を撮って流してくれんかのう。
 伊藤先生と言えば,いつだったか,Black-Scholes方程式の土台を作った日本人ということでNHK特集にインタビューが出ていたが,確率微分方程式に関連する解説を,ゼロから説明しろと迫られて随分困っていらしたのを記憶している。何にせよめでたいことである・・・が,ニュースではFields賞を蹴っ飛ばしたロシア人の話ばかりで(それはそれで確かに前代未聞のことであるが),Gauss賞の話題が小さくなってしまっているのはちっと残念である。

 本日は丸善に立ち寄った後,久々に寄席を堪能する予定なのだが,夏休み最後の土曜日だからなぁ,昼席とはいえ,座れるかどうかが問題である。まあ行ってみんぺ。

 では行ってきます。
 ただいま。

 いやー,久々に池袋演芸場で落語を堪能した。中入り前の柳家三三と真打の古今亭菊之丞を目当てにしていたのだが,漫才のロケット団,春風亭一之輔もまずまずで,拾い物もできた。客席は小さい小屋だということもあってか,満席。演者の話では,ここ一週間ほどは平日の昼席も満席だったとか。寄席ブームのおかげだと言っていたが,やっぱり二人の演者の評判が高かったからじゃないのかなー。どちらも若手には珍しくきっちり笑える古典が演じられるホープなんだし。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:45 PM

August 24, 2006

8/24(木) 掛川・晴

 暑い暑い。それでも暑さのピークは過ぎた感がある。特に夜の蒸し暑さ,湿度は大分ましになったかな。高大一貫講義は明日がクライマックス。頑張らねば。

 バイアグラ普及期の記事。SEX時におけるドーピングだよな,これって。この夏の甲子園では優勝校のエースがベッカムカプセルを使っていたというが,これは広義の酸素ドーピング(になるのか?)。鬱の治療に使う坑鬱剤だって,精神のドーピングと言えるよな。してみれば,我々の世界は好むと好まざるとに関わらず,薬抜きではやっていかないのであるから,終わりなきドーピング時代を生きるしかないのであるな。そのうち「ぼくたちの洗脳社会」ならぬ「ぼくたちのドーピング社会」という論をぶつ奴が出そうなもんである。出たら読んでみたいものだ。

 VMware Serverを使って,Windows XP Pro on Fedora Core 5 x86_64環境で実習を行って貰っているが,初日は軽いメニューだったためもあってか,ノートラブルで終わった。明日を乗り切れば,VMwareの株は一気に上がるのだが,トラブれば所詮こんなもん,という評価に変わる。OpenOffice 2.0をJava環境で動作させているせいもあって,かなり重たい処理だとは思うのだが,レスポンスはそう悪くないようだ(Pentium Dだしな)。明日も無事に乗り切れることをお願いしたいものである。
 それにしても,OpenOffice 2.0のWriterって,ワープロとしては使いモンにならない代物なんだなぁ,と呆れてしまった。ことに少し古いPCではメタメタで,図を文書にコピペするとセーブできないでやんの(I/Oエラーとか表示される)。少なくとも,業務ベースに使用する品質ではない。まあ今回はそれ程大層な作業をするわけではないのでいいっちゃいいのだが,1.0の頃より酷くなった,というのがワシの偽らざる感想である。CalcやBaseは少しはマシなのかなぁ。しかし使ってみる気は一気に失せた。

 昨日導入したばっかりのNet-SNMP+MRTGのCPU load averageとFree memory表示がどうもおかしい。まともに値が取れていないようである。まあ明日の様子を見て検討してみよう。

 明日は早い上に重労働なのでもう寝ます。

Posted by tkouya at 10:20 PM

August 22, 2006

8/22(火) 掛川・曇後雨

 バリバリと明後日の高大一貫講義の準備を行う。本日ようやっとSNMP+MRTGのインストールができた。参考になったのは

 ・ネットワークトラフィック監視ツール導入(NET-SNMP+MRTG)
 ・@IT: 第7回 障害の兆候を見逃さないためのサーバ監視
 ・@IT: 最終回 MRTGによるサーバ監視システムの構築

である。ありがとうございました>執筆された方

cs-pccluster3_mrtg.jpg

これで4台あるPentium D clusterの状態を監視できるようになった。さて,VMwareを導入した結果はいかに,続報を待て(いつになるやら)。うまくいったら広島で講演予定。失敗したらなかったことになる(ぉい)。

 投稿論文無事受付られたとのこと。以前査読した2本の論文の掲載も決定したらしい。さて,ワシも次の論文や講演準備も頑張らなくちゃ。

 テキストが推敲段階に入ったと書いたせいか,更新をチェックする人がおられるようですが,もう一つ,書かなきゃいけないテキストが仕上がるまではupしませんぜ。9月半ばぐらいじゃないっすかねぇ,多分。しばしお待ちを。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 07:45 PM

August 20, 2006

8/20(日) 掛川・快晴

 ピーカン晴れ。おっと,この機会に布団を干しておかなくちゃぁ。あちちち。クーラーが全然効かないぞ。

 残金700円也。これからスーパーへ行き,卵とアジの干物と納豆を買ったら,限りなく0に収束することになる。予定通り,金を全く使わない一週間であった。節約に励んだおかげで,本も買えたし年会参加費も払えた。これから年をとるにつれて,ますますこのような節約生活に磨きをかけていかねばならんのである。精進せねば。
 とゆーことで,残金は・・・

83yen.jpg

となりました。なかなか正確に0円にはならないものである。

 予定通り,テキストをだらだらと第一次推敲中。今までの夏休み期間中で一番真面目に仕事をしたという自負はあるが,予定ではもう一本論文投稿予定だったし,某翻訳Projectの推敲も全く手付かずのまま。この先,暫くはもう一つのテキストの書き足し作業に忙殺されるだろうから,ま,当分は自分の好きな仕事に没頭はできないかな。今日ぐらいはゆっくりさせてもらうつもり。
 明日からは平常業務に戻る。ドタバタと忙しい8月下旬になりそうである。日記の毎日更新も本日で終了,明日からはいつも通り,「気が向いた時」「腹が立った時」「時間ができて何もしないのも申し訳ない気分になる時」に更新することになる。ちなみに,「書くネタができた時」に必ず書く訳ではなく,「書くときにはネタがある」のである。日記なんだから,書く事がないなんて事態にはならないのだ。

 7月から8月にかけて,HDD recorderに撮り貯めてあった映画やドキュメントを整理している。NHK BSのチャップリン映画特集や,山田洋次作品特集(except 寅さん)をダビングしているのだが,やっぱりどちらも好きな映画が多いな,と改めて確認。敷居の低い映像作品であり,単なる人情・お笑いモノではない,というところがいいのであるな。「ライムライト」は落ちぶれた喜劇役者が残酷に描かれているし,「キネマの天地」は上昇気流に乗った娘に比較して,渥美清演じる父親の悲しみが際立っている。しかもどちらも分かりやすい表現をしてくれているのが,ワシみたいな芸術オンチ(橋本治言うところの"日経の芸術欄並み")にはありがたい。

 夏の甲子園も今日でおしまいらしい。最近は全然スポーツに関心がなくなったので,結果だけ後で確認しようっと・・・終わんなかったらしいですな。そーゆーこともあるんだなぁ。

 ボチボチ生きていきます。

Posted by tkouya at 01:05 PM

August 19, 2006

8/19(土) 掛川・?

 天候を思い出せないほど,一日中集中して書き物をしていた。うー,真面目に仕事していると書くことがないぞ。

 Gauss型積分公式の解説を書き終えたときには,何故かCubic splineの解説も追加されていたりして,ちょっと不思議。どーりで疲れが倍増しているよな。

 明日は予定通り,第一次推敲に宛て,ゆったり過ごそう。で,今週末に最終校正。どーせtypoは絶滅できないだろうけど,いーんだ,直せばいいんだもん(開き直り)。

 疲れたので寝ます。

Posted by tkouya at 11:51 PM

August 18, 2006

8/18(金) 掛川・晴

 台風10号は九州を縦断中。この後,日本海に抜けて北朝鮮へ向かうらしい。今年の夏は台風の来襲が多かったな。秋はどうなるやら。
 今日からしばらくはいい天気が続きそうである。そろそろ布団ぐらい干しておこうかなぁ。

 これからのCPUはheteroになるので,ソフト屋さん頑張ってね,という記事。確かにCellとAMDはそっち方向へ進むのだろうが,Intelはどうすんのかなぁ。まあとりあえず,4 coreまではAMDもIntelもhomeなcoreで頑張るみたいだから,ワシはそこまではついていこうと思う。そっから先はもう情報屋さん頑張ってね,という世界だな。これからますます,プログラマは並列化(Multi-threadだけだが)技術を勉強する必要が出てくるのであるなぁ。そっちのテキスト(と言うほどか)は8月後半からとりかかろうっと。

 書き物,頑張ります。

Posted by tkouya at 07:32 AM

August 17, 2006

8/17(木) 掛川・晴時々曇

 台風が近づいているせいで,灰色の雲が空を覆い,蒸し暑い風が吹きすさぶ。セミの声も本日は小さい。もう残り少ない夏なんだから,鳴かしてやれよ,と思う。スポーツクラブから帰ってきたら,駐車場の草むらから赤とんぼが飛び立った。うーん,もう夏も終わりか。早いぞ。

 午前中は書き物に勤しみ,どうにか1節分の追加が完了する。これがなかったせいで,どうも座りが悪かったんだよな>テキスト 
 これで残りは直交多項式とGauss型積分の解説のみ。明日明後日で何とか終了し,最後の一日は第一次推敲日にあてたい。〆切は今月末。一番手薄な境界値問題と偏微分方程式には手をつけられなかったが,まあ今年度末から来年度(あるのか?)までには何とかしたいぞ。しかし真面目に書き出すと終わらないだろうなぁ・・・。

 夏野菜グズグズカレーは本日の昼に全て食い尽くしたので,残り3日を今冷蔵庫にある備蓄食材で暮らさねばならない。明日は虎の子の1万円を年会参加費の支払いにあてる予定。いつになく真面目にこの夏休みを過ごしたおかげで,結構な節約効果があったよな。

 さて,残った課題を片付けちゃうか。

Posted by tkouya at 06:27 PM

August 16, 2006

8/16(水) 掛川・晴

 太陽は出ているものの,昨日とは違って雲が薄くたなびいている。昨日電話をくれたK先生によれば,ワシは台風を呼ぶ男なんだそうで,実際台風10号が太平洋上をふらふらしているようだ。しかしどうやら四国から九州へと向かうようで,ちょうどK先生が宮崎にいらっしゃるのと同時らしい。台風に好かれているのはどっちなのか,よく考えていただきたいものである。

 夏野菜がすっかりグズグズになったカレーを食し,TVニュースを見ながらこれを書いている。

 Amazonに発注してあったC++プライマー 第4版が届く。暑いさなかにお届けありがとうございます>宅配便やさん
 先日,東京で見かけたのだが,あまりの分厚さにAmazon送りにしたのである。送料もタダだったしな。

c++_primer_4th_ed.JPG

 分厚いよなぁ(953ページ)。でも参考書としてはTemplate,特にSTLの説明がきちんとしてある奴が一つぐらいないとね。次年度はTemplateベースのライブラリの本が書けるといいなぁ。
 C++ Object指向の欠点は,

 1. プログラミングの経験値がないとその価値がよくわからない
 2. アホが作ったclassはソースを見ないと使いこなせない
 3. 基本的には整理技術なので,アルゴリズムレベルの高速化には役に立たない
 4. 組み込み系ではC以上の機能は必要とされていない

ってところか。研究者レベルだと,本は書けるが論文は書けないって感じかなぁ。最近だと

 5. WebではPerl/RubyのScript言語,Javaだけで用が足りる(最近ではSQLも少し)

という状況も手伝って,C++じゃなきゃ,っていう要求は減っているように思う。GUIベースのアプリ開発ぐらいかしらん。

 今日もぼちぼち人生を過ごします。

Posted by tkouya at 08:15 AM

August 15, 2006

8/15(火) 掛川・?

 終戦記念日。正確には敗戦記念日(残念日?)か。東京の九段あたりが騒がしいが,何か予想していたより静かだったな。織り込み済みということか。

 昼飯はカレー。ナスとブロッコリーをにんじんとジャガイモの代理として投入した夏野菜カレーとしゃれ込んだのだが,煮込みすぎて歯ごたえゼロ。次回は湯通ししたものを食う直前に入れることにしたい。それでも食いすぎて腹がきつい。

 大師匠からお電話を頂き,投稿論文の最終校正をして郵便局に投函。一仕事終了感が漂い,スポーツクラブで軽く運動した後は何もする気が起きずにだらだらと昼寝したり,ボーっと録画してあった番組を眺めたりして過ごす。ああ書き物が進まない,と。

Definition of "専門家"
 自分の意見を代弁してくれる,社会的肩書き付きの便利屋。どんなトンデモな論でも,探せば一人ぐらいはそれを持ち上げてくれる専門家は見つかるものである。欧米(USAと西ヨーロッパ)圏の人間であればなお箔がつく。

Definition of "迷う"
 ゴールを設定したがために,そこに辿りつけない状況をこのように呼ぶ。ゴールがなければ,単なる「ぶらり旅」であり,ウロウロと徘徊することそのものがゴールとなる。

 ほほう,/.Jで吉川潮が話題になるとは。しかし/.Jerの大部分は著作を読んだことがないらしい。まあ当然か。
 半ズボンがみっともないってのは,塩野七生もエッセイで書いてた,ベッド以外での毛脛がみっともないって話と通じるよな。
 ほぼ日でハゲについての対談が載っていたけど,そこでハゲの当事者,呉智英さんがこんなことを言っている。

 「西洋人の場合、見た目的にもゲーハーがあまりみっともなくないんだよね。もともと髪の毛が金髪とかプラチナブロンドだったり、茶色でも色が薄いから、髪の毛と肌の色とあまり違わなくて、ハゲても目立たない。
 日本人は地肌の色が白っぽくて、髪の毛が黒いでしょう。だから滅び行く草原状態がどんどんハッキリしてくるんだ。」

 東洋系の毛深いおっさん達の毛脛もハゲと同じ状況にあるから,多人種より目立つことは間違いなさそうである。半ズボンみっともない論の源泉はこのあたりにありそうだ。

 ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 09:18 PM

August 14, 2006

8/14(月) 掛川・快晴

 真っ青な空に雲がちらほら。上空の風が強いせいか,結構な速さで窓の左から右へと流れている。セミも盛んに鳴いている。

cloud_in_summer2006.JPG

 昨日は結局自室でヒッキー生活。何もせず,飯を3回食って糞を1回ひり出しただけである。人間所詮糞袋ってのは誰の言葉だったっけか。今のワシはまさしくそれである。今日はさすがに仕事を進めねば。

 東京都内から千葉で大規模な停電があったようだ。事情はよく分からんが,ゆりかもめや東京メトロも止まっているらしい。電力消費に配電網がついていけなかったのか,事故なのか,その辺がはっきりするのは明日辺りかな。
 どうやら事故らしい。江戸川を横断している送電線にクレーンが接触したとのこと。うーん,損害賠償額はいかほどになるんだろうか。

Definition of "利権"
 国や地方自治体が主体となって行う事業から派生するビジネスチャンスのこと。その意味で「利権の構造」とは,民間企業主体の経済活動の構造と同じものだが,使用される資金が,「不当に巻き上げられている」と認知されている「税金」であるため,「納税者」からは常に批判の目に晒されている。
 これが民間企業主体の事業に対して,「自らの意思で」支払った資金であれば,「債権者」は,多少(この場合,"多"にウェイトがかかっている)の不正行為があっても,利得があれば黙っているか,時によっては擁護したりもする。

 静岡は平和。セミの声しか聞こえない。

Posted by tkouya at 09:14 AM

August 13, 2006

8/13(日) 掛川・晴

 セミの声がやかましく響く,夏らしい日。7月中は梅雨が長引いていたし,8月に入ってからも案外晴れの日が少ないから,鳴ける機会があればここぞとばかりにじわじわみーんみーんかなかなかなの合唱に参加するのであろう。
 そーいや,1945年8月15日は日本全国快晴であったそうな。クーデターを起こした兵団は雪の降る中を進軍しなきゃいけないのと同様,耐え難きを耐え,忍び難きを忍ぶためにはセミの大合唱をバックグラウンドミュージックとし,夏の照りつける太陽を背中にしょって俯きながらラジオからの音声に耳を傾けねばならないのである。いいとか悪いとかの問題ではなく,もう固定された様式になっているのだな。

 昨日は帰省ラッシュの真っ最中に東京へ出かける。途中,小田原で下車して在来線に乗り換え,久々に北鎌倉の叔母の家に立ち寄る。いやぁ,暑い暑い。鎌倉はいいところだが,真夏にうろうろするところではない。いとこの運転で大船駅まで送ってもらい,観光もせずに東京へ。
 いつものように,丸善丸の内本店に立ち寄るべく東京駅で降りると,山手線も京浜東北線も落雷のため全面ストップ。しゃーねーな,でもしばらくすれば復旧するだろうと軽く考え,いつものようにOAZOへ行き,店内をうろうろ。以前から気になっていた「小沢昭一的新宿末廣亭十夜」を購入し,さて飲み会の待ち合わせ場所である巣鴨に向かうか,と店を出て東京駅へ。改札を通ってホームに入ると,京浜東北線は確かに復旧していたが,山手線は相変わらず停止したまま。しゃーねーな,飲み会場は池袋だから,丸の内線で向かうか,と長い行列が連なった有人改札にて振り替え乗車券を貰う。

060812_1557~001.jpg

 行き先が書かれていない切符を見て,一瞬邪悪な考えが浮かぶが,実行に移すのは面倒なので素直に赤い電車で池袋へ。
 毎回会場としていた日本酒の店が閉店していたのを確認。

060812_1700~001.jpg

 全国の銘酒を揃えた(ワシは飲めないけど)渋い店であったが,腰の定まらないマスターであったので,いきなりイタリアン風に変化したりして,常連客を戸惑わせたものである。今回はこの場所にビルが建つそうなので,まあ復活はあるまい・・・いや,また不死鳥のようによみがえるかな? その時には火の鳥庵と呼ばせていただこう。
 仕方がないので近くの焼肉店に入って一番安いコースを取る。肉は上等だったが,アメリカ産じゃあるまいな,とビクビクしながら食う。ごちそうさまでした。

 帰りの新幹線に乗る頃には山手線は完全復旧。終電の浜松行きで帰宅し,ちょろっとぷちめれって寝る。

 さて今日もお仕事。カリカリ書きものをしようっと。

Posted by tkouya at 09:08 AM

August 12, 2006

8/12(土) 掛川->東京->掛川・?

 これはまだ11日に書いているので,当然明日の天気は分からない,と。ぷちめれ,何書こうかなぁ。東京行きの新幹線車中で書くか。

 某テキスト後悔(公開?)ページ,blog化作戦開始。今見ているのは,移転した仮のページなのだ,ふふふふふ(何がおかしい)。
 ついでにMovable Typeも3.31へup・・・しかけているところ。しかしダウンロードの手続きが面倒になったなぁ。フリーのModuleも利用しているくせに,そんなに権利主張ばっかり強くしていいのかね。商売強化したいんなら,ぼちぼち完全内製化して全部C/C++とかで書き直したらどうかね>Sixapart

 お盆のラッシュ開始日だってのに,出かけるのやだなー。反対方向だから,そんなに混んではいないと思うが,はてどうなる?

 では行って来ます。

Posted by tkouya at 03:00 AM

August 11, 2006

8/11(金) 掛川・薄曇

 一応太陽は出ているものの,空にはうっすらと白い靄がかかっている。暑いことは暑いが,いつぞやのような猛暑には至っていない。平年並みの暑さというところ。

 昨日夕方より職場が全面閉鎖,機械警備に移行したため,本日より再来週月曜朝まで強制的にお盆休み。まあ休みったって家でもやることは変わりないんだけどな。今年は何せ並列計算環境も自宅に整っちゃったし。PSBをガンガン流しながら投稿論文チェックやら,テキスト執筆やらをこなすのみ。

 ほほう,PentiumDベンチがGoogle Scholarから引っかかるようになったのねん。やっぱりエーゴで書くと参照数が違うよなぁ。

 愛読している夏目房之介さんのblogが移行した・・・のはいいんだけど,字が小っちぇ~。唐沢俊一さんのページも同様。教祖様のページも,移行当初は小さかったよなぁ。まあユーザ側で調整すれば済むっちゃ済むんだが,ユーザ様を大事にしなきゃいかんページなら,せめてIEやFirefoxのデフォルトサイズで読みやすいフォントサイズにして欲しい。以前も書いたが,欧米のアルファベットと違って,特に漢字は字体が複雑だから,若干大きめにすべきなのである。ことに近年は文庫でも大きな文字サイズが一般的になっており,ほーれみろそれこそ学力低下だと騒ぎ立てるバカ団塊世代親父どもはさておき,人に読んでもらいたいものを書くなら,「プレゼンはでかい声で」という常識同様,「blogの日本語は若干デフォルト設定より大きめに」はusabilityなんて横文字を持ち出すまでもなく,当たり前のことと認識すべきなのだ。

 折角の休みだから,ここで溜まったCDやらDVDやら本をぷちめれってみよう。第一弾は昨日upした統計本だが,今日はどうしようかなぁ。ま,テーマが決まったら書きまする,カキまする。

Posted by tkouya at 02:38 PM

August 09, 2006

8/9(水) 掛川->東京->掛川・曇後晴

 台風7号が浜松から御前崎あたりでウロウロしている最中に新幹線で東京へ。途中雨がぱらついた程度で遅延もなく東京着。大師匠の話では,午後には房総半島沖へ抜けたとのこと。人騒がせな台風である。

 いつものように丸善丸の内本店をざっと流し,アキバヨドバシを上下に散策,その後,書泉ブックタワーへ移動し,IT書籍とマンガの新刊を物色する。一松信先生の新刊が出ていてびっくり。引退してからのご活躍はものすごいものがある。研究費で買おうっと(ひどい奴)。

 購入したのは,月刊アスキー30周年号(休刊・リニューアル宣言)と,コロナ社の「C++プログラミング入門」。他にも買ったが,まあそれは後でレビューします(いつになるやら)。
 前者は保存資料用として買ったのだが,ちょっとそれにしては内容が薄いのが残念。まあ付録DVDがあるから許してやろう。
 後者は,次年度の情報セミナーIの教科書候補として購入。C++の入門書は腐るほど出版されているが
 ・版形が小さく,厚みは1cm程度
 ・それなりにリファレンスとして使用可能な資料付き
 ・Cの説明とC++(Object)の説明が半々ぐらいの割合になっている
 ・サンプルプログラムが短い
 ・やさしめの演習問題が豊富で,解答はなくてもいい(ヒントどまりがbetter)
という条件を満足するものは少数である。版形のでかい分厚い奴は,懇切丁寧すぎる「読み物」になっていて,基本的には自学自習書,ワークブックである。ワシが欲しいのは,自分で手を動かしてサンプルプログラムを動作させることが楽にでき,なおかつそれをちょこっと改良するだけで解ける演習問題がいっぱいあり,しかも解説が懇切丁寧すぎず生身の教師の出番が必要になる,そんな「教科書」なのである。
 買ってから気が付いたのだが,このテキストのシリーズって,日大(理工・電気)関係者が多いような気がするなぁ。つーことは○○○○○がワシとおんなじぐらい,どーりで分かりやすい(ヒドイ)訳だ。

 テキストで思い出したが,今年まで3年間使い続けた統計のテキストがあったな。お礼の意味も込めてレビューしておかねば。明日にでも早速(アテにしないように)。

 大師匠からは,ワシの原稿に対していっぱいの赤を頂く。ありがたや,と同時に,このまま出していたら間違いなくrejectだったな,と肝を冷やす。添字の統一が取れずにバタバタと改変したせいである。明日の職場閉鎖前にこの修正を行わねば。今週末には最終稿を叩き出して,休み明けに今度こそ投稿である。溜まっている査読はその後ね(ヒドイ)。

 東急目黒線は,武蔵小杉から目黒間の地下化・高架工事が終盤に入っており,線路が既に切り替わっていた。うーむ,昔の目蒲線を知っている者としては感慨を覚えずにはいられないぞ。

tokyu_meguroline2006.jpg

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 10:46 PM

August 08, 2006

8/8(火) 掛川・雨

 予定外に,台風7号が東寄りに進路を変えて迷走し始めたらしい。おかげで,今日から明日にかけて,この静岡が台風の直撃を受けるかも。それでなくても台風の東側に雨雲が集中していて,東海から関東方面に被害が出そうだというのにぃ。明日は東京行きだってのにぃ~。12日も東京行きだってのにぃ~,それまで去ってくれるかどうかも分からないのである。ワシが一体何をした(思い当たるところ多数)。

 昨日はガンガンと某疎行列固有値計算プログラムを開発していた。途中嵌ったが,何とか夜中までには主要部分が完成し,今朝完璧な動作を始めた。ふっふっふ。有名な馬場さんの例題を解かせてみると

$ ./webrank baba_example.txt
Webrank: 7 URIs
Convergent!(Iterative Times = 35)
0, 0.303514
1, 0.166134
2, 0.140575
3, 0.105431
4, 0.178914
5, 0.044728
6, 0.060703
max_eig : 1.000000
CPU time(sec): 0.000000

とばっちり固有ベクトルが計算できる。しかも早い。Octaveよか早い(あたりまえだっつーの)。早速,T君に激励と恫喝の意味を込めて送りつける。ふぅ,これで一仕事完了,と。

 A君は先日の花火大会の動画コンテンツ編集を精力的にこなしてくれて,時間の異なる3つのバージョンが完成した。本日そのお披露目を行いまする。つーことで一番短い奴を下に張り込んでおく。

 ちなみに,遠景のない花火のみのアップはワシがEverioで撮ったもの,遠景つき引き画像はA君がワシの(重要)Sony DCR-SR100で撮ったものである。編集は全てA君が行い,ワシは後ろでふんぞり返って「タイトルつけろ」「Copyright表示もつけろ」「予告編みたいなモンなんだから短く編集しろ」と指示していただけである。

 さて,明日に備えて今日は早く寝ます。

Posted by tkouya at 05:40 PM

August 07, 2006

8/7(月) 掛川・晴

 本格的な夏到来。梅雨が長引いた7月は夏ではなかった。しかし8月に入ると「暑中見舞」ではなく「残暑見舞」なんだよな。残暑という言葉には,「今の暑さは峠を越えており,後は一直線に秋へ向かっていくのだよ」というニュアンスが込められているが,まーしかし,8月いっぱいは平年並みの暑さが続くようであるからして,それを「残暑」とは呼びたくないよなぁ。

 さて,書きそびれたネタをここでご披露したい。まず,先日の高知出張の際に乗ったアンパンマン列車の件である。往復とも全てJRを使ったので,岡山から特急南風(みなみかぜ,ではなく,なんぷうと読むことを初めて知った)を使ったのだが,行きはたまたま全車両これアンパンマンという奴だったのである。全日空のポケモンジェットより当たる確率は高いのか低いのかはよく知らんが,やっぱり目立つらしく,途中駅ではパチパチ写真を撮られていた。

 概観はこんな感じ。
20060730 004.jpg

 瀬戸大橋を渡るまでは徳島行きの特急と連結されているのだが,こうして比較してみるとその派手さが良く分かる。
20060730 005.jpg

 側面も・・・
20060730 007.jpg

 どたまも・・・
20060730 008.jpg

 頭あて(正式名称はなんてーの?)もアンパンマン。
20060730 009.jpg

 まあこの辺まではポケモンジェットと同じであるが,徹底しているのは天井までアンパンマンキャラクターが占領していることである。
20060730 011.jpg

 全日空も見習って欲しいものだ。

 しかし高知出身の有名漫画家はやなせたかし以外にもいるのだから,鬼太郎以外に出しようのない境港の真似をするのではなく,もっと沢山のキャラクター列車を走らせればいいのに。西原理恵子の描く「ぼくんち列車」(ぐらまーな姉ちゃんの胸にうずもれる二太を是非)「まあじゃんほうろうき列車」(尾羽打ち枯らしたとりどんを描かずしてこの列車の価値はない)とか,くさか里樹の描く「ケイリン野郎列車」(経済産業省をスポンサーに!)「ヘルプマン!列車」(・・・)なんかは,現在の世相にジャストフィットしているからコアなファン層がこぞって乗りに来るに違いない・・・ま,ファミリー層には受けないかもね。

 高知に行ったからには,まずは桂浜を見ねば,とSWoPP開催前日(重要! 数値計算のセッションをサボって出かけたどっかの教授と一緒にしないように!),遊覧バスの切符を買って,古きよき時代のボンネットバスに乗って出かけたのであった。物持ちいいぞ>土佐電鉄バス
20060730 075.jpg

 どーせ皮だけの最新型なんだろうと思っていたら,ウィンカーは旧型の飛び出すレバーだったし,山越えの時にのエンジン音のすごさったらもう。白い煙まで吐いていた。かなりの旧型と見ましたぜ。

 そーいや,何か偉い人の銅像があったのだが,正面は逆光で顔も見れず,バックのみ。誰だったのかなぁ? ま,いいや。
20060730 081.jpg

 桂浜はこれ全部玉砂利で埋まっているのかと思いきや,玉砂利エリアはものすごく小さい。全体の2割程度か。この写真で言うと,画面右側の岬の突端部に近いところのみ。残りは普通の砂浜と岩場。
20060730 099.jpg

 でもさすがに玉砂利海岸はきれいだった。-> MPEG(2.7MB)

 帰りのバスまで時間があったので,桂浜水族館を散策。こじんまりした施設だが,館内の写真撮影は自由とのこと。但しフラッシュはダメ,とのことで,感度の悪いデジカメではあんましきれいな映像が取れなかった。ま,これで勘弁してや -> MPEG(1.9MB)

 ちなみに,動画はもともと全てQuick Time(mov)形式だったのだが,サイズがでかいのでTMPEncのフリー版を使ってMPEGに変換して圧縮したものをアップしてある。どうやったかはこちら参照。

 高知の話題はこんなところか。ではメシ食って行って来ます。

Posted by tkouya at 06:46 AM

August 05, 2006

8/5(土) 掛川・晴

 オープンキャンパス終了後に予定通り,ふくろい遠州の花火2006を取材。A君には買ったばかりのSony DCR-SR100とSony純正三脚を渡してフリーの取材を強要し,ワシはと言えば,3000円の当日券を買ってヌケヌケと座ったまま,Everio GZ-MG40でバッテリの残量を気にしつつところどころを撮る,という腑抜けた態度で取材。
 初めて間近で見たが,いやぁ,さすが3万発というだけあって,2時間の間全く退屈しなかった。狭い会場かつ駅から遠いにも関わらずあれだけ人が来るだけのことはあるのだ。

 詳細は後ほど。今日はどっと疲れたのでこれまで。ああ話題ばっかり溜まって,ちっともかけないじゃないのよさ。年だな。

 寝ます。

Posted by tkouya at 11:04 PM

August 03, 2006

8/3(木) 掛川・晴

 うーん,夏にしては涼しい朝。気温も室内で25度程度。ありがたやありがたや。高知出張中は宿の空調がうるさくて少し寝不足気味であったのが,今朝はすっかり改善されていた。やでうでしや。

>  あれこれと書きたい話題満載なのだが,来週月曜までびっちりスケジュールが
> 詰まっていてblogどころではない。落ち着いてからまとめて書くので今日はこの辺で。

 などと書いた舌の根がまだビトビトにも関わらず,忙中閑ありという奴で時間ができてしまった(洗濯待ち)ので,出張中に撮ったものを少しアップしよう。今日はQuickTime動画(音声なし)のみ。さて,どこの画像でしょうか? 分かった方は・・・何もあげないってば。つーか,ファイル名で分かるわな。

 QuickTime (3.9MB)

 ではそろそろ洗濯が終わりそうなので,干してから出勤します。

 ただいま。なんや,面倒だと思っていたCD-R100枚焼き作業が,Pentium D clusterをフルに活用したら2時間で終わってしまった。余勢を駆って,あれやれこれやと雑用をこなしてしまった結果,新章の校正を終えて大師匠に送付するところまでこぎつけた。後は論文投稿だけだなぁ・・・見直すとあれやこれやと不満があり,少なくともこの辺はやっておかないと何かいわれるよな・・・というところだけを何とかしようと決意。何ともならないようなら諦めて投稿しちまおう。大体,自分が論文を書いていない間に一体全体何本の論文の査読をさせられたやら(引き受けたからなんだけどさ)。

 無事一仕事終わったので風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 09:59 PM

August 02, 2006

8/2(水) 高知->掛川・晴

 うひー,灼熱の南国・土佐から戻ってみればすでに秋風かと思っちゃうほどの涼風が漂う掛川になっていた。こんくらいの気温で推移するなら有難いな。

 事前に自分に課していたノルマはこなせた。あとはチェックのみ。今年の盆休みは本当に忙しくなりそうだ。

 あれこれと書きたい話題満載なのだが,来週月曜までびっちりスケジュールが詰まっていてblogどころではない。落ち着いてからまとめて書くので今日はこの辺で。

 あ,一つだけ。吉村昭死去のニュースにはびっくらこいた。真面目な小説家,というとこの人を置いて他に知らない。まだ全然読みきれていないほど多数の作品を残して入ってくれたことが救いである。まずは合掌。

 もう疲れたとか言っている暇すらないので,メシ食ったら寝ます。

Posted by tkouya at 08:53 PM

July 28, 2006

7/28(金) 掛川・晴

 わーん,250ページを超えてなお増量中ぅ~。終わらないよ~。文章書いたらあと数10ページは確実に増えてしまう~。このままでは・・・このままでは・・・

ライフワークになってしまう!

何か問題でも?>ヲレ

Posted by tkouya at 08:13 AM

July 27, 2006

7/27(水) 掛川・晴

 久々の夏らしいピーカン晴れ。九州以南は梅雨明け宣言が出されたようだが,東海地方はまだ。今週末か,来週はじめ辺りらしい。ってことは,ワシが高知に行っている時にようやっと梅雨明けになるのだな。暑いのも嫌だが,冷夏はもっと嫌だ。早く夏が来て欲しい。

 大体,大人物でもないくせに大人物のふりをするから破綻するのである。小心者なら小心者らしくオロオロヒヤヒヤ日々を過ごせばいいのであって,無理に虚飾をまとう必要がどこにあるのだ。小人物である自分が嫌ならば,熟考して熟考して悟りを得るまで熟考して熟考の末に変化が現れるまで熟考すべきなのだ。考えるのが嫌なら,あるがままのダメ人間として人生を送るしかない。しかしそれでもかけがえのない自分だけの人生であることは確かなのである(何言っているんだこの文章)。

 ここ数日は,4月から6月までの鬱期を挽回すべく,バリバリに肩をこらせつつ,テキストの新章執筆に勤しんでいる。現在は計算例をせっせと積み重ね,高知行きの間に文章を完成させる予定。これで何とか大師匠の所に持っていけそうである。
 その合間に企業の方が来訪されたり,職場のメール鯖の移行の相談(怒鳴りあい?)をしたり,卒研指導をしたりとひっきりなしに割り込みが入る。そのうちゾンビプロセスが溜まりだして破綻するのであろう。それまでに何とか今まとめている仕事を完成させねば。9月中にはもう一つのテキストの追加執筆もする必要があるのだ。ワシの貧弱なJob stackは悲鳴を上げているぅ~。

 家に戻ったら,録画予約してあったチャップリンの「独裁者」の終盤,感動的な床屋の演説シーンをやっていた。うーん,やっぱり何度見ても,主張していることが素朴かつストレートでいいなぁ。

 バリバリに肩が凝っているので,風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 09:48 PM

July 25, 2006

7/25(火) 掛川・薄曇

 昨日は補講二コマの後,学内研究費報告会のプレゼンをやって,卒研ゼミのダメだしを行って帰宅し,そのまま布団で気絶していた模様。体力なくなったなぁ。三十路にしてこの軟弱ぶりでは余命長くはあるまい。別段そんなに長生きしたいわけではないが,ワシがコツコツ支払ってきた年金や退職金が別の誰かの手に渡るというのはものすごく悔しいので,せめてそれが貰えるまでは生きていたい。なんて消極的な人生なのであろうか。

 あれ? 今朝はセミの鳴き声がうるさいぐらいだったが,セミの声で朝を迎えるってのはこの夏初めてのような気がする。梅雨が長引いているからなぁ。昨日も暑い,というより,ぬるい,という気温だったし,セミもまだ鳴き時ではないと思っていたのだろう。今日は久々の熱帯夜かなぁ。

 朝のゴミ出しをする。掛川では以前,分別がやかましく言われていたのが,ゴミ焼却場がグレードアップしてからは,紙類・生ゴミに加えてプラスチック製品(ビニール袋,卵パック等等)も一緒くたに「燃えるゴミ」としてまとめてよろしいということになった。おかげでゴミ捨てが楽になったものの,何か釈然としない。
 まあおかげで室内にゴミが滞留する時間はかなり少なくなり,机の周りを除けばかなり整頓された(清潔とは言うまい)環境で人生を送ることができている。たとえて言えば,頑固な宿便が一掃されて便秘が治ったようなもんである。
 してみれば,コレクターなんて人種は自覚的にものを便秘しているようなもんである。整理整頓を主張した凡百の本には,大抵「捨てるべきものは捨てましょう」ということしか書いてない。それは当たり前のことで,身の回りの質量・体積を最小限に保つことが,「整理整頓」の定義なのだから,いわば同語反復しているだけのことなのである。
 とゆーことで,これからはコレクターのことを,「人生の便秘者」と呼ぶことにしたい。

 ここんとこ真面目にテキスト執筆に勤しんでいるので書くことがないな。今日も早起きしてパチパチ原稿を打っていたし。突発的にぷちめれを書くことはあるだろうが,面白い話題が出てくることはないだろう。せいぜいバグ報告ぐらいである。

 次週は高知行きの後,Open Campus2連荘。私大の経営は厳しさを増しているから,頑張らねば(何をだ)。なんにせよ,もうちっと体力をつけとかんといかんなぁ。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 07:23 AM

July 23, 2006

7/23(日) 掛川・土砂降り

 ここんとこ,やたらに涼しい,というより寒い。先週までは,台風に引きずられた梅雨前線がそのまま日本列島を上昇し,北に消えるかと思っていたのだが,今週に入ってからは一気に南下,今は九州から和歌山のラインに停滞しているようだ。どーりで,今日は日中平年並みの真夏日となったものの,夜に入って一気に冷え込む訳だ。静岡辺りで,夏の暖気と春(秋?)の寒気がせめぎあっている感じ。今年のオホーツク高気圧の勢力はしぶといのう。明日は,じゃない今日はOpen Campusなんだが,こりゃ人出も少なそうだなぁ。折角いろいろ準備したんだが,無駄にならなきゃいいが。

 何とか,テキスト改変作業開始。まずは簡単なところから。毎年この時期の恒例行事と化しているが,手直しすればするほどアラが見えてくるのはどーしよーもないな。高知行きから帰ったら,次のテキスト改変作業にも着手せねば。今年の盆休みも忙しいのう(って,仕事できたためしがないのだが)。

 寝ます。

 ただいま。事前には随分心配させられたが,本日はそこそこ天気も持ち,人出もほぼ昨年並みだった。この調子で,8月も乗り切りたいものである。

 ボチボチやってまた寝ます。

Posted by tkouya at 12:58 AM

July 19, 2006

7/19(水) 掛川・雨後曇

 北陸から南の日本海側と甲信越地方には豪雨被害が出るほどの梅雨末期。静岡も今日は涼しい。本州の中間辺りで,冷たいオホーツク高気圧と蒸し暑い太平洋高気圧がせめぎあっているようで,暖気と寒気が交互にやってくる。おかげで体の調子がイマイチ。困ったことである。早く完全な夏になって欲しいものだ。

 Core 2 Duo続報。しかし,Micro Architectureレベルの議論をされても,実際どの程度影響があるのか,コンパイラレベルで差異が消えてしまう程度なのか,よーわからんなぁ。まあ,当分,Core 2 Duoマシンとは縁がないだろうから,ベンチマーク結果が出揃うのを待つしかないな。

 先日の秋葉行きは,用事を済ませたらさっさと帰宅。8:23掛川発のこだまで出かけ,13:23東京発のこだまで帰宅したから,多分,新幹線に乗っていた時間のほうが長かった筈(w それでもまあ楽しめたからいいのである。

 東京駅の丸の内口に貼ってあったgooの広告3連発。
goo1.JPG
goo2.JPG
goo3.JPG

 Yahoo!にケンカ売っているところが良い。しかし何故,"Googleのライバル"ではないのか,やっぱりPortal site同士ってことかしらん?

 そーいや,Petzold本の翻訳が出ていたな。しかも訳したのが同級生だったりする。

petzold-ja.JPG

 ワシはデカイ版の原書(写真左)の方に親しんでいるので,翻訳の方は学生用に飾っておこうっと。気に入ったら買ってやって下さい>英語に不自由な日本の方々(ワシも含む)
 しかし,原書よりも翻訳本の方が安いってのが不思議だよなぁ。どこでコストが吸収されているのやら。

 紹介すべき本は溜まっているのだが,ぷちめれっている暇がない。お盆にでもまとめて書くことにして,今は目の前のお仕事に集中しよう。

 適当にやって寝ます。

Posted by tkouya at 08:09 PM

July 16, 2006

7/16(日) 掛川・猛暑

 予定を変更して,一日家に閉じこもって(いつものことだが)邁進した結果,何とか目処がつくところまでたどり着いた。あー,この調子で7月中には改訂版の下書きを揃えたいなぁ。
 閉じこもっている間に,この夏一番の猛暑は過ぎ去ったようである。どーりでクーラー全開にしても暑いわけだ。

 久々に充実した一日。明日は,じゃない今日は予定通り東京行き。汗だくになってアキバをうろちょろするのであるなぁ。

 もう一眠りします。

Posted by tkouya at 01:43 AM

July 15, 2006

7/15(土) 掛川・?

 昨日は梅雨明けかと思われるほどの快晴かつ猛暑だったが,気象庁によれば,梅雨明けはもうちょっと後らしい。またぞろ梅雨前線が活発化してくるとのこと。うーむ,本日は大丈夫かしらん?

 ふーん,Core 2 Duoって,EM64Tがenableなのねん。VTも使えるのか。てぇことは,VMwareなんかには向いているわけね。ま,当分こちとらPentium Dをお付き合いをするんで,触れるとしても来年以降だな。本格的に導入するのはQuad Coreになってから,と。

 ドタバタとやるべきことに手を付け出す。まずはこれぇっー・・・とやりだしたはよいが,いつもの悪い癖で,あれもこれもと目移りしているうちに,何をすべきだったのかを忘れてしまう。ま,それでもちょっとは手がかりが得られたのでよしとしよう。
 調べものの途中で,Leverrier-Fadeev法というものを知る。小生御大の本に掲載されていたもので,証明はSIAM Reviewに掲載されている。ふーん,ワシの大師匠あたりだとDanilevsky法なんて奴もあったようだが,それと同じく,固有多項式の係数を陽的に求める方法である。後者が消去法likeなのに対して,こいつは行列単位の計算のみで構成されているから,計算量の点ではかなり不利。まあでもimplementはしやすいよね・・・とゆーわけで作ってたという次第。ま,練習問題ぐらいにはならぁね。

 これから一寝入りして東京行き・・・の筈だったが,予定の仕事が全然進まず気持ちが悪い。よって,本日中に残った仕事を上げ,東京行きは明日に順延。頑張り末世ー((c)高橋留美子)。

 寝ます。

Posted by tkouya at 12:44 AM

July 14, 2006

7/14(金) 掛川・晴

 さわやかな晴天。気温はドンドン上昇しそうである。そろそろ梅雨明けかな?

 やっと窓の杜にVMware Serverのニュースが掲載され,/.JにもVitual PC無償公開のタレこみに関連するコメントでこのニュースが載った。遅いよあんたら。
 Virtual PCはWindows専用なのでほぼ埒外なのだが,一応試してみようとWindows XP x64環境にインストールしようとしたら,サポート外のOSなんだそーでインストールできず。真面目に売る気あんのか? あ,売り物じゃなかったっけか。M$としてはVirtual Serverの方を使ってくれということなのかもしらんが,当方,そこまで試している暇もないし,そもそもやろうとしていること(PC cluster構築実習・3 Layer Webプログラミング実習)にはマッチしないので,無視することにする。ホストOSとして,MPI PC cluster環境を残して共存させたいってのが大前提だしね。

 本来はOFF日なのだが,企業訪問やら何やらで結構予定がいろいろ入る。いいよなー,雑用一切合財無視して「研究研究」って叫んでいれば無罪放免だと思っているバカどもは。そんなに研究だけしたいんだったら研究所に行けよ,バカ。うちは教育・研究機関なんだからな,そこんとこ忘れてもらっちゃ困るんだよ。

 教育・研究を両立させんがために(エラソウ),行ってきます。

Posted by tkouya at 09:25 AM

July 12, 2006

7/12(水) 掛川・曇

 うー,じとじと。気温はさほどでもないが,湿度が異常に高いような。どーせならひと降りあって欲しいぞ。早く明けないかなぁ>梅雨

 今年はこれ以上むやみやたらに講演しまくるのは止め,予定通り論文に全力投球することを決意,大師匠に草稿を送る。2本同時投稿なるか?

 Movable Type 3.3.1-ja(日本語版)リリース。bug fixが主のようである。ああ,いつになったら(以下略)。

 「とんでる力学」購入。感想は・・・おっかないから書くのはやめよう(笑)。
 しかし,川原教授の漫画読んでいるだけでオタク扱いはないんでないかい?

 うわーっ,いつの間にかVMware Serverが正式リリース。7/10付けだから,それほど浦島太郎にならずに済んだか。しかし,/.JとかPC Watchとか,全然報道してくんないのね。
 早速インストールしてみるが,RC2との違いは全然分からない。Expirationがなくなったぐらいか。とりあえず,Vine Linuxへのインストールメモ。
-------------------------------------------------------------------
1. VMware Serverのダウンロード。RegistしてSerial Numberも取得しておくこと。Linux用とWindows用にそれぞれ取得しておく必要がある(Windows用のSerial NumberをLinux用に転用できない,逆も同様)。
2. 解凍して,ディレクトリ移動。
 $ tar zxvf VMware-server-1.0.0-28343.tar.gz
 $ cd vmware-server-distrib
3. 既存のVMware Server/Playerが走っているようなら,Deamonを止めておくこと。
 # /sbin/service vmware stop Stopping VMware virtual machines...
 Stopping VMware services:
  Virtual machine monitor [ OK ]
  Bridged networking on /dev/vmnet0 [ OK ]
  Virtual ethernet [ OK ]
4. インストール用Perlスクリプトを起動。インストール先ディレクトリなどを聞いてくるので適当に答える。デフォルト値([ ]内)でよければReturn。
 # ls
 FILES doc/ installer/ man/ vmware-install.pl@
 bin/ etc/ lib/ sbin/ vmware-vix/
 # ./vmware-install.pl
 (略)
 Installing the content of the package.
 In which directory do you want to install the binary files?
 [/usr/local/bin]
 What is the directory that contains the init directories (rc0.d/ to rc6.d/)?
 [/etc/rc.d]
 What is the directory that contains the init scripts?
 [/etc/rc.d/init.d]
 In which directory do you want to install the daemon files?
 [/usr/local/sbin]
 In which directory do you want to install the library files?
 [/usr/local/lib/vmware]
 The path "/usr/local/lib/vmware" does not exist currently. This program is
going to create it, including needed parent directories. Is this what you want?
 [yes]
 In which directory do you want to install the manual files?
 [/usr/local/man]
 In which directory do you want to install the documentation files?
 [/usr/local/doc/vmware]
 The path "/usr/local/doc/vmware" does not exist currently. This program is going to create it, including needed parent directories. Is this what you want?
 [yes]
 The installation of VMware Server 1.0.0 build-28343 for Linux completed
successfully. You can decide to remove this software from your system at any
time by invoking the following command: "/usr/local/bin/vmware-uninstall.pl".
 Before running VMware Server for the first time, you need to configure it by
invoking the following command: "/usr/local/bin/vmware-config.pl". Do you want
this program to invoke the command for you now? [yes]
 (略)
 You must read and accept the End User License Agreement to continue.
 Press enter to display it.
 (略)
 Do you accept? (yes/no) yes
 Thank you.

 Configuring fallback GTK+ 2.4 libraries.
 In which directory do you want to install the mime type icons?
 [/usr/share/icons]
 What directory contains your desktop menu entry files? These files have a
.desktop file extension. [/usr/share/applications]
 In which directory do you want to install the application's icon?
 [/usr/share/pixmaps]
 Trying to find a suitable vmmon module for your running kernel. <-- これが必要になるので,Kernel sourceを入れておくと良い。
 None of the pre-built vmmon modules for VMware Server is suitable for your
running kernel. Do you want this program to try to build the vmmon module for
your system (you need to have a C compiler installed on your system)? [yes]
 Using compiler "/usr/bin/gcc". Use environment variable CC to override.
 What is the location of the directory of C header files that match your running
kernel? [/lib/modules/2.4.27-0vl7/build/include]
 Extracting the sources of the vmmon module.
 (略)
 The module loads perfectly in the running kernel.
 You have already setup networking.
 Would you like to skip networking setup and keep your old settings as they are?
(yes/no) [yes]
 Extracting the sources of the vmnet module.
 Building the vmnet module.
 (略)
 The module loads perfectly in the running kernel.
 Please specify a port for remote console connections to use [902]
 Configuring the VMware VmPerl Scripting API.
 Building the VMware VmPerl Scripting API.
 Using compiler "/usr/bin/gcc". Use environment variable CC to override.
 Installing the VMware VmPerl Scripting API.
 The installation of the VMware VmPerl Scripting API succeeded.
 Do you want this program to set up permissions for your registered virtual
machines? This will be done by setting new permissions on all files found in
the "/etc/vmware/vm-list" file. [no]
 Generating SSL Server Certificate
 In which directory do you want to keep your virtual machine files?
 [/var/lib/vmware/Virtual Machines]
 Do you want to enter a serial number now? (yes/no/help) [no] yes

 Please enter your 20-character serial number.
 Type XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX or 'Enter' to cancel:  
 ここにSerial Numberを記入

 Starting VMware services:
  Virtual machine monitor [ OK ]
  Virtual ethernet [ OK ]
  Bridged networking on /dev/vmnet0 [ OK ]
  Starting VMware virtual machines... [ OK ]
 The configuration of VMware Server 1.0.0 build-28343 for Linux for this running
kernel completed successfully.

4. 以上でインストール完了。
-------------------------------------------------------------------

 ボチボチやって寝ます。

Posted by tkouya at 07:35 PM

July 10, 2006

7/10(月) 掛川・曇

 朝方は除いて,雨が降りそうで降らない微妙な高湿度の一日。月曜の講義は本日で終了し,これから順次,他の曜日のも終了,夏休みモードとなっていく。とはいえ,近頃のこの稼業は夏休みを夏休んでは入られない状況になっており,むしろ,全ての講義が終了した後にさまざまなイレギュラー行事が入ってくるのである。つーことで,じっくり休めるのは9月になってから。これがホントの,夏の疲労を取るための,「夏休み」である。

 何だか査読依頼が途切れることなく来るなぁ,近頃は。自分の論文も(以下略)。しゃかりきになってやらなくちゃぁいかんのだが。

 誤って購入してしまったP5WD2-E Premium。Dual GbEなのにつられて買ってみたら,どちらもMarvell Yukon・・・。ベンチとって見たら,案の定,650Mbps~700Mbpsしか出ない。金返せオラ>ASUS。
 しょーがないので,こいつら(2台もあるんじゃ)はなるべく後ろの番号に回すことに。うーん,IntelのGbEチップが乗っかった,3rd Party製のMBはもうないのかしらん・・・今週土曜日にでも秋葉原を探索してこなきゃぁ。実物を見ないと分からんのよねぇ。

 3年生のゼミ配属が決まり,本日はその歓迎会。ワシのゼミには大学院に行こうという殊勝な輩は一人もいないのが毎年の特徴。今年もその例に漏れず。うーん,どうしようかなぁ,並列計算をやろうと思っていたんだが。VMwareには付き合ってもらって,その後はWebプログラミングとTeXですかねぇ。まあ,予定通り,Tutorialは改定しますけどさぁ,使える・・・かなぁ。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:00 PM

July 05, 2006

7/5(木) 掛川・曇後豪雨・所によりテポドン

 梅雨末期の豪雨が西日本から東海地方を襲っているようである。日本海にはミサイルまで降ってきたようで,いやはや自然と独裁者の脅威は恐ろしいものである。

 先日の営業活動で東京方面に出かけた際に,夏風邪を拾ってきたようで,月曜日は喉がいがらっぽいかな?という程度だったのが,火曜日朝には頭痛と喉の痛みで死にそうになっていた。と言っても,寝ているわけにもいかず,市販の常備薬を飲んで一寝入りしたら少し復活したのでそのまま出勤,予定通り,DCR-SR100のカメラテストをこなすことができた。風邪だろうとなかろうと,喋り方も見掛けも大差ないというのは喜ぶべきことなのかどうか悩む。本日もまだ喉と頭痛が残っているが,大分よろしくなってきた。ワシは呼吸器系統があまり強くないようで,全快しても咳は引き続き残ってしまう傾向がある。まあ今回も同様に,しばらくはゴホゴホし続けるのであろうな。何にせよ,軽い風邪で助かった。そういや,ダーリンも風邪引いたとか書いていたな。東京ではちょっとした流行なのかしらん?

 カメラテストの結果,DCR-SR100は,昨年発売のEverio GZ-MG40に比べて動画の美しさ(被写体の,ではない)はダントツで良いが,マイク性能は大差ないことが判明。オプションの外付けマイクをつけても効果なし。マイク性能の向上を期待して大枚はたいたのに,この程度かよ,と打ちひしがれておりまする。もう少しマニュアルを読み込んで試行錯誤をしてみるつもりだが,うーん・・・。

  某私情協から送信されてきたメールのsubjectが偏執狂的だったので,ここにメモっておくことにする。

> Subject: 産学官連携サイバーユニバーシティ構想・支援に関するご案内産学官連携サイバーユニバーシティ構想・支援に関するご案内産学官連携サイバーユニバーシティ構想・支援に関するご案内産学官連携サイバーユニバーシティ構想・支援に関するご案内

 しつこいぞ。

 Excelでちょっとした発見。-7^2が49,-(10-3)^2も49になってしまうのは仕様,なんだろうか? いや,正規分布の確率密度関数を計算しようとして,これに嵌ってしまったのである。マイナス記号と累乗記号の強さと式パーサの問題なんだろうけど,普通,(-7)^2 = 49, -7^2 = -(+7)^2 = -49と解釈すると思うんだが。

 豪雨のせいか,涼しい一日だった。夜も同様で,クーラーなしの快適な夜を過ごすことができている。こーゆー時にこそ仕事が進むべきなんだろうが,そーいかないところが人生難しいところ(単にだらけているだけか)。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:03 PM

July 02, 2006

7/2(日) 掛川・曇

 朝方はどんよりしたTypical梅雨の日,出勤して暫くしてから突然の強風が襲ってきたようだが,夕方には久々の青空を覗くことができた。梅雨末期に突入かなぁ。まだ九州地方に集中しているようだが,早く降るもん降らしてすっきりした夏を迎えたいものである。

 学生実験で使用していたP4マシンの一台のSATA HDDがぶっ飛んだので,代替のWindows用HDD(8.4GB・・・っていつの時代のHDDなんだか)にVine Linux 3.2を突っ込んで復旧させる。作業時間は1時間ぐらいか。こういう作業は自分で組んだネットワークとシステムだから短時間で終了するんであって,人様にやってもらおうとすると面倒なことになりがちである。そこで金が取れる訳なんだが,実態が分かってしまうと払う気をなくすよな。

 学内研究費が満額ついたという連絡を受け,バンザイする。こーれーでー,次年度以降はVMwareを戯れる実験ができるぞぉ。関係者の皆様方,ありがとうございます。

 JSIAM年会,スルーするつもりだったのに,突発的なネタ(といっても自分の研究哲学に直結する内容ではある)を思いついてしまい,数時間ほどBrain Stormingする。うーん,思ったよりいいネタだし,今後のワシの進むべき方向が見えてくるに違いない。荒削りだが(いつものことだが),いっちょ喋ってみようかなぁ。ま,今週中に材料を取り揃えてみてどうなるか・・・だな。

 金がない・・・ボーナスはたいてHDD Video Cameraを買い,めぼしい新刊を買いまくった結果,すってんてん状態。また来週末には東京行きなんだが,こりゃ日帰り決定だな。

 以前いつ掃除機をかけたか不明な我が家はひどい有様になっていたので,本日意を決して掃除する。我がお掃除の神からは掃除機を買い換えろと散々言われているが,何せ吸引力は弱いが丈夫な奴なのでなかなかその気になれない。すってんてん状態でなければ買い替えも検討したのだが,先立つものがないのではどうしようもないのである。おとなしく,流山から十数年以上付き合ってきた赤い旧型掃除機をガーガーかけるのみである。
 床に散乱した雑誌やら本やら怪しげな書類やらを片寄せつつの掃除なので時間がかかったが,何とか終了し,人類が生存していけそうなレベルに落ち着いた。ぐっしょり汗でべとべとの体を,加齢臭と共にシャワーで洗い流し,人心地つくことができたのであった。

 げげ,Movable Type 3.3はリリースされていたんだ。ちょっとドタバタはあったようだが。あー,間違いなく,SWoPPとOpen Campusが終わるまでは時間が取れないから,それまではお預けであるな。我慢我慢。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:20 PM

July 01, 2006

7/1(土) 東京->千葉->東京->掛川・曇

 昨日は予定通り,三島->御殿場->八街と営業して回る。御殿場からは高速バスが使えるということを見落としていた。うれしい事に,あっという間に東京へ移動できた。こりゃぁ御殿場線が寂れるはずだ。

highwaybus@gotenba_sta.jpeg

 本日は朝イチで千葉へ出向き,朝食を取りながら某K氏と密談。どーもごっそさんでした。
 その後は東京へ戻って買い物。ヨドバシ,ユニクロ,丸善をはしごする。久々に本を一気買い。ご紹介は後ほど小分けにしてupする予定。

 午後3時には掛川へ戻り,SWoPPの原稿最終校正。実は既に原稿は送ってしまったのだが,出先のプリンタの質がよろしくない上に,間違いが見つかってしまったため再修正を余儀なくされたのである。明日早々に訂正稿を速達で送付せねば。あーみっともなー。

 予定通りSony DCR-SR100を購入。ヨドバシで100,900円なり。早速,東京駅で総武快速線を撮ってみた。

 にわか鉄っちゃんのため,映像の面白味のなさはご勘弁を。おまけに間延びしてやんの。16:9のモードで撮ったんだが,uploadする前のWMVファイルはちゃんとこの画面比率になっているが,YouTubeに上げたら4:3になってしまっている。うーむ,みっともないが,直し方が分からん。ま,雰囲気が分かってもらえればいいやね。
 個人的な感想では,Everioよか標準マイク性能が格段によろしいようである。次週にでも本格的な比較を行ってみる予定。一応,ズームマイクも買ったんだが,必要かなぁ。無駄だったかも。

 ようやく鬱が晴れつつあるようだ。バリバリ仕事せねば~。溜まっちゃったモンなー,やることが。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 08:17 PM

June 28, 2006

6/28(水) 掛川・曇

 梅雨特有のハッキリしない天候が続く。気温は大分上昇してきており,今朝は窓を開けておいたにもかかわらず,室内気温が27℃を超えていた。ジメジメしつつも,気候は本格的な夏に向かいつつある。今週は営業週間なので,最後の営業日である金曜は涼しくなって欲しいものである。何せ,三島→御殿場→榎戸という,超強行軍だからな。一線級の営業マンにしてみれば屁みたいなモンだろうが,こちとらひ弱な世間知らずであるから,年に一度の長距離営業はかなりシンドイのである。精進が必要であるな。

 Movable Type 3.3のリリースは延期になった模様。どーせ試している時間はないし,こちとらただ乗りユーザであるから文句を言う筋合いもないし,いいっちゃいいんだが,ちょっと残念。つーか,システム周りの整備に気を配るより,本文ちゃんと仕上げろや>自分 考えているうちに,ムラムラと全面改稿に着手したくなってきたぞ,大丈夫か,Tutorialの改稿作業もあるってのに,間に合うのか>自分

 VMware Server,RC2の一つ手前のβバージョンで試してみた限り,Windows XP x64をホストOSにするよか,Fedora Core 4 x86_64をホストOSにした方がパフォーマンスがずっといいことが判明。この先正式バージョンが出ればまた変わる可能性があるので,ちゃんとしたベンチはその時に行いたい。
 しかし,現時点では職場の本環境(Pentium D cluster)ではFC5の上でVMwareを使った方がいい,というのが暫定的結論である。ま,そっちの方が管理する側のスキルにもぴったりあっているし,ありがたいのだが。
 問題は,8月下旬までにその環境を整えられるかどうかなんだが・・・ハード面,ソフト面,どちらも時間的かつ予算的にキチキチの状況なのでかなり微妙。まーしかし,自分でどーにかなる問題ではないので,待つしかないのである。うー,フラストレーションが溜まる。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 08:30 AM

June 26, 2006

6/26(月) 掛川・雨後曇

 朝方は土砂降りの中,出勤。九州方面に梅雨前線の強いところが停滞しているらしく,土砂崩れの被害も出ているらしい。こちらに豪雨被害が出るのは7月に入ってからか。

 本サイトのトップページカウンタが14000を突破。

14063.png

 移転一周年には余裕で15000は越えているな。ご愛顧感謝,感謝。

 今週は営業活動に勤しみつつ,SWoPPの予稿を上げる予定。ワシに取り付いている鬱はどーもしつこいようで,またぞろ復活しつつあり,予定はドンドン先延ばしになっている。どーなることやら。
 鬱のおかげと,西方行き出張ばっかり重なっているせいで,4月に買った新幹線の東京行き回数券が余ってしまいそう。今週末に一枚消費できるが,もう一枚は半端に残ってしまう。7/18までだから,三連休(7/15~17)に何か予定を作って遊びに行くしかないな。

 あ,いつの間にかVMware ServerがRC2になっている。正式版は第2四半期に出荷とあるんだが,もう終りかけである。第3四半期へずれ込みかな。何にせよ,早くExpirationなんぞはなくなって欲しいものである。まあワシが使うだけならVMware Playerだけで十分だし,何より高速だからいいんだけど,実習環境となれば,Serverの方が何かと楽なんだよねぇ。

 ボチボチやって寝ます。

Posted by tkouya at 07:51 PM

June 22, 2006

6/22(木) 掛川・曇

 どんよりした空だが,雨粒は降ってこない。気温は高からず,低からず。典型的な梅雨の朝。

 あ,いつの間にか応用数理学会の年会受付が始まっていたぞ。今年は講演はパス。おんなじ話を繰り返すのも嫌味だし,それよか次のネタに集中したいし。
 懇親会と込みで参加申し込みのみ行う。一万円なり。HPC関係のよか安上がりなのは良いことである。高い会場を使うからなぁ>SACSIS and HPCS。
 で,はたとdomain名がjsiam.orgになっていることに気が付く。SSLがオレオレ認証なのはまあ銭のない学会なのでしょうがないけど,いよいよ本格的に独自ドメインで運用するのかしらん? ちらっと調べてみると・・・ほほうDNSはあそこが,Webサーバはここか・・・ということが判明。商売抜きのボランティア活動に近いよーな。ご苦労様です>関係者様一同

 Movable Type 3.3は6/27リリースとのこと。うーん,試してみたいが時間がないぞ。あのテキストとこのテキストの書き換えが完了してからだから,順調にいって8月下旬あたりかなぁ。

 では行って来ます。

Posted by tkouya at 08:09 PM

June 20, 2006

6/20(火) 掛川・?

 久々に天気を忘れるぐらい仕事に没頭・・・ならいいのだが,全然別の,しかも学内政治とか研究とか教育という話ではなく,もっと低レベルの下らない面倒を招きよせてしまって一日中くさくささせられる。早い話がgovernanceの欠如に巻き込まれた,ということである。気候的にも気分的にも鬱を昂進させる時期にいるんだから,下らないことで当方のやる気を殺がないでいただきたいものである。ただでさえしたくない仕事なのに。

 くさくさしながらPentium D clusterのFC5をyum updateする。デモ用OpenGLアプリが正しく動くかなぁと試してみると,訳の分からんエラーを吐いて動かない。症状としてはこちらの方と似ている。で,調べまくったらFAQであることが判明。GeForce 6600GT を使っているので,nVidiaドライバをきちんと入れておかねばいけないらしい。
 で,この通りインストールしてセットしてみたらちゃんと動いた。但し,自作Pentium Dマシンだけは,たまに画面表示が乱れてしまう。うーん,しっかりしてくれ>マシン& nVidia

 へぇ~,沖縄は梅雨明けかぁ。これから南の方から本格的な夏がやってくるんだなぁ。暑くなる前に鬱の元を断たなきゃなぁ。

 季刊に移行して初めてのUNIX magazineを買う・・・な,何これ。ワシは今更IPv6の話だけを知りたいんじゃないぞ。以前から続いているのはJUS newsとかワシにとってはどーでもいいものばかり。残念だが,以後買う価値のない雑誌に成り下がってしまったようだ。即座に購読を止めることにした。
 これでついにワシが定期購読しているPC関係の雑誌はゼロとなった。月々の雑誌代は激減し,福沢さん一人で樋口さんが戻ってくるまでに。雑誌というメディアが銭の取れない媒体に成り下がりつつあること,IT関係の基盤技術は毎月定期的に紙メディアで追いかけるほど変化しなくなったこと,知りたい情報,特にIT関係のものはWeb媒体に移行してているものが大部分になってしまったこと,この三つの相乗効果によってIT雑誌は淘汰されていくのであろう。
 ということで,ワシが読む雑誌は「東京人」「ラジオ英会話」「フリースタイル」と漫画月刊誌4つだけとなり,趣味関係のものだけが残ったのであった。

 くさくさしているので運動もせず,さっさと寝ます。

Posted by tkouya at 09:08 PM

June 17, 2006

6/17(土) 掛川->浜松(予定)->掛川・曇

 梅雨本番のどんよりした空の下,夏の空気が運ばれて来たようで,朝から蒸し暑い。まぁ,クーラーを回していれば湿気はなくなるので暑苦しいと言うほどではないけど,一年間のうちで最も嫌な季節になるのか,と気が重くなる。

 自宅のAthlon64 X2マシンにVMware Server Betaをインストールしてみる。正式版が出てからと思っていたのだが,一向に出ないので仕方がなくBetaで我慢したのである。

vmware-fc4.png

 Windows 2000で試してみると,なーるほど,これは快適。スカスカ動作するし,何より起動の待ち時間が短縮されているのが嬉しい。十分実用になるどころか,メイン環境にしてもいいぐらいである。システムをまるごとバックアップするのもお手のものだし,万が一の時の備えもしやすい。何が嬉しいって,GNOME(KDEでもいいけど)の使いづらいDesktop環境をスルーできるということ。実はこの記事,yum updateの待ち時間中の暇つぶしにFedora Core4から書いているのだが,どーもイマイチ使いづらいのである。まあ,商用のDistributionを突っ込んでATOKでも使えばだいぶんマシになることは間違いないのだが,それをするぐらいならWindowsかMacOSを使うぞワシは。
 完全フリーの無料distributionにそこまで期待する事自体,もう無理なのかなぁという気がするが,はて今後どこまでゲイツ引退後のM$ Windowsに肉薄できるやら。サーバ分野を完全に抑えただけで満足されては困るのよん>Linux

 ふーん、産経新聞がblogサイトを運営か。リンクに対してやたらと偏狭な態度を取ってきたのはこの布石だったのかしらん? まあ,訳のわからんリンク方針を取るサイトが増えているみたいだから,こーゆーサイトが増えるのはありがたい。

 では暑気赦いのため,テポドンが飛んでくる前に,浜松まで買い物に行ってきます。

Posted by tkouya at 02:36 PM

June 16, 2006

6/16(金) 掛川・雨後曇

 朝方は土砂降りで,東海道新幹線や東名の通行に支障が出るほどだったが,昼からはぱったりと止んだ。蝦夷地を除いた日本全国が梅雨入りしたことを実感する。

 ほぼ日掲載記事にミスがあったが,早々に訂正された。さすがインテリが多く読んでいるほぼ日だけあって,指摘メールが山ほど来たに違いない。人の失敗ほど痛快なものはないので,自分がミスった時の慰め用記事としてここに記録しておく次第なのである。

 元の記事は

> 日本と南極大陸を思い浮かべ、
> その大きさを比べてみましょう。
> とても大雑把ですが、
> 日本の面積を38万km、
> 人口を1億2000万人で考えると人口密度は315人/km。
> 一人当たりの面積は3.17平方km、だいたい一坪ですね。
>
> 一方南極大陸は面積1400万km、
> 人口1,000人ですから人口密度は0.0071人/km。
> 一人当たりの面積は14,000km。
> 約420万坪、といってもピンとこないですね。

と書いてあった。最初は「平方」が抜けているだけの校正ミスか,と思ったが,よく読んでみるとすげー違和感がある。数値のorderがメチャメチャなのである。

 その後すぐにこの箇所は削除され,代わりに次の文章が掲載された。

> ※本日(6/12)11時更新時点で
>  南極の広さについての記載がありましたが
>  計算の整合があわない点がございましたので
>  ただいま確認をしております。
>  確認しだい、あらためて掲載させていただきます。
>  (6月12日13時追記)

 あ,やっぱしね,と思って暫くしたら,文面がキチンと訂正された。

> 日本と南極大陸を思い浮かべ、
> その大きさを比べてみましょう。
> とても大雑把ですが、
> 日本の面積を38万平方km、
> 人口を1億2000万人で考えると
> 人口密度は315人/平方km。
>
> 1平方キロメートルは
> 1,000,000平方メートルとなります。
> つまり、ひとりあたりの面積は
> 3,174平方メートル、
> 一人当たりの面積は3.16平方メートル、
> だいたい960坪となります。
>
> 一方南極大陸は面積1,400万平方km、
> 人口1,000人ですから人口密度は0.000071人/平方km。
> 一人当たりの面積は14,000平方km。
> 約42億坪、といってもピンとこないですね。

 おそらく校正段階以前,著者の元原稿からおかしかったのあろう。連絡を受けた著者が慌てて計算を全面的にやり直したようで,元の文章にはなかった面積単位換算データや,計算途中の数値が追加されている。

 いやまあ,ワシも計算ミス(に限らないけど)はいっぱいやらかすので,人事ではなかったりするのである。どーせミスがゼロになることはないのだから,訂正だけはしっかりとやりたいもんです。こんな風にね。

 論文作成計画を発動して手をつけたので,本日は寝ます。

Posted by tkouya at 10:59 PM

June 15, 2006

6/15(木) 大阪->掛川・雨

 某シンポジウムの最終日だが,午前5時過ぎにまだ開いていない宿の自動ドアを無理やり開けて頂いて(すいません),早々に新大阪から掛川に戻る。どーもお世話になりました>幹事団の方々

 宿は松下電器健保組合が運営している所だったので,ロビーの片隅にこのよーなコーナー↓があるのであった。

kounosuke_matsusita.jpg

 そこに掲げられていた翁の直筆。

sunao.jpg

 ワシも素直にならねばと心を入れ替え・・・るわきゃないのであった。

 とんぼ返りで職場に戻ると,毎週3コマの(教員にとっても学生にとっても)地獄の実験講座があるのであった。困ったことに,今年は全ての課題を終了させられる力量のある学生が少ないのであった。もう2回目の内容で,昨年度と全く同じプログラムを同じマシンで実行しているので,これは完全に○○の側に問題があるのであった。「あった」が続くのは「刑務所の中」の影響が残っているからなのであった。どーも寝苦しい夜の多かった今回のシンポジウムの疲れが残っているせいでもあるらしかったのであった。

 実験終了後は,各先生方からまとめた書類の整理を行い,〆切を全く守らないこと職場随一の先生の居室のドアにアイフル社員よろしく「はよ書類出せやワレ,出してないのはアンタだけや」と朱書きした書置きを貼り付けておく。やってみるとこれが,うーむ,むっちゃ気持ちがいい行為なのである。100%非のある相手に正義の刃を向けてガナリたてるということは,ワシのような腹黒い人間にはジャストフィットしているらしい。クビになったらアイフルに雇ってもらおうかしらん。

 もう飽きたので,寝るのであった。

Posted by tkouya at 08:30 PM

June 08, 2006

6/8(木) 掛川・曇時々雨。

 東海地方まで,ようやっと梅雨入り宣言が出された。 天候だけなら5月下旬の方が梅雨らしかったな。6月は営業活動だの営業活動だので忙しいから,天候が悪い方がむしろ望ましい。今年の6月は湿度は高いものの,気温が低くて助かる。農作物には悪影響が出るだろうがね。

 Google SpreadsheetsのInvitationが届いたので,計算待ち時間のうちに試してみる。まずは簡単にEuler法から。

google_spreadsheets.jpg

 表計算の基本機能はExcel(つーか,Lotus以降の表計算ソフト全般)と同じようである。なーるほど,これが噂のAjaxなんだな。ソースを見ると,確かにJavascriptである。
 それでもネイティブアプリ並みの操作感,ってのはちょっと言い過ぎではないか。なるほど,我慢すれば十分実用になるパフォーマンスではあるが,ちょっと面倒な"-log10(abs(A1-B1)/abs(C1))"なんて計算をさせると途端に待ちが発生するし,何よりセルのコピー処理が面倒なことこの上ない。いまどき,CutやPasteなんてボタンを介さなければ出来ないなんてイラ付きのもとでしかない。Excelファイルとしてダウンロードしてみたら,相対誤差の桁数計算が全てエラーになってしまうし。ブラウザ依存になるのは致し方ないけれど,User interfaceの使い勝手が追いつくにはまだ時間がかかるのではないだろうか,というのが正直な感想である。まだβであるし,何よりあのGoogleが本腰を入れてくるのであるから,暫くは注視しておくべきではあろう。

 計算終了まで時間がありそうなので,まずは寝て待ちます。

Posted by tkouya at 10:19 PM

June 07, 2006

6/7(木) 掛川・?

 久々に日をまたいでお仕事。パッツンパッツン状況なのでメモのみ記す。

 Google Spreadsheets,間もなく登場らしい。一応申し込んでおくか。しかし,Floating-pointやIntegerの長さはどーなっているのか。サーバCPU依存なのか,clientにもある程度配慮するのか。x86_64 CPUのPCでWindows XP x64からアクセスするとlong intは8byteになるのかしらん?

 ほぼ日8周年。ワシのWebページもURIは変化しつつもそんなところである。そのうち「Webページは10年やって一人前」とか吉本隆明が言いそうなことを言う奴が増えてくるのかな。
 しかし,HTMLをシコシコ書いてFTPでファイルを転送,なんてことはこの先減ってくるんだろうな。うーん,この先Webはどこまで行くのやら。

 ThinkPadではない,Lenovoのお安いCore Duo Note PCが登場。うーんこれなら買えそう・・・いやイカンイカン。でもなぁ・・・と心はチヂに乱れるのであった。

 落語協会提供のInternet落語会,Impress TVへ移動。以前もImpressから落語を流していたが,協会のWebがリニューアルしてからは独自にやっていたのであった。元の鞘に戻ったということか。喬太郎,いつもの気を消してさらっと道灌を演じているのが珍しい。

 村上ファンドの総帥が逮捕。記者会見を見て,ワシはこの人に好感を持っていたことを再確認する。買収される側からすればたまったものではないだろうが,完全な部外者としては,もうちっと無茶無茶やらかしてくれても良かったかな,とも思う。小泉時代が黄昏つつあるこの頃を象徴する,いや,象徴させるべくこの時期に仕組まれた逮捕劇という気がする。それにしてもあっさり認めたなぁ。もっとゴネるかと思ったが,ホリエモンの轍は踏まない,ということか。

 弥(ホントは旧字体じゃなかったっけ?)永昌吉死去。100歳という年齢もすごいが,死ぬ直前まで現役数学者だったってところが常人の域をはるかに超えている。合掌。

 寝ます。

Posted by tkouya at 01:02 AM

June 03, 2006

6/3(土) 曇時々晴

 どわーっ,Postfixの設定をミスり,localhostからの転送までrejectしてしまったぁ~。慌てて修正し,mailmanのpassword reminderを送信しなおし一息つく。「あれ?reminderが来ていない?」と思われた方,そーゆー訳です。すいません。次回からはまともに届くはずです。そうそう,到着時刻は真夜中に変更しておきました。

 それにしても,GreylistingのおかげでmaillogにErrorの嵐が残るようになってしまってイラつく。まーしょーがねーよな,とは思うが,しかしメールは結局再送されて届くとはいえ,遅延が発生するってのは,サーバの負荷を考えると有難くない話ではある。必要経費,という言い方もできるだろうがしかし・・・釈然としない。
 で,ログチェックの際に気がついたのだが,某中部地方の旧帝国大学(匿名の意味がないがな)のSMTPサーバ群は,必ずしもGreylisting対策が施されたHub hostを通過させなくても良いらしく,一部の学科ではダイレクトに当方のメールも受け取っていた。まー,大組織故に,なかなか統一行動が取れないのだろうけど,これって管理人にとってはイラつきの元だよなぁ。ワシは,ネットワークの責任者たるもの,説明責任さえ全うすれば強権発動も辞さず,ぐらいの対応を取るべきだと思う立場なので,某旧帝大のネットワークセンターにちょっと同情してしまう。
 あのな,おまいわ先方のGreylistingにイラつきつつ,Greylisting対策を施さないサーバがあることにチクリを入れて,一体どっちの味方なんじゃい,このコウモリ男! と思われる方もおられようが,そーゆーどっちづかずのイライラを抱えつつ運用しなきゃならないのがThe Internetの宿命なのであって,WIDEさんのよーに技術原理主義に凝り固まるのも,世界は自由,何やってもいいじゃん的なアナーキストになってしまうのも,ガッチガチの管理一辺倒になってもイカンのである。ある程度の諦め感を漂わせつつ,パッチが出ればすぐに修正し,面白い技術が出ればそれを試し,西にGreylistingが怪しからんという人があれば,じゃあspamがこれ以上蔓延ってもいいのかと説得し,東にspam対策が生ぬるいと言う人があれば,じゃあメール配送に数十分以上の遅延が出ても構わないのかと問い詰める,そーゆーどっちつかずのコティさんに,ワシはなりたい。

 今日も頑張ります。

Posted by tkouya at 09:03 AM

June 01, 2006

6/1(木) 掛川・晴

 梅雨はどこ行った~? どうやら,どでかい高気圧が日本列島のど真ん中を横切っていて,こいつが梅雨前線を沖縄まで押し下げているようだ。これが去ってから梅雨入りかな。

 贋作騒動が起きている。当人は所属会からの退会も求められたようで,まあこんだけ瓜二つの絵を描いちゃぁ,当人の言い逃れも見苦しいだけ,当然の措置である。
 この騒動で思い出したのが,藤子F不二雄の「エスパー魔美」最終回のエピソード。主人公の魔美が,売れない絵描きである父の同級生である著名な画家からモデルを頼まれるのだが,この画家は過去に贋作を手がけており,それをネタに強請られている,という設定だった。
 この画家について,魔美の父親は「器用な絵」を描く奴だった,と評している。模写が得意であったことを端的に表現した言葉なのだが,辛辣な批判を含む言葉でもあるってのが分かってきたのはやっと,最近になってからのことであった。
 さて,現実の贋作騒動の渦中にある画家は,古代絵の模写が得意であったとか。つまり,「器用な」方だったようである。ワシなんかは不器用の典型で,真似しようたって出来ないもんだから,無理して背伸びしてやらかした出来損ない仕事が山のようにある訳だが,これこそ,泣きながら獲得したオリジナリティ,なんだよな。個性なんていいモンじゃない,地を這う思いで泣きながらやっているうちに自然と出てくるもの(言葉は違うかもしれない)って喝破したのは橋本治だったか知らん,つまりはそーゆー馬鹿どもとは縁のない路線を歩んできたんだなぁ,とワシは勝手にこの贋作画家の経歴を想像してしまったのであった。ちょっと「器用」すぎたんでしょうなぁ。

 では行ってきます。
 ただいま。

 WebArenaから,25番ポートブロック対策(Outbound Port25 Blocking)についてのお知らせ。ふーん,@niftyso-netに続いてInfoSphereも開始するんだ。効果の程は,まあ大手のプロバイダ経由のspamが一時期ちょっと減るかもしれないっつー程度だよな,きっと。日本国内だけで対策してもねぇ,という気がする。それでもGreylistingよりは設定も楽そうなので,早速当方もsubmissionポートを開設。あんまし使うことはないだろうけど,いざ送信って時に使えないと困るしね。
 設定を変えたので,念のため軽くOpen Relayのチェック。問題なし,と。

 職場の実験用Vine Linux 3.2マシンにVMware Serverを導入。

vmware_server_on_vinelinux.png

 先月にTAを勤めてくれているT君にお試しInstallをお願いし,うまくいったのを見て本日自分でもやってみたという次第。最初,Windows XPをCDからインストールしたのだが,鬼のように読み込みできないファイルが出現して失敗。何度かやってみたがダメ。仕方がないので,CDのISO imageを作ってLinuxに転送し,それを使うとすんなりインストール完了となった。T君が最初にトライした時もファイル読み込みエラーが出たそうだが,再度挑戦するとエラーなしでうまくいったとのこと。うーん,Virtual PC技術の弱点ここにあり,I/Oを全て安定動作させるのは難しいのかなぁ,やっぱし。
 こうして無事Windows XP on Linuxが動作するようになったものの,なかなか快適とは行かず,細かいところに不満を残す。

 ・XGAにするとFull screenモードで左端が切れてしまう。
 ・全体的に動作がトロイ(Pentium4 1.7GHzマシンのせい?)

 VMware Playerならもう少し軽いらしいが,まあそこまで凝ることもないか。ともかくこれで一台のマシンでWindowsのデモ(軽い奴onlyだが)もLinuxのデモも見せられるぞ。楽チン。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:00 PM

May 30, 2006

5/30(火) 掛川・快晴

 梅雨入り前最後の快晴・・・かな? さわやかな5月も明日でしまいである。

 米原万里さん死去。56歳かぁ,まだ若いよね。かっちりした文章で,エンターテナーたらんとした姿勢は見習いたいよな。合掌。

 うーむ,岡田真澄さんもか。70歳ってのはちょっと早いかな,という気がする。あんまし名優,というイメージはなかったけど,最後まで仕事に生きたという姿勢は見習いたい。艶福家という所は見習いたくても無理だが。合掌。

 お,いつの間にやらRobot Watch創刊森山さんがついにImpress入社か? と勘違いしてしまった。既にIT革命(バブル?)は遠くに去りにけり,という感があるな。

 Movable Type 3.3Betaが出るらしい。正式リリースされてから暫く様子を見て,安定してきたら入れ替えようかな。固定客が定着してきたコンテンツはコメントもつけられるようBlog化したいのだが,spam処理が大変そうで躊躇しているのである。どーせ安定版が出るのは先だろうから,夏休みに入ってからの現実逃避仕事として残して置こうっと。
 夏休みといえば,職場のメールサーバの移行処理って面倒かつトラブりそうなお仕事もあるんだよなぁ。8月下旬に一仕事終えたら超割使ってどっかにドンズラしようかと思っていたのだが,こいつのおかげで全てがパーになるかも。ああ,せっかく鬱から開放されようという矢先に嫌なこと思い出しちまったいっ。

 あ,そうそう。夏のボーナスの使い道が決定しました。多分,Sony DCR-SR100か,掃除機プラスαになりそうです。Core Duoマシンは暫く見送り。で,今のところは前者が有望。これは,先日アキバヨドバシにて\10万であることが確認でき,しかもオプションのWirelessマイクも付けられることがスタパ斎藤さんのご紹介(5/3放送分)で判明したから。昨年購入したVictor GZ-MG40のマイク位置には我慢ならんと思っていたところだったのである。
 ま,2台あれば,某A君の卒研(と言える内容かどうか)にてシコシコ作っている動画コンテンツのオマケとして,某花火大会の映像作品が面白く作れるかなぁ,なんて想像もしているしね。とゆー訳で8月5日は昼から場所取りしておくよーに>A君。

 では運動してきます。・・・げげ,月末の定休日だった。しくりん。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:27 PM

May 28, 2006

5/28(日) 掛川・晴後曇

 久々のピーカン晴れ・・・と思ったら,あっという間に曇天へ。九州が梅雨入りしたようだが,この辺りもそろそろかな。

 土曜日はお約束通り,ブラック師匠の毒演会(間違いにあらず)へ。秋葉原のヨドバシを流した後で,つくばエクスプレス初体験。二駅目が浅草である。うーん,近い。2番出口を出ると,その右斜め前方が今回の会場。徒歩10秒だ。近すぎる。浅草演芸ホールもすぐそばだし,なんつーか,演芸愛好家のための路線のようだ。
 12:30開場ということであったので,その10分前に着いたのだが,もう既に会場の周りに列が出来ていた。もちろん案内は一切なし,会場の入り口にも目立つ表示は何もない。まあしかしこの列に間違いないだろうと最後尾に並ぶ。うーん,並んでいる人のご面相をざっと見ると,これがまぁ独特である。ワシも多分,すっかり溶け込んでいたことであろう。スーツな人が一人だけいたが,ものすごく浮いて見えたもんなぁ。
 準備に手間取っていたとかで,10分ほど遅れてブラック師の落語CD(出来立てのホヤホヤ)と下足入れのビニール袋を渡され,客席に案内される。しかしこれがまた狭いんだ。座椅子なのは有難いが,足を置く場所がまるでない。仕方がないので膝を抱えて,いわゆる体育座りの体勢で聞くことに。しかし常連の方々は当たり前のようにしていて,どこからも不平不満の声が聞かれないのはさすが。ワシは体験したことはないが,昔のアングラ演劇ってこんな感じだったのかしらん?
 ブラック師,膝が悪いとかでパイプ椅子に座って口演。たっぷり三席,約90分,一コマである。二日酔いで調子が悪いとかいいつつ,準備体操がてら危険な艶笑(というのどかなものではなかったが)小話でしっかり客を掴んでいた。いやー,一つ二つここでご紹介したいのは山々だが,ワシも命が惜しいのでご勘弁を。
 古典二席と新作一席という構成だったが,改めて,この人って本格派の噺家なんだな,と感心した。確かに今となっては公言しかねる言葉やネタが満載なのだが,これってつまり,かつての落語の姿なんだよな。言葉を制限してきた結果,場合によっては不自然な展開になったりする訳で。歌舞伎好き,邦画好き(というレベルじゃないけど)故の知識を生かしたくすぐりも豊富,全体的には上品さを湛えた口演であった。満足満足。金がなくって,中入りの時に談之助さんが売っていた本家立川流が買えなかったのが残念だった。今年は久々にコミケに行ってみようかなぁ。

 ブラック師とPSBの新作アルバムを聞きつつ,まったりと過ごす梅雨入り直前の休日である。

Posted by tkouya at 02:49 PM

May 23, 2006

5/23(火) 掛川->大阪->掛川・雨

 梅雨入りと宣言されたわけではないのに,どんよりした日が続く。5月の日照時間はかなり少ないようだ。

 大阪に着いたら,掛川より湿気がすごい。

@fukushima_station.jpg

 SACSIS2006のポスターセッションに参加。といってもワシは完全に冷やかしで,全ての解説はO先生の院生Fさんが全てこなしていた。

sacsis06_poster_session.jpg

 初めての学会参加なのだが,どっしり構えてしっかり説明していたのはさすが。

 終了後はさっさと帰宅。さて,運動して寝ますか。

 あ,唐沢俊一さんの日記(5/20(土))に,いしかわじゅん批判が。唐沢さんが誰かに絡むのはいつものことだけど。
 しかし,自分の感性を売り物にしている書き手に『「業界、もっと言えば時代全般の中で、その人とその芸や作品がどういう位置づけで認知され評価されているか」という視点』を求めるのはどうなんだろう。ちなみにいしかわじゅんもことマンガに関する限り,ちゃんと時代の空気と流行を踏まえた発言もBSマンガ夜話ではしていたよ。
 東浩紀の文章に絡んだ時も,学者なんてのは文章の読みやすさで勝負するモンじゃないだろうと思ったもんだが,どーも唐沢さんの絡み方は時として「いいがかり」に近いものがあるな。これだけ売れっ子になってもまだ若造のように振舞うってあたり,精神が若いのかしらん。

 寝ます。

Posted by tkouya at 08:06 PM

May 21, 2006

5/21(日) 掛川・晴

 久々の五月晴れだが,鬱のため,一日中ヒッキー生活を送る。重い腰を上げて,ようやっと某テキストの新章執筆に取り掛かるが,果たして出来上がりはいつになるか? 結局,兄弟子のきっちりした論文を読み解かないと解説どころではないことに気が付いたところで今日の仕事おしまい,となる。うーむ,先は長そうだ。

 どうにか失踪は取りやめて,金曜日はおとなしく出張したのであった。往復とも,新富士駅からの移動となった。

shinfuji_station.jpg

 初めて降りる駅であったが,どーせ掛川と同じく,こだましか止まらないショボイところなんだろうと高をくくっていたら,改札機の数が段違いに多いし,社用族と思しきスーツのリーマンな方々が多数,次々にタクシーで移動していくのを見て,おみそれしてしまった。製紙工場が集積しているだけあって,平日昼間の乗降客数は掛川よりずっと多いようだ。
 出張講義の方は,初めての資料を使ったので説明はヘロヘロだったが,まあ先方のTAな方からは,前回よりも今回の方がずっと良かったと言ってもらえたので,改善の効果はあり好評だった(?)としておきたい。ホントはこの次にこれをVideoにしたいのだが,シナリオを書くのが面倒そうなので,逃避行動したい時まで先送りしたい。Excelの操作法を静止画で教えるよりは,動画で実際の画面を見せた方がいいだろうと思っているので,ぜひ試してみたいのだが,今はそれどころではないのだ。SWoPPの予稿をしっかり挙げるまでは,おとなしくそっちの仕事をメインとしたい。

 鬱な頭を抱えて寝ます。

Posted by tkouya at 10:34 PM

May 19, 2006

5/19(金) 掛川->富士宮->掛川・曇

 梅雨入りかと思うほどの曇天が続く。気温は先週とは打って変わって低く,肌寒さを感じる。このまま冷夏に突入してくれると,個人的には有難いのだが,そーすっと日本経済に影響が出てくる。世の中ままならず。

 本日は高大一貫講義のため富士宮へ出張。シラバス訂正するの忘れていたことに今更気がつく。だって資料上がったのって一昨日だぜ? 鬱のため,追い込まれないと何もする気にならない・・・ってのは言い訳だな。
 どーも,吾妻ひでお先生の転落の道筋を忠実に辿っているような気がする今日この頃。パッタリとここの更新が一月以上滞ったら,失踪したな,と思って頂きたい。

 先日の数学論文数減少という報道に関する続報。朝日新聞の記事はまともだ。「数学者の活躍の舞台は、大学中心の日本に対し、欧米では産業界への進出が盛んで、日本も数学振興のための産学連携が必要」。何故かと言えば,「他分野の研究者が数学に寄せる期待は大きい。アンケートで自分の研究テーマに数学研究者の協力がほしいか問うと、3人に2人がほしいと答えたほか、「半導体回路の設計やコンピューターのソフトウエアなどの設計で数学は欠かせない」「数学と他分野研究との交流の場が必要」などの意見があ」るそうな。
 応用に関係してくれる研究者は歓迎,ということか。それなら納得。
 でもそゆこと言っていたら,生物は物理は化学は・・・と際限がないような。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 06:20 AM

May 17, 2006

5/17(水) 掛川・曇

 沖縄は入梅。梅雨前線が活発に活動しているようなので,今年も平年並みの時期に入梅となりそうである。

 昨日は鬱な頭を絞って,金曜日に行われる高大一貫講義用の資料を作る。遠隔講義用の資料は既に2つ作ってあるが(これこれ),今回は出張講義として先方に出向いて行うものなので,話よりも実習重視の内容となる。Newton法は微積をまるで知らない学年向きではないと悪評なので今回はパスし,中点法とRegula-Falsi法のみ。って,実習の手間はこっちの方が上かも。

 鬱時の逃避行動の一環として,気になったことをちょろっと調べてみた。町山さんのコラムを聞いていたら,「アメリカ合衆国におけるパスポート所持率は20%」という発言があったのだが,じゃあ,わが日本国の所持率はどんなもんじゃろうという疑問が湧いてきたのである。ググってみても,ドンぴしゃりのデータはなさそうなので,信頼できる統計値から計算してみることにした。
 まず,外務省のWebページから,2005年12月28日時点における有効旅券の数を調べてみる。このPDFファイルの11ページ目にそれが載っており,計34934463,とある。約3493万券ということだ。
 次に,総務省統計局のWebページから,ほぼ同時期の日本の総人口を得ることにする。ぴったり2005年12月28日時点の正確な数字はないようなので,2005年12月1日時点における推計値,約12779 0千人,で代用する。12779万人ということらしい。現時点でも大体1.2億人いるそうだから,1ヶ月程度の差異は殆どないと見てよい。
 するってぇと,日本のパスポート所持率は,3493 / 12779 = 約27.3%,となるわけだ。
 日本が27%,アメリカが20%。諸外国と比べてみないと何ともいえないけれど,7%程度の差では,アメリカがモンのすごく低い,と言える訳ではなさそうである。

 雇用保険3事業が抜本的見直し,という記事が出た。毎日新聞の記事から引用してみると,詳細は次のようになるらしい。

 「雇用保険3事業は、事業主が従業員給与の0.35%の保険料を全額負担し、これを財源に「雇用安定」「能力開発」「雇用福祉」を実施する仕組み。仕事と子育ての両立を支援する「育児・介護雇用安定助成金」(同34億6300万円)なども含まれるが、規模が小さく、児童手当に代表される子育て世代への経済支援には使えない。このため、同省は3事業の内容を全面的に見直し、「少子化対策」としての予算を1000億円単位で支出できる枠組みを作る具体案の検討を始めた。
 同3事業は00年度まで勤労者福祉施設の整備費にも充当され、現在それらの施設が投売りされるなど、無駄遣いぶりが指摘されてきた。昨年12月には「3事業は廃止も含め徹底的な見直しを行う」と閣議決定されている。」

 厚生省と労働省が合体した時から,いずれは,と思っていたが,とうとうその時が来たか。しかし過去何度も雇用保険勘定の使い道について見直しが叫ばれてきたけど,結局名義変更だけで乗り切ってきたもんなぁ。旧労働省の巻き返しがどれぐらいのものになるのか如何で,再編の行方も変わってくるのだろうな。

 では行ってきます。
 ただいま。

 高大一貫講義資料(PDFMHT),一応完成。いくらでも丁寧に資料を作ることは出来るが,それと反比例してモチベーションは下がっていくのである。最適化した結果,このあたりがbetterか(bestではない),ということで打ち切り。これを膨らませて,ブルーバックスでも書いてやろうかしらん。

 あああごめんなさい,NAS2006幹事団から「はよ予稿提出せんかいワレ」的催促メールが届く(実際の文面は至極穏当です,為念)。あと一歩,T.Kouya,あと一歩でございます。最後の,最後のお願いにやってまいりました,T.Kouya,T.Kouya,よろしく,よろしくお願い申し上げます。T.Kouya,よろしくお願い致します・・・(Fade out)。
 SEOと見なされなければよいがのう。

 では運動してきます。
 ただいま。書き忘れがあったので追加。

 数学博士や国立大学の数学専任教員が減っているそうな(読売新聞)。だから何? 増やせっての? 情報にも工学にも数学プロパーは結構入り込んでいると思うんだけど,それは数に入らないの? 大体,少子化で大学数が多すぎるってんで,この先潰れる私大が山ほど出るって言われているのに,数学教員だけ増やす理由ってなんかあるの? 産学連携が叫ばれる昨今,そんなもんに目もくれず純粋数学に邁進する天才肌の人間を優遇してくれるっての? そもそも純粋数学を盛んにしていったい何を期待しているの? 期待するほどの産業振興に繋がるオコボレは殆どないかもしれないのに,そこんとこ分かって言っているの?
 何を言いたいのかよく分からん記事。日本数学会は喜ぶだろうけどねぇ。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:31 PM

May 15, 2006

5/15(月) 掛川・?

 天気を忘れるほど用事の多かった日は久しぶりだ。鬱がようやく薄れてきた模様。

 本日も企業さん(人材派遣)が来訪される。年を経るごとに,人材派遣会社が増えてくる。そんな傾向にぶつぶつ言う人もいるが,そーゆーのに限って自分がどっかの人材派遣ではない企業を開拓しようという意欲もなければ人脈もなかったりする。まあ口だけの人をまともに相手にしていても仕方がないから,こちらも黙って聞き流すのみ。しかし○○○○○がここにも出てきたのか,という指摘は正しい。打開策は学生さんがバリバリ勉強してくれることだけである。それが達せられていないのは教師の力不足も一因であるから,当方も教育力を挙げるべく精進しなければならないのだな。

 2年ぶり(?)にスポーツクラブ通い復活。今回は前回の轍を踏むことを避けるべく,ナイト会員として安上がり(一般会員より\2500安い)に済ませる。三日坊主になる可能性も高いが,なに,三日坊主を繰り返せば三日坊主でなくなるのであるから,懲りずにチャレンジするのみなのである。
 久々のクラブは

 ・マッチョなおじさん連中が減り,ワシみたいな腹回りの中年が増えた
 ・駐車場の中に島のように残っていた2軒の民家がなくなり,駐車場が広くなった
 ・シャワー室にシャンプーとボディソープが常備されるようになっていた
 ・洗面台に櫛が常備されるようになっていた

という小変化があったのみ。どうやら会員数もそれ程増えていないような雰囲気。ま,利用者としてはその方が有難い。

 筋肉痛の来襲に恐れながら寝ます。

Posted by tkouya at 10:21 PM

May 11, 2006

5/11(木) 掛川・雨後晴

 蒸し暑い。教室でコンピュータを多数扱っていると更に暑くなる。あんまし酷いので,時期はかなり早いが,今後は冷房を効かせてもらうようお願いする。

 就職担当をしていると,様々な学生が書類を持ってくる。余裕のあるときは一言二言質問することにしている。おそらくここ数年来最もウザい教師であろう。

 今日の学生さんは傑作であった。

 「この会社は,うちの学科の専門とは全く関係ないな。実家から近いからってだけで選んだんじゃないの?」
 「近くないです。自転車で30分もかかります。」
 「それはオトナの基準では遠いとは言わない。」

Posted by tkouya at 11:35 PM

May 10, 2006

5/10(火) 掛川・曇

 どんよりどよどよな日。雨になるかな。

 第10回手塚治虫文化賞,発表。大賞は順当に「失踪日記」。短編賞の伊藤理佐さんもおめでとうございます。新生賞のひぐちあささんは,大賞のノミネート作品一覧に挙がっておらず,これだけが意外か。ワシは二ノ宮知子さんが来るかと思っていたが。どっちにしろ,講談社にとっては有難い受賞者リストであろう。小野耕世さんはまだ貰っていなかったんだって感じ。ちょっと遅すぎたかも。

 PS3は高すぎるという議論が/.Jで起こっていたが,ワシは今のPCゲーマーを取り込むつもりなのかな,と思っていた。が,後藤さんによればちょっと違うらしい。ゲーム端末ではなく,開発環境込みの「コンピュータ」だという訳である。確かに現状でもPS2向けのLinux distributionは存在しているから,そのうちCELL対応のLinuxも出るんだろうなとは思う。しかし・・・数が出るかなぁ。そーゆーことならゲーム端末としてのラインアップも準備して置くべきだと思うが。今の価格じゃ数が出ない,収益悪化,知名度不足・・・でジリ貧,という可能性も高そう。後藤さんの予測を信じるなら,CELL用開発ツールの充実が急がれますな。

 では行って来ます。

Posted by tkouya at 06:51 AM

May 09, 2006

5/9(火) 掛川・曇時々小雨

 蒸すぅ~。ジトジトぉ~。入梅かと思った。平年値だと,東海地方は6月初旬~7月中旬or下旬が梅雨の期間らしいから,まだ1ヶ月も先なのだな。

 アゴアシつきの企業見学をさせて頂けるというお申し出があるものの,出張続きとなる強行軍日程となるので,丁重にお断りさせていただく。つーか,先方のマシンガン営業トークを聞いているうちに段々と不安になってきた,というのが偽らざる本心。名前を言えば,ああ,と言ってもらえそうな某○○○○会社なのだけれど,社長がワンマンというので有名なのである。別段ワシが行こうと行くまいと,学生さんを誘導することも出来ないわけで(できるわきゃぁないわな),くれるというものはもらっときゃぁいいんだという考え方も出来る訳だが,内心忸怩たるものを抱えて就職担当するのも嫌だもんなぁ。
 にしてもね,バブル並みの求人状況,というの実感させられましたです。はい。

 Internet Explorer beta2が出たというので早速インストールしてみる。x64版を自宅PCにぶち込んでみたのだが,既存のIEまで全部書き換えられるでやんの。そんなぁ~,betaの分際で正式版のような振る舞いをしやがるなんて,さすが腐ってもM$である。

ie7b2.jpg

 今時,TABがあるのは当然として,CSS 2.0に正式対応したのは有難い。今までは,このtopページのタイトル部の下線の長さ制限がIEでは利いていなかったが,IE7ではばっちりO.K.である。以前聞いた話では,W3Cの標準化に際しては,M$のような影響力のでかい企業に働きかけを行うということであった。M$のIEなくして今のWeb世界は成り立たない以上は現実的な対応といえる。
 ちなみにaccess logでは

 Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.2; WOW64; SV1; .NET CLR 2.0.50727)

と出る。以後お見知りおきを。

 SGIが破産法適用の申請。栄枯盛衰は世の常とはいえ,まっことITの世界は移り変わりが激しい。それに比べれは,日本の大メーカー(日立,NEC,富士通,東芝,EPSON等等)は,それなりに続いているよな。この違いはどっから来るのか,誰か分析してくれないかしらん?

 ボチボチやって寝ます。

Posted by tkouya at 07:47 PM

May 04, 2006

5/4(木) 掛川・晴

 順調に現実逃避中。どーなるんだこのGW。

 逃避の友として,Podcastは最適だ。iTunesに登録しておけば何度も聞けるし,膨大な数のFree contentsがあるので,落語もラジオ番組(部分的だけど)も聞けたりする。近頃はまったのはTBSラジオのストリーム。コラムの花道というコーナーが刺激的である。一番の好みは内田センセもご推薦の町山智浩さんで,予め準備はしているんだろうけど,よくもまぁ澱みなく,しかも要点を分かりやすくまとめて喋ることが出来るな,と感心させられっぱなし。

 で,このiTunesはどうやってMP3ファイルを仕込んでいるのかな,とちょこっとぐぐって見ると,なーるほど,RSS 2.0ファイルをサーチしている訳ね。そのためには自動的にtagを書いてくれるPluginがあると便利なので,Movable Type向けにはMT-Enclosuresというものが提供されている。有難くDLして早速自分のMP3をiTunesから呼び出してみる。証拠はこれ↓

podcast.jpg

 教育用途にPodcastingを利用することも,広く行われているらしい。確かに予習やシラバス用には結構使えるかもね。

 逃避しながらGWを過ごします。

Posted by tkouya at 05:16 PM

May 02, 2006

5/2(火) 掛川・小雨

 ボソボソと雨がそぼ降る日。梅雨の到来を感じさせるが,天気図上にはまだ梅雨全然の影も見えない。今年は空梅雨なのかな。

 注文してあったLet's EDIT 2 for Schoolが届いたので早速遊んでみる。Windows 2000へのインストールはちょっとトラブったが,XPにはすんなりインストールできた。機能は思っていたよりずっと多く,動画素人のワシにとってはプロツールと見まごうばかり。操作感はモンのすごくいいので,さくさく編集できる。それでも書き込みにかかる時間はかなりのもので,こればっかりは致し方なし。高速なCPUかHW encoderを購入するしかないな。ま,ワシにとってはそこまでする必要もなし,ボチボチ触って習得していこう。

 習作として,Open Campus向けのVideoを作ってみる。10分に満たない短い作品だが,作ってみるとこれが難しい。いや,ソフトの使い方はどってことないのだ。問題は人に見てもらうVideo作品に仕上げることなのだ。カットやインサートは簡単にできても,万人に理解してもらうように構成することはそう簡単ではない。数をこなして,いっぱい批評してもらってようやっと一人前なんだろうな,きっと。
 とゆーわけで,出来上がった奴を近頃流行のYouTubeにuploadしてみる。使うのは初めてだが,さすがにバカVideo(と著作権破り)の宝庫といわれるだけあって,uploadもさくさくこなし(50MB近くあるファイルなのに),publishもあっという間。どんなサーバ構成になっているんだか。
 で,YouTubeリンクと埋め込みバージョン(下)を公開してしまうのである。

 顔にモザイクでもかけようかと思ったが,「センセイ,そっちの方がヤバイっす」というA君のご意見に従って無修正のまま。

 改めて自分の間抜け面を眺めていると,いろいろと発見することがある。

 ・舌打ちするなよ,気になるぞ。
 ・PowerPointスライド,もちっと理解を助ける構成にしたら?
 ・インサートされるカットの切り替えが早すぎるってば。
 ・傍らの「数値計算ハンドブック」,わざとらし過ぎねぇ?
 ・んっとにカツゼツの悪い奴。

等等。

 反省のために寝ます。

Posted by tkouya at 08:46 PM

May 01, 2006

5/1(月) 掛川・晴後曇

 人間ドックの詳細な結果が届いた。これからはワシのことを胆石持ち脂肪肝男と呼んで頂きたい。立派な病人であるから,いたわって頂きたい。胆石は昨年も見つかったが,今回は更に成長が認められるとのこと。うーん,入院も近いか? まあ自覚症状はないので,様子を見るしかないようだが。

 本屋をのぞいたら,プレジデントがいつの間にか,おされなデザインに変わっており,デカデカと「学歴と給料」という刺激的な東洋経済・ダイヤモンド的タイトルが付いていた。ぱらぱらと眺めていたら,ワシの職場も出ていたので早速購入。卒業生の就職先の平均年収額をデータとして収集し,その大学出身者の平均年収を算出したものだそうな。わが職場は「有名校対決!6 「お買い得」理系大学はどこか」の40位中20位にランクイン。データ数が少なすぎて,総合順位には入れていただけなかったようだが,平均年収683万というのはなかなかの数字であろう。ところでどん尻は・・・う,むごい。278万円ってのはなんかの間違いでは?
 何はともあれランクインしたことはめでたいが,これは地の利が幸いしているというべきであろう。静岡という交通至便かつ大工場集積地にあって,まともに正社員として働いていればそれなりの稼ぎは得られるのである。とはいえ,堅実な人生を歩もうという意思が薄ければ,あっという間に文人崩れになってしまう昨今であるから,「まともな人間」を多数排出していることは誇っていい。いや全く家族べったり,バクチ嫌いの気風が当大学に定着していることは,この脂肪肝にかけて誓うことができる。同じことは偏差値が天と地ほども違うS岡大学にも言えるようで,おとなしい静岡県民性に加えてオタッキー気質の持ち主が集まりやすい理工系だと,同じ傾向を帯びることになるんだろうな。

 脂肪肝と胆石を抱えて寝ます。

Posted by tkouya at 07:38 PM

April 25, 2006

4/25(火) 掛川・晴

 鬱から復帰すべく,リハビリを開始する。まずは小生御大からの翻訳差し戻し原稿のコンパイル。一箇所,全角の}が入っていてエラーを吐いた以外は完璧なファイルであった。うーむ,すげぇ。ワシら(ワシ+三島親父(ボスから降格したので以後こう呼ばせてもらう))の訳したものを8割方改変しまくり,コンパイルチェックもしていないにもかかわらずこの完成度は恐るべし。さすが人間HDDと呼ばれているだけの事はある。これをチマチマと直して完成は・・・夏休みかなぁ。

 Let's noteの2006年夏モデル発表。うーん,Core DuoはY5のみで,W5/T5/R5はCore Soloどまり。松下さーん,そんなにバッテリ駆動時間を延ばさなくてもいいから,CPUパワーを上げてくれよぉ。
 今年は私物のLet's note R3がまだ元気だし,職場では借り物のCeleron M noteを借りているから,まあ新たにNote PCを買う必要はないっちゃないんだが,さてどうしようかなぁ。第一候補は相変わらずThink Pad X60sなのだが,うーん・・・決断は6月下旬まで先送りしよう。いや,予算がらみの問題があり,自腹で買うか,研究費で買うか,決められないんだよな,まだ,ね。

 本日は同じ企業を受験する学生さんがまとめて来訪。話を聞くと,合同企業説明会で話を聞いただけで,まだ受験するかどうかも決めていないうちに,向こうから「受験しないか?」と電話が来たそうである。まるでバブル期の就職話(実際,求人数は過去2番目の水準らしい)。
 そんな学生さん達には,「おめぇら,そんなホイホイと受験していいのか?」と一言づつ嫌味な説教をかまして送り出すのがワシの流儀。だってさぁ,先方の話を鵜呑みにして「いい会社なんです」とまるっきり信じている風情だったんだよ。ほとほと呆れるぜ。っんとにうちの学生さん達はバカが付くほど人がいいのが売りだが,もうちっと「疑う」頭の訓練もしておいて欲しいものである。ま,これ以上は大人の話,ということで一つご勘弁を。

 昨日はJR山手線が,線路の異常が原因で長時間に渡って不通になったようである。これはJR東日本に限ったことではなく,全国で起きているようだ。小田嶋先生によれば,この手の事件は日本の落日を象徴する出来事なんだそうで,納得。少子化が止まる兆しはない訳だから,遅かれ早かれ,外国人に門戸を広く開けることになるんだろうな。いざこざは増えるだろうが,落日の象徴事故よりはましであろう。

 One of the 少子化因子なので寝ます。

Posted by tkouya at 08:42 PM

April 24, 2006

4/24(月) 掛川・晴

 講義一コマ,ゼミ一コマ,その他もろもろがあった日。段々,講義時の駄弁り時間が長くなってきたな。年だな。

 就職推進会議で,昨年度の最終就職率が報告される。過去最高とのこと。めでたい。これでまた週刊ダイヤモンド東洋経済のランキングに掲載されるといいのだが。どこの企業も団塊の世代の大量引退を挽回すべく求人活動に熱心で,全国どこでも大学新卒の就職率は上がっているに決まっているから,順位が上がることはあるまい。今年も内定状況はなかなか好調なので,最終就職率もかなりの線に達するだろうな。これでうちの学生にもうちっと欲があって,東京にも名古屋にも進出してくれれば,もっと大手企業やその関連会社に入れるのにねぇ,と思うが,まあ自分の人生だし,自分で決めたことなんだろうから,あれこれ言っても仕方ないか。
 しかし,大学の周囲の企業ばかりに就職されると,周囲の目が気になって,ワシの行動が制約されてしまうのである。AV(今はDVDか)は借り辛くなるし,迂闊に○○と○○○もできん。困ったことである。こうして東京通いが頻繁になるのであるなぁ。

 当Websiteのアクセス数は一日平均1500~2500HIT,PVだと1000ぐらいである。証拠はこれ↓。

webstat200604.jpg

 昨年9月にサーバを移転して以来,微増といった所か。しかし,logを詳細に調べてみると,多いのはrobotとRSS readerからのアクセスであって,人間が見ている割合は少ないようだ。実感としては,せいぜい一日のべ20~30人ぐらいか。キチンとlogを解析して実アクセス数を割り出すfilter script,どっかにないかなぁ。まあ時間があれば作ってもいいんだけど。

 今日は紀要の原稿を仕上げて提出しただけで一日が終わってしまった。これからGWに向けてテンション上げていかんとなぁ。NAS(まだ講演受け付けてるみたいよん)とかSWoPPとかJSIAMとか控えているもんなぁ。今年はもう一本は論文書きたいし。

 テンションを上げるために寝ます(どういう理屈だ)。

Posted by tkouya at 09:40 PM

April 21, 2006

4/21(金) 掛川->東京->掛川・晴

 鬱,少し晴れる。学生さん相手に怒鳴り散らすと治るらしい。因果な性格である。

 本日は人間ドックを受診。死刑宣告となるか(大げさな)。今朝方,伊豆半島当方沖で少し大きな地震があったようで,東海道新幹線はその近辺で徐行運転するらしい。無事辿り着けるのか?

 では逝って来ます。

 ただいま。Dr.から,検便・尿検査・血液検査の結果を聞いてきた。一言で言うと

 「お前はデブだ。運動しろ。」

という,身も蓋もないものである。うーん,他に問題がないのが救いだが,思いのほか長生きしそうだから,運動だけは続けねばならないようだ。やっぱスポーツクラブ通いかなぁ。でも先立つものがなぁ。

 逝けなかったので寝ます。

Posted by tkouya at 06:02 AM

April 18, 2006

4/18(火) 掛川・?

 鬱,続く。八方塞り,という感じ。いや,借金とかじゃなくて,精神的な話。突き詰めれば,寂しい,ということに尽きるのであるが。この話はそのうち,萌えるひとりものにお任せすることになるだろう。

 動画ソフト,何がいいのか良く分からず,試しにとCanopusのUltra Edit2お試し版を使ってみる。これが中々いい。Hardware Encoderなしでもそれなりの速度で,必要最低限の仕事をこなしてくれる。さすがに出力時はかなり待たされるが,これはまぁ仕方がない。
 買っても一万数千円ということなので,早速,販売店で予約。一応,アカデミック版の方をお願いしておいたが,大して価格が違うわけではなし,まあどっちでもよろしい。これで今年のA君の卒研が少しでもはかどって,ワシの講義録のe-Learning化が進めば御の字である。

 某消費者金融会社が強引な取立てと営業を行っていたとかで,金融庁から全支店営業停止の処分を受けた。報道を聞いている限り,非道なことをしでかしていたようだが,さりとて,被害者のうち,どれほどの割合で真に同情すべき人達がいたのか,とも思うのである。認知症のお年寄りが無理やり借金させられたとか,親類や知人の借金の連帯保証人になって,その肩代わりさせられているとか,せいぜいそんなところが本当の被害者と言える人達だろう。単に生活費が足りないとか遊興費につぎ込んでしまったという人間は,やっぱり我慢や知恵が足りないと言わざるを得ない。大体,銀行預金の利率が0.0x%というオーダーなのに,10%以上の利息を簡単に払える訳がないのだ。限度はあるとはいえ,怒鳴られるのも当然じゃないの?
 そーゆー自分の稼ぎの範囲内で人生楽しめない人間の行く末が地獄なのは当然であるが,文学・芸術している人達の多くは地獄行きな人生になっちゃっているんだよなぁ。自己破産しても悟れず,周囲に迷惑を撒き散らしつつ,最期はどぶ川に頭を突っ込んで死んでたりするってのは,傍から見ていると面白いが,本人はどうなんだろう。いや,他人を面白がらせて死ぬのが本望ってんだったら,止めないけどね。

 面白味のない田吾作な人生を歩むために寝ます。

Posted by tkouya at 09:27 PM

April 17, 2006

4/17(月) 掛川・鬱

 前期講義開始。なのに鬱。鬱。鬱。字を見ただけで鬱になる鬱。鬱鬱鬱。間違っても鬱々などと略してはならない。鬱が50%バーゲンされてしまう。鬱鬱。こうでなくちゃ。何か書いているうちに楽しくなってきたが,やっぱり鬱。

 鬱なので講義時以外は,ぼーっと過ごす。なのに,SWoPPの申し込みをしてしまったのは何故。職業意識?

 何の因果か,以前ここで取り上げたTrefethenのエッセイが,ワシのページにミラーされてたりする。小生御大の陰謀である。
 陰謀といえば,某翻訳プロジェクトの第一推敲が小生御大から戻される。もう,原型を留めないほどの改変。まだコンパイルもしていないが,うーん,このチェックの方が大変そう。GWまわし,ということでひとつ。

 鬱なので早く寝ます。

Posted by tkouya at 09:34 PM

April 14, 2006

4/15(金) 掛川・曇時々雨

 ふひー,忙しい一週間だった。

camp2006.jpg

 合宿研修前後に講義資料準備を一通り済ませ,2・3年生のガイダンスでインターンシップの解説を行うついでに説教もし,4年生の就職セミナーの時には企業の方々と大量の名刺交換を行っていたのである。本日でせわしない一週間が終わってホッとしたのが,朝方頭痛がして午前中いっぱい続いた。ストレスかな?

 当ページも,サーバ移転後,ようやく10000カウントを超えた。これがその証拠。

9999.JPG

 うちのカウンタはさすがみかか提供のものだけあって,10個分のIP addressを記憶しており,おいそれとカウントアップしないしぶとい奴なのである。とゆーことで,9999を取ったワシが100000を見ることは出来ないのであった。誰が取ったのだろうか。商品はないけどね。

 ちょっと前に届いたのだが,申し込んでいた私学共済のゴールドカードが,使うあてのないETCカードと共に届いた。

goldcard.jpg

 空港のラウンジで無料ドリンクが飲めるぐらいの特典しかないのだが,年会費無料というのにつられて作ってしまったのである。しかしこれ,りそな銀行系列のカード会社から発行されているんだよなぁ。大丈夫かなぁ。
 クレジットカードは2枚以上持たない主義なので,この機会に使わなくなったDELLカードは廃棄処分。はーすっきりすっきり。

 講義準備の逃避行動として,仕事場のメインマシンを移動し,念願の19inch LCD Dual Display環境を構築する。

lcd_dual_display.jpg

 ・・・えー,おんなじ壁紙なのに随分発色が違うよね・・・同じEIZOブランドなのに。3年も使うとこうも色落ちするわけ?

 で,マシンも移動させた訳だが,どーも電源部が以上に熱い。変だと思ったら,なんとファンが回転しないでやんの。どーりでアプリケーションが変な動作になるし,DVDがまともに焼けない訳だ。急ぎ,ショップに走り,静穏電源とケースファンを買って交換する。この際なので,やかましい類のものは全部交換しちまおうという訳である。おかげで,静かになるし,DVDもちゃんと焼けるようになった。・・・しかし,よくもまぁ,24時間つけっぱなしの電源ファン停止マシンから火が出なかったもんだ。

 情報処理学会もGreylisting導入。短期的には劇的な効果があるようだが,長期的な効能が疑問なので,ワシは様子見。MTAのセッティングが複雑になるのはヤだし,もうちっとトータルにspam対策できるツールに育ってからでも遅くないだろうし。

 疲れたので寝ます。

Posted by tkouya at 10:06 PM

April 10, 2006

4/10(月) 掛川・曇時々雨

 ここ二三日はちょっと肌寒い。灯油備蓄が3月下旬には底を着いているので,エアコンであっためる。おかげで,今月の電気代支払い額は6500円。うーむ,高い。何のために自宅サーバも固定IPアドレスも全廃して節約に励んだんだか。空しい,空しいぞ。ただでさえ今月から住居費がガバっと跳ね上がって生活が苦しくなるというのにぃ。今月,無事乗り切れるようなら,来月からスポーツクラブ通いを再開しようと計画しているのだが,果たしてどうなるか?

 いい加減,現実逃避行動にも飽きたので,必死こいて講義資料作成。1~5回目,8回目は何とか終了。明日は6,7回目を作って,週末に9回目~12回目を仕上げることになる。うー,何とか目処はついてきたな。これが上がれば,前期の講義は資料の手直し程度で済む筈。うう,研究の方も進めなきゃぁ。

 査読論文到着。ちょっと揉めたものらしく,ワシが三人目(通常は二人)の担当者となった。とりあえず,資料を探したり印刷したり。検証計算ぐらいはしなきゃぁな。GWはこれで潰れるかも。

 ワシのアパートのすぐ前を流れている浅いドブ川から,毎晩カエルの声が聞こえてくる。しかも一匹だけ。能登半島のど真ん中にいた頃は,田んぼに囲まれていたため,カエルの声は物凄く喧しかったが,それに比べるとホントか弱い。
 蚊が次々に湧いて出るぐらいのドブであるから,食うものに困ることはなかろうが,よくあんな汚いところに住んでるよな。力尽き果てるまでにメスが寄って来ればよいが・・・と,メスを呼び込む努力も放棄した哺乳類に同情する資格があるのかしらん?

 明日から新入生の合宿参加。明後日に帰宅予定。では。

Posted by tkouya at 10:30 PM

April 06, 2006

4/6(木) 掛川・晴

 入学式。桜はどうにか間に合った。もう散っていいぞ。

 講義資料,ウダウダしつつも,何とか一週分は仕上げた。あと一週間で残り12週分を上げなければ。間に合うか,じゃない,間に合わせないといけない。

 逃避の成果(変な日本語だ)として,TopページのW3C Validationをキチンと通過できるよう小修正できた。ついでにcodeもUS-ASCIIにし,メールアドレスも収集されないように変更。今更だが。
 で,Validatorを使いまくっていたら,日めくりカレンダーのように,「今日のTips」が表示されることに気が付いた。先ほど見たのはこれ。ほほう,YYYY-MM-DDがISO formatなんだな。日本式に近いじゃん。勉強になるのう。山田源一先生が涙を流して喜びそうじゃな,このページ

 変なアクセスが続いている。これ↓

xxx.xxx.xxx.xxx - - [06/Apr/2006:21:39:41 +0900] "GET /diary/2001/2001_11.html HTTP/1.1" 200 14154 "http://na-inet.jp/diary/" "KDDI-ST27 UP.Browser/6.2.0.9 (GUI) MMP/2.0"

 ケータイからのアクセスかと思ったが,何時間もワシのページを次から次へとアクセスしているから,かなりcrawler臭い。しかもこのIPアドレス,"Beijing Telecommunication Administration"という所からだった。あの~,これって噂の検閲ですかねぇ? まあうちのページを見るのは結構だけどさ,ブラウザを偽装するってのは頂けねぇな。

 ほほう,Intel MacでWindowsインストールが可能になったか。次のMac OS Xでは正式サポートらしい。さーて,これでMac miniが射程圏内に入ったなぁ,しかもCoreDuo。メモリをmax 2GBにしても14万円で収まる価格。WindowsとのDual bootにすれば,仕事用マシンとしても使えるな。さて,どうしたもんか・・・って,これ以上マシン増やしてどーするよ。

 ほぼ日アンケート,本日はワシのショッピングについて。
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最近、あなたは、インターネットを通じて、
DVDやCDを買うようになりました。

買い物全般の話でいうと、
あなたは、なにかを買うとき、
価格や機能を重視する傾向があるようです。
また、買い物をするときは
欲しいと思うと衝動的に買うタイプである一方、
勉強だと、思って買ってしまうこともあります。
じっくり商品を研究してから買ってしまうこともあります。
いろんな店を調べていちばん安いところから買ってしまうこともあります。

ひと月に自由に使える金額はだいたい2万円くらい。
いますぐ3万円を使わなくてはならないとしたら、
「 本とDVDとCDかな。」を買いたいと思っています。
買い物の喜びといえば、なんといっても
商品を選んでいるときが
もっともクライマックス!
最近買ったもののなかでは
「初めて買ったデジカメ。」を買ったことが印象に残っています。
総合的にいえば、
あなたはものを買うことが
わりと好きであるようです。
--------------------------------------------------------

 よく繋がっているよなぁ,文章が。イトイズムが浸透しているだけあって,センスという奴が抜群である。
 それは兎も角,ここ一年ほどはあんまし通販も利用してないな。二月に一度ぐらいか。折角DVDを買っても見る暇ないもんなぁ。「ハウルの動く城」も未開封のままである。早く見たいよー。GWかしらん?

 さて,講義資料は一旦置いておいて,明日は研究の方を一区切りさせたい。ラストスパートに近いからな,頑張らねば。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:40 PM

April 05, 2006

4/5(水) 掛川・雨時々曇

 雨がそぼ降る一日。桜は3割散って,残り7割というところである。

 昨年度に溜まった書類を片付けるべく,強力なシュレッダーを購入する。さすがに高いだけあって,10枚程度のコピー用紙は難なく裁断してくれる。難点は裁断サイズがちょっと大きいこと。何を書いているか,破片をよく読むと分かってしまいそうで怖い。まあ更に細かくなると,今度は裁断クズが飛び散って面倒なことになるし,この辺りが妥協点か。

 あらら,UMPCに期待していたのに,すぐ新製品が出てくるわけではなさそうである。慎重だね>M$。まあ散々日本メーカの失敗を見ているからなんだろうが。暫く待つしかないな。PBJの製品はRGBもなく,プレゼンマシンにするには不便そうなのでパス。

 ほぼ日アンケート,今度はワシの生活状況について。

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あなたは、ひとり暮らしを満喫中。
ちょっと寂しいけど、ひとり暮らしはやっぱり楽ですよね。

ペットは、いません。

よく使う交通手段は、電車や自動車。

カバンのなかには、USBメモリや傘、電卓などが入っています。
今日も‥‥入ってますよね。よかった。
入ってなかったら、たいへんです。
もうちょっとカバンの中身をくわしくいうと、
ボールペンや雑誌、書籍なんかも入ってますね。
おっと、忘れちゃいけない、
カバンの中には「デジタルカメラ」も入っているんですよね!

家にいるときのあなたはおおむね、パジャマ。
これがいちばん落ち着きます。
いま住んでいる場所には
「あと10年くらいは暮らすんじゃないかなあ」
というふうに考えています。
あくまでも、なんとなくのイメージ、ですけど。

そんなふうに、
2006年4月現在のあなたは過ごしています。
悪くない、ですよね?
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 悪くない,つもりではあるが,デジカメ持ってウロウロしてるひとりものの中年というのは,傍目から見てどうなんだろうか?

 講義資料,作ろうとしてウダウダ現実逃避。結局,項目をリストアップするだけで終わってしまった。明日はちょっとは進めないと。

 家のAthlon64 X2マシン,Win64を入れた方から異音が発せられるようになってきた。どうやらマザーボードのchipset上に取り付けられたfanが鳴っているらしい。ごみを吸い取ると静かになるのだが,それも1週間ぐらいしか持たない。面倒だが,うるさくなったら掃除機でごみを吸い取るしかない。まだ買ってから数ヶ月しかたってないのによう。そんなにこ汚い部屋は害毒なのかそうなのかすいません。

 ボチボチやって寝ます。

Posted by tkouya at 09:21 PM

April 04, 2006

4/4(火) 掛川・晴

 本日はMP3のみでblogってみよう。古いマイクに思いっきり口を近づけて喋っているので,ブレス音が入ったりしてお聞き苦しい点が多々あることをあらかじめお断りしておく。

 まずは第一声。-> Download file

 次は本日の天気について。-> Download file

 文章書くより楽かと思ったが,そーでもないな。途中,突っかかったり,「あ,あれを言わなきゃ」と気が付いてやり直したりしてリテイクを繰り返すぐらいなら,こうやって考えながらキーボードを叩いているほうが面倒がない。慣れてくるとそーでもないのかもしらんが。

 とゆーことで気まぐれに声の出演をしてみました。

Posted by tkouya at 10:52 PM

April 03, 2006

4/3(月) 掛川・強風後晴

 台風並みの暴風が吹きすさぶ中,新年度初出勤。途中,バイパスの案内板が根こそぎ倒れているのを発見する。幸い,歩道内に横倒しになっていたが,あれが車道に出ていたら大惨事になっていたところである。人間,死ぬ時は分からない,か。
 強風のせいで,桜の散るのが早いこと早いこと。入学式まで残っているかな?

 本日の成果。Fedora Core 5をインストールしなおしたPentium D 820マシンにLAMを設定したメモである。内容よりも,CSSの微調整に時間がかかってしまった。デザインセンスがないんだよだ,ワシ。MPICH編は気が向いた時に・・・っていつになるやら。夏休み前にはまずないな。
 今やっている計算用のテストプログラムをインストールし直したところで力尽きて帰宅。今週中にケリがつくかなぁ。

 ほぼ日のアンケート。日常生活の送り方を聞く設問に答えていくと,回答者の生活状況が文章になって表示される優れもの。ワシの場合はこうなった。
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最近のあなたは、午前6時に起き、午後11時に眠ります。
睡眠時間は7時間です。
睡眠時間は十分とれているようです。
仕事や勉強に10時間を費やし、
自由になる時間はだいたい24時間くらい。

そのあいだは、
録画したテレビ番組などを見たり
メールをしたり
インターネットを読んだり
読書をしたり
音楽を聴いたり
仕事をしたり
勉強をしたり
つぎの日の準備をしたり
ぼんやりしたりしています。
そうそう、マンガを読んだりもしてますよね。

一方、休日はというと、午後7時まで寝ています。
日中をどう過ごしているかというと、
テレビ番組を見たり
録画したテレビ番組などを見たり
インターネットを読んだり
マンガを読んだり
DVDやビデオを見たり
音楽を聴いたり
仕事をしたり
勉強をしたり
食事をしたり
家事をしたり
ぼんやりしたりしています。
あと、休日のおたのしみといえば、
「読書」ですよね!
そんなふうに2006年4月のあなたは過ごしています。
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 読書しか楽しみのない,さびしい中年のことであることよ。ま,平和ですがね。

 力尽きたので寝ます。

Posted by tkouya at 11:07 PM

April 01, 2006

4/1(土) 掛川->浜松->掛川・曇

 April Foolということで,あちこちで嘘が蔓延っている。今年もまたMPFR or GMP関係で何かあるかな・・・と思っていたら,あった(^^;)。ホントだったらある意味嬉しいかも。やっぱ,10進の方が何かと便利だし except 計算時間。
 ワシもなんか嘘かまそうかと思ったが止め。センスのいいjokeを飛ばすのはメンドクサイもんねぇ。

 とうとう我が家も複合機導入となった。新機種発売に伴い,捨て値で販売されていたCanon MP500である。Windows XP x64のドライバが出たので,今年の夏のボーナスででも・・・と狙っていたのだが,\21,000ならまーえーかいう訳である。

mp500.jpg

 うーん,やっぱり自動両面印刷機能は便利だなぁ。デジカメやSDカードからのDirect Print機能はあんまし使わんが,手っ取り早く写真焼する時には重宝するかもしれん。しかし何より嬉しいのはコピー機能だ。PDFにも,モノクロ/カラーコピーも出来る。ちょっとした小さいサイズの文書管理には有難い。
 しかしCanonのLaser Printerのsupportはゾンザイだなぁ。延期されたとはいえ,x64用のドライバが出ないというのは,Vista対応もしないと受け取られても仕方あるまい。やっぱり市場ニーズは,LBP=高性能・大量印刷・Office用ということなのかなぁ。残念だが,我が家のLBP-1210はWin32専用機としてMP500のバックアップに徹してもらうしかなさそうだ。

 げげ,mailmanのcron scheduleを追加するの忘れてたぁ~。あわてて追加する。どーもFC使い始めて,何でもOS任せの癖が付いていかん。とりあえず,毎月二日にpassword reminderを送信する設定に変えて追加しておく。明日午前5時に送信できればオッケである。どうなるか?

 回数券が一組余ったので,浜松へ出かけ,アトモスフィア1物見遊湯を買いに行くも,後者は姿形もなし。代わりにうぐいすみつるさんの新刊を買い,駅前の新築マンションの周辺をぶらつく。うーん,買いたいが金がないし,何より浜松という地がよろしくない。一人モンが浜松なんぞに住もうモンなら,毎年GWの3連休は金だけ取られて肩身の狭い思いをしなければならないのであろう。やっぱり住むなら関東方面だよなぁ。通勤が大変だけど。

 結局,二つも会合をすっぽかしてこの休み中できたのは,BNCpackのminor updateのみ。明日が最後だから,出来ることをやっつけてしまおう。

 まったりと過ごす,新年度の初めの日。

Posted by tkouya at 06:34 PM

March 28, 2006

3/28(火) 掛川・晴後雨

 桜満開。春である。卒業式も終わり,入学式まではまだ間のあるこの時期に咲かなくても,と言いたくなる。誰も見ないうちに散ってしまいそう。

 姉歯元建築士の妻が自殺(日経新聞)。やりきれないし,耐震偽装マンションの購入被害者にとっても後味が悪い事件であろう。ワシは一人だからよくわからんが,今の世の中,家族で罪を背負って生きるということが出来ないもんなんだろうか。
 生の価値が軽くなるってのは平和期の特徴なんだそうだが,それにしても,「神様がもういいよというまで生きる」(by サイバラ)というメッセージはもっと声高に叫ばれるべきだと思う今日この頃。

 土日に久々の偏頭痛を起こして使い物にならず,月曜日は会合をスッポかしてしまう。この上,4月に研究会なんて出席できるはずがないのである。今週という緩衝期間があって助かった。とゆーわけで,ボチボチ卒研だの研究のための資料読みだのに励んでます。
 某講究録に載る筈(rejectされることもあるのかな?)の原稿を先方に送る。ご丁寧に到着のお知らせを頂くついでに,国際研究会のお誘い(宣伝?)も頂く。うーむ,2004年の第一回研究会の時は,開催されることは知っていたものの,よもや自分がそこに関係する研究をすることになるとは考えもしなかったものだが。未来というものは分からんもんである。とゆーわけで,喋るかどうかは兎も角,多分出席はするな。近いし。
 ところで講究録って論文扱いなの? 初めて掲載される(かもしれない)ので,どーもその辺がよー分からん。だれかおせーて。

 GSL MLで,LAPACKに纏わるちょっとした論争が起こっている(1, 2, 3, 4)。いろんな価値が垣間見えてなかなか面白い。面白いといえば,Trefethenの数値解析エッセイ以前書いたものとほぼ同じ論旨だが,historical perspectiveが展開されていて,勉強になる。後で要約(翻訳はどーせ誰かがやるだろ)をここに掲載する予定。そんくらいはいーだろ(多分)。

 ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 11:12 PM

March 24, 2006

3/24(金) 掛川・晴

 朝晩はまだ肌寒いが,日中はすっかり春の陽気。桜もちらほら咲き始めた。

cherry_blossom.jpg

 本日もあれこれ用事多し。e-Learning教材用のVideo撮りの後,卒研生と今後の計画の打ち合わせをし,某講究録原稿を手直ししてから,学内助成金の申請書を書く。「FreeになったVMwareを使って,Dual-core PC上に仮想PC clusterを作る実習をしたいのでお金下さい」という内容である。そこでちょこっとVMware serverを触ってみた。折角,Vistaをインストールしたマシンがあるので,そこに突っ込んでみる。こんな感じ↓

vmware_on_vista_logon.PNG

 Explorerのファイル名が文字化けしているところがβらしい。それはともかく,実習用にはCD一枚に収まっているVine Linuxがぴったりであることを再確認。あれこれ追加インストールしなければならないところも良い。この先,無事お金がつけば,ベンチマークテストをして,どんくらい性能が落ちるのか測ってみることになる。理想としては,ベースにはFedora Coreを使い,その上にWindows Vistaを載せ,並列計算環境はキチンとネイティブに確保しつつ,お客さん用の実習環境も共存させたいのだが,果たしてうまくいくのかな。「出来る」というレベルと,「使える」というレベルにはかなり差があるし・・・まあ実際いろいろこねくり回してみないと何とも言えないわねぇ。

 再確認用の計算待ちの合間に,出たばっかりのFedora Core 5 x86_64をインストールしてみる。GeForce 6600GT用のドライバも最初から入っているので,X windowもすんなり動作する。それはいいのだが,この趣味の悪いログイン画面,何とかならんもんか。

fedora_core5.jpg

 所詮はRedhat Enterpriseの踏み台distributionだから,海底深く沈むことも覚悟しましょうね・・・という意味じゃないだろうな,これ。

 今日はもう寝ます。明日もがんばろうっと。

Posted by tkouya at 10:56 PM

March 22, 2006

3/22(水) 掛川・晴後雨

 昨日は東京から戻って,自宅でだらだら。その怠慢がたたってか,今日はあれこれと用事が舞い込む忙しい一日となった。査読依頼が立て続けに2件も来るし・・・。さすがにパラレルに査読するほどの能力はないので,一件は4人ほど候補者を挙げて,この方々にご依頼願いますとお断りメールを出す。ひっ,人の論文にケチ付ける前に自分の論文を(以下略)な訳である。くそうっ,この屈辱(どこがだ)は投稿して見返してやるっ・・・でも慎重にね(セコイ)。
 しかしまぁ,ワシみたいなところに依頼が来るぐらいだから,referee人材って払底しているのね。日本は沈みつつあるなぁ。

 東京往復すると本がよく読めてうれしい。今回は気になっていたベストセラー新書の梅田望夫「ウェブ進化論」(ちくま新書)を読了できた。八重洲ブックセンター本店では売り上げ第二位だそうである。
 確かに文章はうまい。それは技術的な詳細を全てかっ飛ばし,現象面だけを分かりやすく説明しているという所が大きい。それでも,さすがに勘所は押さえてあるし,単純なOpen Source礼賛,blogのススメになっていないところは,バランスが良くて好感が持てる。全体としてはIT苦手のおじさん受けはするだろうな,という印象であった。ま,Foresightに連載されていたものをベースにしているから,当然といえば当然であるが。
 逆に言えば,「Web 2.0? ああ,AmazonとかGoogleとかblogとかの総称ね」というぐらいの知識のある人が読む必要はあまりない。現在の状況を紙に印刷した資料として取っておきたいという時に重宝するだろう。その意味では買っておいて損はないと言える。ちなみに著者のblogはこちら

 Windows Vista出荷延期(PC Watch)。まあ予定通りというか,今更驚かないというか。MSDN購読者は11月には使えるみたいだから,年末にじっくりテストできそうである。次次年度には新しい学生実験をVistaでやりたいので,ワシにとってはかえって有難い。とにかく品質重視で行ってくれ,という元麻布さんのご意見に賛成である。

 ホントは今日から有給休暇の三日間なのによぅ。もう休んでいる暇,なくなっちゃったよぅ。同情してくれよぅ(号泣)。

 ぐすっ,少し仕事して風呂入ってから寝ます。

Posted by tkouya at 07:54 PM

March 19, 2006

3/19(日) 掛川・晴

 冬型の気圧配置らしいが,寒気の吹き込みはそれほど強くはないらしく,強風ではあるものの寒さはあまり感じない。とりあえず目前に迫ったお仕事はなく,久々の10時間睡眠をとり,目覚めすっきり。腹回りたっぷり。・・・来月の人間ドックまでに,少し何とかしなきゃな。

 坂本三十次氏死去(日経新聞)。ワシの前任地,穴水町の名士である。結構な旧家であるらしく,一度書斎に案内されたことがあるが,ぶっとい梁が屋根を貫通していたのを覚えている。書棚に岩波の夏目漱石全集がずらりと並んでいたなぁ。
 引退してから銅像が建ったりしていたが,健康状態が優れないという話は聞いていた。ご冥福をお祈り致します。

 布団を干す。が,あまりの強風でまくれ上がり,安定しないことこの上ない。ま,水洗いしたシーツやタオルケットの乾きが早くて有難いが。

 さーて,明日は不動産屋に乗り込んで借りているアパートの部屋の更新手続きと家賃払い込みの手続きをしてから東京行きの予定。論文共著者とグルメを気取ろうという企てであるが,4月以降に住むところが決まらなかったらそれどころではない。さてどうなるかな。

 近くの温泉でも行って来るかな。昼間だとガラガラだろうし。
 ではこの辺で。

Posted by tkouya at 01:46 PM

March 18, 2006

3/18(土) 掛川・?

 うひぃ~,久々にSMTP(postfix)とML管理ソフト(mailman)格闘していたら,日時をまたいじゃったよー。ここんとこrootの仕事をサボってたもんだから,勘を取り戻すのに時間がかかって半日つぶれたワイ。何とかmailmanもセッティングできて,やっと一息ついたところである。

 いい加減なパッチの当て方(mailman 2.1.7のPython scriptを2.1.5に突っ込んだり)をしたもんで,どーも動作がおかしいよーな所もあるが,まあ慣らし運転しながら様子を見るほかあるまいて。高々subjectにFMLやMajordomoと同じよーに番号付けをしようとしただけで大騒ぎ。強引にRPMパッケージを使うんじゃなくて,素直に最新版をソースから入れた方が早かったかしらん。一応,backportがあたっているよーだから,まあ大丈夫かとは思うが・・・ちと心配である。どーか皆様,突っつかないで下さい,と祈るだけ(ヒドイrootだこと)。

 忘れないうちに,今回の以降手順をメモっておこうっと。基本的にはこの方の手順を忠実になぞっただけである。

1. FMLのarchiveディレクトリで
% packmbox.pl > mlname.mbox
を実行し,mbox形式のファイルに変換。

2. $prefix/Mailman/Archiver/HyperArch.pyにパッチあて。これやっておかんと,某小生御大のメールの大部分が文字化けして大慌てさ(SUNのバカ)。

3. mbox形式のファイルをMLのarchiveディレクトリにコピー
# cp mlname.mbox /var/lib/mailman/archive/private/mlname.mbox/mlname.mbox

4. mlname.mboxをmailmanのarchコマンドで変換
# $prefix/bin/arch mlname
# $prefix/bin/arch --wipe mlname <-- やり直すとき

5. subjectに通し番号を付けたければ最新版のmailmanを導入すること。

[2006.4/1追記・・・忘れてた(^^;)]
6. cronの追加。FCだと/usr/lib/mailman/cron/crontab.inにあるものを有効にすればよい。
# /sbin/service mailman restart

7. このパッチが当たってなかったため,パスワードremainder mailが送られなかった。要注意。

 さて一仕事終えたので寝ます。もう卒業式なんだもんなぁ。早いよなぁ。

 ただいま。最後に卒研生達が挨拶に来たときはちょっとウルッと来たぞ。こーして人は年とともに涙もろくなってくるのである。

 さて,例年ならば卒業式終了後は電気配線チェックのために全館停電,学内ネットワークも停止となり,のんびりした週末を過ごすのであるが,今年は外部サーバにmailmanを導入しちまったので,問い合わせと移行に伴うエラー処理に終われる羽目になっている。先ほど,返事が必要なメールに返信し終えたところである。・・・ワシのバカ。こうしてネットワーク社会はますますプライベートな時間を侵食しつつあるのであった(To be continued!!)。

Posted by tkouya at 12:07 AM

March 15, 2006

3/15(水) 掛川->東京・晴

 春爛漫という気温が続いていたところだったのに,ここ二三日は冬に逆戻り。底冷えのする冬型快晴の元,AM 9;:39掛川発の新幹線で東京へ。冬型だけあって,美しい富士山が車窓から眺められた。これから春にかけて,段々と頂上付近の雪が減ってくるともっと格好良くなるぞ。期待しよう。

mt_fuji20060315.jpeg

 定宿に荷物を預け,東京駅へ。東京中央郵便局で書き損じの葉書を一枚につき5円の手数料を払って50円切手に交換してもらい,眼鏡屋で誕生日の記念品を受け取るついでにクリーニングをしてもらい,人間ドックの予約をし,丸善でめぼしい新刊をgetする。お,ブルバキの数学がとうとう文庫に。それも2分冊。単行本はワシも持っているが,こっちの文庫本の方が解説や注が充実していてマル。本文ではなく解説から読み進む軟弱なワシであった。
 一緒に購入した「愛,しりそめし頃」7巻を読みながら休憩し,大手町から千代田線経由で東大武田先端ビルへ。根津駅で降りると近いところにある。まったく東大の敷地は広いや。本日の目的はこれ↓。さすがに顔の広い先生だけあって,盛況であった。

last_lecture_prof_oyanagi.jpeg

 記念パーティは,顔見知りの人,二三人に挨拶して1時間ほどで退散。どーもパーティーってのは苦手だな。人見知りの激しいワシには向いていないようである。でも食べ物はおいしかったです。ごちそーさまでした。

 宿に戻って風呂に入り,メールの返事を打って(こういう時に集中するんだよな,どーゆー訳か),ようやくこのblogの更新ができたという次第。なーんか慌しかったな。
 慌しいといえば,次週のワシの有給休暇は一日を除いて全て潰れてしまった。殺す気かおんどりゃぁ(自分のせいだが)。このままドタバタしつつ,新学期を迎えるのであるなぁ。毎年のことであるが,能無しのワシでも段々余裕がなくなりつつある。能無しだからですかそうですか。まあ仕事があるのはありがたいことである。

 明日こそ,東京でゆっくりさせて頂こう・・・って,大師匠に渡すべく昨日慌てて打った原稿の手直しをして,Kinko'sで出力しなおす必要があったのであった。ああ,定年までワシには安息の日々は戻ってこないのか。悲しい。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:23 PM

March 10, 2006

3/10(金) 掛川・雨後曇

 花曇というにはまだかなり遠い。桜のつぼみも見えないし,今年の開花は遅いのかな。予想によれば,この辺は3/25あたりになるらしい。2週間後。卒業式が終わって一週間後か。あっという間だな。

 本日は職場にて企業ガイダンス。有難くも勿体無くも,企業の人事担当の方々がわざわざ当校に来て新4年生(予定)と懇談して下さるという行事。例年4月上旬1回こっきりの開催だったが,今年からは3月と4月に1回ずつ行われる。今日はその第1回目なのである。ワシは就職推進委員という役回りなので,当学科の学生を取っていただけるという企業を片っ端から訪問し,名刺交換を行う。本日だけで40枚ははけた模様(まだ未集計)。一つよろしくお願いします。ついでにワシが職を失った時にはワシもよろしくお願い致します・・・そう思うと俄然張り切ってしまう,因果な性格。やっぱり自分の身が一番可愛い。ついでに学生さんも可愛い(ついでかよ)。

 どーゆー訳か,卒業してからも7月まではワシの学生実験を手伝ってくれるT君。卒研で作成した管理ツールを試してくれるも,LDAPのトロさを露呈する結果となる。うーむ,Linuxでこれだから,Active Directoryってのはかなり優秀なのかも。結局,ITも資金力なのかしらん? ともかくベンチしてもらって,どのくらいの性能なのかを測定してもらうことに。よろしくね。

 そうそう,M$と言えばOrigamiでしょう。Tablet PCってのはこれの布石だったのね。性能を下げずに,PDA的な使い方の出来るPCってのは,「高くなければ」垂涎の的であったのだが,なかなか実現させるのはコスト的に難しかったようである。プレゼン用のデバイスとしては最高だな,でもRGBはどこだ・・・と思ったらちゃんとあった。偉い。残る問題はバッテリだけだな。日本メーカの強みはここで出せそうである。期待してまっせ。

 第35回数値解析シンポジウム(略称:NAS2006)のFirst Announcementが送付される。どーもご苦労様です>担当の方々。今年は単なる参加者として楽しませて頂きます。おほほ,楽しみ楽しみ。都会開催ってのは近年初めてじゃないかな。交通の便もそこそこよさげである↓。



幹事団も最強の布陣,いやマジで。今年こそ,「君はいつも働いているね」(某大御所談)と言われないようにデレデレ遊んでやろう。ふっふっふ・・・あ,いや,ちゃんと講演予定してますよ。

 寝ます。

Posted by tkouya at 08:56 PM

March 09, 2006

3/9(木) 掛川・曇

 春らしい陽気になってきた。あとは桜が咲くだけである。我が家の灯油が使い果たせるかどうか,微妙なところである。

 ほほう,M$が同志社大学(正確には三木研究室と,か)とWindows HPCコンソシアムを作るそうな(Enterprise Watch, Microsoftのプレスリリース)。ふーん,MPICH2がいち早くWindows対応になったのは,そーゆー訳か,と納得。ユーザとしては,統合環境をパッケージングにしてくれた方がうれしい。MSDNユーザならクライアント数制限なしで使用可ならもっと言うことなし。CCSで遊んでみたいけど,今それどころじゃないんだよねぇ・・・。暫くはFC4とそろそろ出そうなFC5だけで手一杯。一応,昔やった代物はこちらにあるんで,ご参考までに。

 官僚答弁というものがある。よく言われるのは「前向き」「善処」「さまざまなご意見を伺う」という言葉はちりばめてあるものの,具体的に何をどうするといったことは何も見えてこない,当たり障りのない応答のことである。
 ワシも一応は税金で飯を食わせてもらっていた身であるから,本物の官僚答弁を少しは読みかじったことがある。実際の答弁はそんなに抽象的でもなく,割とできることできないことをハッキリ述べているものが多く,巷間伝えられるほどヒドイものではない。むしろ,官僚ではない方々の方が,中身のない空疎な,それでいて相手をうまく持ち上げ,自分は低姿勢を保つ,という言葉のレトリックを使う機会が多いのではないか。
 先ほど,某MLで流れた文章はまさしくそれであった。いろいろ言っているが,煎じ詰めれば
 ・まだ予定の段階であり,具体的なことはこれから詰める
 ・要望があったので一応の応対はしたが,何をどうするかはこれから詰める
 ・全ては事後に公表する(つまり,事前には何も知らせるつもりはない)
ということである。文章の最後は「皆様方のおかげで云々,当方は非力で云々」と締め括って持ち上げるところなんぞは,実に心憎い。こうやって,世の中うまく渡っていくんだなぁ,この人は,と感心,とゆーか,呆れさせて頂いた。

 春は異動の季節である。ほほう,あの人も,あの人もこの人も動くのか,と,静岡に根が生えちゃった中年はのんびり眺めるのみ。昔と違って,業績があって雑用もこなせて将来性のありそうな人がキチンと出世していくシステムが出来上がっているから,「あ,やっぱし」と思うこと多し(ね?>このページを見ている該当する先生方)。良いことである。・・・という漠然とした話しかできないところが,この話題の難点である。漠然といえば・・・ああ,近頃,「ヲトナの話」が増えてきちゃってねぇ。おっほっほ(何を言いたい)。

 次年度は4年生の就職担当なので,さまざまな情報が集まってくる。へぇ~,ほぉ~,と言うようなことも多いのだが,それ以上はヲトナの話になるのであることもまた多い。しかしこれは言ってよかろう。「てめぇら,もっと動け」。

 しこしこと某論文の原稿の下書きの下書きを藁半紙に書き付ける。暫く真面目なアルゴリズムの話を書いてなかったから,勘がなかなか戻らない。来週,ワシの大師匠の所に持参せねばらならない奴なので,今日明日中に下書きを完成させて,土日には形にする予定。う~,全然春休みじゃないよ~。しかしこれ,重要な論文なので,rejectされました,では撤退,とは行かないんだよねぇ。とゆーことで,保険をかけておかねばならないから,仕事量が2倍になる予定。ああ,計算しているのは楽しいのに,まとめる作業はどーしてこーシンドイのであろうか。それはね,ワシにプレゼン能力が欠けているから。納得。

 風呂入ってちょっとやっつけて寝ます。

Posted by tkouya at 08:11 PM

March 06, 2006

3/6(月) 掛川・曇時々雨

 掛川に戻ってきてから30肩に悩まされている。そんな言葉があるかどうか知らんが,左肩を上に上げると,首から肩甲骨の間の筋肉に痛みが走る。それが治った思ったら今度は右肩が同様の症状に陥っている。で,今はビクビクしながら右腕を使っているという次第。運動不足のせいか,それとも草加煎餅並みに硬くなってしまった我が家のセンベイ布団のせいか。どういう訳か,左耳に水が入っているような妙な違和感も続いており,この30肩と関係があるのかしらん? まあ仕事に支障をきたすほどではないので,今のところほったらかしているが,ある日突然頓死したら,「ああアイツはこんなことをblogで書いていたな,あのせいか」と思い出して下さい(大げさな)。

 査読報告書,取り急ぎ書き上げて投函。期限ぎりぎりいっぱい。文句多々。投稿者の反論,どうなるやら。泥仕合になったりして。面白い内容なんだけど,イマイチ有用性が分かりづらかった。「面白い」というレベルならオッケーじゃん,という主義なので,あんまし実用性やら新規性やら声高に主張しなくてもいいっちゃいいんだが,まるきりなしなんだもん・・・そのまま通しというわけにもいかなくてねぇ・・・すいやせん(何故謝る)>多分この人が投稿したんだろうと思われる方

 今週も予定が詰まっているんで記事更新を休もうかと思ったが,書いているほうが気がまぎれることが判明したので,つらつらと愚痴を書き連ねさせていただきやす。

 つらつらとやることやって寝ます。あ,もう風呂に入らんと。

Posted by tkouya at 07:58 PM

March 01, 2006

3/1(水) 札幌->掛川・雪後雨

 ふひー,研究発表は予想通り厳しい指弾を受けて玉砕。でもまあベンチマーク結果は結果なので,そのうちここで公開します。結構検索して見に来る人もいるしね。ま,あくまで一例ってことで。

 で,戻ってきたら,早速某所から「締め切り延長するから投稿してちょ」という哀願メールが届く。査読するてぇから,単なるベンチマークじゃダメなんだろ,と思っていたのでほったらかしていたのである。通れば御の字だが,どーすっかなー,微妙なラインだと思うので,今週末に時間があれば書いてみることにしよう。ちょーどデータも溜まったところだし。

 更に,アパートに着いてからのんびりしていたら,再投稿していたreject論文が通ったという連絡が届く。喜ぶ間もなく,共著者に電話連絡し,顔写真と経歴を送ってくれるようにお願いする。ああくそ面倒クセェ。今週から来週いっぱい仕事仕事で明け暮れること確実。殺す気かおんどりゃぁ(誰に言っているのか)。

 今回の出張では行きの羽田,帰りの千歳と羽田でポケモンジェットに遭遇する。一機しかないと思っていたのだが,複数機なのかなぁ。偶然にしては頻繁すぎるよーな。B747だから,ドル箱路線の千歳・羽田間に就航する機会が多いのかもしれん。

pokemon-jet.jpg

 頭がくらくらしてきたので,もう寝ます。暫く日記は休むかも。

Posted by tkouya at 09:21 PM

February 26, 2006

2/26(日) 札幌(予想)・まだ冬

 この記事は前日に羽田空港にて書いている。だってまだ搭乗時間まで間があるんだもーん。少しでもクリエイティブ(どこが?)に過ごしたい。

 当サイトのアクセスを見ていると,個別のディレクトリに固定客がつき始めたことがわかる。このblog(weblog/)はもちろん,nasoft/na/,今月になって,初めてtutorial/がアクセス数のベスト30に上がってきた。gsl.htmlググってもかなり上位に来るようになっちゃったからこれもディレクトリに格上げすべきか。エロ皆無にも関わらず,全体として一日平均2000アクセスのサイトってのは,結構いい線行っていると思うのだが如何?

 札幌から戻ってからの仕事予定を書いておこう。例によって有限不実行の確率はかなり高いので期待しないように。

 0. 某論文の査読 -> 3/6(月)送付予定
 1. 某数値計算関係の論文準備 -> できれば3月中に投稿
 2. 某数値計算テキスト(どこが某だ)の修正・拡充 -> 3月後半にちょろっと
 3. 某並列計算テキスト(某じゃねーって)の拡充-> 3月はこれメインで

 重要度の高い割り込みが入った場合はその限りにあらず。さて4月になってどこまで約束を果たせているか?

 明日は研究会本番。「いい加減なこと言ってんじゃねーぞ」「ここをどこだと思っている」「なめるな」という怒号を浴びて凹む事態にならないことを祈るのみ。

Posted by tkouya at 03:00 AM

February 25, 2006

2/25(土) 掛川->札幌・晴

 昨日は2名の卒業生来訪があり,その合間に発表用資料を作成しつつ足りない計算やデータ整理を行った後,通常営業時間を大幅延長させたいきつけの理髪店にて散発を行ってもらうという慌しい一日であった。2ヶ月間延ばし放題だった髪の毛をばっさり落とし,青々しいうなじを愛でる余裕もなく,そのままばったり就寝。たぶん,ワシ担当の床屋さんもばったりであったろう。なんか疲れてよれよれだったもんな。どーも無理言ってすいませんでした。

 教師として,卒業生が元気にやっているというのは嬉しいものである。デブになって貫禄がついた奴もいれば,まだ卒業してないのか?と思うほど初々しい奴もいて,人それぞれである。
 以前いた職場は短期大学校だったので,二十歳になりたての学生を送り出すに際しては,能力不足よりも社会経験不足の方が心配であったことを思い出す。その点,四年生大学だと,まあ企業の方から見ればまだまだのレベルであろうが,さすがに成長の度合いが違っている。具体的に言うと,「怒られ慣れしている」のである。自分が至らないために叱責されたときはそれなりに反省し,相手に理がない時には無難にやり過ごす,という術をそれなりに身に付けている奴が多くなっている。これをオトナ語で言うならば,「コミュニケーション能力が上がった」のである。やっぱし4年間という期間が,社会に出て行くための助走期間としては最低ラインなのかなぁ。

 さて本日。冷蔵庫の中身を一掃する内容の朝飯をかっ込み,昨日仕入れていた実家へのみやげ物兼宿泊代金と発表用資料と修理上がりのLet's Note R3をリュックに突っ込んで9時39分掛川発のこだまに乗り込む。発表用PPTの最終チェックでもやろうかと思ったが,買っておいた文庫本にやっぱり手が出てしまい,羽田に着くまで読みふけってしまった。その本のぷちめれについてはまた後ほど。結局,出発の3時間も前に羽田に着いてしまった。で,今は空港第二ターミナル52番搭乗口でFlets Spotを利用してこれを書いているという次第。いい時代になった・・・のかなぁ。場所によっては電波の弱いところもあるようだが。

 明日は妹のPC買いに付き合わねばならないらしい。これで結局,今回の札幌滞在中の休養は一切なくなってしまった。しくりん。まあ仕事で行くんだから当然といえば当然なのだが。

 では今日はこの辺で。あ,成績の通知は3/1に戻るまで待ってててね>S岡大学の諸君

Posted by tkouya at 01:16 PM

February 23, 2006

2/23(木) 掛川・?

 午前中に紀要原稿を一応完成させ,午後は3年生向けの模擬面接でアレコレエラソーなことを言いまくる。ふーシンド。しかし,出席率はあんましよくなかったなぁ。来なかった奴の今後が心配。学生さんへの指導がとても大学生相手とは思えないほど丁寧化しているので,教員の手間が増えているのは仕方がないが,これはちょっと・・・と思うこと多し。昨年度の就職担当の先生は優しかったが,今年はガンガン教員にも言いたいことは言わせてもらう予定である。

 あーもー,札幌行きの前にあれこれ行事やら用事やらがいっぱい入ってるぅ~。特に就職担当になってからは来訪される企業の方との面談が頻繁になった。ありがたいのであるが,じゃあどんな学生でも取ってくれるかとゆーと,そんなわきゃないわけで,かなりシビアな要求をされる。人材の良し悪しで企業の業績が変わってくるのだから,国際的な競争が激しい昨今,当然のことではある。昔いた旧労働省関係の職場ではしょっちゅう「ミスマッチ」が問題になっていたが,ここでも同じ問題に悩まされるとはねぇ。それでもこちらはやり直しのきく若年者相手だからまだ気楽だ。これが家庭を抱える社会人となるとその深刻さは大変なものである。

 風呂に入って,3月にまとめる予定の研究をちょっと考えて,それから寝ます。明日は札幌での発表PPTを作って,雑事を片付けて,模擬面接の資料をちょっと整理してから2ヶ月ぶりに散髪して札幌行きの準備を整えて寝て,明後日は午前中に発表PPTをチェックして新幹線に乗って羽田に向かい,それから飛行機で札幌へ帰省・・・じゃなかった出張します。いっとくけど,旅費は貰ってないからね。全て自腹です。
 札幌ではblogの更新が会場からになる予定。実家じゃDial-upになっちゃうし,メールチェックだけならケータイで済んじゃうもんねぇ。帰ってきたら平常更新体制に戻る・・・かなぁ。メチャメチャやること,増えたもんなぁ。ちと不安。

 んでは。

Posted by tkouya at 06:42 PM

February 20, 2006

2/20(月) 掛川・雨

 三寒四温の日々が続く。今日はちょっと肌寒さを覚える。既に梅が咲き始めているから,春はもう目前である。

 採点遅れて本日早朝に発送。どーもすいません>S岡大学教務係御中
 メールで結果を知らせるとアナウンスしたが,あんまし問い合わせはないな。まだ5人程度。先ほど初めて返信したので,明日以降はどっと増えるかも。

 本日は卒研生の皆様方と実習室の大幅模様替えと大掃除。ついでにcs-pcclusterを新しく設置した頑丈かつ耐震補強も施した棚に移設する。いやぁ助かった。部屋もすっきりしたし。
 お疲れ様の意味も込めて夜は飲み会。来年以降は人数が大幅に減るので,大人数の飲み会は今年で最後か。ちょっと寂しいがこちらの財布は助かる。
 ともかくお疲れ様でした>4年生

 疲労困憊状態なので,風呂入ったら寝ます。

Posted by tkouya at 09:17 PM

February 17, 2006

2/17(金) 掛川->浜松->掛川・晴

 肌寒さが戻ってきたが,それでも薄いセーターを着込むとちょっと汗ばんでしまう。三寒四温の日が続くのであるな。

 先々週ワシを呼び止めたオイコラ警備員であるが,今朝は無視しやがってくださった。まあ,工事現場に向かうトラックの尋問で忙しかったせいもあるんだろうけど。
 それにしても横柄な口の利き方する奴である。ワシも横柄さではかなりのものだが,奴に比べればすこぶる上品な部類になってしまう。今後もあの調子で訪問者に嫌な印象を与え続けるのであろうが,来年来たときにはどうなっているのかしらねぇ。

 とゆーわけで定期試験実施。普段見たこともないような方が多数来場くださったようだが,どー見ても通りそうにない答案ばかり。自業自得であるからして,来年もガンバローね>落ちた人
 さて,明日中には採点を終えねば。

 あー,やっと安定した計算ができるよーになったぞ。さて,では比較のためにN大のclusterで動かしてと・・・あ,固まっちゃった。何だよこのマシン(人様の持ち物です為念),1GBしかRAM積んでねーでやんの。あーSwapしまくりだなこりゃ。固まるわけだ・・・ま,ワシのマシンじゃないから,明日まで動かしてみよーっと(ヒドイ)。

 計算しっぱなしで寝ます。

Posted by tkouya at 09:56 PM

February 16, 2006

2/16(木) 掛川・曇後雨

 ここ2,3日,生暖かい日が続いている。これ以上灯油を消費しないで済むのはありがたいが,既に買ってしまった分をどう消化しようかという悩みが新たに生まれる。

 「数値計算のわざ」をご献本頂く。ありがとうございます>ご指定下さった方。しかし,どーもこのblogが関係者に見られている臭いので,200ページもない本なのにちょっと厚いとか,任意精度の例はせめて4倍精度で欲しいとか,第8章はマニアックな話題が多いのでせめてこの倍は書いて欲しいとか,第1章から第3章は恐れ多すぎてコメントできないなどということをおいそれと書くわけにはいかないのである。
 次次年度から当方の卒研は数値計算(つーか,ベンチマークだな)に一本化される予定なので,そん時のネタ本に使わせていただきまーす。

 おお,Scilab 4.0が正式リリースに。
 おお,ScaLAPACK 1.7.1が2/1に出ていたのか。
 共にインストールだけしておく,と。

 プログラミング,どうやら完了。ただいま並列計算結果待ち。これで土日に頑張ればなんとか次週で一応の結論は出せるかな。・・・しかしプログラムは複雑怪奇極まれり。なんつーかこー,MPIに手を出したが最後って感じですねぇ。

 卒研発表ご苦労様でした>卒研生・教員一同
 さて,次は実験室の大掃除と次期卒研生のテーマ決めである。これも来週になる。・・・ああ,次週はえらいことになりそうだ。何とか乗り切って,無事札幌行きを果たしたいな,と。

 お,とうとうJR東海もICカードが使えるのか。しかし,静岡県内は来年までお預け。名古屋近辺をJRで移動することもないしなぁ。ワシにとってはあんましメリットなさそう。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 08:18 PM

February 14, 2006

2/14(火) 掛川・?

 プログラミング三昧の一日。合間に会議やら電話やらで割り込みが入るが,ガンガンプログラムする。・・・ガンバりゃ一日で何とかなる問題に,今年度いっぱい振り回されたことに気が付き愕然とする。くそぅ,あと一歩,もうちっとで完成だ,風呂入ってもう一頑張りすることにして,ちょっと休憩。その合間にこれを書いているという次第。

 何だかイタリアで大きなイベントが開催中らしいが,まーどーでもいい。

 今年度予算は既に使い果たしてしまったので,来年度購入するものを物色中。Dual-coreは大体分かったので,もうちっと安くなるまで待つことにして,まずはショボくなってしまった4年前のNote PC(Dynabook SS PIII 750MHz)の代替Noteを買うことにしたい。せっかく買うなら,Noteで並列環境を整えたいから,やっぱ,LenovoのThinkPad X60/X60sかなぁ。B5サイズでCoreDuo積んでいる奴って,少ないみたいだし。・・・と,あれこれ想像しているうちが花。次年度になった途端にぜんぜん違いモンを入手して喜んでいる可能性が高い。移り気なワシ。

 そろそろ風呂入ります。

Posted by tkouya at 10:04 PM

February 10, 2006

2/10(金) 掛川・晴

 やんなきゃいけないことをほったらかして現実逃避モードに入ってしまった。いいいいかん。ねじ巻きなおさなきゃ。これ書いたら仕事に戻りまーす。

 Akiba PC Hotlineを見ていたら,CoreDuoマシンでSuper πの結果をポップにしている写真があった。うーむ,ベンチマークソフトとしてはずいぶん古いよなぁ,ガチガチに最適化すると,1Coreではどんくらいのスピードになるのかしらん?
 で早速やってみた。ワシはMPFR/GMPerなので,相手はgmp-chudnovsky.cとワシ手製のmpfr_pi.c。その結果は

○Pentium 4 3.0GHz + Vine Linux 3.2 + gcc 3.3.2 w/o any options
 $ ./mpfr_pi 1000000
 # of decimal digits: 1000000
 # of bits : 3321929
 Time : 23.440
 $ ./gmp-chudnovsky 1000000
 #terms=70513, depth=18
 sieve time = 0.020
 ..................................................
 bs time = 3.620
  gcd time = 0.330
 div time = 0.710
 sqrt time = 0.340
 mul time = 0.270
 total time = 4.970
  P size=1455608 digits (1.455608)
  Q size=1455601 digits (1.455601)

○Pentium D 820 + Fedora Core 4 x86_64 + gcc 4.0.2 w/o any options
 $ ./mpfr_pi 1000000
 # of decimal digits: 1000000
 # of bits : 3321929
 Time : 25.680
 $ ./gmp-chudnovsky 1000000
 #terms=70513, depth=18
 sieve time = 0.020
 ..................................................
 bs time = 3.770
  gcd time = 0.240
 div time = 0.750
 sqrt time = 0.380
 mul time = 0.240
 total time = 5.160
  P size=1455608 digits (1.455608)
  Q size=1455601 digits (1.455601)

○Athlon64 X2 3800+ + Fedora Core 4 x86_64 + gcc 4.0.2 w/o any options
 $ ./mpfr_pi 1000000
 # of decimal digits: 1000000
 # of bits : 3321929
 Time : 18.270
 $ ./gmp-chudnovsky 1000000
 #terms=70513, depth=18
 sieve time = 0.020
 .................................................
 bs time = 2.840
  gcd time = 0.240
 div time = 0.580
 sqrt time = 0.280
 mul time = 0.190
 total time = 3.910
  P size=1455608 digits (1.455608)
  Q size=1455601 digits (1.455601)

となった。全部gmp-4.1.4, mpfr-2.2.0で動かしたものである。結局,gmp-chudnovsky.cで4秒~5秒,mpfr_pi.cで18秒~25秒ってとこか。しかし,もっと頑張れPentium D。
 ちなみにSuper πをAthlon64 X2 3800+とWindows XP x64上で動かすと,104万桁で46秒であった。IEEE754 floating-pointならIntel系が早いからな。

 では復帰します。

Posted by tkouya at 08:35 PM

February 08, 2006

2/8(水) 掛川・?

 卒業研究佳境。ワシんところは発表練習を残すのみだが,この期に及んでミスが発覚し,計算をやり直してもらったりする(I君,スマン)。しかしこのネタ,当たり前のことをやっているだけとも言えるんだけど,思ったよか面白そうである。一週間ぐらいあれば他のclusterでも検証できそうだし,いっちょまとめてみるか。

 毎年,卒業研究発表会が近づくと大量の用紙が廃棄される。その多くが,片面のみ印刷されたものであるため,ケチ臭いワシはそれを裏紙として再利用している。セキュリティを考えるとこれは好ましいことではないようであるが,この時期大量に溜まった裏紙を使い続けると,ほぼ一年間は用紙に不自由しないという,パタリロなら狂喜しそうな節約になるのである。そのため,自分しか使わない書類に限って裏紙を使い続けているのだ。
 反面,ヨレた裏紙を使うことで,プリンタの紙送り機能がダメージを受けてしまうようである。研究室で情報しているのはCanonのLBP-850なのだが,数年前からピン用紙でも一枚ずつの紙送りが出来なくなってしまった。そのため,こいつは裏紙印刷と少数印刷に限って使用されている。この反省から,自宅のプリンタでは裏紙は一切使用しないと決めている。
 十年ぐらい前のプリンタであれば,多少のヨレ用紙でも問題なく使用し続けられたと記憶する。しかし最近の著しいコストダウン圧力の結果,メーカーからすれば「無駄な機構」が削除され,製品から耐久力が落ちているのではないかと思われるのである。コンシューマ向けのIT製品から「丈夫さ」が消えるというのは,何か「日本の落日」を思わせるものがあり,寂しいことこの上ないのである。

 The Internetがはびこって以来,雑誌というメディアがダメになりつつある。特にIT技術なんてものは,ググってみればあっちこっちから拾えるから,わざわざ金を払って紙のメディアから情報を読み取る必要がなくなる。
 で,とうとう愛読していたUNIX Magazine(ASCII)が季刊誌に移行してしまうという情報が飛び込んできた(/.J)。おお,とうとうお前まで。廃刊ではないものの,まあ遠からず滅びるに違いない。だいたい,CUIには全然変化のないOSの雑誌がここまで持ったこと自体,敢闘賞ものであろう。
 この先,IT技術はますます枯れていくに違いない。あって当たり前,でも技術的な目新しさのない製品が増えていくってのは,車やバイクとおんなじであり,雑誌の中身もそうなっていくんだろうな。そのうち,大手メーカの新製品PCには,何の意味もない水着のチャンネーとかがまとわり付いてくるのであろう。・・・それはそれで「別の意味で」嬉しかったりして(笑)。

 年度末恒例の,学会費支払い及び所得税・自動車税納付に伴う素寒貧状態に早くも陥る。日本数学会1.8万円,日本応用数理学会1.1万円,情報処理学会2.3万円,所得税追加分3.0万円(予想),自動車税3.4万円,しめて11.6万円の支払いが必要となる。もちろん納付期限は3月下旬~5月にかけてなので,まだ余裕があるっちゃあるんだが,何せワシみたいな月給取りにとっては大金なので,この時期から準備を開始しないと,資金繰りに行き詰ってしまうのである。
 それにしても,税金は仕方がないとして,学会費ってのはデカイよなぁ。特に日本数学会の会費は,役に立っていないわりに高すぎる。そんなに金のかかる活動はないように思えるのだが,何に使っているのだろうか?

 情報処理学会の情報処理教育委員会がまとめた提言についての筧先生へのインタビュー(毎日新聞)。そっかー,そんなに「プログラミング」に対しては風当たりが強いんだ。まさしく「数学」「物理」並みの抵抗といえよう。でもさぁ,確かにセンスのある奴とそうでない輩との差が付いちゃうんだけど,地道に付き合っていけばソコソコのレベルになるのはそう難しくないと思うんだけどねぇ。

 3/17-21にかけて,管理しているMLの以降作業を行うことを公言してしまう。もともと昨年内にやっつけちゃう予定だったのが遅れに遅れたわけだ。殆ど反応もないようだし,ま,気楽にやるか。

 ちょっと仕事してから風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 08:31 PM

February 05, 2006

2/5(日) 掛川・晴

 一日中,布団の中でゴロゴロ過ごす。久しぶりの寝太郎状態。飯食っちゃ寝,食っちゃ寝していたので,腹回りが恐ろしいことになりそうである。
 しかしホントに寝たなぁ。そんなに根詰めて仕事していたつもりはないのだが,ひ弱なワシにとってはストレスになっていたのであろう。この調子で行けば,50台に達する前に老人状態になっていそうである。横山やすしの晩年みたいになるのかしらん。

 二村ヒトシさんの日記を読んでいたら,ラレコという人のFlash作品が傑作であるという記述があった。早速眺めてみることにする。・・・うーむ,こりゃすげぇ。一度聞いたら耳から離れないフレーズ,「や~わらか戦車っ,や~わらか戦車」「ツマミにつまませてっ」を考案するだけでもすごいが,アップテンポな音楽のセンスも,Flashアニメの動きのセンスもすげぇ。オマケに作者は14歳(ホントか?)。いやぁ,学力低下が嘆かれて久しいが,こーゆー芸術的センスの向上は恐ろしいほどである。デジタルの普及で,センスのある奴ほど漫画描くよりはアニメを作っちゃう方に行ってしまうんだろうな。いや,おじさん感服しました。

 おやもうこんな時間。ではまた寝太郎モードに戻ります。明日は復帰しなくちゃね。

Posted by tkouya at 08:13 PM

February 03, 2006

2/3(金) 掛川->浜松->掛川・晴

 久々の冬型の気圧配置。さぶーい風が薄手のコートを突き抜けていく。ああビンボーな身なりだこと。

 本日,通い始めて6年目にして始めてS岡大学の正門で,警備員から誰何される。よっぽと怪しい風情だったのかぁ? つっけんどんに「工学部に行く」というと馬鹿にしたように「ここには2学部しかないんだ,どこに行くのか?」とシツコイ。「機械工学科」というと不承不承,あっち行けと追い払われた。
 まあ,きっと何か事件でもあったんだろう。たまには仕事しなきゃね,ということなんだろうが,だったら「非常勤な輩は正門できちんと毎回申し出ろ」ってな通達を配るぐらいのことはすりゃいいんだ。んっとに。
 次回は2週間後の定期試験だが,そん時にも無視して通ってやろうっと。こんだけごねたんだから,顔ぐらい覚えていなけりゃ給料泥棒である。ちゃんとチェックしているかどうか,確認してけつかる。

 ということで,ブリブリ腹を立てつつ最後の講義を終える。あとは定期試験のみである。頑張ってくれたまへ>学生諸君

 帰りは出たばかりの「位相のこころ」を眺めつつ,電車で帰宅。やけに厚いなぁ,こんなに分量あったっけ?と思ったら,位相用語集と位相解析入門(約50年前の奴・・・すげ)が収められていた。こりゃお得でっせ。

 あーくそ,足が痛いなぁ。運動不足,極まれり。座ったまま手だけ動かす仕事ばっかりしているからこーなる。またスポーツクラブにでも通いたいが,4月からは家賃負担が一気に増えるので,毎月の会費にも事欠く可能性がある。暫くは資金繰りに苦しむだろうから,それが落ち着いてからだな・・・夏頃かしらん?

 T大のO先生の定年退官記念講演とお祝い会があるそーで,なんでかワシのところにも送られてきた。お付き合いということで大枚(only for me?)一万二千円を振り込む。お付き合いの広い先生なので,きっといっぱい人がくるんだろうなぁ。せいぜいうまいモンでも食ってさっさと帰ることにしようっと。

 久々にむかつくと筆(キーボード?)が進むね。やっぱり感情はblog書きの潤滑油である。してみれば,updateしない日々が続いていた方が,安泰な人生を送っているってことになるな。それは,小田嶋センセーに言わせると,世界で一つだけのありふれた犬のクソになるってことでもあるが。

 ぼちぼち仕事して寝ます。

Posted by tkouya at 07:45 PM

February 02, 2006

2/2(木) 掛川・晴

 仕事,順調に進まず。勉強,ジワジワと進む。情報数学基礎のテキスト入稿。次は・・・と,思ったところに,げげ,査読依頼が舞い込んだのである。自分の論文もろくすっぽ通らないのに人の論文にケチつけている場合か,と思ったので,「多分きっと絶対遅れるだろうけど,それでもよければお引き受けします」と婉曲に断ったら,最後の8文字以外のところは全てすっ飛ばしてくれた模様である。・・・Iセンセ,これは京都人が「ぶぶ漬けでも」と言うのと同じ意味なんですぜ・・・と今更ここで喚いても仕方がない。暫くは,「通るかなぁビクビク」しながら「てめぇこんなもん通りっこねぇじゃねぇかブツブツ」する二重人格な日々が続くのである。

 おおっ,届いたぞ我が家にも。夢路行先生からの直筆ポストカードが。

elka.jpg

 これを458枚書いたのかぁ・・・すげぇや。ワシもがんばろうっと。

 久々に風呂入って寝ます。明日は非常勤講義最終。有終の美を飾るのか,いたちの最後っ屁をかますのかは聞いてお楽しみだ(何がだ)。

Posted by tkouya at 07:06 PM

January 31, 2006

1/31(火) 掛川・雨後曇

 寒さがちょっと和らいだかな,というぐらいの日。昨日は生ぬるいぐらいだったが。

 Reject論文手直し,一応終了。来週再投稿予定。ま,これでダメならサッサと撤退しようっと。通ったら山の上ホテルでもなだ万でも竹葉亭でもドンと来いってんだ。

 その他,自分の仕事をしこしこと続ける。で,書くこともないんだな,これが。暫くは真面目にお仕事の日々。Web documentのupdateはあるかも。

 そろそろ限界。寝ます。

Posted by tkouya at 11:11 PM

January 27, 2006

1/27(金) 掛川->浜松->掛川・曇

 ヘロヘロ。疲労が溜まっているのか,どーも集中力が続かない。講義もダメダメである。残り一回,有終の美を飾りたいものである。

 明日東京行きの予定だったが,疲れている上,やることが溜まってしまっているので,取りやめ。家で地道に仕事することにする。あー,来月の連休辺りで湯治としゃれ込もうかな,東京で。3月にする予定だったが,とても待ちきれない。ワシに時間をくれ,暇をくれ,いやクビにしてくれという意味じゃなくてね。

 うわーっ,犬神家の一族,還暦過ぎた石坂浩二主演でまた映画化か。なんつーかこー・・・そこまでソフトが払底しているのかい?という気がする。

 疲れたので寝ます。

Posted by tkouya at 11:28 PM

January 26, 2006

1/26(木) 掛川・?

 ふー,何とか二本目は投稿終了。しかし,一日前に催促メールが来るシステムというのは誠に胃によろしくない。東証並みのヤワなWebサーバじゃあるまいし,そんなにせっつく必要があるのかね?

 LaTeX2HTML,やっぱしWindows環境で動作させようと思うと結構トラブルってしまう。忘れないうちにメモメモ。

1. about LaTeX2HTML(Japanese)の説明の通りインストール作業を行う。

2. c:\l2h\tool\l2h.batを

  c:\usr\local\latex2html\bin\latex2html -transparent -white %1 %2 %3 %4 %5 %6 |ack32 -s 2>&1|ack32 -s

と改変。

3. c:\usr\local\latex2html\l2hconfi.pmの

  $LATEX_COLOR = "\\pagecolor[gray]{.7}";

をコメントにし,

  $LATEX_COLOR = "\\pagecolor[white]{1.0}";

と改変。もし2の-white指定が利いていないようなら(そーゆーこともあった)

  #$WHITE_BACKGROUND = 0;

をコメントにし

  $WHITE_BACKGROUND = 1;

としておく。
 また,こちらの情報によれば,dvipsによる画像変換の際によれば-Ppdfオプションがあると数式の下に下線が残ることがあるようなので,

  $DVIPSOPT = ' -Ppdf -E';

  $DVIPSOPT = ' -E';

だけで良い。

4. ・・・とこれだけのことをやっても,txfonts, pxfonts使用時には数式の下に下線部が残ってしまう。良い対処方法ご存知の方,教えて下さい。仕方がないので,HTML変換時のみ,\usepackage{?xfonts}は外すことにする。

 メモったので寝ます。

Posted by tkouya at 11:46 PM

January 25, 2006

1/25(水) 掛川・?

 ふ~・・・火曜日に一本目の予稿を上げて関係各所に送付し,本日はようやっと2本目の原稿に一応の目処が付いた。明日の夕方から夜にかけて最終チェックを行って投稿する予定である。・・・ああシンド。この上来週中にはもう一本,reject原稿を再訂正する仕事が残っている。それが終わったら・・・ああ,もう先の心配するの止め。ただでさえ,最近胃の調子が悪い上,この冬三度目の風邪にかかってしまっているのだ(咳だけで済んでるけど)。これ以上,心配事を増やすこたぁないわな。心配しようがしまいが,仕事は降ってくるのである。先のことは分からない~,ケセラセラー,なるようになるさー。

 それにしてもこう仕事詰めだと,無性に読書がしたくなる。勿論,合間にはさっと読める漫画なんぞを眺めているのだが,頭に入ってこないのよ~。ぷちめれ書くほど感想が湧き出てこないのよ~。このまま一生仕事尽くめで終えるのも一つの生き方であるが,どーせ体力が尽きて,来週末辺りにはガンガン書きまくっているのではないかな~・・・と思うのだが,さてどーなるやら。先のことは分からない~,ケセラセラー,なるよーになるさー(癖になりそう)。

 あ,天外伺朗さんのJobs本の書評が(朝日新聞)。いやぁ,NeXT,NEWS,何もかも懐かしい,と同時に妬ましかった,当時はね。触りたくても触れず,初めてWSに触れたのはMaster2年のときだったなぁ。SUNがまだSolaris 1の頃だった。Macintoshも高くて,PC-9801に噛り付いていたなぁ。その後,怒涛のようなDOS/Vブームがあって,いつの間にやら目の前のマシンはGFLOPS,オマケに並列計算機兼用,Dual-coreの64bit。Jobsは剥げてデブ化し,MacはIntel Inside,オマケに純然たるUNIXマシン。時の過ぎ行くのは早いわなぁ。・・・昔を懐かしむためにも読んでみるかな,これ。

 毎日ちょっとづつ進展する4コマ漫画は貴重である。ブタフィーヌさんは,近頃お気に入りの作品なのだが,先の展開が全く読めない。自虐の詩再来となるのか,それともこのままほのぼので収束するのか。先のことは分からない~,ケセラセラー,なるよーになるさー(癖になった)。

 ああ,定期試験の採点をしないとな~。そーいや,採点せずにいい加減な点数を通知したという教師の記事があったな(読売新聞)。気持ちは痛いほど分かるが,そのうちバレるようなことをしでかす辺り,あんまし賢くないんだろうなぁ。ワシも馬鹿だが,上には上がいるものである。精進せねば(何を?)。

 おお,まいふぇいばりっとPCブランドであるLet'sNoteの春モデルが発表になったか(PC Watch)。うーむ,バッテリ駆動時間と熱処理にこだわると,Core Duoはまだ辛いのかなぁ。夏モデル辺りで,ぼちぼち出してくれないかなぁ。そしたら人柱さんのご報告を熟読した上で,ワシが来年の夏辺りに購入するのだが。・・・っておまいわこの上,まだマシンを買うのか。目指せ,ぬかるみの女

 さて,これからS岡大学(named by みゃー先生)用の資料を作ることにしますか。何とか2月3月は中断しているテキスト改定作業(これこれね)に手をつけたいものである。そーいや,中身ゼロにもかかわらずミョーにアクセスの多いGSLのページもちょっとオマケつけなきゃねぇ。つーかさ,みんな,少しは英語読めって。

 適当に仕事して風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 07:20 PM

January 20, 2006

1/20(金) 掛川->浜松->掛川・曇

 どんよりした寒空の下,中年男は今日も働くのであった。非常勤も残り2回。来年もやってくれと既に依頼されているので,またぞろテキストを改定しなければならない。当初の予定では2月3月とそれに当てるつもりであったが,とてもそんな暇はない。「質も量も」なんて宣言しなきゃ良かった,「まったりしやわせ」あたりが無難であったろう。まあしかし,働けるうちに働いておかなきゃねぇ。こーゆーご時世だしさ。

 ホリエモン騒動,最終的には逮捕まで行くのかなぁ・・・と思うが,それにしてもバッシングがすごいね。ワシなんかは割と期待していただけにガッカリ,というのが正直な今の感想だが,「可愛さ余って憎さ百倍」な人も多いのではないか。と考えれば,この一記事に対するコメント数が3000を超えるなんてのも頷ける。
 「信頼感と裏切られ感は表裏一体」ってのは,小林よしりんの言葉だっけかなぁ,確か。信頼度の差はあれ,裏切られたと感じているワシも含めた馬鹿どもは,まずは検察の動きを注視するしかないだろう。全てはこれから,である。・・・てな意見も3000件の中にあるんだろうな。読む気ないけど。

 とりあえず一本分はなんとか終了。暫く寝かせて月曜日に投函予定。しかし,PDFをメールで送って,著作権委譲書と一緒にprintoutを送るってのは二度手間もいいところ。何とかならんのか。
 明日はもう一本分にかかりきりにならねば。定期試験問題も作らないといかんし,もう自転車操業もいいところである。そのうちホリエモンのように破綻するのであろう。

 あ,そうか,それでワシはホリエモンに,一刻も早い「破綻」を期待していたのか。納得。破綻したくないので,来週土曜は東京へ逃避することに決定。

 まったりして寝ます。

Posted by tkouya at 08:58 PM

January 19, 2006

1/19(木) 掛川・?

 ひたすら慌しい一日。ホリエモンなんかこの際どうでもいい。来週木曜までに2本文章を書き,その次には例のreject論文の書き直し作業が待っている。そん次には・・・あああ,粗製濫造もいいところである。

 あ,Windows XP x64用のPIXUS MPシリーズドライバが予定通り追加されたようである。よきかな。最来週には買ってこよっと。それ引き換え,LaserShot用のドライバは出る気配さえない。もう見放したか?

 この際だからと,あれこれ検索してみる。おお,こんなサイトがあったのか。おお,使いたくて歯噛みしていたPowerToyのCommandHereもどきが! おお,IntelliPointの英語版はリリースされていたのか! ここの情報は知っていたが,うちにあるのはAcrobat Elements・・・Distillerは入ってないよねぇ・・・と探してみたらあったよあった。デスクトップにショートカットを作ってPSファイルをD&DしてみたらチャンとPDFファイルが生成されてやんの。一気に元の32bit環境に近づきつつある我が64bit環境,こうでなくっちゃ。
 これで残るはWMF2EPSさえまともに動作すればねぇ・・・。隔靴痛痒感はまだ続くのであった。Vistaが出たら早々に乗り換えるべきかしらん?

 疲れたので寝ます。

Posted by tkouya at 09:44 PM

January 17, 2006

1/17(火) 掛川・?

 曇っていたような気がするが,はてどーだったかしらん? 先週までの寒さが嘘のように,温い空気が辺りを覆っている今日この頃,皆様いかがお過ごしでしょうか?(誰に言っているのか)

 どたばたと忙しい日々を過ごしているうちに,加藤芳郎が死ぬわ,阪神淡路大震災11周年を迎えるわ,ヒューザーの馬鹿社長は証人喚問されてもロクに喋らないわ,宮崎勤の死刑が確定するわ,ホリエモンが強制捜査を受けるわ,めまぐるしく世間は動いてしまっているのである。・・・しかし,宮崎事件から16年かぁ。長いよなぁ。もうちっと早く判決出せんかったんかい。

 これからやるべきことを書き出し始めたらえらい事になってしまった模様。同年輩の連中と比較したら,ワシなんかはまだ暇な方だが,それでも非力なワシには重荷。今年は量をちょっと下げて質を確保・・・の予定だったのが,量は相変わらずになるかも。粗製濫造止まず,かな?

 あー,今週は恐怖のセンター入試がある。無事に過ごせますよーに。

 これからの予定にクラクラしたので寝ます。

Posted by tkouya at 10:53 PM

January 13, 2006

1/13(金) 掛川->浜松->掛川・曇

 今年初の講義。久々なので感覚が狂ってしまい,前半の講義時間を見誤る。説明もヘロヘロ(いつもか?)。体力も続かず,ぐったり疲れて帰宅する。元気の元は,学生さんの優秀なレポートである。いやぁ,結構面倒な課題かと思っていたが,難なくこなしている学生さんは多い。ちょっと悔しい。

 へー,ミジンコDVDがもう2枚も売れたか。いや,自然科学に親しむには良い代物だとは思うが,内容が地味なだけに(説明多寡ではない,と念押ししてあるし),ちょっと驚き。ま,間違ってもベストセラーにはならんだろうから,在庫切れも近いであろう。欲しい人は今のうちに買っておくべし(営業営業)。

 LAPACKの資料,今回ベンチマークを行うにあたり,久々に調べなおしてみたが,著名なライブラリの割にはずいぶんと少ない,とゆーか,増えていない。大体,Googleったらワシの資料が上位に来るぐらいだからな。Typoとか直してない奴だし。
 ワシが欲しているのは,もっと網羅的,かつ,HPC的な技術解説がしっかりしている奴。勿論,開発元が公開しているマニュアルが一番なのは当たり前であるが,もうちっと使いやすいものがあってもいいやなぁ。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 08:29 PM

January 11, 2006

1/11(水) 掛川・?

 久々に天気を忘れるほどベンチマークテストのデータ整理に没頭。一日潰して何とかA4用紙8ページに詰め込む。さて,これから文章を2週間かけて練らなきゃ。何せ,自分が何をしたいのか良く分かっていないのだ(ぉい)。

 やってみると面白いモンで,いくつか発見がある。Pentium DにもAthlon64 X2よかベンチ結果が優れている所があるのだ。
 一つはIEEE754倍精度計算。普通にdouble型を使ってプログラミングしたんじゃ分からんが(そうするとPentium 4にすら負ける),ぎちぎちにTuneしたATLASなら,なんとPentium Dが一番性能が良かった(ワシが使った範囲内での話)。こんな感じ↓。

dgemm_atlas3711.JPG

ちなみにFLOPS値はATLASページのTimingsデータよか1/2以下のものになっているのでご注意を。

 もう一つは,Gigabit Ethernetの性能・・・というより,ドライバが安定して動作する,ということ。さすがは天下のIntel,足腰が強いやね。

netpipe_gbe_pd.JPG

 それに対して,nVidia nForce4のドライバは安定していないようである。

netpipe_gbe_amd64.JPG

・・・最高性能こそいいのだが,これだけ通信が安定しないと,ユーザとしては一抹の不安を感じざるを得ない。なんとかしてくれぇ。Athlon64 X2マシンに40万も自腹切ったんだからさぁ。
 あ,どっちもFedora Core 4 x86_64での結果です,念の為。

 お,とうとうIntel Mac(NoteiMac)が出たか(PC Watch)。Core Duoマシンかぁ。出先で並列計算できるとは嬉しいねぇ(それしか頭にないのか)。Officeがネイティブで走るUNIX環境というのは強い・・・と思ってたんだが,OpenOffice 2が思いのほかいい出来だからなぁ。今更Macという気がせんでもない。

 ぼちぼちやってから寝ます。

Posted by tkouya at 08:31 PM

January 09, 2006

1/9(月・祝) 掛川->東京->掛川・晴後小雨

 午前中はベンチマークテストの結果をいそいそと整理するも終わらず,データを全部修理上がりたてのLet's Note R3にぶっこみ,それを抱えて11:40発のこだまに乗り込む。品川到着までにある程度進むが完成せず,帰りの浜松行き最終新幹線の中で一応の完成を見る。こんなタイトに仕事するのは久しぶりである。

 本日は毎回恒例(高齢?)の日本酒飲み会。久々に池袋で飲んだためか,飲み会の最中にコップをひっくり返して割ってしまう。人生初の迷惑な酔っ払いと成り果てる。といってもビール一杯飲んだだけだが。おかげで帰りの新幹線に乗る頃にはすっかり醒めて,仕事に勤しめた訳である。

 飲み会の前に少し時間があったので明治神宮へ。JR原宿駅から結構な人ごみである。ちょうど成人式帰りの振袖さんたちもちらほら散見される。華やかでよし。

meiji_shine060109.jpg

 本年2回目の初詣(?)である。帰り際におみくじを引くも,ここのやつには吉も凶もなく,説教くさい短歌のみが記されている。ワシのは

   たらちねの 親につかへて まめなるが
   ひとのまことの 始なりけり (明治天皇御製)

であった。一人実家から離れて暮らしているワシに対する嫌味であろうか。

 帰りは境内を突っ切って,小田急線参宮橋駅から新宿へ。紀伊国屋新宿本店をうろつくも,正月明け早々ということもあってか新刊殆どなし。えみこ山の新刊一冊のみ奪取して飲み会会場へ向かったのであった。

 さて,明日もいそいそとデータ整理に勤しむ予定。明後日には今度こそ目処をつけねば。

 目処をつけるために寝ます。

Posted by tkouya at 11:37 PM

January 07, 2006

1/7(土) 掛川・快晴

 昨日とはうって変わってピーカン晴れ。午前9時頃にはストーブいらずの室内気温となる。原油高の昨今,ありがたいことである。大雪に見舞われている日本海側の方々には深くご同情申し上げる。

 Amazon経由で本年初の売り上げがある。奥村先生のアルゴリズム本。\77の紹介料が入る。
 昨年一年ではワシに紹介料が入ったDVD・CD・書籍はそれぞれ1枚・4枚・42冊あった。合計\60757の売り上げで,ワシはそのうち\1826を紹介料として貰った。うーむ,ワシの嗜好には営業能力がないことがはっきりしたな。月割りすると,DVD-R一枚分ぐらいの実入りであって,これが本業なら一月で夜逃げしているであろう。ちなみに,2004年の売り上げは¥78031,2003年は¥31074,2002年は¥18948となっている。さて今年はいくらになるかな?

 では行ってきます。
 だだいま。

 ATLASベンチ,Fedora Core 4のRPMは3.6.0ベースで,IntelのEM64Tへの対応が不完全なようで(アセンブラルーチンはAMD64のみ対応らしい),RPMでもSRC.RPMからやり直しても結局Illigal Instruction エラーで動作せず。次元数が小さいと問題なく計算できるところが不思議。
 結局,現時点での最新版3.7.11をソースからコンパイルしてやり直し(泣)。こりゃ今日中には終わんないや。明日中にデータが取れれば御の字ってところである。
 Redhatが手放したのも分かるよな。こんだけCPUも含めたPCパーツのアーキテクチャが多様化してくると,サポートなんてそう簡単にできやしない。Fedora のような実験環境で人柱さんたちに試してもらって,安定していることが確認できたところだけ頂く,というは賢い戦略である。
 ということで,安定した環境が欲しい人は別のdistributionを使いませう。でないと,yum updateだけで一日潰れたりするんだから(泣)。

 ATLASのコンパイルができたところで寝ます。

Posted by tkouya at 08:50 PM

January 06, 2006

1/6(金) 掛川・曇

 全く太陽が姿を見せず,一日中気温が上がらず。仕事始めとしてはちょっと威勢がよろしくない。

 さあ心機一転ガンバローとPCの電源を入れたら途端にWindows Updateを要求される。昨年末に騒がれたWMFの脆弱性を修正するパッチらしいが,出鼻をくじかれるよな。仕方のないことであるが。

 Windows XP x64を使い始めてから気が付いた不具合を列挙してみる。

(1) Media Playerに「ブツブツ」という異音が定期的に入る。
(2) CDから音楽を取り込むと時たま失敗する(音の入っていないファイルになる)。
(3) Teraterm Pro (TTSSH)で接続していると,一定時間後に接続が勝手に落ちる。
(4) Firefox, IEどちらにおいても,オレオレ認証を使ったSSLで接続してこのblogを書いていると,エントリーの更新時に必ず一旦SSL通信が切れる。
(5) サイトよっては,IEを使っていても"IEを使って下さい"という警告が出る。ちなみにUser-Agent文字列は
IE 32bit版 --- Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.2; WOW64; SV1; .NET CLR 2.0.50727)
IE 64bit版 --- Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.2; Win64; x64; SV1; .NET CLR 2.0.50727)
Firefox --- Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.2; ja; rv:1.8) Gecko/20051111 Firefox/1.5
である。NT 5.2なんだな,XP x64って。
(6) ドライバ類が圧倒的に少ない。プリンタが直結できないので不自由この上ない。

 結局,Windows Vistaが出るまで我慢するしかないのかなぁ。ろくにサポートする気がないなら出すなよな>M$ まあ飛びつくワシが愚かといえばそれまでだが。
 そーいやVisual Studio 2005,インストールして,NetPIPEがコンパイルできることは確認したが,それっきりになっている。遊んでいる暇がないのが悲しい。

 あ,そうそう。blogに書くのを忘れていたが,ワシの愛機Let's Note R3が年末に故障してbootしなくなったので,購入元のヨドバシの保障で直そうと宅急便で送ったら,なんと無料(送料のみこちら持ち)で戻ってきたのであった。異音がしていたのでCPUファンの故障による熱暴走だと思っていたのが,内臓HDD(40GB)がすっ飛んだためと判明,無償で松下が直してくれたらしい。松下万歳!
 で,今のところ我が家で唯一LBP-1210と接続できるマシンとして,年賀状の返信を一生懸命印刷してくれたのであった。いやぁ,これがなかったら今頃は返信すらしない冷酷な奴というレッテルを貼られていたことであろう。もう一度,松下万歳!

 ということで,イソイソと仕事モードに戻ります。久々にMuPADでプログラミングしようとすると勘が鈍っていてイカン。

Posted by tkouya at 07:15 PM

January 01, 2006

1/1(日) 掛川・曇後晴

 ワシのblogも4年目に入るのであるな。よく続いているなぁ。やっぱり人間が出来ていないせいだろう。何はともあれご挨拶。

明けましておめでとうございます。
今年もうだうだ書き続けます(気が向いた時に)

 2006年はAtlasによる行列積ベンチマークをしていたら明けてしまった。しかもまだ続いていたりする。やっぱりtuneされたルーチンは速いなぁ。単純ループの100倍も違うんだもんなぁ。明日には文書にまとめる作業に入り,8日に第一稿を上げる予定。まだまだ勉強である。全てが済んだら予告通りtutorialの方も手を付けたいが・・・3月下旬かなぁ。

 近場の小さい祠に初詣。掛川に定住してから7年になるが,きちんと正月にここを参拝したのは初めて。

shrine.JPG

 誰もいねぇだろうと思っていたら,ワシの前にも後にも参拝する人・家族がいた。近場で済ませる人も多いのね。帰り道でも他のお稲荷さんにお参りした人がぞろそろ歩いていた。

 年賀状に返事を書く。こちらからは一切書かず返信のみ,というシステムにしてから年賀葉書は十数枚程度で済むようになった。そのうちゼロになるかと思っていたが,まだ義理堅い人達が残っていて,正月唯一の義務労働となっている。
 葉書を投函すべく掛川郵便局へ出かけ,その足でマクドナルドへ立ち寄り昼飯を買う。昨日張り切って雑煮汁と筑前煮を作った時に味見をしすぎ,既に飽きてしまったのである。ワシと同じような人も結構いて,マックの隣のファミレスも満員だった。毎年のことだが,日本の正月はどこへ行くのか(嘆く資格があるのか?)。

 ベンチマークをしつつ,ぼちぼち元旦を過ごします。

Posted by tkouya at 12:22 PM

December 31, 2005

12/31(土) 掛川・晴時々曇

 天候悪化と伝えらえられていたのが,ちょっとマシになったようである。雲が空の50%程度を覆っているが,水分が振り出す気配は今のところない。

 昨日このblogを書き付けてからメールチェックしたら,論文不採択のお知らせあり。新規性が薄いのでレターとして再投稿せよ,というエディタの判断が付記されていた。まー,昔のようにけんもほろろという査読結果はなくなったが,通らなけりゃ意味がない。えらそーに学者論などぶった報いであろうか。
 共著だし,通りそうな見通しはあるわけなので,2月上旬には再投稿する予定。このほかにもう一本,アイディアは良いけど誤差解析がなおざり,という理由でrejectされた論文がたな晒しになっている。これも来年早々には何とかせにゃ。
 今年の誓いは「質より量」であったが,これは9講演したことでまあなんとか達成できた。来年は講演数を少し減らして5講演程度とし,少しは査読論文を書くことにしたい。ということで誓いとしては

質も量も!

としておこう・・・どっちも達成できなくて玉砕したりして。しかし,年も年だし,この辺りで気合を入れて「中身」の充実を図っていかないと,定年まで楽しく研究生活を送ることができなくなってしまう。自己満足だけならどーとでもできるが,それじゃぁねぇ,publishしてこその学者でしょうが。
 よーし,頑張るぞ~。

 今年は初めて筑前煮に挑んだが見事に失敗。煮物は濃い目の味付けにしないとダメなんだなぁ・・・糖尿患者のオカズみたいになってしまった。そば汁兼雑煮汁は無事成功。これは薄味でいいしな。
 もうちっと日本人のふるさと「煮物」に精進しないといかんな。来年は

煮物も!

頑張ろう。うん。

今年は色々とお世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。

 ぼちぼち仕事してから風呂入って,ほぼ日の除夜の鐘を聞きながら寝ます。

Posted by tkouya at 12:33 PM

December 30, 2005

12/30(金) 掛川・晴

 昨日に引き続き快晴だが,午後からは雲が出るらしい。昨日の水炊きの残り汁で雑炊を作ってかきこみ,今年最後の燃えるごみを出し,半年分の漫画雑誌を紐でくくり,残りの洗濯と布団干しを同時にこなす。一息ついてこれを書いているという次第。
 後は仕事部屋の片付けと全体の掃除機がけ,余裕があれば拭き掃除もしたいが体力が残っているかな?

 韓国のES細胞研究(Yahoo! Japan News),完全な捏造らしいという。今年はどの分野からも論文・業績の偽造・虚偽報告のニュースが満遍なく聞こえてくる。実際,研究に主軸を置いている大学・研究所における業績評価のプレッシャーはかなり強いらしいと聞くから,誘惑に抗し切れないヤワな神経の持ち主は耐え切れずに罪を犯してしまうのであろう。
 このような風潮に対して批判的な向きも多いが,概して学者さんからの批判には首をかしげるものが少なくない。その大部分が,「昔は良かった,昔に帰れ」的なもので,ようは論文の本数や被引用数による締め付けを緩くしろ,というようなものであるが,それはどーかなぁと首を傾げてしまう。分野によって論文の本数には雲泥の差があるのは確かだから,その辺りは勘案されてしかるべきだが,十数年に渡って査読論文ゼロとか,研究発表も数年に一度とか,Fermatの定理の証明並みの大プロジェクト準備のためとか,健康上の理由とかでもない限り,明らかなサボりと見られても仕方のない状況にある輩を見逃すようなことになってはマズいだろう。また,高評価の論文を5年に一本書く学者と,低評価だが1年に一本論文を書く学者とは,学者としての評価は前者の方が高いであろうが,組織内における出世においては後者が早いということがあっても,それは不合理なことではない。
 結局,質と量を乗じた「面積」による評価でしか,今のところ多数が納得する結論は得られないということである。これにもし合理的な教育に対する評価が加われば,「体積」評価ということも可能であろう。しかし,そのような評価によって,結果平等というものが得られるかどうかということについては,かなり怪しいといわざるを得ない。むしろ相当な格差が付くであろう。しかしながら,それをもってして「質や量」の評価を下げろ,と主張するのはどう見ても合理的とは思えない。
 中島らもはワシも好きな作家だが,そのエッセイの中で「人生の晩年に老人ホームで人気者になる」という「幸せ」を提示していた。そう,人間としては合理的な業績評価とは別の物差しがあって,そーゆー幸せを求めることによって豊かな人生を送ることができるのである。
 だが,専門家として,教育者として,組織内労働者としての学者という職を選択した以上,人間的な「幸せ」追求だけに偏ってしまっては,不適格の烙印を押されても仕方あるまい。そーゆー幸せは「保険」なのであって,学者としての時間ではなく,余暇に家族や友人と育むものであって,勤務時間中に掛け金を支払うものではない。
 業績を偽造しちゃう方々ってのは,学者としての本来業務を軽視し,単なる書類上の項目を増やすことによって,豊かな老後を得るための資金稼ぎに執念を燃やしすぎたんじゃないのか,という気がする。それは人間としての幸せ追求の一種であろうが,明らかに学者としては失格である。
 大体,学者なんてのは西部邁が言うように,村はずれの丘の上に一人住む変人なんだから,人間らしい豊かな老後なんて望む方がおかしい。そんなに人生楽しく送りたいんだったらさ,辞めなさいよ学者なんて,と言っておく。大体,そんな変人生活でも送りたいという馬鹿は引きもきらないんだからさ,アンタの代わりはいくらでもいるのである。

 ぜえはぁ・・・掃除終了。拭き掃除は著しく汚いところだけをゾリゾリそぎ落とすように拭いて終了。いやぁ,床に這いつくばって濡れ雑巾を前後左右に擦る運動というものは本当に疲れる。昔の日本家屋は部屋から廊下から全てこのような重労働によって維持されていたのだなぁ。昔の女中さんは偉かった。してみれば,西洋のメイドさんなどというのは殆どが立ち仕事で済むのであるから,楽なものである。
 ああそうか,ワシがメイド喫茶に並ぶ野郎どもに寒気がするのは,日本の女中さんがないがしろにされていることへの,深層心理における憤りであったのか。それに加えて,重労働に黙って耐えていた女中さんに対する敬意の念が欠けていることに対する,愛国心の表われであったのだ。
 ということで女中さん喫茶を希望(違)。

Posted by tkouya at 10:12 AM

December 29, 2005

12/29(木) 掛川・晴

 快晴だが風は全くない,冬には珍しい穏やかな天気。この時とばかりに布団を干す。明日も快晴のようなら,もう一組の布団も干さなきゃ。

 昨日は寝室の床を埋め尽くした本だの雑誌だのをまとめただけで疲れ果て,その後はずっとおうちクラスタ構築に費やす。Fedora Coreになってから数値計算ライブラリやMPI関連のソフトウェアの充実がすごい。LAMLapackScalapackatlasまで全部"yum install ほにゃらら"でインストールできてしまう。ワシのBNCpackもLAMで問題なく動作することを確認し,ベンチマークのための下準備を行う。・・・うーむ,やっぱりAMDは良いな,但しCPUだけだが。GbEは,最高性能こそIntel 955Xに匹敵するものの,通信が安定しない。実際,GbEだけでなく,nForce4の他の機能でも問題が多いようだ。この辺りに企業体力の違いが現れている。次のDual Core CPUのリリースではIntelがAMDを凌駕するかもしれないな。
 LAMは使い勝手が優れているんだなぁと感心。学生さん向けにはこれを使ったほうがいいかな?

 今日はお掃除の神様が少しだけ手助けをして下さったようで,台所の上だけは午前中に終了した。これから溜まりに溜まった本の収納場所を作るべく,カラーボックスを買いに行く予定。んでは。

 ただいま。予定通りカラーボックスを3つ買い込み,ギチギチだった既存の書棚に空間を確保する。お掃除はごみの取りまとめと風呂掃除を行って本日分を終了。明日は洗濯と掃除機がけ,不燃粗大ごみの取りまとめの予定。これで掃除は全て終了となる予定であるが,はてさて。

 一年ぶりにカセットコンロを持ち出して,ささやかな水炊き。薄味だが,これが一番うまい。ゼミの忘年会ではチゲ鍋が出て,思いの外うまかった。が,家でやるとなると躊躇してしまう。後始末が面倒だし。で,いつもの水炊きになってしまうのである。正月明けまでにあと2回はやっておきたいな。どーせこの時期しかできないんだし。

 風呂入って,ぷちめれ書いてから寝ます。

Posted by tkouya at 06:15 PM

December 28, 2005

12/28(水) 掛川・快晴

 朝方寒く,太陽が昇ってくると室内や車内は一気に初夏の陽気となる。何とかならんかこの気温差。

 今年の正月こそ筑前煮(実家では「うま煮」と称しているもの)を食すべく,まずは出しの取り方から学びなおすことにする。ふむふむ,昆布は水の状態から入れて沸騰する直前に取り出す,と。削り節は昆布と交代でさっとぶっこんですぐに取り出す,か。早速予習を兼ねてやってみる。おお,なかなか上品な味わい。では今日の昼飯はかけ蕎麦にしようと,取ったばかりのだし汁を使って蕎麦汁を作る。しょうゆとみりんと日本酒を同量,薄味に仕上げてみる。・・・まあ上品な味にはなったな。これに砂糖をちょっと加えると,いつも使用している桃屋のたれになるのだが,甘くない方が好みなのでこれで蕎麦汁完成とする。残った蕎麦汁で大根を炊く。風呂吹き大根というにはちょっと色がつきすぎかな。ま,うまそうだからいいか。

 買ったまま積んであったDVDを消火する作業にかかる。・・・ううむ,なかなか味わい深いものもあるな。今週のレビューで全部紹介しちまおう。

 今日は料理と掃除三昧と行くことにしよう。それが終わったら温泉に行ってゆっくりする予定。では。

Posted by tkouya at 12:00 PM

December 27, 2005

12/27(火) 掛川->浜松->掛川・晴

 ピーカン晴れ。日本海側の大雪がいかに凄いかという証でもある。とうとう特急列車まで脱線する始末。札幌の実家を出て以来,日本海側にいたのは6年だけだが,もう雪のある生活はしたくない。年中夏タイヤを履きっぱなしで良い生活は人間を自堕落にさせるのである。

 午前中は学科会議。久々に演説をしてしまい,満場のため息を誘う。次年度は臨時に(ホントか?)統計解析を担当することが決定。3年生相手なので,Excel操作は・・・大丈夫だろうなぁ? 無事12時には終了するが,今日は有給休暇を取っていたのを急遽出席したのである。ワシの休みを返せぇ戻せぇ~。
 午後からは久々に浜松までドライブ。浜松市野のJUSCOで昼飯を食い,買い逃していたShakatakを買う。ついでに付近のカーマと接客日本一を未だに目指しているらしいPCショップにて,目覚まし時計と安物GbE Switchを買う。帰りはまだ残っているハイウェイカードを消費すべく,磐田I.C.から東名を使って帰宅。まだ千円近く残っているな。今度は静岡市方面に出撃してみるか。

 帰宅後,睡魔に襲われてこれも久々の昼寝をし,目が覚めたら午後7時。買ってきたばかりのShakatakをかけつつ,つらつらとこのblogを書いているという次第。

 ぼちぼち寝ます。あ,風呂入ってからね。

Posted by tkouya at 08:11 PM

December 24, 2005

12/24(土) 掛川・快晴強風

 半死半生ロードによる疲労の回復のための休暇から戻る。平日に都会をブラブラしていると後ろめたい気分になるもので,肉体的な疲労は回復できても,ストレス解消には繋がらず。ヤケクソ気味に,大手書店をはしごして福沢さん3名行方知れずとなる。特に筑摩書房にはずいぶん貢いだな。ディラックヒルベルト佐々木力だもんなぁ,こりゃ買わざるを得まいて。もちろん,唐沢なをきみなもと太郎西島大介吉村昭土屋賢二江口寿史といった面子も購入。これでも抑えたほうで,正月を過ごすための最低限の食費は残したつもりである。出家日記をあちこちで見かけるようになったのはめでたい。萌えビジネスに浮かれている面子に冷や水を浴びせる良書であるから,もっと売れてほしいぞ。

 おうちクラスタ,OSのセッティングは大体終了。しかしWindows XP x64については不満だらけ。なんだよこのIE 32bitってのは。しかもこれじゃないとWindows Updateが保障できないときた。大体,Intellimouseのドライバも対応してないってのはどーゆーわけだ? マニュアル冊子もないCD 1だけの手抜きパッケージといい,M$には売る気がないとみた。この分じゃぁ,Vistaの出足は相当鈍そうだな。
 それ以外はまあ何とかなりそうである。プリンタについてはFedora CoreのCUPSドライバでも駄目らしいので諦める。1月末にはインクジェットのドライバも揃いそうなので,ま,それ待ちだな。
 このblogもWindows XP x64にFirefox 1.5をインストールして書いてます。やっぱり慣れている環境が一番。

 おっと地震だ,地震だ爺さん(古)。東海地震が来るなら,せめておうちクラスタでベンチマークしてからにしておくれよ>神様

 最後の講義準備のため,さてもうひと頑張りますか。

Posted by tkouya at 11:28 AM

December 21, 2005

12/21(水) 掛川->東京・晴

 あのね、ぺんてぃあむでぃ820ってゆうCPUをかったんだよ。64びっとで″でゅあるこあ"だってゆうからね、おじさんよろこんでかったよ。だっておじさんびんぼうだから、でもおおっきなけいさんをしたいのに、ぺんでぃあむ4ってゆう、まがいものの"はいぱーすれっでぃんぐ"ってゆうぎじゅつしかつかえなかったんだ。だからね、いんてるはいっているっていうかいしゃが、えーえむでぃーっていうかいしゃにどつかれて、あわててだしたってゆうけど、きっとそれなりによくなっているにちがいないとはおもったんだよ。
 おじさん、あさはかだったよ。みてよこのけっか↓。

mpfr-bench_vs_opteron.jpg

 おなじ、えーえむでぃーってかいしゃの、おぷてろんってゆぅ、ぶるじょあじーにしか買えないCPUとのひかくせいのうをだしたものだよ。おじさん、ぼーなすもちょきんもはたいて買った、あすろんろくよんえっくす2の方は、おぷてろんとおんなじぐらいか、もっとせいのうがよかったりするのに、ぺんてぃあむでぃのほうは、ひどいよ、おんなじ64びっとのFedora Core4ではかったとはおもえないぐらい、せいのうがでてないんだよ。はんぶんだよ、はんぶん。

 ・・・という西原じこみの書き方は,かな漢字変換の性能に依存しない点は優れているが,段々書いているこっち側が幼児化してくるのでこの辺りで止めておく。しかしまぁ,Athlon64X2ってのはすごいなぁ。いやまだ1プロセスでの性能比較だけなんだが,こんだけOpteronに肉薄,とゆーか,追い越してしまっているとなると,1 CPU構成のOpteron WSってのは存在意義が疑われてくるよな。
 あんまし驚いちゃったので,申し込むつもりのなかったHOKKE2006に申し込んじゃったよ。まあ,そーゆー場で喋ってみてみなさんの反応を聞きたいってのもあるし。多分,フツーの大学だと卒論レベルであれこれ試しているんだろうし。・・・ああ,また仕事を増やしてどーすんだよ>ワシ

 今日は夕方から東京。明日からのんびりさせてもらう予定。でも仕事は持っていくけど。藤田香織かお前は。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 07:08 AM

December 20, 2005

12/20(火) 掛川・?

 おお,自宅クラスタのセッティングをしているうちに日を越してしまった。とりあえず,届いたばかりのメモリをぶっこんで4GBにする。快適快適・・・とはいかない。BIOSの設定を変えないと4GBにしたばっかりに,トラブルの種が増えてしまうらしい。あーめんどくさ。まあ暫くは試行錯誤が続くのであるな。
 Windows XP x64 Editionもついでにインストールしてみる。これはあっさりとできたのだが・・・ガーン,LBP-1210用のドライバがないぃ~(号泣)。Canonさーん,そりゃないよぅ~。何か?X64 Edition使いたければプリンタも買い換えろと? この期に及んで,もうそんな金ないよぅ~。うーん,こりゃ打開策を考えないと・・・。
 あ,この記事はまだactivationしてないx86 Editionから書いてまーす。別段,何も変わりないわな。IEが32bit版と64bit版両方あるのが不気味だが。

 試行錯誤して疲れたので寝ます。

Posted by tkouya at 12:12 AM

December 18, 2005

12/18(日) 掛川・快晴

 日本海側は相変わらずの大雪らしい。こちらはそのおかげで快晴。冬の日本は裏日本が盾になってくれているおかげで,経済活動が成り立っているようなもんである。裏日本に感謝。住んでいるときには「感謝よりも金寄越せ!」と思っていたものだが。人間,勝手なものである。

 このblogはテストも兼ねて,インストールしたばかりのFedora Core 4から書いている。Canna(だよな?)の設定がよくわからんので句読点の変更ができず,ちょっとイライラしている。かな漢字変換の馬鹿さ加減はM$ IMEと同程度なので我慢できない程ではない。改めてATOKの偉大さを思う。それ以外は今の所はまあまあ。もうちっとジジイになったらWindowsから乗り換えようかな。M$の偉大さに感心はすれど,守銭奴ぶりにはほとほと辟易させられるしな。
 あ,一応,証明をば。

[tkouya@xxxxx ~]$ uname -a
Linux xxxxx 2.6.11-1.1369_FC4smp #1 SMP Thu Jun 2 23:16:33 EDT 2005 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
[tkouya@xxxxx ~]$ cat /proc/cpuinfo
processor : 0
vendor_id : AuthenticAMD
cpu family : 15
model : 43
model name : AMD Athlon(tm) 64 X2 Dual Core Processor 3800+
stepping : 1
cpu MHz : 2010.308
cache size : 512 KB
physical id : 0
siblings : 2
core id : 0
cpu cores : 2
fpu : yes
fpu_exception : yes
cpuid level : 1
wp : yes
flags : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush mmx fxsr sse sse2 ht syscall nx mmxext fxsr_opt lm 3dnowext 3dnow pni lahf_lm cmp_legacy
bogomips : 3981.31
TLB size : 1024 4K pages
clflush size : 64
cache_alignment : 64
address sizes : 40 bits physical, 48 bits virtual
power management: ts fid vid ttp

processor : 1
vendor_id : AuthenticAMD
cpu family : 15
model : 43
model name : AMD Athlon(tm) 64 X2 Dual Core Processor 3800+
stepping : 1
cpu MHz : 2010.308
cache size : 512 KB
physical id : 0
siblings : 2
core id : 1
cpu cores : 2
fpu : yes
fpu_exception : yes
cpuid level : 1
wp : yes
flags : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush mmx fxsr sse sse2 ht syscall nx mmxext fxsr_opt lm 3dnowext 3dnow pni lahf_lm cmp_legacy
bogomips : 4014.08
TLB size : 1024 4K pages
clflush size : 64
cache_alignment : 64
address sizes : 40 bits physical, 48 bits virtual
power management: ts fid vid ttp

 Cacheサイズがショボイのは御愛敬と言うところか。

 今年はあんまし本が読めなかったなぁ・・・紹介する時間も取れなかったし。来週一週間はどこにも出かける予定もないし,棚ザライ週間と称してがーっとぷちめれをかいちゃおうか。どうせ大掃除の途中で本を読み出すに決まっているのだし。

 ぼちぼち明日の準備のため,出かけます。

Posted by tkouya at 10:20 AM

December 17, 2005

12/17(土) 掛川・寒い

 寒いっ,寒いッ。数年に一度という寒気が南下してきたらしい。明日は久々に静岡でも雪を見るか?

 半死半生ロード,最終章。本日のOpen Campusはまったりゆったり過ごした。それどころではない正月返上になりそうな人もいるが・・・頑張れ。
 ゆったり過ごせたおかげで,情報数学基礎テキスト,年内にやれることはほぼ完了。来週大師匠の所へ持っていく予定。

 おうちクラスタ,半分(1台分)は終了。ATI X300というローコストのファンレスカードにしておいたおかげで,Fedora core 4 x86_64があっさりインストールでき,X windowもばっちり映る。さて,これで残りのメモリが届いたら,もう一台の方にFedora CoreとWindows XPを入れねば。来週末にはおにゅぅな環境に完全移行できそうだな。早くベンチマークがしたいぞ,と。新しい仕事に着手すべく,そろそろゴチャついた机の周りを片付けないとなぁ。

 冷蔵庫の中身が空になり,コメも味噌も尽きたので,The last 福沢さんを抱えていきつけのスーパーへ。ちょうど福沢さんが樋口さんに変わったぐらいで全ての買い物が済んだ。これで来週までの食料は大丈夫であろう。

 疲れが溜まっているのか,朝早起きができなくなってきた。今日も早寝して英気を養おうっと。

 寝ます。

Posted by tkouya at 07:35 PM

December 16, 2005

12/16(金) 掛川->浜松->掛川・晴

 裏日本は大雪。こちらは快晴。典型的な冬の気圧配置。雪がないのは良いことである。でも寒い。

 年内の最後の非常勤講義。先週のドタキャンを詫び,そのしるしにと前代未聞のメンドクササ∞クラスの課題を与える。ワシは何て良い先生なのだろう。キリスト呼ばわりされる日も近いぞきっと。
 講義自体はまあまあ(自己評価)。こんなもんでしょ。

 自宅クラスタ計画,PC切り替え機不具合で頓挫中。どうやらアナログRGB切り替えがうまく動作しないようである。切り替え機を通さず直に挿すと正常に映る。うーん,この期に及んで切り替え機の買い替えが必要なのかぁ。今回みたいなことがあると,いくら安いとは言え,これを買うのは躊躇われる。とは言え,これ並みのものが必要かと言われるとうーん・・・である。高いし。ま,明日値段見て決めようっと。
 いま見直してみたら,乱暴に抜き差ししたせいで,RGBソケットのピンが折れてしまったせいらしい。どうやら切り替え機を伸張する必要はなさそうで,ケーブルのみ新調すれば大丈夫であろう。

 風呂入って寝ます。明日も早いし~。

Posted by tkouya at 08:48 PM

December 14, 2005

12/14(水) 掛川・晴

 今日も寒い。極端なんだよ,季節の移行がよ。もうちっとC^∞-class function並に推移してくんないと,ワシみたいな風邪引きが増えるんだよな。

 朝,車検証+到着待ち部品取り付けのため,再度公式ディーラーにパル子を届け,代車のTidaを駆って職場へ。土曜日のOpen Campusの準備をS君とやっつける。その後,T君の結果報告を待ちながら情報数学テキスト修正作業をイソイソとすすめる。大体終わったところで,T君の結果も出,報告を聞き諒承,明日まとめ文書を見ることに。
 HDD以外のおうちクラスタ部品が届いたので取りに行き,帰宅ついでに自宅へ搬送。部品を運び込んだ後,パル子を取りに行く。これで車検作業全て終了。

 夕飯を食ってから,おうちクラスタ計画発動,ものの1時間ほどで2台とも無事組みあがり,bootすることは確認できた。あとは明日以降のHDD待ち。ついでにメモリも追加注文しておく。やっぱり今時2Gじゃ足りないでしょ。動画編集もしたいしね。

 明日もテキスト修正作業が続く予定。金曜日の準備もしないとな。あー,早く倍賞千恵子とキムタクの声を聞きたいぞ。ミジンコDVDも買ったのに見るヒマがない。来週の湯治が待ち遠しい。早く休みたい~,のんびりしたい~。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:52 PM

December 13, 2005

12/13(火) 名古屋->掛川・雪後曇

 ううううう,さっぶぅぅうううう~。寒いッ。12/3-4の札幌でも遭遇しなかった降雪に,名古屋でお目にかかろうとは。いやぁ,寒い寒い。今日は真面目に最初のセッションから参加したのだが,ぶるぶる震えながら薄いコートで出勤したのであった。

 不幸なことがあった。昨日のこのblogの更新をして一仕事終えた後に,ワシの座右のLet's Note R3の調子が最悪となり,blue screen状態に陥ってしまったのである。もともと筐体内のどこかのFANが異音を発するようになっていたのだが,それがとうとう熱暴走を引き起こしたものと思われる。もうメーカー修理段階と判断したのだが,困ったのは一仕事の結果である。ま,それもようやっと先ほどsafe modeにてサルベージできたので一安心,でこれを書いているという次第である。

 午後からはポスターセッションを真面目にこなす。ワシの低レベルポスターに質問なんか来ねーだろと思い,立ち止まった人全てに説明しまくったのが効を奏したのか,結構真面目にご質問いただいた方が3名ほどになった。ありがたや。最後は合流したMさんやA先生と楽しく駄弁り,PM6時過ぎに会場を出てNさんも交えて本山駅近くのおされな居酒屋で軽く会食。どーもお世話様でした>Mさん,Nさん

 帰りの新幹線は雪の影響で5分遅れ。到着した掛川も寒かった。こっちでも雪が降ったのかしらん?

 ボチボチ寝ます。明日は朝一でまた車検の続きでディーラーに行かなきゃ。

Posted by tkouya at 11:37 PM

December 12, 2005

12/12(月) 掛川->名古屋・晴

 午前中に職場の仕事を済ませて名古屋へ。予告通り,蛭児神建の如き姿で名古屋駅から名古屋大学まで移動。野依記念学術交流館にたどり着き,何故だか所属がTokyo University of Scienceになっている名札を受け取って自分のポスターを場末の場所に貼り付け,人心地付いたところで宿へ移動。そーいや,もう一つ野依先生の名前が冠された建物があったが,壁面ガラスに一面"Noyori"の文字がすかしてある不気味さ。耳なし芳一の如くであった。明日その証拠写真を撮ってこようっと。

 auの携帯,無料端末だけあって,デジカメ写真がしょぼい。こんな感じ。

fcs2005-poster_no50.jpg

 まあ,メモ代わりにはなるか。

 風邪,咳が全然収まらず,発作的に喘息クラスの奴が出る。こりゃ,明日もマスクは手放せないなぁ。

 今年の漢字は「愛」だそうな(読売新聞)。昨年は「災」だったが,今年こそは愛が欲しくなったということか。世も(日本だけか)末だな。
 そーいや,昨年末に掲げた目標として「質より量」というものがあったが,これだけは貫徹できたな(自慢することか)。来年は逆転して

量より質

と行きたい所だが・・・まだ思案中。できそうもないし(藁)。まだゆうに半月は残っているから,もう少し考えるとしよう。

 一仕事してから寝ます。

Posted by tkouya at 08:37 PM

December 11, 2005

12/11(日) 掛川・復活

 昨日はこのblogの更新をしてから病状悪化。熱がぶり返し,布団の中でぶるぶる震えっぱなしで過ごす。飯もろくに食えず。本日ようやく平熱に戻ったようで(我が家には体温計というものがないのであくまで体感),午後から活動再開。明日は何とかにゃごやにたどり着けそうである。分厚いマスクをつけた怪しいジーンズメガネ男を名古屋市内で見かけたら,多分それはワシである。石投げないでね>名古屋市民

 おうちクラスタ計画,注文していたHDDが届かないので別の製品にしてくれという連絡が入る。

> ご迷惑をお掛けしてしまい誠に申し訳御座いません。
> つきましては恐縮で御座いますが、
>
> 【HITACHI HDT722516DLAT80 160GB / 7200rpm /8MB cache】
> こちらの商品に変更をご検討いただくことは可能でしょうか?
> 今回ご迷惑お掛けした分もあり同額にてご案内させて頂きたいと思います。
> もし可能でしたら1日、2日程度でお届けが可能かと思われます。

 ワシの返答は以下の通り;

 「私が希望しているのはSerial ATAのHDDです。代替品にせよ,異なるIFの製品を提示する神経が分かりません。最後の文句は脅しでしょうか?
 当方の希望は

1. 160GB以上のS-ATA HDDに代替(一万円未満の追加はO.K.です)
2. 1が無理であれば,HDD以外のパーツを届ける(HDD分の代金はドブに捨てたものと諦めます)
3. 1, 2両方無理であれば,全パーツの注文キャンセル

です。以上よろしくお願い致します。」

 ワシも大人になったものだ(藁)。

 お,速攻で返事が返ってきたぞ。

> 大変失礼致しました、こちらの手違いで
> 全く異なる規格の商品を案内してしまい、
> 誠に申し訳御座いません。
>
> 改めて代替品の方ご案内させて頂きます。
> ●SAMSUNG HD160JJ (SATA2 160GB 7200rpm)
> ●W.D 1600JS (SATA2 160GB 7200rpm 8MB)

 ほぉおお,てぇちぃがぁいぃだぁ? まじかぁ? どーも,あの○ュー○ーのバカ社長の爆笑恫喝弁明を聞いて以来,売主が信用できなくなっていけない。「あー,あのHDDなくなっちゃった。じゃあ,容量が同じで在庫が余っている製品を売りつけようっと」という判断がされているんではないか,と疑心暗鬼になる。まあしかし根拠のない(そうでもない?)因縁つけてこじれてもいいことないので,今回はこの辺で勘弁しといてやろう。ということで「了解,第一希望:SAMSUNG, 第二希望:Western Digitalでよろしく」と返事をする。
 しかしなぁ,ここでワシみたいにゴネられないお人よしはこれできっとO.K.しちゃうんだろうなぁ。きっと,1. 素直なお人よし向けの対応,2. ちょっとゴネる奴向け対応,3. そろそろケーサツ沙汰かな?な対応,という順にマニュアルができているのであろう。もちろん番外として「Extra. 絶対的なお得さんだから全て丸呑み辛抱辛抱」という対応も明記してある,と。ゴネる奴と金持ちがのさばる日本社会になるのだ。あーやだやだ。その一端を担っているかと思うともっとヤダ。

 二日間,病床に臥せっていたおかげでスケジュール滅茶苦茶。これから取り返すべく,頑張ります。では。

Posted by tkouya at 06:06 PM

December 10, 2005

12/10(土) 掛川・病弱

 快晴。憎たらしいぐらいのピーカン。でも寒い。

 昨日は一日中うーうーと布団の中でうなっていた。途中,やむを得ず,半径50m以内の外出(銀行ATMとクリーニング出し)はしたものの,それもモコモコのパジャマの上にGパンとジャンパーを羽織るという,怪しい風体。しかも無精髭と来ているので,怪しさ倍増。ものの5分ほどで自宅に戻るが,いつ通報されてもおかしくない状況であった。しかし寒いよりは怪しい方が数倍マシ。

 昨晩は風邪による頭痛に加えていつもの偏頭痛が襲ってきて同期。七転八倒の頭痛となり,慌ててバファリン様におすがりする。うう死ぬかと思った。

 本日は何とかこうして記事を更新できるまでに回復したが,まだ職場に出かける元気はない。リハビリがてら,ボチボチ自宅でできることをしよう。やはり半死半生ロードなぞ,怠け者がやりつけないことをしでかした報いであろう。今日もゆっくり休養させていただくことにする(もう前言撤回か?)。

 ボチボチ生きていきます。

Posted by tkouya at 09:47 AM

December 09, 2005

12/9(金) 掛川・晴

 風邪でダウン。本日のS岡大学の数値解析Iは休講に。

 寝ます。

Posted by tkouya at 07:50 AM

December 07, 2005

12/7(水) 掛川・晴

 冬型の気圧配置が続くと遠州は晴れが続くことになる。今日も上空は抜けるような青空が広がり,地表には寒風が吹きすさぶ。

 ここんとこ理工系出版社の営業さんが多数来訪される。その時には決まって「うちみたいな弱小××によくいらっしゃいますねぇ,しかもこんな××なとこ」という労い(?)の言葉でお迎えすることにしている。まあ,うちはでかい××よかずっとフレンドリーに対応できるだけの余裕が教員側にあるし(異論はあろうが,業績評価に関してはでかい××の方がずっとキツイようだ),営業さんも人間であるから,それなりに会話を交わしてお帰りになりたいのであろう。お疲れ様である・・・が,一人ぐらい,来年のカレンダー持ってきたれや,おぃ(怒)。現在のところ,企業さんから頂いたカレンダーは一部のみ。あと二つは頂ける予定であるが・・・さて,仕事納めまでいくつ増えるか?

 昼飯にイチゴ大福を食った。和菓子の歴史を変えたと言われている大ヒット商品である。皆この大福を作りに至った発想を褒め称える。

「イチゴを大福に練りこむなんてすごい!」

 ワシは
「あまり甘くない安イチゴをあんこに包んでうまく誤魔化しよったなぁ」

と解釈する。みんな素直でいい人だ,と感心することしきり。まあうまいけどさ。

 11年目の車検にワシのパル子を出す。総額18万円だそうである。・・・うう,そろそろ「お紺昇天」計画を実行に移すべきか? しかし,パル子の代わりを即金で買えるほどの銭はない。くそぅ,あと2年,我慢するか。
 代車として,最新式のマーチを使うことになる。キーは電子式のみ。車から離れれば勝手にロックして車内灯を消し,近づいてアンロックすれば勝手に車内灯が点灯する。ハンドルは軽いし,安物1300cc車にしては随分乗り心地が良い。うう・・・これがゴーンマジックのなせる技か,と感心。そーいや,町工場のような小汚い公式ディーラーの窓口がぴかぴかの受付に変身していたっけ。「車検ですよー」というお知らせの葉書にも「まずはこの金額とこの書類を持ってきてね」と親切に書いてあったな。サービス一変。いいこっちゃ。

 「も,もうこれでいくっ」と泣きながら次週のPoster Session用のPDFファイルを仕上げて職場内の大型プリンタで出力する。いいもん,これで行くんだもん。ポスター貼ったらそのままトンズラしようかしらん?
 職員の方と来年8月に控えている学内メールサーバの移行, VLAN&VPN導入計画について相談する。ほほう,そんなこともあるのか,へー,そりゃすごいとワクワク。やっと使い勝手が良くなりそうで一安心。でもこのサーバは手放さないよ,と。

 このところ一気に冬型になって湿度が低下したせいか,また気管支がイガイガする。くそぅ,2回目の風邪か? 寝込んでいるヒマはないので,風呂を暫く我慢して,みかんをバカ食いしてしのぐしかないな。すっかりデブになったので,牛乳のがぶ飲みは控えるとして,少し野菜を多く取るようにしよう。

 情報数学基礎のテキスト推敲開始。出張から戻る来週火曜日には一通り終わらせる予定。で,更にもう一度チェックして大師匠のところに持っていくことになる。うーむ,数学入門辞典,買っておいて正解であった。

 という訳で,ホッとして今日は(も?)早寝します。

Posted by tkouya at 06:46 PM

December 06, 2005

12/6(火) 掛川・?

 寒い~。昨日は九州でも雪だったらしい。こちらは寒風のみ。せめてもの幸い。しかし,ワシのcs-pccluster2ルームは暖房抜きでも暖かい。冬は重宝するね>PC暖房機

 昨日は半死半生ロードクライマックスの締めとして,4コマ連荘,講義やらゼミやらが入る。それも無事(?)終了し,ホッと一息ついて雑用をあれこれ片付けて(もー,書類書きだけでなんでこんなにあるの?),久々に家で夕食を取ったら途端に眠くなって夜9時就寝,朝5時30分起床。8時間,夢も見ずにコンコンと眠ったのである。でもまだすっきりしないなー。今日も早寝はできそうだから,明日には何とか完全復帰できるかな? できなきゃ困るぞ,と。

 教育界をお騒がせしているビジュアル著作権協会また裁判を起こしたらしい(朝日新聞)。今のところ,著作権holderは「金払え」,userは「教育関連用途には無料で」と双方譲る気配はないらしい。ワシは以前から主張するように,ある程度の支払いには応じてもいいという立場だが,さてどーゆー決着になるのかなぁ。

 Xen 3.0が出たらしい(/.J)。って,まだ試したことはないんだけど,多分このWebサイトがお世話になっているみかかの仮想サーバって,Xenなんだよね? 一言もサイトの説明には出てこないんだけど,ワシはそう勝手に解釈している。そろそろサーバ構築をテーマとした実験にも着手してみたいし,ヒマができたら触ってみたいなぁ。Vitual PCは使い放題の立場なんだけど,いかんせんパフォーマンスが悪すぎて使う気分にならないもんなぁ。

 では飯食ってから,行ってきます。

Posted by tkouya at 06:09 AM

December 04, 2005

12/4(日) 札幌->掛川・晴(札幌)後曇(掛川)

 9ヶ月ぶりの札幌だというのに,雪皆無。皆解けてしまったらしい。北国の冬にやってきたという実感持てず。

 実家で法事。父方の祖父の33回忌と同祖母の13回忌をまとめてやってしまったらしい。二人分なのでお布施が2倍ということはないようである。社会勉強になる。
 久々に親戚一同集まり,ワシは人格の悪さを振りまいて歩き,悪評を広めることに勤める。しかしまぁ,年月の過ぎるの早いものである。

 PM 6:30千歳発の飛行機に乗り,PM 11:15に掛川に到着。終電近くなると,ただでさえ少ない本数のこだまが更に減り,東京駅で50分近く待つ羽目に。さすが日曜だけあって,浦安の富士額のねずみ王国&海に出かけたと思しき人々が結構乗り込んでくる。しかし一様に疲れた表情なのは,満足感から来るのか,それとも明日からの日常への恐怖なのか。ワシは明日の講義の予習をシコシコ進める。何とか終了。

 明日も早いのでボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 11:33 PM

December 03, 2005

12/3(土) 掛川->札幌・?

 ふぅ,何とか朝5時に起きることが出来た。目覚ましが壊れて以来,起床時間が不規則になっていたところだったのだ。仕方がないので,間もなくreplaceされる予定のPCにタイマーを設置して寝たのである。それがなければ,今のねぶたい体調では絶対に寝過ごしていたであろう。火曜日の浜松出張のついでに目覚ましぐらい買って帰るか。

 スーツを着用して帰省するようにというご実家からのご聖断が下っていたので,久々にブレザーを着用してみるも,ズボンがパッツンパッツン。腹の出っ張りが尋常でなく,来年の人間ドックの結果が怖い。昨日はO先生から20kgも減らしたというダイエット話を伺ったばかりである。ワシも何かしないとなぁ。水泳よりも長距離のwalkingが効くという話だったが,車通勤じゃなぁ。土日ぐらいは電車と徒歩で通ってみようかしらん? それよか,まずは半死半生ロードが終了しないことには,プライベートなことを何もする気が起きない。うう,早く終わらないかなぁ。

 お,Apache 2.2.0が出たか。しかし,弄っているヒマはないぞ。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 05:48 AM

December 02, 2005

12/2(金) 掛川->浜松->弁天島->掛川・曇

 寒くて曇っていたような気がするが,よく覚えていない。目が覚めてからも眠くて眠くて,目をしょぼしょぼさせながら浜松へ這うように出向いて予習して講義。出だしから課題問題を間違ったりして,もうヘロヘロもいいところである。

 ヘロヘロのまま,弁天島の旅館へ移動し,職場の忘年会出席。くじ引きでComme sa ismのスリッパがあたる。それ以外は黙々とただ飯を食うのみである。この時点でもまだ眠かったんだもん。

 途中で抜け出て一足先に帰宅。浜松からはホームライナー沼津に乗車。乗車整理券を買おうにも車掌が来ないので,掛川で下車してから自己申告して310円を改札で支払う。黙ってりゃわかりゃしなかったものを・・・ああ惜しい。

 這いずるようにして自宅にたどり着き,ヘロヘロ状態が治らないままこれを書いているという次第。ああ,もうMS IMEの漢字変換のバカさ加減も気になるほど疲労困憊しているのに,こーゆー疲れきった時に限って仕事のアイディアが次々に湧いて出る。うう,嬉しいが,これは命をすり減らした代償ではないかとも感じる。「うわー,あれもこれもこーんなことも出来そうだぞ~」と有頂天になっている最中にぽっくり昇天しそうである。まあ,あんまし長生きする気もないしねぇ。

 寝ます。明日も新幹線始発に乗らねば。起きれるかなぁ?

Posted by tkouya at 10:16 PM

December 01, 2005

12/1(木) 京都->掛川・?

 研究会二日目。数値計算もまだやることがいっぱいあるんだなぁ,と感心。夜はH先生ご一行と大人のお付き合い。面白い話を多数仕入れるものの,blogでは書けないことばっかし。途中退出させて頂いて,偶然バス停で出合ったI先生と京都駅までご一緒する。うつらうつらしながらこだま592号で掛川に帰還。半死半生ロード,クライマックス近し。

 うう,ねぶい,とにかく眠い。明日も早いのでもう寝ます。

Posted by tkouya at 11:07 PM

November 30, 2005

11/30(水) 掛川->京都・曇

 予報通り冬型の気圧配置となり,掛川は快晴プラス空っ風。寒い寒いと言いながら新幹線に乗り込み,京都に降り立ったらどんよりした空模様。こちらは雨が振っていたようで,京都に到着する手前で見事な虹が見えた。盆地に半円形のアーチが裾までくっきりしていて,デジカメで撮れなかったのが惜しいぐらい。

 今回の研究会は聞いているだけで済むので気楽である。小難しい話から大規模計算の話から伝統的な数値計算の話もあり,バラエティに富んでいて面白い。こっちも脳が刺激されてシコシコと研究テーマのネタを練ってみたりする。明日はきっちり最後まで聞いてから帰宅予定。ホントは明後日まで三日間の研究会なのであるが,まあ講義があるので仕方がない。

 京都のホテルは四条烏丸と大宮の間辺りにある,いかにも姉歯事務所が絡んでいそうな安宿である。研究会が開催されている数理解析研に行くためには,河原町まで移動しなければならず,ちょっと不便。今日は阪急河原町駅から烏丸まで一駅だけ鉄道を利用してホテルに戻る。

kyoto_kawaramachi_shijyo.JPG

 うーん本当ならこれはケータイで撮るはずだったのにぃ。ま,来年も来るんだから,いいやね。

 ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 09:49 PM

November 29, 2005

11/29(火) 掛川・曇

 朝方は生ぬるい風に吹かれて出勤し,帰りは寒風吹きすさぶ変な気温推移な一日。台風並に発達した低気圧が太い前線を引き連れて通り過ぎたためらしい。明日以降は冬型の気圧配置だそうな。本格的な遠州の空っ風の季節が訪れようとしているのであるなぁ。灯油の減り方を気にする毎日が続く。

 おうちクラスタ計画,パーツ発注先の口座に大枚\xxxxxxを振込み,もはや後戻りの出来ぬスタートラインに立った。来週は11年目の車検があるが,はて,オンボロパルサーが無事行動を走れるようになるだけの銭は残っているのであろうか。来週にも届く,Athlon64 X2 PC2台分のパーツを即座に組み立てるだけの時間的精神的肉体的本格的頑健的重畳的(by 某マンションデベロッパー)余裕が,果たしてあるのだろうか? Tuka by KDDIショップからは,ワシが注文したauケータイが届いた旨連絡が入ったのだが,一体全体いつになったらそれを取りに行って一時間も待機することができるのであろうか? 嗚呼。

 明日から京都一泊二日,戻った次の日は浜松で非常勤講義の後,弁天島温泉で職場の忘年会出席,宿泊せずに自宅に戻り,その次の日は羽田空港第二ターミナルから札幌へ飛び立たねばならぬ。そしてそして,月曜日はいつもの通り4コマギッチリのスケジュールをこなし,火曜日には浜松で交流会出席となる。いよいよ半死半生ロードのメインイベントである。ミシミシし始めた腰骨は無事札幌まで上半身を支え続けることができるのであろうか? 出っ張り始めて止まらなくなった腹が,数年前痩せている時に購入したスーツのズボンを破裂させることにはなりはしないだろうか? 嗚呼,心配の種は尽きまじ。

 戻ってきたら12月なので,目に付くところにあるカレンダーを早めに引っぺがしておく。師走とは言い得て妙である。文字通り,12月少なくとも半ばまでは走らねばならぬ。嗚呼,早く12/22にならないかなぁ。温泉浸かりたいなぁ。神保町をぶらつきたいなぁ。アキバヨドバシをダラダラと買いもしないのに見物して歩きたいなぁ。鈴本でデヘデヘと締まりなく笑いたいなぁ。行っているヒマも余裕もないけれど,せめて分厚いコミケカタログをパラパラとめくりたいなぁ。年末年始はみのもんたも見ずにテキストをシコシコと書いていたいなぁ。・・・キリがないのでこの辺で止めときます。

 メインイベントに備えて風呂入って早めに寝ます。

Posted by tkouya at 07:38 PM

November 28, 2005

11/28(月) 掛川・?

 半死半生ロードも佳境に入りつつあり,疲労が溜まっているようで,本日の講義はヘロヘロ状態。睡眠時間はたっぷり取っているんだが・・・基礎体力がないんだな。学力と体力はかなり強い正の相関関係があるというが,全く実感としてそう思わざるをえない。周囲を見渡してみても,全く良く働くよなぁ,と感心する人は体力も充実していそうに見えるし。逆もまたしかり。

 本日のゼミはPHP4とMySQLとの接続でハマる。どうやら新しいHash形式にPHPの法が対応していないようで,認証で跳ねられてしまう。古い形式でパスワードをMySQLに格納しなおせば行けるらしいが,面倒なのでパスワードなしで使うことにする。まあリモートでの接続は許可していないから,問題も起きないであろう。こーゆーTipsを地道に貯めていかないと,実習すら出来なくなる。こら一生勉強ですね。

 疲れたので風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 09:37 PM

November 27, 2005

11/27(日) 掛川・晴

 朝晩の寒さと,日中の暑さとのギャップに悩む秋の日曜日である。午前中は,例の設計事務所に構造計算を発注したデベロッパー社長の爆笑弁明 with ヤクザの如き恫喝(in サンデープロジェクト)を楽しむ。ワシにとってはヤクザ社長よか,腰ぎんちゃくとしてくっついている腹心の部下らしき人物の方に関心を持った。どーゆーつもりでバカ社長の元で出世してきたのか,これから会社が危うくなった際の逃げ足の速さ等等,これからのニュースが楽しみである。
 午後からは真面目に講義の準備に勤しむ。特に記すこともなし。合間の現実逃避に次年度の研究(ワシの場合はオリジナリティゼロのプログラム開発)についての構想(妄想?)を練る。3月ぐらいまでには0次テストバージョンが動けば面白いのだが,はてどーなるやら。詳細は出来上がるまでのシミツ。

 へー,GCC 4.2ではOpenMPが入るかも,なんですな。これから一生懸命PthreadでNode内並列に勤しもうかと思っていたのだが,それまで待った方がいいかしらん。ワシの場合,Cで使えれば十分だしな。
 そーいや,GCC 4で動くようになったFortran95,全然使ってないな。Regacy Fortran77 codeの利用以外にどんなメリットがあるのか,皆目分からんし。そのうち遊んでみたいが,暫くは無理だな。来年度前半はPHP/Perl/SQL/LAPACK(できればScaLAPACK)と戯れるだけで終わってしまうだろうし。

 岩波書店が,一向に完成する気配の見えない数学辞典第4版プロジェクトに業を煮やしたのかどうかは定かではないが,ともかく「数学入門辞典」というものが先日発売された。職場で一冊購入したのだが,ワシみたいなバカ学者にはこの程度(つっても大学学部程度の内容は包含している)の辞典がぴったりである。ヒマなとき,逃避したいときにはパラパラめくっているのだが,なかなか勉強になる。編集委員=執筆者なんだそうで,この面子だけで本家数学辞典を執筆していれば・・・と思わないではない。ワシは早速自分のテキストの増補にはこれを思いっきり参照(パクリ?)させて貰うつもりである。ありがたや。

 おうちクラスタ計画開始。もちろん,今までの反省いや経験を生かすべく,Athlon64 X2で組むのである。へへっ,無事組みあがったら自慢しよっと。その前に,うちのブレーカーを20A→30Aにして貰うのが先かしらん? 400Wx2電源を発注したのでコタツ並になる予定。そーいや,以前改造バカ一台でそーゆーネタがあったよなぁ。今ならマジにコタツそのものになりそうである。

 ボチボチ遊んでから寝ます。

Posted by tkouya at 07:39 PM

November 26, 2005

11/26(土) 掛川・晴

 しこしことベンチマークを続ける。MPICH2は,実行時エラーが分かりやすいので重宝している。

> aborting job:
> Fatal error in MPI_Type_free: Invalid datatype, error stack:
> MPI_Type_free(141): MPI_Type_free(datatype_p=0x5dca88) failed
> MPI_Type_free(75): Invalid datatype
> rank 0 in job 268 cs-room443-d01_200511 caused collective abort of all
ranks
> exit status of rank 0: killed by signal 9

 「あ,型宣言してないのにType_freeしちゃった」ということがすぐに分かる。ワシみたいな「動きゃオッケー」というズボラ人間にはありがたい。

 スケジュールがタイトな状況であちこち移動していると,つくづく自分で車を運転するという行為が無駄に思えてくる。何せ日本は法事国家であるから,「えーとあのプログラムを動かしてこのベンチマークをやって,プレゼン資料のレイアウトは云々,あの仕事とこの仕事の準備期間がバッティングするからこの期間はあれをやって・・・」などと考え事をして人を轢き殺してしまうと,「考え事をしていたんですぅ」という言い訳は全く聞いてもらえないばかりか,裁判では著しく不利な供述となってしまう。自家用車というものは,移動中に考え事をする時間がほとんど取れない,誠に非効率的な乗り物なのである。故に,ヒルズ族の皆様方が運転手を雇っているのは大変合理的な判断といえよう。
 で,運転手さんを雇う金もなく,さりとて時間は一秒たりとも惜しい下流人間たるワシは,最近ますます車の運転が嫌いになっているのであった。以前,友人と話していて,「一都六県に暮らすのに自家用車なぞ無駄である」という議論になったことがあった。かの友人が言うには「都だって奥多摩があり,千葉には佐倉,銚子,館山があり,埼玉に至っては新幹線の駅が二つもある。皇居から遠く離れた地域では,たとえ関東圏であっても自家用車は必須である」そうだが,ワシは「いや,無駄である」という主張を曲げず,その証として,もしワシが将来関東に移ることになった暁には自家用車を捨てる,と,指切りゲンマン嘘ついたらハリセンボン飲むことをかの友人と約束したのであった。

 ベンチマーク,何とか形はついたので,自宅に戻って散髪。左右と後を刈り上げるようにしてから,ちょっと長くなるとすごく気になるようになってしまい,給料が出るとすぐに床屋へ駆け込むことことになる。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:14 PM

November 25, 2005

11/25(金) 掛川->浜松->掛川・晴

 非常勤の日。シコシコ予習して講義に向かう。・・・うーん,ノルムと条件数と線型方程式の誤差解析の話を一緒くたにしてしまうとわかりづらいですかそうですか。

 午前中,S岡大に移られたM先生と初邂逅。しかもお互いフレッツスポットを使いにきたという偶然。どうやら遠隔会議の予行演習らしい。誠に忙しい人である。あの後,藤枝に非常勤講義をしに出かけられたのであろうか。してみれば,ワシなんかよりよっぽどハードなスケジュールで動いておらられることになる。そーゆー方から「死のロード大変ですね」などと言われると,うーんこの名前は些か大げさすぎるかなぁという気がしてくる。「半死半生ロード」ぐらいが妥当か。ということで,以後,この名称を使うことにします。

 課題をチェックして,S岡大の情報学部2号館で行われた情報学なんちゃら(Webに情報があるかと思ったが見つからない)とかいう講演会に出席する。今話題のCell プロセッサの話を,開発統括者の立場の方から拝聴する。うーむ,CISC vs RISCやらMC68000やら,懐かしい名前が沢山登場していた。歴史的な視点を踏まえてCellプロセッサの位置付けを行うという腰の据わった良い講演であった。

 家に戻ってメールチェック。あーもー返事が必要な奴がいっぱい来ている。HOKKEの案内も出ないうちに,もうSACSISの案内が来ている。MFCSIT'06なる催し物もあるらしい。まあどれに出るかより,何をネタにできるかを考える方が今は大事。来年は腰を据えた仕事をしようっと。

 ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 09:58 PM

November 24, 2005

11/24(木) 掛川・?

 うう,死のロード2週目終了。一昨日の夜は,久々に脳がプログラムの見すぎで焼きついてしまっていてなかなか寝付けず,2時間ほどうとうとしただけ。眠い目をこすりながら始発のこだまで京都へ出かける。しかしまぁ,平日に挟まれた祝日とは言え,秋の京都は人が多い。京大行きのバス(銀閣寺へ行く)もぎっちり。
 数理解析研は毎年出かけているにもかかわらず,講演するのは初めて。全然進展がないのでPPTも使い回し。どーもすいません。どーせ誰も知り合いなんか来てねーだろ,と思ったら名大のMさんが来ていて驚く。死のロード1週目にS岡大学のM先生から消息を聞かれていた彼だったが,元気そうで何よりである。途中サボって二人で駄弁り,昼前にはさらにすし詰めのバスで京都駅に向かう。京都滞在時間5時間なり。
 新幹線車中では美濃部美津子「三人噺」をつらつら読む。著者は志ん生の一番年長の娘さんである。従って,十代目馬生・三代目志ん朝のお姉さんということになる。この3人についての思い出話集。聞き語りの文体が読みやすく,活字がでかくてページが薄いので,短時間で読了。笑ったり泣いたり,である。
 自宅に着いたのが午後3時過ぎ。眠いので布団にもぐりこんだら熟睡。目が覚めたらこんな時間である。膀胱が破裂しそうになって目が覚めただけで寝たりない。

 というわけでもう一度寝ます(AM 2:30)。

 ただいま。コードの整理をしてDual Core PC clusterの行列積ベンチマークをチマチマと行う。うーむ,さすが64bit, Dual Core,P4マシンに比べて恐ろしく早い。Swopするほどデカイデータを流すとさすがに落ちるが。続きは土曜日。ここでデータを出し切らないと12/6の産学官交流会に間に合わないぞ,と。11/29にはポスターの材料を整理してPPTにしなければ。更にそれを一枚のポスターにまとめてKinko'sで打ち出してもらわないと。一週間は見ておかないと怖いので,12/5には仕上げないとまずいわな。あーもー,スケジュール,ぎっちぎち。さすが長期死のロードというだけのことはある。自分で組んだのだから,我ながらアホというか間抜けというか。
 つらつらWebを見ていたら,あーっ,MPICH2が1.0.3に上がっている~。今更ベンチデータを取り直すのもしゃくなのでこのまま行くが,交流会が終わったら早速チェックしてみなきゃなぁ。あ,SCoreも5.8.3になっていた。

 不貞腐れて寝ます。

Posted by tkouya at 11:00 PM

November 22, 2005

11/22(火) 掛川・?

 一日中,MPIBNCpackのコードの中核部分とにらめっこ。途中,ゼミ生の指導やら会議やら報告会やら情報交換会やらが入るものの,他全ての時間はmpi_gmp.cに集中する。・・・で結局,MPI_UBが必須であることを今更ながら痛感する羽目になる。詳細はこちらのドキュメントに書いてある

 で,x86_64 Dual Core PC ClusterでのMPIBNCpackの動作が完璧になる。ちえっ,分かってしまえばこんなにスカスカ動くのねってぐらい順調である。今週中にベンチマークを取り,来週火曜にはポスターセッション用の原稿下書き完成予定・・・つーか,その辺で出来てないと,12/6の産学官交流会に間に合わんのである。つまりはFCS2005にもポスターを使いまわしてしまうという次第。まあ何とかこれで死のロード最終週への見通しがついた・・・じゃねーや,まだ12/16のOpen Campusの準備が出来てないぞー。12/5の週には取り掛かって,12/10には動いていないとまずいわね。もー,きっちきちですわよ>奥様 誰が奥様じゃ。あーもー何書いているんだか分かんなくなってきた。明日(もう今日か・・・)は朝一で京都なので,これにて失礼します。

Posted by tkouya at 11:53 PM

November 21, 2005

11/21(月) 掛川・?

 ドタバタと忙しい一日だった。何がなにやら。これで明後日の発表はどうなることやら。あーもーあれもこれもそんなことすらも出来ていない。ああ,あの怠惰な生活はいずこへ消えたのか・・・。

 SciCADE07のページ更新。うーん,SciCADE03のページとデザインがクリソツなんだが,手抜きかしらん? PHPで作りまくるあたり,実はWikiだったりするんじゃなかろうな。
 3年生のゼミではMySQLを弄ってPerlやらPHPやらで遊んでいるのだが,3層サーバ構成でWeb site構築ってのはすっかり定着した感がある。んっとに,進化が早いよなぁ。backendにRDBMSを使うと,データの管理や検索はまるっきりお任せできちゃうので,気楽ではあるよね。もっとも,データのバックアップやらリストアやら,面倒になっちゃったけど。

 「学力低下の正体見たり,人気薄」なんだね>理工系 それでも,日本全体が平和の瀰漫で活力を失っている(内田センセのblog)のが一番の原因なんだろうけど。

 職場のDesktopも我が家のDesktopも調子が変。特に後者はいきなり凍りついたりして誠に胃によろしくない。新旧交代が近づいているのを敏感に感じ取って,拗ねているのかしらん?

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:03 PM

November 20, 2005

11/20(日) 掛川・晴

 朝方は雲が出ていたが,日中は抜けるような青空が広がる。

 Tuka->auへの切り替え,いつの間にやら再開されていたようなので,近くのTukaショップで手続き。電話機に数万も払うのもバカらしいので,無料のものを選ぶ。それでもメガピクセルクラスのデジカメにでかい液晶画面つき。進化が早い。電話機が届くまでしばし待つことになる。ま,急いでないからいいやね。電話番号が同じなのはありがたいが,メールアドレスが変わっちゃうのはイヤねぇ。そんくらいどーにか出来なかったのかしらん。

 今日のspam。
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「なぜ貧乏だと彼女ができないのでしょうか? 」


ん~むずかしいですね、でも私も昔は同じでした

          !

   一つだけ良い方法があります・・・・

あまり教えたくないのですが・・ま・今回だけです

人に教えちゃだめですよ・・(メール転送するとか)

私が極貧生活を脱っして結婚できたのは下のURLに秘密があります。
(略)

11月末までに結果報告して下さいね。 白石
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 オリジナルの白石さんよか断然面白くない。ひねりゼロ。人をだまくらかしたいのなら,もっと修行を積むべきである。

 寝ます。

Posted by tkouya at 11:16 PM

November 19, 2005

11/19(土) 掛川->新神戸->掛川・?

 うわーっ遅刻だ~・・・と,目覚ましの電子音で目が覚めてから大いに慌てふためき,茶漬けと味噌汁を急ぎかっ込んで飛び出す。サザエさん定番の「くわえパンで飛び出す」技が繰り出せなくて残念。

 6:59掛川発のこだまで名古屋へ向かい,その後のぞみへ乗り換えて新神戸へ。2時間半程の行程である。新神戸には9時過ぎに到着。会場入りにはちょっと早かったので,付近をぶらつく。イヤサカこんな坂,もう勾配がきっついきっつい。横浜もきついが,神戸もきついね。自動車通勤で足が退化しているワシにとっては本当に歩きがきつい。学生さんはさぞかし足が強くなるであろう。
 JeLA学術講演会の午前中のセッションを耳で聞きながら,手の方は情報数学基礎のテキスト校正(大改定に近い)に大忙し。行きの新幹線車中で帰納法の部分を終わらせて・・・などと考えていたのだが,ヤマザキのあんまんより大甘で,全然終わらず。結局,セッション中の内職のおかげで午前中に何とかそこはケリはついた。昼飯はコンビニ弁当をかっこんで(今日はかっ込んでばかりだ),すぐに午後のセッションが始まる。ワシは2番目の発表。さーって行くぞ,と勢いこんだものの,笑いが取れず大失敗。やっぱり脳はDual Coreにはなれないらしく,テキスト執筆に向かってる頭が,そう簡単に芸人モードにはなれないよーである。まあ,失敗は早く忘れるに限る。はいもう忘れました。
 午後のセッション終了後,M先生とS先生としばし談笑(大人の会話もアリ)して,そそくさと新神戸駅へ向かう。15:25発のひかりで名古屋へ。早めの夕食を名古屋駅新幹線プラットホームの立ち食いきしめん屋にてとる。わかめきしめんを注文し,稲荷寿司と共にかっ込む(三食目もかよ)。こだまを一本乗り過ごしてゆっくり帰宅。豊橋の手前でさしものLet's Note R3のバッテリも空に。テキスト校正作業一時中断となる。
 帰宅は午後6:30頃。急ぎ自宅に戻ってデスクトップの電源を入れ,食料買出しに出かけ,戻って冷蔵庫に戦利品を格納し終わったら戦闘再開である。バリバリとFilcoの最高級品キーボードを叩き,「も,もうだめ・・・」となったところで風呂が沸き(マジに沸騰直前だった),薄めながら湯をかぶって一息つき,このBlogの更新をしているという次第である。
 もう暫くこのテキストは見たくない。次の作業再開は年末ということにし,それまでは「寝かせ」モードに入る。まあ2月下旬が原稿締め切りだから,何とかなるだろう・・・って,なったためしがあるのか>ヲレ ありません,ごめんなさい。

 ともあれ,死のロード第一週目が無事(じゃねーだろ)終了。次週は11/23(水)。あーどーせ俺っちは家族団欒とは無縁だからよ,祝日だろうが休日だろうが同じなんだよ。家でひとり,届いたばかりの「ハウルの動く城」DVDを眺めるぐらいなら(う,書いたら見たくなってきた),業績表に1行でも増える仕事をするってもんさ。いや,すいません,12/13時点で3行分増えてしまいます・・・バカか,ワシ。あーバカなんだよ,ほっといてくれよ。何か書いてるんだかわかんねーよ。バカだからだよ。いーじゃねーかよ,自分のBlogだ。堂々巡りだ,もうやめよう。

 やくざれたところで,「名作平積み大作戦」を見てから寝ます。

Posted by tkouya at 10:32 PM

November 18, 2005

11/18(金) 掛川->浜松->掛川・晴

 非常勤6回目。学生さんが優秀だとやりやすいわい。

 奥村先生のページで,「日本の情報教育・情報処理教育に関する提言2005」がupされたことを知る。早速印刷して読む。
 優秀なプログラマを輩出する土台を初等教育から作り上げよ,という主張にはおおむね首肯できる。「手順的な自動処理」という造語はもってまわった感があって,イマイチ覚えづらいが,「アルゴリズム」よりは親しみやすい言葉にしようという苦労が偲ばれる。「手順」と「手順の自動化」ぐらいでいいんじゃないかな。
 内容とは関係ないが,文書の日本語(特に漢字)の体裁が酷い・・・さざなみフォントらしく見えるが,折角の提言書なので,フォントぐらいはカッコいいものを使って欲しかったなぁ。提言も色あせて見えちゃうぞ。

 明日は朝一で新神戸。風呂入ってさっさと寝ます。

Posted by tkouya at 08:19 PM

November 16, 2005

11/16(水) 掛川・晴(たぶん)

 朝から晩まで,途中数々の邪魔が入るのもものともせず,情報数学基礎のテキストをガンガン打ちまくる。午後6時過ぎには何とか60ページ近くの第0次原稿が出来上がる。しかしまだまだ,あと5~6回は手直しした上で,2~3回は推敲しないとな。元にした教科書とは様変わり,完全オリジナルな代物になってしまった。なるべく読み物らしく書き連ねたいのは山々だが,それをやると100ページあっても足りない。知っておいて欲しい定理や例題を簡潔に書こうとすると,味も素っ気もない「定義→定理→証明(今回は殆ど省いている)→例題→練習問題」という記述法が一番良いことが良く分かる。
 そもそも定理→証明という記述方法の原点は,「俺はこんなすごい定理を知っているんだぜー」という自慢をしてから,疑い深い向きに「何故だと思う? それはな,こうこうこうなって・・・」という解説を行うというところにあると勝手に想像している。だから,こういう記述方法をとる輩は全て「鼻っ柱の高い奴」の子孫であるということになる。
 それはともかく,,要点だけを抜書きしてしゃべるしかない短時間の講義では,このようなあっさりした記述の方が教師としてはありがたいのである。定理の効用(適用例)を説明して,そのありがたみをとくとごろうじてから,証明自体が「うまい説明」になっているものだけを紹介することができるからである。「情報数学基礎」は,一年生のうちに知っておいて欲しい事柄をなるたけ詰め込みつつそれでいて丁寧に説明する必要がある科目なので,「教師の説明は丁寧に,教科書はできるだけシンプルに要点のみ」という方がいい・・・と判断しているんだけどなぁ,どーなんでげしょ?>学生諸君

 風呂入って寝・・・ようとしていたところで,「トリビアの泉」を見ていたら,掛川花鳥園の飼育課長さんが出演していた。ワシは一度,あそこに友人を連れて行き,恐怖のどん底に陥れたことがある。ヒッチコックの「鳥」を体験したい方にはお勧めのスポットなので,トリビアの泉の視聴者は是非ともご来場いただき,たんまり税金を落としていって頂きたいものである。

 今度こそ寝ます。

Posted by tkouya at 08:51 PM

November 15, 2005

11/15(火) 掛川・曇

 朝出勤する時には曇り空だったが,帰宅時には見事な満月が秋空に浮かんでいた。空気がだんだん澄んでいくにつれて気温も下がり,冬が近づいてくるのであるなぁ。そーいや,お茶畑にもチラホラと白い花が咲くようになってきた。これも冬の情景の一つである。遠州に来るまではお茶の木に花が咲くなんてイメージはなかったもんな。太平洋側の冬は雪も降らず,過ごしやすくてありがたい。

 本日はサーヤ様ご成婚のニュース一色である。NHKでも披露宴の献立や都知事のスピーチを報道する始末。まあおめでたいのは確かだが,暫くは静かな新婚生活は望めまい。立場が立場なので仕方がないが,ちと気の毒ではある。
 来月早々にワシは久々に実家へ戻るが,この影響で,最近煩く言わなくなった両親の反応が変わっているのが怖い。法事なので,集まってくる親戚からもあれこれ言われるんだろうなぁ。さっさと帰ってこよっと。

 キャリアデザインについての記事(ジョブサーチ・読売新聞)。ふーん,キャリアシートってのはこんなのか。参考にはなるが,さて,キャリア教育の成果はいかほどなのかなぁ。誰それが一流企業に就職した,なんて話を聞かされても仕方がない。統計的に有意な効果があったって話を聞きたいものである。ま,大学生活の中で就職を意識させることが必要なのは首肯するけどね。

 真面目に仕事しだすとここの更新が止まってしまう。今日もあれこれと学生個人指導。K君の頑張りで,情報数学基礎のテキストは何とか完成できそうである。教科書は使ったものの,原形を留めない改変ぶり。もうオリジナル作品である。明日中にばたばたとまとめて目処をつけてしまおう。

 うわーっ,Poster Sessionに受かっちゃった。って,あんた,ホントに審査しているのか? というほどズサンかつ中途半端な原稿送ったのに・・・多分,審査してねーな。まあいいや。
 ということで,FCS2005とやらに参加することになる。もー,今週から12/13(火)まで毎週出張が決定。死ぬ,絶対に死ぬ。久々に十二指腸に穴があく~。

 別のお仕事を終わらせてから寝ます。

Posted by tkouya at 07:21 PM

November 10, 2005

11/10(木) 掛川・?

 風邪が長引いている。ううずるずる。ここんとこ鬱っぽい状態が続いていたが,風邪のため不調に拍車が掛かっている。こういう状態の時には自殺衝動ぐらい出ても良さそうなもんなのだが,食欲だけは全く落ちないせいか,全然「死ぬ」という選択肢が浮かんで来ないのである。純文学から縁遠いのはそのせいか。筒井康隆も純文の一種だと思ってたんだけど,あれは別種と考えるべきなんだろうな。

 ちょっと元気が出たので,Tutorialの増補案を練る。次年度からゼミで使うテキストにしようとしているのである。困ったことに,ワシの興味のある計算をしようにも,それに相応しい和書が全然ない。多倍長計算に限っても,扱っている本はかなり限られる。ましてやPthreadやMPIについても記述されているものなんて皆無である。仕方がないから現状のものに増補してテキストにしてしまおうという魂胆である。どなたかこの分野の第一人者に書いて欲しいもんだが,そーゆー方々は英語の論文を書くのに忙しくて,パンピーは相手にしていられないのが現状である。というわけで,ボチボチ執筆していく予定。2年もほったらかしだったもんな。何とかせにゃ。

本田透「萌える男」ちくま新書 本田透の「萌える男」が出たので早速読んでいる・・・う~ん,間違ってるよなぁ,という思いが沸々と込み上げてくる。大体だな,「思い起こせば,同年代の独身女性と一緒にいて心が癒されたという記憶がまったくない。『喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな!』的な厳しいチェックの視線にさらされ,オタク趣味を咎められ,金を稼げと叱咤され,果ては役にも立たない陳腐な人生論を長々と説教され・・・という経験を十数年も積み重ねてくると,「恐ろしい」という感情ばかりが蓄積されていく」(P.47)・・・って,あんた一体どーゆー女と付き合ってきたんだと言いたくなる。それはホントに女か? 団塊世代のオヤジじゃねーの? そーゆー特異な恋愛(?)経験のルサンチマンで論をごり押しされたらたまんねーぞ。
 まとまった反論は,多分,「萌えるひとりもの」氏がやってくれるだろうから。ワシはこれ以降,本書に関しては無視を決め込むことにする。

 それよか,小林信彦の「テレビの黄金時代」の方が純粋に楽しめそうだ。しかしこれは後のお楽しみとして取っておこうっと。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:34 PM

November 05, 2005

11/5(土) 掛川・晴

 うう,暑い暑い。気温じゃなくて職場の室温が,である。もー,Dual coreったら暑いッたら暑い。CPUは熱いし部屋の気温は暑い。あーもー暑いったら暑い。

 小田嶋隆さんのblogにJASRACへの批判が掲載されていた。うーむ,海外で公開されている歌詞を自分で翻訳してサイトに掲載してはいけない,とな。この辺の契約はどういう具合になっているのやら,部外者にはさっぱり分からない。

 サイトを巡回していたら見つけた,文字通りの「虫食い」サイト。筒井康隆のご尊父もゲテモノ食いと称して松食い虫を食べたりしていたそうだが,それの衣鉢を継ぐサイトである。見ているとうまそうに見えてくるのだから,食い物に対する認識ってのはいいかげんなもんだなぁ。さすがに火を通した料理しかないようだが,アニサキス入り生魚よか安全なんだろうな。

 うげ,水っ洟が止まらない。寒気がするぅ~。この秋初めての風邪か?
 用心のため,もう寝ます。

Posted by tkouya at 06:06 PM

November 04, 2005

11/4(金) 掛川->浜松->掛川・?

 ただいま。やっぱり温泉はいい。特に,丸善や八重洲ブックセンターや紀伊国屋書店やジュンク堂や鈴本演芸場やヨドバシカメラに電車一本でアクセスできる温泉はベストだ。なのにどーしてわざわざ人気がなくビルもなく木や山や海しかない上に宿泊料金の高い温泉宿ばかりに人は行きたがるのだろう。そういう人はきっと6年も能登半島のど真ん中に閉じ込められた経験がないに違いない。毎日山手線や小田急線のラッシュにまみれて都会を満喫しているのであろう。この贅沢ものめらが。

 メガネ,レンズはそのままにフレームのみ交換。今時ガラスレンズを嵌める奴は少ないらしく,フレーム調整が面倒そうで,「あんましこーゆーふーに手をかけたくないんですけどねぇ」などと言われる。ワシが眼鏡屋に行くたびに店員から不満をぶつけられるのであるが,何故だ? まー,今のところ老眼に移行する予定もないので,レンズは使いまわしたいのである。今度こそは表面コーティングしたプラスチックレンズとやらに変えてみよう。

 非常勤の日。毎週出かけて2コマぶっ続けの講義というのはなかなかシンドイけど健康には良いようで,後期は体調もよろしい。今日は調子に乗りすぎて時間大幅超過。すまん>S岡大の諸君 だって初等関数の計算は面白いんだもーん。お詫びに中間レポートを出しておいたので,それで勘弁して頂きたい。なんて親切な教師なんだろう,ワシ。再来週のアンケートが楽しみだわい(嗚呼自虐的)。

 明日は出勤日。英気を養うために風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 07:48 PM

November 01, 2005

11/1(火) 掛川・晴

 今朝は今秋一番の冷え込みだそうである。我が家はといえば,灯油を買う買うと言っていながらまだ買っていないので寒い。まあ,出勤前の朝飯の時間だけ我慢すればいいのであるが。

 11月になり,とうとうワシはみかかから動的IPアドレスを貰い受けて接続するパンピーに成り下がった。といっても10月中旬からそーゆー体制になっているので,何が変わるわけではない。小泉内閣を見習ってコスト削減を図ってはみたものの,どの程度の効果が上がるやら。既にメガネ崩壊のため,相当のマイナス家計となっており,前途は多難である。
 内田先生による「下流社会」のReviewを読むと,毎日PCにへばりついて,仕事も趣味も済ませてしまう,自民党に投票するワシは下流人間であることがわかる。上流になりたくないわけではないが,今の生活にそれほど不満があるわけではないので,搾取されることに慣れてしまった「ブルジョア的プロレタリアート」の典型なのだろう。ま,下流人間は下流なりに楽しくやるまでさ。

 今日は一日事務仕事に励む。12月にはまたぞろイレギュラー(来年度からはレギュラー化しそうだ)なお仕事が舞い込んできて,組織内奉仕人間になりつつある。うーむいかん。今年度後半はpublishされるまとめ仕事に精を出そうっと。

 明日から行方知れずになる予定であるが,探さないよ―に。んでは。

Posted by tkouya at 07:40 PM

October 27, 2005

10/27(木) 掛川・?

 今日はなんか暑い。Dual-core PC 4台と共に部屋に篭っていると室温が28℃になる。一台500W電源だもんなぁ,強力な電気温風器といるようなモンであるから,仕方がない。まあ,この調子なら,冬には暖房要らずになること確実である。

 下手な英語を書いていたら一日が終わってしまった。英語を使う機会が増えているんだから,下手なら尚のこと書いて書いて書きまくって,下手さを指摘されないと上達しないんだよねぇ。どこに書いたかは内緒。通らなかったらみっともないし(悪あがき)。

 あああ,うちのサイトのPDFファイルをごっそり持っていく人がいるよーで,誠に胃が痛い。いやまぁ自分で参照するだけなら別段構いませんけど,小心者なんで,わしの見ていない時に(夜中とか)やってもらいたいもんです。しかし一体どーゆー使い方をするつもりなのか。不思議。

 毎日愛用していた黒ブチメガネがとうとう崩壊した。つるの根元からポキン,ではなく,腐り落ちるようにボロッという感じで「もげた」のである。仕方がないので,度の強いメガネをかけているのだが,どーも明瞭にモノが見えすぎて目が疲れる。ワシみたいなイイカゲン人間には,適度にぼやけている方がいいらしい。
 次週,旅のついでにメガネを作るしかないなぁ。ああ,金欠なのに輪をかけて金が飛んでいく。でも将来ホームレスになった時に,メガネぐらいはまともなものをかけていたいもんね。無理したら金が出る今のうちに作っておくに越したことなし。

 あ,唐沢俊一さんからブラック師匠の倒れた時の様子が報告されてたんだ。50も過ぎればどこかおかしくならぁな。うん。

 来週は人生に疲れて旅に出る予定。そんな余裕があるのかという質問に対してはノーコメントです。でもメールは読んでる筈。完全なるひも付き(Wired)人生。思えばパソ通(死語だな)に嵌って以来だもんなぁ。あれが運のつきだったな。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 06:39 PM

October 25, 2005

10/25(火) 掛川・晴

 冬型続き,朝は寒い。この秋初の暖房を入れる。食器洗いもお湯に切り替え。ガス代が掛かる季節になった。

 新しいサーバに移行して一月以上経過したわけだが,すっかり安定したようである。これで支払いさえなければいいのだが,世の中そう甘くはない。来月は極貧生活を送る覚悟である(おおげさ)。
 総ヒット数は平日で1500~2000ぐらい,休日はその半分ぐらいで,サーバ移転前と殆ど変わらない。コンテンツに劇的な変化があったわけではないから当たり前である。
 このサイト内のファイルをヒット数の多い順に並べてみると,更新の多いWeblogがダントツで,以下,PC cluster関連文書,「ソフトウェアとしての数値計算」文書が並ぶ。ことに後者は内容によってヒット数が随分異なる。top30に並んでいるものを列挙すると(10/25までの集計結果)

 1位(484)第3章,2位(364)第14章,3位(315)第6章,4位(285)第18章,5位(278)第11章,6位(225)第1章,7位(224)第20章,8位(208)LAPACKガイド, 9位(181)第7章, 10位(176)第2章,11位(163)第12章,12位(151)第13章

・・・となっている(括弧内はヒット数)。大部分はサーチエンジン経由でいらっしゃるから,この順位はサーチされる階数の多い単語が入っている順,ということになるんだろうな。改定する時の参考にしようっと。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 07:59 AM

October 23, 2005

10/23(日) 掛川・晴

 この秋初めての冬型。遠州名物空っ風を堪能・・・どころではなく,寒い寒いを連発。日中はまだ日が高いので結構気温が上がるが,それでも室内で長袖が必要なぐらい。明日早速灯油を買い込むことにしようっと。

 快楽亭ブラック師匠が大変なことになっていたようだ。心筋梗塞で手術とのこと(日刊スポーツ)。こうなる前には立川流から除名(破門だと改名が必要だが,除名ならその必要がない。温情措置らしい),弟子も全て離れたそうな。横山やすしの晩年みたいなことにならなければ良いが。出直しblogも10/12までの更新でストップ。回復を望みたい・・・っといってもなぁ,健康に留意する生活を送る,古典落語をおとなしく演じるブラック師匠というのも,ねぇ。考えさせられることの多い御仁である。

Posted by tkouya at 02:42 PM

October 22, 2005

10/22(土) 掛川・晴

 やっと肌寒くなってきたが,太陽の照りつける日中はちょっと暑い。そろそろ灯油を買っておくかな。

 午前中は久々に偏頭痛。余った冷や飯と味噌汁を書き込んだ後,バファリン様にすがって寝て過ごす。昼過ぎにようやく復活し,余った食材で適当な昼飯を作って流し込み,先日の講演で汗まみれになったYワイシャツとネクタイをクリーニング屋に出し,ついでに行きつけの床屋でPM6:00の散髪を予約して銀行へ。積み立て用にと入金したら手数料を取られ大泣きする。時計を見ると確かに14時を少し回っており,手数料無料の時間帯を過ぎている。金を預けて金を取られる。貴様は有料貯金箱か! その後遺症を引きずったまま職場へ出かけて,昨日作りかけたプレゼン資料を完成させる・・・も終わらず,途中パソコンショップでAdobe Acrobat 7.0 Elements(いきなりPDF対策ソフト・・・だよなこれ)を購入し,急いで床屋へ。すっきりさっぱりした後,スーパーで食材の買出しを行う。夕食は余った(こればっかしや)キャベツを消費するために焼きそばと,そろそろ柔らかくなってきたキウィ,ソーセージのボイル。作ってから,「ちったぁカロリーを気にしろやワレェ」という声がワシの少ない前頭葉から聞こえてくる。遅いってば,それに全てはビンボーが悪いんです,とぶつぶつ言いながら食す。その後,買ってきたAcrobatをお仕事マシンに仕込んで作業の続き。プレゼン資料を完成させ,それを投稿用原稿にも反映させる。通るかなぁ,このところ負けが込んでるかならぁ,と思いつつ全てのお仕事を終え,共著者に送る際に先方からお返事。どうやら寝込んでいたらしい。お見舞いとお仕事を同時に贈る鬼となって,お返事にAcrobatが作ってくれたPDFファイル3つを添付して送付。全てを終えて,これを書いているという次第。はーしんど。

 改行なしってきついなぁ。筒井康隆は偉大である。巨船ベラス・レトラス,期待してま末世(高橋留美子かワシは)。

 明日も仕事があるので,もう寝ます。

Posted by tkouya at 09:57 PM

October 21, 2005

10/21(金) 掛川->浜松->掛川・晴

 ピーカン晴れ。放射冷却現象のため,朝方は冷え込む。風邪ウィルスに敗北する日も近いか。

 おお,OpenOffice 2.0がついに正式リリースか。日本語ローカライズ作業はまだこれからだろうし,どーせ修正パッチもいくつか出るんだろうから,仕事が一段楽する12月まで待ってもいいよね(ズボラの言い訳)。
 PDF出力機能が一番の魅力なんだが,うーん,機能的にはどうなんだろう。イマイチ,フォント並びが汚かったという覚えがあるのだが(1.2になって少しは改善されていたけど),直ったのかな? それと,セットアップの際,全てのユーザのメニューに自動登録が出来なかったのも修正されてる? Native Installになったってんだから,期待しているよん。

 なんだこの持って回った言い方の記事(朝日新聞)は。House Keeperとして賃金が安く済む外国人を雇用しろってことなんだろうが,家事労働者って言い方は差別用語なのかしらん?
 実際,日本人が嫌がる3K(まだ有効だなこの言葉)仕事に従事している外国人は多い。合法化については真面目に検討すべき時期にきているという意見には首肯する。ま,もう少し少子化が進んで,企業から悲鳴が上がるまでは無理だろうけど。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 07:29 AM

October 20, 2005

10/20(木) 掛川・?

 10月だってのに,なんで日中はこんなに暑いんだろうな。中学生向け講義が終わったら,もうYシャツの首周りは汗でぐっしょり。帰宅後,急いで風呂に浸かってすっきりする。ふー,しんど。

 ほほう,JeLAの講演会はOSSの(というよりLinuxの)有名人な先生方も参加するんだ。楽しみだけど,プログラムはどーなるんだ。この順で講演するならするで,早く決めてもらいたいものである。ぶつぶつ。
 ぶつぶつ言いながらプレゼン資料を作る。8割方完成。残りは土曜日に仕上げて共著者に送ることになる。おーい,忙しいのは分かるが,はよ返事寄越せ―>共著者

 あーもー一山越えたと思ったら,来週もう一つ山あり。暗澹たる気分になるが,まあ身から出た錆なのでしゃーない。もう平身低頭謝るしかない。練習しておこう,ごめんなさい,すいません,申し訳ありませんでした,I'm sorry, 言葉を重ねるにつれて誠意が感じられなくなるのは気のせいなのか? 人間性? ごもっとも。でも直んないのよねぇ。

 バックアップも取れたようなので,寝ます。

Posted by tkouya at 09:48 PM

October 19, 2005

10/19(水) 掛川・?

 「萌えるひとりもの」とやらにIDを発行したら,よくもまぁくだらないことを書き連ねやがる。本人はストレス発散になると気持ちよさげであるが,アカデミックな(誰だそこで笑ってる奴!)このblogにはそぐわない書き込みをバコバコ発射されても困るんだよな。適当なところでお引取り願うことにしよう。・・・無理かな。

 昨週から呻吟していた中学生向け一般講演の資料,何とか一通り出来上がる。講演は明日午後。それまでにあれこれ手直しとGoogle Desktop, Google Earthのセッティングもしなくちゃ。はぁ~,何でワシはこう仕事を引き受けちゃうのか。それもこれも×××(以下暴言234文字削除)。この給料泥棒っ! って台詞はこっちにも跳ね返ってきちゃうので使うのはやめよう。

 Tukaからauへの変更手続き,希望者殺到につき体制を立て直すまで延期,とのこと(ケータイWatch)。うーむ,皆考えることは同じと見える。小林桂樹や藤岡琢也みたいに「かーんたんじゃない」と嘯いているだけでは済まない使い方をしている人間の方が多数派なんだよねぇ。ま,暫く待つしかないか。

 あり?,そーいえば,春秋恒例の風邪引きがないな。今年は温州みかんが大安売りしているので,毎日二桁のハイペースで消費し続けているのだが,そのせいかな?
 あー,いよいよ来月は毎週出張期間に突入する。その前に,Dual Core PC clusterも何とかしないとなぁ。卒研学生のフォローもせにゃならんし,忙しいことが続くわい。ま,健康なのは何よりである。ひとりものだし。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 06:58 PM

October 13, 2005

10/13(木) 掛川・曇

 よく分からないエントリーが出来ているが,ここはコメントもトラバも受け付けないことをポリシーとしているところなので,質問も受け付けない。あしからず。

 おおおお終わったぁ~。山積みになっているお仕事の一つが片付いた~。くそ~,過去の原稿のコピペで終わるからと思っていたら,データ整理から文章書きから全部ゼロからの出発となり,これで貴重な時間が潰れてしまった~。ちくしょー,
 これから来週火曜日締め切りのお仕事に掛かる。それが終わったら今月末のお仕事に本格的に参入,11月はえーとHPCSと産学官なんちゃらのポスターとRIMSの発表準備と論文投稿と・・・うげげ,しぬぅ~。最後は一泊二日で里帰り~。12月が無事迎えられるのかぁ~。

 あ,KDDIさんからTu-kaの請求書が届いた。あー,来週の土曜に切り替えちゃおっと。来月の請求書が怖いな・・・まあいいか。

 おっ,みかか西からフレッツスポットの契約完了とのお知らせ。早速職場で試したいが・・・いつになるやら。

 おお,IP8廃止の受付完了とのお知らせ。さばらだ,ヤマトの諸君(古すぎる)。

 ということで飯食って次の仕事の掛かって寝ます。明日は非常勤~,一週間が早すぎるぅ~。

Posted by tkouya at 06:05 PM

October 11, 2005

10/11(月) 掛川・曇

 どんより。朝方はちょっと肌寒くなってきた。今ぐらいの気温だと,室内は外部より5~6度ほど気温が高くなっているので,室内ではちょっと暑い。先延ばしにしていた衣替えもそろそろやんなきゃだめかなぁ。

 三連休,全然仕事進まず(いつものこと)。日記の更新,しばらく滞ります。よろしく。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 07:34 AM

October 09, 2005

10/9(日) 掛川・?

 ここんとこ,真夜中に目が覚めて眠れなくなることが多い。太ってきたので,睡眠時無呼吸症候群とかいう奴じゃないかと思うのだが,原因は定かでない。まあ大概はその後,眠くなって2度寝することになるので,余り深刻な事態には至っていない。今もその合間に暇をもてあそんでいるところである。こういう時は,つい皮肉なことを考えてしまう。

 尼崎の列車事故からもう大分経つ。事故自体は悲惨なものだし,その原因の多くは運転士,及び運転士を過剰に追い込み,急カーブをほったらかして最新式の制動装置の設置を遅らせていたJR西日本の管理体制にある,ということも明らかになっている。事故の被害者及びその関係者の方々の味わった苦痛は,ワシみたいな第三者には計り知れないものがあるのだろう。それはそれとして,全国からJR西日本に浴びせられた罵声の酷さも凄いもので,NHKの受信料不払いを声高に正当化する意見に似たところがあり,ふーん・・・よくもまあ,世間には偽善者が多いもんだなぁ,とつくづく感心させられるのである。
 まあ,ワシも人のことは言えた義理ではなく,非のある立場の人たちに向けて,正義感という身があるんだかないんだかよくわからん感情を盾に,罵声を浴びせることはよくあるし,気持ちは分からんでもない。相手がこの資本主義社会の中で特権的な力を持つ大組織・大企業なので,余計に感情を逆撫でされるということもあろう。あちこちから非難の声が沸き起こってきて,それに迎合して我も我も・・・という気味もあろう。
 しかし,今回の悲惨な事故で唯一の救い(という言い方は適切でないかも)は,事故を引き起こした責任者が大企業であった,ということである。大企業であればこそ,損害賠償額も目いっぱい負担することができ,事故の起きたドル箱路線を一定期間ストップしてまで改良工事を施すことができたのである。民間人同士の交通事故なんて,事故責任者に負担能力がなくて治療費は被害者の自己負担,得られるのはよくても謝罪の言葉ぐらい,なんてことはざらであろう。金で解決できる問題ではない・・・というのはその通りであろうが,金も払ってもらえないような,どうしようもない事例ではないことは確かである。JR西日本を擁護する気はさらさらないが,さりとて当事者でもないワシは非難する気もなく,被害者とその関係者にできうる限りのフォローをしてほしいと願うばかりである。それよか,いつかJR西日本の立場になることもあるんだろうな・・・という不安の方がずっと大きい。こちとら聖人君子では全然ないので,被害者の家を一件一件,許してもらえるわけもないのに頭を下げつつ被害交渉する,なんてことになったら,ストレスですぐに倒れてしまうに違いない。それでいて,無責任な関係のない野次馬から「倒れて当然」なんて言われてしまうんだから,耐えられなくなって首をくくるか失踪してしまうかもしれない。
 大組織・大企業・大国家というものは,とかく権力を行使し,自己に都合の悪い事を隠蔽しようという傾向があるのは確かで,適度に批判にさらされてこそ節度を保つことができる体質を持っている。しかし,そういう大組織に対抗する批判者というものも,明確なものではなくても,ゆるい繋がりを持ったグループになりがちであり,一旦事が起これば賛同者が増え,一種の大組織となるのだ。故に,そこでも批判対象であった筈の大組織の体質を抱え込んでしまうのである。一部から弱者利権と揶揄されるようになった事柄は,どうもこのあたりが原因のように思えるのである。ここでも取り上げた野中広務の評伝を読んでいたら,肥大化しかけた弱者利権にブレーキをかける役割を担っていたことが出ていて,へーと感心した覚えがある。組織という奴は,保守だろうと革新だろうと大企業だろうと大労働組合だろうと似たような体質をかもし出すものなのである。
 今回の事故と,その後の経過を見ていてイヤだな,と感じたのは,JR西日本とそれを傘にかかって罵倒する事故とは無関係な批判者グループ,その両方なのである。ことに後者には「悪い奴らには何をしてもいい」的な無差別テロの臭いがして,ものすごく醜悪に感じられた。少なくともさ,被害者でも関係者でもないんだったら,批判は程々にして口を謹むべきではないんでしょうかねぇ,ぐらいの嫌味は言わせてもらいたい。

 ミシェルさん・・・は大物過ぎるか,コティさんだったら,どうするんだろうなぁ。たぶん,自分の親類縁者が巻き込まれていれば普通に悲しむだろうし,関係なければ無視するか,観察するだけだろう。
 たぶん,それでおしまい。
 そーゆーもんじゃないですかね。

Posted by tkouya at 03:05 AM

October 08, 2005

10/8(土) 掛川・曇

 どんより秋の長雨シーズン。早く涼しくならないかなぁ。

 自宅サーバのお役目が終わったようなので,Global IP Addressと共に本日からお役御免とする。早速,無線LAN Hub兼用RouterからADSLで接続すべく,PPPoEの設定を行う。・・・10秒で終わり,RouterとADSL modemを再起動。あっさり繋がる。切り替えの証拠に,ワシの間借りサーバへのアクセスを記録しておくことにする。

 [切り替え前→] xxxxx.pas-net.jp - - [08/Oct/2005:09:16:03 +0900] "GET /weblog/ HTTP/1.1" 200 26826 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja-JP; rv:1.7.12) Gecko/20050919 Firefox/1.0.7"

 [切り替え後→] xxxxxxxsizuokaden.shizuoka.ocn.ne.jp - - [08/Oct/2005:09:26:29 +0900] "GET /weblog/ HTTP/1.1" 200 26826 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja-JP; rv:1.7.12) Gecko/20050919 Firefox/1.0.7"

むぅ,なんてあっけない・・・。役目を終えた自宅サーバは電源を切ったまま,Global IP Addressを支えた専用Router共々,来週まで自宅に留め置かれる。特に異常がなければ・・・何に使おうかなぁ。Pentium III 850MHzだもんなぁ。こうして,ワシの周りからはPentium III世代のマシンが次々と消えていくのであった(未完)。

 ほっとしたので,行ってきます。

Posted by tkouya at 09:27 AM

October 07, 2005

10/7(金) 掛川->浜松->掛川・曇時々雨

 うー,ホントに10月か?ってなぐらい蒸し蒸しする一日。こういう日に限って非常勤講義2コマ連荘。汗ダクダクになりつつ,時間配分を大幅に間違えつつ(60分で終わっちまったぁ),終了する。履修カード登録者は150名を越えたが,講義中に出入りしたり携帯を眺めている(もう少しこっそりやれよな)バカに嫌味をかましたら,途中退場者が出たりしたので(もちろん嫌味の対象となる),もう少し減るかな。早くも来年度も継続してくれという依頼があり,ちょっと嬉しい。学生諸君の苦虫を噛み潰した顔を想像するともっと楽しい。よーし,またテキスト書き足すぞっ。るんっ。

 野村総合研究所によれば,日本のオタク市場は172万人,4110億円なんだそーで。何か分類方法に新味があるそうなんだが,適切なものなのかどーか,材料がなさ過ぎて判断できず。なんとでも言えるんじゃないのかな。

 ほほう,Dr.中松にIg Nobel賞か(/.J)。結構地道なことを長年やってたんだなぁ。しかし授賞式に出るんだろうか?

 げげ,落語天女おゆいって・・・うーん,落語も萌えるのか・・・。

 あー体力なくなったな。風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 06:48 PM

October 05, 2005

10/5(水) 掛川・雨

 秋の長雨の季節になったようであるが,まだTシャツで寝起きをする日が続いている。だって中途半端に暑いんだもん。

 pas-net.jpドメインの移転は大方完了した模様。これで2001年12月から動き続けてきた自宅サーバのお仕事も終わりである。折りしも,ADSL IP8廃止手続きのための書類も「メールで」届いた。後はこれに記入して「郵送」or「FAX」するだけである(釈然としない・・・)。今月いっぱいでGlobal IP addressとも自宅サーバともお別れである。
 さようなら,ワシのGlobal IP address! 愛しいワシの/29ちゃんたち! 6つのうち3つしか使い切れなかった不甲斐ないお父さんを許しておくれ! 元気でThe Internet(正しくはOCNグループ内で,だが)にパケットを流し続けるんだよ! 怖いspam屋さんに捕まっちゃだめだよーぉ~(涙声)・・・って鮭の稚魚放流じゃないんだから。まあしかしお名残惜しいのは確か。こっちの経済力のなさと根気のなさから手放さざるを得なくなったが,結構楽しかったぞ。
 でも,そろそろネット屋の看板は下ろした方が良さそうである。これからは市井の一ユーザとして,WebArena Proの長屋の一角,一間6GByteのお部屋を借りて,小さくなって懐手して暮らしていくのである。あー借家って気分が楽(転換の早い奴)。

 2週間後の,中学生向け講義のアイディア捻出中。Brainstormingの結果,しごく凡庸な案にまとまる。才能の限界。あとは演習問題の作成をして,一気にPowerPoint資料作り,文章書きに突入予定。今週中にまとまるかなぁ。

 では行ってきます。
 ただいま。

 勢いのある人達の活動には,特有の無礼さ,鼻持ちならなさが付きまとう。その辺はうまく隠して立ち回る人もいるが,それはそれで胸糞悪いものである。まだしも前者の方がハッキリしていてマシではある。
 そーゆー無礼さを感じるというのは,こちらにもジェラ心があるからでもある。テロがなくならない理由はここにある。どっちも無くすことは無理だし,仮になくなったら世の中つまらん。適度に局所的なテロ(=喧嘩,いざこざ)があることが望ましい。

 必要があって,MuPAD Pro 3.1.1 for Windowsを購入する。90Euroなり。ついでにMathematica 4.1もインストールして・・・と思ったら,インストール用のPassword(これはメールですぐにもらえる)の他に,PDFファイルの書式を印刷して必要事項を記入して米国本社にFAX(!)しろと来たもんだ。馬鹿馬鹿しいのでもうほったらかしておくことにする。もうコンシューマ向け営業をする必要がないってことなのかなぁ>Wolfram Research。

 多倍長計算のコンテストの結果,MPFRチームが勝利・・・って喜んでいいのかこれ。空白部分は棄権したか結果が必要な桁数に達していなかったってことなんだろうが,順当に行っていれば,Wolfram Research Teamの勝ちだったんじゃないの?

 ボチボチやって寝ます。

Posted by tkouya at 07:40 PM

October 04, 2005

10/4(火) 掛川・曇

 えーっと,何故だか同居している奴の頭を鉈(鋤だったかな?)でカチ割るという夢をみていました。気分すっきり。ストレス解消を想像でやっちゃうというのは,エネルギーの無駄遣いというか,犯罪防止に一役というか。今度はあのコンコンチキのドタマを鑿でほじくる夢を見てみたい。

 ぼーっとニュース(Webのね)を眺めていたら,来年の干支,犬の瀬戸物を製造しているという記事があった。えーっと(ああ中年ギャグ)そうすると今年は酉・・・って,ワシ,年男じゃん,2回目の(いや言ってみたくて)。
 まーったく一人で生きていると時間の過ぎるのは早いや。ボチボチ前厄のお払いをしてもらわねばならん年になるのである。次の年男の時はもう老後の心配をしなくてはならないのである。そしてその次の年男を迎えた時には老人ホームに入っていなくてはならないのである(まだ早いか?)。いや,ダンボールハウスに入っているかもしれないのである。うーん困った。困っているだけでも困るので,働くことにするのである。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 07:52 AM

October 03, 2005

10/3(月) 掛川・?

 うーむ,一日中職場に篭っていると天気も忘れてしまう。日光がさんさんと照りつけていたという印象はないので,多分曇っていたと思うのだが。日中はまだ長袖では暑い。完全に衣替えするにはまだちょっと早いか(という訳でまだ衣替えは実行していない)。

 pas-net.jpの移転手続き完了。早速DNSの登録変更手続きを行う。次はGlobal IPの登録解除だが,単なる解除で通常のADSLへの自動移行はされるのかなぁ。ちょっと不安だ。手続きを進める前にまずは相談するように,とOCNが勧めている通り,相談フォームから問い合わせを行ってみる。さて返事はどうなるかな?
 ついでに,今までは自宅サーバのDNSに頼っていたのをOCNの方へ切り替えておくことにする。家で繋がらなくなったらパニクるからねぇ。まあいざとなったらNote PCからDial-upすればいいんだけどさ。

 今年の3年生ゼミはMySQLのお勉強。触ってみるとなるほどよく出来ている。テキストはちと古いがこれ。記述はあっさり,必要なことはきっちり,という本である。

 ついでに,フレッツ・スポットOCNホットスポットの手続きもしておく。同じみかかグループなのに,どうしてこうもサービス形態がバラバラなのか。ワシは典型的日本人なので,寄らば大樹の陰にいたいのである。手続きの煩雑さはともかく,無線アクセス,dial-up,自宅専用線からホスティングサービスまで全てみかかにオンブされている状態は結構気持ちが良い。

 ぼちぼちやって寝ます。

Posted by tkouya at 07:13 PM

October 01, 2005

10/1(土) 東京->掛川・晴

 朝方は摂氏15度,日中は25度になるそうである。最高気温が22~23度ぐらいになれば長袖をデフォルトにできるのだが,まだ暫くはTシャツに長袖を羽織る生活が続くようである。

 pas-net.jpの移管手続き,メールフィルタに引っかかってしまって見逃していたようで,再度確認するメールが届いていた。慌てて手続きを取る(CGIのボタンを押すだけなんだが)。暫く様子を見て,来週には新サーバに切り替える予定。残るはmailmanのみ。平行して動作確認作業を進めねば。

 この日記は宿で書いている。1.5Mbps ADSLの我が家より快適なネット環境である。今年の3月下旬にも数泊した所で,東京の定宿になってしまった。また年度末に時間を取って連泊したいなぁ。こだましか止まらない田舎でくすぶっていると,コケが生えそうなんだもん。

 10月から,Tukaからauへの切り替えが,電話番号の変更なしで可能となった。実際の手続きはもう少し後のようで,手数料も必要であるらしい。現在のワシのケータイは2001年に買った物で,もうバッテリのヘタり方が著しく,ちょっと通話してしまうと1日持つのがやっとである。もう変え時だと思いつつ,ダラダラと使っていたのだが,いよいよその時が来たようである。来月ぐらいにはauに切り替えちゃおうっと。

 あ,ウンコしたくなってきた。ちょっと中断。・・・ふーすっきり。痔持ちの人間としては,ウオッシュレットはありがたい。自宅にもつけたいが,借りモンだからなぁ。我慢するしかないな。

 12月上旬に,法事のため一泊二日で帰省する。ちょうど国内航空各社の超割設定期間中だったので申し込んでいたのだが,その結果が昨日届いたようだ。無事確保できたようである。11月中旬から12月上旬までは毎週飛行機と新幹線の日々となる。あーもーどーにでもしてくれ。

 ありゃま,昨日のScilab講演会が記事になっていたのか。ワシの間抜けな質問が出ていなくて幸い。あのカメラマンはプロだったのねぇ。

 さて,本日はリラックスして本屋をウロウロして,鈴本の昼席を聞いて帰宅する予定。それでは行ってきます。

 ただいま。あー久々に落語を堪能した。しかし本日の客は最低最悪のジジババ団体であった。中入りを待てずに会場に出入りする,トリの一番最後の盛り上がりのところで「あと一分ぐらいだから」とでかい声で隣人と話す,再三の会場側の注意にもかかわらずケータイの着信音が演じている最中に鳴りまくる。それが3回も。最後はきく姫師匠がやっている最中に喋りながら会場の外に出て行くという体たらくである。どうやら北関東から来た客らしいが,日本が高齢化していくにつれてこーゆーバカ老人どもが増えてくるかと思うと,ニート問題よりよっぽど頭が痛くなる。敬老の精神を持て?老人は弱者だ? バカいってんじゃねーよ,そーゆー資格のある品性を持ってない輩が言うことか!
 まあそーゆーマナーという言葉の知らないバカ老人ども相手に,昼席の若手真打はよく健闘していた。立派である。夜席は小三治師匠がトリということなので,広小路の歩道には長い列が出来ていたが,それに比べると,ネームバリューのない若手が集まっていた昼席は土曜日でも団体客を入れなければ席が埋まらない状況なんである。客の質が悪いのは自らの力量(人気も含む)が足りないからでもある。数十年間,こういう経験を積むことによって大看板にのし上がっていくんだろうな。頑張れ,若手真打!

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 08:24 AM

September 30, 2005

9/30(金) 掛川->東京・?

 うわー,随分と寒くなってきたなぁ。こりゃ東京から戻ったら早速衣替えしないと。もうそろそろTシャツ一枚で寝るのは止めた方がよさそうである。

 夢路行全集,作者本人も「呆れた」暴挙プロジェクトが無事完結となった。その暁に読者用の全プレがあるそーで,早速応募。但し,全部買ったという証拠が要る。しかも一迅社の読者調査としてはまるで役に立たなそうなアンケート付き。何が送られて来るんだろう? 多分,サインとかそんなもんなんじゃないかと思うが・・・届いたらまたここで報告する予定。ちなみに全集についての感想は全プレ締め切り後に公開予定。Movable Typeの「指定日公開」機能はこーゆー時に便利ね。やっはっは,使いたかったら自分でcron設定してみぃ。

 今日は講演会のハシゴ。午前中はScilab開発者の講演会。午後は名古屋大学CEO(問題が起こったのとは別)の講演会。後者は何故だか理科大が世話役になって,私学共済事業団が運営する会場で講演会がある。むぅ,シーズンとは言え,皆さんよくもまぁ働くよね。

 ということで行ってきます。

Posted by tkouya at 05:52 AM

September 28, 2005

9/28(水) 掛川・曇時々雨

 どんより小雨の降る秋。タオルケットと薄い掛け布団だけでは風邪を引きそうな気温になってきた。今週中に衣替えしなきゃな。

 旧サーバの契約は10/31で解約が決定。pas-net.jpのドメイン移管手続き(OCN→NTT PC)も開始されたと連絡が入る。こーゆー大事なこともメール一本でおしまいである。重要な連絡用に,秘密のアドレスを作っておく必要を感じる今日この頃。

 サーバ切り替えに伴うアクセス数の変化は以下↓のグラフを見てもらうと良く分かる。

exchange_servers.gif

 上が旧サーバ,下が新サーバのアクセス数(人数等も含む)である。完全に切り替わったのは9/22であることが分かる。DNSの切り替えを行ったのが9/19の夜なので,The Internet上のDNSが更新されるまで,まる三日必要ということである。うーんやっぱりみかかPCの説明は正しかったか。以前(つっても6年前だが)はもっと早かった気がするんだけどなぁ。それだけThe Internetが広がったということなのか,それともDNSの設定がいい加減になったということなのか。

Posted by tkouya at 06:58 AM

September 27, 2005

9/27(火) 掛川・?

 イヤ全く,spamというのは減らないものである。たくさん送りまくればそれだけ依頼者から料金をふんだくれるという仕組みなんだろうな,きっと。対費用効果,という概念が早く定着してくれればいいのだが。
 しかし時たま傑作が現れたりするのだから,spam watchはやめられない。今回はこれ↓。

---------------------------------------------------------
私は関東に住んでいる××といいます。
突然ですが包茎手術をしてください!
そして切った皮を私に下さい。!!
一度でいいから食してみたいのです!!!
手術代は私が出します!!!!。
是非!是非!!ご連絡下さい。
本当に宜しくお願いします。
---------------------------------------------------------

 わはははははははははは。・・・って,こーゆーのを掲載するからここの品位が下がるんだよなぁ(今更)。でもやっぱり傑作なので記録しておくことにしよーっと。あー,ちなみにワシは残念ながら包茎ではありませんので,ご期待に添えそうもありません>××さん。

 USEN系列のドメインが更新手続きミスでアクセスできず(Internet Watch)。まー,Pukiwikiの悲劇とまでは至らず,不幸中の幸いである。「いしかわじゅんHomePage」に繋ごうとしたら,どこぞのエロサイトへ飛んじゃった・・・ってことになりかねないもんなぁ。
 それにしても,更新ミスってのをチラホラ聞くようになってくると,何か原因があるんじゃないかという気がする。この手の連絡は管理者のメールアドレスに届くようになっているのだろうけど,多分,spamやら苦情メールやらで埋まっていて,大事な連絡も見逃す機会が増えているんじゃないのかな。spamよけのフィルタをかけていると,年単位でしか来ないようなメールをspam扱いしてしまうこともあるだろうし。してみれば,もう重要な連絡手段としてのメールの存在意義はかなり揺らいでいるような気がするなぁ。

 おおっ,9/30の午前中にScilabの講演が! これは行かずばなるまい。ちょうど出張だしなぁ。楽しみ~。

 楽しみが増えたところで寝ます。

Posted by tkouya at 09:49 PM

September 26, 2005

9/26(月) 掛川・?

 DNSとサーバ以降作業も一段落。自分でApacheのセッティングができるって気持ちがいいっ。で,ログはIP addressではなくFQDNで記録するように変更したのである。
 するてぇと,・・・げげげ,***-u.ac.jpとか***.go.jpとかtoyo**.**とか・・・恐れ多いところからのアクセスがばっちり分かってしまうのであった。ということでモノは相談ですが


 ・国立大学フィルタ
 ・旧帝国大学フィルタ
 ・国立研究機関フィルタ
 ・偏差値60以上の大学学部フィルタ
 ・一部上場企業フィルタ

をどなたか作っていただけないでしょうか? 毎月500円程度の支払いは致します。/etc/hosts.deny形式と.htaccess形式を希望します。

 仙台ではメルパルクに宿泊した。豪華な吹き抜けがあったり,LAN対応だったり,それいて宿泊費は格安なので批判はいろいろあるのは当然である。しかし,かつて噴水だったところは荷物置き場になっていたり,朝飯を食っているところにカーネーションを持ってきてくれたりすると,「自民党に票を入れてすいません」という気分になる。
 帰り,仙台駅に着いた時には財布に32円しか入っていなかったという状況は,社会人として非常にまずいと思われる。年から言って,そろそろ「お付き合い」という奴を計画に入れておかねばいけなかったのである。反省。まあクレジットに頼らなかっただけマシであるが。
 しかし,4月~8月まではあんまし金を使わずにすむのに対して,学会・研究会シーズンの9月~11月はとんでもなく金が掛かるのはどうにかならないもんか。アンバランスな経済生活である。今年は特にサーバの移転などやってしまったもんだから,特にシビアである。12月には解消される予定だが,それまでビンボーぐらいが続くのである。同情するなら金をくれ。いやマジで。10月はいいんだが,11月はひょっとすると3回連続で関西方面に出かける羽目になりそーだしなぁ・・・。

 奥村先生のblogからリンクのあった,辰巳先生のご意見。へー,辰巳先生ってこんな一方的な感情論をぶつ人だったのかぁ。もうちっと冷静な議論が出来る人だと思ってたけどなぁ。がっかり。これじゃ敵さんの思う壺だって。大体,「教育は聖域だ」なんて議論が世間に受け入れられるんですかね,イマドキ。敵ながら(当事者じゃないけど,応援団の一員とということで)天晴れという意見があったのでリンクしておく。こっちの意見の方がよっぽどマシである。

 ガッカリしたので寝ます。

Posted by tkouya at 12:00 AM

September 23, 2005

9/23(金) 掛川->仙台・曇

 日本応用数理学会年会初日。新幹線を乗り継いで仙台へ。今日から3連休ということもあって,東京からの東北新幹線の指定席は午前中完売状態。仕方がないので,自由席で立ちっぱなし,福島でようやく座れた。ふー,しんど。

 自分の講演はどうだったのかは聞かれたくないし言いたくない。

 今日のトピックは総合講演かな。理論の美しさってのを久々に堪能したような気がする。気がするだけだが。

 夕飯は小生御大ご一行と。小宴会と化す。まあいろんなことがあるモンである。午後10時にホテル着。展望風呂(温泉に非ず)でさっと汗を流してこれを書いている。
 LAN対応ということだったので,RJ-45の口を捜したのだが見つからない。何故かTV用と同じアンテナ線がびろんと出ているだけ。フロントで聞いてみたら,モデムが必要になるという。LANでモデムぅ? で,借りてきたのがこれ↓

cablemodem.JPG

 あー,Cable Modemって奴ね。繋いでみるとなかなか快適である。さくさく書ける。さくさく。

 自分の仕事が終わってホッとしたので寝ます。

Posted by tkouya at 10:37 PM

September 21, 2005

9/21(水) 掛川・?

 Newサーバに繋がらないと嘆いていた昨日とは異なり,自宅からも職場からもばっちり移転先にて"na-inet.jp"ドメインが使えるようになった。ふー,一安心。ということで旧サーバの契約を解除する手続きをする。こればっかりは書類を郵送しないといけない。e-mail時代になってから大部分のやり取りは電子化されるようになったが,重要かつsecureでないといけない書類の交換のみが郵便に残された仕事となった。つまり,郵便の扱う量はますます減るが,信頼性はもっと高めないといけない状況になったわけで,民営化の道のりは険しそうである。

 ついでに自宅サーバが使っているドメインの移転手続きも郵送することに。まあ解約してもいいんだろうけど,いつの間にやらエッチサイトに転用されるのも面白・・・いや,シャクであるから,しばらくは抱え込んでおこうという次第。
 これが済んだら最後のお仕事は,IP8サービスの解約のみ。10月中に手続きをして,11月には通常のPPPoEへ逆戻りの予定。4年も使ったルータやnon-stopで故障なしで動作していた自宅サーバマシン(RH9, Pentiuim III 800MHz)のお仕事もこれで終わることになり,代わりにドカンとAthlon X2マシンがやってくるのである(金があるのか?)。嬉しさも寂しさも同時進行。さて,12月の時点でどんくらいコスト削減できているのかな?

 尻についた火を無視するのも限界のようなのでこれで失礼します。

 あーもー開き直ったぞ。とりあえずこれでいくっ。もー寝るっ!(23:10追記)

Posted by tkouya at 11:11 PM

September 20, 2005

9/20(火) 掛川・晴

 うえぇ~,蒸すぅ~。台風でも来とるんかいというような日。気温はそう高くはないが,湿度が高い。こういう日に限って会議が二つもありやがんの。

 何か近頃,民主党のニュースが多いな。代表選挙があったからってのもあるんだろうけど,ボロ負けした党にしては露出度が高いような。マスコミの,せめてもの罪滅ぼしってところか。

 うぇ~ん(泣),自宅からも職場からもNewサーバが見えないよぅ~。何で作った本人より先に,他人がさくさくとアクセスするんだよぅ~(号泣)。
 まあ,明日には何とか・・・なっていて欲しいぞ。

 あー三日後に発表があるのに全然出来てない。尻に火がついたのでこの辺で失礼します。

Posted by tkouya at 06:36 PM

September 17, 2005

9/17(土) 掛川・晴

 ボチボチやらねばならぬことにようやく手がつくようになった。本日のお仕事はそこまで。あとは二日でどこまで突き進めるか,である。

 頼まれていた研究発表会は御同類がいっぱいいて午後のスケジュールが満杯につき断念することになった。代わりに10月下旬に地元の中学生さん相手にサーチエンジンの話をすることになった。で,その資料用にと,ふざけた書き出しから真面目な中身へとバリバリと書いている。最初の意気込みはともかく,どこまで書けるかな? バカでも何でもやりとおしているといつのまにやらどーにか書けてしまうもんであるから,ともかく書くしかない(何を言いたいんだ>をれ) ということで,こんなことも書いてしまうのであった。

「人間社会は,人間同士の信頼関係を相互に張り巡らせた『Inter-人間』ネットワークです。これによって社会が成立しているため,如何に多くの人から信頼してもらうか,そのことによって経済的社会的な豊かさを手に入れることが出来るようになっています。従って,悪意を持って人をだまくらかすことで他人より一歩抜きん出ようという小悪党の大部分は(ということは多少の例外はあるということでもあります),信頼関係のネットの枠からハズれてしまい,逆に自分が落ちていってしまいます。 WebやメールといったInternet上のアプリケーション世界においても,コミュニケーションしている主体は人間ですから,この原則は変わりません。地道な信頼関係抜きにむやみやたらに自分のWebページからリンクを貼ったりメールを出したりしても,そのWebページの評価が上がることはありませんよね? 真っ当な人(Web)である,と既に認知されているところから信頼してもらい,その結果として真っ当なWebページからリンクして「もらう」ことによってしか,評価を上げる道はありません。この「信頼できるWebページからのリンクは信用しても良い」という原則を最初に大規模に実現し,我々に見せてくれたのがGoogleだったのです。」

 うわー,説教くせー。年よりくせー。ま,年寄りだからいいや。でも「信頼の連鎖」ってのをきちんと理解しないと,真っ当な努力なしに「GoogleのPageRank(TM)を挙げる方法はないか?」という間抜けな質問をする輩になっちゃうんだよなぁ。原理原則をコッテリ書く,という文書になる予定。しかしこんな調子でホントに書きあがるのか?

 寝ます。

Posted by tkouya at 07:22 PM

September 16, 2005

9/16(金) 掛川・晴

 一日中,涼風がそよ吹く日であった。やっと秋を実感できる気温である。このあたりで長袖をはおり,寝る時には毛布を一枚増やすという措置を取らないと,あっという間に風邪を引いてしまう。気をつけねば。

 夕方からは遠方よりI先生をお呼びして講演会を開催する。余りにもきらびやかな経歴なので,突っかかりながらご紹介する羽目になる。うーむ練習しておくべきだったか。期待していた通りの熱弁を振るっていただき大変ありがたいお話を聞くことが出来た。ワシがこういうと嫌味と取る人もいようが,そうではない。聴衆に対する真摯な態度は確実に伝わったことであろう。
 終了後は短い懇親会にお付き合い頂き,ワシのボロ車でホテルまでお送りして本日のお仕事は終了した。準備して頂いたT先生や事務局のKさん他の皆様方,どうもありがとうございました。

 今日の講演はI先生の許可を貰って全てワシのEverioで撮影した。使い方が良く分かっていないので,マイクの指向を被写体に向けることが出来ず,音声がイマイチ。うーむ,もっと習熟すべきだな。あと,長時間撮ると勝手に動画をぶつ切りにしてしまうのはどんなもんか。後で繋げればいいんだけど,数GB単位のファイルを扱うのは手間である。これもどっか弄れば直るのか? 誰か「できるEverio」を作ってくれよん。スタパ斎藤さん,いかが?(ところでHDD内臓Everio,ホントに買ったのかな?)

 ・・・とEverioから自宅のPCへデータ転送をしながらこれを書いている。うーん,転送まで2時間も掛かるのか。こりゃこのまま寝るしかないな。

 ・・・と,ワシのPrivate New ServerへのSSHアタックを掛けてきた某大マシンの管理者への注意喚起メールに対して返事が届いた。

> この度は大変なご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。
> 調査しましたところ、当方のサーバーへの不正侵入者による仕業で
> あることが判明しました。踏み台にされたかたちです。
> これも、当方の不十分なサーバー管理と不十分な利用者の教育が
> 原因であります。
> 今後はこのようなことの無いよう、サーバー管理の見直しと利用者教育の
> 徹底を行う所存です。

 うーむ素早い。侵入されたことは責められるべきだが,対処が早いことはさすがである。この態度は見習いたいものだ。・・・などと悠長なことを言っていられるのはこちらに実害がなかったから。SSHもPrivate Keyでの認証にでもしないと,全然secureにならないのだな。こっちも乗っ取られないように,乗っ取られてもすぐに復旧できるように準備しておかなくちゃ。

 ということで寝ます。

Posted by tkouya at 09:40 PM

September 13, 2005

9/13(火) 掛川・曇

 どんよりした朝。昨日はかなり暑かったので,そのまま熱帯夜となり,寝苦しいのと仕事が立て込んできたこともあって寝つきが悪いのが重なってあまり眠れず。こういう時はジタバタしても仕方が無いので,寝床で読書して過ごす。なだいなだと橋爪大三郎を読了。時間があればぷちめれを書きたいのだが,はてどうなるか。

 以前ここで取り上げた名大COEに参加している研究者の虚偽業績問題,自主的に大学側が補助金の一部を返還することで決着するようだ(読売朝日)。朝日の記事を読むと,一部しか返還しないのはけしからんという感じも受けるが,読売の記事では,業績表に関しては勇み足があったものの,研究者としてはCOE推進に欠かせない人物であったし実績も挙げている,ということも書いてあるので,まあこの程度で収めるのが妥当か,という気分になる。記事の書き方一つでこうも受け取り方が違うんだから,客観的な報道ってのは難しいよね。

 うー,10月に研究発表を頼まれちまったが,あいにく非常勤の講義と重なる。既に2回休講の可能性があるので,これ以上休むわけにも行かない。なので,講義終了後に会場まで飛んでいって間に合う時間にしてくれるのならO.K.という返事を書く。まあしかしこの程度のバッティングは,COE参加研究者のプレッシャーに比べれば屁みたいなもんなんだろうな。研究者に一番必要なのは体力,なんだよなぁ。

 では行ってきます。

 ただいま。
 すげーっ,GSL1.6の翻訳をした人がいるんだ。完成目前,凄いな~。ということで,こっちのページもちょこっとupdate。ま,これ以上追加することもねーな。

 お,MPFR-2.2.0のRelease Candidateが出ている。問題がなければ間もなくリリースされる筈。こっちの翻訳も修正しなきゃならないな。

 寝ます。

Posted by tkouya at 07:17 AM

September 11, 2005

9/11(日) 曇

 選挙に最適な曇り空。ちょっと蒸し暑いところが玉に瑕。さて,投票率はどうなるかな? そんなに高いと言うわけではなさそうだが。

 選挙特番を見ながらこれを書いている。うーん,小泉旋風どころか台風だねこりゃ。300議席なんて,あーた,公明党を加えると憲法改正も可能な数なんじゃないか。すごいね。こんなに勝っちゃうと,郵政公社なんてズタズタにされちゃうんじゃないのか。政治に頼る者は政治に負けるということか。諸行無常。

 ホリエモンが各局に出まくっているが,当選するんだろうか? 結果が分かるまで付き合うつもりもないので,適当に寝ます。しかし,出口調査のおかげで全体の結果が出るのは速くて,面白くないねぇ。

Posted by tkouya at 08:45 PM

September 09, 2005

9/9(金) 掛川・晴後曇

 数値計算テキストの最終校正を午前中に仕上げて先方へ届ける。あーもー暫く自分の書いたものを見る気が起きない。しかしこれで全ては終わった。1400円程度で販売されるということである。うーむ,次年度は書けるだけ書いてしまってから,200ページ以内に収まるよう調整した方がいいかな。早速Webの方もupdate。あと十年も試行錯誤して弄っていけば,それなりのものにはなるのではないかな。校正しながら,自分の馬鹿さ加減を思い知ると共に,「おっ,結構いいこと言ってんじゃないの,こいつ」というところもあって,まんざらでもなし。ま,自己満足だが。後できびしそーな先生方の所に送って反応を見てみよう(どーせ読まれないんだけどさ)。

 職場の自分の机の周りがえらいことになっているので,スティック糊を使おうにもどこに埋もれているのかさっぱり分からない。発掘のついでに片付け。発見された糊は既に末端まで使用済みであった。片付けの続きはまた明日にしよう。

 帰宅途中でホームセンターにてスティック糊とセロテープを買い,ついでに期日前投票をするため市役所へ。換算としているかと思いきや,ワシの前に数人の待ち人がいたし,ワシの後からも人が来る,という具合で,受付の人は結構忙しそうであった。
 小選挙区の方は負けそうな候補へ,比例代表は大勝ちしそうな党へ投票する。最高裁判事の国民審査は特に異論もないので×なし。さて結果はどうなるかな。日曜日の夜が楽しみである。

 まだ次の仕事へのエンジンが掛からないので,なだいなだを読みながら寝ます。

Posted by tkouya at 08:00 PM

September 08, 2005

9/8(木) 掛川・晴

 台風一過で青空が広がる。おかげで夏が再び戻ったかという程の暑さ。今日は熱帯夜かな?

 数値計算テキスト,最終校正作業中。山のようなTypoをちくちくと修正していると,「あー何だこの文章,訳分かんねー」とか「何だこの言葉,全然説明して無いじゃん」など,不満爆発である。が,それをやっていると終わらないので,我慢我慢,最小限の修正に留める。それでも付箋が生い茂っているのだが・・・あー,俺って本当にバカ。くそぅ,この悔しさは次年度にぶつけてやるぅ~(今年でクビになったりして)。

 自分がイヤんなったので寝ます。

Posted by tkouya at 09:35 PM

September 07, 2005

9/7(水) 掛川->東京->掛川・曇時々雨

 早明浦ダムの貯水率は一気に100%越へ。5日までは確かに0%だったのだ。台風の力は物凄いものがある。

 台風14号が日本海側に抜け,東海から関東までが強風域に入った日にFIT2005へ参加。蒸し暑ぅーい空気の中を掻き分けるようにして水道橋駅から東京ドームの横を通り抜けて中央大学へ。
 久々のFITであったが,やっぱり院生さんの発表会になっちゃってるのね。ワシの講演はセッションの最後であったが,おっさんが訳のわからぬ話をして済まん。オマケにProjectorにPCの画面が写らないトラブルまで初体験。rebootしたら難なく写ったが,バッテリー駆動と言う条件も重なったせいなのかなぁ。
 講演では一つのウケも取れず敗北。だって司会者も含めてみんなスーツで固めた生真面目さんばっかりなんですもん~。とにかく一段落したので,東京駅の回転寿司にて2200円分堪能する。腹が小さくなったわね。

 八重洲ブックセンターにて「アズマニア1, 2, 3」を入手し,ついでに新書「サウジアラビア」も買って,帰りの新幹線車中にて読み込む。適当にチェンジしながら読んでいたら,アブドラ皇太子(現国王)と阿素湖素子と不気味くんとワッハーブ派とオイルダラーがまぜこぜになって,ハラヒレになって帰宅する。読書は楽しい。

 新レンタルサーバの設定をちょっと弄ってWebalizerを起動してみる。うーん,まだドメイン移転も解説の告知もしていないのに,Proxy代わりにアクセスする奴やありもしないディレクトリをほじくる奴まで色々来訪していることが判明。そろそろ他業務と兼業していてマメにチェックできない管理人には,きつい世界になってきたわね。油断もすきもありゃしない。
 後はMovable Typeの最新版をインストールして,このWeblogのデータを移行するテストをし,それがうまく言ったことを確認の上,na-inet.jpドメインの移転申請・・・という流れになりそう。ま,10月までは本格的な作業はお預けである。それよりなにより・・・をやんなきゃぁ~。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 09:32 PM

September 04, 2005

9/4(日) 掛川・曇

 また台風が来るらしい。今度は奄美諸島から九州~四国・中国を横断して日本海に抜けるコースを取ると予想されており,早明浦ダムにとっては朗報だろう。ワシは7日に東京日帰り予定なのだが,さて影響があるかどうか? 11日の総選挙の頃には台風一過のすっきりした秋晴れとなることが期待される。投票率が上がって新聞各社の予想が外れると面白いのだが。

 投票日まで残り一週間となり,得票議席の予想が,日経読売朝日毎日から発表された。一律で自民大勝を予想している。うーむ,さて結果は如何に?

Posted by tkouya at 09:17 AM

September 03, 2005

9/3(土) 掛川・?

 あ,日が変わってしまった。がーっと一気に雑用をこなしていたら晩飯も食い損ねてしまったのであった。帰宅後,素麺と冷奴で空腹をゴマカす。

 予定通り,WebArena SuiteProの仮想サーバを申し込む。おお,一発じゃん。ではまず指示どおり,yum updateと・・・で,延々と続いて,何にも出来ないじゃんかよ。せめて今のサーバからのバックアップぐらい出来てもよさそうなもんだが。FC3からFC4に成るのかと言うぐらい,長い処理である。

 終わりそうも無いので,もう寝ます。目が覚めたら終わっていて欲しいぞ。んっとに安くない金を払うんだからさぁ>みかかPC

 起きました。早速このサイトのファイルを全部転送しておく。こういう大量のファイル・ディレクトリの転送をしようとすると,FreewareのFTPクライアントでは全然ダメ。安定性に欠け,すぐに訳の分からんSocketエラーで落ちてしまう。で,SharewareのWS_FTP Proにて作業を続ける。うーむさすが金を取るだけのことはあって,どっしり構えてしっかり作業を完了してくれる。とりあえず今日の作業は終了。
 今後は(1)自宅サーバの内容転送とドメイン移転手続き,(2)DNSサーバ設定,(3)Movable Typeのインストールとこのblogの移転,(4)na-inet.jpドメイン移転,(5)postfix, pop3(この機会にimapにしようかなぁ),mailman等・一連のメール設定,(6)最終確認が控えている。予定では休日にチマチマと作業をこなしつつ,来月には移転作業を完了したいのだが,さてどうなるか?

 サイバラさんの体調不良の原因が判明(トップページから声明文が読めます)。うーん,誰しも自分の子供が絡むと冷静な判断が出来なるもんらしい。サイバラさんは少なくとも描かれる人物のプライバシーには極力配慮していると思うんだがなぁ。

 ふーん,物理演算ボードか(PC Watch)。回路シミュレータもそうだが,応用分野の方々はアグレッシブに実装してくもんなんだなぁ。ハードを弄れる人が時代を切り開いていくのかしらん。ソフト屋としても気になる動きである。実際に製品が出たら試してみたいな。

 さて今日も元気に仕事をしますか。

Posted by tkouya at 10:07 AM

August 31, 2005

8/31(水) 掛川・曇

 薄曇の一日。選挙だというのに全然選挙カーを見かけない。まあ,茶畑のど真ん中の職場なので,演説ぶったところで効果はあるまいが。
 ここ静岡三区から3回ほど野党から出馬していた候補が,別の党の裏日本地域の比例代表名簿に載っていて驚く。そこまでして議員になりたいか。しかし名簿順からして完全に木っ端泡沫候補扱い。当選しなきゃただの人,なんだなぁ,この世界は。厳しいねぇ。

 面倒になったので,テキスト原稿は金を払って宅急便屋さんに配送をお願いすることにした。おかげでその分,こちらはゆっくりとすっ飛んだマシンの復旧に努めることが出来た。SP2なのにWindows Update(今はMicrosoft Updateか)を書けたら28個の更新がありやんの。SP3とは言わないが,SP2.1とかSP2.5とか,パッチ10個単位でまとめてくれないもんか。結局,すべてを見届けられずに帰宅。いくらなんでも明日には終わっているだろう。明日はまた別のClusterを直さねば。

 明日から9月。ボチボチ雑用が入り始める。また秋が来てぇ~,冬が来てぇ~,年度末が来てぇ~・・・なんだな。ともかく,気温が低くなるのはありがたい。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 09:25 PM

August 30, 2005

8/30(火) 掛川・曇一時雨

 一日中日があたらず,日中一番暑くなる時間帯にスコールのような雨が降って,涼しい日となった,衆議院選挙公示日。

 日がな一日ずーっと研究室に篭ってテキスト校正作業。やってもやっても終わらないので,気になる部分だけざーっと見直して,キリのいいところで帰宅。自宅のプリンタで片面印刷して脱稿。いぇーい。明日,午前中にS大へ届けに行く予定。宅配便で送るよか早いし安いので。

 もうHDD Recorderには録画した番組が山のようにあるのであった。講義開始までに全部は見切れないよなぁ。

 どっと疲れたので,シャワー浴びて寝ます。

Posted by tkouya at 10:00 PM

August 29, 2005

8/29(月) 掛川・晴

 日中はまだ30℃近いが,朝晩はかなり涼しくなってきた。秋はまず風からやってくる。

 数値計算テキスト,索引を作ろうという無謀なことを始めたら,これがえらく面倒な作業であった。校正作業と同時にこなして一通りチェックは完了。ちなみに酷いミスもたーくさん見つかったので修正修正また修正。加筆分と削除分があるので,+10ページぐらいか。後半部分は全然ウスいまんまなので,ここをきっちり書くと,まだ50ページは増えるな。明日には何とか終わらせにゃあ。

 これが終わったらTutorialも何とかせにゃ。いやその前に数値微分も・・・あああ,この夏遊んだツケがぁ。三十路半ば過ぎても学生時代の自堕落な習慣が抜けず。ワシには過労死する人を全然理解できないのであった。一体どうやったら倒れる前に死ねるんだろう?

 疲れたので寝ます。

Posted by tkouya at 10:11 PM

August 26, 2005

8/26(金) 掛川・晴

 台風一過。静岡県に上陸すると言われていた台風11号は,またもや東にずれまくって千葉の方へ去っていた。今年はどうやら北の高気圧の勢力が強いために北上できず,偏西風に乗って太平洋へ去ってしまうというパターンが続くようである。

 テキスト執筆一段落つく。これから全部プリントアウトして校正作業に入る。ああこれで日曜日に遊ぶことができる。勿論,プリント用紙を抱えて新幹線車中でテレテレ校正しながら,である。第三者的に眺めようとすると,このような遊びの合間のナガラ校正が最適なのである。ボチボチやんべ。

 さて実験講座,本日は最終日。気合を入れていきましょうかね。では行ってきます。

Posted by tkouya at 06:06 AM

August 24, 2005

8/24(水) 掛川・曇

 数値計算テキスト改定作業,半分は何とか終了。しかし,書けば書くほど書きたいことが増えて収拾がつかなくなる。直接法の説明のまーくどいことくどいこと。われながら笑える。

 同時に,明日・明後日に担当する高大一環夏季実験講座の準備も行う。職場の閉鎖前にWindows Updateを済ませておいたので,作業はかなり楽。途中,ドメインサーバにログインできなくなるトラブルに見舞われたが,Windows 2003 SP1導入時にFirewall機能を有効にしたためと判明。何のためのFirewallじゃ。

 つくばExp開業(PC Watch)。小泉首相も乗車したらしい。つくばに用事があれば乗ってみたいが,いつごろになるのかなぁ。

 今週はとにかくテキスト執筆に全力を尽くすことになる。あともうちょっと・・・の筈。

 待ち人来たらず・・・到着の電話があるまで待って,その後寝ます。

Posted by tkouya at 09:49 PM

August 22, 2005

8/22(月) 掛川・曇

 どんより蒸しっ,という日。明日は日本列島と同程度に湾曲している前線がかぶさってくるらしく,更に蒸すということであるらしい。

 土曜日はヨドバシで予定通りEverioを購入し,夕方からは大学時代の同級生と池袋にてお盆恒例飲み会。既に「高齢」飲み会と化しており,ワシも含めてまーみなさん腹回りが悲惨なことになっている。四方山話を2時間ほど。自宅の電気容量の話題が出て,ワシ一人が20Aでしのいでいることが判明する。楽しくウーロン茶(ワシだけだが)で会話して,お先に帰らせて頂いた。さて年末はどーなるかな。

 閉鎖されていた職場に復帰し,cs-pcclusterを起動したら・・・あらま,NIS/NFSサーバのHDDが「かっこんかっこん」という典型的なコリャダメだ音を発するようになってしまった。まあ,過酷な環境の我が家で2年以上も頑張ってきたHDDなので止むをえんか。余ったHDDで仮復帰させておくか。しかし,この時期で助かった。バックアップは完璧に取ってあったし,8月一杯はこいつが活躍することもない。9月になったら一番安くて容量の少ないHDDをぶっこんで,rsyncで自動バックアップ体勢を取るようにしておこう。

 大事な会議があったのに,そこで使う資料を作るのをすっかり失念していて大慌て。七転八倒して間に合わせで作ったら,会議終了後に大馬鹿なミスをしでかしていたのに気づいて,いそいそと修正。rest of todayはこれで終わってしまったのさ。明日はメンバーに平謝りして回る予定。自業自得なり。

 テキストの残り作業をやってから寝ます。

Posted by tkouya at 08:21 PM

August 17, 2005

8/17(水) 掛川・晴

 でれでれしながらも,数値計算テキスト改定作業をすすめる。何とかあと二日で一通りの仕上げをしなければならないのだが,意図していたところまでは進みそうも無い。まあでも昨年度に学生さんからイチャモンがついたところは改定できるだろう。問題は全部で200ページを越えそうな分量になるってところだな・・・。

 今年の夏は過ごしやすくてよい。これが「平年並みの夏」という奴なんだな。朝方と夕方は気温がぐっと下がって,冷房はoffにしていても,扇風機をかけっぱなしにしておくと結構涼しい。良いことである。

 選挙報道が喧しい。まあ選挙が面白くなるのは良いことである。ホリエモンまで出馬か(朝日新聞)。なーんか顔ぶれが派手だな>自民党 人材の無駄遣いという声もあるようだが,折角面白い候補者を集めたのだから,せいぜい当選させてやって欲しいものである。

 どーんより過ごしている間に,HDDレコーダに溜まった番組のDVDへのダビングと整理を済ませてしまった。保存した映画は「幕末太陽伝」「Blues Brothers」「Blues Brothers 2000」「ベルリン天使の詩」。なーんか,ふつーのハリウッド映画を鑑賞できない人間になっちまったって感じ。まあ年より臭くてそれもよし。

 ふーん,Dual core Xeon前倒しか(PC Web)。IntelはNetBurstと共にHyper-Threadingを捨てるようだし(PC Watch),Core数でCPU能力を量るようになっちまうんですかねぇ。だったら早いとこ,せめて同一Node内だけでもOpenMPだのMPIだの使わなくても自動データ転送ぐらい,Compilerで面倒見て欲しいものである。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 10:50 PM

August 13, 2005

8/13(土) 掛川・曇

 どんよりムシムシ,という日。本日から次週日曜日まで職場は完全閉鎖である。仕事は順調に停滞中(ぉい)。

 完全閉鎖の直前,ごみ捨てなどに勤しんでいると,最後のDual Core PC2台が到着する。くっそー,この忙しいのに~,といいつつ,全てに優先する割り込みが入ってしまっていそいそとセットアップする。いやぁ,ごっついごっつい。

dualcorepc-back.jpg

 ケーブルもごしゃごしゃ。まあ卒研終了時まではこのまま行くしかないな。メモリテストも問題なくクリア。わーいラッキー。・・・当たり前のことなんだが,メモリがらみのトラブルに今年は2回もぶち当たっているので,神経質になっているのだな。
 しかし,電源が500Wとは・・・。4台で2KW。cs-pccluster2を全部こいつに入れ替えると,12台で6KW。100Vだと60A・・・ご家庭で気楽に使えるという代物ではない。そろそろ実験室の制限容量も越えそうである。今のうちに調べてもらわないといかんなぁ。

 さて,ちょーどいい具合にWindows Vistaのbeta 1も入手できたので,テストがてら64bit版をインストールしてみよう。ちなみに32bit版は,160GB HDDを1 partitionとして認識できずにインストール断念。ま,使わないからいいけどね。
 さて,DVDから起動して・・・

longhorn-beta1-boot.jpg

 おおっ。なんて地味なモノクロ画面だ。さて,セットアップは・・・

longhorn-beta1-install.jpg

 へー,マシン名とインストール先のpartitionだけ指定すればいいのか。らくちんだなぁ。
 さて,使い勝手は・・・

longhorn-beta1-main.jpg

 むー,XP SP2と全く変わらんぞ。画面デザインはともかく。まあ,beta1にして安心して使えるレベルになっているってのは,現時点ではその程度のminor updateってことなんだろうけど。UPnP機器(うちの場合はWireless LAN Switch)もスカッと見つけてくれるし,DHCPなら全く設定いらず。楽なもんですわ,ホント。
 個人的に気になっていたMeiryoフォントだが,これは地味な改良だが大したもので,すっごく時が小さくて読みづらかった教祖様のblogがすっきり読めたりするのである。・・・気のせいかな?

 さって,頑張って仕事しましょーかねぇ。

Posted by tkouya at 09:51 AM

August 08, 2005

8/8(月) 掛川・晴

 昨日は,はだびずでぐしょぐしょ,だみごえごさごさで我がcs-pccluster2の説明を午前に4回,午後に3回こなしてOpen Campusを乗り切った。本日も状況変わらず,多少軽くなったものの,朝起きたら頭痛に悩まされ,職場に着いてからバファリン様2錠にすがってようやく仕事に復帰できたのであった。うう夏風邪ってしんどいもんですなぁ。

 喫緊の課題が過ぎ去ったので,S先生を二ヶ月以上お待たせした課題をシャカシャかとこなして「できましたぜ,後は先生の責任で何とかしてね」という無責任なメールを送り,溜まっていた書類仕事をてきぱきとこなし,いよいよ自分の論文書きモードに突入するのであった。SWoPPの際に,やはり予想してた突込みをされてしまったので,そちらの論文はとりあえず後回しにして,乗りかかった船になった論文の方から片付けることに方針転換。グローバルスタンダードな例題を片っ端からDLして纏め上げて本日の職場におけるお仕事は終了である。

 その間,衆議院は解散されてしまったようである。公示が8/30,投票が9/11だそーな(読売新聞)。やれやれ,こちらが実験講座に汗をかいている間に選挙カーがうるさく駆けずり回る事態は避けられそうである。さて,小泉さんの命運や如何に? 某政治やほいの大家はさぞかし萌えていることでありましょう。あー,無事仕事が上がったら,久々にComitiaでも行ってこようかな。コミケ? あーた,そんな暇,今年は全くございません。

 ということで,自宅に戻って,今度こそ「ソフトウェアとしての数値計算」リニューアル原稿の総仕上げである。今週中に下書き完成,来週一杯で打ち込み完了,再来週に最終チェックして8月末に入稿予定である。暇なんかないっ。絶対にないっ。

 従って,今年の夏は仕事仕事で終わる予定。・・・といっても出来たためしは無かったのであるが。さて,今年はどんなんかなー(誰の持ちネタだったけ?)。

 ということで小泉さんの記者会見を見たら寝ます。

Posted by tkouya at 08:21 PM

August 05, 2005

8/5(金) 武雄->福岡->中部国際->浜松->掛川・イロイロ

 はー,疲れた。ただいま帰還しました。いやぁ,4日間閉め切った部屋の暑いこと暑いこと。でも掃除しておいて良かった。これでどうしようもないぐらいモノが散乱していたら日記をつける気力もなくして早々に寝たであろう。

 SWoPPはいつもながら盛況。但し,人気があるのはお金が一杯あって面白いマシンを組み立てる財力のある方々の講演で,アルゴリズムとか数値計算とか,ジミーなセッションは聴衆もまばら。まあ,当然のことである。実際,前者の方が勢いがあって魅力的だもんねぇ。

takeo_cultural_center.JPG

 会場の会館はちょっと古いが,空調はきっちり効いていたし(効きすぎて寒いぐらいだった),懇親会は会場内の食堂の方々が準備していたが,なかなか美味しかった。今回は宿の手配を旅行業者に頼むなどの手配を一切行わず,ほぼ実行委員(九大の人が多そうだったが)で仕切っていたようだったが,成功裏に終わったようで何よりである。こんくらい質素な方が落ち着いていてワシは好きである。

 宿で空調をつけっぱなしで寝たために夏風邪を引いてしまった。帰りのバスの中で水っ洟が止まらず難儀してしまったので,もうさっさと寝ることにします。

Posted by tkouya at 10:36 PM

August 02, 2005

8/2(火) 掛川->中部国際空港・晴

 せっかく買ったばっかりのEAM-ULW2と携帯の充電用ACアダプタとLet's Note R3のACアダプタとUSBメモリごと,東京で紛失してしまってショックを受けそのまま寝込んでしまったため,日記の更新が止まってしまったのであった。あ~あ。

 で,今日は中部国際空港で優雅に一泊・・・どころではなくて,先ほどようやくプレゼン資料を作ったところである。NoteのACアダプタはサンワサプライのACA-P10を買ってきて使っている。純正品より使い勝手がいいかも。
 しかし,宿泊しているホテル,Cabin Attendantさんご用達の所らしく,女性だらけである。こーゆー所に電車男風情のワシが泊まっているのは何だか落ち着かない。

 今日は羽田空港の管制塔の電源が落っこちたらしいが,明日は大丈夫だろうね。ということで明日に備えて寝ます。

Posted by tkouya at 08:29 PM

July 29, 2005

7/29(金) 掛川->東京・曇

 本日は,午前中に営業回りして,宿に荷物を置き,そのまま某大に立ち寄って調べ物をさせてもらった後に千葉の奥地でまた営業,という予定。いよいよ連続更新記録も途絶えるか? 乞御期待(何を期待するのか)。

 では行ってまいります。

Posted by tkouya at 07:54 AM

July 28, 2005

7/28(木) 掛川・晴

 アツーい,暑い,あっちぃ土用の丑の日。うーん,うなぎが食いたい。なんかうまいモン食いたーい。明日は東京なので,鬱憤晴らしに何か食ってくることにしよう。

 昨日の名古屋におけるSciCADE05LOCの打ち上げは楽しかったっす。食いモンも結構結構。面白い話も一杯聞け,Webに気軽に書ける話じゃないところがまたよろしい。ともかく,赤にならずに済みそうだってのは良いことです。日本人は金持ちだ(違うって)。

 うーん,今年は車検が切れるので,いよいよ11年乗った愛車を手放す良い時期なのだが,金がない(何度目だよ)。
 実は,このblogも含めてワシのWebサイトを置いているWebArena Suite2のディスク容量と使い勝手に不満が出来てきたので,今年春に始まったWebArena Suite Proに移行しようかと思案中なのである。そのついでに,全然使ってなかったGlobal IPアドレスも全部解約してしまって,総額5000円/月+サーバの電気代を節約しようとしているのである。更に更に,自宅にDual Coreマシンを2台導入し,自宅に居ながらにして並列計算をしようとしているのである(節約になってないじゃないかという突っ込みは聞かなかったことにする)。つまりそれだけ老後の不安がある訳なのだが,さてそうなると,車代に回す金がなくなってしまうのだ。
 ま,それも9月から年末にかけての話になるので,しばらくはWebサイトの移行がてら,ボチボチ考えていけばいいか。しかしまぁ,ワシのWebサイトも,「前の職場のWebサーバ→incl→@nifty(当時はNIfty-Serve)→WebArena Suite2・・・と随分転々としてきたものである。いつの間にやら三つもドメイン名を持つようになったし。パソコン通信から始めてここまで来たのかぁ。嗚呼年寄気分。

 WebArena Suite Proは仮想サーバってのが売りだが,どうやって仮想化しているのかなぁと調べていたら,どうやら最近はUML(User Mode Linux)やVirtual PC/VMwareよりもXenが良い,ということになっているらしく,WebArenaがFC3(何でRedhat Enterpriseじゃないんだろう?)であることから考えて,どうやらこれに近いものを使って運用しているのではないか,という勝手な結論に到達した(違ったらごめん)。なるほど,ベンチマークの結果を見ると,/.Jでもコメントがされていた通り,I/O周りはかなり高速である。サーバ構築実習,なんてのもXenの上で出来るようなら,実習準備の手間が省けて随分楽である。来年の卒研テーマかなぁ。

 明日は営業回りしながら東京出張なので,早めに寝ます。

Posted by tkouya at 08:40 PM

July 27, 2005

7/27(水)掛川->名古屋->掛川(予定)・快晴

 台風一過の青い空。吹き返しの風が強い。予想では,房総方半島を掠めて太平洋に抜け,そのまま道東方面へと向かうらしい。しかし大分弱くなったみたいなので,もう大した影響はないだろうな。

 うるせー,セミがうるせー。夏らしい夏でなかったから,ここぞとばかりにセミが鳴きやがる。うるせー。

 昨日,F通関連の企業からe-SocietyRobotなるものが当方のWebコンテンツをごっそり持っていった。10秒間隔でアクセスしているお行儀の良いロボットである。

 帰宅後は酔っ払って寝込んじゃうだろうから,本日はここまで。んでは。

Posted by tkouya at 07:00 AM

July 26, 2005

7/26(火) 掛川・驟雨後曇

 完全に空振り。当初は紀伊半島に上陸すると思われていた台風7号は,どういうわけかドンドン東にずれていき,先ほどようやく房総半島鴨川へ上陸したそうな。首都圏の雨は激しいらしいが,静岡は新幹線どころか在来線も平常通りで,特急富士川が念のために運休した程度。一日休業日となった本日は人もおらず,誠にdownloadに最適な日となったのである。しかし,355個のファイルを落とし,700ものpackageをupdateしなきゃならんとは,FC4ってのは本当に厄介なdistributionである。所詮はRedhatの試験台ってことかしらん。

 結局,Kernelを2.6.12-1にupdateしてもMarvell 88E8001のdeadlock症状変わらず,32bitでも64bitでも症状同じ。Kernel.orgに垂れこまなきゃダメかしらね。FC5は来年2月正式リリース予定だそうだから,それまで待っていればいい・・・のかなぁ。

 さて,結局逃避行動止まらず,本日はFC4にLAMが入っているのをいいことに,MPI性能をチェック。姫野ベンチのMサイズ問題を解いてみる。
 Pentium D 820では1PEで,575.7MFlops(32bit)→691.9MFlops(64bit)と改善。2PEでは905.7MFlops(32bit)→1469.0MFlops(64bit)となり,32bit, 64bitともDual Coreの威力は結構なものであることが確認できた。64bitで1.4GFlopsってのは,ワシのマシンながら凄いやねぇ。同じ周波数のPenium 4では479.3MFlops(1CPU)→889.1MFlops(2CPUs/MPICH2)であるから,32bit環境として使用してもちょっとは改善されていることになる。Xeon DualのSMP環境だと,507.5MFlops(1PE)→644.1MFlops(2PEs)と全然ダメである。何で? ちなみに1306.7MFlops(4PEs)→2494.3MFlops(8PEs)となるので,1PEから2PEsへの上昇率が特に低いということになる。うーむ,SMPの謎である。
 ともあれ,64bit OSなら単体でもGFlopsマシンとなる可能性が開けたことになるな。Linpackベンチでそこまで行けば大したもんだけどね。

 明日は夜から名古屋。日帰り予定。Webの連続交信記録も途絶えるかな? んでは。

Posted by tkouya at 10:29 PM

July 25, 2005

7/25(月) 掛川・晴後曇

 台風7号が近づいている。大型だがそんなに強い勢力を持っているわけではなさそうである。明日にも和歌山県~静岡県に上陸しそうだとのこと。おかげで明日の定期試験は全て中止となり,土曜日に振り替え。判断が早いのはいいことなんだろうが,肩透かしを食う可能性もある。さて明日どうなるか?

 逃避がてら,KernelをupdateしてNetPIPEの再チャレンジ。あー,やっぱりDeadlockを起こしていたのはMarvell 88E8001の方かぁ~。

netpipe-tcp.JPG

 Win64の方がちょっと劣るが,これは32bitバイナリを使っているせいかしらん? 何はともあれ,「GbEの性能をフルに出したければ,Dual Core CPUにIntelのEthernet Chipが必須」ということがよー分かったわい。
 しかしっ,これでっ,少なくともっ,GbEの性能ではXeon Dualに追いついたっ! ばんざーい! FC4 x86_64だと,トータル性能も何とか抜けそうである。相撲で言うところの「恩を返す」ことができるのは大変嬉しい。

 ああっ,Dual Coreと戯れていたら,杉浦日向子さんの訃報が(日経新聞)。おーいおいおい(号泣),うちには「杉浦日向子全集」があるんだよぉ~。それぐらい好きだったのに~。あの精緻な浮世絵漫画,もう読めないと思うと無性に愛おしい。合掌。

 ああっ,偉大な漫画家の死を悲しんでいたら,猪瀬直樹にいぢめられていた方が逮捕(讀賣新聞)というニュースが。猪瀬さんはさぞかし忙しくなることであろう。

 ああっ(しつこい),地球シミュレータの後続マシンの計画が正式発表というニュースが(中日新聞)。うーむ,Dual Coreごときで喜んでいてはいかんのか。いいのさワシは小さい幸せに浸って生きるのさ~(泣)。

 それもこれも全て台風のなせる業か。もうちょっと計算してから風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 07:38 PM

July 23, 2005

7/23(土) 掛川・?

 歓迎会は久々に飲んだビール一杯にやられて最後はダウン。学生さんに心配されながらタクシーで帰宅。情けな~。普通逆だろ。全く面目ございません。
 さっき目が覚めたら自分が異常にニンニク臭い。料理はうまかったんだけど,この匂いがなぁ。店には若い人ばっかりだったが,既に中年の加齢臭を気にする年齢の人間にはなかなか足を踏み入れる勇気は湧くまい。

 も一回寝ます。

 ただいま。本日のOpen Campusは盛況の上,涼しくて過ごしやすく,大変充実していた。こちらも張り切って「いらんことを一杯喋っ」(某T君談)てしまったようである。ま,この調子で2回目のOpen Campusも乗り切ろうぞ。

 Open Campusの待ち時間の間,FC4-32bitでもNetPIPEベンチ・・・ん,ん,ん,64bitと同じ,Dead lockらしき遅延がチマチマと入る。むー,使い物になるんかい,これ・・・。yum updateしてもいっかいやってみっか。

 明日は床屋に行って,論文資料のためのベンチマーク作り。休んでいる暇は無いぞ,と(でも疲れたら休んじゃうんだけど)。

 おっ,東京地方で震度5の地震あり。こちらは・・・揺れたらしいが気が付かなかったぞ。

 飯食って寝ます。

Posted by tkouya at 05:04 PM

July 22, 2005

7/22(金) 掛川・晴

 どーも,昨年の猛暑が酷すぎたせいか,今年の夏の暑さは軽く感じてしまう。これでも平年並みなんだろうけど。ま,またぞろ職場のブレーカーが落っこちる事態にならなければよいのである。ことに明日は。

 ということで,明日のOpen Campusの準備を行う。昨年より少しは愛想がよくなったかな,という程度の飾り付けをして,デモ用のアカウントを作ってすべて終了。難点は部屋が狭いことだが,凝縮感は感じてもらえるかしらん?

 2台のDual Coreマシン,FC4, WinXP共,64bit, 32bit版をそれぞれboot可能なように設定,これで一段落である。頼んでいたDELLのSwitchも届いたので早速GbEのNetPIPEベンチ・・・んんん,FC4-64bitは酷い,つーか,まともに使えるレベルなのか疑問である。FC4-64bitでしか試していないのだが,さて32bit環境では如何に? Windowsは相変わらず良い成績を出している。つってもP4とあまり変わらないレベルなんだけどね。
 しかしこれで,少なくとも通信速度においては"Xeon Dualの敵をDual Coreで討つ"ことが出来なくなってしまったことが判明した。但し,トータル性能ではそれなりに対抗できるとは思う。総合的なベンチマークをしてみないと,結論は出ないな。あとは残りの2台が届いて,全ての論文が投稿できた9月以降のお仕事としておこうか。・・・勿論,現実逃避したくなったら触ってしまうだろうが。

 計算機環境はどこまで進化するのかなぁ。ここしばらくはそれほどClockは上がらないだろうが,Intelは本気でMany Coreを出すのかしらん? プログラミングが楽になるのは嬉しいが,普及するのかなぁ。ま,頭と体が続く限り,付き合ってみましょうかね。

 おっと,これから3年生のゼミ生配属歓迎会なので,そろそろ失礼します。

Posted by tkouya at 06:21 PM

July 21, 2005

7/21(木) 掛川・晴

 うーむ,イマイチ盛り上がりに欠ける夏である。西日本では昨年並みの猛暑だそうだが,東海から東に気圧の谷が居座っていて,太陽が遮られているせいだろう。

 最後の学生実験終了。学生さんにも手伝ってもらって実験室の掃除を行い,プロジェクタを移動して明後日のOpen Campusに備える。Dual Coreマシンを見せびらかせようかとも考えたが,場所が無いのと,見かけでは何とも判断しようがないので諦め,Teapotぐーるぐるってな奴をUDPで連動させたデモをお見せすることに。もうちっと見栄えがして感心して貰えるデモを用意しておかなくちゃなぁ。

 インプレス主催,XP x64 editionソフトウェアコンテストなるものがあるそうだ。多倍長計算なんてもってこいなんだから,Super πの64bitバージョンなんて応募は一杯あるんだろうな。完成度の高いGUI付きベンチプログラム,時間があれば取り組んでみたいが,ま,しばらくは無理だな。まあ応募期間は来年2月20日までだから,卒研終了後に時間があれば,ね。

 ああ,これで全ての担当講義が終了したかと思うとどっと気が抜け,何か疲れが一気に襲ってきた感じ。さっさと寝て,明日に備えます。

Posted by tkouya at 10:32 PM

July 20, 2005

7/20(水) 掛川・薄曇

 昨日同様,ハッキリしない空,ハッキリしない気温である。涼しいのは,ワシ個人としてはありがたいが,日本経済としてはどうなのかな。

 ショップに送り返していたDual Coreマシンが戻ってくる。DIMMの一本がおかしくなっていたとのこと。あちらでちゃんとトラブルが確認できたことは喜ばしい。早速Win64の再インストール・・・が面倒なので,フォーマットをかけたところで帰宅した。(1)Win64(2)Win32(3)FC4-64(4)FC4-32という順にインストールするのがbetterかなという気がしている。試したいが,SWoPPが終わらないとやっている暇が無い。2台のDual Coreマシンが揃ったので,基本的なベンチマークは可能なのだが。

 H大のS先生から,2ヶ月前に渡した翻訳ファイル,いつになったらpLaTeXファイルになるんじゃボケが,という催促メールが届く。すすすいませんただ今全然余裕がありません8月8日までまってちょ,という平身低頭メールを書く羽目になる。だってなぁ,今やったって,大元締めの小生御大が動かないんだもんなぁ,どうなっているのやら。

 11月の情報教育研究集会,ちょうど推薦入試と重なっていてとても出席できそうに無い,と泣いていたら,そのすぐ後にJeLAの学術講演会があるそーな。そっちは出られるぞ。新設の神戸情報大学院大学とやらも見てみたいし,いっちょ原稿をでっち上げるとするか。・・・まだ仕事を増やしてしまった。下手すると,11月は2回講演の可能性がある。するってぇと,今年の講演回数は8回・・・どこまで続くぬかるみぞ。

 うーむ,明日は最後の学生実験,明後日は卒研の中間発表と3年生の歓迎会,その次はOpen Campusである。あああ,全然SWoPPの準備が出来てない。気合を入れなければ。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:05 PM

July 19, 2005

7/19(月) 薄曇

 梅雨明け宣言が出た割にはハッキリしない天候。ヨワヨワな温帯低気圧が通過した影響らしい。太平洋高気圧が張り出した鯨の尾形に近い気圧配置なので,明日以降は晴れるかな。

 社会人として,財布に一枚の紙幣も無く,小銭入れに10円一枚しか入っていないというのはいかがなものかと思う。給料日まであと一日。明日は自炊&弁当生活かなぁ。

 Dual Coreマシン,FC4 32bit版,Windows XP 64bit ed.,32bit版XPをインストール。これで4種類のOSがインストールできたわけだが,MBRのGrubを潰してしまったので,LinuxはRescue CDからしかブートできない状態になる。必要なベンチマークは取ったので,ま,いいけどさ。
 Win64は,Shopに送り返したマシンにインストールしたのと同じProduct IDを使ってしまったので,Activation出来なくなる。そこで初めて電話での登録作業となったのだが,面倒なことこの上ない。それでもコールセンターの人が親切に30分以上も付き合ってくれたおかげで無事Activation完了となる。大変だわ,この仕事。Product IDの確認時には,アルファベットを"DirectのD", "CenterのC","ReturnのR"などと復唱されるのが面白かった。これ,米国本社のマニュアルそのままなんだろうな。
 Mother BoardはASUSのP5WD2 Premiumを使ったのだが,これに添付のドライバCDはちゃんとWin64にも対応した優れもの。あたりまえっちゃ当たり前なんだけど,nVidiaの添付CDのドライバは32bit版だけ。Win64には標準で6600GTのドライバが入っていたので不自由は無いけど,何か変。あー,早くLinuxもそうならないかな・・・めんどくさ。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 08:32 PM

July 18, 2005

7/18(月) 掛川・晴

 ワシの予想大ハズレ。中国,近畿,東海,関東甲信地方で梅雨明け宣言(日経新聞)。うーん,いい天気である。今日の日中は出勤せず,寝室の掃除と万年床の布団乾し。二日がかりの自宅清掃作業終了。ああ,これでしばらくは綿ホコリから無縁でいられる。うれしや。

 さて,来週の金・土は久々の東京出張である。いよいよEverio GZ-MC200を購入・・・と思っていたら,HDD内蔵型の新型が8月上旬に発売になるらしい。うーん,困った。ワシの用途だと,4~6GB程度のマイクロドライブでも十分な容量なのだが,どーせUSB2.0で繋がったスロットから転送することを考えると,内臓タイプでも転送時間は一緒。むしろ,容量に余裕があったほうが何度でもリテイクできるし,e-LearningやOpen Campusのデモに使うにはその方が良い。そんなに持ち歩いたりすることもないだろうし,内臓HDDが飛ぶ危険も少ないだろう。最低容量のGZ-MG40が狙い目だな・・・などと考え始めると踏ん切りがつかなくなってしまう。デジカメWatchの記事によれば,店頭予想価格は11万円前後,GZ-MG40のヨドバシ価格は9.98万,GZ-MC200が9.5万だから,大差ない。くわーっ,どうしよう,悩むなぁ。・・・まあ,まだ時間があるので,結論は先送りしよう。でも郵政民営化法案が参院で通過 or 否決されるまでには決着をつけるぞ。

Posted by tkouya at 11:45 AM

July 17, 2005

7/17(日) 薄曇

 何かハッキリしない天候である。暑いといえば暑いのだが,カーっと日光がさんさんと降り注ぐナツっ,という程ではない。個人的予測としては,今や加熱する経済を抱える中国大陸沿岸部に突っ込もうかという台風五号が弱まって普通の温帯性低気圧となり,青息吐息の梅雨前線に最後の檄を飛ばして日本列島に殴りこんで消え去った後,梅雨明け宣言となる,と思っているのだが,それまではこうしたハッキリしない天気が続くのであろう。まあ,過ごしやすくてよい。

 昨日の続き,今日はいよいよDual Coreの本領発揮,POSIX Threadによる行列積の並列計算ベンチを行ってみる。・・・一日がこれで潰れてしまった。プログラムは以前から作ってあったのだが,手直しをしていたら結構面倒,思いの他時間が掛かってしまったのである。
 こんな感じ↓で,三種類のマシンを同時並行でぶん回しながら計算する。

matmulbench_3pc.jpg

 赤線で囲ったところはsizeof(データ型)で「アンタの基本データ型のサイズ(bytes)を教えてちょ」と,その値を表示している部分である。さて,どーれがPentium Dでしょーか。
 しかし,今までは「32bit時代になってintもlongも同じ長さになってしまった」と教えていたのに,これからは「64bit 対応OSを入れたらsizeof(long) = 2*sizeof(int),そうでなければ同じサイズ」と教えねばならぬ。これが128bit時代(いつになるやら)になったら,どーなるんだ。long long型ができるのか,はたまたsize(long) = 4*sizeof(int)になるのか。
 で,結果↓。上段がIEEE754 double,下段がMPFR 10進50桁相当。左が同じマシンにおける,Pthreadの性能向上率,右がXeonマシンに対する性能向上率である。

matmulbench_graph.JPG

 HyperThreadingは,こーゆー数値計算のようなCPU資源を競合しまくる処理には全く向いていないことがバレバレ。Dual Coreは予想通り性能を発揮しているが,性能向上率ではSMPマシンに追いついていない。それでも64bit化の寄与があって,Xeon Dualマシンに比べて1.4倍~2倍近い性能をたたき出している。
 とゆーことで我がDual Coreマシンは,ワシがアカウントを持っているマシンの中ではめでたく最速の計算機ということが証明されました。拍手拍手~。
 つーことで,某国立N大学M研究室の皆様,次期Clusterは是非,Dual Core + 64bit Opteron 4Way Node * 8 = 64ヘイレツっ!マシンを買ってくださいませ(ォイ)。

 しかし,この最速マシンは現在,お亡くなりになってしまったのです。何故なら,それは,前日のお約束通り(って誰に向かっての約束だってば),nVidiaのおニュードライバを無理やり突っ込んでしまったからですっ(絶叫)。
 で,改めてReadmeを読んでみたら・・・

Q. Why does X crash when starting on Fedora Core 4?

A. There are interaction problems with SELinux (enabled by default on Fedora Core 4) and the NVIDIA graphics driver. NVIDIA is investigating this, but it is recommended that you append the kernel boot option "selinux=0" to the kernel boot line in your grub.conf file. You must reinstall the NVIDIA driver after adding this option.

だって・・・何だそれ・・・そーゆーことは早く言ってくれ・・・ってちゃんと読まないワシが悪いのであった。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:17 PM

7/17(日) 掛川・?

 昨日は予定通り,Dual Coreマシンと戯れた後,職場近くの公衆温泉で湯船に浸かって帰宅。

 Fedora Core 4のx86-64版をインストールしてみたが,どーもGeForce6600GTが入っていると,インストール時にCore dumpしてしまうらしい。で,こちらのアドバイス通り,boot:プロンプトに無効な文字列を一度入力してエラーを出し,再度"linux text"とすると,あっさりインストール画面が表示される。がびーん,何だそれ。
 しかし,Xは写らないのであった。一応nvidiaドライバはこのカードを認識しているらしいのだが,まともに対応できていないみたい。まあ,ワシの用途ではXなんていらないのだが,何のために大枚はたいて高いカードを買ったのかわからんのぅ。

 で早速ベンチ。FC4にはgcc 4.0.0が入っており,gFortranのコンパイルにはmpfr(+gmp)が必須らしい(でもf95プログラム中で多倍長計算ができるかどうか不明)。チェックしてみたら,gmp 4.1.4とmpfr 2.1.0 or 1が入っているようだ。BNCpackのインストールの手間が省けてラッキ。
 手製のbasebenchの結果は以下の通り。

mpfrbench-pentiumd820.jpg

 以前Athlon64でベンチした結果と大差なさそう。Ratioの計算が違うので比較しづらいが。直しておこっと。

 んじゃ,他の64bitマシンとの比べてどうか。MPFRのサイトにあったOpteron 2.0GHzで,mpfr-timings.cによる結果と比較してみる。

mpfr-timings-pentiumd820-opteron20ghz.jpg

 ・・・うーん,Opteronマシン,いいなぁ。

 こちらの記事をパラパラみるに,Xは最新のドライバ(IA32, AMD64/EM64T)で再度試してみる価値はあるみたい。しかし,昨年にはちゃんと対応していたはずなんだがなぁ。

Posted by tkouya at 04:58 AM

July 16, 2005

7/16(土) 掛川・晴

 まもなく梅雨明け宣言が出そうなピーカン晴れ。夏本番といったところである。

 約束どおり(誰に対しての?),洗濯して掃除機をかけ台所のガスレンジ周りを清掃し(おっとガスホースを繋ぎなおすのを忘れていた・・・いそいそ・・・これでよし)汗だくになったのでシャワーを浴びて一服。これを書いている。あーなんか久々に締め切りのプレッシャーから逃れていい気分だ。これでクーラーがもっと強力に効いてくれれば,室内温度がデンコちゃん(ってまだ使われているのか?)に蹴りをくらいそうなぐらいに低く出来たのに。夏真っ盛りとなると,30℃以下にするのがやっとなのである。体に,いや,PCによろしくない環境だ。

 締め切りの合間の逃避として小谷野敦先生の新刊を楽しく読んだが,つくづくワシも小谷野先生も「賢くないな」と感じる。この「賢くない」著名人としては他にも,小林よしりん,佐藤愛子,宗男ちゃん(つるんでいる千春も)らが挙げられる。一言で言うと,頭より感情優先,本能が行動を引っ張っていくタイプ,ということである。ことがSEXに関するものなら,ほぼ100%の男性は本能優先に決まっているのだが,実生活や経済活動に関するところまで本能が出張ってしまうと,「うざい」というレッテルを貼られてしまう。ちょっとおだてられればのぼせ上がり,貶されると猛然と反撃し,へりくだるべき相手には露骨に低姿勢となる。うざったいに決まっている。この季節となればなおさらだ。
 ではそーゆー人間はどうなってしまうかというと,「成り上がる」のである。いや,「成り上がろうとする」,というべきかな。実際に社会的・経済的ステータスが上がるかどうかはともかく,もがくのである。じたばたするのである。自分の能力の限界は分かっているので,それを乗り越えるべく,手段を選ばず行動するのである。すると,主観的には「あ,これもありなんだな」という一種の悟りに達する。こうなれば,強い。いーんだよ,うざったくてよ,悔しかったらてめぇもうざったく生きてみれば?などと,うざったさ(>>1)のn乗で畳み掛けるようになってしまう。多分,中年オヤジ・オバサンのかなりの割合で,さように開き直っちゃった人種が混じっていると思われる。でなけりゃぁ,当選しなかったとは言え,あんなに宗男ちゃんに票が集まったりしないだろう。あれをすべて利権誘導期待票と言ってのけるインテリは,賢くない人間の怨念を理解できていない。
 ということで賢くないワシも,これからもジタバタし続けるであろう。・・・あ,そろそろ洗濯物が乾いたかな?・・・いそいそ・・・まだだったな。お茶が沸いたら冷蔵庫に突っ込んで,新たに組み立てたDual Coreマシンと共に出勤しようっと。

Posted by tkouya at 10:09 AM

July 15, 2005

7/15(金) 掛川・曇後晴

 九州地方は梅雨明けだそうである。東海地方ももうすぐだな。セミの声を今日初めて聞いたような気がする。今年の夏はどうなるだろう。

 えーっと,今日はJSIAMの講演予稿を3回updateして投稿し,卒研生にあれこれ指示しつつ,Dual Coreマシンを送り返し,SISTサロンの講演コメントを書いて講演者にチェックをお願いし,今月下旬の出張予定を決定して大師匠への訪問予定を決定し,友人に資料を添付してメールを送り,あれとこれとそれを投稿しちまおうという無謀な計画を立てて実行に移し,ホームセンターから注文していた組み立て棚が届きましたと連絡を受け,日本一の接客を目指して何年経つんだ何時達成するんだ的PCショップからも注文していた部品が届きましたと連絡を受け,帰りにそれを受け取り,自宅で茶漬けとトウモロコシを齧っていたら,あら不思議,もう一台のDual Coreマシンが出来てしまったとさ。

pentiumd820.jpg

 あーしんど。明日は汚れまくった自宅を片付けて,今度こそDual Coreマシンと戯れて,温泉浸かって寝る予定。では。

Posted by tkouya at 10:36 PM

July 14, 2005

7/14(木) 掛川・曇時々雨後晴

 朝方はとても7月とは思えない肌寒いぐらいの気温,日中になって太陽が出ていきなり気温が上昇,一転して蒸し暑い日となる。暑いなら暑い,寒いなら寒いではっきりして欲しいぞ。

 いやったー,終わったー,JSIAMの講演予稿が上がったぁ~。正確には明日の朝に小修正して再提出しなきゃならんのだが,まあ終わったも同然。ちゃんと収束性の証も出せたし,まあ現時点ではこんなもんでしょう。
 投稿するPDFファイルはフォントも全部埋め込めという指示があったので,dvipdfmxでやってみる。が,MS明朝とゴシックを埋め込んでみると・・・なんかちなーう。ちなうぞ。何だこの違和感。そうか,いつもPDFファイルはAcrobatで見ているからな・・・あ,なるほど,Acrobatは独自の小塚明朝・ゴシックなんだな。やっぱりいつも見ているこっちのフォントの方がぴったりする。ということで,相手には小塚明朝・ゴシックを埋め込んだファイルを転送する。3MBを越えるなという指示があったが,140KBちょっとで済んだ。余裕だな。

 よーしこれでいよいよ投稿論文執筆モードに突入である。昨年度のリベンジ分も含めて2本分。頑張って書かなきゃぁ。
 そういや,今やっている計算と関係が深いってんで,こっちも申し込んじゃったんだよなぁ。何だかんだいっても講演が好きなんだな。場違いってんでボロカスに言われる可能性もあるが,ま,それも人生。

 Dual Core マシン,やっぱり変。Fedora Core 4のインストールはinitrcを読み込んだ時点でリセットが掛かる。明日ショップに返送することに。がっかり。

 安心したので風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 08:58 PM

July 13, 2005

7/13(水) 掛川・?

 うひ~,収束判定の部分が間違ってた~(号泣)。道理で並列化した時としない時で数値が全然違う訳だ~。気がつけよ>ヲレ
 で,やり直したけど,予稿に書いた数値の訂正は必要ないことがわかってホッ。この指数部だと絶対ゼロだよな~ってところが,案の定ゼロになっただけで,最大値は変化なし。一番肝心な対角成分については全く問題なし。
 よーし,これで世界初,多倍長任意次数並列Jacobi行列計算ルーチンが出来たぞ・・・ってそんなバカみたいなルーチン作る奴,他にいないって。

 ホッとしたので,もいっかい寝なおします。

Posted by tkouya at 04:22 AM

July 12, 2005

7/12(火) 掛川・?

 まだ梅雨が続いてるようで,ハッキリしない気温(天候は忘れた)が続く。暑いと言えば暑いが,25℃~28℃の間を行ったり来たりしているだけなので,夏というにはちょっと物足りない。まあ,昨年の猛暑を基準としてしまうと,平年並みの気温は「ぬるい」もんである。

 うらうらうらーっと,計算が続く。こうしてBlogを書いている間も,我が80万円Clusterはブン回っているのである。つーかさ,あんた,80万円の癖に働きすぎだよ,と言いたくなるぐらい,大活躍中である。全く,当時これを組み立てくれた卒業生には頭が上がらない。ご協力感謝します。あんた方の作ったマシンは元気に活躍中ですよ,多分,この先5年ぐらいはこのまま働きつづけるんじゃないのかな~。
 バリバリ計算するついでに,BNCpackとMPIBNCpackをそれぞれVersion 0.1aづつupしてしまう。気になっていた並列ODEの通信最適化(テスト段階だけど)とファイルI/O関数群をドカドカと追加したからなぁ。今公開している奴から数えると・・・0.3a上がっているのか。おもーえーばとぉーくーにきたーもーんだー・・・。

 私情協から講習会のお知らせ。・・・っ,くっだらねぇー・・・等と言ってはいかんのか。しかし,nvuなんてフリーのツールの解説も含めて4万近い講習料ってのはどうなんだろうね。
 あー,Webプログラミング,余裕があったらnvuを使って全面的に書き直したいなー。来年の卒研で誰かにやってもらえないかなぁ。

 昨日,Dual Coreマシンを発注したショップに対して,「何時来るんだ~」と書いたら今日それが届いた。早速,梱包を解き,Memtest86 3.2を動作させて問題が無いことを確認・・・げげっ,画面がまっかっか。ええーっ,Dual Coreに対応してないせいか? じゃあMemtest86+ 1.6でやったら・・・ダメだこれもまっかっか。急ぎ,発注したショップに電話し,なめとんのかワリャ不良品つかましやがってこちとら少ない予算でやり繰りしてようやっと買ったんじゃどないしてけつかんねん,と迫ったら,そんなフリーのツールの結果では不良品とは断定できない,WindowsかLinuxか,実際にインストールして不具合が出たことを確認したらDIMMを交換する,という。こここっこのクソ店員,Memtest86+が信用でけんというのんかいっ,ふざけんなこのタコっ,と罵りつつ電話を切り,こうなりゃ意地でも不良DIMMを見つけてやる,クソ店員のぐうの音も出ないような完璧な不良品報告レポートを送り付けてやるっ,と4本刺さったDIMM(1GB module)を一つ一つMemtest86+で確認すると・・・あれ? Errorが出ない。Test #4までやっても問題nothingとはこれいかに・・・? まとめて刺しなおしてもう一度チェック・・・うう~ん,問題nothingよ~。ってことは単なる接触不良? ぐはーっ(藤田香織風に)。

memtest86plus.jpg

 で,もう一度Memtest86+を動かしっぱなしにして帰宅したという次第である。これでやっぱり問題nothingだったら謝んなきゃ・・・ってErrorが出ることを期待してどうする>ヲレ

 Errorなしであることを念願して寝ます。

Posted by tkouya at 09:40 PM

July 11, 2005

7/11(月) 掛川・?

 ただいまようやく並列Jacobi行列計算ルーチンが出来上がったので,風呂に入って休憩中。JSIAMの原稿,未だ上がらず。また締切日ギリギリになるのかぁ~。
 しかし苦労した割には速くなってないよなぁ。論文として仕上がるのはまだまだ先のようである。8月の仕事かな,こりゃ。

 6月に発注したDual Coreマシン,未だ届かず。いや,今届いても何にも触れないんだけど,それにしても遅すぎ。これから追加で2台注文しなきゃならないんだが,はて,このショップに発注してよいものやら・・・。
 いい加減,今週末にはインストールチェックをしなきゃ,ベンチどころじゃないじゃん。ということでパーツ単位で購入してしまうことにする。しかし,そろそろ自作は面倒な時代になってきたなあ。発注したマシンの電源は500W,600Wなんて電源も当たり前のように売っていたりする。計算するコタツを作っているようなものだ。改造バカ一台のネタも現実味を帯びてきたな。

 まだ先は長そうなので,ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 10:07 PM

July 07, 2005

7/7(木) 掛川・曇時々雨

 西日本から東海地方にかけての水不足は,ここ数日の大雨でほぼ解消されたようだ。昨年はボチボチ台風の便りが聞こえてきたようだが,今年はまだ日本に上陸するまでには至っていない。よろしいことである。

 FITの原稿をでっち上げて一心地つく。明日からは心機一転,JSIAM向けの計算をせねば。

 今度のSISTサロンに講演をお願いした先生からのお返事が一週間経っても頂けないので,その弟子筋の先生を突っついてみる。すると速攻でお返事が頂けた。ご協力ありがとうございます>M先生(リンク貼ったら匿名にならんがな)。
 持つべきものは勤勉な弟子,である。ちなみに,SISTサロンは9/16(金)を予定。多分M先生付き(笑)。

 おっと,こんなことを書いている間に,サミットが開催され,オリンピックが誘致できたばかりのロンドンが大変なことに・・・。テロの世紀,か。

 ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 08:54 PM

July 05, 2005

7/5(火) 掛川・?

 うがーっ,遅れに遅れて締め切りギリギリで講演予稿が上がった~。しかしこれでまだ安心は出来ないのであって,明日明後日までにFIT用の予稿を,来週金曜日までにJSIAMの予稿を仕上げなければならない。うーん,前者はともかく,後者は無理なようなら講演キャンセルだな。止むを得ない。

 滞っているテキスト執筆も必死こいて今月中に仕上げなければならないし,あーもーやること山積み。どーもギリギリにならないとやる気が出ないんだな~。良くない癖であるが,三十路になってもこれであるから,たぶん一生付きまとうんだろうな。ちぇ。

 もう風呂に入って寝て,明日朝に郵便局に速達を出しに行き,そのままFITの原稿書きモードに突入である。順調に行けばよいが,果てさてどーなることやら。

Posted by tkouya at 08:41 PM

July 02, 2005

7/2(土) 掛川・曇

 どんよりするばかりで一向に水が滴ってこない空の下,国立某N大のClusterマシンは一生懸命ワシの計算を行ってくれている。メモリリークはいい加減な関数呼び出しのせいで起こっていたらしく,きちんと型宣言してみたら全く問題なく1800次元のJacobi行列を計算している。よーし,本日中には何とか下書きはできるな。

 以前,ワシを競り落とした方が,金額を吊り上げて再び落としてくれたようだ。

> この度、あなた様を女性会員にセリをさせて頂きました。
> その結果、聡美さんが142万円であなた様を落札致しましたが、
> あなた様の意思確認がとれていません。明日中にお返事が頂けなければ
> 無効となりますので最終通知致します。

 うーむ,6万円から142万円か。リアリティが無さ過ぎるなぁ。もう少し「公正にセリってます」というニュアンスを出すべく,常識的(人身売買の常識ってあるのか?)な金額を,じわじわと上乗せしていって欲しいものである。
 ともかく,今はSWoPPの原稿を上げるのに忙しいので,お返事を差し上げる暇は無い。あしからず。

Posted by tkouya at 11:18 AM

June 30, 2005

6/30(木) 浜松->掛川・晴

 この三日間,午前中は研究会,午後は職場でお仕事,夜は研究会,というハードな日程をこなした(禄に仕事してなかったくせに,という文句を言えるのはS大Y研の諸氏と,ドタキャンしなかった実行委員の方々のみである)。 本日も午前中で失礼しつつ,午後は実験を3コマ分こなした。

 SWoPP用のコードのデバッグ(どーやら派手なメモリリークがあるみたい)をする気力が尽きたので寝ます。

Posted by tkouya at 09:59 PM

June 23, 2005

6/23(木) 掛川・曇

 テンパっているのに,玄箱を買ってしまう。250GBのHDDを取り付けて早速動作させてみると・・・


Kuroutoshikou KURO-BOX/HG (IESHIGE)
Linux/ppc 2.4.17_mvl21

KURO-BOX login: root
Password:
Linux (none) 2.4.17_mvl21 #24 2004年 10月 19日 火曜日 17:17:03 JST ppc unknown
root@KURO-BOX:~# date
Thu Jun 23 21:15:33 JST 2005
root@KURO-BOX:~# ls /etc
atalk group linkstation_release motd profile
(略)
ftpusers limits modules.conf printcap shells.conf

うーむ,噂通り,単なるPPC Linux boxである。さすがにこの方のようにhackしまくるつもりはなく,nfs/printer/sambaサーバになればいいかな,ぐらいの気持ちである。
 これ以上触ると仕事に差し支えるので,しばらく初期不良洗い出しがてら,単なるファイルサーバとして使ってみることにする。ところで"IESHIGE"って誰?

 某N大の数百万円Clusterをいそいそと弄くる(勿論,パンピーが出来うる範囲内で)。と,また一台止まっている。使う度にどれか一台おかしくなっているように思えるのだが気のせいだろうか。やっぱりあの小さい筐体に8台構成ってのは熱設計的に無理があるのかしらん。まあ,高価なマシンのことは,ワシみたいなモンにはよ―分かりません(川藤風に)。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:23 PM

June 22, 2005

6/22(水) 掛川・土砂降り後晴

 梅雨に対して「根性なし」などと悪口を叩いたためか,本日は一転して土砂降り。天竜川水系の水不足が懸念されていたが,これで一息つくか?

 某研究会のお仕事,一段落つく。トップページの書き換えを他人にお願いしなければならない(途中からそれもサボられた),CGIの運営もMLの配送(完全なspamツール)もやって頂けないので急遽当方のサーバで実施することになるなど,自分ではどーにもならない体制でやらなければならないことがストレスとなって,気持ちのいい仕事ではなかったが,それが終わってホッとしている。つくづく,自分で思い通りにならない仕事が嫌いなのであるなぁ。あとは自分の仕事を・・・なんだが,さーて,Blogに逃避しているようでは先が危ぶまれる。

 Gladmanさんの差分ファイルからVC.net用のGMP/MPFRバイナリを新しく作ってみた。うまくすればI君の卒研に使うことになるのだが,当人はそのテーマに関しては難色を示している。さてどーなる?

 へっ,Vine 3.1ではapt-getでLAMがインストールできるんだぁ。うーむ,でもメンドクサイので使わないな,しばらくは。MPICH2に乗り換えちゃったし,Windowsでも試したいしなぁ。そーいや,MPICH2-G2ってのはないのね。不思議。

 では行ってきます。

 ただいま。土砂降りは朝だけだった。やっぱり根性なしである。日中は太陽も出て,降った雨が一斉に水蒸気となり,不快指数を急上昇させる。最悪のシナリオである。そーゆー時に限って講義日だったりする。カビが生えそう。

 Pentium Dのベンチとしては一番早い。ま,想定通りといったところか。早く自分のライブラリでベンチしたいなー。今の予定だと,7月後半の暑い最中にCluster三昧ということになりそうである。

 UNIXの教材作成,最後の締めはWebプログラミング,CGIである。今時,UNIX使おうと思ったら大概サーバがらみなんだが,そうそうrootでなければ出来ない作業を教えることも出来ないから,まあPerlでCGIてのが無難な選択となる。PHPじゃぁ,UNIXでのプログラミングとは言えないしね。
 折角だから,CGI.pmもcgi-lib.plも使わず,生の$ENV{'QUERY_STRING'}を堪能してもらうことにする。日本語さえ使わないのなら,手動でsplitすればそこそこのものはすぐに作れる。これを最後の課題としよう。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 10:24 PM

June 20, 2005

6/20(月) 掛川・?

 給料日一日前にして,まだ財布に700円も残っている。奇跡である。

 SWoPPもFITも講演日時が決まっているのにまだ一文字も予稿が書けていない。今週中に材料だけでも仕上がらなければ,講演キャンセルも考えねばならぬ。どうしよう・・・という状況になると,無性にBlogが書きたくなるのは困ったものである。でも書いちゃえ。

 前の職場の同僚であったC先生から,遅ればせの転任のお知らせが来る。岡山から江津へ移られたそうな。穴水→岡山→江津と,太平洋側に縁の無い転勤生活を送っておられる御仁である。裏日本転勤ルートなるものでも出来たのであろうか。若い奥さんをもらってしやわせなご家庭をお持ちのC先生であるから,全く同情する必要が無いのが救いである。しかしよくもまぁ,辺鄙なところばかりに短大を作るよなぁ。五所川原と穴水が二大ド田舎短大と言われていたが,江津はそれよりはまし・・・なのかしらん。

 萩国際大学,民事再生法申請(読売新聞)。ゴルフ場を買ったりして,景気がいいのかと思っていたら,逆だったのね。これからますます増えるんだろうなぁ。うちはぼちぼちボーナスの時期だが,貰えるだけでもありがたいことである。

 ということで,今年は何を買おうかな,と思案中。外国に喋りに行く予定も無いし,ちまちまとした買い物をすることにしよう。一番の大物はあれだが,ちょっと高いんだよなぁ。でも小物のこれこれは決定。これについてはこっちもいいかな,と思案中。まあヨドバシにあるそうだから,現品を見て決めることにしようっと。でも7月までは買い物に行けそうもないのが悲しい。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:44 PM

June 18, 2005

6/18(土) 掛川・晴

 今年の梅雨は根性が無いようで,雨が続かない。今日は真夏の陽気。

 毎日いろんなspamを受け取るが,これは傑作だったので紹介しておく。

 「この度、 あなた様を女性会員にセリをさせて頂き ました 。」

 人を勝手に築地市場に出すんじゃないっ!

 「その結果 、 XX美沙子さんが6万円であなた様を落札致しましたので
ご連絡する運びとなりました。」

 うーむ,高いのか安いのか良く分からん。

 「あなた様はVIP会員(無料にて近隣女性にプロフ紹介)とさせて頂き 、
無料ポイント進呈致します。会員画面にてご確認下さ い。」

 VIPにさせて頂き,恐縮の至りであります。

 「【 XX美沙子さん(22)よりメッセージ 】
 オモチャ使ったセックスや、 乱交 、野外 など アブノーマルセックスにとても 興味があります。色々経験のある私ですが、こんな私じゃだめですか?」

 ダメです。ワシは三十路以上の定職持ちの女性しか相手にしないことにしています。体力も精力も無いので,室内でノーマルなセックスしかできません。あしからず。

 ・・・ということで,アクセス数激減のため,「てこ入れ」(になるのか?)させて頂きました。ご期待に添えなくてすいません>その手のキーワードでサーチしてきた方々

 あ,トウキビ(って方言だっけ?)が茹で上がったようなので,失礼します。

Posted by tkouya at 01:09 PM

June 16, 2005

6/16(木) 掛川・?

 一昨日は,冷蔵庫に入れっぱなしになっていた漬物と味噌汁の影響でちょっと下痢っ腹となる。こんな軟弱な胃腸では吾妻ひでおにはなれそうもない。将来に備えて精進せねば(何を?)。

 Pentium D 820マシンを発注。まずは一台のみ,学内研究費とは別予算で購入し,出たばっかりのFC4Win XPでインストールとPthread性能をチェックしてみる予定。どーもベンチマーク結果を見る限り,並列性能ではAthlon 64 X2には負ける感じ。さてどーなりますことやら。
 SWoPPとFITの原稿が上がって,それなりに環境整備とベンチが出来て問題ないようなら(あったって後戻りは出来ないんだけどさ),残りのマシンも7月中には発注してしまおう。

 ついでにいい機会なので,Intel C++ Compiler 9.0も発注する。ドンくらいGCCよりマシになるものなのか,試してみよう。・・・ああ,またベンチマーク項目を増やしてどうする>ヲレ。

[メモ] Pen D Clusterでやらねばならぬこと

 1. Partitionを4つに分割して
FC4 for i386
FC4 for x86_64
WinXP
WinXP64
を起動できる環境を作る。それぞれでMPI cluster環境を整備。

2. (@1 node)それぞれの環境で次のベンチマークを行って比較
GMP/MPFR basebench
BNCpack Linear bench
Linpack bench(時間があれば)

3. (@1 node)自作行列積ベンチでPthread性能を比較

4. 1 node内,2 node間(with GbE)のMemcpy(前者のみ), TCP, MPI通信性能をNetPIPEでベンチ。MPIは, 1 proc/nodeでセッティングした場合と, 2 procs/nodeでセッティングした場合でもベンチを取る。Xeon Dual マシンとの比較も行う

5. 1 proc/node, 2 procs/nodeでのMPIBNCpackのベンチを取り,Pentium 4 Clusterとの性能向上比を計測

6. (@1 node)Pthreaded BNCpackのベンチ

7. 1 proc/nodeでのみ,Pthreaded BNCpack + MPIBNCpackのベンチを取り, 5と比較

 ・・・あ,めまいがしてきた。有言不実行になりそうなので寝ます。

Posted by tkouya at 01:57 AM

June 13, 2005

6/13(月) 掛川・曇

 多分,学生さんたちからの風邪を頂いてここ二日間は寝込んでいた。熱があるわけじゃないが,なんかすっきりしない。どよどよ。オマケに蒸し暑いし。梅雨入りしたんだから,ちょっとは雨を降らせろよ>天

 某研究会参加締め切り。昨年よりやや参加者数低調。ワシのCGIセッティングのせいではないと固く信じているが,へーへーどーせどーせ,富士山測候所が無人化されたのも黒潮が蛇行しているのもみんなワシのせいさ。
 先月の一週間ぶっ続けの某国際研究会の余波で,休講を重ねられない上に,重要な会議を多数抱えている××な方々が欠席されているのが一因のようである。それ未満の方々は軒並み出席されているというのがアレである。まあ,偉くなるっつ―のはそーゆーことだわな。

 学内研究費,当たったようなので早速書類を提出。ほほほ,これでDual Core Clusterが組めますことよ。Pentium D 820でってのがちと悲しいが,高々HTごときに数万円も追加投資するぐらいなら,その分,メモリや光ドライブやHDDやGraphics Cardに回した方が得策ってものよ。
 で,申請書にはこんなことが書いてあったりする。

「・・・(中略)・・・更に,前述したように,我々の研究は常にコスト意識を持ち,その制約の中で最高の性能を引き出すソフトウェア技術を探求するという姿勢を一貫して保っており,その点でも他の研究とは一線を画するものと言える。大規模並列計算のための技術開発は,最高級のハードウェア・ソフトウェアを札束で買う,という傾向が今でもあるが,大学のような教育と研究の両立を目指す機関においては教育用途に転用できない特殊な情報機器を購入することはあまり好ましいことではないからである。」

 ・・・自分で書いた文ながら,ルサンチマンを感じるなぁ。

 後藤英一先生,死去(朝日新聞)。合掌。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:25 PM

June 09, 2005

6/9(木) 掛川・?

 ただいま午前2時34分。中途半端な時間に寝てしまったら,夜中に蚊に刺されて目が覚めてしまい,そのままダラダラと起きている。うーむ,こうやって段々と眠れぬ夜が増えてきて,ラジオ深夜便のお世話になるのであるなぁ。

 こーゆー時は,日ごろつらつら考えていることをそこはかとなく書き綴れば,あやしうこそものぐるほしけれ。

 S先生の陰謀により,某シンポジウムで座長をさせられそうになっている(まだ確定はしていないと,少なくともワシは思っている)。今回は講演もしないし,左団扇でのんびり過ごそうと思っていたのに(泣)。今から座長のドタキャンを計画中。

 科研費の若手研究に応募し続けて6年になるが,一度としてあたったことはない。みっともない話だが,事実なんだからしょーがない。次回からは「若手」としては応募できなくなるので,更に長い書類を必要とする基礎研究に出さねばらなないのが面倒である。科研費Macro,ありがたく使わせて頂いております。
 さて,この科研費であるが,希望すれば,自分の研究の評価について,かなり荒っぽいものだが一応の評価値を教えてくれる。ワシはこれを欠かさず申し込んでいる。今年は(というより,今年も)評価はB判定(A, B, Cの3段階)であった。競争率は約3倍なので,採択されるためにはA判定の上位クラスに食い込まないと無理であるから,まあ,採択には程遠いという結果である。昨年は「どーせ受かんないしてきとーでいーや」と提出したらさすがにC判定だったので,今年は少し真面目に書いたのが,「少しは」効いたようである。不採択には変わりはないんだけど,ね。
 唐沢俊一というひとは,最近は随分とお稼ぎのようであるが,書いたものを読むと,結構苦労してきた人のようである。世間に揉まれてきたためであろう,第三者的評価に基づく自己分析の重要性を日記に書いているのを読んで,そーだよなー,と感心したことがある。
 曲がりなりにも大学なんて所にいると,下手すると自分の実力ってのが分からなくなってしまうのである。前の職場は体力と根性があれば乗り切っていける所だったので,がむしゃらにやっていれば良かったが,大学はそーではない(少なくともうちの大学は)。
 一研究者として個人として「うまくやっていく」ためには,体力と根性はあるに越したことはないが,それよりも効率性,コスト意識を持ってスケジュールを管理することが一番重要である,らしい。「うまくやっていく」という意味は様々であるが,本を執筆するとか,翻訳書を出すとか(あの翻訳プロジェクト,いつになったら完成するんでせうね(^^;)),査読論文をガンガン書くとか・・・という,第三者の目に晒されるところに自分の仕事の成果を置いておくことがメインとなる。それが厳しいreviewの結果,高い評価(これもいろんな意味があるけど)を得ると,「実力」が上がるということになる。もちろん逆のこともありうるけど,それはそれで「実力」の一評価であるから,「悪いのはあんた(自分)だよ」(by サイバラ)と納得する他ない。が,問題なのはこの「自分の成果を晒す」のは,自力でやる他なく,黙っていようと思えばいつまでも黙っていられる,ということである。つまりは,自意識過剰の引きこもり「自称」研究者,って存在もあり得ることになり,こーなってしまうともうどうしようもない。
 それを避ける意味でも,この科研費申請ってのはありがたい制度(いや,批判が一杯あるのは知ってますけどね)である。何せ,研究の「偏差値」が分かるのだから,こりゃ出さない手はないだろう,と思うのである。・・・ま,採択されなきゃダメなんですけどね,精進します。
 まあ,特に年配の方々からは色々と昨今の情勢について批判が聞こえてくるのであるが,世間的にはまだまだ特権がある立場なのであるから,評価評価で締め上げられると愚痴を言っても「何を今更」と突き放されるのがオチである。構造不況業種なので,将来はかなり不安ではあるけど,クビになっても同情される立場にはない。それなら最低でも「やるだけはやった」と思えるぐらいのことは,したいよねぇ。

Posted by tkouya at 03:45 AM

June 07, 2005

6/7(火) 掛川・曇

 何か梅雨らしくないなぁ,と思っていた今日この頃。今日は少し雲が増えてきたかな。嫌な季節はさっさと終わって欲しい。

 日曜日は布団から起き上がれず,月曜日は最もドタバタと忙しい日で,気がついたら復活していた。ここんとこ,そーゆーパターンが多いなぁ。軽度の鬱病か?

 Apple,来年からIntelプロセッサへの移行を表明(PC Watch)。ふーん,こりゃ驚き。てっきりCellプロセッサを乗っけるのかと思ってたのに。でも確かNeXTってi386版も出てたから,今のMac OS Xならそれ程移植は難しくは無いんだろうな。個人的にはGMPのチューンがそのまんま使えるのが魅力か。考えてみようかなぁ。

 さて,今日はあれやってこれやって,と。では行ってきます。

 ただいま。やっぱり思いつきのアイディアはダメだなぁ。地道に計算するとするか。

 MacがIntelへ全面移行するという計画についてはこっちの記事の方が詳しい。元麻布さんのみならず,大枚払わされているWindowsユーザなら皆願うことだろうが,同じPCというハードウェア上でぶつかり合ってくれるかどうかはこの記事だけでは良く分からない。まあ来年までにはIntel CPU搭載Mac一号機が出るそうだから,その時にはハッキリするだろうて。できればDual Coreマシンであることを願うぞ。うーむ,Intel Mac Clusterを狙ってみるか・・・。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 09:03 PM

June 04, 2005

6/4(土) 掛川・曇後雨

 うーむ快調快調。やっと自宅マシンのキーボードをFILCOの最上位モノに変えることが出来,さすが高いだけのことはあって,もー,キータッチがすこすこっってなもんである。この調子ですこすこっっと仕事が進めばいいのだが。

 職場のメインマシンが,シビアなシステムファイルがすっとんでしまったと喚いた後,起動しなくなってしまったのである。以前からビミョーに挙動が変なマシンではあったのだ。VPN Clientでサーバに繋がらなかったり,画面の一部が欠けたり,ネットワークに繋がったり繋がらなかったり・・・と,イラつくが再インストールするほどではないな,という状態ではあったのである。それが先週とうとう逝っておしまいになり,今日の午後はマシンの復旧に費やされることになったであった。
 前触れはあったので,仕事用データのバックアップはしっかり取ってあり,Windows XPとアプリケーションの再インストールで復活させるだけ。まあちょろいもんさ・・・と取り掛かったら,XPのシステムファイルコピーの段階でもエラーが出る,ブルースクリーンになる。こりゃ酷い,メモリかマザーボードか・・・と試しにMemtest86を掛けてみたら,出るわ出るはメモリエラーが。4枚刺さっているDIMMのうち,一枚にエラーがあり,それが全ての原因だったようだ。残り3枚で動作させたら見違えるように安定し,再インストール作業も順調に終了。Norton先生にハードディスクの総ざらえをお任せして帰宅したのであった。まあ,分かりやすいトラブルでよかったワイ。

 明日こそはちょっとは計算を進めないとな。ということで早々に寝ます。

Posted by tkouya at 11:31 PM

June 03, 2005

6/3(金) 掛川->東京->掛川・曇

 おおお,やっとレポート書きが終わった。できたー,と思ったら次から次へとミスか見つかり,修正しているうちに新幹線の時間がきてしまったという次第。これから某大に顔を出して,アキバに寄り,最後に大師匠のところに行って,日帰り予定。6月は地獄なので,今日ぐらい楽しんでこようっと。

 では行ってきます。

 ただいま。金が無い(何度目だ)。
 大師匠に例のレポートを見せると開口一番「書き出しがいかめしいわね」と,こちらの「おりゃーこちとら学者だぜぃ」的意味なしジャーゴンを咎められる。うーむ,さすがである。ま,内容については「いいんじゃない」と軽く肯定していただいたので,よしとする。指摘された書き出し部分と二三のミスを修正して月曜日には相手に送付することにしよう。

 ふと気が付いてみると,自分の生きる糧は「劣等感」にあったのである。うーむ,このウジウジとワシを悩ませる感情が,人生の土台になっていたとは。禅の公案になりそうだな。「人より劣る己は生きるべきか死ぬべきか」「人より劣るが故に生きよ」。・・・ま,単なる中年の開き直りなんだろうけどさぁ。

 郵便受けを見ると,某新聞社からの封筒が入っていた。開けると千円分の図書カードが。・・・あ,あの短文書評か。あれが掲載されたらしい。でチェックすると・・・うわーっ,はずかしー。でもまあ本日の本代がちょっと取り返せて嬉しい。

 レポートの微修正が終わったので寝ます。

Posted by tkouya at 11:59 PM

June 01, 2005

6/1(水) 掛川・?

 くわーっ,某筋(ヤぁさんではない為念)から依頼されたレポートを書いているのだが,書いても書いても終わらない。ううう,ワシって,そつなくまとめる能力に欠けているよなぁ,ホント。
 でも,明日までに下書きは終わらせておかないと,金曜日に大師匠に見ていただけないので,今晩中に何とか目処はつけなきゃ・・・。

 今日はまだ寝られません。しくしく・・・。

Posted by tkouya at 11:25 PM

May 31, 2005

5/31(火) 掛川・?

 頭痛。打ち合わせと委員会を済ませて早々に帰宅し,せんべい布団に包まって一眠り。5時間ほど熟睡して少しマシになった。

 Athlon64 X2正式リリース(PC Watch)。Pentium Dに比べるとちょっと高い。リテール版販売記念イベントが6月後半にあるそうだから,量販店に並ぶのはもうちょっと先かな。

 もう一回ちゃんと寝ます。

Posted by tkouya at 11:10 PM

May 29, 2005

5/29(日) 掛川・晴

 7月のOpen Campusで使用するデモアプリをさらさらと作る。まずは手っ取り早く,NFSで共有しているファイルを介して同じ動作をするよう,OpenGLのプログラムをちょっと改変してみる。

teaport_nfs.jpg

 大体期待する動作はできるようになったが,どーもファイルの読み書きに時間が掛かるようで,リアルタイムにしゃきしゃきと動くまでには至らない。やっぱりパケットを直接やり取りしなきゃだめかなぁ。ま,時間が取れれば7月下旬までにちょっと弄ってみるか。

 Scilab 3.1 正式リリース。こういう高性能かつ商用ソフト互換のフリーウェアってのは,商用ソフト側から見ればテロに匹敵する脅威かもしれない。
 しかし,知的財産権の保持だけで十数年に渡ってノウノウと飯を食おうとするのも,あんまし誉められた態度とは言えないよなぁ。

 36歳にもなれば少しは人生の見通しが良くなるかと思ったのだが,なってみると全然先行き不透明で,さっぱり分からない。グローバリズムの浸透や少子高齢化の進展ってのもその原因の一つだが,例え今が高度成長期の真っ最中で,終身雇用制が微動だにしない状況であったとしても,自分や家族の健康や仕事へのポテンシャルを維持できるかどうかは全く別の問題であり,予測不可能なことである。
 ワシらの世代は65歳にならないと満額の年金が貰えないので,まだ30年近く働く必要がある訳だが,さて今後30年,どういうことが起こるのか。自分の仕事に不可欠のコンピュータだって,どう変化するのか見当もつかない(UNIXのコマンドライン環境は変わりようもなさそうだが)。とにかく分からないことだらけである。
 あと少なくとも20年は破綻しない範囲でやるだけやれればゴールが見えるのかなぁ,とは思うが,しかしそれでも人生まだまだ長いわな。定年前にぽっくり逝ってしまえば,それもまたよし(by コイソモレ先生),なんだが,そっちの方が難しそうなんだよなぁ。
 ま,走るしかないのであるな。・・・と以前も同じことを書いたよ―な気がするが,自己確認はマメにやっておくにこしたことはないのである。

 床屋にも行ったし,ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 06:12 PM

May 28, 2005

5/28(土) 掛川・?

 国際研究会のお手伝いをしたせいか,ようやっとエンジンが掛かり,懸案のMPICH2への対応は何とか終了した。Windowsでの動作が確認できれば,MPIBNCpackとBNCpackをくっつけて公開したいのだが,さていつになるかな。

 Dual-core CPUを買う前に,Xeon Dualマシンとの比較をしてみる(前に書いたっけか?)。
 BNCpackのルーチンとPthreadを使って1thread,2threadでそれぞれ512x512の行列同士の積を計算した結果はこんな感じ。

Computational Time of Matrix Multiplication(512 x 512)

Double | P4 | Xeon
----------------+--------+--------
1 thread | 10.9s | 16.4s
2 threads | 8.2s | 6.1s

MPFR(50d.dig.) | P4 | Xeon
----------------+--------+--------
1 thread | 160.6s | 166.5s
2 threads | 166.0s | 85.0s

P4 ... Intel Pentium4 2.8c GHz, Vine Linux 3.1(Kernel 2.4.27), gcc 3.4.3
Xeon ... Intel Xeon 3.0GHz Dual, Redhat 8 (Kernel 2.4.20-18.8), gcc 3.2
MPFR ... MPFR 2.1.1/GMP 4.1.4

 1threadならワシのP4マシンの方が速い。2threadならさすがにXeon Dualマシンの方が高速。Dual-coreでも同様の結果になるんだろうけど,この結果と比べてどう違うかが楽しみ。

 寝ます。

Posted by tkouya at 11:51 PM

May 27, 2005

5/27(金) 名古屋->掛川・晴

 鴨ちゃん仕込みの気合英語で何とか講演終了。打ち上げをするという先生方より先に帰宅。だってくたびれたんだもーん。O先生からは「白髪が増えたね」というお言葉を頂く。帰りの新幹線車中で確認すると,確かにやたらに白くなっている。胡麻塩頭もまもなくか。

 Penitum D,945chipset,正式発表(PC Watch)。早くAthlon X2も出ないかなー。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 08:43 PM

May 26, 2005

5/26(木) 掛川->名古屋・晴

 ああああ,結局講演の準備が不完全のままになってしまった。もしこのBlogの更新が無ければ,どっかの橋の下で元気に暮らしていると思って下さい>関係者

 おおっ,もうPentium Dマシンの価格がTwo Topに掲載されている。ふーむ,Dual GbEの955Xボードの奴が,メモリを4Gにしても18万程度であるか。これならなんとか個人でも買える。しばらく様子をみて(できれば人柱さんの報告も参考にして),そのうち登場するAthlon X2マシンと比較して天秤にかけることになろうが,これ以上価格がupすることは絶対にない訳だから,予算の大体の見積もりは取れたことになる。どうしよっかなー,自腹で一台追加して,最大4PC-8並列のClusterにしよっかなー・・・。まあ9月ぐらいまではあれこれ想像して楽しむことにしよう。
 おおっ,出たかPentium D

 などと逃避してても時間は刻々と過ぎてゆくー。あああ頭から黒い蛇が,に,逃げようっっと。

で逃避先↓

scicade05_dinner.JPG

 盛況であった。

Posted by tkouya at 10:47 PM

May 24, 2005

5/24(火) 名古屋->掛川・?

 昨日の昼に名古屋入り。先ほど一旦帰宅。また木曜日に出かけて,金曜日に講演予定。慌しいことである。

 現地では特段仕事もないだろう,気楽なもんさ,はっはっは気分で出かけていったら,ごみ拾いしなきゃならないわ,看板の撤収はさせられるわ,PCのセッティングと撤去は命ぜられるは,セッションに張り付いていなきゃならないわ,あまつさえ本日は最後の会議室・LOC事務局の施錠までしたのであった。何故だ~(安受けあいするからだ>ヲレ)。

 まだ自分の講演準備を全然やってないので,早めに風呂入って寝て,英気を養います。

 わったしのエーゴは鴨ちゃんじっこみっ♪
 知ってる単語を気合で使う~♪(ヤケ)

Posted by tkouya at 09:13 PM

May 21, 2005

5/21(土) 掛川・晴

 最近ウツ状態である。来週発表の準備が全然進んでいない。テキスト原稿も書けなかった。もう駄目だ・・・と一昔なら随分悩んで胃に穴を開けたであろうが,いい加減すれっからしの中年になっているので,普段通りに三食食い,買い物にも行く。生きて行くってのはそーゆーことさ。
 江口寿史は白いワニを口実に逃避し,原稿を落としまくるようになったが,元気に生活しているようで何よりである。吾妻ひでおは連載を途中で放棄して自殺未遂,その後,2度の「取材旅行」に出た後で,アルコールと共に3回目の「取材旅行」に出て,現在はウツ状態ながら「失踪日記」を上梓するまでに回復した。
 現在は不況と財政再建のあおりで,企業でも官庁でも業績評価とコスト削減のプレッシャーがきつくなっている。小林よしりんはこれを小泉政権(と竹中大臣)の責任に帰して批判している。プレッシャーにあえぐ一労働者としてはありがたい批判であるが,少子高齢化と財政赤字に悩む日本社会の将来を思うと,小泉政権の政策はまだまだ締め付けが緩いとも感じる。たとえ小林ヒトラーが政権を取ったとしても,ワシも含めた一般国民の生活が改善するとも思えないのである。糸井重里は「一流は食いはぐれない」という名言を吐いているが,裏を返せばそれ以外の二流・三流人間は食いはぐれる可能性がある,ということでもあり,しかし,一流を目指して上昇する努力を怠らなければ何とかなる,とも言えそうである。
 ということで,一流どころにはない大多数の日本国民は,健康である限りにおいて,やっぱり自分の技量や経験を積み増す努力をしなくてはなるまい。但し,健康を損ねそうになったら,江口や吾妻のように一時的に逃避するべきであろう。その際には「ダメ人間」のレッテルを張られることを気にしてはならない。原稿を描けない漫画家は,どうつくろっても「ダメ」である。しかし「ダメ」とは「死ね」ということではないし,最低限の健康を維持するための「ダメ状態」を許容できないほど,日本人は狭量ではない筈である。首をくくったり,車内に練炭を引き込む前に,まず「ダメ人間」として生きるという選択はできないものだろうか,と,ウツになっちゃったワシは真剣に思うのである。

 名大COEの申請書類に問題あり,という記事が毎日新聞中日新聞に掲載された。前者では「男性教授」となっているが後者には名前が載っている。ワシはこの先生を知らないし,どーゆージャンルの学者なのかも記事だけでは判断できないが,ワシの知る限り,業績リストに「掲載予定」と書いたらそれはaccept決定済みの論文のことを言うのであって,掲載雑誌の発行頻度にもよるだろうが,最低でも一年以内に掲載されなきゃ変である。疑われても仕方がない。
 ただCOEの申請は複数の教官が共同で出しているのであろうし,問題視されている教官だって業績ゼロではないだろうから,直ちにCOE指定が取り消し,なんてことにはならんだろう・・・と思うが,さて,文科省の裁定やいかに?

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:20 PM

May 19, 2005

5/19(木) 掛川・?

 学生実験は第二グループが終了。マンネリ化の始まりである。一年ごとに何か新機軸を取り入れたいなぁ。

 exflib,ベンチマーク結果を見る限り,ほぼGMP/MPFR並みの演算速度にまで達したようである(ソースコードがないんで詳細は不明だけど)。今時C onlyのコードなんて書きたくない,すっきりしたC++コードを書きたいと言う方にはそちらをお勧めしておく。一応GMPもMPFRもclass化されてますけど,欧米ではCLNの方が有名かなぁ。初等関数はMPFRより速いみたいだし。
 ワシのBNCpack/MPIBNCpackはものごっついold styleであるが,しばらくはMPIとPthread(はこれからだが)でがちがちに書くつもりでいる。すっきりしたObject-oriented並列コードが書けるようになったら考えたいのだが。何かいい方法ないですかね?
 いよいよCだけではきつい,超大規模な計算コードを書くことになったら,muti-thread化したBNCpackをRubyあたりに組み込んじゃって楽しようかな。

 Athlon64 X2のベンチマークテスト(PC Watch)。こりゃ,少なくとも自宅用マシンはこれで決まりかなぁ。Intelはハイパフォーマンス重視のあまり,ユーザの懐を過大評価しすぎなんじゃないかという気がする。ゲーム業界はこぞってPowerPCだし,この先,IntelがBig3みたいなことにならなきゃいいが。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:04 PM

May 17, 2005

5/17(火) 掛川・?

 うーむ,金が無い。明日と明後日を二千円で乗り切らねばならない。まあ何とかなるだろう~♪

 某国際研究会(今さら某なんつってもね)に貸し出すProjectorを梱包する。先方からは領収書は不要,なぜなら金が無いから,などというワシみたいなことを言ってくる始末である。うーん,Excursionなしでもこんなに経費が掛かるモンなのか。当事者じゃなくて良かったとつくづく思う。
 で,自分の講演準備はさっぱり進んでいないのである。人様のことをどーこー言う前になんとかせねば。

 Pentium XE 840が選択可能なDellのマシンがWebに掲載される(PC Watch)。しかし実際に見積もりを取ってみると,CPUにこれを選択しただけで価格が20万円も釣り上がる。下手すりゃ,現行のXeon Dualマシンが買えてしまう価格である。こりゃ,買うのは9月以降にしなけりゃならんかな。夏休みにDual Coreと戯れるという計画は早くも挫折しそうである。残念。

 今日はもう寝ます。

Posted by tkouya at 08:50 PM

May 12, 2005

5/12(木) 掛川・曇後雨

 新テーマの学生実験も何とか軌道に乗ってきた。でもやっぱりまだまだ試行錯誤が必要だなぁ。
 来年はこのテーマを続けて実施,再来年は別のテーマに挑戦したいな。もちろん学生さんの嫌がるプログラミング関係で。ふっふっふ。

 実験終了後は学内研究費のヒアリング。例によって「PCを並べた奴」(某教授談)関係の研究を紹介する。10分であれもこれも喋ろうとして挫折する。うーむ,プレゼン技術は難しい。さて,結果はどーなるかな? ダメだったら黙っているので察するよーに。

 さて明日のうちに数値解析テキストの書き直し作業を前倒しで進めねば。一応順調なんだけど,もっとスピードアップしないとな。

 寝ます。

Posted by tkouya at 08:50 PM

May 10, 2005

5/10(火) 掛川・?

 うだうだと逃避しながら過ごしているうちに,mpich2が動作してしまった。mpdbootなんてコマンドに頼っていたのがいかんらしい。各ホストごとに起動し,その際にMPIで使用するインターフェースを指定すれば難なくGbE側でシャカシャカと計算が出来るのである。
 で,早速NetPIPEでベンチマーク。

mpich2-mpd-netpipe.PNG

 おおっ,TCP並みのスピードが出ているじゃないのv(^^)。Jumbo Frameなしのmpich-1.2.6に比べると200Mbpsも高速だぜ。・・・でもXeon SMPマシンの性能には遠く及ばない。くそーっ,この敵はDual-Coreで取ってやる~(返り討ちにあったりして)。

 某国際学会の準備に駆り出される人もいるらしいが,ワシにはお便りなし。ありがたし。どーせ来週いっぱいは自分の発表準備でテンヤワンヤなのである。ああ,エーゴ,久々のエーゴである。も,なるようになれ,だ。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:29 PM

May 07, 2005

5/7(土) 掛川・雨後晴

 昨日の夜から土砂降り。午前中になって少し勢いが緩んできたようである。もう露か? しかし,5月だと言うのにちょっと肌寒いのは勘弁して欲しい。暑いのも嫌だが,寒いのも,だらだらと心地よいのも嫌だ(どないせーっちゅーねん)。

 山形浩生さんがこんな文書を翻訳して公開されている。昔わしが高校生の頃,社会科の先生が「石油が枯渇するなんてのはデマだ。新たな油田がどんどん見つかっている」と力説されていたのを思い出す。
 ワシは,本当とも嘘とも判断できない情報は一旦頭の中にホールドしておくのを常としている。殆どはそのうち忘れてしまうのだが,執念深く居残ってしまうものもあり,「石油は枯渇しない」というのもその一つである。その頃は毎日TVニュースや漫画を読み漁る日々であったが,「石油は十数年後には枯渇する」という論調しか目にしたことは無かった。もちろん寡聞のせいでもあるが,キャッチ―で危機をあおるような情報は広まりやすい,という証でもある。
 山形さんの訳した文章は,枯渇しない理由を丹念に説明しており,油田開発のための技術革新が枯渇時期先送りの要因であることも指摘している。科学技術ってのは際限が無いなーすごいなー,と思うと共に,そーゆー革新を止むことなく突き進める経済・社会システムって奴もすげーよな,と呆れるばかりである。

 ついでに,この社会科の先生についても一言書いておこう。教師ってのは母性的であるのが望ましいんだが,この先生は珍しく父性的な,突き放すタイプであった。
 ある生徒が学校内で物を盗まれたとこの先生に報告した所,「盗まれるようなところに置いたお前も悪い」と「浜の真砂は尽きるとも,世に悪党の尽きまじ」と先人(ってオリジナルは誰なんでしょうね?)の言葉を引いて説教したそうな。
 ・・・なーんか,自分の原点がこのセンセーにあるような気がしてきたぞ。

 Jacobi行列の並列計算はあっさり終了。あとはNewton-Krylov法の並列化。5月いっぱいにはLanczos法の並列化も終わらせなきゃ。GWは毎年の如く,かなりサボったがそれでも割と仕事が出来た方である。まあ骨粗しょう症かつ肝機能障害気味の中年としてはこんなもんか。

 Pentium D, Pentium XE共々デモが始まったようだ(Akiba PC Hotline)。Gigabyteからはi955chipsetに引き続いて945chipset搭載のボードが出るようだし,6月までにはDual-Core製品が出揃いそうだな。しばらく目が離せないぞ,と。

Posted by tkouya at 08:04 PM

May 02, 2005

5/2(月) 掛川・曇

 ボチボチ寝たいのだが,晩飯を菓子パン二つで簡単に済ませた呪いが降りかかってきて,腹が減って仕方が無い。やむを得ず,せんべいをかじりながらこれを書いている。寝る前に物を食うのは控えるべきなんだが,あいにく近年は胃腸の調子が良く,たまにはこうしてだまくらかさねば他のところに支障が出る。腹が多少出っ張ってくるのは健康な証拠と割り切らねばならない。

 暦通り,本日は出勤する。今年度は前後期とも月曜日に講義が集中しているので,そうそう休むわけにはいかない。与えられた任務を着実にこなす。本日休暇を取った日本国民全員にワシの祟りを降りかけてやりたい気分である。

 ある日突然思い立って,このところ毎日,家ではお茶を沸かしては冷やしている。使用済みのペットボトルにこれを小分けにして職場で飲み干しているのである。飲み物代節約という利点もあるが,容器代が安い上にどこに捨てても問題ない,というメリットの方が大きい。容器が古くなったら取り替えも楽である。そこいらへんの自販機から適当な銘柄のペットボトル飲料を買ってくればいい。
 というわけで,「生茶」のペットボトルからこげ茶色のほうじ茶を飲んでいる怪しげな教員を見かけても無視して頂きたい。

 せんべいを2枚食ったのでボチボチ寝ます。この三日間でどこまで出来るかが勝負っ!

Posted by tkouya at 11:46 PM

April 30, 2005

4/30(土) 掛川・晴

 一昨日の夕方から昨日まで偏頭痛に悩まされ,布団でうーうーうなっていたら,貴重な連休初日が潰れてしまった。
 本日は,cs-pccluster2の構成PCのうち一台を復旧ついでに,Windows 2003にService Pack 1をあて,残りのマシンにWindows Updateを施していたら終わってしまったのであった。あーしんど。ま,これでしばらくは安心して使えるな。OSのInstallよりupdateに時間が掛かるようになったのは面倒だが,セキュリティに対する意識向上には役立っている。人間,切羽詰らないと何もやらないってことなんだろうな。

 頭痛による遅れを取り戻すべく,風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 11:32 PM

April 27, 2005

4/27(水) 掛川・?

 この日記を更新しようとした刹那,天気を度忘れしてしまう奇病に掛かってから結構経つ。最近更に悪化しつつあるようだ。人と交わるのが嫌いな内向的人間はボケるのも早いと言うが,三十路半ば過ぎにして脳細胞が枯渇しかかっているのであろうか。剣呑剣呑。

 某顧客第一主義を貫こうとして早数年のPCショップに出向き,職場で購入する物品の注文をする。ついでに自宅のマウスを光学式のM$製Intelli Mouse Explorerに変更すべく購入し,ために夕食は自宅で袋入りインスタントラーメンをすする羽目になる。給料日からたった一週間ほどで貧窮状態に陥るのは,給料が安いからではなく,こうした浪費が原因なのであった。
 ワシはホイールマウスのクリックにはExplorerを割り当てているので,何よりホイールの感触が気になるのである。以前の純粋ホイールonlyマウスは「カリカリ」であったが,こいつは「ネリネリ」という感じ。ギヤの感触がまるで無く,ちょっと気色悪い。まあすぐ慣れるだろうけど。
 それよか,キーボードの交換をしなきゃいけないんだった。Filcoの最上位ものを希望しているのだが,案外置いていないものなのである。無理してでも先週アキバに出かけたついでに探してくるべきだったのだが,新学期になって精力減退傾向に拍車が掛かって早々に帰ってきてしまったのである。こりゃ,SciCADE05のついでに名古屋で探した方が早いかも。それまでは職場からちょろまかしてきた6年物の奴で我慢するほかないな。

 明日を乗り切ればGWである。が,暦通りに出勤することになるので,あんましまとまった時間が取れないのであった。どーなることやら。

 寝ます。

Posted by tkouya at 08:20 PM

April 26, 2005

4/26(火) 掛川・曇

 寒いんだか暑いんだか,微妙な日が続く。ドンよりしたまま梅雨に突入するのだろうか。昨年の反動で今年は冷夏になると嬉しいのだが,そうすっと景気に影響するし,なかなか世の中ままならない。

 昨日は繋がらなかったJR西日本のWebページ復旧。何か事故があると,アクセス集中のためか,大概繋がらなくなってしまう。JRのような資本力のある大企業なら,緊急時のためのLoad-balancingぐらい導入して欲しいものである。

 今週もあとちょっと。木曜日が終わった時点で一区切りつくので,土日でSciCADE05の準備をしなければ。SWoPP2005の原稿もGW中に何とかしなきゃぁ。滞っているテキスト執筆も復活しなければ。・・・などと色々と計画を立てつつ,全部片付いたためしがないのであるが。

Posted by tkouya at 07:53 AM

April 23, 2005

4/23(土) 東京->掛川・曇

 風強し。雲にさえぎられて太陽が出ていないこともあって,ちょっと肌寒い。

 昨日購入した電源タップが三叉になっていなかったので,帰りがけにアキバに寄って返品。普通のテーブルタップを代わりに購入する。アースつき三叉OAタップは案外売っていないものなので,こうして何かのついでにアキバで買っている。

 戻ってきたら,Trendmicroウィルスバスターで大騒ぎ(朝日, 読売, 日経)。ウィルスではなく対策ソフトウェアの不具合とは,皮肉なことである。我が家でもPCリプレース前はウィルスバスターを使っていたが,バージョンアップする毎に重くなっていったので,Norton AntiVirusMcAfee ScanVirusに変更してある。おかげで難を逃れた訳か。ワシが使っている製品でも同様の不具合が生じないとは限らないが,Trendmicroの信用はこれで大分落ちることだろう。
 じゃあ,ウィルスの土壌を提供しまくってきたM$はどーなるんだということになるが,こいつは代替が利かないものであるし(Linux+GNOME, KDEじゃぁ,まだまだ,である),何せ資本力があるからCD-ROMを配りまくったり,矢継ぎ早にパッチを連発したり,広告を出しまくったりできる分,フォローのチカラが凄い。まー,暫くはTrendmicroの商売も大変だろうな。気の毒だが,これが世の中というものであろう。

Posted by tkouya at 03:54 PM

April 22, 2005

4/22(金) 掛川->東京・晴

 人間ドックの初体験日。といっても半日で終わる日帰りコースなので,普通の健康診断に心電図と胃カメラが加わった程度。終了後に血液検査結果だけだが,すぐに教えてくれるのがありがたい。
 で,今回はGTPとコレステロール2種の値が引っかかる。すぐに再検査とか診療が必要になるレベルではないそうなので一安心である。久々の胃カメラはちょっと苦しかった。また来年もここでやってもらおうっと。

 終了後は,出来上がったばかりのクロスフィールドを見学しつつ,アキバを流してジャンク品を見てまわる。ついでに本屋であれやこれやを購入して宿へ。

 宿に着いてメールチェック。仕事メールがいくつか届いているのでチョチョッと返信したりして片付ける。・・・日常と仕事の切り分けが出来ない駄目人間に成り下がったことを痛感する。

 うーむ,今回のDual-Core CPU騒動はAMDの余裕勝ちってところでしょうか。既存Mother BoardがBIOSのupdateをするだけでそのまま流用できるってあたり,こりゃ少なくとも自宅用マシンはAthlon64 X2に決定だな。Windows XP 64bit版も今夜発売開始するらしいし。ってことは,昨年末に導入した自宅のP4マシンは半年の命となる可能性大。

 で,出たばっかりのgcc-4.0.0をcygwin環境でコンパイルしつつ,この日記を書いているのであった。へー,gmpmpfrまで使っているんだ。gfortranで多倍長計算できるってことなのかな? ・・・あ,こけた。再度makeしたら続行できているけど,まだちょっと厳しいかな? ・・・あ,また。こりゃ駄目だ。マイナーバージョンアップ後にまた試してみようっと。

Posted by tkouya at 08:34 PM

April 21, 2005

4/21(木) 掛川・?

 はふぅ~。新学期最初の学生実験・一週目が終わって,ようやく一段落着いたところである。
 ここが更新できない間,某シンポジウムや某国際学会の雑用が割り込み,OpenGLと戯れ,マクドナルドのドライブスルーで金がないことに気が付いてバックするという醜態を演じ,「銀河鉄道の夜」「千年女優」「老人Z」を立て続けに,しかも途中から見た。特に銀鉄のサントラは細野晴臣の最高傑作だなぁと悦に入っていたら,もう明日は人間ドック初体験である。そうそう,おかげで忙しい最中に2回も検便を取らされたのだった。

 PC WatchにはPentium XE 840の詳細なレポート(前編中編後編)が掲載されるわ,その発表に至るドタバタは後藤さんに暴露されるわ,対するAMDはヨユーぶっこいてDual-Core OpteronとAthlon64 X2を発表するわと,何かと賑やかであった。こりゃ,Pentium DとAthlon64 X2の比較ベンチマークテストが出ないことにははっきりした性能は分からないな。ボーナスシーズンまで人柱報告を待つことにしよう。7月はDual Coreで遊ぶだよ。

 明日は久々に新幹線の始発で出かけるので,そろそろ寝ます。

Posted by tkouya at 10:10 PM

April 16, 2005

4/16(土) 掛川・晴

 新学期が始まったが意気上がらず。沈滞しつつも,締め切りが過ぎてしまったお仕事から片付けていく。

 Dual Core CPU,Pentium XE 840のレポートがPC Watchに掲載された。Intel純正 955X chipsetのMother Boardもアキバのショップには展示されているらしい。個人的には,chipsetが同じなら何もIntel純正である必要はなく,ClientクラスならRAIDもいらない,PCI Expressも一つで十分・・・と機能を殺ぎ落としてコストダウンが計られた台湾メーカの製品で良いと思う。自分の研究テーマも,低コストな普及型PC(その辺のパーツショップで常時手に入るもの)でいかにハイパフォーマンス,かつ汎用性を両立させるか,という技法に興味があるので, 当方の環境はすっかりGigabyteに取り囲まれてしまっている。数年後にはすっかりDual-core,いや,Multi-core CPUが当たり前になっていて,マシンは10台だが20~40 threadsが並列に動作可能なんてことになっているんだろうなぁ。そーなるとMPI+OpenMP,MPI+Pthreadといったハイブリッドなやり方が並列手法のメインになるのだろう。今年から準備しておかなきゃ,全然間に合わないのであった。ま,先見性のある人たちはとうにやっちゃってるんですけどね。まさかワシみたいなビンボー人まで巻き込まれるとは,ねぇ。大変だけど嬉しいことである。

Posted by tkouya at 10:46 AM

April 13, 2005

4/13(水) 掛川・晴

 2,3年生ガイダンス。良い天気なれど,気温少し低め。桜はかなり散ってしまった。

 CG教材,順調に推移。後はどう組み合わせていくか,というところ。土日で何とかなるだろう。

 某国際学会と,某シンポジウムのメールやり取りが頻繁。特に前者は何だか凄いことになっている。うーん,お世話役は大変である。

 某査読,締め切りすぎて催促メールが届く。すいませーん,明日には何とか・・・。

 うーん,本が溜まってしまった・・・。こりゃ,連休中にまとめて消化かな?

 お,SmithField搭載初製品はDellから(PC Watch)。しかし,About $3Kか,高いなぁ。
 出荷は数週間後,というから,今月末か来月初めにはCPU単体でも発売開始になるんだろうな。しかし,出始めは高そうだし,Chipsetのbugも心配だし,そろそろATXのケースを買うのも避けたいし,当分は様子を見た方がよさそうだな。講義終了まで時間も取れそうも無いし,人柱さんたちの報告を待つとしますか。

 新学期開始までカウントダウン。英気を絶やさぬように,早めに寝ます。

Posted by tkouya at 09:27 PM

April 09, 2005

4/9(土) 掛川->浜松->掛川・晴

 CGに勤しむ予定が,やった仕事と言えば「今年はCGをやります」と休日出勤中のN先生にメールを送った程度。完全に休養日になってしまった。ま,いいや。

 午前中は余った回数券を使うため浜松へ出向き,増えすぎたサーバに取り付けるためのHappy Hacking Keyboardを買うべくCompuMartへ。が,肝心の物は無く,程よいキータッチの省スペースタイプはUSBキーボードだけ。結局,自宅で使う光学式マウス用のパッドを買い,谷島屋で夢路行全集16~18を仕入れて昼飯を食って戻ってきた。

 後は食料品の買い込みをして,惰眠を貪るのみ。あーいーな,こーゆー日も。その分,明日はてんてこ舞いだが。

 寝ます。

Posted by tkouya at 11:19 PM

April 08, 2005

4/8(金) 掛川・晴

 良い天気。気温もかなり上昇し,数年ぶりに徒歩で出勤したら汗でぐしょぐしょ。桜もほぼ満開。講義が始まる次週には散り始めそうである。

 誤って24000を自分で踏んでしまった。

24000.jpg

 Webページ移動後2年でこの数字は,まあ多い方ではないな。ボチボチやっていきましょうぞ。

 予定通り,数値計算のテキスト執筆。本日第3章完了。予定通り行けば,6月半ばには下書きを終えて,7月中には完成するものと思われる。・・・でも予定通り言ったためしがないからなぁ。どーなることやら。

 cs-pccluster,cs-pccluster2共々,無事動いている模様。このまま7月まで過ぎてほしいなぁ。

 明日はCG教材作りの予定。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:45 PM

April 07, 2005

4/7(木) 掛川・雨後曇

 本格的に暖かくなってきた。おかげでcs-pccluster2ルームは早くも冷房モード。今年は昨年度のような酷暑にならなければ良いが。

 職場に着いてから「今日は何をやるんだっけ?」と健忘症に罹患する。で,このblogを見て「ああそうだった」と納得する。うーん,Webってのは広大な私的メモの博覧会場(しかも検索機能つき)なんだな,と感じる。

 Mesa3Dはapt-get install Mesa-devel; apt-get install glut-develであっさりインストール完了。3D CGも難なく動作する。さて,後は教材作り・・・と。元ネタ本は「OpenGLによる3次元CGプログラミング」(コロナ社)なんだが,ちーっとネタが地味である。といってこちとらCG初体験者なので,そうそうすっばらしいモンを作れるわけがない。まあ今年は慣らし運転がてら,ボチボチやる予定。

 cs-pcclusterの方はすっきりケーブル配線をして,NIS, NFSの設定終了。MPICHの設定は時間が出来てからだな。Quotaの設定をやりかけたところで帰宅。まあまあ予定通り。

 と,順調に通常業務をこなしつつあるのだが,名前だけ事務局員として連ねている国際研究会の方は何やら切羽詰っているらしい。とは言え,個人で何か出来るレベルの話ではないので,きちんと割増料金(割引の間違いに非ず)でRegistして,Projectorを貸し出す手続きを取るぐらいのことしか出来ない。大変なんだろうな~,と洞ヶ峠を決め込む春雨の日なのであった。まああと一月ちょっとの辛抱だし。

 明日は数値計算テキスト執筆の後,会議に出席して帰宅予定。土日はCG三昧かなぁ。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:26 PM

April 06, 2005

4/6(水) 掛川・晴

 入学式。前も後もずーっとcs-pccluster2の再構築。HDDの換装用安物Removable Caseの接触が悪いのと,余計なジャンパをHDDに付けていたのが重なって,サーバのセットアップを2回もやり直す羽目になった。これで動作が安定してくれれば,今年一年は何とかなるだろう。
 結局,mpich-1.2.6をインストールして環境構築したところまでは出来た。これで今月後半は自分の研究が出来そうである。しかし,mpich2はmpdの起動がトラぶって動作できず。rsh経由で呼び出しているのが悪いのかなぁ。5台までは無事起動するんだが,それ以上になるとお釈迦になる。まあ,mpich2にしたところで劇的な速度改善があるわけでもないんだろうけど,ちょっと悔しいぞ。時間が出来たら再チャレンジしてみよう。

 明日は学生実験の準備と,cs-pcclusterのセットアップ。土日で学生実験の資料作りを終わらせて,いよいよ新年度のお仕事が始まるのであった。

 ふーん,SUSEは1.2万円か(PC Watch)。Vine 3.1で不満があるとすれば,日本語フォントの漢字だけなんだが,そのために万単位でお金を払うのもなぁ。それに一旦買ってしまうと,一年に一度の再インストールなんてもったいないこと出来ないもんなぁ。

 Adobe Acrobat 7.0 Elementsは5千円台(PC Watch)。いきなりPDF対策なんだろうな。競争がないと消費者は搾取される一方。家で使う分にはこれで十分である。安くなるのはめでたい。

 明日のために寝ます。

Posted by tkouya at 11:21 PM

April 05, 2005

4/5(火) 掛川・晴

 いい天気だったらしいが,こちとらはcs-pccluster2(P4, 12台+予備1台)とcs-pccluster(P3, 10台)の再セットアプで終日Vine Linuxをにらめっこしていた。とりあえず,FTPとTelnetを使えるようにしたところで帰宅してこれを書いている。忘れないよう,メモを取りながら作業をしているので,まとまったらここにupする予定。

 GW期間中の海外旅行者数,過去最大(朝日新聞)。疲れて寝ているか,翻訳の最終チェック(っていつになったら終わるんだか)に勤しんでいるか,SciCADE05で喋るネタをシコシコとプログラミングしているか・・・優雅とは程遠いGWになりそうである。まあでも仕事が出来るだけ幸せか。今のうちに頑張り抹消。

 計算して寝ます。やっと数値微分(今時そんなことをするのは大師匠門下の奴らだけだと兄弟子は仰ったがその通りだ)の補外計算が停止しない理由がわかったぞい・・・。

Posted by tkouya at 09:39 PM

April 04, 2005

4/4(月) 掛川・晴

 桜が咲き始めたようだ。来週には満開となるや。とはいえ,今日は肌寒い一日であった。

 やんなきゃいけないことが目白押しで,ちょっと虚脱状態。研究の打ち合わせをした後は,出たばっかりの新年度予算であれこれと足りないものを購入しまくって,それで一日が終わってしまった感じである。GWまで無事過ごせれば,7月までは何とかなるであろう。しかし,新年度の準備がまだ全然終わってない。大丈夫か>ヲレ

 春休み企画どころでなくなってしまった>"About Blog" 書評の二つも書き上げたらそれで〆かな。読んでいる暇があるかどうかが問題である。

 何か気合が入らないので,寝ます。

Posted by tkouya at 08:59 PM

April 01, 2005

4/1(金) 掛川・?

 April Fool。イソプレスの記事は毎年楽しみなのだが,段々とウソの信憑性(という言い方も変だが)が落ちてきているように感じる。すぐにウソと分かってしまうような記事はいただけない。どうせなら,このぐらいの信憑性は欲しかった。・・・え,ホントなの?

 某科研費Projectの準備終了。結局,cs-pccluster2にWindows Updateをかけただけで終わってしまった。Windows 2003でドメイン管理しているんだから,もっと楽に出来る方法はあるらしいのだが,あの分厚いResource Kitを読む気にならず,一台一台手動でupdateしている。O'ReillyにはWindows Hacksじゃなくって,Windows Tipsを出していただきたいものである(もうあるかな?)。

 新しくした学内Webサーバとex-csにWikiでも入れようかと試してみたが,どーも性善説に立ったシステムには馴染めない。そりゃ荒らしが入ればrestoreりゃいいんだろうが,ワシみたいな熱しやすく冷めやすいズボラ人間にとっては気になってしゃーない。
 条件としては
  ・static HTMLを生成する
  ・commentもtrack backも受け付けないように出来る
  ・バックアップが簡単
なんだが,そうすっと結局Movable Typeぐらいしかないんだよなー。tDiaryのPerl版があると助かるんだけど。XOOPSなんて大仰なものを使うはバックアップが大変そうだし・・・しばらくは手動でチマチマと作ることにするか。

Posted by tkouya at 08:43 PM

March 31, 2005

3/31(木) 掛川・?

 昨日の超並列研究会は,DELLの営業トークも含めて,なかなか面白かった。GUI Web Browser発祥の地,NCSAのDELL Clusterの話,Switchの実物を拝めたInfiniBandの話を聞けて,ホホウなるほどと感心して帰ってきた。しかし,ここでも挨拶を交わすような人が来られているとは思わなんだ。
 ・・・で,36歳の誕生日は過ぎてゆくのであった。ついでに人間ドックの予約もしておく。今年度はとうとう受診できなかったしなぁ。

 本日は学内Webサーバをex-csと同じ構成(Apache2+MySQL+Tomcat)にして,replaceした。あーめんどくさ。しかし,前回作ったメモがあったので,作業そのものはさくさくと進む。MySQLで作ったデータベースのバックアップを取るのを忘れていたというオマケはついたが。

 本日で職場を去る人もあり,明日来る人もあり。人生色々である。

 明日はあれやってこれやって,SciCADE参加振込み手続き開始,研究室のメインPC Dual 19inch化,cs-pccluster2の復活作業とLCD追加をやったあと,某科研費(2006年度からは共同研究者になってしまったので)Projectに本腰を入れることになる。しばらくそっちのプログラムは組んでこなかったからなぁ,思い出すだけで一日終わっちゃうかも。土日が勝負かな。

 来週は,cs-pcclusterの復活,学生実験準備をやってようやく並列計算に取り掛かれる,つーか,取り掛かねばSciCADEにもSWoPPにもFITにも間に合わないのであった。あー,もう春休み気分を捨てて仕事モードに突入せねば。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:32 PM

March 29, 2005

3/29(火) 掛川・?

 お,終わった。未読大王からgetしたファイルをマージして,目立ったミスを修正して3年越しの翻訳作業に一区切ついた・・・。でも細かいところのすり合わせとか,誤訳もまだ残っていそうだし,うーん,何回見直しても直った気がしない。気分は前野良沢(そんな大層なもんかいっ)。「あれここれもまだ足りないよ―な気がしますが一応完成っつーことでひとつ」と小生御大にメールして今日の作業は終了である。

 明日はDELLのHPC戦略とやらを伺いに川崎へ。明後日は学内サーバの移設作業で,月曜日までに某Projectのプログラムを仕上げて・・・うーん,死にそうである。のんびり温泉に浸かっていたバチがあたったか。でも休養は良かったなあ。来年もやろっと(懲りてない)。

 今日はもう風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 09:58 PM

March 27, 2005

3/27(日) 掛川・?

 結局,翻訳最終チェックはなーんにも進まず。休養ボケが続いているらしい。とはいえ,心機一転,今週こそ終わらせねばいけないので,明日からは気合を入れなおして頑張るしかない。メールの返信が滞っているのはそのせいです。明日には返信します>S先生 ついでに,SciCADE05の申し込み,遅くなりましてすいませんでした>Local Secretariatの方々(ワシもなのであるが実質的に何もやってないのであった)

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 10:14 PM

March 21, 2005

3/21(月・祝) 秘密・晴

 毎日,朝と晩に温泉に浸かる生活を送っている。いいだろー。これは,朝風呂の後,飯を食おうとしたら食堂が一杯で席がなく,空いたら連絡するのでしばらく部屋で待っていてくれ,と宿の人に言われたため,その待ち時間を利用して書いている。まだかー,腹減った~。

 昨日は友人と待ち合わせの上,N山S寺を見学し,ついでにうなぎを食してこようという計画だったが,友人の携帯にいくら電話しても繋がらなかったため,一人で観光して,著名なK豊・・・の隣の店で一人でうなぎを食って帰って来た。
 宿に帰ってメールを読むと「いつ来るんだ?」と友人から問い合わせ。「何言ってんだボケェ,何十回電話かけたと思ってるんじゃワレェ」と返事をしたらようやく先方から電話が入り,携帯の使えないエリアにいるということであった。K東のC県でもそんな地域があるのか? まあ,ともかく改めて飯でも食おうということで,本日夕方にF橋で落ち合うことになった。ヤレヤレ,である。

 あ,呼ばれたので,朝飯食ってきます。
 食ってきました。

 とはいえ,仕事も持ってきているので,そちらもきちんをやらねばならない。さて,未読大王(面倒なので「メール」は略)の分は,遅れたが品質は・・・ダメダメである。どうやったらexploitationが「外挿」になるんだ? そもそもイマドキは「補外」だろうっ! あー,何言っているんだかわからん直訳調っ!・・・ちょっと前半を見ただけで真っ赤になってしまった。何が三日で仕上がる完成度だっ! 本来なら最終校正は年長者の役割だろっ! ・・・とめげていても仕方がないので,バリバリ直しを入れていくのであった。

Posted by tkouya at 08:24 AM

March 19, 2005

3/19(土) 掛川->秘密・晴

 予定通り,骨休めのつもりが骨休めにならない仕事付きの休暇を送るために某温泉に来ている。ネットが使い放題なのはありがたいと言うべきか,もう慢性の連続ネット猿状態に陥ってしまっていると言うべきなのか。旅の友Let's Note R3はともかく,外付け光ドライブまで担いできたのはやりすぎではないのか。何のための休暇なのか(以下加算無限個の愚痴略)。

 これから学部時代の恩師の退官記念パーティーに参加する。その後2次会の予定。門限がある宿なので,果たして帰りつけるかどうか不明。○○公園あたりで野宿する羽目になるかも。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 04:36 PM

March 18, 2005

3/18(金) 掛川->名古屋->掛川・晴

 昨日は雨だった。途中,暖かい空気が流れてきたようで,冷気を溜め込んでいた我が職場の廊下は水浸しとなっていた。冷たい飲み物の入ったガラスのコップに水がつくのと同じ理屈である。しかし滑って転んで死んでしまっては元も子もないので,慎重に歩かねばならないのが面倒である。

 どーにか学外設置サーバが動作する。iptablesは細かい指定が出来るのが売りだが,どーもうまく指定できていないようである。今のところはえいやっとセキュリティ的には甘くしてあるのだが,さて休暇明けにはどうなっていることやら。トップページが書き換わっていたりして。

 さて本日は名古屋で某御大の退官記念講演会,明日はワシの学部時代の恩師の退官記念パーティである。その後はのんびり休暇を楽しむ予定が,サーバの構築に時間が掛かって,肝心の翻訳最終チェック作業がぜんぜん捗っていない。従って,仕事道具一式をかついでホテルに向かわねばならない。嗚呼。それもこれもメール未読大王が(以下略)。

 ということで,行ってきまーす。

 ただいま。定年退官記念講演会というのは,話には聞いていたが出席するのは,実は初めて。なかなかいい雰囲気で行われていた。その後,八事のホテルに移動してパーティ。2次会が開かれたので1時間ほどお付き合いして帰宅した。
 明日も退官記念パーティ。その前にあれこれ雑務を片付けねば。仕事も持っていかねば。それもこれも(以下略)。

 寝ます。

Posted by tkouya at 11:48 PM

March 16, 2005

3/16(水) 掛川・?

 晴れてたような気もするが,2つの会議の合間にVine 3.1でサーバのセッティングを行っていたので,忘れてしまった。

 あーめんどくさ。久々のセッティングなので,すっかり忘れてやんの。apt-getコマンドは便利だが,それに頼れないPHPだのJakarta-TomcatだのJDKだのとあれこれ突っ込んだのである。一通り動くところまで漕ぎ着けたので,一安心である。後はiptablesでガッチガチに防御してセッティングである。postfixの設定は結局後回し。やっぱりSMTP-AUTHを使いたいので,再来週にテストを重ねてから使ってみることにしたい。でもやっぱ,sendmailに比べると楽だわ。

 さて,明日も早いので,さっさと寝ます。もう少しで休暇だ休暇だ。

Posted by tkouya at 09:14 PM

March 14, 2005

3/14(月) 掛川・晴

 寒いぞ。一時的に寒気が戻ってきたらしい。灯油の備蓄がなくなるのが早いか,それとも本格的な春が来るのが早いか。あと三日が勝負である。

 某シンポジウムの登録受け付けCGIを設置した職場の外部Webサーバが,停電復旧後,早々にダウンしたらしい。復旧はいつになるやら。結構高いマシン(確かUltra Sparcを積んだ奴)を買ったのに。
 前の職場でも,Compaq(現HP)のNetware Serverを導入したが,ワシが出て行ってから早々にダメになったみたいである。高いマシンを導入するのは故障が怖いからなんだが,いざ壊れてしまうと誰でもすぐに治せるというモンでないだけに,復旧に時間が掛かる。それを考えると,そんじょそこらにあるPCにLinuxでも突っ込んで,技量の範囲内で世話できるサーバを立てて置いた方がよっぽどマシな場合もある。メンテナンスの手間とコストを良く考えて,しかも実績のある業者に頼まないといかんのだが,さりとてこちらが余りにメンテ料金を値切ってしまうと,「安い客」扱いされて,ろくすっぽ勉強していない新人なんかを回されたりする。うーん,難しい。

 別件で,久々に外部サーバのセッティングをしなきゃならない羽目になり,Vine Linuxを弄くり倒す。apt-getは便利なコマンドだが,結局/usr/localに突っ込まなきゃならないものもあり,updateは全て自動で,とはいかないところが悩ましい。今日はまとめてupdateかけて,iptablesやOpenSSH,apacheのセッティングは明日に回す。さて,出来るかな?

 総務省の人口動向調査が発表される。ジワジワと人口ピラミッドがやせ細っていく様子が良く分かる。全国の都道府県で,人口が増えたのは関東・中部・関西地区を除けば,福岡県と静岡県だけ。周囲の地域からこの地域へ人口が移動しているだけなんだろうな。老後は東京で,という人も多いようだし,過疎=老齢化とは単純に結びつかない時代になってきたようだ。50過ぎたら,ワシも老人ホームを捜さねばいかんのう。

 今日は炊きそこなったメッコ飯を食いすぎたので腹具合がよろしくない。さっさと寝て,明日に備えます。

Posted by tkouya at 08:28 PM

March 12, 2005

3/12(土) 掛川・晴

 雲が大目の空の隙間から太陽がちらちらと見える。もう朝方でもそれほど寒くない。春の様相。花粉も絶好調のようである。

 お,Gladmanさんのソースキットがupdateされたか。後でチェックせねば。

 昨日は,メール未読大王から完成原稿を奪取する予定であったが果たせず。本人曰く,作業用の不安定なPCから原稿ファイルを移動したNote PCもおかしくなり,現在打ち直し中につき,明日(つまり本日)午前11時に改めて渡したい,ということである。大事な原稿のバックアップぐらい取って置けよ,んっとに。
 で,今日の午前中が勝負というわけである。さてどうやることやら。

 こんなに立て続けにPCがおかしくなるのは,まあ運が悪いとしか言いようがないが,バックアップを取っていなかったことがまず致命的な間違いであり,猛省をお願いしたいところである。更に,いろいろ聞くと,Windows 2000を使っていながらロクにWindows Updateもしていないようで,もうなんというか,トラブルの原因は自分の行いにあるとしか言いようがない。
 しかし,これって,PC利用者の大半に当てはまりそうな怠惰である。ワシも自宅マシン(今これを書いている奴)はWindows 2000 Proであるが,このインストールには一日を費やしている。インストール作業そのものは2時間ほどで終わるが(Pentium IV 2.8GHzマシンだし),その後のWindows Updateで膨大なパッチを導入せねばならず,そっちの方に大部分の時間を取られるのである。SP4を入れてもなおそんな有様であるから,まあWindows Updateの存在は知っていてもついサボってしまいたくなる気持ちはわからんではない。
 また,バックアップについても,順調にPCが動いている限りはついサボりがちになる。・・・ま,痛い目に遭えば人が代わったように十重二十重とバックアップをとりまくるのであるが(ワシのことだ)。ワシの場合は,普段は職場で別ハードディスクと外部のftpサーバにバックアップを取り,重要かつ持ち出しても問題のないものは自宅でもftpサーバを介して保存しておく,という三重体勢である。更に,年度末に一度,CD-R, DVD-Rに一括してその年度に作成したファイルを必ず2枚バックアップを取っている。従って,過去のワシのデータは五重,もしくは最低でも二重に保存してある。これだけあっても,東海地震が起きればどうなるか分からない。某プログラマさんは,ソースコードをCD-Rに焼いて銀行の貸し金庫に入れて置くそうである。完全を期したいなら,そこまでやる必要があるのだ。
 そーゆー,普段の利用方法についての講義や実習も取り入れないと,これからのコンピュータリテラシ教育は単なるアプリケーション実習に堕してしまうんだろうな。

 本日は卒業式につき,ボチボチ出勤します。続きはまた後で。

 ただいま。原稿はもらえた。完成度はイマイチだが,日本語は完璧・・・でもない。こりゃぁ,直しが大変だぞ。シャカリキで頑張らねば。

 紀要のClucster論文,2分割しろという査読者からの指示があったので,さっさと取り下げる。またぞろ論文を仕立て上げる時間もないし,あえて分割する必要もないと感じたので,論争するよりは取り下げた方が無難と判断したのである。大体,既に一本acceptしてもらっているものがある上に,また2本も掲載して合計3本,こちとらそんなに業績に飢えているわけではないのに,そんなに書いてどーするんじゃ。とはいえ,折角書いたのを埋もれさせてももったいないので,こっちに置いておくことにする。

 あとはぷちめれ書いて,翻訳チェックして寝ます。

Posted by tkouya at 08:57 AM

March 09, 2005

3/9(水) 札幌->掛川・?

 札幌は雪だったのに,掛川に戻ってきたら暖かいでやんの。気温の変化の激しさについていけるかしらん?

 自分の発表を終え,昼過ぎに新千歳空港へ移動。ラーメンを食した後は,飛行機が飛び立つ時間までのんびり本を読む。あー久々だ,こんなにゆっくり読書できたのは。紹介すべき本が溜まってしまってどうしようもないので,明日以降,暇を見て書いていきますが,どーなることやら。

 今日は「隔離という病」(武田徹)を読みながら寝ます。うーん,いつもながら武田さんの仕事は凄いな・・・。

Posted by tkouya at 10:08 PM

March 03, 2005

3/3(木) 掛川・曇

 花粉症に悩む人々がボチボチ出現しだしたと思ったら,一転冬に逆戻り。明日は関東地方でも積雪があるらしい。飛行機が飛ぶのか?いやそれより新幹線は動くのか? 明日は早めに出かけた方がよさそうである。

 Smithfield初お目見え(PC Watch)。うーむ,確かに安易な実装である・・・ま,性能が出ればいいんだし,AMDのDual Coreより早く登場させるにはこれしかなかったということなんだろう。さて,性能が出るのかどうか? 早く試したいなー。
しかし,CPUブランドから"4"が取れるとややこしいな。ワシの実験室ではまだPentium MMX 200MHzという骨董品(しかもAT電源!)が稼動中なのである。同じ"Pentium"ブランドでも内部周波数が15倍違うんだからなー。しかもFSBに比較しても半分・・・。全く,元麻布さんではないが,どこまで早くなるのやら。

 結局,Newton-Krylov法の並列化は着手できず,えいやっと中間報告を行うことになりそう。3月もスケジュール目一杯だし,最終週に手がけるしかないなー。SciCADE05はこれで喋るしかないか。

 ということで日記はしばらくお休みします。再開は早くても来週9日以降。んでは。

Posted by tkouya at 06:02 PM

March 01, 2005

3/1(火) 掛川・?

 職場の会議の後,メール未読大王に「忘れんなよ!(意訳)」と一言伝える。やっているという返事を頂くが,はて結果に出るかどうか。

 査読報告書,本来の締切日を間違えていて,二日遅れでupする。と,その後7時間で「条件付採録」の決定が下される。どうやら遅れていたのはワシだけだったらしい。すんません>担当編集委員様。

 同時平行で,一本目の紀要原稿の査読結果が戻ってくる。すげ―早い。書式のミスや修正を求める内容だったので,さっさと直して共著者へチェックをお願いする。と,「もっと直したい」というワガママを共著者様が仰られるので,IT秘書としては泣く泣く従うことに。うーむ,札幌行きまでに上がるのか?

 ボチボチと地道な論文読みを始める。明日は確定申告書を出しに行かなくっちゃぁ。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 08:35 PM

February 27, 2005

2/27(日) 新潟->掛川・晴

 朝ホテルで起床後,外を見たら一面の雪景色。うっすらと白く化粧をした街はなかなか良い景色なのだが,寒いったら寒い。もうすっかり暖かい遠州になじんでしまっている自分の体が「早く帰ろう」を連発するので,AM7時台の新幹線で東京へ。MAXの2階建て車両は,上の階にいる限りにおいては快適。行きの新幹線もMAXだったのだが,下の階だったので,新潟に着くまでずーっと圧迫感を覚えていた。

 AM9時から開店している丸善丸の内本店で,「Comic 新現実Vol.3」を購入。帰りの東海道新幹線車中で吾妻ひでお作品(新作・旧作)と,大塚英志が森山嘉一郎を叱責しまくる対談(?)を読みながら帰宅する。と,偶然,今日のNHK教育TVでは森山が監修したベネチア・ビエンナーレ日本館の特集をやっていた。大塚がブチ切れて卒倒していなければいいが。小林よしりんと並んで日本には必要な人材なのだから。

 帰宅後,2時間ほど昼寝して散髪。実家に帰る前の恒例行事である。

 夕飯後,まったりとして時間を過ごす。査読結果をちゃんとまとめなきゃいかんのだが,やる気せず。だって,突っ込むところはもう決まっちゃってるからねぇ。すんなり採録O.K.の返事をしようと思っていたら,結論部にうーんという所があって,それについての著者の見解を聞きたくなってしまったのである。ま,無難な回答が来るとは思うが。

 ということで,ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 09:58 PM

February 25, 2005

2/25(金) 掛川・?

 Washington大の院生さんはどうにかコンパイルできて,自分のプログラムも動作したらしい。「シアトルに来たらビールおごります」とのことである。ああ,久々に若さあふれる言動に触れて感動するワシはもう完全に中年。しかし,こりゃ,MPICHみたいに懇切丁寧なリンク方法解説ページが必要だね。時間があったらちょちょっと作っちゃおうっと。

 cs-pccluster再構築作業,W君の渾身の働きによって10台(2台増えた)全てにVine Linux 3.1がDual Ethernet Card込みでインストールされた。結線作業とNIS/NFSのセッティングは月曜日に行い,これで一区切りである。あとはわしの方で,apt-get update; apt-get dist-upgrade; 他,サーバ類のセッティングとクラスタ用ソフトウェアのセッティングをしなければならない。が,まあ繋がってしまえばリモートでも出来る作業である。へへっ,一丁上がりだぜ。

 明日は新潟。帰宅は明後日。んでは久々に楽しんできまーすってなもんで寝ます。

Posted by tkouya at 09:07 PM

February 24, 2005

2/24(木) 掛川・?

 よーっしと気合を入れなおして紀要原稿最終校正に向き合う。今ようやっと終わったところである。ちょうどA4,2段組10ページ。最大ページ数ぎりぎりいっぱいに収めたが,ページ数制限がなかったら更に4~5ページは伸びただろう。これでようやくHOKKEの準備に取り掛かれる。並列Newton-Krylov法の実装が出来るかどうかがカギ。

 Zimmermannさんから,「Applet作るから,あんたのTry MPFRのソースをくれ」とメールが昨日届く。早速送ったら,「ちょっとmodifiyしといたよ」と修正したソース付きで返事がきた。仕事の早い人だなぁ,誰かさんとは大違いである。

 と,今度はWashington大の院生(修士かな?)から「あんたのWingmpバイナリでリンクがうまくいかない」という泣きのメールが届く。「じゃあソース見せてよ」と言ってもライブラリの問題だと言って,エラーメッセージしか見せないでやんの。確かにgmpの関数が見つかっていないようだが,ソースを見ないことにはなんとも言えないぞ。とりあえず,こちらで確認の取れたテストプログラムとstaticライブラリ,includeファイルをセットにして「これはちゃんとコンパイルできました動きましたテストしてね」とメールしておく。さて,どうやるやら。

 先週日曜日には地元の方からPC clusterについてのお問い合わせを頂いたので返事を書いておいたら,今日お礼のメールが届いた。何だか今週は見知らぬ第三者からの問い合わせが集中するなぁ。まあ,自分がやったことに対する反応があるのは良いことである。

 cs-pcclusterの再セットアップ,今2台目。NIC三枚挿しのマシンにあたっちゃったのでちょっと手間取る。Windowsセットアップの利口さを思い知ったかな?>W君

 ふーっと,一息つくまもなく,やること満載。明日もあれとこれとそれも片付けなきゃならない。考えると気が遠くなるのでさっさと寝ます。

Posted by tkouya at 09:48 PM

February 23, 2005

2/23(水) 掛川・晴

 春一番が吹いたようで,日中は強風ながらもぽかぽか。

 メール未読大王からようやっと翻訳ファイルをgetする。月曜日に今日の約束を忘れないように釘をさし,火曜日には出勤しなかったようで捕まえ損ね,本日の朝には48ポイント太ゴシックで「ファイル忘れんな!(一応敬語)」と大書してメールボックスに放り込み,午後5時半過ぎに廊下で見かけて大声で呼び止め,その後30分ほど研究室に缶詰にした挙句にやっと・・・なのである。同情して頂きたい。まるで失踪直前の吾妻ひでおか江口寿史の担当編集者である。
 やれやれと思ったら,まだ三日ほど推敲に時間が掛かると言われて脱力。ふざけんなこのタコいつ完成すんだよっ(意訳),と迫ったら3月11日(金)の午後には渡してもらうという約束を取り付けることが出来た。本人には色々言い訳があるようだが,この期に及んで聞き飽きた。もう他人のせいに出来る段階ではないのである。ともあれ,もう一頑張りであるが,その後で自分の分も含めて最終チェックをしなければならないと思うと死にそうになる・・・うーん・・・。

 ということで,ワシは自分の紀要原稿の最終チェックにいそしむ。来週月曜日に提出予定。新潟行きの前には何とかなりそうである。くそーっ,もうひとがんばりじゃーっ・・・あーっ,査読があるの忘れてた~,わ~ん,メール未読大王の馬鹿~。新潟往復の時に読もうっと・・・しくりん。

 あ,cs-pccluster,NIS/NFSサーバは無事インストール終了。明日は残り8台のインストール,明後日には最終セッティングの予定。今週中には大体終わりそうで何より。って,学生さんにやってもらっているのだが。やっぱ,人にやってもらうと楽だわ。ありがとう>W君。明日もよろしくね。

 我ながらあっちこっちで煩がられているなぁとあきれ果てる。ま,こんだけ失敗やらかしてキーガー喚いていれば,そのうち雑用は回ってこなくなるだろう。後は自分のしたい仕事に邁進するだけである。

 邁進するために風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 10:43 PM

February 22, 2005

2/22(火) 掛川・晴

 遠州名物空っ風吹きすさぶ日。しかし,この冬は案外この名物との遭遇が少なかったような。結局,暖冬だったのかな?

>  猫も杓子もblogばっかしになると、そんなことを考えてしまいますが、
> やっている人のご意見をぜひ。

というご質問を承ったので,以下,ワシの返事を載せる。

「猫はやっているかもしれませんが,杓子にblogは無理だと思います。

 まあ,いろんな人がblog(最初はWeblogと呼んでたのにねぇ)についてblogで語ってますが,要は自己満足が基本です。他人がそれを読んで面白がったり怒ったりするのは全て余禄です。ワシは言いたいことを我慢できない性格で,blogでマスターベーションしないと精神の安定が保てないので,AVみたいなもんですかねぇ。最近は見なくなっちゃったけど。
 システム的には,デザイン感覚のないワシみたいな奴でも,読みやすい版組みにしてくれる所が一番の売りでしょう。HTMLを書かなくて済むのも楽ですしね。」

 コメント機能とかトラックバック機能とかもあるけど,ワシのWeblog(この言い方もしなくなったよなぁ)では使ってないのでパス。

 紀要原稿一丁上がり。もう一本はボチボチ仕上げる。明日はcs-pcclusterのインストール・・・って昨日も同じことを言ったよな。ボケてますかそうですか。

 今日は水木しげる御大の「神秘家列伝 其ノ参」を読みながら寝ます。

Posted by tkouya at 10:06 PM

February 21, 2005

2/21(月) 掛川・晴

 冬のピーカン晴れ,なので強風の上,寒い。

 うひーとか言いながら,雑事(研究以外の仕事の意)をこなす。何とか終わった模様。

 某研究会の参加・講演受付を開始する。・・・と,メールを流して数時間後には数人単位で参加も講演も申し込みがあるのは驚き。神様レベルの御大も早々に参加登録を済ましておられる。うーむ,凄い。で,肝心のワシはと言えば,まだ模様眺めである。参加はともかく,講演はどうしよっかなぁ~,なんか喋りづらいんだよねぇ。申し込み数が講演予定数に達しなさそう,という段階になったら考えようっと。

 さて,明日は本格的にcs-pcclusterを再構築せねば。しかし,インストールのやり方をすっかり忘れてしまったので,自分の文書を見直す始末。げげっ,これって高々一年前のことだったのね。もう駄目だ,痴呆症が始まっているのかもしれない。

 英気を養うために寝ます。

Posted by tkouya at 08:46 PM

February 20, 2005

2/20(日) 掛川・晴

 雲は多いが,空の面積の4割程度。ちみっと朝焼けっポイから,この先の天候はあまりよろしくなさそう。春も近いかな。

 ぐわーっ,一晩かかって出したベンチマークテスト結果を一瞬で消してしまったー。またやりなしだ―。午前中には何とか終えたいのだが,間に合うかなぁ。

 かーっ,怒涛のベンチマークやり直しをしながら一気に紀要原稿を書き上げてしまう。途中から躁状態になってあれもこれもとぶち込んで,結果9ページ分。ページ数制限まであと1ページを残すのみとなったところで,とりあえず全部の節に文章が入った。
 最初はバラバラの研究報告を放り込めばいいやと気楽に考えていたが,書いているうちにあっちもこっちも繋がり始めて,「前述の」「後述する」が至る所に挿入される始末である。あーこりゃ今週末の新潟行きの往復できっちり構成しないと支離滅裂だぜ(いつもだが)。

 さて,これから職場で元自宅マシンのバックアップを取って,某研究集会のWebページを更新して買い物して風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 02:26 PM

February 19, 2005

2/19(土) 掛川・曇

 どんよりどよどよの日。職場にVisual Studio .NETを取りに行き,ついでに前の自宅マシン(Celeron 1GHz)を運び込む。明日はバックアップを取った後,このマシンにVineを突っ込んでみる予定。

 自宅マシンにVisual Studio .NETをインストールする。あ,言っとくけどうちは研究室単位でMSDN academicに入っているから,これはライセンス違反ではない為念。
 で,BNCpackをコンパイルしてベンチマークを取ってみると面白いことが分かった。同じPentium 4 2.8cGHzのマシンでも,Windows 2000 Pro SP4(Win2k)とWindows XP Pro SP2(WinXP)とではパフォーマンスがぜんぜん違うのである。もちろん後者が良い。
 Windows XPにてVisual Studio .NETを使ってWindows版 GMP/MPFR(mpn_p4.lib使用)をコンパイルしたものにBNCpackをリンクして作ったbasebenchプログラムを使ってみた。で,WinXPでの計算時間をWin2kの計算時間で割ったものをグラフにすると次のようになる。

mpfr_win2k_xp.jpg

 うーむ,乗算は1.4~1.7倍,除算は0.9~1.4弱倍,Win2kの方が計算時間を余計に喰っていることになる。Win2kからXPってマイナーバージョンアップのイメージしかなかったのだが,このように同じGMP/MPFRのバイナリを使ってこれだけの違いが出るってことは,呼び出している関数やメモリ処理がそれなりに高速化されていると見ていいだろう。M$もやることはきっちりやっているのね。あ,ちなみにこのデータは紀要原稿に使用予定である。

 GMPのML,spam攻撃を避けて,TMDAを使ってfilteringすることにしたらしい。ふーん,sendmailやqmail等,代表的なMTAでの設定方法がきちんと書いてあるな。試してみる価値ありそう。

Posted by tkouya at 11:50 PM

February 18, 2005

2/18(金) 掛川・?

 ここんとこ超朝型である。近頃太ってきたこともあって,どうも睡眠時無呼吸症候群っぽいようある(違うかもしれんが)。夜中の変な時間に目が覚めてしまうことが多いのであるが,午前3時~4時ぐらいだと,二度寝するには中途半端なのでそのまま起き出し,ダラダラとWeb猿状態で朝を迎える,ということになる。で,超朝型という次第。小学生の如く,夜の九時には寝てしまうようになってしまったので,その影響も大きいのだろうけど。

 で,お猿さんになってLCDの方でFirefoxを弄っていたら,GCC 4.0が最終段階(Stage 3)に入ったという記事を見かける。ふーん,正式リリースは4月15日予定か。C/C++は,ワシのBNCpack/MPIBNCpackのコンパイルに支障がなければどーでもいいが,Fortran9xは気になるな。何せ,ユーザが減ったせいもあろうが,Fortran9xは商業ソフトウェアばっかりになってしまって,しかもワシみたいな貧乏人にはド高い値段なので買えず,疎遠になっていたのである。ちみっと弄るのもいいかなぁ・・・とは思うが,今更Fortran用のinterfaceを書いても誰が使うんじゃい(イヤ,一名,ご希望は伺ってますがね・・・)。

 秋葉原クロスフィールドに入る大学・企業が決まったようだ(PC Watch)。そのちょっと前にはつくばエクスプレスの運賃も発表されている(PDFファイル)。既存のバスより安い,というのはかなり思い切った設定である。
 元々,つくば人種は秋葉原と恐ろしく相関関係が高いと思われ,しかもダイビルには前述のような拠点も集積されることになる訳で,開業早々,つくばエクスプレスは技術(とそれ以外も含む)オタク列車と化すことは疑いない。オタクはreasonable feeに極めてsensitiveだし。

 朝飯も食い終わったので,そろそろ出勤します。

 ただいま。原稿は進まないわ,被害妄想気味になってあっちこっちにメールを送りつけるわ電話はかけるわ,ちょっとノイローゼ気味かも。3月の骨休めまで無事に過ごせるか不安。それもこれもメール未読大王が(以下1Mbyte削除)とにかく今日はもう横になって休みます。

Posted by tkouya at 06:58 PM

February 17, 2005

2/17(木) 掛川・?

 天気なんか気にしていられるか,というぐらいめまぐるしい日。といってもワシだけが忙しいわけではなく,同じ職場の方,全員がドタバタと走り回っていた。

 合間にメールを今日も一杯書く。おまけに,自分の首を絞めるような提案まで行う。ワシって馬鹿?馬鹿です。そうですかすいません。

 明日こそ紀要原稿を上げねば。ということで英気を養うために寝ます。

Posted by tkouya at 07:14 PM

February 16, 2005

2/16(水) 掛川・曇時々雨

 ちょびちょびと雨が降るはっきりしない天候。春も近い? となれば,花粉も近いんだろうな。今までは無縁だったが,ワシはホコリアレルギーが少しある。今年の高濃度の花粉に反応しやしないかとビクビクしているところである。

 本日は卒研発表会の後で打ち上げ。明日は実験室のカギ引渡しと模擬面接,卒研テーマ決定。次週からは軽く卒研環境を整える作業に入る。大掃除・机移動・cs-pcclusterの再セットアップとやることは一杯ある。その前に外置きするサーバのセットアップと,NIS/NFSサーバの立ち上げもある。これは土日に片付ける必要がある。もう一本の紀要原稿も仕上げなければならないが,まだ「初めに」を書き終わったところで頓挫している。死にそう~。

 Solaris10ファーストインプレッション(PC Watch)。へぇ~,色々盛りだくさんなのね。時間があったら試してみたいが,残念ながらそれどころではない。

 ボチボチ集合の時間なので,これで。

 ただいま。明日もせわしいので,早く寝ます。

Posted by tkouya at 09:11 PM

February 15, 2005

2/15(火) 掛川・?

 今週に入ってメールばっかり書いている。来週には少しは減るかしらん? 減ってほしいなぁ・・・急増する可能性もあるが。

 今日は一日ブリブリ怒りっぱなしである。メール未読大王が来られたので,早速,懸案の翻訳について問いただす。

「XXの件なんだけど・・・」
「翻訳は?」
「XX日にどうだろう?」
「ですから翻訳は?」
「XX日は忙しい?」
「翻訳を頂ければお付き合いします」
「・・・XX日には何とかします・・・」

 なんだか,借金の返済を迫る高利貸しのようである。しかしまぁ,こっちも小生御大にせっつかれて死にそうになるのはイヤなので,仕方がないのである。半分楽しんじゃっているところが我ながら怖いが。

 あー,なんだかS大の諸君が大挙して成績を見に来られているようである。返信は明日以降にしますんで,しばらくお待ちください>メールをくれた人

 ボチボチぷちめれを再開しないと,本が溜まって仕方がない。とはいえ,再来週はHOKKEのために札幌入りするし,来週は3年生の卒研準備やら翻訳作業(メール未読大王次第だが)やらやることが目白押しで書いている暇がない。あーん,みうらじゅんの世紀の大傑作も紹介できないよー。誰のせいだ~,くそぅ~。あ~ん。

 怒るのも疲れたので寝ます。

Posted by tkouya at 08:01 PM

February 11, 2005

2/11(金) 掛川・晴

 連休初日なれど,出勤する。某公務員から押し頂いた原稿ファイルをいそいそとTeXに変換し,パコパコと図を張り込み,最後はきれいなTTFで出力したPDFをuploadして「チェックよろしく~」と公務員様にメールして終了である。何だかかんだ言っても4,5時間かかった作業だが,自分で文章を考えなくていいので非常に楽。ワシの役割はIT秘書みたいなもんである。そっかー,複数著者の論文ってこうして楽してんのね~,と納得する。

 いそいそとIT秘書業務にいそしんでいたら,つい先日80歳の誕生日を迎えたばかりのG.Dahlquistが亡くなられたという報告が,小生御大からなされる。ご冥福をお祈りする・・・が,ワシはちょっとびっくりしているのである。亡くなられたことではなくて,「まだ」80歳でご存命だったことに対して,である。とっくに歴史上の人物になっていたと思っていたのになぁ。まあ,J.C.Butcherもまだ70歳ぐらいだし,数値解析って若い学問分野なんだな。

 IT秘書業務を終えたところで一安心してしまい,今日の仕事を終えた気分になって帰宅。学部時代の指導教官の退官記念パーティ出席の葉書を出す。これ,名古屋の某御大の退官記念講演会の翌日なんだよな~。続くよな~,全く。そーゆーお年頃(ワシもワシの先生も)なんだから仕方がないのだが,いっそがしいことこの上ない。毎月一本は講演予稿を書くペースになってしまっている状況で更にこの手の浮世のお付き合いがあるのである。この先,ワシが定年(つーか引退)するまで単調増加で用事が増えるのであろうか。あーめんどくさっ。

 めんどくさくなったのでさっさと寝ます。

Posted by tkouya at 08:06 PM

February 10, 2005

2/10(木) 掛川->浜松->掛川・?

 非常勤講義終了。採点が待っている・・・う~,もう一がんばり。

 久々にブッチ切れて,捨て台詞を残して去る,という醜態を演じる。うーん,久々である。二十歳代ではしょっちゅう切れていたが,三十路過ぎてからは大人になったせいか,めったにそーゆーことはなかった。
 しかし,ここんとこ4ヶ月もメールが使えないと公言する馬鹿○○やら,何だかワケワカの○○○○やらに振り回されてイライラしていたところに,立て続けに三連発の大ミスを相手がかましてくれたもんだから,堪忍袋の緒が切れてしまったのである。んっとに,これが天下の○○○○かぁ?と言いたいぐらいの馬鹿ミスだったし,ワシひとりが迷惑を蒙ることならともかく,ひょっとすると何の落ち度もない第三者が多大な被害を受ける可能性もあったことなので,これは一発言っておかなくてはならないと意見を言いに行ってドカン,という次第なのである。ふー,ちょっとヤナ気分は残っているが,言いたいことは言ったので,まあすっきりしたかな。捨て台詞を食らった人は気の毒だが,自分のミスなんだからちゃんと引き受けて頂きたいものである。・・・と大ミスをやらかした自分に対しての戒めもこめて書いておこう。

 ふーん,あの人もGMPを使っているのか。と,ちょっと感心する。伊達に偏差値の高い大学にいるわけじゃないのだなぁ。

 自宅のNATルータを無線LAN対応のものに交換する。今まではNATルータの下に無線LANルータがぶら下がり,一家に(って一人しかいないのだが)二つのSubnetがあるという無駄な構成になっていたのを修正したのである。前のNATルータを通すとFTPのuploadがうまくいかず,MTUを小さくしてようやく通過させていたのが,今度はちゃんとデフォルトのMTU(1500 octet)でもuploadが可能になった。一体,どこが悪かったのかなぁ?

 三連休だがやること山積み。シコシコと片付けるしかない。ということで寝ます。

Posted by tkouya at 07:27 PM

February 09, 2005

2/9(水) 掛川・?

 暖かくもないが,寒くもない一日。そろそろ年度末も近いので,残予算(殆どないけど)を使いきり,確定申告書を作成する。

 管理しているサーバが繋がっているHubがおかしくなる。突然,ブチブチと通信が途切れるので,あれこれいじってみても駄目。結局,Hubを交換したらあっさり繋がった。
 故障したHubはワシが今の職場に着任した時に買ったものである。ボチボチそういう時期なんだなぁと感慨深く思う。

 明日は非常勤ラストなので,それに備えて寝ます。

Posted by tkouya at 10:34 PM

February 08, 2005

2/8(火) 掛川・雨後曇

 夕方には霧が出ていた。寒くなってきたのかな?

 今日はCell processor(PC Watch, /.J)の話題で持ちきりである。一般紙(朝日日経)にも記事が掲載されている。「スーパーコン並」という表現がよく出てくるが,どーもなぁ,よくわからん。後藤さんの記事には単精度(32bit)での計算が高速に並列実行できると書いてあるが,今時単精度?という気がしないではない。プロセッサの内部バスがそんなに高速なら64bit(倍精度)でも楽勝のような気がするが,ひょっとしてSSE相当のSIMD命令しかないのかな? PCにも使える汎用プロセッサを目指すなら,SSE2以上の命令は欲しい。
 これを使ったPlayStation3はまもなく登場するのだろうが,さて,Appleは次のごついデスクトップマシンにこれを搭載するのであろうか? もし出てくれば,浮気しようかな・・・なんてったって,Many-Coreだもんなぁ。
 さて,IntelのSmithfieldも予定通り,第二四半期には登場するらしく,もう生産開始だそうな(PC Watch)。順番としては,まずP945chipsetを搭載したMother Boardが出て,その直後にSmithfield登場ということになるんだろうな。4月以降はAkiba PC Hotlineから目が離せないなあ。もう予算も確保してあるし(さほど高くないのが嬉しいね),さて国立某N大学のXeon Dualマシンと競争してどうなるかな? 今からワクワクしているのである。

 ワクワクしたところで寝ます。

Posted by tkouya at 08:50 PM

February 06, 2005

2/6(日) 東京->新横浜->掛川・晴

 本日は友人の結婚式。スピーチをやらされる。

「えー,本日は本当にお日柄も良く,真におめでとうございます。私と新郎は大学時代の同級生でありまして,確か,入学した最初に声をかけたのが,たまたま前の席に腰掛けていた新郎であった,と記憶しております。というわけで,新郎と知り合ったのは偶然でありますが,その後,下宿まで同じところに住まうことになってしまいました。という訳で,新郎とは学部時代の数年間,ずーっと同じ屋根の下で過ごすことになりました。しかし,いやぁ,こんなに大変なオタクであるとは,最初は夢にも思いませんでした。ただ,オタクオタクといいましても,いろんなタイプがあるものでして,一般にはクラーく一人下宿に篭って「花とゆめ」でも読んでいる奴も居れば,全く逆に人付き合いがものすごく好きな奴もおります。新郎は後者のタイプでありまして,仲間と一緒にボードゲームに講じたり,コンパを主催したりするのが大変に好きな,社会性に富んだオタクでございます。後で聞いたのですが,新婦の方とのなれ初めもその辺に起因するものであると聞き及んでおります。さて,最後になりますが,我々同級生は,毎年2回,盆と年末年始に集まって飲んでおります。勿論いつも新郎が呼びかけ人となって開催される訳ですが,昨年の8月でしたか,集まったオスの負け犬2匹と新郎が池袋で飲んだ時にこのたびの結婚についての話が出ました。その際に新郎は「子供も欲しいが趣味も続けたい」という大変に都合のいいことを抜かしておりましたので,我々は二人ががりでその野望をあきらめさせるべく,「趣味は控えるべきである」と説得をいたしました。にも関わらず,なんだか新郎は小遣いを確保したとか,つい先日会ったときには勝ち誇って言うのであります。そういう次第でありますから,新婦の方に置かれましては,新郎の小遣い=子供の養育費と考えていただいて一向に構いませんので,お子様が出来ました際には容赦なく新郎の専用回線をぶっちぎって頂けますよう,心得て頂ければよろしいかと存じます。はなはだ簡単ではございますが(どこがじゃ),これで挨拶と代えさせていただきます。本日は真におめでとうございました。」

 こうして文字に起こしてみると,我ながら感動的な挨拶である。が,実際の挨拶とは大分違うところがある。それについてはノーコメント。

 行きの新幹線で取った富士山。雪模様がまだらになっているのは溶けたってことかな?

mt_fuji_20050206.jpg

 2次会を終わって,秋田県公務員がラーメン博物館に行きたいと主張するので,千葉県公務員と四国銀行員らと一緒に向かい,博多ラーメンだけ食する。うーむ,何だかんだ言ってもうまい。ちょっと青臭いねぎが,癖のあるとんこつスープの中では清涼感漂うビタミン剤となっているあたりがすばらしい。しかし,豚の脂は確実に中年太りを助長することであろう。久しぶりに穿いた礼服のズボンがきついこときついこと。腹回りを何とかしなければ。

 あわただしい週末が終わり,明日からまた仕事。ということで寝ます。

Posted by tkouya at 09:23 AM

February 04, 2005

2/4(金) 掛川->浜松->掛川・晴

 非常勤講義最終日。来週木曜日に定期試験をやっておしまいである。最後の最後まで計算間違いしまくる教師というのはいかがなものであろうか。反省するも,したところで間違いがなくなるわけではない,というところが難しい。

 HOKKEの原稿をでっち上げる。安定性解析は出来たものの,よくよく見たら馬鹿みたいに簡単な問題であった。・・・数値計算的な面白みが激減し,とってつけたような内容となる(いつものことだが)。明日午後にチェックしてそのまま投函予定。3月の発表までに少し解析ツールの充実を図るとするか。

 某先生より,「年度末で予算が余ったので10万程で買えるNote PCはないか?」というお問い合わせを頂く。で,その返事↓

 『私が使っているのはPanasonic Let's Note R3(2004年夏モデル)ですが,20万以上します(必需品なので自腹購入です)。頑丈で軽く,バッテリーも長く持つのでお勧めなのですが,高いのが難点でしょうか。
 10万前後のものですと,どうしてもサイズが大き目のものに限定されますが,通常の使用では問題ないかと思います。私が検討して「いいな」と思ったものとしては

 Sony VAIO Type B
 EPSON Direct Endeavor NT340
 IBM ThinkPad R50e

あたりでしょうか。 ご参考になれば幸いです。』

 コンパクトなマシンをご希望のようであったが,一昔前に比べて1 spindle typeはバリエーションが減ったように思われる。そこそこのスペックで小型となると20万以上してしまうのが普通のようで,ご希望に反してごっついマシンをご紹介することになってしまった。それでも一頃に比べれば安くなったのだが。
 あー,調べていたらまた買いたくなってきたぞ・・・いやいや,今年はSmithfieldがあるのだし,Yonahはまだまだ先である。自腹マシン総Dual Core化計画は慎重に事を運ばねばならないのである。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:08 PM

February 01, 2005

2/1(火) 掛川・晴

 バンザーイ
 バンザーイ
 バンザーーイ
 数値微分 + Newton + Lanczos + DKAでODEの安定性解析をやっていたが,ようやっと結果が出た。ううう,うれしい~,かなりきれいなパーペキ漸近安定と出た!(占いみたいだね)。感激もひとしお。ああ,やっとこれでHOKKEの原稿に取り掛かれるぞ~,明日は原稿書きだっ!

 安心したので寝ます。

Posted by tkouya at 08:16 PM

January 30, 2005

1/30(日) 掛川・晴

 天気晴朗なれども風強し。典型的な冬型で,これから2月3日ぐらいまでは冷え込みがきつくなるらしい。うーむ,まあこっちはいいけど,日本海側は大変である。

 某研究会MLで流された数値解析シンポジウムの案内,相変わらず間違えたままである。今度はきちんとチェックしておこうと,実行委員からの返事を待っていたら痺れを切らした先方がさっさと流してしまったという次第。重大なミスではないが,ちょっと気持ちが悪い。次回流してもらうときにはちゃんと直さなきゃぁ。

 IPSJから査読依頼が来る。ひーん(泣),自分の論文が落っことされてるのに,人様の査読やっている場合かよ,とは思うが,前に査読した縁がある人のものらしいので引き受けることにする。こうして自分の仕事は後へ後へと流されていくのであった。

Posted by tkouya at 11:04 AM

January 27, 2005

1/27(木) 掛川・?

 卒研,ボチボチ終了気味。約一名,まだ概要が上がっていない。君のことだよ>Kクン。来週早々に発表練習第一回目。もう一息かな。

 Movable Typeに脆弱性が見つかった(Internet Watch),という記事をあちこちで見かける。どーせコメント機能は使っていないし,突っつかれる恐れはないのだが,一応対応パッチをインストールしておく(詳細はこちら)。ちなみに役に立たない検索機能は外して,Googleさんにお任せする修正も行う。

 うーん,やっぱり先方はワシの修正ではお気に召さないらしい -> Try MPFR!。きちんと修正するには,parser部分からきちんと書き直さないと駄目なので,もう少し時間をくれと返事を出す予定。とりあえず,MPFR開発者当人の言うことにはしばらく付き合ってみたいしね。

 Win64 RC1の日本語版リリース(PC Watch)・・・IntelもEM64T enable CPUを出したんだから,せめてRC2ぐらい出して欲しいものである。それとも一気に正式リリース,か?

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:16 PM

January 26, 2005

1/26(水) 掛川・?

 げげっ,Smithfieldが第2四半期に前倒し出荷(PC Watch)。しかも安いぞ・・・うーむ,これは楽しみである。あ,やっぱり後藤さんもWin64は正式リリースを故意に遅らせている可能性があると思っているのか・・・まあここへ来てIntelがEM64Tの大攻勢だもんなぁ,なんか繋がりはあるだろうと誰でも考えるだろうて。
 折角,自宅のPCをP4(Northwood)にしたばっかりなのに,また夏には取り替えたくなっちゃう・・・が,Win64次第かなぁ。

 Web学科人気(朝日新聞)。いや,そもそもLivedoorと楽天って,HTML書けるとか,デザインがカッコいいとか,CGIやDBが扱えるからできるってもんじゃないと思うが。大体,経営者の二人って,技術方面というよりはマネージメント面で優れている人ではないかと思うのですが。
 そのあたりは記者も分かっていると見えて,コメントを「希望格差社会」の山田先生に取っている。なんか,ちょっと朝日のエリート臭も感じるのは考えすぎだろうか。

Posted by tkouya at 06:27 AM

January 25, 2005

1/25(火) 掛川・?

 切羽詰ってきたぞ。うーむ。

 EM64T対応P4単体販売開始(PC Watch)。Windowsの64bit版,正式リリースはいつになるのであろうか。Intelの準備は整ったから間近いとは思うのだが。

 突っ込みが入っていた"Try MPFR!",微修正。ものすごーく安易な解決策を取る。突っ込みの張本人にはreplyしておいたが,easy Japと思われたであろうか。だけど区間解析しろって言われてもねぇ。いいじゃん,簡単な方が。

 寝ます。

Posted by tkouya at 08:20 PM

January 23, 2005

1/23(日) 掛川・曇かつ頭痛

 バファリン様のお力にすがって,すこし鈍痛が取れたところである。昨日の昼寝が原因であることははっきりしている。うーっ,HPCSが終わって気が抜けたせいであろう。散髪へ行ったあとイチゴ大福をほおばってもしゃもしゃやっていたら眠くなりつい・・・という次第である。

 自宅のログチェックをしていたら,どうやらMPFRの本家からリンクされたらしいことを知る。んっとに,MPFRの中心人物であるPaul Zimmermannという人,この分野では有名な研究者らしいが,MPFRの評判にもセンシティブなお方であるらしい。お知らせしておこうかなぁ,どうしようかなぁと逡巡しているうちにリンクされてしまった。・・・と本人には読めない文字で書いてもしゃーないから,へたくそ訳をつけておこう。

When I was cheking logs on my website, I found the linking to my traslation of MPFR manual from MPFR developers website. Oh, Paul Zimmermann, the centeral key person of developping MPFR, would be sensitive to information about his MPFR. Probably, he would often use google to search that about MPFR.

・・・最後がちょっと(か?)違うが,まあいいだろう。

 とか気楽に書いていたらご本人からメール届いた~(驚愕)。って翻訳のことではなくて,例のStegun & Abramowitzの件に絡む話・・・いいじゃんかよ,10進二桁ぐらい違っていてもよ・・・ということが許せないらしい。つまり"Correctly Rounded"な結果を返すようにワシの"Try MPFR!"を修正しろということである。彼が例に挙げているのはprec=64bitで,6 * PI - 7 * exp(1)を計算した場合,あんた(つまりワシの"Try MPFR!"は)のプログラムは-1.784168776745572171e-1を返しているが,10進19桁で出力するなら
-0.178416877674557216が正しいという。つまり末尾2桁が違っているので直せっつーことらしい。
 うーん,この切羽詰った時期に―,あんたって人はもー,極東の木っ端研究者が暇に明かせて作ったCGIぐらい大目に見てくれてもいいじゃんかよー・・・などという言い訳は通じそうもないので,2月上旬をめどに何とか直すことにしたい。しかし・・・鬼だね,ホントに。

 少し頭の中の霧が晴れてきたようなので,ボチボチやりますか,計算。

Posted by tkouya at 10:00 AM

January 21, 2005

1/21(金) 掛川->浜松->掛川・曇

 非常勤の講義も残り2回である。ボチボチ○○の準備もせねば。

 LCDが届く。うーむ,明るい・・・が,クリアすぎるせいか,線が細くなりすぎるような気がする。

lcd.JPG

 おかげで今月は早くも金欠である。節制せねば。

 MPFRに参考文献として載っていた"Elementary Functions --- Algorithms and Implementation"が届いたので,浜松への往復中につらつら読む。うーむ,MPFR Teamが参照するだけあって,これはさすがの名著である。この分野でまとまった著作のうち,最近のものは「近似式のプログラミング」(1995年)や"Software Manual for the Elementary Functions"(1980年)があるが,これらは著者の長年に渡る研究成果をまとめたものであるのに対し,本書は入門的なところからやさしく(といっても一通り微分積分や数値計算の知識は必要だが)説き起こし,古い文献から新しい文献まできちんと網羅している。何より英語が端正であり,ワシみたいに英語力のない人間でも文意が取りやすい。これはめっけもんの本であった。"Exact Rounding"の意味もよー分かった。うん。

 おやま,Stegun & Abramowitzの数表にもイマイチ精度が足りないところがあるのであったか。しかし,あの時代(1965年・・・って40年前か)にこれだけの精度を得ているってのはすごいよな,と先人の労作に改めて感動する。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:49 PM

January 20, 2005

1/20(木) 掛川・?

 げんなり。今日はワシの事務処理に関する無能さを日本中の研究者に露呈した記念すべき日となったのであった。つまり,予定通り,某シンポジウムのFirst Announcementを発送したのであるが,大失敗を2連発やらかしてしまったのである。
 まず,日時を間違えた。これは当然ご指摘を受けた(A県のO先生と,学会ML担当のF先生から)。
 そして,昨年度の書式をそのまんま使ったことが思いっきりばれてしまうようなミスもやらかしている。傑作なのは,これらのミスについてワシも含めて実行委員の誰一人として気がつかなかったことである。うーん,大丈夫か,このメンバーで。
 まあ利点としては,今後,ワシに事務処理を任せようという人物が現れることはないであろうということが挙げられる。も,金輪際やらん,やっても責任は取れん,と明言しておくことにする。

 地元のPC小売店から,頼んでいたLCDが届いたという連絡が入っていた。明日早速取りに行くことにする。職場では19inch Dual(LCDとCRT)Displayの環境だが,翻訳をやりだしてからは自宅でもその環境を欲するようになっていたのである。TexinfoやTeXソースの翻訳作業が殆どであるから,訳した端からコンパイルしてプレビューし・・・といった作業を繰り返すことになる。こうなるといちいち全部プリントアウトして・・・などとはやっていられない。原文,翻訳文を見比べつつ,バリバリと訳していかないと作業がぜんぜんはかどらないのである。
 というわけで買ったのは三菱のLCDである。テカテカ画面は性に合わないのでこれになった。4.5万円という値段,一昔前を考えれば安くなったものである。

 どっと気疲れしたので,ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 09:05 PM

January 19, 2005

1/19(水) 東京->掛川(予定)・?

hpcs2005-poster.JPG

 ふー,一番暇なポスター(原版はこちら)になるであろうと予想したポスターセッションでも,結構来客があって喋りまくり,懇親会は30分ほどでさっさと切り上げて宿に戻り,風呂に入って昨日は終了した。これで今年最初のお仕事はおしまいである。今日はボーっと人の話を聞いていればよい。
 第34回数値解析シンポジウムのWebページもH先生にuploadして頂いた。ありあとやんした。明日中にFirst Announcementを発送してしまう予定。これで2月下旬までは仕事がない。CGIのチェックは毎日必要だが,その程度である。formmail spammerの来襲がちと怖いが,どうなりますやら。

 さて,朝飯食って出発しよーっと。

 ただいま。久々にうまいもん食ってきたので今夜はぐっすり眠れそうである。という訳で寝ます。

Posted by tkouya at 11:47 PM

January 17, 2005

1/17(月) 掛川・?

 昨日から今朝にかけて,CGIやら何やらでドタバタしっぱなし。卒論指導をしながら午後に突入し,3年生のゼミを終えて,卒研で作ってもらったCluster操作用CGIをsudoコマンドを利用して動作するようにする。はーっ,疲れた。

 Cluster用CGIは今のところこんな感じである↓。

cs-pccluster2-cgi.gif

 ID, passwordを入力してloginすると,Edit Frameが現れてTextareaにソースコードが書き込める。この画面では隠れているが,あらかじめユーザ側で作ってあったソースコードファイルをuploadすることもできるようになっている。
 使ってみるとこれが便利なのである。わざわざ実習用のIDをUNIX accountとして発行する必要がないので,実習準備がかなり楽。排他処理にイマイチ難点はあるが,ボチボチ直していけばいいか。

 卒研はなるべく学生さんの自由意志に任せようと思ってきたが,そろそろ考え直すべき時期にきているようだ。ということで,次期卒研生には限定的なテーマを与えておくことにした。

 Webのアクセスログを見ると。ndl-japan-research-robot-1.1などという輩が日記からWeblogからすべて掻っ攫っている。国会図書館が計画しているデジタルアーカイブの準備作業のために動作しているRobotだということである。詳細は「デジタルアーカイブのための日本のウェブサイトの実態調査」をご覧頂きたい。
 ま,収集はいいとして,公開はどういう手順を取るのかなぁ。まあ公開しているコンテンツであるから,それほど文句は出ないにしても,古い情報をいつまでもcacheされても困る人もいるだろう。結果が楽しみである。

 さて,HPCSの資料を作って風呂入って寝ますか。明日は早いし。

Posted by tkouya at 08:13 PM

January 15, 2005

1/15(土) 掛川・曇時々雨

 関東の方では雪が降ったそうだが,静岡では雨で済んだようだ。暖かい土地に住んでいて良かった。

 ながーい監督業務が終わってから某CGIを設置する。よく出来ているので設定はあっさり済んでしまう。メール発送元は全部幹事の名義にしておくという邪悪な設定する。このぐらいのことは引き受けてもらわないとイケナイ。とりあえずひと段落してホッとする。あんがとやんした>H先生

 さて,明日は頑張って今度こそ計算しなきゃ~。

Posted by tkouya at 09:24 PM

January 14, 2005

1/14(金) 掛川->浜松->掛川・曇

 ここんとこ久しぶりに寒い日が続いている。静岡に来てからはたるんだ冬が多く,「しばれる」ことは殆どない。不幸にして,明日は雪が降るらしい。どーなることやら。JRが止まらないことを祈るばかりである。明日・明後日はは全国の大学の教師がピリピリするイベントがある。ワシの担当も明日。しんどいなーっ。

 巨大な陰謀がワシを包囲しつつあるようである。んっとに,ワシは性的じゃない静的コンテンツを作れば終わるはずだった某シンポジウムの仕事が,何故かCGIやらMail発送やら郵送までやらされる羽目になりそうである。CGIは幸い某(ばっかりやな)H先生からご提供頂いたのでそれを使うことになるのだが,こっち側のサーバに仕込まねばならないのが面倒である。明日か明後日にはやっちまわないと。くわーっ,大体その手の仕事は幹事の先生のお知り合いの会社にやらせるんじゃなかったんかいっ!メール発送やFirst Announcementの文面とかはS大(うちもS大だがうちよりも格段に○○な所)メンバーでこなすんじゃなかったんかいっ。話が違うっ。泣き言をメールしても,その話題だけは全員申し合わせたように沈黙しやがるし。絶対これは陰謀だ。CIAかKGB(まだあるのか?)かMI6か内閣情報調査室がよってたかってワシを落としいれようとしているのである。うーっ,HOKKEの準備が~,これはHPCS2005の最中にシコシコプログラミングしなければならないではないかっ。

 そーいや,杉田かおるが結婚するってんで,さんざんTVのワイドショーで「負け犬」という言葉が飛び交っている。しかしなーんか,杉田かおるに「負け犬」って言葉を使うのは違うよーな気がするんだけどなー。酒井順子の定義だと「バリバリに仕事している未婚キャリアウーマン」なんだが,ワイドショーの使い方では「過去にいろいろ合って落ちぶれたが今はそれなりに順調な生活を送っている訳あり未婚女」というニュアンスである。「負け犬」が「玉の輿」に乗ったという言葉遣いだと,そーゆー意味に取れてしまうのである。キャリアウーマンが玉の輿に乗る,ってのはあんまし言わないだろーしな。

 っと,明日早いので寝ます。長いんだよな~,監督業務ぅ~。

Posted by tkouya at 09:12 PM

January 12, 2005

1/12(水) 掛川・?

 さて,懸案の翻訳ができたので,次の翻訳に取り掛かることにする(ちょっと手をつけたところだ)。前に一度挫折しているので,以降ここに報告が上がらなければ,また放り投げたと思いねぇ。MPFRの翻訳が実質2週間程度で上がったので,今度の翻訳の完成は順調に行って2ヶ月はかかる。これからあれこれと用事が入るので,そう時間は取れないだろうから,おそらく完成は早くても5月下旬と予想される。ま,そんなもんでしょ。真面目に取り組めば修論レベルかなぁとは思うが,はて,出来上がりはどんなモンやら。誰か他にやっている人がいないのかと思ったが,Googleってワシの原稿が最初に出るようでは話にならない。使っている連中はゴマンといるはずだが,ね。ほーんと,Freeっていいように搾取されてるよなーっ。Opensourceって叫び声の大きい連中の,一体どれほどcontributeしているのやら。

 しかし,エーゴってほんとに使ってないとさび付くわい。ちまちまとでもいいから,毎日少しずつ作業しなきゃいかんわねぇ。

 さて,HOKKEの準備もしなくちゃ。

Posted by tkouya at 09:15 PM

January 11, 2005

1/11(火) 掛川・?

 こんなにメールを書いたのは初めてというゴタついた日。というわけで順調には行きませんで,半分しか最終修正作業ができてないでやんの。翻訳uploadは明日を予定。では。

Posted by tkouya at 09:19 PM

January 10, 2005

1/10(月) 掛川・?

 半日うだうだした後,MPFR(おっ,ロゴがカッコよくなっている)のマニュアルの下訳を完成させる。2/3をチェックし終わったところでいやんなってこの日記を書いている。
 しかし,せいぜいA4用紙30ページの文書なのに,翻訳するとなるとなかなかに面倒である。面倒の理由の多くは英語力がないせいなのだが,texinfo文書に日本語を挿入してコンパイルするのも詰まらんところで引っかかったりして厄介である。だが,一番厄介なのは,IEEE754互換にするための仕組みの解説で,そのほとんどがNaNと+Inf/-Inf, +0/-0をどう扱うか,という説明なのである。実際に数値計算する上ではこんなもんどーでもいいことなのだが,規格として整合性を持たせるにはこういう特殊数の扱いをびしっと決めておかねばならんのである。ああもぉ,勉強にはなったけど,あんまし研究の役には立たないよぉ~・・・訳したあとでわめいてもしゃーないのだが。
 順調に行けば,明日の夜にはupすることができるでありましょう。upしてなかったら順調でないと思いねぇ。

 ではボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 09:25 PM

January 07, 2005

1/7(金) 掛川->東京・晴

 うむうむ,ボチボチこのWeblogのPageRankも微妙に上がったようで,「数学力をどうつけるか」,「夢路行」,「評論家入門」などで検索すると大体トップのページか,2ページ目には登場するようになっている。さすがにメジャーどころは厳しいけど。継続すりゃ,そこそこの所までは行く,という見本であろう。

 さて,そろそろ始発の新幹線が出るので,出発します。帰宅は明日の終電を予定。んでは。

Posted by tkouya at 06:04 AM

January 06, 2005

1/6(木) 掛川・曇

 仕事始め早々,正月休みにこなせなかった仕事に苦しめられている>ヲレ。早速HOKKE2005の準備を始める。確かもう締め切ったはずだが,今回は何人ぐらい参加するのかなぁ。

 Dual Opteronマザー搭載のCubeタイプベアボーンキット(Akiba PC Hotline)。うーん,そんだけのCPUパワーがありながら100BASEどまりってのは解せないぞ。ギガニぐらい乗せたらどうだ? いいんだ,ワシにはSmithfieldがあるもん(予定通り出るんだろうなぁ>Intel)。

 では行って来ます。

Posted by tkouya at 08:00 AM

January 05, 2005

1/5(水) 掛川・晴

 ああ,正月休みも終わってしまった。今日は会議があり,明日はセミナーがある。明後日からは東京である。
 今回の年の瀬から正月を振り返ってみると,テキスト執筆は前半ちみっとやっただけでストップ,最後の最後にGladmanさんに連絡を取ったぐらいで,ろくな仕事はしていない。それでも例年に比べれば体調も悪くならず,TVもロクに見ず(録画分は良く見たが),この日記もぷちめれも一杯書けた,特に後者は約束通り一日も欠かさず7冊紹介できた。よって,1勝1敗,まあまあといったところであろうか。

 これから先も,間が空いたり,と思ったら毎日書き込んだりと,不定期にボチボチこのWeblog(すっかりBlogという言い方が定着しているが)を続けていく予定である。今年も宜しくお願いいたします。

 ではそろそろ職場に行きますか。

Posted by tkouya at 07:37 AM

January 04, 2005

1/4(火) 掛川・晴

 普通なら今日は仕事始めなのだが,うちの職場は明日からである。ちょうどいい機会なので,今日は銀行やら買い物やら雑事を済ませておくことにする。今週末には忘年会転じて新年会が東京であり(オスの負け犬脱却予定者1名とオスの負け犬2名しか集まらんが),HPCS2005(HPC研究会のトップページ,いつになったら直るのか),HOKKE2005,FIT2005・・・と,これから年度末にかけてのドタバタを乗り越える前哨戦として,まずは資金(学会年会費+自動車税)と当座の食料を確保しておこうという作戦である。

 燃えるゴミの初回収日なので,年末から正月にかけて溜まった生ゴミ二袋を抱えて徒歩10秒のゴミ集積所へオスの負け犬は歩いていたと思いねぇ。折悪しく,「クリーン推進委員」なる蛍光色の帽子をかぶったおじさんが自転車で到着し,わしに話しかけてきたのである。「(地響きのような低周波で)むーん,まーったく困った奴があるもんだ・・・(集積所の外に放り出してあったゴミ袋を指して)時間前に出す奴がある・・・」と恨めしそうに言うのであった。この台詞,ワシには次のように聞こえたのである。「大体,こういう礼儀知らずはあんたのアパートに住んでいる奴に決まっているんだ。いい加減,何とかしてもらいたいが,出入りの激しい所だし,住民同士の連携なんて全く期待できないから,あんたに言っても詮無いけどね・・・何とかならんかね・・・」。
 どーもすいません,その通りでございます・・・と内心ヘコヘコしつつ,クリーン推進員のおじさんから解放してもらってこれを書いているという次第である。

 うーん,(NHK朝のニュースを見ながら)吉永小百合も還暦かぁ・・・どう見ても40代にしか見えんがなぁ・・・壇ふみ言うところの「化け物」の見本みたいな人である。

 Gladmanさんからすぐさま返事が来る。おーし,オーケーが出たぞ。さて明日にはWebページにアップするか。

 正月休みの最後は,ゆとり教育批判への嫌味で締めることにする。

Posted by tkouya at 09:20 PM

January 03, 2005

1/3(月) 掛川・晴

 がーん,訳のわからないメモリリーク問題があっさり解決する。馬鹿^\infinity おでのばがぁ~~(Echo)。あんなに悩んだのにぃ~,mpfrのソースを見たらあっさり解決してしまったぁ~。

 でもまあ,これでデモの準備も出来たからいいやね。デモ用のでかい液晶NotePCは先立つものの関係上,用意できなかったから,Let's Note Rで我慢するしかないけど。
 さて,GladmanさんにWingmpのバイナリ公開をお願いしよっかなぁ。

 気が抜けたので寝ます。

Posted by tkouya at 09:43 PM

January 01, 2005

1/1(土) 掛川・晴

 天気晴朗なれども風強し。典型的な冬型の気圧配置で,こっちは雲ひとつないピーカン晴れ。

 見逃していたが,JR東海が3月ダイヤ改正の概要を発表していた(PDFファイル)。ふーん,のぞみが12本増発か。こだまは運行していない季節ダイヤがなくなっただけで,ひかりと共に現状維持。これ以上弄くりようがないよな。21:40東京発の浜松行きこだま,もうちっと遅くなってくれるとありがたいんだがなぁ。

 餅三つを突っ込んだ雑煮をすすって年賀状の返事を書く。今年は10枚。家族の写真付の年賀状が多いのは良いことである。勝ち犬が「勝ち!」を堂々と宣言するのはこの機会を逃して他にはないからである。我々負け犬はこれを見て年明け早々に反省させられることになり,勝ちを目指すようになる・・・かもしれない。
 Wordでこれを張り込んでぺぺっとファイルを作って印刷。今時モノクロプリンタを使っているのはワシぐらいのものであろう。来年までにカラープリンタも一台ぐらいそろえておこうかなぁ。安くなったし,Canonの奴はなかなかスタイリッシュである。
 さて,これから書いた返事をポストに放り込むとするか。
 ただいま。掛川郵便局はワシと同じく年賀状を投函する人でごった返しておった。ずぼらなのはワシだけではないようである。デニーズやマクドナルドも人でいっぱい。何だよ,みんな正月は自宅でのんびり・・・ではないのか? 元旦営業が増えるのもわかる気がする。

 先立つものがないので(またかよ),Acrobatの代わりにPrimoPDFをインストールしてみる。で,Copyrightを見ると,ん?,Aladin?,でインストールフォルダを見ると・・・なんだこりゃ,高性能なRMon+GS8.13じゃぁないか。

primo_pdf.gif

 こういうビジネスもありなんだろうか。ちょっと解せない気がするが。

 スケジュールを更新。こうしてみると,2月から3月中旬までのスケジュールはかなりタイトである。やんなきゃいけないプロジェクトが二つも走っていて,大丈夫なんだろうか? かなり不安。こりゃまたスポーツクラブ通いをしなくちゃ駄目かしらん?

 ・・・とよしなしごとを考えつつ,元旦の夜は更けていくのであった。

Posted by tkouya at 05:25 PM

December 31, 2004

12/31(金) 掛川・雨後曇

 九州から関東,東北にかけて,太平洋側は押しなべて雪景色となる。静岡のこのあたりだけが例外のようである。こちらは午後まで単なる氷雨が降るばかり。つくづく温暖なんだなぁと感じる。

 予定通り,順調に教科書執筆作業は遅れております。気張って書きすぎたせいか,2章まだ終わらず。これからIEEE754と桁落ちの解説を書かねばならない。しかしすでに年越しそばを2杯も食って腹いっぱい。もうだめであろう。また仕事は越年越しである。

 何はともあれ,大過なく今年も過ごすことができた。来年もこの調子で過ごせますようにと祈念しつつ,毎年恒例の挨拶でこのWeblogを締めさせて頂くことにする。

本年は大変お世話になりました。

来年も一つよろしくお願い致します。

Posted by tkouya at 07:40 PM

December 30, 2004

12/30(木) 掛川・晴

 昨日は魚介類の水炊きなどという,オスの負け犬にあるまじき贅沢をしたせいか,午後からはいつもの偏頭痛が起こり,そのため今日の午後までずーっと寝床でうーうーうなる羽目となった。おかげで予告していたぷちめれどころか日記すら書けない状態であった。もちろん仕事は一行も進まず。

 これはいかんと午後からはまだ少し痛む頭を抱えて大晦日に備えた買い物へ出かける。鶏肉・ごぼう・乾燥シイタケ・三つ葉・刻みねぎ(一本では多すぎるので)・かまぼこ・ちくわ・料理酒とそばを買い込んで,明日の年越しそばと正月以降の雑煮用汁を作るのである。さすがに大晦日一日前のスーパーはそれほど人ごみもなく,明日の大騒乱に備えてか,新入りバイトのレジ打ち研修がのんびりと行われていた。
 帰りがけにガススタンドへ寄ってガソリンと灯油を買い込んで帰宅。さすがに腹が減ったので作りおきのご飯と味噌汁をがーっとかきこむ。それでも足りないため,数時間後には最後の稲庭うどんをゆでて年越しイブうどんを作ってすする。美味なり。

 昨日のブランクを埋めるべくぷちめれ2本をあげ,教科書の続きを執筆するも,2章の途中でダウンする。うーん,コンピュータの説明に来ると面倒である。今日はここまでとし,明日がんばることにしよう。どうせ紅白も見ないしな。

 昨年は何をしていたのかなぁと,見てみると,WindowsにGMPを移植していたようだ。進歩してないなあ。来年早々にはわしのMPIBNCpackのWindows移植版についてポスターセッションをすることになっている。一年経ってこの程度かよ・・・という気がしないでもない。ま,ゆるゆるやりましょう。・・・あ,トップページのカウンタが20000を超えている。

 では寝ます。明日こそはバリバリ書くぞ~。年内に半分は終わらせてやる~。

Posted by tkouya at 11:20 PM

December 28, 2004

12/28(火) 掛川・晴

 仕事納めの日。すっかり冬型の気圧配置が定着したようで,太平洋側のこちらは真っ青な青空が広がるよい天気である。しかし,あまりにも暖かいためか,まだ年の瀬だというのに温州みかんの季節は過ぎ去ろうとしており,スーパーでは八朔のスペースが増えつつある。ああ,今年も十分ミカン星人になりきれずに,あのかぐわしいプチオレンジともお別れとなるのであるなぁ。

 午前中に「ボスは風邪引いて寝込んだそうです。僕のせいじゃありません」といういいわけメールを小生御大に送り,約束どおり中途半端な成果を某FTPサーバにアップして,今年のお仕事は終了である。cs-pccluster2の火を落とし,仕事用マシンのバックアップを2重に取って職場を後にする。さらばいい加減な仕事に明け暮れた2004年よ,来年はもっといい加減な仕事を数多くこなすことであろう。標語は

質より量。

一つよろしく。

 昨日書きそびれたことを書いておこう。来年度担当する某科目の中身のについてアドバイスを受けようととある先輩の所へ行き,「情報系学科における数学とはいかなるものであるべきか」という深遠かつacademicな話題に一くさり突いた後,「ところでKouyaさんはいつ結婚するの?」というワイドショー的かつ極めてprivateなほっといてくれ的話題を向けられて往生したのであった。先輩曰く,「今はいいが,50過ぎて一人はさびしいぞ~」とのこと。もうミミタコな文句であるが,できないものは仕方がない。
 しかしまあそんなことを言われてしまうと,今年も寂しく(には程遠く仕事を抱えているが)正月を過ごすことになるのであるなぁと改めて思い知らされる。ここは一つ,西炯子の「ひとりで生きるモン!」に登場するOL連に習って

家庭

と書初めをすべきであろうか。

 さて,今日はどこまで書けるかなっ,と。
 ふー,とりあえず第一章の導入部(まずは全章の導入部だけあげる予定なのだ)は終了。あまり気張って書きすぎると後になってくじけるので,加減が難しいが,A4レポート用紙6枚分で収まってやれやれである。講義でがーっとしゃべるより文章にまとめるのは難しいものである。精進しようっと。

 明日からは一日一冊ぷちめれを書きます。たまっちゃったからなぁ>読了済みで誉めたい or 貶したい本

 寝ます。温泉入ったので気持ちよく寝られそうである。よきかな。

Posted by tkouya at 11:08 PM

December 27, 2004

12/27(月) 掛川・?

 必死こいて翻訳の最終チェックを完成させてボスのお出ましを待つ体勢でいたが,待てども待てども来ない。代わりにチマチマと来客があったりして,「待ち人来ず,待たぬ人来る」状態になる。午後になっても来ないので自宅に連絡しても誰も出ない。PM6時ごろやっと電話が繋がって,「何しとんじゃあ,おらぁあ」と叫ぼうとしたら奥様が出られて,ボスは風邪で寝込んでいるとのこと。怒髪天を突く勢いだったのが一気に萎み,「お大事にとお伝え下さい」とまっとうな社会人が使うオトナ語で電話を切る。確かこれで今年2回目の風邪の筈であるが,全く肝心な時にねぇ。仕方がないので,小生御大にメールでお伝えしたとおり,自分の分だけでも明日upしておくことにする。
 しかし風邪でノウノウと寝込んでいられるというご身分は正直うらやましい。わしも今年は2度ほど風邪に見舞われたが,累計2日ほど動けなくなっていただけで(それも日曜日だけだ),ロクに休む間もなく働きづめである。別に自慢するわけではなく,最近の大学のセンセーたるものこれが普通なのである。昨日も日曜日でありながら某東京の情報の大学(匿名じゃねーなこれ)の先生にメールしたら即座にお返事が返ってきた。今日も年末どん詰まりながら,秋田の某先生にProceedingsの原稿を送ったら即座に「ありがとうございました」メールが返信されてきた。返ってこないのはHPCSポスターセッションの原稿送付先ぐらいなものである(返している暇すらないという状況かも)。よく家庭崩壊しないものである。

 さーて,これで心機一転,別の仕事に取り掛かれるぞ。今年こそ仕事三昧の正月を送って進ぜよう。というわけで数値計算テキストの下書きをシコシコやっているところでございます。
 ・・・ふと「そーいや,sin xのMaclaurin級数の計算で,xに度(°)を使っている奴がいたなぁ」と気が付いて,「なぜ弧度法(radian)を使うのか?」というコラムを書いてしまう。そもそもxを度にしておいて(sin x)' = cos xとやってしまうこと自体,radianのメリットをわかっていないという証拠であり,書いてしまってから馬鹿馬鹿しくなったが,案外盲点かもしれないなぁ。ゆとり教育批判をする暇があるなら,その時間を使ってしっかり教育して欲しいものである>教養数学の先生方

 ということで寝ます。

Posted by tkouya at 09:51 PM

December 24, 2004

12/24(金) 掛川・?

 ふひー,翻訳最終チェック,予定より遅れてようやっと2/3が終了。明日には何とか全部終わらせないと,年内に送付予定のProceeding原稿に着手できない~。うが~っ,あの本もこの本も読んだのに全然日記に書けない~,コミケにも行けない~,もう鬱憤がたまる。くそーっ,この敵は正月にとってやるぅ~。

 というわけで明日があるので寝ます。あ,少ーしだけWebコンテンツを増やしました↑。

Posted by tkouya at 09:54 PM

December 20, 2004

12/20(月) 掛川・曇

 頭痛から復活し,順調に翻訳最終チェックをこなす。明日で半分程度は終了予定。ここまで来たら,一気に上げてしまうに限る。

 学外サーバ設置計画順調に進む。本日,届いたばかりのP4マシンを2台,梱包から解き,動作チェックする。うち一台の電源の電圧切り替えスイッチが115Vになっていなかったため動作せず焦る。が,どちらも無事動作することは確認できた。これでRAIDの設定が出来てVine 3.1のインストールがさくっとできれば問題ないんだが,まだ悩む必要がありそうである。apt-getで楽が出来るのはいいが,それでインストールできるものと出来ないモンがあるのが悩ましい。個人的には全ての標準ソフトが一括して入っているFedoraあたりを使いたいところなのだが,UTF-8がデフォルトの環境では面倒なことが増えそうな気がして踏み切れない。といって,この先のサポートが期待できそうもない,ふるーいdistributionを使う訳にも行かず,痛し痒しである。仕事始めからはVineマニアにならねば。しかしそれまでに,自宅マシンのセットアップ→HOKKEの準備→HPCSのためのデバッグ→数値計算テキストの下書き・・・とやることは満載。今年はコミケにも行けず(行かず),仕事仕事で年越しか~。死にそう~。せめて年越しそばと雑煮ぐらいはちゃんと作ろうっと。

 あー,今日はゼミの忘年会だったのだが,ビール一杯では全く酔えなかった。強くなったのか,それとも鈍くなったのか。ま,友人連中との新年会がすぐそこに控えているから,たっぷり飲むのはそっちでやることにする。

 パトレーバーも無事録画できたようなので(個人的には明日の方が好きだが)ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 11:24 PM

December 15, 2004

12/15(水) 掛川・?

 げーっ,査読結果をドキドキしながら待っていたら,いつの間にやらポスター発表の案内が出ているぅ~。しかもワシの発表もやることになっているぅ~。まさか,これから査読結果が出て,rejectする可能性があるなんてことは言わないよな。
 デモ用のごついデカイNotePCを買わなきゃ~,ポスター原稿作らなきゃ~,index用のPowerPointファイルを作らなきゃ~,それよりなにより,まだメモリリークするWINMPIBNCpackのdebugをしなきゃぁ~,正月はソースプログラムを身ながら年越しだぁ~。

 またぞろ貯金が減るのがショックなので寝ます。

Posted by tkouya at 09:46 PM

December 14, 2004

12/14(火) 掛川・晴

 現実逃避がてら,MMX, SSE, SSE2, SSE3についてちょっと調べる。Intelのサイトには参考文献が充実している。そーか,みんなここからネタを仕入れていたのか(今更)。


  1. IA-32, EM64T Reference
  2. MMX(English)
  3. 日本語資料一覧(大概ここで足りる)

 寝ます。

Posted by tkouya at 08:04 PM

December 13, 2004

12/13(月) 掛川・晴

 ちょっと生ぬるい日。明日は冷えるようだが。暖冬が続くせいで,ワシのPC Cluster roomは12月だというのに冷房が必要なほとである。

 今年の漢字は「災」に決定(読売新聞)。ほっほっほ,当たった当たった・・・って大して嬉しくもないな。人間,嫌なことが続くと考えることは一緒だということであろう。

 アルプス社はYahoo! Japanの支援を得て再建(PC Watch)。また孫コンツェルンが強大になるのか。まあ,アトラスの販売は継続されるらしいので一安心。切り売りされなきゃいいが。

 HOKKE2005の参加申し込みをしたら,あらら,一番乗りだった。もっとも,講演者が殺到する研究会だから,必ずしも喋れるとは限らない。ま,様子見だな。
 ちょうどJAL, ANAのバーゲン型チケットの対象期間になっていて,うまくすれば東京・札幌往復が二万円弱で済んでしまう。しかし,昔に比べると随分買いづらくなったものである。やっぱりAirDoがANAの傘下に入ってしまった影響はでかいのだなあ。個人的には,再生の暁には是非ともSkymark Airlinesに買収されて欲しいのだが,おいそれとANAが手放すとも思えないしなぁ。世の中,思い通りにならないものである。

 寝ます。

Posted by tkouya at 07:47 PM

December 12, 2004

12/12(日) 姫路->掛川・曇時々雨

 ふひ~,研究会無事終了。幹事さんが急な発熱で寝込むというトラブルもあったが,今朝は復活されていた。今年の風邪はたちが悪い。これで暫くこの研究会ともお別れ。来年はもっと腰を据えて仕事をしようっと。

 帰りに,姫路駅にてなつかしの0系と最新の700系との遭遇を目撃する。

shinkansen_at_himeji.JPG

 うーむ,JR西日本ならではの光景。JR東海のエリアでは300, 500, 700系しか,もはや走っていないもんな。

 帰りの新幹線車中で学生さんたちへのお土産を作成する。さて,仕事モードだ。あともう2週間,今年も最後,ラストスパートである。

Posted by tkouya at 06:38 PM

December 10, 2004

12/10(金) 掛川->浜松->掛川・晴

 非常勤の講義,本来なら今日でおしまいだが,補講が入るので来週もう一度こなくてはならない。学生諸君のボヤキが聞こえてきそうだが,まあお正月も退屈せずに済むようなお土産もお渡ししますので,ま,ご勘弁下さい。ああワシってなんていい教師なんだろう。

 愛用のプロアトラスDVDの製造元,アルプス社が民事再生法適用を申請したという記事(日経新聞)。ありゃりゃ,しかし廃業するわけではないので,どっかの企業の傘下でまた頑張って頂きたい。しかし,それほどまでにカーナビって普及しているのね。

 さて,今日は早寝して,明日は姫路。土日がまた潰れるぅ~。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:15 PM

December 07, 2004

12/7(火) 掛川・晴

 うろこ雲と筋雲が美しい秋の終わりの冬の始まり。もうちっとびしっと寒い方が師走の雰囲気にjust fitしてよろしかろうとは思うのだが,灯油は高くなっているし,卵の価格も高騰しまくっているので(何の関係があるのか),財布は助かる。

 PISAの結果が出て(日経新聞),日本の学力,特に読解力ががた落ちという結果が出て,新聞各紙が騒いでいる。ちなみに,OECDのPress Releaseはこちら。Excelファイルで順位一覧表も見ることが出来て便利。
 まあ,結局,今まで散々言われていたこと,特に独自に信頼できる統計データを取って実証的に学力低下傾向を指摘していたごく少数の論者の意見の正しさが,国際比較という形で明確になっただけのことである。そーゆー少数の信頼できる論客の尻馬に乗って騒いでいるだけのその他大勢が,この結果に勢いを得てさらに騒ぐことになるんだろうな。

 国会図書館が,JPドメインのWebページを収集するらしい(日経新聞)。今までは許諾が取れたSiteだけ集めていたが(WARP),この実績を踏まえてより広範に収集することになったのかな。しかし,日本って,何だかんだ言っても必要で大事なことは官がやっちまうんだな。

 これから10月に喋った内容を無理やり文章に起こして,終わったら寝ます。

Posted by tkouya at 08:32 PM

December 04, 2004

12/4(土) 掛川->東京->掛川・曇

 季節はずれの台風27号は,沖縄沖で温帯低気圧になるらしい。もう冬なのね。

 岩波アクティブ文庫が今月で終刊となるようだ(朝日新聞)。出た時から知識人から総スカンを食っていた新書だったし,そんな批判は覚悟の上で始めたことなんだから,けっこう粘って頑張るのではと思っていたが,敗北は早かったな。ワシは一冊も買わなかったが,坂崎幸之助が書いた(喋った?)奴はちょっと食指が動いたこともある。まだ在庫がある今の内に買っておくかな。

 今日はこれからLA研究会,アキバで買い物,余裕があれば鈴本,という予定。東京もこれから雨になるそうなので,あんましアキバでうろうろ出来ないかな。

 では行ってきます。

 ただいま。結局,帰りの新幹線にて雨と遭遇する。アキバでも神楽坂(今日のLAセミナーは理科大)でも傘は必要なかった。
 アキバでは,建設中のヨドバシカメラビルの横を通過する。随分出来上がっていた。来年の秋にはすっかり様変わりした駅前が出現することになるんだなあ。
 書泉ブックタワーで,予告どおり,廃刊予定の岩波アクティブ新書の在庫から,「坂崎幸之助のJ-POPスクール」と,最後の新刊となる「怪奇俳優の演技手帖(ノート)」(佐野史郎)をゲットし,ついでにマンガ四冊,筒井康隆の「笑犬樓の逆襲」も買い込む。TwotopではIODATAのDVD-RWドライブも購入。P4マシン用である。現在,こいつを取り付けてWin2Kをインストール中。

 無事動いているようなので,ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 08:14 PM

December 02, 2004

12/2(木) 掛川・晴

 うーむ,朝方はストーブが必要なぐらい冷えるが,日中はクーラーをかけたくなるぐらいまぶしい日光が差し込んでくる。こう寒暖の差が激しいようでは,風邪も流行るわな。ちなみにワシが罹患した悪性風邪は大分小康状態となってきた。呼吸器系統にしつこく居座っていたこいつともそろそろお別れである。もう来るな。

 今月中旬に某ワークショップがあるが,参加するのは今回で最後にさせて頂こうかと考えている。自分の活動範囲が広がっているため,あれもこれもとやることが増え,ボチボチ自分の身を運ぶ機会をリストラする必要が出てきたからである。
 自分が参加している研究会や学会を書き出すと次のようになる。()で囲んだのは参加したりしなかったりするものである。

  1. 1月・・・HPCS
  2. 2月・・・JeLA学術講演会(来年はあるのか?)
  3. 3月・・・HOKKE, (IPJS春期大会)
  4. 5月・・・NAS
  5. 8月・・・SWoPP
  6. 9月・・・(FIT), JSIAM年会
  7. 10月・・・(日大学術講演会)
  8. 11月・・・情報教育研究集会, RIMS研究会

ざっと書き出しただけでも8回,()印まで含めると11回である。参加するからにはなるべく自分も講演したい,となればもうこれに合わせて準備をするだけでも,自分としては精一杯である。旅費だってそれ程ある訳ではないので,節約しなくてはならない。これに加えてLA研究会が年2~4回程ポンポンと入る・・・という次第である。すいませんが,ご了承願います>某ワークショップ幹事役の方々

 昨日は京都から帰った後,原稿を一本推敲して午後6時頃,Web経由で投稿する。手続きを終えて二分後にプログラム担当委員からソッコーで正式受理メールが来たのには驚く。あんた,Webの前で張っていたのかいな,というぐらいの早業である。締め切りまで10日も前だから出来たことなんだろうが。これで採録されればもっと嬉しいが,さてどうなることやら。クリスマスイブまでには査読作業を終わらせるということであったから,まあこれで2週間はココロ安らかに過ごせる訳だ。通るか通らないかは査読者のみが知る訳だが,兎も角,11月の半分を消費した問題に一区切りが付いて,ほっとする。

 全く,近頃の教養数学ってのはものの役に立っていない。もちろん,専門科目を担当する教員から,昔流の定理→証明→定理→証明→・・・は止めてくれという圧力が加わって,学生さんの方にもこらえ性が無くなってきているから(個人的見解だが,学力低下はり気力低下現象に起因するところが大きいように思われる),計算だけ出来ればいっかー,っとあっさり理論を手放してしまっているせいであろう。一応,教養数学も担当した経験があるから,気持ちは分かるし,学生さんのレベルを考えればやむを得ないケースもあろうが,少なくとも国立大工学部程度のレベルで,そうあっさり理論を手放していいモンではないだろう。理論の権化みたいな教員が,「あ,もうこの程度でいいわ」などと,計算問題だけを定期試験に出している様は,みっともないという他ない。そんなにやる気がないのなら,さっさと辞めればいいものを,ただ金のために今の身分にしがみついているのは醜悪である。
 個人的な好みで言えば,理論2,計算5, 他分野への応用等3ぐらいの配分ができればbetterなのであるが,この辺のバランスは教師の趣味と,受講する学生さん達のレベル及び学科によって変化するだろう。自分としては何とかこの配分を目標に努力したいものだと思っている。

Posted by tkouya at 09:29 AM

November 28, 2004

11/28(日) 掛川・?

 昨日は名古屋で漫談を一発かました後,MさんとNさんとM先生と飯を食いながら歓談する。オフレコの話が多かったなぁ~,ってことでその話はこの辺で。

 今日は,予定通りベンチマークをこなし,何とかデータは揃った。下書きに張り込んで一段落。今週の火・水は京都なので,暇を見てボチボチ文章書きをすることになる。もうヒト頑張りである。

 名古屋ついでにもう一つ話題を。帰りの新幹線の特急券を自販機で購入したら,野口英世と初対面と相成った。

first_noguchi.JPG

 しかも連番である。

first_noguchi2.JPG

 恐らく,おにゅうの札束がダイレクトにJR東海へと渡り,束のまま自販機へと放り込まれたものであろう。ピン札だったが,使う当てもないので,本日,掛川にてコンビニとmister donutにて消費されることとなった。

 今日はもう寝ます。

Posted by tkouya at 07:02 PM

November 24, 2004

11/24(水) 掛川・晴

 ううゴホゴホ。すっかり風邪が復活してしまった。夜中に目が覚めた時にはじっとり汗をかいていたから,微熱もあるらしい。まだちょっと体が火照っているかな。頭痛はないし,咳が止まらないので体力は消耗しているが,気分は爽快なので,仕事には支障がない。なまじ元気なもので,職場にウィルスをばら撒いていることになるが,まあ世の中そんなモンである。勘弁していただきたい。

 ベンチマーク三昧の日,続く。今日は数値積分で比較する。まあ大差ない結果が出ている。問題も小さいし,桁数もそれほど多くない,というせいもあるだろうが。

p21-int.jpg

 とりあえず一丁あがり。グラフの下のほうが空いているから,別の傾向を示している例題の結果でも載せておくかな。明日だな。

 昨日の書き込みで忘れていたが,トラブルといえばもう一つ,ClusterにしているPCのHDDがすっ飛んでしまった,というものがあった。余りにもありふれているので,つい忘れていたわい。ずーっとソースコードとにらめっこしている間に,再インストールも終わっちゃったしな。
 書き忘れついでにもう一つ追加。トラブル解決の後,手元に残ったのは,グリスがゴッテリ乗っかった新品のCeleron 2GHz(Northwood),動作の怪しいP4/Celeron Mother Board(AOpen)だけである。元のP4 2.8GHzは初期不良交換品のMother Boardに収まって我が家のPC replace待ちである。さて,Mother Boardは捨てっちまうとして,このCeleron,どうしようかしらん?

 Internet Explorerのシェアが90%を切った,という記事(Hot Wired)を見て,遅ればせながらFirefox 1.0をインストールしてみる。嗚呼,快適也。わしのトップページのCSSをちゃんと読み取ってくれて,これぞNetscapeの正統なる子孫である証である。Tab機能も大好きだ。という訳で,この日記も入れたばかりのFirefoxで書いてます。

 あー,数値解析Iのレポート採点しなきゃならんのだった。今日は疲れたので明日に回そうかしらん。今日は養生して,早く寝よう。来年度には教科書も大幅書き換えが必要なんだよな・・・あー,仕事は楽しいが,やってもやっても減らないぞ,と。

 ではお休みなさい。

Posted by tkouya at 09:04 PM

November 23, 2004

11/23(火) 掛川・?

 あー,本日一日潰してようやっと大体の問題を片付けることが出来た。もー,ここんとこ2週間はどーなることかとひやひやモンだっただけに,感激もひとしお・・・というよりは脱力感のほうが大きいか。訳のわからんメモリリーク問題は一部残っているものの,ベンチマークは何とか出来そうである。やれやれ,である。

wimmpibnc.jpg

 しかしトラブルというのは重なるものである。前々から調子のおかしかったWindows 2003マシンのMother Boardを交換しようとおにゅうのものを買ってきたらこれが動かない。メモリが悪いのかCPUが逝かれたのかわからず,交換用のP4 3GHzと512MB RAM×2も買い,それでも動かないので電源を交換しても駄目。意地になってもう一枚Mother BoardとCeleron 2GHzも奮発して購入し,これらの組み合わせを試した結果,最初に買ってきたMother Boardが駄目だったことがようやっと判明し,初期不良品として交換してもらって所期の目的を達成することが出来たのである。つぎ込んだ金額,しめて10万円ほど。意地を通すと財布が痛い。

 こんなトラブルを間に挟んで,出たばっかりのMPICH2にVersion Upして,本日の成果を得ることができたのである。こーゆーことは全て「業者任せ」に出来るセンセー方はいいよなぁ~,と思いつつ,瑣末なトラブルを一つ一つ解決することで得られる経験は無駄にはならないよな,とビンボー人は自分を慰めるのであった。

 以後,順調にベンチが出来れば,この日記の更新も徐々に元に戻ります。また次の更新まで間が空くようであれば,またトラぶったな,と思ってくださいまし。

 寝ます。あーゴホゴホ,また咳がぶり返してきたぞ。こじらしちゃったかしら?

Posted by tkouya at 11:14 PM

November 20, 2004

11/20(土) 掛川->東京->掛川・曇

 ここんとこ日記の行進が止まっているが,それは研究環境がトラぶったりtDiaryに浮気したりバイパスで無体なトラックとカーチェイスをしたりしているからであって,とどのつまり,余裕がないのである。

 という訳で,これから更に余裕をなくすべく東京へ。これから年を越すまで出張三昧の日々になる。日記じゃなくって,月記になる可能性も無きにしも非ず。「ハナコ月記」並みの名作ならそれもよいが,大して内容のない日々を送っている凡人の日記はチマチマと更新し続けなくてはならない。そうでなければ名作どころか凡作にすらならない。それは分かっているものの,中々世の中世知辛くってねぇ(単にスケジュール管理能力がないだけとも言うが)。

 ではまた。

Posted by tkouya at 07:58 AM

November 13, 2004

11/13(土) 掛川・晴

 入試業務たけなわの秋。

 とりあえず,基本的なベンチマークは取れたので,火・水で全データをまとめてしまう予定。木曜日には下書きが出来上がる見通しがついてきた。やれやれ。

 ベンチマークネタに,H先生のこれを参考に,さらに精度を上げた結果を出す。やっぱり桁数さえ無尽蔵に増やせば,みな単調に収束するってことなのかしらん?

krylov65536.jpg

 さて,今日はこれまで。明日は雑用一切合財を一気に片付けるぞっと。

 寝ます。

Posted by tkouya at 11:03 PM

November 11, 2004

11/11(木) 掛川->名古屋->掛川・雨

 掛川も名古屋も雨。一日中,しとしとと秋の雨とお付き合いしていた。

 ・・・あー,食わず嫌い選手権の泉谷しげるがサイコーすぎて,ついキーボードを打つ手が止まってしまった。

 今日は,みかかから御接待をうけて,名古屋くんだりまで出かけたのである。みかかグループの総力を挙げた展示会で,広い体育館を貸切り,すべて自社ブースで埋め尽くしていた。これを名古屋と広島で開催するらしい。うーむ・・・。
 会場ではわしの職場担当の営業さんが付きっ切りで案内してくれる。どうもご苦労様でした。おなじグループとはいえ,バラエティに富んだ展示内容はなかなか楽しめた。

 帰りに,名古屋駅構内にあるSofmapでHappy Hacking Keyboardを購入する。職場のCluster Roomで使っている某社の省スペースキーボードが余りに使いづらいので,その代替として使おうと思ったのである。

 職場に戻って,Krylov部分空間法の並列化作業を行う。一時間ほど下らないミスに付き合った後,あっさり動作する。速い速いぞ。和田英一御大のご加護のおかげか。さすがHHKのタイピング感覚は素晴らしい。これでDelキーがBSキーを共有していなけりゃ最高なんだがな。
 ついでに,次年度学生実験のためにMesa 6.2をインストールして,OpenGLのデモを動かしてみる。あっさり動作する。あとはどういう資料を作るか,暇をみてちまちま試してみよう。Windows環境でもソース互換がちゃんと取れていることを確認するために,GLUT for Win32も試さないといかんしな。・・・って,あれ? MesaってWindowsでも使えるのね。そっちを先に試さないかんな。

 Windows Clusterのうち,一台のHDDがすっ飛んでしまったので,またぞろHDDを購入しなくてはならない。もう金もないので,ベンチマークを取るまではこのままでいこうかなぁと放置プレイを決め込む。

 咳は大分収まってきたが,たまーに,喘息かと思うぐらい集中してがほごほごほぜーほごほごほ,出る。昔から,一度風邪を引いてしまうと,咳だけが中々取れなかった。今回も長引きそうだなあ。

 はー,風呂に入ったので,ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 10:25 PM

November 10, 2004

11/10(水) 掛川・?

 一日中プログラムとにらめっこしていた気分。午前中は某プロジェクトの通信プログラムを途中まで実装し,夕方から別研究室の学生さんとロボットアームを組み合わせて動作させてみる。全く,実機が相手のプログラムは試行錯誤が多くて大変である。
 それだけに,思い通り動作すると面白いもんである。これであとは届いた制御コードのチェック(今のところcheck sum程度でとどめておく予定)をする部分を加えることで一通り完成となる。これは11/23あたりに一日かけて片付けることにしよう。

 いろんなお仕事が平行で進んでいるので,しみじみと落ち込んでいる暇がない。明日は名古屋で展示会見学。金曜日から日曜日にかけて,一気にKrylov部分空間法の並列コードを書き上げてベンチマークだ!

 ・・・と文面だけだと随分元気に見えるかもしれないが,ううがほげこごほ,咳は相変わらず止まらないし,今は偏頭痛も抱えており,バファリン様のご加護を願っているところである。

 ボチボチ寝ま,がほげほぜーはぜーはごほごほごほ,す。ごほごほ。

Posted by tkouya at 10:48 PM

November 09, 2004

11/10(火) 掛川・晴

 げーん,投稿してた論文がRejectと相成った。まあ,ある程度は予想していたことではあったが,一番腹が立ったのは,(削除)の反応である。投稿前に「どうでしょう」と相談したときには,大丈夫でしょと太鼓判を押しておいて,今回Rejectされたことを告げたら即座に「当然でしょ」ときた。一応編集委員の意見では,アイディアは悪くないので再投稿するように言っていますと言うと,それは単なる社交辞令で,まともに取らないほうがいいとも言っていただいた。ダメ押しに,そんな学生実験みたいな書き方ではね,というお言葉も頂く。

 論文の書き方自体が功を焦って舌足らずだったのは確かだし,査読者の意見についても正しい判断かなとある程度は首肯するが,以前相談した時とは打って変わって手のひら返すが如くの反応で,これはちょっとびっくりした。ふーん,そっか,やっぱりこの人はこちらのやっていることはそういう風に見ていたんだと,腹は立ったが,納得した。まあ普段の言動からしてそうだろうとは思っていたけど,ね。あんまし真面目に意見を聞いてはいかんかったな。失礼しました。以後気をつけます。

 さて,腹を立ててばかりいても仕方がないので,冷静になって査読者二名の意見を読むと,どちらも大体同じことを指摘しているものの,片方は完全にreject,もう片方は,まあ直してくれば何とかなるのでは,というようなニュアンスである。確かに,論文の基本的なアイディアについては評価してくれているようなので,直せるだけ直して別の所へ再投稿することにする。ワシの大師匠も,あきれつつ賛意を示してくれたので(さすがに直情径行的なワシの扱いを心得ているだけある),早速手直しできるところを直して下書きを作成する。今月中に大修正をして,以前,MPIBNCpackの原稿を掲載してくれたところへ投稿する予定。うーむ,これでは以前の予定通り,HPCS2005も落っことされる可能性が出てきたな。一度あることは二度あるしな。しかしまあ,頑張るしかないぞ。

 げ,Fedora Core 3がもう出たのか・・・SELinuxもいづれは試さないといかんのだが,これを使わざるを得ないのかなあ。日本語の扱いは相変わらずUTF-8なんだろうし,ワシん所の実習用マシンにぶち込むにはちょっと危険すぎる。 CDは4枚組で,ダウンロードも一苦労である。

 さて,しばらく忙しかったので,今日はさっさと寝ることにする。頭も冷やさねばならんしな。寝る前にFC3をダウンロードする準備はしておこうっと。

Posted by tkouya at 09:27 PM

November 06, 2004

11/6(土) 掛川・晴

 ピーカン晴れ。朝は寒し。うー,風邪はずるずると進行中。

 さて,ボチボチ出勤するか・・・というところで,MPFR 2.1.0が正式にリリースされた。ががーん。でもまぁ,今の作業はそのまま続けて,頃合いを見て再チェックすればいいか。2.1.1にはVisual C++向けのパッチも同梱されるらしいし,それを待ってからでも遅くはない。

 では行ってきます。

 ただいま。咽喉の痛みは小康状態だが,咳と鼻水が出てぐずぐず状態。久々のティッシュ大量消費である。鼻の下がこすれてひりひり。
 それでも1CPU版のCGS, BiCGSTAB, GPBiCGの実装は終了。桁さえ増やせばどれもちゃんと同じように収束しまっせというごく当たり前の結論を確認したところで帰宅する。
 明日は別の通信プログラムを修正せねば。時間があれば,並列化を終わらせたいが,どーなることやら。この分では水曜日夜に全てを片付けねばならないことになるな。まあそれもまた人生。
 ああ何書いているんだか分からなくなってきた。風邪薬も効いてきたようなので,この辺で寝ます。

Posted by tkouya at 07:38 PM

November 05, 2004

11/5(金) 掛川->浜松->掛川・?

 作業は順調に遅れ中。本日ようやっと1CPU用BiCGの実装を完了した。明日中には何とか・・・。

 今年秋の風邪は咽喉にくるようである。気道の入り口あたりがちくちく痛い。朝方はちょっと微熱もあったようなのだが,へろへろになりつつも二コマ講義をこなしたら何とか復活した。ダラダラ寝ているのが一番よろしくないようである。

 へろへろついでに,Vine 3.1CRを予約してしまう。殆ど高品質な日本語フォントに金を払っているようなものだが,まあ一度試してみようぞ。いままで散々タダで使ってきたことでもあるしね。

 あ,玄箱のGbEバージョンが出たんだ。ほじぃなぁ・・・いかんいかん。ボーナスまで待つのである。

 うー,明日も頑張ろう・・・寝ます。

Posted by tkouya at 10:19 PM

November 03, 2004

11/3(水) 掛川・晴

 昨日までに,van der Vorstの本を斜め読みしながらBi-CG, CGS, BiCGSTAB, GPBiCGをScilabで実装する。細かいミスが散見される本だが,さすがに第一人者が書いているだけあって,重大なミスはなく,すんなり実装できた。残りはGMRES(m)だが,これが面倒。やっぱりちゃんとGivens回転を実装してから取りかかった方がいいかなぁ。・・・は,何書いているんだか分からない? 文句はそーゆー命名をしている線型屋さんに言って下さい。

 たまに見ていた高木さんの日記がストップ中であることを奥村先生のWikiで知る。。見た瞬間に大爆笑したのだが・・・あれ?,これってひょっとしてマジ? 熱い人だとは思っていたが,セキュリティ問題に注力している内に,道徳的にも熱い人になってしまったのかしら?
 しかし,この高木さんの日記は日本の文化に貢献している貴重なモンなんだから,早く再開して欲しい。大体,はてなに虚偽登録(しかも郵便番号と生年月日だけ)したぐらいで落ち込むぐらいなら,8月下旬に23km/h overの速度違反で捕まって1.5万円の罰金食らって執行猶予中(白バイの方に「3ヶ月はおとなしくしていて下さいねー」とも言われた)のワシなんぞは首吊って死なねばならない。ピューリタン的な生き方もいいが,行き過ぎちゃってロベスピエールになってもらっては困るのである。

 さて,今日は出来た部分だけでも多倍長化して並列化まで持っていきたい。食料を買い込んでプログラミング三昧である。がんばんべー。

Posted by tkouya at 09:24 AM

November 01, 2004

11/1(月) 掛川・雨後曇

 一昨日・昨日と学園祭だったのだが,生憎の雨。今日も朝方まで散発的に土砂降り。ちょっと蒸し暑い。自宅ではまだ蚊が飛んでいて,3箇所も刺される。あーかゆし。

 今日は書類仕事を片付けて,紀要向けのスタイルファイルをちょこっと直す・・・つもりが,ついつい没頭して半日潰れてしまった。
 何せ,B5->A4, One column->Two columnsという大規模な変更がある上,\normalfontsizeも10ptから9ptへと小さくせねばならない。\maketitleコマンドも書き換えて,fontsizeも全て変更して・・・などとやっていたのである。
 まあ一応の完成は見たので,サンプルファイルも含めてupしておく。他に誰が使うんじゃいとは思うが,まあ自分用のメモですな。

 大学時代の同級生が結婚の報告をしてくる。あらめでたやな。結婚式は来年の2月初旬,新横浜のホテルとのこと。日帰りだな。

 ぼちぼち寝ます。

Posted by tkouya at 10:28 PM

October 27, 2004

10/27(水) 掛川・晴

 うーっ,寒い。明日は放射冷却現象が起こって更に冷え込むらしい。もうすぐ11月だもんなぁ。

 秋田から戻って気が抜けたのか,月曜日は風邪のためか頭痛がひどく,午後になって徐々に復活してきたのだが,以来,どうも日記を書く気分にならなかった。やらなきゃならないことは目白押しで,11月は出かける用事は少ないものの,篭って地道にプログラミングとベンチマークに勤しまねばならない。という訳で,日記更新の頻度は更に落ちる模様。死んだわけではないので,ご勘弁願いたい(誰に言っているのか)。
 ・・・なーんて言った舌の根も乾かぬうちに,何かムカつくことがあって長文を書き込んじゃったりする可能性もある。注意されたし(だから誰に向かって言っているのだ>漏れ)。

 そういやHOKKEの申し込みがそろそろだったよな,と思い,HPCのページSWoPP MLを見ても,まだアナウンスはない。昨年はどうだったかなと,自分のWeblogをチェックしたら,どうやら12月中旬(?)ぐらいで締め切ったらしく,講演申し込みができなかったと愚痴っている。今年はちゃんとチェックしなきゃぁ。

 ガンバローガンバロー。

Posted by tkouya at 08:31 PM

October 23, 2004

10/23(土) >掛川・?

 日が変わってしまったので,昨日のことを書く。

 台風は過ぎ去ったというのに本荘は土砂降りだったが,羽田空港に降り立ったら,雲ひとつないピーカン晴れ。

 今回の研究会は,2年前ごとに開かれているもので,前回は徳島で開催された(2002.11/19の日記参照)。参加者が多くて中々盛況。有意義な情報交換も出来た。
 会場は秋田県立大本荘キャンパス。リゾートかと見まがうでかい建物で構成されているきれいな大学であった。

akita-pu.JPG

 O先生,H先生ならびに研究室の方々にはお世話になりました。帰りは秋田空港までわざわざ送って頂いて恐縮です。Proceeding原稿締め切りは年末とのこと。後もういっちょ頑張らねば。

 帰宅してからも興奮冷めやらず,弊店直前に散髪屋に駆け込んで二ヶ月ぶりに短髪にしてもらい,そのまま職場へ直行。必要な資料をコピーして,今度こそ自宅でゆっくりこれを書いているという次第。

 ボチボチ寝ます。

 起きました。あーぐっすりぐっすり。

 ほぉ,Smithfieldは2005年7月~9月に登場か(PC Wath)。現行のPen4も近々EM64Tが使えるようになるらしい。するってぇと,今年中にはAMD64 vs EM64Tのベンチが,来年末にはDual Coreのベンチが出来るわけね。予算を確保しておかなくちゃぁ。
 後藤さんの記事では,フルでDual Coreを使うことは少ないので消費電力が抑えられるとしているけど,ワシみたいにClusterで使う人間にとってはほぼフルで使い続けることになるから,かなり電気を食ってしまうことになる訳だ。価格次第だが,2006年にはDual Core Clusterが射程圏内に入ってくるので,それまでに単なる計算速度のベンチだけではなく,消費電力の比較検討もしないといけないのかなぁ。どうやるんだろ?
 で,「電力計」で検索をかけてみたら,こういうものがあるらしいことを知る。早速資料を送ってもらう。しかし値段が分からないなぁ・・・。

 今年のを象徴する漢字(昨年までの結果はこちら)は間違いなく「風」だと思っていたが,今日の新潟地震で,「災」になるかも。まあ,規模の割には死者が少なくてよかった。

Posted by tkouya at 11:08 PM

October 20, 2004

10/20(水) 掛川->本荘(秋田)・土砂降り

 新幹線動くかなぁ・・・,あと一時間程で始発の時間。それまでに書けるだけかいておかなきゃ(Weblogではなくて,発表資料の方ね)。

 昨日,クローズアップ現代を見ていたら,全国の信金の格付けを発表しているWebページがあると知り,アクセスするも果たせず。みんな考えることは同じようで,アクセスが集中していたのであろう。先ほど(AM 5時頃)見てみたら,あっさりと繋がった->こちら
 ワシが虎の子の(と言う程の額かよ)預金を預けている信金は幸いなことに三つ星(最高ランク)であった。やれやれ。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 05:18 AM

October 19, 2004

10/19(火) 掛川・雨

 ぐぅおおおおおお,またまた・・・また台風かよぉ。しかも夏のワークショップと同じく,旅先で台風が過ぎ行くのを待つパターン。でも今回は羽田から飛行機を使わねばならないところが深刻である。
 果たして明日の飛行機は飛ぶのか。いや,それよりも東海道新幹線は平常どおりに運行してくれるのか。いやいやそれよりも・・・計算結果だけ何とかひりだして,全然出来上がっていない発表用資料はどうなるのだぁ~(自業自得)。

 何はともあれ,明日は始発の新幹線に乗るので,風呂に入って寝ます。後は何とかなるだろう~。明日は明日の台風が吹くぅ~。

Posted by tkouya at 08:42 PM

October 17, 2004

10/17(日) 掛川・?

 何とか今週水曜日からの研究集会でしゃべるネタは仕込めそう。先ほど,MPIバージョンが動作するようになったので,ベンチマークの結果は明日にまとめてしまいたい。さてどうなることやら。

 SciCADE05のWeb siteはどうやら完成らしい。嫁いびりが趣味の舅が,障子の縁を人差し指でこすり,それをしげしげと見つめつつ,「あ~ら,M子さん,まだ埃が残っていますことよ,おほほほほほほ」と言うがごとくの細かい突込みを以前したのだが,それも殆ど治っていたのは感心。
 それにしても,昨今の研究集会は,国内であろうと国際であろうと,業務の殆どをWebで行うようになってしまった。従って,お世話役はHTMLを書くだけではなく,CGIやPHPスクリプトも書かなくてはならない。IT化のおかげで省力化ができる面もあるが,かえって仕事量が増えてしまったってのは皮肉である。

 金がない。残金300円程か。資金繰りが短期的にショートしてしまった上,貯金を下ろす時間が取れなかったためである。明日以降は解消する見込みだが,こんなに金がないのは大学学部生以来である。あの頃は一袋30円のパンの耳をモシャモシャやってしのぐことが出来たが,イマドキ,そんな良心的な店は存在しない。ましてや掛川のような中途半端な田舎ではなおさらである。
 ただ,米も味噌も備蓄があるので,食うには当分困らない。自炊生活に切り替えておいて助かった。とりあえず,味噌汁の具と納豆を216円で購入し,水曜日までは食いつなぐことにしよう。

 今日はもう風呂に入って寝ることにしようっと。あ,その前に,あの本をやっつけておかないと・・・。

Posted by tkouya at 07:54 PM

October 14, 2004

10/14(木) 掛川・?

 天気を忘れてしまうほど,あれこれと目まぐるしく用事に振り回された日であった。

 N大の学術講演会の締め切りに間に合わず,参加は断念。その代わり,某研究集会のポスターセッションへ発作的に申し込む。一応査読があるそうなので,通るかどうかは不明であるが,まあ一回ぐらいはやっておきたいテーマである。デモンストレーションも可能なので,ちゃんと動作するところをお披露目しておきたいし。11月中にデータをまとめて締め切り(12/10だそうな)前にupしてしまう予定。さてどうなることやら。年末はもう一つ投稿中の論文共々rejectされてしまって,べそをかくことになりそうな予感。ま,それも人生である。

 今年の三年生向けのゼミは「Spidering Hacks」(翻訳版の方)を読んでいる。まだプレゼンというものがどーゆーものかが全然分かっていない学生さんを相手にしているので手間はかかるが,2回目になってようやっと少し形になってきた。一通り発表すると大分マシになるかなぁ。
 ITリテラシの普及とともに,ソフトウェアやハードウェアがのように動いているのかという内部への関心は薄れ,ネットワークの設定だのプログラミングだのとなると途端に能力差が画然と現れてくる。また,社会全般の傾向もそうなのだが,ガミガミと口うるさく学生さんを叱ったり,講義で締め付けたりといったことをあまりしなくなってきていることも影響しているようだ。「柔らかに突き放す社会」が定着した感がある。教師は楽だし,学生さんも楽なんだろうが,ちょっとまずいよなぁ。嫌な嫌なイヤーな教師は絶滅しつつあるんじゃなかろうか。後から振り返ってみると,そーゆーヤな教師から得るものの方が,反面教師という側面に限らず多かったように思えるのだ。

Posted by tkouya at 08:04 PM

October 12, 2004

10/12(火) 掛川・曇後雨

 厚いんだか寒いんだか,寒暖の差が激しく動く気候に,どういう格好をしていいのやら迷うこと多し。このまま暖冬に突入するのかしらん?

 Scilab3.0を使って懸案の大規模(っても50次元足らずだが)を解いてみる。便利ではあるが,パラメータを弄くるのが面倒で隔靴痛痒の感があるな。

scilab30-ode.jpg

 数値計算の機能に限ると,Matlabに比べてどうなのかなぁ。あんなド高いソフトを買う余裕なんぞないから,当分はこれで我慢しよう。あんまし不満もないしな。Octaveよか,よっぽど使いやすいし,Win32環境でもインストールがめっちゃ楽だし。

 寝ます。

Posted by tkouya at 11:07 PM

October 07, 2004

10/7(木) 掛川・晴

 もうTシャツ一枚で寝るのは止めにしようと決意した朝。また台風が来襲しそうだというニュースが。もうどうでもいい。

 再来週の本荘出張と,11月下旬の京都出張のために,「旅の窓口」を使って宿の確保を行う。楽天に買収されて以来,いつこのブランドが無くなるかなと思っていたら,最近,ダイレクトに個人ページにアクセスできなくなった。アクセスしようとすると,「楽天トラベル」に移行してくれよというお誘いページが表示される。面倒なのでずーっと「旅の窓口」のIDを入力して使っていたが,この度は三木谷社長の熱意に押されて移行措置を行った。で,やっとcookieを使って個人ページへの直接アクセスが出来るようになったという次第である。使い勝手が全く変わってないのは幸いであった。これからもよろしく。

 あ,昨日のWeblogに訂正があります。講演数をチェックしていたら10に届くか,せいぜい9止まりであることが判明致しました。「10を越える」というのは査読論文も加えてのことであります。それでもワシにとっては空前絶後の数であることは間違いない。

 「多倍長数値計算」についてのまとまった本ってないよなあ・・・とぼんやり思案中。これについて論じようと思えば,


  1. 固定精度と多倍長精度

  2. 多倍長数についてのアルゴリズム・実装両面の記述

  3. 多倍長数値計算を実行するためのソフトウェア環境

  4. 多倍長数が必要となる事例の紹介(悪条件問題,任意次数アルゴリズム等)

  5. 並列線型計算の有用性とベンチマーク

  6. 大規模な多倍長数値計算の事例


についての記述は絶対に必要になる。理論・実装・ソフトウェア環境の三本柱のどれが欠けても,「多倍長計算はπの計算だけではないぞ」という,actual宣言が出来なくなってしまう。
 そーゆー話題なら,ワシよりもっと相応しい先達者がおられるのであるが,皆さん学術論文を書くのに忙しく,過去の話題をまとめる作業をやって下さるとはちょっと思えないのである(短い記事なら幾つかあるけど)。有言不実行になる可能性大だが,ボチボチ自分がやってきた所ぐらいは(それが上記の項目なのだが)まとめておく時期であろう。本年度のお仕事が一段落したら着手したいなぁ。

 ↑・・・というようなことを以前にも書いたよーな気がするぞ。同じ事を考えつつ,時に堂々巡りしながら,時にちょっと摂動が入ったりして,最終的には何らかの形になっていくのであろう。そういや,Tutorialはこれを目指そうとして挫折した結果できたものであった。まだ未完なんだけどさ。ま,商業出版をしようというのではないから,自分が楽しめるものを,西川きよし師匠のように「小さなことからコツコツ」積み上げて行くしかなかんべよぉ。

 お掃除の神がご帰宅なされるので,それを見送ってあとは終日自宅に籠もる予定。んでは。

Posted by tkouya at 08:07 AM

October 05, 2004

10/5(火) 掛川・雨

 ちょっと肌寒い土砂降りの日。明日は晴れて気温も29℃になるようだ。もう10月である。太平洋高気圧にはもういい加減引っ込んでもらいたい。タダでさえ,うちの若いモンが風邪を引きやすくなる時期なのに。

 Gladmanさんのお仕事を利用して,gmp-4.1.4を使ったMPIBNCpackがようやっとWindows MPI Clusterで動作するようになる。今日はP3 1GHz(cs-pccluster)にて動作することを確認できた。しかし,どーも,アセンブラルーチンの挙動に不審な点が見受けられる。卒研でこの辺りのベンチマークをきっちりやる予定で,そこそこperformanceが上がっていることを確認の上,まとめるつもりである。
 さーて,この先どうやってこのWindows用ソフトウェア群を公開しようかな。ぼちぼちBNCpack関係のソフトウェア群が増えてきたので,いっそのことAnonymous FTPにまとめてしまうかとも思案中。

 連携して,Scilab3.0のODEパッケージを試してみる。500次元を越えた辺りで,stack overflowが出てしまい,数値解の計算が出来なくなることを確認。さて,あとはあれとこれを解いて・・・と,木曜日で半分終われば三連休で何とか。最後のスパート,えいえいおー。

 11月のスケジュールを確認していたらエラいことになる可能性が。毎週研究会に出席することになるかも。今年度だけで10を越える講演数・・・我ながらこのバカさ加減は素敵である。来年はもっと落ち着いて査読論文を書かねば。

Posted by tkouya at 10:05 PM

October 02, 2004

10/2(土) 掛川->東京(予定)->掛川・?

 さすがにタオルケット一枚では寒くなり,寝ぼけ眼で毛布を引っ張り出してまた寝直した。風邪引きそう。これから先は急激に寒くなるんだろうか。

 昨日は静大非常勤のため,久々に浜松へ出かける。独立行政法人化して何か変わったのかなぁと思っていたら,敷地の角に「国立大学法人 静岡大学」という無意味な看板が立っていた。なかなかナイスな税金の使い方である。あとはそれ程変わらず(外面的には)。ま,そんなもんでしょ。
 帰りに谷島屋書店に寄って,「Comic 新現実 Vol.1」とあとり硅子「ばらいろすみいろ」を購入する。感想は後ほど。

 うわー,姫神さんの訃報が(読売新聞)。享年58歳かぁ。まだ若いぞ。昔さんざん聞きまくったことを思い出した。何はともあれ合掌。死んで欲しくない人ばっかり死んじゃって,生きていてもそれ程益のないワシみたいな人間が生き残っているってのは,どーなんでしょうね。やっぱり神様に好かれる人は長生きできないモンなんでしょうか。

 今日はLA研究会なのでこれから東京。あちこち寄り道して日帰り予定。んでは。

Posted by tkouya at 05:32 AM

September 29, 2004

9/29(水) 掛川・曇後雨時々豪雨

 あーもー台風21号が直撃である。明日の朝には富山を通って仙台沖へ抜けるらしい。従って,明日には大雨の峠を超えているはずであるが,問題は鉄道だよな。止まってなきゃいいが。

 あ,ようやくSciCADE05のregistrationが始まりましたぜ。日本人向けの注意がいくつかあるので,よく読んで申し込みませう。

 MPIBNCpackのWindows版は問題なく動作するようになった。快適である。後は


  • gmpを4.1.4にしてアセンブラルーチンを利用できるようにgmp.lib(static lib)を改変
  • bnc,mpibncのソースを整理してそれぞれversion up

という細かい仕事が残っているのみである。ベンチマークはこれから地道にやらねばならぬ。HOKKE2005とIPSJ春季大会,できればもう一つぐらいどっかで喋れればいいなぁ。

 IDE HDDを自分で組み込めるNASが出たようだ(Akiba PC Hotline!)。製品のページを見るとかなりよさげ。バックアップ用として一台欲しいぞ。これでremovable caseが使えれば更に良かったんだけどな。

 さて,風呂入って寝ますか。

 あ,Tomcatのインストールを頼まれていたんだった。一応ちょっと試してみたのだが,バイナリではなく,ソースからちゃんとコンパイルして入れようとすると


  1. JDK2をインストール
  2. 環境変数JAVA_HOMEをセット
  3. Apache Antをインストール
  4. Tomcatをインストール

という手順を踏まねばならない。あーめんどくさ。稼働中のApacheに支障があっても困るので,来週まわしかなぁ。

 今度こそ寝ます。

Posted by tkouya at 08:03 PM

September 27, 2004

9/27(月) 掛川・曇時々雨

 中途半端な天候・気温が続く。そろそろ夏物は片付けたいのだが,まだ日中は暑いのである。はよ寒くなれ~。

 Let's Note R3を購入して以来,自宅での仕事はTVの前のテーブルの上にこれを広げてやっつけてしまうことが多い。デスクトップPCはCeleron 1GHマシンだが,それよか快適に動作しているので,最近はWeblogもNoteから書き込むことが多い。
 欠点といえば,左右端のキー配置が詰まっているので,しょっちゅう書きかけの記事を消してしまうことである。「半角・全角・漢字」キーが「ESC」キーの隣にあるので,かな漢字変換をON/OFFにするつもりが,全部消去してしまうこともある。実はこの記事も2回目の執筆である。今度は消え去らないことを祈るのみである。

 次年度の某シンポジウム(何が某だ)用Webページを臨時にupしてあるURIに不審なアクセスがある。まだ幹事グループの数人にしか知らせていないURIなのに・・・と,アクセス元を調べて,ははーんと納得した。
 このWebページは気合を入れて,手書きでしこしこHTMLもCSSも打ち込んだものである。なぜかといえば,W3CのValidatorと某国産文法チェッカ(って一つしかないだろう)の双方から満点をもらうためである。従って,作成の過程でどちらもバリバリに使っていた。
 で,不審なアクセスはこの某国産文法チェッカの作者の方が在籍されている会社からであった。恐らくは,めったに出ない満点(減点されないWarningは残っているけど)をたたき出したページに目が留まったのであろう。ご覧になってどう思われたのかは不明であるが,ちょっと嬉しいね。いや,「そんなに利用したんなら甘いモンでも寄越せや」と舌打ちされているかしらん?

 固有値テンプレートの翻訳が近々公開されるらしい。うーむ,楽しみ。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:58 PM

September 26, 2004

9/26(日) 掛川・曇後雨

 たまたま「噂の東京マガジン」を見ていたら,磐田市の町内会の入会金が10万円という話題が取り上げられていた。しかし,弁護するわけではないが,一般常識からすれば高額と思われる入会金をせびっているのは磐田だけではなく,浜松近辺の市町村ではよく聞く話である。ワシの聞いたところではもっと高いケースもあるようだ。
 というわけで,静岡県西部は100万人が居住するド田舎であるという人もいる。まあ,あの浜松祭りで見せられる町内の団結力を見れば納得するかな。
 ちなみにワシの居住するアパートではそーゆーものを請求された人はいないようだ。もしそーゆーことになったら徹底的に争うしかないだろうなあ。

 CLAMPのインタビュー記事が掲載されているというので,こっぱずかしながら「FRaU」を購入する。特に新しい知見があるとか,マニア心をくすぐる事実が判明するとかということはないのだが,初めて公開された四人のポートレート(しかも撮影者は蜷川実花!)は必見だろう。
 個人的には角川書店時代の女性向け雑誌に連載された作品が好みで,最近の講談社とタッグを組んでの大活躍ぶりは大したものだと思うが,作品自体には興味がなくなっていたのである。インタビューによれば,これからは個人活動も行っていくそうなので,ちょっと楽しみ。

 夏目房之介さんのWeblogがすっとんでしまったそうで,新しいディレクトリで再出発していた。ワシのWeblogもすでに一年以上経過しており,そろそろバックアップも兼ねて移行措置をとらにゃぁいかんかなぁ。年末あたりに考えてみるか。どーせ紅白も見ないしな。

Posted by tkouya at 01:40 PM

September 24, 2004

9/24(金) 掛川・曇時々雨

 雨が降ったり雷が鳴ったり,目まぐるしく天候の変わる日であった。

 とりあえず,Windows MPI ClusterでMPIBNCpackが一応動作するようになった。

winmpibnc.JPG

 Gladmanさんのstatic MPFR Libraryの設定にミスがあって,それを見つけ出して修正するのに時間がかかり,今日やっとMPIBNCpackまで到達したという次第。まだ動作が安定していないようなので,もう一日費やす必要があるかな。

 お,gmp-4.1.4の正式版がリリースされてた。ふーん,11月に4.2, 5.xは来年かぁ。

 寝ます。

Posted by tkouya at 09:23 PM

September 22, 2004

9/22(水) 掛川・晴

 ふぅ~,どうにか教育がらみの研究発表用原稿が出来上がった。明日一番に再度チェックして,そのまま提出してしまおう。

 GPUであれもしようこれもしようという記事(/.J)。慶応の学生さんのレポートがナカナカ面白い。細かい点では突込みが入るだろうが,まだ学部の三年生でこんだけやっていればまあかなりものである(日本では)。しかし,GPUに飛びつくにはまだ早いかな。CPUとGPUを同時に使ってSMPもどきにすれば少しはまし・・・かしらん?

 Gladmanさん,またぞろ更新したらしい。GMPは4.1.4のRelease Candidateが出ている。4.2も近そうだなあ。

 あー,明日には今度こそちゃんとWin32環境をつくらないとな。いよいよでかい次元のODEも解いてみないと。

 ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 08:46 PM

September 18, 2004

9/18(土) 東京->掛川(予定)・晴

 昨日は職場の用事を済ませて早々に東京へ戻る。いつものように懇親会で飯だけ平らげてさっさと帰宅。今日の講演資料をチェックしていると,プロ野球がストライキに突入することが伝えられた。ことここに至っては,employeeとしては心情的応援をするしかないな。記事(読売新聞)を読む限り,妥結まではもう一歩だったようだが。せいぜい頑張って頂きたい。

 エイベックス,今後は選択的CCCD導入になりそうとのこと(朝日新聞)。ユーザとしては喜ばしいが,CCCDの息の根が完全に止まったわけではないし,仮に全廃されたとしてもCDの売り上げが回復するとも思えない。抜本的にCDの価格体系を見直すべき時期に来ているのではないか。ハリウッドの超大作映画DVDより高価な音楽のみのCDに客がつくアーティストがどれほどいるのか,冷静に考えてみれば分かりそうなものだ。

 あ,来年のJSIAM年会は9/23-25,東北大で開催なんだそーで。一昨日購入したばかりの来年のスケジュール帳を繰ってみると・・・ありゃりゃ秋分の日に続いて土日という三連休が完全につぶれる日程である。まあ,今年みたいに中日に仕事が入るということはないけどさ。
 潰れた学会事務センターの代替はまだ探している最中らしい。学会のエライさん達は大変そうである。

 さて,飯を食ってラッシュにもまれて出かけるとするか。

 ただいま。今日は土曜日なので(しかも三連休初日),ラッシュはなかった。JR水道橋で下車して中央大学理工学部へ徒歩で向かったのだが,プロ野球ストライキのため,東京ドームの周囲は閑散としていた。
 年会の方もしかりで,予稿集は分厚いのだが,各セッションはなんだか人が少ない感があった。自分に関連のある講演がある,もしくは自分が講演する時間だけ出席し,すぐに退散してしまうという習慣が定着したせいだろう。皆さん忙しくなったことは確かであるので,まあ仕方がないことではあるが,寂しいねぇ。

 ボチボチ寝ます。明日は頭を切り替えて教育関係の原稿を書かねば。

Posted by tkouya at 11:28 PM

September 15, 2004

9/15(水) 掛川・晴

 ひゃー,涼しい~。秋が深まっているのをいやでも実感させられる。

 明日はJSIAM年会,次の日に戻ってきて用事を済まし,またJSIAM年会会場へ向かって夕方の懇親会にのみ参加し,一泊して最終日にまた年会参加。突如用事が入ってしまって中日にいったん戻らねばならない。はーしんど。

 WindowsのGDI+のJPEG処理に脆弱性発見される(Microsoft)。といっても,ワシの周りの環境は全てSP2になってしまったので,せいぜいこの脆弱性をチェックするツールが入る程度である。SP2にしておいて良かった。用心深くSP2の導入に慎重な方々はせいぜい気をつけて頂きたい。

 職場のメインマシンがとうとうブルースクリーンを吐いてしまう。どうやら100BaseのPCI NICがお亡くなりになったようで,別のGbE NICに変更して復旧させる。それでもまだなーんか変。しばらく様子を見るしかないな。

 ・・・以上,小山で起こった幼児殺人事件被害者の父親の記者会見を見ながら書いている。痛ましい事件だが,そこに至るまでの経緯については疑問符だらけである。

 ボチボチ寝ますか。

Posted by tkouya at 10:42 PM

September 12, 2004

9/12(日) 掛川・晴

 ふひー,くだらないミスが続出して,きちんと動作するようになるまで丸一日つぶれてしまった。
 ま,それでもデモはできるから,議論のたたき台にはなるかな。疲れたので仕様書は明日に回すことにしようっと。

 近頃,自宅で使っている無線LANのアクセスポイントの調子がおかしい。今日は全く繋がらない。仕方がないのでリセットをかけて設定をやり直し,復旧させた。Crackでもされたのかなあ? ま,しばらく様子を見ることにする。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:32 PM

September 11, 2004

9/11(土) 掛川・曇

 昨夜はうっかり窓を閉めたままで眠ってしまったが,ぐっすり眠れた。随分涼しくなったものである。ユーラシア大陸からは秋の高気圧がやってきたらしい。それでも静岡の予想最高気温は28℃。まだ暑いや。

 最近頻繁に使われる言葉に「ある意味」というのがある。これが非常に気になる。ちょっと含みを持たせたい,あるいは,そのものずばりではなくて少し外れているかもしれませんが,という意図がある時に使うべき言葉なんだろうが,最近は何でもかんでも「ある意味」を付加しているケースが目立つ。しかもちゃんとした雑誌や新聞記事でよく見かけるから余計に気になる。ズバリと言え,ズバリと!と一人でプリプリ腹を立ててしまう今日この頃である。ある意味(こら)。

 ワシのアパート内にシブトイ朝顔が繁茂している箇所がある。こんな感じである。

asagao.jpg

 安アパートであるから,駐車場も兼ねている敷地内は砂利を敷き詰めていある。パンパンに固まった地面のどこに根を張る余地があるのか不思議だが,四方八方にじわじわと広がっていく様は,愛玩植物になる前の野生状態を髣髴とさせる。
 しかし,図太いだけあって青紫の花は美しい。秋にすっかり枯れきったところで種を奪取し,来年はワシの部屋のベランダにワラワラと這わせようぞ,と計画しているところである。楽しみ。

 唐沢俊一さんにからかわれていたので少し気の毒になり,池内了「ヤバンな科学」(晶文社)を買ってきてパラパラと読んでいる。
 うーん,確かにと学会流の視野を広くした上での突っ込みはあまりない。というか,世間で言う所の「科学技術の危険性」をそのまま肯定している文が多くて,うーんそうかなあと思わないではない。
 人間の好奇心が向かう方向ってのは,そんなに簡単に制御できるものなのだろうか? 社会的に,経済的に締め付けが厳しても,実現できるものは実現してしまうんじゃないか? 大体,技術だの知識だのってのは複合的なものなんだから,組み合わせ次第でどんなものに変貌するのか,そう簡単に予測できるものなんだろうか? ・・・等等,擁護するつもりが,かえって疑問が噴出してきてしまった。
 反面,この世間のコンセンサスに乗っかった言説をものにしているからこそ,講演を依頼しやすいのだろうな,とは感じる。地域の集いなんかで,危険なことを滔々と述べられても困るもんなあ。

 さて,頼まれていたプログラムを作らないと。

 ただいま。とりあえずプログラムは動作するようになった。明日は複数で強調動作するかどうかをチェックする。仕様書も書かないと。間に合うかしらん?

Posted by tkouya at 09:50 PM

September 09, 2004

9/9(木) 掛川・晴

 何だかやることは多いのにダラダラと過ごしてしまう日々が続いている。いかんなあ。

 Win32化計画をちょろっと試す。GladmanさんのGMP portingはずいぶんと気合が入ったものになっていて,どうやら今日も弄くったらしい。コンパイルも簡単になったし,完成されたライブラリ構成はナカナカ見事。CLAPACKもBLASも3.0用のものがそのまま使える。あとはGSLのみであるな。もう一歩である。

 そろそろ寝ます。

Posted by tkouya at 11:58 PM

September 07, 2004

9/7(火) 掛川・雨

 昨日は,一山を仕上げてupし,学内のWebサーバにPHP4.3.8を仕込み,そのためにApacheも2.0.50へupdateし,ちょろっと○○○○のチェックをして早々に帰宅。途中,書店で「川原泉スペシャル」を買おうとしたら売ってなかったのにショックを受ける。ちっ,また東京で買わなきゃいかんのか。これだから田舎の書店は・・・ブツブツ。

 JSIAMのトップページに,SciCADE05のWebサイト(Webページの改良云々以前に,相変わらずtitleタグがないのはどーにかならんのかしかし。あれではBookmarkした時に困ってしまう。・・・等と言うと自分の仕事が増えそうなので黙っている腹黒いワシ)へのリンクが張られる。K先生からF先生へお願いしたらすぐに対応してもらえたということだが,実際に作業しているのは別のF先生なんだよな。礼を言う相手を間違えていないか? ・・・なんてことは怖いので言えない小心者なので,黙っていようっと。

 今日はライブラリのWin32化計画を中心に行う予定。頑張りまっしょう。

 出勤しようとしたら,3回目の地震。台風情報を出すのに忙しい気象庁はてんやわんやだろう。ご苦労様です。

Posted by tkouya at 08:36 AM

September 03, 2004

9/3(金) 掛川・晴

 朝晩はTシャツ・パンツいっちょの格好では薄ら寒く感じ,日中の暑さも大したものではない今日この頃である。この日記も,鈴虫とコオロギのデュエットをバックに,購入したばかりのHDD・DVD Recorder "DVR-515H"でPet Shop Boysの"Pop Art"(DVDの方ね)を聞きながら書いている。しかし,music clipで見るPSBはやっぱりホモ臭い。そーゆーイメージがあるもんだから余計にホモ臭さを強調しているんだろうけどさ。

 何で59800円のHDD・DVD Recorderを買ったかといえば,自宅で使っていたVHS Videoがぶっ壊れたからである。カートリッジを入れてもmountできず,すぐにベーと吐き出してしまうようになったのである。ま,しゃーねーな,三菱(電機だけど)だしな,と製造年を見れば1993年製である。11年もよくもまあ持ったものである。流山->穴水->掛川という長い旅路をお付き合いしてくれた伴侶でもあった。こいつの仲間はもう炊飯器だけになってしまったなあ。

 今まではPS2でDVDを再生していたのだが,今度からはこのおにゅぅのPioneer DVR-515Hが,録画も再生も全て引き受けてくれるわけだ。・・・とここまで書く間に,20曲目になったのだが,PS2に比べて音が格段に明瞭になっているのは感動する。まあ,DVDの再生もできるゲームマシンに過大な期待をする方が間違っているんだろうけどさ。

 二山のうち一山は消えてなくなり,もう一山も下書きが終わって校正をするだけとなった。明日には公開できるかなぁ?

 ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 08:20 PM

September 02, 2004

9/2(木) 掛川・?

 二山のうち,ひとつは8合目まで上りきり,あとは清書するのみ。もう一山は3合目というところか。今週末にはけりをつけたいぞ。

 このblogが地味になったとT先生よりご感想を頂く。PC Clusterを本格的に始めたせいで研究活動が忙しくなってしまい,おまけに訳のわからん用事も増えて,あんましネタも時間も取れないのよね。ということで,blogがウスいのは真面目に仕事している証拠なのであるな。

 バリバリやんべ。

Posted by tkouya at 01:01 AM

September 01, 2004

9/1(水) 掛川・晴

 もう9月である。台風のおかげで終始冷や冷やものだった研究会も,何事もなく終了し,昨日夕方,中津川I.C.から中央道->東名と経由して掛川に到着した。往復600Km。元々運転は余り好きではないが,近頃はますます長距離旅行を避ける傾向にある。久々の長旅で精神的に疲れたようで,職場の雑用を片づけて自宅にたどり着き,布団でちょっと横になったら朝になってしまった。
 おかげで気分は爽快。持ち越したままの二山を今度こそ片づけるべく,いそいそと仕事・・・できればいいな(願望かよ)。

Posted by tkouya at 08:10 AM

August 29, 2004

8/29(日) 掛川->下呂->高山・晴時々曇

 うーん,やっぱり台風が心配である。研究会の参加者が下呂にたどり着くまで,JRも道路も不通にならないことを祈るだけである。

 途中下呂に寄って会場を見せていただき,その足で高山までたどり着く。折角なので有名な高山陣屋だけは見学する。

jinya@takanama.JPG

 うーん,元代官屋敷と聞いて舐めていたのだが,案外デカイ。じっくり見て歩いたら一時間以上はかかるだろう。生「お白州」を二つもあり,それぞれ民事と刑事を扱っていたと知ってちょっと感激する。うーん,江戸時代って合理的。

 さて,明日はどうなることやら。それよりまず持参した二山を片付けなきゃな。

Posted by tkouya at 05:31 PM

August 28, 2004

8/28(土) 掛川・曇

 台風がまたやってきて,あろうことか来週の月・火には日本海を縦断するらしい。ワ,ワシが幹事の時に限って,なんたるちーや。無事戻ってこれるのか,いや,研究会は開催できるのか,神のみぞ知る。

 怒濤の一週間が終わろうとしているが,まだフタ山残っている。ただいまは,その一山を越えるべく,ウダウダしているのである。研究会終了後にはもう一山を越えねばならぬ。どーなることやら。

 GSL 1.5をWindowsでコンパイルする方法が投稿された。来週には取りかからねばなるまいぞ。

 んでは。

Posted by tkouya at 03:07 PM

August 18, 2004

8/18(水) 掛川・曇

 台風(またかよ)の影響か,昨日より湿度の高い日が続く。今日は日本代表とアルゼンチンとの親善試合がエコパで開催されたようで,職場からの帰りはラッシュに巻き込まれる。

 WindowsによるMPI PC Clusterの構築,とりあえず一段落。来週の実験講座の準備も同時に行っていたので余計に時間がかかったが,プリンタのセッティングまで完了したのであとはOpenOfficeのDomain User用設定を残すだけとなった。
 動いて当たり前だけど,やっぱり11 PEを同時に動かせた時には感動したな。うん。

guiMPIRun-success.JPG

 cs-room443-02だけが大文字になっちゃったのは,Domainへの登録時にズボラをしたせいである。直したいけど面倒だから放っておくことにする。
 で,懸案のGbE性能評価である。これをしたいがためにNetPIPEを移植したのである。で,その結果。計測条件の詳細については面倒なので省略。今度のワークショップまでにはまとめる予定。

gbe-netpipe.JPG

 うーん,Bill Gates偉い。というか,Intel純正のドライバの勝利というべきか。生TCP接続で,ウン百万のDual Xeonマシンにあと100Mbpsまで肉薄したのは偉い。Vineの結果が芳しくないのはまあ仕方がないか。イヤならPMGMを搭載したCluster専用Linux Distributionを使うべきなんだろうしな。

 ということで,ラストスパートっ。今週中には雑用一切合切済ませて怒濤の次週を乗り切るのだ。

Posted by tkouya at 10:42 PM

August 16, 2004

8/16(月) 掛川・晴

 一週間ぶりに出勤し,Windows Cluster(MPI onlyだが)を作り出す・・・つもりだったが,一日の大半はSP2のInstallに費やされることとなった。ちなみにこのSP2はMSDNからダウンロードしたもの。一般公開はもうちっと先らしい。まあ,ちゃんとVirus対策をしている人なら焦って入れる必要のない代物である。

 それでも何とかDomain networkに2台のClientを参加させて,netpipeでベンチマークする所までたどり着いた。
 結論として,WindowsにしただけでGbE性能は650Mbps(Vine, Jumbo frame(4075 octet), TCP使用時)から100Mbps程度向上することが確認できた。うーん,ダテに銭を取ってないな>M$
 あとはソフトウェア環境を整えてMPIのベンチマークをすれば一段落。HPC ed.が出るより先に自分の環境を作ってしまおうという作戦である。明日中には何とか目処を付けたいなあ。

 VC7のProjectをVC6用にdowngradeするツールがあるそうな。これとNSISを使えば,Windows用のNApackageインストーラが作れそうである。・・・ワシはやんないからね,言っておくけど。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:32 PM

August 15, 2004

8/15(日) 掛川・曇

 今日で連続真夏日記録が途絶えると,昨日の天気予報では伝えていたが,今朝は蒸し暑さで目が覚めた。太陽が雲でさえぎられているから気温の上昇は抑えられそうだが,蒸し暑さは相変わらず。ほんとに今日は涼しくなるのか?

 気がついたらこのWeblogを立ち上げて一年経ってしまった。早いなあ~。これからもぼちぼちマイペースで続けていくことにしようっと。

 いつの間にやらSCore 5.8.0がリリースされていた。GSLも1.5へ。ワシのBNCpackも何とかせにゃあ。

Posted by tkouya at 08:37 AM

August 14, 2004

8/14(土) 掛川->東京->掛川・?

 今日は日帰りで東京へ出る予定。帰省ラッシュ・Uターンラッシュの真っ最中だが,早朝出発で最終のこだまで帰宅予定だから,それとは殆ど無縁でいられるだろう。ま,人のいない都内でのんびりしてきます。

 お盆休みだというのに,某MLではあれこれと国際研究会の準備打ち合わせが進んでいる。この人達はいつ休んでいるんだろうと感心する。
 そーいや,ワシの前の職場は近年非難されることの多い特殊法人だったので,間接的にその上部の省の官僚さん達の噂を聞くことが多かった。本部の方では人事交流もあり,直接キャリアさんと接する機会もあったらしい。ワシは末端の組織にいたので,殆ど関係がなかったが。唯一,理事長(元事務次官)が視察に来て,職員の志気を著しく下げる脳天気バカ挨拶をしたのを聞いたぐらいである。
 で,聞くところによれば,キャリアの仕事量は半端ではなく,ロクに家にも帰れない,帰っても夜討ち朝駆けだから,家庭を維持することが難しいらしく,離婚率が高いということであった。
 そーいう意味では,キャリア官僚に限らず,いわゆるエリートさん達の離婚率って結構高いような気がする。若いうちは仕事第一になりがちで,元々使命感(もしくは出世欲)の強い人達だから,無理もないことではある。少子化対策をするのは結構だが,まず対策を立て実行する方達の職場環境から整えてはいかが?

 ここんとこ夜中に目が覚めるようになってしまったので,ついでにOlympicの開会式をぼーっと眺める・・・が,いつまで経っても選手の入場行進が始まらないのでさっさともう一眠りすることにする。ワシにとっては無縁のゲージツ的なセレモニーも睡眠薬代わりにはなるようだ。

 んでは。

 ただいま。
 有本卓「数学は工学の期待に応えられるのか」(岩波書店)を買う。ナカナカ刺激的なタイトルにつられて金もないのに買ってしまった。最も「刺激的」だったのはワシが数学科出身現住所情報工学崩れの出来損ないだというのが大きい。是非とも本書の続編「数学は工学(に限らなくてもいいけど)の期待に応えている!」」という本を誰かに書いて貰いたいものである。本書の構成は第一部が深谷賢治(数学)との対談,第二部が有本が「工学の期待に応えた」数学について述べている。第一部をざっと眺めた印象では「よい本」であると感じた。第二部についてはちゃんと読んで講義のネタに使わせて貰おうっと。

 近頃はトンと足腰が弱くなって,都内の大規模書店をウロウロしているとすぐに休みたくなる。そこで喫茶店に入る。喫茶店といっても「談話室」のような,コーヒー一杯やケーキセットやトマトジュース一杯が一律千円という単価の高級な所ではない。そんな金はないし,あったら新書の一冊でも買った方が有意義である。そーゆーケチな中年が入る喫茶店である。ホットコーヒーが500円未満という程度の庶民的な店である。そんな所は客に長居をされては困る。客の回転率を上げなければ売り上げにかかわる。で,長居する客はあの手この手で追そうとする。無理もないのである。
 しかしワシはそんな喫茶店で長居をする方法を会得した。本日ここにその術をご披露する(そんな大層なことか)。
 来店すると必ずお冷が出される。暑い日などはこれを一気に飲み干してしまいたくなるが,絶対にそんなことをしてはイケナイ。職務に忠実なるウェイター・ウェイトレス諸氏は客のテーブルをチェックすること怠りない。もし空いたコップがあればすかさず「お注ぎしましょうか」という,京都風の言い回しを使えば「ぶぶ漬けでも如何どすえ?」と同義文を発し,近寄ってくるのである。
 これでは長居は難しい。婉曲なる追い出し文句を何度も食らって長いできるほどの強靭なる(図々しいとも言うね)精神の持ち主ならいざ知らず,「遠慮」という常識人の感性を持ち合わせるワシのような人間は,「お申し出は謙虚に断る」習慣を持っているため,つい反射的に「いやいや結構です」などと言って席を立ってしまうのである。
 そこで,長居をしたいのならば,お冷は絶対に飲み干してはいけないのである。この応用として,注文した飲み物もできうる限り残しておくことが望ましい。たとえホットコーヒーやアイスコーヒーの形容詞が消え去ろうとも,半分ほど空けて,つまり斜め上から横目でチラと見ても明らかに「残っている」状態が判別できる状態にしておくべきなのである。こうすれば,残ったお冷とのダブル効果でウェイター・ウェイトレスを遠ざけておくことが可能となるのである。
 もっとも喫茶店はプロである。某ロートレックではないフランス人画家の名前のついたチェーン店では,着席してから一定時間が経過するとお茶のサービスを持ってくるという高度な技を編み出した。「ごゆっくり」というその言葉の裏に「てめぇが何時間居座ろうともワシらはオメーさんを定期的にチェックしてっからな,あ?」というドスの利いた脅しを感じるのはワシだけではあるまい。
 こういう「Stop 長っ尻!」に執念を燃やす喫茶店では上記の技は当然使えない。図太い神経のない御仁は早々に立ち去るしかないのである。

 というわけで,以上の文章は,東京駅八重洲口にある,この地名を冠するブックセンター本店の「良心的な」喫茶店にて執筆された。即ちこの内容を実践した証でもある。Let's Note R3をバッグから出したり入れたりしながらズルズルと100minも長居した客を,勤勉なる店員さんたちはどのような心持で眺めていたのか,ワシには想像もつかないが(ウソつけ),寛容に許してくれた彼らに感謝する。ありがとうございました。

 ・・・などというダラダラした東京日帰り旅行であった。こんなダラけた日々もあと一日。早いわぁ~。

Posted by tkouya at 07:25 PM

August 11, 2004

8/11(水) 掛川・曇後晴

 ダラダラ・・・も飽きてきた今日この頃。そーいや,職場が夏休みに入ってからは誰とも喋ってないなあ。来週まで一言も日本語を話さずに済むかと思うと大変ありがたい。それまでは静かに過ごすことにする。

 夏の高校野球がいつの間にやら始まり,もう2回戦に突入するらしい。オリンピックも直前だそうだが,スポーツ全般に興味がないので,どこの高校が勝とうが負けようが,日本のメダル数が幾つだとかはもうどーでも良い。ワシはと言えば,TVも付けずに買い込んできた本をぼそぼそと読むだけである。

 と,今度のワークショップのプログラムが出張届の際に必要とのメールを某先生より頂いたので,さっと仕上げて関係者全員に送付する。やっつけためぼしい仕事と言えば,これぐらいか。

 次に何をしようか・・・と考えつつ,三度の飯を作る以外は,ダラダラ・・・の日々。まだ続く。

Posted by tkouya at 01:45 PM

August 10, 2004

8/10(火) 掛川・?

 昨日は銀行と買い物に出かけた他は,一日中寝て過ごす。疲れがたまるほど働いた覚えはないんだけどなあ。「論文受け付けました」というメールを受け取って気が抜けたのかしらん?

 世間はまだ夏休みに入っていない人達がまだ多いようで,SciCADE05のMLでも事務処理に関するやりとりがなされている。ワシがタッチできるような内容ではないので模様眺めで済んでいるが,国際学会を主催するって大変だよなあ。ご苦労様です。

 そーいや,JSIAMの事務処理を委託している学会事務センターが破産(読売新聞)だそうで。対応の素早いところは預かり金の不正流用が明らかになった先月の時点で告知文を出したりしている(日本音楽学会)ようだが,JSIAMはどうなっているのやら。ワシらの年会費は無事なんだろうか? ま,来月には年会があるから,何らかのお知らせはあるだろうけど,「会費は全部差し押さえられてしまったので,もう一度払い込んで下さい」とかいうのだけは勘弁して欲しいものである。

 今日もダラダラ・・・・の続きの予定。

Posted by tkouya at 05:23 AM

August 09, 2004

8/9(月) 掛川・晴

 これを書いているのはまだ午前中。立秋過ぎてからの暑さは「残暑」と呼ぶらしいが,今年の残暑はそれ程ヒドイものではない。つまり,残暑前の暑さがきつかったので,それ程感じていないのであろう。暑さ寒さは多分に相対的なものなのであるな。

 例年,職場が閉鎖されて一斉休業になる前は,「あれもしようこれもしよう」と思うのだが,出来たことが一度もない。ちょろっとツバを付けた程度でもかなりいい方で,大部分の時間は寝て過ごすことになる。そんな経験を繰り返すこと数年,本質的には怠け者であることを自覚させられてしまったので,今年も無理せず焦らずダラダラと過ごすことにする。

 というわけで

 ダラ
 ダラダラ
 ダラダラダラ
 ダラダラダラダラ
 ・・・
 (ダラ)^n

 なのであった。

Posted by tkouya at 10:50 AM

August 08, 2004

8/8(日) 東京->掛川・曇

 東京も掛川もハッキリしない空で,暑いとはいえ,酷暑という程ではない。適度にそよ風もあって,割と過ごしやすい日である。

 昨日は友人の人生相談のような,互いの○○遍歴(と言う程でもないか)を暴露し合う飲み会と成り果てた。腹回りのだぶついた中年と成り果てた男どもに相応しい雰囲気であった。いつも使っていた日本酒が豊富なお店がイタリア料理店に衣替えしていたのは驚いたが。変わり身が早いというか,節操がないというか。

 圓朝祭りに出かける。あまり広くない全生庵の境内に中高年以上の方々がわんさと押し寄せて凄い人混みであった。

encho-festival-people.jpg

 割と早めに到着できたので,ちょうど法要が終わって幹部の方々が出てくることを撮影することが出来た。

encho-festival.jpg

 うーむ,ベストショット。この後,ゲストで来られていた歌丸師匠の挨拶があり,「木久蔵ラーメンは食べてはイケナイ」というありがたいお言葉を頂く。

 ・・・と,雰囲気はよろしいのだが,人混みに圧倒されて早々に引き上げてきた。来年来られるようなら,ちゃんと奉納落語会のチケットを取るべきであると思い知らされる。しかし中高年の皆さん方はお元気ですなあ。

 午後3時には掛川到着。さっさと風呂に入ってシャワーを浴びつつ,汗くさいシャツやパンツを突っ込んだ二層式洗濯機を回す。ちょうど今,脱水機をセットして回しているところである。

 これからは更に買い込んできた本を読み倒す予定。のんびりさせて頂きまっす。

Posted by tkouya at 03:47 PM

August 07, 2004

8/7(土) 掛川->東京(予定)・?

 査読と投稿を同時にこなして何とか一区切り付けた。ほっとする。

 と,間もなく,大ショックなことが。

 毎週楽しみにしている松尾オバサンの漫画書評,今回はあとり硅子さんの「四谷入谷渋谷雑司ヶ谷!! 2」であった(第一巻はこちら)。「ほほう,さすが松尾オバサン,良いところに注目しているなあ」と感心したのもつかの間,あとり硅子さんの訃報も同時に知ることとなる。ちなみに新書館の告知文はこれである。

 ええええええええっ!
 大ショック~!

 先日の中島らもの訃報に接した時は,ショックであると同時に,普段の行いが行いだったから「ああやっぱり」と思うところがあったが,今回は全然ココロの準備が出来ていないのと,寡作な作家がようやっと新刊を出した直後なだけに衝撃は大きい。

 ともかく,今はご冥福をお祈りするだけである。合掌。

Posted by tkouya at 02:44 AM

August 05, 2004

8/5(木) 掛川・雨後晴

 台風の来訪によってどーなるかと思われた本学のOpen Campusだが,出勤直前に雨は上がり,ちょっと蒸し暑い程度のフツーの夏日となって,来客数にも大した影響はなかったようだ。何よりである。

 しかーし,仕事はまだ終わっていないのである。論文投稿と論文査読。人様の力作にちくちくと文句を垂れながら,rejectかなacceptされるといーなとうじうじしながら煩悶しているのである。ああ,これこそ真のambivalent condition・・・などと言うとる場合か。ガリガリやってしまわねば。

 こうしているうちに買い込んだ本が消化されない内にどんどん積まれてしまうのである。「野中広務 差別と権力」「夢路行全集4」「夢路行全集5」「夢路行全集6」「風雲児たち幕末編5」「銭 2」「まんがサイエンスIX」「トニーたけざきのガンダム漫画」(このうち2冊は誘惑に抗しきれず読んでしまった)。ああっ,小谷野敦大先生の新刊も出ていたぁ~。明後日,東京に出たら買わねば~。
 ・・・と,久々に怒濤の如く本を買いまくるのであった。読みたい~,でも査読と投稿,きちんとやらなきゃ~。

 頑張ります。もうちょっとだ!

Posted by tkouya at 09:43 PM

August 04, 2004

8/4(水) 札幌 -> 掛川・腫

 静岡に戻ってみると,案外暑くない。またまた台風が四国に近づいている影響か,雨がさらっと降ったらしい。

 明日はオープンキャンパス2回目。怒濤のようなスケジュールも最後である。明後日は核戦争後の世界((c)岡田斗司夫)なので,気が抜けていることであろう。

 風呂入って寝ます。

Posted by tkouya at 07:52 PM

August 01, 2004

8/1(日) 青森->札幌(予定)・晴

 青森に来てから体調がよい。自宅にいるよりも規則正しい生活をしているせいだろう。普段だらけた生活をしている独り者ならではのことである。

 土日を跨いで研究会を開催することが多くなってきた。余裕がないからだという意見もあるが,研究者とはいえ組織に属する人間なんだから,平日は極力,その組織で遂行される日常業務に励むべきである,というのは抗弁しづらい正論である。平日は怠りがちな家族サービスに勤めたい家族持ちには,休日の研究会においそれとは出席できないだろうが,その分,出るべき研究会を絞る必要がある。夏季休暇とか春期休暇に開催される研究会が大規模化しているのは,そーゆー事情も絡んでいるのだろうか。

 そう考えると,世の中,そんなに悪い方向には進んでいないような気もしてくる。ものの見方を柔軟にすると,精神状態は安定化するのであるなあ。おっ,相対主義も悪くないじゃない?

 帰宅は8/4(水)の予定です。台風が来なきゃいいけど・・・。

Posted by tkouya at 07:26 AM

July 31, 2004

7/31(土) 青森・晴

 青森に来ている。トーホグに来れば少しは涼しいかと思ったらとんでもない,昨日より真夏日が続いている。今日も35℃を超えるという予報を聞き,早くもメゲる。

aomori.JPG

 ねぶた祭りの準備が進んでいるようで,歩道のあちこちに足場が組んである。こちとらは前夜祭の直前に遁走する予定であるが,祭り当日はさぞかし暑い夏になるんだろうなあ。

 というわけで,講演終了。内容が大多数の方々と違うのでずいぶん浮いていたが,まあこういう存在もあっていいでしょ。こちらの勉強も兼ねて,当分の間は参加させて頂くことにしよう。

 それにしても暑かった。ここはほんとにトーホグか?札幌に移動できれば少しはマシになるのかなあ・・・いやなって欲しいぞ,全く。

Posted by tkouya at 06:13 PM

July 27, 2004

7/27(火) 掛川・晴

 いろいろあった一日だったが,「中島らも逝去」(日経新聞)のニュースが飛び込んできて,全ての出来事が吹き飛んでしまった。享年52歳。

 合掌。

Posted by tkouya at 10:18 PM

July 24, 2004

7/24(土) 掛川・曇

 それなりに暑かったが,雲が太陽を隠している時間が長かったせいか,猛暑という程ではなかったな。第一回目のOpen Campusにいらした方々は,お疲れ様でした。今回は情報システム学科だけで15研究室が公開されていたから,全部お見せすることなぞ出来ず,ワシの所も10分程度の解説を3回行っただけで一日が終わってしまった。ちょっと物足りないので,解説用資料とビデオ画像をProducerでまとめてe-Learning教材まで作ってしまった。来年にはもっと見栄えするデモを作らねばいかんなあ。

 Open Campus終了後,細胞シミュレーションの資料を読み,数式をまとめる作業を行う。大まかな計算は8月一杯には終了させておかねば,10月のODE研究集会に間に合わぬので,下準備に着手したのである。
 一通りまとめ終わったところで,ふと,「数理モデルとのつき合い方」というタイトルを思いつく。ここでも取り上げた「やぶにらみ科学論」に,地球温暖化への疑問が呈せられていたこと,「力学系入門」にLotka-Volterraモデルの考察を行った章の最後に環境破壊への警告めいた文があるのを見つけたこと,有明海の生態系シミュレーションが応用数理に掲載されていたこと,そして近頃ワシのWeblogを通じて「沈黙の春」へのアクセスが急増したこと,これら全てが「ねばり強い懐疑的相対主義」によって関連付けられそうだというヒラメキがあったのである。ちょっと調べてササッとまとめてみるとする。出来なかったらすいません。

Posted by tkouya at 09:52 PM

July 22, 2004

7/22(木) 掛川・曇

 酷暑の名古屋と東京に挟まれた地ゆえ,静岡もアッツイのであろうと思われているが,日中はともかく,朝晩はかなり涼しく過ごしやすい。浜松や静岡のような大都市ではないからね。夜,うかつにクーラーを付けっぱなしにして寝てしまうと,ものごっつ冷えてしまうこともある。

 ぱっつんぱっつんの日々が続く。今日は午前午後とも予定あり。明日は試験監督。明後日はOpen Campus。次週は試験と採点と監督とSWoPP。それが終われば一段落つくハズである。2回目のOpen Campusが終われば学内閉鎖となるので,市立図書館通いでもする予定。うろうろしていないと調子が悪くなるからね。

 では行って参ります。

 ただいま。何か今日は一日中,人様のソースを眺めていたような気がする。ま,義理は果たしたので,明日からは自分の仕事に邁進しよう。

Posted by tkouya at 11:59 PM

July 17, 2004

7/17(土) 掛川->東京->掛川

 ○大にて資料を入手させて頂いた後,神保町で新刊本を物色。新宿西口駅の前~♪にてイマドキ200万画素デジカメ(Nikon CoolPix2200)を¥19800にて購入。いーんだこれで。ちなみにSDカードなしでも14Mのメモリが内蔵されているので実用上は純粋に本体と単三電池二本だけでバッチリ使える。
 
 帰宅後,早速試写する。↓こんな感じ。

cf-r3.JPG

 ワシには200万画素で十分である。満足。

Posted by tkouya at 11:52 PM

July 15, 2004

7/15(木) 掛川・晴

 昨日はゼミコンパ。一人欠席したので教師含めて総勢18名の大所帯。4年生のテンションが高かったように思えるが,何が原因かは考えないことにしよう。

 来月下旬に開催予定のワークショップに参加できるかどうか,その近辺のスケジュールを問い合わせた結果がまとまった。もう皆さん二週間に渡って均等に忙しいようで,一番参加者が多くなる日程を選択できない。エアポケットか桁落ちのように参加者が激減する一日があるだけ。仕方がないので,幹事の都合と天の声に従って,宿の予約が取れた8/30, 31の両日に決定する。最近,痴呆が進みつつあるのか,予約電話を切った後で予約日をド忘れし(自分で指定したクセに),再度電話をかけて「いつ予約しましたっけ?」と先方に尋ねる始末。今度は会議室・・・というより和様の集会室しかない宿なので,座布団に座って講演を拝聴することになる。スクリーンもプロジェクタもOHPもないから,持っていけるものはこちらから担いで搬入しなければならない。今時,スクリーンぐらいおいてあるモンなんだけどなあ。有名温泉地の廉価公共宿だから仕方がないか。

 今日で長かった学生実験もおしまい。次年度は何しようかなあ・・・と目前に迫った数々の締め切りを逃避すべく,あれこれ思案する。flexibilityに富んだ環境を持つのも考え物である。あれもできるこれもできるで返って収拾がつかない。

 明日は静岡市。明後日は東京。うがーっ。

Posted by tkouya at 08:03 AM

July 12, 2004

7/12(月) 掛川・曇

 九州・四国・中国地方では梅雨明け宣言が出たようだが,東海地方はまだまだはっきりしない天候が続く模様。今日はどんよりしているが,暑さは一段落した。

 とりあえずNetPIPE(NPtcp) for Win32を公開する。へたくそ極まりない英語やソースであるが,オリジナルがGPLなんだから公開しないと寝覚めが悪いのよね。もっとsophisticateされたものを誰かが作ってくれることを希望する。ま,たたき台っつーことでひとつお目こぼしを。
 どーせ,近いうちにWin32のUDPプログラムをつくらにゃならん(らしい)のだから,Winsockプログラムの練習もできたし,ま,いいか。

 来月下旬開催予定のWorkshop参加者のスケジュール調整をする。大体お返事は頂けたが,一番近しい兄弟子とボスからの返事がまだ届かないので,兄弟子には直接電話する。あとはボスのみ。

 今週金曜日には進学説明会とやら。来週の土曜日はOpen Campusの第一回目。その次の週はSWoPP2004である。うー,夏休み目前にして怒涛のようなスケジュール。何とか乗り切らねば~。

 NetPIPEついでに,MP_Liteなるものを発見する。うーん,ワシみたいにごく限られたMPI関数しか使っていない輩にとっては,単なるMPI Wrapperとしても使えて通信性能も上がるのであれば言うことなしである。試してみる価値はありそう,だが,今は時間がない。メモだけここに書いておいて,来年早々には取り組んでみるとするか(有言不実行の可能性大だが)。

Posted by tkouya at 08:11 PM

July 08, 2004

7/8(木) 掛川・曇

 朝から暑い暑い。昨夜は久々に日が変わるまでプログラムに没頭していたので,帰宅後急いで用意した炊飯器のスイッチを入れ忘れてメッコメシにしてしまうわ,目覚ましの電池は切れているのに気が付かないわ,もうさんざん(という程のことか)。

 何を作っていたかというと,NetPIPEのWin32版。一応anonymous FTPサイトへのリンクがあって,そこにNT版があるようなのだがアクセス出来なくなっている。仕方がないのでVC++6でコンパイルしようと,パッチパッチまたパッチとツギハギしまくっていたら,何とか動くところまでこぎ着けた。MPIch付属のものと比較するためになんとしてもNPtcpを動かしたかったのである。で,日が変わってしまったという次第。公開するにはあまりにも無惨なソースなので,こっそりうちの卒研だけで使うことにする。

 今年の一月末に査読した論文の再査読依頼が今頃になって届く。本文よりも分厚い解答書に仰け反る。こんなに気合いが入っていては,そりゃ遅れるよな。しかも二人の査読者の判定意見が真っ向から対立して,査読委員からの紹介事項も追加されてたようで,そりゃ分厚くなるわな。
 しかしよく読んでみると,判定意見は分かれたものの,応用性に関しては疑問符が付くが,基礎研究としては評価できるとしている点は全く一緒なのであった。・・・ああ,ワシも齢30半ばにして学者的ステレオタイプなものの見方が出来るようになったと感動する。
 再査読期限は来月上旬まで。ま,ワシの意見を変える必要はなさそうなので,折角追試した結果も添付して,札幌に帰省しているうちに送ってしまおう。

 突然,えらい人から来週金曜日のお仕事の依頼が来る。折しも別のお仕事も来て,てんやわんや。こうして,常日頃から「ワシより給料の高い奴が働かんでどーするよ,うらぁ」とうそぶく生意気な若手(この世界では)の鼻息が更に荒くなるのであった。あーめんどくさ。

 大阪と東京で開催される予定のMCA無償セミナーとやらの案内が届く。ちょうど日取りが空いていたので早速申し込み。やけに細かいチェックをするM$の担当者と3回メールのやりとりを行って申し込み終了。・・・なんだか今年はM$づいているなあ。来年度からはワシゃ単なるエセ数学教師になる予定なのにぃ。しかし,先行き不安のある身の上としては,スキルアップが図れるのであればそれにこしたことはない。体力のある内にあれこれ挑戦しておこうっと。

 などと書いていたら,本日の学生実験中,突然クーラーが故障する。せいぜい30平米しかない空間にP4マシンが15台も押し込んであるのに,学生さんと教師を含めて9名がひしめいている上,今年一番の暑さが追い打ちをかけて,物凄いことになる。幸い曇りがちの天候であったことと,風が強かったおかげで,窓とドアを全開にしてなんとかしのげた。修理が早く終わることを祈るのみ。罰が当たったか?

Posted by tkouya at 07:56 PM

July 06, 2004

7/6(火) 掛川・曇

 うー,むしむしどよどよ。シャツもべとべと。やーねー全く。

 いしかわじゅんさんのページで,「編集会議」の花田編集長が退任するというニュースを読む。で,最新号を本日読んでみたら退任の挨拶が。早速,定期購読を取り消すことにする。2001年4月号から4年目,よく頑張ったと言うべきか。お疲れさまです。

 Information誌に論文掲載。つっても,目次しか分かりませんがな。査読が(以下検閲削除)。投稿論文数が増えたせいか,今年からは隔月誌になったようだ。よきかな。

 卒研生がNetPIPEを使ってベンチマークを行った結果を持ってきたので,比較対照用にとcs-pccluster2にてGbEと100BASEのベンチマークをそれぞれ試してみる。・・・うーむ,100BASEはTCPもMPIもさしたるoverheadなしで約90Mbpsは出るのに,GbEと来たら,TCPが400Mbps, MPIが250Mbpsぐらいまでしか出ない。確かにMPIのoverheadはヒドイという話は前からあって,例えばこのレポート(PDF)によれば,折角Jumbo Frame化しても,MPIではoverheadのせいでMTUdefault値の時と殆ど変わらない性能になってしまうという。それならそれで,「MPIはやめて生のsocketを使いましょうぞ」というtcplibなんてのもある。にしてもね,Jumbo frame未対応のGbE SWを使っているせいもあろうが,ちょっとMPIが酷すぎる。もちっとベンチをとってみんべか。
 ちなみに,卒研生さんが頑張ってくれたおかげで,Realtek, Broadcom, Intel のGbEチップの性能評価もキチンと出た。結果は予想通りというか,値段の通りというか・・・こうまでハッキリと出るとはねぇ。高いモンは良くできているぞよ。

 SIAMに注文していたMolerの"Numerical computing with MATLAB"の新版が届く(PDFはこちらにある)。PageRankの説明なんかもあって,新しい話題を取り入れることも怠っていない一方,アルゴリズムの解説もしっかりあって,バランスの取れた良いテキストである。これでMATLABが安価であれば言うことなしなのだが。

 寝ます(久々だな)。

Posted by tkouya at 11:03 PM

July 05, 2004

7/5(月) 掛川・雨後曇

 朝方に強い雨があったが,その後はどんより。このまま明日になってしまうのかと思っていたら,夜半になって土砂降り。またぞろ東海道線を止めなければよいが。今週,来週とも東京行きなので,人事ではないのである。

 GSLは6月末に1.5へVer.up。CERNで配布しているWindowsバイナリ(VC6, VC71)もupdateされるのかしらん?

 ちまちまと投稿予定の論文草稿を弄くる。うーん,どうしようかなあ・・・。

Posted by tkouya at 11:37 PM

June 30, 2004

6/30(水) 掛川・豪雨後晴

 静岡市から東側で局所的に集中豪雨となったようである。掛川も出勤する直前には突然の土砂降りがあったが,すぐに上がった。梅雨も終わりに近づくと熱帯性のスコールのような状態になるのだなと軽く考えていたら,静岡市では冠水したところもあったようで,新幹線・在来線とも午前中はストップ。午後になってようやっと動き出すという有様で,我がゼミ生のO君までその巻き添えで登校できなかった。うーむ,こういう事もあるのね。静岡新聞によると,昨年にも同じような局所豪雨があったようで,前線ができやすい地形であるらしい。石狩湾低気圧みたいなモンか(ローカルな話題にはローカルな比喩で答えようぞ)。

 本日で6月もしまい。次回Workshopのスケジュールのお伺いメールをT御大に送る。すぐさま返事が来るところが凄いなあ。「8月下旬は何も予定はありません」というあたり,貫禄というか何というか・・・。夏休みは集中講義だのオープンキャンパスだのとドタバタ忙しく使われる下っ端とは,やっぱり違うんだなあ。早くそういうトシになりたいものである。・・・30年早いな。

 EM64T搭載Xeon出荷(PC Watch)。IntelもついにAMDの後追いをするようになったのであるなぁ。Dual New Xeonマシンは魅力だが,OSが出揃って人柱さん達からの報告が出てくるまで待っても遅くはない(金もないし)。来年半ばにはAMD64/EM64Tの花盛りとなっていることを期待したい。

Posted by tkouya at 10:29 PM

June 28, 2004

6/28(月) 掛川・?

 日が変わってしまったので,月曜日の日付で書くことにする。

 午後からはいつも通り頭痛と鬱を抱えて寝込み,夜になってようやっと収まった。すぐさまSWoPPの原稿を最終チェックし,「ま,こんなもんか」レベルのものを6ページにまとめて印刷。ただし,投稿への道のりはまだ遠い。7月一杯はデータ取りに勤しむことになるであろう。・・・こんなめんどくさい研究,するんじゃなかったと後悔しつつも,ここでワシがまとめておかねば誰がやるという使命感にも目覚める(そんな大層なことか)。頑張りましょう。

 登場したばかりのi915/i925X Chipsetが回収されたそうな(Akiba PC Hotline)。まあ,リコール対象になるはずの自社製品を隠し続けたどっかの自動車会社に比べれば,誤りを認めただけでも物凄く誠実に見える。是非とも,過去の不祥事を抱えた会社はこの際全てを認めて謝罪すべきであろう。某ダイヤマークのよりましという評価を得ること間違いなし。お得である。実はワシも(以下略)

 「こと,コンピュータに関する未来予測は完全に外れた」と言ったSF作家は誰だったかなあ。全く,これだけパーソナルなコンピュータが普及し,瞬く間にThe Internetに接続され,学校現場に取り入れられて浸透するとは,予想もしなかった事態である。おかげで,あれだけ情報情報と騒いでプロパー情報科学者を増やそうと躍起になって大学教育カリキュラムをまとめたIPSJが,あっという間に長期低落傾向を辿るようになってしまった。元々,何かの目的があって道具を使いこなすというのが本道だとワシは思っているから,コンピュータを使いこなす教育ってのは,対象となる分野の,情報科学とは取り立てて縁のない専門家が行うのがいいのである。それもあっという間にそうなってしまっている。これから先は,それぞれの分野で独自のソフトウェアやシステムが作られ,発展して行くことであろう。たまーに各分野で横断的に使える理論やらソフトが登場して話題を振りまくのであろうが,そこにプロパー情報科学者がどれ程commitできるのか,ちょっと疑問である。

 ・・・ということをつらつらと考える一貫として,以前にも話題にした100ドル100桁懸賞問題が本にまとまったとのことなので,早速注文する。正解のソースコードも公開されていて,卒研用にはピッタリかな。とりあえずはBNCpackでの正解ルーチンも作って公開しようかな。

Posted by tkouya at 01:16 AM

June 26, 2004

6/26(土) 八王子->掛川・曇

 一泊二日でJeLA主催(なのか?)の国際シンポジウムを見学する。"Pan-Pacific"と銘打っている割に,参加者は韓国と日本からのみ。将来には発展させるぞという意気込みが表れた命名なのか,それとも単なるコケおどしか。何にせよ,バラエティに富んだ発表に触れられて面白かったっす。最新号のJeLA論文誌も配布されていて,そこに掲載された自分のバカ面も確認できた。ワシは一体誰にガン付けているのであろうか。やっぱり昔の証明写真を使い回したので罰が当たったか。

 午後のセッションは全て蹴飛ばしてすぐさま帰宅。そのまま職場へ直行し,SWoPP向け原稿を仕上げてしまう。ふぅ~,ここんとこしばらくマジメな数値計算の論文を書いていなかったので,勘を取り戻すのには時間がかかった。兄弟子に原稿を送付して一段落。少し寝かせて月曜日に発送予定。

 購入したLet's Noteのバッテリだが,さすがにフルパワーでは9時間も持たず,大体6~7時間程度と見ておけばいいようだ。それでも日中の勤務時間には十分な容量であり,おかげであれこれと仕事が出来る。ありがたい(ワーイ)。しかし金がない(ショボン)。おりしも,静岡に来て以来6年間,ずーっと活躍していたオリンパスのデジカメ(100mpixel!)がお亡くなりになってしまい,折角買ったLet's Noteの写真を撮ってここに貼り付けて自慢できないではないか。あああ,今年のSWoPPは青森だというのにこのままでは行ったという証拠も残せない。仕方がないので,7月の給料でやっすぅいデジカメを購入することにする。しくり。

 ここんとこ休日は自宅で死んだようになっていたが,どうやら少しずつ復活の兆しが現れてきた。鬱期だったのかしらん? 火曜日には高校生相手の実験講座もあるし,来月にはJSIAM2004の原稿も上げなくてはならない。そして8月にはいよいよ論文投稿である。掲載されるかどうかはともかく,これでどーにか一年に一論文体制が整う・・・ハズである。作ったばかりのcs-pccluster2が元気なうちにガンガン仕事しなければ。

 Amazonによれば,ここんとこ,沈黙の春(新潮文庫)のアクセスが急増している。つっても,単にAmazonへのリンクをクリックする人(or crawler)が多いというだけのことだが,何があったのか。以前,BSマンガ夜話で自虐の詩()が取り上げられたときも同じようなことが起きた。うーん,世間の事情に疎くなっているなあ。何があったか,知っている人は教えて下さい。

Posted by tkouya at 08:21 PM

June 21, 2004

6/21(月) 掛川・雨

 6月には珍しく大型の台風が来襲するらしい。四国から神戸,福井へと抜けるコースをこれから辿るようで,名古屋以東は直撃を免れそう。

 NA Digestで,C++の並列計算ライブラリTrilinos(トリリノス?)が紹介されていた。しかし,所詮は分散メモリ環境でのプログラミング,概念理解がないと使いこなしは難しそうである。MPiが登場してから既に十年,一行に易しくならないところが普及の難しさを物語っていると言える。ドキュメントが充実しているのは結構なこと。それにしても多倍長計算をサポートしたライブラリって,一向に現れませんなぁ。登場すれば真っ先に使いたいんだけど,当分は自作ライブラリを手放せそうもない。
 そーいや,MPIプログラミング講習会がまた理研で開催されるようである。テキストはコチラ。座学だけでMPIを全部講義するってのは凄い。上級者向けって事かな?

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 08:04 AM

June 20, 2004

6/20(日) 掛川・?

 昨日買ってきたLet's Note R3の設定をしてWindows Updateをかけながらこれを書いていたら,もう日が変わってしまった。うーむ,毎度のことながら,面倒なことだわい。自宅のBB routerがしょぼくって,内部のマシンはMTUを1500 - αにしておかないとまともにuploadができないので,買ってきて早速Registoryを弄らなくてはいけない。

 購入は予定通りヨドバシ新宿西口駅の前~♪。もらったばかりのポイントを最大限活用してOffice 2003 Proも買ってしまう。ワシの用途だとOffice 97で十分なのだが,まあこの機会に最新のものを揃えておくことにしたのである。

 しかし,高々40平米のアパートの一室なのに,無線LAN(IEEE802.10g)の接続がちょくちょく切れてしまうのはいかがなものか。もっと安定しないもんなのかなあ。

 あ,Windows Updateが終わったらしいのでRebootを要求している。ということで今日はこの辺で。

Posted by tkouya at 12:58 AM

June 15, 2004

6/15(火) 掛川・晴

 梅雨は中休み状態。気持ちのいい気温と天気が続く。

 先週,昨年に続いて二度目となる,双方向でない遠隔講義を行った。前回は11名の受講者がいたが,今回は6名のみ。内容も,昨年度のものを使い回しつつ,ぐっと易しくし,適宜チャットを使いながら実習の進行状況を確認した。
 本日受講生のアンケートが届き,まあまあ好評だったことが判明。ほっと胸をなで下ろす。

 ボチボチSWoPP2004の原稿の第一締め切り。佳境につき,この辺で。

Posted by tkouya at 11:47 PM

June 11, 2004

6/11(金) 掛川・?

 台風が近づいているらしい。そのせいか,ちょっと気温が高め。・・・などと書いていたら,日が変わってしまった。

 情報処理学会の数値解析研究会がHPC研究会に衣替えしてからもう何年になるんだっけか? 応用分野の方々のツールとしての諸々の数値計算を統合的に扱うガクモンとしての「数値解析」は,元々,下請的な色彩の強いものだったが,HPCに衣替えしてからはますますその色合いが強まった感がある。「下請」という言葉に敏感な方は怒り心頭かもしれない。しかし,冷静に考えてみれば,画期的なアルゴリズムがあって生まれた応用分野ってのあったっけか? 他の分野の要請があって,抽象化した問題設定を行い,それについてのアルゴリズムや数理的側面からの考察をする,とあくまで受動的なガクモン,それが数値解析の本流という気がしてならない。下請という言葉が嫌なら,「基盤的」と言い換えても大意は変わらない。抽象度の上がった問題の解決を求める向きには,最後のよりどころでもある。
 線型計算やそれを土台とした非線型計算も,主要な部分は固まってきて数理的な工夫の余地が無くなりつつあり,その先は,アルゴリズムを実行する計算機システムを改良・改善することでより生産性を高める方が得策であるという判断の元に,「数値解析」研究会は「HPC」研究会へと移行した。結果,数値計算を伴う「計算科学」という広めのコアの元に,コンピュータ屋さんが多数参加する今の状況を生むに至った。今では遺伝子・流体・重力多体・・・とより大規模な計算を対象としたプロジェクト研究が盛んになっている。そしてまた,そこで利用されるソフトウェアも整備されつつあり,磨き上げられて改良の余地が無くなり,今度は情報工学的な工夫の余地が無くなって,応用分野側での問題設定をあれこれ弄くることになるのだろうな。歴史は繰り返す。
 数学も情報も,そういう意味では下請的な性格のガクモンで,どちらも理論がコアになっており,他分野から問題が持ち込まれて初めて体系が生き生きとし出すという点もよく似ている。ワシは理論にじっくり取り組む根気も能力もなく,さして広くも深くもない知識を組み合わせて日々暮らしているダメ学者であるので,理論に深く通じた偉い学者先生をいつも羨望の目で見つめている。多分,中途半端にHPCだけに通じているワシみたいなのは,そのうち淘汰されてしまって,後に残るのは優れた理論屋さんと,応用の方々なんだろうな。もっとも定年までは淘汰されては困るので,今はせっせとさして多くもない知識の深化を計りつつ,応用指向のことに手を出そうとしているのだけれど。

 してみれば,例えば数学系の学科がリストラされたり,情報系の専門学科・学部が衣替えしつつあるのも,まあ時代の要請という意味ではやむを得ないことなのだろう。・・・と簡単に諦められては困る,もっと運動を,という向きもいなければ困るので,それはそれで頑張って頂きたいとは思うが。
 そーゆー,数理系に不利な時代状況があるよなぁ・・・と感じていたところで,例の「学力低下論争」が持ち上がったのである。最初に火を付けたのは,数学者だった・・・という辺りも,そーゆー風潮に対する異議申し立ての気分がなかった,とは思われないのだ。ゲスの勘ぐりであってほしいが,どーも,その辺に政治的意図があるように思われて,その論争が生臭く感じられてしまったのである。ワシが「学力低下現象」を疑ってしまう理由の一つがここにあるのだ。

Posted by tkouya at 12:12 AM

June 07, 2004

6/7(月) 雨後曇

 近畿・東海・関東甲信越地方にも梅雨入り宣言が出された。今朝はそれに相応しい土砂降りで目が覚めた。昼過ぎにはドンヨリムシムシしつつも,雨粒が降ることは無くなった。威勢の悪い梅雨である。

 6月から7月までの資金繰りをあれこれシミュレートしてみる。カツカツだが,何とかSWoPP2004+帰省の費用は捻出できそうである。そんなに豪勢に貯金している訳でもないのに,なんか生活がつましいなぁとは思うが,ぱーっと派手に使っちゃう程欲望がある訳でもないので,それ程不満がある訳ではない。むしろ,外食が減って自炊が増えた分,あれこれと総菜を作ったりみそ汁の具のローテーションを考えたりする楽しみが出てきた。ちょっと胃腸の調子が悪いせいで,あまり量を必要としなくなったのも幸いしている。これで運動不足が解消できれば言うことなしなのだが・・・やっぱり今年の年末に,スポーツクラブに復帰しようかなぁ。金払って運動するのもアホらしいが,そうでもなければ動かないのだから,全く意志が弱いというか,だらしないというか。
 FIT2004は結局申し込みしなかった。ここんとこ体力が切れたのか,ネタまで切れてしまったためである。ということで,今年はWorkshop3回の他は4回講演となる予定。それでも昨年までのペースから考えれば驚異的な回数なのだ。

 SWoPP2004の暫定プログラムが届く(というかWebにupされた)。HPC研究会分は昨年度に引き続いて講演数が多く,幹事の根回しが効きやすい講演者には10分時間を短縮願って何とか期間内に全講演を押し込んだ,という感じのプログラム構成である。ワシは無論,そーゆーツテはないので,予定通り30分講演。何故か二日目の朝一(またかよ)なので,一日目はゆっくり出来そうである。むーん,ちゃんと30分の中身にしなければいかんのぅ。原稿は今月末まで。今週中に暫定版を上げてしまおう。
 JSIAM2004の講演申し込みをしようとするも,もう少し内容を詰めてからと思いとどまる。SWoPPの方が一息ついたらちゃんと考えませう。

 北陸・東北地方も梅雨入りとのこと。これで蝦夷地を除く日本全国が梅雨になった。今年は雨が多くなりそうとのこと。マメにシャワーを浴びるようにしよう。

Posted by tkouya at 09:43 PM

June 04, 2004

6/4(金) 掛川・晴

 爽やかに晴れ上がった。気温も高くなく,5月初旬の気候。

 職場のメール遅延は,GWにbombが殺到したためらしい。本日午後には復旧したとのこと。うちみたいな無名かつ小規模な所まで来るんだから,有名かつ大規模な所の管理者は日々大変な努力を強いられているんだろうなあ。空気のようにいつもネットワークが使えている,という状態を維持することがどれだけしんどいことか,経験のない人にとっては想像できないだろうな。

 Athlon64マシンに,Fedora Core 2 for x86_64とi386版をインストールし,dual bootableな構成にした。もちろん,どちらも英語環境である。すると,あらら,あれほど使い物にならなかったx86_64バージョンのGNOMEもさくさく動くじゃぁあーりませんか。もちろん,Terminalは正常に動作し,Mozillaも日本語のencodeは正常に行われ,ちゃんとこのWeblogも読むことが出来た。
 で,早速両環境でMPFRbenchを行う。・・・うーん,やっぱり64bit環境は偉大である。ベースライブラリのMPNはC generic codesでコンパイルされており,tuned assembler codesは一切使っていないにもかかわらず,である。
 こりゃ,自宅のPCも職場のClusterも,安定したx86_64 OSが出揃うまで更新しない方が良さそうですな。あと2年ぐらいは存分に活躍してもらいましょうぞ。・・・ってことは,自宅のPCのバヤイ,RAID化したのが一昨年の8月だから,今年の8月で丸2年,その後2年使い続けると,4年もお付き合いすることになるのね。毎年のようにマシンを買い続けた昔が嘘のよう。それだけPCは能力の限界(つーか,熱問題解決能力の限界と言うべきか)に達しつつあるんだなあ。Celeron 1GHzのWin2K Proマシンでも全然不満が湧かないのであるから,OSも良くなったってことかしらね。

Posted by tkouya at 11:28 PM

June 03, 2004

6/3(木) 掛川・曇

 取り急ぎ業務連絡のみ。

 本日(6/3),tkouya(here is atmark)cs.sist.ac.jp宛にメールを送った方へ。どうも全てのメールが不着になってしまっているようです。送信者にエラーも返らないようなので,気が付くのが遅れました。すいませんが,私宛に連絡を取りたい方はtkouya(here is atmark)na-net.ornl.govまでメールを再送して下さい。よろしくお願い致します。

 ・・・どーりで今日の午後は静かだなあと思ってたんだよな。いい機会なので,届いているメールでも不着になったことにして,バックれることにする。ほっほっほ。

 ボチボチ,不着だったメールが届きだした。ヘッダを見る限り,学内・学外を跨ぐFWで糞詰まり状態だったようで,数時間の遅延が発生している。届く順番も滅茶苦茶だし,最終的には届かないものも出そうである。

 ということで,大事な用事がある方は,上記アドレスまで再送お願い致します。

Posted by tkouya at 09:08 PM

May 28, 2004

5/28(金) 掛川・晴

 昨日で,cs-pccluster2のケーブル整理作業が終了した。

switches.jpg

 パケットが伝送される状態を観察できるようにするという目的は果たしたものの,さすがに二十数本分のTwisted-pairケーブルを束ねるとかなりの太さとなり,それらがまとめてSwitchに突き刺さっている様は,さながら人体解剖図のようで生々しい。Bladeサーバを使っているブルジョアさん達が普段は触れられない,隠蔽されている光景がここにはある。まあ,無線LANが高速化されれば,少なくともこの半分のケーブルは消滅するのであるが。
 お手伝いをお願いしていた学生さんが到着する頃にはあらかた作業は終わってしまっていたので,お掃除のみお願いし,これで全ての作業が完了した。これで先日インタビューを受けた方に,このclusterの写真を撮ってお送りすることが出来る。と言う訳で一番見栄えのする(といっても単なるPC室にしか見えない)部分を切り取って先方へお送りする。

 余勢を駆って,懸案だったWin32環境で使えるgmpとmpfrを,Visual Studio .NETでコンパイルする。C onlyのgenericコードを使ったものはワシも作ったし,他にもあるが,CPU毎にtuneされたassemblerコード,しかもWin32で使用できるものはGladmanさんのものしか知らない。しかし,こいつは.NET環境専用になっちゃっているので,「いつか見ておれワシだって」とばかりに,機会をうかがっていたのである。MSDNを手に入れた今日,ワシに障害はないのである。ちらっとVineにて,generic onlyのgmpとtuned asmsを使ったものでベンチマークをやってみたが,10倍の差が出てしまった。やっぱり速さは命,gmpにはasmコードが必須であるのだなあ,と改めて感じる。
 オリジナルはP4向けのasmをリンクしていたので,それをそのまま使ったものと,P3向けのasmを使ったものの2種類のDLL/Export lib, Static libを作る。作業としては大したものではなかったが,統合環境の中で「あっちのasmを無効にしてこっちのgeneric Cを有効にして・・・」などと,マウスでちくちく変更する作業は不毛なものであった。こっ,こんなものー,Makefileをしっかり書いておけば一発じゃんっ。VC++.NETにはちゃんとnmakeが入っているのだから,その気になれば可能なのであるが,.NET使いは統合環境しか眼中にないのか? まあ,無事にlibが出来たので,ついでにBNCpackもコンパイルして多倍長計算が動くことは確認できたところで疲れて帰宅。これでMPIBNCpackが使えるようになれば完璧。夏休み前には何とかなるかしらん?

 ふーん,Note PCのバッテリリフレッシュサービスなんてのがあるんだ。覚えておこう。

Posted by tkouya at 09:17 AM

May 27, 2004

5/27(木) 掛川・曇

 Cluster部屋の模様替え作業中につき,肩が凝る。今日で終わるかしら?

 Windows HPC Edition(/.J)ねぇ。まあ考えそうなことではあるけど,C#の押しつけはやめて欲しいな。それに,MPI以外の選択肢がないのは,商用Clusterとしてはいかがなものか。OpenMPぐらい使えるようにしてくれてもバチはあたらんだろう。
 しかし,よくこんな記事がたれ込まれたな~と思っていたら,・・・あ,投稿した人を見て納得。

Posted by tkouya at 06:50 AM

May 25, 2004

5/25(火) 掛川・晴

 良い天気だったような気がするが,はてどうだったか? 随分涼しい。ここんと寒暖の差が激しすぎて,体調を崩す人が増えたようだ。ゴホゴホと咳をする人に対しては「お大事に」と口先だけの言葉をかけつつ,「ワシに写したら承知せいへんでぇ」と内心では脅しをかけるのであった。

 やっとAthlon64 3200+(2GHz)のマシンにFedora Core 2 for x86_64をインストールできたので,早速MPFRでベンチマークテストをしてみる。使用したプログラムはこちら
 それぞれの演算,関数の時間(ms)を計測し,Athlon64の時間を1として,Pentium IV 2.8GHz, Xeon 3.06GHzマシンでの時間の比をグラフにしてみた。10進100桁計算の結果と,10000桁計算の結果をそれぞれ示す。
mpfrbench_100.png

mpfrbench_10000.png

 いやぁ,GMPのx86_64向けtuneの成果か,はたまた64bit環境のおかげか,周波数では最も劣るAthlon64が,P4の1.x倍, Xeonの2倍~3倍高速なのはちょっと驚き。まあ,32bit環境と64bit環境とでは,そもそも桁の取り方が異なっているので,比較としては公平ではないのだが,それでもこれだけ違うとちょっと考えさせられる。うーん,Athlon64 Clusterを目指すか?

 とまあ,計算自体はよろしいのだが,Fedora Core 2 for x86_64のGUI環境は,ハッキリ言ってメタメタであり,使い物になるレベルではない。日本語環境にすると,Terminalの起動でエラーが発生して何にも出来ない。暫くはファイルサーバとして使用するしか,仕方がない代物である。・・・と文句ばっかり言って,何の手助けもできない一ユーザだから,暫くは様子を見るしかないのであった。

Posted by tkouya at 09:38 PM

May 22, 2004

5/22(土) 東京->掛川・曇

 どんよりどよどよ。梅雨入り宣言も近いか。

 この日記,自宅に戻ってMy PCにて

CCCDではない

本家UKからの輸入盤"Pop Art" by PSBを聞きながら書いている(CCCDについてはこのFAQsがよくまとまっている)。くどいようだが

CCCDではない

ので,MP3化して自分のMy PCのMedia Playerにて何の支障もなく聞くことが出来る。ありがたい。購入前に,PSBの公式サイト

CCCDの"Pop Art"は


日本版だけ

ということは知っていたので,Amazonにて輸入盤を買ったのである。

 ワシの知る限り,現在のCCCDのあり方に疑義を呈しているのは萩原健太さんぐらいじゃないかと思う。幸い,山下達郎も,品質劣化の可能性のあるCCCDではアルバムを出さないと明言しており,ワシの愛聴しているアーティストに関しては

CCCDを買わなくて済む

のである。

Posted by tkouya at 10:52 AM

May 21, 2004

5/21(金) 掛川->東京(予定)・曇

 げつよーびに講義3コマこなしぃ
 かよーびに1コマと会議をこなしぃ
 すいよーびに熱海で研究発表をしぃ
 もくよーびにWindows XPを10台分いんすとーるしたぁ
 とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃぁ
 とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃぁ~
 きんよーびに東京へでかけぇ~・・・(fade out)

 「Linuxの父はLinuxではない?」(/.J) April foolネタかと思った。

Posted by tkouya at 08:33 AM

May 18, 2004

5/18(火) 掛川・曇時々雨

 雨が降ったり止んだり,ハッキリしない天気。今すぐに梅雨宣言が出されてもおかしくないな。

 明日のシンポジウムの用意もそこそこに,あれこれと雑用をこなす。MSDNを買って以来,卒研生達が我も我もとBurned CD-Rsをねだるのはいかがなものか。全く,一人が使っているのを見ると,自分も使ってみたくなるものらしい。この節操の無さは,指導教官と類友であることを良く表現しておる,うむ。
 一応,M$からは「CD-Rに焼いて使ってね」とは言われているけど,日頃,不正コピーはいかんいかんと注意している身からすると,こりゃちょっと変じゃないかという気がする。コピーする行為自体は,不正だろうが合法だろうが全く同じソフトを起動して全く同じ操作をするだけなのである。「大人なんだから不法か合法かは判断できるでしょ」という理屈は,頭では理解するが,身をもって体感できているかと言われれば,甚だ心許ない。M$ロゴの入った合法CDのみ利用可ってのが一番いいのだが,開発環境に使うことを考えると,それも管理が面倒なのよねぇ。・・・といい考えが浮かばないので,シコシコと必要な分だけCD-Rを焼くのであった。
 あ,断っておくが,ワシのMSDN関連CDが使えるのはワシの研究室,3, 4年生以上のメンバーだけである。他の研究室の輩(教官も含む)が欲しがって来ても,怒鳴り倒されて門前払いされるだけであるので,来ないように。

 GUIのMD5を突っ込んでみる。うむ,便利。

 GSLのWindows版はCERNで配布するようになったのか。うーむ,バイナリパッケージは本家のNetwork Theory社からCD-ROMを買うしかないのかなぁと思っていたのである。ま,手間が省けてありがたいっちゃありがたい。

 寝ます。

Posted by tkouya at 11:51 PM

May 16, 2004

5/16(日) 掛川・雨時々曇

 朝から午後にかけて土砂降りとなるものの,夕方には止む。梅雨も近いか?

 DDEのお勉強,山は越えた。DDE自体の安定性の議論は終わり,後は一般解法についての議論となる。ここから先は,解法の安定性の議論を除いては大体把握しているので楽ちん,と同時に一番ちゃんと読みたいところ。夏休みまでボチボチやんぺ。

 あああ,もうシンポジウムが目前である。プレゼン資料を作らないと~。・・・明日にはでっち上げて,明後日には完成予定(遅いって)。ふ~,もう一がんばり~。

Posted by tkouya at 10:00 PM

May 15, 2004

5/15(土) 掛川・晴

 天気はよいが,風が強く,カラッとした過ごしやすい日である。

 スタパ斎藤さんが,Let's Note R3のレビュー記事を書いている。まあいつも通りっちゃーいつも通りなんだが,コチラの購入意欲もちょっとは影響されている。光学ドライブを標準搭載したLoox TシリーズVaio TRなんぞもよさげなのだが,もうトシなので,軽くて長持ちするマシンの方が魅力的なのである。でもまあ,この3点を見比べながら,先立つものが支給されるまで迷うことにしよう(またかよ)。

 JR東海,夏の臨時列車増発計画発表。前年比約2.7倍の大盤振る舞い。品川駅効果って大きいんだなぁ。つっても,増発されるのは主として「のぞみ」「ひかり」であって,ワシが愛用する(したくてしているのではないが)「こだま」についての記載はなし(当たり前)。まあ7月下旬のSWoPPと8月下旬のWorkshop以外に遠出する予定はないから,いいっちゃいいんですけどね。いいのさ,ワシにはおにゅぅのノート(予定)があるぅ~。

 Movable Type Ver.3.0の計画発表(Internet Watch)。一旦使っちゃうと,Ver.Upって面倒なのよねぇ~。一応はデータ移行機能なんかもあるんだろうけど,その作業自体が面倒なのである。どうせ一人でチマチマ書いているサイトなんだから,このまま続けることにしようっと。

Posted by tkouya at 01:47 PM

May 12, 2004

5/12(水) 掛川・晴

 前日引き続きピーカン晴れ。昨日程蒸し暑くはない。

 自分の研究を紹介する記事を書いて頂くためのインタビューを受ける。いやぁっぱり難しいや。やっていること自体が散漫なせいでもあるんだけど,根本的にプレゼン技術が欠けているんだよな。どうもお手数おかけしました。

 思うところあって,自宅PCのFDDをUSB+Smart Media+Compact Flash+・・・えーとなんだっけ,ともかくその他諸々のメモリメディアを扱うことの出来る奴(TEAC FD-CR7)に差し替える。

fdusb.jpg

 以前使っていたメルコのSmart Mediaドライブは,ドライバがおかしいのか,使った後でExplorerがまともに動作しなくなる症状に見舞われた。今回は標準的なドライバが使われているらしく,スコスコと快調に動作しているようだ。
 差し替えついでに,本体に貯まっていた誇りやゴミを掃除機で吸い出す。心なしか,動作音が静かになったような。

 共著者の方々に多大なご迷惑をおかけして,某学会向け論文最終原稿がup。問題なければ明日の夕方に送信予定。・・・Wordで論文を書くのはこれっきりにしたいな。面倒くさいったらありゃしない。

Posted by tkouya at 09:07 PM

May 11, 2004

5/11(火) 掛川・晴

 昨日とはうって変わって五月晴れ。講義中はクーラーが必要なほど。内地に来て数年はなかなかこの暑さには慣れなかったが,今ではかなりへっちゃら。ってもクーラーがあるおかげなんだけど。幸い空調が必須のマシンを使う商売なので,助かっている。しかし,この調子で行くと,定年後にろくすっぽ年金が貰えず,電気代にすら事欠く生活になると,すぐ死ぬな。完全に空調依存症候群。

 Winny開発者逮捕後,きちんとした論説記事はこれ(朝日新聞)が初めてかな? 相当優秀なプログラマだったようだ。日本のためには惜しいね。
 個人的には,かなりグレーゾーンの事件だと思うので,いきなり逮捕という前に,開発者に警告を発して欲しかった(したのかもしれないけど)。見せしめ的な意味合いが強い逮捕劇という感があるので,それならそれで「この線を踏み越えたらタイホする」という線引きを明確にしてもらいたい。その辺りがちと不満なので,できうることなら裁判できちんと決着を付けて欲しいな。開発者は素直に罪を認めているらしいので,ちょっと無理かしらん?

 という事件があったすぐ後で,某先生からP2P的なソフトウェア開発の依頼が来る。うーん,タイホされたくないが(そんなヤバイものではない・・・ハズだ),面白そうなので真面目に仕様を考えてみる。大体出来たので,これからは各agentの状態遷移図とプロトコルの詳細を詰めることにする。夏休みの大仕事になるかなぁ。

 と,ついでに別件で某先生の論文にあった生物モデル(つーか細胞モデルか)の使用を許可して頂く。弄ればすぐにDDEになるそうだが,実験結果ってのがないので,作った方程式がどこ程度現実と合うのかどうか判断できないのが難点である。ともあれ,次元数がデカイので(つーか,デカくすることもできる),計算するのが楽しみである。・・・大変そうだが。

Posted by tkouya at 09:26 PM

May 10, 2004

5/10(月) 掛川・雨後曇

 ボチボチ寝ます。・・・久々だな,日が変わってから日記付けるの。

 翻訳はまだまだ日本語がダメダメだということで完成は当分先延ばし。ふぅ~。

 大規模Web site構築ツールとして,My SQLとPHPを使っxoopsなるものが良いらしいとのこと(日本語サイトもある)。むー,Semantic Webへの道はこうして開かれていくのであるなぁ。

 来年の国際研究会向けに勉強を開始。大体分かっている内容なんだけど,きっちり押さえておかないとね。陽的解法が生きる分野ってのはそうそうないからなぁ。GBSアルゴリズムで押しまくろうとすると,この方面のお勉強が必要になるのである。
 それとは別方面のお勉強も開始。Windows Clusterなるサイトをちらちらと読む。まあMPIだけなら大してUNIXと違いはない。.NETを使いこなせればWeb clusterはすぐにでも出来そうなことが書いてあるけど,どの程度使い物になるのかなぁ?

 Virtual PCを早速使ってみるものの,ファイルアクセスが滅茶苦茶遅い。Vineをインストールしたら一時間ぐらいかかっていた。うーん,面倒くさい。

 ただいま。

 論文一本accept。それはいいのだが,写真付き著者略歴を添付しないとイケナイ。明日にでも共著者の先生の所へデジカメ持って押しかけねばならんか? ふー。ま,これで今年は2本掲載。静岡に来てからの「失われた5年」を埋めるためにはあと2本は欲しい。とりあえず,あそこには6月,あそこには9月までに投稿したい。自分としてはかなりの仕事量だが,同年配でバリバリやっている人を見ると,ワシなんぞの数倍は仕事をしている。まだまだ甘いのである。頑張らねば。

 K6-2 300MHz(いつのマシンだ?)以来,久々のAMD CPUを購入する。ろっくじゅうよんびっとぉ~。WindowsとFedora入れて遊んでみるのが目的だが,GMPとMPFRのベンチマークが一番の目的だったりする。ちょっとは早くなっているのかなあ・・・と興味津々。ダメでもSATA RAIDがあるから,ファイルサーバとしてはかなり使える・・・ハズ。あ,HDD買ってくるの忘れた・・・。

Posted by tkouya at 08:34 PM

May 06, 2004

5/6(木) 掛川・曇

 結局,なーんにも出来なかったGW。この先のっぴきならないことになりそうなので,日記の空白があっても気にしないように(誰に言ってるのか?)

Posted by tkouya at 08:23 AM

May 03, 2004

5/3(月) 掛川・曇

 どんよりどよどよ。雨になるかな? 弁当を作って,これから出勤。

 GMP 4.1.3が正式リリースされたものの,まだ本家ftp.gnu.orgにはコピーされていない様子。FFT乗算のserious bugがfixされているので,πの世界記録を目指す向きは必須でしょう。そうでない向きはTorbjornさんのこの記事を読んでご安心されたい。わたしゃ10進10000桁程度の計算しかしたことがないが,20000桁以上の線型計算をやらかしたらこのbugが発現したのかなぁ? Pentiumのbug騒動に似ているよね。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 09:53 AM

May 02, 2004

5/2(日) 掛川・晴

 朝から職場でシコシコ。実験室のWindowsマシンのセッティングがやっと終わる。ついでにVirtual PCも突っ込んで,Windows 2000とVine Linuxが動作することを確認する。ふーむ,これならネットワーク構築かPC clusterセッティングの実習に使えそうだなあ。

 現在使っているNote PC(東芝のDynabook SS)は3年目に突入し,ボチボチバッテリがヘタり始めている。目一杯使おうとすると,東京 - 掛川(105分程度)の新幹線車中で粗大ゴミと化す。以前は何とか持ったのだが,まあ仕方がない。本体はまだまだしっかりしているので,こいつは学内使用に限定することとし,もう一台,私費でNote PCを買うことにする。といっても先立つものがないので,6月下旬までお預けであるが。
 CPUのスペックだけなら,どこぞのShop brandが優れているのだが,いかんせん,長距離の持ち歩きに耐え,2年~3年保証があり,標準バッテリで5時間以上は余裕で使えるCentrino PCとなると,国産メーカに限られてしまう。デザイン的にはThinkPadが一番好みなのだが,今回は実用性を取って,PanasonicのLet's Note R3T2になりそうである。光学ドライブを持ち歩く必要がないので(プレゼン資料のバックアップならUSB Keyで十分である),まあこの辺りが妥当な線である。
 実際に購入するのは恐らくヨドバシになるのだろうが(ポイントが魅力),おゼゼが貯まるまで,もう少し浮気してみるかな。

 JSIAM年会のスケジュール確定,今年は中央大学の後楽園キャンパスで開催される。東京のど真ん中じゃな。
 これも含めて,7月から9月まで,SWoPP, NA Soft, FIT, JSIAMと大小合わせて4つの研究会を渡り歩くことになる。しかも,全部講演するのである。ぐわーっ,死にそう。でも喋る題材がある内に喋っておかないと,ね。頑張ろうっと。

Posted by tkouya at 10:54 PM

May 01, 2004

5/1(土) 東京->掛川・晴

 昨日から東京に来ている。この日記は宿泊先のロビーに設置された、えらく古いWindow98マシンで書いている。むー、でも結構快適に使えている辺り、次から次へとマシンを買い換えているワシとしては反省するところが多いな。

 研究相談のついでに、大師匠のWindows95マシンを復旧してきた。以前からろくにアプリが動作しない状態になっていたので、仮復旧はしておいたのだが、この度は必要なファイル(大師匠はAccessユーザなのである)をバックアップしたとの事で、心機一転、スッキリサッパリしようとリカバリCDからクリーンインストールを敢行してあっさりと元の状態に戻したのである。Office97も入れなおしてきれいに直ったマシンはなかなか快適に動作しておった。HDDは2G(20Gの間違いにあらず)、メモリも64Mしかないオンボロ(失礼)でも、十分実用になっているのである。ああ、MS-DOS 3.1とEMS TeX(知っている?)とMS FortranとDJGPPで数値計算コプロセッサでシコシコやっていた清貧なあの頃から比べると、今はマルチスレッドでMPIで多倍長で、GSにdvipdfmx・・・・薄汚れちまったぜ。全く。

 今回あれこれ古いマシンをいじってみて再認識したのは、コマンドライン時代からXPに至るまで、ずうぅうっとインストール作業ばっかりしてきた経験が随分と生きるもんだな、ということである。うーん、これはいいことなのか悪いことなのか。

 ただいま。そのまま歯医者へ。先日抜いた親知らずの消毒。虫歯になっていた親知らずの隣りの歯は無事であったものの,全体的に歯石がこびりついているので再来週にほじくるとのこと。これで最後になってくれればよいが。

 そのまま職場へ。翻訳分担分を受け取りに行くものの,約束のものが入っていない。仕方がないので,連休中は自分の分だけしっかりやってuploadしておくこととし,「もし遅れるようなら小生御大に連絡をして下さい」という突き放したメールを分担者に送っておく。ワシとて我が身がかわいいのである。

 ついでにインストールしたままほったらかしになっていたマシンのセッティングを終わらせ,Windows XPにパッチをあててそのまま帰宅。明日には終わるだろう。・・・なんか,ずーっとセットアップ作業ばっかりしておるな,ワシは。

 帰宅する途中にスーパーに寄って連休中に消化する食料品を買い込む。台湾産の蒲焼きが\380だったので買ってきてしまう。明日の弁当になる予定。しかし,ここは浜名湖に近いのにウナギすら価格競争に負けてしまうのか。哀しいのぅ。

 夕食は冷凍うどんにマイタケの卵とじをぶっかけてすすり込む。ごちそうさま。

 ボチボチ寝ます。

Posted by tkouya at 08:43 AM

April 27, 2004

4/27(火) 掛川・雨

 土砂降りの日。夕方には止んでいたが,ちょっと蒸し暑かった。

 今年度から,Vine Linux 2.6r4(まだr3も混じっている)を学生実験に使用している。10台のP4マシンにインストールし,Dual Ethernet(GbE/FastEther)のCluster環境も兼ねている。構築方法の詳細はこちら

 Cluster環境としてはまあまあ使えているのだが,いかんせんGUI(GNOME)環境がまだ安定していないと感じる。訳の分からんところで操作不能になるし,アプリ連携機能に至ってはCut&Pasteさえ満足に出来ないことも多い。KDEだとまだましなのかなぁ?

 わしのメイン作業環境はWindows XPである。Windowsとは3.1->95->98->NT 3.5/4.0->2000->XPと長い付き合いになるが,不満はあれど,Ver.Upする度に頑健性が増してきて,それなりに安心感を持って使うことが出来るようになった。この点,さすが天下のM$,伊達に独占禁止法に抵触していないね,と嫌味の一つも言いたくなるが,OS開発にこれだけ性根を入れて取り組んできたことについては,やっぱり感服するほかないのである。・・・なんかこの辺,U.S.A.に対する日本人のアンビバレンツな感情に似ているよな~。

 GUI以外のLinux環境には特段不満はなく,安価で便利な開発環境を提供してくれていることには感謝したい。しかし,GUI環境に関してはWindowsにまだ遠く及んでいないと言わざるを得ない。やぁっぱり,この先当分の間は,値段の高さにぶーぶー不満を言いつつWindowsを使い,GUIがダメダメだといいながらLinuxとも付き合っていくしかないのであろう。Mac? あんなブルジョア環境(以下1024文字の悪口雑言削除)。

 ・・・ということをダラダラ書いていたら,加入手続きをしたMSDN AAの発送が完了したとのメールがM$から届く。明日か,さもなくば金曜日に受け取ることになるだろう。が,どんくらいのCDの量になるのか,ちょっと怖い。

Posted by tkouya at 09:22 PM

April 25, 2004

4/25(日) 掛川・晴

 前日に引き続いて肌寒い一日。風も強い。

 GMP 4.1.3 RC1がテストリリース。但し,MPFRのbugfixはユーザが自分でMPFR 2.0.3をインストールして直すしかないようである。ま,つなぎリリースなんだろう。

Posted by tkouya at 06:44 PM

April 24, 2004

4/24(土) 掛川・晴

 昨日までの夏日が嘘のように薄ら寒い。暑くなったり寒くなったり,忙しいことよ。

 WebArena2のシステムトラブルで,朝方にはここがアクセスできなくなっていた。その証拠その一。

server-down.jpg

 証拠その2。

aaa.aaa.aaa.aaa - - [24/Apr/2004:04:38:09 +0900] "GET /research/arima2000.pdf HTTP/1.1" 206 35664 "-" "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)"
xx.xxx.xxx.xxx - - [24/Apr/2004:09:43:39 +0900] "GET / HTTP/1.1" 200 6266 "-" "Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja-JP; rv:1.4) Gecko/20030624 Netscape/7.1 (ax)"

ちょうど5時間程空白の時間がある。ちなみに2番目のアクセスはワシである。おかげで朝方に日記を書こうとして果たせず,書き付けようとしていた内容を全て忘れてしまった。・・・ま,忘れるぐらいだから大したことではないのだろう。

 シンポジウム原稿,予定より早くuploadして投稿する。何か久々に余裕を持って投稿できたな。いつもこうありたいものである。次年度は静岡の某先生が幹事をされるということであったが,ワシはお役ご免となる予定であり気楽だ。その代わりに別の静岡の某若手先生がいつもながら走り回ることになりそうであり悲惨だ。・・・でもご当人は天真爛漫だからいいのかしらねぇ。過労死しなければいいけど。

 ボチボチ秋の学会シーズンの予定を決めたいのだが,JSIAMの日程がまだupされていない。まあ小規模手弁当学会だから仕方がないとはいえ,早く教えて頂きたいものである。久々に数学会に出よーかな,とも考えているのであるから,かち合っては困るんだよね。

 9.11から先日の日本人人質事件まで,あれこれ騒がしい。が,こーゆー時勢だからこそ,声を大にして宣言しておく必要がある。「紅旗征伐我が事に非ず」(定家),と。

Posted by tkouya at 10:01 AM

April 21, 2004

4/21(水) 掛川・?

 ここんとこ,やたらに変な時間に目が覚める。今日も朝4時起き。いいのかね?

 シンポジウムの原稿,とりあえず完成。でも,少し日をおかないとミスのチェックができないので,締め切りまで寝かせることにする。formatは昨年度の原稿を参考にせよって書いてあったけど,ページ番号を付けている人と付けていない人がいて迷う。とりあえず,現状ではページ番号付きで送る予定。・・・そーいや,一泊だけのワシって,参加費はいくらになるんだろう?

 今やっている補外計算の方はめどが付いてきたので,ぼちぼち次の展開が必要である。勉強せねばなるまい。来年はSciCADE05もあるし,今度はそれに相応しい内容が喋れるようにならんといかんなぁ。夏休みぐらいからはバリバリやらんと。それよりも先にSWoPPがあるので,その準備も兼ねて,出来るところまで進めておこうっと。

Linux kernelに著作権侵害なし」(Internet Watch)。そりゃそうだとは思うけど,裁判ってのはどう転ぶかワカラン所があるからねぇ。とにかく早く結審して欲しいぞ。

Posted by tkouya at 05:01 AM

April 20, 2004

4/20(火) 掛川・?

 夜中に起き出してゴソゴソとこれを書いている。何やってんだか。

 M$, Visual C++コンパイラと標準ライブラリを無料配布(/.J)。早速DLしてインストール。コンソールベースのプログラム開発には十分な内容である。王者の余裕って奴っすかね。

Posted by tkouya at 03:41 AM

April 19, 2004

4/19(月) 掛川・曇後雨

 暑いんだか寒いんだか,微妙な天気である。午後からは雨がぱらつき出し,夜になって大降りとなる。

 昨年の5月に投稿した論文がacceptされたというメールが来る。ありがたい,ありがたいのだが・・・内容は既にLC2003で喋ったもののsubsetなんだよね。ちょっと掲載までに時間がかかりすぎだよぅ~。と贅沢を言ってはいけないな。これで今年はまず一本,と。あと2本ぐらい投稿できればいいなあ。頑張ろうっと。

Posted by tkouya at 09:12 PM

April 17, 2004

4/17(土) 掛川・晴

 昨日の夜から頭痛。目覚めても続いていたので,バファリン1錠を冷たい麦茶で流し込む。1時間程経って,ようやっと鈍痛が取れてきたのでこのWeblogを書いている。どうも風邪の初期症状のようで,少し喉もいがらっぽい。亡くなる間際の鷺沢も風邪気味であったようだが,ワシの場合は,まずこのような頭痛が来るので,体を動かすのがおっくうになり,布団でうつらうつらするだけとなる。とてものこと,首をくくる意欲は湧かない。多分,そのまま心臓発作とか,メシも食えずに餓死するとか,そういうビンボ臭い死に方になるんだろうな。

 ガシガシとシンポジウム原稿に使う数値例のデータ取りに励む。高速性が売りの,某ミステリー作家がご在籍になられる某国立大学N大学(どこが某なんだか)のクラスタマシンをビシバシこき使う。しかし,いつwhoしても使っている形跡がないな,これ。なんかワシ一人で全CPUに多倍長計算の負荷をかけて,誠に申し訳ない。まあ税金の有効利用ということで。もう大分取り返しましたです,はい。

 某学会に投稿した原稿の査読結果が帰ってくる。あれもこれもこーんなところもreviseしないと掲載しませんよ,という内容であった。5/7締め切りとのこと。あーめんどくさ。はいはい,言われた通り修正致しまっせ。・・・昔ならもっとかしこまって低姿勢でガシガシとなおしたものだが,もう中年であるからして,スケジュールを眺めつつ,少しずつ手直しすることになるでありましょう。でも,こういうコミュニケーションって,いいよね。学者の端くれになれて一番嬉しいと思うのは,この査読論文のやりとりなのである。ムカ付く時もあるけどさぁ。

Posted by tkouya at 09:32 AM

April 15, 2004

4/15(木) 掛川・霧

 うわー,朝起きたら霧のロンドンエアポート(うーむ,趣味がバレバレ)。ま,霧の出た日は天気が良い証拠なのであるが。

 どわーっ,酒井順子と負け犬会話をした鷺沢萠がぁ~(読売新聞)。ナンシー関は原因がハッキリしていたのでまだ納得できる部分があったが,特段どこも悪そうな所のない人に急死されてしまうと,かなりショックだ。しかも享年がワシと同じ。合掌。
 こーゆー才気溢れる人が夭折してしまうと,ワシみたいな小物はムダに長生きするよーな気がする。まー,ばったり行くまで頑張るしかないっすな。

 では行ってきます。

 ただいま。久々の学生実験。しかも数値計算。やっている教師は楽しいけれど,学生さんにとってはどうなのかな? プログラミング以外の所で苦労していたようだが。

 結局,自殺だったのね。何はともあれ,合掌。

Posted by tkouya at 08:10 PM

April 14, 2004

4/14(水) 掛川・雨

 しとしとと雨のそぼ降る日。

 補外計算をボチボチやる。思ったより多倍長計算の効果が出ているようで,ちょっと嬉しい。しかし,反応が怖いなあ・・・。
 あり? MPFRのベンチマーク結果を見ると,ARPRECが随分と酷いことになっている。わしの所の結果と随分違うなあ・・・。暇があったらP4マシンでも確認してみるか。

 日が変わらないうちに寝ます。

Posted by tkouya at 11:50 PM

April 13, 2004

4/13(火) 掛川・晴

 冬物パジャマにタオルケットと毛布・布団のセットでは,ちっと蒸し暑いかなぁ,という陽気になってきた。昨日は夏日になったところもあるらしい。こちとらのcs-pccluster2ルームもクーラーを使わないと辛くなってきている。実験講座の修了する7月まで持ちこたえて欲しいな。8月下旬にもフル稼働するんだし。

 今日は就職ガイダンス。明日から平常講義。もう6年目になるんだなぁ。月日の経つのは早いものよ。つっても定年まではまだまだ長いのであった。

 シンポジウム原稿の下書きを書く。ああ,あれもこれも必要なことに驚き,暇を見つけて計算せねばならぬ。ズレにずれ込んで,木曜日に一応upすればいいところか。土日はこの修正作業で終わりそうだなあ。もー,ドタバタと忙しいことである。

Posted by tkouya at 07:11 AM

April 12, 2004

4/12(月) 掛川・晴

 すっかり桜は散ってしまい,もう初夏の気温。新学期の準備でワタワタ。昔なら,こーゆーニュースにすぐに反応してうだうだ述べていたものだが,んな暇も興味もない。人より自分,と。

 などと言いながら,ネットにおける自分の評判を確認しようと(我ながら小心者だね)検索をかけたら,こういうページが。ふぅむ,多倍長のerf関数なら,MPFR 2.0.2からサポートしてますよん。一応わしも取り込んだんだけど,使ってないのよねぇ。今やっているシンポジウムの原稿が上がったらちょっと弄らないとな。

 この期に及んで未だにANSI Cでガリガリ多倍長やっている単純バカ兄さんとして,がんばりまーす。

Posted by tkouya at 10:30 PM

April 09, 2004

4/9(金) 掛川・晴

 昨日は新入生の合宿研修から戻り,学生実験のPPT資料をあらかた完成させ,帰宅してメシを食ったら途端に睡魔が襲ってきてそのまま爆睡。夜の8時に就寝して起床したら朝の7時である。小学生か,ワシは。

 本日中で何とか学生実験資料が完成するでありましょう。今更ながら,多倍長計算についての文献が驚く程少ない,というより皆無に近い状況に驚く。πの計算するだけの代物ではなく,もっと役に立つんだよ~,という主張を盛り込んだ始めての日本語資料ではないかな。こんだけマシンリソースが有り余っている状況で,せいぜいFFをするだけではもったいないではないか。まあ,数値計算に通じている人にとっては「何を当たり前のことを」という内容になるけど,文字に起こしてまとまった文書にすることでまた見えてくるものがある・・・ハズである。頑張りましょう。
 明日にはNAS2004の原稿をあらかた完成させねば。新規講義の準備もせねば。やることが山積みである・・・すいません,U先生,査読報告書はもう少しお待ち下さいませ(こればっかりや)。

 内田樹先生のページが移転された。blogになってより見やすい形式になっている。愛読者としてはありがたい。

 ふーん,Vine 3.0は夏までにリリース,XはX.orgを利用か(/.)。全くライセンスだの政治的な動きだの,一介のユーザには複雑怪奇な世界だわい。もっとも,すっきりしゃっきりしていない世界というのは民主的とも言える訳で,あんまし苛ついてテロに走ってもいいことはない。事実を見据えて出来うる限り,相対主義で行きたいものである。

Posted by tkouya at 08:53 AM

April 06, 2004

4/6(火) 掛川・晴

 ピーカン晴れ。そろそろ新茶の季節である。

 今日は入学式。もー,全然新年度の準備は出来ていないし,2週間後にはNAS2004の原稿も書かねばならないのにまだ構想段階。翻訳のチェックも全然だし,やること満載。趣味に時間が割ける状況ではなく,本も読めない・・・つーか,読もうという気分にはならない。このWeblogを書くポテンシャルも落ちているので,大分間隔が空くかも。すいません。

 批判の多かった「ゆとり教育」導入の経緯(朝日新聞)。この記事は,今の「ゆとり教育批判」の風潮に乗っかっているのでやっぱり批判的な論調である。しかし,前にもわしは日記に書いた通り,あの当時(より前でも)は「ゆとり教育万歳」「受験戦争からの解放」を絶対善とす雰囲気だったのだから,その当時の文部省のお役人や審議会のメンバーは世論に配慮していたのだとも言える。犯人探しをするのなら,当時の責任者達に行動を起こさせた,真の原因を検証して欲しいなあ。・・・ま,今はリバウンド期にあって,針がちょっと振れすぎているキライがあるが,どうせまた「ゆとり教育批判」批判も起こってくるだろうて。

Posted by tkouya at 09:42 PM

April 04, 2004

4/4(日) 掛川・曇後雨

 朝っぱらからドンヨリ。もうジャンパーの類は必要ないだろうと思いつつ,夜は肌寒いだろうと,一枚だけ羽織って出かけることにする。

 今回のWorkshopは掛川-新幹線->品川-京急->羽田-ANA->能登-高速バス->金沢-JR->今庄-自家用車->敦賀-JR特急->米原-新幹線->掛川というルートを辿った小旅行であった。一度,ド田舎の空港を体験してみたかったのである。
 能登空港は,170名乗りのジェット機で一日二往復,羽田と結ばれているだけの小さな地方空港である。それでも搭乗率は80%を維持しており,今のところ順調のようだ。

 notoairport.jpg

 全く,これがわしの居る内に出来ていれば,転職なんぞしなかったろうになぁ(ウソ)。

 ただいま。

 奥村先生は三重大学へ転出。Webサイトもそちらへ移転。うーむ,日本の税金の使い方としては最上級の部類に入るな。日本のTeXサイト本家が,たとえ一時期とはいえアクセス出来なくなるのは辛いモンがある。一安心。

 明後日には入学式,その次の日からは合宿研修。いよいよ新学期である。今年度こそ,○○は絶対に○○○して,○○に○○してやろう。努力したところで,どーも○○の才能に欠けるらしく,大した○○もないようだしな。前半は○○○もないし,カリキュラムも新旧の統合が進んだし,○○も○○そうである。がんばんべー。

My own memo about Numerical Computation of Matrix Exponential


  1. Expokit・・・Fotrran/Matlabのパッケージ
  2. "Nineteen Dubious Ways to Compute the Exponential of a Matrix, 25 Years Later"・・・一番まとまっていると思われるReview論文

Posted by tkouya at 06:37 PM

April 03, 2004

4/3(土) 今庄->掛川・曇

 Workshopから帰還。うーむ,有意義ではあったが疲れた。何故だが次回Workshopの幹事に指名されたので,また7月からスケジュールと場所の選定をせねばならぬ。
 これからシンポジウムの原稿を書かねば。忙しいなぁ。新規科目の準備もいるし,あーしんど。

 今日はしんどいので寝ます。

Posted by tkouya at 05:31 PM

March 30, 2004

3/30(火) 掛川->東京->掛川・曇後雨

 久々に日が変わってしまった。あーもー,workshopの資料が書いても書いても終わらない。ただいまPPTファイル40ページ。

 先週末から少しずつ疼いていた右上の奥歯(親知らず)が等々我慢の限界を超えて痛み出し,その周囲の歯茎まで腫れだした。で,早速歯医者に駆け込んで治療してもらう。応急措置の後,抗生物質と痛み止めをもらって帰る。・・・でもまだ歯茎の腫れは収まらない。はーイタイ。本日朝一でもう一度治療してもらうことになっている。でもちゃんとした詰め物の型を取っておしまいなんだろうな。

 ・・・と,疲れたのでこの辺で寝ます。

 起きました。・・・と,もう人間ドックの年になったのだなあ。人生の半分を負け犬として過ごしていると,もう染みついてしまっている。ま,それも良きかな。では歯医者に行って,そのまま東京へ行きませう。

 ただいま。大師匠の所で久々に研究の相談に乗ってもらい,あれとこれをまとめなさいということになる。うーむ,まずは一度喋って反応を見てから決めることにしよう。
 ついでに,わしが大学院の時に数値計算を講義して頂いた川上一郎先生のWebページを教えて頂く。あのテキストは名著だと思っていたが,その後はちゃんとTeXに変換されたようで,現在はきれいな組版のPDFファイルを見ることができる。固有値問題の解説,特にQR法については実装上の工夫がかなり詳しく書いてあるので,参考になるぞい。・・・ちなみに,わしが先生のページをリンクしたことは内緒だ。よいな。

Posted by tkouya at 11:40 PM

March 27, 2004

3/27(土) 掛川・晴

 朝方はまだちょっと肌寒いが,日中は上着要らず。春である。

 数値解析シンポジウム,初日だけの参加&講演をお願いして,O.K.の返事を頂く。どうもすいません>I先生。木曜日は学生実験なので抜けられそうもないのである。もう講義期間内の平日ぶっ通しの研究会参加は難しくなっている。ま,しゃーないのだが。

 さて,これから原稿書きをせねば。その前に某学会に原稿を投稿せねば。ああ忙しい・・・って,この年で暇だったらどーしよーもないけどな。

 ・・・と,ボチボチメシの蒸らしも終わったようだし,ご飯にしようっと。カレーを作る時には,野菜をあらかじめ電子レンジで下ごしらえしておくと,野菜臭さが取れることを発見し,面白がってニンジン一杯のカレーを作ってしまった。豚肉もたっぷり入れたから,まあまあの出来。ではいただきます。

 のと鉄道能登線(穴水~蛸島),来年には廃止方針とのこと。ま~,時間の問題ではあったな。輪島線(穴水~輪島)が廃止されたのはもっと以前だが,これは輪島~金沢の特急バスとの競争に負けたという要因が大きかったようだ。今回も似たようなモンかな。
 ちなみに,わしゃ6年も穴水に居たけど,穴水以北の鉄道には一度も乗る機会がなかった。クマすら通らないような立派な農道を自家用車でかっ飛ばした方がずっと速く到着できたからである。道路も鉄道もってのは,過疎に悩む地域には贅沢すぎる望みである。悲願の空港が出来たんだから,よしとせねば。

 だからという訳ではないが,今度のワークショップに参加する際には能登空港経由で金沢へ出る予定。穴水駅まで行って鉄道を使おうと思ったのだが,この時間はタクシー以外の手段がないようだ。うーむ仕方がない,金沢までの特急バスで穴水は素通りかなぁ。・・・こんなんだから,廃止にもなろうというものである。

Posted by tkouya at 07:38 PM

March 26, 2004

3/26(金) 掛川・曇

 ヒンヤリする金曜日。昨日は八重洲ブックセンターと書泉ブックタワーを流した後,六本木ヒルズでGGF報告会に参加。終了後は予定通り鈴本にて落語を堪能し帰宅する。で,今日はのんびり。
 んが,本日になって,昨日通ったばかりの六本木ヒルズの回転ドアで事故発生イワエモンはお亡くなりになってしまわれるし,全くいろんなことが起こるわい。

 本日は,肉じゃがを作って,ホッケの開きと共に食する。毎日ヒッキー生活なのだが,何せ負け犬であるから,全部自分で作らねばならない。3食まともに作っていると,それだけで結構時間が食われるんだよなぁ。主婦は偉大なり。

Posted by tkouya at 09:11 PM

March 24, 2004

3/24(水) 掛川・曇時々雨

 肌寒い日が続く。桜も戸惑っていることであろう。

 午前中,トチ狂った犬の鳴き声が聞こえてくる。しかし,耳を澄ませて良く聞いてみると・・・怒鳴り散らして喉が枯れきった男の声なのである。日本語なのだろうが(うちのアパートにはFilipinaやBrazilianもいる),何を言っているのか判らない。恐る恐る台所の窓を開けて除いてみると,わしの棟の斜め向かいの棟の一階で,若い男とおぼしき輩が玄関ドアをドカドカぶん殴っていた。うーむ,生サイバラを目撃できるとは。時々,甲高い女の声が響くところもナイスであった。安アパートならではの風情である。

Posted by tkouya at 05:42 PM

March 23, 2004

3/23(火) 掛川・曇

 灯油の最後の備蓄分を消費しまくったところで,寒い日が続く。っつっても,東京の方は雪もちらつく程だというから,こっちはまだまし。何だかんだ言っても遠州は暖かい。

 完全休養日。長さん死去の衝撃から覚め,ぼけらーっとして過ごす。食料品は買い込んであるので,自炊生活を楽しむ。先ほど,アサリのみそ汁に水菜のサラダ,ホッケの干物を食したところ。久々のまともな日本人的夕食である。明日の便通が楽しみである。どーも,肉食は胃腸に良くないようで,ステーキやハンバーグを食った翌日は必ず便秘気味となる。それでなるたけ自宅では一汁一菜メニューを作っているのである。わしの自堕落な学生時代を知っている友人どもは「お前が自炊?信じられん!」とほざきよるが,こちとらもうええ年の負け犬である。メシぐらい作るわい。

 とはいえ,折角なので完全復活した鈴本にも行きたい。ちょうど良い具合に,Grid Forumの報告会があるそうなので,木曜日に日帰りで出かけることにする。六本木ヒルズ内にあるアカデミックヒルズが会場なので,ちょっと楽しみ。帰りに鈴本に寄って帰る予定。ふふふのふ。

Posted by tkouya at 08:01 PM

March 22, 2004

3/22(月) 掛川・雨

 ああああ(号泣)。長さん,長い間お疲れ様でした。ああああ(以下略)

Posted by tkouya at 07:08 PM

3/22(月) 掛川・?

 えー,予定通り,翻訳,終わりませんでした(泣)。II.2は清書が,II.6/7は18頁ほど未訳のままです。すいません>小生御大
 しっかし,翻訳完成部分の99%をチェックする方が先決事項だったりする。つーか,このまま残り部分を無理矢理日本語に起こしてもワケワカになりそうである。ならし作業をしつつ,完璧なものに練り上げた方が得策と判断致しました。・・・いや,何を言っても言い訳にしかなりませんな。完成していないんだからさ。前にNHK教育TVの番組で,山本一力さんが「自分に対してなら,なんっっとでも言い訳できる」と言っていた台詞が身に染みる・・・すいません~。
 こりゃぁ,今週いっぱいかかるワサ。しかし自分の研究も4月からの実験準備もしなきゃならない。もう翻訳ばかりやっていられないので,あれこれ時間調整をしつつ,3/31までには,今度こそ完成予定のつもりで頑張ります~。

 ああ,やっぱり日記を書くと,フラストレーションがすっとんで気持ちがいい。こちらも気晴らしてがら,再開しまーす。

Posted by tkouya at 02:11 AM

March 20, 2004

3/20(土) 掛川・晴

 今夜には何とか一通り完成予定。しかし・・・日本語になってないぞ~。これを直す方が大変・・・。

 うまくいけば月曜日から日記完全復活(予定←これが外せないところに意志の弱さが・・・)。

Posted by tkouya at 05:31 PM

March 18, 2004

3/18(木) 掛川・雨後曇

 死に物狂いでサボりにサボっていた翻訳作業をゴリゴリと進める。

Posted by tkouya at 08:01 PM

March 14, 2004

3/14(日) 名古屋->掛川・晴

 昨日は小生御大の還暦祝いに出席。主賓はまだ若く見えるので違和感がある。還暦祝いには主賓より年上の先輩は呼ばないのがしきたりなんだそうな。勉強になる。2次会に出席して栄のホテルに帰宅。
 起床したら,そんなに飲んだ訳でもないのに偏頭痛。新幹線に乗り込んだら下痢っ腹になり,掛川到着直前まで2号車の洋式トイレでうーうー唸っていた。どうにか下車して帰宅。何故か頭痛の方はすっとんでしまい,いまは腹も頭もすっきりして,こうして日記を書いているという次第。メールチェックをするも,職場のサーバは停電につきストップしているので殆ど新着なし。静かな日曜日である。

 帰りの新幹線車中で,阿刀田高のエッセイ集「陽気なイエスタデイ」(文春文庫)を読了。ケレン味のないすっきりした文章は,いつもながら見事。バランスの取れた大人の知性って奴に欠けるワシとしては,こういうエッセイは理想でありながらも見果てぬ夢という気がする。

Posted by tkouya at 10:36 AM

March 12, 2004

3/12(金) 掛川・曇

 春の陽気。毛布が不要になった。

 NTT西日本エリアな人間なので,Bio@homeのモニターとして登録申請する。自宅のマシンはCeleron 1G Hzな上,ADSL 1.5Mbpsと非力なので,まずはCPUのみ,ポイント要らずで申請してみることにする。どうなるかな?

 某所のXeon SMPマシンを試す。どうやら,同じNode内でMPI同期通信してはいけないようで,もの凄く遅くなる。

[user01@hogehoge01 mpibnc]$ mpirun -nolocal -np 2 ./test
Process 1 of 2 on hogehoge02.localdomain
Process 0 of 2 on hogehoge02.localdomain
Prec: 512 bits(154.127358 decimal digits)
----- Ping Test Start -----
Total Time: 160.032978, (0.001600 Sec/SendRecv)
----- Ping Test End -----
[user01@hogehoge01 mpibnc]$ mpirun -np 2 ./test
Process 0 of 2 on hogehoge01.localdomain
Prec: 512 bits(154.127358 decimal digits)
----- Ping Test Start -----
Total Time: 159.989746, (0.001600 Sec/SendRecv)
----- Ping Test End -----
Process 1 of 2 on hogehoge01.localdomain
[user01@hogehoge01 mpibnc]$

この速度はP3 100BASEのクラスタ並みである。ただ,4PE使って同じNode内での通信速度を測ると,今度はもの凄く速くなって計測不能なぐらいになってしまう。

[user01@hogehoge01 mpibnc]$ mpirun -np 4 ./test4
Process 0 of 4 on hogehoge01.localdomain
Prec: 512 bits(154.127358 decimal digits)
----- Ping Test Start -----
Total Time: 0.000133, (0.000000 Sec/SendRecv)
----- Ping Test End -----
Process 3 of 4 on hogehoge02.localdomain
Process 2 of 4 on hogehoge02.localdomain
Process 1 of 4 on hogehoge01.localdomain
[user01@hogehoge01 mpibnc]$

どうなっているのかなぁ?

Posted by tkouya at 07:27 AM

March 09, 2004

3/9(火) 掛川・晴

 寒さは一段落した模様。

 さんざん相手を手こずらせてようやっと某所のClusterマシンにSSH経由でログインできた。うーむ,うれしさもひとしお。どうもお世話になりました>Nさん
ちなみに,SSHクライアントはPuttyを使いました。日本語の解説は,例えばこちらとかがあります。
 で,迷惑も顧みず,GMPだのMPFRだのBNCpackだのMPIBNCpackだのをぶち込んで(勿論,homeディレクトリに),あれこれ試す。さすがRedhatでIA-32だけあって,そのまんま動作する。
 HTなんてまがいモンではない,ホントのSMPマシン初体験なので,MPIでプロセスをプリントすると

[user01@hogehoge01 mpibnc]$ mpirun -np 16 ./print_process
Process 0 of 16 on hogehoge01.localdomain
Process 11 of 16 on hogehoge06.localdomain
Process 3 of 16 on hogehoge02.localdomain
Process 5 of 16 on hogehoge03.localdomain
Process 8 of 16 on hogehoge05.localdomain
Process 7 of 16 on hogehoge04.localdomain
Process 6 of 16 on hogehoge04.localdomain
Process 4 of 16 on hogehoge03.localdomain
Process 12 of 16 on hogehoge07.localdomain
Process 13 of 16 on hogehoge07.localdomain
Process 14 of 16 on hogehoge08.localdomain
Process 15 of 16 on hogehoge08.localdomain
Process 9 of 16 on hogehoge05.localdomain
Process 1 of 16 on hogehoge01.localdomain
Process 10 of 16 on hogehoge06.localdomain
Process 2 of 16 on hogehoge02.localdomain
[user01@hogehoge01 mpibnc]$

ってな感じになる。ふーむ,きれいに2processes / 1node で動作するのね。ちょっと行列積を試してみると,さすがに我がcs-pccluster2より速いようだ(当たり前だ)。対コスト比では負けないんだがなぁ。

 今月はクラスタ三昧になりそうな予感。

Posted by tkouya at 10:38 PM

March 08, 2004

3/8(月) 掛川・晴

 さっっぶー。桜の開花も目前にしてこれだもんなぁ。もう灯油を補充する必要はないと思っていた矢先だったので,ストーブのタンクも空。慌てて昨日買い出しに。

 翻訳週間再開(予定)。どーなる?

 どーにもならない(泣)。

 確定申告に行く。国税庁のWebページから書類を作って持っていき,念のためチェックを受ける。白黒プリンタによる出力でも構わないとの事だった。なーんだ,拍子抜け。来年からはばっちり作って郵送して済ませてしまおう。

 mpfrが2.0.3に。ちまちまとbug fixした模様。そろそろこちらもupdateしなきゃな。MuPADも3.0になったようだが,さーて。

Posted by tkouya at 09:16 PM

March 07, 2004

3/7(日) 掛川・晴

 等圧線は冬型を維持しているらしいが,遠州名物の空っ風は止んでいる。ピーカン晴れ。メシを作って洗濯して仕事する予定。

 そろそろ確定申告せねば。税務署のWebページから計算した書類はあるが,白黒印刷なのでちと不安。郵送してきた書類に転記して持っていく事にする。

 仕事中,珍走団かとおぼしき輩がやたらにエンジンをふかしていた。うるせいなぁと怒鳴ってやろうかと思うも,逆恨みされてはたまらないので思いとどまる。全く,小林よしりんから空手チョップを食らいそうな態度だが,こっちも自分の身がかわいい(ぉい)。
 ベンチマーク,大体終了。あとは月末に向けて文案を練る予定。明日から翻訳再開。ガンバらねーば。

 NASAの探索機が火星に着陸して,調査結果を送ってきているようだ。そーいや,Apollo計画がガセだと叫んでいる人がいるようだが,今回のこの火星探査もインチキだと主張している人がそろそろ出現しても良さそうなモンである。どこかにいらっしゃるのかな? ・・・いえ,別にお友達になりたい訳ではないので,連絡は結構ですぜ。

Posted by tkouya at 05:58 PM

March 06, 2004

3/6(土) 掛川・強風・晴

 突風吹き荒れる春の土曜日。もうすぐ桜の開花宣言もあろうかという時期なんだが,冬将軍が最後の悪あがきをしているって感じ。

 補外法の原稿,ボチボチ周りの人に相談しているが,まあ大体バカにされているな。まあしかし自分としては面白いと思うネタなんだから,いっちょまとめてみるか,ということで大体のストーリーは頭の中で出来上がっている。後は数値実験をきちんとやって,第一稿を書き上げるだけ。えいやっと投稿するのではなく,少し慎重に練り上げていく予定。
 某学会に投稿予定の原稿を手直しして共著者に転送。今月下旬には投稿予定。さて採択されるかどうか?
 お仕事一杯。もうちっと人手のある所だと,パラレルに幾つもの仕事が流れているのだろうが,余裕のない個人商店ではそうもいかない。出来る範囲で頑張ろうっと。

 これから買い物して出勤。家でぼーっとしている時間がもったいない,今日この頃。正しい負け犬生活を送っている。

 ただいま。とりあえず,数値積分の並列化が終了。あとはベンチマークと,原稿の下書き。明日でけりを付けないと翻訳がぁ~。

 マンションに関する文句(朝日新聞)。最後の「電気の容量が不足していて、キッチンの電化製品を同時に使うとブレーカーが落ちることがある」ってのは設計者の責任者じゃないような。

 ということで寝ます。

Posted by tkouya at 10:42 PM

March 05, 2004

3/5(金) 掛川・晴

 昨年8月のWebページ移転以来,ずっと単調増加してきたアクセス数にもかげりが見えてきた。ま,この辺が臨界点でございましょう。そろそろ初心者向けの文書を書く必要もなくなってきたし(そのうちまたやるかも知れないけど),きちんと自分の専門と向き合う時期かな,と思う。頑張りまっしょう。

Posted by tkouya at 08:42 AM

March 04, 2004

3/4(木) 札幌->掛川・雪後曇

 ただいま帰宅。午後2:30千歳発羽田行きのANA便に乗ったのだが,離陸直前は吹雪で,どーなることかと冷や冷やした。着陸の時は羽田空港が過密状態で,茨城県上空で10分間,ぐるぐる回される始末。何はともあれたどり着いたから一安心。

 Hokke2004はずーっと聴講しているだけだったので気が楽。その上,ちゃんと自分の仕事も出来た。一人30分の持ち時間があるので,introduction部分から説明がなされた講演が多く,為になる。今年は頑張らないと,と新たな決意。まずは某学会に投稿だな。明日は修正稿を書いて共著者に回さねば。あー,息つく暇もない。

 往復の機中では大塚英志「「おたく」の精神史」(講談社現代新書)と三井・小藤・齊藤「微分方程式による計算科学入門」(共立出版)を読む。前者は懐かしいと思うと同時に,著者の実直な人柄が伝わってきてナイス。後者はもう手放しの絶賛,快挙である。どちらも買うべし。

 おや,負け犬さんが新連載を始めたようである。さすが負け犬だけあって,「意地悪」とはイイ着眼点である。底意地の悪い負け犬仲間として,大いに応援させて頂く。
 お,石田ゆり子も「負け犬の遠吠え」を読んだか・・・ふーむ,そーゆー切り抜け方もあるか。さすが女優だ(どういう意味だ?)。でも,妹さんの言う「皮肉っている」ってのは違うと思うな。事実をありのまま言っているだけである。

Posted by tkouya at 08:12 PM

March 01, 2004

3/1(月) 掛川->札幌・?

 はーもー忙しいったらありゃしない。10時羽田発の飛行機で札幌へ。帰宅は4日(水)の予定。んでは。

Posted by tkouya at 06:08 AM

February 29, 2004

2/29(日) 掛川->浜松->掛川・雨後曇

 むぅ,朝一で出かけなければならない日はきちんと目が覚めるようになってきたな。責任感が出てきたという事なのか,単なる老化現象か。

 TVゲーム離れ?(朝日新聞)。あーんなに技術とセンスと金をぶち込んで作り上げたモノなのに,イイモンとして語られた事がなかったな>TVゲーム。画面よりも人間に向かえという時代の圧力かしらん?

 ではボチボチ行ってきまーす。

 ただいま。滑舌の悪いorganizerで失礼致しました。さて,風呂に入って寝ます。明日も早いし。

 あ,Kernelをupdateしなきゃ。と言う訳で,ここを参照してrpm -Fvhする。showさんが言う通り,Linuxもすっかりmajor OSに成り上がってWindows化しているのかも。

 ふーん,Clustermaticなんてのがあるんだ。SCoreのお仲間ね。これを使ったDisklessのClusterのお値段が・・・げげげ。ちなみにワシのcs-pccluster2はトータルで80万円なり。・・・商売しようっかなぁ~(笑)。

 いい加減,寝ます。

Posted by tkouya at 11:28 PM

February 28, 2004

2/28(土) 掛川・?

 何だかやるべきことが次から次へと思い浮かんで,一日中浮かれっぱなしであった。ついでに,○○○○○○がムクムクとわき上がってきて,金輪際○○には○○しまい,○○は○○に○○○○,ことに○○の○○に対しては,と決意する。2度目のような気がするが,ま,いいか。

 リリースする文書多し。恥をばらまいているような気がするが,もう中年だからいいのである。

 ここんとこずーっとMPiBNCpackを弄っているが,さすがにC onlyではプログラムがごちゃごちゃ,見づらいったらありゃしない。とはいえ,今更Fortran77で書く気にもならないし,Fotran90なんてコンパイラがバカ高いので敬遠したい(Omniは別)。g95は道半ばのようだし・・・。C++という手は今更だしなあ。折角やるんならスクリプト言語とかませたい・・・ということでRubyをチラチラと眺める。

 明日はJeLA2004である。どーなることやら。

Posted by tkouya at 10:03 PM

February 27, 2004

2/27(金) 掛川・晴

 紀要原稿,無事(?)入稿する。はぁ~,これでまた目前の締め切りがすっきりさっぱり。あとは翻訳・・・が,頑張りマース。

 何だかんだで今年の仕事が見つかりつつあるのが嬉しい。さて,気合いを入れ直して頑張りますか。

 毎年恒例の異動の季節となった。うちでも二人が退職され,一人が新年度から着任される。そーいや,奥村先生も異動されるようで,あれだけ賑わっていた「日本のTeX情報」や「TeX Q&A」はどうなっちゃうのかな?

Posted by tkouya at 08:29 PM

February 25, 2004

2/25(水) 掛川・晴

 日中は19度まで気温が上昇したそうだが,ドタバタしていたので全く気が付かなかったな。
 若い力の助力を得て,cs-pccluster2のお部屋をすっきりさっぱりさせる。あー,これでようやっと隙間が出来た。しかし,一見すると,普通のPCルームにしか見えない。夏休みのOpen Campusまでに,clusterにもなるんですよーという分かりやすい記号が必要だな,どうすべぇか。

 紀要原稿鋭意執筆中。今日中に打ち込まねば。明日には校正せねば。明後日には提出だぁ~。

 非対称実行列向け並列Lanczosってのはどうかと思いつく。・・・気が多いからまとまらんのだよな。しかし,SWoPP向けにはいいネタかも。今年は論文の種になりそうな口頭発表を3~4回はこなせそうである。さぁ~,頑張るぞ~。

 このサイトのアクセスログを見ると,段々favicon.icoの登場回数が増えてきた。嬉しいが,T大とかT大とかK大とかK大とかからfavicon.icoをアクセスされるとビクビクものである。全く,これでは自分の業績を誇る事は力一杯やるのだが,他人の業績をきちんと評価する事には無頓着な老大家の悪口なぞ,書きたくても書けそうにないではないか。困った事だ。

 アクセスは順調に単調増加している。でもRobotが増えたから,大して嬉しくもない。Rankingが上がらなければ,サーチ結果のトップページから遠く離れた所にしか登場せず,忘れ去られるだけだしね。・・・ま,それもまたよし。

Posted by tkouya at 08:45 PM

February 24, 2004

2/24(火) 掛川・晴

 紀要原稿鋭意執筆中。scalabilityを持たせる事の出来る大規模線型ODEを試すところまで行き,どーにか並列分散任意精度solverについて述べる事が出来そうである。しかしつくづく,IVPってparallelizability(んな英語あるのか?)に欠けるよなぁ。

 「負け犬の遠吠え」,既に今月のクリック数ランキングトップ10入りを果たす。むぅ,だめ押しする必要があるな・・・そしてもっと日本に「負け犬」が増えてくれれば幸い(わしにとっては)。

Posted by tkouya at 08:44 AM

February 21, 2004

2/21(土) 掛川・曇り後晴

 PC Clusterを本格的に初めてから一年になるが,段々とやる事が増えてきて,土日が一番働ける日とばかり,ずーっと仕事をしている。今日もMPIで並列補外法のプログラムを書いてしまった。研究者としては正しいあり方だが,世間一般からは外れているような気がする。
 昨日は,帰りの新幹線車中で「負け犬の遠吠え」を吹き出しつつ読了する。「オスの負け犬」で,典型的な「ダレ夫」(オタ夫もブス夫も混じっているな)であるわしは,土日も休まずパチパチとキーボードを叩いている間にも,ますます負け犬度を増し,長谷川町子路線(んなにかっこいいモンにはそうそうなれないが,目標としては,ね)をまっしぐらに突き進んでいるのである。このまま朽ち果てるところまで走ってみるとするか。

Posted by tkouya at 09:07 PM

February 20, 2004

2/20(金) 掛川->東京->掛川(予定)・晴

 今日は東京行き。日帰りの予定。一ヶ月ぶりかな。では行ってきます。

Posted by tkouya at 08:23 AM

February 19, 2004

2/19(木) 掛川・晴

 ピーカン。それ程寒くはない。日も長くなってきた。

 「Intel以外はみんなハッピー」(PC Watch)ねぇ。IA-64とかもてはやしていたのに,これでは次のコンシューマー向けPCの主流はIA-32e/AMD64路線で決まったようなモンである。量産によるコスト削減が見込まれることを勘案すれば,わしんところのcs-pccluster3はこれで決定かなあという気がする。この記事によれば,IntelがAMD64互換(という言葉は屈辱的かしらん)路線に踏み切ったのは,M$の働きかけが大きいということである。
 なんか,強大な軍事力を持つUS(M$)が「悪の枢軸」(Intel)に圧力をかけて問題解決を図るってパターンに似ているような。サヨクが嫌悪する図式だが,結果を見れば「圧力もまた良し」と思わせる面もある。わしみたいな小市民ウヨクはそこに期待しちゃう所もあるんだよなあ。世の中複雑である。

Posted by tkouya at 08:58 AM

February 18, 2004

2/18(水) 掛川・晴

 卒研発表会終了。同時に,査読をサボっていた論文を,著者が取り下げたという連絡が来る。ふへぇ~,これで当分,締め切りがある仕事は紀要原稿だけとなる。さーって,心機一転,自分の仕事に邁進しようっと。
 でもぷちめれはまだお預け。ああ,もう,本が貯まって崩れそうである。早く再開したい~。

Posted by tkouya at 09:24 PM

February 17, 2004

2/17(火) 掛川・晴

 昨日っつーか,今日の朝方までGrapherLibraryを扱っていた。作った本人が読めない事を書くのは気が引けるので,以下は下手くそ英語で書く。Because I'm reluctant to write Japanese comments that the author can't understand, English comments follows.

This library creates a Postscript file and a TeX file attached to it. Both files are used to be embedded in a TeX document. Although it is similar to PGPLOT, GrapherLibrary is a more primitive tool to draw very precise mathematical 2D graphics.

The current GrapherLibrary is written in old C++ coding style, and cannot be compiled by g++ 3.x. If you will compile it by using newer g++, you would see many warning messages. It is easy to delete these warnings by using std namespace. This is my first modification for it.
Secondly, "GPATH" environment variable is made unused. Lastly, I made "libggg++.a" from compilled GrapherLibrary.
Whole modifications are very easy. But modified GrapherLibrary is just fitted in my current Linux environment. This will not be opened, of course.

 通じるかしらん? ま,一応義理は果たしたってことで。

Posted by tkouya at 08:14 AM

February 14, 2004

2/14(土) 掛川・晴後雨

 春一番が吹いたそうな。

 Valentineだが,もう縁がなくなって随分になる。昨日,静大の学食で一口チョコレートをサービスしていたので思い出したぐらいである。今日はGoogle Toolbarが祝ってくれた。

google-valentine.gif

 もはや空しいとも思わない。枯れたってことかしらん?

 久しぶりに「平滑化」を使ってみる。まーねー,A stable解法が定着してからは,あんまし御利益はないんだけど,ま,やっておくかってことで。

今日の格言: 「ギャグ漫画家と果物は腐る(or 白いワニを見る, 失踪する, 海外に逃亡する)直前が一番おいしい」

Posted by tkouya at 08:42 PM

February 13, 2004

2/13(金) 掛川->浜松->掛川・晴

 暖かい日。日中は薄手のジャンパー一枚で十分。

 浜松にて非常勤講義の定期試験を実施する。ちょっと甘すぎたかなあ,と反省。学生さんはもっとヒーヒー言わされるべきなのである。
 一枚だけ残ったJRの回数券の有効期限が今日までであったので,久しぶりにJRとバスを乗り継いで出かけた。あー,やっぱり乗り物の運転は人にやって貰うに限る。つくづく自分には運転の才能がないなあと思う。自家用車の必要がない生活に憧れる今日この頃。

Posted by tkouya at 07:47 PM

February 11, 2004

2/11(水) 掛川・?

 天気健忘症がすっかり定着した今日この頃である。

 日本が出来た日らしいが,こういう,週の途中に入った休日を本当に休んでしまうと調子が狂うので出勤する。DKA, 補外,JeLA原稿に明け暮れる。

 最後の牛丼を眺める(朝日新聞,WMPファイル)。結局,「280円の」牛丼が愛されていたのか,280円の「牛丼」が愛されていたのか,どっちだったのだろうか? ちなみにわしは前者7割,後者3割である。

 ぐわーっ,Vine 2.6r3のインストールが終わったと思ったら,2.6r4が出てしまったぁ~。といっても,kernelは2.4.24に上げてあるので,そのままでもまあ大丈夫だろうけど。
 こういうことがあるんで,OSのメンテってのは大変だよなあ,とつくづく感じる。同じLinux Kernelを使っているとはいえ,Distributionごとにユーザ数が異なるから,どうしても世界規模で共通に使われているものが勢力を伸ばす事になる。M$の一社独占やら,商売が汚いとか商売が汚いとか商売が汚いとか(前にも言ったかな?)ってことはよく言われるけど,ここまでシェアを伸ばしたのはそれなりに理由のあることなのである。Win2Kが発売されるまでは随分待たされたが,悪戦苦闘ぶりはチラチラと聞こえてきていた。全く,インフラ整備は誰がやっても手間暇のかかることよ。

 新聞社も大変だなあ(毎日新聞)。

Posted by tkouya at 10:09 PM

February 10, 2004

2/10(火) 掛川・?

 晴れていたよーな,曇っていたよーな。

 あれほど意気軒昂だった安部英被告は,もう心神喪失状態だそうである(Yahoo News)。きちんと決着を付けて欲しかったが,これでこの裁判も終わりかしらん。

 目前に控えたやるべきことを逃避しつつ,別の仕事を進めてしまうという方法は,極めて非効率ながら,わしみたいなひ弱なズボラ人間にジャストフィットしている。ということで,JeLAのプレゼン資料を作らねばならないのに,Romberg/harmonic sequanceを使ったODE用補外ルーチンを作ってしまう。計算してみると,これが面白い結果をもたらしてくれた。今年の仕事のメインはこれになりそうな予感。

Posted by tkouya at 09:12 PM

February 07, 2004

2/7(土) 掛川・曇

 日中,ちょろっと雪がちらつく。

 頭痛。バファリンを1錠だけ飲んで昼寝。夕方,復活。
 復活ついでに,B.ROOT-SERVERS.NETの変更手続きをする。しかし,旧アドレスでもreplyを返すってのはありがたいが,renumberingの意味があるのか?

 のわはははは。某論文の著者が主張してたことを崩す計算が終了した。ふっふっふ。P4 with HT Clusterの勝利である。査読中なのでまだ公開できないが,論文掲載が決まったら早速公開しようっと。

Posted by tkouya at 06:22 PM

February 06, 2004

2/6(金) 掛川・晴

 いい天気。

 MACからMACへ転身・・・同ネタ多数だな。/.Jには二桁台のタレコミがあるに違いない。あ,やっぱり記事になった。

 では最後の非常勤講義に行ってきます。

 ただいま。大分Typoや間違いがあったので修正。ちみっと加筆したところも。これで次年度後期まで休眠状態かな。

Posted by tkouya at 09:25 PM

February 05, 2004

2/5(木) 掛川・晴

 帰宅途中に見た,まだ少し青みがかった天空に浮かぶ満月は見事であった。冬の乾燥した空気は限りなく透明で,目の前に灰色のブチが入ったボールが浮いているように見えた。文人なら気の利いた俳句でも短歌でもひねり出すところだろう。

 卒研,一段落。あとは頑張って発表練習をしてくれたまい>ゼミ生
 しかし,論文のリテイクを出しまくるのって,体力がいるよなあ。もっとも,変に弄くりすぎて,自分のミニチュアみたいなものばかり量産させるのもいかがなモノかとは思う。人間相手の商売はこの辺りの加減が難しい。

 Knuthの本が新訳されて出版されるようである(BK1)。元が変わった訳ではなし,新訳する事にどの程度の意義があるのかしらん? でもちょっと楽しみではある。

 微分方程式だけの数値計算法の本って,案外ないもんなんだよなあ。ことに,多倍長計算や,MPIベースのモノって,あまり見た事がない。今年はこれを目標に,いっちょ頑張ってみようかしらん。

Posted by tkouya at 11:31 PM

February 03, 2004

2/3(火) 掛川・?

 晴れていたよーな気がするが,自信がない。

 小生御大の還暦祝いが3月にあるので,会費を振り込む。わしは参加するだけなので気楽なモンだが,お世話役は大変である。何人ぐらい来るのかなあ。
 何にしろ,お年寄りのお祝い事は楽しくて良い。これから団塊の世代の先生方が続々と赤いチャンチャンコを着せられる事になるから,こういうパーティーも増えるんだろうなあ。

 FIT2004に投稿しようかと思っていた並列DKAだが,Originalityはほぼゼロだから,多分また落っこちるに違いない。Technical Reportと同時投稿にしておこうっと。3月中にまとめる予定。頑張り末世(古い)。

 さて,そろそろ紀要原稿向けの,並列分散多倍長補外ルーチンに着手せねば。まずは仕様をまとめてしまおう。これをやっておけば,秋口にあると思われるODE研究集会にネタが提供できるしねぇ。

 去年の12月から1月にかけて,このWeblogに記事書いて登録しようとすると,エラーが表示されて更新できないという事態が頻繁に起こった。特にアクセスが増加する午後8時以降に書き込むとてきめんにおかしくなった。
 それが,今月に入って急に収まった。更新にかかる時間も短くなったし,画像をuploadすると,サムネイルも登録できるようになっている。どうやらサーバを弄ってパフォーマンスを良くするついでに,Perl moduleも追加したようである。よきかな。

Posted by tkouya at 08:53 PM

February 02, 2004

2/2(月) 掛川・曇

 灯油の備蓄をMAXにした途端,不要になるという法則は,昔マーフィーという人が唱えていなかったか?

 今回のだら日記,1/30の記述を読んで,「春琴抄」を読んでいた時と同じく自分の目を押さえてしまった。うひー,ぐわーっ。・・・とり・みきによるイタイ話の中でも目に関するものは特段ダメだったな>ヲレ
 わしは一生コンタクトなんて付けないと決意を新たにする。

 期限を大幅に超過し,催促の葉書まで頂戴した論文の査読報告書を書き上げ,メールする。問題なければ即通しなのだが,見過ごせないごまかしがあったので条件付き採択に格下げとなる。あとは著者からの回答待ち。ま,よほどの事がない限り大丈夫でしょうけど。

 一日で並列DKAの再計算が終了する。ああっ,もうこのP4HT Clusterから離れられないぞ。

cs-pccluster2.jpg

 末永く頑張って欲しい。うん。間もなくPrescottが登場するようだが,もうIA-32には興味がないので,わしには関係ない。あと5年はこのClusterと共に研究しまくるぞ~。

 3/1~3/4のHOKKE2004に参加すべく(講演はしない),航空券を予約する。28100円なり~。

Posted by tkouya at 08:43 PM

February 01, 2004

2/1(日) 掛川・晴

 急に寒くなったと思ったら,ここんとこ数日は暖かい。このまま春になるのかな。

 並列DKA法は,P4HT Clusterにて,P3/Celeron Clusterより10倍速く終了した。正確に言うと,8CPUのP3/Celeronでの計算時間は,4CPUのP4HTでの計算時間の5倍かかっている。即ち,単純計算で,同じ8CPU使うと10倍違う事になる。ぐはーっ。プログラムは全く同一のものを使っているから,これは所謂「札ビラで問題解決を図る」典型例なのだが,それがこれほどとは。金持ち喧嘩せず,なのが理解できるような気がする(何を言いたい)。
 ちまちまとベンチマークを積み重ねてみると,いろいろな事が見えてくる。例えば,正方行列の積をIEEE doubleで計算する場合,Cacheミスによる速度遅延はP3/Celeconマシンの方がヒドイ。最高性能と比較して1/15になる。それに対してP4HTマシンではせいぜい1/4程度である。逆に,最高性能だけを比較するとどちらもそれ程変わらない。つまり,P4HTマシンではメインのRAMとCPUとの転送速度が劇的に改善されていることになる。・・・そりゃぁそうだよな,FSB 133MHz対400MHz(×2)だもん。単純計算で約3倍高速になってるのだから,この結果はほぼ説明が付く。逆に,L2 Cacheとの転送性能やIEEE754 double演算そのものの改善は,CPU clock数の比に対して殆ど見られないと言える。ここ数年のCPU Clock数の向上も打ち止めになりつつあるようだし,限界なのかしらねぇ。これからはCache consciousなアルゴリズムとそうでないバカアルゴリズムとの差が縮まっていくことになるのかも。

 出勤途中にはとあるゴルフ場の入り口がある。その少し先に見事な蓮池がある・・・というより,あった,というべきだな。
 今も池はある。しかし水がないのである。以前は水面にびっしり蓮の葉が茂っていて,誰が放流したのが,ルアーロッドを操ってバス釣りに興じる人がちらほら見られた。確かにブラックバスの生育条件としては申し分ない場所であったろう。
 それが災いしたのか,ある日突然,池から水が無くなった。勿論,釣り人も消えたが,同時に,春には満開の美しい花を開いていた蓮も大部分が枯れてしまった。今では,たまに雨水が貯まるごくわずかの部分で,枯れ果てた茎の間から若い蓮の緑がチラホラする程度になってしまった。
 池から水を抜いたのは,どういう理由なのか,正確な事は知らない。無責任な野次馬であるわしは,自分の所有物である池で他人がバス釣りをタダで楽しむのが許せなかったのだろうと,邪推している。以下は,この邪推の基づく勝手な感想である。
 ゴルフ場の経営者が頭に来て水を抜き,蓮を枯らしたのは,果たして賢明な判断だったのか? ゴルフに来る親父ども(とオバハンども)には,入り口に咲く蓮の花には興味のない連中が多いのかもしれない。しかし,無惨に枯れ果てた茶色い蓮の池は,以前にも増して目立っている。あったモノがなくなってしまったことに気が付く客は少なくないと思われる。サービス業として,入り口に枯れた植物をほったらかしにしているのはいかがなもんだろうか? とても「来客歓迎」の意をを表現しているとは思えない。せめて,池を埋めて別のものを作るとか,植えるとかすればいいのに。
 カッとなって辺りのものに極端な八つ当たり行為をぶつけてしまう事は,わしにもよくある。さすがに三十路を越えると,行動をとる前にそれがどの程度の後遺症をもたらすのかを計算することができるようになる。それでも後になって公開する事は続いており,それを反省するたびに,あのゴルフ場横の枯れた蓮池を連想するようになってしまった。

 こと,他人に情報を公開するという面ばかり強調されるWebだが,無視されている,と感じさせてくれることも多い。自分の書いた事に対する反応がない,ということは,普通に暮らしている市井の人間にとってはごく当たり前の事だが,それ故に「無視されるメディア」としてのWebの性質は見過ごされがちなことである。
 大人数が集まる匿名掲示板に罵詈雑言が多いのも,Webサイトに掲示板が設置される事が多いのも,Replyを貰いやすいWeblogが増えてきたのも,無視されたくないという心理の裏返しと言えるのではないかな。

 ぷちめれは翻訳終了まで封印する。早くても再開は3月以降になる。紹介したい本は山になっているが,まあ仕方がない。

Posted by tkouya at 05:49 PM

January 31, 2004

1/31(土) 掛川・晴

 久しぶりに天気を覚えていた(笑)。そのうちメシを食った事も忘れるのだろうな。

 いやぁ,二日はかかるかと思っていた計算が半日で終了していたのはびっくり。大規模計算だとGbE+P4HTの効果が出やすいのかしらん? 1CPUでの計測では,P3 1GHzの3倍程度の演算性能だったけど・・・。ま,明日になれば比較検討が出来るだろう。
 今日は全マシンのセットアップを完了させて,並列DKA法を走らせてみた。うーむ,壮観ではあるが・・・暑いったら暑い。日中は冷房が必要なぐらいである。暖房要らずなのはありがたいが,夏が心配だなあ・・・。

 これにてPC Clusterのセットアップは一段落。あとは滞ってしまった翻訳にけりを付けること,査読をすること(明日には書き上げないと~),JeLAの発表資料を完成させること,並列NIM及びharmonic法を実装しベンチマークを取って紀要原稿を作る事,FIT2004用の研究に取りかかる事・・・気が遠くなってきた~。

 おおっ,P4がまた値下げか。年度内にもう一度あるとは意外であった。もっともわしが買った2.8C GHzの値下げ幅は小さいものだが。

 200億円ねぇ・・・研究者にとっては朗報かな。結果にはそれに相応しい対価を支払うべき。問題は「対価」の算出方法であるが,しばらくは裁判沙汰にして判例を積み重ねるしかないのかねぇ。ま,わしには関係のない話ではある。

 源泉徴収票が揃ったので,確定申告の書類を書く。・・・毎度のことながら,税金額が決定すると怒りがこみ上げてくる。今年も公務員をいぢめる活動に邁進する事を決意する。

Posted by tkouya at 08:40 PM

January 30, 2004

1/30(金) 掛川・?

 出勤時には晴れていたような気がする。

 いい加減,日が変わる前に寝たいなあ,と思いつつ,今日はメールとPC Clusterにかかり切りとなってしまい,またこの有様である。ま,きちんと睡眠は取っているので,特段健康に支障を来している訳ではない。

 文書を書きながらcs-pccluster2を構築する。ついでに,当面使う予定のないOmniコンパイラまでインストールしてしまう。
 すんなり行くかと思いきや,途中,in.rshdがなかったのには驚かされた。大元のNetkitからnetkit-rsh-0.17を拾って来てコンパイル&インストールして何とかなったが。やっぱり時代はSSHなのかしらん? encode/decodeに計算リソースを費やされるのはイヤなんだがなあ・・・mpdを使え?いや,ごもっとも。
 mpichのサンプルプログラムが動作するところまでこぎ着けて一段落である。この時点で,既に文書は27ページにもなっている。これからLAPACK/ScaLAPACKインストール編だというのに,どこまで増えるのやら。ノウハウが蓄積していくのは嬉しいが,こちとらそれをoutputして学生さんに伝えねばならない立場なのである。こう錯綜した情報が多いと,どこから伝授して良いモノやら,正直困る。とてもじゃないが,「最初から手取り足取りお願いします」という方に,PC Cluster構築&活用は無理である。PCの組み立てや,OSのインストール,TCP/IPの環境設定ぐらいは自力で出来る必要がある。私自身はそれ程高いハードルとは思わないのだが,PCいじりが苦痛であるような人にはちんぷんかんぷんなのであろう。・・・ま,それで自分なりにまとめた文書を作っておいて,少しでも手助けできればと願っているのだが・・・でもねぇ・・・(以下略)。

 等と堂々巡りの思考に浸っていたら,6日間ブン回していたプログラムがようやっと止まった。いやったぁ~,これで記録に並んだ~。プログラムが間違っていない事は確認できたものの,やっぱり初期値は目分量じゃいかんなぁ,と痛感する。しかしこれも,cs-pccluster2で実行すれば,3日以内で結果が得られる筈なのだ。全く,技術の進歩は怖い怖い・・・。

 あー,今日は非常勤だった。早く寝ようっと。

 起きました。今思い出したが,理研でMPIの無料講座があるのね。わしも受講したいが,時間がない。MPIに触れてみたい人はi行ってみてはどうか。

 非常勤終了後,ATLAS/BLAS/LAPACKをインストールし,cs-pccluster2のテストを開始する。まずは4CPUを使って,DKA法に挑戦である。予定では月曜日には終了しているはず。文書は32ページに達した。最終的には50ページ近くになりそうな予感。

Posted by tkouya at 10:53 PM

January 28, 2004

1/28(水) 掛川・?

 ああ,また日が変わってしまった。私に平穏な日々が訪れるのはいつになるのだろう。今日もJJIAMから査読依頼が舞い込む。・・・インボーだ,アルカイーダの仕業だ。

 P4マシンでNew PC Clusterを作り始める。多分,2月下旬にはこの文書のVer.Up版をリリースできるだろう。今度はGbEとFastEtherの2重構成で,HTを使って疑似SMP環境にもできるから,あれこれやり始めると収拾がつかなくなりそう。適当なところで打ち切ってリリースしようっと。

 ね,ねむぅ・・・寝ます。

Posted by tkouya at 01:10 AM

January 26, 2004

1/26(月) 掛川・?

 翻訳,まだ終わらない。今週中になんとかしなきゃ・・・と言っているうちに,JSIAMから再査読論文が送付される。うがーっ。

 自宅で雑用をしているうちに,みそ汁用の鍋を焦がす。・・・弱り目に祟り目。マジメに仕事しようっと。

Posted by tkouya at 08:10 PM

January 22, 2004

1/22(木) 掛川・?

 風邪,大して悪化もせずに定着した模様。明日は非常勤の後,東京へ。そのまま一泊予定。

 小牧基地からIraqへ向けて,航空自衛隊員が派遣されたようだ。ニュースでは基地の外で労組が反戦デモを行っている様子が報道されていた。前の職場では村八分を恐れてやむを得ず労組に加入していたが,今も転職してなければあそこで警官を揉み合っていたろうなあと思う。知人がすぐ近くに転勤になっているが,あの中にいたのかなあ。
 今はfreeな立場でモノが言えるので言っておくが,全く,派遣される方も,デモに駆り出される方もイイ迷惑である。いいよなー,お偉方はよー。けっ。

 翻訳,ボチボチ再開。今日できりのいいところまで進めたい,ぞ,と。あと8日で,残り4節分を上げてしまわねば。ぷちめれ本格再開はその後,2月からの予定です。しばらくお待ち下さい(誰が待っているというのか)。紹介したいDVDやら漫画やらが貯まっているので,まずは目の前の仕事を切り上げるべく,ガンバリまっす。

Posted by tkouya at 08:06 PM

January 21, 2004

1/21(水) 掛川・?

 風邪を引いた模様。感染源は分かっている。後で損害賠償を請求する予定。
 何も出来ず,寝ます。

Posted by tkouya at 09:22 PM

January 19, 2004

1/19(月) 掛川・?

 尻に火が付いてきた。頑張りマース。

 本日,NHK BS開通。ものごっつきれいに映像が映る。テンパっているにもかかわらず,Hitchcockのドキュメントに見入ってしまった。ああ,やっぱりGlobal standardな番組はいい。静岡の郷土力士の取組紹介なんぞは不要である。ということで調子に乗って,衛星カラー契約の申し込みもしてしまう。
 働かねば。

Posted by tkouya at 10:17 PM

January 17, 2004

1/17(土) 掛川・雪後雨

 何故こんなにちゃんと天気を覚えているかというと,今日は職場で場外見回りを担当したからである。靴底に敷くカイロと,衣服に貼り付けるカイロを纏い,重装備で一日中外をうろうろしていたのである。あー寒かった。

 HPCS2004で,Iperfなるツールがあることを知り,早速使ってみた。するってぇと,GbEは930Mbps, Fast Etherは94Mbpsなる最高速度に達していることが判明した。うーむ,pingとftpでは最高性能の計測は難しいのだなぁ,と痛感する。ま,これで一安心。あとはVLAN機能の付いたGbE SWを購入すれば完璧なのだが,それは予算が付いてからにしよう。

 明日は頑張って査読を完成して(まだだったのだ),何とか翻訳に戻らねば。

Posted by tkouya at 09:24 PM

January 15, 2004

1/15(木) 掛川->東京・?

 始発の新幹線が出る前に,職場に忘れてきたHPCS参加費支払証明書を取りに行く。しかし,IPSJってば,支払うたびにFAXを送って支払いの期日を知らせにゃいかんシステムになっているのは何とかしてくれんものか。情報処理を扱う専門家集団の筈なのに,一番データベース管理がダメダメだと言われているのは困ったモノである。

 んではボチボチ行ってきマース。

Posted by tkouya at 06:00 AM

January 14, 2004

1/14(水) 掛川・晴

 多分晴れていたと思う・・・まったく,ずーっとあれやこれやで職場を走り回っていると,夜に天気を思い出そうとしても難しい・・・退化しているなあ。

 「LinuxサーバHACKS」のHACK#22を見ながら/sbin/hdparmを試してみる。Vineを入れたPCのHDD転送速度が遅い原因は,DMAモードがonになってない為らしい。しからばと/sbin/hdparm -d1としても

/dev/hdc:
setting using_dma to 1 (on)
HDIO_SET_DMA failed: Operation not permitted
using_dma = 0 (off)

となってはじかれてしまう。理由分からず。このぐらいにしといてやらぁ(吉本風)。

 ついでに,Web Clusterを作るべく,FreeのLoad Balancerがないかと探していたら,PLB(Pure Load Balancer)なるものがあるのを発見。早速インストールして動かしてみる。一カ所,下らないミスがあったのでパッチをあてて無事動作するようになる。3つのWebサーバを転々としている様子が見れてなかなか楽しい。Proxyがちっと賢くなったぐらいにしか見えないけど,試す価値はあるかも。
 これで何とか当初の予定通り,PC Cluster兼Web Cluster兼学生実験用マシン群は完成できそうである。やれやれ。

 JeLA2004原稿提出。毎度ギリギリですいません>担当の先生様

 うー,翻訳のためのstyle fileサポートに忙殺される。あーもー皆さん,なぜ最新のpLaTeX2eを使ってくれないんだぁ~(because 面倒)。

Posted by tkouya at 09:48 PM

January 13, 2004

1/13(火) 掛川・?

 夜になって,冷え込みがきつくなってきた。やっと本格的な冬か・・・とはいえ,こちらの冬は,せいぜい10℃を切るかどうかという程度の甘っちょろいものでしかない。

 出口の見えない議論をさんざんやったので,口直しに解決しやすい問題に取りかかる。ということで,翻訳は一息ついて,cs-pccsluter2のためのVine2.6r3いじりをチマチマと行う。アチラと立てればコチラが立たず。一昔前ならば「動けばいいや」と気楽に済ましていたところが,一年近くもPC clusterにかかり切りになってしまって経験値を積んだ分,素通りできなくなってしまった。ということで,現在までに経験した問題を列挙する。

  • GbEの不安定さ・・・PingとFTPでベンチマークを行ったところ,前者ではどうやら600Mbps程度のThroughputは得られている。しかし,100BASEでは80Mbpsを楽々確保している上,速度は安定している。反面,GbEはパケットが小さいと100BASEにすら劣る有様で,FTPに至っては,殆どGbEの優位性を示せない。Switching Hub,CSA Intel Kenai, driverのどれに問題があるのやら,さっぱりワカランわい。最高性能の6割程度で我慢すべきモノなんだろうか?
  • Vine2.6r3のファイル周り・・・きっちり10^9 bytesのファイルをローカルHDD(SATA 80GB)内でcpすると,最初6分以上もかかっていた。/sbin/hdparm -t すると,3MB/secしか出ていない。あれぇ,これは変だと,Fedora Core 1を突っ込んだ寄付マシンで試すと,数年前の20GB ATAにもかかわらず,1分程度で終了する。結局,kernelを2.4.24にしてみたらあっさり解決し,40秒程で終了するようになった。これだと/sbin/hdparm -tの結果,55MB/secとほぼ一致する。やれやれ・・・はいいのだが,結局原因が何だったのかは分からずじまい。FedoraもVineもkernel 2.4.22系列なんだがなあ・・・。
  • GCCが古いっ・・・2.95系列だったので,gcc-3.3.2を突っ込む。面倒なので,prefix=/usrで上書き。RPM取ってくるとか,自分でつくるとか,apt-getするとか,もうちっとスマートな方法も考えたが,面倒なので思考停止することにした。g77が入っていないと,LAMって./configureできないのね。mpich派だったので知りませんでした。勉強になったわい。kernelコンパイルは,gcc-3.3.2でも問題ない模様。
  • printerは・・・USB接続のLBP-1420なのだが,LIPS IV(ベクター)であっさりおっけ。簡単になったよのう・・・でもフォントが汚い。買ってくるか,Windowsのを流用しちゃおうか(ライセンスはあるのよ),思案中。

つーことで,Cluster構築の直接の支障になりそうな事柄は以上で出尽くした感がある。あとはアプリとWeb Clusterの問題があるが,ま,なんとかなるっしょ。しかし,こうやってあれこれ苦労してみると(大したモンではないが),SCoreって偉大だよなあ。VineでもSCoreできるみたいだが,今回は面倒なのでなし。OpenPBS入れて一応マルチユーザ化はしたいのだが,所詮バッチだからな・・・大型計算機時代に逆戻りした感がある。

 ではお休みなさい。

Posted by tkouya at 11:05 PM

January 11, 2004

1/11(日) 掛川・?

 もう天気何ぞを気にしていられない。翻訳作業,1/2を過ぎたが2/3はなかなか見えない。明日にはけりを付けて,是非とも2/3の線をクリアしたい。

 新大河ドラマ「新撰組!(タイトルは新「選」組なんだよな)」」を見ていたら,はた迷惑なベルがなる。いつもなら居留守を使うところが,つい翻訳作業が順調な余り,気分よく返事をしてしまったのが運のつきであった。ドアを開ければ実直そうなNHKの集配員様が・・・ああっ,これにて,一人暮らしを開始してから約17年間の受信料未払い記録が途切れることにぃ~。
 これを恐れて今までBSアンテナは設置していなかったのだが,良い機会なので導入することにする。地上波デジタルまでのつなぎだが,完全切り替えは2011年からだそうなので,ま,いいや。CSは気が向いたら加入しようっと。DVD & HDD レコーダはどうしよっかなあ・・・いや,翻訳翻訳,と。

Posted by tkouya at 09:33 PM

January 10, 2004

1/10(土) 掛川・?

 ちと填ってしまって,自宅に戻ったのは今朝の5時。一眠りして,昼頃に出勤,cs-pccluster2構築のため,GbEとFast Etherとの速度比較を行う。さすがに安物Hubを使っているとはいえ,GbEは早い。但し,ヘタレな自作ケーブル何ぞを使っているとトラブルが頻発する。・・・またちょっと填る。まとまったらまたここで公開する予定。GbEを使ったPC Clusterって今時珍しくも何ともないが,比較参照できるまとまった資料はそんなにないのである。研究会で発表する程のものではないから,当然であるが。
 Linux distは何にしようかと迷ったのだが,学生実験用に日本語環境を整える必要があって,結局Vine2.6r3になる。Fedoraも悪くはないのだが,defaultがUTF-8では支障ありすぎ。変更も可能なようであるが,そーゆーつまらんことに労力を費やしたくない。某企業から借りている(んだよなぁ)マシンにはFedoraを突っ込んだが,これは研究用だからいいのである。

 でも翻訳は佳境に入った。明日明後日でわし担当の分2/3は終了予定。追い込みだー頑張るぞー。同時並行でJeLAの原稿なんぞまで書いちまって,わしって勤勉(今までサボっていただけだ)。最も,内容に関してはあまり褒められたモノではないが。

 synchronize_start, synchronize_endなる機能を思いつく。お披露目はFIT2004かなぁ。SACSISには間に合いそうもないし,間に合わせようと思うと翻訳が間に合わなくなり,査読(1/15まで)も間に合わなくなる。・・・ああ,もうドンだけのスケジュールがparallelに走っているのやら,考えるだに恐ろしい。その原因が全て自分の怠惰にあるというのが,もっと恐ろしい(ぉい)。

Posted by tkouya at 10:30 PM

January 09, 2004

1/9(金) 掛川・?

 昨日は,某企業から持ち込まれた

microgrape6.jpg

と,学生実験用に購入した液晶ディスプレイ

dualdisp.jpg

にかかりきり。・・・翻訳頑張りまーす。

Posted by tkouya at 05:57 AM

January 08, 2004

1/8(木) 掛川・晴

 昨日は講義とゼミで疲れ果て,BNCpackをちみっと弄った他には何もせず。今日は翻訳頑張りマース。

 サイバラさんの「できるかなV3」を読み返していて(あっ,もう逃避しているっ),何かデジャヴ感が漂うなあ,と思っていたら,先ほど原因が判明した。このホステス編,めぞん一刻の後半で五代君がバイトしていたキャバレーの託児所を思い出させるのである。あの当時は「へー,水商売は福利厚生がしっかりしているんだ」ぐらいにしか思っていなかったのだが,今回サイバラさんの,対象に寄って寄って寄り切った体験漫画によってそれが裏付けられたことになる。全く,この世で一番強いのは,子供を産んで育てているオカンだよなあ。

 逃避ついでにもう一つ。PC Watchの元麻布さんの記事中,PCI Expressについて触れたところで,新商品出始めの時期に遭遇しやすい不具合について,「こうしたトラブルを体験するというのも,第1世代の製品を購入するユーザーの特権(?)」と書いている。これは思い当たるところが多い指摘である。わしは徹底して安定性重視なので,PCパーツについてはそーゆー体験をしたことはないが,新しいモノに飛びつく方ではある。おかげで1990年代後半にはTCP/IPとThe Internetに填った訳だが,あの当時は面白かった。北陸のSINET Hubが設置されていた金沢大学の集合ルータ室にも入れたし(TAを設置したのである),日本国内のサイトに接続するにもRouting経路がUSAまで往復していたなんてこともあった。DNSのSecondaryを同じ組織内で立ち上げるという馬鹿なこともしたし,Sendmailの設定をあれこれ弄くることもやった(これは今でも続く)。今から考えれば,トラブルの宝庫であったのだが,当時はもうドタバタと追いまくられていて,自分の思慮の浅さが原因で仕事を増やしているということに思い至らなかった。日本のThe Internetバブル直前の時代ならではの「初期不良」にまつわるトラブルも経験させて貰った。
 そーゆー身につまされる経験を経て現在に至るのであるが,自分の為になったことが多い反面,経験からしか「学習」できない自分のバカさ加減も大いに自覚させられた。利口な人とは理屈から先の見通しをきちんと立てられるレベル以上の能力を持っている人のことである。よって,経験を経ずとも未熟さから来るトラブルをそこそこ回避できる。バカとはこれができず,失敗からしか学ぶことができない。しかし,バカはバカなりの楽しさというのも確かにあって,利口な人が踏み出せない一歩を,体力に任せて踏み抜き転げ落ちる経験を経ることによって,「転落の痛み」を事前に予測できるようになるのである。致命傷にならない程度の転落であると判断できれば,その失敗をすることによって得る「成果」との最適化を図り,得になる失敗かどうかの予測はできるようになる。・・・と,このレベルまでたどり着き,なおかつ失敗をスマートに処理することが出来る技術が身に付けば,もうバカは卒業である。わたしゃまだまだ,もっと小失敗を重ねてバカの技術を磨かねばならない。
 しかし,考えてみれば,世の中バカの方がずっと数が多い訳で,それ故に叱り役兼道案内役である教師なる人間がいるところの学校で物事を習う習慣が廃れないでいる。教師だって人間であるからバカが多い訳だが,そうすると「バカがバカを教えてバカがさらにバカになる」という批判が出そうだが,前述の通り,バカはバカなりの経験を積んでいるはずなので(逆にいうと,バカは経験を積まなくてはいけないのである),それを教えることが出来る。これはこれで,立派ではないかもしれないが,「教育」にはなり得ているのである。大失敗しかねないバカを,小失敗程度に留めることが出来るバカにすることは,バカでもなんとかなる,筈である(ちょっと自信なし)。
 こんだけ長く言って,何を言いたいのかと問われれば,わし程度のバカでもそれなりに存在価値があるのだという,単なる自己弁護なのである。お粗末様でした。

Posted by tkouya at 08:56 AM

January 07, 2004

1/7(水) 掛川・曇

 翻訳,わりかし進む。今日も頑張るべー。
 wingmp,ちょっと更新。C90じゃなくって,C99でしたな。失礼しました。

Posted by tkouya at 07:27 AM

January 06, 2004

1/6(水) 掛川・晴

 マジメに翻訳を進める。シコシコ。

 見逃していたが,MPFRが2.0.2になって,C90準拠の特殊関数を取り揃えるに至っていた。後でコンパイルしてみようっと。

Posted by tkouya at 06:16 PM

January 05, 2004

1/5(月) 掛川・?

 けーっきょく,予定通りの仕事はぜーんぜんおわらんかった。翻訳は今までのサボり量が多すぎて殆ど進まず,一月一杯かけてやっつけるしかない。もうあれも中断,これも中断ってなもんである。現実逃避てがら弄くっていたwingmpが唯一の成果か。ちぇっ・・・。
 という有様のまま,今日から仕事始め。だらけた体勢を立て直して頑張るしかないなあ。あーあ。

 やけくそでJeLA2004用の原稿下書きをやっつけて共著者へメールする。はふぅ,これで一つおしまい。これから翻訳と査読と二つ目の紀要原稿をやっつけねばならぬ。ああ~,死ぬぅ~(悦楽)。

 本日までに届いた年賀状は全部で21枚。わしは返事以外の年賀状は絶対に出さない主義なので,この年にしてはかなり少ない方だろう。このうち返事を書いたのは15枚である。折角なのでもう少し分類してみよう。
 21枚中,15枚はインクジェット紙のもので,5枚は単なる再生紙はがき。この20枚は50円もので,絵入りの53円はがきは一枚のみである。3円分をケチらねばいけない程,皆さんは年賀はがきを出しまくっているようである。
 返事を出した15枚のうち,わし個人向けのメッセージが何もない上に,住所書きまでプリンタで打ち出している「てめぇなんぞはお義理で出しているんだぜ」的メッセージがありありと分かるものが9枚ある。こーゆーのはメールで十分事足りるものである。ちなみにわしは嫌みっぽく53円のはがきで返事を書いている。「はっ,君たちビンボー人には53円はがきは使えまい?」という意味も込めてね。・・・ああ,わしってなんて人がいいんだろう。全くほれぼれしてしまう。
 これでまた年賀状が減るかな? ま,それはそれで結構なことである。どーせこの先さらに増えに決まっているのであるから,均衡が取れてちょうどよい。

 ↑という反応は,家族の写真付き年賀状に対するジェラ心が顕現したものである。あー全く羨ましいったら羨ましい。

 さすがにテンパって来たので,翻訳をちみっと進めて寝ることにする。

Posted by tkouya at 08:11 PM

January 01, 2004

1/1(木) 掛川・?

 Wingmp(実はWinbncも出来ている)にかまけていて,紅白はトリのSMAPだけ見る。あとはほぼ日の除夜の鐘を聞きながら年越し。

 とりあえず,寝ます。

Posted by tkouya at 12:02 AM

December 31, 2003

Last Message in 2003

 本年は,Webサーバ移転,Weblog開設を行いドタバタしたが,どうやら認知されたよーで,トップページだけでも7500アクセスを稼ぐまでになった。来年もこの調子でウダウダと続くよう,ホドホドに頑張りたい。

本年は大変お世話になりました。
来年も一つよろしくお願い致します。
Posted by tkouya at 07:57 PM

12/31(水) 掛川・曇

 どんより。まるで翻訳の状況を示すが如く,曇天。大丈夫じゃなかった。翻訳,順調に中断中・・。

Posted by tkouya at 09:48 AM

December 30, 2003

12/30(火) 掛川・晴

 ピーカン。年内最後のゴミ収集日につき,燃えるゴミを一括して放り込む。

 さて,本日の翻訳は正念場である。気合いを入れて一気にやんべぇ。

 ・・・と,ナガーイ一休み中。大丈夫か>漏れ
 逃避中につき,あれこれうだうだってみよう。

 以前にも書いたが,お休み中のお供はもっぱらLAUNCH。無料の"Awesome 80's"を流しっぱなしにしている。あ,Chicagoが終わってしまった。
 日本でも同様のサービスを期待したいのだが,音楽関係団体がon the Internetにはまだ消極的なようで,曲ごとにいちいち許諾を取らねばいけないらしい。CCCD(我が家には出入り禁止だ)なんぞで自分のクビ絞めるぐらいなら,さっさと許可してライセンス販売に勤しめばいいのに。

 敬愛する(何人目だよ)武田徹さんが,科学ジャーナリズムについて書いているのを読む。イチイチ頷く。
 一応,そっち方面の内部に身を置く者としては,も少し「政治家を見るように」科学者も見て欲しいって所は確かにある。文系理系というカテゴライズの仕方は乱暴なところもあるが,学問的な相違点が多いのは確かで,日本的文化背景をorしてやると「理工系学科・学部・大学の教授会は概して静か」という所まで行き着いてしまう点など,も少し「予断を持って」「色眼鏡で」科学技術報道をしてもいいのではないか。
 あまりにもトンデモな言説を振り回す理系学者の様を見て,安野光雅が知人の科学者に嘆くと,その人曰く,「科学者がみんな科学的とは限らないよ」。これは正しい。っていうか,自分も顧みて,結構「だまされる」ことが多いんですよ。経験を積めば「声の大きいだけの言説」に振り回されることは少なくなるが,割と「流行に流される」ことの多い業界だけに,道を誤ることはしょっちゅうである。んが,流行もある程度はWatchしていないと不安になるし,やっていることが全く時代から乖離してしまう危険性もあり,いやいやなかなか「ギョーカイの雰囲気」との距離の取り方は難しいのである。
 そーゆー「雰囲気」を体感しつつ,部外者の観点ならではの無責任性を最大限に生かして報道して頂ければ,ありがたいよなあ・・・我ながら勝手なことを言うとるのぅ。

 情報関係だと,オープンソース運動ってのが一大ムーブメントになり(なりかけた?),経産省も法的問題についての検討を行った(これは以前引用したな)が,果てさて実際問題,商売となるとなかなか難しい面がある。
 大体,人間の善意に大半を依存したシステムって,長続きしないケースが多いんじゃないの? わしみたいな陰険ジジイだからハッキリ言うが,「ソースコードをオープンに」と声高に叫ぶ連中の胸の内は,「タダで使えるシステムが欲しい~」ってのが本音じゃないのかね? 「苦労してコード書きたくない」からだろ?GNUだって,Stallmanの「やせ我慢」があるからこそ続いているのであって,彼が死んじゃったら胡散霧消しかねない危うさがある。
 その点,商売するならWindowsの方が,「バイナリパッケージを売る」という慣習が定着している分,やりやすい面がある。M$の商売のやり口が汚いとか汚いとか汚いとかって話は良く聞くしその通りと思うが,じゃあLinux他のUNiX & UNiX Compatible OSがその代替となりうるかというと,現状では甚だ怪しいと言わざるを得ない。個々のアプリは随分良くなったし,Kernelの安定性については昔から折り紙付きである。しかし,主要アプリケーションの「厚み」という点と,アプリ間の「連係機能」については,正直,GNOME or KDEではまだ辛いと感じる(逆にサーバ機能については,「Windowsなんて使ってられっかよ」なんだけどねぇ)。
 FreewareだろうがSharewareだろうがPackageだろうがOpen Sourceだろうが,最終的には市場において機能と価格の最適化が行われて,選択と淘汰が行われるのである。技術を磨くための肥沃な土壌としてOpen sourceが機能した中で,Proprietary softwareがバンバン生まれ,そこで稼いだゼニが一部のcomponentと共にopen Sourceに返る,という循環型共生システムってのが自分としての理想なんだけど,甘いかしらね? Open Source softwareは「イイとこ取り」されてしまう危険が高いので,商品としての魅力には欠けるが,「うちはこんなもんも作れまっせー」という広報活動の手段としてはかなり使える。Open にして広報パンフレット代わりにしつつ,日々の糧を得るためにProprietary softを作ったり,Serviceを売ったりする,と。CathedralとBazaarってのは元々共生関係(上下関係はあるんだろうけど)にあるんだし,どっちが欠けてもまずいだろうから,お互いに競争しつつも,相互メリットを生かす手段をもっと増やすべきだろう。

 ・・・何書いているんだか。さて,翻訳に戻ります。

Posted by tkouya at 03:20 PM

December 29, 2003

12/29(月) 東京->掛川・晴

 昨日よりは寒さが和らいだ一日である。帰りの新幹線はこだまとはいえ,さすがに混雑していた。

 結局,昨日,本日併せて,今までで最高に翻訳が進んだ。どーなっているのか。これから更に本格化させる。頑張るべ。

Posted by tkouya at 04:59 PM

December 28, 2003

12/28(日) 掛川->東京・晴

 これから出かける所。帰宅は明日。今年の帰省ラッシュは分散されているので,それ程ではないということだが,果たしてどんなもんか?

 んでは。

Posted by tkouya at 08:32 AM

December 27, 2003

12/27(土) 掛川・晴

 朝から調子が悪く,鼻水が止まらず。いつも通りのご飯とみそ汁だけの貧相な朝食を取った後は軽い頭痛も出てくる。バファリンを一錠だけ飲んで3時間程午睡を取ったらちょっと軽くなったのでこれを書いているという次第。

 GPUスパコン,ねぇ・・・。まーったく次から次へといろんなことを考えつくわい。ドンガラガッシャン様辺りがまたぞろGPU対応ATLASとか出すんじゃないかと。既にあのグループとの接触を図っているかもしれないな。モノが出るまではわしみたいなパンピーは模様眺めだが,出たら試してみたいぞ。

 昨日は企業の方が来られて,開発用PCキット一式をぽーんと置いていかれる。・・・お金って,あるところにはあるのねぇ・・・。「コンソール用です」とか言って15inchとはいえ液晶ディスプレイまで付けて頂くとは・・・いやぁ,誠にありがたや。しかしこれで後には引けなくなりそうである。あれこれ役に立ちそうな提案はしているが,はて,どーなることやら。

 小生御大からは,昨日の翻訳サボりを叱責するが如く,某国際研究会 Local Comittee発足のお知らせがダイレクトに届く。冷や汗たらたらよ。予定通り行けば,翻訳完成と研究会と中部国際空港と花と緑の万博とが一気に来襲することになる。・・・はふぅ・・・胸一杯(って,末端使いっ走りに過ぎないクセに)。

 明日から東京だが,ボチボチコミケともお別れかなぁ。年末に仕事が立て込むようになって,正直,体がきつい。見学に行くだけなら冬のみにして,夏はお休みさせて頂こう。

 ちぇっ,Hokke-2004の申し込みは既に終わっておりました。Webの案内ばっかり見ていて,MLの案内を見逃していたのが敗因。今回はおとなしく見学だけしていようっと。

 「お正月を潰そう計画」、ここまであっさりたどり着く。むー、詰まらん。
 調子に乗ってここまでたどり着く。まあ今年はこんなもんかい。自分としてはこの辺で十分なのだが、アプリを作ろうとすると,もちっとやっておく必要があるよな。

 明日からの東京行きに備えて翻訳をプリンタに打ち出し,そのあまりの道の遠さに途方に暮れつつ,ちみっとだけ進める。ああ,もうぼんやりしている暇はないぞ~。

Posted by tkouya at 11:52 PM

December 26, 2003

12/26(金) 掛川・晴

 冬晴れ(という言葉はあるのか?)。ちょっと気管支の先っちょがいがらっぽい。空気が乾燥してウィルスやら細菌やらが感染しやすい状況になっているのだろう。ここで一気に高熱を発して寝込めばいい骨休みになるのだが、あいにくと栄養状態も精神状態も問題ないようで、こうして朝から日記を書いているという次第。しかし昨日の日記は見るに耐えませんな。ま、面白いから残しておこうっと。

 昨年の日記を読むと、今と同じく忙しがっている様子が伺える。でもねぇ、自分で言うのもなんですが、全く覚えがないのよ。昨年末は研究も煮詰まっていたし、何をそんなに気張っていたのかなぁ。もう昨年の自分は信用ならない。この嘘つき>昨年のヲレ

 眼鏡新調の身代わりになったおにゅぅ P4 2.8CGHzのマシンを自宅に持ち帰って調整中。んでそのマシンからこの日記を書いている。MTUの値をちょこっと直した以外は順調。でもねぇ、さすがに865Gのグラフィックは正直、よろしくない。画面更新のタイミング次第でチラツキが出てしまうのである。RAMに確保したバッファからの転送が追いついていないのかなぁ。こいつはいずれMedia Streaming専用マシンとなる予定なので、3月までにコツコツと部品を追加していくことになる。グラフィックカードも必要だな。

Posted by tkouya at 07:36 AM

December 25, 2003

12/25(木) 掛川・?

 今起きたのではない。今帰ってきたのである。これで形式上はまた一日,日記の間があいてしまったが,こちとらちゃんと仕事していたんだ~。おかげで懸案の一本目の紀要原稿下書きが上がる。共著者に渡しておしまい。
 でもまだいっぱいやることがある~。・・・でも先に寝かせて下さい。もう眠い。明日・・・じゃない,今日はAM9時には車をディーラーに持っていかないと・・・あ,翻訳はちょっこっとやりました・・・zZZ。

Posted by tkouya at 04:03 AM

December 24, 2003

12/24(水) 掛川・?

 モタモタしている内に,またまた日が変わってしまった。ボチボチ寝ます。・・・おっ,今日はEveだったのぅ。

winbiff-xmas.jpg

 ではお休みなさい。

Posted by tkouya at 01:03 AM

December 23, 2003

12/23(火) 掛川・晴

 起きました。ピーカン。ああもぉ,冬の表日本はいい。もう裏日本には住めない。雪も積もらず,毎日太陽が拝める。風は冷たいが日中は結構暖かい。太平洋ベルト地帯万歳。だから,高速道路ぐらい,裏日本にくれてやってもいいよね。

 仕事の話ばかりで,正直カツカツなのだが,Webまでそれにつき合うこたぁない。わしの好きなWeb(Cat:「息抜き」)を紹介する。

  • 唐沢俊一ホームページ・・・日記が面白い・・・つーか,よくもまぁ毎日これだけの量を書けるなあとひたすら感心するばかり。このパワーは,あれですか,さんなみのおかげですか。能登半島にいたくせに行ったことがなかったんだよなあ。しくり。
  • 三遊亭円丈落語の世界・・・還暦目前にしてこのパワー。わしの大師匠(over 80)もPCを一新するということだし,全く,精神が若い老人は素敵だ。
  • 土屋賢二の公式ホームページ(不完全版)・・・日本の才能は税金によって養われていることを実感させてくれるページ。学部長職もマジメにこなしておられるようです。藤原正彦とのバトルはあるのだろうか?
  • コミックベゼル・・・Tha same kind of "まじょりかクン"。Jaggyな線,好きです。

 んじゃ,行ってきマース。

 ただいま。さて,続きを致しましょうぞ(何の?)。

 小倉千加子の本を敬愛する(段々増えてきたな)高橋源一郎が書評をしている。源チャンのお勧めの仕方は大変上手なので,気を付ける必要がある。源チャンクラスが面白いっつったって,わしみたいな凡人が同じように面白がれるかどーか,甚だ怪しい。でも,「一億三千万人のための小説教室」で紹介されていたケストナーは面白そうだったなあ。映画とのメディアミックス(という言い方は今でも有効かしらん?)作戦で「飛ぶ教室」の文庫本が再版されており,前書きをJR東京駅にて立ち読みしたのだが,のっけから引き込まれてしまった。「飛ぶ教室」を執筆させんがため,ケストナー先生が母親から叩き出される場面から始まる児童文学って,新鮮だよなあ。・・・といかんいかん,小倉千加子だったよな。
 敬愛する小谷野敦先生がちょくちょく名前を出していたので,気になる人ではあった。んで,書泉ブックタワーでちらっと立ち読みした。・・・うーん,スピード感と切れのある論説と文章はいいのだが,最近のわしはちっとwetになっており,システムとしての結婚しか論じていない本書はどーにも肌合いが合いそうになく,購入を控えることにしたのだった。この方,愛知県の私大を定年前に退職してしまったよーだが,さすがに文章と行動が一致していて見事である(でも,雇用保険に入ってないのは国公立大の教官だけだと思うぞ)。しかし見事すぎて,市井の人にありがちの,「寂しいから結婚する」という部分がすっぽり抜け落ちているような気がする。一部しか読んでいないので,あくまで推測だけどね。

 翻訳,相変わらずミジンコの二人三脚並の速度で進展中。その一方,「お正月を潰そう」計画に填ってしまい,何だかんだとコンパイルまでこぎ着ける。手抜きのために実行には至らなかったが,まあまあといったところ。あとは○○○を作って,○○用のcodeを書いてサンプルプログラムを作り,○○○○○で実行できるところへ辿り着けさえすれば,もう完璧である。・・・翻訳ガンバリまっす。

 うげげ,PhaseサーバからTutorialへのリンクが・・・。相変わらずyが抜けているけど,まいだりっ。

Posted by tkouya at 09:28 AM

12/22-23(火) 掛川・?

 あーん,あれこれと済ませてやっと自宅に戻ってきたら,もう日が変わってしまっていた。天気も全く覚えていない。晴れていたよーな気がする。

 Kahanerのテスト問題21問を片っ端から解いてみる。積分区間の始点に特異点(極)を含む問題が混じっているため,普段は使わないisnan関数や,isinf関数を使いまくる。とりあえずエラーなしで近似値は得られるようになったが,精度を出すにはそれなりに工夫が必要なようである。ま,ぼちぼちやるか。

 卒研生にRomberg積分のベンチマークテストをやってもらっているのだが,ちょうど10^(-1) sec程度の計算で,実行する度に計算時間が滅茶苦茶異なってしまう現象が見られる。台形則の計算は,面倒なのでallreduceを使っているのだが,それが足を引っ張っているのかしらん? Ethernetの経路が一つしかない手抜きPC Clusterなので,NIS/NFSのパケットの影響を受けていると見た。ま,しゃーないな。現在進行中のcs-pccluster2はGbEと100BASEの2重構成になる予定なので,出来上がったら比べてみよっと。

 翻訳,ナメクジの短距離走程度の進展を見る。今週も忙しいよのう。今年はこのまま仕事におぼれて年越しになる予定。年明けには何とか形をつけなきゃぁ。

 寝ます。

Posted by tkouya at 12:23 AM

December 21, 2003

12/21(日) 掛川・晴

 天気晴朗なれども風強し。冬の遠州はこうでなくっちゃ,なのだが寒いものは寒い。

 昨日は帰宅後に懸案の部分を翻訳して就寝。本日は私用PC(買わないつもりだったのに買ってしまったのである。嗚呼・・・)を組み立ててWindows XP Pro SP1aのセットアップ。P4 2.8C GHzを突っ込んで,WindowsでもCPUが二つに見えることを確認して「弥栄,弥栄」と喜ぶ。ついでにPthreads for Win32cygwinをぶっこんで・・・などとやっている内に時間切れ。散髪してさっぱりし,Romberg積分のプログラムを弄って,翻訳をちょこっと進めて寝る。

 ・・・つまらん日記だなあ。しかしマジメに仕事をしているサラリーマンの日常ってのはこんなもんである。ちなみに,私用PCにぶっこんだメモリ(PC3200 CL3 512M×2)は,昨日TwoTopで購入してきた約\7000の格安メモリである。恐る恐る店員に聞いてみたが,初期不良は2週間まで受け付けるということだったので,試しにと購入した次第。あっさりDualで認識し,弥栄弥栄したのであった。

 結局,今年の正月は,端緒についたばかりのDKA法もRomberg積分もまとめるに至らず,某計画を発動して頑張ることになりそうである(そのための私用PC増強計画だったのである)。出来る見込みはあるのだが,さーてどんなもんでしょーかね・・・。研究としては三流もいいところなんだけど,そーゆーものが好きなんだからしゃーないな。出来たら正月明けにでも公開致しましょうぞ。出来なかったら黙っているので察するよーに。

Posted by tkouya at 10:35 PM

December 20, 2003

12/20(土) 掛川->東京(予定)

 天気予報通り,さぶい朝。東海道新幹線も一部区間(掛川-京都)で徐行運転を余儀なくされているようだ。少し咳も出る。一週遅れの感冒か?

 昨日アップした高大一貫講義の資料,早速5人に見て頂いたようである。みんなめざといなあ。しかし面白い内容じゃぁないと思うがなあ。先方さんには不評だったみたいだし。

 そーいや,Linux kernel 2.6.0が出たんですね。わしみたいな零細PC Cluster遊び人にはあまり関係がないかなぁ。
 Fedora Core 1本も2冊程登場していましたな。正式リリースのタイミングを狙っていたとおぼしいが,さて売れますかな? Score 5.6.1のインストール手順でも書いてくれているんなら買うんだがなぁ。

 ではぼちぼち行って参ります。8:22発のこだまに乗る予定だったが,どーせ遅れるんだったら一本早い7:43発を使った方がいいな。ということでそろそろ身支度をせねばならぬ。今日は車中で翻訳作業予定。どこまで進められるかなあ,と人事のように言ってみたりするテスト(年がばれる言い回し。漏れもヲヤジが入ってきたなあ)。

 一旦帰宅。掛川駅の新幹線ホーム下では遅れている7:43発のこだまを待つ人で混雑していた。20分遅れだそうで,一旦戻ってきた次第。しかし,この有様では列車もかなり混雑していそうなので,やっぱり予定通り次の8:22発こだまで出発することにする。これなら5分遅れで到着予定なんだそーな。名古屋~関ヶ原の雪が溶ければ平常ダイヤに戻るだろう。・・・久々に「うだうだ」書いてますな。雪のおかげ。・・・まだ時間があるな。ではまだうだうだしよう。
 考えてみれば来週も東京なんだよなあ。毎年年末,というか12月は当でする機会が多い。交通費だけでボーナスの残りカスが全て消えてしまうのである。やるせない。

 では今度こそ行ってきまーす。

Posted by tkouya at 08:02 AM

December 19, 2003

12/19(金) 掛川->浜松->掛川・晴後曇

 朝方はちっと寒いかなあという程度だったのに,浜松からの帰宅時はものごっつぅ風が強い上に寒気がきっつぅ,という状態に。北極直輸入の寒気団が南下したようで,明日は日本海側は大荒れの模様。太平洋側は天気は良いものの,風の強い寒い一日となるようである。

 帰宅して風呂に入ったら途端に眠気が襲ってくる。本日のノルマ,定義1.2を訳して寝ることにする。明日は東京。お休みなさい。

Posted by tkouya at 09:22 PM

December 18, 2003

12/18(木) 掛川・晴

 昨日に引き続いて忘年会。さすがに本日はnon alcoholにて勘弁して頂く。おかげでちょこっと飲み代が浮いた。

 カラープリンタを購入する。年賀状印刷たけなわの時期だけに,販売店も力が入っていて,おまけに年賀状印刷ソフトだの印刷用紙だの予備のインクカートリッジだのを付けてもらう。早速,高大一貫の資料を印刷してみる。うげげ,高速だわ,にじみは少ないわ(それでも品質はLaserに劣る),何よりカラーが滅茶苦茶きれい。Magenta, Cyan, Yellow, Blackの4色しか使ってないのにねぇ。これでますます銀塩カメラから縁遠くなるな。

 Iraqで元独裁者が捕まったというニュースの際,Baghdadの市民が歓喜のあまり銃を撃ちまくっている映像が流れた。あれは空砲じゃないよなあ,危ないなあ,と思っていたら,案の定,被害者が出てたのね。全く,この世は悲劇も喜劇もごた混ぜだぁ。

 翻訳,定義1.1のみ終了。昨日よりは,カタツムリのしゃっくり程度の進歩が見られる。早く人間になりたーい(わしは再放送を見ていた世代)。

Posted by tkouya at 11:27 PM

December 17, 2003

12/17(水) 掛川・晴?

 ゼミの忘年会帰りで酔っぱらい状態。んで,これを書いているので,天気はうろ覚え。とりあえず寒かったことだけは確か。〆の鶏雑炊はうまかったです。
 どういう訳か,当ゼミにはヲタクが多いという噂が立っているようである。教師にはその気が皆無であるにもかかわらず,不思議なこともあるものである。思うに,先人のゼミ生にヲが混じっており,それが伝染して今日に至っているのであろう。これがヲ濁という奴であるな。
 忘年会の前に,三年生諸君にはPCを組み立てて貰った。いやぁ,若い力は素晴らしい。これで大枚2枚を叩いて済むんだから,安い出費である。全員で組み立てているのを見ていると,昔のマ○ポーシ○を思い出してしまった。確か今でもPC関連の会社が存続しているんだよな。

 久々にGSLの本家,Network Theory社のサイトを覗くと,ありゃまあ,まるでGNU book centerの様相を呈している。以前はWebページがDLできたGSLのWindows版も,今じゃCD-ROMを購入せねば入手できなくなっている。やっぱり数値計算ライブラリだけじゃあ商売にはならないのだろう。昔,F博士が某ライブラリを商品として販売するための有限会社を作ったことがあったが,私が知る限り,売れたのは1件だけだった。そのうちF博士が病気になって自然消滅してしまったが,洋の東西を問わず,商売というのは難しいモンですな。

 翻訳,酔っぱらいつつ3行。毎日でも続けることに意義がある(とでも思わないとやっていられない)。

 

Posted by tkouya at 10:18 PM

December 16, 2003

12/16(火) 掛川・晴

 毎度のことながら,予算だのカリキュラムだのの話し合いは面倒なことこの上ない。結局,次年度以降はネットワーク関連の講義からは全面撤退となる。旧カリキュラムの一講義が残るが,これも次回限りである。実験講座も数値計算がらみのものに再編成し,きれいさっぱり。

 それはいいのだけれど,具体的に何をするかは全くの未定である。いくら何でもゴリゴリの数値計算は無理なので,グラフィックスやらPthreadやらと関連づけた応用指向の内容になるだろうな。またテキストを書き下ろさないと・・・面倒だが楽しみでもある。定番のMandelbrotやらJuliaやらを描いて,なるべくならOpenGLともからめて・・・なんて,考えるだけなら簡単なんだがなぁ。ま,これからは業績にもならない仕事は引き受けないことにしよっと。

 つらつらと,M$のHPC Toolkitなるものを眺めてみると,えらい豪華バージョンなのは驚く。最もEvaluationが殆どで,短期間しか使用できそうもないところがみみっちい。送料だけで入手が出来るとのことなので,早速注文する。正月明けには届くかな?

 前々から気になっていたので,ARPRECMPFRの四則演算速度を比較してみた。この2者は実装方針がまるで違っていて,前者の多倍長浮動小数点はIEEE754浮動小数点をつなぎ合わせて実装しているのに対し,後者は整数演算をベースに下から積み上げて実装されている。どーも,浮動小数点数に限っては,前者の方が高速ではないかと感じていたので,ちみっと簡単なベンチマークプログラムをでっち上げてみた。環境は次の通り。

コンパイル条件:GCC, G++ 3.2.2, オプション: -O3 -funroll-all-loops
ハードウェア: Intel Pentium III 800MHz,OS: RedHat9

 ショボくてすまん。んで,結果は次の通り。

1024 bits(308 decimal digits)の場合(単位はMFLOPS)
 ADD 3.333333e-01(ARPREC), 1.58025e+00(MPFR)
 MUL 2.222222e-01(ARPREC), 1.04235e-01(MPFR)
 DIV 7.207207e-02(ARPREC), 6.99597e-02(MPFR)

2048 bits(616 decimal digits)の場合(単位はMFLOPS)
 ADD 3.478261e-01(ARPREC), 1.03226e+00(MPFR)
 MUL 2.222222e-01(ARPREC), 3.40426e-02(MPFR)
 DIV 4.266667e-02(ARPREC), 2.25989e-02(MPFR)

4096 bits(1233 decimal digits)の場合(単位はMFLOPS)
 ADD 3.478261e-01(ARPREC), 7.03297e-01(MPFR)
 MUL 2.162162e-01(ARPREC), 1.11732e-02(MPFR)
 DIV 2.308802e-02(ARPREC), 6.86695e-03(MPFR)

8192 bits(2466 decimal digits)の場合(単位はMFLOPS)
 ADD 1.403509e-01(ARPREC), 4.26667e-01(MPFR)
 MUL 1.066667e-01(ARPREC), 3.70199e-03(MPFR)
 DIV 1.218583e-02(ARPREC), 2.11640e-03(MPFR)

 うーん,確かに桁数が増えると,ARPRECの方が,特にMUL,DIVで高速になっている。しかし,1024bits(308 dec.digits)では危惧していたほど差は出ていなかった。8192bits(2466 dec.digits)が「実用的」な桁数かどうかは議論の分かれるところだろうが,おおむね,「んなに計算してどないすんねん」レベルと見ていいだろう。つーことで,Piやeの世界記録を狙いたいという向きはARPRECを使えばよろしい。関数機能も豊富なのでお勧めする。
 で,わしはと言えば,今のところGMP+MPFRから乗り換えるつもりはない。もちっと原因を調べてからでも遅くはないと考えている。64bit addressingになってしまえば改善するものなのかどーか,cacheのhit率を上げることで改善できるものなのか,HTやSMP環境でPthread並列化すればどーか,等,調べることはいっぱいあるし。ARPREC使うなら,Template使ってBNCpack++を作った方がよろしかろうて。
 それよりも,ARPRECは1024bits以下の桁数にしてもこれ以上の速度改良がみられないのが問題なのである。この場合,MPFRの方がずっと高速になる。これ以上は研究上のし・み・つ(という程,大層なものではないけど)。

 

ベンチマークにうつつを抜かして,翻訳は2行のみ。早くも暗雲立ちこめる状況に突入。大丈夫か,大丈夫か>ヲレ

Posted by tkouya at 08:36 PM

December 15, 2003

12/15(月) 掛川・晴

 うう~,寒いぃ~。12月も半ばを越えようとして,冬将軍が空っ風と共にやってきたようである。灯油の消費量が増えるなぁ。

 これから翻訳作業が一段落するまで,このWeblogを毎日更新することにする。もうのっぴきならないのである。今週末には下書きをでっち上げねばらならない論文が2本もあるが,それと平行して作業を進めねば正月明けの脱稿には到底間に合わない。・・・などといいつつ,本日は気力がなくて6行のみ。先が思いやられる。

 トップページのカウンタが7000を越えていた。歳末にはアクセスがガタ減りするだろうから,あと500ぐらいアップすればめっけもんかなぁ。しかし,何が面白くって人のページを覗くのであろう。ちっと不思議。

Posted by tkouya at 10:50 PM

December 14, 2003

12/14(日) 岐阜->掛川・晴

 昨日は移動中に雨がぱらついていたが,午前中はよい天気であった。東海北陸自動車道の川島PAでは白猫がちんまりとひなたぼっこをしていた。

whitecat.jpg

 本日もそれに引き続いて良い天気である。わしの講演は時間切れにて次回(?)回しと相成った。それまでに完璧にしておけというプレッシャーとも言える。ついでに,またぞろ査読を依頼されて引き受けてしまう。全く,人の論文ばっかり批評して,自分ではロクに書けていないというのは,まるでいしかわじゅんのようで大変によろしくない状況である。これから年末にかけて,じっくりたまった仕事を向き合わねば。

 フセイン元大統領拘束とのニュースが飛び込む。農場の物置小屋に掘られた地下室に籠もっていたそうだが,まるで某教団の教祖様である。$750Kを抱えていたってところも同様。独裁者の末路はゼニと道連れ引きこもりってのが定番の絵になるのであろうか。

 翻訳,II-0を終了。これから年明けまでにII-9まで,なんとしても終了せねばならぬ。毎日一行ずつでも進めることにする。

Posted by tkouya at 10:27 PM

December 13, 2003

12/13(土) 掛川・?

 天気なんぞこの際どうでもイイ。やっと今日からのワークショップ用資料をでっち上げることが出来た。結局新しいことは何も出来ず,出来損ないのsurvey止まりである。うがーっとなってPPTファイルを作っているところへ,第2回目の査読依頼メールが届く。ああもぉ,マーフィーはどこまでついて回るのか。解答書と修正論文のみをプリントアウトして帰宅。今日は遅くとも8時過ぎには出発しないといけないので,さっさとかえって寝るのである。でもしばらく更新が途絶えていたので,こうやってわずかの時間を惜しみつつ,日記を書いているという次第。

 今度こそ寝ます。

Posted by tkouya at 01:59 AM

December 08, 2003

12/8(月) 掛川・晴

 忙しさ絶好調。書類の催促が来るわ,講義で計算を間違えるわ(いつものことだが),研究室のブレーカーは落ちるわ,説明会の案内は来るわ,会議があるわ,金はないわ(ボーナス支給日を勘違いしていた),もてないわ,研究会の準備は全く出来てないわ,こーゆー時に限って別の作業をしたくなるわ,DVでビデオ取りしていたら録画できていないわ,卒研生は寝坊するわ,つられてわしは早寝になるわ,事前申し込みしていたPC Cluster シンポジウムには出席できそうにないわ,翻訳作業は全く進んでいないわ,未処理伝票は一向に減らないわという大騒ぎの最中に,発注していたcs-pccluster2の部材が一挙に届いてもう大笑いさ。

 全ての準備が整ったので,次週には若い力を結集して,P4マシンを組んで頂くことにする。ホントは全部自分一人でやりたいところだが,こう忙しくてはどうしようもない。今週がピーク。次週は少し落ち着くだろう。

Posted by tkouya at 10:25 PM

December 06, 2003

12/6(土) 掛川・雨

 しとしとと氷雨の降る師走の土曜日。今日もシコシコプログラムを作る。

 Pthreadを使って,Fedora Core 1を突っ込んだP4 2.8C GHzのマシンでベンチマークテストをする。多倍長でやってみると,どうも倍精度よか性能向上がいいようである。うーむ,これはすげぇ。多倍長だと内積計算でもmulti-thread化の効果期待できそうである。MPIBNCpackが一段落ついたと思ったら,大本のBNCpackを改良しなきゃならんのかぁ。全く高速化技法って尽きることがないよのう。

 で,気がついたのだが,このマシンで2threadsを使ったプログラムを走らせて,timeコマンドを使って時間計測をすると

real 1m28.966s
user 2m55.700s
sys 0m0.200s

などという結果になる。最初見た時は,松田優作ではないが,「なんじゃこりゃー」と叫んでしまった。どうやら2thread走らせると,それぞれのthreadのuser timeを合計した値が出てくるらしい。実際にはrealの時間で処理が終わっている。
 で,times関数をmanしてみると,案の定であった。しかもLinuxの場合,こちとらThreadを使った気になっていても,KernelではProcessとして認識しているようである。実装がそうなっているからなんだそーだが,これって手抜きなの?

 ためしに,メイン処理からtimes関数を呼び出してみると,開始時点では

User Time : 109
System Time: 14
CUser Time : 1029
CSystem Time: 1

となっているのに対して,終了時には

User Time : 113
System Time: 14
CUser Time : 17457
CSystem Time: 4

という有様である。この時走った2threadのそれぞれで同じくtimes関数を呼び出してみると,thread 0では

Thread 0 開始時
User Time : 0
System Time: 0
CUser Time : 0
CSystem Time: 0

Thread 0 終了時
User Time : 8206
System Time: 1
CUser Time : 0
CSystem Time: 0

となり,thread 1では

Thread 1 開始時
User Time : 0
System Time: 0
CUser Time : 0
CSystem Time: 0

Thread 1 終了時
User Time : 8222
System Time: 2
CUser Time : 0
CSystem Time: 0

となっている。つまり,メイン処理部ではtms構造体のうちcutimeが,それぞれのThreadに費やされたutimeの合計値を保持するようになっている。これでは1 CPUで行ってきた時間計測手法が全く通用しない。

 結局,実時間をgettimeofday関数を呼び出して計測することにしたが,おかげでBNCpackの時間計測関数がまた増えてしまった。今までは1CPUマシンでしか動かしたことがなかったので,times関数を使うget_sec関数という奴しか実装してなかったのである。今回,新たにgettimeofday関数を使う,get_real_sec関数なるものを実装したのである。ああめんどくさ。

 しかし時間計測はやっかいである。今回生じたMT環境での事柄もそうだが,大体,ベンチマークなんぞ,実行するたんびに微妙に食い違うのはざら,というより当たり前のことである。バックで様々なプロセスが蠢いているためでもあろうし,割り込みが入るタイミングも違うであろうし,何よりPCのハードウェアタイマなんてどこまで当てになるのやら。信頼性があるようなら,NTPなんて無くなっていいはずである。で,NTPなんぞマジメにインストールしようモンなら,そこで修正される時間も問題になろうし,ニュースにもならない「うるう秒」も入り込むかも知れないし,大体,今こうやってプログラムを動作させている3D空間中の「時間」とやらが完全に一体化しているのかどうかも怪しい。ああもぉキリがないのである。故に時間計測なんぞにうつつを抜かしてはいけない,という結論を得る。

 今日で一仕事終える予定だったのに,またぞろやることが増えてしまった。ストレスを新たに抱え,明日に備えて「わしズム Vol.9」を読みながら寝ることにする。

Posted by tkouya at 09:47 PM

December 04, 2003

12/4(木) 掛川・晴

 本格的な冬に突入しつつあるようだ。それでも平年より気温は高めに推移しており,ただでさえ暖かいここ遠州の地では,日中は上着が不要である。

 昨日はPthreadをP4 2.8CGHzマシンで初めて使ってみた。2 thread生成して実正方行列の積を計算する単純なプログラムなのだが,やってみると案外面倒である。それでもshared memoryなので,MPIで並列行列積をcodingするよりも楽に完成した。しかしみんなよくもまあ,こんなシチ面倒な手続きをするもんだ。やれやれとベンチマークを取ってみると,おおっーと感動する結果になっている。特に
,cacheコントロールなんぞを全く考慮していないBNCpackを使っていると,行列を分割しヒット率を上げる効果も加わって,計算時間が激減する。昨夜はこれを知って,深夜の実験室にてFedora Core 1に思わずほおずりをしてしまった。いやぁ,SMT万歳である。どーせしばらくはSMPマシンなんぞとは縁遠いままだろうが,このお安い(何せ\10万未満)P4 with HTでSMPを疑似体験して楽しむことにする。・・・しかし,プログラミングが面倒になるなあ・・・。
 何か参考になる資料はないかとGoogle様を漁っていたら,こーゆーPDFファイルがあった。プログラミングの詳細は不明だが,行列積のサンプルがある。

 で,忘れない内に書いておくが,pthreads for Win32ってのがあるのね。これもまたRedhatのご助力を得ているprojectのようである。イチイチWindows環境用にMT部分を書き直すのも面倒なことこの上ないので,うまく行けばソースレベルの互換性は保てる・・・かしらん?

Posted by tkouya at 08:41 AM

December 03, 2003

12/3(水) 掛川・?

 昨日は産学官連携フォーラムに出席。今年が初めてだったのだが,昨年よりも盛況だったようである。場所を移したのが吉と出たか。とある企業の方は,研究内容を紹介するパネルの数が少ないと言っていた。うーん,まあ,確かに。
 わしのパネルはモノクロレーザープリンタで打ち出したものだったが,周囲は全員カラー印刷。こうなったら暫くはカラーと縁遠いままでいようと開き直る。

 ぼーっとしている間に,企業との共同研究の話が出ている。果てさて,どうなりますことやら。そーゆーおゼゼの絡む仕事とは無縁で生きてきたからなあ。あまり期待しないで待っていましょうか。

 12月に入って,このWebへのアクセスは平均130人/day程度で推移している。まあまあというところか。次年度は非常勤の仕事もなくなりそうで,一番アクセス数の多い数値計算テキストを何とかせにゃいかんかなぁ,とぼんやり考える。大師匠に見せるためのサンプルとして,ちょこっと書き出しているが,やってみると難しい。何せ,テキストのフォーマットを根本から変えようとしているからなあ。大師匠のリクエストだし,何とか答えるべく努力はしてみよう。

 昨年の日記と比べてみると,ずいぶんと真面目になっている(笑)。落ち着いたっつーか,いいたいことをストレートに書かなくなったっつーか,つまりは順調に長いものに巻かれているのである。よきかな。昨年購入した自宅プリンタも活躍しているし,前に書いた通り,今年はPC関係の買い物の予定はない。Iraqでは外交官がテロの標的になったが,国内で引きこもっているわしの日常は,平和に過ぎて行きそうである。そんな師走。

Posted by tkouya at 06:11 AM

December 01, 2003

12/1(月) 掛川・曇

 あーもー師走だー。教師でなくても社会人なら走り回る最後の月。頑張りましょう。しかし,その出鼻をくじく,ドンヨリ日より。気温も一向に安定しないし,調子が狂ってしまいそう。

 アリアドネMLから,「日本社会心理学会第44回大会ワークショップ 電子コミュニティの歴史的変遷と社会心理学-日本型blogは匿名掲示板?それともWeb日記?-」(長いなぁ)の資料が公開されているという情報が寄せられる。年表が結構役立ちそう。2chの議論が盛り上がるシステムの分析などもある。資料よか,直接講演を聴きたかったな。

 今日から地上波デジタル放送開始。まだ大阪・名古屋・東京の3大都市圏のみだが,いずれは全国に波及するようである。そうなると,視聴率の意味合いも変わってくるのかしらねぇ。

Posted by tkouya at 07:29 AM

November 27, 2003

11/27(木) 掛川・?

 cs-pccluster2の部材発注はボチボチ完了しつつある。CPU, MotherBoard, SATA HDD, DVD-ROM Driveの一括注文となるので,相見積もりが必要な価格になる。A, B, Cという三つのPCパーツショップに見積もりを依頼して比較,ものすごーく差が付いたので,あっさりA社に発注することが決定する。法人掛け売りだと値引きをしてくれたり(わずかだが),ショップに並んでいる価格をそのまま提示するところもある。しかし,どこも営業の対応があまり丁寧でないのは一緒であった。まあ事前に「相見積もりなので,実際に発注するかどうかは不明」と言ってあったのが悪かったのかもしれないが,それよりも先方の人手が全く足りないように見受けられる。発注が決まったA社は,返信FAXを送るのを忘れ,ほぼ一週間待たされることになった。高々数十万の買い物だから,舐められたのかしらん?
 CPUをP4 3C Gから2.8C Gへスペックダウンしたら,予算がちょっと浮いた。部材が届けば組み立て作業に掛かる訳だが,ブチ壊れる可能性もあるので,余裕があるのは精神的に重要である。

 毎年,ボーナス時期には自宅のPCを更新していたが,今年はなし。P4にしたところで,アプリの動作が劇的に良くなる訳でなし,何よりセットアップ作業が面倒で仕方がない。現状のCeleron 1G+RAID 1マシンで十分である。小金があるのでNote PCも考えたが,喫緊に必要な訳ではない。メガネと車検に消えることになりそうである。

 もう11月もおしまい。DKA法は本格的になりつつある。Aberthの原論文も送って頂いたので(N大Bさん,どーもですぅ),あとは計算するだけである(これが大変なのだが)。SACSISの締め切りも間近だし,ガンガン行きましょー。つーことでまた日記の更新がまばらになることをあらかじめ宣言しておく。煮詰まったら,逆に長文が増えるかも。

Posted by tkouya at 05:14 AM

November 25, 2003

11/25(火) 掛川・雨後曇

 朝から雨降り。11月下旬としてはかなり暖かいが,明日にはぐっと冷え込む模様。寒暖の差が激しくて,風邪も流行っているようである。しかし,食事が規則正しく,きちんと自炊もしているせいか,今年のわしは全く風邪を引く気配がない。ちゃんとインフルエンザに罹患したお方とも接触しているというのに,何故だ。これでは「バカは風邪を引かない」を身をもって立証しているようなものではないか。

 毎年おなじみとなりつつある,小柳先生のSC2003リポート。マメである。おかげで国内にいながらにして雰囲気がわかるのでありがたい。

 O'ReillyのPthread Programming(和訳)が届き,第一章のみ読む。うーむ判りやすい。判りやすいが,やっぱり欧米人の書いた本は「くどい」。これはつまり「出来うる限り判り易く書いているんだから,それで理解できないようなら読者が悪い」という言い訳のためではないか。
 今,様々な理由から,日本の大学教員のプレゼンテーション技術はどんどんレベルアップしており(一部取り残されている人もいるけど),平均的に見て,わしが学生の頃よりも格段に分かりやすい講義を行っている。これはつまり欧米流に「くどく」なっている訳で,当然,それと平行して「これで判らなければ学生が悪い」という判定を下す動きも進んでいるのである。世の中,複雑よのう。

 SCoreが5.6.1になっていた。Fedora Core 1で動かしたいのだが,ソースからコンパイルし直しかぁ。Kernelもrecompileしなくちゃならないし,面倒よのう(贅沢)。ISO Image中にはomniの新しいコンパイラが入っているのかしらん?まだ単体ではリリースされてないようだけど。

Posted by tkouya at 08:54 PM

November 20, 2003

11/20(木) 掛川・雨

 ぼそぼそと昨今の景気のように雨が降る一日。ちょっと暖かい。

 今日は一気呵成に雑用を片づける日となった。まず査読。昨日の内にupしなければいけなかったのだが,ちょっとパジャマに着替えて布団で横になったらあっという間に朝になってしまったのである。いやぁ,おかしいなぁぁぁ? で,慌てて査読報告書を二通もアップ。ACS論文誌HPCSとの同時投稿なので,こういうことになるのである。しかし論文は一本だ。馬鹿馬鹿しいが,同じ論文にちょっとだけ異なる査読報告をアップすることになる。何とかならんか,この官僚体質。学会も図体がでかくなると小回りが効かなくなるようである。んっとにもう・・・と自身の怠惰をシステムに八つ当たり。
 査読が上がれば気が楽。来年度のシラバスやら関連書類を一気に書き上げて提出する。今の職場に五年目もいれば,今までに書き上げたWord/Excelファイルを引っ張り出せば大抵の用事は事足りる。しかしファイルが増えすぎて,収拾がつかなくなっているのも事実。ちゃんと階層フォルダに整理しているから何とか見つかるものの,あと数年もすれば絶対にワケワカになる。Drag&Drop一発でファイルをDB化してくれるシステムはないものか。Plain Textファイルばかりならgrep allという技も使えようが,わしはもうM$の呪縛に填ってしまっており,今更抜け出すことは出来ないのである。

 ・・・えーっと,大事なことを書き忘れたような気がするが・・・あっ,思い出した。近頃,こーゆーことが多くて困る。あと5年もすれば惚けているやも知れぬ。

 このサイトのアクセスログを見ると,一番参照されているのが「ソフトウェアとしての数値計算」として公開している一連のPDFファイルである。んが,大部分はGoogle様からのお導きによって,たまたまキーワードが引っかかったから訪れたという人ばかりで,その後にちょくちょく参照するといった,Potal的な使われ方はしていないようである。恐らくは,一瞥して「けっ,なんじゃこれば」とすぐに立ち去ってしまう人が殆どと思われる。
 それだけが理由ではないけれど,次年度に向けて,このテキストを改訂することを考えている。・・・あまり期待されては困るが,Sボスのご助言によれば,教科書たるもの,何度も改訂して改訂して,各章が均等な分量になるように,しかもミスは極力減らすようにしなければならないそうである。むろん,わしがそんな助言を真に受けるはずもなく,受けたとしても実行できる訳もない。でも,さすがに講義を重ねてくると,自分としてもこれを土台にしても喋りづらい部分が出てくる。そこだけでも手直しして,自分の講義ノートとして使えるようにしたい。
 つっても,これから年度末に向けてやるべきことが山積していて,果たしてんなことが出来るのかどーか,甚だ怪しい。ま,現段階では気分が向いたら取りかかる,とゆーことにしておこうっと。

 そーいや,A Tutorial of BNCpack & MPIBNCpackもそれなりに眺めて頂けているようである。むしろこっちの方に力を向けた方がいいかなあ,とも思案中。どーせなら,今構築中のCS-PCCLUSTER2の話題も入れたいよなあ。P4のHT機能とPthreadの相性も調べたいし(誰か既にやっているとは思うが)。ああもうやりたいことが多くて困るよな。しかもロクに業績にならないものばっかり。困ったモンである。

 あそうそう,今度「産学連携フォーラム」に出席しますので,よろしく。パネルの前でぼーっとしている筈なので,話し相手募集中です。

Posted by tkouya at 07:24 PM

November 18, 2003

11/18(火) 掛川・晴

 今日は,もうすぐcs-pccluster2となる予定のPCの部材を購入して運び入れる作業をして疲れ果てる。さすがにセダンの車体にATXのPC Case8台は無茶であった。それでもトランクにまで詰め込んで無理矢理運んでやった。ざまあみろ(誰に言っている)。
 メーカー名は伏せるが,さすが5800円の廉価ケースだけあって軽い軽い。内部の金属板の薄いこと薄いこと。ベコベコ,ではなく,ペコペコ,なのである。マザーボードを取り付けるための板も取り外しが出来ず,側板を除いて,全ての板がリベットで強引に固定されてしまっている。これは工作がしづらいなあ,と嘆息。
 とはいえ,次年度はPCをばらしてNICを取り付けるなどという乱暴な実験はやらない(させない)ので,これでもいいのである。電源も350Wとまあまあの容量だし,本体ファンも付いており,ケース前部にはUSBポートも出ている。P4マシンに仕立てることを考えれば,ペコペコケースは冷却には向いていると言える。「計算はケースで実行するんじゃない。CPUとGbEで勝負だ!」ってなもんである。
 ぼちぼち価格.comと睨めっこするのも飽きたので,CPU以下の部材一式の相見積もりを取らねば。CPUはMHz単価で最適化して決めることにしようっと。

 そーいや,SciCADE05のWebサイト用サーバが届いたって報告が小生御大から来ていたなあ。Xeon DualのDellのPowerEdgeだそーで,やっぱりお金持ち(違うという声が聞こえてきそうだが無視する)は豪儀である。もっとも,高いメーカマシンはユーザが勝手に手を入れられないという欠点があって,致命的な故障が起きるとどうしようもない。前の職場で今は亡きCompaqのNetwareサーバを大枚はたいて導入したが,ものの数年でおかしくなっちゃったモンな。今なら安いRAID突っ込んで組み立てたマシンの方がよっぽど使い勝手がよい(自分で全てをやるなら,の話)。
 マジメな話,白崎さんがどっかで発言していたけど,サーバにあるファイルのバックアップだけなら,RAIDだけでなく,ネット経由でもミラーすべきであろう。具体的にはrsyncsshかませて自動ミラーをしておけば,「そこそこsecure」にはなる訳である。ロクにメンテ費用も出せないのに,一発買い取りの高いハードに頼るってのは・・・ねぇ。

 現実逃避てがら,つらつらと多倍長計算環境について考えてみる。前の応用数理の年会でT大学のH先生が講演者に「多倍長の初等関数の精度は大丈夫か?」と噛みついていたのと聞いて,やっぱ,まだまだその基盤は危ういよなあと思いを新たにしたのだった。
 で,cygwinに入っているmath.hを見ると,既に

extern double gamma _PARAMS((double));
extern double gamma_r _PARAMS((double, int *));
extern double lgamma _PARAMS((double));
extern double lgamma_r _PARAMS((double, int *));
extern double erf _PARAMS((double));
extern double erfc _PARAMS((double));
extern double y0 _PARAMS((double));
extern double y1 _PARAMS((double));
extern double yn _PARAMS((int, double));
extern double j0 _PARAMS((double));
extern double j1 _PARAMS((double));
extern double jn _PARAMS((int, double));

なんて関数が使えるようになっている。gccは3.2。確か,ANSI C90(だっけか?)で取り入れられたんだっけ。更に

#define M_E 2.7182818284590452354
#define M_LOG2E 1.4426950408889634074
#define M_LOG10E 0.43429448190325182765
#define M_LN2 0.69314718055994530942
#define M_LN10 2.30258509299404568402
#define M_PI 3.14159265358979323846
#define M_TWOPI (M_PI * 2.0)
#define M_PI_2 1.57079632679489661923
#define M_PI_4 0.78539816339744830962
#define M_3PI_4 2.3561944901923448370E0
#define M_SQRTPI 1.77245385090551602792981
#define M_1_PI 0.31830988618379067154
#define M_2_PI 0.63661977236758134308
#define M_2_SQRTPI 1.12837916709551257390
#define M_SQRT2 1.41421356237309504880
#define M_SQRT1_2 0.70710678118654752440
#define M_LN2LO 1.9082149292705877000E-10
#define M_LN2HI 6.9314718036912381649E-1
#define M_SQRT3 1.73205080756887719000
#define M_IVLN10 0.43429448190325182765
/* 1 / log(10) */
#define M_LOG2_E 0.693147180559945309417
#define M_INVLN2 1.4426950408889633870E0
/* 1 / log(2) */

なんて定数も必須だよな。精度が可変になると,Machine epsilonも違ってくるし,NANの範囲も変わってくる。その辺り,きっちり出来ている多倍長ライブラリってそんなにないよな。一応,MPFRはその辺りを少しは意識して作ってあるので,BNCpack/MPIBNCpackはそちらを採用したのだが,まだ足りない。

 もっと現実的なことでは,多倍長の初等(に限らないけど)関数はやたらに遅い。遅いのは無限級数に頼っているせいで,多分,MPPACKでも採用しているように,精度毎に最良近似多項式を導出して使った方がよっぽどマシなのではないか,と思える。わしの大師匠の経験によれば,sin/cos, expあたりは,Maclaurinでもかなり収束が早いので,多倍長ではあまり差が付かないのでは?という意見であったが,桁が増えるとやっぱり最良近似の方がマシになるよーな気がする・・・のだが?
 と,math.hにはこんな所もあった。

#ifdef __FAST_MATH__
#include <machine/fastmath.h>
#endif

 へぇー,と数値計算トリビア。探すとちゃんとmachine/fastmath.hってのがあって,

#define sin(x) fast_sin(x)
#define cos(x) fast_cos(x)
#define tan(x) fast_tan(x)
#define asin(x) fast_asin(x)

なんてのが並んでいる。ここでは特定の(_sysvnecv70_target)マシンだけの設定のようだが,これ,そのまんま多倍長で使えそうじゃん。通常のsinは無限級数に基づくルーチンにしておいて,速い関数が欲しければfast_sinを使う,とかね。ちょっと勉強になりました。

 ということで,寝ます(久々のフレーズ)。

Posted by tkouya at 09:24 PM

November 17, 2003

11/17(月) 掛川・?

 朝からずーっと仕事でアセアセしていたせいで,天気全く判らず。出勤時にはちゃんと見ているはずなのだが,今こうして日記を書き出してみると全く覚えていない。マジメに仕事してますってな証拠にはなるが,ちと情けない。

 Producer 2003を使って遠隔講義バックアップ用のストリーミング教材を作ってみた。これがやたらに簡単で,嘘みたい。うーん,さすが天下のM$,伊達に金使って買収しまくっているだけのことはある。
 文章じゃなくてこっちを公開しちゃおうかなあ,とも考えたが,自分の間抜け面を晒すのは公害であると判断し,思いとどまる。そういう意味では情報処理学会論文誌に掲載される著者紹介写真もヒドイものである。大体,学者・研究者ってのは総じてヲタクなんだから,顔なんて見たって仕方がない。沢山のヲタクを見るのは秋葉原とコミケだけで十分である。

 /.を見て気が付いたのだが,今はSC2003の真っ最中なのね。日本からの参加者が帰ってきたら,omni compilerとかがVer.up.されるのかしらん? 楽しみ。

Posted by tkouya at 07:56 PM

November 15, 2003

11/15(土) 掛川・雨

 朝方は秋らしく肌寒かったのだが,夜半になるとなま暖かくなってきた。ちと不気味。気温が一定しないせいか風邪も流行っているようである。わしも風邪引いて寝込みたいぞ。いい加減。

 なんだかこのWebサイトを訪れる人が増えているようだ。といっても急激なもんではなく,微増といったところ。でもまあいいことである。今のところ掲示板を設けるつもりはないし,このWeblogのコメント機能も使う予定はない。あくまでわし個人がやりたい放題するのが目的だからな,ここは。それがたまさか他人のお役に立つこともあるなら嬉しいが,あくまでオマケにすぎない。見知らぬ他人とのコミュニケーションは面白いこともあるが,そこに精力を費やすつもりもない。
 つーことでこれからもちまちまとコンテンツは増えていくだろうから,それに比例してアクセス数も増えていくのだろうなあ。どうなることやら。

 高校生向けのDKA法解説文書をしこしこ執筆中。ExcelでDKA法を計算させようという企画なのだが,うまくいくかどーか。コンピュータリテラシが上がったとはいえ,表計算はからきしなんだよなあ。慣れと概念理解が必須のソフトウェアであるから習得に時間がかかるのは止むを得ないが,いったん物にしてしまえばこれほど便利なものはない。書店の理工学書コーナーに「Excelによるなんちゃら」本が氾濫するのも無理からぬことである。うちの大師匠も晩年の森口繁一もはまった口であるが,そーゆーコンピュータに不自由な世代の方々の方が目の色を変えて夢中になるってのは面白い現象である。
 文書が完成しておめもじできるようなったら,これも公開しちゃう予定。大した内容ではないが,枯れ木も山の賑わいになろうて。

 忙中閑ありなので,今年の業績を書き出しておく。むー,ここ数年の落ち込みようから一気に元のペースに戻ってきた。よしよしってなもんであるが,働き盛りとしてはまだまだ物足りない。大体Refereed paperが少なすぎるってばさ。もっとガンガン攻めていかねば。

Posted by tkouya at 09:54 PM

November 14, 2003

11/14(金) 掛川->浜松->掛川・晴

 すっきりしない天気なれど,まあ晩秋はこんなもんかいなというところ。寒くなってきたので,この秋初めて灯油を買いにスタンドへ走る。我が家のエアコンであっためようとすると,ブレーカーが落ちてしまうのである。20Aの契約で,Desktop PC2台と炊飯器とエアコンを同時使用は無茶であった。

 先日出かけて喋ってきたLinux Conference 2003の抄録集が発行された。抄録ちゅうても10ページなんだが。何はともあれ,雑誌コードも取ってくれたので,これで晴れてProceeding並に業績登録が出来る。ありがたや。これでまずは論文一本,と。

 ちょっと気になる物件があったので,出かけてみる。親切に応対して貰うものの,先立つものがないので詳細は後日ということになる。なかなか藤田香織さんのように思い切り良くはいかんもんだなあ。こちとら何せ○○がヘタレなモンで,いつ××して△△するやも知れず,という境遇なのである。頑張った分だけ□□に反映される○○ではないところが辛いところ。うーん,どうすべぇ・・・。

 などと悩んでいる暇があったらさっさと査読を済ますべきである>自分 ということで現実逃避はこの辺で。

Posted by tkouya at 08:38 PM

November 12, 2003

11/12 (水) 掛川・曇時々雨

 やっと秋らしくなってきた今日この頃,皆様いかがお過ごしでしょうか? などと,Wordの定型挨拶文から始めてみたりする。

 Fedora Coreは日本でもMirrorされているようで,KDD LABWIDEから落とせるようになっている(A君,情報どうも)。ただいまMirror募集中だそうで,どっかやってくれないものか。
 日本ではRingサーバが有名だが,あまりにも多数の大規模ISPを巻き込んでいる分,個別にチマチマとしたサイトのMirrorをすることに余り熱心でないように見える。面倒な業務であることは間違いないが,好き者が「うちはここのMirrorもやってまっせ!」と宣伝すればそれなりに集客効果が見込めるのではと思うのだが・・・集客しすぎて自分の回線が混雑してはたまらんということなんだろうか。

 月曜日にJeLAのNPO法人設立記念なんちゃらという会合に出たら,どーゆーワケか,来年2/29の講演会で座長をさせられるハメになる。ついでに,もう出ないと決めていた数値解析シンポジウムのお手伝いもしなければならないそうな。ああ,奴隷は辛いよどこまでも(つーか,いろいろ顔を出しすぎているのがいけないのだが)。

 ゼミでGoogle Hacksを読んでいる。今日はNetscapeとMozillaで使えるGooglebarに触れる。早速自宅のNetscape 7.1にインストール。便利便利。

gooblebar.jpg

 そーいや,PhaseサーバにわしのBNCpackのディレクトリが掘られていたが,何か意味があるのだろうか? ついでにいうと,Libraryの"y"が抜けてます。

 明日は資料集めのために東京へ。行き帰りの新幹線車中で査読もせねばならず,あーもー非勤勉な奴には無茶なハードワークでやんす。日記でも書いてないとやってられんわい。

Posted by tkouya at 08:51 PM

November 09, 2003

11/9(日) 掛川・曇

 今日は何やら落ち着かない。先日までの,とても秋とは思えないような気温が一段落して落ち着いたということもあろうが,何よりも総選挙である。選挙速報があるのだ。もう早く投票所が閉じて,どこが勝ったのかを知りたい。で,そわそわしているのであろう。

 Fedora Core 1リリース。結局,日本のサイトでミラーしてくれている所は現時点ではないようなので(ミラー一覧),どこぞの.eduサイトからCDイメージをダウンロードして,そのうちcs-pccluster2の一部となる予定のP4マシンに突っ込んでみる。順調。しかもグラフィックスが格好良い。但し,日本語環境はUTF-8がデフォルトになっているようで,pTeXを動かすと何かと支障が出そうだとのこと(TeX Q&Aより)。うーん,これからようやっとUNICODEの時代になるのか。いいのか悪いのか。あれだけプチ・ナショナリスト(別称・ウヨク)を騒がしたあの論争はどうなっちゃったのか。

 ふと,Vine Linuxのサイトを覗いてみたら,2.6r3が今月末にはリリースされそうな様子。うーむ,どうしようかな・・・。

 来年一月に両親が大相撲を観戦しに東京へ来るとのこと。父母とも,既に年金暮らしに突入しているのだが,このご時世では羨ましい身分である。わしが年金を貰う頃には果たしてどうなっているのやら。ということで関心はどうしても選挙に行ってしまう今日一日なのであった。どこが勝ってもイイから,わしの老後を保障してくれぇいっ。

Posted by tkouya at 05:11 PM

November 06, 2003

11/6(木) 掛川・曇

 お掃除の神,来訪につき,用件のみ(何の用件だ)記す。

 Fedora Core 1 がリリースされる。ミラーに配送されるまでしばらく待つことにしよう。でも,KDDLABOのミラーっていつも混んでるよな(待ってないやん)。Yarrowって植物の名前なのね。

 「だら日+だらまん」発見報告をだらしな村に提出したところ,またまたご本人からreplyが返ってくる。まめじゃなぁ。ご本人には無断で引用する。すんまそん。

ありがごうございます!
お買い求め頂いたのも嬉しいのですが、ブックストア談が文教堂グループだということも初めて知りました(笑)。そうなんだー!
「やっぱだら(その略し方はどうなんだ>自分)」はまだ検索システムに入ってな
かった、という可能性もありますね。BK1がリンクしている図書館流通センターのシステムも11月6日にならないとシステムに入らない、といわれてしまいました。
ま、そんなもんだ、ということで(笑)。
これからも地道に頑張りたいと思います。

 うーむ,ご返事どもでした。やっぱりDBの更新って遅いのね。これからは,「ほぼ日」に習って「だら日」と略すことに致しましょう>読者一同

 JeLA(Japan e-Learning Association)の講演会に申し込みをする。近頃話題のいかがわしさ満載,NPO法人としての登記を祝っての会になるとのこと。公式Webページはまだ完成していないようだが,大丈夫かいな? こちらの印象では,静岡の某氏とそのお仲間+JeLA事務局(一人っきりのようだが)で全ての業務を賄っているという印象がある。まあ丈夫な方々だから,無事乗り切ることでありましょう。・・・と人ごとにしておかないと,ね。

 Texpoint 1.54を使ってみる。むー,これは良い。ということで,Computer ModernとTxfontsの例をここに置いておく。
 ただ,Knuthの思想であるところの,Font sizeによって上付,下付の組み方が変化するという性質は完全に無視されてしまう。よって,数式を拡大しちゃうと違和感が残る。ま,しゃーないか。

 では掃除に戻る。今週は静大の非常勤もお休みで,のんびりTutorialに取りかかれる。ラストスパートっ!

Posted by tkouya at 08:35 PM

November 04, 2003

11/4(火) 掛川・晴

 ちっ,今日が平日で残念,というぐらいの布団干し日より。木曜日に晴れることを祈るのみである。

 Fedora Coreのリリースはちとずれ込んで,11/5になりそうとのこと。ミラーに配布されるには,丸一日を見込む必要があるので,今週末には日本からも取得できるかな。

 MPIBNCpackのTutorialは,ソースコードと説明のための図を挿入した段階で100ページを突破した。むー,書いても書いても終わらないわけだ。
 とりあえず,基本線型計算の例を記述したところで締めとする。これから解説を挿入して,第一次推敲作業にかかる予定。今週末には,今度こそお目もじ出来るかしらん?

Posted by tkouya at 08:43 PM

November 03, 2003

11/3(月) 掛川・雨

 晴れたら昨日干しそびれた毛布を出そうと思っていたのに,秋の雨が朝からしとしと。今週は半ばには一年ぶりのお掃除の神が来訪される予定なので,布団類ぐらいは片づけておこうとしてたのに~。ま,天気に文句を言っても仕方がない。

 衆議院選挙も半ばを過ぎて,各新聞社から情勢報告がされるようになってきた。ふーむ,大体予想通りだな。民主党にはもうちっと頑張って欲しいのだが。
 昨日は自家用車で買い物に出かけた際に,ここ静岡三区から出馬している某前代議士の選挙カーとすれ違った。候補者本人が乗っていたようなので,手を振ったらちゃんと「ありがとうございます」と返事が返ってきた。でも彼には一票を入れることはないだろう。すまん。
 確か彼は東大から大蔵省(現・財務省)の官僚になり,しばらく勤めてから立候補したんだったよな。嫌み抜きで思うが,全くエリートは大変だ。どうも世間の人は誤解しているようだが,イイ大学を出るってのは,「「機会」を与えられることが多くなる(かもしれない)」権利を貰えるだけであって,「無条件でイイ会社やイイ役所に勤められる」権利が与えられる訳ではないのである。
 「どうせコネで引き上げて貰えるんだろう」って? ま,そういうことも多いだろう。んでもさ,エリートの「コネ」って,情状酌量onlyの甘いモンじゃなさそうよ。相手の能力や人間関係を鋭く斟酌しつつ,「こいつは面倒を見る甲斐がある」と判断されて初めて「コネが効く」のであって,一種の面接試験になっているのである。ペーパーテストよりきっついことじゃないの?これって。
 ましてや議員だ。いくら二世が多いとはいえ,担ぐに足るだけの最低限の能力は見られる訳で,時間を守れなかったり,支援団体に頭を下げられなかったりという,まるっきりの馬鹿では支持者がそっぽを向いてしまう。選挙期間内は一日中選挙カーから怒声を発して支援を求めるだけの体力も必要だ。有力政党から公認をすんなり取り付けるためには政治力もなければならない。少なくともそーゆーレベルはクリアして初めて議員になれるのである。誰にでもなれるというモンではない。
 それでもスキャンダルがあれば,あっという間に「ただの人」になってしまう職業。あんまりなりたいとも,お近づきになりたいとも思いませんなあ。わたしゃせいぜいWebでうだうだっている方が似合ってます。ええ。

 Fedoraはまだ正式リリースにはなっていない模様。ま,リリースされたとしてもMirrorに伝わるにはまだまだ時間が必要だろうし,のんびり待つとしますか。GbEとHTの実験も初めにゃいかんし,忙しくなってくるなあ。

 ふーん,ジブリが堀田善衛の作品とDVDを刊行ねぇ。「路上の人」って,確か「キリストは笑ったか」を探求する旅を続ける修道士と従者の話だったよな。なんか,淡々としているクセにみょーに考えさせるところの多い小説だった。「ちくま」に長期連載していた巻頭コラム集「天上大風」も楽しみに読んでいたな。堀田が亡くなってその後をなだ・いなだが襲った訳だが,泰然自若としていた堀田に比べると,「老人党」なんて立ち上げたりして,老けてからは随分とアクティブである。対極的な老人を持ってくるのが得意なのかしらん?>筑摩書房
 既読の作品はともかく,NHK教育講座のDVDは興味がある。まだ価格未定だが,手が出せるようなら買ってしまいそうである。

Posted by tkouya at 08:05 PM

November 02, 2003

11/2(日) 掛川・晴

 まるで真夏のような気候。ただいま午後3時だが,Tシャツにトランクスという格好でちょうど良い気温である。天気図は昨日より「クジラの尾」型に太平洋高気圧が張り出したまま。さすがに秋なのでそれほど長続きはしないようだが,全く季節感覚が狂ってしまう。

 谷根千の新刊が出たようである。そろそろ定期購読しても良いかな。来週は2回も東京行きなので,その時に買ってこよう。

 だら日記+だらまんを読み続ける。うーん,前作と比べても「だらしな」からは遠ざかりつつあるなあ,と感じる。かくいう自分も自炊率が上がっており,同時にエンゲル係数も下がってしまって,生活は安定してきた。やはり,社会に出てあれこれもまれてストレスにさらされる二十台を越えて,ぼちぼち腹回りの脂肪だの自分の能力の限界だのと正面から向き合わざるを得なくなる三十路過ぎの人間は,生活の規律を取り戻すようになるのであるな,と実感する。

 さて,干しておいた布団と毛布を取り込まなきゃ。そしたら職場に行って一仕事である。

Posted by tkouya at 03:01 PM

November 01, 2003

11/1(土) 大阪->掛川・曇

 Linux Conference 2003の会場からこれを書いている。まだまだ仕事の山は片づかず,おまけに査読まで舞い込む始末でどうしようもないが,鬱憤がたまる分は吐き出していかないと身が持たないので再開する。講演はどうだったかって? ま,それなりに(以下略)。

 GigabyteのGA-8IPE1000Pro2を購入し,Redhat9をインストールしてみる。なるほど,HTが効いてSMPマシンとして認識されているのは確認できた。しかし,予想通り肝心のCSA直結GbEは認識せず。再チャレンジすることになる。
 Googleでサーチしてみたら,同じ悩みを見つける。おお,タワリーシチ!と思うも,何の解決策にもならない。このあたりが,Linuxの弱点でもあり,ビジネス展開の強みでもある。「メーカーサポートがないと使い物になりませんよー」という売り文句に使えるからだ。で,銭のない庶民は自力で頑張って何とかするしかない。がんばんべー。
 ということで,Redhat10になるはずだったFedora Coreを試してみると,あっさりGbEを認識する。ちゃんとドライバも新しくなっていたようである。注文していたTurboLinuxでもばっちりでした。
 と,ばたばたやっているうちにIntelがCPUを値下げ(PC Watch)。おおっ,これを,これを待っていたのである。もっと下がらないかなあ,るん。

 産業界への貢献度で大学格付け(朝日新聞)。ネタ元は三菱総研のこれかな?
 こーゆーものが出るとまず真っ先に感情的な反論が出てくるが,それを通り越して冷静に見てみると,良いことが書いてある。評価基準に対する疑義も隠さず述べている点は素直に偉い!と認めざるを得ない。
 今回は対象分野と大学を絞っているので,あくまで試行段階ってことらしいが,いずれは全大学全学部に対して行われるのだろう。これは経産省の価値基準だが,文科省の基準とは当然ベクトルが違っている部分がある筈で,そのうちバトルでも勃発しないか(もうしているか?)という期待もある。
 まあしかし,この手の評価ってのは研究者個人の生き方の問題とはあまり関係がない。業績ゼロでは困るが,ある程度以上の仕事ができるように自分の嗜好や流行と折り合って生きていかねばならないのだから,一時的な評価で一喜一憂するよりも,自分の人生を豊かにするための方向を常に見定めて行けばよいのではないかな。ありきたりの結論だが,ま,そーゆーもんです。

 何かに対して,深く静かに絶望しているってことは,オトナになるとよくある。しかし,腹黒くなっているから,それを口に出して言ったりはしない。ましてそれが日常的につき合いのある人間に対してだったらなおさらである。適度にあしらいつつ,やり過ごすのが正しいあり方。最もそれは自分に対してもそうされている可能性だってあるわけだ。
 問題はそれを感じ取るセンサーがあるかどうか。感じ取ったからといって具体的に改善が出来るかどうかは不明だが,少なくとも精神的に,その事実に傷ついたり開き直ったりすることは出来る。それがなければお互い永遠にすれ違うだけである。離反するのも人生かな。

 何か,今日の日記はオヤジ臭いを通り越して老人臭が漂ってきそうな内容。自分に対して言っているので,他の人は気にしないように。

 うーむ,Producer 2003かあ。サンプルも見られる。こうやってビデオとPowerPoint資料をくっつける訳ね。納得。来年度,DVCを買ったら,BNCpack/MPIBNCpackの宣伝用に試してみよっと。

 祝,だらしな日記2発売。だらしな村もリニューアル。めでたい。これから新大阪に向かうので,通りすがりに見かけたら買って帰ろう。んでは,とりあえずこのへんで。
 で,帰って参りました。「やっぱりだらしな日記+だらしなマンション購入記」は,新大阪駅構内のブックストア談(検索して初めて文教堂グループであることが判ってびっくり)にて無事購入。しかしさー,書店内に在庫検索端末があって「だらしな」を検索しても出てこなかったぜ? なんで? ま,買えたのでよしとしよう。帰りの新幹線でずーっと読みふけっていました。んが,あの分厚さで上下2段組だから,「だらマン」部分しか読めませんでした。全部読んだらいずれレビューします。

Posted by tkouya at 07:25 PM

October 20, 2003

10/20(月) 掛川・晴

 論文だのTutorialだの書類だのLC2003の資料だの父母懇談会だのと,これから10日間はとんでもないことになりそうなので,一息つくまでここの更新を休みます。ふぅ。しんど。
 はったらっくおっじさん,はったらくおっじさん・・・。

Posted by tkouya at 08:02 PM

October 18, 2003

10/18(土) 掛川・曇時々雨

 ○○行列の論文,大師匠と電話会談を行い,まずは周囲の意見を聞いてから投稿することにする。こと「論文を量産する(という量ではないが)」ということに関しては,大師匠とわしとではπ(radian)意見が異なる。以前にも書いた通り,大師匠はPublish or Perishを卑下する流れを受けており,わしも内心はそうなのだが,長いものには巻かれたい欲望もあって,こういう時には対立することになっている。ま,以前ちと悶着のあった内容であるだけに,大師匠も慎重になるのは致し方ない。わたしゃ「載ればラッキー」と考えているので,このお気楽な態度がまた気にくわないのであろう。

 おやまあ,昨日Threadの話題を扱ったら,後藤さんの記事(PC Watch)が。そうかあ,CPUメーカは一斉にSMT化するのか。またアルファベットのabbreviationが増加するのであるなあ。
 わしが使っているGMPは,ここに挙がった例外を除けばThread safeではある。わしのBNCpackも,大概は引数の精度を貰ってmpf_init2しているから,そのままThread safeを言っていいだろう。となれば,あとは実行効率が問題となる。・・・むむむ,これは実験せねばなるまいぞ。
 早速,日本一の接客態度を目指しながら未だ発展途上の店に行って,CSA直結Intel GbEをサポートしているGA-8IPE1000Pro2の値段を調べる。うーむ,これなら何とかなるな・・・。早速,週明けにでも一台でっち上げて調べてみようっと。

 学生さんから下らない質問が来る。
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ところで質問なのですが、
C:\DOS
C:\RUN
RUN:\DOS:\RUN
とは何を意味するのでしょうか
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以下回答。
------------------------------
 あまりにもくだらなそうなネタなので調べてみました。Tシャツもあるんですな。
 ザ・シンプソンズにもこれを着用した人物が登場したみたい。
 解説はここを参照。そーゆー歌がアチラさんにはあるんでしょうね。
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Posted by tkouya at 09:04 PM

October 17, 2003

10/17(金) 掛川->浜松->掛川・晴

 この日記を書くのはもう3回目である。たまにはIEも使ってみようと始めたのがいけなかった。わしは日本語変換にATOKを使っているのだが,それ故にESCを押す機会が多い。が,IEでそれをやると,今まで書いたForm全部内容が消えてしまうのである。ということで,全部書き直す気にもならないので,簡単に要約する。

 ダブルヘッダー構成の静大非常勤後,コンプマートに寄って,「Rによる統計解析の基礎」(ピアソン)を購入。Octaveのようなヘタレ本かと思っていたら,どうしてどうして役に立ちそうな実用的な解析例が載っている上に,統計の基礎事項の解説もしっかりしている。理工学書は著者の力量によって雲泥の差が出る。同じシリーズなのにねぇ。

 自宅に帰宅後,ボチボチおニューのPC Cluster構成に思いを巡らせつつ,POSIX Thread関係の資料をgoogleで漁る。台数はまだ未確定だが,P4 HT対応マシンになることは確実なので,Pthread化しておけばちったぁSMPマシンもどきのことはできるのかと,虫の良いことを考えているのである。
 ということで,Pthread Programmingの素敵なサイトを見つける。MPIとの連携例まで載っていて,勉強になる。わしにピッタリの内容だなあ,と感心してたら,当たり前であった。HPCでは有名なローレンス・リバモア研究所のサイトであった。

Posted by tkouya at 08:39 PM

October 16, 2003

10/16(木) 掛川->東京

 今日はこれからHPC研究会。たまたま講義のない日に当たったので出席するのである。ヘタレ研究者であるわしは,常に他人から刺激を受けていないと仕事をしないのであるからして,スケジュールにちょっとでも空きがあればいそいそと出かけることにしている。逆に,平日のみ数日間の泊まり込み研究会なんてのは,よほどのことがない限り出席しなくなってしまった。多分,来年以降も数値解析シンポジウムには出席しない。・・・他にも原因はあるけど,ね。

 藤田香織さんの新刊は,早くても今月末の出版だそーで,ちょっとがっかり。でも,買っちゃったらその日一日は仕事にならないだろうから,ちょーどテンパってるこの時期に出なくて幸いかもしれない。
 その代わりというわけでもないだろうが,山田ズーニーさんの新刊が筑摩書房から出版されるようだ。毎回,自分の感情の動きを偽ることなく表現し続けてきた人だから,ほぼ日のコラムも大概読むようにしている。どーも自分が感情多寡の人間なので,「わし」の出てこない論理一辺倒の文は好きになれないのだ。その点,ズーニーさんのはちゃんと自我が出ていて,それでいて合理的な結論を導いている,その思考の過程が素晴らしいと毎回感心しているのである。
 今回の新刊の装丁は,ちくまではおなじみの南伸坊さん。江口寿史は湯村輝彦から「センス」というものを学んだと言っていたが,わしの場合は伸坊さんからそれを教わった。確か日下潤一だったかが「南さんの装丁は,何もしていないような印象を与える」と言っていたが,全くその通りである。それでいて,「あ,これは伸坊かな?」とすぐにピンとくるデザインになっているのが「センス」なんだよね。このレベルになると,真似しようという気には全くならず,脱帽する他ない。

 おお,うだうだ書いているうちに新幹線の始発の時間が近づいているぞ。ではこの辺で。

Posted by tkouya at 05:54 AM

October 15, 2003

10/15(水) 掛川・晴

 朝からピーカン晴れ。でも日中はせいぜい20℃程度しか気温が上がらないとのこと。秋深し。

 ふーん,BOINC(ボインク?)ってのがあるんだ。これは使えそうな・・・。某が来れば,真面目に考えてみよう。

 ○○行列の論文,下書きをなんとかでっちあげる。明日,大師匠と相談。

 寝ます。

Posted by tkouya at 10:15 AM

October 14, 2003

10/14(火) 掛川・?

 あー,日が変わってしまった。仕方がないので,火曜日の日記として書くことにする。

 BNCpack & MPIBNCpack Tutorialは70ページを越えたところで小休止。かなり荒っぽいけど,first approximationなんだから,まずは書くだけ書かないと。一日潰した甲斐があり,何はともあれ完成が見えてきた。来月初旬にはupする予定。ふぅ,予定外の仕事だが,今は手持ちのタマを増やして何でも出来るように自分の能力を貯金しておかないといけない。これが終わったら,ScoreOpenMPの勉強が必要になるのである。頑張らnight(誰の真似だ)。

 Tutorial執筆のためにMPI Forumの文書を眺めていたが,来年にはMPI 1.0リリースから10周年なのねん。何かお祝いでもやらないのかしらん?

Posted by tkouya at 12:27 AM

October 11, 2003

10/11(土) 掛川・曇

 バファリンPlus様のおかげで,昨日より居座っていたヒドイ偏頭痛がようやっと治まる。わしの母親も頭痛持ちなんだが,こーゆー体質ってのは遺伝するのかしらん? 昨日は講義があったので何とか持ったが,休日ともなると,無理して動く必要がないためにかえって体調が良くない。体を動かす用事があれば,そのうち頭痛は去ってしまうのだが。ズボラ人間は,強制力が常時働いていないと生活が営めないのである。

 フラフラしながらバファリンを買いに薬局へ出かける道すがら,賑やかな御輿とすれ違う。今日は掛川大祭だった。オトナを先導に,子供達が御輿を左右に振りながらゆっくりと進んでいく。それをじーっと眺めている,無精ヒゲを伸ばしたひとり者の中年オヤジの図。そのうち逮捕されるかも知れぬ。
 薬局帰りに,道ばたの野菜売りをしている小さな無人スタンドがあり,枝豆一房を40円で購入する。所々虫が食っている所がよさげで,自宅に戻ってから湯がいて昼飯代わりにむさぼり食う。うまかったっす。

 バファリンPlusのご加護によって復活した後,メンドくせぇ査読リポートをでっち上げ,買い物に行くついでに掛川郵便局に投函。夕食にスパケッチをゆでてむさぼり食い,その勢いで"BNCpack & MPIBNCpack Tutorial"(日本語だけどな)をバリバリと書き始める。プログラムリストを突っ込んだだけなのに40ページを越える。まーったく,プログラムネタで分厚い本を書くってのは,チョロい仕事だよな(誰に言っているんだか)。来月,大学院の講義が終了するまでに仕上げてしまおう。100ページ突破なるか?

Posted by tkouya at 08:46 PM

October 09, 2003

10/9(木) 掛川・晴

 なかなか秋晴れと対面できない,と書いたら,本日はピーカン晴れ。でも放射冷却のせいか,かえって寒い。ちょっと暖房を入れる。

 昨日はMPIの教材となる,ごく短いプログラムを完成させる。Send/Resv, Bcast/Gather/Scatter/Reduce/Allgather/Allreduce/Alltoallを使った,IEEE倍精度と多倍長の例である。全部で16本。
 んで思ったんだけど,こーゆー短い例題を使って解説している本ってのは,全然ないのね。個別に教材として先生はいるんだろうけど,本になったものはないんじゃないのかな。欧米にもなさそうである。
 確かに,MPIってのは大規模な計算をするために使われるのが普通なので,小さな例題なんぞ,あっても大して役に立たない。また,プログラミングスキルが高い人しか使わない(使えない,かも)ので,短い例題よりは,いきなり並列Jacobi反復法のプログラムを提示して貰った方が即戦力として使える。・・・でもねぇ,一向に普及しないのはやっぱり適切なTutorialが少ないから,というのも大きいんじゃないでしょうか。敷居が高い,とか,アセンブラのように複雑,ってのは認めるけれど,こうまで一般化してないってのは,まずいんじゃないでしょうか。
 ちょっと検索をかけてみると,例えばこんなのがあって,かなり良くできている。んでも,もっと軽めの,説明もきっちりとした印刷物としての本が出版されていてもいいでしょ。
 しかも多倍長と来たら・・・壊滅状態だもんなあ。日本ではT大学のI先生のグループが先陣切って頑張っていたけれど,科研費の報告書はあれど,ついぞその成果を分かりやすく述べた本が出たという話を聞いたことがない。・・・ああ,いかんいかん,やることやらねば。・・・でも,なんか・・・ムラムラとやりたくなってきたぞい。うーむ・・・どうなることやら。

Posted by tkouya at 09:16 AM

October 08, 2003

10/8(水) 掛川・曇

 爽やかな秋晴れとはなかなか対面できないまま,朝の寒さに震えつつ,これを書いている。ここんとこ毎日日記が更新されているのは,朝一コマ目の講義が増えたためである。大部分の人間は強制力が働かなければ勤勉になれない,というイイ見本がわしなのである。

 GPU並列化の動きあり?(PC Watch) うーむ,確かに発熱とダイサイズの増加がコストに跳ね返ってくるようでは,それも一案であるな。ついでにCPUも,もっとじゃんじゃんSMP化して安く提供してくれればありがたいのにねぇ。
 ただし,そうなってくると,MPIよかOpenMPってことになるのかなあ。ライブラリを使うだけユーザはともかく,プログラム開発となると,楽に組める方が良いもんね。全くこの分野はコンピュータのアーキテクチャに左右されることが多くて,一向に安定しませんなあ。そこがいいんだけれどね。

Posted by tkouya at 07:24 AM

October 07, 2003

10/7(火) 掛川・曇

 寒いですー。もう気温が単調減少,このまま一気に冬かしらん?

 本年度は何故か(笑)大学院の講義を担当することになり,せっせと資料を作っている。困ったことに,PowerPointで印刷すると,特にTimes Roman部分がすっぽ抜けてしまう。何で?
 それはともかく,今年はMPIプログラミングをやろうと,作ったばっかりのわしのMPIBNCpackを題材に使っている。これが便利なんだ,自分で言うのも何だけど。既に実装されたものがあると,その内部構造を説明して,関数を呼び出して使って貰うだけで済む。しかもIEEE754倍精度,多倍長とどっちもオッケー。ああ,世界中でこんな講義が出来るのはわしだけさ,等と有頂天になってしまう。
 順番としては,先に1CPU用のBNCpackの例題をこなしてもらってから,ということになるが,使う関数はそれを土台にしているし,関数名もMPI版,1CPU版と殆ど共通しているから,提示した1CPU用のBNCpackプログラムをMPIBNCpackプログラムになおしてもらうのはかなり簡単(但し,私見)。ああ,楽チン。
 ・・・とはいえ,資料はかなりごっつい量になってしまっており,わしの担当分は前半7回だけだが,それとても終わった暁にはちょっとした本が書けるぐらいにはなっている筈。ん~,またぞろ本が書きたくなってきたぞ~。って,今日は一コマ目から講義なので,その現実逃避にラチもないことに意欲を燃やしているだけなのだが。
 来年度以降は,担当講義もネットワーク系から外れるし,卒研は全部,並列分散数値計算関係にしちゃおっかなぁ。もうTCP/IPがらみは技術が固定化されちゃって,興味が無くなってしまったのである。

 そーいや,藤田香織さんの新刊がようやっと発行されるようですな。来週に上京するので,その時にでも購入できればいいなあ。楽しみ。

 むー,PSXが年末に(PC Watch),ねぇ。ほ,ほしい。いい加減,HDD Recorderにもしたかったし,DVDに落としたいことも増えてきた。良い機会である。買う,買うぞ。あ・・・車検通さなきゃいけないんだった・・・。

Posted by tkouya at 08:21 PM

October 06, 2003

10/6(月) 掛川・曇

 ん~,暑かったり寒かったりの繰り返しも,もうそろそろおしまいのようである。今朝はどんより。日中もせいぜい20℃ぐらいまでしか上がらないという予報が出ている。灯油でも買っておきますかねぇ。

 "Mathematics by Experiments"のダイジェスト版に目を通す。日本語だと「実験数学」ってなもんか。数値計算・数式処理が華やかな頃には随分と唱えられた言葉であって,今となってはあまり目新しいものではない。しかし,内容を見ると,所々に面白い知見があって,"materials that have not yet published"という前書きの通りの部分がある。
 しかし,数値計算全般としては内容が偏りすぎて,どーも不満。級数や積分,数列といった,かつての多倍長屋さんにありがちの分野に偏っていて,「もっと他にもやることがあるだろう」と言いたくなる。・・・お前やれ?ごもっとも。ウダウダ言ってないで,自分なりのmaterialsを盛り込んだ文書を作らねばイケマセン。

Posted by tkouya at 08:07 AM

October 05, 2003

10/5(日) 掛川・晴

 鱗雲が秋を感じさせる日。

cirrocumulus.jpg

Posted by tkouya at 09:06 AM

October 04, 2003

10/4(土) 掛川・晴

 秋晴れの良い天気。清々しい。しかし,朝晩と日中の気温の差が激しくなって,服装の調整がめんどくさい。寒いなら寒い,暑いなら暑いと一貫してくれた方がありがたい。一番良いのは常春の島マリネラの如く,涼しいまんま,なんだが,「涼しい」という状態は,暑いと寒いがあってこそ存在する概念であって,変化に伴う一時的な状態に過ぎない。そこがかえって愛おしいと思わせる一番の原因なのだろう。嗚呼全く世の中ままならない。

 OpenOffice 1.1.0が正式にリリースされた。どうやらRC5がそのまま1.1.0へ格上げされたものらしい。暫く様子を見て,日本語localizedが完了したものを貰ってくることにしよう。

 DKA法のベンチマークテスト,本格的にあれこれやりだすも,BNCpack, MPIBNCpackの機能追加も合わせてやるハメになる。まあこうやって段々と便利になるんだが,逆に言えば,もう後戻りできないぐらいの機能が積み込まれてしまっているのである。今時なら,多倍長計算を楽にプログラムしたいのであれば,OpenMPのomniF77とか,先日も書いたIntelのFortran90コンパイラを使ってFMLIBを使う方が楽である。苦労してSend/RecvやらCollective Communication関数と格闘する必要はないだろう。やりたきゃ止めないけど。
 んでも苦労してMPI対応したわしのライブラリは,折角ですからちゃんと生かしたいな。Globus対応とかね。あ,いや,言ってみただけです。今それどころじゃないので。
 で,肝心のDKA法は,どーも収束が悪い。初期値もかなりギリギリ根に近いところに配置したにもかかわらず,だ。で,絵を描いてみたら,ありゃりゃ,初期値がおかしい部分がちらほら。全部異常というわけではないので,見逃していたのである。この辺がどーやら影響しているようだ。

dka-chebychev128.jpg

 もう128次だの256次だのという代数方程式を300桁以上の桁数で相手にしていると,数値データを目視するだけではどうにもなりませんなぁ。初期値の異常もExcelでプロットしてみて判明したのである。大規模シミュレーションでは数値そのものと直接触れる機会が無くなり,Visualizationだけを見ることになる。超低速並列分散CPUであるところの脳には大量の数値データを処理する能力がなく,直感的に把握できる図形に頼らざるを得ないのであるなあ,と実感。
 ともあれ,もっと低次のものからちゃんと解くようにしないといかんな。ということで,案外長期戦になりそうな予感が・・・いかんいかん,今年中には投稿しなきゃいかんのだ。これから手がける○○行列の原稿が上がったらすぐに取りかからなきゃ。論文書くぞ。今年中にあと2本じゃ! ファイトッ,オー(古いかけ声だこと)。

Posted by tkouya at 09:48 AM

October 03, 2003

10/3(金) 掛川->浜松->掛川

 爽やかな秋空が続く今日この頃である。その分,仕事にも身が入って・・・のはずなのだが,どーも,LC2003の原稿を無理して上げたのがたたってか,調子が戻らない。我ながら軟弱者であることよ。

 今日は静大非常勤の講義開始日。東京に通わなくなったー,と昨年度は肩の荷を下ろした矢先にこの仕事が舞い込んだのである。世の中ままならない。まあおかげで冊子も出来たし,人間万事塞翁が馬・・・年寄り臭いな,もう。

 最近はメールチェックもいい加減になった。spamだらけなんだもん。わしみたいなマイナー学者のでも,一度悪徳業者のアドレス帳に登録されてしまうと,わんさと来る。多分,リターン率なんて全く考慮せずに,送付先アドレスの数だけで金とってんだろうな。帯域のムダムダ,と思うが,逆に言えば,そんだけのメールを送っても,the Internet全体では大した影響がないということでもある。時代の移り変わりを感じる今日この頃。

Posted by tkouya at 08:57 AM

October 02, 2003

10/2(木) 掛川・?

 勢いづいて,Linux Conferenceの原稿を上げてしまい,今メールで送信し終わったところである。もう寝る。今度こそ寝る。しかし横山光輝があんなにボロクソに言われているとは意外だった(んなもん見てるからこんな時間になったんじゃ!)。

Posted by tkouya at 03:33 AM

September 30, 2003

9/30(火) 掛川・晴

 月曜日の日記を書こうとしたら,もう日が変わっていた。ちぇっ。

 Linux Conference 2003のプログラムが公開された。むぅ,11/1(土)は最終日で,しかも基調講演なしかあ。こりゃ人が少なそうである。とりあえず,Closing Sessionまでお付き合いしてみることにしよう。あああ,原稿がまだ出来てない~。

 寝ます(久々だな,このフレーズ)。

 起きました(これは初めてではないか?)。

 出勤前に,Intel Fortran Compiler for Linuxをインストールしてみる。サポートなしでNonprofit use onlyであるが,期限なしで使えるのはありがたい。もっともAcademic価格なら大した額にはならないのだが。
 おお,これは簡単。install scriptはよくできている。自宅のPIII 800 MHZ + RedHat Linux 9.0にすんなりインストールできた。では,懸案のFMLIBをコンパイルして試してみようぞ・・・と始めたら,FM.f90のコンパイルが30分以上経っても終わらない。さすがFortran界の多倍長の雄であるわい。・・・などと感心している暇もなく出勤時間となり,そのまま自宅を出る。
 cat /proc/meminfoしてみると,

[user@homemachine user]$ cat /proc/meminfo
total: used: free: shared: buffers: cached:
Mem: 260354048 256819200 3534848 0 1527808 201031680
Swap: 534634496 267313152 267321344
MemTotal: 254252 kB
MemFree: 3452 kB
MemShared: 0 kB
Buffers: 1492 kB
Cached: 14860 kB
SwapCached: 181460 kB
Active: 204448 kB
ActiveAnon: 191552 kB
ActiveCache: 12896 kB
Inact_dirty: 12208 kB
Inact_laundry: 8048 kB
Inact_clean: 4520 kB
Inact_target: 45844 kB
HighTotal: 0 kB
HighFree: 0 kB
LowTotal: 254252 kB
LowFree: 3452 kB
SwapTotal: 522104 kB
SwapFree: 261056 kB

となって,どうやら256MBのメインメモリでは足りないらしく,Swapを引き起こしているのが分かる。どーりでHDDがやかましい訳だ。

教訓: 性能の良いコンパイラを使う時には,ハードウェアにもそれなりの投資をしましょう。

 んが,悪いことに,glibcとの不整合があって,コンパイルしようとすると

[user@home user]$ ifc test.f
main program

7 Lines Compiled
/opt/intel/compiler70/ia32/lib/libIEPCF90.a(f90fioerr.o)
(.text+0x4d3): In function `f_f77ioerr':
: undefined reference to `__ctype_b'

となって,Executable fileが生成されない。どうやらFAQのようである。ちょうど,linux-users MLでも話題になっていた。
 glibcをダウングレードするか,ダウングレードしたものをstatic linkして使う他ないのかなあ・・・とIntelのSupport Forumを読んでいたら,ctype.cなるソースを作って下さった奇特な方がおられたので,試したらおっけーでした。うーむ感謝感謝。
 久々に,Fortran90と戯れてみるかなぁ。むっかし書いたソースがまだ残っているから,あれこれ弄ってみるもの一興か。

Posted by tkouya at 08:40 PM

September 27, 2003

9/27(土) 掛川・晴

 まだ夜中なので,天気不明。天候が安定しない典型的な秋の気候が続く。台風シーズンは終わりのようだが,でかい地震が今年は頻発している。釧路地方で震度6とのこと。義弟(なんだよなあ,実感湧かないけど)の実家は大丈夫かしらん?

 Google Toolbar Version 2をインストールする。PageRankの数字が明確に表示できて,わかりやすさに磨きがかかった。んで,わしのWebページのPageRankはというと5/10とのこと。証拠はこれ。わしの職場のメインページと同じランクやんけ。どうやらわしのページ内リンクがそのままカウントされてしまっているようである。まあ,トップ以下のページでも独自にリンクされているところ(BNCpackとか)があるからなんだろうけど,客観的に見てどうなのかしらね?

 今学期から,数学関連科目を多数引き受けることになった。それはいいのだけれど,さーて何をやろうか,となるとかなり迷う。わし自身は応用系の人間であるから,理論屋さんから見ればヘタレ人種である。しかし,世の中,立派な人間よりもヘタレの方がずっと多いのであるから,大衆迎合的に考えれば,わしみたいなのが教えるというのはそれなりに価値のあることなのである。
 藤原正彦の「遥かなるケンブリッジ」には,著者があるカレッジのチューター(個人教授)となる経験が描かれている。数名の学生に対して家庭教師のように濃密なゼミを持つのであるが,そこでスポーツマンタイプの学生が,親しくなった藤原にこんなことを漏らす。カレッジの教授陣は,理論系より応用数学系の方向へ学生を導きたがっている。応用なら理論を適用するだけなので良い成績をとりやすいから・・・と。これは一面の真実を突いている。「良い成績」が「良い学問」に繋がるかどうかは首をかしげるけど,ね。
 純粋数学の専門書は,ものすごく密度が高いので,読みこなそうとすると時間がかかる。しかも,馬車馬のように高度な次元へと一直線に誘うものだから,んなもんいらないこの程度でいい,と感じるヘタレにとっては敷居が高すぎて,目標意識を持つことが難しい。その点,応用系だと,解決すべき具体的な問題が提示されているから,こういう問題の前提に対してはこの理論を使えばいい,この手法を適用すればいい,という道筋がとりやすい。特にコンピュータの馬力に任せた試行錯誤的シミュレーションができれば,考えるための材料も得やすい。
 わしが悩むのは,最初っから応用系を目指す人たちに必要な理論をどのように学習してもらうのか,ということである。理論系を目指して「挫折」しちゃった人たちは,そこに至るまでの理論的蓄積が期待できるから,まだいい。それが全くない場合は,目標意識を保つことができる程度に演習を行い,そこで使う理論を最低限提示し,しかも完璧な証明まで至らないまでも,その理論が正しいことを納得してもらうぐらいの「説明」を行う,という形を取ることになる。このバランスをどうするか,で悩むのである。
 ま,悩んだところで,結果として「いい授業」が可能かどうかは怪しいのであるが,こーゆーことに少ない灰色の脳細胞を使うのは嫌いではないので,今日も,うじうじと結論の出るような出ないような思考に時間を費やしているのである。

Posted by tkouya at 11:26 AM

September 24, 2003

9/24(水) 掛川・曇時々雨

 風が強い上に,昼からは雨までぱらついてくる,いやんな天気。明日はちっとはマシになるようである。

 12月まで研究集会もなし,などと書いたら,本日,Linux Conference 2003採用通知が届く。11月1日(土)講演とのこと。前日から泊まり込んで,大阪でもぶらついてきますかねぇ。
 つーことで,10月3日までに原稿を出せとのこと。あーもーまた仕事が増えた~・・・と自分から申し込んでおいて,贅沢なことをぬかす私。

 e-Learning学会に入会すべく,書類を書く。これでえーと・・・日本応用数理学会,日本数学会,情報処理学会,SIAM,日本Linux協会,e-learning学会・・・6学会か。銭ばっかりかかるわい。仕事上の投資みたいなモンだから,いいんだけどさ。

Posted by tkouya at 08:42 PM

September 23, 2003

9/23(火) 掛川・晴

 ふと気が付けば,夜の草むらからはコオロギ(かな?)の声が聞こえてくる。先週までの残暑が嘘のような肌寒い,風の強い一日であった。

 2週間に渡る学会ラッシュが終了してみれば,12月まで東京に出る用事も,研究集会に出席する予定もなく,ひたすら仕事に邁進する(ホントか?)秋となりそうである。全く,昨年までは毎週非常勤で横浜に出かけていたことを思えば,随分と時間に余裕が出てきたものだ。それを埋め合わせるように,あれこれとまとめたいネタが湧いてきたのだろうな。学者冥利に尽きるわい。ふっふっふ。
 しかし,こうデカイ本屋に出かけられない日々が続くと禁断症状が出そうである。いわゆる,「Amazon症候群」という奴で,ちょっと時間が出来るとブラウザを起動し,新刊をチェックしたりするのである。今ちょうど岩波書店から,応用数理シリーズをまとめなおした単行本がワサっと刊行されているから,来月あたりに耐えきれなくなって全巻購入しかねない。今日もSIAMの新刊を購入してしまったが,これはきっと禁断症状の前触れであろう。なまじっか小金があるのも考えものである。
 一昔前ならきっとPC用パーツをチマチマと購入していたであろうが,もうPCには大して興味がなくなっており,特に欲しいソフトウェアもないため,研究用のPC Clusterの価格チェックをする以外は通販ページを見ることもなくなってしまった。次年度は一年ぶりに海外に出かけることになりそうだし,旅費にふりむけることにしようっと。

 GMPのVisual C++.net ネイティブ環境対応バージョン。他にも,MinGWで作ったものがある(但し,import libraryは自分で作る必要がある)。Assemblerルーチンも対応させたのはこれが始めてではないか? リタイアした技術者の方が作られたようで,敬服する。
 C++のクラスライブラリを使って,Visual Basic環境で気軽に多倍長計算が可能になると嬉しいのだが,誰かやらないかな? ・・・わしはやらんぞ。当分。

 某学会で一度リジェクトした論文が復活して採録されたようだ。Editorとすったもんだしたのでこちらも気分が悪かったが,ま,一安心。どんな内容になっているか,楽しみである。最も,新規性については今でも疑問なのだけれど。

 JSIAMから回ってきた査読論文,滅茶苦茶めんどくさい。原書の補題のミスを指摘した論文が以前掲載され,その論文における間違いを指摘する論文なのだ。つまり間違いがRecursiveになっている。その上,翻訳の方では修正がなされていることになっているが,今回の論文の指摘を見る限り,それは修正になっていないようなのである。この時点で頭がクラクラしてくる。で,更にややこしいことに,一見したところでは以前の論文のどこが間違っているのか,さっぱりわからないのである。
 つまり,これを査読しようとすると,以前の論文,今回の論文,原書,翻訳書と4つの文献を相互参照しながら,もつれた論旨を紐解くところから始めねばならないのだ。うがーっ,引き受けるんじゃなかったっ。

Posted by tkouya at 10:40 PM

September 22, 2003

9/22(月) 掛川・晴

 さわやかな風がそよ吹く秋の空。おお俳句になった。気持ちの良い一日。が,朝晩はぐっと寒くなってしまったので,慌てて長袖のパジャマを引っ張り出した。

 先日オープンしたばかりの掛川花鳥園の招待券が郵便ボックスに投函されていた。しかも2枚。入場料が\1050だそうで,地元民がrepeaterになる率は低そうである。11月に家族が押しかけてくる予定なので,その時まで取っておくことにする。

 明後日から講義開始。ああ短い夏休みだった。充実していたか,と言えば・・・難しいところである。あんだけ論文論文と騒いでいて,まだ出来上がっていないのである。ただ,ここに来てネタが一本増えたので,ちっと嬉しい。掲載されるかどうかは不明だが,投稿できる準備が整ったことはめでたい。
 静岡に来てから早5年目。ようやく研究と教育のサイクルがかみ合ってきたようだ。この勢いで○○できるよう,もっと精進しよう。

 あ,19Inchの液晶ディスプレイ,しかもTV Tuner付き(PC Watch)。職場ではNANAOの19inch CRTを使っているのだが,これがでかくて邪魔になっている。6万円台になったら購入しようかしらん。

Posted by tkouya at 11:01 PM

September 20, 2003

9/20(土) 掛川・曇

 そろそろタオルケット一枚では風邪を引きそうな朝になってきた。昨日は疲れてバタンキュー。出張帰りに仕事なぞするものではない。

 うーん,ATXの次はBTXかあ(PC Watch)。合理的なデザインであることは確かだが,むー,従来のケースが全く使えなくなっちゃうのは痛い。ま,暫くはIA-32アーキテクチャと格闘することになるのだから,関係ないけど。

Posted by tkouya at 06:28 AM

September 19, 2003

9/19(金) 京都->掛川・晴

 あっつぅい~京都から,じめっとした掛川へ帰宅。今回のJSIAM年会では講演しなかったのだが,何か充実していた。高々数セッションがpallalelに催されているだけの小規模な学会なのに,顔見知りがやたらに多くて挨拶ばっかりしていた感がある。むー,FIT2003とはえらい違い。次年度も,FIT(同志社大)とJSIAM(中央大)に参加することになるのかなぁ。

 宿が東寺の方向にあったため,京都駅からバスでえっちらおっちら三日間会場へ通い詰めることになった。おかげで通の名前が覚えられて,京都中心部の地理が把握できた。また12月に研究会があるのだが,これは出席できそうもない。その分,頑張って論文を書かねば。

 職場に戻ったら,「ソフトウェアとしての数値計算」の冊子が届いていた。結構立派で,印刷もきれい。KnuthとTeX日本語化に尽力された方々に感謝せねば。その割には内容が薄っぺらいのは情けないが。

Posted by tkouya at 09:50 PM

September 16, 2003

9/16(火) 掛川・?

 前日は毎度の偏頭痛のため,買い物に出かけた以外は一日中引きこもり状態。ここんとこ頭痛の回数が増えたようだ。そろそろバファリンを常備薬とすべきか。こんな時間(丑三つ時)に書いているのは早く寝過ぎたせい。

 今日は静大で定期試験の後,○○という時間の無駄としか思えない行事がある。明日からは京都で応用数理年会。金曜日に帰宅予定。隙があれば日記を書くが,多分ないでしょうな。少しは後期の準備もしなきゃ。論文の準備もしなきゃ。頑張りまっしょう・・・と書いて,頑張ったことがあったのか>わし。自省する。

 SIAMの会員更新を行う。応用数理学会から回ってきた査読論文に関する資料集めをする。京都にいる間に仕上げたいプログラムをNote PCにコピーしておく,等々の雑用を行って帰宅。ボチボチいこか。

Posted by tkouya at 07:47 PM

September 14, 2003

9/14(日) 札幌->掛川・晴->曇

 実家から帰ってきた・・・という表現は正しいのだろうか? いつも迷う。実家に「帰っていた」のか,実家から今の住居へ「帰ってきた」のか,全くこの「帰ってきた」という表現は,軸となる「家」は一つしかない,という前提に依っているためにわしみたいなひとり者には使用が厄介である。

 久々にAmazonのレポートをチェックしたら,先月から引き続き「Javaによるアルゴリズム事典」が好調で,クリック数では今のところトップである(といっても一桁台)。何があったのかなあ。ま,ジワジワと評価が上がってきた,ということにしておこう。良書が売れるのは嬉しいものである。

 ということで報告まで。

Posted by tkouya at 08:33 PM

September 11, 2003

9/11(木) 札幌・晴

 FIT2003に来ており、開放された計算機室でこれを書いている。

 札幌に来るまでの道中、経済産業省が公開した「オープンソースソフトウエアの利用状況調査/導入検討ガイドライン」をつらつらと眺めていた。んで気がついたのは、大学や研究機関がオープンソースを担うという観点がまったく欠けているのである。もちろん、この文書はビジネスとしてのオープンソースの活用を目指す企業に向けたものであるから、意図的に無視しているのであろうが、それならそれで一言ぐらいの言及があってしかるべきでは、とは思う。
 昔以上に、研究者ってのは自らの研究を広報する必要に迫られていて、分野を問わず、自分のWebページを作って公開している人は多い。そーゆー広報の一環として、成果としてのソフトウェアをオープンソースにするってのは一番理にかなっている行動である。その結果、新たなビジネスに繋がる可能性も広がるわけだ。
 そーゆー意味で、本文書は研究者にも広く読まれるべき文書である。後半のGPLの厳密な法的解釈は読んでいて頭が痛くなったが、具体的な事例を眺めるだけでも十分参考になる。

 つーことを書いておかないと忘れそうなので、記しておく。続きは帰ってから、と。

Posted by tkouya at 04:06 PM

September 08, 2003

9/8(月) 掛川・曇

 ねばり腰で頑張っていた残暑も峠は越えたようで,すっかり涼しくなってきた。朝晩は長袖が必須。明日からは札幌に出張だが,あちらは上着も必要な気温であるようだ。つーことで,9日以降は更新を休む予定。

 うーむ,ここで不満を書いたのが功を奏したのか,Phaseのリンクページから,わしのBNCpackの分類が変更され,無事多倍長計算パッケージの仲間入りをしている。それはいい。それはいいのだが・・・うーむ,ますます人の悪口が書きづらくなるではないか。なんたるちーや,さんたーるちーや(古い,しかもCMネタ)。

 この日記を気候の話から始める癖がついて,もうどのぐらい経つのだろうか。そのまま哲学的な話題に繋がれば,まるで文藝春秋の巻頭エッセイのような「しみじみエッセイ」(from 小谷野敦)になるのだが,まだ枯淡の心境とは無縁であるため,「独特の臭気」(from Weblog入門)が漂う俗っぽい内容になってしまう。あと25年も続いて赤いちゃんちゃんこを着る頃になれば,少しは好々爺になって「枯れた」内容になるかもしれない。しかし,そうなればもう新規に内容を追加するよりも,バックログを読む方が楽しめるだろう。つーか,その頃にはWeb自体が残っているかどうか怪しいものであるが。

 しみじみエッセイと言えば,Y博士(Y元教授の方がいいのかな?)が某コンピュータメーカに在籍していた際に,自分で発行していた社内ジャーナルに連載していた記事をまとめた冊子がわしの手元に残っている。面白い代物かと言えば,うーんと即答しかねるのだが,「しみじみ」であることは間違いない。推敲を重ねたと自分で書いているだけあって,文章はさすがにしっかりしている。
 この手のシロウトが書いたエッセイってのは,99%がまとめられることもなく消えていくものであるが,Y博士の場合はそれを恐れたのか,ドットインパクトプリンタで印刷・製本して知人に配っていた。で,その一つがわしんとこにある訳だ。
 しかし,それとて経年劣化が激しく,もうかなり文字が掠れてしまっている。Y博士を知る人も少ないだろうし,内容も前述の通りであるから,これも99%の一部と成り果てるのだろう。諸行無常。

Posted by tkouya at 06:48 AM

September 06, 2003

9/6 (土) 掛川・晴

 今日も暑くなりそうである。日本列島は,関東を境に南と北でまるっきり気候が違ってきている。北は低気圧と前線が通過して肌寒いぐらいだが,南は月遅れの残暑がきつい。米の作柄もがらっと違ってくるんじゃないのか。

 Weblogのスタイルシートを修正する。と言っても静的に生成する方ではなくて,わしが使っている編集画面に適用されるものである。これがまた小さい字で見づらいったらありゃしない。少なくとも文章を打ち込むTextareaだけは見やすくしようと,fontsizeを11px->14pxへ変更する。おかげで大分見通しがつくようになった。HTMLもCSSも勉強しておくとこーゆー時には役に立つわい。

 出張時に愛用している旅の窓口楽天に買収される(Internet Watch)。本体の日立造船の不振から,売り払われてしまったようだ。利用者としては,妙な仕掛けを導入したりしないで,現状のままの使い勝手を維持して貰えればありがたいのだが,さてどうなりますやら。
 Yahoo! BBしかり,楽天しかり,のし上がってきたベンチャーの雄の営業本位体質ってのは,個人的にはどーも肌に合わない。言葉は悪いが,「成金根性」的卑しさが感じられるのである。競争に勝ち抜くためには仕方のないことではあろうが,それを全面的に肯定する気分にはなれない。そーゆー成金さん達が頑張ってくれているおかげで,一消費者たる自分が恩恵を授かっているにもかかわらず,である。・・・疲れてるのかな?

 MPIBNCpackドキュメントをでっち上げてTVを付けると,おや,養老剛司先生の特集番組が放映されているじゃありませんか。思わず見入ってしまう。学問ってのは思考の自由を与えてくれるものだってことを改めて感じる内容であった。

 @niftyの契約を10/1付けで解除することにした。あーさっぱりさっぱり。

Posted by tkouya at 11:53 PM

September 05, 2003

9/5(金) 掛川・晴

 残暑に襲われっぱなしであった週の最後になってようやっと寝苦しくない夜を過ごすことが出来た。目覚めすっきり。

 職場と自宅のWindows 2000/XPマシンは全てupdateを終えたが,Officeの方はほったらかしだったので,試しにと自宅マシンの方にOffice Updateをかけてみる。しかしこれがめんどくさい。インストール時にイチイチCD-ROMを要求してくるんだもんなあ。わしはOffice 2000をクリーンインストールしているからいいようなものの,Office 95->97->2000と上書きしてきたズボラユーザは大変なんじゃないのかな。
 M$のユーザ不信ここに極まれり,と憤るものの,大勢に従う向きには帰って好都合なんだよな。「M$がやっているんだからうちも」と,易々とvalidate必須にできるから。最も,validateするサポート体制を維持できる体力があればの話だが。

 昨日の"Revolution OS"の中で,StallmanがGNU Hurdのリリースが遅れた原因として,Microkernelにおける非同期通信の難しさを挙げていた。Linuxはmonolithic(字幕では「一枚岩」となっていた)だから短期間でリリースできたと。
 んで,スケールが小さい話で恐縮だが,わしのMPIBNC(「早くリリースせいよ!」「すいません,ドキュメントがまだ・・・」)には非同期通信API(isend, irecv)は使っていない・・・つーか,使い方がよーわからんので使っていない。今のところ,小規模PC clusterでの数値計算しか考えていないので,相手がいつ送受信おっけ状態になるのかワカラン,ということはないのである。これがGAだのAgent-orientedだのということになれば,逆に非同期通信でなければやってられんという世界になるのだろう。ましてやGridなんてことになれば・・・ねぇ。
 つーことはだ,Netで繋がったPC同士を全体として使うことがMicrokernel的なものであり,そこであれもやろうこれもやろうという構想が立ち上がって実験を開始している現状は,PC単体ではmonolithicで十分間に合っており,超大規模な,マシンリソースが膨大に存在する環境でこそMicrokernel的発想が有効であることを示しているということなんだろうか? つまりは早すぎた発想ということなのかな。Machなんてどんなもんなんだろう。もうシロウトにはこの辺が議論の限界であるな。

 「などと妄想を書き付けている暇があったら少しはドキュメントを書いたらどうだ!」
 「すいません」

 ということで,少しはドキュメントを書くも完成には至らず。職場ではPC Clusterが相変わらず汗顔計算を進めている。まったくこの暑いのに頑張っているよのう(誰のせいじゃ)。

 青木雄二死去(毎日新聞)。まだ50代である。

 査読の仕事が舞い込み,3ヶ月ほったらかしの査読があるにもかかわらず引き受けてしまう。あっ,Mさん,あなたの論文じゃありません。
 しかし面倒なことに,むかーしの文献を漁らねばいけないらしい。来週,札幌へ向かう時に,大師匠にもお越し願って,○大で資料を漁ることにする。全く,こーゆー時に首都圏の大大学は頼りになる。感謝感謝。

 8月の怒濤の仕事ラッシュが終わってようやっと散髪に行く余裕が出,仕事帰りに立ち寄ってさっぱりさっぱり。残暑もばっちり乗り切れる,と思ったのもつかの間,夕方以降は涼しくなりました。ちぇっ。

 おおっ,Phaseサーバのリンクページが更新されている・・・うげ,いつの間にわしのBNCpackは線型計算に分類されていたんだろう・・・まあ贅沢を言ってはイケマセン。

Posted by tkouya at 09:47 PM

September 03, 2003

9/3(水) 掛川・?

 夕食を壱番館のカレーで手早く済ませて帰宅したら睡魔が襲ってきて,そのままバタンキュー。目が覚めたらまだ日が変わる前であった。仕方がないのでこうして日記を付けているという次第。
 それにしても昨日は暑かった。関東以西は秋雨前線を押し上げた蒸し暑い暖気の影響で残暑がきつく,静岡でも30度を優に超えた。

 そんな日に,実験講座で使用するために一旦ばらしたCS-PCCLUSTERを再度組み立てようと,PCの移動を敢行したものだから,暑いの何のって。黒い無地Tシャツを着ていたので,作業終了後にクーラーに当たって涼んでいたら汗が乾いて白い塩がふき出てきてしまった。

 と言う訳で,CS-PCCLUSTERのBefore/After。

cs-pccluster.png

 やっぱりPC Clusterはラックに収まっているべきものであるな。

 ちなみに,Test runの後,最初に繋いだ8port Repeater Hubは16portのSwitching Hubに変更された。並列DKA法でガンガン回していたら,数十分後に必ず一台のNIS/NFS接続が切れてしまうのである。MPIとNIS/NFSとを同じIP net上で使うというズボラなことをやっていた報いであろうか。で,取り替えて様子を見ているという次第である。

 PC Watchのソニー副社長のロングインタビュー。GridとCell computingの話が出てくる。まだ実験段階であるだけに抽象的な言い回しが多くなっているが,ビジネスとしてそーゆー話が出てくる時代になったのだな,と感慨深い。
 思えば,CPUが登場し,hippieが大型計算機のantiとしてのPersonal Computerを作り出し,downsizingが進み,アーキテクチャがPC/AT compatibleへと収斂していきつつ,Webをkiller applicationとしてThe Internetが全世界に普及して,IT革命を謳歌した途端にITバブルが弾けて今に至る訳だが,この間,高々30年足らずである。修士時代,混雑するS-810をちょろっと触っていた程度のわしが,並列分散処理を手かげることになるとは夢にも思わなかったが,それもこのような時代の変遷の影響を受けてのことである。
 以前,東大を定年退官されたI先生が講演の中で「一体いつになったら計算機の環境はfixするのか」と半ば呆れて慨嘆されていたが,わしはそれを聞いて,あの元気なI先生に「老い」の影を見ると共に,「変化する環境と共にあるのが『応用』的学問じゃないのか」と,少し反発する気持ちを持ったのである。

Posted by tkouya at 02:37 AM

September 01, 2003

9/1(月) 掛川・曇

 何だか蒸し暑くて目が覚めてしまった。9月に入ったというのに,残暑は根強く残っているようである。
 今日は防災の日。駿河湾で大地震が発生,という想定で防災訓練が行われるようだ。全く当事者としては胃に良くない設定である。緊急時連絡カードなるものも常時携帯するように配布されており,わしがどっかで何かの下敷きになったりしていなければ,いざその時には職場に駆けつけ,カードに書いてある連絡先に電話をし,生存が確認できるようにしておかねばいけないらしい。自身はもういつきてもおかしくない状況だそうだが,具体的な日時の予測は難しいから,全く待たされる方はもどかしい。早く来ないかな(違う?)。

 今日は雑用に追われる一日であった。午後からは企業の方が来訪されて,研究話。SCOの訴訟があってから,Linuxがらみのビジネスからは一端手を引いたということであった。それなりに効果はある訳ね。ヤクザのミカジメ料みたいなもんを請求しているらしいが,はてさて判決はいかばかりか。

 注文していた"Revolution OS"が届いたので,作業をしながら流してみる。音楽のセンスがイイし,インタビューしている人選もナイスである。詳細はちゃんと見てからここに書くことにしよう。
 で,それを見つつ思いついたのだ。Open Sourceのビジネスってのは技術的には高いレベルを要求されるのだなあってね。
 結城浩さんが書かれた固有IDのシンプルシナリオ流に単純化して,例を示してみる。

(1) 企業Aはプログラマaにあるシステムを発注する。
(2) プログラマaは,Open Sourceのパッケージαにコードを付け加えて改良し,パッケージα'として完成させて,企業Aに納品する。
(3) プログラマaはパッケージα'をOpen Source Communityにて公開する。
(4) Open Source Communityから別のプログラマbがパッケージα'を入手する。
(5) プログラマbは「私はプログラマbより安い費用でパッケージα'をメンテナンスできる」と,企業Aに自らを売り込む。

 まあ実際には人が作ったものをその人以上に理解して改良できるかと言えば難しいことが多いだろうし,そんなズーズーしいことを平気で実行できる厚顔無恥な輩は少ないだろうから,(5)のようなことはあまりないと言える。んでも

(5)' パッケージα'をサポートしてくれるプログラマを捜している企業Bが,ツテを辿ってプログラマbに依頼する。

もしくは

(5)'’ プログラマBが,パッケージα'をサポートできる旨,それを求めていた企業Bに自らを売り込む。

ことは枚挙に暇がないし,そーゆー繋がりを通じて,Open Sourceが広がったという側面は見逃せない。
 ソースが公開されているってことは,それをサポートする上で,言い逃れが出来ないってことにもなる。勿論土台となるパッケージの出来が悪ければ改良にも限界はあるが,そうでなければ,不具合が直せないのはソースを読み解く力がないか,サボっているためにそれを回避する手段を見いだしていない,ということになる。しかも,ユーザ数は多いから,モタモタしていては自分以外の人間がさらなる改良を施してしまう可能性が高い。Proprietaryであれば,バイナリだけをユーザに渡し,自分の能力の及ぶ限りにおいて,差分パッチをリリースしていけばいい。勿論,あまりにヒドイ不具合があればそのうちライバルが出現して来る可能性は出てくるけど。
 してみれば,Open Sourceのビジネスモデルでは,技術スキルが不可欠要素となり,言い訳の効かない世界であると言える。うーん・・・。

Posted by tkouya at 11:36 PM

August 31, 2003

8/31(日) 掛川・?

 疲れが出たのか,一日中,自宅でぼーっとして過ごす。「凡宰伝」を読んだ以外は,知的活動を全く行わず,洗濯したり自炊したりと生活臭漂う行動で時間を潰す。ちぇーっ,今日で一気に紀要原稿を上げる予定だったのに。ま,時間を取ってボチボチ仕上げましょう。
 さーって,今週はFIT2003用の資料作りと,査読論文のデータ作成に邁進するぞー。暫く論文書いてなかったからなあ,ここで一気に二本目が掲載されれば,昨年,本年と二年分の空白を埋めることが出来る。昔,「年に一本はコンスタントに査読論文が出来ないとねぇ」とY博士に言われたことがずーっと頭の隅に引っかかっていて,それが自分の仕事量の目標になっているのである。で,この目標が達成できていないと,どーにも気持ちが悪いのである。その状態がここ二年ほど続いていたから,鬱積するものがあって今一気に解消しようとしているのである。・・・ま,掲載されるかどーかはワカランけどね,まずは書かないと話にならない。頑張りまっしょう。

 本日で8月も終わり。今年の夏はどこへ行ってしまったのか。外からは鈴虫の声が聞こえてくる。

Posted by tkouya at 09:30 PM

August 30, 2003

8/30(土) 掛川->東京->掛川

 朝方は寒くて目が覚めた。扇風機を付けっぱなしにしていたためである。もう秋の風が吹いているのを忘れて油断してしまった。

 いつも通り,八重洲ブックセンター本店と書泉ブックタワーを回って福澤さんが一名行方知れずとなり,捜索むなしく諦めて泣きながら大師匠を訪ね,慰めてもらう。

 用事が済んで,大師匠と一緒に喫茶店に入ったら,一つテーブルを置いて座っていた老夫婦が口げんかをしているところであった。ダンナの方は90歳を越えているようで,こちらも80は優に超えていると思われるツマが,自分の留守中に勝手に銀座に出かけたことを口汚く非難していた。ダンナを「ボケジジイ」呼ばわりするツマも大したものだが,それを黙って聞いていないダンナの反論も素晴らしく,最後はツマからハンドバックでぶったたかれていた。こういう商店街の喫茶店という公の場でぶつかり合う夫婦はDVとは無縁である。
 DVとは,加害者が精神的もしくは肉体的にものすごく優位にあることが原因で被害者が一方的に痛めつけられる現象を指す。加害者の外面が完璧で,被害者も自らの醜態を人前に晒すことを厭うようなら,それが表沙汰にならないことも多いだろう。全く陰険極まりないことであるが,バブル期に朝シャンなるオシャレ信仰が蔓延して以来,「見栄えの良さ」を至上命題とする風潮が一般的になったことで,必要以上に家庭内のみっともなさを隠すようになってしまったことも影響しているのではないか。
 公務員も教師も建前上,誰よりも身綺麗であることが世間的に要求される商売であるが,それ故に自らのみっともなさをさらけ出せなくなっているように見える。そこを,クビにならない程度にうまく小出しにすることは,自分の精神を正常に保つ上でも,公にサービスする上でも必要なことであり,とんでもない不祥事を起こしたりするのはそこがうまくいっていないのが原因ではないか。
 この夫婦がどうなるのかと観察していたら,ツマが5分ほどダンナを置いて買い物に出かけた。で,戻ってきたツマがダンナのために買ってきたものを見せた途端に仲の良い夫婦になってしまい,ダンナは妻の手を握らんばかりにしてありがとうを連発していた。その感情の起伏の激しさに,わたしゃ,やけに乳臭いカフェオレをすすりつつ,内心拍手を送っていたのであります。

 帰りの新幹線では小谷野敦大先生の単行本を貪り読んでいた。いつもながらのコヤノ節は,やっぱり新書の薄さでは発揮しづらいのかしらん?

Posted by tkouya at 11:19 PM

August 29, 2003

8/29(金) 恵那->掛川・晴

 ワークショップ二日目になって,少しは晩夏らしくなってきた。マジメに勉強し,帰りは岩村城趾を見学して帰宅。

 帰宅途中に職場によって,runさせていた結果を見る。よしよし。ちゃんと出ている。安心安心・・・と思っていたら,clusterのうち一台が止まっていた。電源がダメになってしまったようなので,切り離して,もっとでかい次数の問題をrunして帰宅。ガンバりゃなんとかなりそうね。

 疲れたので今日はこのぐらい。明日は東京なんだよぉ~。

Posted by tkouya at 11:43 PM

August 28, 2003

8/28(木) 掛川->恵那・曇

 今日から明日まで一泊二日のワークショップ参加である。ここんとこ,夏休みというのは純粋に学生さん達のためにのみ存在しており,教師の方はやれOpen Campusだの実験講座だの集中実習だの研究だの(これが一番後回しになるのが情けない)と,講義と違って変則的なスケジュールでありながら忙しい期間になっている。つーか,逆にこの時期に暇こいているってのは問題教師と言われても仕方ない。
 んで,昨日はどーでもいい用件と突発的なDLP Projector故障の対処に追われて,ワークショップの準備が終了したのは午後11時過ぎ。しかも,楽勝かと思われたDKA法のベンチマークテストが,予想以上に手強い問題であることが判明し,中途半端に終わってしまった。某先生の論文にある,多倍長計算が不可欠な高次代数方程式なのだが,初期値を解の近傍ギリギリに設定しておかないと,反復回数が滅茶苦茶増えてしまうのである。収束はするようなので,時間さえかければ何とかなるようだが,さすがに一日では無理であった。で,256次まででtime up。512次は帰り際に走らせてきたので,明日には終了している筈。来週中には記録更新を目指して4096次を越えねば。

 では行ってきます。

Posted by tkouya at 07:40 AM

August 27, 2003

8/27(水) 掛川・?

 余り早い時間に寝ると,このように丑三つ時に目が覚めてしまうのであった。時間がもったいないと,こーゆーものを書いてしまうのは正に貧乏性なのであるな。

 国公立大学の入試は全科目を網羅的に課すものになりそうだという記事(朝日新聞)。良いことではあるが,「学力低下論争」を受けての右習え的対応ってのは日本的だなあとは感じる。
 昨日の高校生向け実験講座を担当して,つくづく,小中高でのComputer literacy教育の成果を思い知らされた。勿論,家庭でも普通にPCを使い,普段も携帯で連絡を取り合っている,という状況も手伝ってはいるだろうが,Windows likeのGUIの基本操作とワープロ程度のアプリ,BrowserやMUAはもう当たり前に使いこなしてくれる。ご高齢の方の入門講座を担当した経験からすれば,もう楽チンで仕方がない。若いって素晴らしいよな。数年前(今もか?)に,「インターネット時代のなんちゃら」ってタイトルの学術系入門書が流行ったが,もうすっかり日本の若年層にはThe Internetは定着しているのであった。どの程度意識しているかは不明であるけれど。
 学力低下が事実であることは既に立証済みであるが,この論争において明らかになったことの一つに,問題としている「学力」があくまで従来型のものである,ということが挙げられる。この議論が数学者グループの問題提起から始まったこともあって,特に数学における計算力低下が著しいことが指摘されているが,んなもん,わしなんぞとっくにダメになっている。大学生になってまで九九の暗唱をさせるような馬鹿な問題設定はさすがになくなったと思うが,MathematicaMuPADもあるんだし,今や電卓機能を持っていない携帯なぞ皆無だ。筆算能力が高いことは望ましいが,大学生になってまで,それにこだわるのもどんなもんか。
 それよか,如何に便利な数学ソフトを使いこなしてより高度な問題にチャレンジできるか,そっちをもっと重要視すべきではないか。そこを教えるノウハウが十分備わっておらず,唯々諾々と従来型の手計算ベースの講義を続ける「言い訳」として「学力低下」論者となっている者が,少なからずいるのではないか? どーも,そーゆーふーにやぶにらみしたくなるんだよなあ。
 「学力低下」に疑義を呈する人の代表的な意見として,ユビキタスにコンピュータが存在している状況下において必要は「学力」とは何か?それが変化しているが故の「学力低下」なのではないか,というものがある。手計算能力や漢字の書き取り能力ってのはその最たるものである。んなものは低下しても構わないから,今,手元にあるコンピュータでもThe Internetでも何でもイイから全部使いこなした上で,何をどう使いこなして何が出来るのか,それを見極められるのがこれから本当に必要な「学力」である。
 そしてそれを教えることは極めて難しい。・・・と,なーんだ,まだまだ教師のやることっていっぱいあるじゃない。頑張んなきゃ。

 で,関連で思い出したのだが,Mathematica 5が出たんですな。しかし,”Newly Released Mathematica 5 Outperforms Dedicated Numerical Systems"・・・ねぇ。数値計算屋としてはとっても食指をそそられない文句ですな。LAPACKATLASなら,ネイティブに呼び出した方がよっぽどマシ。MathematicaのUIはさすがに金がかかっているだけあって大したものだが,本質的なアルゴリズムの改良に繋がっていないソフトに,貴重なおゼゼを払う気にはなれませんなぁ。
 それに,教育機関への値引率の高いことには驚く。それだけ,単体では売れていないのかなあ・・・とやぶにらみ。

Posted by tkouya at 03:37 AM

August 26, 2003

8/26(火) 掛川・曇

 うーふふふふふふふ。あー終わったー,やー終わったー,もー終わったー。夏休みの高校生向け実験講座2連チャン,終了でございます。出来? 聞かないでくれ。
 疲れたので今日は寝ます。明日はワークショップの準備ぃ~,ドキュメントかかなきゃー,MPIBNCのuploadが出来るか?

 寝ます。

Posted by tkouya at 08:51 PM

August 24, 2003

8/24(日) 掛川・晴

 お盆明けになってようやっと夏らしさが少々戻ってきた。しかしこれは「残暑」という奴で,秋に入る準備も同時に始まってしまっている。外から聞こえてくる蝉の声が染みいるヒグラシのものに変わってきたのもその現れである。そうなると,夏本番の出番を待っていたアブラゼミは,雌に存在を誇示する機会もなくむなしく短い一生を終えるしかない。数年先はセミの少ない静かな夏を迎えることになるのかしらん?

 実験講座で使用するサーバの設定を行う。それはあっさり終わったのだが,○○な○○○へ,いちいち○○○する必要があって憂鬱。まあしゃーない。ここは一つオトナの対応をすることにする。丸くなった私。

 今週末には小規模ワークショップがあり,それの発表準備をしなければならないのだが,実験講座修了後一日でなんとかでっち上げる必要がある。どこまで出来るかなあと思案中。・・・思案している暇があったらちったぁ進めろや>をれ

 OpenOffice 1.1RC3をインストールしてみる。おおっ,PDFファイルがちゃんと出来るのには感心。日本語フォント周りもまともになっている。正式版が出たら,わしのデフォルトOffice環境として採用することにしよう。SUNには頭が上がらないが,わざわざ開発費のかかっているソフトをOpenかつFreeにしてくれたのは,Miscroftという巨人あってのこと。PCの普及と性能向上もWintelがあってのことである。今のこの環境を提供してくれたProprietary softwareを作り続けている会社も含めて,みなさんに感謝感謝。嫌み抜きでそう思う。

 しかし,GoogleのCache更新の頻繁さはいかばかりか。このWeblogもあっという間に更新されていてちと面はゆいぞ。

Posted by tkouya at 07:03 PM

August 22, 2003

8/22(金) 掛川・曇後晴

 曇天。予報によれば今日は久々に晴れ,真夏日となるはずだったのだが,大はずれか? まあ,実習講座があるから涼しいに越したことはないのだが。
 と思ったら,日中はカラリと晴れ上がり,久々の真夏日。

 昨日,日記をupdateしようとしたら入れず。どうやらWebArena Suite2のサーバがダウンしたようである。ここんとこ,立て続けにソフトウェア異常によるダウンが発生しているようで,ユーザとしては心配。まだ安定していないのかなあ。どーゆー機械を使っているのかしらん?

 BNCpackを整理して,MPI版(倍精度と多倍長のみサポート)を別パッケージにまとめ直す。ファイル名の変更やらHeaderファイルの記述やらと細々したことをきちんとしておかないと,後々整合性が取れなくなるので慎重に行う。まだコメントだらけの汚いソースだが,まあ動いているからイイか。FIT2003前にドキュメントを書かなきゃいけないなあ。作ったのは今年の4月頃だが,もう何をやっているのか忘れかけている。ドキュメントは自分のために必要なのである。

 さーて,実験講座,がんばりましょー。

 講座終了しました。受講生の方々,引率の先生方,お手伝い頂いたK先生,O君,どうもご苦労様でした。でも一番頑張ったのは私(ぉい)。
 MuPAD LightとOpenOfficeの悪評判を広げただけに終わったかも知れないが,それは私のせいではない。教材はそのうちuploadする予定。乞うご期待(誰がするのか)。

 さーて,次週火曜日にもう一件,高校生向け実験講座があるのでもうひと頑張りしなきゃ。今度はLANの設定とWeblogサイトを構築するお勉強を6時間でやる予定。無事終わるのか? いやそれよりも,その実験環境を準備できるのか? 明日明後日が勝負である。

 このサーバがダウンするまでえらく頻繁にTop pageへのアクセスがあったが,今日は殆どなし。やっぱりBlasterだったのかな?

 と言う訳で,今日は早めに寝ます。

Posted by tkouya at 07:03 PM

August 21, 2003

8/21(木) 掛川・晴

 久々に太陽が雲の間から覗いており,薄日が差している。今日は30度を超えそうだという予報が出ている。

 今日と明日,二日間に渡って高校生向け実験講座を担当する。その準備として,OpenOffice Writeを使い倒してみた。数式作成機能(OpenOffice Math)を多用した資料を作成したのである。
 確かに細かい使い勝手はWordに比べてひどく落ちる。デフォルトのフォントの指定は欧文中心で,Windows 2000環境では文字が化けまくるし,日本語の文字間隔が狭すぎたり,作業中はかなりイライラさせられた。また,Windows版は,multiuser環境の対応がうまくいっていないようで,結局,ユーザ毎にインストールをしまくって強引に解決してしまった。
 しかし,さすが天下のSUNが作ったというだけあって,30ページを越える文書を作っている間に,プログラムが落ちてしまうとかファイルがまともにセーブできないと言った致命的なことは起きず,大枠の作りはしっかりしているとも感じた。数式作成機能はTeXっぽくコマンドを打ち込んでいく形式であるが,これも慣れれば感覚的には分かりやすい。
 Word互換機能が強調されるあまり,「Wordファイルが読めるというだけで,仕事では使えないやい」という人も多いだろうが,ワープロとしては比較的にまともな方だと感じた。次の1.1とlocalize版に期待・・・するだけのタコユーザでございます。はい。

 さーて今日もお仕事頑張りましょう。

Posted by tkouya at 07:06 AM

August 18, 2003

8/18(月) 曇・掛川

 曇天だがちょっと蒸す。6月下旬の天候である。蝉がうるさい。さー仕事だ仕事だ。さっさと飯食って出勤しようっと。

 今日はまず職場のPC静音化計画を発動し,メインマシンをP4に変更,今までのP3マシンは予備として電源は切っておくことにする。電源ファンはどーゆーワケか,350WのP4用の方が,P3用の250W電源よりも静かなのであった。

 学生さんに質問を受け,ほったらかしになっていたWindows NT4マシンのupdateを行う。IE5までしか入っていない,すっぴんのNTであったため,Windows Updateが出来ず,高度暗号化パッケージをインストールしてあるために,標準のSP6aも実行が出来ない。
 さんざんうろうろしたあげく,Microsoftのサイトにあった,最古のSPであるSP3を当ててみると,無事インストールでき,高度暗号化も無効になる。これでよーやくSP6aがインストールできた。しかしこの後,更にWindows Updateも実行しておかねばならない。さてその先はどーやるやら,あとは知らない。

 高校生向け実験講座の教材に着手する。OpenOfficeとMuPADの連携プレーを行う予定だが,うまくいくかなあ。心配。

 本日だけでトップページのカウンタが200近くも上がる。お盆休みが終わったことを実感すると同時に,普通の人は自宅に帰ってからWebを漁ったりしないことを思い知る。

 Googleに式パーサ機能が追加される。例えばsin(pi * 0.99999)なんていう芸当が出来るわけだ。・・・何に使うんだろうか? しかも結果はIEEE754倍精度臭いし,わしの"Try MPFR"の方が精度がいいもん(威張るほどのものか?)。物理定数や単位コンバージョン機能はないけどな。

 寝ます。

Posted by tkouya at 11:50 PM

August 17, 2003

8/17(日) 掛川・曇

 あまりにも早くに寝過ぎたために,丑三つ時に目が覚め,これを書いている。天気はまだ不明。

 今日で長かった休みもおしまいであるが,結局仕事らしい仕事は何もしなかった。が,のんべんだらりと過ごした訳でもなく,そこそこ体の調子は維持できているし,本もそれなりに読めた。40点(100点満点)ということころか。

 この日記,明日からはいつも通り,「書ける時に書き,書けない時には書かない」といういつもの調子に戻る。これから暫くは忙しい日々が続くが,その分,日記はもっと長くなったりして(笑)。

 起きました。久々に蝉の声が響く。ラストチャンスかもしれないからねぇ。涼しい曇天であるが,せめてバックグラウンドミュージックぐらいは夏らしくありたい。

 どわーっ,このWeblogにloginするためのPasswordを不用意に変更してしまったぁ~。・・・いや,Reminder機能を確認しようと実行したのだ。んが,Movable Typeは,その際,強制的に以前のpasswordは変更してしまうのである。それを知らずに実行したからさあ大変。しかも,それはメールで知らせてくれることになっているが,その設定も全くしていなかったのだ。つまり,Passwordは変更され,それを知る手段はない,という状態になったのである。
 どーしよーかな,またデータベースを作り直せばいいのかなあ,と思案したが,結局,たかがPerlのCGIであるから,ソースに手を入れて(省略)することで難なく変更後のPasswordをgetできたのであった。Open Source万歳! で,これを書いている訳である。
 改めてソースを見たが,見事にObject Orientedな構成になっていた。良くできているなあ,と感心する。また,ついでに各種データベースもbinary editorで覗いてみたが,一応passwordやIDは暗号化されているようであった。これにも感心(当たり前か)。良くできたシステムですな。PerlでCGIするなら,このソースを読んで勉強するといいよね。自分ではやる気になりませんが。何せ,C only野郎ですので。

 あ,山下達郎の番組が始まった。・・・終わりました。来週は納涼夫婦放談かあ。この気候では納涼の必要はないな。

 大学生になって一人暮らしを始める際に,親に買ってもらった炊飯ジャーをいまだに使い続けている。壊れるもんじゃないし,そもそもそんなに使っていないからだろう。
 その内蓋の写真↓。単にファイルアップロード機能の確認なんだけど。

innerpot.jpg

 カナダと合衆国東海岸で起こった広域停電について,TBSの「報道特集」が報じていた。電中研の人がコメンテータとして出演していたが,彼によれば,発電所の出力に余裕がない状態で運転しているところに,mesh構造の複雑な電力網内で発電所が相互に補う体制になっていることが複合的に重なって起きたものだという。
 そうしてみると,The Internetなんてかなりワケワカで,全世界規模の恐ろしく面倒なmeshである。それでも何とかうまくやっているのは,TCPの輻輳制御機能のおかげだろう。末端のHost同士で,途中回線の輻輳に応じた流量調整を行っているおかげで,衛星回線からTerabit級の回線を含む広大なmeshが維持できている。まあこれはHostがコンピュータという高性能な制御機械だから出来る芸当なんだけど。
 Gridがらみで,このTCPの輻輳制御を改良して,一定以上の帯域を維持できるようにしたいという研究が幾つか見られる。んが,これってQoSの仕事じゃないのかなあとも思うのだが,どーなんでしょうね。多数が共有する幹線部分で野放図に帯域を取りまくられても,迷惑するユーザが増えるだけだ。「帯域ほしけりゃ金払え」というのが一番シンプルで分かりやすい解決策。回線容量がだぶつき気味の今なら兎も角,キチキチに使われ出すようになれば,最終的には札ビラ切る以外の解決策はなくなる。というか,そうしてもらわないと,一般ユーザが迷惑を被ることになりかねない。

 さーて,明日から仕事である。頑張るぞー。

Posted by tkouya at 06:54 PM

August 16, 2003

8/16(土) 掛川-> 東京 -> 掛川

 土砂降り続く。東海道線は箱根を越える辺りで運転を見合わせているようだし,新幹線も徐行運転を余儀なくされているようだ。さーて,これから東京なんだけど,大丈夫かなあ・・・折角弁当も作ったし,まずは駅まで行って,大丈夫そうならそのまま出かけてしまおう。
 んでは。

 で,帰ってきました。日帰り旅行。帰りのひかり165号は,Uターンラッシュにも関わらずガラガラで,わざわざ指定席を買う必要もなかったぐらい。
 静岡で下車して後続のこだまに乗り換えて掛川には無事着いたが,先を行く列車に故障が発生したとかで,掛川にて足止めとなってた。東海道本線はあっちこっちで大雨のために運転見合わせ区間が発生し,駅の発車時刻案内板は「整備中」の3文字のみをむなしく照らし出すばかり。家族連れの方々がごった返す乗り換え口を横目にすんなり自宅にたどり着いちゃってすいません。

 神保町三省堂本店にて購入した「<癒し>のナショナリズム」を貪り読みつつある。これは面白い本である。武田徹さんが褒めていたので気にはなっていたが,きっと難しげな内容なんだろうなという先入観があって,注文してまで読もうという気分にはならなかったのだ。今回も,「戦争論3」のすぐ横に平積みになっていなければ見逃していたに違いない。店員さんの術中にまんまと填った間抜けな私。今日中に読んじゃおうかな。

 外はまだまだ止みそうもない雨が続いている。どーなることやら。

 おお,GoogleのCache更新。メディアレビューこのWeblogも更新されていた。何があったGoogle。こんなに素早く更新しちゃって,さすがにYahooやらGooやらから「てめぇんとこのデータ更新がとろすぎらぁ,なんとかせぇやすっとこどっこい」と言われたのが応えたのか。兎も角,改善されたのは結構である。願わくばこの素早さが今後とも維持されますように。

Posted by tkouya at 07:01 AM

August 15, 2003

8/15(金) 雨

 今は,丑三つ時を過ぎた朝の4時である。激しい雨音に目が覚める。夕べは久しぶりに掛け布団を引っ張り出してかぶっていたが,さすがに暑かったと見えて,完全にけっ飛ばし,タオルケット(和製英語)一枚になっていた。幸い風邪はひいていないが,着衣に気を付けていないとダメだな。明日は東京だというのに。
 で,まだ寝たりないので二度寝する。

 起きました。ただいま午前8時。土砂降りはまだ続いており,日中だというのに室内では電灯の明かりが必要なほど暗い。涼しいのは良いけど,明日には止んで欲しい。

 Blaster wormについての報道が増えた。Microsoftも特集ページを作ったようだし,OCNからもお知らせが来るし,IPAも情報ページをupした。
 しかしこのwormは,報道を聞いている限り,かなりタチがよい。RPCを通じて相手にとりつくという感染力はイヤらしいが,とりついたマシンをshutdownさせるなんていう極めて分かりやすい行動を起こしてくれる。まるで節電を呼びかけるデン子ちゃんである。WormやVirusは便利なツールではないか,という発言が昔あったが,それを思い出してしまった。
 ちょうど日本ではお盆休みに入ったところなので,企業での対処は来週月曜日以降に本格化すると思われる。Windows Updateサイトがパンクしなければいいが。

 カナダと合衆国の東海岸で大停電とのニュース(読売新聞)。変電所に雷が落ちたとも,送電線に過負荷がかかったせいだとも報道されているが,詳しい原因追及はこれからだろう。ワイドショーあたりでは「電気に依存した現代社会の弱点が露呈した」というありきたりのコメントが聞こえてきそうである。よいタイミングでBlaster wormは流行った・・・と言いたいところであるが,PCが通電されていなければ感染する可能性もゼロである。

 久々にAll the Webを訪問したら,日本語検索がまともになっていたので使ってみる。1 siteにまとまっているWebページをそれぞれ一項目として表示するため,Googleに比べてやたらに項目数が多くなるのが欠点。これではPageRank(と呼んでいるのかどうか不明)トップの情報ばかりが検索結果を埋め尽くしてしまい,網羅的に探そうという目的には向かない。
 しかし,Googleと比較が出来るのはありがたいので,これからも頑張って欲しいなあ。

 土砂降り止まず。高校野球も中止かな。・・・と思っていたら,関西地方の雨は上がったようで,午前11時から3試合が行われるようである。

 今日も一日クーラーいらず。さてぼちぼち運動しに行くか。

 どわーっ,O'Reillyからもう「Google Hacks」の翻訳が出ちゃうんだぁ。後期のゼミのネタ本にしようかと思っていたのに,これでは台無し。どうしようかなあ,代わりもないし,英文読解は諦めて,文字通り,GoogleのHack実習とするか。ちえっ。

Posted by tkouya at 04:19 AM

August 14, 2003

8/14(木) 掛川・曇後雨

 もう書き飽きるぐらいの曇天。涼し過ぎて,昨日はあれほどうるさかった蝉の声も全く聞こえない。全滅したか? このシチュエーション,まるで「沈黙の春」である。

 本日の日記は,まずMovable Typeを使ってWeblogにしてから,従来のページにCopy & Paste してアップする,という形態を取っている。昨夜,集中してCSSとindex.htmlを修正しまくったので,可読性は上がったと思う。
 が,編集画面が良くないんだこれが。何せ,単なるTextareaであるから,編集機能はお世辞にも良いとは言えない。また,編集画面用のCSSのせいだろうけど,Fontがやたらに小さい。そりゃあさぁ,Alphabetの簡単な字形しか使わない文化圏ならこれで事足りるんだろうけど,こちとら漢字満載の中国文化圏だぜぇ。ほら,「圏」の文字が正しいかどうか,もう判断できなくなっちまった。「園」と区別がつかないっつーの! そろそろ老眼入り始めの年寄りには辛いぞこれは。また修正箇所が増えちまうなあ。

 というわけで修正しました。font-sizeを11px->13pxへ。まだ小さいよな。14pxにして・・・お,これならおっけ。

 ついでに,Google APIも使えるようにする。試しに,数値計算関係の言葉で検索をかけた結果を左に示しておく。なかなか便利である。

 もう昼飯の時間だというのに,クーラーいらずの気温。さーていっちょ腹ごなしの運動をしてくるかぁ。

 exCampus.orgというサイトを知る。そーいや本が出ていたような。良くできたシステムのようで,中核部分はフリーなもので固めている。うーん,しかしこれをちゃんと運用させようとすると,教材を蓄積させるまでが一苦労だ。少なくとも一度は全講義を通しで行い,それをStreaming Serverに貯めておかなければ,コンテンツとしては中途半端なものになる。
 カリキュラムが数年単位で変更されるご時世であるから,現在は開講していないものをreferenceとして貯めておくだけでも役に立ちそうである。むー,時間があれば取り組んでみたいなあ。

Posted by tkouya at 07:05 AM

August 13, 2003

8/13(水) 掛川・曇

 丑三つ時に起き出してこれを書いている。天気は・・・まだ分からず。
 朝7時,再度起床。やけくそのように蝉が鳴いているが,曇天。

 Intelは予定通りPrescott core CPUを本年度10月以降に投入してくるようである,という後藤さんの記事(PC Watch)。うーん,Celeron系列がFSB 533MHzに底上げされるとなると,恐らくはNew P4投入時に投げ売り状態になるであろう現FSB533 P4を購入するという手もありになるな。現に,今年使ってきたPC ClusterはP3 + CeleronというHeteroっぽい構成であるが,最初に購入したP3に,後から安売りしていたCeleronマシンを追加して出来上がったものである。Clock数は同じにしてあるから,まあ旧世代P3をCeleronとして購入したってことになる。これと同じ芸当が,どうやら来年ぐらいまでは可能になるようだ。

 しかし,Desktop CPUのloadmapを見ると,同時にPrescott coreのCeleronも登場してくるようだから,長く使う(5年程度)ことを考えれば,最低でもNorthwood core + HTのP4は必要だよなあ。PCI Expressなんてどーでもいいんだし。
 どのみち,Prescott 初登場となる10月が一つのTurning pointとなる。CPU価格調査をまめにチェックせねば。

 高知工科大学(ここまで来たらもう名前を明かしてもいいやね)からのワケワカアクセス,日付が変わってからぱったりと止む。むー,何だったんだろう。・・・と思ったら大学のWebサーバ自体が反応しなくなっている。止まった原因はこれか?

 そーいや,Hairer & WannerがHenrici Prizeを受賞というニュースがあったな(NA Digest)。今まで貰ってなかったのが不思議。これでSpringerが「Henrici賞受賞!」と見出しを出して彼等の翻訳本をバンバン宣伝してくれればと願いたいが,Henriciの日本での知名度が低すぎてダメかしらね?

 ボチボチ仕事環境はNote PCに一本化しようかと思案中。前の職場ではThink PAD 535(B5 Subnote)を愛用していたが,バッテリがショボイのと,Desktopに比べてCPU ClockやHDD容量が少ないので,静岡に来てからは職場と自宅でそれぞれDesktopマシンを使うようになっていた。
 しかし,昨年,学生用マシンだった東芝のDynabookを購入して使ってみると,そのどちらも改善されているばかりか,液晶も格段に見やすくなっている。Desktopマシンのファンの音が気になりだしたこともあり,メインで使うマシンはNote PCでいいか,その方が机もすっきりするし,仕事用のファイルを入れたまんま持ち運びも出来るし,と思い始めたのである。今のDesktop環境はそのままにして,ファイルサーバとして壊れるまで利用すれば良いのである。
 とはいえ,最近はやりのテカテカガラスを使ったものは好きになれないし,久々にStick pointに戻りたいこともあるし,何よりHotspotを利用したいと思い始めた上に,今回出かけたSWoPP2003では無線LAN環境が整えられていて,有線でしか利用できないDynabookで悔しい思いをしたのである。小金(大金でないところがミジメ)もあるし,いっちょ,あの輪島塗を彷彿とさせる黒い筐体に戻ってみるかなあ,と現実逃避がてら,IBMのショッピングページを漁る。
 うーむ,GbEは時代の趨勢だから外す訳にはいかないし,Centrinoマークは自慢するために不可欠,メモリは当然1GB以上で,時代はもうXP Proだよなあ,A4サイズなんてどでかいマシンは持ち歩きには不便・・・等と,望みのスペックを並べていくと,そこに到達するには最低でも25万以上かかるようだ。どうしようかなあ・・・と悩んでいる時間が一番楽しいからこれでいいのだ。次のボーナス時までこの楽しさを味わうことにしよう。・・・しまった,今年は車検だった(泣)。

 毎年恒例,お盆の帰省ラッシュが始まったようだが,わしは無関係。一人パコパコdisplayに向かうのみ。オトナの日常ってのはこんなもんさ。

 Weblogを導入してみた。まだお仕着せのCSSを使っており,しかも欧米系のものだからイマイチ。しかし,これは楽チンですな。書き直しも楽だし。
 月末までそのまま使ってみて,大丈夫なようならそのまま公開しようっと。

 今日はは随分と涼しい。夕方になってからは,居間のクーラーを止めてしまった。過ごしやすくて良いが,雨までぱらついてくるこたぁないじゃないか。

Posted by tkouya at 11:43 AM